JP2008275947A - 立体物の提示方法及び分割立体物の作成方法 - Google Patents

立体物の提示方法及び分割立体物の作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】立体物の視覚的な浮遊状態を容易に確保することができるばかりでなく、引き付け効果を向上することができる立体物の提示方法を提供する。
【解決手段】一つの立体物8を任意の位置並びに角度で複数に分割して分割立体物8a,8b,8cを作成し、無色透明又は有色透明な透明板7の両面に分割立体物8a,8b,8cの分割面が対向した状態で設けて透明板7の一面側から他面側を透かしたときに視覚的に一つの立体物8として認識し得るようにした。
【選択図】 図6

Description

本発明は、無色透明又は有色透明な透明板の表裏に対向状態で設けられ、透明板の表裏一方側から他方側へと透かして全体を見た場合に、その全体像を想定することができる立体物の提示方法、及びこの立体物の提示方法に用いられる分割立体物の作成方法に関する。
特開2001−235708号公報 従来から、ショーウィンドウ等では、通行者の目を引き付けて商品自体のイメージを視覚的に増幅させることで購買意欲を向上させるため、商品自体、装飾品(立体ハートやミラーボール等)、オブジェ等の立体物を釣り糸等で吊り下げた技術が周知である。
また、このような立体装飾としては、ショーウィンドウ内に設けた立体像再生装置によって商品イメージを提示するものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、上述した立体物の吊り下げにあっては、その立体物を浮遊状態で位置決めしようとすると、上下左右の複数個所で釣り糸等で引っ張らないとならず、狭い設置空間となるショーウィンドウ内という現場作業での吊り下げ作業が面倒であるうえ、他の吊り下げ立体物吊り下げ用の釣り糸が邪魔となる等、制約が多かった。
また、釣り糸が見えてしまうため、見栄えを損ない、引き付け効果や購買意欲の向上を損なってしまう問題が生じていた。
さらに、立体像再生装置を使用した場合、その映像が薄いため、引き付け効果や購買意欲の向上に貢献し得るとは言い難かった。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、立体物の視覚的な浮遊状態を容易に確保することができるばかりでなく、引き付け効果を向上することができる立体物の提示方法を提供することを目的とする。
本発明の立体物の提示方法は、一つの立体物を任意の位置並びに角度で分割して複数の分割立体物を作成し、無色透明又は有色透明な透明板の両面に前記複数の分割立体物の各分割面が対向するように設け、前記透明板の一面側から他面側を透かしたときに視覚的に前記一つの立体物として認識し得るようにしたことを特徴とする。
尚、この分割立体物は、実際に透明板に設ける一つの立体物を直接分割しても良いし、予め分割状態で型取りしたものから分割状態で形成しても良い。
この際、前記一つの立体物は、前記透明板の厚さを考慮して分割されているのが好ましい。
また、前記分割立体物の各分割面は、貼り付け手段を介して互いに対向状態で前記透明板に貼り合わせるのが好ましいが、前記分割立体物の少なくとも一方を固定手段を介して固定しても良い。
さらに、本発明の立体物の提示方法に用いられる分割立体物の作成方法としては、立体物の原型を原寸大で作成したうえで、前記原型を利用して分割位置及び分割方向を決定し、前記原型を分割作業用原型固定台座に固定し、前記原型の分割位置及び分割方向に沿って切金を差し込んだ状態で前記原型を石膏で覆い、該石膏を前記切金の差し込み位置で分割することにより石膏型を作成し、その石膏型内に前記立体物構成用の溶融材料を流し込んで予め分割した立体物を作成するのが好ましい。
本発明の立体物の提示方法は、立体物の視覚的な浮遊状態を容易に確保することができるばかりでなく、引き付け効果を向上することができる。
次に、本発明の一実施形態に係る立体物の提示方法について、図面を参照して説明する。
<設置環境の確認>
先ず、何を立体物(作品)として使用するのかが決定したら、その立体物を設置する場所、透明板(板ガラス等)の大きさや厚さ等を確認すると共に、主としてどの方向から立体物の全体が見えるようにするのか(どのように立体物の全体を見せたいのか)、立体物を人に触れさせるのか、その他安全性(屋外側への突出量等)の設置環境を確認し、立体物の大きさ・設置数・分割数・奥行き・厚さ等を決定する。
<材料の確認>
立体物の大きさや利用目的が決定したらば、その立体物の形状・大きさ・利用目的(強度等)等に応じた材料並びに制作方法を決定する。
