JP2008309098A - ブレード洗浄装置付き風車 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便にブレードを洗浄できるブレード洗浄装置付き風車を提供すること。
【解決手段】柱状のタワー10と、タワーの頂部に取り付けられ、クレーン30を有するナセル20と、ナセルの水平端22に回転可能に取り付けられたハブ42と、ハブに取り付けられた複数枚のブレード44と、ブレードを洗浄する風車ブレード洗浄装置であって、ブレードの1枚をブレードの軸周りに囲む環状の配管であって、環状の内周側に配管を流れる洗浄液を噴出する複数のノズル64が形成され、クレーンから垂下されたロープ32により支持されタワーの長手方向zに移動する環状配管62と、ノズルから噴出される洗浄液を加圧するポンプ90と、ポンプで加圧される洗浄液を貯留する洗浄タンク92と、ポンプで加圧された洗浄液を環状配管に供給するホース94とを有する風車ブレード洗浄装置50とを備えるブレード洗浄装置付き風車100。
【選択図】図1

Description

本発明は風車に関し、特にブレードの洗浄が容易な風車に関する。
風車を長期間使用すると、塵や昆虫などの付着によりブレードの表面の平滑度が低下し、その結果、風車の性能が低下する。また、海岸部に設置された風車や洋上風車では塩分がブレード表面に付着し、その結果、絶縁耐力が低下し、落雷の影響を受け易くなる。そのため、風車では、一定の使用の後にブレードを洗浄することが望まれる。従来はブレードのメンテナンスは、大型クレーンや高所作業車を使用して行われていた。しかし、風車が大型化されたり、アクセスしにくい場所に風車が設置されたりするようになり、大型クレーンや高所作業車の使用が困難になりつつある。そこで、風車にゴンドラを簡易的に設置し、メンテナンスを行う方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−293455号公報(図1、図2)
しかし、ゴンドラに人を乗せてブレードを洗浄するのでは、高所作業を伴い、費用が掛かるので、頻繁に洗浄するのは難しい。ところが、ブレードの表面を平滑に保ち、また、塩分の付着を抑えるには、ブレードを定期的に洗浄することが望まれる。そこで、本発明は、簡便にブレードを洗浄できるブレード洗浄装置付き風車を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様に係るブレード洗浄装置付き風車は、例えば図1に示すように、柱状のタワー10と;タワー10の頂部に取り付けられ、クレーン30を有するナセル20と;ナセル20の水平端22に回転可能に取り付けられたハブ42と;ハブ42に取り付けられた複数枚のブレード44と;ブレード44を洗浄する風車ブレード洗浄装置50であって、ブレード44の1枚をブレード44の軸周りに囲む環状の配管62であって、環状の内周側に配管62を流れる洗浄液を噴出する複数のノズル64が形成され、クレーン30から垂下されたロープ32により支持されタワー10の長手方向zに移動する環状配管62と、ノズル64から噴出される洗浄液を加圧するポンプ90と、ポンプ90で加圧される洗浄液を貯留する洗浄タンク92と、ポンプ90で加圧された洗浄液を環状配管62に供給するホース94とを有する風車ブレード洗浄装置50とを備える。
このように構成すると、ポンプで加圧した洗浄液を環状配管のノズルから噴出し、環状配管で軸周りを囲まれたブレードの全周を洗浄液で洗浄することができる。そして、環状配管がナセルのクレーンでタワーの長手方向、すなわち洗浄しているブレードの軸方向に移動できるので、ブレードの全面を洗浄することができる。
また 本発明の第2の態様に係るブレード洗浄装置付き風車では、例えば図1に示すように、第1の態様に係るブレード洗浄装置付き風車100において、風車ブレード洗浄装置50が、環状配管62を支持し、ロープ32に接続される継手72を有する台座70と、台座70に取り付けられ、タワー10に接触し、台座70のタワー10の長手方向zの移動をタワー10に沿わせるガイド部80とを有してもよい。
このように構成すると、ガイド部により風車ブレード洗浄装置がタワーに沿って長手方向に移動するので、風車ブレード洗浄装置の移動がスムーズになると共に、風車ブレード洗浄装置の位置が安定する。
