JP2008278879A - 動物の糞取り器 - Google Patents

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哲雄 河村
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Abstract

【課題】動物の糞を地面に落ちる前に回収する糞取り器であって、糞を回収する袋を簡単且つ確実に取り付けることができ、さらに、糞を回収した袋を容易に取り外すことができる糞取り器を提供する。
【解決手段】動物の糞を袋で受けて回収する糞取り器であって、アーム部10と、糞を収納する袋40がセットされるリング部であって、該アーム部の一方の端部に支持部30を介して取り付けられているリング部20とを備え、袋40をリング部に保持する袋保持部21が、該リング部に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、犬等の動物の糞を回収する糞取り器に関する。
近年のペットブームの影響により、犬等のペットを街中で散歩させる人がますます増えている。それに伴い、散歩の途中で犬が糞をした際には、それを回収して持ち帰るというマナーが飼い主に強く求められている。
通常、犬が糞をすると、飼い主は、手袋やポリ袋をはめた手で、地面に落とされた糞を拾って回収している。しかしながら、回収の際にはしゃがむ必要があるため、飼い主にとっての肉体的負担は少なくない。また、糞が一旦地面に落ちてしまうと、糞を概ね回収できたとしても、一部が地面にこびり付いて残ってしまうこともある。特に、犬が草むらや砂利の上に糞をしてしまった際には、糞のこびりつきを取ることは困難である。そのような事態を避けるために、犬が糞をしようとするときに予め新聞紙等を敷いておく飼い主もいるが、散歩のために持ち歩く荷物が増えてしまう。また、糞が緩い場合には、糞の回収自体が困難になる。
このような問題を解決するために、これまでに様々な糞取り用の器具が提案されている。関連する技術として、特許文献1には、柄と柄の先端に開閉可能な状態で取り付けられた2つのリング(袋支持具)からなる犬の糞取り器が開示されている。この糞取り器においては、犬の糞を受けるための袋を、2つのリングの間に挟み込むことにより固定している。しかしながら、この糞取り器においては、袋の取り付け作業が面倒である。また、薄い袋を使用する場合には、袋がリングから滑り落ちてしまうおそれもある。
また、特許文献2には、柄の先端に固定された枠にポリ袋を取り付け、このポリ袋に犬の糞を受けるようにした犬用糞取り器が開示されている。この犬用糞取り器においては、ポリ袋を安定して支持させるために、枠の所定の位置にワイヤーを張設している。しかしながら、この糞取り器においては、使用可能な袋が、スーパー等において用いられる提げ手付のポリ袋(所謂レジ袋)に限られてしまう。また、袋の取り付け方法や取り外し方法が煩雑であり、準備に手間取ってしまうおそれがある。
さらに、特許文献3には、袋の縁をリングフレームの内側から外側に折り込み、クリップによって止着する動物糞回収具が開示されている。しかしながら、この袋の止着方法も面倒であり、準備に手間取ってしまうおそれがある。また、袋の取り外し作業もやはり面倒であり、クリップによる止着力が強い場合には、袋が破れてしまうおそれもある。
特開平11−155410号公報 特開2006−238776号公報 実開平6−34449号公報
このように様々な提案が為されているにもかかわらず、使い勝手が良くないために、糞取り器はほとんど普及していない。そのため、多くの犬の飼い主が、未だに糞を手で回収しており、糞による道路や芝生等の汚れも依然として解消していない。
そこで、上記の問題点に鑑み、本発明は、動物の糞を地面に落ちる前に回収する糞取り器であって、糞を収納する袋を簡単且つ確実に取り付けることができ、さらに、糞を収納した袋を容易に取り外すことができる糞取り器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の1つの観点に係る動物の糞取り器は、動物の糞を袋で受けて回収する糞取り器であって、柄と、糞を収納する袋がセットされる枠体であって該柄の一方の端部に支持部材を介して取り付けられている枠体とを備え、糞を収納する袋を枠体に保持する保持部が、該枠体に設けられている。
