JP2008279082A - 宝石、宝石の台座への固定構造、及びその宝石を備えた眼鏡フレーム - Google Patents
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Abstract
【課題】1つの宝石でありながら、光の屈折と反射の作用により、複数枚の葉が組み合わさったクローバー等の自然物をイメージさせることのできる宝石のカット構造を提供する。
【解決手段】カットされた透光性を有する宝石1であって、宝石本体の周稜であるガードル15を上面視正四角形状に形成し、ガードルから上のクラウン10を、中央部に略平坦なテーブル11を有し周辺部にテーブルからガードルに至る傾斜部12を有する形状に形成し、ガードルから下のパビリオン20を、ガードルの上面視正四角形状の中心に軸を合致させた正四角錐状に形成し、パビリオンの各側面22に、ガードルの各辺14の中央からパビリオンの頂点であるキューレット21の近傍まで、溝断面を徐々に小さくしながら連続して延びるV溝30を形成し、ガードルの各辺の中央の一部を、クラウンの傾斜部にかけてV溝で切欠いた。
【選択図】図1
【解決手段】カットされた透光性を有する宝石1であって、宝石本体の周稜であるガードル15を上面視正四角形状に形成し、ガードルから上のクラウン10を、中央部に略平坦なテーブル11を有し周辺部にテーブルからガードルに至る傾斜部12を有する形状に形成し、ガードルから下のパビリオン20を、ガードルの上面視正四角形状の中心に軸を合致させた正四角錐状に形成し、パビリオンの各側面22に、ガードルの各辺14の中央からパビリオンの頂点であるキューレット21の近傍まで、溝断面を徐々に小さくしながら連続して延びるV溝30を形成し、ガードルの各辺の中央の一部を、クラウンの傾斜部にかけてV溝で切欠いた。
【選択図】図1
Description
本発明は、ブルートパーズ、ガーネット、アメジスト等の種々の透光性を有する宝石(例えば透明または半透明の宝石)のカット形状、その宝石に適用できる台座への固定構造、及びその宝石を備えた眼鏡フレームに関するものである。
宝石には、光輝性を高めるために様々なカットが施されている(例えば、特許文献1や特許文献2参照)。また、単一の宝石では表現できるイメージが限られることから、複数の宝石を種々の配置にレイアウトして、草花等の自然物をイメージした装飾品を作ることもよく行われている。
草花のイメージを宝石で表現する場合、従来では、個々の葉または花びらを模した複数個の宝石を組み合わせて配置している。
複数の葉を備えた植物、例えば四葉のクローバー等のイメージを宝石で表現する場合、クローバー等を表現するのに、個々の葉をイメージした4個の宝石をクローバー状に固定する必要があるため、まず、個々の葉をイメージした4つの宝石をカットする作業と、カットした4つの宝石をクローバー状に配置する4つの台座を作成する作業とが必要であり、更に4つの宝石をそれぞれ台座に固定する作業が発生する。従って、コスト高になりやすいという問題がある。
本発明は、上記事情を考慮し、1つの宝石でありながら、光の作用により、複数枚の葉が組み合わさったクローバー等の自然物をイメージさせることのできる、光輝に趣向を持たせたカット形状を備えた宝石、その宝石の台座への固定構造、及びその宝石を備えた眼鏡フレームを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、カットされた透光性を有する宝石であって、宝石本体の周稜であるガードルを上面視正多角形状に形成し、前記ガードルから上のクラウンを、中央部に略平坦なテーブルを有し周辺部に前記テーブルからガードルに至る傾斜部を有する形状に形成し、前記ガードルから下のパビリオンを、前記ガードルの上面視正多角形状の中心に軸を合致させた正角錐状に形成し、前記正角錐状のパビリオンの各側面に、前記ガードルの各辺の中央からこのパビリオンの頂点であるキューレットの近傍まで、溝断面を徐々に小さくしながら連続して延びるV溝を形成し、前記ガードルの各辺の中央の一部を、前記クラウンの傾斜部にかけて、前記V溝で切欠いたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の宝石であって、前記ガードルを上面視正四角形状に形成し、前記パビリオンを前記ガードルの形状に対応した正四角錐状に形成したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の宝石であって、前記パビリオンの各側面を、前記ガードル側から前記キューレット側に向けて凸に湾曲した凸曲面で形成し、隣接
する前記凸曲面が交わってできる稜線を、角張った凸曲線状の稜線として形成し、前記V溝の両内側面と前記凸曲面の交わる稜線を角張った稜線として形成したことを特徴とする。
