JP2008305040A - 意見文出力装置,意見文出力方法,意見文出力プログラム及びそのプログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】エフェクトの時間に基づいた意見の比較ができない。
【解決手段】全てのものであるオブジェクトの名前を情報入力装置を用いて入力し(11)、前記オブジェクトに対するアクションの種類を情報入力装置を用いて入力する(12)。次に、入力されたオブジェクトの名前に応じた意見文をオブジェクト文記憶装置4から取得する(2)。取得された意見文を、当該オブジェクトの名前,アクションの種類と共にエフェクト前後に分けて出力する(3)。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子文書に含まれる特定の意見を表す意見文を出力する技術に関するものである。
インターネットやアンケート調査等において、有形の存在(例えば、作品),無形の存在(例えば、イベント)を含むもの全てもの(即ち、オブジェクト)に対して、自然言語で記載された意見文が含まれている電子文書(以下、単に文書という)から、時間という観点で比較するために、その意見文を出力する手法は一般に知られている。
例えば、文書内から意見文を抽出し、時間を含むさまざまな観点で比較分析できるように意見文を表示する技術(例えば、非特許文献1参照)である。この技術によって、意見文の記述時刻という観点で分類し、比較できる。
また、文書内の主観的な特徴語を数値化し、さまざまな観点で主観的な特徴を表示する技術(例えば、非特許文献2参照)も知られている。例えば、アンケートの実施時期を一定期間に区切って表示することによって、その期間毎に意見の状況を比較できる。
一方、記述されている表現の出現に関して時間軸で分析している技術(例えば、非特許文献3参照)も存在する。この技術では、一定の期間内で急激に出現頻度が増す表現をその期間で注目されている話題と特定している。この技術を用いれば、例えば、ある特定の意見が一定期間に文書内でどのように出現しているかを知ることは可能であり、複数の意見表現を同一期間内で比較すれば、どのような意見が活発に交わされているかが判る。
立石 健二,福島 俊一,小林 のぞみ,上出 将行,高橋 哲朗,乾 孝司,藤田 篤,乾 健太郎,松本 裕治、「Web文書集合からの意見情報抽出と着眼点に基づく要約生成」、第10回年次大会 発表論文集、言語処理学会、2004(平成16)年3月、PP.644−647。 佐野 真、「感性品質評価語辞書を利用したテキストマイニング」、情報処理学会論文誌:データベース、情報処理学会、2004(平成16)年6月、Vol.45 No.SIG07、pp.43−53。 藤木 稔明,南野 朋之,鈴木 泰裕,奥村 学、「document streamにおけるburstの発見」、情報処理学会研究報告、情報処理学会 自然言語処理研究会、2004(平成16)年3月5日、2004−NL−160、pp.85−92。
上述のどの技術も、時間の設定が文書の記述された時間であって、意見対象そのものに関する時間、即ち、オブジェクト(例えば、作品,イベント)のアクションによって受けるエフェクト(例えば、視聴,体験)の時間を扱ってはいない。
そのために、オブジェクトに対する同じアクション(例えば、公開,実施)の種類に関するアクションを起動する日(即ち、アクション起動日もしくはアクション時期;例えば、公開時期,実施時期)の異なる複数のオブジェクトに対して、当該複数のオブジェクトの異なるアクションに起因する人間(例えば、視聴者や体験者)の意見(もしくは感想)を比較することが困難であった。
また、同じオブジェクトに関するアクション日の異なる複数のアクションの種類に対して、当該複数のアクションの種類の異なるアクションに起因する人間の意見(もしくは感想)を比較することが困難であった。
本発明は、前記課題に基づいてなされたものであって、オブジェクトの意見文を比較できるように、該オブジェクトに対する意見文をエフェクトの前後に分類して出力する意見文出力装置,意見文出力方法,意見文出力プログラム及びそのプログラムを格納した記録媒体を提供することにある。
前記課題の解決を図るために、請求項1記載の発明は、全てのものであるオブジェクトの名前,該オブジェクトに対する意見を記載した意見文,該意見文が記述された記述日を含むオブジェクト文情報を記憶し管理するオブジェクト文記憶装置と、情報入力装置と、を備え、該オブジェクトに応じた意見文を出力する意見文出力装置であって、前記オブジェクトの名前を前記情報入力装置を用いて入力する名前入力手段と、前記オブジェクトに対するアクションの種類を前記情報入力装置を用いて入力するアクションの種類入力手段と、を備え、それら各手段を使って前記オブジェクトに関する情報を入力するオブジェクト情報入力手段と、前記オブジェクト情報入力手段によって入力されたオブジェクトの名前に応じた意見文を前記オブジェクト文記憶装置から取得するエフェクト前後別の意見文取得手段と、前記エフェクト前後別の意見文取得手段によって取得された意見文を、当該オブジェクトの名前,アクションの種類と共にエフェクト前後に分けて出力する意見文出力手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、オブジェクトの名前,該オブジェクトに対するアクションの種類,該オブジェクトに対してアクションを起動する日であるアクション起動日を含むアクション情報を記憶し管理するアクション情報記憶装置と、前記名前入力手段によって入力されたオブジェクトの名前に関して、前記アクションの種類の入力手段によって入力されたアクションの種類に応じたアクション起動日を、前記アクション情報記憶装置から取得するアクション起動日取得手段と、を備え、前記エフェクト前後別の意見文取得手段が、前記アクション起動日取得手段によって、入力されたアクションの種類に応じたアクション起動日を取得し、前記アクション起動日に基づいてエフェクト前後に分類し、オブジェクト情報入力手段によって入力されたオブジェクトの名前に応じた意見文を前記オブジェクト文記憶装置から取得する手段、を備えることを特徴とする特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記アクションの種類入力手段によって入力されたアクションの種類に応じて、アクション起動日取得手段によって取得したアクション起動日と、意見文の記述日時と、に基づいて、前記オブジェクト文記憶装置に含まれている意見文が、エフェクトの前か後かの判定を行うエフェクト前後判定手段、を備え、前記エフェクト前後別の意見文取得手段が、前記エフェクト前後判定手段によってエフェクト前後に分類し、オブジェクト情報入力手段によって入力されたオブジェクトの名前に応じた意見文を前記オブジェクト文記憶装置から取得する手段、を備えることを特徴とする特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記エフェクト前後判定手段が、前記アクション起動日取得手段によって取得されたアクション起動日に基づいて、予め決めた期間内に記述された意見文を、前記オブジェクト文記憶装置から取得する一定期間の意見文取得手段と、前記一定期間の意見文取得手段で取得された意見文に対して、単位時間当たりの意見文が記述された文書数を集計する単位時間当たりの文書数取得手段と、前記文書数取得手段で集計された単位時間当たりの文書数に基づいて、隣接した時間内の文書数の差が一定数以上あった日をエフェクト開始日として出力する手段と、全意見文に対して隣接した時間内の文書数の差が一定数以上なければ、前記アクション起動日取得手段によって取得されたアクション起動日をエフェクト開始日として出力する手段と、を備え、エフェクト開始日を特定するエフェクト開始日特定手段と、を備えることを特徴とする特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記意見文出力手段が、前記エフェクト前後の意見文取得手段によって取得された意見文の種類毎の出現数に基づいて、当該意見文の種類の統計情報を算出する意見集計手段と、前記意見集計手段によって算出された統計情報を、前記オブジェクトの名前,前記アクションの種類と共に、エフェクト前後別に意見文を出力する手段と、を備えることを特徴とする特徴とする。
