JP2008288531A - Probe pin cleaning method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、プローブピンのクリーニング方法に係り、特にプローブ装置に設けられ、半導体装置のボンディングパッドと接触するプローブピンに付着した付着物を除去するプローブピンのクリーニング方法に関する。 The present invention relates to a method for cleaning a probe pin, and more particularly to a method for cleaning a probe pin that is provided in a probe device and removes deposits attached to the probe pin that contacts a bonding pad of a semiconductor device.
図11は、従来の検査装置の断面図である。図12において、Y1,Y1方向は鉛直方向、X1,X1方向は水平方向と直交する面方向をそれぞれ示している。 FIG. 11 is a cross-sectional view of a conventional inspection apparatus. In FIG. 12, the Y1 and Y1 directions indicate the vertical direction, and the X1 and X1 directions indicate the surface directions orthogonal to the horizontal direction.
図11を参照するに、従来の検査装置200は、プローブ装置201と、テスタ202とを有する。プローブ装置201は、筐体204と、ヘッドプレート205と、半導体装置用ステージ206と、支持体209と、クリーニングステージ211と、クリーニングシート212と、プローブカードホルダー213と、プローブカード215と、コンタクトリング219と、テストヘッド221とを有する。
Referring to FIG. 11, a
筐体204は、半導体装置用ステージ206やクリーニングステージ211等を収容するためのものである。筐体204の上端部は、開放端とされている。ヘッドプレート205は、筐体204に対して開閉可能な状態で筐体204の上端部に設けられている。ヘッドプレート205は、コンタクトリング219を保持するためのものである。
The
半導体装置用ステージ206は、半導体装置208を固定するためのものである。半導体装置用ステージ206は、X1,X1方向及びY1,Y1方向に移動可能な構成とされている。
The
図12は、検査装置により検査される半導体装置の断面図である。図12では、プローブ装置201に設けられたプローブピン218が半導体チップ231のボンディングパッド244に接触した状態を図示する。
FIG. 12 is a cross-sectional view of a semiconductor device inspected by an inspection apparatus. FIG. 12 illustrates a state in which the
ここで、図12を参照して、半導体装置208の構成について説明する。半導体装置208は、個片化される前の複数の半導体チップ231を有した構成とされている。半導体チップ231は、半導体基板233と、拡散層235と、絶縁層236,241と、ビア237,242と、配線238と、ボンディングパッド244と、保護膜246とを有する。
Here, the configuration of the
拡散層235は、半導体基板233に形成されている。絶縁層236は、半導体基板233及び拡散層235の上面を覆うように設けられている。ビア237は、拡散層235上に位置する部分の絶縁層236を貫通するように配設されている。配線238は、絶縁層236上に設けられている。配線238は、ビア237を介して、拡散層235と電気的に接続されている。絶縁層241は、配線238を覆うように、絶縁層236上に設けられている。ビア242は、配線238上に位置する部分の絶縁層241を貫通するように配設されている。
The
ボンディングパッド244は、絶縁層241上に設けられている。ボンディングパッド244は、ビア242を介して、配線238と電気的に接続されている。ボンディングパッド244は、検査装置200を用いて、半導体チップ231の電気的検査を行う際、プローブ装置201に設けられたプローブピン218が接触するパッドである。ボンディングパッド244としては、例えば、Al膜を用いることができる。また、ボンディングパッド244としてAl膜を用いた場合、ボンディングパッド244の上面に自然酸化膜(具体的には、例えば、Al2O3膜)が形成されることがある。
The
保護膜246は、ボンディングパッド244の一部を露出する開口部を有する。保護膜246は、パッシベーション膜であり、絶縁層241上に設けられている。保護膜246は、ボンディングパッド244の上面を露出する開口部246Aを有する。
The
図11を参照するに、支持体209は、X1,X1方向及びY1,Y1方向に移動可能な構成とされている。支持体209は、クリーニングステージ211を支持するためのものである。クリーニングステージ211は、支持体209の上端部に固定されている。クリーニングステージ211は、支持体209がX1,X1方向及び/またはY1,Y1方向に移動した際、支持体209と一体的に移動する。
Referring to FIG. 11, the
クリーニングシート212は、クリーニングステージ211の上面211Aに設けられている。クリーニングシート212は、プローブピン218の先端部(ボンディングパッド244と接触する部分)に付着した付着物(具体的には、ボンディングパッド244の母材であるAlやボンディングパッド244上に形成された自然酸化膜等)を除去するためのものである。このように、プローブピン218に付着した付着物を除去することで、半導体装置218(複数の半導体チップ231)の電気的な検査を精度良く行うことができる。プローブピン218のクリーニングは、必要に応じて適宜行われる。クリーニングシート212の材料としては、例えば、シリコーンゴムを用いることができる。
The
プローブカードホルダー213は、ヘッドプレート205の下方に設けられている。プローブカードホルダー213は、プローブカード215を保持するためのものである。
The
プローブカード215は、プローブカードホルダー213に着脱可能な状態で装着されている。プローブカード215は、コンタクトリング219の下方に配置されている。プローブカード215は、支持基板216と、配線パターン217と、プローブピン218とを有する。
The
支持基板216は、板状とされており、配線パターン217及びプローブピン218を配設するためのものである。配線パターン217は、支持基板216を貫通すると共に、支持基板216の両面に亘って設けられている。配線パターン217は、コンタクトリング219の接続ピンと電気的に接続されている。プローブピン218は、支持基板216の下面側に複数設けられている。プローブピン218は、配線パターン217と電気的に接続されている。検査装置200により半導体装置208の電気的な検査を行う際、プローブピン218は、半導体チップ231のボンディングパッド244(図12参照)に押し当てられ、ボンディングパッド244と電気的に接続される。
The
コンタクトリング219は、ヘッドプレート205に保持されている。コンタクトリング219は、プローブカード215とテストヘッド221との間において信号の授受が可能なように、電気的信号の中継を行なうためのものである。
The
テストヘッド221は、コンタクトリング219上に配置されている。テストヘッド221は、コンタクトリング219及びテスタ202と電気的に接続されている。
The
テスタ202は、テストヘッド221と電気的に接続されている。テスタ202は、プローブ装置201の制御全般を行う。具体的には、テスタ202は、予めテスタ202内に格納されたプログラムに従って、プローブ装置201を駆動させて半導体装置208(複数の半導体チップ231)の電気的検査を行う(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、従来のプローブ装置に設けられたクリーニングシート212では、プローブピン218の先端部に付着した付着物を十分に除去することができないという問題があった。
However, the
そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、プローブピンに付着した付着物を精度良く除去することのできるプローブピンのクリーニング方法を提供することを目的とする。 Accordingly, the present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a probe pin cleaning method capable of accurately removing deposits attached to the probe pin.
