JP2008311793A - 再生制御装置、再生制御方法、プログラム、及びデータ構造 - Google Patents

再生制御装置、再生制御方法、プログラム、及びデータ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】再生制御装置、再生制御方法、プログラム、及びデータ構造を提供すること。
【解決手段】コンテンツを提供するコンテンツサーバ、及びコンテンツを再生するための再生機能を有する再生装置にネットワークを介して接続された再生制御装置が提供される。その再生制御装置は、コンテンツサーバからコンテンツの情報を取得するコンテンツ情報取得部と、再生装置から再生機能の情報を取得する再生機能情報取得部と、コンテンツの情報に基づき、所定のキー情報に適合するコンテンツを選択するコンテンツ選択部と、コンテンツ選択部により選択されたコンテンツの情報、及び再生機能の情報に基づき、コンテンツに適合する再生機能を選択する再生機能選択部とを備え、再生機能選択部により選択された再生機能を利用してコンテンツ選択部により選択されたコンテンツを再生するように、コンテンツサーバと再生装置とを制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、再生制御装置、再生制御方法、プログラム、及びデータ構造に関する。
近年、情報のデジタル化が急速に進み、デジタル情報を扱うための情報機器が一般家庭にも急速に普及してきた。例えば、コンパクトディスクに記録された音楽データを再生する音楽プレーヤやDVD(Digital Versatile Disc)に記録された映画を再生するDVDプレーヤ等は既に世界的な規模で広く普及している。また、一般家庭においても、デジタルカメラで撮った写真やデジタル録画したテレビ番組をパーソナルコンピュータ(以下、PC)等に保存して管理している。しかし、蓄積された画像、映像、又は音楽情報等は、個人的に視聴して楽しむ他、あまり有効に活用されているとは言えないようである。例えば、デジタルビデオカメラで撮影したビデオ映像を家族で鑑賞しようとした際、パーソナルコンピュータのハードディスクに保存して管理していたビデオ映像をリビングにある大型テレビで再生するには機器間を接続するために些か面倒な準備が必要になるからである。
こうした状況に鑑みて、最近、一般家庭において無線又は有線通信を利用したデジタル情報の共有化(所謂、ホームネットワーク)を実現するための情報技術に関する標準規格を策定しようという動きがある。例えば、家電、携帯電話、及びPC等の製造販売に関連する複数の企業等が参加して結成されたDLNA(Digital Living Network Alliance)と呼ばれる非営利団体がよい例である。これによると、想定されるホームネットワークは、映像や音楽等のコンテンツが格納されたサーバ機器(DMS;Digital Media Server)と、これらのコンテンツを再生するためのプレーヤ機器(DMP;Digital Media Player)とを含んで構成され、所定の伝送方式とフォーマットに基づいてDMSからDMPにコンテンツ等が配信されて再生される。このとき、伝送されるコンテンツは、所定のフォーマットに基づいてエンコードされ、DMP側でデコードされる。
上記のように、ホームネットワーク内に設置された機器間の接続環境が整備されつつある。しかし、ホームネットワーク内に設置される機器の台数が増加している昨今、所望のコンテンツを選択するのに要するユーザの負担や、そのコンテンツを再生するのに適した機器を選択するのに要するユーザの負担が大きくなってきている。そこで、サーバ機器とプレーヤ機器とを管理又は制御するための制御機器をホームネットワーク内に追加するシステム構成が考案された(例えば、下記の特許文献1を参照)。この新たなシステム構成を有するホームネットワークには、コンテンツが格納されるサーバ機器(以下、コンテンツサーバ)と、コンテンツを再生する機能(以下、再生機能)を有するプレーヤ機器(以下、レンダラ)と、コンテンツサーバ、及びレンダラを制御する制御機器(以下、コントロールポイント)とが含まれる。さらに、ホームネットワークには、放送コンテンツを受信する受信機器等が含まれるケースもある。その場合、コントロールポイントは、その受信機器等も制御することができる。
例えば、ユーザは、上記のコントロールポイントを操作して、ホームネットワーク上に設置されたコンテンツサーバやレンダラを一元的に制御することができる。コントロールポイントは、ホームネットワーク上に存在する複数のコンテンツサーバから、各コンテンツサーバが保持するコンテンツの内容に関する説明情報(以下、コンテンツメタ)を取得してユーザに提示することができる。また、コントロールポイントは、ホームネットワーク上に存在する複数のレンダラから、各レンダラが有する再生機能に関する説明情報(以下、再生機能メタ)を取得してユーザに提示することができる。そのため、ユーザは、コントロールポイントから提示されたコンテンツメタと再生機能メタの一覧を参照しながら、所望のコンテンツと、それを再生するための再生機能とを選択することができる。コンテンツメタは、例えば、タイトル名、作者名、出演者名等が含まれるコンテンツの内容に関する情報である。
他の例を挙げると、ユーザは、上記のコントロールポイントを操作し、ホームネットワーク上に設置された受信機器により放送コンテンツを受信してコンテンツサーバに録画するように制御することができる。この場合、コントロールポイントは、放送コンテンツを配信している放送局又はインターネット上の情報源から放送コンテンツの内容に関する説明情報(以下、放送コンテンツメタ)を取得してユーザに提示することができる(例えば、下記の特許文献2を参照)。また、コントロールポイントは、ホームネットワーク上に存在する複数の受信機器から、各受信機器が有する受信機能の内容に関する説明情報(以下、受信機能メタ)とをユーザに提示することができる。そのため、ユーザは、コントロールポイントから提示された放送コンテンツメタと受信機能メタの一覧を参照しながら、所望の放送コンテンツを再生可能な再生機能を選択することができる。
特開2005− 38120号公報 特開2002−354386号公報
しかしながら、上記の技術は、ホームネットワーク上に存在するコンテンツサーバやレンダラ等の機器からメタ情報を取得して、そのメタ情報を一覧表示でユーザに提示するものである。そのため、ユーザは、一覧表示されたメタ情報を参照しながら、コンテンツに適合する機器を選択しなければならなかった。
しかし、昨今は、ホームネットワークに接続されるコンテンツサーバの数が増え、各コンテンツサーバの記憶容量も増大したために、選択可能なコンテンツの数が膨大になっており、コンテンツの一覧から所望のコンテンツを抽出するのは至難の業である。また、記録フォーマットに代表されるコンテンツの仕様も多様化しており、所望のコンテンツに適合するレンダラ等が有する再生機能を選択するのにも高度な知識を要する。そのため、所望のコンテンツを容易に抽出するための技術と、その抽出されたコンテンツに適合する再生機能を自動的に選択する技術が求められている。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ユーザの入力情報に応じて、ホームネットワークに接続されたコンテンツサーバから所望のコンテンツを抽出できると共に、そのコンテンツに適合する再生機能を選択することが可能な、新規かつ改良された再生制御装置、再生制御方法、プログラム、及びデータ構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、コンテンツを提供するコンテンツサーバ、及び前記コンテンツを再生するための再生機能を有する再生装置にネットワークを介して接続された再生制御装置が提供される。
そして、前記再生制御装置は、前記コンテンツサーバから前記コンテンツの情報を取得するコンテンツ情報取得部と、前記再生装置から前記再生機能の情報を取得する再生機能情報取得部と、前記コンテンツの情報に基づき、所定のキー情報に適合する前記コンテンツを選択するコンテンツ選択部と、前記コンテンツ選択部により選択された前記コンテンツの情報、及び前記再生機能の情報に基づき、前記コンテンツに適合する前記再生機能を選択する再生機能選択部と、を備え、前記再生機能選択部により選択された前記再生機能を利用して前記コンテンツ選択部により選択された前記コンテンツを再生するように、前記コンテンツサーバと前記再生装置とを制御する。
また、前記コンテンツ情報取得部は、前記コンテンツの情報として、前記コンテンツの内容に関するコンテンツメタ、及び前記コンテンツの再生処理に関するコンテンツ物理情報の一方又は両方を取得する機能を有していてもよい。
また、前記コンテンツ情報取得部は、前記コンテンツ物理情報として、前記コンテンツの記録フォーマット、ファイルサイズ、再生時間、及び記録位置を示す情報の一部又は全部を取得する機能を有していてもよい。
また、前記再生機能情報取得部は、前記再生機能の情報として、前記再生機能の内容に関する再生機能メタ、及び前記再生機能の再生処理に関する再生機能物理情報の一方又は両方を取得する機能を有していてもよい。
また、前記再生機能情報取得部は、前記再生機能物理情報として、前記再生機能により再生することが可能な前記コンテンツの記録フォーマット、及び前記再生機能を特定するためのアドレスの一方又は両方を取得する機能を有していてもよい。
また、前記記憶部は、入力された前記キー情報毎に、前記コンテンツ情報選択部により選択された前記コンテンツの情報、及び前記受信機能選択部により選択された前記受信機能の情報を格納してもよい。
また、前記再生制御装置は、前記所定のキー情報をテキスト形式で入力するための入力部をさらに備えていてもよい。
また、前記再生制御装置は、前記所定のキー情報と、前記コンテンツの情報と、前記再生機能の情報とが格納される記憶部をさらに備えていてもよい。そして、前記コンテンツ情報取得部は、取得した前記コンテンツの情報を前記記憶部に格納し、前記再生機能情報取得部は、取得した前記再生機能の情報を前記記憶部に格納し、前記コンテンツ選択部は、前記記憶部に格納された前記コンテンツの情報に基づいて前記コンテンツを選択し、前記再生機能選択部は、前記記憶部に格納された前記再生機能の情報に基づいて前記再生機能を選択してもよい。
また、前記コンテンツ、又は前記再生機能が変更された場合に、前記記憶部に格納された前記コンテンツの情報、又は前記再生機能の情報を更新するリスト更新部をさらに備えていてもよい。
また、前記リスト更新部は、前記ネットワークに新たなコンテンツサーバ又は再生装置が追加された場合に、或いは、前記ネットワークから前記コンテンツサーバ又は再生装置が削除された場合に、前記記憶部に格納された前記コンテンツの情報、又は前記再生機能の情報を更新する機能を有していてもよい。
また、前記再生機能選択部は、前記所定のキー情報に適合する前記再生機能を選択し、前記コンテンツ選択部は、前記再生機能選択部により選択された前記再生機能に適合する前記コンテンツを選択する機能を有していてもよい。
また、前記コンテンツ選択部は、選択可能な前記コンテンツが複数存在する場合、複数の前記コンテンツのコンテンツメタをユーザに提示し、追加的に前記キー情報を入力するように促すか、或いは、前記複数のコンテンツの中から所望のコンテンツを選択するように促す機能を有していてもよい。
また、前記再生機能選択部は、選択可能な前記再生機能が複数存在する場合、複数の前記再生機能の再生機能メタをユーザに提示し、追加的に前記キー情報を入力するように促すか、或いは、前記複数の再生機能の中から所望の再生機能を選択するように促す機能を有していてもよい。
また、前記再生制御装置は、入力された前記キー情報と、前記再生機能選択部により選択された前記再生機能とが整合しているか否かを確認する再生機能確認部をさらに備えていてもよい。
