JP2008265796A - Foldable cargo handling pallet - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、平面矩形の荷支持台の側辺から起立するパネルを折り畳んで荷支持台上に重ねることができる折り畳み自在な荷役用パレットに関するものである。 The present invention relates to a foldable cargo handling pallet capable of folding a panel rising from a side of a plane rectangular load support base and stacking the panels on the load support base.
この種の折り畳み自在な荷役用パレットは、特許文献1に記載されるように、平面矩形の荷支持台の側辺からそれぞれ起立する4枚のパネルの内、少なくとも最上位に重ねられるパネルは、前記荷支持台上に重なる折曲底辺部が連設されたL形に構成され、このL形パネルがその折曲底辺部の先端においてヒンジを介して前記荷支持台上に起伏自在に連結されるものである。特許文献1に記載のものでは、前側のゲートパネルと後側のバックパネルの2枚のパネルがそれぞれ折曲底辺部を備えたL形パネルとなっているが、一般的にはゲートパネルとバックパネルとの内の何れか一方がL形パネルに構成される。そして、特許文献1に記載のものでは、L形パネルの荷支持台に連結するヒンジとして、帯状板を筒状に曲げ加工したものが使用されているが、線材を螺旋筒状に巻回したコイルヒンジも使用される。
而して、特許文献1などに記載される従来の折り畳み自在な荷役用パレットでは、荷支持台を構成するメッシュ構造体の左右方向線材の1本と、L形パネルの折曲底辺部の先端に位置する左右方向線材とを並列隣接させ、この並列する2本の左右方向線材を、帯状板を筒状に曲げ加工したヒンジやコイルヒンジによって連結する構造であるため、L形パネルの起伏中心となる折曲底辺部先端の左右方向線材の遊びが大きく、L形パネルのがたつきが大きくなる欠点があった。
Thus, in the conventional foldable cargo handling pallet described in
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る折り畳み自在な荷役用パレットを提供することを目的とするものであって、請求項1に記載の折り畳み自在な荷役用パレットは、後述する実施形態の参照符号を付して示すと、平面矩形の荷支持台1の側辺から起立するパネル2〜5を折り畳んで荷支持台1上に重ねることができる折り畳み自在な荷役用パレットであって、当該パネル2〜5の内、最上位に重ねられるパネル(バックパネル5)は、前記荷支持台1上に重なる折曲底辺部10が連設されたL形に構成され、このL形パネル(バックパネル5)がその折曲底辺部10の先端においてヒンジ11を介して前記荷支持台1上に起伏自在に連結されている折り畳み自在な荷役用パレットにおいて、前記荷支持台1は、フレーム構造体6とその上に敷設されたメッシュ構造体7とから構成され、前記フレーム構造体6は、左右両側の前後方向枠材16a,16bとこれら両前後方向枠材16a,16bどうしを連結する複数本の左右方向枠材17a〜17cとから構成され、この左右方向枠材17a〜17cの1本(左右方向枠材17b)が前記L形パネル(バックパネル5)の折曲底辺部10の先端が重なる位置に配置され、前記ヒンジ11は、前記L形パネル(バックパネル5)の折曲底辺部10の先端に位置する左右方向線材21aに嵌合して前記左右方向枠材17b上に固着されたヒンジ部材22a〜22c,26を備えた構成となっている。
The object of the present invention is to provide a foldable cargo handling pallet capable of solving the conventional problems as described above, and the foldable cargo handling pallet according to
上記構成の本発明を実施するについて、具体的には請求項2に記載のように、前記荷支持台1のメッシュ構造体7は、前記フレーム構造体6の上に重なる前後方向線材18(実施形態における特定位置の線材18a〜18dを含む、以下同じ)と、この前後方向線材18の上に重なる左右方向線材19(実施形態における特定位置の線材19aを含む、以下同じ)とから構成し、この左右方向線材19は、前記L形パネル(バックパネル5)の折曲底辺部10と重なる領域を避けて配置し、前記L形パネル(バックパネル5)は、縦線材20と横線材21とから成るメッシュ構造として、その縦線材20の下端から内側に折曲する前後方向線材部20aと、この前後方向線材部20a上に重なる左右方向線材21a,21bとで前記折曲底辺部10を構成し、この折曲底辺部10における前後方向線材部20aを前記荷支持台1のメッシュ構造体7における前後方向線材18間に位置させ、前記ヒンジ部材22a〜22cは、前記折曲底辺部10における前後方向線材部20aとこれに隣接する前記荷支持台1のメッシュ構造体7における前後方向線材18b〜18dとの間に配置し、前記折曲底辺部10における前後方向線材部20aの右側に位置するヒンジ部材22a,22cと当該折曲底辺部10における前後方向線材部20aの左側に位置するヒンジ部材22bとを設けることができる。
