JP2008262891A - 放電灯点灯装置及び照明器具及び照明システム及び出力表示器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】放電灯点灯装置100は、電源スイッチ20の一時的オフにより交流電源1から交流電力の供給が一時的に休止する電力供給一時停止期間が予め設定された設定期間内かどうかを検出する電力供給一時停止期間検出部400と、電力供給一時停止期間検出部400により電力供給一時停止期間が前記設定期間内であることが検出された場合には検出時まで設定していた調光指令値を他の調光指令値に暫定的に設定し、前記検出後の所定の期間内に、引き続き、電力供給一時停止期間検出部400により電力供給一時停止期間が設定期間内であることが予め設定された1回以上のいずれかの回数検出された場合には暫定的に設定した他の調光指令値を新たな設定値として確定するマイクロコンピュータとを備えた。
【選択図】図1
Description
交流電力を供給する交流電源から供給された交流電力を整流して出力する整流回路と、前記整流回路の出力電圧を昇圧する昇圧回路と、前記昇圧回路が昇圧した電圧を高周波電圧に変換して出力し、出力した高周波電圧で放電灯を点灯させるインバータ回路とを備えた放電灯点灯装置において、
前記交流電源による交流電力の供給が供給状態から供給停止状態となり再び供給状態となった場合の供給停止期間である電力供給一時停止期間が予め設定された設定期間内かどうかを検出する電力供給一時停止期間検出部と、
複数の発振周波数のうち予め設定された発振周波数で前記インバータ回路を発振させる制御を実行するマイクロコンピュータであって、前記電力供給一時停止期間検出部により電力供給一時停止期間が設定期間内であることが検出された場合に、前記検出後の所定の期間内に、引き続き、前記電力供給一時停止期間検出部により電力供給一時停止期間が設定期間内であることが予め設定された1回以上のいずれかの回数検出された場合には、前記予め設定された1回以上のいずれかの回数の検出時まで設定していた発振周波数を他の発振周波数に設定し、前記他の発振周波数を新たな設定値として確定し、新たな設定値として確定した発振周波数で前記インバータ回路を発振させるマイクロコンピュータと
を備えたことを特徴とする。
図1〜図6を用いて実施の形態1を説明する。実施の形態1は、電源スイッチがONである場合に電源スイッチを所定の短時間のうちにON→OFF→ONとする第1操作があると放電灯の調光率をある値に暫定的に変化させ、さらにその後の所定の期間内に、引き続き電源スイッチを所定の短時間のうちにON→OFF→ONとする第2操作(確定操作)がある場合に、ある値に暫定的に設定した調光率を確定する放電灯点灯装置に関する。このような機能により、放電灯点灯装置は、瞬時停電が生じた場合であっても、ユーザの意図に反して調光率が変化することがなくなる効果がある。
(1)放電灯点灯装置100では、交流電源1からの交流電力が電源スイッチ20を介して供給され、ダイオードブリッジ2で整流される。ダイオードブリッジ2の出力は、脈流成分を含む直流電源である。この脈流成分を含む直流電源が昇圧チョッパ回路200に供給される。
(2)昇圧チョッパ回路200は、昇圧チョッパ制御回路210で制御される。昇圧チョッパ回路200は、チョークコイル3、スイッチング素子5、ダイオード4、コンデンサ6から構成され、入力された脈流を含む直流電源を昇圧・平滑し、インバータ回路300に安定化された一定電圧を供給する。
(3)インバータ回路300は、インバータ制御回路310で制御される。インバータ回路300は、スイッチング素子7及びスイッチング素子8により、昇圧チョッパ回路200で昇圧された直流電圧を高周波電圧に変換する。また、抵抗13が、スイッチング素子7に並列に接続される。なお、スイッチング素子7及び8のドレイン・ソース間に逆並列に接続されているダイオードは、図示を省略する。
(4)放電灯負荷回路330は、カップリングコンデンサ9、チョークコイル10、放電灯11の直列回路及びカップリングコンデンサ9に並列に接続された抵抗14、及び、放電灯11に並列に接続されたコンデンサ12から構成される。
(5)インバータ制御回路310のマイコン312には、放電灯状態検出回路320、電源オン・オフ状態検出回路340、電源オフ期間検出回路360の出力信号が接続される。
(6)放電灯状態検出回路320は、放電灯11の放電灯負荷回路330への装着または抜去状態の検出及び放電灯11の正常または不良状態を検出する。放電灯11の装着状態は、コンデンサ6を電源として抵抗13、抵抗14、放電灯11の両フィラメントを介して電流が流れることを検出する。また、放電灯11の不良状態は、放電灯11の両端電圧の上昇、フィラメントの電圧等で検出する。
次に図3を用いて電源オフ期間検出回路360の具体構成を説明する。図3は、電源オフ期間検出回路360の具体的な構成を示す図である。図4は、図3に示した電源オフ期間検出回路360の回路特性を示す図である。
