JP2008304289A - 光パルス測定器 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信に影響を与えることなく、簡単な手間、構成で測定を行うことができる光パルス測定器を提供する。
【解決手段】パルス光源4からパルス光を発光する前に、所定の一定時間の間、受光部5で受光した光ファイバ2からの光の受光レベルを平均化部6で加算平均化処理を行い、加算平均化された受光レベルが、所定の閾値をこえた場合には、光ファイバ2が通信中であると判断し、パルス光源4からのパルス光の発光を禁止して、パルス光による測定を終了し、加算平均化された受光レベルが、所定の閾値以下の場合には、光ファイバ2が通信中でないと判断し、パルス光源4からのパルス光の発光を開始して、パルス光による測定を実施する光パルス測定器。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信網用の光ファイバの測定に用いられる光パルス測定器に関する。
図8は、従来実施していた光ファイバの測定方法を説明する図である。
図8に示すように、光ファイバ40により、局側終端装置(Optical Line Terminal、以降、OLTと略す。)41と加入者側終端装置(Optical Network Unit、以降、ONUと略す。)42との間を接続した光通信網においては、局側となる設備ビル43内の光ファイバ40に光カプラ44を設け、光カプラ44により光ファイバ40を分岐して、光パルス測定器(Optical Time Domain Reflectometer、以降、OTDRと略す。)45を接続し、これにより、OTDR45を用いた光パルス測定を実現していた。
そして、対象の光ファイバ40の測定を実施する際には、作業者が光パワーメータ46を用いて、ONU42からの通信光がないことを確認した後、OTDR45を用いた光パルス測定を実施していた。このような方法では、もし、誤って通信中にOTDR45から測定用のパルス光を入射すると、OLT41とONU42との間の通信に影響を与えてしまい、ビットエラーが発生し、最悪の場合、通信が断状態となるおそれがあった。
又、図9に示すように、光ファイバ40に光スプリッタ53を設け、光スプリッタ53により、OLT41と複数のONU51、52との間を接続したPON方式の光通信網においては、ユーザ宅54側からOTDR55を用いて測定を行う際に、まず、ONU52をはずし、次に、光パワーメータ56でOLT41からの通信光がないことを確認し、その後、OTDR55を用いて光パルス測定を行っていた。このような方法でも、もし、誤って通信中にOTDR55からパルス光を入射すると、OLT41とONU51間の通信に影響を与えてしまい、ビットエラーが発生し、最悪の場合、通信が断状態となるおそれがあった。
更には、光スイッチを用いて、設備ビル内におけるOTDRと光パワーメータとを組み合わせるシステムも提案されているが(特許文献1)、このようなシステムでも、もし、誤って通信中にOTDRからパルス光を入射すると、最悪の場合、通信が断状態となるおそれがあった。
特開2002−328070号公報
図8、図9に示す光通信網の共通の課題として、OLT41やONU42、51、52からの通信光を確認するために、OTDR45、55とは別に光パワーメータ46、56を準備する必要があった。又、測定において、光パワーメータ46、56とOTDR45、55を切り替える手間も面倒であるばかりか、特に設備ビル43においては、多数の光ファイバがあるため、誤って他の光ファイバ心線にパルス光をいれてしまう危険もあった。更に、OTDR45、55で測定する前に光パワーメータ46、56で測定する必要があるので、時間も余計にかかっていた。加えて、上記手順を自動化するには、OTDR45、55と光パワーメータ46、56を切り替えるための光スイッチが必要となっていた。
又、図9に示す光通信網おいては、光スプリッタ53とONU52との間の光ファイバに、曲げによる大きな光損失が発生し、光パワーメータ56ではOLT41からの通信光の受光レベルが検出されないことがある。このような場合、OLT41からの通信光がないと判断して、OTDR55による測定を開始することになるが、OTDR55で測定を実施している最中に、なにかの拍子で曲げによる光損失がなくなると、OTDR55からのパルス光がOLT41とONU51との間の通信に影響を与えるおそれがあった。