それにより、糞を収納する袋を枠体に確実にセットすることができる。
ここで、保持部は、糞を収納する袋を枠体に挟むように構成されている。それにより、袋の取り付け及び取り外しを容易に行うことができる。
また、糞を収納する袋を挟む枠体の向かい合う2つの端面の内の少なくとも一方に、磁石を配置しても良い。それにより、袋をさらに確実に保持できるようになる。
或いは、上記枠体が、保持部として少なくとも1箇所に切り込みが設けられた1つ又は複数の袋保持部材と、該袋保持部材を支持する支持部材とを含んでも良い。また、上記枠体が、保持部として隣り合う端部が互いに当接するように配置された1つ又は複数の袋保持部材と、該袋保持部材を支持する支持部材とを含んでも良い。さらに、上記枠体が、保持部として隣り合う端部が重なり合うように配置された1つ又は複数の袋保持部材と、該袋保持部材を支持する支持部材とを含んでも良い。
このように、保持部を、袋保持部材の切り込みや、袋保持部材の隣り合う端部が互いに当接している面の間や、袋保持部材の隣り合う端部の重なり部分の間に袋を挟み込むように構成することにより、袋の枠体への取り付け及び取り外しが容易となる。
これらの袋保持部材を弾性材料によって形成することにより、袋の挟み込み及び取り外しがさらに容易になると共に、袋が枠体から滑って外れるのを抑制することができる。
上記枠体は環形状であっても良く、それにより、糞をしようとする動物の向きにかかわらず、枠体にセットされた袋に糞を確実に受けることができる。
また、枠体を柄に対して回動可能な状態で支持することにより、枠体を柄の側に倒して、糞取り器をコンパクトに収納することが可能になる。
さらに、柄を伸縮可能とすると共に、糞取り器の使用状態において、枠体を柄に対して90度より大きく180度未満の角度で取り付けることにより、ユーザは、立ったままの姿勢で、犬等の動物の尻の下に糞取り器を差し入れることができる。また、糞取り器を使用していない間には、柄を縮めてコンパクトに収納することができる。
柄に発光ダイオード等の照明装置をさらに備えることにより、早朝や夜間の散歩のように周囲が薄暗い場合であっても、糞取り器を的確な位置にセットして、糞を確実に受け止めることができる。
本発明によれば、枠体の一部に袋を挟み込むことにより、枠体にセットされる袋を保持するので、枠体への袋の取り付けが簡単且つ確実であり、取り外しも容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る糞取り器を示す斜視図であり、図1は、同側面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る糞取り器1は、アーム部10及びリング部20を備えている。
アーム部10は、筒体11a〜11cを含む多段伸縮式の柄である。これらの筒体11a〜11cは、望ましくは、アルミニウム等の軽量の金属又は合金によって形成されている。図2に示すように、筒体11aには、そこに挿入される筒体11bの抜けを防ぐためのストッパー12aが設けられており、筒体11bには、そこに挿入される筒体11cの抜けを防ぐためのストッパー12bが設けられている。なお、本実施形態においては、3段伸縮式を採用しているが、段数は特に限定されず、2段であっても4段以上であっても良い。
また、各筒体11a〜11cの端部付近には、アーム部が収縮している状態、及び、アーム部が伸張している状態をそれぞれ維持するためのロック機構と、それらの状態を解除するためのロック解除機構とが設けられている(共に、図示略)。ロック機構及びロック解除機構としては、様々な構造を採用することができる。ロック機構としては、例えば、一方の筒体に形成された開口に、他方の筒体に設けられた突起を嵌め込む構造が挙げられる。また、ロック解除機構としては、ボタン等を用いて、上記突起を押し出して開口からずらす構造が挙げられる。
アーム部10の一方の端部には、例えば樹脂材料によって形成されたグリップ部13が取り付けられている。このグリップ部13の先端には、環状やフック状等の形状を有する吊り下げ部14が設けられている。また、グリップ部13には、LED等の照明装置15が、アーム部10の他端を照らす向き(リング部20が取り付けられている方向)に設けられており、さらに、照明装置15に電気を供給する電池(例えば乾電池)16が内蔵されている。
