JP2008305225A - 制御計算機、計算機システム及びアクセス制御方法 - Google Patents

制御計算機、計算機システム及びアクセス制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】キャッシュヒット率を向上させる。
【解決手段】複数の情報資源を記憶するストレージ装置と、検索条件を含む検索要求を受信し、前記検索条件に該当する情報資源に関する情報を一つ以上含む情報資源一覧情報を検索結果として送信する検索計算機と、に接続される制御計算機であって、前記複数の情報資源の少なくとも一つが格納されるキャッシュメモリを備え、前記検索計算機から前記情報資源一覧情報を受信し、前記受信した情報資源一覧情報に基づいて、前記情報資源ごとにキャッシュ優先度を算出し、前記算出されたキャッシュ優先度に基づいて、前記キャッシュメモリに格納される一つ以上の情報資源を決定し、前記決定された一つ以上の情報資源を前記キャッシュメモリに格納することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、ストレージ装置及び検索計算機に接続される制御計算機に関し、特に、情報資源へのアクセスを制御する技術に関する。
近年、計算機システムの高性能化及び低価格化によって、様々な用途で計算機システムが利用されている。これに伴い、計算機システムに保存される情報資源の量が爆発的に増大している。計算機システムに格納される情報資源の可用性を高めるためには、情報資源に対するアクセス性能を高める技術が重要性を増している。
また、近年では、膨大な情報資源の中から、取得したい情報を抽出するための検索技術が広がっている。検索技術では、検索サーバが、計算機システムに格納されている情報資源のインデックス情報を管理している。ユーザは、取得したい情報資源に関する検索キーワードなどの検索条件を指定する。すると、クライアントマシンは、指定された検索条件を含む検索要求を検索サーバに送信する。検索サーバは、クライアントマシンから検索要求を受信すると、インデックス情報に基づいて、受信した検索要求に対する検索結果リストを作成する。そして、検索サーバは、作成した検索結果リストをクライアントマシンに応答する。なお、検索結果リストは、検索された情報資源の識別子及びアクセス先情報等を含む。クライアントマシンは、検索結果リストを受信する。その後、クライアントマシンは、受信した検索結果リストに含まれるアクセス先情報を利用して、情報資源にアクセスする。
また、情報資源に対するアクセスを高速化するキャッシュ制御技術が知られている。キャッシュ制御技術では、情報資源管理サーバは、検索結果リストに含まれる識別子によって識別される情報資源をキャッシュメモリに先読みをする。これによって、キャッシュヒット率を向上する。キャッシュヒット率は、アクセスを要求された情報資源が、キャッシュメモリに格納されている確率である。
例えば、キャッシュ制御技術については、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された技術では、情報資源管理サーバは、検索ログ及びダウンロードログに基づいて、予想ダウンロードリストを生成する。そして、情報資源管理サーバは、生成したダウンロードリストに基づいて、キャッシュメモリに格納される情報資源を更新する。
特開2006−85565号公報
特許文献1に記載された技術では、検索でヒットしたすべての情報資源がキャッシュメモリへ先読みされる。そのため、検索条件との関連性が相対的に低い情報資源までもが、キャッシュメモリに先読みされてしまう。つまり、アクセスされる可能性が低い情報資源までもが、キャッシュメモリに先読みされてしまう。そのため、キャッシュヒット率が低くなり、平均レスポンスタイムが長大化するという問題が生じる。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであって、キャッシュヒット率を向上させる技術を提供することを目的とする。
本発明の代表的な形態は、複数の情報資源を記憶するストレージ装置と、検索条件を含む検索要求を受信し、前記検索条件に該当する情報資源に関する情報を一つ以上含む情報資源一覧情報を検索結果として送信する検索計算機と、に接続される制御計算機であって、前記複数の情報資源の少なくとも一つが格納されるキャッシュメモリを備え、前記検索計算機から前記情報資源一覧情報を受信し、前記受信した情報資源一覧情報に基づいて、前記情報資源ごとにキャッシュ優先度を算出し、前記算出されたキャッシュ優先度に基づいて、前記キャッシュメモリに格納される一つ以上の情報資源を決定し、前記決定された一つ以上の情報資源を前記キャッシュメモリに格納することを特徴とする。
本発明の代表的な形態によれば、キャッシュヒット率が向上する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態の計算機システムの構成のブロック図である。
計算機システムは、ネットワーク1、ファイルサーバ100、ファイル格納装置200、検索サーバ300、Index情報格納装置400及びクライアントマシン500を備える。
なお、ファイルサーバ100、ファイル格納装置200、検索サーバ300、Index情報格納装置400及びクライアントマシン500は、それぞれ一台ずつが図示されているが、当該計算機システムに複数台備わっていてもよい。
ネットワーク1は、ファイルサーバ100、検索サーバ300及びクライアントマシン500を相互に接続する。また、ファイルサーバ100とファイル格納装置200とが、接続されている。更に、検索サーバ300とIndex情報格納装置400とが、接続されている。
ファイルサーバ100は、ファイル共有サービスをクライアントマシン500に提供する計算機である。そのため、ファイルサーバ100は、ファイル格納装置200に格納されているデータを、情報資源であるファイル201としてクライアントマシン500に提供する。なお、ファイルサーバ100については、図2で詳細を説明する。
ファイル格納装置200は、ファイル201が格納されるストレージ装置である。例えば、ファイル格納装置200は、ディスクドライブ及びディスクディスクコントローラを備えるストレージ装置である。なお、ファイル格納装置200は、ファイル201を記憶できれば、いかなるものであってもよい。
検索サーバ300は、検索サービスをクライアントマシン500に提供する計算機である。なお、検索サーバ300については、図3で詳細を説明する。
Index情報格納装置400は、Index情報401が格納されるストレージ装置である。例えば、Index情報格納装置400は、ディスクドライブ及びディスクディスクコントローラを備えるストレージ装置である。なお、Index情報格納装置400は、Index情報401を記憶できれば、いかなるものであってもよい。
Index情報401は、ファイルサーバ100によって管理されるファイル201のメタデータに相当する。具体的には、Index情報401は、ファイル201の識別子であるファイル名、ファイル201の格納場所を示すファイルパス名及びファイル201と関連性が高い検索キーワードに関する情報などを含む。
クライアントマシン500は、ファイル共有サービス及び検索サービスの提供を受ける計算機である。なお、クライアントマシン500については、図4で詳細を説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態の計算機システムに備わるファイルサーバ100の構成のブロック図である。
ファイルサーバ100は、プロセッサ110、メモリ120、外部記憶装置インタフェース(外部記憶装置I/F)140、ネットワークインタフェース(ネットワークI/F)150及びバス160を備える。
外部記憶装置I/F140は、ファイル格納装置200に接続されるインタフェースである。ネットワークI/F150は、ネットワーク1を介して検索サーバ300及びクライアントマシン500に接続されるインタフェースである。バス160は、プロセッサ110、メモリ120、外部記憶装置I/F140及びネットワークI/F150を相互に接続する。
プロセッサ110は、メモリ120に記憶されるプログラムを実行することによって、各種処理を行う。
