JP2008304406A - レーダ装置 - Google Patents

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JP2008304406A JP2007153551A JP2007153551A JP2008304406A JP 2008304406 A JP2008304406 A JP 2008304406A JP 2007153551 A JP2007153551 A JP 2007153551A JP 2007153551 A JP2007153551 A JP 2007153551A JP 2008304406 A JP2008304406 A JP 2008304406A
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Masayoshi Ikuno
雅義 生野
Kanako Honda
加奈子 本田
Shinichi Yamano
眞市 山野
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Denso Ten Ltd
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Abstract

【課題】 受信アンテナ毎にミキサが接続された従来のレーダ装置よりも部品コストを削
減でき、複数の受信アンテナがスイッチを介して1つのミキサに接続された従来のレーダ
装置よりも角度検知性能を向上させることができるレーダ装置を提供すること。
【解決手段】 第1、第2の受信アンテナとの接続状態を切換える第1のSW52Aと、
第2、第3の受信アンテナとの接続状態を切換える第2のSW52Bと、第1のSW52
Aを介して得られた受信信号と、送信信号の一部とをミキシングし、ビート信号を出力す
る第1のミキサ32Aと、第2のSW52Bを介して得られた受信信号と、送信信号の一
部とをミキシングし、ビート信号を出力する第2のミキサ32Bとを含んで構成され、第
1のSW52Aと第2のSW52Bとが、第1〜第3の受信アンテナのうちの2つの受信
アンテナに接続された状態となるように切換制御される。
【選択図】 図3

Description

本発明はレーダ装置に関し、より詳細には、物標との距離や方位角、又は相対速度など
を検出することができるレーダ装置に関する。
従来より、車両の衝突防止や追従走行などの制御を行うために、車両の前方に位置する
物標(先行車両や障害物)を検出する車載用のレーダ装置が知られている。
図1は、従来のレーダ装置の概略構成を示したブロック図であり、レーダ装置は、送信
部1、受信アンテナ部2、受信部3、及び信号処理部4を含んで構成されている。
送信部1は、発振器11、電力分配器12、アンプ13、及び送信アンテナ14を含ん
で構成されており、受信アンテナ部2は、受信アンテナ21A〜21Cを含んで構成され
ている。また、受信部3は、各受信アンテナ21A〜21C毎にそれぞれアンプ31A〜
31C、ミキサ32A〜32C、フィルタ33A〜33C、及びA/D変換器(ADC)
34A〜34Cが設けられた構成となっており、A/D変換器34A〜34Cは、高速フ
ーリエ変換部(FFT)41A〜41Cを備えた信号処理部4に接続されている。各ミキ
サ32A〜32Cには、それぞれ対応する受信アンテナ21A〜21Cからの受信信号と
、電力分配器12からの送信信号の一部とが入力されるように構成されている。この種の
レーダ装置については、例えば、下記の特許文献1に記載されている。
従来よりこの種のレーダ装置では、送信信号としてマイクロ波やミリ波のような高周波
電磁波が一般的に用いられているが、このような高周波で動作するためのミキサ32A〜
32Cなどのアナログデバイスは非常に高価である。上記した従来のレーダ装置では、受
信アンテナ21A〜21C毎に、ミキサ32A〜32C、フィルタ33A〜33C、及び
A/D変換器34A〜34Cなどの高価なアナログデバイスが設けられているので、部品
コストが高く付いてしまうとともに、部品数が多くなり小型化を図ることが難しいといっ
た課題があった。
そこで、装置を安価かつ小型な構成とするために、複数のアンテナを送信部や受信部で
共用する構成が提案されている。図2は、従来の別のレーダ装置の概略構成を示したブロ
ック図である。但し、図1に示したレーダ装置と同一機能を有する構成部品には同一符号
を付すこととする。
レーダ装置は、送信部1A、受信アンテナ部2A、受信部3A、信号処理部4A、及び
アンテナ切換部5を含んで構成されている。受信アンテナ部2Aは、送受共用アンテナ2
2A、及び受信アンテナ22B、22Cを含んで構成され、アンテナ切換部5は、送受共
