JP2008311830A - 経路計算方法、装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】より低消費電力でトラヒックを転送することのできる経路を選択する。
【解決手段】情報管理部22が、DVS機能を備える複数の転送装置のそれぞれから、設定された処理速度でのトラヒック処理に伴って消費される第1の消費電力量と、設定された転送速度でのトラヒック転送に伴って消費される第2の消費電力量とを取得し、経路計算部21が、リンクにより相互に接続された転送装置間で、一方の転送装置から他方の転送装置に向かう経路のコストを、一方の転送装置における第2の消費電力量と他方の装置における第1の消費電力量の和で定義して、起点となる転送装置と終点となる転送装置の間に設定される経路をコストに基づいて決定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ルータに代表される複数の転送装置がリンクを通じて相互に接続されるネットワークにおけるデータの転送経路を計算する経路計算方法に関する。
データ通信において、データパケットを宛先に送り届けるための装置として、ルータに代表される転送装置がある。複数の転送装置がリンクで相互に接続されるネットワークにおいて、転送装置は、到着したパケットをその宛先に応じて転送する作業を行う。
動画データなどの大容量トラヒックの増加や、ネットワークを利用するアプリケーション数の増加により、転送装置で処理するパケット量も増加する傾向にある。パケット量の増加に伴い、転送装置の処理能力を向上させて転送速度を増加させる必要がある。しかし、転送装置で消費される電力は、転送装置を構成する半導体部品の特性により処理性能の乗数倍に比例して増加するため、転送装置の処理能力を向上させると消費電力量が増加するというデメリットがある。このため、転送装置の消費電力を制御する技術の重要性が高まっている。
消費電力の制御技術として、負荷に応じて動作クロックを動的に変化させることで消費電力を削減する、DVS(動的電圧制御:Dynamic Voltage Scaling)と呼ばれる技術が知られている。このDVSを転送装置に適用して、処理するパケット量に応じて処理性能を動的に変更すれば、パケットの処理量が少ない場合に、パケットロスが発生しない程度に処理性能を低下させることができるので、低い消費電力でパケット処理およびパケットの転送を行うことができる。
また、1つのパケットを処理するのに必要な消費電力量はパケット数に依存し、パケット数が増加につれて、パケットあたりの消費電力量も増加する。したがって、パケットを特定の転送装置に集中して処理させるより、処理するパケット量を転送装置間で均等化する方が、消費電力量は小さくなる。
転送装置を通過するパケットを転送装置間で均等化する方法として、MPLS(Multi-Protocol Label Switching)のようにパケットの転送経路をパス単位で明示的に指定することができるトラヒックエンジニアリング(TE)を用いた転送技術が知られている。
以下に、このTEを用いて、消費電力量の増加を抑制するようなパケットの転送経路を決定する方法について説明する。
パケットの転送経路を決定するアルゴリズムには、ダイクストラやベルマンフォードに代表される最短経路計算アルゴリズム、プリムやクラスカルに代表される最小木計算アルゴリズム、およびKMBやKPP,DDMC(Destination Driven MultiCasting)に代表されるシュタイナー経路計算アルゴリズムがある。最小木計算アルゴリズムによれば、ネットワーク内の全装置を通る経路のうち、最もコストの小さい経路を計算することができる。シュタイナー経路計算アルゴリズムによれば、ネットワーク内の特定装置を通る経路のうち最もコストの小さい経路を計算することができる。
上記の各アルゴリズムを用いてパケットの転送経路を決定する場合は、ネットワークの転送装置やリンクに対して、対応するコストを割り振り、アルゴリズム毎に異なるポリシーに従って、コストを基にリンクと転送装置を経路の一部に組み入れていくことで、パスの転送経路を計算する。