請求項6記載の発明は、全てのものであるオブジェクトの名前,該オブジェクトに対する意見を記載した意見文,該意見文が記述された記述日を含むオブジェクト文情報を記憶し管理するオブジェクト文記憶装置と、情報入力装置と、を備え、該オブジェクトに応じた意見文を出力する装置に使用する意見文出力方法であって、前記オブジェクトの名前を前記情報入力装置を用いて入力する名前入力ステップと、前記オブジェクトに対するアクションの種類を前記情報入力装置を用いて入力するアクションの種類入力ステップと、を有し、それら各ステップを使って前記オブジェクトに関する情報を入力するオブジェクト情報入力ステップと、前記オブジェクト情報入力ステップによって入力されたオブジェクトの名前に応じた意見文を前記オブジェクト文記憶装置から取得するエフェクト前後別の意見文取得ステップと、前記エフェクト前後別の意見文取得ステップによって取得された意見文を、当該オブジェクトの名前,アクションの種類と共にエフェクト前後に分けて出力する意見文出力ステップと、を有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、全てのものであるオブジェクトの名前,該オブジェクトに対する意見を記載した意見文,該意見文が記述された記述日を含むオブジェクト文情報を記憶し管理するオブジェクト文記憶装置と、オブジェクトの名前,該オブジェクトに対するアクションの種類,該オブジェクトに対してアクションを起動する日であるアクション起動日を含むアクション情報を記憶し管理するアクション情報記憶装置と、情報入力装置と、を備え、該オブジェクトに応じた意見文を出力する装置に使用する意見文出力方法であって、前記オブジェクトの名前を前記情報入力装置を用いて入力する名前入力ステップと、前記オブジェクトに対するアクションの種類を前記情報入力装置を用いて入力するアクションの種類入力ステップと、を備え、それら各ステップを使って前記オブジェクトに関する情報を入力するオブジェクト情報入力ステップと、前記エフェクト前後別の意見文取得ステップによって取得された意見文を、当該オブジェクトの名前,アクションの種類と共にエフェクト前後に分けて出力する意見文出力ステップと、前記名前入力ステップによって入力されたオブジェクトの名前に関して、前記アクションの種類の入力ステップによって入力されたアクションの種類に応じたアクション起動日を、前記アクション情報記憶装置から取得するアクション起動日取得ステップと、前記アクション起動日取得ステップによって、入力されたアクションの種類に応じたアクション起動日を取得し、該アクション起動日に基づいてエフェクト前後に分類し、オブジェクト情報入力ステップによって入力されたオブジェクトの名前に応じた意見文を前記オブジェクト文記憶装置から取得するエフェクト前後別の意見文取得ステップと、前記エフェクト前後別の意見文取得ステップによって取得された意見文を、当該オブジェクトの名前,アクションの種類と共にエフェクト前後に分けて出力する意見文出力ステップと、を有することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明において、前記エフェクト前後別の意見文取得ステップが、前記取得したアクション起動日と、意見文の記述日時と、に基づいて、前記オブジェクト文記憶装置に含まれている意見文が、エフェクトの前か後かの判定を行うステップと、前記オブジェクト情報入力ステップによって入力されたオブジェクトの名前に応じた意見文を、前記判定結果に基づいてエフェクト前後に分類して、前記オブジェクト文記憶装置から取得するステップと、を有する、ことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明において、前記前記エフェクト前後別の意見文取得ステップが、前記アクション起動日取得ステップによって取得されたアクション起動日に基づいて、予め決めた期間内に記述された意見文を、前記オブジェクト文記憶装置から取得する一定期間の意見文取得ステップと、前記一定期間の意見文取得ステップで取得された意見文に対して、単位時間当たりの意見文が記述された文書数を集計する単位時間当たりの文書数取得ステップと、前記文書数取得ステップで集計された単位時間当たりの文書数に基づいて、隣接した時間内の文書数の差が一定数以上あった日をエフェクト開始日として出力するステップと、全意見文に対して隣接した時間内の文書数の差が一定数以上なければ、前記アクション起動日取得ステップによって取得されたアクション起動日をエフェクト開始日として出力するステップと、を有し、エフェクト開始日を特定するエフェクト開始日特定ステップと、を有することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項6乃至9のいずれかに記載の発明において、前記意見文出力ステップが、前記エフェクト前後の意見文取得ステップによって取得された意見文の種類毎の出現数に基づいて、当該意見文の種類の統計情報を算出する意見集計ステップと、前記意見集計ステップによって算出された統計情報を、前記オブジェクトの名前,前記アクションの種類と共に、エフェクト前後別に意見文を出力するステップと、を有することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、意見文出力プログラムであって、請求項1乃至5のいずれかに記載の意見文出力装置における各手段を、コンピュータで実行可能なコンピュータプログラムとして記述したことを特徴とする。
請求項12記載の発明は、記録媒体であって、請求項11に記載の意見文出力プログラムを記録したことを特徴とする。
前記請求項1または6に記載の発明は、意見文がエフェクト前のものであるか、エフェクト後のものであるか、を区別して提示できる。
前記請求項2または7に記載の発明は、アクションの種類に応じたアクション起動日を取得できる。
前記請求項3,4,8,9に記載の発明は、アクション起動日と、意見文の記述日時と、に基づいて、意見文が、エフェクトの前か後かを判定できる。
前記請求項5または10に記載の発明は、意見文の種類の統計情報を取得できる。
前記請求項11に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の意見文出力装置をコンピュータプログラムとして記載できる。
前記請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の意見文出力プログラムを記録媒体に記録できる。
以上示したように請求項1または6の発明によれば、オブジェクトのエフェクト前後における意見文の異同が判り、オブジェクトを容易に比較または選択できるように表示できる。
請求項2または7の発明によれば、アクション起動日に基づいて、意見文を分類できる。
請求項3,4,8,9の発明によれば、アクション起動日と、意見文の記述日時と、に基づいて、意見文を判定できる。
請求項5または10の発明によれば、意見文の種類の統計情報を提示できる。
請求項11の発明によれば、意見文出力装置としてコンピュータを動作させるコンピュータプログラムを提供できる。
請求項12の発明によれば、意見文出力装置としてコンピュータを動作させるコンピュータプログラムを記録した記録媒体を提供できる。
これらを以って情報処理技術分野に貢献できる。
以下、本発明の実施形態における意見文出力装置の構成を図1に基づいて説明する。なお、以下の説明では、作品(もしくはイベント)を例として説明しているが、作品(もしくはイベント)のような生産物に限らずに、オブジェクトに適応できるものである。また、オブジェクトに対する働き(例えば、公開,実施)をアクションと称する。アクションは、例えば、アクション毎に付与された識別子によって、識別できるものとする。また、オブジェクトから受ける影響(例えば、視聴,体験)をエフェクトと称する。
