JP2008288413A - 発光モジュール、発光モジュールアレイ、バックライトユニット、および液晶表示装置 - Google Patents

発光モジュール、発光モジュールアレイ、バックライトユニット、および液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ジャンクション温度の上昇を抑制するために放熱性を高めているとともに、十分な光強度を確保する発光モジュール等を提供する。
【解決手段】LEDモジュールMJは、LEDΓ1と、このLEDΓ1からの光を反射させる反射面MRを有する反射部材BKと、を含んでいる。そして、このLEDモジュールMJでは、反射面MRは、その反射面MRを境にLEDΓ1側に曲率中心を有する楕円球の少なくとも一部を含む曲面になっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光モジュール、発光モジュールアレイ、バックライトユニット、および液晶表示装置に関するものである。
LED(Light Emitting Diode)等の発光素子は、小型であり、発光波長を制御できることから、様々な用途で用いられている。例えば、液晶ディスプレイ(液晶表示装置)の新しいバックライトユニットとしての実用化が進んでいる。ただし、LED自身は熱を帯びてしまうと、発光効率の低下や発光波長のずれといった特性劣化が生じる。そのため、LEDは、このような特性劣化を生じさせないように、バックライトユニットに搭載されなくてはならない。
通常、バックライトユニットは白色光を液晶パネルに照射させる。そのため、バックライトユニットは、白色発光LEDを搭載するか、赤色発光LED、緑色発光LED、および青色発光LEDを搭載し、各色の光を混色させて白色光を生成する。ただし、発光効率や発光波長(発光スペクトル)の制御という点で、三原色の光を混色させるほうが有利といわれている。そのため、特許文献1〜3のような、LEDを複数個搭載しているLEDモジュールが開発されている。
特開2003−8067号公報(図1参照) 特開2002−133932号公報(図1参照) 特開2006−148036号公報(図15参照)
しかしながら、三原色の光を混色させるためには、各々の光を近づけなくてはならない。そして、各々の光を近づける場合に、LED同士の間隔(距離)をパラメータとして考えると、白色光生成のためには、LED同士の間隔が狭いと望ましい。このようになっていれば、各LEDからの光が効率よく混色できるためである。
しかし、LEDが極限まで近づくと、LEDに熱が帯びるという事態が生じる。詳説すると、密集したLEDの群において、一方のLEDの発熱によって他方のLEDが温められ、LED自体が高温化するという事態(ジャンクション温度の上昇という事態)が生じる。なお、ジャンクション温度の上昇は、放熱性の比較的低い単一のLEDを搭載するLEDモジュールであっても生じる事態である。
そして、このような事態が生じると、上述したように、LEDの発光効率の低下や、LEDの発光波長のずれといった様々な特性劣化が起きる。そのため、かかる特性劣化を抑制するためには、LED同士の間隔は離れていると望ましい。すると、赤色、緑色、青色の3色のLEDを用いて白色化を実現する場合、混色に要するLED同士の距離と、特性劣化の抑制に要するLED同士の距離とが、トレードオフの関係になっているといえる。
そのため、特許文献1〜3に示されるような、LEDを複数個密集させて搭載しているLEDモジュールの場合、混色性を高めるためにはLED同士の間隔が狭くなると望ましいものの、特性劣化の抑制のために、その間隔は十分に狭くならない。その上、混色性が低いために、発光モジュールとしての光強度が低くなりやすい。
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものである。そして、本発明の目的は、ジャンクション温度の上昇を抑制するために放熱性を高めているとともに、十分な光強度を確保する発光モジュールを提供すること、並びに、その発光モジュールを搭載する発光モジュールアレイ、バックライトユニット、および液晶表示装置を提供することにある。
本発明は、第1の発光素子と、この第1の発光素子からの光を反射させる反射面を有する反射部材と、を含む発光モジュールである。そして、この発光モジュールでは、反射面が、その反射面を境に第1の発光素子側に曲率中心を有する楕円球の少なくとも一部を含む曲面になっている。
通常、曲面の反射面に対して光が照射される場合、光源が曲面の曲率中心の存在する側に位置すると、反射面からの反射光は、種々方向に向かって発散せず、ある箇所に向けて集光しようとする。そのため、光源の位置と、集光する光の位置(集光点)とが乖離する。
かかるような現象を発光モジュールに応用する場合に、反射面が楕円球の少なくとも一部を含む曲面になっていると、反射光の集光性が向上する(光強度の確保に貢献する)。その上、曲面状の反射面の曲率中心が、第1の発光素子側に位置することから、かかる反射面は開放面を有する窪み形状になっている。そのため、第1の発光素子の熱がこもりにくい(放熱性の向上に貢献する)。
なお、第1の発光素子が反射面における楕円球の焦点の1カ所に位置していると、第1の発光素子からの光は、残りの焦点に集光しやすい。
また、反射面が楕円球における長軸と同方向に沿って分割された楕円球状の一部を含む曲面であると、集光点は、発光素子の位置から乖離しつつも、発光モジュール内から乖離しない箇所に位置する(要は、発光モジュール外に集光点が位置しない)。そのため、かかるような発光モジュールでは、集光点の位置が特定しやすい。
