JP2008259933A - Disposer - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、一般住宅の台所や業務用の厨房等のシンクに適用可能なディスポーザーに関する。詳しくは、音響を検知する音響検出手段と、音響信号から異物を検出する異物検出手段とを備え、音響信号に基づいて音響周波数及び音圧レベルを識別して検出された異物の種類又は大きさを推定できるようにして、破砕対象でない異物に対する破砕処理を停止できるようにしたものである。 The present invention relates to a disposer applicable to a sink such as a kitchen of a general house or a commercial kitchen. Specifically, the type or size of the foreign matter detected by identifying the acoustic frequency and the sound pressure level based on the acoustic signal, comprising acoustic detection means for detecting the sound and foreign matter detection means for detecting the foreign matter from the acoustic signal. Thus, the crushing process for a foreign object that is not the object of crushing can be stopped.
現在、一般住宅の台所や業務用の厨房等の流し台のシンクにディスポーザーが敷設されることがある。ディスポーザーは、主にシンクの下面側に取り付けられて、シンクから投入される生ごみ等の厨芥を破砕して水と一緒に排出するものである。 Currently, disposers are sometimes laid in sinks of sinks such as kitchens in general houses and commercial kitchens. The disposer is mainly attached to the lower surface side of the sink, and crushes garbage such as garbage thrown in from the sink and discharges it together with water.
以前は、破砕された厨芥により下水が汚染される等の問題が指摘されたが、現在では、所定の規格を満たすディスポーザーの設置を容認する自治体も出ている。更に、マンション等の集合住宅においては、共通の排水処理槽を設けて、ディスポーザーから排出される水を浄化してから下水に流すといった方式も導入されている。これらのディスポーザーは、生ごみを即座に処理できるので、使用者にとって利便性が高く、更に自治体にとっても生ごみの収集量を削減できる効果が見込まれる為、今後一層の普及が予想される。 Previously, problems such as contamination of sewage by crushed dredges were pointed out, but now local governments permit the installation of disposers that meet certain standards. Furthermore, in a housing complex such as an apartment, a system is also introduced in which a common wastewater treatment tank is provided to purify the water discharged from the disposer and then drain it into sewage. Since these disposers can process garbage immediately, they are highly convenient for users and are expected to reduce the amount of garbage collected for local governments.
ところが、こうしたディスポーザーの多くは、厨芥を回転する破砕刃部により破砕するものである。従って、誤って例えばスプーンのような異物が投入された場合に、それらが回転する破砕刃部との接触によりディスポーザーの厨芥投入口から飛び出したり、破砕刃部を変形させたりするおそれがある。また、異物を損傷するおそれもある。これらを防止する為、破砕刃部の駆動に用いられる負荷電流を監視して異物を検知する方法や、金属センサ等により異物を検知する方法等が用いられる場合がある。 However, many of these disposers are crushed by a crushing blade portion that rotates a basket. Therefore, when a foreign object such as a spoon is accidentally put in, there is a possibility that it jumps out of the thrower inlet of the disposer or deforms the crushing blade part due to contact with the crushing blade part that rotates. There is also a risk of damaging the foreign matter. In order to prevent these, there are cases where a method of detecting a foreign matter by monitoring a load current used for driving the crushing blade portion, a method of detecting a foreign matter by a metal sensor, or the like may be used.
これに関連して、特許文献1に示すようなディスポーザーが開示されている。特許文献1に示すディスポーザーによれば、ディスポーザーとシンクとを連結する非金属弾性部材の連結管を設け、この連結管を介してディスポーザーをシンクの取付管に連結し、この連結管の外周面に金属センサを取り付けて、金属異物が連結管内を通る投入初期の段階で検出するようになされる。こうすることにより、金属異物が回転刃板によって弾き飛ばされる前にディスポーザーの破砕運転を止めて、金属異物を容易に取り除くことができるというものである。
In relation to this, a disposer as shown in
しかし、従来のように負荷電流により異物検出を行った場合、異物が例えば食肉用家畜の骨のような難破砕性の厨芥であるのか、例えばスプーンやフォークのような硬質異物であるのかを判別することが難しいという問題がある。更に、特許文献1に係るディスポーザーのように金属センサを用いた場合、破砕室内の異物だけを検出することが難しく、例えばディスポーザー本体やシンク周辺の磁性体により誤動作をする可能性があるという問題がある。また誤動作を防止する為には、予めディスポーザー本体やシンク周辺の磁性体の感知結果を初期値として設定する必要がある。更に、金属センサを用いていることから、非金属、例えば陶器や木製食器等の異物検出が困難であるという問題もある。
However, when foreign matter detection is performed with a load current as in the past, it is determined whether the foreign matter is a hard-to-break rod such as a bone of meat for livestock or a hard foreign matter such as a spoon or fork. There is a problem that it is difficult to do. Furthermore, when a metal sensor is used like the disposer according to
そこで本発明は、上述の問題に鑑み創作されたものであり、破砕室内に投入された異物の種類又は大きさを推定して、破砕対象でない異物を検出できるようにしたディスポーザーを提供することを目的とする。 Accordingly, the present invention has been created in view of the above-described problems, and provides a disposer that can detect a foreign object that is not to be crushed by estimating the type or size of the foreign substance put into the crushing chamber. Objective.
この発明に係るディスポーザーは、厨房のシンクの排水口に投入口が取り付けられて、当該投入口から破砕室に投入された厨芥を破砕処理するディスポーザーにおいて、破砕室で発生する音響を検知するとともに、検知した音響に基づいて音響信号を出力する音響検出手段と、音響検出手段からの音響信号に基づいて厨芥に混入された異物を検出する異物検出手段とを備えることを特徴とするものである。 The disposer according to the present invention has an input port attached to the drain of the sink of the kitchen, and detects the sound generated in the crushing chamber in the disposer for crushing the straw put into the crushing chamber from the input port, It is characterized by comprising acoustic detection means for outputting an acoustic signal based on the detected sound, and foreign matter detection means for detecting foreign matter mixed in the bag based on the acoustic signal from the acoustic detection means.
この発明に係るディスポーザーによれば、音響検出手段は破砕室の音響を検知して音響信号を出力し、異物検出手段は音響信号に基づいて異物を検出するものである。従って、音響信号の音響周波数及び音圧レベルを識別して、破砕室内の厨芥に混入された異物の種類又は大きさを推定できる。 According to the disposer according to the present invention, the sound detection means detects the sound of the crushing chamber and outputs an acoustic signal, and the foreign matter detection means detects the foreign matter based on the acoustic signal. Therefore, the acoustic frequency and sound pressure level of the acoustic signal can be identified to estimate the type or size of the foreign matter mixed in the crushing chamber.
