JP2008263400A - アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】広帯域を保ちつつ面積を小さくしたアンテナを提供する。
【解決手段】長方形状の金属板10と、金属板10の長手方向Y1に沿って設けられた第1スリットSL1と、第1スリットSL1の中央から金属板10の第1端部T1まで金属板10の短手方向Y2に沿って延在して設けられた第2スリットSL2とを設ける。そして、金属板10の第1端部T1側の角部を切り欠いた切欠部11を設ける。
【選択図】図12

Description

本発明は、アンテナに係り、特に、長方形状の金属板と、前記金属板の長手方向に沿って設けられた第1スリットと、前記第1スリットの中央から前記金属板の第1端部まで前記金属板の短手方向に沿って延在して設けられた第2スリットとを設けたアンテナに関するものである。
上述したアンテナとして、図1に示されたアンテナが提案されている(特許文献1、非特許文献1、2)。同図に示すように、アンテナは、長方形状の金属板10から成っている。この金属板10には、第1スリットSL1と、第2スリットSL2とが設けられている。第1スリットSL1は、金属板10の長手方向Y1に沿って設けられている。第2スリットSL2は、第1スリットSL1の中央から金属板10の第1端部T1まで短手方向Y2に沿って延在して設けられている。アンテナは、第1端部T1と第1スリットSL1との距離W2を金属板10の第1端部T1と対向する第2端部T2と第2スリットSL2との距離よりも大きくして設けられている。
本発明者らは、金属板10の長手方向Y1の距離l=88mmとして、特許文献1、非特許文献2に記載されているアンテナ寸法比と同じアンテナを、インピーダンス75Ω、50Ωについてそれぞれシミュレーションして、そのアンテナの電圧定在波比(以下VSWR)−周波数特性を求めた。結果を図26に示す。
なお、アンテナ寸法は、距離l=88mm、距離W2=30mm、第1スリットSL1、第2スリットSL2のスリット幅d=2.6mm、距離W1=2.6mm、第1スリットSL1の端部と金属板10の長手方向Y1に対向する一対の端部の各々との距離e=24mmとした。同図に示すように、このアンテナは75Ω系においては、VSWR−周波数特性が2点で極小点を持つ、即ち2つの共振周波数を持つため広い範囲でVSWRを小さくすることができ、VSWR<2の比帯域を75%と広帯域にすることができる。
特開2005−203829号公報 Tanaka,S.,Y.Kim,A.Matsuzaki,S.Hayashida,H.Morishita,Y.Ido and Y.Atsumi,"Wideband folded loop and folded dipole antennas,"in Proceedings of IEEE AP-S Int.Symp.,July 2006,pp.3711-3714 信学技報AP2004−107
しかしながら、上述したアンテナは、広帯域で使用でき、しかも平面で構成される利点をもつものの、エレメント面積が大きくなる事が欠点である、という第1の課題があった。
また、図26に示すように、このアンテナは50Ω系においては、VSWR−周波数特性が2つの共振周波数を持っているが、全体的にVSWRが大きく、VSWR<2の比帯域は20%未満となり、広い広帯域を得ることができない、という第2の課題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、広帯域を保ちつつ面積を小さくしたアンテナを提供することを第1の課題とする。
また、本発明は、比帯域20%以上の広帯域を持つインピーダンス50Ωのアンテナを提供することを第2の課題とする。
本発明者は、広帯域を保ちつつ面積を小さくすべく検討を重ねた結果、金属板の第1端部側の角部にはほとんど電流が流れていないことを見い出し、本発明を完成するに至った。
即ち、請求項1記載の発明は、長方形状の金属板と、前記金属板の長手方向に沿って設けられた第1スリットと、前記第1スリットの中央から前記金属板の第1端部まで前記金属板の短手方向に沿って延在して設けられた第2スリットとを設けて、2つの共振周波数を持つように、前記第1端部と前記第1スリットとの距離を前記金属板の前記第1端部と対向する第2端部と前記第1スリットとの距離よりも大きくして設けたアンテナにおいて、前記金属板の前記第1端部側において前記長手方向に対向する一対の角部を切り欠いた一対の第1切欠部を設けたことを特徴とするアンテナに存する。
