JP2008306445A - 光波長多重通信システムおよび波長ルータ - Google Patents

光波長多重通信システムおよび波長ルータ Download PDF

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Abstract

【課題】長多重通信に使用することが可能なアレイ導波路型回折格子を含む光波長多重通信システムおよび波長ルータを提供すること。
【解決手段】波長多重通信システム300は、自由スペクトラル領域にN波長を含む波長多重通信を使用する波長多重通信システムであり、アレイ導波路型回折格子100により複数のユーザ端末314を含むドメインからの光通信を接続するユーザ接続ユニット312と、ユーザ接続ユニット312が光接続されるN個の入力ポートと、N個の出力ポートとを含み、単一出力ポートを残して他出力ポートがループバック接続されたN個の前記アレイ導波路型回折格子を含むAWGユニット310と、単一出力ポートに接続され、単一出力ポートの出力をカップリングまたはデカップリングして外部接続する光学ノード304とを含んでいる。
【選択図】図3

Description

本発明は、光を媒体として使用する情報伝送技術に関し、より詳細には、波長多重通信に使用することが可能なアレイ導波路型回折格子を含む光波長多重通信システムおよび波長ルータに関する。
近年、ネットワークなどを通して伝送される情報が多種多様化し、また大容量化するに伴って光を媒体として使用する通信が普及している。光通信では、情報伝送媒体としてマルチモードまたはシングルモードといった特性を有する無機・有機材料から形成された光ファイバが用いられる。
また、光通信では、通信基地局に配置された局側装置からユーザの自宅、会社などに配置されたユーザ端末へと、光通信リンクを形成する光ファイバを介して情報が伝送される。この際、光ファイバは、電気パルスとは異なり光学的にカップリングさせることが必要とされ、多数のユーザに対し、効率的に情報を光伝送するためには、従来のルーティング技術とは異なるルーティング基盤が必要とされる。
光波長多重通信を行うため、アレイ導波路型回折格子を使用する波長多重通信技術が知られており、種々のルーティング方式が提案されている例えば、特開2005−72802号公報(特許文献1)では、装置入力ポートと4×4アレイ導波路回折格子の入力ポートとの間に、光信号の波長を計測する波長計測手段及び光信号を透過または遮断する光ゲート手段を設ける点を開示する。また、特開2005−117509号公報(特許文献2)では、光伝送路を介して通信ノードに1対1に接続されたN個の出力ポートを備え、ポート数の少ない複数のアレイ導波路回折格子と、該複数のアレイ導波路回折格子の前段に設けられる波長経路制御器とを有する波長多重通信システムが開示されている。
特開2006−174300号公報(特許文献3)では、波長可変光源を、通信ノードを接続する波長ルーティング装置内に配置し、第1のアレイ導波路格子を通過後、波長変換し、別のアレイ導波路格子に入力してルーティングを行う技術が開示されている。特開2006−174301号公報(特許文献4)では、通信ノードを接続する波長ルーティング装置内に配置し、波長可変光源からの出力光を、波長ルーティング装置内にあるアレイ導波路回折格子を2度通過させて、光信号の衝突を防止する技術が開示されている。
特開平11-122224号公報(特許文献5)では、ルーティング機能に従って、出力ポートと入力ポートとを結合する光学結合手段とからなり、前記一連の個々にアドレスされた波長チャネルを光学信号に多重化する技術が開示されている。上述したように波長多重通信のルーティングを行う技術が種々知られている。
さらに、光通信を行うアクセスネットワークにおいてWDMPON(Wavelength
Division Multiplexing Passive Optical Network)が期待されている。従来のルーティング方式では、WDMPONにおいて、ユーザ端末(以下、ONU(Optical
Network Unit)として参照する。)と、基地局などに設置されるゲートウェイ装置(以下、OLT(Optical Line Terminal)として参照する。)とONUとの間では、固有の波長を用いたピア・ツー・ピア(以下、P2Pとして参照する。)通信が可能とされていることが知られている。
