JP2008282383A - ストレージシステムのデータおよび構成の回復方法および装置 - Google Patents

ストレージシステムのデータおよび構成の回復方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】連続データ保護のための従来技術に関連する上記および他の問題の1つまたは複数を実質的に取り除く方法およびシステムを提供する。
【解決手段】あらゆる構成変更および/または検出された障害が、それぞれの変更または障害が発生したときの時間を示す時点情報と共にCDPジャーナルに格納される。管理者が回復時点を指定することによってデータの回復を実施するとき、管理者が一連のデータ変更だけでなく一連のイベントをも参照することによって回復点を探索できるように、ジャーナルの内容が管理者に表示される。管理者が回復点を指定し、回復プロセスを開始する場合、回復時点の構成が、現時点と回復時点の間の構成変更を取り消すことによって再生される。
【選択図】図9

Description

[0001] 本発明は、一般には、データ回復に関し、より詳細には、ストレージシステム管理者が適切な回復点を見つけ、データ回復に加えて、特定の時点のストレージシステムの構成を回復する助けをするための技術に関する。
[0002] 最近、拡張型ディスクストレージシステムは、連続データ保護(CDP:Continuous Data Protection)と呼ばれる機能を可能にし始めており、この連続データ保護は、格納されたデータに対して行われたあらゆる変更、ならびにその変更が生じるときを示す時点情報を連続して記録する。前述の記録された情報を含む領域は、ジャーナルと呼ばれる。格納されたデータが機器の障害、または偶発的な/誤った操作のせいで失われる場合、CDPは、ジャーナルに記録された過去のデータ変更にアクセスし、ジャーナルを使用してそれらの変更を取り消すことによって、失われたデータを回復することができる。ストレージシステムの管理者は、ジャーナルに記録された任意の時点を回復時点として指定することができる。
[0003] 従来のCDP技術は、たとえば、その全体が参照により本明細書に組み込まれている、公開された米国特許出願第US20040268067 A1号、Yamagami、「Method and apparatus for backup and recovery system using storage based journaling」に記載されている。
[0004] しかし、既存のCDP技術に関する特定の問題は、依然として残っている。まず、一連の時点だけを参照することによって適切な回復点を探索することは管理者にとって難しいことである。また、回復点と現時点の間に構成変更が生じることがある。たとえば、FCポート上で回復されるLUに割り当てられた論理ユニット番号(LUN:Logical Unit Number)が削除される場合、データが回復されるとしてもクライアントコンピュータからその回復されたデータにアクセスすることは不可能である。データをアクセス可能にするために、回復点におけるストレージシステムの構成をも再生する必要がある。
[0005] したがって、既存の技術は、一連のイベントを参照することによって管理者が回復時点を探索し、データだけでなく、回復時点のシステム構成をも再生することができるように、障害およびCDPジャーナル内の構成変更を記録する方法および装置を提供できていない。
[0006] 本発明の方法論は、連続データ保護のための従来技術に関連する上記および他の問題の1つまたは複数を実質的に取り除く方法およびシステムを対象とする。
[0007] 本発明の方法論の一態様によれば、あらゆる構成変更および/または検出された障害が、それぞれの変更または障害が生じたときを示す時点情報と共にCDPジャーナルに格納される。管理者が回復時点を指定することによってデータの回復を実施するとき、一連のデータ変更だけでなく、一連のイベントを参照することによって管理者が回復点を探索することができるように、ジャーナルの内容が表示される。管理者が回復点を指定し、回復処理を開始する場合、回復時点の構成が、現時点と回復時点の間の構成変更を取り消すことによって再生される。
[0008] 本発明の概念の一態様によれば、コンピュータ化されたデータストレージシステムが提供される。本発明のシステムは、データを格納するように構成されたストレージモジュールと、少なくとも1つのクライアントコンピュータからの要求に従って、格納されたデータを修正するように構成された制御モジュールと、ジャーナルに格納されたデータへの修正についての情報を格納するように構成された連続データ保護モジュールとを含む。連続的データ保護モジュールはさらに、コンピュータ化データストレージシステムに関連する構成変更についての情報、および構成変更に関連する時間情報をジャーナルに格納するように構成される。
[0009] 本発明の概念の別の実施形態によれば、コンピュータ化されたデータストレージシステムが提供される。本発明のストレージシステムは、データを格納するように構成されたストレージモジュールと、少なくとも1つのクライアントコンピュータからの要求に従って、格納されたデータを修正するように構成されたコントローラモジュールと、ジャーナルに格納されたデータへの修正についての情報を格納するように構成された連続データ保護モジュールとを含む。連続データ保護モジュールはさらに、コンピュータ化データストレージシステムに関連する検出された障害についての情報、および検出された障害に関連する時間情報をジャーナル格納するように構成される。
[0010] 本発明の概念の別の実施形態によれば、コンピュータ化されたデータストレージシステムによって実施される方法が提供される。本発明の方法は、ストレージデバイス内にデータを格納するステップと、クライアントコンピュータからデータ修正要求を受信するステップと、受信されたデータ修正要求に従って、格納されたデータを修正するステップと、格納されたデータへの修正についての情報をジャーナルに格納するステップと、コンピュータ化データストレージシステムに関連する構成変更についての情報、および構成変更に関連する時間情報をジャーナルに格納するステップとを含む。