ここで、立体物の材料としては、単なる提示目的として用いる場合には発泡スチロール等の軽量で加工の容易な素材が適している。また、ある程度の強度が必要なものの場合には、比較的軽量な立体物となることを前提として、木材や樹脂等を用いることができる。
<製作方法の確認>
立体物の制作方法としては、その手法は問わない。例えば、発泡スチロールや木材等のブロック体を彫って(又は削って)立体物を直接作成する方法が考えられる。その他に、例えば彫塑、彫刻によってもよい。また、鋳型を用意して鋳型内に材料を鋳込んで作成してもよい。立体物の造形の方法は、これ以外でも、適宜、選択できる。
また、立体物の原型を粘土等で作成した後、その原型を用いて作成した金型内に発泡スチロールや溶融樹脂等を注入(発泡成形・射出成形等)して立体物を作成する方法としても良い。
尚、立体物が大型或いは長尺な場合には、針金等の芯材を立体物に差し込んだり、予めインサート成形しても良い。
また、立体物の原型を粘土等で作成した場合、この時点で立体物の分割する位置や方向を決定し、例えば、図1(A)に示すように、その原型1を台座2等に固定し、原型1の分割箇所に切金のへら3等を差し込んだ後に、図1(B)に示すように、原型1を石膏4等で覆い、図1(C)に示すように、石膏4をへら3を差し込んだ部位で分割して石膏4で型を作成し、その石膏4の型内に合成樹脂等を流し込み、予め分割した立体物を作成しても良い。
この際、原型を分割するためのへら等の差し込み時には、図1(D)に示すように、立体物を設置するガラス等の透明板の厚みと一致する板材5を挟んで分割立体物を作成しても良い。
尚、上述した制作方法以外にも、例えば、布・紙等を材料として立体物を直接作成しても良いが、ガラス等の透明板への負荷・安全性・耐光性・防水性・暴風対策等を考慮して使用材料や政策方法を決定するのが好ましい。
このように、本発明の立体物にあっては、大量生産の場合であっても所謂一品物であっても対応が可能となる。
さらに、立体物のデザイン等には、パーソナルコンピュータの3D(三次元)CADソフト等を利用して製作し、コンピュータ制御のレーザカッター等で立体物を製作することも可能である。
<分割立体物の作成>
例えば、図2(A),(B)に示すように、分割していない立体物6ができ上がったらば、透明板に対する実際の貼り付け方向(垂直・水平・傾斜等)と立体物の設置方向(垂直・水平・傾斜等)を考慮し、図2(C)に示すように、立体物6の切断位置や角度を決定し(例えば、図の点線が切断線)、その立体物6の材質や大きさ等に応じて、電熱線・ノコギリ・レーザー・水等の公知の切断技術を用いて立体物を切断し、図2(D)に示すように、分割立体物6a,6bを作成する(2分割の場合)。
尚、立体物6に上述した補強用の芯材を設けた場合、図2(E)に示すように、切断後(分割後)の分割立体物6a,6bを透明板7に貼り付けた際に、芯材によって透明板7の表裏各面に傷が付かないよう、芯材を切断面(=分割面)よりも奥に位置させるのが好ましい(切断や押込み)。
また、立体物6を切断する際に、透明板7の厚さを考慮する必要がある場合、その厚みの分を切断面から削ぎ落とすことで分割面を作成し、透明板7への貼り付け時の全体感に違和感が発生しないようにしても良い。
尚、一般的なドア・窓・ショーウィンドウの場合、透明板としてのガラスの厚さは3mm〜10mmであるため、薄いガラス用(家庭用窓ガラスなど)として3mm〜6mm、厚いガラス用(ドアガラスやショーウィンドウなど)として8mm〜10mmの範囲で切断しても良い。また、例えば、直方体や十字架等の同一形状・同一太さの部分を切断する場合には、透明板の厚さを考慮する必要はないが、設置場所によって削ぎ落としの必要がある場合には、設置現場で削ぎ落としたり、予めその分を短くして立体物を製作しても良い。
また、立体物への彩色は、立体物の製作後に行っても良いし分割立体物とした後に行っても良い。この際、分割立体物への彩色は、実際の透明板の厚さ相当の仮透明板に仮貼り付けを行い、透明板を透かして全体を見た場合の見栄えを確認しながら彩色作業を行うのが好ましい。尚、彩色に使用するインキ等は、立体物の設置場所(雨対策等)や剤料(溶剤含有の有無等)を考慮して決定される。また、防水ニス等のコーティング処理を施しても良い。
透明板への実際の貼り付けには、立体物の材質・大きさ・重さ・設置期間・設置場所等を考慮して決定するが、両面テープ・接着剤・マグネット・吸着盤等での貼り付けが可能である。また、使用目的等の状況に応じてボルト・ナット等の固定部材や補強部材を利用することも可能である。尚、両面テープ・マグネット・吸着盤を使用した場合には、図3(A),(B)に示すように、分割立体物8a,8bの各分割面が透明板7の各面と面一となるように埋め込む必要がある。また、両面テープ・マグネット・吸着盤を使用した場合には、分割立体物8a,8bの透明板7に対する取り外しや貼り付け位置の変更の容易性を確保することができる。