上記のアルゴリズムによる経路計算に用いられるコストとして、非特許文献1に記載の方式では、転送装置の最大処理速度の逆数(固定値)が用いられている。また、非特許文献2に記載の方式では、転送装置やリンクを通過するトラヒック量が用いられている。
CISCO OSPF FAQ <http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/ service/tac/104/9-j.pdf> Q. Ma, and P. Steenkiste, "On Path Selection for Traffic with Bandwidth Guarantees," IEEE International Conference on Network Protocols, Oct. 1997
非特許文献1の方式では、経路を計算する際の転送装置のコストとして、転送装置の最大処理速度の逆数を用いる。この場合は、最大処理速度の大きい転送装置のコストが小さくなるため、そのような転送装置にトラヒックが集中し易いという特性を持つ。また、コストは固定値であり、トラヒックの状況に応じて変化することはない。転送装置の消費電力は、1パケットあたりの消費電力がトラヒック量に依存するので、ポリシーでパスを設定した場合、トラヒックが集中した転送装置の消費電力量が大きくなってしまう。
非特許文献2に記載の方式では、ホップ数、リンクの帯域、ならびに残余帯域の逆数をコストに使用する。この中で、ホップ数とリンクの帯域をコストに用いる方式では、ホップ数やリンクの帯域という固定的な値を使用するので、非特許文献1の方式と同様、特定の転送装置の消費電力量が増加する問題が生じる。
残余帯域の逆数をコストに用いる方式では、トラヒック量に応じてコストが変化するため、非特許文献1の方式における問題は生じない。しかし、この場合は、リンク帯域が大きくなるにつれて、残余帯域が大きくなるため、その逆数であるコストは小さくなる傾向がある。このことから、トラヒックは帯域の大きいリンクを通過し易くなることが予想される。消費電力はトラヒック量に依存するため、同じ残余帯域を持つリンクであっても、トラヒック量が異なると消費電力も異なる。よって、コストの小さいリンクを選択しても、そのリンクの帯域が大きな場合は、トラヒック量が多いために、消費電力も大きくなる。このように、選択するリンクの帯域の大きさによっては、必ずしも消費電力が小さくなるとは限らない。よって、消費電力に関する効果はそれほど期待できない。
本発明の目的は、DVS機能を備える複数の転送装置がリンクにより相互に接続されたネットワークにおいて、より低消費電力でトラヒックを転送することのできる経路を選択することが可能な経路計算方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の経路計算方法は、
トラヒックの処理速度および転送速度が処理すべきトラヒックの量に応じて動的に変更される複数の転送装置がリンクにより相互に接続されたネットワークの経路計算方法であって、
前記複数の転送装置のそれぞれから、設定された処理速度でのトラヒック処理に伴って消費される第1の消費電力量と、設定された転送速度でのトラヒック転送に伴って消費される第2の消費電力量とを取得し、
リンクにより相互に接続された転送装置間で、一方の転送装置から他方の転送装置に向かう経路のコストを、前記一方の転送装置における前記第2の消費電力量と前記他方の装置における前記第1の消費電力量の和で定義し、
起点となる転送装置から終点となる転送装置へ向かう経路において、複数の候補経路がある場合に、各候補経路について、前記起点から当該候補経路までの経路のコストを前記定義に基づいて計算し、前記複数の候補経路のうちからコストの最も小さい候補経路を選択して、前記起点から前記終点までの経路を決定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、転送装置の消費電力が小さくなるように経路の選択が行われるので、特定の転送装置の消費電力が高くなることを抑制することができ、より低消費電力でトラヒックを転送することができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の経路計算方法が適用されるネットワークモデルの概念図である。