[0011] 本発明の概念によるさらなる実施形態によれば、コンピュータ化されたデータストレージシステムによって実施される方法が提供される。本発明の方法は、記憶媒体にデータを格納するステップと、クライアントコンピュータからデータ修正要求を受信するステップと、受信されたデータ修正要求に従って格納されたデータを修正するステップと、ジャーナルに格納されたデータへの修正についての情報を格納するステップと、コンピュータ化されたデータストレージシステムに関連する障害を検出するステップと、コンピュータ化されたデータストレージシステムに関連する検出された障害についての情報をジャーナルに格納するステップとを含む。
[0012] 本発明の概念のさらなる実施形態によれば、コンピュータ化されたデータストレージシステムに格納されたデータへの修正についての情報と、コンピュータ化データストレージシステムに関連する構成変更についての情報および構成変更に関連する時間情報とを含むジャーナルが提供される。
[0013] 本発明の概念のさらなる実施形態によれば、コンピュータ化されたデータストレージシステムに格納されたデータへの修正についての情報と、コンピュータ化データストレージシステムに関連する検出された障害についての情報および検出された障害に関連する時間情報とを含むジャーナルが提供される。
[0014] 本発明に関連する追加の態様については、下記の説明に一部述べられており、また説明から一部明らかになり、あるいは本発明を実施することによって知ることができる。本発明の態様は、以下の詳細説明、および添付の特許請求の範囲中に具体的に指摘された諸要素、ならびに様々な要素および態様の組合せによって実現し達成してもよい。
[0015] 上記および下記の両方の説明は、例示的かつ説明的なものにすぎず、また特許請求の範囲に記載された本発明またはその適用例をいかなるやり方においても制限するものでないことを理解されたい。
[0016] 本明細書に組み込まれ、またその一部を構成する添付の図面は、本発明の諸実施形態を例示し、また説明と共に、本発明の技術の原理を説明し示すのに役立つ。
[0032] 以下の詳細な説明では、添付の図面を参照する。図面では、同一の機能要素は、同じ数字で示される。上記で述べた添付の図面は、限定するためではなく、例示するために、本発明の原理に一致する特定の実施形態および実装形態を示している。これらの実装形態については、当業者が本発明を実施することを可能にできるほど十分詳細に述べられており、他の実施形態を使用してもよく、また本発明の範囲および精神から逸脱せずに様々な要素の構造の変更および/または置換を行ってもよいことを理解されたい。したがって、以下の詳細説明は、限定された意味で解釈すべきでない。さらに、述べられた本発明の様々な実施形態は、汎用コンピュータ上で実行されるソフトウェアの形で、専門のハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組合せの形で実施してもよい。
第1の実施形態
1.システム構成
[0033] 図1は、本発明の方法および装置が適用されるコンピュータストレージシステムの概要を示している。
[0034] (1)クライアントコンピュータ10000〜10001は、ファイバチャネル(FC:Fibre Channel)ケーブル10002、10003を介してディスクアレイシステム10200に接続される。クライアントコンピュータは、READまたはWRITEコマンドを発行することによってディスクアレイシステムに格納されたデータにアクセスし、このREADまたはWRITEコマンドは、ストレージシステム内のFCポート上で割り当てられたLUN、およびアクセスされるデータの論理ブロックアドレス(LBA:Logical Block Address)を指定する。ディスクアレイ内の各FCポートは、ポートIDによって識別される。この実施形態では、単純にするために、READまたはWRITEコマンドは一度に1つのブロックをアクセスすると仮定する。しかし、データアクセスコマンドにデータサイズ情報を含めることによって複数のブロックにアクセスすることが可能である。
[0035] (2)ストレージシステムは、管理者によって、管理サーバ10100から管理される。管理サーバ10100は、メモリ10101に格納された管理プログラム10105を実行するCPU 10102を含む。管理プログラム10105は、ユーザインターフェース10103を介して管理者と通信し、LANポート10104を介してディスクアレイシステムとも通信する。LANポート10104は、LANケーブル10106を介してディスクアレイシステムに接続される。
[0036] (3)ディスクアレイシステム10200は、クライアントコンピュータとの通信を可能にするために設けられたFCポート10204、10205を含む。ディスクアレイシステムは、管理サーバとの通信を可能にするために設けられたLANポート10203をも有する。ディスクアレイシステム10200は、CDPジャーナルを格納するディスクドライブ10220をも有する。さらに、ディスクアレイシステム10200は、データを格納するために設けられたディスクドライブ10230〜10232を含む。これらのディスクドライブは、ディスクコントローラ10202によって制御される。
[0037] (4)CPU 10201は、メモリ20204に格納されたストレージシステム制御プログラム10206を実行する。具体的には、ストレージシステム制御プログラムは、クライアントから受信されたREADおよびWRITEコマンドを処理する。またストレージシステム制御プログラム10206は、管理コンソールと通信し、ディスクアレイシステムの構成変更の管理要求を処理する。入出力(I/O:input/output)操作または管理プロセスの実行中、ストレージシステム制御プログラム10206は、CDPジャーナルを読み書きする。ジャーナルに格納される時間情報は、クロック10210によって提供される。
[0038] (5)メモリ10204は、ディスクアレイシステム内のディスクドライブを管理する際に使用するドライブテーブル、LUを定義するLUテーブル、およびLUとポートの間のマッピングを定義するLUNテーブルを格納する。
