JP2008264008A - 超音波口腔内一括洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】通常のハブラシや従来の電動ハブラシで口腔内を清掃するには、手を動かす必要があった。しかも、清掃効率が悪かった。又、一回では一部分しか磨けないため時間がかかった。そして、手を自分で使えない人や寝たきりの人にはそれらの使用が困難であった。
【解決手段】手を動かさず、一回でしかも一括して口腔内を清掃する方法として、トレーを上下の唇や歯牙ではさんだり、噛んだりすることで固定する装置を発明した。しかも、口腔内を水液で満たし、超音波をかけることにより、毛先の到達不可能な所や複雑な所まで効率良く清掃することができた。
【選択図】 図2
【解決手段】手を動かさず、一回でしかも一括して口腔内を清掃する方法として、トレーを上下の唇や歯牙ではさんだり、噛んだりすることで固定する装置を発明した。しかも、口腔内を水液で満たし、超音波をかけることにより、毛先の到達不可能な所や複雑な所まで効率良く清掃することができた。
【選択図】 図2
Description
本発明は、口腔内清掃装置のうち、口腔内への給水と口腔内からの排水機能を備えた超音波を利用した補助器具である。
本超音波口腔内一括洗浄装置は、歯牙の清掃だけでなく、口腔内全体つまり舌や歯茎を含めた口腔内のすべての軟組織を隅々まで一気に清掃するものである。
従来、超音波を利用した口腔内清掃装置は、歯ブラシタイプのもので歯牙を中心に清掃するもので少しずつ場所を移動させながら、使用しなければならなかった。
その為、歯牙を清潔にするだけでも長時間を必要としなければならず、舌、口蓋、歯茎など口腔内のプラークの沈着した柔らかく動きやすい凹凸の激しい軟組織を磨くことは困難であったり、時には不可能であった。
従来品は、複雑な構造の口腔内諸器官や組織を短時間で効果的に清潔にするには、超音波を活用するとしてもその振動をブラシの毛先に伝えていたため、超音波の効果は間接的にならざるを得ず、しかも水流の力を利用していなかったため清潔効果は低くならざるを得なかった。
そこで図1の如く、従来のように手指で清掃具を把持し、さらには口腔内で移動させることで、歯牙をはじめとする口腔内の洗浄を行っていたが、図2、図3の如く口腔内に超音波発生装置を備えた本装置を口に水を含んだ状態でくわえ、超音波を発生させることや図4、図5、図6、図7の如く上下顎の歯牙や歯茎を上から覆うような形のトレー形で口腔内への給水と口腔内からの排水を行いながら、超音波の洗浄力を活用した。また、図8の如く単にこの装置を上・下の歯で噛んではさむ事で支えることができ、かつ装置をもって手を動かすなど手指による何の補助的な動作も必要とせず、口腔内清掃を可能とした乳頭状、棒状、板状さらにはトレー型を特徴とする口腔内清掃具である。
本装置を唇や上下の歯牙でくわえることや上下顎提並びに歯列さらには舌や上口蓋をすべて包み込むようなトレー型にしたことで、他人の手を借りることなく手足の不自由な人や寝たきりの人々にも自由な時間に簡単にしかも、一回で清掃できるようになった。
本装置を乳頭状、棒状、板状にしたものや上下顎提や歯列並びに舌を包み込むトレー型にした口腔内清掃具で、しかも超音波を利用した口腔内清掃具である。本発明は、図2、図3で示したような形や図4に示した様に歯科顎模型製作の為に使う上顎用トレーを上下に背中合わせに接合したような形態を特徴とする。こうすることにより、上顎の歯牙や歯肉はもとより上口蓋部そして下顎に於いては歯牙や歯肉はもちろんのこと舌背部まで口腔内のほとんど全てを包含することを可能とした。さらに、口腔内への新鮮な水(薬物を含んでいても良い)の供給と口腔外への排泄の構造を具備させ、機能させることでその洗浄効果は著しく向上する(図9、図10)。その為、給排水の機能を持った装置を口腔外に設けるとさらに好ましい(図11)。トレーに似せた口腔内洗浄装置の内外面の随所に超音波発生装置として振動子を付設させることによりウォーターピックなどに代表される水流の効果だけでなく、超音波振動効果も相乗させることが出来る(図9、図10)。このトレー型口腔内洗浄装置の材質は、金属、セラミック、プラスティックなど樹脂、ゴム、木、ガラス、ビニールなど加工可能なもの全てが適用できる。
第一の実施例につき、図2の如く、乳頭形、円筒形あるいは円柱型で超音波振動子を側面部や先端につけた装置を笛を加えるように口腔内に装着した。そして、唇に触れる部分はその振動が減弱するようにクッション材で装置をカバーした。本発明品を不注意から飲み込まない様、唇部にストッパーとなるカバーを製作した。この場合、この装置を口腔内に装着する時には口腔内を水溶液で満たし、洗浄後は汚れた水溶液を口から吐いて捨てた。