この発明に係るディスポーザーによれば、音響を検知して音響信号を出力する音響検出手段と、音響信号から異物を検出する異物検出手段とを備えるものである。この構成により、音響信号の音響周波数及び音圧レベルを識別して破砕室内の厨芥に混入された異物の種類又は大きさを推定できるので、破砕対象でない異物の有無を判別できる。従って、金属や陶器、木製食器といった硬質異物に対する破砕処理を停止できるとともに、破砕対象である難破砕性厨芥に対する破砕処理を続行できる。この為、硬質異物の投入口からの飛び出しを防止できる。 The disposer according to the present invention includes sound detection means for detecting sound and outputting sound signals, and foreign object detection means for detecting foreign objects from the sound signals. With this configuration, the acoustic frequency and sound pressure level of the acoustic signal can be identified to estimate the type or size of the foreign matter mixed in the crush in the crushing chamber. Therefore, the crushing process for hard foreign objects such as metal, ceramics, and wooden tableware can be stopped, and the crushing process for difficult-to-crush slag that is a crushing target can be continued. For this reason, it is possible to prevent the hard foreign matter from jumping out from the inlet.
また、破砕室内の厨芥だけに対して異物検出処理を実行できるので、金属センサを用いた場合のように、ディスポーザー本体の金属材料や磁性体部材等による誤動作を防止できる。 In addition, since the foreign matter detection process can be executed only for the wrinkles in the crushing chamber, it is possible to prevent malfunction due to the metal material or magnetic member of the disposer body as in the case of using a metal sensor.
続いて、この発明に係るディスポーザーについて、図面を参照しながら説明をする。 Next, the disposer according to the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の第1の実施例としてのディスポーザー1の構成例(その1)を示す上面図である。図2は、ディスポーザー1の構成例(その2)を示す図1のB1−B1矢視断面図である。
FIG. 1 is a top view showing a configuration example (No. 1) of a
図1に示すディスポーザー1は、ホッパー3、ハウジング4、破砕室7、シンクフランジ51、マイク41、マイク収納部42、制御装置40(図4参照)、駆動モータ31(図4参照)、減速ユニット等を備え、厨房設備に設けられたキッチンシンクSの下面側に設置される。
The
ディスポーザー1は、上述の他、図2に示すような取付手段2、底板6a、排水管接続口6b、駆動軸6c、開閉蓋8、破砕ユニット10等を備えている。ディスポーザー1は、筒状をなすホッパー3により本体外周部を構成されている。
In addition to the above, the
ホッパー3の上端部は、シンクフランジ51及び取付手段2を介してキッチンシンクSの排水口に取りつけられる。またホッパー3の内周部には、ここではハウジング4が脱着自在に装着される。ホッパー3の上端部の投入開口部は、厨芥の投入口7aを構成し、ホッパー3及びハウジング4の内側は破砕室7を構成する。ディスポーザー1は、投入口7aから破砕室7に投入された厨芥を破砕処理する。
The upper end portion of the
ハウジング4の内側には破砕ユニット10が装着され、破砕処理時の破砕刃部として機能する。破砕ユニット10には、ここではグラインダー型のものが用いられる。破砕ユニット10は、ハウジング4の開口部から着脱自在に挿抜される。破砕ユニット10は、最下段に第3回転破砕刃16を有し、そのハブの下面に設けられた嵌合部37が図示しない減速ユニットの駆動軸6cに嵌合される。駆動軸6c及び嵌合部37は、角軸状あるいはスプライン軸状等に形成される。破砕ユニット10の詳細については後述する。
A crushing
ホッパー3の下部はキッチンシンクSに対する取り付け固定用の筐体(ケース)となっており、その内部には、駆動手段としての駆動モータ31や図示しない減速ユニットが設置される。駆動モータ31は減速ユニットの駆動軸6cを介して破砕ユニット10の回転破砕刃を回転駆動する。
The lower part of the
ホッパー3の下端部には排水管接続口6bが設けられる。ホッパー3の内部には、この排水管接続口6bへ向かって傾斜した底板6aが設けられ、底板6aの中心部は減速ユニットの駆動軸6cを受ける軸受部となされる。
A drain pipe connection port 6 b is provided at the lower end of the
一方、ホッパー3の投入口7a側には図2に示すように、開閉蓋8が着脱可能に取り付けられる。開閉蓋8は、ここでは、上蓋8aと中蓋8bとを有して構成されている。ディスポーザー1は、破砕処理を実行するときは、開閉蓋8によって投入口7a側が閉塞され、生ごみ処理中に手などが破砕室7内に不用意に差し込まれないようにすると共に、破砕された生ごみがキッチンシンクS側に飛び散らないようにしている。
On the other hand, as shown in FIG. 2, an opening /
中蓋8bはここでは有底筒状体に構成され、中蓋8bの上部には外側に屈曲する鍔状のフランジ部8b1が形成されている。フランジ部8b1は投入口7aへの取付用の部位となる。中蓋8bのフランジ部8b1には、破砕処理時におけるキッチンシンクS側からの水の排水用として通水孔8cが形成されている。ここでは通水孔8cの内側に上蓋8aが取り付けられるようになる。中蓋8bと上蓋8aとの間には円筒状の間隙部8eが得られ、水道水の滞水部として機能する。間隙部8eには、ここでは中蓋8bの側面部に接続される給水管K1からの水道水が導かれる(図1参照)。給水管K1から間隙部8eに供給された水は、中蓋8bの底部全面に開口される複数の透孔8dから破砕室7内に供給されて厨芥を排出するようになる。
Here, the
またここでは、開閉蓋8に連動して駆動モータ31が始動するようになっている。その為、開閉蓋8に永久磁石(図示はしない)を設けるとともに、ホッパー3側に異物検出手段として磁気センサを設ける。磁気センサによって投入口7aが開閉蓋8で閉塞されたことを検出すると、制御装置40(図4参照)によって駆動モータ31の駆動等が制御される。このようにしてディスポーザー1が構成される。以下でハウジング4について詳しく説明をする。
Here, the
図3はハウジング4の構成例を示す斜視図である。図3に示すハウジング4は直立円筒形の筒状体であって、その内周面には、この例では上方側からみて互いに180°の間隔を隔てた相対する位置に、生ごみの投入口7a側から下側に延在する一対の嵌合部(この例では溝部)4aが形成されている。嵌合部4aは、破砕ユニット10を装着固定する為の部位である。
FIG. 3 is a perspective view illustrating a configuration example of the
ハウジング4の外周面には、平行な2本の突出片からなる固定手段5bが一対で設けられる。また、図1に示したホッパー3の内周面には固定手段5bに対応する所定幅の膨出部5aが設けられており、ハウジング4は、固定手段5bで膨出部5aを挟持することにより回動することなくホッパー3に装着される。
A pair of fixing means 5 b made of two parallel projecting pieces are provided on the outer peripheral surface of the
ハウジング4をホッパー3に装着すると、ハウジング4の外周部に環状の間隙である排水路100が形成される(図1参照)。排水路100は、主に破砕処理時におけるキッチンシンクS側からの水の排水路となる。従って排水路100は、上述の開閉蓋8の外周部の通水孔8cと連通するようになされる。排水路100は、ここでは1〜10mm程度の幅Waを有している。排水路100の上部側付近には、この例ではマイク41が配され、制御装置40とともに異物検出処理を実行するようになされる。この例の異物検出処理は、破砕室7内の厨芥に混入された金属性(金属製)の異物を検出するものである。