本発明の一観点によれば、半導体装置(20)の電気的な検査を行うプローブ装置(11)に設けられたプローブピン(69)のクリーニング方法であって、前記プローブ装置(11)は、前記プローブピン(69)の先端部(76)に付着した付着物を除去するためのブラシ(84)を有し、前記ブラシ(84)を前記プローブピン(69)の先端部(76)に接触させた状態で、前記ブラシ(84)を回転させて、前記付着物を除去することを特徴とするプローブピン(69)のクリーニング方法が提供される。 According to one aspect of the present invention, there is provided a method for cleaning a probe pin (69) provided in a probe device (11) that performs electrical inspection of a semiconductor device (20), wherein the probe device (11) includes: It has a brush (84) for removing deposits attached to the tip (76) of the probe pin (69), and the brush (84) contacts the tip (76) of the probe pin (69). In this state, the probe (69) is cleaned by rotating the brush (84) to remove the deposits.
本発明によれば、ブラシ(84)をプローブピン(69)の先端部(76)に接触させた状態で、ブラシ(84)を回転させることにより、プローブピン(69)の先端部(76)に付着した付着物を精度良く除去することができる。 According to the present invention, the tip (76) of the probe pin (69) is rotated by rotating the brush (84) while the brush (84) is in contact with the tip (76) of the probe pin (69). It is possible to accurately remove the deposits attached to the surface.
本発明の他の観点によれば、半導体装置(20)の電気的な検査を行うプローブ装置(111)に設けられたプローブピン(69)のクリーニング方法であって、前記プローブ装置(111)は、前記プローブピン(69)の先端部(76)に付着した付着物を除去するためのブラシ(84)を有し、前記ブラシ(84)を前記プローブピン(69)の先端部(76)に接触させた状態で、前記ブラシ(84)を揺動させて、前記付着物を除去することを特徴とするプローブピン(69)のクリーニング方法が提供される。 According to another aspect of the present invention, there is provided a method for cleaning a probe pin (69) provided in a probe device (111) for performing an electrical inspection of a semiconductor device (20), wherein the probe device (111) includes: And a brush (84) for removing deposits adhering to the tip (76) of the probe pin (69), and the brush (84) is attached to the tip (76) of the probe pin (69). A cleaning method of the probe pin (69) is provided, wherein the attached matter is removed by swinging the brush (84) in a contact state.
本発明によれば、ブラシ(84)をプローブピン(69)の先端部(76)に接触させた状態で、ブラシ(84)を揺動させることにより、プローブピン(69)の先端部(76)に付着した付着物を精度良く除去することができる。 According to the present invention, the tip (76) of the probe pin (69) is swung by swinging the brush (84) while the brush (84) is in contact with the tip (76) of the probe pin (69). ) Can be removed with high accuracy.
なお、上記参照符号は、あくまでも参考であり、これによって、本願発明が図示の態様に限定されるものではない。 In addition, the said reference code is a reference to the last, and this invention is not limited to the aspect of illustration by this.
本発明によれば、プローブピンに付着した付着物を精度良く除去することができる。 According to the present invention, it is possible to accurately remove the deposits attached to the probe pins.
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。 Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る検査装置の断面図である。図1において、Y,Y方向は鉛直方向、X,X方向は水平方向に直交する面方向をそれぞれ示している。
(First embodiment)
FIG. 1 is a sectional view of an inspection apparatus according to the first embodiment of the present invention. In FIG. 1, the Y and Y directions indicate the vertical direction, and the X and X directions indicate the surface directions orthogonal to the horizontal direction.