メモリ120は、プロセッサ110によって実行されるプログラム及びプロセッサ110によって必要とされる情報などを記憶する。具体的には、メモリ120は、外部記憶装置I/F制御プログラム121、ネットワークI/F制御プログラム122、ファイルシステム制御プログラム123、検索AP連携プログラム125、キャッシュ候補管理表126、キャッシュ候補フィルタリング用検索ヒット順位下限値127及びキャッシュ利用可能総サイズ128を記憶する。また、メモリ120の一部は、キャッシュメモリ131として使用される。
キャッシュメモリ131は、ファイルシステム制御プログラム123によって管理されるすべてのファイル201のうちの一部又は全部を一時的に記憶する。つまり、キャッシュメモリ131には、ファイル201が先読みされる。これによって、ファイル201へのアクセスに対するレスポンスタイムが短縮される。
外部記憶装置I/F制御プログラム121は、外部記憶装置I/F140を制御する。ネットワークI/F制御プログラム122は、ネットワークI/F150を制御する。
ファイルシステム制御プログラム123は、ファイルシステムを制御する。つまり、ファイルシステム制御プログラム123は、ファイル格納装置200に格納されているファイル201を管理する。なお、ファイルシステム制御プログラム123は、キャッシュメモリ制御サブプログラム124を含む。キャッシュメモリ制御サブプログラム124は、キャッシュメモリ131を管理する。
検索AP連携プログラム125は、検索サーバ300に備わる検索AP324と連携する。なお、検索AP連携プログラム125は、検索APプロキシ制御サブプログラム129及び検索AP連携キャッシュ制御サブプログラム130を含む。
検索APプロキシ制御サブプログラム129は、検索要求をクライアントマシン500から受信し、受信した検索要求を、検索サーバ300に備わる検索AP324に転送する。すると、検索APプロキシ制御サブプログラム129は、転送した検索要求に対する検索結果リストを、検索サーバ300に備わる検索AP324から受信する。そして、検索APプロキシ制御サブプログラム129は、受信した検索結果リストを、クライアントマシン500に備わる検索要求サブプログラム526に転送する。
検索APプロキシ制御サブプログラム129が検索結果リストを受信した場合に、検索AP連携キャッシュ制御サブプログラム130は、検索APプロキシ制御サブプログラム129が受信した検索結果リストに基づいて、キャッシュ候補管理表126を更新する。また、検索AP連携キャッシュ制御サブプログラム130は、キャッシュ候補管理表126に基づいて、キャッシュ対象ファイルを決定する。
キャッシュ対象ファイルは、キャッシュメモリ131に先読みされるファイル201である。そのため、キャッシュメモリ制御サブプログラム124は、検索AP連携キャッシュ制御サブプログラム130によって決定されたキャッシュ対象ファイルを、キャッシュメモリ131に先読みする。一方、キャッシュメモリ制御サブプログラム124は、検索AP連携キャッシュ制御サブプログラム130によって決定されたキャッシュ対象ファイル以外のファイルを、キャッシュメモリ131から削除する。
キャッシュ候補管理表126は、キャッシュ候補ファイルを管理する。なお、キャッシュ候補ファイルは、キャッシュ対象ファイルの候補となるファイルである。なお、キャッシュ候補管理表126については、図5で詳細を説明する。
キャッシュ候補フィルタリング用検索ヒット順位下限値127は、検索結果リストにおいてファイル201を上位ヒットと判定する順位の下限値である。そのため、キャッシュ候補フィルタリング用検索ヒット順位下限値127は、整数となる。なお、検索AP連携プログラム125は、キャッシュ候補フィルタリング用検索ヒット順位下限値127の変更指示を受けると、キャッシュ候補フィルタリング用検索ヒット順位下限値127を変更する。
キャッシュ利用可能総サイズ128は、メモリ120の容量のうち、キャッシュメモリ131として利用可能な容量を示す。そのため、キャッシュ利用可能総サイズ128は、キャッシュメモリ131に先読みされるファイルの数を決定するために使用される。なお、検索AP連携プログラム125は、キャッシュ利用可能総サイズ128の変更指示を受けると、キャッシュ利用可能総サイズ128を変更する。
図3は、本発明の第1の実施の形態の計算機システムに備わる検索サーバ300の構成のブロック図である。
検索サーバ300は、プロセッサ310、メモリ320、外部記憶装置インタフェース(外部記憶装置I/F)340、ネットワークインタフェース(ネットワークI/F)350及びバス360を備える。
外部記憶装置I/F340は、Index情報格納装置400に接続されるインタフェースである。ネットワークI/F350は、ネットワーク1を介してファイルサーバ100及びクライアントマシン500に接続されるインタフェースである。バス360は、プロセッサ310、メモリ320、外部記憶装置I/F340及びネットワークI/F350を相互に接続する。
プロセッサ310は、メモリ320に記憶されるプログラムを実行することによって、各種処理を行う。
メモリ320は、プロセッサ310によって実行されるプログラム及びプロセッサ310によって必要とされる情報などを記憶する。具体的には、メモリ320は、外部記憶装置I/F制御プログラム321、ネットワークI/F制御プログラム322、DBMS323及び検索アプリケーションプログラム(検索AP)324を記憶する。
外部記憶装置I/F制御プログラム321は、外部記憶装置I/F340を制御する。ネットワークI/F制御プログラム322は、ネットワークI/F350を制御する。
DBMS323は、Index情報401を管理するためのプログラムである。なお、Index情報401は、DBMS323以外で管理されてもよい。
検索AP324は、検索に関する各種処理を行う。なお、検索AP324は、Index作成制御サブプログラム325及び検索要求応答制御サブプログラム326を含む。
Index作成制御サブプログラム325は、ファイル201のIndex情報401を作成する。
検索要求応答制御サブプログラム326は、検索要求を受信する。すると、検索要求応答制御サブプログラム326は、Index情報401に基づいて、受信した検索要求に応じた検索を行うことによって、検索結果リストを作成する。そして、検索要求応答制御サブプログラム326は、検索要求の送信元に、作成した検索結果リストを返信する。
ネットワークファイルサービスクライアント制御プログラム327は、検索対象となるファイル201の情報を、ファイルサーバ100に備わるファイルシステム制御プログラム123から取得する。
図4は、本発明の第1の実施の形態の計算機システムに備わるクライアントマシン500の構成のブロック図である。
クライアントマシン500は、プロセッサ510、メモリ520、外部記憶装置インタフェース(外部記憶装置I/F)540、ネットワークインタフェース(ネットワークI/F)550及びバス560を備える。
外部記憶装置I/F540は、外部記憶装置(図示省略)に接続されるインタフェースである。なお、外部接続装置は、プログラムを含む各種情報を記憶する。ネットワークI/F550は、ネットワーク1を介してファイルサーバ100及び検索サーバ300に接続されるインタフェースである。バス560は、プロセッサ510、メモリ520、外部記憶装置I/F540及びネットワークI/F550を相互に接続する。
プロセッサ510は、メモリ520に記憶されるプログラムを実行することによって、各種処理を行う。
メモリ520は、プロセッサ510によって実行されるプログラム及びプロセッサ510によって必要とされる情報などを記憶する。具体的には、メモリ520は、外部記憶装置I/F制御プログラム521、ネットワークI/F制御プログラム522、ファイルシステム制御プログラム523、クライアントアプリケーションプログラム(クライアントAP)524及びネットワークファイルサービスクライアント制御プログラム527を記憶する。
外部記憶装置I/F制御プログラム521は、外部記憶装置I/F540を制御する。ネットワークI/F制御プログラム522は、ネットワークI/F550を制御する。
ファイルシステム制御プログラム523は、ファイルシステムを制御するための処理を行う。
クライアントAP524は、ファイルサーバ100及び検索サーバ300にアクセスする。なお、クライアントAP524は、ファイルアクセスサブプログラム525及び検索要求サブプログラム526を含む。
ファイルアクセスサブプログラム525は、ファイルサーバ100に備わるファイルシステム制御プログラム123にアクセスする。