用アンテナ22Aによる送信信号(電磁波)の出力タイミングと、その反射波の受信タイ
ミングとを切り替える送受切換スイッチ5Aと、送受共用アンテナ22A、及び受信アン
テナ22B、22Cのうちのいずれか1つを受信するアンテナとして選択切換を行う受信
切換スイッチ5Bとを含んで構成されている。
送信部1Aの発振器11は、電力分配器12、アンプ13を介して、送受切換スイッチ
5Aの送信側端子a1に接続され、送受切換スイッチ5Aの切換端子a2は、送受共用ア
ンテナ22Aに接続され、送受切換スイッチ5Aの受信側端子a3は、受信切換スイッチ
5Bの端子b1に接続されている。
また、受信切換スイッチ5Bの端子b2には受信アンテナ22Bが、端子b3には受信
アンテナ22Cがそれぞれ接続されており、受信切換スイッチ5Bの切換端子b4は、受
信部3Aのアンプ31Aを介してミキサ32Aに接続されている。ミキサ32Aは、フィ
ルタ33A、及びA/D変換器34Aを介して信号処理部4AのFFT41Aに接続され
ている。このような複数のアンテナで1つのミキサを共用しているタイプのレーダ装置に
ついては、例えば、下記の特許文献2、3、4に記載されている。
図2に示したレーダ装置では、受信するアンテナを所定間隔で順次1つづつ切り換えて
いく受信切換スイッチ5Bを設けることにより、複数のアンテナ22A〜22Cに対して
ミキサ32Aを1つ設けるだけでよく、図1に示したレーダ装置よりも安価に構成するこ
とが可能となっている。しかしながら、受信するアンテナを所定間隔で順次1つづつ切り
換えていくため、位相比較を行うための各アンテナでの位相データを同一タイミングで得
ることができず、位相差を求める処理が時間的に遅れてしまう。そのため、物標(ターゲ
ット)との方位角の検知精度を高めることが難しく、検知精度を高めるために、所定区間
内においてスイッチを高速に切り換えるなどの処理が必要であった。
また、図2に示したレーダ装置では、送受切換スイッチ5Aを設けて、1つのアンテナ
を送受信で共用することにより、図1に比較したレーダ装置と比較してアンテナ数を少な
くすることが可能となっているが、送受切換スイッチ5Aを最前段部に設けているため、
送受切換スイッチ5Aを通過する受信信号が減衰しやすく、受信感度が劣化しやすい(例
えば、雑音指数NFが3dB不利となっている)という課題があった。
特開平6−88869号公報 特開平11−160423号公報 特開2002−22823号公報 特開2002−40130号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、受信アンテナ毎にミキサなどのアナロ
グデバイスが接続された従来のレーダ装置と比較して、部品等にかかるコストを削減する
ことができ、複数の受信アンテナがスイッチを介して1つのミキサに接続された従来のレ
ーダ装置と比較して、物標との方位角を検知する精度を向上させることができるレーダ装
置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係るレーダ装置(1)は、送信信号を送信アンテナ
から放射する送信部と、少なくとも第1〜第3の受信アンテナを含む受信アンテナ部と、
前記第1、第2の受信アンテナとの接続状態を切り換える第1の切換手段、及び前記第2
、第3の受信アンテナとの接続状態を切り換える第2の切換手段を含むアンテナ切換部と
、前記第1の切換手段を介して得られた受信信号と、前記送信信号の一部とをミキシング
し、ビート信号を出力する第1のミキシング手段、及び前記第2の切換手段を介して得ら
れた受信信号と、前記送信信号の一部とをミキシングし、ビート信号を出力する第2のミ
キシング手段とを含む受信部と、該受信部から得られた信号に所定の処理を施し、物標ま
での距離、方位、及び/又は前記物標との相対速度を求める信号処理部とを備えているこ
とを特徴としている。
上記レーダ装置(1)によれば、前記第1の切換手段と前記第2の切換手段とを設ける
ことにより、前記第1〜第3の受信アンテナに対して、前記第1のミキシング手段と前記
第2のミキシング手段とを設ければよいので、各受信アンテナに対してミキサが設けられ
ていた従来のレーダ装置(図1参照)と比べてミキシング手段の数を減らすことができ、
アナログデバイスを構成する部品コストや設計コストを削減することができる。
また、前記第1の切換手段と前記第2の切換手段とを設けることにより、前記第2の受
信アンテナでの受信信号は、前記第1の切換手段を介して前記第1のミキシング手段と、
、前記第2の切換手段を介して前記第1のミキシング手段とに切換出力することが可能と
なる。