また、アーム部10の他方の端部には、先端キャップ17が取り付けられている。
このようなアーム部10の長さは、ユーザが立ったままの姿勢でグリップ部を握った場合に、先端キャップ17の下端が地面に達するように、伸張させた状態で、75cm程度〜105cm程度とすることが好ましい。
リング部20は、糞を受ける袋が取り付けられる枠体であり、例えば、ポリプロピレン等の樹脂材料のように、弾性変形が可能な材料によって形成されている。
リング部20の大きさ(直径)は特に限定されないが、後述するように、リング部20の内側に動物に糞をさせるため、対象とする動物の大きさに応じてリング部を設計することが好ましい。例えば、小型犬に対して糞取り器1を使用する場合には、リングの内径を10cm程度とする。また、中型犬や大型犬に対しては、リング部20の内径を、例えば13cm程度〜15cm程度と、さらに大きくすると良い。
図3の(a)及び(c)は、リング部20を示す平面図であり、図3の(b)は、リング部20の一部を示す側面図である。
図3の(a)に示すように、リング部20の円周上の一部には、袋保持部21が設けられている。袋保持部21は、リング部20の一部を切断し、それによって現れる両方の端面20a及び20b(図3の(c)参照)に、磁石22a及び22bを、互いに引き合う向きとなるようにそれぞれ取り付けたものである。図3の(b)には、一方の端面20aに磁石22aが取り付けた様子が示されている。
磁石22a及び22bの取り付け方は特に限定されない。例えば、図3に示すように、端面20a及び20bに凹部を形成し、そこに磁石22a及び22bをそれぞれ埋め込み、端面20a及び20bと磁石22a及び22bの表面との高さをそれぞれ揃えても良い。或いは、端面20a及び20bに磁石22a及び22bをそれぞれ貼り付けて、端面20a及び20bから磁石22a及び22bの表面を若干突出させても良い。なお、袋保持部21に保持される袋を保護するために、端面20a及び20bや磁石22a及び22bの角を削っても良いし、角を含む端面を樹脂材料等によって覆っても良い。
磁石22a及び22bとしては、一般的な永久磁石(希土類永久磁石等)が用いられる。
図3の(a)に示すように、通常、端部23aと端部23bとは、磁石22a及び22bの磁力(引力)によって互いに接続している。ここで、端部23a及び23bとは、リング部20の端面20a及び20bと磁石22a及び22bとの内、より突出している方のことである。
先にも述べたように、リング部20は弾性変形可能な材料によって形成されているので、袋保持部21に対して磁力に抗する方向の力を加えることにより、図3の(c)に示すように、端部23aと端部23bとを互いに離すことができる。
再び図2を参照すると、このようなリング部20は、支持部30に固着されている。
支持部30は、角度θで屈曲した形状を有しており、先端キャップ17及び筒体11cを貫通する軸部31により、アーム部10に軸着されている。それにより、リング部20は、アーム部10に対して角度θを為す位置(使用状態)から、図2の破線に示す折りたたまれた位置(収納状態)まで、回動可能な状態で支持される。
また、支持部30及び先端キャップ17には、リング部20の使用状態及び収納状態をそれぞれ維持するためのロック機構と、それらの状態を解除するためのロック解除機構とが設けられている(いずれも、図示略)。ロック機構及びロック解除機構としては、様々な構造を採用することができる。ロック機構としては、例えば、支持部30に形成された開口に、先端キャップ17に設けられた突起を嵌入する構造が挙げられる。また、ロック解除機構としては、ボタン等を用いて、上記突起を押し出して開口からずらす構造が挙げられる。
ここで、角度θは、90度より大きく180度未満の所望の値で設計できる。好ましくは、後述するように、ユーザの立ち位置と動物の位置との関係から、角度θを約110度以上約160度以下とし、さらに好ましくは、約115度以上約155度以下とする。また、リング部20の使用状態を維持するロック機構を、ユーザの身長やアーム部10の長さに応じて、0度以上θ以下の範囲で段階的にリング部20をロックできるように設計しても良い。
図4は、糞取り器1を収納した状態を示している。図2に示す使用状態から、アーム部10を収縮させると共に、リング部20をアーム部10側に倒すことにより、糞取り器1をこのようにコンパクトに収納することができる。この状態で、アーム部10全体の長さは、例えば30cm程度となる。