請求項2記載の発明は、前記一対の第1切欠部が各々、三角形状又は四角形状になるように切り欠かれていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナに存する。
請求項3記載の発明は、ガラス上に搭載されたアンテナであって、前記一対の第1切欠部が各々、前記長手方向側の端部から前記第2スリットの縁部に亘って前記第2スリットに近づくに従って前記第2端部から離れるように設けた第1切欠線と該第1切欠線の前記第2スリット側の端部から前記第1端部に亘って前記第2スリットに沿って設けられた第2切欠線との両切欠線に沿って切り欠いて設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナに存する。
請求項4記載の発明は、前記金属板の前記第2スリットを中心とした前記長手方向の両側に設けられた前記第1切欠線、前記第2スリット、前記第1スリット、前記第2端部、前記長手方向側の端部に囲まれた領域を、少なくとも該領域の縁部を残して切り欠いた一対の第2切欠部を設けたことを特徴とする請求項3に記載のアンテナに存する。
請求項5記載の発明は、長方形状の金属板と、前記金属板の長手方向に沿って設けられた第1スリットと、前記第1スリットの中央から前記金属板の第1端部まで前記金属板の短手方向に沿って延在して設けられた第2スリットとを設けたアンテナにおいて、前記金属板の長手方向の距離(l)と、前記第1端部と前記第1スリットとの距離(W2)と、前記第1端部と対向する第2端部と前記第1スリットとの距離(W1)と、前記第1スリットの端部と前記金属板の長手方向に対向する一対の端部の各々との距離(e)との比が、88:32〜40:0〜8:0〜16になるように設けられていることを特徴とするアンテナに存する。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、金属板の第1端部側において長手方向に対向する一対の角部を切り欠いた切欠部を設けても2つの共振周波数を持たせることができる。このため、広帯域特性を保ちつつ切欠分、面積を小さくすることができた。
請求項2記載の発明によれば、一対の切欠部が、三角形状又は四角形状になるような切欠部を設けることにより、広帯域特性を保ちつつ切欠分、面積を小さくすることができた。
請求項3記載の発明によれば、一対の第1切欠部が各々、長手方向側の端部から第2スリットの縁部に亘って第2スリットに近づくに従って第2端部から離れるように設けた第1切欠線と該第1切欠線の第2スリット側の端部から第2端部に亘って第2スリットに沿って設けられた第2切欠線との両切欠線に沿って切り欠いて設けることにより、広帯域特性を保ちつつ切欠分、面積を小さくすることができた。
請求項4記載の発明によれば、少なくとも第1切欠線、第2スリット、第1スリット、第2端部、長手方向側の端部の縁部を残して切り欠いた一対の第2切欠部を設けることにより、広帯域特性を保ちつつ切欠分、面積を小さくすることができた。
請求項5記載の発明によれば、金属板の長手方向の距離(l)と、第1端部と第1スリットとの距離(W2)と、第2端部と第1スリットとの距離(W1)と、第1スリットの端部と金属板の長手方向に対向する一対の端部の各々との距離(e)との比を、88:32〜40:0〜8:0〜16にすることにより、VSWR<2となる比帯域が20%以上となる広帯域のアンテナを得ることができる。
第1実施形態
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1実施形態における本発明のアンテナを示す図である。同図に示すように、アンテナは、長方形状の金属板10から成っている。この金属板10には、第1スリットSL1と、第2スリットSL2とが設けられている。第1スリットSL1は、金属板10の長手方向Y1に沿って設けられている。第2スリットSL2は、第1スリットSL1の中央から金属板10の第1端部T1まで短手方向Y2に沿って延在して設けられている。また、20は、給電器である。この給電器20は、第1端部T1の第2スリットSL2を挟んだ長手方向Y1の一方側と他方側間に給電を行っている。