When the
マイク41は、音響検出手段の一例を構成し、破砕室7で発生する音響を検知する。マイク41は、マイク収納部42に収納されて、ここではホッパー3側に装着固定される。マイク41には、例えばコンデンサ型、リボン型等のマイクが使用される。マイク41は、破砕室7内の音をもれなく集音できるように、ここでは2つのマイク41a及び41bにより構成される。
The
マイク41a及び41bは、この例ではホッパー3側に取り付けられ、ハウジング4をホッパー3に装着すると、図3に一点鎖線で示すように、ハウジング4の外周面にマイク41a及び41bが接するように配される。これは、マイク41a及び41bからの出力端子等を制御装置40に容易に且つ安全に接続する為である。従って、出力端子の接続方法を工夫してマイク41a及び41bをハウジング4側に取り付けてもよい。その場合は、ハウジング4の内周面に取り付けてもよい。
In this example, the
マイク41a及び41bは、それぞれの位置で集音を行い、電圧信号又は電流信号である音響信号S3及びS4を出力する。マイク41から出力された音響信号S3及びS4は、不図示の信号線を介して制御装置40に入力される。
The
図4は、制御装置40の構成例を示すブロック図である。図4に示す制御装置40は、異物検出手段としての異物検出部44、メモリ47、制御手段としての制御部43、操作部45及び異物告知手段としてのブザー46を備えて構成される。制御装置40は、例えばディスポーザー1、又はキッチンシンクSの所定部位に設置され、ディスポーザー1による一連の破砕処理及び異物検出処理を制御するようになされる。ディスポーザー1による破砕処理時に、例えばスプーンやフォークのような金属性の異物と、破砕ユニット10のような破砕室7内の部材とが接触すると、通常の破砕動作時よりも周波数が高く且つ音圧レベルの高い破砕音(音響)が発生する。制御装置40は、この破砕音の音響周波数及び音圧レベルに基づいて金属性の異物を検出する。
FIG. 4 is a block diagram illustrating a configuration example of the
破砕室7内の破砕音は、マイク41(マイク41a及び41b)により検知され、音−電圧変換、又は音−電流変換されて音響信号S3及びS4として出力される。
異物検出部44は、マイク41から音響信号S3及びS4を入力されて、破砕室7の厨芥に混入された異物を検出する。異物検出部44は、音響信号S3及びS4の音響周波数及び、電圧又は電流レベルから換算される音圧レベルに基づいて異物を検出する。異物検出部44は、音響信号S3及びS4が、例えば所定の音響周波数F1以上、且つ所定の音圧レベルN1以上に達するか否かを監視し、達した場合に異物を検出する。異物検出部44は、異物を検出すると、ここでは検出信号S5としてパルス信号P1を出力する。
The crushing sound in the crushing
The foreign
またここで、音圧レベルN1と音響周波数F1とは、所定の関数式L1(N1=f(F1))で関連付けられている。関数式L1は、例えば音圧レベルN1と音響周波数F1との相関データから導き出された近似式である。異物検出部44には、メモリ47が接続され、上述の関数式L1を記憶している。異物検出部44は、関数式L1をメモリ47から読み出して、異物を検出するようになされる。異物検出部44は検出結果として検出信号S5を出力し、検出信号S5は制御部43に入力される。
Here, the sound pressure level N1 and the acoustic frequency F1 are associated with each other by a predetermined function formula L1 (N1 = f (F1)). The function formula L1 is an approximate formula derived from, for example, correlation data between the sound pressure level N1 and the acoustic frequency F1. A memory 47 is connected to the foreign
制御部43には、更に操作部45、スイッチSW1、ブザー46が接続されている。ここで操作部45は、例えばキッチンシンクSの側面等に設けられて操作され、例えば破砕処理の起動命令(起動信号)を出力するようになされる。また、開閉蓋8の閉塞状態(閉塞操作)を検出して破砕処理の起動命令を出力するようにしてもよい。
An
制御部43は、操作部45からの起動命令等に応じて、破砕処理を行うとともに、マイク41及び異物検出部44と協働して異物検出処理を順次実行するようになる。制御部43は、ここでは異物検出部44からの検出信号S5に応じた制御信号S6及び告知信号S7を出力する。
The
制御部43は、ここでは例えば検出信号S5に、一定の周期T4を持って2回連続してパルス信号P1が発生した場合に破砕処理を停止させる。周期T4は、破砕ユニット10の回動周期と略同期するように設定される。このようにすると、電磁波等によるノイズや破砕音以外の音響による誤動作を防止できる。なお、周期T4は、破砕ユニット10の回動周期と完全に一致させてもよいし、所定時間だけ遅延させて破砕ユニット10の回動周期に対して若干位相をずらして、破砕動作が安定したタイミングで周期T4が開始するようにしてもよい。
Here, for example, the
制御部43は、複数回、一例として2回連続してパルス信号P1が入力された場合に、ここでは制御信号S6をLowレベルに反転させる。制御信号S6は、スイッチSW1に入力される。スイッチSW1は、交流電源50と駆動モータ31との間に接続され、交流電源50と駆動モータ31との電気的接続を開閉する。スイッチSW1は、ここでは制御信号S6がLowレベルのときはOFF(開放)し、HighレベルのときはON(導通)する。
When the pulse signal P1 is input a plurality of times, for example, twice continuously as an example, the
また制御部43は、制御信号S6をLowレベルに反転させると同時に、告知信号S7をLowレベルからHighレベルに反転させる。告知信号S7は、ブザー46に入力される。ブザー46は、制御部43から入力される告知信号S7に応じて、告知音を発生させて、異物が検出されたことの告知を行う。ブザー46は、ここでは告知信号S7がLowレベルのときはOFF(停止)し、HighレベルのときはON(告知)する。
Further, the
なおここではブザー46によりブザー音で告知をするようにしたが、それに限られることはなく、ブザー音告知に替えて、又はブザー音告知とともに、例えば発光ダイオードによる発光告知や、液晶画面による文字や絵図によっての告知をしてもよい。以上のようにして、制御装置40が構成される。
In this case, the
なお、制御装置40の構成のうちいくつかをまとめて一つの構成とし、複数の機能を兼用させるよううにしてもよい。例えば、異物検出部44と制御部43とを、それぞれ独立した電気回路/電子部品として設けてもよいし、異物検出部44と制御部43とを1チップ化したICとして設け、異物検出部(異物検出手段)と制御部(制御手段)とを兼ねる構成43’としてもよい。
It should be noted that some of the configurations of the
図5は、破砕音の周波数−音圧レベル特性例を示す図である。図5に示す特性線L2は標準的な厨芥(出典:「ディスポーザーによる生ごみリサイクルシステムの開発」1999年9月1日付、財団法人日本建築センター発行。)に対する破砕処理時の破砕音、特性線L3は金属性の異物に対する破砕処理時の破砕音の特性を示している。特性線L2及びL3は、例えば周波数−音圧レベルの相関データから導き出される。 FIG. 5 is a diagram illustrating a frequency-sound pressure level characteristic example of a shattered sound. The characteristic line L2 shown in FIG. 5 is the sound and characteristic line during the crushing treatment for a standard kite (Source: “Development of Garbage Recycling System Using Disposer”, September 1, 1999, issued by Nippon Building Center). L3 indicates the characteristics of the crushing sound during the crushing process for metallic foreign matters. The characteristic lines L2 and L3 are derived from, for example, frequency-sound pressure level correlation data.