また、放電灯状態検出回路320が放電灯11の放電灯負荷回路330への装着を検出し、かつ、放電灯11の正常状態を検出した場合にのみ、インバータ回路300は発振が継続的に駆動される。従って、放電灯11の未装着や寿命末期等の異常状態の場合は、インバータ回路300の発振は停止される。放電灯状態検出回路320は、放電灯11の抜去状態、あるいは異常状態の場合には検出信号をマイコン312に出力する。マイコン312は、抜去状態の検出信号を入力すると「フィラメント検出フラグ3131」を「0」にし、放電灯11の異常状態の検出信号を入力すると「放電灯不良検出フラグ3132」を「1」にする。マイコン312は、「フィラメント検出フラグ3131」が「0」である場合、あるいは「放電灯不良検出フラグ3132」が「1」である場合は、制御出力回路311への制御信号の出力を停止し、インバータ回路300の発振を停止する。
(2)例えば、電源スイッチ20がオンの状態で、操作者の操作により、電源スイッチ20をToffより小さい期間t内(例えば、1秒以内)オフすると、マイコン312は、放電灯11の調光率を現行の90%(例えばSdn=198)から次に指定される70%(例えばSdn+1=194)に暫定的に変化させる。すなわち、マイコン312は、電源スイッチ20のオフ期間(電力供給一時停止期間t)がToff期間以内と判断すると、不揮発性メモリ313の調光率テーブル3137における現在のSdn=198(現在設定中とする)をSdn+1=194に暫定的に設定する。
(3)マイコン312は、Sdn=198をSdn+1=194に設定すると同時に、調光率(調光指令値Sd)を変化させたことを記録するべく、図2の「調光率変化フラグFd3130」を「0」から「1」に書き換える。「調光率変化フラグFd3130」が「1」であることは、次に述べるように、設定中の調光指令値が確定前の暫定の設定であることを示す。
(2)そして、図5に示すように、「調光率変化フラグFd3130」が有効な期間内に、操作者による第2操作(確定操作)により再度電源スイッチ20がToffの期間内でオフされると(S121のYES,S122のYES)、マイコン312は、「調光率変化フラグFd3130」が有効期間内及び電源スイッチ20がToffの期間内にオフした情報を基に、暫定的に設定していた調光指令値「Sdn+1=194」の設定を確定する。
(3)マイコン312は、調光指令値「Sdn+1=194」の値を基に制御出力回路311に出力する制御信号を以降継続して生成し、制御出力回路311を介してインバータ回路300を駆動する。
(4)マイコン312は、調光指令値の変化(設定)を確定した場合、その時点で調光率変化フラグFdをリセットし、値を「0」とする。
(5)もし、「調光率変化フラグFd3130」が有効(フラグ=1)な期間内に、再度電源スイッチ20がToff期間内にオフした情報が無い場合は(S122のNO)、マイコン312は、調光指令値「Sdn+1=194」を変化前の元の「Sdn=198」の設定に戻す(S140)。放電灯11の調光率は、マイコン312により調光指令値に対応する変化前の元の調光率に戻すように制御される。
(6)上記(1)〜(5)の例では、電源スイッチ20の所定の短時間Toff内のオフで調光率を90%(Sdn=198)から70%(Sdn+1=194)に仮に変化させ、再度、「調光率変化フラグFd3130」の有効期間内に、電源スイッチ20の所定の短時間Toff内のオフで調光率70%(Sdn+1=194)を確定する。そして、以降、70%(Sdn+1=194)の調光率で放電灯11を点灯継続する。また、もし「調光率変化フラグFd3130」の有効期間内に調光率の確定が行われない場合、マイコン312は、調光率は70%から90%(Sdn=198)に戻るように制御する。
また、上記説明では、調光指令値をSdnからSdn+1に変化させる場合に、調光率を順次減じて指定可能な最後の調光指令値Sdmの次に定格出力である調光指令値Sd0(100%調光)に戻る、いわゆる調光率を降順で指定する場合について説明した。蛍光灯放電灯の場合は、蛍光物質の劣化や管壁の汚れなどの原因で放電灯の発光効率は新品が大きく、点灯使用時間が累積するに従って発光効率が低下することは知られている。従って、放電灯が新品で発光か効率が良い場合には放電灯の調光率を小さく、また、放電灯の累積点灯時間の増加に伴い調光率を大きくするように制御すれば、常に定格出力(100%出力)で点灯する場合に比べて、使用環境の照度の変化を小さく、且つ、省エネができる効果がある。このような応用に対応するため、調光指令値Sd0を最小の調光率に、最後に指定可能な調光率を最大の調光率(100%出力)にし、その後、調光率Sd0に戻す、いわゆる調光率の「昇順指定」をしても良いことは明らかである。
また、上記説明では、調光率が仮値に変化した後に、「調光率変化フラグFd」が有効期間内に電源スイッチ20をオフしてから所定の短時間内にオンする操作を1回行うことで調光率の確定を行う場合について説明した。しかし、これは一例である。これを、「調光率変化フラグFd」の有効期間内に電源スイッチ20をオフしてから所定の短時間内にオンする確定操作を少なくても2回以上行った後に調光率の変化を確定するようにすれば、落雷などの原因で交流電源1が瞬時停電した場合でも、放電灯点灯装置の設置・使用者の意図に反して調光率が変化してしまう誤動作の確率をさらに小さくできる効果がある。この確定操作の必要回数は、不揮発性メモリ313の「必要確定操作回数3136」に格納されている。マイコン312は、この必要確定操作回数3136の値に基づき、必要な回数の操作が行われたかどうかを判定する。このように、所定の期間内に行うべき調光率の確定操作は、予め設定された1回以上のいずれかの回数で構わない。