する前記凸曲面が交わってできる稜線を、角張った凸曲線状の稜線として形成し、前記V溝の両内側面と前記凸曲面の交わる稜線を角張った稜線として形成したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の宝石であって、前記クラウンの傾斜部を、前記ガードルからテーブルまでをなだらかに繋ぐ凸のR曲面で構成したことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の宝石であって、前記V溝の溝底を、該V溝の両内側面をなだらかに繋ぐ凹のR曲面で形成したことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の宝石であって、前記V溝の幅と深さを、前記パビリオンの各側面の幅の減少に比例させて、前記キューレットに向かうに従い減少させたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の宝石であって、前記V溝の両内側面のなす角度を85°〜95°の範囲に設定し、前記ガードルの各辺から前記クラウンの傾斜部にかけての部分を切欠くことで形成される前記各V溝の開口の幅を、前記ガードルの1辺の長さの1/6〜1/3の範囲に設定し、前記各V溝の溝底が前記クラウンの傾斜部を切欠く位置を前記テーブルの手前までとしたことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7に記載の宝石であって、前記ガードルの1辺の長さを1としたとき、前記クラウンの高さを0.1〜0.2、前記パビリオンの高さを0.4〜0.5の範囲に設定したことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の宝石の台座への固定構造であって、前記台座の中央に、前記ガードルの形状に対応した正多角形状の穴を形成し、該穴の周囲に、前記正角錐状のパビリオンの各側面を支持する受面をそれぞれ内面に有した複数の壁部を形成し、これら隣接する壁部の境界に上下方向に延びる境界溝を形成し、前記各壁部の内面に、前記ガードルから前記クラウンの傾斜部にかけての前記V溝の開口に係合する係止爪を形成し、そして、前記受面にパビリオンを支持させながら前記宝石を台座の上に載置し、その状態で前記係止爪を内側に折り曲げることで、宝石を加締め固定したことを特徴とする宝石の台座への固定構造。
請求項10の発明の眼鏡フレームは、請求項1〜8のいずれか1項に記載の宝石が、眼鏡フレームの智またはテンプルに取付けられたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、宝石を上面から見たときに、裏面の正角錐状のパビリオンの稜線やV溝が透けて見える。特に上面のクラウンは、略平坦なテーブルと、テーブルからガードルに到る傾斜部とで構成されているので、上面の屈折や反射の影響を受けにくい状態で裏面側のカットが透けて見える。この場合、光の屈折や反射の作用で、パビリオンの各側面やV溝の側面の明るさに変化が生じることになるので、V溝は複数の葉の輪郭のように見え、稜線は葉の葉脈のように見えるようになる。
特に上面視正多角形状をなしているガードルの角部が葉の先端をイメージさせる上に、ガードルの各辺の中央の一部がV溝で切欠かれているので、V溝で仕切られた領域が1枚1枚の葉のように、際立った独立感を持って見えるようになる。この際、V溝は、上面から見た場合、中央から放射状に延びるように見え、しかも中央寄りの根元側に見える部分の幅が狭く、先端(放射方向の先端)に行くほど幅が広く見える傾向になるため、葉と葉
の境界のイメージを強く見せることができる。
の境界のイメージを強く見せることができる。
上述のように、正角錐状のパビリオンとその側面に形成したV溝の存在により、1つの宝石でありながら、複数の葉のイメージを表現することができるようになる。つまり、本発明のカット構造を採用することで、1つの宝石で、クローバーなどの複雑な形状表現を行うことが可能となる。また、1つの宝石であるから取付台座も1つでよくなるため、取り付け作業も簡単にすむようになる。従って、コストを抑制しつつ、多様なデザインを演出することができる。
なお、V溝は、キューレットの近傍まで形成しているだけであるから、宝石の破損、特にキューレット付近の破損の原因を少なくすることができる。
請求項2の発明によれば、ガードルを上面視正四角形状に形成し、パビリオンを正四角錐状に形成したので、各葉をより際立たせた四つの葉をもった植物(例えば四つ葉のクローバー)のイメージに見せることができる。
請求項3の発明によれば、前記パビリオンの各側面を、前記ガードル側から前記キューレット側に向けて凸に湾曲した凸曲面で形成し、隣接する前記凸曲面が交わってできる稜線を、角張った凸曲線状の稜線として形成し、前記V溝の両内側面と前記凸曲面の交わる稜線を角張った稜線として形成したので、上面から見た明るさの変化が自然な状態になり、かつ各葉を際立たせることができるので、実際の葉のイメージにより近づけることができる。