検索要求サブプログラム526は、ファイルサーバ100に備わる検索APプロキシ制御サブプログラム129を介して、検索サーバ300に備わる検索AP324にアクセスする。
具体的には、検索要求サブプログラム526は、検索サーバ300に備わる検索AP324ではなく、ファイルサーバ100に備わる検索APプロキシ制御サブプログラム129に、検索要求を送信する。ファイルサーバ100に備わる検索APプロキシ制御サブプログラム129は、受信した検索要求を、検索サーバ300に備わる検索AP324に転送する。すると、検索APプロキシ制御サブプログラム129は、転送した検索要求に対する検索結果リストを、検索サーバ300に備わる検索AP324から受信する。そして、検索APプロキシ制御サブプログラム129は、受信した検索結果リストを、クライアントマシン500に備わる検索要求サブプログラム526に転送する。検索要求サブプログラム526は、検索結果リストを受信し、受信した検索結果リストを出力する。
ネットワークファイルサービスクライアント制御プログラム527は、ファイルサーバ100に備わるファイルシステム制御プログラム123にアクセスするための処理を行う。
図5は、本発明の第1の実施の形態のファイルサーバ100に記憶されるキャッシュ候補管理表126の構成図である。
キャッシュ候補管理表126は、キャッシュフラグ1261、ファイルパス名1262、サイズ1263、上位ヒット累積数1264及び上位ヒット最終日時1265を含む。
ファイルパス名1262は、ファイルサーバ100によって管理されるファイルが格納されている位置を示す。
キャッシュフラグ1261は、当該レコードのファイルパス名1262に対応する位置に格納されているファイルがキャッシュメモリ131に先読みされているか否かを示す。例えば、当該ファイルがキャッシュメモリ131に先読みされている場合、キャッシュフラグ1261は「1」を示す。一方、当該ファイルがキャッシュメモリ131に先読みされていない場合、キャッシュフラグ1261は「0」を示す。
サイズ1263は、当該レコードのファイルパス名1262に対応する位置に格納されているファイルの大きさを示す。
上位ヒット累積数1264は、当該レコードのファイルパス名1262に対応する位置に格納されているファイルが上位ヒットと判定された回数である。具体的には、上位ヒット累積数1264は、当該レコードのファイルパス名1262に対応する位置に格納されているファイルが、キャッシュ候補フィルタリング用検索ヒット順位下限値127以内の順位でヒットした回数である。
上位ヒット最終日時1265は、当該レコードのファイルパス名1262に対応する位置に格納されているファイルが上位ヒットと最後に判定された日時である。具体的には、上位ヒット最終日時1265は、当該レコードのファイルパス名1262に対応する位置に格納されているファイルが、キャッシュ候補フィルタリング用検索ヒット順位下限値127以内の順位で最後にヒットした日時である。
次に、本発明の第1の実施の形態のファイルサーバ100がファイルをキャッシュメモリ131に先読みする処理の概要を、図6〜図10を参照して説明する。
ファイルサーバ100のプロセッサ110は、検索キーワードを含む検索要求をクライアントマシン500から受信し、受信した検索要求を検索サーバ300に転送する。すると、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、検索結果リスト(図6)を検索サーバ300から受信する。そして、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、受信した検索結果リストを、クライアントマシン500に転送する。
図6は、本発明の第1の実施の形態の検索結果リストの説明図である。
検索結果リストは、ファイル名を含む。ファイル名は、当該検索要求に含まれる検索キーワードに関連するファイルの識別子である。また、検索結果リストでは、当該検索要求に含まれる検索キーワードとの関連性の高さに基づいて、ファイルに順位(検索ヒット順位)が付されている。なお、検索結果リストでは、いかなる方法で、ファイルに検索ヒット順位が付されていてもよい。
また、検索結果リストには、当該検索要求に含まれる検索キーワードに関連するファイルに関するいかなる情報が含まれていてもよい。例えば、検索結果リストには、当該検索要求に含まれる検索キーワードに関連するファイルが格納されている位置を示すファイルパス名が含まれていてもよい。
更に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、受信した検索結果リストに基づいて、キャッシュ対象ファイルを決定する。ここでは、ファイルサーバ100のプロセッサ110が、受信した三つの検索結果リストに基づいて、キャッシュ対象ファイルを決定する場合を説明する。
図7は、本発明の第1の実施の形態の検索結果リストに含まれるファイル名の説明図である。
本説明図は、それぞれの検索結果リストに含まれるファイル名を、検索ヒット順で示す。本説明図では、1つ目の検索結果リストが、26個のファイル名を含む。また、2つ目の検索結果リストが、10個のファイル名を含む。また、3つめの検索結果リストが、3個のファイル名を含む。
ファイルサーバ100のプロセッサ110は、3つの検索結果リストのそれぞれから、キャッシュ候補フィルタリング用検索ヒット順位下限値127以内の順位が付されたファイルのファイル名を抽出する。
ここでは、キャッシュ候補フィルタリング用検索ヒット順位下限値127を「3」とする。この場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、3つの検索結果リストのそれぞれから、3位以内の順位が付されたファイルのファイル名を抽出する。なお、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、抽出したファイル名によって識別されるファイルを、上位ヒットと判定する。
図8は、本発明の第1の実施の形態の上位ヒットファイルの説明図である。
本説明図は、ファイルサーバ100のプロセッサ110によって上位ヒットと判定されたファイル(上位ヒットファイル)のファイル名を示す。つまり、本説明図は、検索結果リストにおいて3位以内の順位が付されたファイルのファイル名を示す。
次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、抽出したファイル名によって識別されるファイルに関する情報に基づいて、キャッシュ候補管理表126を更新する。
また、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、キャッシュ候補管理表126に基づいて、整列リスト(図9)を作成する。
図9は、本発明の第1の実施の形態の整列リストの説明図である。
整列リストは、キャッシュ候補管理表126のファイルパス名1262に対応する位置に格納されているファイルのファイル名を含む。更に、整列リストは、それぞれのファイルに関する各種情報を含んでいてもよい。例えば、整列リストは、当該ファイルの上位ヒット累積回数及び当該ファイルのサイズを含む。
また、整列リストでは、キャッシュ優先度の高いファイルから順に、ファイル名が並んでいる。なお、キャッシュ優先度は、どのファイルがキャッシュメモリ131に先読みされるかを決定するための値である。なお、ファイルサーバ100は、キャッシュ候補管理表126の上位ヒット累積数1264及び上位ヒット最終日時1265の少なくとも一方に基づいて、キャッシュ優先度を算出する。また、ファイルサーバ100は、算出したキャッシュ優先度が高いファイルから順に、キャッシュメモリ131に先読みする。
ここでは、キャッシュ優先度が上位ヒット累積回数である場合を説明する。この場合、整列リストでは、上位ヒット累積回数が大きいファイルから順に、ファイル名が並んでいる。ファイルCの上位ヒット累積回数の「3」が最大のため、整列リストの最上位のファイル名は、「C」となる。同様に、本説明図の整列リストでは、「C」、「A」、「P」、「B」、「X」の順にファイル名が並ぶ。