In carrying out the present invention having the above-described configuration, specifically, as described in
又、請求項3に記載のように、前記ヒンジ部材22a〜22cには、前記荷支持台1のフレーム構造体6における左右方向枠材17b上に重なる水平取付け板部23と、当該左右方向枠材17bの垂直側面に重なる垂直取付け板部24とを設けることができる。この場合、請求項4に記載のように、前記ヒンジ部材22a〜22cは、帯状板を倒立L形に曲げ加工すると共に、その水平取付け板部23に上向きに突曲する倒立U字形部25を形成して構成し、この倒立U字形部25を前記L形パネル(バックパネル5)の折曲底辺部10の先端に位置する左右方向線材21aに嵌合させることができる。
According to a third aspect of the present invention, the
更に、前記請求項2に記載のように、前記荷支持台1のメッシュ構造体7は、前記フレーム構造体6の上に重なる前後方向線材18(実施形態における特定位置の線材18a〜18dを含む、以下同じ)と、この前後方向線材18の上に重なる左右方向線材19(実施形態における特定位置の線材19aを含む、以下同じ)とから構成し、この左右方向線材19は、前記L形パネル(バックパネル5)の折曲底辺部10と重なる領域を避けて配置し、前記L形パネル(バックパネル5)は、縦線材20と横線材21とから成るメッシュ構造として、その縦線材20の下端から内側に折曲する前後方向線材部20aと、この前後方向線材部20a上に重なる左右方向線材21a,21bとで前記折曲底辺部10を構成し、この折曲底辺部10における前後方向線材部20aを前記荷支持台1のメッシュ構造体7における前後方向線材18間に位置させて構成する場合、請求項5に記載のように、前記ヒンジ11を構成するヒンジ部材26は、前記折曲底辺部10における2本の前後方向線材部20a間において前記折曲底辺部10における先端の左右方向線材21aに嵌合させると共に、前記荷支持台1のフレーム構造体6における左右方向枠材17b上に固着することができる。
Further, as described in
上記請求項5に記載の構成を採用する場合、請求項6に記載のように、前記ヒンジ部材26は、帯状板を倒立U字形に曲げ加工し、その両垂直板部27a,27bに、前記折曲底辺部10における2本の前後方向線材部20a間に位置する前記荷支持台1のメッシュ構造体7における各1本の前後方向線材18b〜18cに嵌合する切り欠き凹部28を設けることができる。
When the configuration according to the fifth aspect is adopted, as described in the sixth aspect, the
上記請求項1に記載の本発明に係る折り畳み自在な荷役用パレットによれば、L形パネルの折曲底辺部先端の左右方向線材が、荷支持台を構成するメッシュ構造体の左右方向線材ではなく、当該メッシュ構造体を支持するフレーム構造体の左右方向枠材の1本に固着されたヒンジを介して当該フレーム構造体の左右方向枠材に連結されているので、従来の構成と比較してL形パネルのがたつきを少なくし、L形パネルの取付け強度を増大させることが容易になる。 According to the foldable cargo handling pallet according to the first aspect of the present invention, the lateral wire at the tip of the bent bottom portion of the L-shaped panel is a lateral wire of the mesh structure constituting the load support base. And is connected to the left and right frame member of the frame structure via a hinge fixed to one of the left and right frame members of the frame structure that supports the mesh structure. Thus, it becomes easy to reduce the shakiness of the L-shaped panel and increase the mounting strength of the L-shaped panel.