本発明者は、上記第1端部T1と第1スリットSL1との距離W2が異なる複数のアンテナを作製して、そのアンテナのVSWR<2となる比帯域と、中心周波数fcとを計測した。結果を図2に示す。なお、金属板10の長手方向Y1の距離lを88mm、第2端部T2と第1スリットSL1との距離W1を4mm、第1及び第2スリットSL1、SL2の幅dを2mm、第1スリットSL1の端部と金属板10の長手方向Y1に対向する一対の端部の各々との距離eを2mmとし、アンテナインピーダンスを50Ωとしている。また、比帯域は、下記の式(1)で求めることができる。
(fmax−fmin)/fc …(1)
(fmax:VSWR<2となる周波数の最大値、fmin:VSWR<2になる周波数の最大値、fc:VSWR<2となる周波数域の中心)
図2に示すように、距離W2の変化に対して比帯域は急激に変化し、28mm<W2<55mm付近にピークをもち、最大で50%以上が得られることが分かった。よって、28mm<W2<44mmとすれば、23%以上の比帯域を得ることができる。
また、本発明者は、距離eが異なる複数のアンテナを作製して、そのアンテナのVSWR<2となる比帯域と、中心周波数fcとを計測した。結果を図3に示す。なお、距離l=88mm、距離W1=4mm、距離W2=32mm、幅d=2mmとし、アンテナインピーダンスを50Ωとしている。図3に示すように、距離eの変化に対しても比帯域は急激に変化し32mm<距離w2<40mm、距離e<16の範囲で20%以上の比帯域が得られることがわかった。
また、本発明者は、幅dが異なる複数のアンテナを作製して、そのアンテナのVSWR<2となる比帯域と、中心周波数fcとを計測した。結果を図4に示す。なお、距離l=88mm、距離W1=4mm、距離W2=32mm、距離e=2mmとし、アンテナインピーダンスを50Ωとしている。図4に示すように、幅dが変化に対しても比帯域はほとんど変化しないことが分かった。
また、本発明者は、距離W1が異なる複数のアンテナを作製して、そのアンテナのVSWR<2となる比帯域と、中心周波数fcとを計測した。結果を図5に示す。なお、距離l=88mm、距離W2=32mm、距離e=2mm、幅d=2mmとし、50Ωのインピーダンスで給電している。図5に示すように、距離W1による比帯域の変化は若干あるものの距離W2、eに比べると小さいことが分かった。
そこで、本発明者は、比帯域の特に影響の大きい距離W2、距離eが異なる複数のアンテナを作製して、そのアンテナのVSWR<2となる比帯域と、中心周波数fcとを計測した。結果を図6に示す。なお、距離l=88mm、距離W1=4mm、幅d=2mmとし、50Ωのインピーダンスで給電している。図6に示すように、32mm<距離W2<40mm、距離e<16mmのとき、比帯域が20%を超えることが分かった。また、距離eを大きくすると、距離W2も大きくなり、アンテナが大型化することが分かった。
次に、本発明者は、距離W1、W2が異なる複数のアンテナを作製して、そのアンテナのVSWR<2となる比帯域と、中心周波数fcとを計測した。結果を図7〜図9に示す。なお、図7においては、距離l=88mm、距離e=2mm、幅d=2mmとし、図8においては、距離l=88mm、距離e=8mm、幅d=2mmとし、図9においては、距離l=88mm、距離e=16mm、幅d=2mmとしている。図7〜図9に示すように、28mm<距離W2<48mm、距離W1<16mmにすると比帯域20%を超えることが分かった。また、W1=16mmでも比帯域40%を超える場合もあるが、距離W1の増大によりアンテナが大型化してしまうことが分かった。
以上から明らかなように、距離l:距離W2:距離W1:距離e=88:32〜40:0〜8:0〜16となるようにアンテナを設ければ、アンテナインピーダンス50Ωで比帯域20%以上の広帯域を得ることができる。
第2実施形態
次に、本発明者らは距離l:距離W2:距離W1:距離e=88:32〜40:0〜8:0〜16となるようにアンテナの一例として、距離l=88mm、距離W2=32mm、距離W1=4mm、幅d=2mm、距離e=2mmのアンテナを作製してVSWR−周波数特性の実測値、計算値を測定した。結果を図10に示す。同図に示すように、実測値、計算値とも良く一致した。また、測定結果で1.16〜2.03GHzの広い範囲に渡り、VSWR<2となった。比帯域を計算すると54%となっている。