図1中の意見文出力装置は、オブジェクト(例えば、作品,イベント)に関する情報を入力するオブジェクト情報入力手段1,当該オブジェクトの名前とアクション(例えば、公開,実施)の種類に対する意見文をオブジェクトから受けたエフェクト(例えば、視聴,体験)の前後に分けて取得するエフェクト前後別の意見文取得手段2,取得されたエフェクト前後に分けられた意見文を、当該オブジェクトの名前,当該アクションの種類と共に出力する意見文出力手段3,オブジェクト文記憶装置4を備える。
なお、意見文出力装置は、該意見文出力装置における各手段(各部),各装置を制御する制御手段(例えば、CPU(Central Processing Unit)やOS(Operating System))を備えていてもよい。意見文出力装置は、一般的な記憶装置(例えば、メモリやハードディスク装置)を備えていても良い。オブジェクト文記憶装置4は、データベースを構成された前記一般的な記憶装置(データベース装置)を含んでも良い。
本実施形態における意見文出力装置に備えられた各手段及び装置を更に詳しく説明する。
オブジェクト情報入力手段1は、一般的な情報入力装置等を使ってオブジェクトに関する情報を入力する手段であって、さらに、名前入力手段11,アクションの種類入力手段12を備える。例えば、一般的な情報入力装置であるキーボード装置などのユーザーインタフェース装置やネットワークなどの通信回線を介して通信装置からオブジェクトに関する情報を入力する。
名前入力手段11は、一般的な情報入力装置等を使ってオブジェクトの名前を入力する。
アクションの種類入力手段12は、一般的な情報入力装置等を使ってオブジェクトに対するアクションの種類を入力する。
エフェクト前後別の意見文取得手段2は、オブジェクト情報入力手段1によって入力されたオブジェクトの名前に応じた意見文をオブジェクト文記憶装置4から取得する。
また、エフェクト前後別の意見文取得手段2は、後述するアクション起動日取得手段によって、入力されたアクションの種類に応じたアクション起動日を取得する。そして、そのアクション起動日に基づいてエフェクト前後に分類し、オブジェクト情報入力手段1によって入力されたオブジェクトの名前に応じた意見文をオブジェクト文記憶装置4から取得しても良い。
また、エフェクト前後別の意見文取得手段2は、後述するアクション起動日取得手段によって、入力されたアクションの種類に応じたアクション起動日を取得する。そして、そのアクション起動日に基づいて、後述するエフェクト前後判定手段によってエフェクト前後に分類し、オブジェクト情報入力手段1によって入力されたオブジェクトの名前に応じた意見文をオブジェクト文記憶装置4から取得しても良い。
アクション起動日取得手段は、前記名前入力手段11によって入力されたオブジェクトの名前に関して、前記アクションの種類入力手段12によって入力されたアクションの種類に応じたアクション起動日を、アクション情報記憶装置(この装置については後述する)から取得する。
エフェクト前後判定手段は、前記アクションの種類入力手段12によって入力されたアクションの種類に応じて、アクション起動日取得手段によって取得したアクション起動日と、意見文の記述日時と、に基づいて、オブジェクト文記憶装置4に含まれている意見文が、エフェクトの前か後かの判定を行う。
前記エフェクト前後判定手段をより具体的な説明すると、以下の一定期間の意見文取得手段,単位時間当たりの文書数取得手段,エフェクト開始日特定手段を用いて、エフェクトの前か後かの判定を行っても良い。
一定期間の意見文取得手段は、前記アクション起動日取得手段によって取得されたアクション起動日に基づいて、予め決めた期間内に記述された意見文を、前記オブジェクト文記憶装置から取得する。
単位時間当たりの文書数取得手段は、前記一定期間の意見文取得手段で取得された意見文に対して、単位時間(例えば、1日)当たりの意見文が記述された文書数を集計する。
エフェクト開始日特定手段は、次のようにエフェクト開始日を特定する。前記文書数取得手段で集計された単位時間当たりの文書数に基づいて、隣接した時間(例えば、2日間)内の文書数の差が一定数以上あった日をエフェクト開始日として出力する。また、全意見文に対して隣接した時間の文書数の差が一定数以上なければ、前記アクション起動日取得手段によって取得されたアクション起動日をエフェクト開始日として出力する。
アクション情報記憶装置は、オブジェクトの名前(例えば、作品名,イベント名),アクション(例えば、公開,実施)の種類,アクション起動日(例えば、公開日,実施日)を含むアクション情報を記憶し管理していても良い。なお、アクション情報記憶装置は、データベースを構成された前記一般的な記憶装置(データベース装置)を含んでも良い。
意見文出力手段3は、エフェクト前後別の意見文取得手段2によって取得された意見文を、当該オブジェクトの名前,アクションの種類と共にエフェクト前後に分けて出力する。例えば、視認できるように、ディスプレイ装置などの表示装置などに出力しても良い。
また、意見文出力手段3は、前記エフェクト前後の意見文取得手段2によって取得された意見文の種類毎の出現数に基づいて、当該意見文の種類の統計情報を算出する意見集計手段と、当該意見集計手段によって算出された統計情報を、前記オブジェクトの名前,前記アクションの種類と共に、エフェクト前後別に意見文を出力する手段と、を含んでも良い。
オブジェクト文記憶装置4は、オブジェクトの名前,オブジェクトに対する意見文,該意見文を含む文書の識別子である文書ID(Identifier),該意見文が記述された記述日(もしくは記述日時)を含むオブジェクト文情報を記憶し管理する。また、所定のエフェクト前後で、前記オブジェクト文情報を予め分類し管理していても良い。例えば、ユーザが、意見文を記述した際にエフェクト前か後かを入力してもらい、その入力されたエフェクト前か後かの情報に基づいて分類されたオブジェクト文情報を、オブジェクト文記憶装置4で管理しても良い。
本発明の実施形態における意見文出力装置の動作を示すフローチャートである図2に基づいて説明する。
まず、一般的な情報入力装置等を使ってオブジェクトの名前を入力する(S101)。
次に、一般的な情報入力装置等を使ってオブジェクトに対するアクションの種類を入力する(S102)。
次に、前記オブジェクトの名前を入力するステップS101によって入力されたオブジェクトの名前に応じ、エフェクト前後別に意見文をオブジェクト文記憶装置4から取得する(S103)。
そして、取得されたエフェクト前後に分けられた意見文を、入力されたオブジェクトの名前と、入力されたアクションの種類と共に出力する(S104)。
また、前記エフェクト前後別の意見文を取得するステップS103は、前記オブジェクトの名前を入力するステップS101によって入力されたオブジェクトの名前と、前記アクションの種類を入力するステップS102によって入力されたアクションの種類と、に応じたアクション起動日を、アクション情報記憶装置から取得するアクション起動日取得ステップを含んでも良い。
また、前記エフェクト前後別の意見文を取得するステップS103は、前記アクション起動日取得ステップで取得したアクション起動日に基づいて、オブジェクト文記憶装置4に含まれている意見文を分類するステップを含んでも良い。
また、前記エフェクト前後別の意見文を取得するステップS103は、前記アクション起動日取得ステップで取得したアクション起動日と、意見文の記述日時と、に基づいて、オブジェクト文記憶装置4に含まれている意見文が、エフェクトの前か後かを判定するステップを含んでも良い。
前記エフェクトの前か後かを判定するステップをより具体的な説明すると、以下の一定期間の意見文取得ステップ,単位時間当たりの文書数取得ステップ,エフェクト開始日特定ステップを用いて、エフェクトの前か後かの判定を行っても良い。
一定期間の意見文取得ステップは、前記アクション起動日取得ステップによって取得されたアクション起動日に基づいて、予め決めた期間内に記述された意見文を、前記オブジェクト文記憶装置から取得する。
単位時間当たりの文書数取得ステップは、前記一定期間の意見文取得ステップで取得された意見文に対して、単位時間(例えば、1日)当たりの意見文が記述された文書数を集計する。