尚、請求項2や請求項5に記載の構成によれば、L形パネルの折曲底辺部先端の左右方向線材がヒンジに対して左右方向に遊動するのを阻止するための特別な部品を併用しなくとも、L形パネルの左右方向の遊びを無くすことができる。又、請求項3に記載の構成によれば、ヒンジの水平取付け板部と垂直取付け板部との間の入り隅部を荷支持台のフレーム構造体側の左右方向枠材の出隅部に嵌合させるだけで当該ヒンジの前後方向位置と姿勢とが決まることになるので、ヒンジの取付けを容易に、しかも精度良く行える。従って、L形パネルの遊びを抑えながら起伏運動を円滑に行わせることができる。この場合に請求項4や請求項6に記載の構成によれば、ヒンジ自体も構造簡単になり、安価に実施することができる。
In addition, according to the structure of
以下に本発明の具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、図1及び図2において、1は平面矩形の荷支持台、2,3は荷支持台1の左右両側辺から起立するサイドパネル、4は荷支持台1の後側辺から起立するバックパネル、5は荷支持台1の前側辺から起立する開閉自在なゲートパネルである。荷支持台1は、フレーム構造体6とその上に重ねて固着されたメッシュ構造体7とから構成され、フレーム構造体6の四隅近傍の下側には、脚体8が付設されている。サイドパネル2,3は、バックパネル4の左右両側辺にコイルヒンジ9を介して当該バックパネル4の内側に重ねるように折り畳み自在に連結されている。バックパネル4は、その下端から内側に直角に折曲連設された折曲底辺部10を備えた側面視L形のもので、その折曲底辺部10の先端においてヒンジ11により荷支持台1上に起伏自在に連結されている。
DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS A specific embodiment of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. In FIGS. 1 and 2, 1 is a plane rectangular load support base, and 2 and 3 are sides rising from the left and right sides of the
ゲートパネル5は、下側ゲート部5aと、この下側ゲート部5aの上辺にヒンジ12によって前後開閉自在に連結された上側ゲート部5bとから成り、下側ゲート部5bの下辺が荷支持台1の前側辺にコイルヒンジ13により起伏自在に連結されている。そして、垂直に起立させたゲートパネル5の下側パネル部5aの左右両側辺上端部と上側パネル部5bの左右両側辺上端部とをサイドパネル2,3の前側辺に係止する4つの係止手段14が併設されている。
The
上記構成の荷役用パレットは、図1に示す組立て状態において、各パネル2〜5で囲まれた荷支持台1上の荷収納空間内に荷を収納して、運搬や保管に利用されるものであるが、荷を取り出すときは、係止手段14を解除して、ゲートパネル5の全体又は上側ゲートパネル部5bのみを手前に回倒して荷収納空間の前側を開放することができる。この組立て状態での荷役用パレットは、図2に仮想線で示すように、上段のパレットの左右両側の脚体8を下段のパレットの左右両サイドパネル2,3の上辺に嵌合させることにより、段積みすることができる。
In the assembled state shown in FIG. 1, the cargo handling pallet having the above configuration is used for transporting and storing by storing the load in the load storage space on the