請求項4の発明によれば、クラウンの傾斜部を、ガードルからテーブルまでをなだらかに繋ぐ凸のR曲面で構成したので、そのR曲面に反射する光を明るい部分として見せることができ、宝石の光輝性を増すことができる。
請求項5の発明によれば、V溝の溝底を凹のR曲面で形成したので、宝石の破損の原因を少なくすることができる。
請求項6の発明によれば、前記V溝の幅と深さを、前記パビリオンの各側面の幅の減少に比例させて、前記キューレットに向かうに従い減少させたので、葉と葉の境界がより自然な形でイメージさせることができる。
請求項7の発明によれば、V溝の角度を85°〜95°の範囲に設定し、ガードル上のV溝の開口の幅をガードルの1辺の長さの1/6〜1/3の範囲に設定し、各V溝の溝底がクラウンの傾斜部を切欠く位置をテーブルの手前までとしたので、より鮮明に葉状に見せることができる。
請求項8の発明によれば、ガードルの1辺の長さを1としたとき、クラウンの高さを0.1〜0.2、パビリオンの高さを0.4〜0.5範囲に設定したので、上記の効果を際立たせることができる。
請求項9の発明によれば、台座の中央に、宝石のガードルの形状に対応した正多角形状の穴を形成し、その穴の周囲に、宝石の下面の正角錐状のパビリオンの各側面を支持する受面をそれぞれ内面に有した複数の壁部を形成し、これら隣接する壁部の境界に上下方向に延びる境界溝を形成し、各壁部の内面に、ガードルからクラウンの傾斜部にかけてのV溝の開口に係合する係止爪を形成し、そして、前記受面にパビリオンを支持させながら宝石を台座の上に載置して、その状態で係止爪を内側に折り曲げることで、宝石を加締め固定しているので、台座の境界溝の位置に葉の葉脈に見えるパビリオンの稜線が位置するこ
とになり、宝石で見せる葉のイメージを、台座のデザインにより強調することができる。また、台座の係止爪を宝石のV溝の開口に係合した状態で加締め固定しているので、宝石
を台座にしっかりと固定できるとともに、係止爪が葉の境界のイメージを強調できる。
とになり、宝石で見せる葉のイメージを、台座のデザインにより強調することができる。また、台座の係止爪を宝石のV溝の開口に係合した状態で加締め固定しているので、宝石
を台座にしっかりと固定できるとともに、係止爪が葉の境界のイメージを強調できる。
請求項10の発明によれば、前記宝石を眼鏡フレームの智またはテンプルに設けたので、1つの宝石で複数の葉を表現した装飾を有する眼鏡フレームが得られる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態の宝石の構成図で、(a)は上面図、(b)は(a)のIb−Ib矢視側面図、図2は図1(a)のII−II矢視側面図、図3はV溝をカットするカッタの断面形状(つまりV溝の断面形状に相当)を示す図、図4は宝石の底面の正面から見た図、図5は宝石の底面の斜視図である。
図1は実施形態の宝石の構成図で、(a)は上面図、(b)は(a)のIb−Ib矢視側面図、図2は図1(a)のII−II矢視側面図、図3はV溝をカットするカッタの断面形状(つまりV溝の断面形状に相当)を示す図、図4は宝石の底面の正面から見た図、図5は宝石の底面の斜視図である。
この宝石1は、すでに本発明のカット形状にカットされたブルートパーズ、ガーネット、アメジスト等の透明な単一の宝石材よりなり、宝石本体の周稜であるガードル15を、上面視正四角形状に形成してある。つまり、図1(a)に示すように、ガードル15の横辺14の長さL1と縦辺14の長さL2が等しい。各辺14は直線状に延びており、隣接する辺14の交点は、角度90°の小さいRの角部16となっている。
なお、ガードル15の各辺14は、外側に僅かに凸の曲線にしても良い。また、本実施の形態は、ガードル15の稜線部は角張って形成しているが、幅を有した面にしてもよい。
また、ガードル15から上のクラウン10は、中央部に略平坦なテーブル11を有し、周辺部にテーブル11からガードル15に至る傾斜部12を有する形状に形成してある。特にクラウン11の傾斜部12は、ガードル15からテーブル11までを、なだらかに繋ぐ凸のR曲面で構成してある。なお、テーブル11は、外側に凸の湾曲した曲面としても良い。この場合は、傾斜部の曲率より小さくすることが好ましい。
クラウン10をこのように形成することにより、光の屈折や反射の影響が少なくでき好ましい。テーブル11や傾斜部12を外側に凸の湾曲した曲面とした場合は、クラウン10から放出された光を中央に集める効果が得られるため、光輝性を増すことができる。このような形状にするカット法としては、カボションカット(ドーム状の曲面形状のカット)やバフトップカット(バフ研磨により角張った部分が無いようになだらかな曲面に研磨されたカット)などを用いることができる。