次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、作成した整列リストに含まれるファイル名を、上位から順番に一つずつ選択する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したファイル名によって識別されるファイルのサイズを、順番に加算する。このとき、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、キャッシュ利用可能総サイズ128を超える直前まで、ファイルのサイズを順番に加算する。
ここでは、キャッシュ利用可能総サイズ128が「6000バイト」の場合を説明する。この場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、ファイル名「C」によって識別されるファイルのサイズ、ファイル名「A」によって識別されるファイルのサイズ及びファイル名「P」によって識別されるファイルのサイズを加算することによって、合計値の「6000バイト」を算出する。すると、算出された合計値とキャッシュ利用可能総サイズ128とが一致する。よって、算出された合計値に、ファイル名「B」によって識別されるファイルのサイズ又はファイル名「X」によって識別されるファイルのサイズのいずれが加算されても、キャッシュ利用可能総サイズ128を超えてしまう。
そのため、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、ファイル名「C」によって識別されるファイル、ファイル名「A」によって識別されるファイル及びファイル名「P」によって識別されるファイルを、キャッシュ対象ファイルとして決定する。
図10は、本発明の第1の実施の形態のキャッシュ対象ファイルの説明図である。
キャッシュ対象ファイルは、キャッシュメモリ131に先読みされるファイル201である。ここでは、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、ファイル名「C」によって識別されるファイル、ファイル名「A」によって識別されるファイル及びファイル名「P」によって識別されるファイルを、キャッシュメモリ131に先読みする。
次に、本発明の第1の実施の形態のファイルサーバ100の処理の詳細について説明する。
図11は、本発明の第1の実施の形態のファイルサーバ100によって実行されるキャッシュ候補管理表更新処理のフローチャートである。
ファイルサーバ100のプロセッサ110は、検索キーワードを含む検索要求をクライアントマシン500から受信すると、当該キャッシュ候補管理表更新処理を実行する。
まず、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、受信した検索要求を、検索サーバ300に転送する(S11)。
検索サーバ300のプロセッサ310は、ファイルサーバ100から検索要求を受信する。すると、検索サーバ300のプロセッサ310は、Index情報401を検索する。これによって、検索サーバ300のプロセッサ310は、受信した検索要求の条件に合致する検索結果リストを作成する。なお、検索サーバ300のプロセッサ310による検索結果リストの作成方法は、従来と同様であり、いかなる方法であってもよい。検索結果リストは、検索要求に含まれる検索キーワードと関連性の高いファイルのファイル名の一覧を含む。また、検索結果リストでは、当該検索要求に含まれる検索キーワードとの関連性の高さに基づいて、ファイルに順位(検索ヒット順位)が付されている。そして、検索結果リストでは、検索ヒット順位に従って、ファイル名が並ぶ。
次に、検索サーバ300のプロセッサ310は、作成した検索結果リストを、ファイルサーバ100に送信する。
ファイルサーバ100のプロセッサ110は、検索結果リストを検索サーバ300から受信する(S12)。
すると、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、受信した検索結果リストから、キャッシュ候補フィルタリング用検索ヒット順位下限値127以内の順位が付されたファイル(上位ヒットファイル)のファイル名を抽出する。
次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、抽出した上位ヒットファイルのファイル名のすべてをステップS14において選択したか否かを判定する(S13)。
上位ヒットファイルのファイル名のすべてを選択した場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、ステップS12において受信した検索結果リストを、ステップS11において受信した検索要求の送信元のクライアントマシンに転送する(S19)。そして、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、当該キャッシュ候補管理表更新処理を終了する。
一方、上位ヒットファイルのファイル名のいずれか一つでも選択していない場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、抽出した上位ヒットファイルのファイル名の中から、選択してない一つのファイル名を選択する(S14)。つまり、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、抽出した上位ヒットファイルのファイル名のすべてを、一つずつ順番に選択する。
次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したファイル名によって識別されるファイルに関する情報が、キャッシュ候補管理表126に格納されているか否かを判定する(S15)。
当該ファイルに関する情報がキャッシュ候補管理表126に格納されている場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したファイル名によって識別されるファイルに関するレコードを、キャッシュ候補管理表126から選択する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したレコードの上位ヒット累積数1264に「1」を加算する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したレコードの上位ヒット最終日時1265に、現在の時刻を格納する(S16)。
そして、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、ステップS13に戻り、処理を繰り返す。
一方、当該ファイルに関する情報がキャッシュ候補管理表126に格納されていない場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、キャッシュ候補管理表126に新たなレコードを作成する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、新たなレコードに、選択したファイル名によって識別されるファイルに関する情報を格納する。
具体的には、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、新たなレコードのキャッシュフラグ1261に、「0」を格納する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、新たなレコードのファイルパス名1262に、選択したファイル名によって識別されるファイルが格納されている位置を示すファイルパス名を格納する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、新たなレコードの上位ヒット累積数1264に、「1」を格納する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、新たなレコードの上位ヒット最終日時1265に、現在の時刻を格納する(S17)。
そして、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、ステップS13に戻り、処理を繰り返す。
なお、ステップS13において、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、受信した検索結果リストから、上位ヒットファイルのファイル名でなく、上位ヒットファイルのファイルパス名を抽出してもよい。この場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、抽出した上位ヒットファイルのファイルパス名のすべてを、一つずつ順番に選択する。