エフェクト開始日特定ステップは、次のようにエフェクト開始日を特定する。前記文書数取得ステップで集計された単位時間当たりの文書数に基づいて、隣接した時間(例えば、2日間)内の文書数の差が一定数以上あった日をエフェクト開始日として出力する。また、全意見文に対して隣接した時間の文書数の差が一定数以上なければ、前記アクション起動日取得ステップによって取得されたアクション起動日をエフェクト開始日として出力する。
また、前記意見文を出力するステップS104は、前記エフェクト前後の意見文を取得するステップS103によって取得された意見文の種類毎の出現数に基づいて、当該意見の種類の統計情報を算出する意見文を集計するステップと、当該意見文を集計するステップによって算出された統計情報を、前記オブジェクト,前記アクションの種類と共に、前記エフェクト前後別に意見文を出力するステップと、を含んでも良い。
なお、本実施形態の意見文出力装置における各手段の一部もしくは全部の機能をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータを用いて実行して本発明を実現することができること、本実施形態の意見文出力装置に関する方法(手順)をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータに実行させることができることは言うまでもなく、コンピュータでその機能を実現するためのプログラムを、そのコンピュータが読み取り可能な記録媒体(記憶媒体)、例えばFD(Floppy(登録商標) Disk)や、MO(Magneto−Optical disk)、ROM(Read Only Memory)、メモリカード、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、リムーバブルディスクなどに記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記のプログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。
さらに、上述の本実施形態の意見文出力装置に関する方法を記述したコンピュータプログラムを、その方法に必要とされる入出力データを格納したメモリや外部記憶部等にアクセスするように実装してもよい。
以下、本実施形態における実施例を説明する。なお、以下の実施例は、オブジェクトを作品、アクションを公開、アクション起動日を公開日、エフェクトを視聴としている。
[実施例1]
実施例1における意見文出力装置の構成を図3に基づいて説明する。
図3中の意見文出力装置は、複数の作品に関する情報を入力する複数作品情報入力部101,視聴前後別の意見文取得部21,意見文出力部31,作品文記憶装置41,公開日記憶装置51を備える。
さらに、複数作品情報入力部101は、複数タイトル入力部1011、1つの公開の種類入力部1012を備える。
複数タイトル入力部1011は、複数のタイトル(作品名)を入力する。
1つの公開の種類入力部1012は、1つの公開の種類を入力する。
また、視聴前後別の意見文取得部21は、公開日取得部211,視聴前後判定部212を備える。
公開日取得部211は、複数作品情報入力部101によって入力されたタイトル(作品名)と公開の種類毎に、公開日を公開日記憶装置51から取得する。
視聴前後判定部212は、複数作品情報入力部101によって入力されたタイトル(作品名)と、公開の種類と、に応じた意見文と該意見文の記述日を作品文記憶装置41から取得し、その取得した意見文を前記記述日に応じて視聴前後に判定する。
意見文出力部31は意見集計部311を備え、該意見集計部311は、視聴前後別の意見文取得部21によって取得された意見文の種類毎の出現数に基づいて、当該意見文の種類の統計情報を算出し、当該統計情報を当該タイトル(作品名),当該公開の種類と共に、視聴前後別に出力する。
作品文記憶装置41は、作品のタイトル(名前),作品に対する意見文,該意見文を含む文書の識別子である文書ID(Identifier),該意見文が記述された記述日(もしくは記述日時)を含む作品文情報を記憶し管理する。なお、作品文記憶装置41は、オブジェクト文記憶装置の一例である。
公開日記憶装置51は、作品のタイトル(名前),公開の種類,公開日を含む作品公開日情報を記憶し管理していても良い。なお、公開日記憶装置51は、アクション情報記憶装置の一例である。
実施例1における意見文出力装置の動作を示すフローチャートである図4に基づいて説明する。
まず、複数タイトル入力部1011によって、意見文を比較したい複数のタイトル(作品名)を入力する(S201:複数タイトル入力ステップ)。
例えば、映画タイトル「映画A1」とその続編の映画タイトル「映画A2」の意見文を、その映画タイトルの映画を観る前後で比較したい場合について説明する。まず、複数タイトル入力部1011によって、映画タイトル「映画A1」,「映画A2」を入力する。なお、特定の映画名を入力しているが、比較したい映画一覧を予め備えられた一般的な記憶装置に格納しておき、その一般的な記憶装置から順次比較する映画名を入力しても良い。映画一覧は、例えば、映画紹介のwebサイトから入手できる。
次に、1つの公開の種類入力部1012によって、意見文を比較したい1つの公開の種類を入力する(S202:1つの公開の種類入力ステップ)。例えば、比較する種類を「映画上映」とし、1つの公開の種類入力部1012によって、「映画上映」を入力する。
次に、ステップS201で入力されたタイトル(作品名)と、ステップS202で取得された公開の種類と、に応じた公開日を、公開日記憶装置51から取得する(S203:公開日取得ステップ)。
例えば、図5中の映画名C11と映画上映の公開日C12から構成される映画公開日一覧T1が、公開日記憶装置51に格納されていたとする。なお、このような映画名C11と映画上映の公開日C12のデータそのものは、例えば、映画のweb公式サイトから入手できる。この例では、ステップS201で、映画タイトル「映画A1」,「映画A2」が入力されているので、それぞれの映画上映の公開日を、「2004年2月1日」,「2006年7月1日」と取得する。
次に、ステップS201で入力されたタイトル(作品名)と、ステップS202で入力された公開の種類と、に応じて、かつ、視聴前後に分類して、作品文記憶装置41から意見文を取得する(S204:視聴前後判定ステップ)。
ステップ204において、視聴前後判定部212が、視聴前後別に意見文を取得する一例を図6,図7,図8に基づいて説明する。なお、図6は視聴前後判定部212の構成例、図7は意見文を視聴の前後に分ける処理(以後、視聴前後判定処理という)のフローチャート例、図8は視聴開始日を特定する処理(以後、視聴開始日特定処理という)のフローチャート例である。
図6中の視聴前後判定部212は、一定期間の意見文取得部2121,1日当たりの文書数取得部2122,視聴開始日特定部2123を備え、作品文記憶装置41にアクセスする。
一定期間の意見文取得部2121は、公開日取得部211によって取得された公開日に基づいて、予め決めた期間内に記述された意見文を、作品文記憶装置4から取得する。
1日当たりの文書数取得部2122は、一定期間の意見文取得部2121で取得された意見文に対して、1日当たりの意見文が記述された文書数を集計する。
視聴開始日特定部2123は、文書数取得部2122で集計された1日当たりの文書数に基づいて、隣接した2日間の文書数の差が一定数以上あった日を視聴開始日として出力する。また、全意見文に対して隣接した2日間の文書数の差が一定数以上なければ、基準である公開日(即ち、前記公開日取得部211によって取得された公開日)を視聴開始日として出力する。
次に、図7に基づいて視聴前後判定処理を説明する。
公開日取得部211で取得された公開日を基準に予め決定した期間内に記述された意見文を、作品文記憶装置41から取得する(S10401:一定期間の意見文取得ステップ)。
例えば、公開日を基準として決めた期間を、映画上映の公開日を含めない前3日間と公開日を含めた後3日間の合計6日とした場合を以下に説明する。映画タイトル「映画A1」はステップS203で公開日が「2004年2月1日」と取得しているので、取得する意見文の期間は、2004年1月29日から2004年2月3日、映画タイトル「映画A2」はステップS203で公開日が「2006年7月1日」と取得しているので、取得する意見文の期間は、2006年6月28日から2006年7月3日となる。