その上、集光点から発光モジュールまでの距離を考慮することなく、かかる発光モジュールを種々の機器(バックライトユニット等)に搭載できるので、取り扱いが容易といえ、さらに、機器の小型化にも貢献する。
ところで、かかる発光モジュールに含まれる第1の発光素子の個数は単数でも複数でも構わない。ただし、第1の発光素子が複数{n個(n=2以上の自然数)}搭載されている場合、反射部材は、第1の発光素子の個数と対応する数の反射面をつなげ合わせていると望ましい。
このような発光モジュールであれば、1つの反射面に対して、複数の第1の発光素子からの光が到達せず、1つの反射面には1つの第1の発光素子からの光が到達する。そのため、発光素子同士が密集せず、ジャンクション温度の上昇が起きない。
特に、複数の第1の発光素子からの光を混色させて出射させる発光モジュールでは、第1の発光素子の各々が、対応する反射面における楕円球の焦点の1カ所に位置しており、反射部材が、各反射面における楕円球の残りの焦点を重なり合うように、それら反射面をつなげ合わせていると望ましい。
このようになっていれば、複数の第1の発光素子からの光が、残りの焦点にて集光し、混色可能になるためである。
総括すると、発光モジュールでの発光素子の個数が単数であろうと複数であろうと、第1の発光素子からの光が、反射部材の反射面を介して、残りの焦点に集光するようになっていると望ましい。
また、発光モジュールには、反射面によって反射する光の進行側に向けて、直接光を出射させる第2の発光素子が含まれていると望ましい。
このようになっていれば、例えば、2個の第1の発光素子と1個の第2の発光素子とを含む発光モジュールが成立する。そして、このような発光モジュールは、第1の発光素子に応じた反射面を2面だけ備える小型な反射部材であるにもかかわらず、3個の発光素子を含むことになる。つまり、かかる発光モジュールは、発光素子の総数よりも少ない数の反射面を含む反射部材でよく、サイズの小型化が図れる。
なお、かかる第2の発光素子を含む発光モジュールでは、第2の発光素子の光の出射進行先が、第1の発光素子の位置していない焦点であると望ましい。
このようになっていると、2つある焦点の一方に位置する第1の発光素子の光は反射面によってもう一方の焦点に導かれるととともに、そのもう一方に進行する第2の発光素子の光は、第1の発光素子の光と混色できる。
また、反射面が、反射部材の一面を窪ませた内面であり、その窪む方向を窪み方向とする場合、第2の発光素子は、その窪み方向において、第1の発光素子の位置していない焦点に重畳する反射面に位置していると望ましい。
このようになっていると、第2の発光素子の光が、簡単に第1の発光素子の光の集光する箇所(すなわち第1の発光素子の位置していない焦点)に導かれる。
ところで、発光モジュールでは、光の進行方向がそろうと望ましい。そして、これを実現する発光モジュールでは、反射部材には、反射面の底から隆起する隆起部分が含まれており、隆起部分は、自身を除く反射面からの反射光を屈折させることで光路を変更させている。
このようになっていると、反射面からの反射光の進行方向が、隆起部分での屈折(反射等)によって、そろいやすくなる。
特に、隆起部分は、2つの焦点の間に位置するとともに、隆起先を先細らせた先細り形状であり、さらに、各々の第1の発光素子からの光に対応する隆起側面を有しており、それらの各隆起側面は、各々の第1の発光素子からの光を1カ所に集光させていると望ましい。
このようになっていると、反射面から焦点に向かって進行する反射光が隆起部に到達する。そして、到達した光は、先細り形状の隆起部ゆえに仰ぐように傾斜する隆起側面によって跳ね上がるように屈折させられ、焦点以外の1カ所に導かれる。その上、隆起側面の傾斜角が適切に設定されていると、光の進行方向が確実にそろいやすくなる。
なお、第2の発光素子が、反射面の底から隆起する隆起部分の先端に位置しても望ましい。このようになっていると、第2の発光素子が隆起部以外の反射面上に位置することに起因する反射面積の減少は起きない。
ところで、発光モジュールには、反射面からの反射光を受光し、その反射光の光路を変更させる光路変更素子が含まれていると望ましい。
このようになっていると、反射面からの反射光の進行方向が、光路変更素子での屈折(反射、透過等)によって調整される。そのため、反射光の進行方向がそろいやすい。なお、隆起部分とこの光路変更素子とが併用されると、反射光の進行方向が所望方向に調整されやすく、かかる反射光の進行方向が一層、そろいやすい。
ここで、光路変更素子の一例について詳説する。光路変更素子は、反射光の少なくとも一部を屈折進行させる素子屈折面を有し、その素子屈折面を表面かつ側面とする先細り形状になっており、さらに、その先細った端部を反射面に向けることで、素子屈折面を反射面に対して俯かせている。
このようになっていると、反射面に向いた素子屈折面によって、反射面からの反射光が到達しやすくなり、かかる反射光の進行方向が効率よく調節される。
なお、光路変更素子が、素子屈折面を各第1の発光素子からの光に対応させており、各素子屈折面は、各々の第1の発光素子からの光を同一方向に向かせていると望ましい。このようになっていると、各々の素子屈折面が、各第1の発光素子の光を確実に所望方向に導く。
また、光路変更素子が、素子屈折面を各第1の発光素子からの光に対応させており、各素子屈折面は、各々の第1の発光素子からの光を1カ所に集光させていてもよい。