前記コンテンツがリムーバブルメディアに記録されている場合、前記コンテンツ情報取得部は、前記リムーバブルメディアに固有の識別情報が付加された前記コンテンツの情報を取得してもよい。
また、前記コンテンツ選択部は、前記コンテンツメタに含まれる情報の意味解釈に利用される辞書情報を保持し、当該辞書情報に基づいて前記キー情報に適合するコンテンツを選択する機能を有していてもよい。
また、前記再生機能確認部は、前記再生機能メタに含まれる情報の意味解釈に利用される辞書情報を保持し、当該辞書情報に基づいて前記キー情報に適合する再生機能を確認する機能を有していてもよい。
また、前記再生機能選択部は、前記コンテンツ物理情報、及び前記再生機能物理情報に含まれる情報の意味解釈に利用される辞書情報を保持し、当該辞書情報に基づいて前記コンテンツに適合する再生機能を選択する機能を有していてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンテンツを提供するコンテンツサーバ、及び前記コンテンツを再生するための再生機能を有する再生装置にネットワークを介して接続された再生制御装置による再生制御方法が提供される。
前記再生制御方法は、前記コンテンツサーバから前記コンテンツの情報を取得するコンテンツ情報取得ステップと、前記再生装置から前記再生機能の情報を取得する再生機能情報取得ステップと、前記コンテンツの情報に基づき、所定のキー情報に適合する前記コンテンツを選択するコンテンツ選択ステップと、前記コンテンツ選択部により選択された前記コンテンツの情報、及び前記再生機能の情報に基づき、前記コンテンツに適合する前記再生機能を選択する再生機能選択ステップと、前記再生機能選択ステップにより選択された前記再生機能を利用して前記コンテンツ選択ステップにより選択された前記コンテンツを再生するように、前記コンテンツサーバと前記再生装置とを制御するステップとを含む。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、上記の再生制御装置が有する機能をコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。また、そのプログラムが記録された記録媒体が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、上記のコンピュータに用いられるキー情報のデータ構造であって、ユーザにより入力された前記コンテンツ又は前記再生機能の内容に関する情報が含まれる要望メタ情報と、前記要望メタ情報に対応付けられ、前記ユーザを特定する情報又は前記要望メタが生成された時刻に関する情報が含まれる要望ID情報と、を含み、前記コンピュータにより前記要望ID情報に基づいて前記要望メタ情報が管理されることを特徴とする、データ構造が提供される。
以上説明したように本発明によれば、ユーザの入力情報に応じて、ホームネットワークに接続されたコンテンツサーバから所望のコンテンツを抽出できると共に、そのコンテンツに適合する再生機能を選択することが可能になる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態に係るコントロールポイント100について説明する。尚、本実施形態に係るコントロールポイント100は、上記の再生制御装置の一例である。
[ホームネットワークシステム1000の構成]
本実施形態に係るコントロールポイント100について詳細に説明するに先立ち、図1を参照しながら、当該コントロールポイント100の技術を適用可能なホームネットワークシステム1000のシステム構成について簡単に説明する。図1は、本実施形態に係るホームネットワークシステム1000のシステム構成を示す説明図である。
図1に示すように、ホームネットワークシステム1000は、主に、コンテンツサーバ20と、コントロールポイント100と、レンダラ60とを含む。また、コントロールポイント100は、インターネット等の広域ネットワーク10に接続されていてもよい。この例では、コントロールポイント100は、上記のDLNA等におけるコントロールポイントの位置付けに相当する。
図1の具体例を用いて説明する。この例において、コントロールポイント100は、コンテンツサーバ20Aと、コンテンツサーバ20Bと、レンダラ60aと、レンダラ60bとに接続されている。コンテンツサーバ20Aは、複数のコンテンツ(A1、A2、A3)を有している。コンテンツサーバ20Bは、1つのコンテンツ(B1)を有している。また、レンダラ60aは、複数の再生機能(a1、a2)を有している。レンダラ60bは、1つの再生機能(b1)を有している。但し、各再生機能の実体は、ハードウェア又はソフトウェアにより実現される。
例えば、コントロールポイント100は、レンダラ60aが有する再生機能a2を利用してコンテンツサーバ20Aに格納されたコンテンツA2を再生するように制御することができる。コントロールポイント100は、予め、コンテンツサーバ20A、及びコンテンツサーバ20Bが保持しているコンテンツの情報を取得して保持している。同様に、コントロールポイント100は、予め、レンダラ60a、及びレンダラ60bが有する再生機能の情報を取得して保持している。
そのため、コントロールポイント100は、保持しているコンテンツの情報に基づいて再生されるコンテンツ(コンテンツA2)が選択されると、そのコンテンツの再生に適合する再生機能(再生機能a2)を特定することができる。そこで、コントロールポイント100は、コンテンツサーバ20Aに対し、コンテンツA2をレンダラ60aに伝送するように制御する。同時に、コントロールポイント100は、レンダラ60aに対し、コンテンツサーバ20Aから伝送されたコンテンツA2を再生するように制御する。
このとき、コントロールポイント100は、コンテンツサーバ20Aと、レンダラ60aとに対して個々に制御命令を伝送するのではなく、レンダラ60aの再生機能a2を利用してコンテンツA2を再生するように、コンテンツサーバ20Aに制御命令を伝送することもできる。また、コントロールポイント100は、選択されたコンテンツA2に適合する再生機能の候補が複数選択された場合(例えば、レンダラ60aの再生機能a2と、レンダラ60bの再生機能b1)、その再生機能に関する情報をユーザに提示して選択を求めることもできる。
上記の通り、本実施形態に係るホームネットワークシステム1000は、コントロールポイント100の機能構成に特徴がある。そして、本実施形態に係るコントロールポイント100を利用することにより、ユーザは、所望のコンテンツに適した再生機能によってコンテンツを視聴することが可能になる。そのため、コンテンツサーバやレンダラが動的に追加又は削除されるホームネットワークにおいても、或いは、多種多様なコンテンツが格納されたコンテンツサーバがシステムに組み込まれていても、ユーザは、容易に所望のコンテンツを再生することが可能になる。
[コントロールポイント100の機能構成]
そこで、図2を参照しながら、本実施形態に係るコントロールポイント100の機能構成について詳細に説明する。図2は、本実施形態に係るコントロールポイント100の機能構成を示す説明図である。
図2に示すように、コントロールポイント100は、主に、表示部102と、再生制御モジュール104と、入力部106と、エージェント110とにより構成される。尚、エージェント110は、再生機能選択装置の一例である。また、エージェント110は、例えば、上記の再生制御装置の一部又は全部を構成する。
表示部102は、ユーザに対して情報を表示する装置である。表示部102は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、PDP(Plasma Display Panel)、TFT(Thin Film Transistor)、又はEL(electroluminescence)等の技術を利用するディスプレイ装置により構成される。但し、表示部102に代えて、或いは、表示部102と併用するように音声出力デバイス等の情報出力機器を構成要素として含んでいてもよい。つまり、表示部102は、情報出力機器の一例として示されているのであって、音声出力装置を用いることも可能である。再生制御モジュール104は、エージェント110から出力されるコンテンツの情報と再生機能の情報とに基づいて、コンテンツサーバ20、及びレンダラ60の一方又は両方を制御する。入力部106は、ユーザにより情報を入力するための入力装置である。入力部106は、例えば、キーボード、マウス、リモートコントローラ、又は音声入力デバイス等の情報入力機器により構成される。
(エージェント110)
図2に示すように、エージェント110は、主に、選択情報転送部112と、要望情報取得部114と、更新情報検知部116と、コンテンツ選択モジュール120と、再生機能選択モジュール130と、再生機能確認モジュール140と、記憶部150と、リスト情報更新部160とにより構成される。
(要望情報取得部114)
要望情報取得部114は、入力部106を介してユーザから入力された要望情報を取得する。要望情報取得部114は、要望情報として、コンテンツメタ、又は再生機能メタに対応する情報(以下、要望メタ)を取得する。また、要望情報取得部114は、ユーザから入力された要望メタに対応する要望IDを取得する。但し、要望情報取得部114は、要望メタが入力される度に、各要望メタに対応する要望IDを自動的に付加することもできる。要望情報取得部114は、入力された要望情報を記憶部150のワークエリア156に格納する。尚、要望メタは、上記のキー情報の一例である。
上記の要望IDは、要望メタを特定するために利用される。要望IDは、例えば、要望メタが生成された順番を表す通し番号であってもよいし、対応する要望メタが生成された時刻を表す時刻情報であってもよい。また、要望情報取得部114は、ユーザを特定する情報(ID)に基づいて要望IDを生成することや、ユーザが要望メタの入力操作に利用する端末装置に固有の物理アドレスを含む要望IDを生成することもできる。例えば、要望情報取得部114は、端末装置に固有の物理アドレスとして、MACアドレス等を利用することもできる。このように、要望メタに要望IDを付加することにより、エージェント110は、要望メタを効率良く管理することが可能になる。また、要望メタは、単語の羅列や自然文の形式であってもよい。
例えば、要望メタは、コンテンツ選択モジュール120、及び再生機能確認モジュール140が解釈可能な単語の羅列で記述されうる。また、入力部106によって要望メタが自然文の形式で入力された場合、要望情報取得部114は、要望メタを自然文のままワークエリア156に取り込むこともできる。さらに、要望情報取得部114は、自然文の形式で記述された要望メタから、単語の抽出を実行し、その抽出された単語に基づいて解釈された意味を示すデータをワークエリア156に取り込むこともできる。尚、要望メタから単語を抽出する処理、又は抽出された単語に基づいて意味を解釈する処理は、コンテンツ選択モジュール120、又は再生機能確認モジュール140が有する検索機能を利用して実行されてもよい。
ここで、単語抽出の処理、及び意味解釈の処理について具体的に説明する。例えば、要望メタが「目的語(〜を)動詞(〜する)」の体を成す場合、要望情報取得部114は、単語抽出の処理に際し、目的語の部分を「コンテンツの検索用」、動詞の部分を「再生機能の検索用」に分類する。そして、要望情報取得部114は、分類された目的語の部分と動詞の部分とを抽出して、それぞれについて意味解釈の処理を実行する。
また、要望メタが「目的語1(〜を)目的語2(〜に)出力する・再生する」の体を成す場合、要望情報取得部114は、単語抽出の処理に際し、目的語1を「コンテンツ検索用」、目的語2を「再生機能の検索用」に分類する。そして、要望情報取得部114は、分類された目的語1及び2を抽出して、それぞれについて意味解釈の処理を実行する。さらに、要望メタの目的語や動詞に説明的な語句(形容詞や副詞)が付いている場合、要望情報取得部114は、それらを「検索用の単語」として抽出する。