また、上述の例において、これら公開日を基準として決めた期間内の文書ID(意見文を含む文書を識別する識別子) C21毎の記述日C22と意見文C23が、映画タイトル「映画A1」は図9中の意見文一覧T21のように、映画タイトル「映画A2」は図10中の意見文一覧T22のように取得されたとする。
また、図9中の文書ID C21が「A1−1」の場合は、記述日C22が「2004年1月29日」、意見文C23は「出演者が気になる」が取得される。図10中の文書ID C21が「A2−1」の場合は、記述日C22が「2006年6月28日」、意見文C23は「ストーリーが気になる」が取得される。これらのような意見文一覧は、例えば、非特許文献1の方法を利用して、映画タイトル「映画A1」や映画タイトル「映画A2」に関して記述されたブログ記事から意見文を抽出すれば、ブログ記事毎にその記述日と意見文を抽出し、取得できる。
次に、ステップS10401で取得された意見文に対して、1日当たりに記述された意見文の文書数を集計する(S10402:1日当たりの文書数取得ステップ)。例えば、映画タイトル「映画A1」は、図9に基づいて2004年1月29日の文書数は1、2004年2月2日の文書数は2、と集計される。同様に、映画タイトル「映画A2」は、図10に基づいて2006年6月28日の文書数は1、2006年7月1日の文書数は2、と集計される。
次に、ステップS10402で集計された1日当たりの文書数に基づいて、隣接した2日間の文書数の差が一定数以上あった日を視聴開始日として出力する(ステップS10403:視聴開始日特定ステップ)。また、全意見文に対して隣接した2日間の文書数の差が一定数以上なければ、基準である公開日を視聴開始日として出力する。ここで、視聴開始日特定処理を図8に基づいて説明する。
まず、公開日をNとする(S10403a)。例えば、映画タイトル「映画A1」は、ステップS203で公開日が「2004年2月1日」と取得しているので、この公開日Nには「2004年2月1日」が代入される。
次に、最後の意見文の記述日を最終意見日Lとする(S10403b)。映画タイトル「映画A1」は、ステップS10401で取得した最後の意見文の記述日は「2004年2月3日」なので、この最終意見日Lには、「2004年2月3日」が代入される。
次に、公開日(N−1)と公開日Nの文書数の差を文書数差Dとする(S10403c)。今、公開日Nは「2004年2月1日」であるので、公開日(N−1)は「2004年1月31日」となる。ステップS10402の集計よって、「2004年1月31日」の文書数は1、「2004年2月1日」の文書数は1であるので、文書数の差は0となり、文書数差Dには0が代入される。
次に、文書数差Dが予め決めた数以上か否かを判断する(S10403d)。この例では、隣接する2日間の文書数の差が1以上を判断基準とする。文書数差Dは0であるので、1以上の条件に合わず「no」が選択され、ステップS10403fへ進む。
ステップ10403fでは、公開日Nを1日増やす。今、公開日Nは「2004年2月1日」であるので、新たに、公開日Nには「2004年2月2日」が代入される。
次に、公開日Nが最終意見日Lより大きいか否か(即ち、ステップS10401で取得した意見文の最後の記述日の次の日まで処理が進んだか否か)を判断する(S10403g)。なお、ステップS10403bで最終意見日Lが「2004年2月3日」と代入されている。現在の公開日Nの値である「2004年2月2日」は、この最終意見日Lよりも大きくないので、「no」が選択され、ステップS10403cへ進む。最後の記述日の次の日まで処理が進んだ場合は、「yes」が選択され、ステップS10403hへ進む。この場合は、公開日以降の文書数がステップS10401で取得した意見文の中では、予め決めた閾値(文書数の差)を越えなかった場合である。
ステップS10403hでは、公開日を視聴開始日として(設定して)、当該処理を終了する。
上述の例では、ステップS10403gからステップS10403cへ進み、現在の公開日Nの値は「2004年2月2日」であるので、文書数差Dへは「2004年2月1日」で文書数は1と「2004年2月2日」で文書数は2の差である1が代入される。再度ステップS10403dで、2日間の文書数の差が1以上かどうか判断される。現在文書数の差である文書数差Dの値が1であるので、「yes」が選択され、ステップS10403eへ進む。
ステップS10403eでは、公開日Nを視聴開始日とする。今、公開日Nは「2004年2月2日」であるので、「2004年2月2日」が視聴開始日となり、視聴開始日特定処理は終了する。
以上の視聴開始日特定処理の例によって、映画タイトル「映画A1」では、視聴開始日は「2004年2月2日」となった。「映画A2」でも、同じ処理をすると、視聴開始日は「2006年7月1日」となる。
なお、図6、図7、図8では、視聴前後別の意見文を取得する一例であって、他に、最初から公開日を視聴開始日と設定したり、映画サイトで意見記述する人に観たか否かの情報を投入してもらい、その情報を利用したりするなど、視聴開始日が特定できる方法であれば何でも良い。
そして、視聴前後判定部212は、前記特定された視聴開始日と当該意見文の記述日に基づいて、当該意見文の記述が視聴前か後かを判定する。
ここで、図4中のステップS204に戻って、説明を続ける。映画タイトル「映画A1」の視聴開始日は「2004年2月2日」となったため、映画タイトル「映画A1」に関して取得された全意見文から、映画を観る(視聴する)前として「2004年1月29日」から「2004年2月1日」に記述された意見文が取得され、映画を観た(視聴した)後として「2004年2月2日」から「2004年2月3日」に記述された意見が取得される。
また、映画タイトル「映画A2」の視聴開始日は「2006年7月1日」となったので、映画タイトル「映画A2」に関して取得された全意見文から、映画を観る前として「2006年6月28日」から「2006年6月30日」に記述された意見文が取得され、映画を観た後として「2006年7月1日」から「2006年7月3日」に記述された意見文が取得される。
そして、ステップS204で取得された意見文を、意見集計部311によって、意見文の種類毎にその出現数を合計し、ステップS201で取得されたタイトル(作品名)と、ステップS202で取得された公開の種類と、応じて、視聴前後に分けて、意見文の種類毎に合計値を出力する(S205:意見文出力ステップ)。
前述の例で集計された集計結果が図11中の集計結果T3である。集計結果T3は、意見文C31、映画に対する意見文の集計数C32,C33、映画を観る前の意見文の集計数C321,C331、映画を観た後の意見文の集計数C322,C332を有する。この集計結果T3において、例えば、意見文C31「出演者が気になる」の場合、映画タイトルC32「映画A1」の「観る前」C321に2件の意見文があったことを示す。これは、図9において、映画を観る前の意見文として意見文C23「出演者が気になる」を集計した結果である。なお、図11中の空欄は、何も意見がなかったことを示す。
また、図11では、意見文種類毎に出現数の合計を算出しているが、他に、出現数の合計値を文書数で割って1文書数当たりの数として算出したり、出現数の合計値を全意見文の種類数で割って意見文の種類毎の割合として算出したりするなど、比較するために都合の良い、意見文の種類毎の出現数に基づいた集計方法であれば何でも良い。また、図11中の集計結果T3では、表形式で表示しているが、棒グラフにしたり、円グラフにしたりするなど、見やすい形に加工して表示しても良い。
図11を確認することによって、公開時期の異なる映画タイトル「映画A1」と「映画A2」の視聴前後の意見文(もしくは感想文)の異同が判り、未視聴のユーザが映画を容易に比較または選択できる。そのため、例えば、「映画A1」に関しては、前評判として意見文C31「出演者が気になる」があったが、実際に観た後はそれよりも意見文C31「迫力があった」が多いことが判る。