図1を参照すると、複数台の転送装置10がリンクにより相互に接続されている。転送装置10は、処理するパケット量に応じて処理速度とパケット転送速度を動的に変更するDVS機能を備える。転送装置では、通過するパケットをロスなく処理/転送するため、一定の速度以上で、パケット処理およびパケット転送を行う必要がある。転送装置10は、通過するパケットをロスなく処理/転送することのできる最も遅い速度で動作する。このように動作速度を制限した場合、消費電力は、常に最高速度で動作する場合に比べて減少する。以下の説明において、通過するパケットをロスなく処理する最も遅い速度をロスなし処理速度と呼び、通過するパケットをロスなく転送する最も遅い速度をロスなし転送速度と呼ぶ。
転送装置10は、到着したパケットをロスなし処理速度で処理し、ロスなし転送速度でそのパケットをリンクへと転送する。この動作によって消費される電力は、ロスなし処理速度でパケットを処理する際に消費する消費電力と、ロスなし転送速度でパケットを転送する際に消費する消費電力の合計となる。以下の説明において、前者の消費電力を処理電力、後者の消費電力を転送電力と呼ぶ。
本発明の経路計算方法(経路計算アルゴリズム)では、図1に示したネットワークにおいて、新たに設定するパスに関する情報として、ネットワークのトポロジ、パスの起点、パスの終点、転送装置の消費電力値(実測値または推定可能な情報)が予め与えられる。消費電力値は、転送装置のロスなし処理速度およびロスなし転送速度から計算した推定値(処理電力、転送電力)であってもよく、また、転送装置を通過するトラヒック量から計算した推定値(処理電力、転送電力)であってもよい。
経路計算アルゴリズムは、上記のような情報に基づいてパス経路を計算する。経路計算では、ネットワーク内のリンクや転送装置に対して、経路への選らばれ易さを示すコストを割り振る。経路計算アルゴリズムは、このコストに基づいてリンクや転送装置を選択して計算結果に組み入れる。
経路計算アルゴリズムによるコスト計算では、リンクにより相互に接続された転送装置間で、一方の転送装置から他方の転送装置に向かう経路のコストを、一方の転送装置における転送電力量と他方の装置における処理電力量の和で定義する。この定義に基づいて、経路のコストを計算する。具体的には、経路計算アルゴリズムは、起点となる転送装置から終点となる転送装置へ向かう経路において、複数の候補経路がある場合に、各候補経路について、起点から当該候補経路までの経路のコストを上記定義に基づいて計算し、複数の候補経路のうちからコストの最も小さい候補経路を選択して、起点から終点までの経路を決定する。
図2に、本発明の経路計算方法が適用される経路計算装置の構成を示す。図2を参照すると、経路計算装置は、コンピュータがプログラムに従って動作する、サーバ等に代表されるコンピュータシステムであって、その主要部は、経路計算部21、情報管理部22および外部インタフェース23からなる。外部インタフェース23は、ネットワークを構成する各転送装置と接続される。経路計算部21および情報管理部22の各動作は、コンピュータがプログラムを実行することで実現することができる。プログラムは、インターネットに代表されるネットワークを通じて提供されてもよく、または、CD−ROMやDVDなどの記録媒体を通じて提供されてもよい。
情報管理部22は、外部インタフェース23を通じて各転送装置から経路計算に必要な情報を定期的に収集して管理する管理情報処理モジュール220と、収集した情報が格納される記憶部221とを有する。経路計算に必要な情報は、ネットワークトポロジ、パス情報および消費電力値(処理電力、転送電力)の情報などである。ネットワークトポロジは、ネットワークの構成要素の接続形態を示す情報である。パス情報は、パスの起点およびパスの終点の情報を含む。消費電力値(処理電力、転送電力)の情報は、転送装置にて測定された実測値であってもよく、ロスなし処理速度およびロスなし転送速度から計算した推定値であってもよい。