図5に示すように、特性線L3は、特性線L2に比べて周波数が高く、且つ音圧レベルが高い位置にある。メモリ47は、例えば、図5上で平面曲線として表される境界線となる関数式L1を記憶しており、異物検出部44は、メモリ47から関数式L1を読み出し検出を実行する。関係式L1は、特性線L2と特性線L3との間に位置するように任意に設定される。
As shown in FIG. 5, the characteristic line L3 has a higher frequency and a higher sound pressure level than the characteristic line L2. The memory 47 stores, for example, a function equation L1 that is a boundary line represented as a plane curve in FIG. 5, and the foreign
異物検出部44は、入力される音響信号S3又はS4の周波数及び音圧レベルが、関数式L1による境界線よりも高い場合、つまり図5上で、音響信号S3又はS4の周波数と音圧レベルとの交点が、斜線で示す領域E1に位置した場合に、上述のパルス信号P1を出力する。
When the frequency and sound pressure level of the input acoustic signal S3 or S4 is higher than the boundary line according to the function equation L1, that is, the foreign
図6A〜Cは、ディスポーザー1の異物検出例を示す図である。図6Aは、横軸に時間、縦軸に検出信号S5レベルを表したものである。図6Bは、横軸に時間、縦軸に制御信号S6レベルを表したものである。図6Cは、横軸に時間、縦軸に告知信号S7レベルを表したものである。
6A to 6C are diagrams illustrating examples of foreign object detection of the
図6Aの時間T0に操作部45から破砕処理の起動命令が入力されると、ディスポーザー1は、まず破砕処理を開始する。破砕ユニット10はグラインダー型である為、一定の周期T4で正転、反転(逆転)を繰り返すように、比較的ゆっくりとした正逆回転を始める。ここで周期T4は、正転動作の開始時間から、次の正転動作の開始時間までの時間と略同等の時間である。
When a crushing process start command is input from the
1回目の回転(正転)においてマイク41a又は41bからの音響信号S3又はS4の周波数及び音圧レベルの交点が、図5の領域E1に達すると、検出信号S5には時間T1にパルス信号P1が発生する。更に周期T4後の2回目の回転(反転)で、音響信号S3又はS4の周波数及び音圧レベルの交点が図5の領域E1に達すると、検出信号S5には時間T2にパルス信号P1が発生する。
When the intersection of the frequency and sound pressure level of the acoustic signal S3 or S4 from the
検出信号S5は通常Lowレベルであり、パルス信号P1は、検出信号S5が所定の時間幅W1の間、Highレベルに反転することにより発生するものである。ここで時間幅W1は、破砕ユニット1の正転又は反転時間と略同等であって、周期T4の1/2よりも短く設定される。このようにすることにより、1回の正転又は反転動作中に複数回破砕音が検出されることと、1回目のパルス信号P1と2回目のパルス信号P1とが結合することを防止できる。
The detection signal S5 is normally at a low level, and the pulse signal P1 is generated when the detection signal S5 is inverted to a high level for a predetermined time width W1. Here, the time width W1 is substantially equivalent to the normal rotation or inversion time of the crushing
制御部43は、周期T4の間にパルス信号P1が2回検出された場合、図6Bに示すように、時間T2から所定の遅延時間を持った時間T3に、制御信号S6をHighレベルからLowレベルに反転させる。ここで所定の遅延時間は、電磁波によるノイズ等を除去するのに好適な時間であって、周期T4の1/2よりも短い時間に設定される。このようにすることにより、破砕ユニット10の3回目以降の正転又は反転動作を防止できる。制御信号S6を入力されるスイッチSW1は、時間T3からOFFし、ディスポーザー1の破砕処理を停止する。
When the pulse signal P1 is detected twice during the period T4, the
また制御部43は、時間T3に告知信号S7をLowレベルからHighレベルに反転させる(図6C参照)。告知信号S7を入力されるブザー46は、時間T3から告知音(警告音)を出力する。以上のようにして、マイク41及び制御装置40による異物検出処理が実行される。
Further, the
以下で、ディスポーザー1の一連の破砕処理及び異物検出処理について、手順を追って説明をする。図7は、ディスポーザー1の破砕処理及び異物検出処理例を示すフローチャートである。この例のディスポーザー1は、破砕室7に所定の厨芥を集積された後、投入口7aを例えば開閉蓋8により閉められると、破砕処理を実行するとともに、異物検出処理を実行するようになされる。これらを処理条件にして、図7に示すフローチャートのステップA1で、制御装置40は、操作部45が操作されたことにより、又は、開閉蓋8が閉められたことにより、起動命令が入力されたか否かを監視する。起動命令が入力されると、ステップA2に進み、破砕処理を開始する。
Hereinafter, a series of crushing processing and foreign matter detection processing of the
ステップA2に進むと、制御部43は、制御信号S6をLowレベルからHighレベルに反転させて破砕処理を実行する。このとき制御信号S6を入力されるスイッチSW1はONし、交流電源50から駆動モータ31に電源が供給され、破砕処理が開始される。
In step A2, the
ステップA3で異物検出処理が開始され、マイク41a及び41bが音響信号S3及びS4を出力する。このとき、マイク41a及び41bは、制御部43からの起動命令に応じて集音を開始する。また、ステップA2とステップA3は同時に開始し、並行して実行してもよい。音響信号S3及びS4は、異物検出部44に入力される。
In step A3, foreign object detection processing is started, and the
ステップA4で、異物検出部44は、メモリ47から関数式L1を読み出す。ステップA3とステップA4も同時に開始し、並行して実行してもよい。
In step A <b> 4, the foreign
ステップA5で、異物検出部44は、関数式L1と、音響信号S3及びS4とを比較する。このとき異物検出部44は、音響信号S3又はS4のいずれかが、関数式L1による境界線よりも高い周波数及び音圧レベルに達しているか否かを判定する。判定の結果、音響信号S3又はS4のいずれかが、関数式L1による境界線よりも高い周波数及び音圧レベルに達していた場合は、ステップA6に進み、達していない場合はステップA7に進む。
In step A5, the foreign
ステップA6に進んだ場合、異物検出部44は、検出信号S5にパルス信号P1を出力する。このとき異物検出部44は、音響信号S3又はS4のいずれかが、関数式L1による境界線よりも高くなった時間に、Lowレベルである検出信号S5に、Highレベルに達するパルス信号P1を発生させる。
When the process proceeds to step A6, the
ステップA7では、検出信号S5に周期T4の間に2回のパルス信号P1が出力されたか否かを判定する。ここで制御部43は、ステップA6でパルス信号P1が入力された場合に、入力された時間(パルス信号P1の立ち上がり時間)から周期T4の間だけ、例えば、制御部43内部の所定の中継点V1をLowレベルからHighレベルに反転させて保持している(後述のステップA9参照)。制御部43は、中継点V1がHighレベルである周期T4の間に、更にパルス信号P1が入力された場合に、2回目のパルス信号P1が入力されたと判定をする。判定の結果、周期T4の間にパルス信号P1が2回入力された場合はステップA10に進み、そうでない場合はステップA8に進む。