また、映画タイトル「映画A1」の続編である映画タイトル「映画A2」の前評判は、意見文C31「ストーリーが気になる」があったが、観た後は意見文C31「音楽が良い」や意見文C31「感動した」が多いことが分かる。一方、視聴前後に分けないで表示すると、例えば「映画A2」の場合、意見文C31「音楽が良い」が合計6件と最多となるが、もともと公開前からの評判であったのか、観た後にそう感じたのかが分からない。
なお、図4では、ステップS201、ステップS202と順に実行した場合について説明したが、それらの実行順は問わない。即ち、複数作品情報入力部101内の処理において、複数タイトル入力部1011,1つの公開の種類入力部1012による入力の順番は問わない。
また、実施例1は、コンピュータに実行させるプログラムとして実装できる。即ち、次のような手順を有するプログラムである。
(手順1.1)複数のタイトル(作品名)を入力する複数タイトル入力手順。
(手順1.2)1つの公開の種類を入力する公開の種類入力手順。
(手順1.3)複数タイトル入力手順によって入力された作品の名前に応じ、視聴前後別に意見文を作品文記憶装置から取得する視聴前後別の意見文取得手順。
(手順1.4)その視聴前後別の意見文取得手順によって取得された視聴前後に分けられた意見文を、当該タイトル(作品名)、当該公開の種類と共に出力する意見文出力手順。
なお、前記視聴前後別の意見文取得手順は、前記複数タイトル入力手順によって入力された作品のタイトルと、前記公開の種類入力手順によって入力された公開の種類と、に応じた公開日を、公開日記憶装置から取得する公開日取得手順を有する。
さらに、前記視聴前後別の意見文取得手順は、前記公開日取得手順で取得した公開日と、意見文の記述日時と、に基づいて、作品文記憶装置に含まれている意見文が、視聴の前か後かを判定する視聴前後判定手順を含む。
また、前記意見文出力手順は、前記視聴前後の意見文取得手順によって取得された意見文の種類毎の出現数に基づいて、当該意見文の種類の統計情報を算出する意見集計手順と、その意見集計手順によって算出された統計情報を、前記作品名,前記公開の種類と共に、前記視聴前後別に意見文を出力する手順を有しても良い。
以上のように、実施例1によれば、1つの公開の種類に対して複数の作品について書かれた意見文(もしくは感想文)を視聴前ものであるか、視聴後のものであるか、を区別して表示することによって、複数の作品の公開前後の意見文(もしくは感想文)の異同が判るように、意見文を集計し表示できる。その結果、未視聴(もしくは未体験)のユーザが作品を容易に比較または選択できる。
[実施例2]
実施例2における意見文出力装置の構成を図12に基づいて説明する。
図12中の意見文出力装置は、1つの作品に関する情報を入力する単一作品情報入力部201,視聴前後別の意見文取得部21,意見文出力部31,作品文記憶装置41,公開日記憶装置51を備える。
単一作品情報入力部201は、1つのタイトル(作品名)を入力するタイトル入力部2011,複数の公開の種類入力部2012を備える。
タイトル入力部2011は、1つのタイトル(作品名)を入力する。
複数の公開の種類入力部2012は、複数の公開の種類を入力する。
視聴前後別の意見文取得部21は、公開日取得部211,視聴前後判定部212を備える。
公開日取得部211は、単一情報入力部201によって入力されたタイトル(作品名)と、公開の種類毎に、公開日を公開日記憶装置51から取得する。
視聴前後判定部212は、単一情報入力部201によって入力されたタイトル(作品名),公開の種類に応じて、作品文記憶装置41から意見文を視聴前後に分ける。
意見文出力部31は、意見集計部311を備え、該意見集計部311は、視聴前後別の意見文取得部21によって取得された意見文の種類毎の出現数に基づいて、当該意見文の種類の統計情報を算出し、当該統計情報を当該タイトル(作品名),当該公開の種類と共に、当該視聴前後別に出力する。
実施例2における意見文出力装置の動作示すフローチャートである図13に基づいて説明する。
まず、タイトル入力部2011によって、意見文を比較したい1つのタイトル(作品名)を入力する(S301:タイトル入力ステップ)。例えば、映画タイトル「映画B」の意見文を比較したい場合に、タイトル入力部2011によって、映画タイトル「映画B」を入力する。このように、特定の映画名を入力しているが、比較したい映画一覧を予め備えられた一般的な記憶装置に格納しておき、その一般的な記憶装置から順次比較する映画名を入力しても良い。映画一覧は、例えば、映画紹介のwebサイトから入手できる。
複数の公開の種類入力部2012によって、意見文を比較したい複数の公開の種類を入力する(S302:複数の公開の種類入力ステップ)。例えば、公開の種類が「映画上映」,「DVD発売」であって、各々の種類に応じた意見文を、その映画を観る前後で比較したい場合について説明する。複数の公開の種類入力部2012によって、「映画上映」,「DVD発売」を入力する。なお、特定の映画に関する公開の種類名を入力しているが、比較したい種類名を予め予め備えられた一般的な記憶装置に格納しておき、その一般的な記憶装置から順次映画に関する公開の種類名を入力しても良い。公開の種類名は、例えば、映画の公式webサイトから入手できる。
ステップS301で取得されたタイトル(作品名)、ステップS302で取得された公開の種類、に応じた公開日を、公開日記憶装置51から取得する(S303:公開日取得ステップ)。
例えば、映画タイトル「映画B」に関して、図14中の公開種類C41と公開日C42を有する公開日一覧T4が、公開日記憶装置51に格納されていたとする。なお、このような公開の種類と公開日の情報は、例えば、映画の公式webサイトから入手することができる。図14において、ステップS302で、公開の種類「映画上映」,「DVD発売」が取得されているので、それぞれの公開日は、「2005年8月1日」,「2005年12月1日」と取得される。
ステップS301で入力されたタイトル(作品名)と、ステップS302で入力された公開の種類と、に応じて、かつ、視聴前後に分類して、作品文記憶装置41から意見文を取得する(S304:視聴前後判定ステップ)。
例えば、図6,図7,図8に基づいて説明した視聴前後判定部212によって、ステップS304における視聴前後別に意見文を取得する。
また、予め設定した意見文を取得する期間,隣接した2日間の文書数を実施例1と同じ値とした場合、図15中の意見文一覧T23が取得される。そして、「映画上映」の視聴開始日は「2005年8月1日」、「DVD発売」の視聴開始日は「2005年12月1日」となる。なお、図15中の意見文一覧T23のデータ構成は、図9中の意見文一覧T21や図10中の意見文一覧T22と同じである。
そして、意見文出力部31が、ステップS304で取得された意見文を、意見集計部311によって、意見の種類毎にその出現数を合計し、ステップS301で取得されたタイトル(作品)と、ステップS302で取得された公開の種類と、に応じて、かつ、視聴前後に分類して、意見文の種類毎に合計値を出力する(S305:意見文出力ステップ)。
図16は、ステップS305によって図15における意見文一覧T23を集計した集計結果T5であって、映画Bに関する集計結果である。集計結果T5は、意見文C51,映画上映に関する意見文の出現数C52,DVD発売に関する意見文の出現数C53を有する。出現数C52は映画を観る(視聴)前の意見文の出現数C521と映画を観た(視聴)後の意見文の出現数C522に分類され、出現数C53はDVDを観る(視聴)前の意見文の出現数C531とDVDを観た(視聴)後の意見文の出現数C532に分類されている。
なお、図16中では、意見種類毎に出現数の合計を算出しているが、他に、出現数の合計値を文書数で割って1文書数当たりの数として算出したり、出現数の合計値を全意見文の種類数で割って意見の種類毎の割合として算出したりするなど、比較するのに都合の良い、意見文の種類毎の出現数に基づいた集計方法であれば何でもよい。また、図16では、表形式で表示しているが、棒グラフにしたり、円グラフにしたりするなど、見やすい形に加工して表示しても良い。