また、要望情報取得部114は、例えば、「コンテンツの検索用」、及び「再生機能の検索用」に分類して抽出された情報に基づいて意味解釈を実行するために、それぞれに対応する「辞書」を保持していてもよい。もちろん、この辞書は、記憶部150に記録されていてもよい。この辞書を参照することにより、要望情報取得部114は、要望メタに含まれる「みる」という語句を「ビデオ再生」や「静止画再生」という意味に解釈したり、「きく」という語句を「オーディオ再生」という意味に解釈することができる。
さらに、要望メタに含まれる単語に対応する複数の表現方法が存在する場合、要望情報取得部114は、その単語に1対1に対応する意味を割り当てるのではなく、必要に応じて意味解釈された複数のデータを検索用に出力することも可能である。例えば、時刻表示を例に挙げると、「昨日」という単語が要望メタに含まれる場合、要望情報取得部114は、装置に内臓されたタイマーから「今日(例えば、2006年12月13日)」の情報を取得し、「昨日」という単語の意味が「2006年12月12日」であると解釈することができる。
このように、要望メタが自然文のような形式で記述されていても、要望情報取得部114は、要望メタに含まれる単語を適切に抽出した上で、その単語の意味を柔軟に解釈することができる。そのため、コンテンツ選択モジュール120、及び再生機能確認モジュール140は、よりユーザの要望に適合するコンテンツ、又は再生機能を選択することが可能になる。尚、再生機能選択モジュール130は、物理情報による整合をみて機能を選択するモジュールである。その選択の際に単語や自然文を用いて選択する機能を有する場合、要望メタの単語抽出、及び意味解釈に係る処理は、この再生機能選択モジュール130が有する検索機能を利用して実現されてもよい。
(コンテンツ選択モジュール120)
コンテンツ選択モジュール120は、ワークエリア156に格納された要望メタに基づいて、ユーザが所望するコンテンツを特定する。例えば、コンテンツ選択モジュール120は、コンテンツリスト152に格納されたコンテンツメタの中から、ワークエリア156に格納された要望メタに適合するコンテンツメタを選択する。そして、コンテンツ選択モジュール120は、選択したコンテンツメタに対応するコンテンツ物理情報とコンテンツとを特定する。さらに、コンテンツ選択モジュール120は、特定したコンテンツ物理情報をワークエリア156に格納する。
このとき、コンテンツ選択モジュール120は、ワークエリア156に格納された要望メタに対して、複数のコンテンツメタが候補として選択された場合、各コンテンツメタを表示部102に伝送し、ユーザに一覧表示してコンテンツの選択を促すことができる。つまり、コンテンツ選択モジュール120は、要望メタの追加を求めることができる。尚、コンテンツ選択モジュール120は、上記のコンテンツ選択部の一例である。
(再生機能選択モジュール130)
再生機能選択モジュール130は、再生機能リスト154に格納された再生機能物理情報の中から、コンテンツ選択モジュール120により選択されたコンテンツ物理情報に適合する再生機能物理情報を選択する。そして、再生機能選択モジュール130は、再生機能リスト154の中から選択された再生機能物理情報をワークエリア156に格納する。
再生機能選択モジュール130は、コンテンツ選択モジュール120により選択されたコンテンツ物理情報に対して、複数の再生機能物理情報が候補として選択された場合、各再生機能物理情報に対応する再生機能メタを表示部102に伝送し、ユーザに一覧表示して再生機能の選択を促すことができる。つまり、再生機能選択モジュール130は、要望メタの追加を求めることができる。尚、再生機能選択モジュール130は、上記の再生機能選択部の一例である。
さらに、再生機能選択モジュール130は、コンテンツ物理情報と再生機能物理情報とを対照可能にするため、いずれか又は両方の記述形式を変換する機能を有する。このとき、再生機能選択モジュール130は、コンテンツ物理情報、及び再生機能物理情報に記述された単語、又はその単語を表すデータの意味を解釈して、その意味を表すデータを生成する。そのため、再生機能選択モジュール130は、単語と意味とを結び付けるための辞書を保持していてもよい。その場合、再生機能選択モジュール130は、コンテンツ物理情報、及び再生機能物理情報から抽出された単語の意味を表す語句(データ)を辞書から選択することができる。そして、再生機能選択モジュール130は、コンテンツ物理情報から抽出された語句と、再生機能物理情報から抽出された語句とを比較対照し、両者が適合するか否かを判断する。
(再生機能確認モジュール140)
再生機能確認モジュール140は、コンテンツ選択モジュール120が参照したワークエリア156内の要望メタと、それに対応して選択された再生機能メタとが適合するか否かを確認する。例えば、再生機能確認モジュール140は、要望メタから抽出された単語が選択された再生機能メタに含まれるかを確認する。また、再生機能確認モジュール140は、要望メタの意味解釈を行って、その意味が再生機能メタの意味解釈の結果と合致しているか否かを判断することもできる。尚、再生機能確認モジュール140は、上記の再生機能確認部の一例である。
(記憶部150)
図2に示すように、記憶部150には、主に、コンテンツリスト152と、再生機能リスト154と、ワークエリア156とが含まれる。コンテンツリスト152には、主に、コンテンツメタと、コンテンツ物理情報とが含まれる。このコンテンツメタには、そのコンテンツメタが記録された時刻等を示すファイル属性情報が付加されていてもよい。このファイル属性情報は、テキスト形式で記述されていてもよい。また、リムーバブルメディアに記録されたコンテンツを対象にする場合、そのコンテンツに対応するコンテンツ物理情報には、そのリムーバブルメディアの種類及び規格等を示すメディア属性情報や、そのリムーバブルメディアに固有の識別情報(ID)が含まれていてもよい。
再生機能リスト154には、主に、再生機能メタと、再生機能物理情報とが含まれる。ワークエリア156には、主に、要望メタと、選択情報とが含まれる。また、コンテンツリスト152と、再生機能リスト154とは、不揮発性を有する記憶エリアに格納されていてもよい。但し、本実施形態を実際に適用する上で、コンテンツリスト152や再生機能リスト154が不揮発性の記憶エリアに記録される方が好ましい。また、ワークエリア156には、コンテンツ又は再生機能を検索するために複数の要望情報が格納されていてもよい。そして、コンテンツメタ、及び再生機能メタは、タグを含めてテキスト形式で記述されていてもよい。
また、記憶部150は、複数のワークエリア156を有していてもよい。例えば、複数の要望メタが入力される状況を想定して、記憶部150には、入力された要望メタ毎に異なるワークエリア156が利用されるように複数のワークエリア156を設けてもよい。このように、要望メタ毎に異なるワークエリア156を利用することによって、エージェント110は、要望メタ毎に独立した処理を並列実行することが可能になる。
また、図中には明示しないが、記憶部150には、入力される要望メタ毎に選択されたコンテンツメタ、コンテンツ物理情報、再生機能メタ、及び再生機能物理情報の一部又は全部を含むイベント情報を格納するためのイベントリストが設けられていてもよい。また、このイベントリストは、不揮発性を有するメモリ領域に格納されていてもよい。但し、本実施形態を実際に適用する上で、イベントリストが不揮発性のメモリ領域に記録される方が好ましい。イベントリストには、入力された要望情報の履歴が格納されていてもよい。このように、履歴情報をイベントリストに格納しておくことによって、エージェント110は、ユーザが過去に視聴したコンテンツを再度視聴しようとする場合に、イベントリストの情報を再利用することができるため、高速に再生制御処理を実行することができる。
また、イベントリストを利用することにより、予約再生させることができる。
また、エージェント110は、コンテンツの再生処理に際し、要望メタから再生時刻を抽出した上で、当該要望メタに対応するコンテンツ物理情報に基づいてイベントリストに記載された再生時間の情報を設定する。
(更新情報検知部116)
更新情報検知部116は、コンテンツサーバ20、又はレンダラ60がホームネットワークに追加又は削除されたことを検知する。また、更新情報検知部116は、コンテンツサーバ20が保持するコンテンツの構成が変更されたことを検知する。さらに、更新情報検知部116は、レンダラ60が有する再生機能の構成が変更されたことを検知する。このように、更新情報検知部116は、ホームネットワーク内の機器構成、各機器が保持するコンテンツ、又は各機器が有する機能が更新されたこと検知し、その更新されたことを示す更新情報をリスト情報更新部160に伝送する。
(リスト情報更新部160)
図2に示すように、リスト情報更新部160は、主に、コンテンツ情報取得部162と、コンテンツ情報更新部164と、再生機能情報取得部166と、再生機能情報更新部168とを含む。リスト情報更新部160は、更新情報検知部116から更新情報を取得すると、その更新情報の内容に応じて、記憶部150に格納されたリストを更新する。尚、リスト情報更新部160は、上記のリスト更新部の一例である。
(コンテンツに関して)
例えば、リスト情報更新部160は、コンテンツサーバ20が保持するコンテンツの構成が変更されたことを示す更新情報を取得すると、コンテンツ情報取得部162、及びコンテンツ情報更新部164によりコンテンツリスト152を更新する。まず、コンテンツ情報取得部162は、前記の更新情報に記されたコンテンツサーバ20のアドレスを参照して、更新されたコンテンツサーバ20にアクセスする。そして、コンテンツ情報取得部162は、そのコンテンツサーバが保持するコンテンツの情報を取得する。このとき、コンテンツ情報取得部162は、更新されたコンテンツの情報のみを取得することもできる。そして、コンテンツ情報取得部162は、取得したコンテンツの情報をコンテンツ情報更新部164に伝送する。
コンテンツ情報更新部164は、コンテンツ情報取得部162から取得したコンテンツの情報によって、コンテンツリスト152に格納された情報を更新する。例えば、コンテンツリスト152に格納されているコンテンツメタに対応するコンテンツサーバ20上のコンテンツメタが更新された場合、コンテンツ情報取得部162は、更新されたコンテンツメタを取得してコンテンツ情報更新部164に伝送する。そして、コンテンツ情報更新部164は、コンテンツ情報取得部162から取得した新たなコンテンツメタを用いて既存のコンテンツメタを上書きする。
また、ホームネットワーク上に新たなコンテンツサーバ20が追加された場合、コンテンツ情報取得部162は、そのコンテンツサーバ20が保持するコンテンツの情報を取得してコンテンツ情報更新部164に伝送する。コンテンツ情報更新部164は、コンテンツ情報取得部162から取得したコンテンツの情報に基づいてコンテンツリスト152に新たなコンテンツメタとコンテンツ物理情報とを格納する。
(再生機能に関して)
他の例として、リスト情報更新部160は、ホームネットワークに新たなレンダラ60が追加されたことを示す更新情報を取得すると、再生機能情報取得部166、及び再生機能情報更新部168により再生機能リストを更新する。まず、再生機能情報取得部166は、前記の更新情報に記されたレンダラ60のアドレスを参照して、更新されたレンダラ60にアクセスする。そして、再生機能情報取得部166は、そのレンダラ60が有する再生機能の情報を取得する。再生機能情報取得部166は、取得した再生機能の情報を再生機能情報更新部168に伝送する。そして、再生機能情報更新部168は、再生機能情報取得部166から取得した再生機能の情報を再生機能リスト154に追加する。