また、上記説明では、調光率を調光指令値SdnからSdn+1に仮に変化させた後に、調光率変化フラグFdの有効期間内にその値を確定する確定操作が行われない場合は、調光率を調光指令値Sdnに戻す場合について説明した。しかしこれは一例である。これを、調光率が確定されない場合には、「予め指定された所定の調光指令値」に戻すようにしても良いことは明らかである。
また、調光率を調光指令値SdnからSdn+1に仮に変化させた後に、その調光率を確定するまでの有効期間である「調光率変化フラグFd」の有効期間は、この期間が短いと確定するタイミングを失する確率が大きなり、逆に、長すぎると一連の操作の関連が薄くなり確定の操作を失念する確率が大きくなる、あるいは確定操作者の確認時間が長くなるなどの問題が起こる。このため、マイコン312がカウントする「調光率変化フラグFd」の有効期間は、5秒以下以内に設定することが実用的には好ましい。
また、調光率を確定した場合に、確定した旨の表示をする表示部410(図1)を備えることとすれば、操作者は操作の実行を確認できる効果がある。なお、調光率の変化を確定した旨の表示を、マイコン312によるインバータ回路に対する発振周波数制御により、放電灯11の調光率を変化させて明滅または明暗させた後に設定した調光率で点灯するように制御することにより、付加する表示部410が不要になる。よって、放電灯点灯装置を安価・小型化できる効果がある。
また、上記で説明した放電灯点灯装置100を、放電灯11が装着された照明器具本体に搭載し、例えば、壁スイッチを電源スイッチ20として利用すれば、簡単な構成で多段ステップの調光が可能な照明装置を提供できる効果がある。
また、電源スイッチ20として壁スイッチなどを利用する場合に、電源スイッチ20を交流電源1の投入または遮断状態を保持する「第1のスイッチ」と、操作時のみオフする「第2の常閉スイッチ」の直列に接続した構成とする。そして、放電灯11の調光率の変化・確定の操作の場合は操作時のみオフする「第2の常閉スイッチ」を使用するようにすれば、所定の短時間内の電源スイッチ20のオフ操作が簡単にできる効果がある。
また、上記「第1のスイッチ」と「第2のスイッチ」は互いにその近傍に設置すれば、電源スイッチ20を小型化でき、操作が便利になる効果がある。なお、上記「第1のスイッチ」と「第2のスイッチ」を近接して配置した場合には、「第1のスイッチ」と「第2のスイッチ」を取り違えて操作する誤操作の確率が大きくなるが、この場合、使用頻度の少ない「第2のスイッチ」に操作を不能にするカバ−を備えれば、誤操作を防止できる効果がある。
図7を用いて実施の形態2を説明する。実施の形態2は、電源オフ期間検出回路360をインバータ回路300の出力に接続した実施形態である。この構成により、電源オフ期間検出回路360については、交流電源1の電圧が異なる場合でも同一の回路定数で対応できる。
また、放電灯状態検出回路320が、放電灯11の未接続(抜去状態)、寿命末期などの不良状態(異常状態)を検出した場合に、マイコン312がインバータ回路301の動作を停止するようにしておく。これにより、放電灯がこのような状態の場合は、電源オフ期間検出回路360の「出力端子b」の電圧が常にLレベルになる。従って、放電灯11が未接続、不良状態の場合には、電源スイッチ20を操作して放電灯11の調光率を変更する機能を停止することができる。よって、放電灯11の調光率を目視で確認できない状態で変更されてしまうことを防止できる効果がある。
図8を用いて実施の形態3を説明する。実施の形態3は、実施の形態1または実施の形態2の放電灯点灯装置を備えた照明器具を共通の電源スイッチに少なくても2台以上接続した照明システム1001に関する。この照明システムにより、複数台の照明器具について同時に調光率を設定することができる。また、放電灯状態検出回路320が放電灯11の抜去を検出した場合には、マイコン312が調光率を変更する機能を停止することにより、複数台の照明器具のうち、調光率を変えたいものに放電灯を装着し、調光率を変えたくないものは放電灯11を抜去しておけばよい。これにより、特別の装置を必要とすることなく、目的の照明器具の放電灯を目的の調光率に設定することができる。
図9は、図8の構成を具体的に示す図である。図9は、特に、直列に接続された2つの電源スイッチの具体的なイメージを示すための図である。図9において、壁にはスイッチボックスが取り付けられている。スイッチボックスは、直列に接続された第1の電源スイッチ20−1と第2の電源スイッチ20−2とを含む。天井には4台の照明器具が設置されている。4台の照明器具には、配設された電源線により交流電源1の電力が供給される。前記のように、「第1の電源スイッチ20−1」は、交流電源1の投入または遮断状態を保持することに使用する。「第2の電源スイッチ20−2」は、放電灯11の調光率の変化・確定の操作にのみ使用する。言い換えれば、「第1の電源スイッチ20−1」は、放電灯の通常のON/OFF用のスイッチであり、「第2の電源スイッチ20−2」は、放電灯11の調光率の変化・確定の専用スイッチである。「第2の電源スイッチ20−2」は、「第1の電源スイッチ20−1」と間違えて操作されないように、カバーで覆われる。これにより、使用者の誤操作を防止できる効果がある。