また、ガードル15から下のパビリオン20は、ガードル15の形状に対応した形状、即ち、テーブル11の中心に軸を合致させた正四角錐状に形成してあり、その正四角錐状のパビリオン20の頂点にキューレット21が形成されている。このキューレット21は、パビリオン20の先端になる部分を研磨した小さなファセット(平坦に研磨された平面)にしても良いし、先端を丸めても良い。
また、正四角錐状のパビリオン20の各側面22は、ガードル15側からキューレット21側に向けて凸に湾曲した凸円弧面(凸曲面)で形成され、隣接する凸の円弧面(側面)22が交わってできる4本の稜線23が、角張った凸曲線状の稜線として形成されている。
また、正四角錐状のパビリオン20の凸円弧面よりなる各側面22には、ガードル15の各辺14の中央からキューレット21の近傍まで、溝断面を徐々に小さくしながら連続
して延びるV溝30が形成されており、V溝30の両内側面と各側面22の交わる稜線32が角張った稜線として形成されている。V溝30は、その幅と深さを、パビリオン20の側面22の幅の減少に比例させて、キューレット21に向かうに従い減少させるとより好ましい。
して延びるV溝30が形成されており、V溝30の両内側面と各側面22の交わる稜線32が角張った稜線として形成されている。V溝30は、その幅と深さを、パビリオン20の側面22の幅の減少に比例させて、キューレット21に向かうに従い減少させるとより好ましい。
また、ガードル15の各辺14の中央の一部は、クラウン10の傾斜部12にかけての範囲にわたり、V溝30で切欠かれている。このV溝30の内面と傾斜部12の交わる稜線33は、上方から見てV字形に見える。V溝30の溝底31は、V溝30の両内側面をなだらかに繋ぐ凹のR曲面で形成されている。
具体的な寸法関係について述べる。
V溝30の両内側面のなす角度θ(図3のカッタ70の角度に等しい)は、85°〜95°の範囲に設定されており、本実施形態では90°に設定されている。また、ガードル15の各辺14からクラウン10の傾斜部12にかけての部分を切欠くことで形成される各V溝30の開口(切り口)の幅L5は、ガードル15の1辺の長さL1(=L2)の1/6〜1/3の範囲に設定されている。より好ましくは1/5〜1/4である。また、各V溝30の溝底31がクラウン10の傾斜部12を切欠く位置は、テーブル11の手前までと規制されている。また、パビリオン20の高さは、ガードル15の1辺の長さL1=L2の1/2以下に設定されている。
V溝30の両内側面のなす角度θ(図3のカッタ70の角度に等しい)は、85°〜95°の範囲に設定されており、本実施形態では90°に設定されている。また、ガードル15の各辺14からクラウン10の傾斜部12にかけての部分を切欠くことで形成される各V溝30の開口(切り口)の幅L5は、ガードル15の1辺の長さL1(=L2)の1/6〜1/3の範囲に設定されている。より好ましくは1/5〜1/4である。また、各V溝30の溝底31がクラウン10の傾斜部12を切欠く位置は、テーブル11の手前までと規制されている。また、パビリオン20の高さは、ガードル15の1辺の長さL1=L2の1/2以下に設定されている。
より具体的な数値について挙げると、ガードル15の1辺の長さL1を「1」としたとき、クラウン10の高さL3は「0.1〜0.2」、パビリオン20の高さL4は「0.4〜0.5」、ガードル1の各辺14からクラウン10の傾斜部12にかけての部分を切欠く各V溝30の開口の深さL6は「0.05〜0.1」の範囲に設定されている。
因みに一例としてあげる宝石の場合、ガードル15の1辺の長さL1が6mmであり、L3=0.81mm、L4=2.65mm、L5=1.26mm、L6=0.45mmに設定されている。また、テーブル11の曲率半径R1=20.24mm、傾斜部12の曲率半径R2=1.2mm、パビリオン20の側面22の曲率半径R3=6.4mm、V溝30の溝底31の曲率半径R4=0.1mmに設定されている。
図6は、正面からの見え方を説明するための領域区分を示す図である。
宝石の下面(パビリオン20)と上面(クラウン10)の形状の影響による見え方の傾向の近い領域を図6のように区分する。
宝石の下面(パビリオン20)と上面(クラウン10)の形状の影響による見え方の傾向の近い領域を図6のように区分する。
この図において、この宝石が表現する4枚の葉の内の1枚の葉は、Atl、Asl、Btr、Bsr、Agtl、Agsl、Agbt、Agbs、Bgtr、Bgsr、Bgbt、Bgbsで表現される。同様にその隣りの葉は、Btl、Bsl、Ctr、Csr、Bgtl、Bgsl、Bgbt、Bgbs、Cgtr、Cgsr、Cgbt、Cgbsで表現される。同様にその隣りの葉は、Ctl、Csl、Dtr、Dsr、Cgtl、Cgsl、Cgbt、Cgbs、Dgtr、Dgsr、Dgbt、Dgbsで表現される。同様にその隣りの葉は、Dtl、Dsl、Atr、Asr、Dgtl、Dgsl、Dgbt、Dgbs、Agtr、Agsr、Agbt、Agbsで表現される。