したがって、前記第1〜第3の受信アンテナの各組み合わせ(すなわち、第1と第2の
受信アンテナ、第1と第3の受信アンテナ、第2と第3の受信アンテナ)で信号(反射波
)を同一タイミング区間で受信することができ、受信信号の位相比較を上記受信アンテナ
の組み合わせで実施することができる。すなわち、リアルタイムでの位相差のモニタが可
能となり、複数の受信アンテナを所定間隔で順次切換えていく従来のレーダ装置(図2参
照)と比べて、レーダの角度(方位)の検知精度を高めることができる。
以下、本発明に係るレーダ装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図3は、実施
の形態(1)に係るレーダ装置の要部を概略的に示したブロック図である。但し、ここで
は図1に示した従来のレーダ装置と同一機能を有する構成部品については、同一符号を付
すこととする。
本実施の形態では、連続波(CW)に周波数変調(FM)を掛けた送信信号を用いるF
M−CW方式のレーダ装置に適用した場合について説明する。なお、FM−CWレーダ装
置の探知原理については、周知技術(上記した特許文献2など参照)であるので、ここで
はその説明を省略する。
レーダ装置は、送信部1、受信アンテナ部2、アンテナ切換部50、受信部30、及び
信号処理部40を含んで構成されている。送信部1は、発振器11、電力分配器12、ア
ンプ13、及び送信アンテナ14を含んで構成されている。発振器11は、変調用の直流
電源(図示せず)から出力される制御電圧によって、FM変調された被変調波(三角波形
状の周波数変調された連続の送信波)を出力するものである。
発振器11から出力された送信信号は、電力分配器12により2つに分けられ、一方は
、増幅用のアンプ13を介して、送信アンテナ14から電磁波として外部に放射され、も
う一方は、受信検波用の信号として受信部30(の各ミキサ32A、32B)に出力され
る。送信アンテナ14から放射された電磁波は、物標(ターゲット)により反射し、距離
等に応じた遅延時間をもって受信アンテナ部2に到達するようになっている。
受信アンテナ部2は、第1〜第3の受信アンテナ(素子アンテナ)21A〜21Cを含
んで構成され、アンテナ切換部50に接続されている。アンテナ切換部50は、各受信ア
ンテナ21A〜21Cに対応して設けられたアンプ51A〜51Cと、受信アンテナ21
Aと受信アンテナ21Bとの接続状態を切り換える第1の切換スイッチ52A、及び受信
アンテナ21Bと受信アンテナ21Cとの接続状態を切り換える第2の切換スイッチ52
Bとを含んで構成されている。
第1の切換スイッチ52Aは、2つの入力端子a1、a2と1つの出力端子a3とを有
しており、入力端子a1は、アンプ51Aを介して受信アンテナ21Aに接続され、もう
一方の入力端子a2はアンプ51Bを介して受信アンテナ21Bに接続されており、出力
端子a3は、受信部30のアンプ31Aに接続されている。
第2の切換スイッチ52Bも2つの入力端子b1、b2と1つの出力端子b3とを有し
、入力端子b1はアンプ51Bを介して受信アンテナ21Bに接続され、もう一方の入力
端子b2はアンプ51Cを介して受信アンテナ21Cに接続されており、出力端子b3は
、受信部30のアンプ31Bに接続されている。
受信部30は、3つの受信アンテナ21A〜21Cに対して2系統の受信回路を含んで
構成されており、第1の切換スイッチ52Aの出力端子a3と接続されたアンプ31A、
第1のミキサ32A、フィルタ33A、及びA/D変換器34Aと、第2の切換スイッチ
52Bの出力端子b3と接続されたアンプ31B、第2のミキサ32B、フィルタ33B
、及びA/D変換器34Bを含んで構成されており、A/D変換器34A、34Bは、信
号処理部40のFFT41A、41Bに接続されている。
このように受信アンテナ21Bが、アンプ51Bを介して第1の切換スイッチ52Aと
第2の切換スイッチ52Bとに分岐接続されており、第1の切換スイッチ52Aと第2の
切換スイッチ52Bとの切換制御により、受信アンテナ21Bで受信した信号が、第1の
ミキサ32A側、又は第2のミキサ32B側に切換出力可能となっている。すなわち、第
1のミキサ32Aと第2のミキサ32Bとで、受信アンテナ21Bを共用している構成と
なっている。
そして、第1のミキサ32Aでは、第1の切換スイッチ52Aの出力端子a3から出力
され、アンプ31Aを介して増幅された受信信号と、送信部1から出力された送信信号の
一部とがミキシングされ、該ミキシングにより受信信号はダウンコンバートされ、送信信
号と受信信号との差信号であるビート信号が生成される。第1のミキサ32Aから出力さ
れたビート信号は、フィルタ33Aを介してA/D変換器34Aに入力され、A/D変換
