JP2008293150A - 携帯電話によるコンピュータウィルス駆除システム - Google Patents

携帯電話によるコンピュータウィルス駆除システム Download PDF

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JP2008293150A
JP2008293150A JP2007136121A JP2007136121A JP2008293150A JP 2008293150 A JP2008293150 A JP 2008293150A JP 2007136121 A JP2007136121 A JP 2007136121A JP 2007136121 A JP2007136121 A JP 2007136121A JP 2008293150 A JP2008293150 A JP 2008293150A
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内藤直美
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Abstract

【課題】
コンピュータ端末がコンピュータウィルスに感染した場合、他のコンピュータ端末への感染を防ぐ為、ネットワークから外す必要があるので、他のコンピュータ端末でコンピュータウィルススキャン及びパターンファイルをダウンロードし、外部記憶媒体に格納し、ウィルスに感染したコンピュータ端末に適用していた。
コンピュータウィルススキャンソフト及びパターンファイルのダウンロード及び外部記憶媒体を準備する必要があり、コンピュータウィルスへの対策に時間がかかっていた。
【解決手段】
携帯電話に最新のコンピュータウィルススキャンソフト及びパターンファイルをあらかじめダウンロードしておき、携帯電話とコンピュータ端末を接続することにより、コンピュータウィルススキャンソフト及びパターンファイルをコンピュータ端末に提供する。
【選択図】図1

