JP2008278300A - 無線機位置検知方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリ消費を抑えながら精度の高い位置情報を得ることができるようにした位置検知方法を提供する。
【解決手段】屋外7ではRF−IDリーダを一定時間間隔で動作させる一定時間間隔運転状態にし、一定時間経過後にRF−IDタグ3a〜3nの読み取りを実施し、このときにRF−IDタグ3a〜3nを読み取ったと判定した場合、屋内モードに切り替えてRF−IDリーダを常時起動状態へと復帰させ、読み取ったタグ情報とその携帯用無線機1の端末番号を位置表示装置4に通知し、一方、一定時間間隔運転状態中にRF−IDタグ3a〜3nを読み取れないと判定した場合、屋外モードに切り替えてRF−IDリーダを停止状態にすると共に、GPS受信機を起動して情報を取得し、取得したGPS情報とその携帯用無線機1の端末番号を位置表示装置4に通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、事業所内で使用する携帯用無線機の位置を特定する無線機位置検知方法に関する。
事業所内で使用する携帯用無線機の位置を特定する無線機位置検知方法としては、従来、事業所用PHSシステムを用いた無線機位置検知システムが知られている。このシステムでは、携帯用無線機がどのPHSアンテナと通信しているか、もしくは、携帯用無線機が定期的にPHSアンテナとの交信を行い通信させることで、PHSアンテナの設置位置情報に基いて位置を検知するようにしている。また、その他の無線機位置検知方法として、複数のPHSアンテナによって複数の基地局を構成し、携帯用無線機からの電波を各基地局でそれぞれ受信し、各基地局における受信電界強度の大きさと各基地局の設置位置の情報とから携帯用無線機の位置を特定するものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−94667号公報
しかしながら、従来の無線機位置検知方法では、いずれのものも離散的に配置したPHSアンテナの設置位置情報に基いて携帯用無線機の位置を特定するため、極めて大雑把な無線機位置しか分からず、その検出制度に問題があった。さらに、特許文献1にはGPS受信機を使用することの記載があるが、単に、GPS受信機を付加した場合、以前よりも無線機のバッテリ消費が大きくなり、性能維持のためにはバッテリを大型化して携帯性を損なうことになってしまう。
本発明の目的は、バッテリ消費を抑えながら精度の高い位置情報を得ることができるようにした無線機位置検知方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、携帯用無線機の特定化情報を含む情報を基地局を介して位置表示装置で受信し、この位置表示装置で受信情報に基づいて前記携帯用無線機の位置を特定する無線機位置検知方法において、前記携帯用無線機に、屋内に配置した複数のRF−IDタグを読み取り可能なRF−IDリーダとGPS受信機を搭載し、一定時間経過後に前記RF−IDリーダを起動して前記RF−IDタグの読み取りを実施し、その読み取りがあった場合は読み取った前記RF−IDタグの情報と前記特定化情報を前記基地局を介して位置表示装置へ送信し、その読み取りがなかった場合は前記RF−IDリーダを停止状態にすると共に、前記GPS受信機を起動して情報を取得し、この取得した情報と前記特定化情報を前記基地局を介して位置表示装置へ送信することを特徴とする。
本発明による無線機位置検知方法は、RF−IDリーダを常時運転状態から一定時間経過後に動作させる一定時間間隔運転状態にし、この一定時間経過後にRF−IDタグの読み取りを実施し、このときにRF−IDタグを読み取った場合、屋内で使用していると判定できるのでGPS受信機の電源を切り停止状態とし、一方、先の読み取りでRF−IDリーダによる読み取りがなかった場合は、屋外で使用していると判定できるのでRF−IDリーダを停止状態にしGPS受信機を起動させることができ、RF−IDリーダおよびGPS受信機の併用により精度良く無線機の位置を特定化することができると共に、両機能を併用するにも拘わらずRF−IDリーダおよびGPS受信機の起動停止をふさわしく制御してバッテリ消費を抑えることができるようになる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態による無線機位置検知方法を採用する無線システムを示すブロック構成図である。