始めに、図1を参照して、第1の実施の形態の検査装置10について説明する。検査装置10は、プローブ装置11と、テスタ12とを有した構成とされている。プローブ装置11は、筐体14と、ステージ用駆動装置15と、支持体16,34と、半導体装置用ステージ17と、ヘッドプレート21と、ホルダー支持体22と、プローブカードホルダー24と、プローブカード25と、コンタクトリング27と、テストヘッド29と、第1の駆動手段32と、第2の駆動手段33と、ステージ35と、ブラシユニット36と、イオンブロー装置37と、ブラシ洗浄機構38とを有する。
First, an
筐体14は、ステージ用駆動装置15、支持体16,34、半導体装置用ステージ17、第1の駆動手段32、第2の駆動手段33、ステージ35、ブラシユニット36、及びブラシ洗浄機構38を収容する空間Aを有する。筐体14の上端部は、開放端とされている。
The
ステージ用駆動装置15は、筐体14の底部に配置されている。ステージ用駆動装置15は、支持体16を介して、半導体装置用ステージ17をX,X方向及び/又はY,Y方向に移動させるための装置である。
The
支持体16は、その下端部がステージ用駆動装置15と接続されており、上端部が半導体装置用ステージ17と接続されている。支持体16は、半導体装置用ステージ17を支持するためのものである。
The
半導体装置用ステージ17は、支持体16の上端部と接続されている。半導体装置用ステージ17は、その上面に載置される半導体装置20を固定するためのものである。半導体装置用ステージ17は、ステージ用駆動装置15により支持体16が移動させられた際、支持体16と一体的に移動する。
The
図2は、検査装置により検査される半導体装置の断面図である。図2では、プローブ装置201に設けられた後述するプローブピン69が半導体チップ41のボンディングパッド53に接触した状態を図示する。
FIG. 2 is a cross-sectional view of the semiconductor device inspected by the inspection apparatus. FIG. 2 illustrates a state in which a probe pin 69 (described later) provided in the
ここで、図2を参照して、半導体装置20の構成について説明する。半導体装置20は、個片化される前の複数の半導体チップ41により構成されている。半導体チップ41は、半導体基板43と、拡散層45と、絶縁層46,51と、ビア47,52と、配線48と、ボンディングパッド53と、保護膜54とを有する。
Here, the configuration of the
拡散層45は、板状とされた半導体基板43に形成されている。絶縁層46は、半導体基板43及び拡散層45の上面を覆うように設けられている。ビア47は、拡散層45上に位置する部分の絶縁層46を貫通するように設けられている。配線48は、絶縁層46上に設けられている。配線48は、ビア47を介して、拡散層45と電気的に接続されている。絶縁層51は、配線48を覆うように、絶縁層46上に設けられている。ビア52は、配線48上に位置する部分の絶縁層51を貫通するように設けられている。
The
ボンディングパッド53は、絶縁層51上に設けられている。ボンディングパッド53は、ビア52を介して、配線48と電気的に接続されている。ボンディングパッド53は、検査装置10を用いて、半導体装置20(複数の半導体チップ41)の電気的検査を行う際、プローブ装置11に設けられたプローブピン69が接触するパッドである。ボンディングパッド53としては、例えば、TiW膜(厚さ150nm)と、Al−Si−Cu合金膜(厚さ800nm)と、TiW膜(厚さ60nm)とが順次積層されたTiW/Al−Si−Cu/TiW積層膜を用いることができる。
The
なお、ボンディングパッド53としてTiW/Al−Si−Cu/TiW積層膜を用いた場合、保護膜54から露出された部分のTiW膜は、図2に示す状態においてすでに無い(半導体装置20の製造工程時に無くなる)ため、Al−Si−Cu合金膜の上面は保護膜54から露出されている。このため、保護膜54から露出された部分のAl−Si−Cu合金膜上に自然酸化膜(具体的には、例えば、Al2O3膜)が形成されることがある。Al−Si−Cu合金膜上に自然酸化膜が形成された場合、後述するプローブピン69は、その先端部76が自然酸化膜を突き破るように、先端部76とボンディングパッド53とを接触させる。
When the TiW / Al—Si—Cu / TiW laminated film is used as the
保護膜54は、ボンディングパッド53の一部を露出する開口部54Aを有する。保護膜54は、パッシベーション膜であり、絶縁層51上に設けられている。保護膜54としては、例えば、P−SiN膜(厚さ1200nm)を用いることができる。
The
図1を参照するに、ヘッドプレート21は、ヘッドプレート本体61と、コンタクトリング装着部62とを有する。ヘッドプレート本体61は、筐体14の上端部に設けられている。ヘッドプレート本体61は、筐体14に対して開閉可能な構成とされている。コンタクトリング装着部62は、ヘッドプレート本体61の中央付近を貫通するようにヘッドプレート本体61に形成されている。コンタクトリング装着部62は、コンタクトリング27をヘッドプレート本体61に装着するためのものである。また、筐体14内の空間Aは、コンタクトリング27が装着されたヘッドプレート21が筐体14の上端部を塞ぐことで密閉される。
Referring to FIG. 1, the
ホルダー支持体22は、ヘッドプレート本体61の下面61Aに設けられている。ホルダー支持体22は、プローブカードホルダー24を支持するためのものである。
The
プローブカードホルダー24は、ホルダー本体64と、プローブカード装着部65とを有する。ホルダー本体64は、ホルダー支持体22に支持されている。プローブカード装着部65は、ホルダー本体64の中央付近を貫通するようにホルダー本体64に設けられている。プローブカード装着部65は、プローブカード25をホルダー本体64に装着するためのものである。
The
プローブカード25は、プローブカード装着部65に着脱可能な状態で装着されている。プローブカード25は、支持基板67と、配線パターン68A,68Bと、複数のプローブピン69とを有する。支持基板67は、板状とされており、貫通孔71A,71Bと、貫通部71Cとを有する。貫通部71Cは、支持基板67の中央部を貫通するように形成されている。貫通部71Cは、その下方に配置された複数のプローブピン69の先端部76を露出するように形成されている。
The
配線パターン68Aは、貫通孔71Aを充填すると共に、支持基板67の両面に亘って設けられている。配線パターン68Aは、コンタクトリング27の接続ピン73Aと接触している。配線パターン68Bは、貫通孔71Bを充填すると共に、支持基板67の両面に亘って設けられている。配線パターン68Bは、コンタクトリング27の接続ピン73Bと接触している。これにより、プローブカード25は、テスタ12、コンタクトリング27、及びテストヘッド29と電気的に接続されている。