リスト情報更新部160は、上記の更新処理をバックグラウンド処理として実行することができる。例えば、リスト情報更新部160は、コントロールポイント100が有する中央処理装置の負荷が低い時間やネットワークトラフィックが低い時間に上記の更新処理を実行することが可能である。もちろん、リスト情報更新部160は、所定の時間間隔で更新処理を実行してもよい。
また、コンテンツリスト152、又は再生機能リスト154に記録されているが、ホームネットワーク上に検知できないコンテンツの情報、又は再生機能の情報が存在する場合、リスト情報更新部160は、コンテンツリスト152、又は再生機能リスト154の更新処理に際し、それらの情報を削除せずに維持する。さらに、リスト情報更新部160は、コンテンツリスト152、又は再生機能リスト154に記述された各情報に対応するコンテンツ、又は再生機能を有するコンテンツサーバ20、又はレンダラ60がホームネットワークに接続されていない場合、或いは、コンテンツサーバ20、又はレンダラ60の電源が切れている場合、そのコンテンツサーバ20、又はレンダラ60をホームネットワークに接続するように、或いは、電源を投入するようにユーザに対して求めることもできる。
(選択情報転送部112)
選択情報転送部112は、コンテンツ選択モジュール120により選択され、ワークエリア156に格納されたコンテンツ物理情報と、再生機能選択モジュール130により選択され、ワークエリア156に格納された再生機能物理情報とを再生制御モジュール104に転送する。
(再生制御モジュール104)
再生制御モジュール104は、レンダラ60が有する所定の再生機能を利用して、コンテンツサーバ20が保持するコンテンツを再生させる制御機能を有している。より具体的には、再生制御モジュール104は、再生機能選択モジュール130により選択された再生機能物理情報に対応する再生機能に対し、コンテンツ選択モジュール120により選択されたコンテンツ物理情報に対応するコンテンツを出力するように、コンテンツサーバ20及びレンダラ60を制御する。
以上、図2を参照しながら、本実施形態に係るコントロールポイント100の機能構成について説明した。上記のように、本実施形態に係るコントロールポイント100は、ホームネットワーク上の機器を監視し、それらが有するコンテンツ又は再生機能の情報が更新される度に、記憶部150に記録されたリストを更新する。そして、コントロールポイント100は、そのリストに記録された情報に基づいて、ユーザの入力情報に適合するコンテンツと、そのコンテンツに適合する再生機能とを自動的に選択する。そのため、ユーザは、コンテンツに適した再生機能を手動で選択することなく容易にコンテンツを再生することができる。
[再生制御方法]
次に、図3を参照しながら、本実施形態に係る再生制御方法について説明する。図3は、本実施形態に係る再生制御方法の流れを示す説明図である。
まず、電源が投入されると、更新情報検知部116は、ホームネットワーク上の機器構成と、各機器が有するコンテンツ、又は再生機能の構成とが変更されていないか確認する。その確認結果に応じて、リスト情報更新部160は、コンテンツリスト152、又は再生機能リスト154に格納された情報を更新する(S102)。次いで、要望情報取得部114は、入力部106を介して入力される要望情報に基づいてワークエリア156内の要望情報を更新する(S104)。次いで、エージェント110は、イベントリストに格納されたイベント情報の有無を確認する(S106)。
次いで、エージェント110は、ワークエリア156に要望情報が格納されているか否かを判断する(S108)。要望情報がワークエリア156に格納されていない場合、エージェント110は、再びステップS102の処理に戻る。要望情報がワークエリア156に格納されている場合、コンテンツ選択モジュール120は、その要望メタに適合するコンテンツメタを選択する(S110)。
次いで、再生機能選択モジュール130は、ステップS110で選択されたコンテンツメタに対応するコンテンツ物理情報を参照し、当該コンテンツ物理情報に適合する再生機能物理情報を選択する(S112)。次いで、エージェント110は、コンテンツの情報、及び再生機能の情報が適切に1つづつ選択されたか否かを判断する(S116)。適切に選択されていない場合、エージェント110は、ユーザに要望メタの追加を要求し(S118)、ステップS110の処理に戻る。適切に選択された場合、エージェント110は、選択されたコンテンツの情報と再生機能の情報とを選択情報としてイベントリストに格納する(S120)。そして、再生制御モジュール104は、選択情報に基づいてコンテンツサーバ20、及びレンダラ60を制御して、コンテンツの再生処理を実行する(S122)。
以上説明したように、本実施形態に係る再生制御方法を利用すると、ユーザは、コンテンツを特定するための要望メタを入力するだけで、そのコンテンツに適した再生機能により再生処理が実行される。そのため、ユーザは、ホームネットワーク上のコンテンツサーバとレンダラとを利用して容易にコンテンツの再生を実行することができる。
[各情報の具体例]
次に、図4及び図5を参照しながら、記憶部150に格納される情報の構成について具体例を挙げて説明する。図4は、本実施形態に係る物理情報及びメタ情報の具体例を示す説明図である。図5は、本実施形態に係る物理情報及びメタ情報のより具体的な例を示す説明図である。
まず、図4の例について説明する。
図4には、縦方向に要望情報、コンテンツ情報(放送;EPG)、機能情報、及びコンテンツ情報(再生)の項目と、横方向に物理情報、及びメタ情報の項目とで表現される表形式で記載されている。
例えば、要望情報の項目を参照する。要望情報には、主に、要望物理情報と、要望メタとが含まれる。要望物理情報には、例えば、(user name),(year),(month),(date),(time)という情報が記述される。(user name)は、要望を出したユーザの名前である。(year),(month),(date),(time)は、それぞれ、要望を出した年,月,日,時刻である。要望メタには、例えば、(request)という情報が記述される。(request)は、要望の内容である。
次いで、コンテンツ情報(放送;EPG)の項目を参照する。コンテンツ情報(放送;EPG)は、後述する放送コンテンツに対応し、ホームネットワークの外部に位置する放送局から取得した放送コンテンツを意味する。その詳細については後述する。この放送コンテンツには、主に、放送コンテンツ物理情報と、放送コンテンツメタとが含まれる。放送コンテンツ物理情報には、例えば、(station),(year),(month),(date),(start),(end)という情報が記述される。(station)は、放送局又はチャンネルの情報である。(start),(end)は、それぞれ、放送コンテンツの開始時刻と終了時刻である。放送コンテンツメタには、主に、(program−titile),(program−subtitile),(performer),(sentence)という情報が記述される。(program−title),(program−subtitle)は、放送コンテンツの内容である。(performer)は、放送コンテンツの出演者名等である。
次いで、機能情報の項目を参照する。機能情報は、ホームネットワーク上の機器が有する機能に関する情報である。上記のレンダラであれば、再生機能情報に該当する。機能情報には、主に、機能物理情報と、機能メタとが含まれる。機能物理情報には、例えば、(function),(station)/(file format),(address)という情報が記述される。(function)は、その機能である。例えば、再生機能の場合、(function)は、「再生」となる。また、(function)に応じて、「受信」の場合は(station)、「再生」の場合は(file format)が選択される。(file format)は、再生可能なコンテンツの記録フォーマットである。(address)は、機能の位置を示すアドレスである。機能メタには、(function meta)という情報が含まれる。(function meta)は、機能の内容を示す情報である。
次いで、コンテンツ情報(再生)の項目を参照する。コンテンツ情報(再生)は、上記の再生処理に係るコンテンツ情報、或いは、後述する空コンテンツ情報に対応する。このコンテンツ情報には、主に、コンテンツ物理情報と、コンテンツメタとが含まれる。このコンテンツ情報には、例えば、(capacity),(length),(address),(file name.ext)という情報が記述される。(capacity)は、データ容量である。(length)は、コンテンツの再生時間である。(address)は、コンテンツが位置するアドレスである。(file name.ext)は、コンテンツのファイルフォーマットを表す拡張子である。
より具体的な例を図5に示す。図5には、要望情報、コンテンツ情報、機能情報、放送コンテンツ情報、空コンテンツ情報、及び記録予定コンテンツ情報の項目が示されている。図5は、本実施形態に係る各情報の一例に過ぎないが、上記の図4に示した項目と対比して参照することで、本実施形態の特徴をより良く理解する上で参考になると思われる。
以上、本発明の第1実施形態に係るコントロールポイント100の機能構成について詳細に説明した。上記のように、本実施形態に依れば、所望のコンテンツを容易に選択し、そのコンテンツに適合する再生機能を自動的に検出して、コンテンツを再生するように制御する再生制御装置が提供される。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係るコントロールポイント200について説明する。但し、上記の第1実施形態に係るコントロールポイント100と実質的に同一の構成要素については同一の符号を付することにより詳細な説明を省略し、相違する構成要素についてのみ詳細に説明する。
上記の第1実施形態に係るコントロールポイント100が再生制御装置の一例であったのに対し、本発明の第2実施形態に係るコントロールポイント200は、録画制御装置の一例である。しかし、ホームネットワーク上に存在する各機器が有するコンテンツ又は機能の情報を利用して、ユーザの要望に合致するコンテンツと、そのコンテンツに適合する機能とを自動的に選択する点で共通の技術的思想を有している。
[ホームネットワークシステム2000の構成]
本実施形態に係るコントロールポイント200について詳細に説明するに先立ち、図6を参照しながら、当該コントロールポイント200の技術を適用可能なホームネットワークシステム2000のシステム構成について簡単に説明する。図6は、本実施形態に係るホームネットワークシステム2000のシステム構成を示す説明図である。
図6に示すように、ホームネットワークシステム2000は、主に、コンテンツサーバ20と、コントロールポイント200と、受信装置80とを含む。また、コントロールポイント200は、インターネット等の広域ネットワーク10に接続されていてもよい。この例では、コントロールポイント200は、上記のDLNA等におけるコントロールポイントの位置付けに相当する。さらに、受信装置80は、ホームネットワークシステム2000の外部に位置する放送局12から放送コンテンツ又は放送コンテンツの情報(EPG情報)を取得することができる。

図6の具体例を用いて説明する。この例において、コントロールポイント200は、コンテンツサーバ20Aと、コンテンツサーバ20Bと、受信装置80aと、受信装置80bとに接続されている。コンテンツサーバ20Aは、複数のコンテンツ(A1、A2)を有している。また、受信装置80aは、複数の受信機能(a1、a2)を有している。受信装置80bは、1つの受信機能(b1)を有している。但し、各受信機能の実体は、ハードウェア又はソフトウェアにより実現される。