In step A7, it is determined whether or not the pulse signal P1 is output twice during the period T4 to the detection signal S5. Here, when the pulse signal P1 is input in step A6, the
ステップA8に進んだ場合、制御部43は、ステップA6でパルス信号P1が入力されたか否かを判定する。入力された場合は、ステップA9に進み、入力されていない場合はそのままステップA3に戻る。
When the process proceeds to step A8, the
ステップA9に進んだ場合、制御部43は、ここでは中継点V1をHighレベルに反転させてからステップA3に戻る。中継点V1は、制御部43が内部に有するカウンタにより、周期T4の間だけHighレベルに保持される。
When the process proceeds to step A9, the
ステップA7の判定において、2回目のパルス信号P1が入力されたとの判定がなされてステップA10に進んだ場合、制御部43は、破砕処理を停止するとともに、告知信号S7を出力してブザー46を鳴動させる。ここで、制御部43は、時間T3に制御信号S6をHighレベルからLowレベルに反転させるとともに、告知信号S7をLowレベルからHighレベルに反転させる。以上のようにして、ディスポーザー1による破砕処理及び異物検出処理が実行される。
When it is determined in step A7 that the second pulse signal P1 has been input and the process proceeds to step A10, the
また、本実施例におけるディスポーザー1は、開閉蓋8が閉められないと破砕処理を実行しない構成であることから、破砕処理がある程度進行した後に異物が検出される可能性は少ない。この為、周期T4をごく短い時間、例えば0.1〜1秒程度に設定し、破砕処理の開始から正常に破砕処理が終了するまでの一連の破砕処理の全てに要する時間(例えば60秒程度)の開始時から10秒程度経過するまでの間にのみ、破砕処理とともに図6及び図7に示す異物検出処理を併せて実行し、その後は周期T4を5秒程度に設定して、異物検出処理を行わず、破砕処理のみを行うようにしてもよい。もちろん、破砕処理に要する時間の全てに渡って、図6及び図7に示す異物検出処理を併せて行ってもよい。
Moreover, since the
その際には、周期T4を破砕処理に要する時間の全てに渡って一定の周期としてもよいし、破砕処理の開始時から所定時間が経過するまでと、それ以降とで異なる周期としてもよい。 In that case, the period T4 may be a constant period over the entire time required for the crushing process, or may be a period different from the start of the crushing process until a predetermined time elapses.
図8以下はこの発明に適用できる破砕ユニット10の一例を示す。破砕ユニット10は複数の破砕刃で構成される。この例では、第1回転破砕刃12、第1固定破砕刃13、第2回転破砕刃14、第2固定破砕刃15及び第3回転破砕刃16の5つの破砕刃が積層されて、破砕ユニット10が構成される。
FIG. 8 and subsequent figures show an example of the crushing
図8は破砕ユニット10の最上段に配置される第1回転破砕刃12の構成例を示し、図8Aはその上面図、同図Bは正面図、同図Cは同図Bの側面図である。第1回転破砕刃12は、軸受部19の側部から水平に延びる1本の攪拌アーム20を備える。第1回転破砕刃12は、攪拌アーム20の回転方向における前後両面に押し込み面20aが形成される。
8 shows a configuration example of the first rotary crushing blade 12 arranged at the uppermost stage of the crushing
押し込み面20aは、攪拌アーム20の両側面において上端が下端に対して突出する方向に傾斜した斜面(テーパ面)である。攪拌アーム20の両側面に押し込み面20aを形成することで、第1回転破砕刃12は、双方向の回転動作で押し込み面20aに接した生ごみに対して、下方に押し付ける力を加えることができる。これにより、第1回転破砕刃12は、回転動作で生ごみを取り込み、下段の破砕刃へと押し込む。
The pushing
また、第1回転破砕刃12は、押し込み面20aの両側面の下端側にエッジ20bが形成され、図9に示す第1固定破砕刃13との協働で生ごみを粗く破砕する破砕刃として機能する。
Moreover, the
第1回転破砕刃12には、攪拌アーム20の上面にハンドル21が形成される。ハンドル21は攪拌アーム20と90°離れた位置に、軸受部19から左右に同じ長さだけ延在するように設けられる。ハンドル21は破砕ユニット10を引き上げるときの把持部(取っ手)として機能する。把持部として利用される為、ハンドル21は指がかかる程度の長さに選定されている。
A
軸受部19には、後述する第3回転破砕刃16に設けられた回転駆動軸36の軸頭部(係止部)が挿通できる挿通孔19aが穿設されている。挿通孔19aは、断面D形の形状となされており、従って回転駆動軸36のうち対応する部分も断面D形となされることで、両者が回転的に一体となされる。
The bearing
図9は第1回転破砕刃12の下段に配置される第1固定破砕刃13の構成例を示し、図9Aはその上面図、同図Bは正面図、同図Cはその側面図である。第1固定破砕刃13は、ハブ22から180°間隔で水平に延びる2本のアーム23を備える。各アーム23は平板形状で、両側面の上下端にはエッジが形成され、上述した第1回転破砕刃12及び第2回転破砕刃14との協働で破砕刃として機能する。
FIG. 9 shows a configuration example of the first fixed crushing blade 13 disposed in the lower stage of the first rotary crushing blade 12, FIG. 9A is a top view thereof, FIG. B is a front view thereof, and FIG. . The first fixed crushing blade 13 includes two
各アーム23の各先端には回転阻止手段として機能するタブ24が設けられる。タブ24をハウジング4の嵌合部4aに嵌合させることで、第1固定破砕刃13の回転を規制する。この例では、第1回転破砕刃12のホッパー3に対する装着位置(深さ)を考慮して、全体の長さが選定された長尺タブが使用される。
Each
この例では、アーム23の下方に延びるタブ24が設けられている。図9Cに示すように、タブ24の幅は嵌合部4aの幅とほぼ同じくなるように選定されている。これは嵌合部4aに対するタブ24の装着後におけるガタ付きを少なくする為と、嵌合部4aに対するタブ24の係合をよりスムーズに行う為である。
In this example, a
タブ24によって、第1固定破砕刃13と第2固定破砕刃15の間に、第2回転破砕刃14を介在させたとき、所定の高さの隙間が形成される。その為、この例ではタブ24の長さは第2回転破砕刃14の刃先までの長さのほぼ1/2に選定されている。
When the second
ハブ22の内孔23aの径は第2回転破砕刃14の軸部径や、回転駆動軸36の径より大きく、第2回転破砕刃14の軸部や回転駆動軸36とはそれぞれ干渉しない寸法となっている。
The diameter of the
図10は第2回転破砕刃14の構成例を示す図である。第2回転破砕刃14は第1固定破砕刃13の下段に配置される。図10Aはその上面図であり、同図BはそのB10−B10矢視断面図である。
FIG. 10 is a diagram illustrating a configuration example of the second
第2回転破砕刃14は、ハブ27から120°間隔で放射状に延びる3本のアーム28を備える。各アーム28はホッパー3の内壁に接触しないように、ホッパー3の内径よりも僅かに短かな半径となされる。各アーム28にはその底面に所定のピッチを有する櫛歯部28aが形成される。
The second