The wiring pattern 68 </ b> A fills the through hole 71 </ b> A and is provided across both surfaces of the
プローブピン69は、支持基板67の下面側に設けられている。プローブピン69は、配線パターン68A又は配線パターン68Bと接続されている。これにより、プローブピン69は、配線パターン68A又は配線パターン68Bと電気的に接続される。図2を参照するに、プローブピン69は、ボンディングパッド53と接触する先端部76と、先端部76を支持する支持部77とを有する。先端部76と支持部77との成す角度θ1は、例えば、100度にすることができる。先端部76の先端の直径は、例えば、15μmにすることができる。先端部76の長さL1は、例えば、250μmにすることができる。また、先端部76の先端から支持部77までの高さH1は、例えば、140μmにすることができる。
The probe pins 69 are provided on the lower surface side of the
上記構成とされたプローブピン69は、半導体装置20(複数の半導体チップ41)の電気的な検査を行う際、ボンディングパッド53に押し当てられる。このとき、プローブピン69により、ボンディングパッド53上に形成された自然酸化膜(図示せず)やボンディングパッド53に引っかき傷が形成されるため、プローブピン69に付着物(具体的には、自然酸化膜やボンディングパッド53を引っかいた際に発生する異物)が付着する。
The
プローブカード25は、複数の半導体チップ41に設けられたボンディングパッド53にプローブピン69の先端部76を押し当てることにより、ボンディングパッド53に電気信号を入出力するための検査用治具である。
The
コンタクトリング27は、コンタクトリング装着部62に着脱可能な状態で装着されている。コンタクトリング27は、コンタクトリング本体79と、接続ピン73A,73B,74A,74Bとを有する。コンタクトリング本体79は、73A,73B,74A,74Bを介して、プローブカード25及びテストヘッド29と電気的に接続されている。コンタクトリング本体79は、プローブカード25と、テストヘッド29との間のデータ(信号)の中継をするためのものである。
The
接続ピン73A,73Bは、コンタクトリング本体79の下面側に設けられている。接続ピン73A,73Bは、コンタクトリング本体79の下面から突出している。接続ピン73Aは、入力用の接続ピンであり、接続ピン73Bは、出力用の接続ピンである。接続ピン73Aは、配線パターン68Aと接触しており、接続ピン73Bは、配線パターン68Bと接触している。
The connection pins 73A and 73B are provided on the lower surface side of the contact ring
接続ピン74A,74Bは、コンタクトリング本体79の上面側に設けられている。接続ピン74Aは、入力用の接続ピンであり、接続ピン74Bは、出力用の接続ピンである。接続ピン74A,74Bは、コンタクトリング本体79の上面から突出しており、テストヘッド29と電気的に接続されている。また、接続ピン74Aは接続ピン73Aと電気的に接続されており、接続ピン74Bは接続ピン73Bと電気的に接続されている。
The connection pins 74A and 74B are provided on the upper surface side of the
テストヘッド29は、コンタクトリング27上に設けられており、コンタクトリング27と電気的に接続されている。テストヘッド29は、テスタ12と電気的に接続されている。テストヘッド29は、テスタ12から送信される半導体装置20の検査条件を受信し、コンタクトリング27を介して、プローブカード25に受信した半導体装置20の検査条件を送信するためのものである。
The
第1の駆動手段32は、筐体14の底部に配設されている。第1の駆動手段32は、第2の駆動手段33をX,X方向(鉛直方向と直交する面方向)に移動させると共に、支持体34をY,Y方向(鉛直方向)に移動させるための手段である。第1の駆動手段32は、プローブピン69の先端部76をクリーニングする際、第2の駆動手段33及び支持体34を介して、ブラシユニット36に設けられたブラシ84が複数のプローブピン69と接触するように、ブラシユニット36をX,X方向及びY,Y方向に移動させるためのものである。
The first driving means 32 is disposed at the bottom of the
第2の駆動手段33は、X,X方向に移動可能な状態で、第1の駆動手段32上に配設されている。第2の駆動手段33は、支持体34を介して、ブラシユニット36を回転させるための手段である。第2の駆動手段33は、プローブピン69の先端部76をクリーニングする際、プローブピン69の先端部76とブラシユニット36に設けられたブラシ84とが接触した状態で、ブラシユニット36を回転させる。第2の駆動手段33としては、例えば、回転モータを用いることができる。また、ブラシユニット36を回転させるときの回転速度は、例えば、60rpm〜120rpmとすることができる。
The second driving means 33 is disposed on the first driving means 32 in a state where it can move in the X and X directions. The second driving means 33 is a means for rotating the
このように、プローブピン69の先端部76をクリーニングする際、プローブピン69の先端部76とブラシ84とが接触した状態で、ブラシユニット36を回転させる第2の駆動手段33を設けることにより、付着物の除去性能が向上するため、プローブピン69の先端部76に付着した付着物を精度良く除去することができる。
As described above, when the
支持体34は、その下端部が第2の駆動手段33と接続されており、上端部がステージ35と接続されている。支持体34は、第1の駆動手段32により、支持体34がY,Y方向に移動させられた際、ステージ35及びステージ35に装着されたブラシユニット36をY,Y方向に移動させる。また、支持体34は、第2の駆動手段33により、支持体34が回転させられた際、この回転運動をステージ及びブラシユニット36に伝達して、ブラシ84を回転させる。
The
ステージ35は、支持体の上端部に固定されている。ステージ35は、支持体34により回転可能に支持されている。ステージ35は、ブラシユニット36を装着するためのものである。
The
図3は、図1に示すブラシユニットを拡大した図である。 FIG. 3 is an enlarged view of the brush unit shown in FIG.