しかしながら、ONU間の通信において、P2P通信が可能とされていないという問題があった。また、高いセキュリティを提供するネットワークとしてVPN(Virtual Private Network)を形成することが知られているものの、従来のVPNは、IPアドレスを使用するIPトンネリング方式またはエッジルータを使用し、ルーティング制御を行うものであり、いずれの場合もIPアドレスを使用してVPN通信インフラ基盤を提供するものである。
特開2005−72802号公報 特開2005−117509号公報 特開2006−174300号公報 特開2006−174301号公報 特開平11−122224号公報
上述したように、種々の技術が知られているものの、OLTとONUとの間においてルーティングを行う場合、光−電気変換を行うことなく、また既存のIPアドレスなどを使用することなく、IPアドレスの枯渇という問題に柔軟に対応することができる光波長多重通信技術が必要とされていた。
また、少なくともゲートウェイ装置であるOLTと、ONUとの間に加え、OLTとONUとの間において高速大容量な通信が可能なフルメッシュ型のVPN(Virtual Private Network)を提供することにより、IPアドレスの枯渇の問題に対応でき、さらに高速の波長多重通信ネットワークを提供することが必要とされていた。
さらに、N個のN入力ポートxN出力ポートを含む周回性AWGを用いることで、N個のN入力ポート×N出力ポートの周回性AWGに接続されるN台の加入者終端装置(ONU)のうちN台のユーザ端末(ONU)からなるN個の各VPN(仮想プライベートネットワーク)内で、N台すべてのユーザ端末間での直接通信を可能とする構成を提供することが必要とされていた。
本発明者らは、従来技術の上記問題点に着目し、すでに特願2005−270539号明細書においてアレイ導波路型回折格子(以下、AWG:Arrayed Waveguide Grating)を使用してフルメッシュ接続が可能なルーティングトポロジを提案している。AWGの入力ポートおよび出力ポートをそれぞれ奇数個とし、複数のAWGの入力ポートをループバック接続し、同時に複数のAWGの出力ポートをループバック接続することにより、フルメッシュ型のP2P接続が可能とされる。
本発明では、波長ルータを、複数のAWGを含んで構成する、AWGは、AWGの奇数個(2q+1:qは正の整数である。)のポートに対し、外部接続するために使用し、ループバック接続されない単一出力ポートとして機能するポートを追加して、それぞれ2(q+1)個の入力ポートおよび出力ポートを構成する。さらに複数のAWGは、単一出力ポートを除く複数の入力ポートがループバック接続され、複数の出力ポートについてもループバック接続される。追加された単一ポートは、波長ルータがユーザ端末に割当てる排他的なドメイン(VPN)から、外部ネットワークに光接続するための出力として使用される。
AWGは、特定のユーザ端末(ONU)ごとに割当てられており、AWGのルーティングテーブルに従って排他的なVPNドメインを形成する。本発明によりループバック接続されたAWGの単一出力ポートからは、AWGごとに割当てられた波長がゲートウェイ装置へと光接続される。複数のAWGから送信された光信号は、コンバイナ/スプリッタで統合されて、光ファイバなどを使用してゲートウェイ装置(OLT)へと伝送される。ゲートウェイ装置は、その後、光ファイバなどの光導波路を使用して送信側と同一構成の波長ルータを使用する受信ドメインに光信号を送出する。すなわち、本発明によれば、VPNを構成するドメインを構成するユーザ端末は、OSI基本参照モデルにおける光接続するための物理層よりも上部層に達するまで電気−光変換を行うことなく高いセキュリティで、かつ高速大容量の光通信を提供できる。
すなわち、本発明によれば、自由スペクトラル領域にN波長を含む波長多重通信を使用する波長多重通信システムであって、前記波長多重通信システムは、
アレイ導波路型回折格子により複数のユーザ端末を含むドメインからの光通信を接続するユーザ接続ユニットと、
前記ユーザ接続ユニットが光接続されるN個の入力ポートと、N個の出力ポートとを含み、単一出力ポートを残して他出力ポートがループバック接続されたN個の前記アレイ導波路型回折格子を含むAWGユニットと、
前記単一出力ポートに接続され、前記単一出力ポートの出力をカップリングまたはデカップリングして外部接続する光学ノードとを含み、
前記AWGユニットは、前記ユーザ端末に対してフルメッシュ接続を与え、かつ前記N波長のうち前記アレイ導波路型回折格子に固有に割当てた波長を前記光学ノードへと光接続し、前記N波長の残りを前記ドメイン内での内部通信波長として割当てる、波長多重通信システムが提供できる。