なお、発光モジュールは、光路変更素子に代えて、反射面からの反射光を受光し、その反射光を拡散させる光拡散素子を含んでいてもよい。
このようになっていても、反射面からの反射光の進行方向が、光拡散素子での拡散によって調整される。そのため、かかる反射光の進行方向がそろいやすい。
ところで、楕円球の少なくとも一部を含む曲面から成っている反射面の形状は、種々ある。例えば、反射面が、反射部材の一面を窪ませた内面であり、その窪む方向を窪み方向とする場合、反射部材は、反射面を構成する曲面内に、楕円球における長軸に平行であるとともに、かかる窪み方向にも平行な制御平面を少なくとも1面形成させていてもよい。
通常、曲面の反射面によって反射される光は種々方向(例えば、放射状)に進行しやすい。しかし、平面の反射面によって反射される光は放射状等ではなく一定方向に向かって進行しやすい。すると、平面状の制御平面があれば、反射光は一定方向に向かいやすく、かかる反射光の進行方向はそろいやすいといえる。
なお、制御平面が、長軸を境にした両端に形成されていると、より一層、反射される光は放射状等に進行せず、かかる反射光の進行方向はそろいやすくなる。
以上のような発光モジュールでは、特に発光色は限定されない。しかし、カラー発光可能な発光モジュールにする場合、第1の発光素子が、赤色発光素子、緑色発光素子、または青色発光素子であると望ましい。
また、第1の発光素子が2個の場合、それら2個の発光素子は、赤色発光素子、緑色発光素子、およびは青色発光素子のうち、互いに異なる色の組み合わせで構成されていると望ましい。
また、第1の発光素子の個数が3個以上の場合、それらの第1の発光素子には、少なくとも、赤色発光素子、緑色発光素子、青色発光素子が含まれていると望ましい。このようになっていると、白色発光可能な発光モジュールとなるためである。
その上、第2の発光素子が、第1の発光素子同様に、赤色発光素子、緑色発光素子、または青色発光素子であると望ましい。
また、第1の発光素子の個数が2個、第2の発光素子の個数が1個で、合計3個の発光素子が搭載されている場合、それらの合計3個の発光素子には、赤色発光素子、緑色発光素子、青色発光素子が含まれていると望ましい。このようになっていると、白色発光可能な発光モジュールとなるためである。
また、発光素子の種類は特に限定されるものではないが、発光素子がLEDモジュールであると望ましい。
なお、以上のような発光モジュールを搭載したバックライトユニット、さらには、そのバックライトユニットを搭載した液晶表示装置も、本発明といえる。
本発明によれば、楕円球の少なくとも一部を含む曲面である反射面を介し、発光素子の光が集光するので、発光モジュールは光強度を十分に確保できる。その上、反射部材の窪み内に反射面が位置することから、その窪みの入口(すなわち開放面)を介して、発光素子の熱は逃げやすい。そのため、ジャンクション温度上昇が起きにくい。
[実施の形態1]
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、図面によっては便宜上、部材番号およびハッチングを省略する場合もあるが、かかる場合、他の図面を参照するものとする。
通常、液晶表示装置は、液晶表示素子パネルと、かかる液晶表示パネルに光を導くバックライトユニットとを有している。そして、図19はバックライトユニット(サイドライト型バックライトユニット)29を図示している。
バックライトユニット29は、液晶表示パネルに向けて光(バックライト光)を出射する。そして、このバックライトユニット29は、LEDモジュールアレイ(発光モジュールアレイ)11、導光板21、反射シート22、拡散シート23、およびレンズシート24(24a・24b)を含んでいる。
LEDモジュールアレイ11は光源として光を発するものであり、ベース基板12と、そのベース基板12上に列状に配置されている複数のLEDモジュールMJとを有する(LEDモジュールMJについては後に詳説する)。
導光板21は、かかるLEDモジュールアレイ11の線状光を面状光に変換するものである。また、反射シート22は、LEDモジュールアレイ11からの光や導光板21内部を伝播する光を漏洩させることなく液晶表示パネルに向けて反射させるものである。
さらに、拡散シート23は導光板21からの光を拡散させて、液晶表示パネル全域に光をいきわたらせるものであり、レンズシート24a・24bは液晶表示パネルに入射する光の放射特性を偏向させて(集光させて)、その液晶表示パネルの単位面積あたりの発光輝度を向上させるものである。
ここでLEDモジュールアレイ1に搭載されるLEDモジュール(発光モジュール)MJについて図1〜図6を用いて詳説する。これらの図に示すように、LEDモジュールMJに搭載されるLED(発光素子)Γの個数は、3個、2個、1個のように種々存在する。
なお、図1、図3、および図5は斜視図になっており、図2、図4、および図6は平面図および断面図(後述のX方向およびZ方向の断面)になっている。そして、図中のXYZ直交座標を用いて説明を行う。なお、X方向およびY方向は平面方向を示し、Z方向は平面方向に対する垂直方向を示す。さらに、図3・図5では、LEDモジュールMJに電流供給するアノード14・カソード15を図示するが、それ以外の図では、便宜上、それらを省略する。
図1〜図6に示すように、LEDモジュールMJは、LEDΓ(第1のLEDΓ1と称す場合がある)と、このLEDΓ1からの光を反射させる反射面MRを有する反射部材BKと、を含む。なお、反射部材BKは、ブロック状の外観を有する部材であるとともに、ブロック状の一面を窪ませ、その窪みが反射面MRになっている(なお、窪みの入口は開放面OPになっている)。