同様に、OLT41が発光を停止していて、光パワーメータ56ではOLT41からの通信光の受光レベルが検出されなかった場合においても、OTDR55による測定を開始することになるが、OTDR55で測定を実施している最中に、急にOLT41からの通信光が回復すると、OTDR55からのパルス光がOLT41とONU51との間の通信に影響をあたえるおそれがあった。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、通信に影響を与えることなく、簡単な手間、構成で測定を行うことができる光パルス測定器を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る光パルス測定器は、
測定対象の光ファイバからの接続を分岐する分岐手段と、
前記分岐手段の分岐された一方側に接続され、前記分岐手段を介して、前記光ファイバへ測定用のパルス光を発光するパルス光源と、
前記分岐手段の分岐された他方側に接続され、前記分岐手段を介して、前記光ファイバからの光を受光する受光部と、
前記受光部で受光した光の受光レベルの加算平均化処理を行う平均化部と、
前記パルス光源及び前記平均化部を制御する制御部とを備え、
前記制御手段は、
前記パルス光源からパルス光を発光する前に、所定の一定時間の間、前記受光部で受光した前記光ファイバからの光の受光レベルを前記平均化部で加算平均化処理を行う第1工程と、
前記第1工程で加算平均化された受光レベルが、所定の閾値をこえた場合には、前記光ファイバが通信中であると判断し、前記パルス光源からのパルス光の発光を禁止して、当該パルス光による測定を終了する第2工程と、
前記第1工程で加算平均化された受光レベルが、所定の閾値以下の場合には、前記光ファイバが通信中でないと判断し、前記パルス光源からのパルス光の発光を開始して、当該パルス光による測定を実施する第3工程とを有することを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係る光パルス測定器は、
測定対象の光ファイバからの接続を分岐する分岐手段と、
前記分岐手段の分岐された一方側に接続され、前記分岐手段を介して、前記光ファイバへ測定用のパルス光を発光するパルス光源と、
前記分岐手段の分岐された他方側に接続され、前記分岐手段を介して、前記光ファイバからの光を受光する受光部と、
前記受光部で受光した光の受光レベルの加算平均化処理を行う平均化部と、
前記パルス光源及び前記平均化部を制御する制御部とを備え、
前記制御手段は、
前記パルス光源からパルス光の発光がない状態で、所定の一定時間の間、前記受光部で受光した前記光ファイバからの光の受光レベルを前記平均化部で加算平均化処理を行う第1工程と、
前記第1工程で加算平均化された受光レベルが、所定の閾値をこえた場合には、前記光ファイバが通信中であると判断し、前記パルス光源からのパルス光の発光を禁止して、当該パルス光による測定を終了する第2工程と、
前記第1工程で加算平均化された受光レベルが、所定の閾値以下の場合には、前記光ファイバが通信中でないと判断して、前記パルス光源からのパルス光の発光を開始して、当該パルス光による測定を実施すると共に、当該パルス光による測定の回数又は時間を積算する第3工程と、
積算された回数又は時間が予め規定された回数又は時間をこえない場合には、前記パルス光源からのパルス光の発光を停止する第4工程と、
積算された回数又は時間が予め規定された回数又は時間をこえた場合には、パルス光による測定を終了して、当該測定の結果を表示する第5工程とを有し、
積算された回数又は時間が予め規定された回数又は時間をこえるまで、前記第1工程、前記第2工程、前記第3工程、前記第4工程を繰り返すことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係る光パルス測定器は、
測定対象の光ファイバが接続された所定長のダミーファイバと、
前記ダミーファイバからの接続を分岐する分岐手段と、
前記分岐手段の分岐された一方側に接続され、前記分岐手段を介して、前記光ファイバ及び前記ダミーファイバへ測定用のパルス光を発光するパルス光源と、
前記分岐手段の分岐された他方側に接続され、前記分岐手段を介して、前記光ファイバ及び前記ダミーファイバからの光を受光する受光部と、
前記受光部で受光した光の受光レベルの加算平均化処理を行う平均化部と、
前記パルス光源及び前記平均化部を制御する制御部とを備え、
前記制御手段は、
前記パルス光源からパルス光を発光させる共に、所定の一定時間の間、前記受光部で受光した前記光ファイバ及び前記ダミーファイバからの光の受光レベルを前記平均化部で加算平均化処理を行う第1工程と、
前記第1工程で加算平均化された受光レベルのうち前記ダミーファイバに対応する部分が、所定の閾値幅の範囲をこえた場合には、前記光ファイバが通信中であると判断し、前記パルス光源からのパルス光の発光を停止して、当該パルス光による測定を終了する第2工程と、