第2回転破砕刃14のハブ27の中心部は係合孔27aが穿設され、回転駆動軸36と嵌合してこれより回転力が第2回転破砕刃14に与えられる。その為、第2回転破砕刃14と同じく、第2回転破砕刃14と接触する係合孔27aは回転駆動軸36と回転的に一体となるように非円形(例えば角孔)となされている。上述したと同じく断面D形形状であってもよい。
An
図11は第2固定破砕刃15の構成例を示す図である。第2固定破砕刃15は第2回転破砕刃14と歯合するように、第2回転破砕刃14の下段に配置される。図11Aは上面図、同図BはそのB11−B11矢視断面図である。
FIG. 11 is a diagram illustrating a configuration example of the second fixed crushing
第2固定破砕刃15は、ハブ30から等間隔で接線方向に放射状に延びる8本のアーム31をリング33が囲んだ形状である。リング33の外周には180°間隔で一対のタブ33aが形成される。一対のタブ33aは第2固定破砕刃15をハウジング4に固定する為の回転阻止手段として機能する。その為、一対のタブ33aは嵌合部4aに嵌合できるように、その幅よりも若干幅狭な板体として形成される。この幅は第1固定破砕刃13のタブ24の幅とほぼ同じである。タブ33aを嵌合部4aに装着嵌合させることで、第2固定破砕刃15の回転を規制する。
The second fixed crushing
これらのタブ33aは所定の高さを有し、第1固定破砕刃13のタブ24がタブ33aの上面と対接することで、第1固定破砕刃13と第2固定破砕刃15との間に所定の高さの隙間が形成され、第2回転破砕刃14と丁度噛み合うような寸法に選定してある。ハブ30の中心孔30aは回転駆動軸36とは干渉しない寸法となっている。
These
第2固定破砕刃15は、8本のアーム31の中で、6本のアーム31は上面に櫛歯部31aが形成される。第2固定破砕刃15の櫛歯部31aは、図12に示す第2回転破砕刃14の櫛歯部28aと噛み合うピッチを有し、第2回転破砕刃14と第2固定破砕刃15を重ねることで、両者の櫛歯部28a,31aは僅かな隙間が形成された噛み合い状態となる。
Of the eight
これにより、第2固定破砕刃15の櫛歯部31aは、上段の破砕刃から送り込まれた生ごみを、第2回転破砕刃14の櫛歯部28aとの協働で破砕する。
Thereby, the
上述したように、第2回転破砕刃14のアーム28は3本、第2固定破砕刃15のアーム31は8本であるので、アーム28同士の間隔に対してアーム31同士の間隔が狭い。この為、8本全てのアーム31に櫛歯部31aを設けると、第2回転破砕刃14のアーム28の間に常に第2固定破砕刃15の櫛歯部31aが存在する状態となり、ある程度の大きさのブロック形状の生ごみが投入された場合に、第2回転破砕刃14のアーム28間に生ごみが入り込まず、破砕されにくくなる事態が発生する。
As described above, since the number of the
そこで、第2固定破砕刃15において、8本のアーム31の中で、例えば2本のアーム32には櫛歯部31aを設けないことで、第2回転破砕刃14の回転動作中に、第2固定破砕刃15の櫛歯部31aを設けていないアーム31が第2回転破砕刃14のアーム28の間に位置する場合は、円周方向に広い空間が形成されるようにする。
Therefore, in the second fixed crushing
これにより、ある程度の大きさのブロック形状の生ごみが投入された場合でも、第2回転破砕刃14のアーム28間に生ごみが入り込み、第2回転破砕刃14の回転動作で櫛歯部28aと第2固定破砕刃15の他のアーム31の櫛歯部31aとの協働で生ごみが破砕される。
Thereby, even when block-shaped garbage having a certain size is introduced, the garbage enters between the
なお、第2固定破砕刃15において櫛歯部31aを設けないアーム31の数が多いと破砕能力が低下するので、例えば8本のアーム31を備える場合は、櫛歯部31aを設けないアーム32は図示するように2本程度が好ましい。
In addition, since the crushing ability is reduced when the number of the
各アーム32はハブ30の接線方向に沿って放射状に延在することで、第2回転破砕刃14が回転する際に、第2固定破砕刃15との噛合点を円周方向にずらして、破砕負荷のピークの抑制及び負荷の平坦化を図っている。
Each
第2固定破砕刃15は、図11Aに示すように、各アーム31,32の側面のうち、回転方向側に位置する側面に押し付け面31b、32aが形成される。押し付け面31b、32aはいずれも波状の波面であって、その下端が上端よりも短くなされたテーパを有する波面として形成される。押し付け面31b、32aを波面とすることで、そのテーパを有する凹部で生ごみを捕らえて生ごみの半径方向への移動を抑制し、生ごみを確実に破砕できるようにしている。
As shown in FIG. 11A, the second fixed crushing
図12は第3回転破砕刃16の構成例を示し、同図Aはその上面図であり、同図Bはその正面図である。第3回転破砕刃16は円板35として構成され、中心のハブ36を除く円板35の全面に多数のスリット35aを配列している。本例の第3回転破砕刃16においては、複数のスリット群が形成され、各スリット群においては、隣接するスリット35a同士は略平行に配列される。
FIG. 12 shows a configuration example of the third
第3回転破砕刃16の上面は平面で、第2固定破砕刃15の各アーム31の底面に接しながら回転する。スリット35aは第3回転破砕刃16を表裏貫通し、スリット35aの上面側開口縁部には鋭利なエッジが形成される。
The upper surface of the third
第3回転破砕刃16の上面は、第2固定破砕刃15のアーム31の底面と擦り合わせながら回転動作を行うが、第2固定破砕刃15のアーム31及び32の片面には底面側に傾斜した波面31b、32aが形成されていることから、波面31b、32aに接した生ごみ(ある程度の大きさまで破砕されているもの)に対して、第3回転破砕刃16の回転動作でこの第3回転破砕刃16に押し付ける力を加えることができる。
The upper surface of the third
第2回転破砕刃14の櫛歯部28a(図10)と、第2固定破砕刃15の櫛歯部31a(図11)により破砕されて第3回転破砕刃16の上面に落下した生ごみはスリット35aに引っ掛かるが、第3回転破砕刃16が回転することで、波面31b、32aにより生ごみがスリット35aに押し付けられる。この回転動作でスリット35aのエッジ部分により生ごみが破砕される。そして、細かく破砕された生ごみは、スリット35aを通って下方へ落下し、ホッパー3の底板6aを通り排水管接続口6bから外部へと排出される。なお、スリット35aは底面側に向かって広くなるような開口部(又は開口段部)を形成することで、スリット35a内に押し込まれた生ごみが落下し易くなる。
Garbage that has been crushed by the
第3回転破砕刃16の中心部には回転駆動軸36が円盤35と一体形成される。回転駆動軸36は、第1及び第2回転破砕刃12及び14に対しては回転的に一体となり、第1及び第2固定破砕刃13と15に対しては回転的にフリーとなるような形状となされている。その為、第1及び第2回転破砕刃12及び14に対応する回転駆動軸36は角軸部(嵌合軸部)となされ、それ以外は丸軸となされる。そして、その軸頭部にはネジ部が切られて係止部36aとして機能するように構成されている。
A
円板35の下面には回転駆動軸36の一部として機能する嵌合部37が設けられ、上述した減速ユニットの駆動軸6cと係合して回転駆動される構成となされている。嵌合部37は駆動軸6cとの嵌合状態を良好にする為、その内穴37aは角穴か六角穴となされる。また、嵌合部37は減速ユニットの駆動軸6cとはできるだけ充分な嵌合状態となるように嵌合部37の嵌合長が選定されているものとする。
A
回転駆動軸36の軸頭部である係止部36aの上端よりネジ29aを螺合させて緊締することで、複数の破砕刃12〜16が一体化された破砕ユニット10が得られる(図2参照)。このとき、第1固定破砕刃13のタブ24と、第2固定破砕刃15のタブ33aとが連続する(一直線となる)ようにそれぞれの位置関係が調整された状態で一体化される。
A crushing
そして、タブ24及び33aを嵌合部4aに沿って嵌め込んだ状態で、破砕ユニット10をハウジング4の底面部まで降下させると、第3回転破砕刃16に設けられた嵌合部37が図2及び図4に示す減速ユニットの駆動軸6cに嵌合する。嵌合部4aには押さえ板95が装着され、押さえ板95はハウジング4に固定される。これで破砕ユニット10は回転自在にハウジング4に取り付けられたことになる。破砕ユニット10は正転及び反転を繰り返しながら生ごみを破砕する。以上のように破砕ユニット10が構成される。