第二の実施例につき、図3の如く、側面に超音波発生装置を装着した板状の口腔内洗浄装置を作製した。平盤状にしたことで口腔内でより安定した。
第三の実施例につき、図4の超音波口腔内洗浄装置を口腔内に装備したところである(図8)。給水の方法として水道水の蛇口に本装置の給水ホースをつないだ。又、排水は本装置排水ホースをシンクに置くことで、口腔内への水の供給と排除を可能とした。
第四の実施例は図11の如く、給排水を専門に受け持つ装置を口腔外に設けることで、洗面所に立つことなくどこでも持ち運びができ、携帯できる。たとえ、旅先に於いても使用することができる。又、この工夫で体の不自由な人や寝たきりの人々にもその使用を容易にした。給排水装置には、小ポンプを設けて給排水が自動的にできるようになった。給水部分はカートリッジ方式とし、簡単にあらかじめ用意されたカートリッジを交換することで、常に新鮮な薬液や水により口腔内を洗浄できるようにした。又、排水により集められた吐水を入れる容器も設け簡単にそれらの汚水を捨てられるように工夫した(図17、図18)。
第五の実施例では図12の如く、口腔内に挿入し洗浄する本体部分の内面に毛様の突起を設けることで、それらが歯冠や歯肉部そして、上口蓋並びに舌背部に直接、接触するようにした。超音波による波動を利用し、それらの毛先を振動させ洗浄効果をより一層高めた。しかし、口腔内の容積つまり大きさに個人差があるのでそのサイズをS.M.Lなど段階別に作製した。
1 電動ハブラシ
2 超音波振動発生装置
3 棒型口腔内洗浄装置
4 クッション材
5 板状口腔内洗浄装置
6 ストッパー
7 新鮮水誘導管
8 汚水誘導管
9 汚水取入れ口
10 排水管
11 給水管
12 新鮮水口腔内排水孔
13 上顎用トレー部
14 下顎用トレー部
15 給水取入れ口
16 排水出口
17 給水カートリッジ
18 排水カートリッジ
19 毛
2 超音波振動発生装置
3 棒型口腔内洗浄装置
4 クッション材
5 板状口腔内洗浄装置
6 ストッパー
7 新鮮水誘導管
8 汚水誘導管
9 汚水取入れ口
10 排水管
11 給水管
12 新鮮水口腔内排水孔
13 上顎用トレー部
14 下顎用トレー部
15 給水取入れ口
16 排水出口
17 給水カートリッジ
18 排水カートリッジ
19 毛
Claims (3)
- 水もしくは薬液を口腔内に含ませた状態で超音波振動子を具備した棒状あるいは平板状の装置を上下顎の歯牙で噛ませるなどしてくわえ、口腔内の水液に超音波振動を与え、口腔内への給水と口腔内からの排水機能を備え、一度に口腔内の隅々まで洗浄することを特徴とする口腔内洗浄装置。
- 上下顎の歯牙や歯茎を外から覆うような半円形、あるいはかまぼこ型の形状をなし、口腔内への給水と口腔内からの排水機能を備えた口腔内洗浄具。
- 口腔内洗浄具の少なくとも一部に超音波振動発信装置を備えることを特徴とする請求項1、請求項2記載の口腔内洗浄具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007098799A JP2008264008A (ja) | 2007-03-22 | 2007-04-04 | 超音波口腔内一括洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007075277 | 2007-03-22 | ||
JP2007098799A JP2008264008A (ja) | 2007-03-22 | 2007-04-04 | 超音波口腔内一括洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008264008A true JP2008264008A (ja) | 2008-11-06 |
Family
ID=40044384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007098799A Pending JP2008264008A (ja) | 2007-03-22 | 2007-04-04 | 超音波口腔内一括洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008264008A (ja) |
-
2007
- 2007-04-04 JP JP2007098799A patent/JP2008264008A/ja active Pending
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