ここでは、次のように符号を付けている。
4つの側面に対応した領域 :A、 B、 C、 D
反射領域 :Ar、 Br、 Cr、 Dr
テーブル部領域(右):Atr、 Btr、 Ctr、 Dtr
テーブル部領域(左):Atl、 Btl、 Ctl、 Dtl
傾斜部領域(右):Asr、 Bsr、 Ctr、 Dsr
傾斜部領域(左):Asl、 Bsl、 Csl、 Dsl
4つの側面に対応した領域 :A、 B、 C、 D
反射領域 :Ar、 Br、 Cr、 Dr
テーブル部領域(右):Atr、 Btr、 Ctr、 Dtr
テーブル部領域(左):Atl、 Btl、 Ctl、 Dtl
傾斜部領域(右):Asr、 Bsr、 Ctr、 Dsr
傾斜部領域(左):Asl、 Bsl、 Csl、 Dsl
《溝:テーブル部側》
テーブル部側 溝斜面領域(右):Agtr、Bgtr、Cgtr、Dgtr
テーブル部側 溝斜面領域(左):Agtl、Bgtl、Cgtl、Dgtl
テーブル部側 溝底 領域 :Agbt、Bgbt、Cgbt、Dgbt
テーブル部側 溝斜面領域(右):Agtr、Bgtr、Cgtr、Dgtr
テーブル部側 溝斜面領域(左):Agtl、Bgtl、Cgtl、Dgtl
テーブル部側 溝底 領域 :Agbt、Bgbt、Cgbt、Dgbt
《溝:傾斜部側》
傾斜部側 溝斜面領域(右):Agsr、Bgtr、Cgsr、Dgsr
傾斜部側 溝斜面領域(左):Agsl、Bgsl、Cgsl、Dgsl
傾斜部側 溝底 領域 :Agbs、Bgbs、Cgbs、Dgbs
傾斜部側 溝斜面領域(右):Agsr、Bgtr、Cgsr、Dgsr
傾斜部側 溝斜面領域(左):Agsl、Bgsl、Cgsl、Dgsl
傾斜部側 溝底 領域 :Agbs、Bgbs、Cgbs、Dgbs
ここで、1枚の葉について注目すると、各領域(Atl、Asl、Btr、Bsr、Agtl、Agsl、Agbt、Agbs、Bgtr、Bgsr、Bgbt、Bgbs)は、次のような特徴を有している。
(1)上面が、比較的平らなテーブル11とその周囲の傾斜が急な傾斜部12とからなっている影響により、傾斜部12側の領域(Asl、Bsr、Agsl、Agbs、Bgsr、Bgbs)と、テーブル11側の領域(Atl、Btr、Agtl、Agbt、Bgtr、Bgbt)とでは明るさに違いが生じやすい。
(2)下面が、稜線23を境に向きが大きく異なっている影響により、稜線右側(Btr、Bsr)と稜線左側(Atl、Asl)とでは、明るさに違いが生じやすい。
(3)下面にV溝30が形成されている影響により、溝領域(Agtl、Agsl、Agbt、Agbs、Bgtr、Bgsr、Bgbt、Bgbs)とその溝領域に隣接する領域(Atl、Asl、Btr、Bsr)とでは、明るさに違いが生じやすい。
(4)V溝30は断面V字状に形成され、かつ、溝底31が丸まっている影響により、1つのV溝30における右側溝斜面領域(Agtr、Agsr)と左側溝斜面領域(Agtl、Agsl)と溝底領域(Agbt、Agbs)とでは明るさに違いが生じやすい。
(5)下面に稜線23がある影響により、線状に明るさの違う部分が生じやすい。
(6)上面のテーブル11及び傾斜部12の形状の影響により、傾斜部12に沿った方向に反射による明るく見える部分が生じやすい。特に、傾斜部12は、テーブル11に対して傾斜し湾曲しているので、テーブル11と傾斜部12の境界からその少し外側の領域(Ar、Br、Cr.Dr)で明るい部分が生じやすい。
(7)上面及び下面が湾曲している影響により、各領域内及び隣接する領域間で明るさが連続的に変化して見えやすい。また各領域内で明るさのむらも生じやすい。
以上の見え方の特徴と正面視輪郭形状の相乗効果により、1つの宝石で複数の葉を表現できる。即ち、
・上記(3)、(4)、「V溝30の正面側開口(切口)」とで、葉の輪郭が表現される。
・上記(2)、(5)とで、葉の中心の葉脈が表現される。
・上記(1)、(6)、(7)とで、葉の湾曲やツヤが表現される。
・上記(3)、(4)、「V溝30の正面側開口(切口)」とで、葉の輪郭が表現される。
・上記(2)、(5)とで、葉の中心の葉脈が表現される。
・上記(1)、(6)、(7)とで、葉の湾曲やツヤが表現される。
葉の輪郭が表現されるには、溝部が明るく見えとより好ましい。宝石の正面から見て溝
部が明るく見えるには、斜め上方から宝石に入射した光が直接もしくは内部反射して溝部斜面に当たり、正面方向に出射される必要がある。
部が明るく見えるには、斜め上方から宝石に入射した光が直接もしくは内部反射して溝部斜面に当たり、正面方向に出射される必要がある。