Description

本発明はWebサイト上のコンピュータウィルススキャン及びパターンファイルの最新版にてコンピュータ端末のウィルスの駆除を可能とするシステムに関する。
従来のコンピュータ端末のコンピュータウィルス対策は、他のコンピュータ端末へのコンピュータウィルス感染を防ぐ為、ネットワークから隔離した状態で行う必要があった。
このため、コンピュータウィルス対策に必要なコンピュータウィルススキャンソフトやパターンファイルを他のコンピュータ端末でダウンロードし、コンパクトディスクやフロッピー(登録商標)ディスク等の外部記憶媒体に格納し、コンピュータウィルスに感染したコンピュータ端末に適用していた。
特開平11−85503号公報
従来は、外部記憶媒体の準備、及び、コンピュータウィルススキャンソフトやパターンファイルをダウンロードする必要があるため、コンピュータウィルスの駆除に時間がかかるという問題があった。
本願発明は、携帯電話にあらかじめ最新のコンピュータウィルススキャンソフトやパターンファイルをダウンロードしておき、ウィルス感染したコンピュータ端末と携帯電話を接続することで、ネットワークに接続することなくコンピュータウィルススキャンソフトとパターンファイルを提供する構成とした。
本願発明によれば、携帯電話にあらかじめ最新のコンピュータウィルススキャンソフトやパターンファイルをダウンロードしておくことにより、コンピュータウィルスに感染した後でコンピュータウィルススキャンソフトやパターンファイルをダウンロードする必要はない。また、携帯電話を使用することで、外部記憶媒体を用意する必要がない。これらのことにより、コンピュータウィルス感染後の対策時間を大幅に短縮できる。また、記憶媒体を準備する必要がないため、コスト削減も可能となる。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は本システムの一例を示す全体構成図である。同図において、本システムは、インターネットやイントラネットなどのネットワーク200、コンピュータウィルススキャンソフト及びパターンファイルを提供するWebコンテンツを提供するサーバ300、コンピュータウィルススキャンソフト及びパターンファイルをダウンロードする携帯電話1、コンピュータ端末100からなる構成される。
携帯電話機1は、図2の画面上に表示されるウィルススキャンソフトダウンロード元のアドレスを登録するアドレス登録部101、パターンファイルのダウンロード元のアドレスを登録するアドレス登録部102、ウィルススキャンソフト及びパターンファイルが更新された際、自動でダウンロードするかどうか設定するチェックボックス103、通知メールを受信するメールアドレス登録部104、また、ウィルススキャンソフトを即時ダウンロードできるボタン105及びパターンファイルを即時ダウンロードできるボタン106を備えている。また、図3に示す如く、これらの設定を登録するボタン107、及びキャンセルするボタン108を備えている。
また、ウィルススキャンソフトのダウンロード実施時刻、及びそのバージョン、実行結果の参照部109及びパターンファイルのダウンロード実施時刻、及びそのバージョン、実行結果の参照部110を表示する機能を備えている。
履歴確認時に最新のウィルススキャンソフト及びパターンファイルをダウンロードするため、今すぐ更新ボタン111と画面を閉じるボタン112を備えている。
サーバ300はコンピュータウィルススキャンやパターンファイルを提供するWebサーバ及びメールサーバを立ち上げており、ウィルススキャンソフト及びパターンファイルの最新版が提供された際、登録されたメールの宛先に通知する。
携帯電話1では、ウィルススキャンソフト及びパターンファイルの最新版が提供された通知をメールにて受け、それを契機にダウンロードを開始する機能を備えている。
ダウンロードしたウィルススキャンソフト及びパターンファイルは図4に示すように携帯電話機1のパターンファイル、ウィルススキャンソフトを格納するメモリ11,12に格納される。携帯電話1には、メモリの他、図示していながウィルススキャンソフトを実行する処理部(CPU)を備えている。
なお、携帯電話機1のOSについては独自OSであるため、ウィルスに汚染されにくいことを前提としている。
図5はUSBメモリのドライブ割り当て状態を示す図であり、フォルダと名称113を含んでいる。次に、携帯電話1でのウィルススキャンソフト及びパターンファイルのダウンロード設定手順を図6のフローチャートに沿って説明する。
はじめにステップS01にて携帯電話機1からウィルススキャンソフトのダウンロード元のアドレス及びパターンファイルのダウンロード元のアドレスを登録しておく。
また、ステップS02にてウィルススキャンソフトやパターンファイルの最新版が提供された際、携帯電話にメールで通知し、それを契機に自動でダウンロードするかどうかを登録しておく。
これにより、最新のウィルススキャンソフト及びパターンファイルが提供されると自動的に携帯電話にダウンロードされることになる。
次にコンピュータウィルスに感染したコンピュータ端末のウィルス駆除方法について、作業者の対応を図7のフローチャートに沿って説明する。
ステップS03にてコンピュータ端末がウィルスに感染したか判断し、感染した場合、ステップS04にて直ちにコンピュータ端末100をネットワークから外す。次に、ステップS05にてコンピュータ端末100とコンピュータウィルススキャン及びパターンファイルをダウンロードしておいた携帯電話機1をUSBポートに接続(図8のS12参照)し、携帯電話機をUSBメモリとしてドライブの割り当てを行う。
次に、ステップS06にてエクスプローラを開き、USBメモリとして割り当てたドライブをダブルクリックする。ドライブ配下にあるコンピュータウィルススキャンソフトのexeファイルをダブルクリックし、インストールを行う。同様に、ステップS07にてドライブ配下にあるパターンファイルをコンピュータウィルススキャンソフトの指定ディレクトリ配下に格納する。
ステップS08にて携帯電話機1のコンピュータウィルススキャンソフトを実行し、コンピュータウィルスの駆除を行う。
これらの仕組みにより、コンピュータウィルスに感染したPC(コンピュータ端末100)のコンピュータウィルスの駆除がネットワークに接続することなく、短時間で実行可能となる。
図8はPCと携帯電話機及び携帯電話機とウィルススキャンソフトパターンファイルダウンロードサイト間の処理ステップを示す図である。
ステップS09にてウィルススキャンソフト及びパターンファイルのダウンロードサイトからウィルススキャンソフトやパターンファイルの新着を登録してある携帯電話のメール宛先に通知する。
ステップS10にて携帯電話機よりウィルススキャンソフトまたはパターンファイルのダウンロードを要求し、ステップS11にてウィルススキャンソフトまたはパターンファイルをダウンロードする。
コンピュータ端末(PC)がウィルスに感染した場合は、ステップS12にてコンピュータ端末のUSBポートに携帯電話機を接続する。
ステップS13で携帯電話機からウィルススキャンソフトやパターンファイルをダウンロードし、ステップS14にてウィルススキャンソフトやパターンファイルを実行し、コンピュータ端末のウィルス駆除を行う。
全体システム構成図 コンピュータウィルススキャンソフト及びパターンファイルのダウンロード画面を示す図 履歴画面を示す図 携帯電話のメモリにコンピュータウィルススキャンソフト及びパターンファイルが格納されたことを示す図 USBメモリのドライブ割り当てを示す図 ウィルススキャンソフト及びパターンファイルのダウンロード設定のフローチャート図 コンピュータウィルス駆除のフローチャート図 PCと携帯電話及び携帯電話とウィルススキャンソフトパターンファイルダウンロードサイト間の処理ステップを示す図
符号の説明
1: 携帯電話
100: コンピュータ端末
200: ネットワーク(インターネットまたはイントラネット)
300: サーバ

Claims (1)

  1. コンピュータ端末と、ネットワークに接続された携帯電話と、最新のウィルススキャンソフト及びパターンファイルを提供するサイトを管理するサーバと、携帯電話とサーバを結合するネットワークからなり、携帯電話に予め最新のコンピュータウィルススキャンソフト及びパターンファイルをダウンロードしておき、コンピュータウィルスに感染したコンピュータ端末と携帯電話を接続してウィルススキャンソフト及びパターンファイルを提供し、該ソフト、ファイルをもってネットワークに接続することなくコンピュータ端末のコンピュータウィルス駆除を可能とすることを特徴とするシステム。
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