実施の形態1あるいは実施の形態2で述べたように、これらの放電灯点灯装置は、放電灯状態検出回路320が放電灯11の抜去を検出した場合には、マイコン312が調光率を変更する機能を停止する。照明器具801a〜801nは、それぞれ放電灯点灯装置101a〜101nを備える。図8において、放電灯点灯装置101a〜101nは、図7の放電灯点灯装置101に対して電源スイッチ20を含まない以外は、放電灯点灯装置101と同一の構成である。照明システム1001は、放電灯点灯装置101a〜101nに対して、共通の電源スイッチ20を備える。図8において、操作者は実施の形態1及び2で説明した操作により電源スイッチ20を操作し、放電灯の調光率を変化させることができることは明らかである。
図10に示す本実施の形態4は、実施の形態1あるいは実施の形態2の放電灯点灯装置100あるいは放電灯点灯装置101を複数台使用した場合の照明システム2000を示す構成図である。実施の形態4の照明システム2000は、実施の形態3に対して、交流電源1のもとに、実施の形態3の照明システムを複数接続した構成である。照明システム1002は、照明システム1001と同じ構成である。照明システム1002は、放電灯点灯装置101A〜101Nに対して、共通の電源スイッチ20Aを備える。照明器具901A〜901Nは、それぞれ放電灯点灯装置101A〜101Nを備える。放電灯点灯装置101A〜101Nは、放電灯点灯装置101a〜101nと同様に、放電灯状態検出回路320が放電灯11の抜去を検出した場合には、マイコン312が調光率を変更する機能を停止する。
図11〜図19を用いて実施の形態5を説明する。実施の形態5は、放電灯点灯装置の放電灯11の出力の度合を示す出力表示を表示する出力表示器500を説明する。また、放電灯点灯装置が出力の度合を示す出力表示を表示する表示部510−1を備える場合も説明する。
図11に示す出力表示器500は、内部のマイコン530や表示素子の電源となる表示器電源540と、放電灯点灯装置100の出力設定(マイコン312−1という場合がある)と同じアルゴリズムを自己の不揮発生メモリのプログラムに備え、且つそのアルゴリズムに基いて放電灯点灯装置100の出力設定状態を検出し、その状態を制御するマイコン530(表示制御部)と、交流電源1のON、OFFを検出してマイコン530に入力する電源同期回路部520(第2の電力供給一時停止期間検出部)と、表示のための複数のLEDから構成される表示部510とを備える。放電灯点灯装置100と出力表示器500とは、交流電源1から壁スイッチとして設けられた電源スイッチ20を介した電源に共通に接続されており、電源スイッチ20(壁スイッチ)の操作された結果の電源のON、OFF状態は、放電灯点灯装置100と出力表示器500に同じものが印加される。
図12は、出力表示器500のマイコン530による制御を、放電灯点灯装置100のマイコン312−1が行う構成を示した図である。LEDから構成される表示部510−1がマイコン312−1に接続され、放電灯点灯装置100の出力設定状態を表示する。このように、マイコン312−1は、新たな設定値を確定した場合に、新たな設定値に対応する出力表示をLEDから構成される表示部510−1に表示させる。
図13は、交流電源1のON、OFFの操作方法として、壁スイッチとした電源スイッチ20による操作方法を示している。図13には照明装置701a〜701nを示しているが、いずれも図11に示す放電灯点灯装置100を備えている。その他の図における場合も同様である。図13は、複数の照明装置701a〜701n、電源スイッチ20(壁スイッチ)、及び出力表示器500との関係を示す配線図であり、電源スイッチ20と出力表示器500とがスイッチボックス600に収納された場合を示している。出力表示器500は図11の構成であるが、LEDのみを示して簡略化している。図13に示すように、複数の照明装置701a〜701nは、交流電源1に並列に接続している。そして、出力表示器500は、交流電源1に対して照明装置(整流回路)と並列に接続する。また、出力表示器500は、電源スイッチ20が格納されるスイッチボックス600に電源スイッチ20とともに格納される。図14は、出力表示器500と壁スイッチである電源スイッチ20を1個用スイッチボックス600に収納する構造を示す図である。図14(a)は正面図であり、図14(b)は、A−A断面図である。