本発明では、N=2個であり、前記アレイ導波路型回折格子の前記出力ポートは、光導波路により、前段アレイ導波路型回折格子の前記単一出力ポートを除くa出力ポートがa段後段のアレイ導波路型回折格子のa出力ポートにループバック接続することができる。
本発明では、前記ユーザ端末は、スーパーノードを除き、N個の前記アレイ導波路型回折格子の前記入力ポートに対し、それぞれ別の固有の前記アレイ導波路型回折格子の前記入力ポートに順次接続されてもよい。
本発明の前記ドメインは、仮想プライベートネットワークを構成することができる。
また、本発明によれば、
自由スペクトラル領域にN波長を含む波長多重通信を使用する波長多重通信システムに使用する波長ルータであって、
アレイ導波路型回折格子により複数のユーザ端末を含むドメインからの光通信を接続するユーザ接続ユニットと、
前記ユーザ接続ユニットと光接続されるN個の入力ポートと、N個の出力ポートとを含み、単一出力ポートを残して他出力ポートがループバック接続されたN個の前記アレイ導波路型回折格子を含むAWGユニットと、
前記単一出力ポートに接続され、前記単一出力ポートの出力をカップリングまたはデカップリングして外部接続する光学ノードとを含み、
前記ユーザ端末に対してフルメッシュ接続を与え、かつ前記N波長のうち前記アレイ導波路型回折格子に固有に割当てた波長を前記光学ノードに光接続し、前記N波長の残りを前記ドメイン内での内部通信波長として割当てる、波長ルータが提供される。
本発明では、N=2個であり、前記アレイ導波路型回折格子の前記出力ポートは、光導波路により、前段アレイ導波路型回折格子の特定出力ポートを除くa出力ポートが(a−1)後段のアレイ導波路型回折格子のa出力ポートにループバック接続されてもよい。
本発明では、N個の前記アレイ導波路型回折格子の前記入力ポートは、スーパーノードが接続される入力ポートを除き、それぞれ別のドメインに含まれるユーザ端末に接続される固有の前記アレイ導波路型回折格子の前記入力ポートに順次接続されてもよい。
本発明の前記ドメインは、仮想プライベートネットワークを構成することができる。本発明の前記アレイ導波路型回折格子は、前記ドメインを形成するサイトに配置され、前記波長ルータは、異なる前記サイトに設置された前記アレイ導波路型回折格子を光ファイバにより光接続して構成することができる。
以下、本発明を、実施形態をもって説明するが、本発明は、後述する実施形態に限定されるものではない。図1は、AWG100の波長ルーティングを示す。AWG100は、波長ルータを構成しており、複数の入力ポート102〜108と、複数の出力ポート110〜116とを含んでいる。入力ポート102〜108には、波長多重変調された発光ダイオードまたは半導体レーザといった、約400nm〜約1.6μmの指向性光線がカップラ(図示せず)を介して入射される。また、波長多重変調された光線は、例えばユーザ端末に割当てられた波長ごとに、異なるデータが重畳されていて、AWG100による分波を経て、出力ポート110〜116へと出力される。AWG100は、フリースペクトラルレンジ(FSR)ごとに定在波を形成する所定の波長から構成されるN個の波長多重光を分波した後、ユーザ装置側端から出力させている。
図1に示したAWG100は、出力ポート110、112、114の出力を、他のAWG(図示せず)にループバックするように光接続されていて、出力ポート116から波長λの出力を、ネットワークを介して外部接続されたいわゆる局側装置(OLT:図示せず)に送信するルーティングポートとして割当てている。以下、OLTについて、ゲートウェイ装置として参照する。出力ポート110〜114は、さらに他の同様の構成を含むAWG(図示せず)へのループバック接続のために割当てられている。ループバック接続は、ユーザ端末間のフルメッシュ接続を形成し、さらに、ゲートウェイ装置に対して接続する波長を、AWGごとに固有とするように形成されている。
図2は、図1で示すAWG100の分波特性、すなわちルーティングテーブル200を示す。AWG100は、FSR範囲で重畳された波長多重光線、図2で示す実施形態では入力ポート側から、λ、λ、λ、λの4重の波長多重光が入力される。図2に示した実施形態では、波長λ〜λが、ユーザ端末に割当てられるドメイン内での通信に割当てられ、波長λは、ゲートウェイ装置への通信のために使用される。例えば、入力ポート1から波長λの波長を入力すると、波長λの光は、出力ポート4から出力される。一方、入力ポート2からλの波長を入力すると、出力ポート1に分波される。