器34Aでは、フィルタ33Aを通過してきたビート信号を所定のサンプリング周波数で
サンプリングし、ディジタルビート信号に変換し、信号処理部40に出力する。
また、第2のミキサ32Bでは、第2の切換スイッチ52Bの出力端子b3から出力さ
れ、アンプ31Bを介して増幅された受信信号と、送信部1から出力された送信信号の一
部とがミキシングされ、該ミキシングにより受信信号はダウンコンバートされ、送信信号
と受信信号との差信号であるビート信号が生成される。第2のミキサ32Bから出力され
たビート信号は、フィルタ33Bを介してA/D変換器34Bに入力され、A/D変換器
34Bでは、フィルタ33Bを通過してきたビート信号を所定のサンプリング周波数でサ
ンプリングし、ディジタルビート信号に変換し、信号処理部40に出力する。
信号処理部40では、A/D変換器34A、34Bからそれぞれ取得したディジタルビ
ート信号をFFT41A、41Bにおいて高速フーリエ変換(周波数変換)する演算処理
等を行い、ビート信号のパワースペクトラム(周波数成分の分布)を分析し、物標までの
距離や方位、更に相対速度などを演算する信号処理を行い、また、第1の切換スイッチ5
2A、第2の切換スイッチ52Bを所定の間隔で切り換える制御なども行うようになって
いる。
次に、実施の形態(1)に係るレーダ装置の動作について説明する。図4は、実施の形
態(1)に係るレーダ装置における第1の切換スイッチ52Aと、第2の切換スイッチ5
2Bとの切換動作を示したタイミングチャートである。なお、図中SW52A、SW52
Bは、それぞれ第1の切換スイッチ、第2の切換スイッチを示し、また、P1、P2、P
3は、第1〜第3の受信アンテナ21A〜21Cの各受信ポートを示している。
レーダ装置では、送信信号であるFM−CW波の三角波における上り及び下りによる1
区間毎に、第1の切換スイッチSW52A、及び/又は第2の切換スイッチSW52Bの
切換が行われるようになっている。
図4における区間T1では、SW52A_P1と、SW52B_P2とがON、すなわ
ち、第1の切換スイッチ52Aが受信アンテナ21Aと接続され、第2の切換スイッチ5
2Bが受信アンテナ21Bと接続された状態に切り換えられており、第1のミキサ32A
には、受信アンテナ21Aで受信した受信信号が入力され、第2のミキサ32Bには、受
信アンテナ21Bで受信した受信信号が入力され、同一区間において、2つの受信アンテ
ナ21A、21Bで受信した信号を取り込み、これら2つの受信信号の位相比較が同一の
タイミング区間で行えるようになっている。
次の区間T2では、SW52A_P1と、SW52B_P3とがON、すなわち、第1
の切換スイッチ52Aが受信アンテナ21Aと接続され、第2の切換スイッチ52Bが受
信アンテナ21Cと接続された状態に切り換えられており、第1のミキサ32Aには、受
信アンテナ21Aで受信した受信信号が入力され、第2のミキサ32Bには、受信アンテ
ナ21Cで受信した受信信号が入力され、同一区間において、2つの受信アンテナ21A
、21Cで受信した信号を取り込み、これら2つの受信信号の位相比較が同一のタイミン
グ区間で行えるようになっている。
次の区間T3では、SW52A_P2と、SW52B_P3とがON、すなわち、第1
の切換スイッチ52Aが受信アンテナ21Bと接続され、第2の切換スイッチ52Bが受
信アンテナ21Cと接続された状態に切り換えられており、第1のミキサ32Aには、受
信アンテナ21Bで受信した受信信号が入力され、第2のミキサ32Bには、受信アンテ
ナ21Cで受信した受信信号が入力され、同一区間において、2つの受信アンテナ21B
、21Cで受信した信号を取り込み、これら2つの受信信号の位相比較が同一のタイミン
グ区間で行えるようになっている。
以下同様に、区間T1〜T3を1つの繰り返し周期として、送信信号である三角波の上
り及び下りによる1区間毎に、第1の切換スイッチ52A、及び/又は第2の切換スイッ
チ52Bの切換が行われる。すなわち、3つの三角波(区間T1、T2、T3)で1つの
繰り返し周期を形成して、第1の切換スイッチ52A、及び/又は第2の切換スイッチ5
2Bの切換が行われるようになっている。
次に、実施の形態(1)に係るレーダ装置で行われる信号処理動作について説明する。
図5は、実施の形態(1)に係るレーダ装置における信号処理部40で行われる処理動作
を示したフローチャートである。
まず、ステップS1では、三角波の繰り返し周期の第1区間(図4の区間T1)におい
て、第1の受信アンテナ21Aと第2の受信アンテナ21Bとで受信され、各ADC34
A、34BでA/D変換されたディジタルビート信号(以下、ADC−P1、ADC−P