使用しない荷役用パレットは、係止手段14を解除して荷支持台1上にゲートパネル5を重ねるように折り畳み、左右両サイドパネル2,3をバックパネル4の内側に重ねるように折り畳んだ状態で当該バックパネル4を荷支持台1上に重ねるように折り畳むことにより、荷支持台1上の高さが、最上位に位置する折り畳まれたバックパネル4の垂直姿勢にある折曲底辺部10の高さ相当まで低くすることができる。この実施形態でのパレットは、折り畳んだパレットを段積みするための折り畳み段積み用支持具15が、荷支持台1の左右両側辺の前後2箇所に付設されている。従って、この実施形態では、左右両サイドパネル2,3の外側に位置する折り畳み段積み用支持具15が、組立て状態で左右両サイドパネル2,3が外側へ開くのを阻止するストッパーとなっている。
The unused cargo handling pallet is folded so that the locking means 14 is released and the
上記のように使用される折り畳み自在な荷役用パレットにおいて採用した本発明に係る構成を図3〜図5に基づいて説明すると、図3に示すように、荷支持台1のフレーム構造体6は、左右一対の前後方向枠材16a,16bと、この両前後方向枠材16a,16bどうしを連結する3本の左右方向枠材17a〜17cとから構成されている。各枠材16a〜17cは高さが同一(例えば30mm)の角パイプ材を所要長さに裁断しただけのもので、前後方向枠材16a,16bは正方形断面(例えば30×30mm)の角パイプ材、前後両端の左右方向枠材17a,17bは倍の巾を有する横長断面(例えば30×60mm)の角パイプ材、中間の左右方向枠材17cは巾の狭い縦長断面(例えば30×20mm)の角パイプ材をそれぞれ使用し、突き合わせ箇所を溶接して構成している。勿論、全ての枠材16a〜17cの上面は同一レベルにあって、連続した平坦面を形成している。
The structure according to the present invention employed in the foldable cargo handling pallet used as described above will be described with reference to FIGS. 3 to 5. As shown in FIG. 3, the
荷支持台1のメッシュ構造体7は、左右方向に適当間隔おきに並列する多数本の前後方向線材18と、これら前後方向線材18の上側で前後方向に適当間隔おきに並列させた多数本の左右方向線材19を、溶接により互いに固着して構成されたもので、このメッシュ構造体7をフレーム構造体6の上面(各枠材16a〜17cの上面)に載置し、当該メッシュ構造体7の下側の前後方向線材18とフレーム構造体6の各枠材16a〜17cの上面とを溶接により互いに固着して一体化している。このときメッシュ構造体7の左右両端に位置する前後方向線材18aがフレーム構造体6における左右一対の前後方向枠材16a,16bの上面の内側辺近くに載置され、前後両端に位置する左右方向線材19aがフレーム構造体6における左右一対の前後方向枠材16a,16bの前後両端よりも少し外側に突出して位置するように構成されている。又、メッシュ構造体7の左右方向線材19は、フレーム構造体6における各左右方向枠材17a〜17cから前後に適当距離だけ離れた領域にのみ配列されている。従って、フレーム構造体6における前後両端の左右方向枠材17a,17bの外側には、メッシュ構造体7の前後両端に位置する各1本の左右方向線材19aのみが配置されている。
The
バックパネル4は、他の各パネル2,3,5と同様に、縦線材20と横線材21とを適当間隔おきに配列すると共に交叉部で両線材どうしを溶接により結合一体化して構成したメッシュ構造のものであって、バックパネル4の下端から所要長さ延出させた各縦線材20を内側へ直角に折曲して前後方向線材部20aとし、この前後方向線材部20aの先端部上と中間部上とにそれぞれ左右方向線材21a,21bを重ねて互いに溶接にて固着することにより、折曲底辺部10が構成されている。尚、この折曲底辺部10の左右方向の長さ(巾)は、バックパネル4の垂直本体部の左右方向の長さ(横巾)よりも少し狭く、当該折曲底辺部10を荷支持台1の後側辺部上の所定位置に載置したとき、その各前後方向線材部20aが、荷支持台1のメッシュ構造体7における前後方向線材18の互いに隣り合う2本の線材間の略中央に位置すると共に、左右方向線材21a,21bが、当該メッシュ構造体7における左右両端の前後方向線材18aを除く各前後方向線材18上に受け止められ、そして折曲底辺部10の先端の左右方向線材21aが、平面視において荷支持台1のフレーム構造体6における後側の左右方向枠材17bと重なるように構成されている。