経路計算部21は、経路を計算するための計算アルゴリズムや計算結果が格納される記憶部211と、計算アルゴリズムに従って動作し、情報管理部22から供給される経路計算に必要な最新情報に基づいて経路のコストを計算し、経路を選択する経路計算モジュール210とを有する。経路計算モジュール210は、外部インタフェース23を通じて経路計算の要求を受け付けた転送装置を起点とする経路を計算し、その計算結果を、外部インタフェース23を通じて、要求のあった転送装置に送信する。計算アルゴリズムとしては、最短経路計算アルゴリズム(ダイクストラやベルマンフォード)、最小木計算アルゴリズム、シュタイナー経路計算アルゴリズムなどがある。ここでは、ダイクストラアルゴリズムを使用するものと仮定する。
次に、経路計算部による経路計算処理について詳細に説明する。以下の説明においては、転送装置から定期的に収集する消費電力値を、ロスなし処理速度およびロスなし転送速度から計算される推定値とする。
転送装置の消費電力は、駆動電圧の2乗と処理速度の1乗に比例する。ここで、駆動電圧は処理速度にほぼ比例するため、転送装置の消費電力は処理速度の3乗に比例する。転送装置はロスなし処理速度で動作するように設定されているので、転送装置の消費電力はロスなし処理速度の3乗に比例する。したがって、転送装置のコストを、ロスなし処理速度をGbpsの単位で表したときの実数部分の3乗で表すこととする。また、リンクにおける消費電力は、リンクを流れるパケットの転送速度の3乗に比例するとみなして、リンクのコストを、ロスなし転送速度をGbpsの単位で表したときの実数部分の3乗で表すこととする。
図3に、ネットワークを構成する転送装置およびリンクに関する経路計算に必要な情報を示す。複数の転送装置1〜6がリンクにより相互に通信可能に接続されている。図3中、転送装置1〜6のそれぞれについて、ロスなし処理速度および処理電力の値が示されている(図中の吹き出しの枠内参照)。転送装置1を例に説明すると、ロスなし処理速度が14Gbpsとされており、この「14」の3乗である「2744」が処理電力の値Pとされている。
また、図3中、転送装置間を結ぶ矢印はリンクを示し、それぞれのリンクについて、当該リンクを流れるパケットの転送速度(Gbps)と当該リンクの起点となる転送装置における転送電力が示されている。転送装置1から転送装置5に向かうリンクを例に説明すると、転送装置1が転送装置5に向けてパケットを転送する際のロスなし転送速度が7Gbpsとされ、この「7」の3乗である「343」が転送装置1の転送電力値Pとされている。
計算するパスを流れるパケットのロスなし処理速度およびロスなし転送速度はいずれも2Gbpsとする。また、パスの起点を転送装置1とし、パスの終点を転送装置6とする。この条件で、図3に示した条件のネットワークについて、ダイクストラアルゴリズムにより経路計算を行った結果を図4から図6に示す。
ダイクストラアルゴリズムは、複数の候補経路の中から、コストに従って選択した経路を計算結果の一部として組み込む。候補経路は、計算結果の一部として選択されている転送装置とパスの起点となる転送装置の間の経路と、その選択されている転送装置とこれに隣接する経路の未だ選ばれていない転送装置との間のリンクとを合わせた経路であり、そのコストは該経路に含まれるリンクおよび転送装置のコストの総和で表す。
図4には、パスの起点とされる転送装置とこれに隣接する転送装置との間の経路のコストを計算する過程が示されている。転送装置2、4、5がパスの起点とされる転送装置1に隣接する。転送装置1から転送装置2、4、5のそれぞれに向かうリンクが候補経路とされる。これら候補経路のコストは、ダイクストラアルゴリズムによって以下のように計算される。
転送装置の消費電力(処理電力、転送電力)を使用してコストを計算する。この計算では、転送装置aから、転送装置aに接続されるリンクの他端に位置する転送装置bへの経路のコストとして、転送装置bの処理電力と転送装置bへのリンクにパケットを転送する際に生じる転送電力との和を用いる。