前記第1工程で加算平均化された受光レベルのうち前記ダミーファイバに対応する部分が、所定の閾値幅の範囲内の場合には、前記光ファイバが通信中でないと判断し、前記パルス光源からのパルス光の発光を継続して、当該パルス光による測定を引き続き実施する第3工程とを有することを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係る光パルス測定器は、
上記第1から第3のいずれかの発明に記載した光パルス測定器において、
当該光パルス測定器と前記光ファイバとの間に、前記パルス光源のパルス光の波長のみ透過し、それ以外の波長を遮断する光フィルタを設けたことを特徴とする。
第1の発明によれば、光パルス測定器の通常の測定前に、測定対象ファイバからの光の受光レベルを受光部で確認することにより、測定対象ファイバが通信中であるかどうか判定し、測定対象ファイバが通信中であるときには、パルス光源からのパルス光の発光を禁止するので、測定対象ファイバの通信に影響を与えることを防止することができる。従って、従来のように、光パワーメータを別途準備する必要はなく、又、光パワーメータと切り替える必要もなくなり、その結果、測定時の手間が省略できると共に、切り替えの際に発生していた測定対象ファイバの接続ミスも防止することができる。又、測定対象ファイバが通信中であるかどうかは、所定の一定時間(例えば、1秒程度)で判定できるので、光パワーメータへの切り替えが必要であった従来と比較すると、判定に必要な時間を大幅に短縮することができる。更に、判定の自動化のためには、従来は、光スイッチ等を準備する必要があったが、光パワーメータへの切り替え自体が不要となったので、光スイッチ等を準備する必要はなく、簡単な手間、構成で判定の自動化を行うことができる。
第2の発明によれば、所定の一定時間毎にパルス光源からのパルス光の発光を停止して、測定対象ファイバからの光の受光レベルを受光部で確認するので、当初、測定対象ファイバに通信光がない状態であったとしても、通信光が確認された時点で、直ちにパルス光源からのパルス光の発光を停止することができ、測定対象ファイバの通信に影響を与えることを防止することができる。
第3の発明によれば、光パルス測定器の通常の測定中に、ダミーファイバからの光の受光レベルを受光部で確認するので、当初、測定対象ファイバに通信光がない状態であったとしても、測定中に通信光が確認された時点で、直ちにパルス光源からのパルス光の発光を停止することができ、測定対象ファイバの通信に影響を与えることを防止することができる。
第4の発明によれば、パルス光源のパルス光の波長のみを透過する光フィルタを光パルス測定器に設けたので、測定対象ファイバにおいて該当波長で通信が行われているか判定することができ、又、光パルス測定器への該当波長以外の波長成分の入射を遮断して、正しい測定波形を表示することができる。更に、該当する測定対象ファイバがどのような波長で通信されているか、予め知る必要もないので、作業者は、より安心して光パルス測定器を使用することができる。
本発明に係る光パルス測定器(OTDR)の実施形態について、図1〜7を参照して説明を行う。
図1は、本発明に係るOTDRの実施形態の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施例のOTDR1は、測定対象ファイバ2に接続され、測定対象ファイバ2からの接続を分岐するカプラ3(分岐手段)と、カプラ3の分岐された一方側に接続され、カプラ3を介して、測定対象ファイバ2へ測定用のパルス光を発光するパルス光源4と、カプラ3の分岐された他方側に接続され、カプラ3を介して、測定対象ファイバ2からの光を受光する受光部5と、受光部5で受光した光の受光レベルの加算平均化処理を行う平均化部6と、平均化部6での処理結果を表示する表示部7と、パルス光源4、平均化部6を制御する制御部8とを有するものである。
本実施例のOTDR1では、測定対象ファイバ2の通常の測定時には、受光部5は、パルス光源4から発光されたパルス光により生成された測定対象ファイバ2における反射光(後方散乱光)を測定し、表示部7は、その測定波形を表示して、OTDR測定を実施している。
なお、図1に示す本実施例のOTDR1は、測定対象ファイバ2に直接接続された構成であるが、上述した図8に示すように、カプラ44を介して、OLT41とONU42との間の光通信網に挿入するような構成としてもよい。