なお、図2に示したルーティングテーブル200は、ループバック接続による入力・出力反転について等価的に機能し、ルーティングテーブル200を行列として定式化する場合、ループバック入力とループバック出力との間は、ルーティングテーブルの行と列との入れ換えに相当する。すなわち、図2に示した実施形態では、入力ポート1からλの波長を入力する場合、AWGの出力ポート1からλの光が出力される。このとき、出力ポート1からの波長λの光をループバックして他のAWGの出力ポート1に接続する場合、波長λの光は、図2のルーティングテーブル200の列方向に対応する入力ポート1から出力される。このとき、入力ポート1にユーザ端末Aを接続し、他のAWGの入力ポート1にユーザ端末Bを接続することにより、ユーザ端末Aとユーザ端末Bとが波長λで介して接続される。
一方、入力ポート1から波長λの光を入力する場合、λの光は、出力ポート4から出力される。また、隣接するAWGの入力ポート1に波長λの光を入力することにより、隣接するAWGの出力ポート4からは中央λが出力される。以下、順次、降順に後段のAWGに外部接続するべき波長を入力することにより、特定のAWGに割当てられるユーザ端末が共通して外部接続のために利用する波長を割当てることができる。
また、後段のAWGが形成するドメインについては、前段AWGの入力ポートの入力ポート2以降に順次接続させてゆくことにより、同様にして、後段のAWGが共通して外部接続のために利用する異なる外部通信波長を設定することができる。以下さらに、入力ポート1から波長λの光を入力した場合について検討する。初段のAWGは、出力ポート2に分波する。出力ポート2は、2段階後段のAWGの出力ポート2に接続されている。出力ポート2に入力されたλの波長は、図2に示されるように、入力ポート1から出力される。このとき、2段階後段の入力ポート1をユーザ端末Cに接続することにより、波長λは、初段のAWGに割当てられたユーザ端末Aとユーザ端末Cとの間の接続を可能とする。
図3には、図1および図2で説明したAWGを使用する波長ルータを含む光ネットワーク300の実施形態を示す。光ネットワーク300は、ゲートウェイ装置302として機能するOLTと、波長ルータ320と、ユーザ端末314とを含んで構成されている。ユーザ端末314は、光電変換素子などを備えるOSI基本参照モデルでの光物理層を備えていて、波長ルータ320へと光ファイバなどの光導波路を使用して構成されるユーザ接続ユニットにより接続している。波長ルータ320は、コンバイナ/スプリッタ304と、AWGユニット310と、コンバイナ/スプリッタ304とAWGユニット310との間を光接続するためのループバック接続ユニット308および統合接続ユニット306とを含んで構成されている。
また、波長ルータ320は、AWGユニット310を含んで構成されており、AWGユニット310は、4、8、16、32などの適切な数の入出力ポートを含む、複数のAWG100から構成されている。なお、AWGユニット310を構成するAWG100は、本実施形態では同一構成とすることがユーザ接続ユニット312およびループバック接続308を設定する上では好ましいが、特に限定されるものではない。AWGユニット310からの出力は、ループバック接続ユニット308および統合接続ユニット306を介してコンバイナ/スプリッタ304に入力される。コンバイナ/スプリッタ304は、複数の光導波路をカップリングまたはデカップリングさせる光学ノードとして機能し、ゲートウェイ装置302へと接続するための光導波路322に、ユーザ端末314からの外部接続光を伝送している。
なお、光導波路322は、光ケーブルなどとして構成することができる。ループバック接続ユニット308は、図2で説明したルーティング機能をAWGユニットに提供する。また、統合接続ユニット306は、AWGユニット310を介して伝送された外部接続光を、コンバイナ/スプリッタ304に光接続させており、光導波路を使用して構成することができる。なお、コンバイナ/スプリッタ304は、既存のカップリングモジュールやデカップリングモジュールを使用して構成することができる。
図4は、波長ルータ420の詳細構成を示した光ネットワーク400の実施形態を示す。AWGユニット410は、複数のAWG100の出力ポート側がループバック接続ユニット408により相互接続されている。また、AWG100の入力ポート側は、ユーザ接続ユニット412により複数のユーザ端末414に接続されている。図4に示す波長ルータ420は、例えば、ユーザAおよびユーザBは、同一のグループに帰属しているが接続先は、それぞれ別のAWGとされている。また、本実施形態では、AWG100ごとにユーザ端末のグループが割当てられ、外部接続光の波長を変えた、VPN(Virtual