図4において、転送装置1から転送装置2に向かう経路のコストは、転送装置2の処理電力と、転送装置1から転送装置2に向かうトラヒックの転送電力(転送装置1の転送電力)との和で与えられる。転送装置2の処理電力値Pは「8」であり、転送装置2に向かうトラヒックの転送電力値Pは「1」である。したがって、転送装置1から転送装置2に向かう経路のコストは「9」となる。
転送装置1から転送装置4に向かう経路のコストは、転送装置4の処理電力と、転送装置1における、転送装置4に向かうトラヒックの転送電力との和で与えられる。転送装置4の処理電力値Pは「343」であり、転送装置4に向かうトラヒックの転送電力値Pは「216」である。したがって、転送装置1から転送装置4に向かう経路のコストは「559」となる。
転送装置1から転送装置5に向かう経路のコストは、転送装置5の処理電力と、転送装置1における、転送装置5に向かうトラヒックの転送電力との和で与えられる。転送装置5の処理電力値Pは「1331」であり、転送装置5に向かうトラヒックの転送電力値Pは「343」である。したがって、転送装置1から転送装置5に向かう経路のコストは「1674」となる。
上記3つの候補経路のコストのうち、転送装置1から転送装置2に向かう候補経路のコスト「9」が最も小さいコストであるので、ダイクストラアルゴリズムは、転送装置1から転送装置2に向かうリンクおよび転送装置2を計算結果の一部に組み込む。
ダイクストラアルゴリズムでは、リンクや転送装置を計算結果である経路の一部として選択する毎に、選択された転送装置に隣接する、未だ選択されていない転送装置、およびその転送装置と選択された転送装置の間のリンクを候補とし、その候補の経路のうち、最もコストの小さな経路(リンクおよび転送装置)を選択する。この場合の各候補経路のコストは、計算結果に組み込まれた経路のコストと、候補として挙げたリンクおよび転送装置の各コストとの和で表す。選択した経路のリンクおよび転送装置は、計算結果である経路の一部として組み込まれる。このような経路の選択および計算結果の組み込みの処理が、パスの終点に到達するまで繰り返し実行される。
図5には、図4に示した計算過程により選択された経路を計算結果に組み込んだ後の次の経路のコストを計算する過程が示されている。図5において、計算結果に組み入れられた転送装置2に接続されているリンクは、転送装置3に向かうリンクのみであるので、候補は、このリンクおよび転送装置3とされる。転送装置2から転送装置3に向かう経路のコストは、転送装置3の処理電力と、転送装置2から転送装置3に向かうトラヒックの転送電力(転送装置2の転送電力)との和に、計算結果に組み込まれている、転送装置1から転送装置2に向かう経路のコスト「9」を加えた値である。転送装置3の処理電力値Pは「125」であり、転送装置3に向かうトラヒックの転送電力値Pは「1」である。したがって、転送装置2から転送装置3に向かう経路のコストは、「125」と「1」と「9」を足した値「135」となる。ダイクストラアルゴリズムは、転送装置2から転送装置3に向かうリンクおよび転送装置3を計算結果の一部に組み込む。なお、転送装置2に接続されているリンクが複数ある場合は、各リンクとそれに接続される転送装置をそれぞれ候補としてコストを計算し、最もコストの小さな候補を選択する。
図6には、図5に示した計算過程により選択された経路を計算結果に組み込んだ後の次の経路のコストを計算する過程が示されている。図6において、計算結果に組み入れられた転送装置3に接続されているリンクは、パスの終点となる転送装置6に向かうリンクのみであるので、候補は、このリンクおよび転送装置6とされる。転送装置3から転送装置6に向かう経路のコストは、転送装置6の処理電力と、転送装置3から転送装置6に向かうトラヒックの転送電力(転送装置3の転送電力)との和に、計算結果に組み込まれている、転送装置2から転送装置3に向かう経路のコスト「135」を加えた値である。転送装置6の処理電力値Pは「1000」であり、転送装置6に向かうトラヒックの転送電力値Pは「27」である。したがって、転送装置3から転送装置6に向かう経路のコストは、「27」と「1000」と「135」を足した値「1162」となる。ダイクストラアルゴリズムは、転送装置3から転送装置6に向かうリンクおよび転送装置6を計算結果の一部に組み込む。