図16を確認することによって、映画タイトル「映画B」に関して異なる公開の種類C52「映画上映」と公開の種類C53「DVD発売」の視聴前後の意見文(もしくは感想文)の異同が判り、未視聴のユーザがどの種類の公開を観たら良いかや取りやめるかを容易に判断できる。そのため、例えば、公開の種類C52「映画上映」の前評判では意見文C51「感動するらしい」と感じた人がおり、実際に観た人も意見文C51「感動した」や「悲しかった」が多いことが判る。
また、公開の種類C53「DVD発売」の前評判では、映画上映の影響のためか「感動した」の意見が多いが、実際には観た後にはそれよりも意見文C51「ストーリーが難解」と感じた意見が多かったことが分かる。このことから、例えば、公開の種類C52「映画上映」の場合、映画を観る前にストーリーが分かっていたので感動した人が多く、公開の種類C53「DVD発売」の場合は、その評判だけで観てしまい意見文C51「ストーリーが難解」と感じた人が多かったのではないか、などという分析が可能となる。
一方、視聴前後に分けないで表示すると、例えば、公開の種類C53「DVD発売」の場合、意見文C51「感動した」が4件となり、意見文C51「ストーリーが難解」と感じた人の多さが薄まってしまう。
なお、図13ではステップS301、ステップS302と順に実行した場合について説明したが、それらの実行順は問わない。即ち、単一作品情報入力部201内の処理において、タイトル入力部2011,複数の公開の種類入力部2012による入力の順番は問わない。
また、実施例2は、コンピュータに実行させるプログラムとして実装できる。即ち、次のような手順を有するプログラムである。
(手順2.1)1つのタイトル(作品名)を入力するタイトル入力手順。
(手順2.2)複数の公開の種類を入力する公開の種類入力手順。
(手順2.3)そのタイトル入力手順によって入力されたタイトルに応じて、かつ、当該公開の種類の当該作品に対する視聴の前後に分けて作品文記憶装置から、取得する視聴前後別の意見文取得手順。
(手順2.4)その視聴前後別の意見文取得手順によって取得された視聴前後に分けられた意見文を、当該作品名、当該公開の種類と共に出力する意見文出力手順。
なお、前記視聴前後別の意見文取得手順は、前記タイトル入力手順によって入力された作品のタイトルと、前記公開の種類入力手順によって入力された公開の種類と、に応じた公開日を、公開日記憶装置から取得する公開日取得手順を有する。
さらに、前記視聴前後別の意見文取得手順は、前記公開日取得手順で取得した公開日と、意見文の記述日時と、に基づいて、作品文記憶装置に含まれている意見文が、視聴の前か後かを判定する視聴前後判定手順を含む。
また、前記意見文出力手順は、前記視聴前後の意見文取得手順によって取得された意見文の種類毎の出現数に基づいて、当該意見文の種類の統計情報を算出する意見集計手順と、その意見集計手順によって算出された統計情報を、前記作品名,前記公開の種類と共に、前記視聴前後別に意見文を出力する手順を有しても良い。
以上のように、実施例2によれば、1つの作品のタイトル,公開の種類に応じ、公開の種類毎に、その作品について書かれた意見文(もしくは感想文)を視聴前か視聴後のものであるかを区別して表示することによって、その作品の公開前後の意見文(もしくは感想文)の異同が判るように、意見文(もしくは感想文)を集計し表示できる。その結果、未視聴(もしくは未体験)のユーザへ作品への勧誘や取りやめの判断材料を提供できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は説明した実施形態に限定されるものでなく、各請求項に記載した範囲において各種の変形を行うことが可能である。
例えば、本実施形態における意見文出力の変形構成として、アクション情報記憶装置及びオブジェクト文記憶装置を1つのデータベース装置で構成しても良い。
本実施形態における意見文出力装置の構成図。 本実施形態における意見文出力装置の動作を示すフローチャート。 実施例1における意見文出力装置の構成図。 実施例1における意見文出力装置の動作を示すフローチャート。 映画公開日一覧の一例を示す図。 視聴前後判定部の構成の一例を示す図。 視聴前後判定処理を示すフローチャート。 視聴開始日特定処理を示すフローチャート。 意見文一覧の例1を示す図。 意見文一覧の例2を示す図。 集計結果の例1を示す図。 実施例2における意見文出力装置の構成図。 実施例2における意見文出力装置の動作を示すフローチャート。 公開日一覧の一例を示す図。 意見文一覧の例2を示す図。 集計結果の例2を示す図。
符号の説明
1…オブジェクト情報入力手段
2…エフェクト前後別の意見文取得手段
3…意見文出力手段
4…オブジェクト文記憶装置
11…名前入力手段
12…アクションの種類入力手段
21…視聴前後別の意見文取得部
31…意見文出力部
41…作品文記憶装置
51…公開日記憶装置
101…複数作品情報入力部
201…単一作品情報入力部
211…公開日取得部
212…視聴前後判定部
311…意見集計部
1011…複数タイトル入力部
1012…1つの公開の種類入力部
2011…タイトル入力部
2012…複数の公開の種類入力部
2121…一定期間の意見文取得部
2122…1日当たりの文書数取得部
2123…視聴開始日特定部
C11…映画名
C12…映画上映の公開日
C21…文書ID
C22…記述日
C23,C31,C51…意見文
C32,C33…映画に対する意見文の集計数
C321,C331…映画を観る前の意見文の集計数
C322,C332…映画を観た後の意見文の集計数
C41…公開種類
C42…公開日
C52…映画上映に関する意見文の出現数
C53…DVD発売に関する意見文の出現数
C521…映画を観る(視聴)前の意見文の出現数
C522…映画を観た(視聴)後の意見文の出現数
C531…DVDを観る(視聴)前の意見文の出現数
C532…DVDを観た(視聴)後の意見文の出現数
T1…映画公開日一覧
T3,T5…集計結果
T21,T22,T23…意見文一覧
T4…公開日一覧

Claims (12)

  1. 全てのものであるオブジェクトの名前,該オブジェクトに対する意見を記載した意見文,該意見文が記述された記述日を含むオブジェクト文情報を記憶し管理するオブジェクト文記憶装置と、
    情報入力装置と、を備え、
    該オブジェクトに応じた意見文を出力する意見文出力装置であって、
    前記オブジェクトの名前を前記情報入力装置を用いて入力する名前入力手段と、
    前記オブジェクトに対するアクションの種類を前記情報入力装置を用いて入力するアクションの種類入力手段と、
    を備え、それら各手段を使って前記オブジェクトに関する情報を入力するオブジェクト情報入力手段と、
    前記オブジェクト情報入力手段によって入力されたオブジェクトの名前に応じた意見文を前記オブジェクト文記憶装置から取得するエフェクト前後別の意見文取得手段と、
    前記エフェクト前後別の意見文取得手段によって取得された意見文を、当該オブジェクトの名前,アクションの種類と共にエフェクト前後に分けて出力する意見文出力手段と、
    を備えることを特徴とする意見文出力装置。
  2. 請求項1に記載の意見文出力装置において、
    オブジェクトの名前,該オブジェクトに対するアクションの種類,該オブジェクトに対してアクションを起動する日であるアクション起動日を含むアクション情報を記憶し管理するアクション情報記憶装置と、
    前記名前入力手段によって入力されたオブジェクトの名前に関して、前記アクションの種類の入力手段によって入力されたアクションの種類に応じたアクション起動日を、前記アクション情報記憶装置から取得するアクション起動日取得手段と、
    を備え、
    前記エフェクト前後別の意見文取得手段が、
    前記アクション起動日取得手段によって、入力されたアクションの種類に応じたアクション起動日を取得し、前記アクション起動日に基づいてエフェクト前後に分類し、オブジェクト情報入力手段によって入力されたオブジェクトの名前に応じた意見文を前記オブジェクト文記憶装置から取得する手段、
    を備える
    ことを特徴とする意見文出力装置。
  3. 請求項2に記載の意見文出力装置において、