図15は、交流電源1のON、OFFの操作方法として、マイコン530により制御された半導体式接点若しくは機械式接点による方法を示す。図15では、マイコン530とSSR(Solid State Relay)551とが、操作変換部550を構成している。SSR551を用いる場合は、所望の出力に1操作で設定することのできるダイレクトスイッチ552a,552b,552cにより、交流電源1の複雑なON、OFF操作が、マイコン530がSSR551を制御することで可能となる。表示素子(LED)の制御は、マイコン530が行う。即ち、マイコン530は、ダイレクトスイッチ552a〜552cのいずれかが操作されると、この操作を検知して、SSR51を制御する。このマイコン530による制御は、ダイレクトスイッチに対応する交流電源1のON/OFFを作り出す制御である。例えば、ダイレクトスイッチ552b(70%)が操作された場合、マイコン530は、ダイレクトスイッチ552bが操作されたことを検知して、70%出力となるよう、図5に示した第1操作及び第2操作(スイッチ操作)を作り出す。マイコン530がSSR551を制御することにより作り出された交流電源1のON/OFF状態(スイッチング状態)により、交流電力が放電灯点灯装置を備えた照明装置701a〜701nに供給される。よって、照明装置701a〜701nのそれぞれは、70%出力の設定値に設定を確定する。一方、マイコン530は、ダイレクトスイッチ552b(70%)が操作されると、複数のLEDから構成される表示部510に「70%出力」に対応する表示を表示させる。
出力表示器500の表示部510、あるいは図12の表示部510−1における表示素子としては、最も安価なLEDが適している。LEDを用いた場合の表示方法としては、例えば、出力の設定として、高出力(全光)、中間出力、低出力の3段階とする場合を想定する。出力表示器500(あるいは表示部510−1)のLEDは、図14(a)の場合を想定する。このとき出力表示器500のLEDは、LED1が高出力(全光)、LED2が中出力、LED3が低出力、LED4を設定確定の表示とする。各設定状態の時にのみ一つのLEDが点灯するように制御することで、表示器電源の効率を向上させることができ、省エネにも有効である。なお、表示部510、510−1の表示素子としては、単体のLEDに限定するものではなく、LCD(Liquid Crystal Display)、LEDのセグメント器などを用いてもかまわない。省エネ効果をこの照明装置を使用している人に知らしめる為には、図14(a)のようにLEDを直線上に配置し、高出力時LED1のみ、中出力時はLED1、2を点灯するなど、棒グラフ上にすることも効果的である。あるいは、放電灯点灯装置が電源オフの場合に加え、全光点灯時はLEDを点灯させないようにしてもよい。
図17は、出力表示器500を表示器用コンセント610に対して、着脱可能にした構成を示す図である。出力表示器500は図11の構成であるが、LEDのみを示して簡略化している。壁、天井または照明装置に表示器用コンセント610を設ける。この表示器用コンセント610に、出力表示器500に設けた表示器用プラグ620を接続する。これにより、出力表示器500を着脱可能とした。出力表示器500は、交流電源1に対して照明装置701a〜701n(放電灯点灯装置)と並列に接続する表示器用コンセント610に対して接続する、表示器用プラグ620を備える。出力表示器500の電源同期回路部520は、表示器用コンセント610に接続された表示器用プラグ620を介して、電源同期回路部400−1と同じ結果を検出する。マイコン530は、マイコン312−1が電源同期回路部400−1の検出結果に基づき新たな設定として確定する設定値と同じ値を、電源同期回路部520の検出結果に基づき設定値(第2の新たな設定値)として確定し、確定された設定値(第2の新たな設定値)に対応する出力表示を表示部510に表示させる。例えば、出力表示器500が、スペースの都合上、図14に示したようなスイッチボックス600に収められない場合、本方式をとることにより、出力設定時のみ出力表示器500を表示器用コンセント610に接続し、設定後は出力表示器500を取り外すことができる。また、出力表示器500を着脱式にしたことにより、1個の出力表示器500で複数の照明装置を設定することが可能となり、省資源、省エネとなる。
図18は、出力表示器500を天井埋め込み構造にした図である。また、図19は、出力表示器500の構成を示す図である。図19の出力表示器500は、図11の出力表示器500に対して、ダイオードブリッジの入力側に電源端子台660を備えている。出力表示器500は、天井取り付け構造とされ、送り配線を可能とする電源端子台660を備える。図18の配線651〜654は、図19の配線651〜654に同じである。出力表示器500は、照明装置701a〜701nの前段において交流電力を入力するととも、入力した交流電力を照明装置(放電灯点灯装置)に分配する電源端子台660を備える。電源同期回路部520は、電源端子台660を介して、電源同期回路部400−1と同じ結果を検出する。マイコン530は、マイコン312−1が電源同期回路部400−1の検出結果に基づき新たな設定として確定する設定値と同じ値を、電源同期回路部520の検出結果に基づき設定値(第2の新たな設定値)として確定し、確定された設定値(第2の新たな設定値)に対応する出力表示を表示部510に表示させる。
Claims (32)
- 交流電力を供給する交流電源から供給された交流電力を整流して出力する整流回路と、前記整流回路の出力電圧を昇圧する昇圧回路と、前記昇圧回路が昇圧した電圧を高周波電圧に変換して出力し、出力した高周波電圧で放電灯を点灯させるインバータ回路とを備えた放電灯点灯装置において、
前記交流電源による交流電力の供給が供給状態から供給停止状態となり再び供給状態となった場合の供給停止期間である電力供給一時停止期間が予め設定された設定期間内かどうかを検出する電力供給一時停止期間検出部と、