次に、本発明者らは、上記距離l=88mm、距離W2=32mm、距離W1=4mm、幅d=2mm、距離e=2mmのアンテナを作製して、共振周波数2GHz、1.35GHzのそれぞれにおける金属板10の各部に流れる電流の流れ、及び、強さを計測した。結果を、図11に示す。図11(A)は2GHzのときの電流の流れ及び強さを示す図であり、図11(B)は1.35GHzのときの電流の流れ及び強さを示す図である。
図11中、矢印が電流の向きを表し、背景色の濃淡が電流密度の強さ(濃いと弱く、薄いと強い)を表している。同図に示すように、金属板10の第1端部T1側の長手方向Y1に対向する一対の角部にはほとんど電流が流れていないことが分かった。
そこで、本発明者らは、図12に示すように、上記距離l=88mm、距離W2=32mm、距離W1=4mm、幅d=2mm、距離e=2mmのアンテナに、距離W3=2mmとなるように金属板の第1端部側の角部を三角形状に切り欠いた切欠部11を設けたアンテナを作成し、VSWR−周波数特性の実測値、計算値を測定した。同図に示すように、切欠部11を設けても2つの共振周波数を持つ広帯域特性が得られることが分かった。よって、計算値においては、1.47GHz〜2.27GHzの帯域でVSWR<2となり、比帯域も43%と広帯域にできることが分かった。
また、図1に示す構成のアンテナの面積は(4+2+32)×88=3344[mm]であったが、図12に示す構成のアンテナの面積は(3+2+28+3+2+2)/2×88=1760[mm]となり、図1に示す構成のアンテナ面積の53%に小型化することができた。また、図1に示す構成のアンテナの中心周波数は1.69GHzであったのに対して図12に示す構成のアンテナの中心周波数は1.87GHzと約10%増加している。一般的に、アンテナの中心周波数は面積の平方根に反比例して増加するので、それを考慮すると、面積は図1に示す構成のアンテナ面積の65%に減少したことになる。
即ち、上述した第2実施形態のアンテナによれば、金属板10の第1端部T1側の角部を三角形状に切り欠いた切欠部11を設けても2つの共振周波数を持たせることができ、広帯域特性を保ちつつ切欠分、面積を小さくすることができた。
第3実施形態
また、本発明者らは、図14に示すように、上記距離l=88mm、距離W2=32mm、距離W1=4mm、幅d=2mm、距離e=2mmのアンテナに、距離C=5mm、10mm、15mm、20mmとなるように金属板10の第1端部T1側の角部を長方形状に切り欠いた切欠部11を設けたアンテナを作成し、VSWR−周波数特性の実測値、計算値を測定した。同図に示すように、切欠部11を設けても2つの共振周波数を持つ広帯域特性が得られることが分かった。
また、計算値において距離C=20mmの場合は、1.31GHz〜2.16GHzの帯域でVSWR<2となり、比帯域を49%と広帯域にできることが分かった。距離C=15mmの場合は、1.34GHz〜2.17GHzの帯域でVSWR<2となり、比帯域を47%と広帯域にできることが分かった。距離C=10mm以下でも、2つの共振周波数を持つという特性は得ることができた。
また、距離C=20mmの場合の面積は3344−2×(44−20)=2768[mm](図1に示す構成のアンテナ面積の83%に小型化)、距離C15mmの場合の面積は3344−2×(44−15)×(35−15)=2358[mm](図1に示す構成のアンテナ面積の70%に小型化)となる。
また、図1に示す構成のアンテナの中心周波数は1.69GHzであったのに対して図14に示す構成のアンテナの中心周波数は1.74GHz(距離C=20mm)、1.76GHz(距離C=15mm)と約3%、約4%増加している。また、一般的に、アンテナの中心周波数は面積の平方根に反比例して増加するので、それを考慮すると、面積は図1に示す構成のアンテナ面積の約87%、約77%に減少したことになる。
即ち、上述した第3実施形態のアンテナによれば、金属板10の第1端部T1側の角部を四角形状に切り欠いた切欠部11を設けても2つの共振周波数を持たせることができ、広帯域特性を保ちつつ切欠分、面積を小さくすることができた。
なお、上述した第2及び第3実施形態によれば、切欠部が三角形状か四角形状になるように設けられていたが、本発明はこれに限ったものではない。角部を切り欠いた形状であればどんな形状であってもよい。