また 本発明の第3の態様に係るブレード洗浄装置付き風車では、例えば図1に示すように、第1または第2の態様に係るブレード洗浄装置付き風車100において、環状配管62が、タワー10から1枚のブレード44方向xに長軸を有する楕円環状であってもよい。
このように構成すると、タワーに対しブレードが傾斜し、両者の間隔が高さに応じて変化していても、ブレードに接触することなく、環状配管がブレードの軸周りを囲むことができる。
また 本発明の第4の態様に係るブレード洗浄装置付き風車では、例えば図1に示すように、第1ないし第3の態様のいずれかの一態様に係るブレード洗浄装置付き風車100において、ロープ32は、ナセル20内の滑車36を介して風車ブレード洗浄装置50に向けて垂下され、滑車36は、ロープ32で風車ブレード洗浄装置50を支持する位置72よりタワー10寄りに配置されてもよい。
このように構成すると、ロープが風車ブレード洗浄装置を支持する位置よりタワー寄りに配置された滑車を介して風車ブレード洗浄装置に向けて垂下されるので、風車ブレード洗浄装置に作用する重力がタワー方向の分力を生じ、よって、風車ブレード洗浄装置はタワーに押し付けられ、位置が安定する。
また 本発明の第5の態様に係るブレード洗浄装置付き風車では、例えば図2に示すように、第1ないし第4の態様のいずれかの一態様に係るブレード洗浄装置付き風車100において、風車ブレード洗浄装置50は、重心G位置にてロープ32に支持されてもよい。なお、「風車ブレード洗浄装置の重心位置」とは、風車ブレード洗浄装置の内、ロープで支持された部分の重心位置を指し、典型的には、環状配管、台座、ガイド部および一部のホースを含む部分の重心位置で、地上に設置されるポンプや洗浄タンクを含まない。また、「重心位置」という場合は、厳密な意味での重心でなくてもよく、その周囲を含み、当該位置で風車ブレード洗浄装置を支持することにより、ガイド部でタワーと接触することにより安定な姿勢が保てるような範囲であればよい。
このように構成すると、風車ブレード洗浄装置は、重心位置にて支持されるので、タワーに接触するガイド部により、実用的に安定な姿勢を保つことができる。
本発明によれば、ブレード洗浄装置付き風車が、柱状のタワーと、タワーの頂部に取り付けられクレーンを有するナセルと、ナセルの水平端に回転可能に取り付けられたハブと、ハブに取り付けられた複数枚のブレードと、ブレードを洗浄する風車ブレード洗浄装置とを備え、風車ブレード洗浄装置が、ブレードの1枚をブレードの軸周りに囲む環状の配管であって、環状の内周側に配管を流れる洗浄液を噴出する複数のノズルが形成され、クレーンから垂下されたロープにより支持されタワーの長手方向に移動する環状配管と、ノズルから噴出される洗浄液を加圧するポンプと、ポンプで加圧される洗浄液を貯留する洗浄タンクと、ポンプで加圧された洗浄液を環状配管に供給するホースとを有するので、ポンプで加圧した洗浄液を環状配管のノズルから噴出し、環状配管で軸周りを囲まれたブレードの全周を洗浄液で洗浄することができる。そして、環状配管がナセルのクレーンでタワーの長手方向、すなわち洗浄しているブレードの軸方向に移動できるので、ブレードの全面を洗浄することができる。したがって、簡便にブレードを洗浄できる洗浄装置付き風車が提供される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一符号あるいは類似符号を付し、重複した説明は省略する。
図1に本発明の実施の形態としての洗浄装置付き風車100を説明する模式図を示す。図1(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は(b)のc−c矢視図である。洗浄装置付き風車100は、地上から立設し、軸が鉛直方向に一致する柱状のタワー10と、タワー10の頂部に取り付けられ、鉛直軸周りに回動するナセル20と、ナセル20の一の水平端22に回転可能に取り付けられたハブ42と、ハブ42に取り付けられた3枚のブレード44(ブレード44を1本毎に区別するときには、添え字a、b、cを付ける。)とを備える。ブレードは3枚に限られることはなく、設計により2枚、あるいは4枚以上とされてもよい。ハブ42とブレード44とは一体として回転するので、合わせてロータ40とも称する。