Private Network)を提供する。
例えば、ユーザ端末のグループA〜Dは、VPN#1を構成し、ユーザ端末のグループE〜Hは、VPN#2を構成し、順次、VPNを形成#Nが形成される。VPNを形成するユーザ端末の数は、最大AWG100の入力ポート数まで対応でき、接続しなければならないユーザ端末414の数に対応して設定することができる。ただし、ループバック接続およびユーザ接続の設定の便宜上、AWG100の入力ポートおよび接続ポートは、AWG間で共通していることが好ましい。この場合、特定のAWG100の入力ポートまたは出力ポートに空きが発生する場合には、光学的リピータを接続して、以後のユーザ端末414の増加などに備えておくことができる。
図4中、AWG100の入力ポートを、1d〜4dとし、出力ポートを1u〜4uとして示す。本実施形態では、各VPNに割当てられる外部接続波長は、当該AWG100の入力ポート1d〜4dに対し、直接ユーザ端末414が入力する入力ポートに依存する波長とされる。この波長は、図4に示した実施形態の場合、図2のルーティングテーブルの第4列により指定され、λが外部接続波長として割当てられる。また、グループA〜Dの内部接続波長は、λ〜λに割当てられる。上述したルーティングを使用することにより、ネットワーク障害が発生した場合など、障害ノードの検出および障害復旧が容易になると共に、グループ内での内部接続波長の割当ても容易となる。なお、ユーザ端末のうち、当該ユーザ端末を含むVPNを構成するべく直接対応するAWGに接続するユーザ端末を、以下、スーパーノードとして参照する。
図4に示した実施形態では、ユーザ端末のグループA〜Dでは、ユーザ端末Aがスーパーノードであり、外部接続波長は、単一出力ポートとして設定された出力ポート4からのλを指定する。また、内部接続波長は、λ〜λとして割当てられる。このため、グループA〜Dのうち、例えばユーザ端末Aを、スーパーノードとして設定し、波長管理などを委任することができる。
同様に、グループE〜Hでは、内部接続波長は、λ〜λであり、外部接続波長は、単一出力ポートは同様に出力ポート4として設定されている。このとき、グループE〜Hを管理するAWGの出力ポート4は、図2のルーティングテーブルに従い、λが割り当てられる。この結果、グループE〜Hは、外部接続波長としてλを使用することができる。以後順次、波長多重度分だけのVPNが構築される。なお、どの出力ポートでも外部接続波長ようの出力ポートに割当てることができるが、その際、外部出力波長は、図2の列の値を使用することができ、対応する入力ポートを、スーパーノードが入力するポートとして設定する。
また、スーパーノードは、上述したルーティングテーブルを複数のAWG100に渡って提供するために、各AWGに割当てられる接続段数に対応する入力ポートに接続する。また、スーパーノード以外のユーザ端末は、順次後段のAWGの入力ポートに対し、順次後段の先頭入力ポートに接続される。以下、グループE〜Hについても、同様の関係を使用してユーザ接続ユニットを構成する。
一方、ループバック接続ユニット408は、接続テーブルに従う関係を満たすように接続され、各先頭出力ポートは、外部接続ポートとして残す。なお、特定の出力ポート間の関係は、図4に示した実施形態では、最後尾出力ポートを除くa出力ポートは、a段分だけ後段の同一番号の出力ポートにループバック接続される。上述した接続を構成することにより、図2に示したルーティングテーブルを複数のAWGに適用しつつ、カスケード式にVPNを構成することが可能となる。なお、AWG100は、単一の波長ルータ内に配置することもできるが、ユーザ接続およびループバック接続を光ファイバなどで構成し、単一のAWG100を含む波長ルータを、複数のサイトに配置することにより、VPN構築性を担保することができる。
図5は、図4に示した波長ルータ420がゲートウェイ装置402に伝送する光波長多重伝送を、WTM法(Wavelength Transfer Matrix)法を使用して定式化した場合の実施形態を示す。図5中、左手側が、ユーザ端末が送信する可能性の有る波長であり、Aは、ユーザ端末Aから送信される波長λの光を示し、Pについてはユーザ端末Pから送信される波長λの光を示す。ユーザ端末から放出された光は、ユーザ接続ユニットを示す行列により、ルーティングテーブルとして機能する各AWGに入力される。なお、AWGを示す行列中、Λは、演算子行列であり、下記演算を指令する下記式(1)で与えられる演算子である。
Figure 2008306445
