JP2008296256A - レーザ加工装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】不可視波長の加工用レーザ光源と、可視波長のガイドレーザ光源とを同軸上に合流させ、ガイドレーザGのビームスポットが常に加工用レーザLのビームスポットをほぼ包含する大きさに設定することにより、作業者がガイド表示動作に基づいて加工を行ったときに、意図しない箇所に加工が施されることを防止できる。
【選択図】図2
Description
次に本発明の実施形態1について図1及び図2を参照して説明する。
図1は、本実施形態のレーザ加工装置10の概略構成を示すブロック図であり、図2は、加工用レーザL及びガイドレーザGの光路を説明する図である。
次に本発明の実施形態2について図3を参照して説明する。
図3は、本実施形態のレーザ加工装置20の概略構成を示すブロック図である。なお、以下の説明においては、前述の実施形態と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
次に本発明の実施形態3について図4から図6を参照して説明する。
図4は、本実施形態のレーザ加工装置30の概略構成を示すブロック図であり、図5,図6は、加工用レーザL及びガイドレーザGの光路を示す図である。
また、ガイドレーザGのビームスポットが、加工用レーザLのビームスポットを包含する最小のスポット径とされるため、意図しない箇所に加工が施されることを防止するとともに、加工用レーザLの照射領域をより正確に把握することができる。
次に本発明の実施形態4について図7を参照して説明する。
図7は、本実施形態のレーザ加工装置40の概略構成を示すブロック図である。
また、ガイドレーザGのビームスポットが、加工用レーザLのビームスポットを包含する最小のスポット径とされるため、意図しない箇所に加工が施されることを防止するとともに、加工用レーザLの照射領域をより正確に把握することができる。
次に本発明の実施形態5について図8及び図9を参照して説明する。
図8は、本実施形態のレーザ加工装置50の概略構成を示すブロック図であり、図9は、加工用レーザL及びガイドレーザGのビームスポットの移動軌跡を示す図である。
なお、ガイドレーザGのビームスポットは、螺旋状に限らず、例えば波状に移動させても良い。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、加工用レーザ光源からの加工用レーザの光路と可視光源からのガイドレーザの光路とをハーフミラーにより同軸としたが、図10に示すレーザ加工装置60のように、光合流手段としてガルバノミラー31A,31Bを用いて、両ガルバノミラー31A,31Bの角度を適宜調整することで両レーザL,Gの光路を同軸としても良い。この構成によれば、ガルバノミラー31A,31Bが走査手段を兼ねるため、構成を簡略化することができる。
(2)上記実施形態では、収束レンズとして無収差レンズを用いたが無収差でない他のレンズを用いて良い。
(3)収束レンズから加工対象物までの距離を調整するために、加工対象物若しくはレーザ加工装置を相対的に移動させる機構を設けても良い。
11…加工用レーザ光源
12…可視光源(ガイドレーザ光源)
13…ハーフミラー(光合流手段)
14…収束レンズ
15…制御手段
16…設定手段
17…ビーム径設定手段
21…スポット径変更手段(変更手段、ビーム径設定手段)
31A,31B…ガルバノミラー(走査手段)
32…距離測定手段(測定手段)
33…スポット径記憶手段(記憶手段)
41…スポット径可変手段(可変手段)
G…ガイドレーザ
L…加工用レーザ
W…加工対象物
Claims (8)
- 不可視波長の加工用レーザを出射する加工用レーザ光源と、
可視波長のガイドレーザを出射するガイドレーザ光源と、
前記加工用レーザの光路と前記ガイドレーザの光路とを同軸上に合流させる光合流手段と、
前記光合流手段からの前記加工用レーザ及び前記ガイドレーザを収束させる収束レンズと、