次に、図5及び図6を参照しながら、糞取り器1の使用方法について、散歩中に犬の糞を回収する場合を例として説明する。なお、通常、ユーザは、図4に示す収納状態で糞取り器1を持ち歩く。
犬が排便しようとする仕草を示すと、ユーザは、回収準備として、糞取り器1のリング部20を開き、糞を回収する袋を取り付ける。回収袋としては、使い捨て可能な袋であれば特に限定されないが、使い易さと安価であるという点から、市販又はスーパー等において配布されるポリ袋や、所謂レジ袋等を利用することが好ましい。
まず、図5の(a)に示すように、リング部20の内側に、開口部を上側に向けた状態で回収袋40を通す。次に、図5の(b)に示すように、リング部20の袋保持部21を開き、端部23aと端部23bとの間に回収袋40の一部を挟み込む。そして、図5の(c)に示すように、回収袋40の開口部をリング部20の外側に折り返す。
次に、アーム部10を伸張させ、図6に示すように、犬が便意を催してしゃがんだり、ふんばったりしたときに、回収袋40を取り付けたリング部20を犬の尻の下に置く。そして、犬が排便を終えると、リング部20の外側に折り返されている回収袋40の開口部を元に戻し、袋保持部21に保持されている回収袋40の部分を引っ張って外す。さらに、回収袋40の口を縛って持ち帰る。また、糞取り器1のアーム部10を収縮させて再び収納状態(図2)に戻す。
以上説明したように、本実施形態によれば、リング部20の一部に、磁石22a及び22bを利用して回収袋40を挟み込む袋保持部21を設けるので、回収袋40をリング部20に簡単且つ確実に取り付けることができる。そのため、糞の回収作業の途中においても、回収袋40がリング部20から外れてしまうことはない。また、袋保持部21は、端部23a及び23bを対面接続させただけの簡単な形状となっているので、回収袋40を引っ張ることにより、回収袋40を袋保持部21から容易に取り外すことができる。
また、本実施形態によれば、ユーザは立ったままの姿勢で糞を回収することができるので、ユーザの身体的負担を低減することができる。
さらに、アーム部10とリング部20との間に角度θがついているので、リング部20を動物の尻の下に差し入れ、地面の上に載置した状態で排便を待つことができる。即ち、リング部20の位置を安定させることができるので、宙に浮かせて保持する場合に比較して、糞を確実に受け止めることができる。また、動物の尻に器具を直接あてがうものと異なり、動物は自然な状態で排便することができる。
加えて、アーム部10を縮め、リング部20を折りたたむことにより、糞取り器1をコンパクトに収納できるので、散歩の際の携帯にも便利である。また、吊り下げ部14が備えられているので、糞取り器1を様々な場所に収納することもできる。
さらに、早朝や夜間においても、グリップ部13に設けられた照明装置15によってリング部20周辺を照明することにより、動物の糞を確実にリング部20内に受けることが可能になる。
以上説明した本実施形態においては、リング状の枠体(リング部20)を採用しているが、枠体の形状は特に限定されず、楕円、六角形、四角形等、様々な形状を採用することができる。
また、本実施形態においては、樹脂材料によって形成されたリングの一部を切断することにより袋保持部を形成したが、袋保持部の形成方法はこれに限定されない。例えば、棒状の部材の両端部に磁石を取り付け、棒状の部材を湾曲させ、両端部を対面させることにより、袋保持部を形成しても良い。
ここで、回収袋を挟み込む端面20a及び20bの両方に、必ずしも磁石を設ける必要はない。即ち、一方の端面に磁石を取り付け、他方の端面に鉄等の磁性体を取り付けても良い。或いは、端面20a及び20bに磁石を取り付けることなく、リング部20が有する弾性力によって、端面に挟み込まれた回収袋を保持するようにしても良い。
さらに、本実施形態においては、リング部を1つの部材によって形成しているが、これを複数の部材によって形成しても良い。例えば、湾曲させた2つの部材を支持部30(図3参照)の両側に接合することによりリング部20を形成しても良い。