AWGの出力は、統合接続ユニットに対応する行列式により変換された後、コンバイナ/スプリッタに対応する1自弁ベクトルにより変換され、波長ルータ出力を与える。波長ルータの出力ROUTER_OUTPUTは、図5で示した実施形態では、下記式(2)で与えられる。
Figure 2008306445
上記式(2)に示されるように、波長ルータ420の出力は、外部接続波長のみを含んでいることが示される。この場合、各ユーザ端末は、VPNにより外部接続するべきデータを波長多重光に重畳して送出することにより、波長について割当てられたVPNへと送信される。なお、ユーザ端末間の識別については、データパケットに記述した装置識別値(IPアドレスでも物理アドレス)などを使用して識別し、また送付先についても同様に行うことができる。
図6は、本実施形態での外部接続波長と内部接続波長の実施形態を示す。図6では、VPN#1〜VPN#4までの波長接続を、それぞれ(a)〜(d)で示す。図6(a)に示すように、VPN#1では、ユーザ端末AとBとの間は、波長λで相互接続され、ユーザ端末Aとユーザ端末Cとの間およびユーザ端末Bとユーザ端末Dとの間は、波長λで相互接続されている。
また、ユーザ端末Aとユーザ端末Dとの間およびユーザ端末Bとユーザ端末Cとの間については波長λで相互接続されている。これらの関係については、例えばスーパーノードとして設定されるユーザ端末Aがアドレステーブルとして各波長とユーザ端末との割当てを登録するリストを作成し、マルチキャストなどを使用して各ユーザ端末に送付することができる。
このため、ユーザ端末Aは、SNMP(Simple Network Management Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)、TFTP(Trivial File Transfer Protocol)などを実装し、当該データを変調光として送信することができる。なお、スーパーノードとして機能する光ハブまたは光スイッチなどを使用して、特定のVPN内での相互通信を行うこともできる。
図7は、図4で説明したAWG100間でループバック接続を行う場合の、AWGの出力ポートと、AWG識別値との関係を示す接続テーブルの実施形態である。接続テーブル700は、AWG識別値が、AWG識別値#1で示されるAWG100について、出力ポート1uが、AWG#1の外部出力ポートであることを示す#1が記述され、AWG#1の出力ポート2uは、AWG#2の出力ポート2uに接続され、AWG#1の出力ポート3uが、AWG#3の出力ポート3uに接続されていることを示している。なお、外部出力ポートは、図7に示す実施形態では、図7のテーブル中、AWG識別値のレコード中、同一の識別値を有する出力ポート、すなわち、1uとされる。図7として各AWGのループバック接続を表す場合、所定の巡回性が発生することが見出された。この巡回性から、AWG接続の拡張性について検討することができる。
図8は、本実施形態についてさらに多数のAWG接続に適用する場合の、ループバックテーブルの作成方法を示す。図7に示された巡回性を、一般式(3)で表される行列式M(n)(nは、正の整数である。)を定義する。ここで、式(4)で示されるように行列Mの初期値として1を与える。また、式(5)で行列要素として、nをべき数として、2のべき乗の要素を有する(n+1)×(n+1)の正方行列R(n)を定義する。正方行列R(n)は、入出力ポートの自由度の増加に対応するスペーサ行列である。
ここで、式(6)で示されるようにM(1)を計算すると、その物理的意味づけとしては、2入力ポート、2出力ポートのAWGのルーティング特性を与えるものということができる。このときR(0)は、1を与える。次いでM(2)を計算すると、R(1)は、式(7)で示すように、全要素が2の正方行列を与え、M(2)の要素は、図9に示される値となる。これは、図7に示した4入力ポート・4出力ポートのAWGのループバック接続と同一の巡回性を与えていることが示される。また、上記関係をWTMに定式化に反映させてAWGのルーティング特性を検討したところ、AWGの数を拡張した場合でも、図4に示した構成を拡張してゆく場合、2個づつ増加させる場合、同様のループバック構成で外部接続波長と、内部接続波長とを完全に分離できることが確認できた。なお、N=nとすることもできるが、本実施形態では、N≠nに設定することもできる。