    前記アクションの種類入力手段によって入力されたアクションの種類に応じて、アクション起動日取得手段によって取得したアクション起動日と、意見文の記述日時と、に基づいて、前記オブジェクト文記憶装置に含まれている意見文が、エフェクトの前か後かの判定を行うエフェクト前後判定手段、
    を備え、
    前記エフェクト前後別の意見文取得手段が、
    前記エフェクト前後判定手段によってエフェクト前後に分類し、オブジェクト情報入力手段によって入力されたオブジェクトの名前に応じた意見文を前記オブジェクト文記憶装置から取得する手段、
    を備える
    ことを特徴とする意見文出力装置。
  4. 請求項3に記載の意見文出力装置において、
    前記エフェクト前後判定手段が、
    前記アクション起動日取得手段によって取得されたアクション起動日に基づいて、予め決めた期間内に記述された意見文を、前記オブジェクト文記憶装置から取得する一定期間の意見文取得手段と、
    前記一定期間の意見文取得手段で取得された意見文に対して、単位時間当たりの意見文が記述された文書数を集計する単位時間当たりの文書数取得手段と、
    前記文書数取得手段で集計された単位時間当たりの文書数に基づいて、隣接した時間内の文書数の差が一定数以上あった日をエフェクト開始日として出力する手段と、
    全意見文に対して隣接した時間内の文書数の差が一定数以上なければ、前記アクション起動日取得手段によって取得されたアクション起動日をエフェクト開始日として出力する手段と、を備え、エフェクト開始日を特定するエフェクト開始日特定手段と、
    を備える
    ことを特徴とする意見文出力装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の意見文出力装置において、
    前記意見文出力手段が、
    前記エフェクト前後の意見文取得手段によって取得された意見文の種類毎の出現数に基づいて、当該意見文の種類の統計情報を算出する意見集計手段と、
    前記意見集計手段によって算出された統計情報を、前記オブジェクトの名前,前記アクションの種類と共に、エフェクト前後別に意見文を出力する手段と、
    を備える
    ことを特徴とする意見文出力装置。
  6. 全てのものであるオブジェクトの名前,該オブジェクトに対する意見を記載した意見文,該意見文が記述された記述日を含むオブジェクト文情報を記憶し管理するオブジェクト文記憶装置と、
    情報入力装置と、を備え、
    該オブジェクトに応じた意見文を出力する装置に使用する
    意見文出力方法であって、
    前記オブジェクトの名前を前記情報入力装置を用いて入力する名前入力ステップと、
    前記オブジェクトに対するアクションの種類を前記情報入力装置を用いて入力するアクションの種類入力ステップと、
    を有し、それら各ステップを使って前記オブジェクトに関する情報を入力するオブジェクト情報入力ステップと、
    前記オブジェクト情報入力ステップによって入力されたオブジェクトの名前に応じた意見文を前記オブジェクト文記憶装置から取得するエフェクト前後別の意見文取得ステップと、
    前記エフェクト前後別の意見文取得ステップによって取得された意見文を、当該オブジェクトの名前,アクションの種類と共にエフェクト前後に分けて出力する意見文出力ステップと、
    を有することを特徴とする意見文出力方法。
  7. 全てのものであるオブジェクトの名前,該オブジェクトに対する意見を記載した意見文,該意見文が記述された記述日を含むオブジェクト文情報を記憶し管理するオブジェクト文記憶装置と、
    オブジェクトの名前,該オブジェクトに対するアクションの種類,該オブジェクトに対してアクションを起動する日であるアクション起動日を含むアクション情報を記憶し管理するアクション情報記憶装置と、
    情報入力装置と、を備え、
    該オブジェクトに応じた意見文を出力する装置に使用する
    意見文出力方法であって、
    前記オブジェクトの名前を前記情報入力装置を用いて入力する名前入力ステップと、
    前記オブジェクトに対するアクションの種類を前記情報入力装置を用いて入力するアクションの種類入力ステップと、
    を備え、それら各ステップを使って前記オブジェクトに関する情報を入力するオブジェクト情報入力ステップと、
    前記エフェクト前後別の意見文取得ステップによって取得された意見文を、当該オブジェクトの名前,アクションの種類と共にエフェクト前後に分けて出力する意見文出力ステップと、
    前記名前入力ステップによって入力されたオブジェクトの名前に関して、前記アクションの種類の入力ステップによって入力されたアクションの種類に応じたアクション起動日を、前記アクション情報記憶装置から取得するアクション起動日取得ステップと、
    前記アクション起動日取得ステップによって、入力されたアクションの種類に応じたアクション起動日を取得し、該アクション起動日に基づいてエフェクト前後に分類し、オブジェクト情報入力ステップによって入力されたオブジェクトの名前に応じた意見文を前記オブジェクト文記憶装置から取得するエフェクト前後別の意見文取得ステップと、
    前記エフェクト前後別の意見文取得ステップによって取得された意見文を、当該オブジェクトの名前,アクションの種類と共にエフェクト前後に分けて出力する意見文出力ステップと、
    を有することを特徴とする意見文出力方法。
  8. 請求項7に記載の意見文出力方法において、
    前記エフェクト前後別の意見文取得ステップが、
    前記取得したアクション起動日と、意見文の記述日時と、に基づいて、前記オブジェクト文記憶装置に含まれている意見文が、エフェクトの前か後かの判定を行うステップと、
    前記オブジェクト情報入力ステップによって入力されたオブジェクトの名前に応じた意見文を、前記判定結果に基づいてエフェクト前後に分類して、前記オブジェクト文記憶装置から取得するステップと、
    を有する、
    ことを特徴とする意見文出力方法。
  9. 請求項8に記載の意見文出力方法において、
    前記前記エフェクト前後別の意見文取得ステップが、
    前記アクション起動日取得ステップによって取得されたアクション起動日に基づいて、予め決めた期間内に記述された意見文を、前記オブジェクト文記憶装置から取得する一定期間の意見文取得ステップと、
    前記一定期間の意見文取得ステップで取得された意見文に対して、単位時間当たりの意見文が記述された文書数を集計する単位時間当たりの文書数取得ステップと、
    前記文書数取得ステップで集計された単位時間当たりの文書数に基づいて、隣接した時間内の文書数の差が一定数以上あった日をエフェクト開始日として出力するステップと、
    全意見文に対して隣接した時間内の文書数の差が一定数以上なければ、前記アクション起動日取得ステップによって取得されたアクション起動日をエフェクト開始日として出力するステップと、を有し、エフェクト開始日を特定するエフェクト開始日特定ステップと、
    を有する
    ことを特徴とする意見文出力方法。
  10. 請求項6乃至9のいずれかに記載の意見文出力方法において、
    前記意見文出力ステップが、
    前記エフェクト前後の意見文取得ステップによって取得された意見文の種類毎の出現数に基づいて、当該意見文の種類の統計情報を算出する意見集計ステップと、
    前記意見集計ステップによって算出された統計情報を、前記オブジェクトの名前,前記アクションの種類と共に、エフェクト前後別に意見文を出力するステップと、
    を有する
    ことを特徴とする意見文出力方法。
  11. 請求項1乃至5のいずれかに記載の意見文出力装置における各手段を、コンピュータで実行可能なコンピュータプログラムとして記述したことを特徴とする意見文出力プログラム。
  12. 請求項11に記載の意見文出力プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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