タワー10は、典型的には鋼製の円筒の柱であり、表面は塗装される。円筒でなく、角筒等の柱でもよい。タワー10の下端は、地上で基礎に固定されている。あるいは、海上でフロートの上または海底に固定されていてもよい。タワー10の頂部には、ヨーシステム(不図示)が設置されている。このヨーシステムは、ブレード44を風向きに合わせるために用いられる。タワー10の内部には、例えば、内部をほぼ貫通する導電線(不図示)や動力軸(不図示)が収納され、ブレード44が受けた風力を、電力あるいは回転力として地上に伝達する。タワー10は、例えば60m以上の高さを有する。図1では、テーパなしの円筒の柱としてタワー10を図示しているが、タワー10は下になるほど径が太くなるテーパを有していてもよい。このようなテーパを有すると、タワー10はナセル20から受ける水平力による曲げに対して強くなり、また、安定する。
ヨーシステムの上には、ヨーシステムにより水平面内で旋回できるナセル20が設置されている。ナセル20には、不図示の増速機、発電機、制御装置等が格納されている。あるいは、ポンプ用風車などの動力風車では、クランク軸などを格納し、この場合には、ヨーシステムを備えていないこともある。
また、ナセル20内には、クレーン30が収納される。クレーン30は、例えばナセル20内の発電機等の装置のメンテナンスのための器具等を、高所のナセル20内に運搬するのに用いられる。クレーン30にはロープ32が巻回され、ロープ32は、滑車34・36にて案内され、ナセル20の下面に設けられた開口よりナセル20の下方に垂下される。なお、滑車の数は、ナセル20内に配置されるクレーン30の位置、ロープ32の経路等を考慮して、適宜決められる。滑車に代わり、表面が円筒形の滑らかなガイドでロープ32の経路を変えてもよく、そのようなガイドも滑車の概念に含まれるものとする。ロープ32の先端にはフック38が取り付けられ、クレーン30により引き上げられる対象物を吊り下げるのに用いられる。
ナセル20の一の水平端22には、水平に対して下記のチルト角だけ傾いた軸回りに回転するハブ42が設置されている。ハブ42は前述の増速機(不図示)等と連接され、ハブ42の回転は増速機を介して発電機(不図示)に伝えられる。ハブ42の周りに、等間隔で3本のブレード44が放射状に設置されている。ブレード44が風力を回転力に変換する。ブレード44が回転することにより描く円を含む平面が下部でタワー10から離れる方向に少し傾斜するように、ハブ42の軸を設定している。この角度が、チルト角と呼ばれるもので、運転中に、風力によりブレード44が変形しても、タワー10に接触しないようにするためのものである。特に、タワー10にテーパが付けられている場合には、ブレード44の先端はタワー10の太くなった下部に接触し易くなるので、その分大きなチルト角を設けて接触を防止する。ブレード44は、例えば、1本の長さが30mで、断面の長軸が3mというような大きさであり、FRPなどの強化プラスチックで形成される。
以上が、一般的な風車の大まかな構成である。
洗浄装置付き風車100では、さらに、ブレード44を洗浄液で洗浄するために、風車ブレード洗浄装置50を備える。風車ブレード洗浄装置50は、環状の配管であって、環の内周側に配管内を流れる洗浄液を噴出する複数のノズル64が形成された環状配管62と、ロープ32により吊り下げられて支持され、環状配管62を支持する台座70と、台座70に取り付けられて、台座70とタワー10との間に挟まるガイド部80とを備える。洗浄液は、ブレード44を洗浄するための液であり、水あるいは洗浄剤が添加された水が一般的に用いられる。風車ブレード洗浄装置50は、洗浄液を貯留する洗浄タンク92と、洗浄タンク92に貯留された洗浄液を加圧し、環状配管62に供給するポンプ90とを有する。ポンプ90や洗浄タンク92は、タワー10やナセル20から垂下されるのではなく、地上に置かれることが好ましい。さらに、風車ブレード洗浄装置50は、ポンプ90で加圧された洗浄液を環状配管62に供給するために、ポンプ90と環状配管62とを連接するホース94とを有する。
洗浄タンク92およびポンプ90は、移動式であることが好適であり、洗浄タンク92としては、例えばタンクローリー車であってもよい。ポンプ90は、後述するように高所に移動する環状配管62に洗浄液を供給し、ノズル64から洗浄液を噴出できるように、高圧の吐出圧を有する高圧ポンプであることが好ましく、例えばタンクローリー車に搭載してもよい。このように、洗浄タンク92およびポンプ90を可動式とすることにより、各風車にそれぞれ洗浄タンク92やポンプ90を備える必要がなく、また、洗浄タンク92やポンプ90を使用しない場合には、風車の周囲に余分な装置がなく、アクセス等が容易になる。また、ホース94には、ポンプ90で高圧にされた洗浄液を、移動する環状配管62に供給するため、典型的には高圧ラバーホースを用いる。そして、環状配管62の移動の妨げとならない様に、例えばドラムに巻きつけられ、環状配管62の移動に伴い引き出したり、巻き付けたりが容易に行えることが望ましい。