事業所内で使用するPHS電話機等の携帯用無線機1には、GPS受信機とRF−IDリーダとを搭載しており、それぞれによって取得した情報とそれ自身の端末番号などの特定化情報とを発信する機能を有している。また事業所建物には、屋内2に位置する壁に一定間隔で複数のRF−IDタグ3a〜3nを貼り付けている。さらに、携帯用無線機1の使用位置を特定して表示する位置表示装置4には、予め各RF−IDタグ3a〜3nの貼り付け位置と建物内位置とが関連づけられた既知情報が保持され、携帯用無線機1から受信した情報と既知情報とを結びつけてその使用位置を特定し表示するように構成している。携帯用無線機1は、RF−IDタグ3a〜3nを携帯用無線機1に搭載したRF−IDリーダで読み取り、その読み取ったタグ情報と携帯用無線機1の端末番号等の特定化情報とをPHS基地局5aおよびPHS制御装置6を経由して位置表示装置4に通知する。また、携帯用無線機1は、携帯用無線機1に搭載したGPS受信機によって取得したGPS位置情報と、その携帯用無線機1の端末番号等の特定化情報とを、PHS基地局5bおよびPHS制御装置6を経由して位置表示装置4に通知する。このとき位置表示装置4は、一定間隔で受信したこれらの情報を移動履歴として記憶保持するようにしている。
携帯用無線機1としてPHS電話機を使用した場合、通話中であれば通話中に情報を送るための付加情報メッセージを使ってPHS制御装置6まで情報を送ることができ、この情報をPHS制御装置6から位置表示装置4に送ることによって、PHS電話機の取り込んだ情報を位置表示装置4に渡すことが可能である。PHS制御装置6と位置表示装置4の間は、RS232Cを使用したシリアル通信やLANを使用した通信等を使用して情報を通知する。また、通話中でない場合は、情報を読み取った時点でPHS電話機が自動的に無線接続動作を実行し、無線接続が確立した後、付加情報メッセージを使用してPHS電話機が読み取った情報を送ることができる。いずれにしても、情報を読み取った時点でその情報を位置表示装置4に送り、これを受信した位置表示装置4では、受信情報を時系列で管理することによって移動履歴を保持することができる。
このような構成の無線システムによれば、携帯用無線機1を屋内2で使用している場合、そのRF−IDリーダを用いてRF−IDタグ3a〜3nを読み取り、読み取ったタグ情報と携帯用無線機1の端末番号とを位置表示装置4に通知し、位置表示装置4ではこれらの情報と予め保持した既知情報とに基いて携帯用無線機1の使用位置を特定して表示することができる。また、携帯用無線機1を屋外7で使用している場合は、GPS受信機を利用してGPS位置情報を取得し、そのGPS位置情報と携帯用無線機1の端末番号とを位置表示装置4に通知し、位置表示装置4ではこれらの情報と予め保持した既知情報とに基いて携帯用無線機1の使用位置を特定して表示することができる。こうして事業所建物の屋内2および屋外7の広範囲で携帯用無線機1の使用位置を特定することが可能となる。
上述した携帯用無線機1の使用に際しては、RF−IDリーダおよびGPS受信機の動作について考慮するのが望ましい。つまり、RF−IDリーダとGPS受信機を同時に動作させ両者の情報から使用位置を判別することも可能だが、携帯している携帯用無線機1はバッテリで動作しており、RF−IDリーダおよびGPS受信機を同時に動作させる使用形態ではバッテリの消費が大きくなってしまう。これはバッテリの容量を増やすことで対応することもできるが、バッテリが大きくなることによって携帯性が損なわれてしまう。しかし、携帯用無線機1の現在の使用位置が屋内2なのか屋外7なのかを判別して、RF−IDリーダとGPS受信機を使い分けることができれば携帯用無線機1のバッテリの消費を抑えて連続通話時間を長くすることができる。