[0039] (A)図2に示されるように、ドライブテーブル10207は、それぞれのディスクドライブについて、ドライブID 20001と、LUの構成に使用されていない論理ブロックアドレス(LBA:logical block address)のリストを含む空きブロック20002についての情報とを含む。エントリ「なし」は、すべてのブロックが使用されていることを意味する。
[0040] (B)図3に示されるように、LUテーブル10208は、作成された各LUについて、LU ID 3001と、LUのホストとなるディスクドライブのID30002と、ドライブ内のLUの開始LBA30003と、LUのサイズ30004とを含む。簡単にするために、この実施形態では、LUは、ディスクドライブの一区画と見なされる。しかし、当業者にはよく知られているRAID(低価格ディスク冗長アレイ)技術を使用することによってLUを複数のディスクドライブからなる論理ユニットとして実装することが可能である。
[0041] (C)図4に示されるように、LUNテーブル10209は、各ポート40001の各LUN 40002について、そのポート上でLUNが割り当てられたLUのID 40003と、その特定のLUNにアクセスすることを許されたクライアントコンピュータのワールドワイド名(WWN:World Wide Name)のリスト40004とを含む。
[0042] (6)ディスクドライブ10220は、CDPジャーナル10221を格納する。この実施形態では、簡単にするために、ジャーナルは、単一のディスクドライブに格納されると仮定する。しかし、複数ディスクドライブからなる論理ユニットにジャーナルを格納することも可能である。図5に示されるように、CDPジャーナル10221は、記録された各イベントについて、イベントの時点50001と、操作またはイベントのタイプおよび関連する引数またはパラメータについての情報を含むイベント情報50002と、関連する引数と共に、上記レコード50002に記録された操作を取り消すように動作可能な操作である回復操作50003とを含む。イベントタイプが障害である場合、値「なし」が、回復操作として記録される。
2.操作および回復操作
[0043] 図6は、ストレージシステムによって実施される様々な操作を、この実施形態のCDPジャーナルに記録される対応する回復操作と共に列挙するリストを示している。たとえば、WRITE操作は、データを更新するためにクライアントコンピュータによって発行される。ディスクアレイシステムの構成を変更するために、他の操作が、管理サーバによって発行される。これらの操作は、新しいエントリを追加し、既存のエントリを削除し、または後述の引数に基づいてテーブルの内容を修正することによってテーブルを更新する。
[0044] WRITEコマンドは、ディスクアレイのFCポートに発行され、LUN、LBAおよび対象データについての情報を組み込む。アクセスされるLUは、LUNテーブルを参照し、ポートに対応するLU IDおよび指定されたLUNを検索することによって識別される。この操作に対応する回復操作は、旧データを伴うWRITE操作である。
[0045] createLU操作は、新しいLUのLU ID、LUを含むディスクドライブのID、ディスクドライブ内のLUの開始LBAおよびLUのサイズを指定することによってLUを作成する。この操作に関連する回復操作は、作成されたLUのLU IDを指定するdeleteLUである。
[0046] deleteLU操作は、そのLU IDを指定することによって既存のLUを削除する。回復操作は、削除されたLUのLU ID、およびLUが存在したディスクドライブのID、ディスクドライブ内のLUの開始LBA、およびLUのサイズを指定するcreateLUである。
[0047] createLUN操作は、指定されたポート上の指定されたLUNを、LU IDによって指定されたLUに割り当てる。回復操作は、ポート上のLUNを指定するdeleteLUNである。
[0048] deleteLUN操作は、ポート上の既存のLUNを削除する。回復操作は、ポート上の削除されたLUN、およびLUNが割り当てられたLUのIDを指定するcreateLUNである。
[0049] addWNN操作は、指定されたポート上の指定されたLUNに1つまたは複数のWNNを追加する。回復操作は、同じ引数を指定するremoveWNNである。
[0050] removeWNN操作は、指定されたポート上の指定されたLUNから1つまたは複数のWNNを取り除く。回復操作は、同じ引数を指定するaddWNNである。
3.イベントの記録
[0051] 図7は、クライアントコンピュータから受信されたREADおよびWRITEコマンドを処理し、また管理サーバから受信された管理操作を処理するように動作可能なストレージシステム制御プログラムの制御フローを示している。制御プログラムがクライアントコンピュータからコマンドを受信する場合(ステップ70001)、それは、コマンドによって指定されたLU内のLBAに現在格納されているデータをまず読み出す(ステップ70002)。コマンドがWRITEコマンドである場合は(ステップ70003)、ジャーナルに格納される対応する回復操作が準備される(ステップ70013)。新しいデータを書き出した(ステップ70004)後に、操作および回復操作は、現在の時間の情報と共にCDPジャーナルに格納される(ステップ70005)。そうでない場合は、制御プログラムは、ステップ70002で読み出されたデータをクライアントコンピュータに返す(ステップ70006)。
[0052] 制御プログラムは、管理サーバから管理コマンドを受信する場合(ステップ70007)、コマンドの処理へと進む(ステップ70008〜70010)。回復コマンドの詳細の処理(ステップ70009)、ならびに他のコマンド(ステップ70010)については、以下で詳細に説明する。制御プログラムは、故障を検出する場合(ステップ70011)、その故障情報を現在の時間と共にCDPジャーナルに記録する(ステップ70012)。
[0053] 図8Aおよび8Bは、回復コマンド以外の管理コマンドの処理フローを示している。具体的には、ストレージシステム制御プログラムは、操作を識別する場合(ステップ80001、80004、80007、80010、80013および80016)、識別された操作に対応する回復操作を準備し(ステップ80002、80005、80008、80011、80014および80017)、操作を処理し、関連のテーブルを更新し(ステップ80003、80006、80009、80012、80015および80018)、最後にCDPジャーナルにエントリを追加する(ステップ80020)。