次に、図2をも参照して、環状配管62、台座70およびガイド部80について説明する。なお、環状配管62、台座70およびガイド部80を合わせて、環状洗浄装置60と称することもある。図2は、環状洗浄装置60を説明する説明図で、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は正面図、(d)は(b)のd部詳細断面図であり、(e)は(d)のe矢視図である。環状配管62は、例えば、内径25mm程度のステンレス配管を、4m×5mの楕円形の環状に形成し、環の内周側に3mm×15mm程度の長方形あるいは長円のスリット状のノズル64が等間隔に16ヶ所形成されている。環状配管62が楕円形に形成されるので、ブレード44の断面形状(翼の断面形状)に対し、全面を均等に洗浄しやすい。また、ブレード44とタワー10との距離が変化しても、環状配管62とブレード44との接触を防止できる。
ノズル64は、配管に環の中心方向に向けた孔を形成しただけでもよいし、細い管(不図示)を環の中心方向に向けて設置してもよい。孔を形成しただけであれば、製造が容易で軽量とできるが、細い管を設置した方が、噴出する洗浄液の方向が安定し、また、細い管を先細とすることで、洗浄液が噴出する流速を高めることもできる。ノズル62の孔の形状は円形でも、楕円形でもよく任意であるが、特に、環状配管62の周方向に長いスリットとすることで、ブレード44の表面全周を洗浄しやすく、また、洗浄液が噴出する流速を高めることもできる。ノズル64は、ブレード44と環状配管62との配置によっては、等間隔とはせず、また、ノズル64の数も増減させ、ブレード44の表面全周を洗浄出来るようにする。環状配管62には、液導入ノズル68が形成され、ホース94と連通する。
台座70では、矩形の台板74上に環状配管62を支持するための鉄架構75〜79が組まれている。鉄架構75〜79は、台板74の相対する2つの縁近くに垂直に配置された2本の支柱75と、支柱75が配置された縁に沿って支柱75の両側に配置された各2本のブレース76、78と、2本の支柱75の先端間を接続する横梁79と、台座70がロープ32で垂下される部分の2本のブレース76間を接続する横梁77とを備える。台座70は、2本の支柱75が互いに水平に並ぶように、かつ、台板74の矩形の面がタワー10の外表面と対面するように配置される。また、ブレース76は台板74の上方から支柱75を補強し、ブレース78は台板74の下方から支柱75を支持する。2本のブレース76間に横梁77が配置され、横梁77が接続する位置のブレース76に、継手としてのワイヤーロープ72が2本のブレース76間に懸架される。このワイヤーロープ72が懸架される位置は、環状洗浄装置60のほぼ重心Gを通る。
台板74の鉄架構75〜79が組まれた面の裏側に、ガイド部としてのラバー製車輪80が台板74の四隅の近くに配置される。ラバー製車輪80は、走行方向を支柱75の軸方向と一致する方向に固定された固定車とするのが好ましい。なお、ラバー製車輪80に代えて、ポリテトラフルオロエチレンシート等を表面に貼ったすべり易いスライドプレートとしてもよい。
台座70では、支柱75および横梁79で、環状配管62を固定支持する。また、環状配管62は、図2(a)に示すように2本の支柱75の間隔より大きな径に形成され、支柱75および横梁79では、全体を支持することが難しい。その結果、環状配管62が自重でたわんでしまうこともある。そこで、図2(b)に示すように、台板74の上端付近にリフト用ワイヤー66を2本接続し、リフト用ワイヤー66で環状配管62の支柱75、横梁79から張り出した部分を引き上げている。