2と記す)を取り込み、該信号の三角波の上り区間と下り区間とでそれぞれFFT演算を
行い、各信号の三角波の上り区間と下り区間それぞれのパワースペクトラムを抽出する処
理を行い、その後ステップS2に進む。
ステップS2では、三角波の繰り返し周期の第2区間(図4の区間T2)において、第
1の受信アンテナ21Aと第3の受信アンテナ21Cとで受信され、各ADC34A、3
4BでA/D変換されたディジタルビート信号(以下、ADC−P1、ADC−P3と記
す)を取り込み、該信号の三角波の上り区間と下り区間とでそれぞれFFT演算を行い、
各信号の三角波の上り区間と下り区間それぞれのパワースペクトラムを抽出する処理を行
い、その後ステップS3に進む。
ステップS3では、三角波の繰り返し周期の第3区間(図4の区間T3)において、第
2の受信アンテナ21Bと第3の受信アンテナ21Cとで受信され、各ADC34A、3
4BでA/D変換されたディジタルビート信号(以下、ADC−P2、ADC−P3と記
す)を取り込み、該信号の三角波の上り区間と下り区間とでそれぞれFFT演算を行い、
各信号の三角波の上り区間と下り区間それぞれのパワースペクトラムを抽出する処理を行
い、その後ステップS4に進む。
ステップS4では、上記ステップS1において抽出された三角波の繰り返し周期の第1
区間(図4の区間T1)における、ADC−P1、ADC−P2それぞれの三角波の上り
区間と下り区間とにおけるパワースペクトラムを、三角波の上り区間と下り区間とでそれ
ぞれ平均化し、三角波の上り区間と下り区間のピーク周波数を求める処理を行い、その後
ステップS5に進む。
ステップS5では、ADC−P1、ADC−P2それぞれの三角波の上り区間と下り区
間のピーク周波数から、ADC−P1、ADC−P2の位相差を求める処理を行い、その
後ステップS6に進む。
ステップS6では、上記ステップS2において抽出された三角波の繰り返し周期の第2
区間(図4の区間T2)における、ADC−P1、ADC−P3それぞれの三角波の上り
区間と下り区間とにおけるパワースペクトラムを、三角波の上り区間と下り区間とでそれ
ぞれ平均化し、三角波の上り区間と下り区間のピーク周波数を求める処理を行い、その後
ステップS7に進む。
ステップS7では、ADC−P1、ADC−P3それぞれの三角波の上り区間と下り区
間のピーク周波数から、ADC−P1、ADC−P3の位相差を求める処理を行い、その
後ステップS8に進む。
次のステップS8では、上記ステップS3において抽出された三角波の繰り返し周期の
第3区間(図4の区間T3)における、ADC−P2、ADC−P3それぞれの三角波の
上り区間と下り区間とにおけるパワースペクトラムを、三角波の上り区間と下り区間とで
それぞれ平均化し、三角波の上り区間と下り区間のピーク周波数を求める処理を行い、そ
の後ステップS9に進む。
ステップS9では、ADC−P2、ADC−P3それぞれの三角波の上り区間と下り区
間のピーク周波数から、ADC−P2、ADC−P3の位相差を求める処理を行い、その
後処理10に進む。
ステップS10では、第1〜3区間における三角波の上り区間と下り区間のピーク周波
数を組み合わせて物標(ターゲット)との距離と相対速度とを求める処理を行う。すなわ
ち、FM変調における三角波の上り区間と下り区間とでは、ドップラー成分が逆に出るた
め、それぞれの同一ターゲットによるピーク周波数を足し合わすことで、距離成分と相対
速度成分とに分離することができるようになっている。
次のステップS11では、第1〜3区間における三角波の上り区間と下り区間のピーク
周波数の位相差を組み合わせて物標(ターゲット)との方位(角度)を求め、その後処理
を終える。すなわち、各受信アンテナで受信する信号は、到来方向によって、それらのア
ンテナ間隔に関係する位相差を有しており、各受信アンテナの受信信号の位相差を比較す
ることで到来角度を計算することができるようになっている。
上記実施の形態(1)に係るレーダ装置によれば、第1の切換スイッチ52Aと第2の
切換スイッチ52Bとを設けることにより、第1〜第3の受信アンテナ21A〜21Cに
対して、第1のミキサ32Aと第2のミキサ32Bとを設ければよいので、各受信アンテ
ナに対してそれぞれミキサ等のアナログデバイスが設けられていた従来のレーダ装置(図
1参照)と比べてミキサなどの部品数を減らすことができ、アナログデバイスを構成する
部品コストや設計コストを削減することができる。
また、第1の切換スイッチ52Aと第2の切換スイッチ52Bとが、第1〜第3の受信
アンテナ21A〜21Cのうちの2つの受信アンテナに接続された状態となるように切換