そこで、このような使用形態を可能にするために、屋内建物への出入口近傍には、図2に示すようにRF−IDタグ3aと、RF−IDタグ3bを出入口用として取り分け、しかも、携帯用無線機1に搭載されたRF−IDリーダの読み取り範囲8を考慮して、同じ携帯用無線機1が同時に読み取れないという条件を満たす範囲内で、かつ最短の間隔でRF−IDタグ3aおよびRF−IDタグ3bを配置している。
このように屋内建物への出入口にRF−IDタグ3aおよびRF−IDタグ3bを配置すると、建物に入った場合に携帯用無線機1に搭載したRF−IDリーダで読み取るRF−IDタグ3aおよびRF−IDタグ3bの順番と、建物から出る場合に携帯用無線機1に搭載したRF−IDリーダで読み取るRF−IDタグ3aおよびRF−IDタグ3bの順番とが異なることになる。先ず、RF−IDタグ3aを読み取り、次いでRF−IDタグ3bを読みとる順番ならば、携帯用無線機1は屋外7から屋内2に入ったことになり、一方、その逆の読み取り順番なら携帯用無線機1は屋内2から屋外7へ出たことになる。こうして出入口用のRF−IDタグ3aおよびRF−IDタグ3bの読み取り順番から建物に入ったのか建物から出たのかを判別することができる。
図3は、屋内モードにおける位置検知処理動作を示すフローチャートである。
携帯用無線機1を屋内2で使用している場合、既に携帯用無線機1に搭載したGPS受信機は電源が切られて常時停止状態にあり、またRF−IDリーダは屋内モードによる常時運転状態となっている。つまり、図3に示すようにステップS1でRF−IDタグ3a〜3nの読み取りを実施しており、ステップS2でRF−IDタグ3a〜3nのいずれかの読み取りがあった場合、ステップS3でそのタグが建物の出入口近傍に配置した出入口用のRF−IDタグ3bか否かを判定する。その判定結果、RF−IDタグ3bでなければステップS4に進んで、読み取りがあったRF−IDタグのタグ情報とその携帯用無線機1の端末番号をPHS基地局5aに送信し、そこからPHS制御装置6を経由して位置表示装置4に通知する。これを受信した位置表示装置4では、これらの情報と予め保持した情報とに基いて携帯用無線機1の使用位置を表示する。
しかし、ステップS3の判定で読み取りがあったのが建物の出入口近傍に配置したRF−IDタグ3bであった場合、ステップS5で他のRF−IDタグの読み取りがあるかどうかの監視を継続する。ステップS6で他のRF−IDタグの読み取りがあった場合、ステップS7でそれがRF−IDタグ3bよりもさらに出入口側に配置したRF−IDタグ3aの読み取りがあるかどうかを判別する。この判別の結果、RF−IDタグ3a以外の他のRF−IDタグ3c〜3nの読み取りであった場合は、先程と同様にステップS4に進んで、読み取りがあったRF−IDタグ3c〜3nのタグ情報とその携帯用無線機1の端末番号をPHS基地局5aに送信し、そこからPHS制御装置6を経由して位置表示装置4に通知する。これを受信した位置表示装置4ではこれらの情報と予め保持した情報とに基いて携帯用無線機1の使用位置を表示する。
一方、ステップS7で、RF−IDタグ3bよりもさらに出入口側に配置したRF−IDタグ3aの読み取りであったと判断された場合は、携帯用無線機1の所持者が図2に示した屋内2出入り口から屋外7へ移動したものと判定し、ステップS8に進んでRF−IDリーダを運転停止状態にした後、ステップS9で読み取りがあったRF−IDタグ3aのタグ情報とその携帯用無線機1の端末番号をPHS基地局5aに送信し、そこからPHS制御装置6を経由して位置表示装置4に通知する。これを受信した位置表示装置4ではこれらの情報と予め保持した情報とに基いて携帯用無線機1の使用位置を表示する。
このように建物の出入口近傍に出入口用のRF−IDタグ3a、3bを配置し、位置表示装置4では、RF−IDリーダを通して取得したタグ情報の順番を監視するによって携帯用無線機1が屋内2から屋外7へ移動したことを検出することができる。従って、この検出を基にして屋外7に出たと判断した場合、RF−IDリーダの電源を切って運転停止状態にし、詳細を後述する屋外モードによる一定時間間隔運転状態にすることができるようになり、屋外7でも常時RF−IDリーダを使用する場合に比べてバッテリの消費を抑えることが可能になる。