次に、図1および図2を参照して、洗浄装置付き風車100の作用、特に、風車ブレード洗浄装置50の作用を説明する。洗浄装置付き風車100は、ブレード44で風を受け、ロータ40が回転することにより、発電をし、あるいは、動力を供給する。ブレード44で風を受けると、空気中の塵埃や空中を飛来する昆虫がブレード44に付着する。また、洋上あるいは海岸近くの地上に設置された場合には、塩分がブレード44に付着する。ブレードに付着した塵埃、昆虫あるいは塩分は、ブレード44の表面特性を悪化させ、風車としての性能を低下させ、また、塩分は絶縁耐力を退化させるので、落雷の影響を受け易くなるなど、風車に悪影響を与える。そこで、ある時間運転したならば、ブレード44を洗浄することが望まれる。
ブレード44を洗浄するには、風車の運転を停止する。すなわち、ロータ40の回転を停止し、発電したり動力を供給したりすることを止める。そして、3本のブレード44の内、1本のブレード44aの軸を図1(b)に示すように鉛直下方に向け、回転しないように固定する。なお、ブレード44aの軸とは、ブレード44aがハブ42に取り付けられる部分と先端とを結ぶ直線をいう。続いて、ナセル20内のクレーン30からロープ32を引き出し、先端のフック38がほぼ地表に届くまで下ろす。地表では、洗浄タンク92に洗浄液が貯留され、ポンプ90が洗浄タンクに接続され、ポンプ90の吐出口には、ホース94が接続される。そして、ホース94は環状配管62の液導入ノズル68に接続される。
地上で、環状洗浄装置60のワイヤーロープ72にロープ32のフック38を掛け、クレーン30にてロープ32を巻き上げる。ロープ32を巻き上げることにより、環状洗浄装置60はロープ32に垂下され、タワー10の外壁に沿って上昇する。その際に、ラバー製車輪80がタワー10側となるように環状洗浄装置60を配置する。
ナセル20内で、ロープ32を垂下する開口に最も近い滑車36の位置を、環状洗浄装置60がタワー10に沿って吊り下げられたときのフック38の位置、すなわち、ワイヤーロープ72が懸架される位置より、タワー10寄りとなるように配置する。「タワー寄り」とは、滑車36の位置から鉛直下方にロープ32を垂らすと、フック38で環状洗浄装置60を吊り下げる位置より、タワー10の外面に近い位置であることをいい、図1(a)のマイナスx方向側に位置することをいう。
滑車36の位置は、タワー10の断面上となってもよいが、通常、ヨーシステム(不図示)の上に位置するほどタワー10の中心軸に近づくことはない。このように、滑車36をワイヤーロープ72よりタワー10寄りに配置すると、振り子のように、滑車36からロープ32を介して垂下された環状洗浄装置60には、自重によるタワー10方向への分力が生じ、環状洗浄装置60がタワー10に押し付けられる。そのために、環状洗浄装置60がタワー10に沿った位置に安定する。特に、滑車36がタワー10の中心軸の近くにまで入り込むことがないので、環状洗浄装置60はタワー10の周方向にずれることもない。すなわち、タワー10に環状洗浄装置60をガイドするためのレール等を備えていなくても、環状洗浄装置60は、ブレード44aに対応する位置(滑車36とタワー10の中心軸とを通る面内)でタワー10に沿って上下移動する。なお、環状洗浄装置60にはガイド部としてのラバー製車輪80が備えられているので、タワー10に沿って上下(図1のz方向)には容易に移動する。また、ガイド部80により環状洗浄装置60のタワー10に沿った上下方向の移動がスムーズであるので、タワー10の塗装を傷めることも防止される。
また、フック38で吊り下げられるワイヤーロープ72の位置が、風車ブレード洗浄装置50の重心G位置、すなわち重心Gの近くの位置であるので、環状洗浄装置60の姿勢が安定する。なお、環状洗浄装置60の地表からの高さにより、環状洗浄装置60に作用するホース94の自重が変化し、その結果、風車ブレード洗浄装置50の重心Gの位置が変化する。そこで、洗浄液を供給するホース94と環状洗浄装置60との接続位置である液導入ノズル68を環状洗浄装置60の重心を通る鉛直線上、あるいは、その近傍として、環状洗浄装置60の高低によってホース94の自重が変化してもホース94を含む風車ブレード洗浄装置50の重心Gの位置が実質的に変化しないようにすることが好ましい。また、ホース94がラバー製でかつ細く、金属製の環状洗浄装置60に比べて重量が軽く、その影響が無視できる程度に小さい場合には、ホース94が環状洗浄装置60の重心を通る鉛直線上で接続されていなくても、環状洗浄装置60の重心を風車ブレード洗浄装置50の重心G位置として実質的な問題はない。なお、重心G位置(重心Gの近くの位置)とは、吊り下げられる点と重心Gとの位置のずれにより図1のy軸周りの回転モーメントが生じても、ラバー製車輪80がタワー10を押していることにより、回転を生ずることがない程度に、生ずる回転モーメントが小さくなる位置をいう。