Like the
上記構成のバックパネル4の折曲底辺部10と荷支持台1とを連結するヒンジ11は、3つのヒンジ部材22a〜22cから構成されている。各ヒンジ部材22a〜22cは同一構造のもので、図5Cに示すように、帯状板を倒立L形に曲げ加工して水平取付け板部23と垂直取付け板部24を形成すると共に、水平取付け板部23の中間位置から上方に突曲する倒立U字形部25を形成したものである。この各ヒンジ部材22a〜22cが、図4に示すようにバックパネル4の折曲底辺部10の左右方向の略中央位置と、両端寄りの左右対称2箇所の3箇所に配置されるが、このとき各ヒンジ部材22a〜22cの倒立U字形部25がバックパネル4の折曲底辺部10における先端の左右方向線材21aに対して嵌合し、水平取付け板部23が荷支持台1のフレーム構造体6における後側の左右方向枠材17bの上面に当接すると共に当該左右方向枠材17bの後側垂直面に垂直取付け板部24が当接する状態で、各取付け板部23,24が左右方向枠材17bに溶接されている。
The
各ヒンジ部材22a〜22cの巾は、バックパネル4の折曲底辺部10における各前後方向線材部20aが荷支持台1のメッシュ構造体7における前後方向線材18の互いに隣り合う2本の線材間の略中央に位置する状態において、バックパネル4の折曲底辺部10における前後方向線材部20aとこれに隣り合う荷支持台1のメッシュ構造体7における前後方向線材18との間の間隔より若干小さい。而して、図4に示すように、左右両端のヒンジ部材22a,22bは、荷支持台1のメッシュ構造体7における前後方向線材18の内、両端寄りの左右対称2箇所にある前後方向線材18b,18cとこれらの外側に隣り合うバックパネル4の折曲底辺部10における前後方向線材部20aとの間に嵌合する状態で左右方向枠材17bに固着され、中央のヒンジ部材22cは、荷支持台1のメッシュ構造体7における前後方向線材18の内、略中央位置にある前後方向線材18dとこの片側に隣り合うバックパネル4の折曲底辺部10における前後方向線材部20aとの間に嵌合する状態で左右方向枠材17bに固着されている。
The widths of the
従って、バックパネル4における折曲底辺部10の先端の左右方向線材21aは、側面視において各ヒンジ部材22a〜22cの倒立U字形部25と荷支持台1のメッシュ構造体7における前後方向線材18とで形成される空間内で自転のみ可能に支持され、そしてバックパネル4(折曲底辺部10)が左右方向線材21aの軸方向右側に遊動することは、ヒンジ部材22a〜22cに対して左側に隣接する前後方向線材部20aとヒンジ部材22a,22cとの当接により阻止され、反対の左側に遊動することは、ヒンジ部材22a〜22cに対して右側に隣接する前後方向線材部20aとヒンジ部材22bとの当接により阻止される。即ち、バックパネル4は左右方向に関して完全に位置決めされた状態で、その折曲底辺部10の先端の左右方向線材21aの周りでの起伏運動のみが可能な状態で荷支持台1に取り付けられていることになる。
Accordingly, the left and
尚、サイドパネル2,3とバックパネル4とを連結するコイルヒンジ9は、図4に示すように、バックパネル4の左右両側辺に位置する縦線材20とサイドパネル2,3の後側辺に位置する縦線材とを連結する。そして左右両サイドパネル2,3は、荷支持台1の折り畳み段積み用支持具15と、荷支持台1のメッシュ構造体7における左右両端の前後方向線材18aとの間で、荷支持台1のフレーム構造体6における左右両前後方向枠材16a,16bの平坦な上面により支持される。又、ゲートパネル5と荷支持台1とを連結するコイルヒンジ13は、ゲートパネル5(下側ゲートパネル部5a)の下端の左右方向線材と、図4に示す荷支持台1のメッシュ構造体7における前端の左右方向線材19aとを連結する。
As shown in FIG. 4, the