また、透明板7の表裏で立体物8a,8bの貼り付け位置にズレが生じないよう、図4(A),(B)に示すように、立体物8a,8bの貼り付け箇所に穴空けを施した型紙9を作成し、この型紙9を利用して透明板7に立体物を貼り付けても良い。
以下、図5に示すように、立体物としての小鳥8を分割して分割立体物8a,8b,8cを作成し、図6,7に示すように、透明板7に貼り付ける例を説明する。
<型紙9を利用しないで透明板7に直接分割立体物8a,8bを貼り付ける場合>
1)透明板7に対する分割立体物8a,8bの貼り付け位置を確認し、水性ペン等で貼り付け位置の位置取りを行う(透明板7の一面側のみで可)
2)透明板7の一面側(水性ペンでの位置取り面側でなくて良い)に分割立体物8a,8bの分割面に応じて接着剤の塗布又は両面テープの貼り付けを行う
3)透明板7の一面側に一方の分割立体物(例えば、分割立体物8a)を、水平・垂直方向を確認しながら貼り付ける
4)他方の分割立体物(例えば、分割立体物8b)の分割面に接着剤の塗布又は両面テープの貼り付けを行う
5)透明板7の他面側に他方の分割立体物8bを、一面側の一方の分割立体物8aの分割面とで重なり合うように確認しながら貼り付ける
の手順によって透明板7に対する分割立体物8a,8bの貼り付けを行う。
<透明板7の一面側に型紙9を利用して分割立体物8a,8bを貼り付ける場合>
図8に示すように、
イ)透明板7の一面側(例えば、裏面側)のみに型紙を用いた場合の手順
1)立体物の貼り付け位置を確認し、水性ペン等で透明板7の裏面側に貼り付け位置の位置取りを行う
2)位置取りした部位に型紙の切り口(分割面形状)が重なるように、型紙の垂直・水平を確認しながら透明板7の裏面側に型紙を貼り付ける
3)透明板7の表面側に貼り付ける分割後の一方の立体物の分割面に接着剤の塗布又は両面テープの貼り付けを行う
4)透明板7の表面側に貼り付ける一方の分割立体物(例えば、分割立体物8a)を、透明板7の裏側に貼り付けた型紙の切り口と分割面とを一致させながら、透明板7の表面側に貼り付ける
5)型紙を透明板7から取り外す
6)透明板7の裏側に貼り付ける分割後の他方の立体物の分割面に接着剤の塗布又は両面テープの貼り付けを行う
7)透明板7の裏側に貼り付ける他方の分割立体物(例えば、分割立体物8b)を、その分割面と透明板7の表面側に貼り付けた一方の分割立体物8aの分割面とを一致させながら、透明板7の裏側に貼り付ける
の手順で透明板7に対する分割立体物8a,8bの貼り付けを行う。
<透明板7の両面に型紙9を利用して分割立体物8a,8bを貼り付ける場合>
図9に示すように、
1)分割立体物8a,8bの貼り付け位置を確認し、水性ペン等で透明板7の一面側に貼り付け位置の位置取りを行う
2)位置取りした部位に型紙9の切り口(分割面形状)が重なるように、型紙9の垂直・水平を確認しながら透明板7の一面側に型紙9を貼り付ける
3)透明板7の一面側に貼り付けた型紙9の切り口と重なるように、且つ、その一面側の型紙9とで垂直・水平を確認しながら透明板7の他面側に型紙9を貼り付ける
4)透明板7の一面側に貼り付ける一方の分割立体物(例えば、分割立体物8a)の分割面に接着剤の塗布又は両面テープの貼り付けを行う
5)透明板7の他面側に貼り付ける他方の分割立体物(例えば、分割立体物8b)の分割面に接着剤の塗布又は両面テープの貼り付けを行う
6)透明板7の一面側に貼り付ける一方の分割立体物8aを、透明板7の一面側に貼り付けた型紙9の切り口と分割面とを一致させながら、透明板7の一面側に貼り付ける
7)透明板7の他面側に貼り付ける他方の分割立体物8bを、透明板7の他面側に貼り付けた型紙9の切り口と分割面とを一致させながら、透明板7の他面側に貼り付ける
8)型紙9を透明板7から取り外す
の手順で透明板7に対する分割立体物8a,8bの貼り付けを行う。
尚、実際に分割立体物8a,8bを透明板7に貼り付ける場合、例えば、ショーウィンドウ用の立体物の場合や、立体物が動物等のように、立体物に表裏が設定されている場合、分割された立体物のうち、表側に位置する方を先に透明板7に貼り付けるのが好ましい。
これにより、実際の立体物を見る側からの貼り付け状態を確認することができるため、裏面側を透明板7に貼り付ける前に、イメージ等の確認や貼り付け位置の変更等を行うことができる。
なお、分割立体物は、立体物を一旦作成して、それを分割して作成することに限られるわけではない。最初から別々に作成して、それを貼り付けてもよい。