環状洗浄装置60をブレード44aの高さまで引き上げると、環状配管62はブレード44aをブレード44aの軸周りに囲む。ハブ42が、すなわちロータ40がチルト角だけ傾くことにより、ブレード44aの軸もタワー10の軸方向(鉛直方向)からチルト角だけ傾斜し、ブレード44aは、その先端がタワー10からより離隔して位置する。そこで、環状配管62は、タワー10からブレード44a方向(図1のx方向)に長い形状を有するのが好適である。特に、タワー10がテーパ付きであるときには、環状洗浄装置60がタワー10の外面に沿って上下に移動し、環状配管62のタワー10の中心からの位置が変化するので、環状配管62がタワー10からブレード44a方向(図1のx方向)に長い形状を有していることで、環状配管62とブレード44aとの接触を防止できる。
環状配管62がブレード44aを囲んだならば、ポンプ90を起動し、洗浄液をホース94から環状配管62に供給する。洗浄液は、環状配管62を通ってノズル64から噴出し、環状配管62の内側に位置するブレード44aの表面に衝突する。洗浄液が勢いよく衝突することにより、ブレード44aの表面が洗浄される。ノズル64が環状配管62の内周側に複数形成されているので、ブレード44aの軸周りの周囲が洗浄される。
クレーン30でロープ32を巻き上げ、また、巻き戻すことにより、環状配管62の位置を上下させ、ブレード44aが洗浄される部分をブレード44aの軸方向に変える。好適には、環状配管62をブレード44aがハブ42に接続する位置、すなわち、一番高い位置まで引き上げてから洗浄液を噴出し、高い位置から徐々に下げながら洗浄すると、汚れた洗浄液がブレード44aの表面に残留して、汚れが残ってしまうことを防止できる。
1枚のブレード44aの洗浄が終了したならば、環状洗浄装置60をブレード44aの先端より低い位置に下げ、ポンプ90を停止してノズル64からの洗浄液の噴出を止める。次に洗浄するブレード44bの軸が鉛直下方を向くまで、すなわち、ブレード44bが環状配管62の直上に位置するまでロータ40を回転し、その位置でロータ40の回転を固定し、環状洗浄装置60を引き上げて、再度ポンプ90を起動して、洗浄する。同様に、ブレード44cを洗浄する。全てのブレード44の洗浄が終了したならば、環状洗浄装置60を地上に下ろし、ロープ32のフック38から外し、ロープ32をクレーン30で巻き込む。また、風車ブレード洗浄装置50を撤去する。別の風車のブレードを洗浄する場合には、その風車の位置へ風車ブレード洗浄装置50を移動する。
このように、風車ブレード洗浄装置50を備えることにより、簡易にブレード44を洗浄することができるので、ブレード44の表面を平滑に保ち、また、塩分の付着を押さえることができる。また、人が高所に上って作業することがないので、安全である。
次に図3を参照して、環状配管62の変形例について説明する。図3は、環状配管62の変形例を説明する図で、(a)は短径を特に短くした環状配管112を有する環状洗浄装置110の上面図、(b)は直管124・128とエルボ126とで構成した環状配管122を有する環状洗浄装置120の上面図、(c)は開いた環状の環状配管132を有する環状洗浄装置130の上面図である。
環状洗浄装置110では、楕円形の環状配管112の短径を特に短くして、ブレード44に特に近づけている。環状配管112のノズル64(図2参照)は、ブレード44に近い方が、勢いよく洗浄液をブレード表面に衝突させることができ、洗浄効果が高まる。しかし、近づけすぎると、例えば風などの影響で、ブレード44が変形したときに環状配管112に接触し、ブレード44を損傷しかねないので、予想される変形に応じた間隔は保つ必要がある。特に、図3(a)に示すように、ブレード44の薄い面が環状配管112の長径と一致するようなピッチとして洗浄する場合には、環状配管112の短径を短くするのが好適である。
環状洗浄装置120では、環状配管122を直管124・128とエルボ126とで構成する。特に直管124・128とエルボ126との接続をネジ継手などの着脱可能な接続とすることで、環状配管122を現場で使用するときに組み立て・解体することが容易になり、環状配管122を解体することで環状配管122あるいは環状洗浄装置120を運搬し、保管しやすくなる。