加えて、本実施形態においては、支持部をアーム部に対して軸着することにより、アーム部に対してリング部を回動させるようにしたが、リング部をアーム部に対して直接軸着しても良いし、支持部とアーム部とを固定し、支持部に対してリング部を軸着するようにしても良い。また、リング部がアーム部に対して回動可能な状態で取り付けられれば、取り付け方法は軸着に限定されない。
次に、本発明の第2の実施形態に係る糞取り器について、図7及び図8を参照しながら説明する。図7は、本実施形態に係る糞取り器の一部を示す斜視図である。また、図8は、図7に示す一点鎖線VIII−VIIIにおける断面を示す一部断面斜視図である。
図7に示すように、本実施形態に係る糞取り器は、支持部材51及び袋保持部材52を含むリング部50と、アーム部10とを備えている。このアーム部10の構造については、第1の実施形態において説明したものと同様である。
支持部材51は、例えば、アルミニウム等の軽量の金属又は合金や、アクリルやポリプロピレン等の硬質プラスチックによって形成され、本実施形態においてはアルミニウムによって形成されている。図8に示すように、支持部材51は、袋保持部材52が嵌め込まれる溝部51aと、袋保持部材52の面に沿って袋保持部材52を支持する壁部51bとを含んでいる。
袋保持部材52は、シリコーンゴムや軟質塩化ビニール等のエラストマーに代表される弾性材料によって形成され、本実施形態においては、シリコーンゴムによって形成されている。また、袋保持部材52の少なくとも1箇所(本実施形態においては2箇所)には、糞の回収袋を保持するための切り込み53が形成されている。
糞の回収袋をリング部50にセットする際には、まず、図5の(a)及び(b)に示すのと同様に、リング部50の内側に回収袋を通し、回収袋の口を開いて広げる。そして、各切り込み部53に回収袋の一部を挟み込み、回収袋の口をリング部50の外側に折り返す。また、糞を回収した後で回収袋をリング部50から外す際には、回収袋を、望ましくは下方向に引っ張れば良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、袋保持部材の切り込みに回収袋を挟み込むように保持部を構成することにより、回収袋の取り付け及び取り外しが容易となる。このような保持部は、袋保持部材に切り込みを入れるだけで、所望の位置に所望の数だけ容易に形成することができる。さらに、袋保持部材をシリコーンゴム等の弾性材料によって形成することにより、回収袋がリング部から滑って外れるのを防止できると共に、回収袋を取り外す際の回収袋の破損を抑えることもできる。
ここで、本実施形態においては、袋保持部材としてリング形状の弾性材料を用いているが、弾性材料自体の形状は限定されず、帯状、板状、チューブ状等の弾性材料を支持部材の形状に合わせて湾曲させても良い。或いは、複数の弾性材料を並べて支持部材に取り付けることにより、袋保持部材を形成しても良い。その場合には、隣り合う端部同士を必ずしも接触させる必要はなく、隙間があっても構わない。また、本実施形態においては、袋保持部材を支持部材に嵌め込むことにより固定しているが、接着剤を用いて固定しても構わない。さらに、支持部材の形状については、回収袋の口を開いた状態で保つことができれば、リング形状に限らず、楕円、六角形、四角形等、様々な形状を採用しても良い。
次に、本発明の第3の実施形態に係る糞取り器について説明する。
図9に示すように、本実施形態に係る糞取り器は、支持部材61及び複数の袋保持部材62a〜62cを含むリング部60と、アーム部10とを備えている。支持部材61の材料及び形状、並びに、袋保持部材62a〜62cの材料については、第2の実施形態において説明した支持部材51及び袋保持部材52と同様である。
複数の袋保持部材62a〜62cは、各々の端部が隣の袋保持部材62a〜62cの端部に当接するように配置されている。このように隣り合う端部が互いに当接している当接面の間63に回収袋を挟み込むことにより、回収袋がリング部60に保持される。
次に、本発明の第4の実施形態に係る糞取り器について説明する。
図10に示すように、本実施形態に係る糞取り器は、支持部材71及び複数の袋保持部材72a〜72cを含むリング部70と、アーム部10とを備えている。支持部材71の材料及び形状、並びに、袋保持部材72a〜72cの材料については、第2の実施形態において説明した支持部材51及び袋保持部材52と同様である。
袋保持部材72a〜72cは、各々の端部が隣の袋保持部材72a〜72cの端部と重なるように配置されている。これらの端部の重なり部分73に回収袋を挟み込むことにより、回収袋がリング部70に保持される。