4.データおよび構成の回復
[0054] 図9に、本発明の回復手順の処理フローを示す。具体的には、管理者が回復処理を始める場合、ストレージシステム制御プログラムは、管理プログラムが一連の記録されたイベントを管理者に表示することを可能にするために、CDPジャーナルの内容を管理サーバに送信する(ステップ90001)。その後、管理者は、回復されるLUおよび回復時点を指定する(ステップ90002)。次いで、ストレージシステム制御プログラムは、現時点から指定された回復時点までのCDPジャーナルに格納された回復操作を処理することによって、データおよび構成の回復を開始する(ステップ90003〜90010)。
[0055] まずストレージシステム制御プログラムは、CDPジャーナル内の最後の、すなわち最新のエントリを読み出す(ステップ90003および90004)。回復操作が回復されるLU以外のリソースを変更しまたは削除する必要がある場合(ステップ90005)、ストレージシステム制御プログラムは、影響を受けたリソースに関する情報を管理サーバに送信し、管理プログラムは、受信された情報を管理者に表示する。管理者は、表示された情報を見た後に、回復処理が継続すべきかどうか指定する機会を得る(ステップ90006)。この実施形態では、影響を受けたリソースは、回復されるLU以外のLU、他のLUのブロック、他のLUに割り当てられたLUN、他のLUに割り当てられたWWNのリストを含んでもよい。LUテーブルおよびLUNテーブルを検索することによって、リソースが現在使用されているかどうか判断することが可能であることに留意されたい。
[0056] 管理者がプロセスを終了することを決定する場合、このプロセスは、ステップ90007で終了する。そうでない場合は、このプロセスは、ジャーナルエントリに記録された回復操作を処理し(ステップ90008)、次のジャーナルエントリの処理を準備する(ステップ90009)。次のジャーナルエントリの時間が、管理者によって指定された回復時点の前であると決定される場合(ステップ90010)、ディスクアレイシステムの構成と、指定された時点の指定されたLU内のデータの両方が再生されているので、このプロセスは終了する。
第2の実施形態
[0057] この実施形態では、ディスクアレイシステムは、いわゆるシンプロビジョニング機能を組み込む。シンプロビジョニング機能は仮想LU(VLU:virtual LU)を提供し、この仮想LUは、クライアントコンピュータによって正規のLUと認識されるが、しかし、物理ストレージデバイス内に割り当てられた関連したストレージブロックのすべてを有するとは限らない。そうではなく、ストレージシステム制御プログラムは、クライアントコンピュータがブロックにデータを書み込もうとするときに、事前定義されたブロックプールから仮想のLUにブロックを割り当てる。したがって、上記VLUを最初に作成するために使用される容量は、クライアントコンピュータが作成されたVLUに実データを書き込まない限りは、作成されたVLUのサイズに関係なく0である。クライアントコンピュータが、まだ割り当てられていないVLUからデータブロックを読み出そうとする場合、ストレージシステムは、0で埋められたデータ列を返す。
[0058] 一般に、VLUに割り当てられたブロックの番号は、時間が経過するにつれて増加する。管理者が従来のCDP技術を使用することによって指定された過去の時点のVLU内のデータを回復しようとする場合、ブロックの割当ては変化しない。具体的には、一部のブロックは、実データを含んでいない場合でも、やはりVLUに割り当てられてもよい。本発明の方法論を用いることによって、回復時点のブロックの割当ても再生される。以下の説明では、第2の実施形態の第1の実施形態との違いについて、詳細に説明する。
1.システム構造
[0059] 図1で、メモリ10204は、2つの追加のテーブル、すなわちブロックプールテーブルとVLUテーブルとを含む。図10に示されるように、ブロックプールテーブルは、各プールについて、プールID 100001と、プールを構成するLUのリスト100002と、LU内の空ブロックのリスト100003とを含む。図11に示されるように、VLUテーブルは、各VLUについて、VLU ID 110001と、そこからブロックがVLUに割り当てられるブロックプールのID(110002)と、VLUのサイズ(110003)と、VLUのLBA間のマッピング(110004)と、ブロックが存在するLU IDおよびLU内のLBAからなる割り当てられたブロック(110005)とを含む。
[0060] この実施形態では、LUは、ブロックプールを構成し、クライアントコンピュータに直接には公開されない。そうではなく、クライアントは、VLUにアクセスする。このため、第1の実施形態についての説明では、すべての用語「LU」は、「VLU」で置き換えられるものである。
2.操作および回復操作
[0061] 図12は、この実施形態でCDPジャーナルに記録される追加の操作および対応する回復操作のリストを示している。assignBlockは、クライアントコンピュータがデータを書き込み、ブロックがVLUに割り当てられるときに内部的に処理される。他のコマンドは、管理サーバによって発行される。これらの操作は、追加のエントリを加え、既存のエントリを削除し、または後述の引数に基づいてテーブルの内容を修正することによってテーブルを更新する。
[0062] addPoolLUは、LU IDによって指定されたLUを、プールIDによって指定されたブロックプールに追加する。この操作に対応する回復操作は、同じ引数を指定するremovePoolLUである。
[0063] removePoolLUは、LU IDによって指定されたLUを、プールIDによって指定されたブロックプールから取り除く。回復操作は、同じ引数を指定するaddPoolLUである。
[0064] createVLUは、作成されるVLUのID、そこからブロックがVLUに割り当てられるブロックプールのID、およびVLUのサイズを指定することによってVLUを作成する。回復操作は、作成されたVLUのIDを指定するdeleteVLUである。