詳説すると、反射部材BKは、3個または2個のLEDΓ1の光(2点鎖線参照)を受光する場合、図1〜図4に示すように、LEDΓ1の個数と対応する数の反射面MRをつなげ合わせている。一方、1個のLEDΓ1の光を受光する場合、反射部材BKは、図5および図6に示すように、1個のLEDΓ1に対応する1面の反射面MRを含んでいる。
そして、反射面MRは、図2、図4、および図6の断面図に示すように、その反射面MRを境にLEDΓ1側に曲率中心を有する楕円球の少なくとも一部を含む曲面になっている。
このようになっていると、LEDΓ1は反射面MRによって包みこまれるように位置する。そのため、LEDΓ1から反射面MRに向かう光のほとんどが、その反射面MRにて反射し、ある箇所に向けて集光する。そのため、LEDΓ1の位置(発光点)と、集光する光の位置(集光点)とが乖離する。
そして、このように、LEDΓ1の位置と集光点とが乖離していると、集まった光の影響(集光点における温度の影響)でLEDΓ1の温度、すなわちジャンクション温度が上昇しない。また、曲面状の反射面MRの曲率中心が、LEDΓ1側に位置することから、かかる反射面MRは開放面OPを有する窪み形状になっている。そのため、LEDΓ1の熱もこもりにくい。その結果、ジャンクション温度上昇に起因するLEDモジュールMJの発光効率の低下や発光波長のずれ等が生じない。
特に、LEDモジュールMJでは、LEDΓ1は、反射面MRにおける楕円球の焦点P1(黒星参照)の1カ所に位置し、反射面MRに向かって光を発するとよい。このようになっていると、反射面MRからの反射光が、楕円球のもう一方の焦点P2(白星参照)に集光する。そのため、LEDΓ1の位置と集光点とが乖離するだけでなく、反射光の集光度が向上するためである(なお、集光点は、LEDモジュールMJにおける仮想発光点ともみなせる)。
また、図1〜図4に示すように、LEDΓ1が複数搭載されているLEDモジュールMJの場合、LEDΓ1の各々が、対応する反射面MRにおける楕円球の焦点P1(黒星)の1カ所に位置し、反射部材BKは、各反射面MRにおける楕円球の残りの焦点P2(白星)を重なり合うように、それら反射面MRをつなげ合わせているとよい。
このようになっていると、各反射面MRからの反射光は、1カ所に集まった残りの焦点P2にて集光する。つまり、このLEDモジュールMJは、LED同士を近づけることなく、1カ所に光を集光させ、外部に出射(放射)できる。したがって、一方のLEDΓ1の熱で、他方のLEDΓ1が温められることはない。
また、互いに異なる発光色のLEDΓ1が搭載されている場合、LED同士が直接近づくことはないものの、比較的高い度合いで集まった反射光によって、混色が生じる。例えば、赤色発光のLEDΓ1(Γ1r)、緑色発光のLEDΓ1(Γ1g)、および青色発光のLEDΓ1(Γ1b)を搭載するLEDモジュールMJは、混色によって白色の光を発する(図1および図2参照)。また、赤色発光のLEDΓ1rと緑色発光のLEDΓ1gを搭載しているLEDモジュールMJは、混色によって黄色の光を発する(図3および図4参照)。
ただし、図7に示すように、2個のLEDΓ1・Γ1とは別の第2のLEDΓ(第2のLEDΓ2)がLEDモジュールMJに搭載されてもよい。特に、反射面MR・MRに向けて光を出射させる2個の第1のLEDΓ1・Γ1と、反射面MR・MRに向けて光を出射せず、2個の第1のLEDΓ1・Γ1による反射光の進行側に向けて光を出射させる第2のLEDΓ2が搭載されているLEDモジュールMJであればよい。
なぜなら、このようなLEDモジュールMJの場合、2個の第1のLEDΓ1・Γ1と第2のLEDΓ2との合計3個のLEDΓが、赤色発光のLEDΓ1r、緑色発光のLEDΓ1g、および青色発光のLEDΓ2(Γ2b)であれば、白色発光可能になるためである。
なお、2個の第1のLEDΓ1・Γ1が、各反射面MRにおける楕円球状の一方の焦点P1・P1に位置し、反射面MR・MRに向けて光を出射させている場合、反射光は、他方の焦点P2に集光するので、第2のLEDΓ2の光の出射進行先が、LEDΓ1・Γ1の位置していない焦点P2であればよい。
また、図7に示すように、第2のLEDΓ2は、Z方向(反射面MRが、反射部材BKの一面を窪ませた内面であり、その窪む方向)において、第1のLEDΓ1・Γ1の位置していない焦点P2に重畳する反射面MRに位置しているとよい。このようになっていると、焦点P2に至る第2のLEDΓ2からの光の距離は最短距離となり、混色する光の光強度は比較的高くなる。
続いて、図8以降の図を用いて、2面の反射面MR・MRを有するLEDモジュールMJを説明する。ただし、このLEDモジュールMJ有する特徴は、2面の反射面MR・MRを有するLEDモジュールMJに限定されるものではなく、1面、3面、または4面以上の反射面MRを有するLEDモジュールMJにも適用される。
なお、図8等の2面の反射面MR・MRを有するLEDモジュールMJでは、楕円球の長軸がX方向に沿い、Z方向は反射面MRによって反射する光の進行側に沿っている。
図8に示すように、LEDモジュールMJでは、反射部材BKに、反射面MRの底から隆起する隆起部分RGが含まれているとよい。そして、かかる隆起部分RGは、自身を除く反射面MRからの反射光を屈折させることで光路を変更させている。このようになっていると、隆起部分RGは、反射光を屈折させることで、その光(屈折光)の進行方向を一方向(例えばZ方向)に導ける。