しかしながら、本発明のようにV溝30を形成した場合、入射して直接溝部斜面に当たった光は、正面方向にあまり反射しないため、パビリオン20の角錐状面に一度内部反射した光が溝部斜面に当たり正面方向に反射する光を多くすることが好ましい。
例えば、角錐面B側の辺と垂直方向で斜め上45度から光を照射した場合(照射方向I)は、溝領域Dg(Dgtl、Dgsl、Dgbt、Dgbs、Dgtr、Dgsr)が最も明るく見え、続いて溝領域Ag(Agtl、Agsl、Agbt、Agbs、Agtr、Agsr)と溝領域Cg(Cgtl、Cgsl、Cgbt、Cgbs、Cgtr、Cgsr)が明るく見える。溝領域Dgが明るく見えるのには、角錐面Aまたは角錐面Cで内部反射して溝Dに当たった光が大きく影響している。溝領域AgとCgが明るく見えるのには、角錐面BまたはDで内部反射して溝Aまたは溝Dに当たった光が大きく影響している。
また、角錐面AとBの稜線を含め平面内で斜め上45度から光を照射した場合(照射方向II)は、溝領域CgとDgが最も明るく見え、続いて溝領域Agと溝領域Bg(Bgtl、Bgsl、Bgbt、Bgbs、Bgtr、Bgsr)が明るく見える。溝領域Cgが明るく見えるのには、角錐面Bまたは角錐面Dで内部反射して溝Cに当たった光が大きく影響している。同様に溝領域Dgが明るく見えるのには、角錐面Aまたは角錐面Cで内部反射して溝Dに当たった光が大きく影響している。溝領域Agが明るく見えるのには、角錐面Bで内部反射して溝Aに当たった光が大きく影響している。同様に溝領域Bgが明るく見えるのには、角錐面Aで内部反射して溝Bに当たった光が大きく影響している。
この例からわかるように、溝領域の明るさには、角錐面での内部反射が大きく影響している。したがって、角錐面の面積を適度に残すように溝部の幅を決めることが好ましい。水平方向における好ましい溝の幅は、角錐面の幅に対する溝幅の比率が、1/6〜1/3の範囲に設定すると良い。より好ましくは1/5〜1/4である。なお角錐面の幅は下側に行くほど狭くなるので、溝幅も前記範囲内の幅で狭くなるようにすることが好ましい。例えば同じ角度のカッタを用いる場合は下に行くほど深さを浅くするとよい。
溝の角度は、角度が狭いと前記溝幅の範囲内にするためにより深く切り込まなければならないため、宝石の強度が弱くなり、また正面から見て明るく見える面積も小さくなる。また、角度が広いと隣接する面との明るさの差が出にくい。溝の角度は85°〜95°の範囲に設定することが好ましく、より好ましくは90°である。
溝の形成方向は、角錐面の湾曲に合わせてカーブさせて形成することが好ましい。角錐面、溝部がカーブしていることにより、様々な光の入射方向においても、溝部に明るい部分が生じやすくなる。
以上の説明のように、宝石1を上面から見たときに、裏面の正角錐状のパビリオン20の稜線23やV溝30が透けて見える。特に上面のクラウン10には、屈折に低影響のカット(バフトップカットやカボション)が施されているので、裏面側のカットが透けてよく見える。この場合、光の屈折や反射の作用で、パビリオン20の各側面22やV溝30の側面の明るさに変化が生じることになるので、V溝30は複数の葉の輪郭のように見え、稜線は葉の葉脈のように見えるようになる。
特に上面視正多角形状をなしているガードル15の角部16が葉の先端をイメージさせる上に、ガードル15の各辺14の中央の一部がV溝30で切欠かれているので、V溝3
0で仕切られた領域が1枚1枚の葉のように、際立った独立感を持って見えるようになる。この際、V溝30は、上面から見た場合、中央から放射状に延びるように見え、しかも中央寄りの根元側に見える部分の幅が狭く、先端(放射方向の先端)に行くほど幅が広く見える傾向にあるため、葉と葉の境界のイメージを強く見せることができる。
0で仕切られた領域が1枚1枚の葉のように、際立った独立感を持って見えるようになる。この際、V溝30は、上面から見た場合、中央から放射状に延びるように見え、しかも中央寄りの根元側に見える部分の幅が狭く、先端(放射方向の先端)に行くほど幅が広く見える傾向にあるため、葉と葉の境界のイメージを強く見せることができる。
このように、正角錐状のパビリオン20とその側面22に形成したV溝30の存在により、1つの宝石でありながら、複数の葉のイメージを表現することができるようになる。つまり、本発明のカット構造を採用することで、1つの宝石で、クローバーなどの複雑な形状表現を行うことが可能となる。また、1つの宝石であるから取付台座も1つでよくなるため、取り付け作業も簡単にすむようになる。従って、コストを抑制しつつ、多様なデザインを演出することができる。
図14は正面から見た写真であり、四つ葉のクローバー状に見えることが分かる。
また、上記実施形態では、V溝30がキューレット21の近傍で止まっているので、キューレット21付近での破損の原因を少なくすることができる。