しかし、屋外7に出た時点でRF−IDリーダの電源を切って運転停止状態にしてしまうと、その後、屋外7から屋内2に入る際にRF−IDリーダの電源が切り状態のままなので、出入口用のRF−IDタグ3aおよびRF−IDタグ3bを読み取ることができず、その読み取り順番からの判別ができなくなってしまう。ここで、屋内2に入ったかどうかの判断をGPS受信機がGPS情報を取得できなくなったときとすることも考えられるが、屋内2でもGPS受信機でGPS情報を受け取れる可能性があり、これでは確実でない。
次に、この点を考慮したRF−IDリーダとGPS受信機の運転制御方法について説明する。図4は、携帯用無線機1の所持者が屋外7から屋内2へ移動した場合の屋外モードによる位置検知処理動作を示すフローチャートである。
携帯用無線機1の所持者が屋外7へ移動した場合、上述したように携帯用無線機1に搭載したRF−IDリーダは一定時間間隔運転状態となる。それでステップS10に示すように一定時間間隔運転状態となってからの時限をカウントし、一定時間経過したステップS11でRF−IDリーダを起動してステップS12でRF−IDタグの読み取りを再開する。ステップS13でRF−IDタグの読み取りがあったかどうかを判定し、読み取りがあった場合は、読み取りがあったRF−IDタグ3a〜3nのタグ情報とその携帯用無線機1の端末番号をPHS基地局5aに送信し、そこからPHS制御装置6を経由して位置表示装置4に通知する。これを受信した位置表示装置4は、これらの情報と予め保持した既知情報とに基いて携帯用無線機1の使用位置を表示する。その後、携帯用無線機1は、上述したタグ情報の読み取りがあった場合、携帯用無線機1の所持者が屋内2へ移動したと判断して図3に示した屋内モードの処理動作に切り替えられる。
しかし、ステップS13の判定の結果、RF−IDタグ3a〜3nの読み取りがなかった場合、ステップS12に戻って処理動作を繰り返す。このときステップS15で繰り返し回数あるいは繰り返し時間を管理しているため、携帯用無線機1の所持者が一時的にRF−IDタグ3a〜3nの読み取りができない位置にいた場合などに屋外7にいるとの誤判定を防止することができる。ステップS15で管理しながら読み取りを何度か繰り返し、それでも読み取りがなかった場合は携帯用無線機1の所持者が屋外7に止まっていると判断し、ステップS16に進んでRF−IDリーダを運転停止状態とする。その後、ステップS17でGPS受信機を起動してGPS位置情報を受信し、ステップS18でGPS受信機による受信を停止する。その後、GPS受信機で取得したGPS情報とその携帯用無線機1の端末番号をPHS基地局5bに送信し、そこからPHS制御装置6を経由して位置表示装置4に通知する。これを受信した位置表示装置4は、これらの情報と予め保持した既知情報とに基いて携帯用無線機1の使用位置を表示する。その後、ステップS10に戻り、再度、一定時間が経過したなら上述した処理動作を繰り返し、携帯用無線機1の所持者が屋内2へ移動するまで上述した屋外モードの処理動作を繰り返す。
このような位置検知方法によれば、RF−IDリーダを常時運転状態から一定時間間隔で所定時間だけ動作させる一定時間間隔運転状態にした後、RF−IDタグの読み取りを実施し、このときにRF−IDタグ3a〜3nの読み取りがあった場合、屋外7から屋内2に入って使用していると判断し、この判断後は屋内モードに切り替えてRF−IDリーダを常時起動状態へと復帰させて、RF−IDリーダによる位置情報収集状態にすることができるので、GPS受信機の電源を切り停止状態としてバッテリ消費を抑制することができる。一方、一定時間間隔運転状態中の読み取り実施時にRF−IDリーダによる読み取りがなかった場合は、屋外7で使用していると判断して一定時間間隔運転状態を継続することができ、RF−IDリーダおよびGPS受信機の連続起動運転を止めてバッテリの消費を抑えることができる。いずれの場合も、RF−IDリーダおよびGPS受信機を連続起動を避けて必要時だけ起動させることになり、バッテリの消費を抑えて小型のバッテリを使用した携帯性に優れた携帯用無線機1とすることができ、また、RF−IDリーダおよびGPS受信機の組み合わせによって制度の高い位置特定を行うことができる。