次に、上述した製法等に基づく立体物提示例を説明する。
<人型ロボット>
図10に示すように、人型ロボットを立体物Aとして予め所定動作の状態で作成し、その立体物Aを任意の位置や角度で複数に分割し、ショーウィンドウ等の透明板7の表裏に各分割面が対向する状態で貼り合わせる。
これにより、立体物(人型ロボット)Aがあたかも透明板7を突き破っているかのような躍動感溢れる装飾効果を得ることができる。
この際、透明板7の表面(又は裏面)に、擬似のひび割れ等を描くことにより、より一層リアリティ感のある装飾効果を得ることも可能である。
<動物等>
図11に示す立体物Bとしての鯉や、図12,図13に示す立体物Cとしてのイルカ等の魚(貝)類、図14,図15に示す立体物Dとしてのふくろうや、図16に示す立体物Eとしてのはと、図16に示す立体物Fとしての折鶴等の鳥類、図17に示す立体物Gとしてのライオンや図18に示す立体物Hとしての竜(創造物)等の動物(全体/部分)等の他、図示を略する植物(木/果実)や昆虫等を所定動作の状態で作成し、その立体物を任意の位置や角度で分割し、ショーウィンドウ等の透明板7の表裏に対向状態で貼り合わせる。
これにより、その動物等の躍動感や状態をより現実的なものとして表現することが可能となる。
この際、例えば、図19に示す枝10に止まっている子鳥8や蛇行した竜H等は、複数個所で立体物8,Hを分割することができ、木・巣・雲等の図柄を透明板7の周囲に描くことにより、木に止まる鳥・蜘蛛の巣・空を飛ぶ竜等のように、より一層現実感あふれるオブジェ等とすることができる。
また、図20に示すライオンGの口、図21,図22に示すふくろうDや図23に示す小鳥8の目等が光るように、LED等の光源11を設けて光らせたり、動物の目や口に監視カメラを設ける等の機能を付与することも可能である。この際、光源11や監視カメラの駆動用の電源回路ユニット12(図20参照)等は、一方を室外側に設けた場合、盗難防止の観点から室内側の分割立体物に設けるのが好ましい。
さらに、図11,図12,図13に示した魚類の場合では、透明板7の表面に水13を流し、あたかも泳いでいる(又は跳ねている)ような視覚的効果を付与することも可能である。
<固有の意味合いを持つ立体物>
図24,図25,図26に示す立体物Iとしての十字架、図27に示す立体物Jとしての天使、図28に示す立体物Kとしてのキリスト、図29,図30に示す立体物Lとしての招き猫、図31に示す立体物Mとしてのサンタクロース等の他、仏像・観音像・歴史上の著名な人物像(西郷隆盛/二宮金次郎等)等の固有の意味合い等を容易に想定し得る物をモチーフとして立体物を作成し、その立体物を任意の位置や角度で分割し、天窓・壁窓・ショーウィンドウ等の透明板7の表裏に対向状態で貼り合わせる。
これにより、立体物I〜Mのように、全体像(固有の意味合い)を視覚的に確保したうえで、その立体物I〜Mが有する固有の意味に加え、例えば、宙に浮いた十字架I・天に昇る(又は教会に入る)天使JやキリストK・煙突がない場合のサンタクロースMのプレゼント方法等、他の意味合いを複合して視覚的に与えることができるうえ、場所(教会・店舗等)の位置を示す看板的な要素を確保することも可能である。
この際、天窓等に立体物を貼り付けても、透明板7に穴を開ける必要が無いため、雨漏り等の心配もないうえ、外界からの視認性の向上と室内下方から見上げる芸術性美的効果の向上を図ることができ、しかも、夜間における透明板7を透して見える夜空(星・月・雲)とのコントラストや月明り等によって透明板7表面に作られる陰影等、その視覚的相乗効果は計り知れない。
尚、スポーツ関連の人(ゴルファー/野球のバッター等)や物(対象競技用ボールやバット等)或いは、図32に示すライオンG等を立体物とし、透明板7を表彰盾の一部として適用することも可能である。
この際、図33に示すように、このような表彰盾14のような比較的小型な透明板7に立体物を設ける場合には、透明板7の表裏に対向状態で設けた製作金型15,16を利用し、立体物の離型と同時に位置決め状態での立体物の貼り付けを行うことも可能である。
尚、必要に応じて透明板7の上辺と一方の縦片とに跨るL字状の位置決め工具(図示せず)を用い、その位置決め工具に製作金型15,16の二辺を突き当てて位置決めすることで透明板7に対する立体物の表裏位置決めを行うことも可能である。
<複数の立体物の組み合わせ>
図34に示す立体物Nとしての立方体、図35に示す立体物Oとしての直方体、図36,図37に示す立体物Pとしてのハート等の立体物を複数個用い、これらを任意の位置や角度で分割し、ショーウィンドウ等の透明板7の表裏に対向状態で貼り合わせる。