複数の発振周波数のうち予め設定された発振周波数で前記インバータ回路を発振させる制御をするインバータ制御回路であって、前記電力供給一時停止期間検出部により電力供給一時停止期間が設定期間内であることが検出された場合に、前記検出後の所定の期間内に、引き続き、前記電力供給一時停止期間検出部により電力供給一時停止期間が設定期間内であることが予め設定された1回以上のいずれかの回数検出された場合には、前記予め設定された1回以上のいずれかの回数の検出時まで設定していた発振周波数を他の発振周波数に設定し、前記他の発振周波数を新たな設定値として確定し、新たな設定値として確定した発振周波数で前記インバータ回路を発振させるインバータ制御回路と
を備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。 - 交流電力を供給する交流電源から供給された交流電力を整流して出力する整流回路と、前記整流回路の出力電圧を昇圧する昇圧回路と、前記昇圧回路が昇圧した電圧を高周波電圧に変換して出力し、出力した高周波電圧で放電灯を点灯させるインバータ回路とを備えた放電灯点灯装置において、
前記交流電源による交流電力の供給が供給状態から供給停止状態となり再び供給状態となった場合の供給停止期間である電力供給一時停止期間が予め設定された設定期間内かどうかを検出する電力供給一時停止期間検出部と、
前記放電灯の定格出力に対する比率を示す複数の調光率のそれぞれに対応する調光指令値のそれぞれから定まる発振周波数のうち予め設定された調光指令値から定まる発振周波数で前記インバータ回路を発振させる制御をするインバータ制御回路であって、前記電力供給一時停止期間検出部により電力供給一時停止期間が前記設定期間内であることが検出された場合に、前記検出後の所定期間内に、引き続き、前記電力供給一時停止期間検出部により電力供給一時停止期間が設定期間内であることが予め設定された1回以上のいずれかの回数検出された場合には、前記予め設定された1回以上のいずれかの回数の検出時まで設定していた調光指令値を他の調光指令値に設定し、前記他の調光指令値を新たな設定値として確定し、新たな設定値として確定した調光指令値から定まる発振周波数で前記インバータ回路を発振させるインバータ制御回路と
を備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。 - 交流電力を供給する交流電源から供給された交流電力を整流して出力する整流回路と、前記整流回路の出力電圧を昇圧する昇圧回路と、前記昇圧回路が昇圧した電圧を高周波電圧に変換して出力し、出力した高周波電圧で放電灯を点灯させるインバータ回路とを備えた放電灯点灯装置において、
前記交流電源による交流電力の供給が供給状態から供給停止状態となり再び供給状態となった場合の供給停止期間である電力供給一時停止期間が予め設定された設定期間内かどうかを検出する電力供給一時停止期間検出部と、
複数の発振周波数のうち予め設定された発振周波数で前記インバータ回路を発振させる制御をするインバータ制御回路であって、前記電力供給一時停止期間検出部により電力供給一時停止期間が設定期間内であることが検出された場合には検出時まで設定していた発振周波数を他の発振周波数に暫定的に設定し、前記検出後の所定の期間内に、引き続き、前記電力供給一時停止期間検出部により電力供給一時停止期間が設定期間内であることが予め設定された1回以上のいずれかの回数検出された場合には暫定的に設定した他の発振周波数を新たな設定値として確定し、新たな設定値として確定した発振周波数で前記インバータ回路を発振させるインバータ制御回路と
を備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。 - 交流電力を供給する交流電源から供給された交流電力を整流して出力する整流回路と、前記整流回路の出力電圧を昇圧する昇圧回路と、前記昇圧回路が昇圧した電圧を高周波電圧に変換して出力し、出力した高周波電圧で放電灯を点灯させるインバータ回路とを備えた放電灯点灯装置において、
前記交流電源による交流電力の供給が供給状態から供給停止状態となり再び供給状態となった場合の供給停止期間である電力供給一時停止期間が予め設定された設定期間内かどうかを検出する電力供給一時停止期間検出部と、
前記放電灯の定格出力に対する比率を示す複数の調光率のそれぞれに対応する調光指令値のそれぞれから定まる発振周波数のうち予め設定された調光指令値から定まる発振周波数で前記インバータ回路を発振させる制御をするインバータ制御回路であって、前記電力供給一時停止期間検出部により電力供給一時停止期間が前記設定期間内であることが検出された場合には検出時まで設定していた調光指令値を他の調光指令値に暫定的に設定し、前記検出後の所定の期間内に、引き続き、前記電力供給一時停止期間検出部により電力供給一時停止期間が設定期間内であることが予め設定された1回以上のいずれかの回数検出された場合には暫定的に設定した他の調光指令値を新たな設定値として確定し、新たな設定値として確定した調光指令値から定まる発振周波数で前記インバータ回路を発振させるインバータ制御回路と
を備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。 - 前記インバータ回路は、