転送装置6はパスの終点であるので、経路計算モジュール210は、ダイクストラアルゴリズムによる計算結果を、外部インタフェース23を通じて経路計算の要求元である転送装置1に送信する。転送装置1は、経路計算モジュール210から受信した計算結果に基づいて、[転送装置1−転送装置2−転送装置3−転送装置6]という経路を選択する。
以上の経路計算処理によれば、転送装置の消費電力が小さくなるように経路の選択が行われるので、特定の転送装置の消費電力が高くなることを抑制することができ、より低消費電力でトラヒックを転送することができる。
上述した経路計算の説明では、ダイクストラアルゴリズムを用いているが、本発明は、これに限定されるものではなく、他のアルゴリズムを用いて経路計算を行ってもよい。使用可能なアルゴリズムとしては、マルチキャスト用パスに使用するシュナイター経路計算アルゴリズムや最小木計算アルゴリズムなどがある。シュナイター経路計算アルゴリズムは、特定多数の転送装置を通る経路のうち、最もコストの和が小さくなるような経路を計算する。最小木計算アルゴリズムは、ネットワーク内の全ノードを通る経路のうち、最もコストの和が小さくなるような経路を計算する。いずれのアルゴリズムを用いた場合も、消費電力量の少ない経路を選択することができる。
また、経路計算部21は、転送装置から収集した処理速度および転送速度から処理電力および転送電力を計算しているが、これに代えて、トラヒック量から処理電力および転送電力を計算してもよい。以下に、その処理動作を簡単に説明する。
情報管理部22は、複数の転送装置のそれぞれから、当該転送装置を通過した第1のトラヒック量および当該転送装置に接続されたリンクを通過した第2のトラヒック量をそれぞれ収集して管理する。
第1のトラヒック量が多くなると処理電力が増大し、第1のトラヒック量が少なくなると処理電力が減少する。このように、第1のトラヒック量と処理電力は比例の関係にあることから、第1のトラヒック量から処理電力を求めることができる。また、第2のトラヒック量が多くなると転送電力が増大し、第2のトラヒック量が少なくなると転送電力が減少する。このように第2のトラヒック量と転送電力も比例の関係にあることから、第2のトラヒック量から転送電力を求めることができる。
経路計算部21は、複数の転送装置のそれぞれについて、収集した第1のトラヒック量に比例する処理電力を計算し、収集した第2のトラヒック量に比例する転送電力を計算する。経路計算部21は、こうして計算した処理電力および転送電力に基づいて、上述した経路計算(図4から図5に示した計算過程)と同様に、起点となる転送装置と終点となる転送装置の間に設定される複数の候補経路のうちから、コストが最も小さな候補経路を選択して、起点から終点への経路を決定するための計算を行う。計算結果は、経路計算の要求元の転送装置に送信される。
本発明の経路計算方法が適用されるネットワークモデルの概念図である。 本発明の経路計算方法が適用される経路計算装置の構成を示すブロック図である。 ネットワークを構成する転送装置およびリンクのコストを計算するのに必要な情報を説明するための図である。 ダイクストラアルゴリズムによる経路計算の一過程を示す図である。 図4に示す計算過程に続いて行われる、ダイクストラアルゴリズムによる経路計算の一過程を示す図である。を示す図である。 図5に示す計算過程に続いて行われる、ダイクストラアルゴリズムによる経路計算の一過程を示す図である。
符号の説明
1〜6 転送装置
21 経路計算部
22 情報管理部
210 経路計算モジュール
211、221 記憶部
220 管理情報処理モジュール

Claims (8)

  1. トラヒックの処理速度および転送速度が処理すべきトラヒックの量に応じて動的に変更される複数の転送装置がリンクにより相互に接続されたネットワークの経路計算方法であって、
    前記複数の転送装置のそれぞれから、設定された処理速度でのトラヒック処理に伴って消費される第1の消費電力量と、設定された転送速度でのトラヒック転送に伴って消費される第2の消費電力量とを取得し、