次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したファイルパス名とキャッシュ候補管理表126のファイルパス名1262とが一致するレコードが、キャッシュ候補管理表に存在するか否かを判定する。これによって、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したファイルパス名に対応する位置に格納されているファイルに関する情報が、キャッシュ候補管理表126に格納されているか否かを判定する(S15)。
当該ファイルに関する情報がキャッシュ候補管理表126に格納されている場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したファイルパス名とキャッシュ候補管理表126のファイルパス名1262とが一致するレコードを、キャッシュ候補管理表126から選択する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したレコードの上位ヒット累積数1264に「1」を加算する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したレコードの上位ヒット最終日時1265に、現在の時刻を格納する(S16)。
そして、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、ステップS13に戻り、処理を繰り返す。
一方、当該ファイルに関する情報がキャッシュ候補管理表126に格納されていない場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、キャッシュ候補管理表126に新たなレコードを作成する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、新たなレコードに、選択したファイルパス名に対応する位置に格納されているファイルに関する情報を格納する。
具体的には、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、新たなレコードのキャッシュフラグ1261に、「0」を格納する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、新たなレコードのファイルパス名1262に、選択したファイルパス名を格納する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、新たなレコードの上位ヒット累積数1264に、「1」を格納する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、新たなレコードの上位ヒット最終日時1265に、現在の時刻を格納する(S17)。
そして、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、ステップS13に戻り、処理を繰り返す。
図12は、本発明の第1の実施の形態のファイルサーバ100によって実行されるキャッシュ更新処理のフローチャートである。
ファイルサーバ100のプロセッサ110は、所定の周期などで、当該キャッシュ更新処理を実行する。
まず、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、キャッシュ候補管理表126のレコードごとに、キャッシュ優先度を算出する(S21)。つまり、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、ファイルごとに、キャッシュ優先度を算出する。キャッシュ優先度は、どのファイルがキャッシュメモリ131に先読みされるかを決定するための値である。本実施の形態では、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、キャッシュ候補管理表126に基づいてキャッシュ優先度を算出するが、いかなる方法でキャッシュ優先度を算出してもよい。
具体的には、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、キャッシュ候補管理表126の上位ヒット累積数1264及び上位ヒット最終日時1265の少なくとも一方に基づいて、キャッシュ優先度を算出する。ここでは、キャッシュ優先度を算出する方法を三つ説明する。
第1の方法では、キャッシュ候補管理表126の上位ヒット累積数1264が利用される。ファイルサーバ100のプロセッサ110は、キャッシュ候補管理表126の上位ヒット累積数1264が大きいほど、キャッシュ優先度を高くする。この場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、上位ヒット累積数1264が多いファイルを優先的にキャッシュメモリ131に先読みできる。
第2の方法では、キャッシュ候補管理表126の上位ヒット最終日時1265が利用される。ファイルサーバ100のプロセッサ110は、キャッシュ候補管理表126の上位ヒット最終日時1265から現在時刻までの経過時間が短いほど、キャッシュ優先度を高くする。この場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、直近に上位ヒットしたファイルを優先的にキャッシュメモリ131に先読みできる。
第3の方法では、キャッシュ候補管理表126の上位ヒット累積数1264及び上位ヒット最終日時1265が利用される。ファイルサーバ100のプロセッサ110は、キャッシュ候補管理表126の上位ヒット累積数1264が大きいほど、キャッシュ優先度を高くする。更に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、キャッシュ候補管理表126の上位ヒット最終日時1265から現在時刻までの経過時間が短いほど、キャッシュ優先度を高くする。例えば、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、数式1を用いて、キャッシュ優先度Pを算出する。
P=f(A)/g(B) ・・・(数式1)
なお、Aは、上位ヒット累積数1264である。また、Bは、上位ヒット最終日時1265から現在までの経過時間である。また、f(A)及びg(B)のそれぞれは、いかなる関数であってもよい。
次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、整列リストを作成する(S22)。整列リストは、算出されたキャッシュ優先度が高い順に、キャッシュ候補管理表126のレコードが並び替えられたものである。そのため、整列リストのレコードの順位は、算出されたキャッシュ優先度順となる。
なお、キャッシュ優先度が同じレコードの並び順は、任意とする。例えば、キャッシュ優先度が同じレコードがキャッシュ候補管理表126に複数存在する場合には、キャッシュ候補管理表126のサイズ1263が小さい順にレコードが並び替えられる。他には、キャッシュ優先度が同じレコードがキャッシュ候補管理表126に複数存在する場合には、ファイル名の辞書順にレコードが並び替えられる。
次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、キャッシュ候補管理表126のレコード数が、上限レコード数より大きいかどうかを判定する(S23)。なお、上限レコード数は、予め設定さてれた値である。例えば、上限レコード数は、ファイルサーバ100のプロセッサ110が現実的に管理可能なレコード数又はファイルサーバ100のプロセッサ110が所定の時間内に並び替え可能なレコード数とする。
キャッシュ候補管理表126のレコード数が上限レコード数以下の場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、そのままステップS25に進む。
一方、キャッシュ候補管理表126のレコード数が上限レコード数より大きい場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、上限レコード数から、キャッシュ候補管理表126のレコード数を減算する。これによって、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、超過レコード数を算出する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、作成した整列リストのレコードを、算出した超過レコード数分だけ下から順番に選択する。つまり、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、作成した整列リストのレコードを、算出した超過レコード数分だけ、キャッシュ優先度が低い順に選択する。