制御されるので、第2の受信アンテナ21Bでの受信信号は、第1の切換スイッチSW5
2Aを介して第1のミキサ32Aに、また、第2の切換スイッチSW52Bを介して第2
のミキサ32Bに切換出力することが可能となる。
したがって、第1〜第3の受信アンテナ21A〜21Cの各組み合わせ(すなわち、第
1と第2の受信アンテナ、第1と第3の受信アンテナ、第2と第3の受信アンテナ)で信
号(反射波)を受信することができ、受信信号の位相比較を上記受信アンテナの組み合わ
せで実施することができる。すなわち、リアルタイムでの位相差のモニタが可能となり、
複数の受信アンテナを所定時間毎に順次切り換えていく従来のレーダ装置(図2参照)と
比べて、レーダの方位角の検知精度を高めることができる。
また、実施の形態(1)に係るレーダ装置では、図2に示した従来のレーダ装置に設け
られていたアンテナ機能を切り換えるための送受切換用スイッチ5Aが使用されていない
ので、送受切換用スイッチ5Aに要する部品コストを削減することができ、また、受信側
の最前段部での受信信号の減衰を防ぐことができ、図2に示した従来のレーダ装置と比較
して、送受切換用スイッチ5Aの損失削除、及び送受切換による信号レベルの損失削除が
可能となり、3dB以上のNF(雑音指数)改善効果を得ることができる。
図6は実施の形態(2)に係るレーダ装置の要部を概略的に示したブロック図である。
但し、図3に示したレーダ装置と、同一機能を有する構成部品には同一符号を付し、その
説明を省略する。
実施の形態(2)に係るレーダ装置と、実施の形態(1)に係るレーダ装置とでは、受
信部における第1のミキサ32Aと、第2のミキサ32Bとの出力側の構成が相違してい
る。すなわち、実施の形態(2)に係るレーダ装置では、第1のミキサ32Aの出力側に
、1入力2切換出力(SPDT)の第3の切換スイッチ35Aが接続されており、第3の
切換スイッチ35Aの一方の出力端子c1には、フィルタ33Aを介してA/D変換器3
4Aが接続され、もう一方の出力端子c2にも同様に、フィルタ33Bを介してA/D変
換器34Bが接続されている。
また、第2のミキサ32Bの出力側にも、1入力2切換出力(SPDT)の第4の切換
スイッチ35Bが接続されており、第4の切換スイッチ35Bの一方の出力端子d1には
フィルタ33Cを介してA/D変換器34Cが接続され、もう一方の出力端子d2にも同
様に、フィルタ33Dを介してA/D変換器34Dが接続されている。これら第3、第4
の切換スイッチ35A、35Bの切換動作は、信号処理部40Aにより制御されている。
実施の形態(2)に係るレーダ装置では、第1のミキサ32Aから出力される第1、第
2の受信アンテナ21A、21Bの受信信号を第3の切換スイッチ35Aを介して時分割
で処理すると共に、第2のミキサ32から出力される第2、第3の受信アンテナ21B、
21Cの受信信号を第4の切換スイッチ35Bを介して時分割で処理を行い、第2の受信
アンテナ21Bからの信号を2チャンネル(2系統)で利用することが可能な構成となっ
ている。
次に、実施の形態(2)に係るレーダ装置の動作について説明する。図7は、実施の形
態(2)に係るレーダ装置における第1、第2の切換スイッチ52A、52Bと、第3、
第4の切換スイッチ35A、35Bとの切換動作を示したタイミングチャートである。
なお、図中SW52A、52Bは、第1、第2の切換スイッチを示し、SW35A、S
W35Bは、第3、第4の切換スイッチを示し、また、P1、P2、P3は、第1〜第3
の受信アンテナ21A〜21Cの各受信ポートを示しており、図7では、送信される三角
波の上り区間のうちの一部区間を拡大表示している。
レーダ装置では、送信信号であるFM−CW波の三角波における上り及び下りの区間内
に、第1の切換スイッチ52Aと第2の切換スイッチ52Bとが所定の周期で切換が行わ
れ、該切換に同期させて、第3の切換スイッチ35Aと第4の切換スイッチ35Bとの切
換も行われるようになっている。
図7における区間T11では、SW52A_P1と、SW52B_P2とがON、すな
わち、第1の切換スイッチ52Aが受信アンテナ21Aと接続され、第2の切換スイッチ
52Bが受信アンテナ21Bと接続された状態に切り換えられており、第1のミキサ32
Aには、受信アンテナ21Aで受信した受信信号が入力され、第2のミキサ32Bには、
受信アンテナ21Bで受信した受信信号が入力されるようになっている。
また、区間T11において、第3の切換スイッチ35Aは端子c1側に接続され、第1
のミキサ32Aの出力(受信アンテナ21Aで受信した信号のビート信号)が、第3の切
換スイッチ35Aを介してフィルタ33Aに入力される一方、第4の切換スイッチ35B