しかし上述した位置検知方法では、携帯用無線機1の所持者が移動して建物の入退出を行ったかどうかの判断が可能であるが、携帯用無線機1を使い始めるためにその電源を入れた時、その使用場所が屋内2なのか屋外7なのかを判断することができない。そこで、図5に示した位置検知方法では、携帯用無線機1の電源を入れる場所を予め決めておかなくても電源を入れた時、その使用場所が屋内2なのか屋外7なのかを判断することができるようにしている。
図5は、電源投入モードにおける処理動作を示すフローチャートである。
先ず、ステップS20として携帯用無線機1の電源投入時にRF−IDリーダを起動させ、ステップS21でRF−IDタグ3a〜3nの読み取りを開始する。続くステップS22でこの読み取りができたかどうかを判定し、読み取りができた場合は、電源投入場所が屋内2と判断し、読み取ったRF−IDタグ3a〜3nのタグ情報とその携帯用無線機1の端末番号をPHS基地局5aに送信し、そこからPHS制御装置6を経由して位置表示装置4に通知する。その後、携帯用無線機1は図3に示した屋内モードの処理動作を行う。
一方、ステップS22の判定で読み取りができなかったと判断した場合は、ステップS24で、リトライ回数を管理しながらステップS21からの処理を繰り返す。ここで、リトライ数回を管理して数回処理を反復するのは、携帯用無線機1とRF−IDタグの位置関係によっては屋内2にいながらもRF−IDタグの読み取りができない場合があることを考慮したもので、数回の読み取りを実施する時間内に携帯用無線機1の所持者が移動して上述の位置関係が解消される状況を検出するものである。このリトライによっても読み取れなかった場合、ステップS25でRF−IDリーダを停止し、ステップS26でGPS受信機を起動する。
このときステップS27でGPS受信機によって情報を受信できたかどうかを判定し、受信できたと判定した場合は、電源投入場所が屋外7と判定して、ステップS28でGPS受信機を停止した後、ステップS29でGPS受信機で取得したGPS情報とその携帯用無線機1の端末番号をPHS基地局5bに送信し、そこからPHS制御装置6を経由して位置表示装置4に通知する。その後、携帯用無線機1は図4に示した屋外モードの処理動作を行う。
ステップS27の判定でGPS受信機による受信ができなかった場合、ステップS30で所定時間あるいは所定回数に達したかどうかを判定してステップS26からの処理動作を繰り返す。この所定時間あるいは所定回数の値は、予め携帯用無線機1の不揮発性メモリに設定しておき、その情報をもとに動作させる。ステップS30による条件内で、ステップS20からのRF−IDリーダによる読み取りから処理動作を繰り返すようにしても良い。このようにして携帯用無線機1の起動時の処理動作モードをふさわしく決定することができるので、事業所のどの場所でも電源を入れて携帯用無線機1の使用を開始することができる。
図6は、本発明の他の実施の形態による位置検知方法を示すフローチャートである。
先ず、ステップS31で予め定めた所定時限をカウントして一定時間を経過したと判定したなら、ステップS32でRF−IDリーダを起動してステップS33でRF−IDタグの読み取りを再開する。ステップS34でRF−IDタグの読み取りがあったかどうかを判定し、読み取りがあった場合は、携帯用無線機1の所持者が屋内2にいると判断して、ステップS35でRF−IDリーダを停止すると共に、ステップS36で読み取りがあったRF−IDタグ3a〜3nのタグ情報とその携帯用無線機1の端末番号をPHS基地局5aに送信し、そこからPHS制御装置6を経由して位置表示装置4に通知する。その後、再びステップS31からの処理動作を繰り返す。