本実施例のOTDR1においては、本来、パルス光源4からパルス光を発光し、測定対象ファイバ2における反射光(後方散乱光)を受光部5で測定するところを、パルス光源4からパルス光を発光することなく、受光部5において、その受光レベルの測定を行っている。そして、表示部7には、受光部5での受光レベルを平均化部6で処理した結果が、図2(a)、(b)の実線のように表示される。なお、図2(a)は、通信光がないときのグラフであり、図2(b)は、通信光があるときのグラフである。又、図2(a)、(b)のグラフにおいて、縦軸は受光レベルであり、横軸は距離である。
測定対象ファイバ2に通信光がないときには、受光部5は通信光を受光することはなく、図2(a)の実線に示すように、表示部7は、受光レベルとして、OTDR1が持つ各種の雑音レベル(具体的には、受光部5や平均化部6等が持つ各種の雑音レベル)を表示することになる。一方、測定対象ファイバ2に通信光があるときには、受光部5は通信光を受光することとなり、図2(b)の実線に示すように、表示部7は、通信光の受光レベルを表示することになる。
図2(a)、(b)からわかるように、通信光がないときの受光レベル(雑音レベル)と、通信光があるときの受光レベルとは、そのレベルに明らかな差異があり、このことから、予め、OTDR1自身が持つ雑音レベルのピーク値を閾値として設定し(図2(a)、(b)中の点線)、その閾値を基準にして、表示部7に表示された受光レベルの高低を判定することにより、パルス光源4からパルス光を発光する前に、測定対象ファイバ2が通信中であるかどうかを判定することができる。
OTDR1における雑音レベルのピークは、OTDR1の個体差があるため、出荷時に工場で測定して、予め設定しておいてもよいが、使用環境温度や使用頻度でも異なるため、OTDR1の電源ON時に、自動的にOTDR1の内部で雑音レベルのピークを測定し、そのつど閾値を求めて設定することが望ましい。
従って、本実施例のOTDR1では、制御部8により以下に示す手順が実施される。
(1)まず、パルス光源4からパルス光を発光する前に、ある一定時間の間、測定対象ファイバ2からの光を受光部5で受光し、その測定を行い、そして、一定時間の受光レベルを平均化部6で加算平均化処理する。なお、一定時間としては、例えば、1秒程度が好適である(第1工程)。
(2)平均化部6において加算平均化された受光レベルを表示部7で表示すると共に、予め設定された閾値を基準として、その受光レベルの高低を判定する。
(3)受光レベルが、予め設定された閾値をこえていれば、測定対象ファイバ2が通信中であると判断し、表示部7で「通信中」と表示し、パルス光源4からのパルス光の発光を禁止し、OTDR1による測定を終了する(第2工程)。
(4)一方、受光レベルが、予め設定された閾値以下であれば、測定対象ファイバ2は通信中でないと判断し、パルス光源4からパルス光を発光し、OTDR1による測定を実施する(第3工程)。
このように、OTDR1による測定を行う前に、上記手順を行うことにより、受光レベルがある閾値をこえていれば、「通信中」として表示部7に表示し、OTDR1による測定を禁止するので、通信に影響を与えることを防ぐことができる。一方、OTDR1による測定を行う前に、受光レベルがある閾値以下であれば、パルス光源4からパルス光を発光し、OTDR1による測定を実施することができ、従来のように、光パワーメータを別途準備して、つなぎ換える必要もない。更に、OTDR1の電源ON時に、OTDR1内部での雑音レベルのピークを自動的に測定し、その都度、閾値を求めるので、使用環境温度や使用頻度に左右されることなく使用することができる。
図3は、本発明に係るOTDRの実施形態の他の一例を示すフローチャートである。
本実施例では、OTDR自体の構成は、実施例1の図1に示したOTDR1と同等のものでよい。従って、ここでは、図1に示したOTDR1を参照して、その制御部8で実施される手順を、図3のフローチャートを用いて説明する。
最初に、OTDR測定の測定回数又は測定時間をリセットする(ステップS1)
次に、本実施例でも、実施例1と同様に、パルス光源4からパルス光を発光する前に、ある一定時間の間、測定対象ファイバ2からの光を受光部5で受光し、その測定を行う。そして、一定時間の受光レベルを平均化部6で加算平均化処理を行う(ステップS2;第1工程)。なお、一定時間としては、例えば、1秒程度が好適である。
次に、平均化部6において加算平均化された受光レベルを表示部7で表示すると共に、その受光レベルが、予め設定された閾値をこえたかどうかを判定する(ステップS3)。受光レベルが、予め設定された閾値をこえていれば、ステップS7へ進み、受光レベルが、予め設定された閾値以下であれば、ステップS4へ進む。なお、閾値としては、雑音レベルのピーク値が好適である。
受光レベルが、予め設定された閾値をこえている場合、測定対象ファイバ2が通信中であると判断し、表示部7で「通信中」と表示し、パルス光源4からのパルス光の発光を禁止し、一連の手順を終了する(ステップS7;第2工程)。