例えば、コントロールポイント200は、受信装置80aが有する受信機能a2を利用して放送局12から放送コンテンツ1を受信して、コンテンツサーバ20Bに記録するように制御することができる。コントロールポイント200は、予め、コンテンツサーバ20A、及びコンテンツサーバ20Bが保持しているコンテンツの情報を取得して保持している。また、コントロールポイント200は、コンテンツサーバ20Aの仮想的な空コンテンツ(AE)の情報とコンテンツサーバ20Bの仮想的な空コンテンツ(BE)の情報とを計算して保持している。同様に、コントロールポイント200は、予め、受信装置80a、及び受信装置80bが有する受信機能の情報を取得して保持している。さらに、コントロールポイント200は、放送局12から取得した放送コンテンツの情報(EPG情報)を保持している。
そのため、コントロールポイント200は、保持しているEPG情報に基づいて記録されるコンテンツ(放送コンテンツ1)を特定し、その放送コンテンツの受信に適合する受信機能(受信機能a2)を選択することができる。そこで、コントロールポイント200は、受信装置80aに対し、放送コンテンツ1を受信するように制御する。同時に、コントロールポイント200は、受信装置80aに対し、受信した放送コンテンツ1をコンテンツサーバ20Bに記録するように制御する。
また、コントロールポイント200は、選択されたコンテンツA2に適合する受信機能の候補が複数選択された場合(例えば、受信装置80aの受信機能a2と、受信装置80bの受信機能b1)、その受信機能に関する情報をユーザに提示して選択を求めることもできる。さらに、コントロールポイント200は、コンテンツサーバ20A、及びコンテンツサーバ20Bが仮想的に保持する空コンテンツ(AE、BE)の情報に基づいて、放送コンテンツ1を記録する記録先を決定することができる。複数の記録先が選択された場合、コントロールポイント200は、複数の空コンテンツの情報をユーザに提示して選択を促すこともできる。
上記の通り、本実施形態に係るホームネットワークシステム2000は、コントロールポイント200の機能構成に特徴がある。そして、本実施形態に係るコントロールポイント200を利用することにより、ユーザは、所望の放送コンテンツに適した受信機能によって放送コンテンツを受信することが可能になる。また、コンテンツサーバの空容量を空コンテンツと看做して管理することが可能になる。そのため、ユーザは、容易に所望の放送コンテンツを取得して録画することが可能になる。
[コントロールポイント200の機能構成]
そこで、図7を参照しながら、本実施形態に係るコントロールポイント200の機能構成について詳細に説明する。図7は、本実施形態に係るコントロールポイント200の機能構成を示す説明図である。
図7に示すように、コントロールポイント200は、主に、表示部202と、制御モジュール204と、入力部206と、エージェント210とにより構成される。尚、エージェント210は、録画機能選択装置の一例である。また、エージェント210は、例えば、録画制御装置の一部又は全部を構成する。
表示部202は、ユーザに対して情報を表示する装置である。表示部202は、例えば、CRT、PDP、TFT、又はEL等の技術を利用するディスプレイ装置により構成される。但し、表示部202に代えて、或いは、表示部202と併用するように音声出力デバイス等の情報出力機器を構成要素として含んでいてもよい。つまり、表示部202は、情報出力機器の一例として示されているのであって、音声出力装置を用いることも可能である。制御モジュール204は、エージェント210から出力される放送コンテンツ及び空コンテンツの情報と受信機能の情報とに基づいて、コンテンツサーバ20、及び受信装置80の一方又は両方を制御する。入力部206は、ユーザにより情報を入力するための入力装置である。入力部206は、例えば、キーボード、マウス、リモートコントローラ、又は音声入力デバイス等の情報入力機器により構成される。
(エージェント210)
図7に示すように、エージェント210は、主に、選択情報転送部212と、要望情報取得部214と、記録予定情報設定部216と、更新情報検知部218と、放送コンテンツ選択モジュール220と、受信機能選択モジュール230と、録画機能確認モジュール240と、記憶部250と、リスト情報更新部260とにより構成される。
(要望情報取得部214)
要望情報取得部214は、入力部206を介してユーザから入力された要望情報を取得する。要望情報取得部214は、要望情報として、放送コンテンツメタ、又は受信機能メタに対応する情報(以下、要望メタ)を取得する。また、要望情報取得部214は、ユーザから入力された要望メタに対応する要望IDを取得する。但し、要望情報取得部214は、要望メタが入力される度に、各要望メタに対応する要望IDを自動的に付加することもできる。要望情報取得部214は、入力された要望情報を記憶部250のワークエリア256に格納する。尚、要望メタは、上記のキー情報の一例である。
上記の要望IDは、要望メタを特定するために利用される。要望IDは、例えば、要望メタが生成された順番を表す通し番号であってもよいし、対応する要望メタが生成された時刻を表す時刻情報であってもよい。また、要望情報取得部214は、ユーザを特定する情報(ID)に基づいて要望IDを生成することや、ユーザが要望メタの入力操作に利用する端末装置に固有の物理アドレスを含む要望IDを生成することもできる。例えば、要望情報取得部214は、端末装置に固有の物理アドレスとして、MACアドレス等を利用することもできる。このように、要望メタに要望IDを付加することにより、エージェント210は、要望メタを効率良く管理することが可能になる。また、要望メタは、単語の羅列や自然文の形式であってもよい。
録画予約がされる場合、要望情報取得部214は、録画予約の内容が記載された要望メタを取得する。そして、要望情報取得部214は、録画予約の内容が記載された要望メタをワークエリア256に格納する。
(放送コンテンツ選択モジュール220)
放送コンテンツ選択モジュール220は、ワークエリア256に格納された要望メタに基づいて、ユーザが所望する放送コンテンツを特定する。例えば、放送コンテンツ選択モジュール220は、コンテンツリスト252に格納された放送コンテンツ情報の中から、ワークエリア256に格納された要望メタに適合する放送コンテンツメタを選択する。そして、放送コンテンツ選択モジュール220は、選択した放送コンテンツメタに対応する放送コンテンツ物理情報と放送コンテンツとを特定する。さらに、放送コンテンツ選択モジュール220は、特定した放送コンテンツ物理情報をワークエリア256に格納する。
このとき、放送コンテンツ選択モジュール220は、ワークエリア256に格納された要望メタに対して、複数の放送コンテンツメタが候補として選択された場合、各放送コンテンツメタを表示部202に伝送し、ユーザに一覧表示してコンテンツの選択を促すことができる。つまり、放送コンテンツ選択モジュール220は、要望メタの追加を求めることができる。尚、放送コンテンツ選択モジュール220は、上記の放送コンテンツ選択部の一例である。
放送コンテンツ選択モジュール220は、放送コンテンツ情報として、放送局12が保持するEPG情報を取得することができる。また、放送コンテンツ選択モジュール220は、ホームネットワーク外の広域ネットワーク上に位置する情報源から、放送局12が配信する放送コンテンツに関するEPG情報を取得することができる。このとき、放送コンテンツ選択モジュール220は、後述する放送コンテンツ情報取得部266を介してEPG情報を取得することができる。そして、放送コンテンツ選択モジュール220は、取得したEPG情報に基づいて要望メタに適合する放送コンテンツを特定することができる。
(受信機能選択モジュール230)
受信機能選択モジュール230は、機能リスト254に格納された受信機能物理情報の中から、放送コンテンツ選択モジュール220により選択された放送コンテンツ物理情報に適合する受信機能物理情報を選択する。そして、受信機能選択モジュール230は、機能リスト254の中から選択された受信機能物理情報をワークエリア256に格納する。
受信機能選択モジュール230は、放送コンテンツ選択モジュール220により選択された放送コンテンツ物理情報に対して、複数の受信機能物理情報が候補として選択された場合、各受信機能物理情報に対応する受信機能メタを表示部202に伝送し、ユーザに一覧表示して受信機能の選択を促すことができる。つまり、受信機能選択モジュール230は、要望メタの追加を求めることができる。尚、受信機能選択モジュール230は、上記の受信機能選択部の一例である。
また、受信機能選択モジュール230は、上記の第1実施形態に係る再生機能選択モジュール130が有する辞書と同様の辞書を保持していてもよい。そして、受信機能選択モジュール230は、その辞書を参照しながら、放送コンテンツ物理情報と受信機能物理情報との適合性を判断することができる。
(録画機能確認モジュール240)
録画機能確認モジュール240は、放送コンテンツ選択モジュール220が参照したワークエリア256内の要望メタと、それに対応して選択された受信機能メタとが適合するか否かを確認する。例えば、録画機能確認モジュール240は、要望メタから抽出された単語が選択された受信機能メタに含まれるかを確認する。また、録画機能確認モジュール240は、要望メタの意味解釈を行って、その意味が受信機能メタの意味解釈の結果と合致しているか否かを判断することもできる。尚、録画機能確認モジュール240は、受信機能確認部の一例である。
録画機能確認モジュール240は、記録予定情報設定部216により設定された記録予定コンテンツメタと要望メタとが適合しているか否かを確認することもできる。また、要望メタに適合する複数の空コンテンツが記録先の候補として選択された場合、録画機能確認モジュール240は、複数の空コンテンツの情報をユーザに提示し、ユーザが利用を希望する記録先の選択を要求することもできる。例えば、録画機能確認モジュール240は、記録先の候補として選択された複数の空コンテンツの空コンテンツ物理情報を表示装置に表示させることができる。
(記憶部250)
図7に示すように、記憶部250には、主に、コンテンツリスト252と、機能リスト254と、ワークエリア256と、イベントリスト258とが含まれる。
コンテンツリスト252には、主に、放送コンテンツ情報と、空コンテンツ情報とが含まれる。また、放送コンテンツ情報には、放送コンテンツメタと、放送コンテンツ物理情報とが含まれる。放送コンテンツメタには、その放送コンテンツメタが記録された時刻等を示すファイル属性情報が付加されていてもよい。このファイル属性情報は、テキスト形式で記述されていてもよい。
また、空コンテンツ情報には、空コンテンツメタと、空コンテンツ物理情報とが含まれる。この空コンテンツは、コンテンツサーバ20が放送コンテンツを記録可能な空容量に対応するコンテンツである。リムーバブルメディアの空容量に対応する空コンテンツを対象にする場合、その空コンテンツに対応する空コンテンツ物理情報には、そのリムーバブルメディアの種類及び規格等を示すメディア属性情報や、そのリムーバブルメディアに固有の識別情報(ID)が含まれていてもよい。
機能リスト254には、主に、受信機能情報が含まれる。また、受信機能情報には、受信機能メタと、受信機能物理情報とが含まれる。例えば、受信機能物理情報には、受信装置80が有する受信機能の入出力先を示すアドレスやファイル名等が含まれる。また、受信機能物理情報には、放送方式や放送チャネル等の設定パラメータが含まれる。
ワークエリア256には、主に、要望メタと、記録予定情報と、選択情報とが含まれる。また、コンテンツリスト252と、機能リスト254とは、不揮発性を有する記憶エリアに格納されていてもよい。但し、本実施形態を実際に適用する上で、コンテンツリスト252や機能リスト254が不揮発性の記憶エリアに記録される方が好ましい。また、ワークエリア256には、放送コンテンツ又は受信機能を検索するために複数の要望情報が格納されていてもよい。そして、放送コンテンツメタ、及び受信機能メタは、タグを含めてテキスト形式で記述されていてもよい。