は端子d1側に接続され、第2のミキサ32Bの出力(受信アンテナ21Bで受信した信
号のビート信号)が、第4の切換スイッチ35Bを介してフィルタ33Cに入力される。
次の区間T12では、SW52A_P2と、SW52B_P3とがON、すなわち、第
1の切換スイッチ52Aが受信アンテナ21Bと接続され、第2の切換スイッチ52Bが
受信アンテナ21Cと接続された状態に切り換えられており、第1のミキサ32Aには、
受信アンテナ21Bで受信した受信信号が入力され、第2のミキサ32Bには、受信アン
テナ21Cで受信した受信信号が入力されるようになっている。
また、区間T12において、第3の切換スイッチ35Aは端子c2側に接続され、第1
のミキサ32Aの出力(受信アンテナ21Bで受信した信号のビート信号)が、第3の切
換スイッチ35Aを介してフィルタ33Bに入力される一方、第4の切換スイッチ35B
は端子d2側に接続され、第2のミキサ32Bの出力(受信アンテナ21Cで受信した信
号のビート信号)が、第4の切換スイッチ35Bを介してフィルタ33Dに入力される。
以下同様に、区間T11、T12を1つの繰り返し周期として、三角波の出力時に、第
1、第2の切換スイッチ52A、52Bと、第3、第4の切換スイッチ35A、35Bと
の切換が行われ、第1のミキサ32Aから出力される第1、第2の受信アンテナ21A、
21Bの受信信号を第3の切換スイッチ35Aを介して時分割で処理すると共に、第2の
ミキサ32から出力される第2、第3の受信アンテナ21B、21Cの受信信号を第4の
切換スイッチ35Bを介して時分割で処理を行い、第2の受信アンテナ21Bからの信号
を2チャンネル(2系統)で利用する構成となっている。
上記した実施の形態(2)に係るレーダ装置によれば、受信部30Aが、第1のミキサ
32Aから出力される、第1の受信アンテナ21Aで受信した信号に基づくビート信号と
、第2の受信アンテナ21Bで受信した信号に基づくビート信号とを出力する処理経路を
切り換える第3の切換スイッチ35Aと、第2のミキサ32Bから出力される、第2の受
信アンテナ21Bで受信した信号に基づくビート信号と、第3の受信アンテナ21Cで受
信した信号に基づくビート信号を出力する処理経路を切り換える第4の切換スイッチ35
Bとをさらに含んで構成されているので、第1のミキサ32Aの後段には、第1の受信ア
ンテナ21Aで受信した信号に基づくビート信号と、第2の受信アンテナ21Bで受信し
た信号に基づくビート信号とが時分割で供給され、第1の受信アンテナ21Aと第2の受
信アンテナ21Bとで受信した信号の位相比較を時分割で行うことができる。
また、第2のミキサ32Bの後段には、第2の受信アンテナ21Bで受信した信号に基
づくビート信号と、第3の受信アンテナ21Cで受信した信号に基づくビート信号とが時
分割で供給され、第2の受信アンテナ21Bと第3の受信アンテナ21Cとで受信した信
号の位相比較を時分割で行うことができ、第2の受信アンテナ21Bで受信した信号を、
2チャンネル(2系統)で採取することができる。
到来方向の計算には、少なくとも2つの受信アンテナから受信した信号の位相差データ
が必要となる。比較したい2信号が同時に得られなければ位相差が求まらず、到来方向の
演算に遅れが生じてしまう。本実施の形態(2)に係るレーダ装置では、2チャンネルで
同時に信号処理できることにより、リアルタイムでの到来方向の演算が可能となる。
なお、上記実施の形態(1)、(2)では、FM−CW方式のレーダ装置に適用した場
合について説明したが、本発明は、FM−CW方式のレーダ装置への適用に限られたもの
ではなく、送信信号と受信信号とを用いて、物標との距離や方向などを検出する方式もの
であれば、他の方式のレーダ装置においても適用することができる。
従来のレーダ装置の要部を概略的に示したブロック図である。 従来の別のレーダ装置の要部を概略的に示したブロック図である。 本発明の実施の形態(1)に係るレーダ装置の要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(1)に係るレーダ装置における第1、第2の切換スイッチの切換動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施の形態(1)に係るレーダ装置における信号処理部の行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(2)に係るレーダ装置の要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(2)に係るレーダ装置における第1〜第4の切換スイッチの切換動作を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