受光レベルが、予め設定された閾値以下である場合、測定対象ファイバ2は通信中でないと判断し、パルス光源4からパルス光を発光し、OTDR1により測定対象ファイバ2の測定を実施する(ステップS4;第3工程)。
OTDR1による測定が終了すると、OTDR測定の測定回数又は測定時間を積算し、積算した測定回数又は測定時間が、予め規定した規定回数又は規定時間をこえたかどうか判定する(ステップS5、S6)。測定回数又は測定時間が規定回数又は規定時間をこえていなければ、ステップS8へ進み、こえていれば、ステップS9へ進む。なお、規定回数としては、例えば、10回程度が好適であり、又、規定時間としては、例えば、10秒程度が好適である。
測定回数又は測定時間が規定回数又は規定時間をこえていない場合、パルス光源4からのパルス光の発光を停止し(ステップS8;第4工程)、ステップS2へ戻る。そして、受光レベルが閾値をこえたとき(ステップS3)を除き、規定回数又は規定時間をこえるまで、ステップS2〜ステップS6、ステップS8を繰り返すことになり、OTDR1による測定を規定回数又は規定時間実施することになる。
一方、測定回数又は測定時間が規定回数又は規定時間をこえた場合、表示部7において、OTDR1による測定波形を表示して、一連の手順を終了する(ステップS9;第5工程)。
上述した実施例1では、OTDR1による測定前に、受光レベルを1度確認するだけであったが、本実施例では、OTDR1による測定を複数回繰り返すと共に、その繰り返しの間に受光レベルを確認するので、測定対象ファイバ2の状況が変化して、通信中となったとしても、「通信中」であることを検知し、OTDR1からのパルス光の発光を直ちに停止して、他ユーザの通信へ影響を与えることを防ぐことができる。例えば、曲げ損失により、当初断状態と判断された測定対象ファイバ2が、曲げ損失の緩和により通常の状態に戻った場合、上記手順により、「通信中」であることを検知し、OTDR1からのパルス光の発光を直ちに停止して、他ユーザの通信へ影響を与えることを防ぐこととなる。
図4は、本発明に係るOTDRの実施形態の他の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、本実施例のOTDR10は、測定対象ファイバ2に接続された所定長のダミーファイバ11と、ダミーファイバ11を分岐するカプラ3と、カプラ3に接続されたパルス光源4及び受光部5と、平均化部6と、表示部7と、制御部8とを有するものである。つまり、本実施例のOTDR10は、測定対象ファイバ2とカプラ3との間にダミーファイバ11を挿入した構成であり、その他の構成は、実施例1の図1に示すOTDR1と同じ構成である。従って、ここでは、図1に示すOTDR1と同じ構成要素には、同じ符号を付し、その重複する説明は省略する。
ダミーファイバ11としては、その特性(特に、損失特性)が既知であり、ある程度長いものを用いることが望ましい。それは、損失特性が既知であるものを用いることにより、後述する測定において、閾値幅の設定が容易になるからであり、又、ある程度長いものを用いることにより、その部分に現れる通信光によるノイズが明確に確認できるからである。なお、ダミーファイバ11の長さとしては、長い方がよいが、それ自体の損失を考慮すると、測定対象ファイバ2からの受光レベルを確認できる程度の長さが望ましい。
なお、図4に示す本実施例のOTDR10も、測定対象ファイバ2に直接接続された構成であるが、上述した図8に示すように、カプラ44を介して、OLT41とONU42との間の光通信網に挿入するような構成としてもよい。
本実施例のOTDR10では、上述した実施例1、2とは異なり、OTDR10による測定中において、測定対象ファイバ2が通信状態であるかどうかを確認しており、表示部7には、パルス光による測定波形が、図5(a)、(b)の実線のように表示される。なお、図5(a)は、通信光がないときのグラフであり、図5(b)は、通信光があるときのグラフである。又、図5(a)、(b)のグラフにおいて、縦軸は受光レベルであり、横軸は距離である。
測定対象ファイバ2に通信光がないときには、図5(a)の実線に示すように、装置内のダミーファイバ11の区間において、測定対象ファイバ2からの通信光がノイズとして現れることはなく、ノイズが重畳されない状態で測定波形が観測されることになる。一方、測定対象ファイバ2に通信光があるときには、図5(b)の実線に示すように、装置内のダミーファイバ11の区間において、測定対象ファイバ2からの通信光がノイズとなってしまい、このノイズが重畳された状態で測定波形が観測されることになる。