これにより、各立体物の陰影を含めたグラデーションを作り、あたかも動いているかのような装飾効果を得ることができる。尚、これらの立体物N〜P等を複数組み合わせても良い。
<機能付き立体物>
図38〜図40に示す立体物Q〜Sを座部や背凭れ(一体/別体を問わない)として利用したイス17〜19や図41,図42に示す立体物Tとしてのぶつかり防止用クッション体といった機能を持たせ、その立体物Q〜Tを任意の位置や角度で分割し、強化ガラスや強化プラスチック等の透明板7の表裏に対向状態で貼り合わせる。
これにより、イスやクッション体(バンパー効果)Tといった機能的効果を視覚効果に付与することができるうえ、イスやクッション体が存在しても室内空間が広く感じるといった視覚的効果を確保することができる。
尚、例えば、図43に示すように、イス17の座部(背凭れ一体を含む)としての立体物Q〜S側は、補強ボルト20等で強固に固定するのが好ましい。
また、透明板7の角度は垂直や傾斜等を問わないが、イス17から19として利用する場合には透明板7にスタンド等のバランス補強板21を取り付けるのが好ましい。
さらに、透明板7を背凭れとして使用するため、その透明板7を屈曲(図40参照)させることによって、透明板7の強度やバランス性の向上等を確保することも可能である。尚、座部と背凭れとを一体とした立体物Rの場合、図39に示したように、背凭れの一部を前後に分割すれば、座部並びに背凭れの機能を確保すると同時に透明板7との接着面積を広く確保することができる。
また、図44〜図47は、他の機能付き立体物の例を示す。
図44に示した立体物Uは、英字等の立体文字を複数組み合わせて全体で単語等を構成したものである。また、図45に示すように、立体物としての直方体Oや立体矢印V等に宣伝文字(例えば、「人気商品」や「新製品」等)を表記することで宣伝効果を向上することも可能である。
この際、立体矢印Vは、例えば、蛇腹状としたり、薄肉部分を形成(図47参照)した立体矢印Wとすることにより、任意に矢印方向を屈曲させることも可能である。
このように、本発明の立体物の提示方法によれば、一つの立体物を任意の位置並びに角度で分割し、無色透明又は有色透明な透明板7の表裏に前記一つの立体物の分割面が対向した状態で設けて前記透明板7の一面側から他面側を透かしたときに視覚的に前記一つの立体物として認識し得るようにしたことにより、立体物の視覚的な浮遊状態を容易に確保することができるばかりでなく、引き付け効果を向上することができる。
本発明の一実施形態にかかわる立体物は、造形・彫刻・彫塑・デザイン・設計を含む、美術教育分野において教材として採用することもできる。
尚、立体物が発光するようにすることが好ましい。立体物を透明材料で形成し、その内部に光源を入れておけばよい。また、電源を内部に入れておいてもよい。立体物自体が発光するようにしてもよい。例えば、表面に発光塗料を塗布しておいてもよい。また、有機EL材料・液晶材料を用いて、立体物を作成してもよい。
図1は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の作成手順例を時系列で示す説明図である。 図2は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の貼り付け手順例を時系列で示す説明図である。 図3(A),(B)は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の貼り付け例2の説明図である。 図4(A),(B)は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される型紙の説明図である。 図5は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の一例の分割斜視図である。 図6は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の一例の斜視図である。 図7は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の一例の側面図である。 図8は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される型紙を用いた貼り付け例1の説明図である。 図9は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される型紙を用いた貼り付け例2の説明図である。 図10は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例1の斜視図である。 