しかし、ステップS34の判定の結果、RF−IDタグ3a〜3nの読み取りがなかった場合、ステップS37で所定回数あるいは所定時間を管理し、その範囲内であればステップS33からの処理動作を繰り返す。このステップS37の管理によって図5に示したステップS24と同様に、携帯用無線機1の所持者が一時的にRF−IDタグ3a〜3nの読み取りができない位置にいた場合の誤判定を防止している。この繰り返しによる検出によってもRF−IDタグ3a〜3nの読み取りがなかった場合、携帯用無線機1の所持者が屋外7に移動していると判断し、ステップS38に進んでRF−IDリーダを運転停止状態とすると共に、ステップS39でGPS受信機を起動して位置情報を受信し、ステップS40でGPS受信機による受信を停止する。その後、ステップS41でGPS受信機で取得したGPS位置情報とその携帯用無線機1の端末番号をPHS基地局5bに送信し、そこからPHS制御装置6を経由して位置表示装置4に通知する。その後、ステップS31に戻り、そこで管理する所定時間が経過したならばステップS32以降の処理動作を繰り返す。
このような位置検知方法によれば、図2に示したように出入口近傍に方向性検出機能を持たせたRF−IDタグ3a、3bを設け、このRF−IDタグ3a、3bの読み込み順番を考慮して携帯用無線機1が屋内2から屋外7へ移動したことを検出する必要がなくなり、一定時間間隔でステップS34でのRF−IDタグ3a〜3nの読み取りを行い、その有無から携帯用無線機1が屋内2にあるか屋外7にあるかを判別することができる。従って、無線システム全体としての構成も簡略化できるようになる。しかも、この判定によって屋内2および屋外7の使用に合致するようにRF−IDリーダおよびGPS受信機の起動停止を制御することができるので、RF−IDリーダおよびGPS受信機を常時起動しなくてもよく、バッテリ消費を抑えることができる。
上述した位置検知方法によって位置情報を取得した位置表示装置4は、取得情報を時系列で管理することができ、移動の履歴を表示することも可能になる。図7は、その情報の格納例を示すものである。同図の情報受信時間10は、位置表示装置4の取得情報12からそれを受信した時間として取り出したもので、無線機の端末番号11および位置情報12は、携帯用無線機1から送られてきた情報である。これらを位置表示装置4内に保持することによって、その無線機の移動履歴を表示することが可能になる。また、これを応用して特定の無線機の移動軌跡を表示することも可能である。従って、このような位置検知方法を採用した事業所では、各無線機の精度の高い位置表示および移動履歴を容易に得ることができるようになる。
本発明による位置検知方法は、携帯用無線機1としてPHS電話機以外のものを使用することも可能である。
本発明の一実施の形態による位置検知方法を採用するシステムの概略構成図である。 図1に示したシステムにおける建物出入口付近を示す平面図である。 本発明の一実施の形態による位置検知方法の屋内モード処理動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態による位置検知方法の屋外モード処理動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態による位置検知方法の起動時処理動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態による位置検知方法の処理動作を示すフローチャートである。 図1に示したシステムの位置表示装置に格納した取得情報の説明図である。
符号の説明
1 携帯用無線機
2 屋内
3a〜3n RF−IDタグ
4 位置表示装置
5a、5b PHS基地局
6 PHS制御装置
7 屋外

Claims (1)

  1. 携帯用無線機の特定化情報を含む情報を基地局を介して位置表示装置で受信し、この位置表示装置で受信情報に基づいて前記携帯用無線機の位置を特定する無線機位置検知方法において、前記携帯用無線機に、屋内に配置した複数のRF−IDタグを読み取り可能なRF−IDリーダとGPS受信機を搭載し、一定時間経過後に前記RF−IDリーダを起動して前記RF−IDタグの読み取りを実施し、その読み取りがあった場合は読み取った前記RF−IDタグの情報と前記特定化情報を前記基地局を介して位置表示装置へ送信し、その読み取りがなかった場合は前記RF−IDリーダを停止状態にすると共に、前記GPS受信機を起動して情報を取得し、この取得した情報と前記特定化情報を前記基地局を介して位置表示装置へ送信することを特徴とする無線機位置検知方法。
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