図5(a)、(b)からわかるように、通信光がないときには、ダミーファイバ11における測定波形にノイズが重畳されることはなく、通信光があるときには、ダミーファイバ11における測定波形にノイズが重畳されることから、予め、重畳されるノイズの振幅のピーク値に基づいて、上限の閾値、下限の閾値を設定し(図5(a)、(b)中の点線参照)、OTDR10による測定時には、上限の閾値と下限の閾値の範囲(閾値幅)を基準にして、表示部7に表示されたダミーファイバ11の測定波形が閾値幅内にあるかどうかを判定することにより、OTDR10による測定中に、測定対象ファイバ2が通信中であるかどうかを判定することができる。
なお、本実施例において、上限の閾値と下限の閾値に対しては、ダミーファイバ11自身の損失を考慮する必要がある。従って、図5(a)に観測されるように、通信光がないときのダミーファイバ11の受光レベルの変化と同じように、その距離に応じて、上限の閾値と下限の閾値も変化させる必要があり、閾値幅は一定であっても、上限の閾値、下限の閾値は、距離が離れるに従い、ダミーファイバ11の受光レベルの変化と同じ傾きで、単調減少させている。
又、閾値幅は、OTDR10での個体差があるため、出荷時に工場で測定して、予め設定しておいてもよいが、使用環境温度や使用頻度でも異なるため、OTDR10の電源ON時に、自動的に閾値幅を求めて設定することが望ましい。
従って、本実施例のOTDR10では、制御部8により以下に示す手順が実施される。
(1)まず、パルス光源4からパルス光を発光し、そのときに、ある一定時間の間、測定対象ファイバ2及びダミーファイバ11からの光を受光部5で受光し、その測定を行い、そして、一定時間の受光レベルを平均化部6で加算平均化処理する(第1工程)。
(2)平均化部6において加算平均化された受光レベルを表示部7で表示すると共に、予め設定された閾値幅内に、ダミーファイバ11における測定波形があるかどうか判定する。
(3)ダミーファイバ11における測定波形が、予め設定された閾値幅の範囲をこえることがあれば、測定対象ファイバ2が通信中であると判断し、表示部7で「通信中」と表示し、パルス光源4からのパルス光の発光を直ちに停止し、OTDR10による測定を終了する(第2工程)。
(4)一方、ダミーファイバ11における測定波形が、予め設定された閾値幅の範囲内にあれば、測定対象ファイバ2は通信中でないと判断し、パルス光源4からパルス光を継続し、OTDR10による測定を引き続き実施する(第3工程)。
このように、OTDR10では、上記手順を行うことにより、OTDR10による測定を開始し、パルス光を発光させても、ダミーファイバ11の測定波形が、予め設定された閾値幅の範囲をこえていれば、「通信中」として表示部7に表示し、OTDR10による測定を中断するので、誤って通信に影響を与えることを防ぐことができる。
上述した実施例1では、OTDR1による測定前に、受光レベルを1度確認するだけであったが、本実施例では、パルス光の発光時に、ダミーファイバ11の測定波形の受光レベルを確認することにより、測定対象ファイバ2が通信中であるかどうか判定するので、測定対象ファイバ2の状況が変化して、通信中に変わったとしても、即座に「通信中」であることを検知し、OTDR10からのパルス光の発光を停止することができ、他ユーザの通信へ影響を与えることを防ぐことができる。例えば、測定対象ファイバ2に損失変動があった場合、より具体的には、曲げ損失により、当初断状態と判断された測定対象ファイバ2が、曲げ損失の緩和により通常の状態に戻った場合でも、上記手順により、即座に「通信中」であることを検知し、OTDR10からのパルス光の発光を停止して、他ユーザの通信へ影響を与えることを防ぐこととなる。
図6は、本発明に係るOTDRの実施形態の他の一例を示すブロック図である。
本実施例は、光通信網に、実施例1の図1に示したOTDR1、又は、実施例3の図4に示したOTDR10を接続した構成である。なお、ここでは、OTDR1、OTDR10については、その重複する説明を省略するが、パルス光源4から発光されるパルス光の波長を、便宜的にλ1と規定して説明を行う。
図6に示すように、本実施例は、光ファイバ20により接続されたOLT21とONU22との間の光通信網に、カプラ24を挿入し、カプラ24により分岐された部分に、特定の波長λ1のみを透過する光フィルタ25を介して、OTDR1(又はOTDR10)を接続した構成である。つまり、測定対象の光ファイバ20とOTDR1(又はOTDR10)との間に、光フィルタ25を挿入した構成であり、測定対象の光ファイバ20とOTDR1(又はOTDR10)との間は、特定の波長λ1の光のみが送受信される。なお、OLT21、カプラ24、光フィルタ25、OTDR1(又はOTDR10)は、設備ビル23に収容されている。