[0065] deleteVLUは、VLU IDによって指定されたVLUを削除する。回復操作は、削除されたVLUのID、およびVLUに割り当てられたブロックプールのID、およびVLUのサイズを指定するcreateVLUである。
[0066] assignBlockは、指定されたVLU内の指定されたLBAにブロックを割り当てる。ブロックは、LU内の指定されたLBAから選ばれる。回復操作は、VLUのID、およびVLU内の割り当てられたブロックのLBAを指定するreleaseBlockである。
[0067] releaseBlockは、指定されたVLU内の指定されたLBAからブロックを解放する。回復操作は、VLUのID、VLU内の解放されたブロックのLBA、解放されたブロックが存在したLUのID、およびLU内のブロックのLBAを指定するassignBlockである。
3.イベントの記録
[0068] この実施形態では、図7のステップ70002〜70006および70013は、シンプロビジョニングを実施する図13のステップ130001〜130012で置き換えられる。
[0069] 図13で、受信されたコマンドがWRITEであり(ステップ130001)、かつコマンドによって指定されたLBAに既にブロックが割り当てられている場合(ステップ130002)、ストレージシステム制御プログラムは、そのブロックから現在のデータを読み出し(ステップ130005)、図7のステップ70013に類似のこの操作の回復操作を準備する(ステップ130006)。そうでない場合は、それは、データを書き込む前に、VLUに割り当てられたブロックプールからの空きブロックを割り当て(ステップ130003)、操作の回復操作を準備する(ステップ130004)。この場合、ジャーナルに記録される操作は、WRITEではなく、assignBlockである。次いで、ストレージシステム制御プログラムは、データを書き込み(ステップ130007)、CDPジャーナルにエントリを追加する(ステップ130008)。
[0070] 受信されたコマンドがREADであり、コマンドによって指定されたLBAにブロックが既に割り当てられている場合は(ステップ130009)、ストレージシステム制御プログラムは、ブロックから現在のデータを読み出す(ステップ130010)。そうでない場合は、0で埋められた、返されるデータを準備する(ステップ130011)。次いで、データは、クライアントコンピュータに返される(ステップ130012)。
[0071] 回復以外の管理コマンドのプロセスフローに関して、図14Aおよび14Bのステップ140001〜140015は、これらのステップがあらゆる構成変更およびシンプロビジョニング機能に関する対応する回復操作をCDPジャーナルに記録するように、図8Aのステップ80001の前に挿入される。
4.データおよび構成の回復
[0072] 回復手順のためのプロセスフローは、図9に示される第1の実施形態の対応するプロセスと全く同じである。回復処理中のシンプロビジョニング機能に関するプロセス回復操作によって、回復時点のVLU内のブロックの割当てもまた、データを含んでいないブロックの不必要な割当てを回避することが可能となるように再生される。
例示的なコンピュータプラットフォームの説明
[0073] 図15は、本発明の方法論の一実施形態が実施されてもよいコンピュータ/サーバシステム1500の一実施形態を示すブロック図である。システム1500は、コンピュータ/サーバプラットフォーム1501と、周辺デバイス1502と、ネットワークリソース1503とを含む。
[0074] コンピュータプラットフォーム1501は、データバス1504、またはコンピュータプラットフォーム1501の様々な部分を横断してまたはその間で情報を通信するための他の通信機構と、情報を処理し、他の計算および制御タスクを実施するためのバス1501に結合されたプロセッサ1505とを含んでもよい。コンピュータプラットフォーム1501は、様々な情報、ならびにプロセッサ1505によって実行される命令を格納するためのバス1504に結合されたランダムアクセスメモリ(RAM:random access memory)や他のダイナミックストレージデバイスなど、揮発性ストレージ1506をも含む。揮発性ストレージ1506は、プロセッサ1505による命令の実行中に一時変数または他の中間情報を格納するために使用することもできる。コンピュータプラットフォーム1501は、基本入出力システム(BIOS:basic input−output system)など、プロセッサ1505のための静的情報および命令、ならびに様々なシステム構成パラメータを格納するためのバス1504に結合された読出し専用メモリ(ROM:read only memoryまたはEPROM)1507、または他の静的ストレージデバイスをさらに含んでもよい。情報および命令を格納するために、磁気ディスク、光ディスクまたはソリッドステートフラッシュメモリデバイスなどの永続ストレージデバイス1508が設けられ、バス1501に結合される。
[0075] コンピュータプラットフォーム1501は、コンピュータプラットフォーム1501のシステム管理者またはユーザに情報を表示するために、バス1504を介して陰極線管(CRT:cathode ray tube)、プラズマディスプレイまたは液晶ディスプレイ(LCD:liquid crystal display)などのディスプレイ1509に結合されてもよい。英数字および他のキーを含む入力デバイス1510が、プロセッサ1505に情報およびコマンド選択を伝えるためにバス1501に結合される。別のタイプのユーザ入力デバイスは、プロセッサ1504に方向情報およびコマンド選択を伝え、ディスプレイ1509上でカーソル移動を制御するためのマウス、トラックボールまたはカーソル方向キーなど、カーソル制御デバイス1511である。この入力デバイスは一般に、デバイスが平面上の位置を指定することを可能にする2つの軸、すなわち第1の軸(たとえばx)および第2の軸(たとえばy)の2つの自由度を有する。
[0076] 外部ストレージデバイス1512は、コンピュータプラットフォーム1501のための追加のまたは取外し可能な記憶容量を提供するために、バス1504を介してコンピュータプラットフォーム1501に接続されてもよい。コンピュータシステム1500の一実施形態では、外部取外し可能ストレージデバイス1512が、他のコンピュータシステムとのデータ交換を容易にするために使用されてもよい。