また、パビリオン20の各側面22を、ガードル15側からキューレット21側に向けて凸に湾曲した凸円弧面で形成し、隣接する凸円弧面が交わってできる稜線を、角張った凸曲線状の稜線として形成し、V溝の両内側面と凸円弧面の交わる稜線を角張った稜線として形成したので、上面から見た明るさの変化が自然な状態になり、かつ各葉を際立たせることができるので、実際の葉のイメージにより近づけることができる。
また、V溝30の幅と深さを、パビリオン20の各側面22の幅の減少に比例させて、キューレット21に向かうに従い減少させたので、葉と葉の境界がより自然な形でイメージさせることができる。
図7は上述の宝石1を載置する台座100の構成を示し、図8は宝石1を台座100に固定した状態を示している。この台座100は、中央に、宝石1のガードル15の形状に対応した正多角形状の穴105を形成し、穴105の周囲に、正角錐状のパビリオン20の各側面22を支持する受面101aをそれぞれ内面に有した複数の壁部101を形成し、これら隣接する壁部101の境界に上下方向に延びる境界溝102を形成し、各壁部101の内面に、ガードル15からクラウン10の傾斜部12にかけてのV溝30の開口に係合する係止爪103を形成した構造をなしている。104は、台座100を眼鏡フレーム等に固定するための係合凸部である。
この台座100に宝石1を固定する場合は、受面101aにパビリオン20を支持させながら宝石1を台座100の上に載置し、その状態で係止爪103を内側に折り曲げる。そうすることで、宝石1を台座100に加締め固定することができる。このように加締め固定すると、係止爪103とV溝30とが係合しているため、しっかりと固定できる。
図9は宝石1と台座100を眼鏡フレーム200に固定した例を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、図10は眼鏡フレーム200の左側面図、図11は眼鏡フレームの要部拡大図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。
眼鏡フレーム200に宝石1を取り付ける場合、フロントの両側にある智202の外側面に台座100を取り付けるのがよい。そうすれば、テンプル203を智202に接続するヒンジ204の前側に宝石1が位置し、見栄えが良くなる。
また、眼鏡が装用された状態で、装用者の頭部に遮られることなく前記台座の穴105
から光が入射しやすいため、宝石1の輝きを増すことができる。なお、テンプル203の前方に宝石1と台座100を配置しても同様の効果を期待できる。
から光が入射しやすいため、宝石1の輝きを増すことができる。なお、テンプル203の前方に宝石1と台座100を配置しても同様の効果を期待できる。
なお、上記実施形態では、クラウン10のテーブル11を、僅かな曲率の凸曲面状に形成すると共に傾斜部12を凸のR曲面で構成した場合を示したが、図12に示す宝石1Bのように、テーブル11を平坦面で構成してもよい。
また、上記実施形態では、宝石の輪郭形状が正四角形の場合を示したが、図13に示すように、正三角形状であっても、類似の効果を奏することを期待できる。また、図示していないが、同様に正五角形状やそれ以上の正多角形状にしてもよい。
また、上記実施形態では、透光性を有する宝石として、透明な宝石の場合を示したが、半透明の宝石においても、類似の効果を奏することが期待できる。
1 宝石
10 クラウン
11 テーブル
12 傾斜部
14 辺
15 ガードル
16 角部
21 キューレット
22 側面(凸円弧面、凸曲面)
23 稜線
30 V溝
31 溝底
32 稜線
100 台座
101 壁部
101a 受面
102 境界溝
103 係止爪
10 クラウン
11 テーブル
12 傾斜部
14 辺
15 ガードル
16 角部
21 キューレット
22 側面(凸円弧面、凸曲面)
23 稜線
30 V溝
31 溝底
32 稜線
100 台座
101 壁部
101a 受面
102 境界溝
103 係止爪
Claims (10)
- カットされた透光性を有する宝石であって、
宝石本体の周稜であるガードルを上面視正多角形状に形成し、
前記ガードルから上のクラウンを、
中央部に略平坦なテーブルを有し周辺部に前記テーブルからガードルに至る傾斜部を有する形状に形成し、
前記ガードルから下のパビリオンを、
前記ガードルの上面視正多角形状の中心に軸を合致させた正角錐状に形成し、
前記正角錐状のパビリオンの各側面に、前記ガードルの各辺の中央からこのパビリオンの頂点であるキューレットの近傍まで、溝断面を徐々に小さくしながら連続して延びるV溝を形成し、
前記ガードルの各辺の中央の一部を、前記クラウンの傾斜部にかけて、前記V溝で切欠いたことを特徴とする宝石。 - 請求項1に記載の宝石であって、
前記ガードルを上面視正四角形状に形成し、前記パビリオンを前記ガードルの形状に対応した正四角錐状に形成したことを特徴とする宝石。 - 請求項1または2に記載の宝石であって、