WDM(Wavelength Division Multiplexing;波長多重)システムを、図6に示す光通信網に適用した場合、WDMシステムでは複数の通信波長を使用しているため、WDMシステムで使用される通信波長が、OTDR1(又はOTDR10)のパルス光源4から発光されるパルス光の波長と必ずしも一致するとは限らない(干渉するとは限らない)。従って、OTDR1(又はOTDR10)の光ファイバ20側への接続部分に、特定の波長帯(波長λ1)を透過し、それ以外の波長を遮断する光フィルタ25を挿入することにより、実施例1〜3に示した手順を用いて、光ファイバ20において、パルス光の波長λ1で通信が行われているかどうかを確認することができる。加えて、この光フィルタ25は、波長λ1以外の波長のOTDR1(又はOTDR10)への入射も防ぐことができ、ユーザがどの通信波長を使用しているか予め知ることなしに、正しい測定波形を表示することができる。
図7は、本発明に係るOTDRの実施形態の他の一例を示すブロック図である。
本実施例は、PON方式の光通信網に、実施例1の図1に示したOTDR1、又は、実施例3の図4に示したOTDR10を接続した構成である。なお、ここでも、OTDR1、OTDR10については、その重複する説明を省略し、パルス光源4から発光されるパルス光の波長も、便宜的にλ1と規定して説明を行う。又、図6に示したものと同じ構成要素には、同じ符号を付し、その重複する説明も省略する。
図7に示すように、本実施例は、光ファイバ20に光スプリッタ32を設け、光スプリッタ32により、OLT21とONU31等との間を接続したPON方式の光通信網に対するものであり、光スプリッタ32により光ファイバ20を分岐したユーザ宅33において、特定の波長λ1のみを透過する光フィルタ34を介して、OTDR1(又はOTDR10)を接続した構成である。つまり、測定対象の光ファイバ20とOTDR1(又はOTDR10)との間に、光フィルタ34を挿入した構成であり、測定対象の光ファイバ20とOTDR1(又はOTDR10)との間は、特定の波長λ1の光のみが送受信される。
図7に示すPON方式の光通信網においても、実施例4と同様に、WDMシステムを適用した場合、WDMシステムでは複数の通信波長を使用しているため、WDMシステムで使用される通信波長が、OTDR1(又はOTDR10)のパルス光源4から発光されるパルス光の波長と必ずしも一致するとは限らない(干渉するとは限らない)。従って、OTDR1(又はOTDR10)の光ファイバ20側への接続部分に、特定の波長帯(波長λ1)を透過し、それ以外の波長を遮断する光フィルタ34を挿入することにより、実施例1〜3に示した手順を用いて、光ファイバ20において、パルス光の波長λ1で通信が行われているかどうかを確認することができる。加えて、この光フィルタ34は、波長λ1以外の波長のOTDR1(又はOTDR10)への入射も防ぐことができ、正しい測定波形を表示することができる。
本発明に係る光パルス測定器は、既に敷設されて、通信網として使用されている光ファイバの測定に好適なものである。
本発明に係る光パルス測定器の実施形態の一例を示すブロック図である。 図1に示す光パルス測定器における測定結果を示すものであり、(a)は、通信光が無いときのグラフであり、(b)は、通信光があるときのグラフである。 図1に示す光パルス測定器で用いる、他の制御手順を説明するフローチャートである。 本発明に係る光パルス測定器の実施形態の他の一例を示すブロック図である。 図4に示す光パルス測定器における測定結果を示すものであり、(a)は、通信光が無いときのグラフであり、(b)は、通信光があるときのグラフである。 本発明に係る光パルス測定器の実施形態の他の一例を示すブロック図である。 本発明に係る光パルス測定器の実施形態の他の一例を示すブロック図である。 従来実施していた光ファイバの測定方法を説明する図である。 PON方式の光通信網において、従来実施していた光ファイバの測定方法を説明する図である。
符号の説明
1、10 光パルス測定器(OTDR)
2 測定対象ファイバ
3 カプラ
4 パルス光源
5 受光部
6 平均化部
7 表示部
8 制御部
11 ダミーファイバ
25、34 光フィルタ

Claims (4)

  1. 測定対象の光ファイバからの接続を分岐する分岐手段と、
    前記分岐手段の分岐された一方側に接続され、前記分岐手段を介して、前記光ファイバへ測定用のパルス光を発光するパルス光源と、
    前記分岐手段の分岐された他方側に接続され、前記分岐手段を介して、前記光ファイバからの光を受光する受光部と、