特に、隆起部分RGが、2つの焦点P1・P2の間に位置するとともに、隆起先を先細らせた先細り形状(テーパ状)であり、さらに、各々の第1のLEDΓ1・Γ1からの光に対応する隆起側面SU・SUを有しているとよい。
このように隆起部分RGが2つの焦点P1・P2の間に位置すると、一方の焦点から他方の焦点に到達するまでの光が、かかる隆起部分RGによって屈折進行しやすい。その上、隆起部分RGがテーパ状であると、隆起側面SU・SUは、各焦点P(P1・P2)に向かって仰向くように傾斜する。
そのため、隆起側面SU・SUによって屈折する光は跳ね上がるように進行する。すると、各隆起側面SU・SUが適切に設計されれば、各々の第1のLEDΓ1・Γ1からの光が、各隆起側面SU・SUにて屈折することで跳ね上がるように進行し、その進行方向が一層一方向に導きやすくなる(進行方向がそろうようになる)。
なお、隆起部分RGの形状は特に限定されない。例えば、隆起部分RGの先端に、平面が生じていてもよいし、直線が生じていてもよい(後述の図10および図8等参照)。要は、各LEDモジュールMJの光をZ方向に近づけられるような反射面(隆起側面SU)が含まれる隆起部分RGであればよい。したがって、隆起側面SUの面形状も特に限定されるものではなく、三角形であっても四角形であってもよい(要は多角形であればよい)。
ただし、下記の理論を用いれば効率よく隆起側面SUが設計できる。その理論とは以下の通りである。
通常、図9Aに示すように、ある一点Q1にて集光するような光束が存在する場合に、その集光点Q1に至る直前にて反射板PTを位置させ、鏡面反射を生じさせると、反射光はある一点(反射集光点Q2)にて集光する。そして、かかるような現象が生じている場合、集光点Q1と反射集光点Q2との位置関係は、反射板PTを境に等間隔に位置する。すなわち、反射板PTは、集光点Q1と反射集光点Q2との間隔を垂直2等分するようになる。
そこで、この理論を反射部材BKに応用すると、図9Bに示すように、反射板PTが、発光点となる楕円球の一方の焦点P1と残りの焦点P2との間に位置するとともに、残りの焦点P2と集光させたい箇所(反射集光点Q2)との間隔が垂直2等分するように位置すればよい。すなわち、隆起側面SUがかかる反射板PT(残りの集光点P2と反射集光点Q2とを垂直2等分する面)となるように設計すればよいといえる。
なお、隆起側面SU・SUからの光に対して混色させるべく、第2のLEDΓ2が搭載されていてもよい。例えば、図10に示すように、第2のLEDΓ2が、反射面MRの底から隆起する隆起部分RGの先端に位置してもよい。
[実施の形態2]
実施の形態2について説明する。なお、実施の形態1で用いた部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付記し、その説明を省略する。
実施の形態1では、隆起部分RGについて詳説した。しかし、光の進行方向を変更させる部材は、隆起部分RGに限定されるものではない。例えば、図11に示すような、反射面MRからの反射光を受光し、その反射光の光路を変更させる光路変更素子PR(例えば、光学プリズム)が含まれていてもよい。
ここで、光路変更素子PRについて詳説する。光路変更素子PRは、反射面MRからの反射光の少なくとも一部を屈折進行させる素子屈折面RFを有し、その素子屈折面RFを表面かつ側面とする先細り形状(テーパ状;例えば、角錐体状または角錘台状)になっている。そして、かかる光路変更素子PRは、先細った端部を反射面MRに向けることで、素子屈折面RFをその反射面MRに対して俯かせている。
そして、このように光路変更素子PRの素子屈折面RFが反射面MRに対して俯いている理由は以下のとおりである。
通常、光路変更素子PRを構成する材質の屈折率をn1、空気の屈折率をn2(=1.0)とし、LEDΓ1からの光が集光点に入射する入射角をθin、光路変更素子PRから外部に出射する光の出射角をθoutとすると、スネルの法則により、以下の条件式(1)が成立する。
n1×sin(θin)=n2×sin(θout)=sin(θout) … 条件式(1)
そして、集光点付近の外部境界面に角度δ(傾斜角δ)の傾斜があるとすると、以下の条件式(2)が成立することになる。
n1×sin(δ−θin)=sin(δ−θout) … 条件式(2)
すると、傾斜角δが生じるように、素子屈折面RFが俯くように設定されると、かかる光路変更素子PRを介して進行する光の進行方向を一方向に近づけることが可能といえる。
なお、光路変更素子PRは、素子屈折面RF・RFを各々の第1のLEDΓ1・Γ1からの光に対応させているとよい。このようになっている場合に、各素子屈折面RF・RFの傾斜角δの設定によっては、各々の第1のLEDΓ1・Γ1からの光が同一方向に向くためである。また、各素子屈折面RF・RFの傾斜角δの設定によっては、各々の第1のLEDΓ1・Γ1からの光が1カ所に集光することもあり得る。
ただし、光路変更素子PRの位置は特に限定されるものではない。しかし、各々の第1のLEDΓ1・Γ1からの光の集光する箇所が望ましい。例えば、隆起部分RGを有しない図1〜図4のようなLEDモジュールMJの場合、光路変更素子PRは第1のLEDΓ1の位置していない焦点P2に位置しているとよい。この位置であれば、光路変更素子PRは効率よく反射光を受光できるためである。
また、光路変更素子PRは、図12に示すように、反射部材BKにおける隆起部分RGと併用されてもよいし、図13に示すように、第2のLEDΓ2を搭載するLEDモジュールMJに用いられてもよい。