図1及び図3を参照するに、ブラシユニット36は、複数のブラシ毛83により構成されたブラシ84と、台座85とを有する。ブラシ84は、プローブピン69の先端部76に付着した付着物を除去するためのものである。ブラシ84の上端部は、平坦な形状とされている。ブラシ毛83の材料としては、例えば、ポリプロピレンを用いることができる。また、ブラシ毛83の長さL2は、例えば、1cmとすることができる。
Referring to FIGS. 1 and 3, the
台座85は、平面視円形とされており、ステージ35上に装着されている。台座85は、ブラシ84を配設するためのものであり、複数のブラシ毛83が植毛されている。台座85の直径は、例えば、2.4cmとすることができる。
The
図1を参照するに、イオンブロー装置37は、コンタクトリング本体79の下面側に設けられている。イオンブロー装置37は、プローブピン69をクリーニングする際、支持基板67に形成された貫通部71Cを介して、ブローブピン69の上方からブローブピン69の下方に配置されたブラシ84に向けてイオンブローする(イオン化されたエアを吹き付ける)ための装置である(後述する図4参照)。
Referring to FIG. 1, the
このようなイオンブロー装置37を設けて、ブローブピン69の上方からブローブピン69の下方に配置されたブラシ84に向けてイオンブローすることにより、プローブピン69の先端部76に付着した付着物を除去できると共に、ブローブピン69の先端部76と接触した状態で回転するブラシ84が帯電することを防止できる。
By providing such an
ブラシ洗浄機構38は、筐体14の側面部に設けられている。ブラシ洗浄機構38は、ブラシ84に付着した付着物を吸引することによりブラシ毛83間に挟まった付着物を除去するためのものである。
The
このようなブラシ洗浄機構38を設けることにより、ブラシ毛83間に挟まった付着物を除去することが可能となるため、ブラシ84の付着物の除去性能の低下を抑制することができる。
By providing such a
テスタ12は、プローブ装置11から離間した位置に配置されている。テスタ12には、半導体装置20の電気的な検査を行う際に必要な検査条件が格納されている。テスタ12は、上記検査条件に基づいて、プローブ装置11を制御する。
The
本実施の形態のプローブ装置によれば、ブラシユニット36を回転させる第2の駆動装置33を設けることにより、プローブピン69の先端部76に付着した付着物を精度良く除去することができる。また、プローブピン69の先端部76の上方から
このようなイオンブロー装置37を設けて、ブローブピン69の上方からブローブピン69の下方に配置されたブラシ84に向けてイオンブローすることにより、プローブピン69の先端部76に付着した付着物を除去できると共に、ブローブピン69の先端部76と接触した状態で回転するブラシ84が帯電することを防止できる。また、ブローブピン69の上方からブローブピン69の下方に配置されたブラシ84に向けてイオンブローすることにより、除去した付着物をブラシ84の下方に移動させることができる。
According to the probe device of the present embodiment, by providing the
図4は、本発明の第1の実施の形態に係るプローブピンのクリーニング方法を説明するための図である。図4において、第1の実施の形態で説明したプローブ装置11と同一構成部分には同一符号を付す。 FIG. 4 is a diagram for explaining the probe pin cleaning method according to the first embodiment of the present invention. In FIG. 4, the same components as those of the probe device 11 described in the first embodiment are denoted by the same reference numerals.