    前記受光部で受光した光の受光レベルの加算平均化処理を行う平均化部と、
    前記パルス光源及び前記平均化部を制御する制御部とを備え、
    前記制御手段は、
    前記パルス光源からパルス光を発光する前に、所定の一定時間の間、前記受光部で受光した前記光ファイバからの光の受光レベルを前記平均化部で加算平均化処理を行う第1工程と、
    前記第1工程で加算平均化された受光レベルが、所定の閾値をこえた場合には、前記光ファイバが通信中であると判断し、前記パルス光源からのパルス光の発光を禁止して、当該パルス光による測定を終了する第2工程と、
    前記第1工程で加算平均化された受光レベルが、所定の閾値以下の場合には、前記光ファイバが通信中でないと判断し、前記パルス光源からのパルス光の発光を開始して、当該パルス光による測定を実施する第3工程とを有することを特徴とする光パルス測定器。
  2. 測定対象の光ファイバからの接続を分岐する分岐手段と、
    前記分岐手段の分岐された一方側に接続され、前記分岐手段を介して、前記光ファイバへ測定用のパルス光を発光するパルス光源と、
    前記分岐手段の分岐された他方側に接続され、前記分岐手段を介して、前記光ファイバからの光を受光する受光部と、
    前記受光部で受光した光の受光レベルの加算平均化処理を行う平均化部と、
    前記パルス光源及び前記平均化部を制御する制御部とを備え、
    前記制御手段は、
    前記パルス光源からパルス光の発光がない状態で、所定の一定時間の間、前記受光部で受光した前記光ファイバからの光の受光レベルを前記平均化部で加算平均化処理を行う第1工程と、
    前記第1工程で加算平均化された受光レベルが、所定の閾値をこえた場合には、前記光ファイバが通信中であると判断し、前記パルス光源からのパルス光の発光を禁止して、当該パルス光による測定を終了する第2工程と、
    前記第1工程で加算平均化された受光レベルが、所定の閾値以下の場合には、前記光ファイバが通信中でないと判断して、前記パルス光源からのパルス光の発光を開始して、当該パルス光による測定を実施すると共に、当該パルス光による測定の回数又は時間を積算する第3工程と、
    積算された回数又は時間が予め規定された回数又は時間をこえない場合には、前記パルス光源からのパルス光の発光を停止する第4工程と、
    積算された回数又は時間が予め規定された回数又は時間をこえた場合には、パルス光による測定を終了して、当該測定の結果を表示する第5工程とを有し、
    積算された回数又は時間が予め規定された回数又は時間をこえるまで、前記第1工程、前記第2工程、前記第3工程、前記第4工程を繰り返すことを特徴とする光パルス測定器。
  3. 測定対象の光ファイバが接続された所定長のダミーファイバと、
    前記ダミーファイバからの接続を分岐する分岐手段と、
    前記分岐手段の分岐された一方側に接続され、前記分岐手段を介して、前記光ファイバ及び前記ダミーファイバへ測定用のパルス光を発光するパルス光源と、
    前記分岐手段の分岐された他方側に接続され、前記分岐手段を介して、前記光ファイバ及び前記ダミーファイバからの光を受光する受光部と、
    前記受光部で受光した光の受光レベルの加算平均化処理を行う平均化部と、
    前記パルス光源及び前記平均化部を制御する制御部とを備え、
    前記制御手段は、
    前記パルス光源からパルス光を発光させる共に、所定の一定時間の間、前記受光部で受光した前記光ファイバ及び前記ダミーファイバからの光の受光レベルを前記平均化部で加算平均化処理を行う第1工程と、
    前記第1工程で加算平均化された受光レベルのうち前記ダミーファイバに対応する部分が、所定の閾値幅の範囲をこえた場合には、前記光ファイバが通信中であると判断し、前記パルス光源からのパルス光の発光を停止して、当該パルス光による測定を終了する第2工程と、
    前記第1工程で加算平均化された受光レベルのうち前記ダミーファイバに対応する部分が、所定の閾値幅の範囲内の場合には、前記光ファイバが通信中でないと判断し、前記パルス光源からのパルス光の発光を継続して、当該パルス光による測定を引き続き実施する第3工程とを有することを特徴とする光パルス測定器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つの請求項に記載した光パルス測定器において、
    当該光パルス測定器と前記光ファイバとの間に、前記パルス光源のパルス光の波長のみ透過し、それ以外の波長を遮断する光フィルタを設けたことを特徴とする光パルス測定器。
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