[実施の形態3]
実施の形態2について説明する。なお、実施の形態1および2で用いた部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付記し、その説明を省略する。なお、この実施の形態では、光拡散素子DFと制御平面SMRとについて説明する。
実施の形態2では、光路変更素子PRについて詳説した。しかし、この光路変更素子PRに代えて、図14に示すように、反射面MRからの反射光を受光し、その反射光を拡散させる光拡散素子DFが含まれているLEDモジュールMJであってもよい(なお、図12・図13での光路変更素子PRに代えて、光拡散素子DFが位置してもよい)。このようになっていても、光拡散素子DFが、各々のLEDΓからの光の拡散方向をそろえることで、光の進行方向を一方向に導けるためである。
また、光路変更素子PR同様、効率よく反射光を受光するために、例えば、光拡散素子DFの位置はLEDΓの位置していない焦点P2に位置しているとよい(要は、各々の第1のLEDΓからの光の集光している箇所がよい)。ただし、この位置に限定されるものではない。
なお、以上のような隆起部分RG、光路変更素子PR、および光拡散素子DFは、複数のLEDΓからの光の進行方向を極力そろえるように調整している。これは、複数のLEDΓからの異なる色の光を効率よく混色させるためである。
そして、さらに、複数のLEDΓからの光の進行方向を極力そろえるために、反射部材BKの反射面MRに曲面形状が、図15に示すように変化していてもよい。すなわち、反射部材BKは、反射面MRを構成する曲面内に、楕円球における長軸に平行であるとともにZ方向に平行な制御平面SMR・SMRを2面形成させているとよい。詳説すると、制御平面SMR・SMRが、長軸を境にした両端に形成されているとよい。
このようになっていると、反射面MRに含まれる曲面の面積は、制御平面SMRの存在によって減少するので、曲面によって種々方向に屈折進行していた光量(例えば、放射方向に進む光量)は減少する。また、制御平面SMR・SMRにより屈折進行する光は、その制御平面SMR・SMRの位置にあった曲面により屈折進行する光に比べて、種々方向に進行しにくくなる。つまり、ある方向に収束しやすくなる。そのため、かかる光の進行方向はそろえやすい。
例えば、図16および図17に示すように、制御平面SMR・SMRと隆起部分RGとが反射部材BKに存在すれば、制御平面SMR・SMRから屈折進行してくる光が隆起部分RGによってさらに屈折進行されることになる。そのため、一層、複数のLEDΓからの光の進行方向がそろいやすくなる。
また、図18に示すように、LEDモジュールMJに、制御平面SMR・SMR、隆起部分RG、および光路変更素子PRが含まれていると、さらに一層、複数のLEDΓからの光の進行方向がそろいやすくなる。なお、図示していないが、制御平面SMR・SMR、隆起部分RG、および光拡散素子DFを含むLEDモジュールMJであってもよい。
なお、図15〜図18では、制御平面SMR・SMRが、楕円球の長軸を境にした両端に形成されているLEDモジュールMJを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、楕円球における長軸に平行であるとともに短軸に垂直な制御平面SMRは1面だけでもよい。1面の制御平面SMRにより屈折進行する光でも、その制御平面SMRの位置にあった曲面により屈折進行する光に比べて、種々方向に進行しにくくなるためである。
[その他の実施の形態]
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
例えば、反射部材BKの材質は特に限定されない。ただし、樹脂(ポリカーボネート樹脂等)であれば、軽量な反射部材BK(ひいては軽量なLEDモジュールMJ)が実現する。また、反射部材BKにおける反射面MRの材質も特に限定されない。例えば、窪んだ反射部材BK内にアルミニウムを蒸着することで反射面MRが形成されてもよい。
また、光路変更素子PRの材質も特に限定されない。ただし、反射部材BK同様、樹脂(エポキシ樹脂等)であれば、軽量化が実現する。なお、光路変更素子PRは、金型に樹脂を流し込んで成型加工することにより、反射部材BKに取り付けられる。
また、光拡散素子DFの材質も特に限定されず、拡散材料を含むものであればよい。なお、光拡散素子DFは、金型に樹脂を流し込んで成型加工により形成され、紫外線硬化樹脂を介して、反射部材BKに取り付けられる。
また、LEDΓ1の発光色も特に限定されない。例えば、赤色発光のLEDΓ1r、緑色発光のLEDΓ1g、または青色発光のLEDΓ1bであってもよい。ただし、LEDモジュールMJ内のLEDΓ1の個数が3個以上の場合、それらのLEDΓ1には、少なくとも、赤色発光のLEDΓ1r、緑色発光のLEDΓ1g、青色発光のLEDΓ1bが含まれているとよい。
このようになっていると、赤色、緑色、および青色の光を混色することで、あらゆる色の光(白色光等)の生成が可能になる(なお、各色のLEDΓ1に供給される電力調整によって各色の発光量が変化し、それによって、あらゆる光が生成可能になっている)。
ただし、LEDモジュールMJに含まれるLEDΓ1の個数は3個以上に限定されるものではない。すなわち、1個のLEDΓ1を搭載するLEDモジュールMJであっても、2個のLEDΓ1を搭載するLEDモジュールMJであってもよい。なぜなら、LEDモジュールMJの用途は多種多様であるので、1色発光のLEDモジュールMJも想定されるし、2個のLEDΓによる混色を発光するLEDモジュールMJも想定されるためである。