Then, when the crushing
このように、この発明の第1の実施例としてのディスポーザー1によれば、マイク41は破砕処理時の音響信号S3及びS4を検知し、異物検出部44は音響信号S3及びS4を入力されて異物を検出するものである。従って、音響信号S3及びS4の周波数及び音圧レベルから、破砕室内の厨芥に混入された異物の種類又は大きさを推定できるので、破砕対象でない異物を識別できる。従って、例えばスプーンやフォークのような金属性の異物に対する破砕処理を停止できるとともに、破砕対象である例えば食肉用家畜の骨のような難破砕性厨芥に対する破砕処理を続行できる。また、破砕室内の厨芥だけに対して異物検出処理を実行できるので、例えば磁気センサを用いた場合のように、ディスポーザー本体の磁性体等による誤動作を防止できる。
Thus, according to the
また、回動周期T4と略同等の間隔で連続して異物が検出された場合に破砕処理を停止することにより、破砕処理以外の原因で発生した音による誤動作を防止できる。なお連続する異物の検出回数は、この例の2回に限られず、3回以上であってもよい。更に安全性を向上する為、1回の検出で破砕処理を停止することもできる。 Further, by stopping the crushing process when foreign matter is continuously detected at an interval substantially equal to the rotation cycle T4, it is possible to prevent malfunction due to sound generated due to a cause other than the crushing process. Note that the number of consecutive foreign object detections is not limited to two in this example, and may be three or more. Furthermore, in order to improve safety, the crushing process can be stopped by one detection.
またこの例では、図2及び図3で示したように、マイク41を破砕室7の上部側に設置するようにしたが、これに限られることはなく、破砕室7の中腹部や底部側の外周部に設置してもよい。破砕室7の中腹部は、例えば第1回転破砕刃12の設置位置の外周部付近であり、破砕室7の底部側は、例えば第2固定破砕刃15の設置位置の外周部付近である。更にホッパー3の外周部にマイク41を設置してもよい。このようにすると、マイク41の防水を容易に且つ確実にできるようになる。また、マイク41は1つ設置してもよいし、3つ以上設置してもよい。更に、複数のマイク41を設置する場合は、互いの高さを違えて設置してもよい。
In this example, as shown in FIG. 2 and FIG. 3, the
なおこの例では、異物検出処理で金属性の異物を検知するようにしたが、これに限られることはなく、陶器や木製食器等、所定の大きさ以上の異物や、所定の固さ以上の異物を検知するようにしてもよい。このようにすると、破砕処理が困難な、大きすぎる異物又は固すぎる異物に対する破砕処理を停止できるので、破砕ユニット10の破損を防止できる。
In this example, the metallic foreign matter is detected by the foreign matter detection processing, but the present invention is not limited to this, and foreign matter having a predetermined size or more than a predetermined hardness such as pottery or wooden tableware is used. A foreign object may be detected. In this way, the crushing process for an excessively large foreign substance or a hard foreign substance that is difficult to crush can be stopped, so that the crushing
また、音響信号S3及びS4から、給水の多少、厨芥の多少、破砕処理の終了等を検知して、制御装置40による様々な制御に利用できるようにしてもよい。
また、この例の異物検出処理と並行して、負荷電流や金属センサによる異物検出処理を実行するようにしてもよい。例えば、異物検出処理と並行して、駆動モータ31の負荷電流検知による過負荷状態時の反転制御を実行することで、金属、陶器、木製食器といった硬質異物を速やかに検出できる。このようにすることにより、更に精度の高い検知ができるとともに、一層安全性を向上できる。
Further, the acoustic signals S3 and S4 may be used for various controls by the
In parallel with the foreign object detection process of this example, the foreign object detection process using a load current or a metal sensor may be executed. For example, in parallel with the foreign object detection process, by executing the reversal control in the overload state by the load current detection of the
図13は、この発明の第2の実施例としてのディスポーザー200の構成例を示す概略断面図である。図13に示すディスポーザー200は、厨芥投入用の破砕室210、破砕処理用の破砕刃部220、駆動モータ31、音響検知用のマイク41(41a及び41b)、制御装置40(図4参照)を備え、キッチンシンクSの下面側に取り付けられている。ここで、第1の実施例と同じ名称及び符号のものは、同じ機能、同じ構造を有するのでその説明を省略する。
FIG. 13 is a schematic cross-sectional view showing a configuration example of a
ディスポーザー200は、制御装置40から起動命令が入力されると、駆動モータ31により破砕刃部220を回転させて破砕室210内に順次投入される厨芥を連続して破砕する連続投入方式のディスポーザーである。
The
破砕室210の外周部には、第1の実施例と同様にマイク41が設置されている。マイク41は、マイク41a及び41bにより構成され、ここでは破砕室210の上部の外周部に互いに対面するように設置されている。マイク41は、破砕室210で発生する破砕音を集音する。また、マイク41には制御装置40が接続され、破砕処理及び異物検出処理を実行する。
A
またこのような連続投入方式のディスポーザー200に、図7に示したような破砕処理及び異物検出処理を適用する場合は、破砕処理を実行する前に異物検出処理を実行することもできる。この場合は、図7に示したフローチャートのステップA2で破砕処理を開始せず、替わりに前処理として数回の正転、反転動作を実行するようにするとよい。この正転、反転動作では、第1の実施例の破砕ユニット10のような正転、反転動作を所定の周期T4で繰り返し実行する。また、ステップA2では破砕処理も正転、反転動作も行わないようにし、破砕室210へ厨芥が投入される際の音響を集音するようにしてもよい。
Further, when the crushing process and the foreign matter detection process as shown in FIG. 7 are applied to such a continuous throwing-
ステップA2以外は、同様にステップA8までの異物検出処理を行い、異物が検出されなかった場合に破砕刃部220を回転させて破砕処理を実行するようにするとよい。 Except for step A2, the foreign matter detection process up to step A8 is performed in the same manner, and when no foreign matter is detected, the crushing blade 220 is rotated to execute the crushing process.