以上説明した第3及び第4の実施形態においては、複数の袋保持部材を用いているが、例えば1つの帯状の袋保持部材を湾曲させてリング状に成形し、その両端を互いに当接させたり、或いは、両端を重ねて配置することにより保持部を形成しても良い。また、袋保持部材を支持部材に固定する際には、接着剤を用いても構わない。
本発明の第1の実施形態に係る糞取り器を示す斜視図である。 図1に示す糞取り器の構造を示す側面図である。 図2に示すリング部の構造を説明するための図である。 図2に示す糞取り器を収納した状態を示す側面図である。 リング部に袋を取り付ける方法を説明するための図である。 動物の糞を回収している様子を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る糞取り器の一部を示す斜視図である。 図7に示す糞取り器の構造を拡大して示す一部断面斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る糞取り器の一部を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る糞取り器の一部を示す斜視図である。
符号の説明
1…糞取り器、10…アーム部、11a〜11c…筒体、12a、12b…ストッパー、13…グリップ部、14…吊り下げ部、15…照明装置、16…電池、17…先端キャップ、20、50、60、70…リング部、20a…端面、21…袋保持部、22a、22b…磁石、23a、23b…端部、30…支持部、31…軸部、40…回収袋、51、61、71…支持部材、51a…溝部、51b…壁部、52、62a〜62c、72a〜72c…袋保持部材、53…切り込み、63…当接面の間、73…重なり部分

Claims (13)

  1. 動物の糞を袋で受けて回収する糞取り器であって、
    柄と、
    糞を収納する袋がセットされる枠体であって、前記柄の一方の端部に支持部材を介して取り付けられている枠体と、
    を備え、
    糞を収納する袋を前記枠体に保持する保持部が、前記枠体に設けられている、糞取り器。
  2. 前記保持部は、糞を収納する袋を前記枠体に挟むように構成されている、請求項1記載の糞取り器。
  3. 糞を収納する袋を挟む前記枠体の向かい合う2つの端面の内の少なくとも一方に、磁石が配置されている、請求項2に記載の糞取り器。
  4. 前記枠体が、前記保持部として少なくとも1箇所に切り込みが設けられた1つ又は複数の袋保持部材と、該袋保持部材を支持する支持部材とを含む、請求項2に記載の糞取り器。
  5. 前記枠体が、前記保持部として隣り合う端部が互いに当接するように配置された1つ又は複数の袋保持部材と、該袋保持部材を支持する支持部材とを含む、請求項2に記載の糞取り器。
  6. 前記枠体が、前記保持部として隣り合う端部が重なり合うように配置された1つ又は複数の袋保持部材と、該袋保持部材を支持する支持部材とを含む、請求項2に記載の糞取り器。
  7. 前記袋保持部材が、弾性材料によって形成されている、請求項4〜6のいずれか1項に記載の糞取り器。
  8. 前記枠体が環形状を有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の糞取り器。
  9. 前記枠体が前記柄に対して回動可能な状態で支持されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の糞取り器。
  10. 前記柄が伸縮する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の糞取り器。
  11. 糞取り器の使用状態において、前記枠体が前記柄に対して90度より大きく180度未満の角度で取り付けられている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の糞取り器。
  12. 前記柄に取り付けられた照明装置をさらに備える1〜11のいずれか1項に記載の糞取り器。
  13. 前記照明装置が、発光ダイオードを含む、請求項12に記載の糞取り器。
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