図4を参照して、第1の実施の形態のプローブピン69のクリーニング方法について説明する。始めに、イオンブロー装置37により、プローブピン69の先端部76の上方からプローブピン69の下方に配置されたブラシ84に向けてイオンブローする。これにより、プローブピン69の先端部76に付着した付着物のうち、付着力の弱い付着物を除去することができる。次いで、イオンブローした状態で、ブラシ84とプローブピン69の先端部76とが接触するように、第1の駆動手段32により、ブラシユニット36を移動させる。その後、第2の駆動手段33により、ブラシ84を回転させることで、プローブピン69の先端部76に付着した付着物を除去する。ブラシユニット36を回転させるときの回転速度は、例えば、60rpm〜120rpmとすることができる。
With reference to FIG. 4, the cleaning method of the
本実施の形態のプローブピンのクリーニング方法によれば、ブラシ84をプローブピン69の先端部76に接触させた状態で、ブラシ84を回転させることにより、プローブピン69の先端部76に付着した付着物を精度良く除去することができる。
According to the probe pin cleaning method of the present embodiment, the
また、プローブピン69の先端部76の上方からプローブピン69の下方に配置されたブラシ84に向けてイオンブローすることにより、プローブピン69の先端部76に付着した付着物のうち、付着力の弱い付着物を除去することができると共に、ブラシ84が帯電することを防止できる。さらに、プローブピン69の先端部76の上方からプローブピン69の下方に配置されたブラシ84に向けてイオンブローすることにより、除去した付着物をブラシ84の下方に移動させることができる。
Further, by performing ion blowing from above the
なお、イオンブロー装置37の配設位置は本実施の形態に限定されない。また、イオンブロー装置37からイオンブローするタイミングや、ブラシ84を回転させるタイミングは、本実施の形態に限定されない。例えば、ブラシ84を回転させた後、回転するブラシ84をプローブピン69の先端部76に接触させてもよい。
In addition, the arrangement | positioning position of the
また、回転するブラシ84をプローブピン69の先端部76に接触させた状態で、第1の駆動手段32により、ブラシ84を鉛直方向(Y,Y方向)に往復運動させながら、プローブピン69の先端部76のクリーニングを行ってもよい。このように、回転するブラシ84を鉛直方向(Y,Y方向)に往復運動させることにより、プローブピン69の先端部76に付着した付着物をさらに精度良く除去することができる。この場合も、プローブピン69の先端部76の上方からプローブピン69の下方に配置されたブラシ84に向けてイオンブローしてもよい。
Further, while the rotating
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る検査装置の断面図である。図5において、第1の実施の形態で説明した検査装置10と同一構成部分には同一符号を付す。
(Second Embodiment)
FIG. 5 is a sectional view of an inspection apparatus according to the second embodiment of the present invention. In FIG. 5, the same components as those in the
図5を参照するに、第2の実施の形態の検査装置90は、第1の実施の形態で説明した検査装置10に設けられたプローブ装置11の代わりにプローブ装置91を設けた以外は検査装置10と同様な構成とされている。
Referring to FIG. 5, the
プローブ装置91は、第1の実施の形態で説明したプローブ装置11に設けられたブラシユニット36の代わりにブラシユニット93を設けた以外はプローブ装置11と同様な構成とされている。
The
図6は、図5に示すブラシユニットを拡大した図である。 6 is an enlarged view of the brush unit shown in FIG.
図6を参照するに、ブラシユニット93は、第1の実施の形態で説明したブラシユニット36に設けられたブラシ84の代わりにブラシ95を設けた以外はブラシユニット36と同様な構成とされている。
Referring to FIG. 6, the
ブラシ95は、台座85に配設されている。ブラシ95は、プローブピン69の先端部76に付着した付着物を除去するためのものである。ブラシ95は、複数の長さの異なるブラシ毛94により構成されている。ブラシ95は、プローブピン69の先端部76と接触するブラシ95の上端部に複数の凸部97を有する。複数の凸部97は、断面視略三角形とされている。断面視略三角形とされた凸部97の頂角θ2は、例えば、60度とすることができる。凸部97の高さH2は、例えば、100μmとすることができる。凸部97の底面は、平面視略円形とされている。略円形とされた凸部97の底面の直径R1は、例えば、140μmとすることができる。また、最も長さの長いブラシ毛94の長さL3は、例えば、1cmとすることができる。ブラシ毛94の材料としては、例えば、ポリプロピレンを用いることができる。
The
本実施の形態のプローブ装置によれば、プローブピン69の先端部76に付着した付着物を除去するブラシ95に複数の凸部97を設けることにより、ブラシ毛94間に付着物(プローブピン69の先端部76に付着していた付着物)が溜まることを防止できる。なお、本実施の形態のプローブ装置91は、第1の実施の形態で説明したプローブ装置11と同様な効果を得ることができる。
According to the probe device of the present embodiment, a plurality of
図7は、本発明の第2の実施の形態に係るプローブピンのクリーニング方法を説明するための図である。図7において、第2の実施の形態で説明したプローブ装置91と同一構成部分には同一符号を付す。
FIG. 7 is a view for explaining a probe pin cleaning method according to the second embodiment of the present invention. In FIG. 7, the same components as those of the
図7を参照して、第2の実施の形態のプローブピン69のクリーニング方法について説明する。始めに、イオンブロー装置37により、プローブピン69の先端部76の上方からプローブピン69の下方に配置されたブラシ95に向けてイオンブローする。これにより、プローブピン69の先端部76に付着した付着物のうち、付着力の弱い付着物を除去することができる。次いで、イオンブローした状態で、ブラシ95とプローブピン69の先端部76とが接触するように、第1の駆動手段32により、ブラシユニット36を移動させる。その後、第2の駆動手段33により、ブラシ95を回転させることで、プローブピン69の先端部76に付着した付着物を除去する。ブラシユニット93を回転させるときの回転速度は、例えば、60rpm〜120rpmとすることができる。
With reference to FIG. 7, the cleaning method of the
本実施の形態のプローブピンのクリーニング方法によれば、複数の凸部97を有したブラシ95をプローブピン69の先端部76に接触させた状態で、ブラシ95を回転させることにより、プローブピン69の先端部76に付着した付着物を精度良く除去することができると共に、ブラシ毛94間に付着物(プローブピン69の先端部76に付着していた付着物)が溜まることを防止できる。
According to the probe pin cleaning method of the present embodiment, the