[0077] 本発明は、本明細書で述べられた技術を実施するためのコンピュータシステム1500の使用に関する。一実施形態では、本発明のシステムは、コンピュータプラットフォーム1501などのマシン内に常駐してもよい。本発明の一実施形態によれば、ここで述べられた技術は、揮発性メモリ1506内に含まれた1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスを実行するプロセッサ1505に応答してコンピュータシステム1500によって実施される。こうした命令は、永続ストレージデバイス1508など、別のコンピュータ読取可能媒体から揮発性メモリ1506に読み出されてもよい。揮発性メモリ1506に含まれた命令のシーケンスを実行すると、プロセッサ1505が本明細書に述べられたプロセスステップを実施することになる。代替の実施形態では、ハードワイヤード回路が、本発明を実施するためのソフトウェア命令の代わりに、またはそれと組み合わせて使用されてもよい。したがって、本発明の実施形態は、ハードウェア回路とソフトウェアの特定の組合せに限定されない。
[0078] 本明細書では、用語「コンピュータ読取可能媒体」は、実行のために命令をプロセッサ1505に提供することに関与する任意の媒体を指す。コンピュータ読取可能媒体は、本明細書で述べられた諸方法および/または技術のいずれかを実施するための命令を運ぶことができる機械読取可能媒体の一例にすぎない。こうした媒体は、それだけに限らないが、不揮発性媒体、揮発性媒体および伝送媒体を含めて任意の形をとり得る。不揮発性の媒体には、たとえば、ストレージデバイス1508などの光学または磁気ディスクが含まれる。揮発性の媒体には、揮発性ストレージ1506など、ダイナミックメモリが含まれる。伝送媒体は、データバス1504を含むワイヤを含めて、同軸ケーブル、銅線および光ファイバが含まれる。伝送媒体は、電波および赤外線データ通信中に生成されたものなど、音響または光波の形をとることもできる。
[0079] コンピュータ読取可能媒体の一般的な形には、たとえばフロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープまたは他の任意の磁気媒体、CD−ROM、他の任意の光媒体、パンチカード、紙テープ、穴のパターンを有する他の任意の物理媒体、RAM、PROM、EPROM、FLASH−EPROM、フラッシュドライブ、メモリカード、他の任意のメモリチップまたはカートリッジ、以下で述べられる搬送波、あるいはコンピュータが読み出すことができる他の任意の媒体が含まれる。
[0080] コンピュータ読取可能な媒体の様々な形は、実行のためにプロセッサ1505に1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスを運ぶことに関係することがある。たとえば、命令は最初、リモートコンピュータから磁気ディスクに載せて運んでもよい。あるいは、リモートコンピュータは、命令をそのダイナミックメモリにロードし、モデムを使用して電話回線を介して送信することができる。コンピュータシステム1500に対してローカルなモデムは、電話回線上でデータを受信し、赤外線送信機を使用してデータを赤外線信号に変換することができる。赤外線ディテクタは、赤外線信号に載せて運ばれたデータを受信することができ、適切な回路は、データバス1504にそのデータを置くことができる。バス1504は、揮発性ストレージ1506にデータを運び、この揮発性ストレージ1506から、プロセッサ1505は、命令を取り出し実行する。揮発性メモリ1506によって受信された命令は、プロセッサ1505による実行の前または後に、永続ストレージデバイス1508内に任意選択で格納してもよい。命令は、当技術分野においてよく知られている様々なネットワークデータ通信プロトコルを使用してインターネットを介してコンピュータプラットフォーム1501にダウンロードしてもよい。
[0081] コンピュータプラットフォーム1501は、データバス1504に結合されたネットワークインターフェースカード1513など、通信インターフェースをも含む。通信インターフェース1513は、ローカルネットワーク1515に接続されたネットワークリンク1514に結合する双方向データ通信を提供する。たとえば、通信インターフェース1513は、ファイバチャネルインターフェースであってもよい。また、通信インターフェース1513は、対応するタイプの電話回線にデータ通信接続を提供するための総合デジタル通信網サービス(ISDN:integrated services digital network)カードまたはモデムであってもよい。別の例として、通信インターフェース1513は、互換LANにデータ通信接続を提供するローカルエリアネットワークインターフェースカード(LAN NIC:local area network interface card)であってもよい。よく知られている802.11 a、802.11 b、802.11gおよびBluetoothなどの無線リンクをネットワーク実装形態に使用することもできる。任意のこうした実装形態では、通信インターフェース1513は、様々なタイプの情報を表すデジタルデータストリームを運ぶ電気、電磁気または光信号を送受信する。
[0082] ネットワークリンク1514は一般に、1つまたは複数のネットワークを介したデータ通信を他のネットワークリソースに提供する。たとえば、ネットワークリンク1514は、ローカルネットワーク1515を介して接続をホストコンピュータ1516、またはネットワークストレージ/サーバ1517に提供してもよい。さらにまたはあるいは、ネットワークリンク1514は、インターネットなど、広域またはグローバルネットワーク1518へのゲートウェイ/ファイアウォール1517を介して接続してもよい。したがって、コンピュータプラットフォーム1501は、リモートネットワークストレージ/サーバ1519など、インターネット1518のどこかに位置するネットワークリソースにアクセスすることができる。もう一方で、コンピュータプラットフォーム1501は、ローカルネットワーク1515および/またはインターネット1518上のどこかに位置するクライアントによってアクセスすることもできる。ネットワーククライアント1520および1521はそれ自体、プラットフォーム1501に類似のコンピュータプラットフォームに基づいて実装されてもよい。