また、記憶部250は、複数のワークエリア256を有していてもよい。例えば、複数の要望メタが入力される状況を想定して、記憶部250には、入力された要望メタ毎に異なるワークエリア256が利用されるように複数のワークエリア256を設けてもよい。このように、要望メタ毎に異なるワークエリア256を利用することによって、エージェント210は、要望メタ毎に独立した処理を並列実行することが可能になる。
イベントリスト258には、入力される要望メタ毎に選択された放送コンテンツの情報、空コンテンツの情報、及び受信機能の情報の一部又は全部を含むイベント情報が含まれる。このイベントリスト258は、不揮発性を有するメモリ領域に格納されていてもよい。但し、本実施形態を実際に適用する上で、イベントリスト258が不揮発性のメモリ領域に記録される方が好ましい。イベントリスト258には、入力された要望情報の履歴が格納されていてもよい。
ここで、図8を参照しながら、記憶部250に格納される各情報について整理する。図8には、コンテンツリスト252、機能リスト254、ワークエリア256、及びイベントリスト258の情報構成の一例が記載されている。
この例において、コンテンツリスト252には、放送コンテンツメタと、放送コンテンツ物理情報と、空コンテンツメタと、空コンテンツ物理情報と、再生コンテンツメタと、再生コンテンツ物理情報とが格納されている。機能リスト254には、受信機能メタと、受信機能物理情報と、再生機能メタと、再生機能物理情報とが格納されている。
ワークエリア256には、要望メタと、それに対応する要望IDと、記録予定コンテンツメタと、記録予定コンテンツ物理情報と、選択情報(放送コンテンツ)と、選択情報(受信機能)とが格納されている。選択情報(放送コンテンツ)は、放送コンテンツ選択モジュール220により選択された放送コンテンツの情報である。選択情報(受信機能)は、受信機能選択モジュール230により選択された受信機能の情報である。
イベントリスト258には、イベント情報として、複数の要望メタと、選択情報と、放送コンテンツの情報と、受信機能の情報と、空コンテンツの情報とが格納されている。これらのイベント情報は、過去にエージェント210の機能によって選択されたコンテンツ又は機能に関する履歴情報である。
尚、エージェント210は、ユーザにより入力された要望メタに対応するオブジェクトが決定された際に、イベントリスト258に記載される情報を設定する。例えば、録画予約に際し、エージェント210は、要望メタに適合する放送コンテンツ物理情報をイベントリスト258に設定する。エージェント210は、イベントリスト258に記録される情報を監視し、イベントリスト258が更新されると、その更新された情報に従って録画予約の処理を実行する。或いは、放送コンテンツ等のオブジェクトに関する物理情報ではなく、イベントの物理情報として実行時刻・時間等を設定してもよい。イベントにはIDを設定してもよい。さらに、その情報に従って録画予約の処理を実行してもよい。イベント情報にIDと物理情報(実行時刻・時間等)を設けることにより、イベント情報内の放送コンテンツなどの選択情報の物理情報(実行時刻・時間等)をみて予約処理をするよりも、実行される処理の確認作業が容易になるという効果が期待される。
また、エージェント210は、コンテンツの記録又は再生の処理やイベントリスト258の設定処理に際し、イベントリスト258に既に設定されているイベント情報に含まれる各物理情報と、ワークエリア256内の各物理情報とを比較することができる。そして、エージェント210は、コンテンツの記録又は再生の処理に支障がないかを判断することができる。例えば、エージェント210は、同一時刻に同一の機能を利用してコンテンツの記録処理又は再生処理を実行しないかどうかを判断することが可能である。
(更新情報検知部218)
再び図7を参照する。更新情報検知部218は、コンテンツサーバ20、又は受信装置80がホームネットワークに追加又は削除されたことを検知する。また、更新情報検知部218は、コンテンツサーバ20が保持する空コンテンツの構成が変更されたことを検知する。さらに、更新情報検知部218は、受信装置80が有する受信機能の構成が変更されたことを検知する。このように、更新情報検知部218は、ホームネットワーク内の機器構成、各機器が保持するコンテンツ、又は各機器が有する機能が更新されたこと検知し、その更新されたことを示す更新情報をリスト情報更新部260に伝送する。
(リスト情報更新部260)
図7に示すように、リスト情報更新部260は、主に、コンテンツ情報取得部262と、コンテンツ情報更新部264と、放送コンテンツ情報取得部266と、放送コンテンツ情報更新部268と、受信機能情報取得部270と、受信機能情報更新部272とを含む。リスト情報更新部260は、更新情報検知部218から更新情報を取得すると、その更新情報の内容に応じて、記憶部250に格納されたリストを更新する。尚、リスト情報更新部260は、上記のリスト更新部の一例である。
(空コンテンツに関して)
例えば、リスト情報更新部260は、コンテンツサーバ20が保持するコンテンツの構成が変更されたことを示す更新情報を取得すると、コンテンツ情報取得部262、及びコンテンツ情報更新部264によりコンテンツリスト252を更新する。まず、コンテンツ情報取得部262は、前記の更新情報に記されたコンテンツサーバ20のアドレスを参照して、更新されたコンテンツサーバ20にアクセスする。そして、コンテンツ情報取得部262は、そのコンテンツサーバ20が保持するコンテンツの情報を取得する。このとき、コンテンツ情報取得部262は、更新されたコンテンツの情報のみを取得することもできる。そして、コンテンツ情報取得部262は、取得したコンテンツ情報から計算して空コンテンツ情報を求め、その計算した空コンテンツの情報をコンテンツ情報更新部264に伝送する。
コンテンツ情報更新部264は、コンテンツ情報取得部262で求めた空コンテンツの情報によって、コンテンツリスト252に格納された情報を更新する。例えば、コンテンツリスト252に格納されているコンテンツ物理情報に対応するコンテンツサーバ20上のコンテンツ物理情報が更新された場合、コンテンツ情報取得部262は、更新された空コンテンツ物理情報を計算して、その結果をコンテンツ情報更新部264に伝送する。そして、コンテンツ情報更新部264は、コンテンツ情報取得部262から取得した新たな空コンテンツ物理情報を用いて既存の空コンテンツ物理情報を上書きする。
また、ホームネットワーク上に新たなコンテンツサーバ20が追加された場合、コンテンツ情報取得部262は、そのコンテンツサーバ20が保持するコンテンツの情報を取得して空コンテンツ情報を計算して、その結果をコンテンツ情報更新部264に伝送する。コンテンツ情報更新部264は、コンテンツ情報取得部262から取得した空コンテンツの情報に基づいてコンテンツリスト252に新たな空コンテンツ(物理)情報を格納する。
(放送コンテンツに関して)
同様に、リスト情報更新部260は、放送局12が保持する放送コンテンツの構成が変更されたことを示す更新情報(又は新たなEPG情報)を取得すると、放送コンテンツ情報取得部266、及び放送コンテンツ情報更新部268によりコンテンツリスト252を更新する。まず、放送コンテンツ情報取得部266は、前記の更新情報に記された放送局12のアドレスを参照して、更新された放送局12にアクセスする。そして、放送コンテンツ情報取得部266は、その放送局12が保持する放送コンテンツの情報を取得する。このとき、放送コンテンツ情報取得部266は、更新された放送コンテンツの情報のみを取得することもできる。そして、放送コンテンツ情報取得部266は、取得した放送コンテンツの情報を放送コンテンツ情報更新部268に伝送する。
放送コンテンツ情報更新部268は、放送コンテンツ情報取得部266から取得した放送コンテンツの情報によって、コンテンツリスト252に格納された情報を更新する。例えば、コンテンツリスト252に格納されている放送コンテンツメタに対応する放送局12上の放送コンテンツメタ(EPG情報)が更新された場合、放送コンテンツ情報取得部266は、更新された放送コンテンツメタを取得して放送コンテンツ情報更新部268に伝送する。そして、放送コンテンツ情報更新部268は、放送コンテンツ情報取得部266から取得した新たな放送コンテンツメタを用いて既存の放送コンテンツメタを上書きする。
(受信機能に関し)
他の例として、リスト情報更新部160は、ホームネットワークに新たな受信装置80が追加されたことを示す更新情報を取得すると、受信機能情報取得部270、及び受信機能情報更新部272により機能リストを更新する。まず、受信機能情報取得部270は、前記の更新情報に記された受信装置80のアドレスを参照して、更新された受信装置80にアクセスする。そして、受信機能情報取得部270は、その受信装置80が有する受信機能の情報を取得する。受信機能情報取得部270は、取得した受信機能の情報を受信機能情報更新部272に伝送する。そして、受信機能情報更新部272は、受信機能情報取得部270から取得した受信機能の情報を機能リスト254に追加する。
リスト情報更新部260は、上記の更新処理をバックグラウンド処理として実行することができる。例えば、リスト情報更新部260は、コントロールポイント200が有する中央処理装置の負荷が低い時間やネットワークトラフィックが低い時間に上記の更新処理を実行することが可能である。もちろん、リスト情報更新部260は、所定の時間間隔で更新処理を実行してもよい。
また、コンテンツリスト252、又は機能リスト254に記録されているが、ホームネットワーク上に検知できない受信機能の情報が存在する場合、リスト情報更新部260は、機能リスト254の更新処理に際し、それらの情報を削除せずに維持する。さらに、リスト情報更新部260は、コンテンツリスト252、又は機能リスト254に記述された各情報に対応するコンテンツサーバ20、又は受信装置80がホームネットワークに接続されていない場合、或いは、コンテンツサーバ20、又は受信装置80の電源が切れている場合、そのコンテンツサーバ20、又は受信装置80をホームネットワークに接続するように、或いは、電源を投入するようにユーザに対して求めることもできる。
(記録予定情報設定部216)
記録予定情報設定部216は、入力された要望情報に基づいて選択され、ワークエリア256に格納された空コンテンツ物理情報を、当該要望情報に基づいて選択された放送コンテンツの記録予定コンテンツ物理情報に設定してワークエリア256に格納する。また、記録予定情報設定部216は、記録予定コンテンツ物理情報に設定された放送コンテンツの放送コンテンツメタを、記録予定コンテンツメタに設定してワークエリア256に格納する。そして、コンテンツ情報更新部264は、ワークエリア256に格納された記録先コンテンツメタと記録先コンテンツ物理情報とに基づき、空コンテンツメタと空コンテンツ物理情報とを更新する。
このとき、記録予定情報設定部216は、放送コンテンツ物理情報に基づいて得られる情報を記録予定コンテンツ物理情報に付加する。例えば、記録予定情報設定部216は、放送コンテンツ物理情報に含まれる放送コンテンツの再生時間に関する情報から、その放送コンテンツを所定のフォーマットで記録するために要するデータ容量を算出し、そのデータ容量の情報を記録先コンテンツ物理情報に付加する。
(選択情報転送部212)
選択情報転送部212は、放送コンテンツ選択モジュール220により選択され、ワークエリア256に格納された放送コンテンツ物理情報と、受信機能選択モジュール230により選択され、ワークエリア256に格納された受信機能物理情報と、ワークエリア256に生成された記録予定コンテンツ物理情報とを制御モジュール204に転送する。
(制御モジュール204)