次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、整列リストから選択したレコードに対応するレコードを、キャッシュ候補管理表126から削除する(S24)。これによって、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、キャッシュ候補管理表126のレコードを、上限レコード数に削減する。そのため、キャッシュ候補管理表126によるメモリ120の消費量を抑制できる。
次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、キャッシュ対象順位算出処理を行う(S25)。これによって、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、キャッシュメモリ131に先読みされるファイルの順位の下限値(キャッシュ対象順位)を算出する。なお、キャッシュ対象順位算出処理については、図13で詳細を説明する。
次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、算出したキャッシュ対象順位以下のすべてのレコードを、整列リストから選択する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、整列リストから選択したレコードに対応するレコードを、キャッシュ候補管理表126から選択する。
次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したレコードのキャッシュフラグ1261に「0」又は「1」のどちらが格納されているかを判定する。
キャッシュフラグ1261に「0」が格納されている場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、そのままステップS26に進む。
一方、キャッシュフラグ1261に「1」が格納されている場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したレコードのキャッシュフラグ1261に「0」を格納する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したレコードのファイルパス名1262に対応する位置に格納されているファイルを、キャッシュメモリ131から削除する(S26)。
次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、算出したキャッシュ対象順位以内のすべてのレコードを、整列リストから選択する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、整列リストから選択したレコードに対応するレコードを、キャッシュ候補管理表126から選択する。
次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したレコードのキャッシュフラグ1261に「0」又は「1」のどちらが格納されているかを判定する。
キャッシュフラグ1261に「1」が格納されている場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、そのまま当該キャッシュ更新処理を終了する。
一方、キャッシュフラグ1261に「0」が格納されている場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したレコードのキャッシュフラグ1261に「1」を格納する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したレコードのサイズ1263のキャッシュ領域を、キャッシュメモリ131に確保する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したレコードのファイルパス名1262に対応する位置に格納されているファイルを、確保したキャッシュ領域に先読みする(S27)。そして、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、当該キャッシュ更新処理を終了する。
図13は、本発明の第1の実施の形態のファイルサーバ100によって実行されるキャッシュ対象順位算出処理のフローチャートである。
キャッシュ対象順位算出処理は、キャッシュ更新処理(図12)のステップS25において実行される。
まず、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、変数size及び変数countを0で初期化する(S31)。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、整列リストから、以前のステップS32において選択されていないレコードを選択する。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したレコードの中から、最上位のレコードを選択する(S32)。
次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、選択したレコードのサイズを、変数sizeに加算する(S33)。次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、加算後の変数sizeが、キャッシュ利用可能総サイズ128より大きいかどうかを判定する(S34)。
変数sizeがキャッシュ利用可能総サイズ128より大きい場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、変数countをキャッシュ対象順位とする(S37)。そして、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、キャッシュ対象順位算出処理を終了する。
一方、変数sizeがキャッシュ利用可能総サイズ128以下の場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、変数countに「1」を加算する(S35)。
次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、整列リストに含まれるすべてのレコードを、ステップS32において選択したか否かを判定する。
整列リストに含まれるレコードのいずれか一つでも選択していない場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、ステップS32に戻り、処理を繰り返す。
一方、整列リストに含まれるすべてのレコードを選択している場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、変数countをキャッシュ対象順位とする(S37)。そして、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、キャッシュ対象順位算出処理を終了する。
本実施の形態では、ファイルサーバ100は、ファイル単位で、キャッシュメモリ131に情報資源を先読みした。しかしながら、ファイル以外の単位又は種類で、キャッシュメモリ131に情報資源が先読みされてもよい。例えば、ディレクトリ単位、ファイルシステム単位、固定ブロック単位又はボリューム単位で、キャッシュメモリ131に情報資源が先読みされてもよい。
本実施の形態によれば、ファイルサーバ100は、検索サーバ300による検索結果リストに基づいてキャッシュメモリ131にファイルを先読みする。つまり、ファイルサーバ100は、検索結果リストに基づいて、アクセスされる可能性の高いファイルを特定する。具体的には、ファイルサーバ100は、検索された累積回数及び最後に検索されてからの経過時間に基づいて、アクセスされる可能性の高いファイルを特定する。そして、ファイルサーバ100は、アクセスされる可能性が高いファイルをキャッシュメモリ131に先読みする。このため、キャッシュヒット率が向上するので、計算機システム全体の平均レスポンスタイムを短縮できる。