[0083] ローカルネットワーク1515およびインターネット1518の両方は、デジタルデータストリームを運ぶ電気、電磁気または光信号を使用する。コンピュータプラットフォーム1501に、またそこからデジタルデータを運ぶ、様々なネットワークを介した信号、およびネットワークリンク1514上の、かつ通信インターフェース1513を介した信号は、情報を移送する搬送波の例示的な形である。
[0084] コンピュータプラットフォーム1501は、インターネット1518およびローカルネットワーク1515、ネットワークリンク1514および通信インターフェース1513を含めて様々なネットワークを介してメッセージを送信し、プログラムコードを含めてデータを受信することができる。インターネットの例では、システム1501は、ネットワークサーバの働きをするとき、インターネット1518、ゲートウェイ/ファイアウォール1517、ローカルネットワーク1515および通信インターフェース1513を介してクライアント1520および/または1521上で実行されるアプリケーションプログラムのための要求されたコードまたはデータを送信し得る。同様に、それは、他のネットワークリソースからコードを受信してもよい。
[0085] 受信されたコードは、受信されるときにプロセッサ1505によって実行され、および/またはそれぞれ永続または揮発性ストレージデバイス1508および1506内に、あるいは後の実行に備えて他の不揮発ストレージに格納されてもよい。このようにして、コンピュータシステム1501は、搬送波の形のアプリケーションコードを取得してもよい。
[0086] 最後に、本明細書に述べられたプロセスおよび技術は、特定の装置に本質的に関連するものではなく、構成要素の任意の適切な組合せで実施できることを理解されたい。さらに、本明細書で述べられた教示に従って、様々なタイプの汎用デバイスが使用されてもよい。本明細書に述べられた諸方法ステップを実施するための専門の装置を構築することも有利であることが分かり得る。本発明について特定の諸例に関して述べられており、この特定の諸例は、すべての点において、限定的ではなく、例示的なものである。当業者は、ハードウェア、ソフトウェアおよびファームウェアの多くの異なる組合せが、本発明を実行するのに適していることが当業者には理解されよう。たとえば、述べられたソフトウェアは、アセンブラ、C/C++、パール、シェル、PHP、Java(登録商標)など、様々なプログラミングまたはスクリプト言語で実装されてもよい。
[0087] さらに、本発明の他の実装形態が、本明細書について考慮し、本明細書に開示された本発明を実施することから当業者には明らかであろう。述べられた諸実施形態の様々な態様および/または構成要素は、連続データ保護機能を備えたコンピュータ化されたストレージシステム内で単独に使用しても、任意の組合せで使用してもよい。本明細書および諸例を例示的なものにすぎないと見なし、本発明の範囲および精神は添付の特許請求の範囲によって示されることが意図されている。
[0017]本発明の方法および装置が適用されるコンピュータストレージシステムの概要を示す図である。 [0018]ドライブテーブルの例示的な一実施形態を示す図である。 [0019]LUテーブルの例示的な一実施形態を示す図である。 [0020]LUNテーブルの例示的な一実施形態を示す図である。 [0021]ジャーナルレコードの例示的な一実施形態を示す図である。 [0022]ストレージシステムによって実施される様々な操作を、CDPジャーナルに記録される対応する回復操作と共に列挙したリストを示す図である。 [0023]READおよびWRITEコマンドを処理するよう動作可能なストレージシステム制御プログラムの制御フローを示す図である。 [0024]回復コマンド以外の管理コマンドの処理のためのプロセスフローを示す図である。 回復コマンド以外の管理コマンドの処理のためのプロセスフローを示す図である。 [0025]本発明の回復手順のプロセスフローを示す図である。 [0026]ブロックプールテーブルの例示的な一実施形態を示す図である。 [0027]仮想論理ユニット(VLU)テーブルの例示的な一実施形態を示す図である。 [0028]CDPジャーナルに記録される追加操作および対応する回復操作のリストを示す図である。 [0029]READおよびWRITEのコマンドを処理するように動作可能なストレージシステム制御プログラムの別の例示な実施形態の制御フローを示す図である。 [0030]回復コマンド以外の管理コマンドの処理のためのプロセスフローの別の例示的な実施形態を示す図である。 回復コマンド以外の管理コマンドの処理のためのプロセスフローの別の例示的な実施形態を示す図である。 [0031]本発明のシステムが実装されてもよいコンピュータプラットフォームの例示的な一実施形態を示す図である。

Claims (21)

  1. コンピュータ化されたデータストレージシステムであって、
    a.データを格納するように動作可能なストレージモジュールと、
    b.少なくとも1つのクライアントコンピュータからの要求に従って格納されたデータを修正するように動作可能な制御モジュールと、
    c.前記格納されたデータへの修正についての情報をジャーナルに格納するように動作可能であり、前記コンピュータ化データストレージシステムに関連する構成変更についての情報、および前記構成変更に関連する時間情報を前記ジャーナルに格納するようにさらに動作可能である連続データ保護モジュールとを含むコンピュータ化データストレージシステム。
  2. 構成変更についての前記格納された情報が、各構成変更に対応する回復操作についての情報を含む請求項1に記載のコンピュータ化データストレージシステム。
  3. 構成変更についての前記格納された情報を一連のイベントとして管理者に表示するように動作可能なユーザインターフェースモジュールをさらに含む請求項1に記載のコンピュータ化データストレージシステム。