環状洗浄装置130では、環状配管132が閉じた環状ではなく、開いた環状となっている。環状配管132は閉じた環状でなくてもよく、例えば、2つの端部134の間隔が、ブレード44が通り抜けられるような間隔を有していると、誤ってチルト角を大きくし過ぎていても、環状配管132がブレード44と接触することを防止できる。なお、環状配管132は複数の弧状の配管を並べることにより環状を形成してもよい。その場合には、弧状の配管がそれぞれ液導入ノズル68(図2(a)参照)を有し、ホース94と接続される。すなわち、ホース94は、ポンプ90から吐出された洗浄液を分岐させるように、分岐部(不図示)を備える。
本発明の実施の形態としての洗浄装置付き風車を説明する模式図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は(b)のc−c矢視図である。 環状洗浄装置を説明する説明図で、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は正面図、(d)は(b)のd部詳細断面図、(e)は(d)のe矢視図である。 環状配管の変形例を説明する図で、(a)は短径を特に短くした環状配管を有する環状洗浄装置の上面図、(b)は直管とエルボとで構成した環状配管を有する環状洗浄装置の上面図、(c)は開いた環状の環状配管を有する環状洗浄装置の上面図である。
符号の説明
10 タワー
20 ナセル
22 水平端
30 クレーン
32 ロープ
34、36 滑車
38 フック
40 ロータ
42 ハブ
44、44a、44b、44c ブレード
50 風車ブレード洗浄装置
60 環状洗浄装置
62 環状配管
64 ノズル
66 リフト用ワイヤー
68 液導入ノズル
70 台座
72 ワイヤーロープ(継手)
74 台板
75 支柱(鉄架構)
76、78 ブレース(鉄架構)
77、79 横梁(鉄架構)
80 ラバー製車輪(ガイド部)
90 ポンプ
92 洗浄タンク
94 ホース
100 ブレード洗浄装置付き風車
110、120、130 環状洗浄装置
112、122、132 環状配管
124、128 直管
126 エルボ
134 端部
G 風車ブレード洗浄装置の重心
x タワーから1枚のブレード方向
z タワーの長手方向

Claims (5)

  1. 柱状のタワーと;
    前記タワーの頂部に取り付けられ、クレーンを有するナセルと;
    前記ナセルの水平端に回転可能に取り付けられたハブと;
    前記ハブに取り付けられた複数枚のブレードと;
    前記ブレードを洗浄する風車ブレード洗浄装置であって、
    前記ブレードの1枚を該ブレードの軸周りに囲む環状の配管であって、前記環状の内周側に配管を流れる洗浄液を噴出する複数のノズルが形成され、前記クレーンから垂下されたロープにより支持され前記タワーの長手方向に移動する環状配管と、
    前記ノズルから噴出される洗浄液を加圧するポンプと、
    前記ポンプで加圧される洗浄液を貯留する洗浄タンクと、
    前記ポンプで加圧された洗浄液を前記環状配管に供給するホースとを有する風車ブレード洗浄装置とを備える;
    ブレード洗浄装置付き風車。
  2. 前記風車ブレード洗浄装置が、
    前記環状配管を支持し、前記ロープに接続される継手を有する台座と、
    前記台座に取り付けられ、前記タワーに接触し、前記台座の前記タワーの長手方向の移動を前記タワーに沿わせるガイド部とを有する;
    請求項1に記載のブレード洗浄装置付き風車。
  3. 前記環状配管が、前記タワーから前記1枚のブレード方向に長軸を有する楕円環状である;
    請求項1または請求項2に記載のブレード洗浄装置付き風車。
  4. 前記ロープは、前記ナセル内の滑車を介して前記風車ブレード洗浄装置に向けて垂下され、前記滑車は、前記ロープで前記風車ブレード洗浄装置を支持する位置より前記タワー寄りに配置される;
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のブレード洗浄装置付き風車。
  5. 前記風車ブレード洗浄装置は、重心位置にて前記ロープに支持される;
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のブレード洗浄装置付き風車。
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