前記交流電源による交流電力の供給がある場合には高周波電圧の出力を継続し、前記交流電源による交流電力の供給がない場合には高周波電圧の出力を停止し、
前記電力供給一時停止期間検出部は、
前記インバータ回路の高周波電圧の出力に基づいて、電力供給一時停止期間が予め設定された設定期間内かどうかを検出することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の放電灯点灯装置。 - 前記放電灯点灯装置は、さらに、
前記放電灯が抜去されているかどうかを検出する抜去検出部を備え、
前記インバータ制御回路は、
前記抜去検出部が前記放電灯の抜去を検出した場合には、抜去の検出時において設定している調光指令値を継続して維持することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
の放電灯点灯装置。 - 前記放電灯点灯装置は、さらに、
前記放電灯が異常状態にあるかどうかを検出する異常状態検出部を備え、
前記インバータ制御回路は、
前記異常状態検出部が前記放電灯の異常状態を検出した場合には、異常状態の検出時において設定している調光指令値を継続して維持することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の放電灯点灯装置。 - 前記電力供給一時停止期間検出部は、
前記交流電源が交流電力の供給状態と供給停止状態とのいずれの状態にあるかを検出する供給状態検出部と、
前記交流電源が交流電力の供給状態のときに交流電力により充電するとともに、交流電力の供給停止状態が設定期間を超えて継続すると、充電した電圧が予め設定された値以下となる電圧保持部と
を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の放電灯点灯装置。 - 前記電力供給一時停止期間検出部は、
前記交流電源が交流電力の供給状態と供給停止状態とのいずれの状態にあるかを検出する供給状態検出部と、
前記インバータ回路の出力に接続されることにより前記インバータ回路の出力する高周波電圧により充電するとともに、前記インバータ回路の出力停止状態が設定期間を超えて継続すると、充電した電圧が予め設定された値以下となる電圧保持部と
を備えたことを特徴とする請求項5記載の放電灯点灯装置。 - 前記放電灯点灯装置は、さらに、
前記インバータ制御回路が、暫定的に設定した他の調光指令値を新たな設定値として確定した場合に、確定したことを表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の放電灯点灯装置。 - 前記インバータ制御回路は、
暫定的に設定した他の調光指令値を新たな設定値として確定した場合に、前記インバータ回路の発振周波数を制御することにより前記放電灯の明るさを増減することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の放電灯点灯装置。 - 前記インバータ制御回路は、
前記検出後の所定の期間内に、前記電力供給一時停止期間検出部により電力供給一時停止期間が設定期間内であることが予め設定された1回以上のいずれかの回数検出されない場合には、暫定的に設定した他の調光指令値を新たな設定値として確定することなく、予め指定された調光指令値を設定して確定することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の放電灯点灯装置。 - 前記インバータ制御回路は、
予め指定された調光指令値として、前記電力供給一時停止期間検出部により電力供給一時停止期間が前記設定期間内であることが検出された検出時まで設定していた調光指令値を設定して確定することを特徴とする請求項12記載の放電灯点灯装置。 - 前記インバータ制御回路は、
インバータ回路の発振周波数を制御する信号を出力するマイクロコンピュータと、
このマイクロコンピュータの信号に基づいて、前記インバータ回路のスイッチングを制御する制御出力回路と、
を備えることを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載の放電灯点灯装置。 - 請求項1〜14のいずれかに記載の放電灯点灯装置を備えた照明器具。
- 請求項1〜14のいずれかに記載の放電灯点灯装置を有する照明器具と、
前記照明器具の有する前記放電灯点灯装置に交流電源からの交流電力の供給をオン、オフする電源スイッチと
を備えたことを特徴とする照明システム。 - 前記照明システムは、
前記照明器具を複数備えるとともに、
前記複数の照明器具のそれぞれが有する前記放電灯点灯装置は、
いずれも、前記電源スイッチにより前記交流電源からの交流電力の供給がオン、オフされることを特徴とする請求項16記載の照明システム。 - 前記電源スイッチは、
壁スイッチであることを特徴とする請求項16または17のいずれかに記載の照明システム。 - 前記電源スイッチは、
直列に接続された第1スイッチと第2スイッチとから構成されることを特徴とする請求項16または17のいずれかに記載の照明システム。 - 前記第1スイッチと前記第2スイッチとは、
互いに近傍に配置されるとともに、
前記第1スイッチと前記第2スイッチとのうちのいずれか一方は、カバーで覆われていることを特徴とする請求項19記載の照明システム。 - 前記放電灯点灯装置は、さらに、