また、プローブピン69の先端部76の上方からプローブピン69の下方に配置されたブラシ95に向けてイオンブローすることにより、プローブピン69の先端部76に付着した付着物のうち、付着力の弱い付着物を除去することができると共に、ブラシ95が帯電することを防止できる。さらに、プローブピン69の先端部76の上方からプローブピン69の下方に配置されたブラシ95に向けてイオンブローすることにより、除去した付着物をブラシ95の下方に移動させることができる。
Further, by performing ion blowing from above the
なお、イオンブロー装置37の配設位置は本実施の形態に限定されない。また、イオンブロー装置37からイオンブローするタイミングや、ブラシ95を回転させるタイミングは、本実施の形態に限定されない。例えば、ブラシ95を回転させた後、回転するブラシ95をプローブピン69の先端部76に接触させてもよい。
In addition, the arrangement | positioning position of the
また、回転するブラシ95をプローブピン69の先端部76に接触させた状態で、第1の駆動手段32により、ブラシ95を鉛直方向(Y,Y方向)に往復運動させながら、プローブピン69の先端部76のクリーニングを行ってもよい。このように、回転するブラシ95を鉛直方向(Y,Y方向)に往復運動させることにより、プローブピン69の先端部76に付着した付着物をさらに精度良く除去することができる。この場合も、プローブピン69の先端部76の上方からプローブピン69の下方に配置されたブラシ95に向けてイオンブローしてもよい。
Further, while the rotating
(第3の実施の形態)
図8は、本発明の第3の実施の形態に係る検査装置の断面図である。図8において、第1の実施の形態で説明した検査装置10と同一構成部分には同一符号を付す。
(Third embodiment)
FIG. 8 is a sectional view of an inspection apparatus according to the third embodiment of the present invention. In FIG. 8, the same components as those in the
図8を参照するに、第3の実施の形態の検査装置100は、第1の実施の形態で説明した検査装置10に設けられたプローブ装置11の代わりにプローブ装置101を設けた以外は検査装置10と同様な構成とされている。
Referring to FIG. 8, the
プローブ装置101は、第1の実施の形態で説明したプローブ装置11の構成に、さらに振動手段103を設けた以外はプローブ装置11と同様に構成される。
The
振動手段103は、ステージ35に配設されている。振動手段103は、回転するブラシ84がプローブピン69の先端部76と接触した状態で、ステージ35を介して、ブラシ84を振動させるためのものである。
The vibration means 103 is disposed on the
本実施の形態のプローブ装置によれば、ブラシ84を振動させる振動手段103を設けることにより、回転するブラシ84がプローブピン69の先端部76と接触した状態で、ブラシ84を振動させることが可能となるため、プローブピン69の先端部76に付着した付着物を精度良く除去することができる。
According to the probe device of the present embodiment, by providing the vibration means 103 that vibrates the
第3の実施の形態のプローブピン69のクリーニング方法は、回転するブラシ84がプローブピン69の先端部76と接触した状態で、振動手段103によりブラシ84を振動させる以外は、第1の実施の形態で説明したプローブピン69のクリーニング方法と同様な手法により行うことができる。
The
本実施の形態のプローブピンのクリーニング方法によれば、第1の実施の形態のプローブピン69のクリーニング方法と同様な効果を得ることができる。
According to the probe pin cleaning method of the present embodiment, the same effect as that of the
なお、本実施の形態で説明した振動手段103を第2の実施の形態で説明したプローブ装置91に設けてもよい。
Note that the vibration means 103 described in this embodiment may be provided in the
(第4の実施の形態)
図9は、本発明の第4の実施の形態に係る検査装置の断面図である。図9において、第1の実施の形態で説明した検査装置10と同一構成部分には同一符号を付す。
(Fourth embodiment)
FIG. 9 is a sectional view of an inspection apparatus according to the fourth embodiment of the present invention. In FIG. 9, the same components as those in the
図9を参照するに、第4の実施の形態の検査装置110は、第1の実施の形態で説明した検査装置10に設けられたプローブ装置11の代わりにプローブ装置111を設けた以外は検査装置10と同様な構成とされている。
Referring to FIG. 9, the
プローブ装置111は、第1の実施の形態で説明したプローブ装置11に設けられた第2の駆動手段33の代わりに第2の駆動手段113を設けた以外はプローブ装置11と同様に構成される。
The
第2の駆動手段113は、ブラシユニット36を揺動させるための装置である。第2の駆動手段113は、プローブピン69の先端部76をクリーニングする際、プローブピン69の先端部76とブラシ84とが接触した状態で、ブラシユニット36を揺動させる。
The second driving means 113 is a device for swinging the
本実施の形態のプローブ装置によれば、プローブピン69の先端部76をクリーニングする際、プローブピン69の先端部76とブラシ84とが接触した状態で、ブラシユニット36を揺動させる第2の駆動手段113を設けることにより、プローブピン69の先端部76に付着した付着物を精度良く除去することができる。
According to the probe device of the present embodiment, when the
図10は、本発明の第4の実施の形態に係るプローブピンのクリーニング方法を説明するための図である。図10において、第4の実施の形態で説明したプローブ装置111と同一構成部分には同一符号を付す。
FIG. 10 is a diagram for explaining a probe pin cleaning method according to the fourth embodiment of the present invention. In FIG. 10, the same components as those of the
図10を参照して、第4の実施の形態のプローブピン69のクリーニング方法について説明する。始めに、イオンブロー装置37により、プローブピン69の先端部76の上方からプローブピン69の下方に配置されたブラシ84に向けてイオンブローする。これにより、プローブピン69の先端部76に付着した付着物のうち、付着力の弱い付着物を除去することができる。次いで、イオンブローした状態で、ブラシ84とプローブピン69の先端部76とが接触するように、第1の駆動手段32により、ブラシユニット36を移動させる。その後、第2の駆動手段113により、ブラシ84を揺動させることで、プローブピン69の先端部76に付着した付着物を除去する。
With reference to FIG. 10, the cleaning method of the
本実施の形態のプローブピンのクリーニング方法によれば、ブラシ84をプローブピン69の先端部76に接触させた状態で、ブラシ84を揺動させることにより、プローブピン69の先端部76に付着した付着物を精度良く除去することができる。