    リンクにより相互に接続された転送装置間で、一方の転送装置から他方の転送装置に向かう経路のコストを、前記一方の転送装置における前記第2の消費電力量と前記他方の装置における前記第1の消費電力量の和で定義し、
    起点となる転送装置から終点となる転送装置へ向かう経路において、複数の候補経路がある場合に、各候補経路について、前記起点から当該候補経路までの経路のコストを前記定義に基づいて計算し、前記複数の候補経路のうちからコストの最も小さい候補経路を選択して、前記起点から前記終点までの経路を決定する、経路計算方法。
  2. 前記複数の転送装置のそれぞれから、設定された処理速度および転送速度の値をそれぞれ受信し、受信した処理速度の値の乗数に比例する前記第1の消費電力量を計算し、受信した転送速度の値の乗数に比例する前記第2の消費電力量を計算するステップを含む、請求項1に記載の経路計算方法。
  3. 前記複数の転送装置のそれぞれから、当該転送装置を通過した第1のトラヒック量および当該転送装置に接続されたリンクを通過した第2のトラヒック量をそれぞれ受信し、受信した第1のトラヒック量に比例する前記第1の消費電力量を計算し、受信した第2のトラヒック量に比例する前記第2の消費電力量を計算するステップを含む、請求項1に記載の経路計算方法。
  4. 前記コストが最も小さな候補経路を選択して前記起点から前記終点への経路を決定するアルゴリズムが最短経路計算アルゴリズムである、請求項1から3のいずれか1項に記載の経路計算方法。
  5. 前記コストが最も小さな候補経路を選択して前記起点から前記終点への経路を決定するアルゴリズムがシュナイター経路計算アルゴリズムである、請求項1から3のいずれか1項に記載の経路計算方法。
  6. 前記コストが最も小さな候補経路を選択して前記起点から前記終点への経路を決定するアルゴリズムが最小木経路計算アルゴリズムである、請求項1から3のいずれか1項に記載の経路計算方法。
  7. トラヒックの処理速度および転送速度が処理すべきトラヒックの量に応じて動的に変更される複数の転送装置がリンクにより相互に接続されたネットワークに設けられる経路計算装置であって、
    前記複数の転送装置のそれぞれから、設定された処理速度でのトラヒック処理に伴って消費される第1の消費電力量と、設定された転送速度でのトラヒック転送に伴って消費される第2の消費電力量とを取得する情報管理部と、
    リンクにより相互に接続された転送装置間で、一方の転送装置から他方の転送装置に向かう経路のコストを、前記一方の転送装置における前記第2の消費電力量と前記他方の装置における前記第1の消費電力量の和で定義し、起点となる転送装置から終点となる転送装置へ向かう経路において、複数の候補経路がある場合に、各候補経路について、前記起点から当該候補経路までの経路のコストを前記定義に基づいて計算し、前記複数の候補経路のうちからコストの最も小さい候補経路を選択して、前記起点から前記終点までの経路を決定する経路計算部とを有する経路計算装置。
  8. トラヒックの処理速度および転送速度が処理すべきトラヒックの量に応じて動的に変更される複数の転送装置がリンクにより相互に接続されたネットワークに設けられるコンピュータシステムのプログラムであって、
    前記複数の転送装置のそれぞれから、設定された処理速度でのトラヒック処理に伴って消費される第1の消費電力量と、設定された転送速度でのトラヒック転送に伴って消費される第2の消費電力量とを取得する処理と、
    リンクにより相互に接続された転送装置間で、一方の転送装置から他方の転送装置に向かう経路のコストを、前記一方の転送装置における前記第2の消費電力量と前記他方の装置における前記第1の消費電力量の和で定義する処理と、
    起点となる転送装置から終点となる転送装置へ向かう経路において、複数の候補経路がある場合に、各候補経路について、前記起点から当該候補経路までの経路のコストを前記定義に基づいて計算し、前記複数の候補経路のうちからコストの最も小さい候補経路を選択して、前記起点から前記終点までの経路を決定する処理とをコンピュータに実行させるプログラム。
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