なお、LEDΓ1が2個の場合、それら2個のLEDΓ1・Γ1は、赤色発光のLEDΓ1r、緑色発光のLEDΓ1g、および青色発光のLEDΓ1bのうち、互いに異なる色の組み合わせで構成されているとよい。このようになっていると、混色が可能になるためである。
また、図7等のように、第2のLEDΓ2が搭載されるLEDモジュールMJでは、第1のLEDΓ1同様に、第2のLEDΓ2が、赤色発光のLEDΓ2r、緑色発光のLEDΓ2g、または青色発光のLEDΓ2bであるとよい。
特に、第1のLEDΓ1の個数が2個、第2のLEDΓ2の個数が1個で、合計3個のLEDΓが搭載されている場合(図7等参照)、それらの合計3個のLEDΓには、赤色発光のLEDΓ(Γr)、緑色発光のLEDΓ(Γg)、青色発光のLEDΓ(Γb)が含まれているとよい。このようになっていれば白色発光が可能になるためである。
なお、白色発光可能なLEDモジュールMJであっても、図4等に示すような楕円球の一部含む曲面(反射面MR・MR)を2つ並列させたような反射部材BKは、図2に示すような反射面MR・MR・MRを放射状に配置させた反射部材BKに比べて、幅(Y方向の幅)を狭めることができ、LEDモジュールMJのサイズが比較的コンパクトになりやすい。
また、反射面MRは完全な楕円球の一部を含む形状であれば最も望ましいが、不完全な楕円球の一部を含む形状であってもよい。極力、楕円球に近いような曲面であれば、楕円球の一方の焦点P1からのLEDΓ1の光は、他方の焦点P2に集光しようとするためである。また、以上では、LEDΓ1およびLEDΓ2のサイズが、反射面MRのサイズに対して小さいものを前提として説明してきた。しかし、両LEDΓのサイズが、反射面MRのサイズに対して大きかったとしても、説明してきたLEDモジュールMJの作用効果が生じる。
また、LEDモジュールMJにおけるLEDΓ(Γ1・Γ2)は、各々独立して発光可能になっている。そのため、実装前に、各LEDΓの光度および色度が確認できる。そのため、相性のよい3色のLEDΓを組み合わせることができたり、LEDΓ間の個体差を抑えたりすることもできる。
最後に、上記で開示された技術を適宜組み合わせて得られる実施形態についても、本発明の技術的範囲に含まれることはいうまでもない。
は、3個の第1のLEDが搭載されたLEDモジュールの斜視図である。 は、図1の平面図および断面図である。 は、2個の第1のLEDが搭載されたLEDモジュールの斜視図である。 は、図3の平面図および断面図である。 は、1個の第1のLEDが搭載されたLEDモジュールの斜視図である。 は、図5の平面図および断面図である。 は、2個の第1のLEDと、1個の第2のLEDとが搭載されたLEDモジュールの平面図および断面図である。 は、2個の第1のLEDが搭載されるとともに、隆起部分が含まれるLEDモジュールの平面図および断面図である。 では、(A)は鏡面反射の理論を示す説明図であり、(B)は(A)に示される理論を反射部材に応用した場合の説明図である。 は、図8に示される隆起部分の先端に第2のLEDが搭載されたLEDモジュールの平面図および断面図である。 は、2個の第1のLEDが搭載されるとともに、光路変更素子が搭載されるLEDモジュールの平面図および斜視図である。 は、図8に示される隆起部分の先端の上部に、光路変更素子が搭載されるLEDモジュールの平面図および断面図である。 は、図12に示される隆起部分の先端に第2のLEDが搭載されたLEDモジュールの平面図および断面図である。 は、2個の第1のLEDが搭載されるとともに、光拡散素子が搭載されるLEDモジュールの平面図および斜視図である。 は、2個のLEDが搭載されるとともに、反射面に制御平面が設けられたLEDモジュールの平面図および斜視図である。 は、図8に示される反射面に制御平面が設けられたLEDモジュールの平面図および斜視図である。 は、図10に示される反射面に制御平面が設けられたLEDモジュールの平面図および斜視図である。 は、図13に示される反射面に制御平面が設けられたLEDモジュールの平面図および斜視図である。 は、バックライトユニットの分解斜視図である。
符号の説明
MJ LEDモジュール(発光モジュール)
MR 反射面
BK 反射部材
Γ LED(発光素子)
Γ1 第1のLED
Γ2 第2のLED
P1 楕円球の焦点
P2 楕円球の焦点
RG 隆起部分
SU 隆起側面
PR 光路変更素子
RF 素子屈折面
DF 光拡散素子
SMR 制御平面
11 LEDモジュールアレイ(発光モジュールアレイ)
29 バックライトユニット

Claims (28)

  1. 第1の発光素子と、
    この第1の発光素子からの光を反射させる反射面を有する反射部材と、
    を含む発光モジュールにあって、
    上記反射面は、その反射面を境に上記第1の発光素子側に曲率中心を有する楕円球の少なくとも一部を含む曲面である発光モジュール。
  2. 上記第1の発光素子は、上記反射面における楕円球の焦点の1カ所に位置している請求項1に記載の発光モジュール。
  3. 上記反射面は、上記の楕円球における長軸と同方向に沿って分割された楕円球状の一部を含む曲面である請求項1または2に記載の発光モジュール。
  4. 上記第1の発光素子がn個(n=2以上の自然数)搭載されている場合、
    上記反射部材は、第1の発光素子の個数と対応する数の反射面をつなげ合わせている請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光モジュール。