また、上述した第2及び第3実施形態によれば、上記距離l=88mm、距離W2=32mm、距離W1=4mm、距離e=2mmのアンテナに切欠部11を設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。図10に示すように、2共振特性を持つアンテナであれば、どんなアンテナであってもよい。
また、上述した第2及び第3実施形態によれば、三角形状、四角形状の切欠部11を設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。切欠部11としては、金属板10の第1端部T1側の角部を切り欠いていれば、どんな形状であってもよい。
第4実施形態
次に、本発明者らは、図1に示すように、ガラス厚=5mm、誘電率(εr)=7.0のガラス上に、距離l=186mm、距離W2=65mm、距離W1=2mm、幅d=4mm、e=65mmのアンテナを搭載して、その周波数に対するVSWRを計測及びシミュレーションにより求めた。結果を、図16に示す。同図に示すように、2つの共振周波数(520MHz、720MHz)を持つことにより広帯域特性が実現されている(VSWR<2で比帯域55%)。
次に、本発明者らは、ガラス厚=5mm、誘電率(εr)=7.0のガラス上に、距離l=186mm、距離W2=65mm、距離W1=2mm、幅d=4mm、e=65mmのアンテナを搭載して、共振周波数520MHz、720MHzのそれぞれにおける金属板10の各部に流れる電流の強さをシミュレーションにより求めた。結果を、図17に示す。図17(A)は、520MHzのときの電流の強さを示す図であり、図17(B)は、720MHzのときの電流の強さを示す図である。
図17中、背景色の濃淡が電流密度の強さ(薄いと弱く、濃いと強い)を表している。同図に示すように、ガラス上に搭載した場合も同様に、金属板10の第1端部T1側の長手方向Y1に対向する一対の角部にはほとんど電流が流れていないことが分かった。
そこで、本発明者らは、図18に示すように、長手方向Y1の端部から第2スリットSL2の縁部に亘って第2スリットSL2に近づくに従って第2端部T2から離れるように設けた第1切欠線L1と第1切欠線L1の第2スリットSL2側の端部から第1端部に亘って第2スリットSL2に沿って設けられた第2切欠線L2との両切欠線に沿って一対の角部を切り欠いた切欠部11を設けたアンテナを作製し、VSWR−周波数特性をシミュレーションにより求めた。結果を、図19中の黒塗りダイヤ形で示す。なお、第2スリットSL2の端部の厚さC=5mm、第2切欠線L2の長さt=35mmとなるように切り欠いている。同図に示すように、図19に示すような切欠部11を設けても2つの共振周波数を持つ。また、約480MHz〜820MHzにおいてVSWR<2.5となり(比帯域52%)、小型化しても広帯域特性が得られることが分かった。
また、図1に示す構成のアンテナの面積は、(2+4+65)×186=13206[mm]であったが、図18に示す構成のアンテナの面積は13206−((65+35)×86/2)×2=4606[mm]となり、図1に示す構成のアンテナ面積の35%に小型化することができた。
第5実施形態
次に、本発明者らは、ガラス厚=5mm、誘電率(εr)=7.0のガラス上に、図18に示すアンテナを搭載して、共振周波数520MHz、720MHzのそれぞれにおけいて、供給電流の位相を0°、30°、60°、90°、120°、150°と変えたときの金属板10の各部に流れる電流の流れ、及び、強さを計測した。結果を、図20及び図21に示す。また、図23は、図20及び図21に示す電流の流れの特徴部分を示した図である。
図20〜図22に示すように、第1スリットSL1と長手方向Y1の両端との間には、短手方向Y2に沿った方向に電流が流れておらず、長手方向Y1に沿った方向の電流しか流れていないことが分かった。また、図20〜図22に示すように、金属板10には、第1スリットSL1に沿った方向の電流、第1切欠線L1に沿った方向の電流、第2スリットSL2に沿った方向の電流が流れていることが分かった。
そこで、本発明者らは、金属板10の第2スリットSL2を中心とした長手方向Y1の両側に設けられた第1切欠線L1、第2スリットSL2、第1スリットSL1、第2端部T2、長手方向Y1側の端部に囲まれた領域A(図18参照)を、少なくとも該領域Aの縁部を残して切り欠いても2共振特性の劣化は少ないのではないかと考えた。