荷支持台1のフレーム構造体6を構成する各枠材16a〜17cは、角パイプ材を利用するのが好ましいが、その一部又は全部に溝形材を利用することもできる。この場合、少なくともヒンジ11(ヒンジ部材22a〜22c)が固着される左右方向枠材17bは、下側が開放される向きで溝形材を使用することになる。又、ヒンジ11を構成するヒンジ部材の個数は限定されない。例えば、中央のヒンジ部材22cを省いて2つのヒンジ部材22a,22bのみを使用することもできる。更に、少なくとも2つのヒンジ部材22a,22bが配置される箇所には、荷支持台1のメッシュ構造体7において互いに隣り合う2つの前後方向線材18間にバックパネル4における折曲底辺部10の互いに隣り合う2つの前後方向線材部20aが嵌まり込むように構成し、この互いに隣り合う2つの前後方向線材部20a間にヒンジ部材22a,22bを嵌合させるように構成することにより、荷支持台1のメッシュ構造体7とは関係なく、バックパネル4の左右方向の遊動をヒンジ部材22a,22bで阻止させることもできる。
Each of the
上記実施形態では、側面視でL形に構成されるバックパネル4の支承部に本発明の構成が採用されているが、ゲートパネル5(下側ゲートパネル部5a)が側面視でL形に構成される場合には、このゲートパネル5(下側ゲートパネル部5a)に設けられる折曲底辺部の先端の左右方向線材を荷支持台1のフレーム構造体6における前側の左右方向枠材17a上に支承する支承部として、本発明の構成を採用することができる。
In the above embodiment, the structure of the present invention is adopted in the support portion of the
図6〜図9は、バックパネル4の折曲底辺部10を荷支持台1に起伏自在に連結するヒンジ11の変形例を示している。このヒンジ11を構成する各ヒンジ部材26は、帯状板を倒立U字形に曲げ加工し、その両垂直板部27a,27bの下辺中央部に切り欠き凹部28を形成したもので、前記折曲底辺部10における2本の前後方向線材部20a間に丁度嵌合できる程度の長さを有し、前記切り欠き凹部28を前記荷支持台1のメッシュ構造体7における各1本の前後方向線材18b〜18cに嵌合させると共に前記折曲底辺部10における先端の左右方向線材21aに嵌合させた状態で、両垂直板部27a,27bの下辺を前記荷支持台1のフレーム構造体6における左右方向枠材17b上に溶接により固着している。
FIGS. 6 to 9 show modifications of the
上記ヒンジ部材26を使用するヒンジ11の構造によれば、ヒンジ部材22a〜22cと比較して一層ヒンジ部材の構造が簡単になるばかりでなく、バックパネル4の折曲底辺部10における先端の左右方向線材21aに嵌合する部分の極近くでヒンジ部材26をフレーム構造体6における左右方向枠材17b上に溶接により固着できるので、ヒンジ部材26が変形する恐れが殆ど無くなり、全体の強度アップを図ることができる。又、荷支持台1のフレーム構造体6側の左右方向枠材17b上に固着されているヒンジ部材26を、バックパネル4の折曲底辺部10における2本の前後方向線材部20aが挟む構造となるので、バックパネル4の左右横方向の位置は確実に保持され、バックパネル4が左右横方向に遊動することはない。
According to the structure of the
1 荷支持台
2,3 サイドパネル
4 バックパネル
5 ゲートパネル
6 荷支持台のフレーム構造体
7 荷支持台のメッシュ構造体
8 脚体
9,11〜13 ヒンジ
10 バックパネルの折曲底辺部
14 係止手段
15 折り畳み段積み用支持具
16a,16b フレーム構造体の前後方向枠材
17a〜17c フレーム構造体の左右方向枠材
18,18a〜18d メッシュ構造体の前後方向線材
19,19a メッシュ構造体の左右方向線材
20 バックパネルの縦線材
20a 折曲底辺部の前後方向線材部
21 バックパネルの横線材
21a,21b 折曲底辺部の左右方向線材
22a〜22c,26 ヒンジ部材
23 ヒンジ部材の水平取付け板部
24 ヒンジ部材の垂直取付け板部
25 ヒンジ部材の倒立U字形部
27a,27b ヒンジ部材の両垂直板部
28 切り欠き凹部
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