  5. 上記第1の発光素子の各々が、対応する反射面における楕円球の焦点の1カ所に位置しており、
    上記反射部材は、各反射面における楕円球の残りの焦点を重なり合うように、それら反射面をつなげ合わせている請求項4に記載の発光モジュール。
  6. 上記第1の発光素子からの光は、上記反射面を介して、上記の残りの焦点に集光している請求項1〜5のいずれか1項に記載の発光モジュール。
  7. 上記反射面によって反射する光の進行側に向けて、直接光を出射させる第2の発光素子が含まれている請求項1〜6のいずれか1項に記載の発光モジュール。
  8. 上記第2の発光素子の光の出射進行先が、上記第1の発光素子の位置していない焦点である請求項7に記載の発光モジュール。
  9. 上記反射面が、上記反射部材の一面を窪ませた内面であり、その窪む方向を窪み方向とする場合、
    上記第2の発光素子は、上記窪み方向において、第1の発光素子の位置していない焦点に重畳する反射面に位置している請求項7または8に記載の発光モジュール。
  10. 上記反射部材には、上記反射面の底から隆起する隆起部分が含まれており、
    上記隆起部分は、自身を除く上記反射面からの反射光を屈折させることで光路を変更させている請求項1〜9のいずれか1項に記載の発光モジュール。
  11. 上記隆起部分は、2つの焦点の間に位置するとともに、隆起先を先細らせた先細り形状であり、さらに、各々の上記第1の発光素子からの光に対応する隆起側面を有しており、
    上記の各隆起側面は、各々の上記第1の発光素子からの光を1カ所に集光させている請求項10に記載の発光モジュール。
  12. 上記第2の発光素子が、上記反射面の底から隆起する隆起部分の先端に位置している請求項10または11に記載の発光モジュール。
  13. 上記反射面からの反射光を受光し、その反射光の光路を変更させる光路変更素子が含まれている請求項1〜12のいずれか1項に記載の発光モジュール。
  14. 上記光路変更素子は、
    上記反射光の少なくとも一部を屈折進行させる素子屈折面を有し、上記素子屈折面を表面かつ側面とする先細り形状になっており、
    その先細った端部を上記反射面に向けることで、素子屈折面をその反射面に対して俯かせている請求項13に記載の発光モジュール。
  15. 上記光路変更素子は、上記素子屈折面を各第1の発光素子からの光に対応させており、
    上記の各素子屈折面は、各々の上記第1の発光素子からの光を同一方向に向かせている請求項14に記載の発光モジュール。
  16. 上記光路変更素子は、上記素子屈折面を各第1の発光素子からの光に対応させており、
    上記の各素子屈折面は、各々の上記第1の発光素子からの光を1カ所に集光させている請求項14に記載の発光モジュール。
  17. 上記反射面からの反射光を受光し、その反射光を拡散させる光拡散素子が含まれている請求項1〜16のいずれか1項に記載の発光モジュール。
  18. 上記反射面が、上記反射部材の一面を窪ませた内面であり、その窪む方向を窪み方向とする場合、
    上記反射部材は、反射面を構成する曲面内に、上記の楕円球における長軸に平行であるとともに、上記窪み方向にも平行な制御平面を少なくとも1面形成させている請求項1〜17のいずれか1項に記載の発光モジュール。
  19. 上記制御平面が、上記長軸を境にした両端に形成されている請求項18に記載の発光モジュール。
  20. 上記第1の発光素子が、赤色発光素子、緑色発光素子、または青色発光素子である請求項1〜19のいずれか1項に記載の発光モジュール。
  21. 上記第1の発光素子が2個の場合、
    それら2個の発光素子は、赤色発光素子、緑色発光素子、およびは青色発光素子のうち、互いに異なる色の組み合わせで構成されている請求項1〜19のいずれか1項に記載の発光モジュール。
  22. 上記第1の発光素子の個数が3個以上の場合、
    それらの第1の発光素子には、少なくとも、赤色発光素子、緑色発光素子、青色発光素子が含まれている請求項1〜19のいずれか1項に記載の発光モジュール
  23. 上記第2の発光素子が、赤色発光素子、緑色発光素子、または青色発光素子である請求項7〜9、および請求項7を引用する請求項10〜19のいずれか1項に記載の発光モジュール。
  24. 上記第1の発光素子の個数が2個、上記第2の発光素子の個数が1個で、合計3個の発光素子が搭載されている場合、
    それらの合計3個の発光素子には、赤色発光素子、緑色発光素子、青色発光素子が含まれている請求項7〜9、および請求項7を引用する請求項10〜19のいずれか1項に記載の発光モジュール。
  25. 上記の発光素子がLEDである請求項1〜24のいずれか1項に記載の発光モジュール。
  26. 請求項1〜25のいずれか1項に記載の発光モジュールを並列させて搭載する発光モジュールアレイ。
  27. 請求項26に記載の発光モジュールアレイを搭載したバックライトユニット。
  28. 請求項27のバックライトユニットを搭載した液晶表示装置。
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WO2013089172A1 (ja) * 2011-12-16 2013-06-20 シャープ株式会社 光源装置、面光源装置、表示装置および照明装置

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