まず、本発明者らは、図23に示すように、領域Aのうち第1スリットSL1と金属板10の長手方向Y1の両端との間を切り欠いたアンテナ、即ち、切欠部12(=第2切欠部)を設けたアンテナを作製して、そのアンテナをガラス厚=5mm、誘電率(εr)=7.0のガラス上に搭載した状態で、VSWR−周波数特性をシミュレーションにより求めた。結果を、図19の白抜きの四角で示す。同図に示すように、切欠部12を設けてもVSWR−周波数特性は図18のアンテナとほとんど変わらずに、2つの共振周波数を持ち、VSWR<2.5とすると帯域は約480MHz〜820MHzとなり(比帯域52%)、小型化しても広帯域特性が得られることが分かった。
そこで、本発明者らは、図24に示すように、さらに切欠部13(=第2切欠部)を設けたアンテナを作製して、そのアンテナをガラス厚=5mm、誘電率(εr)=7.0のガラス上に搭載した状態で、VSWR−周波数特性をシミュレーションにより求めた。結果を、図19の白抜きの三角で示す。同図に示すように、切欠部13を設けても2つの共振周波数を持ち、VSWR<2.5とすると帯域は約470MHz〜770MHzとなり(比帯域48%)、小型化しても広帯域特性が得られることが分かった。
さらに、本発明者らは、図25に示すように、切欠部12と切欠部13とを繋げた切欠部14(=第2切欠部)、即ち領域Aの縁部のみを残して切り欠いた切欠部14を設けたアンテナを作製して、そのアンテナをガラス厚=5mm、誘電率(εr)=7.0のガラス上に搭載した状態で、VSWR−周波数特性をシミュレーションにより求めた。結果を、図19の白抜きの丸で示す。同図に示すように、切欠部14を設けてもVSWR−周波数特性は図25のアンテナとほとんど変わらずに、2つの共振周波数を持ち、VSWR<2.5とすると帯域は約470MHz〜770MHzとなり(比帯域48%)、小型化しても広帯域特性が得られることが分かった。
上述した図25に示すアンテナを車両のガラス上に搭載するアンテナに用いれば、線上構造に近い形と成っているため良好な視界を得ることができる。
また、上述した広帯域アンテナの放射特性は、使用帯域においてダイポールアンテナと同等の特性を示すことをシミュレーションで確認している。その利得はガラスなしのアンテナについては約2dBi、ガラス上のアンテナにおいては470MHz〜770MHzにおいて0.5dBi以上となり、良好なアンテナとして動作することが確認できた。
なお、上述した第5実施形態では、図23〜図25に示すような切欠部12〜14を設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。領域A内の少なくとも縁部を残して切り欠いた切欠部であればどんな形状であってもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
第1実施形態における本発明のアンテナの一実施の形態を示す斜視図である。 図1に示すアンテナの距離W2と比帯域及び中心周波数との関係を示すグラフである。 図1に示すアンテナの距離eと比帯域及び中心周波数との関係を示すグラフである。 図1に示すアンテナの幅dと比帯域及び中心周波数との関係を示すグラフである。 図1に示すアンテナの距離W1と比帯域及び中心周波数との関係を示すグラフである。 図1に示すアンテナの距離W2及びeと比帯域との関係を示すグラフである。 図1に示すアンテナにおいて距離e=2mmのときの距離W2及びW1と比帯域との関係を示すグラフである。 図1に示すアンテナにおいて距離e=8mmのときの距離W2及びW1と比帯域との関係を示すグラフである。 図1に示すアンテナにおいて距離e=16mmのときの距離W2及びW1と比帯域との関係を示すグラフである。 距離l=88mm、距離W2=32mm、距離W1=4mm、距離e= mmのアンテナを作成してVSWR−周波数特性の実測値、計算値を測定した結果を示すグラフである。 上記距離l=88mm、距離W2=32mm、距離W1=4mm、幅d=2mm、距離e=2mmのアンテナを作製して、共振周波数2GHz、1.35GHzのそれぞれにおける金属板10の各部に流れる電流の流れ、及び、強さを計測した結果を示す図である。 第2実施形態における本発明のアンテナの一実施の形態を示す斜視図である。 図12に示すアンテナのVSWR−周波数特性を示すグラフである。 第3実施形態における本発明のアンテナの一実施の形態を示す斜視図である。 