制御モジュール204は、受信装置80が有する所定の受信機能を利用して、放送局12が保持する放送コンテンツを受信させる制御機能を有している。より具体的には、制御モジュール204は、受信機能選択モジュール230により選択された受信機能物理情報が示す受信機能を用いて、放送コンテンツ選択モジュール220により選択された放送コンテンツ物理情報に対応する放送コンテンツを受信するように受信装置80を制御する。例えば、制御モジュール204は、受信装置80に対して、受信機能物理情報、及び放送コンテンツ物理情報等の情報が含まれる制御情報を伝送する。そして、制御モジュール204は、受信装置80により受信された放送コンテンツを記録予定コンテンツ物理情報が示すコンテンツサーバ20に記録するように受信装置80を制御する。
要望メタに適合する放送コンテンツがコンテンツサーバ20に記録された後、リスト情報更新部260は、ワークエリア256の情報を更新する。例えば、リスト情報更新部260は、記録された放送コンテンツに対応する記録先コンテンツメタと記録先コンテンツ物理情報とをワークエリア256から削除する。それと共に、リスト情報更新部260は、コンテンツリスト252の情報を更新する。このとき、リスト情報更新部260は、記録先コンテンツ情報(記録先コンテンツメタと記録先コンテンツ物理情報とを含む)を通常の再生コンテンツ情報(再生コンテンツメタと再生コンテンツ物理情報とを含む)に変更又は設定して、その対象となるコンテンツを利用できるようにする。そして、エージェント210は、その要望メタに対応する放送コンテンツの記録処理を完了する。
[録画制御方法]
次に、図9を参照しながら、本実施形態に係る録画制御方法について説明する。図9は、本実施形態に係る録画制御方法の流れを示す説明図である。
まず、電源が投入されると、更新情報検知部218は、放送局12が有する放送コンテンツの情報と、ホームネットワーク上の機器構成と、各機器が有する空コンテンツ、又は受信機能の構成とが変更されていないか確認する。その確認結果に応じて、リスト情報更新部260は、コンテンツリスト252、又は機能リスト254に格納された情報を更新する(S202)。次いで、要望情報取得部214は、入力部206を介して入力される要望情報に基づいてワークエリア256内の要望情報を更新する(S204)。次いで、エージェント210は、イベントリスト258に格納されたイベント情報の有無を確認する(S206)。
次いで、エージェント210は、ワークエリア256に要望情報が格納されているか否かを判断する(S208)。要望情報がワークエリア256に格納されていない場合、エージェント210は、再びステップS202の処理に戻る。要望情報がワークエリア256に格納されている場合、放送コンテンツ情報取得部266は、放送局12が有する放送コンテンツの情報を取得する(S210)。次いで、放送コンテンツ選択モジュール220は、要望メタに適合する放送コンテンツメタを選択する(S212)。
次いで、受信機能選択モジュール230は、ステップS212で選択された放送コンテンツメタに対応する放送コンテンツ物理情報を参照し、当該放送コンテンツ物理情報に適合する受信機能物理情報を選択する(S214)。次いで、記録予定情報設定部216は、記録予定コンテンツを作成する(S216)。次いで、記録予定情報設定部216は、空コンテンツ物理情報と放送コンテンツメタとに基づいて記録予定コンテンツの情報を設定する(S218)。次いで、リスト情報更新部260は、コンテンツリスト252の情報を更新する(S220)。
次いで、エージェント210は、放送コンテンツの情報、及び受信機能の情報が適切に1つづつ選択されたか否かを判断する(S222)。適切に選択されていない場合、エージェント210は、ユーザに要望メタの追加を要求し(S224)、ステップS210の処理に戻る。適切に選択された場合、エージェント210は、選択された放送コンテンツの情報と受信機能の情報とを選択情報としてイベントリストに格納する(S226)。そして、制御モジュール204は、記録予定情報及び選択情報に基づいてコンテンツサーバ20及び受信装置80を制御して、放送コンテンツの録画処理を実行する(S228)。
以上説明したように、本実施形態に係る録画制御方法を利用すると、ユーザは、放送コンテンツを特定するための要望メタを入力するだけで、その放送コンテンツに適した受信機能により受信処理が実行され、さらに、ホームネットワーク内にある適切なコンテンツサーバを指定して放送コンテンツの記録処理を実行する。そのため、ユーザは、ホームネットワーク上のコンテンツサーバと受信装置とを利用して容易にコンテンツの録画を実行することができる。
[ハードウェア構成]
上記装置が有する各構成要素の機能は、例えば、図10に示すハードウェア構成を有する情報処理装置により実現することが可能である。図10は、上記装置の各構成要素が有する機能を実現することが可能な情報処理装置のハードウェア構成を示す説明図である。
図10に示すように、前記の情報処理装置は、主に、CPU(Central Processing Unit)902と、ROM(Read Only Memory)904と、RAM(Random Access Memory)906と、ホストバス908と、ブリッジ910と、外部バス912と、インターフェース914と、入力部916と、出力部918と、記憶部920と、ドライブ922と、接続ポート924と、通信部926とにより構成される。
CPU902は、例えば、演算処理装置又は制御装置として機能し、ROM904、RAM906、記憶部920、又はリムーバブル記録媒体928に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般又はその一部を制御する。ROM904は、例えば、CPU902に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータ等を格納する。RAM906は、例えば、CPU902に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータ等を一時的又は永続的に格納する。これらの構成要素は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス908によって相互に接続されている。また、ホストバス908は、例えば、ブリッジ910を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス912に接続されている。
入力部916は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、及びレバー等の操作手段である。また、入力部916は、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントロール手段(所謂、リモコン)であってもよい。なお、入力部916は、上記の操作手段を用いて入力された情報を入力信号としてCPU902に伝送するための入力制御回路等により構成されている。
出力部918は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma DisplayPanel)、又はELD(Electro−Luminescence Display)等のディスプレイ装置、スピーカ、ヘッドホン等のオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、又はファクシミリ等、取得した情報を利用者に対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置である。
記憶部920は、各種のデータを格納するための装置であり、例えば、ハードディスクドライブ(HDD;Hard Disk Drive)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等により構成される。
ドライブ922は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体928に記録された情報を読み出し、又はリムーバブル記録媒体928に情報を書き込む装置である。リムーバブル記録媒体928は、例えば、DVDメディア、Blu−rayメディア、HD−DVDメディア、コンパクトフラッシュ(CF;CompactFlash)(登録商標)、メモリースティック、又はSDメモリカード(Secure Digital memory card)等である。もちろん、リムーバブル記録媒体928は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード(Integrated Circuit Card)、又は電子機器等であってもよい。
接続ポート924は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)、RS−232Cポート、又は光オーディオ端子等のような外部接続機器930を接続するためのポートである。外部接続機器930は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、又はICレコーダ等である。
通信部926は、ネットワーク932に接続するための通信デバイスであり、例えば、有線又は無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、又はWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、又は各種通信用のモデム等である。また、通信部926に接続されるネットワーク932は、有線又は無線により接続されたネットワークにより構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、放送、又は衛星通信等である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、EPG情報を提供する情報源が放送コンテンツの検索機能を有している場合、上記のエージェント210は、放送コンテンツ選択モジュール220により要望メタに適合する放送コンテンツを選択するのではなく、要望メタを情報源に伝送して要望メタに適合する放送コンテンツを情報源に選択させることも可能である。また、インターネット等の広域ネットワーク上に放送コンテンツの検索機能を有する検索装置が存在する場合、上記のエージェント210は、要望メタを検索装置に伝送して、その要望メタに適合する放送コンテンツを選択させることも可能である。
上記のような他の検索機能を利用すると、上記のエージェント210は、広域ネットワーク上に存在する無数の放送コンテンツの情報の中から、所望の放送コンテンツを所定数以下に絞り込むことができるため、より少ない数の放送コンテンツの中から、要望メタに適合する放送コンテンツを抽出することができる。その結果、放送コンテンツの検索処理の際に、エージェント210に掛かる負荷が低減されるという効果が得られる。
また、コンテンツメタ、コンテンツ物理情報、再生/記録/受信機能メタ、又は再生/記録/受信機能物理情報等の情報は、情報の実体ではなく、その情報が記録されたアドレスを示すポインタであってもよい。
また、放送コンテンツ選択モジュール220と録画機能確認モジュール240とは、1つのモジュールにより実現することもできる。例えば、前記1つのモジュールは、放送コンテンツ選択モジュール220の機能を実現するために利用する辞書と、録画機能確認モジュール240の機能を実現するために利用する辞書とを別々に保持し、要求される機能に応じて、いずれかの辞書を選択的に利用することができる。なぜなら、録画機能確認モジュール240の機能は、放送コンテンツ選択モジュール220が有する検索機能を利用して実現できるからである。
上記の再生機能メタには、再生可能なファイルフォーマット等の情報に加え、レンダラ60の設置場所等に関する情報が含まれていてもよい。また、受信機能メタには、受信可能な放送フォーマットや受信装置80の設置場所の情報が含まれていてもよい。