前記パビリオンの各側面を、前記ガードル側から前記キューレット側に向けて凸に湾曲した凸曲面で形成し、隣接する前記凸曲面が交わってできる稜線を、角張った凸曲線状の稜線として形成し、前記V溝の両内側面と前記凸曲面の交わる稜線を角張った稜線として形成したことを特徴とする宝石。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の宝石であって、
前記クラウンの傾斜部を、前記ガードルからテーブルまでをなだらかに繋ぐ凸のR曲面で構成したことを特徴とする宝石。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の宝石であって、
前記V溝の溝底を、該V溝の両内側面をなだらかに繋ぐ凹のR曲面で形成したことを特徴とする宝石。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の宝石であって、
前記V溝の幅と深さを、前記パビリオンの各側面の幅の減少に比例させて、前記キューレットに向かうに従い減少させたことを特徴とする宝石。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の宝石であって、
前記V溝の両内側面のなす角度を85°〜95°の範囲に設定し、前記ガードルの各辺から前記クラウンの傾斜部にかけての部分を切欠くことで形成される前記各V溝の開口の幅を、前記ガードルの1辺の長さの1/6〜1/3の範囲に設定し、前記各V溝の溝底が前記クラウンの傾斜部を切欠く位置を前記テーブルの手前までとしたことを特徴とする宝石。 - 請求項7に記載の宝石であって、
前記ガードルの1辺の長さを1としたとき、前記クラウンの高さを0.1〜0.2、前記パビリオンの高さを0.4〜0.5の範囲に設定したことを特徴とする宝石。 - 請求項1〜8のいずれか1項に記載の宝石の台座への固定構造であって、
前記台座の中央に、前記ガードルの形状に対応した正多角形状の穴を形成し、該穴の周
囲に、前記正角錐状のパビリオンの各側面を支持する受面をそれぞれ内面に有した複数の壁部を形成し、これら隣接する壁部の境界に上下方向に延びる境界溝を形成し、前記各壁部の内面に、前記ガードルから前記クラウンの傾斜部にかけての前記V溝の開口に係合する係止爪を形成し、そして、前記受面にパビリオンを支持させながら前記宝石を台座の上に載置し、その状態で前記係止爪を内側に折り曲げることで、宝石を加締め固定したことを特徴とする宝石の台座への固定構造。 - 請求項1〜8のいずれか1項に記載の宝石が、眼鏡フレームの智またはテンプルに取付けられたことを特徴とする眼鏡フレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007126157A JP2008279082A (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | 宝石、宝石の台座への固定構造、及びその宝石を備えた眼鏡フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007126157A JP2008279082A (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | 宝石、宝石の台座への固定構造、及びその宝石を備えた眼鏡フレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008279082A true JP2008279082A (ja) | 2008-11-20 |
Family
ID=40140408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007126157A Pending JP2008279082A (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | 宝石、宝石の台座への固定構造、及びその宝石を備えた眼鏡フレーム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008279082A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018158102A (ja) * | 2017-03-21 | 2018-10-11 | オメガ・エス アー | 宝石及びその製造方法 |
-
2007
- 2007-05-10 JP JP2007126157A patent/JP2008279082A/ja active Pending
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