前記放電灯の出力の度合を示す出力表示を表示可能な表示部を備え、
前記インバータ制御回路は、
前記新たな設定値を確定した場合に、前記新たな設定値に対応する出力表示を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の放電灯点灯装置。 - 前記請求項1〜4のいずれかに記載の前記放電灯点灯装置に使用される出力表示器であって、
前記放電灯の出力の度合を示す出力表示を表示可能な表示部と、
前記交流電源に基づく前記電力供給一時停止期間に対して、前記電力供給一時停止期間検出部と同じ結果を検出する第2の前記電力供給一時停止期間検出部と、
前記インバータ制御回路が前記電力供給一時停止期間検出部による検出結果に対して前記新たな設定値を確定する場合に、前記第2の電力供給一時停止期間検出部による検出結果に対して、前記インバータ制御回路により確定される前記新たな設定値と同じ値を第2の新たな設定値として確定し、確定された前記第2の新たな設定値に対応する出力表示を前記表示部に表示させる表示制御部と
を備えたことを特徴とする出力表示器。 - 前記表示制御部は、
不揮発性メモリを備え、前記第2の新たな設定値を前記不揮発性メモリに記憶するとともに前記第2の新たな設定値が更新されるごとに更新後の前記第2の新たな設定値を前記不揮発性メモリに上書きして記憶し、
前記表示制御部は、
前記不揮発性メモリに記憶されている前記第2の新たな設定値に対応する出力表示を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項22記載の出力表示器。 - 前記表示部は、
複数の発光ダイオードから構成されることを特徴とする請求項22または23のいずれかに記載の出力表示器。 - 前記表示制御部は、
前記第2の新たな設定値が前記放電灯の最大出力に相当する場合には、前記表示部に表示させないことを特徴とする請求項24記載の出力表示器。 - 前記表示制御部は、
前記複数の発光ダイオードのうち、いずれか一つを点灯させることを特徴とする請求項24記載の放電灯点灯装置。 - 前記表示制御部は、
前記第2の新たな設定値に対応する前記放電灯の出力に応じて、点灯させる前記発光ダイオードの数を変えるとともに、
前記表示部は、
前記放電灯の出力の違いを表示可能な個数の前記発光ダイオードから構成されたことを特徴とする請求項24記載の出力表示器。 - 前記出力表示器は、
前記交流電力の供給をオン、オフする電源スイッチであってスイッチボックスに収納される電源スイッチとともに前記スイッチボックスに収納されることを特徴とする請求項22または24のいずれかに記載の出力表示器。 - 前記出力表示器は、さらに、
前記交流電源に対して前記放電灯点灯装置と並列接続するコンセントと接続可能なプラグを備え、
前記第2の電力供給一時停止期間検出部は、
前記コンセントに接続した前記プラグを介して、前記電力供給一時停止期間検出部と同じ結果を検出することを特徴とする請求項22または24のいずれかに記載の出力表示器。 - 前記出力表示器は、さらに、
前記交流電源から前記交流電力を入力するととも、入力した前記交流電力を前記放電灯点灯装置に分配する電源端子台を備え、
前記第2の電力供給一時停止期間検出部は、
前記電源端子台を介して、前記電力供給一時停止期間検出部と同じ結果を検出することを特徴とする請求項22または24のいずれかに記載の出力表示器。 - 前記請求項1〜4のいずれかに記載の前記放電灯点灯装置に使用される出力表示器であって、
前記放電灯の出力の度合を示す出力表示を表示可能な表示部と、
前記放電灯の複数の出力のそれぞれに対応して設けられた複数の操作部と、
いずれかの前記操作部が操作されると、操作された前記操作部の対応する前記放電灯の出力に相当する設定値を前記インバータ制御回路が新たな設定値として確定するために必要とされる前記交流電源のスイッチ操作に相当する前記交流電源のスイッチング状態を生成し、生成された前記スイッチング状態に基づいて前記交流電力を前記放電灯点灯装置に供給するとともに、操作された前記操作部の対応する前記放電灯の出力に対応する出力表示を前記表示部に表示させる操作変換部と
を備えたことを特徴とする出力表示器。 - 前記請求項1〜4のいずれかに記載の前記放電灯点灯装置に使用される出力表示器であって、
前記放電灯の出力の度合を示す出力表示を表示可能な表示部と、
前記放電灯の複数の出力のそれぞれに対応して設定された複数の出力対応信号を送信する送信機からいずれかの前記出力対応信号を受信する受信部と、
前記受信部によりいずれかの前記出力対応信号が受信されると、受信された前記出力対応信号の対応する前記放電灯の出力に相当する設定値を前記インバータ制御回路が新たな設定値として確定するために必要とされる前記交流電源のスイッチ操作に相当する前記交流電源のスイッチング状態を生成し、生成された前記スイッチング状態に基づいて前記交流電力を前記放電灯点灯装置に供給するとともに、受信された前記出力対応信号の対応する前記放電灯の出力に対応する出力表示を前記表示部に表示させる操作変換部と
を備えたことを特徴とする出力表示器。
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