  4. 前記ユーザインターフェースモジュールが、前記表示された一連のイベントに基づく回復点を前記管理者から受信するようにさらに動作可能であり、前記制御モジュールが、前記ストレージモジュール内に格納された前記データ、および前記ジャーナルに格納された前記コンピュータ化データストレージシステムに関連する構成変更についての前記情報に基づく前記回復点の前記コンピュータ化データストレージシステムの構成を復元するようにさらに動作可能である請求項3に記載のコンピュータ化データストレージシステム。
  5. 前記回復点の前記コンピュータ化データストレージシステムの前記構成が、現時点と前記回復点の間の構成変更を取り消すことによって復元される請求項4に記載のコンピュータ化データストレージシステム。
  6. 前記ストレージモジュールが少なくとも1つの仮想ストレージデバイスを含み、前記連続データ保護モジュールが、前記少なくとも1つの仮想ストレージデバイスに割り当てられた記憶ブロックについての情報を前記ジャーナルに格納するようにさらに動作可能である請求項1に記載のコンピュータ化データストレージシステム。
  7. コンピュータ化されたデータストレージシステムであって、
    a.データを格納するように動作可能なストレージモジュールと、
    b.少なくとも1つのクライアントコンピュータからの要求に従って前記格納されたデータを修正するように動作可能なコントローラモジュールと、
    c.前記格納されたデータへの変更についての情報をジャーナルに格納するように動作可能であり、前記コンピュータ化データストレージシステムに関連する検出された障害についての情報、および前記検出された障害に関連する時間情報を前記ジャーナルに格納するようにさらに動作可能である連続データ保護モジュールとを含むコンピュータ化データストレージシステム。
  8. 前記コンピュータ化データストレージシステムに関連する検出された障害についての前記格納された情報を一連のイベントとして管理者に表示するように動作可能であるユーザインターフェースモジュールをさらに含む請求項7に記載のコンピュータ化データストレージシステム。
  9. 前記ユーザインターフェースモジュールが、前記表示された一連のイベントに基づいて前記管理者から回復点を受信するようにさらに動作可能である請求項8に記載のコンピュータ化データストレージシステム。
  10. コンピュータ化データストレージシステムによって実施される方法であって、
    a.データをストレージデバイスに格納するステップと、
    b.クライアントコンピュータからデータ修正要求を受信するステップと、
    c.前記受信されたデータ修正要求に従って前記格納されたデータを修正するステップと、
    d.前記格納されたデータへの修正についての情報をジャーナルに格納するステップと、
    e.前記コンピュータ化データストレージシステムに関連する構成変更についての情報、および前記構成変更に関連する時間情報を前記ジャーナルに格納するステップとを含む。
  11. 構成変更についての前記格納された情報が、各構成変更に対応する回復操作についての情報を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 構成変更についての前記格納された情報を一連のイベントとして管理者に表示するステップをさらに含む請求項10に記載の方法。
  13. 前記表示された一連のイベントに基づく回復点を前記管理者から受信し、前記ジャーナルに格納された前記コンピュータ化データストレージシステムに関連する構成変更についての前記情報に基づいて、前記ストレージデバイスに格納された前記データ、および前記回復点の前記コンピュータ化データストレージシステムの構成を復元するステップをさらに含む請求項12に記載の方法。
  14. 前記回復点の前記コンピュータ化データストレージシステムの前記構成が、現時点と前記回復点の間の構成変更を取り消すことによって復元される請求項13に記載の方法。
  15. 前記ストレージデバイスが少なくとも1つの仮想ストレージデバイスを含み、前記方法が、前記少なくとも1つの仮想ストレージデバイスに割り当てられた記憶ブロックについての情報を前記ジャーナルに格納するステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  16. コンピュータ化データストレージシステムによって実施される方法であって、
    a.記憶媒体にデータを格納するステップと、
    b.クライアントコンピュータからデータ修正要求を受信するステップと、
    c.前記受信されたデータ修正要求に従って前記格納されたデータを修正するステップと、
    d.前記格納されたデータへの修正についての情報をジャーナルに格納するステップと、
    e.前記コンピュータ化データストレージシステムに関連する障害を検出するステップと、
    f.前記コンピュータ化データストレージシステムに関連する前記検出された障害についての情報、および前記検出された障害に関連する時間情報を前記ジャーナルに格納するステップとを含む方法。
  17. 前記コンピュータ化データストレージシステムに関連する検出された障害についての前記格納された情報を一連のイベントとして管理者に表示するステップをさらに含む請求項16に記載の方法。
  18. 前記表示された一連のイベントに基づいて回復点を前記管理者から受信するステップをさらに含む請求項17に記載の方法。
  19. a.コンピュータ化されたデータストレージシステムに格納されたデータへの修正についての情報と、
    b.前記コンピュータ化データストレージシステムに関連する構成変更についての情報および前記構成変更に関連する時間情報とを含むジャーナル。
  20. 構成変更についての前記格納された情報が、各構成変更に対応する回復操作についての情報を含む請求項19に記載のジャーナル。
  21. a.コンピュータ化されたデータストレージシステムに格納されたデータへの修正についての情報と、
    b.前記コンピュータ化データストレージシステムに関連する検出された障害についての情報および前記検出された障害に関連する時間情報とを含むジャーナル。
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