前記収束レンズからの前記加工用レーザを加工対象物上に照射する加工動作を行うとともに、前記加工動作に先立ち、前記ガイドレーザを前記加工対象物上における前記加工用レーザの照射領域に対応する箇所に照射するガイド表示動作を行う制御手段と、
前記収束レンズから出射される前記ガイドレーザのビーム径を設定するビーム径設定手段と、
を備え、
前記ビーム径設定手段によって前記収束レンズから加工対象物までの距離として設定可能な範囲内において、加工対象物上に照射される前記ガイドレーザのビームスポットが常に前記加工用レーザのビームスポットをほぼ包含する大きさになることを特徴とするレーザ加工装置。 - 不可視波長の加工用レーザを出射する加工用レーザ光源と、
可視波長のガイドレーザを出射するガイドレーザ光源と、
前記加工用レーザの光路と前記ガイドレーザの光路とを同軸上に合流させる光合流手段と、
前記光合流手段からの前記加工用レーザ及び前記ガイドレーザを収束させる収束レンズと、
前記収束レンズからの前記加工用レーザを加工対象物上に照射する加工動作を行うとともに、前記加工動作に先立ち、前記ガイドレーザを前記加工対象物上における前記加工用レーザの照射領域に対応する箇所に照射するガイド表示動作を行う制御手段と、
を備えたレーザ加工装置において、
前記収束レンズから出射される前記ガイドレーザのビーム径を変更可能な変更手段を備えることを特徴とするレーザ加工装置。 - 請求項2に記載のレーザ加工装置において、
前記収束レンズから加工対象物までの距離を設定する設定手段を備え、
前記制御手段は、前記ガイドレーザのスポット径を前記変更手段により前記距離に対応する大きさに変更することを特徴とする。 - 請求項3に記載のレーザ加工装置において、
前記距離と加工対象物上の前記ガイドレーザのスポット径とを対応づけて記憶する記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記ガイドレーザのスポット径を前記記憶手段の記憶に基づいて変更することを特徴とする。 - 請求項3または請求項4に記載のレーザ加工装置において、
前記収束レンズから出射される前記加工用レーザのビーム径を変更可能な可変手段を備え、
前記制御手段は、前記距離に加えて加工対象物上の前記加工用レーザのスポット径に応じて、前記変更手段により前記ガイドレーザのスポット径を変更することを特徴とする。 - 請求項2から請求項5のいずれか一項に記載のレーザ加工装置において、
前記設定手段は、前記収束レンズから加工対象物までの距離を測定する測定手段を有し、その測定手段により測定された距離を設定することを特徴とする。 - 請求項2から請求項6のいずれか一項に記載のレーザ加工装置において、
前記制御手段は、前記ガイドレーザのビームスポットを、前記変更手段により変更可能な範囲内で前記加工用レーザのビームスポットを包含する最小のスポット径となるように制御することを特徴とする。 - 不可視波長の加工用レーザを出射する加工用レーザ光源と、
可視波長のガイドレーザを出射するガイドレーザ光源と、
前記加工用レーザの光路と前記ガイドレーザの光路とを同軸上に合流させる光合流手段と、
前記光合流手段からの前記加工用レーザ及び前記ガイドレーザを走査する走査手段と、
前記走査手段からの前記加工用レーザ及び前記ガイドレーザを収束させる収束レンズと、
前記収束レンズからの前記加工用レーザを加工対象物上に照射する加工動作を行うとともに、前記加工動作に先立ち、前記ガイドレーザを前記加工対象物上における前記加工用レーザの照射領域に対応する箇所に照射するガイド表示動作を行う制御手段と、
を備えたレーザ加工装置において、
前記制御手段は、前記ガイド表示動作の際において、前記加工用レーザ光のスポット径よりも前記ガイドレーザのスポット径が小さい場合に、前記走査手段により前記ガイドレーザのビームスポットを、前記加工用レーザのビームスポットの移動方向に沿った方向に変位させるとともに、前記移動方向に直交する方向に所定範囲内で変位させることを特徴とするレーザ加工装置。
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