加えて、ディスポーザー200の破砕処理中も異物検出処理を継続し、ステップA5で異物が検出されたら即座に破砕処理を停止するようにするとよい。
In addition, the foreign object detection process may be continued during the crushing process of the
このように、第2の実施例としてのディスポーザー200によれば、破砕処理の実行前に正転、反転動作を実行してマイク41による異物検出処理を実行するようになされる。従って、音響信号S3及びS4の周波数及び音圧レベルから、破砕処理の実行前に破砕室210内の厨芥に混入されていた異物の種類又は大きさを推定できるので、破砕対象でない例えばスプーンやフォーク等のような金属性の異物に対する破砕処理を事前に防止できるので、破砕処理の開始と同時に、異物が破砕室210への厨芥投入口である投入口210aから飛び出すことを防ぐことができる。更に、破砕処理の実行中も、連続投入される厨芥に対する異物検出処理を継続できる。
As described above, according to the
図14は、この発明の第3の実施例としてのディスポーザー300の構成例を示す概略断面図である。図14に示すディスポーザー300は、図13に示した実施例2のディスポーザー200のマイク41の個数及び設置位置を変更したものである。
FIG. 14 is a schematic cross-sectional view showing a configuration example of a
ディスポーザー300は、厨芥投入用の破砕室210、破砕処理用の破砕刃部220、駆動モータ31、音響検知用のマイク41、制御装置40(図4参照)を備え、キッチンシンクSの下面側に取り付けられている。ここで、第1及び第2の実施例と同じ名称及び符号のものは、同じ機能、同じ構造を有するのでその説明を省略する。
The
マイク41は、ここでは3つのマイク41a、41b、41cを有して構成される。ここで、マイク41aは破砕室210の上部側付近、マイク41bは破砕室210の中腹部付近、マイク41cは破砕室210の底部側に設置されている。ここで、破砕室210の上部側付近は、例えばキッチンシンクSとの連結管部の周辺部であり、中腹部は、例えば破砕室210の外周部を構成するホッパー部のテーパ部周辺であり、底部側は、例えば破砕刃部220の設置位置周辺の外周部である。それぞれのマイク41は、破砕処理時にそれぞれの位置から音響を検知して異物検出部44に音響信号S3、S4及びS8(図示はしないが、マイク41cから出力される音響信号)を出力する。
Here, the
このように、第3の実施例としてのディスポーザー300によれば、複数のマイク41が高さを違えて設置されるものである。従って、破砕室210内の破砕音をもれなく集音できる。
Thus, according to the
この発明は、一般住宅の台所や業務用の厨房等のシンクに適用して極めて好適である。 The present invention is extremely suitable when applied to a sink in a kitchen of a general house or a commercial kitchen.
1,200,300・・・ディスポーザー、3・・・ホッパー、4・・・ハウジング、7・・・破砕室、8・・・開閉蓋、10・・・破砕ユニット、31・・・駆動モータ、40・・・制御装置、41・・・マイク、42・・・マイク収納部、43・・・制御部、44・・・異物検出部、45・・・操作部、46・・・ブザー、47・・・メモリ
1,200,300 ... disposer, 3 ... hopper, 4 ... housing, 7 ... crushing chamber, 8 ... opening / closing lid, 10 ... crushing unit, 31 ... drive motor, DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記破砕室で発生する音響を検知するとともに、検知した音響に基づいて音響信号を出力する音響検出手段と、
前記音響検出手段からの前記音響信号に基づいて前記厨芥に混入された異物を検出する異物検出手段とを備えることを特徴とするディスポーザー。 In the disposer where the input port is attached to the drainage port of the sink of the kitchen, and crushes the straw that has been input from the input port into the crushing chamber,
Sound detection means for detecting sound generated in the crushing chamber and outputting an acoustic signal based on the detected sound;
A disposer comprising: a foreign matter detecting means for detecting foreign matter mixed in the bag based on the acoustic signal from the acoustic detecting means.
前記破砕室の外周部に設けられることを特徴とする請求項1に記載のディスポーザー。 The acoustic detection means includes
The disposer according to claim 1, wherein the disposer is provided on an outer peripheral portion of the crushing chamber.
金属性の異物を検出することを特徴とする請求項1に記載のディスポーザー。 The foreign object detection means includes
The disposer according to claim 1, wherein a metallic foreign object is detected.
前記音響信号に基づいて音響周波数及び音圧レベルを識別して前記異物を検出することを特徴とする請求項1に記載のディスポーザー。 The foreign object detection means includes
The disposer according to claim 1, wherein the foreign object is detected by identifying an acoustic frequency and a sound pressure level based on the acoustic signal.
前記制御手段は、
前記異物検出手段が、前記周期と略同期して前記異物を複数回検出すると、前記破砕処理を停止することを特徴とする請求項1に記載のディスポーザー。 A control means for executing the crushing process by rotating and reversing the crushing blade portion for crushing the ridges at a predetermined cycle;
The control means includes
The disposer according to claim 1, wherein the crushing process is stopped when the foreign matter detection unit detects the foreign matter a plurality of times substantially in synchronization with the cycle.
前記破砕処理を停止するとともに、前記異物が検出されたことを告知する異物告知手段を作動させる制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のディスポーザー。 When the foreign matter is detected by the foreign matter detection means,
2. The disposer according to claim 1, further comprising a control unit that stops the crushing process and operates a foreign matter notification unit that notifies that the foreign matter has been detected.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007103164A JP2008259933A (en) | 2007-04-10 | 2007-04-10 | Disposer |
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JP2007103164A JP2008259933A (en) | 2007-04-10 | 2007-04-10 | Disposer |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101785978B1 (en) | 2016-12-20 | 2017-10-16 | 주식회사 문안환경 | Cone type peeling crusher with integrated crushing and peeling function |
CN113880160A (en) * | 2021-10-31 | 2022-01-04 | 扬州大学 | Sewage stirring and chopping device control system and design method thereof |
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2007
- 2007-04-10 JP JP2007103164A patent/JP2008259933A/en active Pending
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