1 送信部
2 受信アンテナ部
21A〜21C 第1〜第3の受信アンテナ
30、30A 受信部
50 アンテナ切換部
52A 第1の切換スイッチ
52B 第2の切換スイッチ
30、30A 受信部
32A 第1のミキサ、
32B 第2のミキサ
40、40A 信号処理部

Claims (4)

  1. 送信信号を送信アンテナから放射する送信部と、
    少なくとも第1〜第3の受信アンテナを含む受信アンテナ部と、
    前記第1、第2の受信アンテナとの接続状態を切り換える第1の切換手段、及び前記第
    2、第3の受信アンテナとの接続状態を切り換える第2の切換手段を含むアンテナ切換部
    と、
    前記第1の切換手段を介して得られた受信信号と、前記送信信号の一部とをミキシング
    し、ビート信号を出力する第1のミキシング手段、及び前記第2の切換手段を介して得ら
    れた受信信号と、前記送信信号の一部とをミキシングし、ビート信号を出力する第2のミ
    キシング手段とを含む受信部と、
    該受信部から得られた信号に所定の処理を施し、物標までの距離、方位、及び/又は前
    記物標との相対速度を求める信号処理部とを備えていることを特徴とするレーダ装置。
  2. 前記第1の切換手段と前記第2の切換手段とが、前記第1〜第3の受信アンテナのうち
    の2つの受信アンテナと順次切り換えながら接続されるように切換制御されるものであり

    前記信号処理部が、
    前記第1の切換手段に前記第1の受信アンテナが接続され、前記第2の切換手段に前記
    第2の受信アンテナが接続される第1の区間、前記第1の切換手段に前記第1の受信アン
    テナが接続され、前記第2の切換手段に前記第3の受信アンテナが接続される第2の区間
    、及び前記第1の切換手段に前記第2の受信アンテナが接続され、前記第2の切換手段に
    前記第3の受信アンテナが接続される第3の区間の各区間毎に、受信して処理された信号
    の位相差を求め、
    これら第1〜第3の各区間毎に求めた位相差のデータに基づいて、物標の方位角を求め
    る方位角演算手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
  3. 前記第1の切換手段と前記第2の切換手段とが、前記第1〜第3の受信アンテナのうち
    の2つの受信アンテナと順次切り換えながら接続されるように切換制御されるものであり

    前記信号処理部が、
    前記第1の切換手段に前記第1の受信アンテナが接続され、前記第2の切換手段に前記
    第2の受信アンテナが接続される第1の区間、前記第1の切換手段に前記第1の受信アン
    テナが接続され、前記第2の切換手段に前記第3の受信アンテナが接続される第2の区間
    、及び前記第1の切換手段に前記第2の受信アンテナが接続され、前記第2の切換手段に
    前記第3の受信アンテナが接続されている第3の区間の各区間毎に、受信して処理された
    信号のピーク周波数を求め、
    これら第1〜第3の各区間毎に求めたピーク周波数のデータに基づいて、物標との距離
    、及び/又は相対速度を求める距離・速度演算手段を備えていることを特徴とする請求項
    1記載のレーダ装置。
  4. 前記受信部が、
    前記第1のミキシング手段から出力される、前記第1の受信アンテナで受信した信号に
    基づくビート信号と、前記第2の受信アンテナで受信した信号に基づくビート信号とを出
    力する処理経路を切り換える第3の切換手段と、
    前記第2のミキシング手段から出力される、前記第2の受信アンテナで受信した信号に
    基づくビート信号と、前記第3の受信アンテナで受信した信号に基づくビート信号とを出
    力する処理経路を切り換える第4の切換手段とをさらに含んで構成され、
    前記信号処理部が、
    前記第3の切換手段を介して時分割で取得した前記第1の受信アンテナで受信した信号
    に基づくビート信号と、前記第2の受信アンテナで受信した信号に基づくビート信号との
    位相比較を行うと共に、
    前記第4の切換手段を介して時分割で取得した前記第2の受信アンテナで受信した信号
    に基づくビート信号と、前記第3の受信アンテナで受信した信号に基づくビート信号との
    位相比較を行い、物標の方位角を求める方位角演算手段を備えていることを特徴とする請
    求項1記載のレーダ装置。
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