なお、ファイルサーバ100は、特定の検索結果リストに基づくのではなく、すべての検索結果リストに基づいて、先読みするファイルを決定する。そのため、複数のクライアントマシン500から多数の検索要求が発行される場合であっても、ファイルサーバ100は、計算機システム全体においてアクセスされる可能性が高いファイルを、キャッシュメモリ131に先読みできる。
以上のように、本発明の第1の実施の形態について説明したが、本発明は、第1の実施の形態に限定されることはなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の構成を取ることができる。
次に、第1の実施の形態の変形例を説明する。
第1の実施の形態では、クライアントマシン500は、ファイルサーバ100を介して検索サーバ300に検索要求を送信した。一方、第1の実施の形態の変形例では、クライアントマシン500は、検索サーバ300に検索要求を直接送信する。
図14は、本発明の第1の実施の形態の変形例の計算機システムの構成のブロック図である。
第1の実施の形態の変形例では、検索サーバ300のメモリ320に連携エージェントプログラム328が記憶される。第1の実施の形態の変形例の計算機システムのそれ以外の構成は、第1の実施の形態の計算機システムの構成(図1)と同一である。同一の構成には同一の番号を付すことによって、説明を省略する。
連携エージェントプログラム328は、検索AP324からクライアントマシン500に送信される検索結果リストを取得する。そして、連携エージェントプログラム328は、取得した検索結果リストを、ファイルサーバ100に送信する。
この場合、ファイルサーバ100が、クライアントマシン500から検索要求を受信する必要がなくなる。そのため、クライアントマシン500は、検索要求を、ファイルサーバ100でなく、通常通り、検索サーバ300に送信すればよい。これによって、クライアントマシン500における設定変更操作を減らすことができる。
第1の実施の形態の変形例の計算機システムの処理は、キャッシュ候補管理表更新処理を除き、第1の実施の形態の計算機システムの処理(図12及び図13)と同一である。同一の処理については説明を省略する。
図15は、本発明の第1の実施の形態の変形例のファイルサーバ100によって実行されるキャッシュ候補管理表更新処理のフローチャートである。
ファイルサーバ100のプロセッサ110は、検索結果リストを検索サーバ300から受信すると(S112)、当該キャッシュ候補管理表更新処理を実行する。
次に、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、ステップS13からステップS17を実行する。なお、ステップS13からステップS17は、第1の実施の形態のキャッシュ候補管理表更新処理(図11)に含まれるものと同一なので、説明を省略する。
上位ヒットファイルのファイル名のすべてを選択したとステップS13で判定した場合、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、当該キャッシュ候補管理表更新処理の終了を検索サーバ300に通知する(S119)。そして、ファイルサーバ100のプロセッサ110は、当該キャッシュ候補管理表更新処理を終了する。
なお、ステップS119は、ステップS112において検索結果リストを受信した直後に実行されてもよい。
以上のように第1の実施の形態の変形例によれば、クライアントマシン500が検索サーバ300に検索要求を直接送信する場合であっても、キャッシュヒット率を向上できる。
本発明の第1の実施の形態の計算機システムの構成のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の計算機システムに備わるファイルサーバの構成のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の計算機システムに備わる検索サーバの構成のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の計算機システムに備わるクライアントマシンの構成のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態のファイルサーバに記憶されるキャッシュ候補管理表126の構成図である。 本発明の第1の実施の形態の検索結果リストの説明図である。 本発明の第1の実施の形態の検索結果リストに含まれるファイル名の説明図である。 本発明の第1の実施の形態の上位ヒットファイルの説明図である。 本発明の第1の実施の形態の整列リストの説明図である。 本発明の第1の実施の形態のキャッシュ対象ファイルの説明図である。 本発明の第1の実施の形態のファイルサーバによって実行されるキャッシュ候補管理表更新処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のファイルサーバによって実行されるキャッシュ更新処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のファイルサーバによって実行されるキャッシュ対象順位算出処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の変形例の計算機システムの構成のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例のファイルサーバによって実行されるキャッシュ候補管理表更新処理のフローチャートである。
符号の説明
1 ネットワーク
100 ファイルサーバ
110 プロセッサ
120 メモリ
121 外部記憶装置I/F制御プログラム
122 ネットワークI/F制御プログラム
123 ファイルシステム制御プログラム
124 キャッシュメモリ制御サブプログラム
125 検索AP連携プログラム
126 キャッシュ候補管理表
127 キャッシュ候補フィルタリング用検索ヒット順位下限値
128 キャッシュ利用可能総サイズ
129 検索APプロキシ制御サブプログラム
130 検索AP連携キャッシュ制御サブプログラム
131 キャッシュメモリ
140 外部記憶装置インタフェース
150 ネットワークインタフェース
160 バス
200 ファイル格納装置
201 ファイル
300 検索サーバ
310 プロセッサ
320 メモリ
321 外部記憶装置I/F制御プログラム
322 ネットワークI/F制御プログラム
323 DBMS
324 検索アプリケーションプログラム
325 Index作成制御サブプログラム
326 検索要求応答制御サブプログラム
327 ネットワークファイルサービスクライアント制御プログラム
328 連携エージェントプログラム
340 外部記憶装置インタフェース
350 ネットワークインタフェース
360 バス
400 Index情報格納装置
500 クライアントマシン
510 プロセッサ
520 メモリ
521 外部記憶装置I/F制御プログラム
522 ネットワークI/F制御プログラム
523 ファイルシステム制御プログラム
524 クライアントアプリケーションプログラム
525 ファイルアクセスサブプログラム
526 検索要求サブプログラム
527 ネットワークファイルサービスクライアント制御プログラム
540 外部記憶装置インタフェース
550 ネットワークインタフェース
560 バス

Claims (19)

  1. 複数の情報資源を記憶するストレージ装置と、検索条件を含む検索要求を受信し、前記検索条件に該当する情報資源に関する情報を一つ以上含む情報資源一覧情報を検索結果として送信する検索計算機と、に接続される制御計算機であって、
    前記複数の情報資源の少なくとも一つが格納されるキャッシュメモリを備え、
    前記検索計算機から前記情報資源一覧情報を受信し、
    前記受信した情報資源一覧情報に基づいて、前記情報資源ごとにキャッシュ優先度を算出し、
    前記算出されたキャッシュ優先度に基づいて、前記キャッシュメモリに格納される一つ以上の情報資源を決定し、
    前記決定された一つ以上の情報資源を前記キャッシュメモリに格納することを特徴とする制御計算機。
  2. 更に、前記情報資源へアクセスする一つ以上のクライアント計算機に接続され、