図14に示すアンテナのVSWR−周波数特性を示すグラフである。 ガラス厚=5mm、誘電率(εr)=7.0のガラス上に距離l=186mm、距離W2=65mm、距離W1=2mm、幅d=4mm、e=65mmの図1に示すアンテナを搭載して、その周波数に対するVSWRを計測した結果を示す図である。 ガラス厚=5mm、誘電率(εr)=7.0のガラス上に距離l=186mm、距離W2=65mm、距離W1=2mm、幅d=4mm、e=65mmの図1に示すアンテナを搭載して、共振周波数520MHz、720MHzのそれぞれにおける金属板の各部に流れる電流の強さを計測した結果を示す図である。 第4実施形態における本発明のアンテナの一実施の形態を示す斜視図である。 図18、図23〜図25に示すアンテナのVSWR−周波数特性を示すグラフである。 図18に示すアンテナを作製して、共振周波数520MHzで供給電流の位相を0°、30°、60°、90°、120°、150°と変えたときの金属板の各部に流れる電流の流れ、及び、強さを計測した結果を示す図である。 図18に示すアンテナを作製して、共振周波数720MHzで供給電流の位相を0°、30°、60°、90°、120°、150°と変えたときの金属板の各部に流れる電流の流れ、及び、強さを計測した結果を示す図である。 図20及び図21に示す電流の流れの特徴部分を示した図である。 第5実施形態における本発明のアンテナの一実施の形態を示す図である。 第5実施形態における本発明のアンテナの一実施の形態を示す図である。 第5実施形態における本発明のアンテナの一実施の形態を示す図である。 従来のアンテナのVSWR−周波数特性を示すグラフである。
符号の説明
10 金属板
11 切欠部
A 領域
L1 第1切欠線
L2 第2切欠線
SL1 第1スリット
SL2 第2スリット
T1 第1端部
T2 第2端部
Y1 長手方向
Y2 短手方向

Claims (5)

  1. 長方形状の金属板と、前記金属板の長手方向に沿って設けられた第1スリットと、前記第1スリットの中央から前記金属板の第1端部まで前記金属板の短手方向に沿って延在して設けられた第2スリットとを設けて、2つの共振周波数を持つように、前記第1端部と前記第1スリットとの距離を前記金属板の前記第1端部と対向する第2端部と前記第1スリットとの距離よりも大きくして設けたアンテナにおいて、
    前記金属板の前記第1端部側において前記長手方向に対向する一対の角部を切り欠いた一対の第1切欠部を設けたことを特徴とするアンテナ。
  2. 前記一対の第1切欠部が各々、三角形状又は四角形状になるように切り欠かれていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
  3. ガラス上に搭載されたアンテナであって、
    前記一対の第1切欠部が各々、前記長手方向側の端部から前記第2スリットの縁部に亘って前記第2スリットに近づくに従って前記第2端部から離れるように設けた第1切欠線と該第1切欠線の前記第2スリット側の端部から前記第1端部に亘って前記第2スリットに沿って設けられた第2切欠線との両切欠線に沿って切り欠いて設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
  4. 前記金属板の前記第2スリットを中心とした前記長手方向の両側に設けられた前記第1切欠線、前記第2スリット、前記第1スリット、前記第2端部、前記長手方向側の端部に囲まれた領域を、少なくとも該領域の縁部を残して切り欠いた一対の第2切欠部を設けたことを特徴とする請求項3に記載のアンテナ。
  5. 長方形状の金属板と、前記金属板の長手方向に沿って設けられた第1スリットと、前記第1スリットの中央から前記金属板の第1端部まで前記金属板の短手方向に沿って延在して設けられた第2スリットとを設けたアンテナにおいて、
    前記金属板の長手方向の距離(l)と、前記第1端部と前記第1スリットとの距離(W2)と、前記第1端部と対向する第2端部と前記第1スリットとの距離(W1)と、前記第1スリットの端部と前記金属板の長手方向に対向する一対の端部の各々との距離(e)との比が、88:32〜40:0〜8:0〜16になるように設けられていることを特徴とするアンテナ。
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