図10は、波長ルータ1020を、さらに拡張した場合の光ネットワーク1000の実施形態を示す。なお、図10では、外部接続するための単一出力ポートは、図4とは異なり出力ポート1が設定されている。このとき、各AWG100が外部接続するために使用する波長は、図2の第1列の順に対応する波長となり、紙面左手側のAWGから順に、λ、λ、λ、λとして設定され、それぞれ単一出力ポートは、出力ポート1となる。図10に示すように、波長ルータ1020は、N入力ポート、N出力ポートを含むAWGが、ループバック接続して構成されたAWGユニット1010を含んで構成されている。
各AWG100には、(1,1〜1,4)で示されるユーザ端末が、VPN#1に帰属されているのが示されている。同様にAWG#Nまで、ユーザ端末を含むVPN#Nが構成されていて、各VPNに少なくとも1つの他VPNに接続されない波長が確保されている。この他VPNに接続されない波長は、IPトンネルまたはルーティング制御に代わり、VPNを形成させている。
図11に、図10で示した光ネットワーク1000のために使用するループバック接続の接続テーブル1100の実施形態を示す。なお、図11に示した接続テーブル1100は、図8及び図9に示す作成方法によりループバック接続を行い、その特性についてWTM法を使用してルーティング特性が確認されたものである。図11に示す接続テーブル1100では、AWGの数が、2乗個あり、また入出力ポート数もそれぞれ2乗個ある場合、図11に示された接続テーブル1100を使用してユーザ接続およびループバック接続を行うことにより、光ネットワークに対してAWGユニット以外の要素を追加することなく、効率的にVPNを導入できることが示された。
図12は、本実施形態を適用する光ネットワークの実施形態を従来の光ネットワークと比較した図である。図12(a)に示す従来の光ネットワークでは、ユーザ端末1218は、個別的に光スプリッタ1210に接続されており、光スプリッタ1210からOLTなどのゲートウェイ装置1212に接続される。光スプリッタ1210は、仮にフルメッシュ接続が可能な場合であってもIPトンネルまたはルーティング制御など従来のVPN接続方法を使用しなければ、VPNを形成することができない。
このため、VPNを形成するためには、ゲートウェイ装置1212からインターネットなどの公共ネットワークに接続するため、IPプロトコルを使用することが必要とされる。この処理は、ゲートウェイ装置1212以後は、電気信号に変換された信号での伝送が行われることを意味する。このため、ゲートウェイ装置1212よりも下流側では高速の光ネットワークを利用しているにもかかわらず、ゲートウェイ装置1212が相互接続するサイト間では、セキュリティの高い高速の光通信が利用できないことになる。
一方、図12(b)に示す本実施形態の光ネットワークでは、波長ルータ1214は、ユーザ端末1202〜1208までの間にフルメッシュ接続を与えつつ、VPNドメインごとに異なる通信波長を確保させている。このため、波長ルータ1214は、ゲートウェイ装置1216にまで光通信を行い、ゲートウェイ装置1216は、波長ルータ1214と同一構成のコンバイナ/スプリッタを実装するだけで、波長のみを使用したVPNが構成できる。ゲートウェイ装置1216が相互接続するサイト間では、高いセキュリティ性を提供しながら、光通信による高速通信レートを維持したまま、各種のデータ転送が可能となる。
本実施形態では、AWGを使用してシステムおよびルータを構成するものとして説明したが、ファイバブラッグ回折格子等の他の波長素子を用いて同様の波長ルーティング機能を構成できる限り、AWG以外の分波手段を使用することができる。AWG以外の分波手段を使用してシステムまたはルータを構成する実施形態は、システムまたはルータの規模などを考慮すれば、接続ONUが少ない場合に適用することができる。
これまで本発明を、実施形態をもって説明してきたが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
AWGの波長ルーティングを示した図。 図1で示すAWGによるルーティングテーブルを示した図。 、図1および図2で説明したAWGを使用する波長ルータを含む光ネットワークの実施形態を示した図。 波長ルータの詳細構成を示した光ネットワークの実施形態を示した図。 図4に示した波長ルータがゲートウェイ装置に伝送する光波長多重伝送を、WTM法(Wavelength Transfer Matrix)法を使用して定式化した場合の実施形態を示した図。 本実施形態での外部接続波長と内部接続波長の実施形態を示した図。 AWG間でループバック接続を行う場合の、AWGの出力ポートと、AWG識別値との関係を示す接続テーブルの実施形態を示した図。 本実施形態についてさらに多数のAWG接続に適用する場合の、ループバックテーブルの作成方法を示した図。 本実施形態についてさらに多数のAWG接続に適用する場合の、ループバックテーブルの作成方法を示した図。 波長ルータを、さらに拡張した場合の光ネットワークの実施形態を示した図。 図10で示した光ネットワークのためのループバック接続の接続テーブルについて、実施形態を示した図。 本実施形態を適用する光ネットワークの実施形態を従来の光ネットワークと比較した図。