また、放送コンテンツの記録先として、或いは、再生コンテンツの記録元としてリムーバブルメディアを利用する場合、各コンテンツ物理情報には、メディアの種類(規格)に関する属性情報とメディア固有のID(ディスクID、メディアID/RE、ボリュームID、又はスタンパID/RO等)を含めることができる。これにより、これにより、コントロールポイントは、電源がオフ又はネットワークに接続されていないコンテンツサーバ20内のコンテンツ実体をホームネットワークで利用する場合に電源オン又はネットワークへの接続を促すのと同じ方法を用いて、対象規格のメディアでメディア固有のIDを有するリムーバブルディスクを挿入するように促すことができる。
また、上記の第1実施形態の構成と第2実施形態の構成とを共に有する記録再生制御装置を構成することも可能である。さらに、上記の各種メタ情報に各種物理情報の一部又は全部を追加することも可能である。それにより、メタ情報だけでは十分に候補が絞りきれない場合でも、追加された物理情報に基づいて候補を絞り込むことができるという効果が得られる。
本発明の第1実施形態に係るホームネットワークシステムのシステム構成を示す説明図である。 同実施形態に係るコントロールポイントの機能構成を示す説明図である。 同実施形態に係る再生制御方法の流れを示す説明図である。 同実施形態に係る各種情報の具体例を示す説明図である。 同実施形態に係る各種情報の具体例を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係るホームネットワークシステムのシステム構成を示す説明図である。 同実施形態に係るコントロールポイントの機能構成を示す説明図である。 同実施形態に係るリスト構成の一例を示す説明図である。 同実施形態に係る録画制御方法の流れを示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示す説明図である。
符号の説明
1000 ホームネットワークシステム
10 ネットワーク
12 放送局
20 コンテンツサーバ
60 レンダラ
80 受信装置
100 コントロールポイント
102 表示部
104 再生制御モジュール
106 入力部
110 エージェント
112 選択情報転送部
114 要望情報取得部
116 更新情報検知部
120 コンテンツ選択モジュール
130 再生機能選択モジュール
140 再生機能確認モジュール
150 記憶部
152 コンテンツリスト
154 再生機能リスト
156 ワークエリア
160 リスト情報更新部
162 コンテンツ情報取得部
164 コンテンツ情報更新部
166 再生機能情報取得部
168 再生機能情報更新部
2000 ホームネットワークシステム
200 コントロールポイント
202 表示部
204 制御モジュール
206 入力部
210 エージェント
212 選択情報転送部
214 要望情報取得部
216 記録予定情報設定部
218 更新情報検知部
220 放送コンテンツ選択モジュール
230 受信機能選択モジュール
240 録画機能確認モジュール
250 記憶部
252 コンテンツリスト
254 機能リスト
256 ワークエリア
258 イベントリスト
260 リスト情報更新部
262 コンテンツ情報取得部
264 コンテンツ情報更新部
266 放送コンテンツ情報取得部
268 放送コンテンツ情報更新部
270 受信機能情報取得部
272 受信機能情報更新部

Claims (21)

  1. コンテンツを提供するコンテンツサーバ、及び前記コンテンツを再生するための再生機能を有する再生装置にネットワークを介して接続された再生制御装置であって、
    前記コンテンツサーバから前記コンテンツの情報を取得するコンテンツ情報取得部と、
    前記再生装置から前記再生機能の情報を取得する再生機能情報取得部と、
    前記コンテンツの情報に基づき、所定のキー情報に適合する前記コンテンツを選択するコンテンツ選択部と、
    前記コンテンツ選択部により選択された前記コンテンツの情報、及び前記再生機能の情報に基づき、前記コンテンツに適合する前記再生機能を選択する再生機能選択部と、
    を備え、
    前記再生機能選択部により選択された前記再生機能を利用して前記コンテンツ選択部により選択された前記コンテンツを再生するように、前記コンテンツサーバと前記再生装置とを制御することを特徴とする、再生制御装置。
  2. 前記コンテンツ情報取得部は、前記コンテンツの情報として、前記コンテンツの内容に関するコンテンツメタ、及び前記コンテンツの再生処理に関するコンテンツ物理情報の一方又は両方を取得することを特徴とする、請求項1に記載の再生制御装置。
  3. 前記コンテンツ情報取得部は、前記コンテンツ物理情報として、前記コンテンツの記録フォーマット、ファイルサイズ、再生時間、及び記録位置を示す情報の一部又は全部を取得することを特徴とする、請求項2に記載の再生制御装置。
  4. 前記再生機能情報取得部は、前記再生機能の情報として、前記再生機能の内容に関する再生機能メタ、及び前記再生機能の再生処理に関する再生機能物理情報の一方又は両方を取得することを特徴とする、請求項2に記載の再生制御装置。
  5. 前記再生機能情報取得部は、前記再生機能物理情報として、前記再生機能により再生することが可能な前記コンテンツの記録フォーマット、及び前記再生機能を特定するためのアドレスの一方又は両方を取得することを特徴とする、請求項4に記載の再生制御装置。
  6. 前記所定のキー情報をテキスト形式で入力するための入力部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の再生制御装置。
  7. 前記所定のキー情報と、前記コンテンツの情報と、前記再生機能の情報とが格納される記憶部をさらに備え、
    前記コンテンツ情報取得部は、取得した前記コンテンツの情報を前記記憶部に格納し、
    前記再生機能情報取得部は、取得した前記再生機能の情報を前記記憶部に格納し、
    前記コンテンツ選択部は、前記記憶部に格納された前記コンテンツの情報に基づいて前記コンテンツを選択し、
    前記再生機能選択部は、前記記憶部に格納された前記再生機能の情報に基づいて前記再生機能を選択することを特徴とする、請求項1に記載の再生制御装置。
  8. 前記所定のキー情報と、前記コンテンツの情報と、前記再生機能の情報とが格納される記憶部をさらに備え、
    前記記憶部は、入力された前記キー情報毎に、前記コンテンツ情報選択部により選択された前記コンテンツの情報、及び前記再生機能選択部により選択された前記再生機能の情報を格納しておくことを特徴とする、請求項7に記載の再生制御装置。
  9. 前記コンテンツ、又は前記再生機能が変更された場合に、前記記憶部に格納された前記コンテンツの情報、又は前記再生機能の情報を更新するリスト更新部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の再生制御装置。
  10. 前記リスト更新部は、前記ネットワークに新たなコンテンツサーバ又は再生装置が追加された場合に、或いは、前記ネットワークから前記コンテンツサーバ又は再生装置が削除された場合に、前記記憶部に格納された前記コンテンツの情報、又は前記再生機能の情報を更新することを特徴とする、請求項9に記載の再生制御装置。
  11. 前記再生機能選択部は、前記所定のキー情報に適合する前記再生機能を選択し、
    前記コンテンツ選択部は、前記再生機能選択部により選択された前記再生機能に適合する前記コンテンツを選択することを特徴とする、請求項1に記載の再生制御装置。
  12. 前記コンテンツ選択部は、選択可能な前記コンテンツが複数存在する場合、複数の前記コンテンツのコンテンツメタをユーザに提示し、追加的に前記キー情報を入力するように促すか、或いは、前記複数のコンテンツの中から所望のコンテンツを選択するように促すことを特徴とする、請求項2に記載の再生制御装置。
  13. 前記再生機能選択部は、選択可能な前記再生機能が複数存在する場合、複数の前記再生機能の再生機能メタをユーザに提示し、追加的に前記キー情報を入力するように促すか、或いは、前記複数の再生機能の中から所望の再生機能を選択するように促すことを特徴とする、請求項4に記載の再生制御装置。
  14. 入力された前記キー情報と、前記再生機能選択部により選択された前記再生機能とが整合しているか否かを確認する再生機能確認部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の再生制御装置。
  15. 前記コンテンツがリムーバブルメディアに記録されている場合、前記コンテンツ情報取得部は、前記リムーバブルメディアに固有の識別情報が付加された前記コンテンツの情報を取得することを特徴とする、請求項1に記載の再生制御装置。
  16. 前記コンテンツ選択部は、前記コンテンツメタに含まれる情報の意味解釈に利用される辞書情報を保持し、当該辞書情報に基づいて前記キー情報に適合するコンテンツを選択することを特徴とする、請求項1に記載の再生制御装置。
  17. 前記再生機能確認部は、前記再生機能メタに含まれる情報の意味解釈に利用される辞書情報を保持し、当該辞書情報に基づいて前記キー情報に適合する再生機能を確認することを特徴とする、請求項14に記載の再生制御装置。
  18. 前記再生機能選択部は、前記コンテンツ物理情報、及び前記再生機能物理情報に含まれる情報の意味解釈に利用される辞書情報を保持し、当該辞書情報に基づいて前記コンテンツに適合する再生機能を選択することを特徴とする、請求項4に記載の再生制御装置。
  19. コンテンツを提供するコンテンツサーバ、及び前記コンテンツを再生するための再生機能を有する再生装置にネットワークを介して接続された再生制御装置による再生制御方法であって、
    前記コンテンツサーバから前記コンテンツの情報を取得するコンテンツ情報取得ステップと、
    前記再生装置から前記再生機能の情報を取得する再生機能情報取得ステップと、
    前記コンテンツの情報に基づき、所定のキー情報に適合する前記コンテンツを選択するコンテンツ選択ステップと、
    前記コンテンツ選択部により選択された前記コンテンツの情報、及び前記再生機能の情報に基づき、前記コンテンツに適合する前記再生機能を選択する再生機能選択ステップと、
    前記再生機能選択ステップにより選択された前記再生機能を利用して前記コンテンツ選択ステップにより選択された前記コンテンツを再生するように、前記コンテンツサーバと前記再生装置とを制御するステップと、
    を含むことを特徴とする、再生制御方法。
  20. 請求項1〜18のいずれかに記載の再生制御装置が有する機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  21. 請求項20に記載のプログラムに応じて動作するコンピュータに用いられるキー情報のデータ構造であって、
    ユーザにより入力された前記コンテンツ又は前記再生機能の内容に関する情報が含まれる要望メタ情報と、
    前記要望メタ情報に対応付けられ、前記ユーザを特定する情報又は前記要望メタが生成された時刻に関する情報が含まれる要望ID情報と、
    を含み、
    前記コンピュータにより前記要望ID情報に基づいて前記要望メタ情報が管理されることを特徴とする、データ構造。

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CSNH200600057004; 後藤淳ほか: 'TVエージェントシステムの開発' NHK技研R&D No.93, 20050915, P.38-45, 日本放送出版協会 *
JPN6010060034; 後藤淳ほか: 'TVエージェントシステムの開発' NHK技研R&D No.93, 20050915, P.38-45, 日本放送出版協会 *

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