図11は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例2の斜視図である。 図12は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例3の側面図である。 図13は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例4の側面図である。 図14は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例5の斜視図である。 図15は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例5の側面図である。 図16は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例6の斜視図である。 図17は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例7の斜視図である。 図18は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例8の斜視図である。 図19は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例9の正面図である。 図20は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例10の断面図である。 図21は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例11の斜視図である。 図22は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例11の説明図である。 図23は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例12の説明図である。 図24は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例13の斜視図である。 図25は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例13の斜視図である。 図26は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例13の斜視図である。 図27は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例14の斜視図である。 図28は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例15の斜視図である。 図29は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例16の斜視図である。 図30は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例16の斜視図である。 図31は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例17の斜視図である。 図32は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例18の斜視図である。 図33は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例18の説明図である。 図34は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例19の斜視図である。 図35は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例20の斜視図である。 図36は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例21の分割斜視図である。 図37は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例21の斜視図である。 図38は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例22の斜視図である。 図39は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例23の斜視図である。 図40は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例24の斜視図である。 図41は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例25の斜視図である。 図42は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例26の斜視図である。 図43(A)〜(C)は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例22の組み立て例を時系列で示す説明である。 図44は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例27の斜視図である。 図45は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例28の斜視図である。 図46は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例29の斜視図である。 図47は本発明の一実施形態にかかわる立体物の提示方法に適用される立体物の実施例30の斜視図である。
符号の説明
A〜W…立体物
7…透明板

Claims (14)

  1. 一つの立体物を任意の位置並びに角度で分割して複数の分割立体物を作成し、無色透明又は有色透明な透明板の両面に前記複数の分割立体物の各分割面が対向するように設け、前記透明板の一面側から他面側を透かしたときに視覚的に前記一つの立体物として認識し得るようにしたことを特徴とする立体物の提示方法。
  2. 前記一つの立体物は、前記透明板の厚さを考慮して分割されていることを特徴とする請求項1に記載の立体物の提示方法。
  3. 前記分割立体物の各分割面は、貼り付け手段を介して互いに対向状態で前記透明板に貼り合わせることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の立体物の提示方法。
  4. 前記貼り付け手段は、その肉厚に応じて前記分割立体物の各分割面が面一となるように埋設されていることを特徴とする請求項3に記載の立体物の提示方法。
  5. 前記分割立体物の少なくとも一方は、固定手段を介して固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の立体物の提示方法。
  6. 前記分割立体物は、前記透明板の少なくとも一面側に設ける際に、その一面側若しくは他面側に前記分割立体物の分割面形状に略一致する位置決め穴を形成した位置決め部材を用いて位置決めされていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の立体物の提示方法。
  7. 前記透明板の少なくとも一面に、文字又は図柄の装飾が施されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の立体物の提示方法。
  8. 前記分割立体物は、前記装飾の一部を構成していることを特徴とする請求項7に記載の立体物の提示方法。
  9. 前記分割立体物の表面に、文字又は図柄の装飾が施されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載の立体物の提示方法。
  10. 前記分割立体物の内部に、光源又はセンサを配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れかに記載の立体物の提示方法。
  11. 前記光源又はセンサは、前記分割立体物の室内側に配置したことを特徴とする請求項10に記載の立体物の提示方法。
  12. 前記光源又はセンサは、前記分割立体部の開口部分からビームを照射することを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の立体物の提示方法。
  13. (旧請求項5)
    立体物の原型を原寸大で作成したうえで、前記原型を利用して分割位置及び分割方向を決定し、前記原型を分割作業用原型固定台座に固定し、前記原型の分割位置及び分割方向に沿って切金を差し込んだ状態で前記原型を石膏で覆い、該石膏を前記切金の差し込み位置で分割することにより石膏型を作成し、その石膏型内に前記立体物構成用の溶融材料を流し込んで予め分割した立体物を作成することを特徴とする分割立体物の作成方法。
  14. 前記石膏型の前記分割面に相当する面は、前記透明板の厚さの分だけ除去されていることを特徴とする分割立体物の作成方法。
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