符号の説明
100…アレイ導波路型回折格子、102〜108…入力ポート、110〜116…出力ポート、200…ルーティングテーブル、202…入力ポート、204…出力ポート、300、400、1000…光ネットワーク、320、420、1020…波長ルータ

Claims (9)

  1. 自由スペクトラル領域にN波長を含む波長多重通信を使用する波長多重通信システムであって、前記波長多重通信システムは、
    アレイ導波路型回折格子により複数のユーザ端末を含むドメインからの光通信を接続するユーザ接続ユニットと、
    前記ユーザ接続ユニットが光接続されるN個の入力ポートと、N個の出力ポートとを含み、単一出力ポートを残して他出力ポートがループバック接続されたN個の前記アレイ導波路型回折格子を含むAWGユニットと、
    前記単一出力ポートに接続され、前記単一出力ポートの出力をカップリングまたはデカップリングして外部接続する光学ノードとを含み、
    前記AWGユニットは、前記ユーザ端末に対してフルメッシュ接続を与え、かつ前記N波長のうち前記アレイ導波路型回折格子に固有に割当てた波長を前記光学ノードへと光接続し、前記N波長の残りを前記ドメイン内での内部通信波長として割当てる、波長多重通信システム。
  2. N=2個であり、前記アレイ導波路型回折格子の前記出力ポートは、光導波路により、前段アレイ導波路型回折格子の前記単一出力ポートを除くa出力ポートがa段後段のアレイ導波路型回折格子のa出力ポートにループバック接続される、請求項1に記載の波長多重通信システム。
  3. 前記ユーザ端末は、スーパーノードを除き、N個の前記アレイ導波路型回折格子の前記入力ポートに対し、それぞれ別の固有の前記アレイ導波路型回折格子の前記入力ポートに順次接続される、請求項1または2に記載の波長多重通信システム。
  4. 前記ドメインは、仮想プライベートネットワークを構成する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の波長多重通信システム。
  5. 自由スペクトラル領域にN波長を含む波長多重通信を使用する波長多重通信システムに使用する波長ルータであって、
    アレイ導波路型回折格子により複数のユーザ端末を含むドメインからの光通信を接続するユーザ接続ユニットと、
    前記ユーザ接続ユニットと光接続されるN個の入力ポートと、N個の出力ポートとを含み、単一出力ポートを残して他出力ポートがループバック接続されたN個の前記アレイ導波路型回折格子を含むAWGユニットと、
    前記単一出力ポートに接続され、前記単一出力ポートの出力をカップリングまたはデカップリングして外部接続する光学ノードとを含み、
    前記ユーザ端末に対してフルメッシュ接続を与え、かつ前記N波長のうち前記アレイ導波路型回折格子に固有に割当てた波長を前記光学ノードに光接続し、前記N波長の残りを前記ドメイン内での内部通信波長として割当てる、波長ルータ。
  6. N=2個であり、前記アレイ導波路型回折格子の前記出力ポートは、光導波路により、前段アレイ導波路型回折格子の特定出力ポートを除くa出力ポートが(a−1)後段のアレイ導波路型回折格子のa出力ポートにループバック接続される、請求項5に記載の波長ルータ。
  7. N個の前記アレイ導波路型回折格子の前記入力ポートは、スーパーノードが接続される入力ポートを除き、それぞれ別のドメインに含まれるユーザ端末に接続される固有の前記アレイ導波路型回折格子の前記入力ポートに順次接続される、請求項5または6に記載の波長ルータ。
  8. 前記ドメインは、仮想プライベートネットワークを構成する、請求項5〜7のいずれか1項に記載の波長ルータ。
  9. 前記アレイ導波路型回折格子は、前記ドメインを形成するサイトに配置され、前記波長ルータは、異なる前記サイトに設置された前記アレイ導波路型回折格子を光ファイバにより光接続して構成される、請求項5〜8のいずれか1項に記載の波長ルータ。
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