    前記検索要求を前記クライアント計算機から受信し、
    前記受信した検索要求を、前記検索計算機に転送し、
    前記受信した前記情報資源一覧情報を、前記受信した検索要求の送信元のクライアント計算機に転送することを特徴とする請求項1に記載の制御計算機。
  3. 更に、前記情報資源へアクセスし、前記検索計算機に前記検索要求を送信する一つ以上のクライアント計算機に接続され、
    前記検索計算機から前記クライアント計算機に検索結果として送信される前記情報資源一覧情報を、前記検索計算機から受信することを特徴とする請求項1に記載の制御計算機。
  4. 前記情報資源一覧情報は、前記検索条件に該当する情報資源に関する情報を、所定の規則によって決定された順で含み、
    前記受信した情報資源一覧情報において前記情報資源に関する情報が所定の順位以内に含まれる回数を、前記情報資源ごとに算出し、
    前記算出された回数に基づいて、前記情報資源ごとにキャッシュ優先度を算出することを特徴とする請求項1に記載の制御計算機。
  5. 前記情報資源一覧情報は、前記検索条件に該当する情報資源に関する情報を、所定の規則によって決定された順で含み、
    前記受信した情報資源一覧情報において前記情報資源に関する情報が所定の順位以内に最後に含まれてからの経過時間を、前記情報資源ごとに算出し、
    前記算出された経過時間に基づいて、前記情報資源ごとにキャッシュ優先度を算出することを特徴とする請求項1に記載の制御計算機。
  6. 前記情報資源一覧情報は、前記検索条件に該当する情報資源に関する情報を、所定の規則によって決定された順で含み、
    前記受信した情報資源一覧情報において前記情報資源に関する情報が所定の順位以内に含まれる回数を、前記情報資源ごとに算出し、
    前記受信した情報資源一覧情報において前記情報資源に関する情報が所定の順位以内に最後に含まれてからの経過時間を、前記情報資源ごとに算出し、
    前記算出された回数及び経過時間に基づいて、前記情報資源ごとにキャッシュ優先度を算出することを特徴とする請求項1に記載の制御計算機。
  7. 前記情報資源一覧情報は、前記検索条件に該当する情報資源に関する情報を、前記検索条件との関連性が高い順で含むことを特徴とする請求項1に記載の制御計算機。
  8. 更に、ストレージ装置に記憶されるデータをファイルとして提供するファイルシステムを備え、
    前記情報資源は、前記ファイルシステムによって提供されるファイル又は前記ファイルを一つ以上含むディレクトリであることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  9. 複数の情報資源を記憶するストレージ装置に接続される制御計算機と、前記制御計算機に接続される検索計算機と、を備える計算機システムであって、
    前記検索計算機は、
    検索条件を含む検索要求を受信し、
    前記検索条件に該当する情報資源を検索し、
    前記検索された情報資源に関する情報を一つ以上含む情報資源一覧情報を検索結果として送信し、
    前記制御計算機は、
    前記複数の情報資源の少なくとも一つが格納されるキャッシュメモリを備え、
    前記検索計算機から前記情報資源一覧情報を受信し、
    前記受信した情報資源一覧情報に基づいて、前記情報資源ごとにキャッシュ優先度を算出し、
    前記算出されたキャッシュ優先度に基づいて、前記キャッシュメモリに格納される一つ以上の情報資源を決定し、
    前記決定された一つ以上の情報資源を前記キャッシュメモリに格納することを特徴とする計算機システム。
  10. 前記制御計算機は、
    前記情報資源へアクセスする一つ以上のクライアント計算機に接続され、
    前記検索要求を前記クライアント計算機から受信し、
    前記受信した検索要求を、前記検索計算機に転送し、
    前記受信した前記情報資源一覧情報を、前記受信した検索要求の送信元のクライアント計算機に転送することを特徴とする請求項9に記載の計算機システム。
  11. 前記制御計算機及び前記検索計算機は、前記情報資源へアクセスする一つ以上のクライアント計算機に接続され、
    前記検索計算機は、
    前記検索要求を前記クライアント計算機から受信し、
    前記検索された情報資源に関する情報を一つ以上含む情報資源一覧情報を、前記クライアント計算機及び前記制御計算機に送信することを特徴とする請求項9に記載の計算機システム。
  12. 前記情報資源一覧情報は、前記検索条件に該当する情報資源に関する情報を、所定の規則によって決定された順で含み、
    前記制御計算機は、
    前記受信した情報資源一覧情報において前記情報資源に関する情報が所定の順位以内に含まれる回数を、前記情報資源ごとに算出し、
    前記算出された回数に基づいて、前記情報資源ごとにキャッシュ優先度を算出することを特徴とする請求項9に記載の計算機システム。
  13. 前記情報資源一覧情報は、前記検索条件に該当する情報資源に関する情報を、所定の規則によって決定された順で含み、
    前記制御計算機は、
    前記受信した情報資源一覧情報において前記情報資源に関する情報が所定の順位以内に最後に含まれてからの経過時間を、前記情報資源ごとに算出し、
    前記算出された経過時間に基づいて、前記情報資源ごとにキャッシュ優先度を算出することを特徴とする請求項9に記載の計算機システム。
  14. 前記情報資源一覧情報は、前記検索条件に該当する情報資源に関する情報を、所定の規則によって決定された順で含み、
    前記制御計算機は、
    前記受信した情報資源一覧情報において前記情報資源に関する情報が所定の順位以内に含まれる回数を、前記情報資源ごとに算出し、
    前記受信した情報資源一覧情報において前記情報資源に関する情報が所定の順位以内に最後に含まれてからの経過時間を、前記情報資源ごとに算出し、
    前記算出された回数及び経過時間に基づいて、前記情報資源ごとにキャッシュ優先度を算出することを特徴とする請求項9に記載の計算機システム。
  15. 前記情報資源一覧情報は、前記検索条件に該当する情報資源に関する情報を、前記検索条件との関連性が高い順で含むことを特徴とする請求項9に記載の計算機システム。
  16. 前記制御計算機は、ストレージ装置に記憶されるデータをファイルとして提供するファイルシステムを備え、
    前記情報資源は、前記ファイルシステムによって提供されるファイル又は前記ファイルを一つ以上含むディレクトリであることを特徴とする請求項9に記載の計算機システム。
  17. 複数の情報資源を記憶するストレージ装置と、検索条件を含む検索要求を受信し、前記検索条件に該当する情報資源に関する情報を一つ以上含む情報資源一覧情報を検索結果として送信する検索計算機と、に接続され、前記複数の情報資源の少なくとも一つが格納されるキャッシュメモリを備える制御計算機におけるアクセス制御方法であって、
    前記検索計算機から前記情報資源一覧情報を受信する処理と、
    前記受信した情報資源一覧情報に基づいて、前記情報資源ごとにキャッシュ優先度を算出する処理と、
    前記算出されたキャッシュ優先度に基づいて、前記キャッシュメモリに格納される一つ以上の情報資源を決定する処理と、
    前記決定された一つ以上の情報資源を前記キャッシュメモリに格納する処理と、を含むことを特徴とするアクセス制御方法。
  18. 前記制御計算機は、前記情報資源へアクセスする一つ以上のクライアント計算機に接続され、
    前記アクセス制御方法は、更に、
    前記検索要求を前記クライアント計算機から受信する処理と、
    前記受信した検索要求を、前記検索計算機に転送する処理と、
    前記受信した前記情報資源一覧情報を、前記受信した検索要求の送信元のクライアント計算機に転送する処理と、を含むことを特徴とする請求項17に記載のアクセス制御方法。
  19. 前記制御計算機は、前記情報資源へアクセスし、前記検索計算機に前記検索要求を送信する一つ以上のクライアント計算機に接続され、
    前記情報資源一覧情報を受信する処理は、前記検索計算機から前記クライアント計算機に検索結果として送信される前記情報資源一覧情報を、前記検索計算機から受信することを特徴とする請求項17に記載のアクセス制御方法。
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