According to the probe pin cleaning method of this embodiment, the
また、プローブピン69の先端部76の上方からプローブピン69の下方に配置されたブラシ84に向けてイオンブローすることにより、プローブピン69の先端部76に付着した付着物のうち、付着力の弱い付着物を除去することができると共に、ブラシ84が帯電することを防止できる。さらに、プローブピン69の先端部76の上方からプローブピン69の下方に配置されたブラシ84に向けてイオンブローすることにより、除去した付着物をブラシ84の下方に移動させることができる。
Further, by performing ion blowing from above the
なお、イオンブロー装置37の配設位置は本実施の形態に限定されない。また、イオンブロー装置37からイオンブローするタイミングや、ブラシ84を揺動させるタイミングは、本実施の形態に限定されない。例えば、ブラシ84を揺動させた後、揺動するブラシ84をプローブピン69の先端部76に接触させてもよい。
In addition, the arrangement | positioning position of the
また、揺動するブラシ84をプローブピン69の先端部76に接触させた状態で、第1の駆動手段32により、ブラシ84を鉛直方向(Y,Y方向)に往復運動させながら、プローブピン69の先端部76のクリーニングを行ってもよい。このように、揺動するブラシ84を鉛直方向(Y,Y方向)に往復運動させることにより、プローブピン69の先端部76に付着した付着物をさらに精度良く除去することができる。この場合も、プローブピン69の先端部76の上方からプローブピン69の下方に配置されたブラシ84に向けてイオンブローしてもよい。
Further, in a state where the oscillating
また、ブラシユニット36の代わりに、第2の実施の形態で説明したブラシユニット93を用いて、プローブピン69の先端部76に付着した付着物を除去してもよい。
Further, instead of the
さらに、第3の実施の形態で説明した振動手段103をプローブ装置111のステージ35に設けて、揺動するブラシ84を振動させながら、プローブピン69の先端部76に付着した付着物を除去してもよい。
Furthermore, the vibration means 103 described in the third embodiment is provided on the
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。 The preferred embodiments of the present invention have been described in detail above, but the present invention is not limited to such specific embodiments, and within the scope of the present invention described in the claims, Various modifications and changes are possible.
本発明は、半導体装置のボンディングパッドと接触するプローブピンに付着した付着物を除去するプローブピンのクリーニング方法に適用可能である。 The present invention can be applied to a probe pin cleaning method for removing deposits attached to a probe pin that contacts a bonding pad of a semiconductor device.
10,90,100,110 検査装置
11,91,101,111 プローブ装置
12 テスタ
14 筐体
15 ステージ用駆動装置
16,34 支持体
17 半導体装置用ステージ
21 ヘッドプレート
22 ホルダー支持体
24 プローブカードホルダー
25 プローブカード
27 コンタクトリング
29 テストヘッド
32 第1の駆動手段
33,113 第2の駆動手段
35 ステージ
36,93 ブラシユニット
37 イオンブロー装置
38 ブラシ洗浄機構
41 半導体チップ
43 半導体基板
45 拡散層
46,51 絶縁層
47,52 ビア
48 配線
53 ボンディングパッド
54 保護膜
54A 開口部
61 ヘッドプレート本体
61A 下面
62 コンタクトリング装着部
64 ホルダー本体
65 プローブカード装着部
67 支持基板
68A,68B 配線パターン
69 プローブピン
71A,71B 貫通孔
71C 貫通部
73A,73B,74A,74B 接続ピン
76 先端部
77 支持部
79 コンタクトリング本体
83,94 ブラシ毛
84,95 ブラシ
85 台座
97 凸部
103 振動手段
A 空間
H1,H2 高さ
L1〜L3 長さ
θ1 角度
θ2 頂角
R1 直径
10, 90, 100, 110
Claims (6)
前記プローブ装置は、前記プローブピンの先端部に付着した付着物を除去するためのブラシを有し、
前記ブラシを前記プローブピンの先端部に接触させた状態で、前記ブラシを回転させて、前記付着物を除去することを特徴とするプローブピンのクリーニング方法。 A method of cleaning a probe pin provided in a probe device for performing an electrical inspection of a semiconductor device,
The probe device has a brush for removing deposits attached to the tip of the probe pin,
A method for cleaning a probe pin, comprising: rotating the brush while the brush is in contact with the tip of the probe pin to remove the deposits.
前記プローブ装置は、前記プローブピンの先端部に付着した付着物を除去するためのブラシを有し、
前記ブラシを前記プローブピンの先端部に接触させた状態で、前記ブラシを揺動させて、前記付着物を除去することを特徴とするプローブピンのクリーニング方法。 A method of cleaning a probe pin provided in a probe device for performing an electrical inspection of a semiconductor device,
The probe device has a brush for removing deposits attached to the tip of the probe pin,
A method for cleaning a probe pin, wherein the attached matter is removed by swinging the brush while the brush is in contact with the tip of the probe pin.
前記凸部の断面形状は、略三角形であることを特徴とする請求項1ないし5のうち、いずれか一項記載のプローブピンのクリーニング方法。 The brush has a plurality of convex portions,
The probe pin cleaning method according to claim 1, wherein a cross-sectional shape of the convex portion is a substantially triangular shape.
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