JP2008258674A - 放送番組の記録再生システム及び放送番組の記録再生システムの制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある放送番組を適切に記録又は再生することを可能とする。
【解決手段】放送番組の記録再生システム(1)は、搬送波に保持される放送番組を受信しつつ再生及び記録のうち少なくとも一方を行うことが可能な第1映像再生記録装置(100)と、第1映像再生記録装置と通信可能であると共に、再生又は記録が行われた放送番組のうち、ユーザの興味の度合いが相対的に高い一の放送番組に関する属性情報(20)に基づいて、一の放送番組に対して再生及び記録のうち少なくとも一方を行うことが可能な第2映像再生記録装置(300)と、を備える。
【選択図】図9

Description

本発明は、例えばユーザの所望する放送番組を記録又は再生することが可能な放送番組の記録再生システム及び放送番組の記録再生システムの制御方法の技術分野に関する。
ユーザの嗜好を考慮した自動的に録画するリスト、所謂、録画予約リストを生成する方法として、特許文献1又は特許文献2等において、ユーザの視聴履歴に基づいて生成する方法が開示されている。
また、特許文献3等において、ユーザの嗜好を考慮した自動的に録画する録画予約リストを生成する方法として、予めユーザの設定した嗜好情報に基づいて自動的に録画する方法が開示されている。
特開2002−152639号公報 特開平10−229526号公報 特開2006−80974号公報
一般的に、旅行や出張先や外出先等などに行った際に視聴した放送地域が限定された放送番組、所謂、地域限定番組が、後日、全国的な放送ネットワークを介して放送されたり、或いは、ユーザ自身が居住する居住地域で放送されたりするケースが多くある。
外出先などで視聴した地域限定番組が居住地域で放送された場合、ユーザが視聴した時点からの時間経過が大きく、放送番組の名前を忘れている場合が多い。或いは、ユーザは、地域限定番組の放送番組の名前を知らない場合が多い。このため、居住地域で放送された、以前、視聴した地域限定番組が視聴できなかったり、録画できなかったりしてしまう。
仮に、上述の特許文献1から3等に開示されているように、予め設定されたユーザの嗜好情報に基づいて、放送番組を自動的に録画する手法によれば、旅行や出張先や外出先等などに行った際に視聴した放送地域が限定された地域限定番組が、後日、全国的な放送ネットワークを介して放送されたり、或いは、ユーザ自身が居住する居住地域で放送されたりした場合、自動的に録画されている可能性はある。
しかしながら、上述の特許文献1から3等に開示されている手法では、録画装置は、ユーザの嗜好情報に基づいて、ユーザの所望する放送番組を学習的に特定して自動的に録画する。このため録画の対象となる放送番組の数やデータ量も膨大になってしまうという技術的な問題点が生じる。よって、ユーザは、録画された放送番組の中から手動で取捨選択する必要性が生じてしまうという技術的な問題点がある。更に、手動の取捨選択の対象となる放送番組の数やデータ量が顕著に膨大である場合、ユーザの所望する放送番組が自動的に録画されても、未視聴の状態で誤って削除される場合もあり、折角、録画された所望となる放送番組を視聴する機会を逃す可能性が生じてしまうという技術的な問題点がある。
本発明は、例えば上述した従来の問題点に鑑みなされたものであり、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある放送番組を適切に記録又は再生することが可能な放送番組の記録再生システム及び放送番組の記録再生システムの制御方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の放送番組の記録再生システムは、搬送波に保持される放送番組を受信しつつ再生及び記録のうち少なくとも一方を行うことが可能な第1映像再生記録装置と、前記第1映像再生記録装置と通信可能であると共に、前記再生又は記録が行われた放送番組のうち、前記ユーザの興味の度合いが相対的に高い一の放送番組に関する属性情報に基づいて、前記一の放送番組に対して再生及び記録のうち少なくとも一方を行うことが可能な第2映像再生記録装置と、を備える。
上記課題を解決するために、請求項11に記載の放送番組の記録再生システムの制御方法は、搬送波に保持される放送番組を受信しつつ再生及び記録のうち少なくとも一方を行うことが可能な第1映像再生記録装置と、前記第1映像再生記録装置と通信可能である第2映像再生記録装置と、を備える放送番組の記録再生システムを制御する制御方法であって、前記再生された放送番組のうち、前記ユーザの興味の度合いが相対的に高い一の放送番組を特定する特定工程と、前記特定された一の放送番組に関する属性情報に基づいて、前記一の放送番組に対して再生及び記録のうち少なくとも一方を行うように前記第2映像再生記録装置を制御する制御工程と、を備える。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされよう。
以下、発明を実施するための最良の形態としての本発明の実施形態に係る放送番組の記録再生システム及び方法について順に説明する。
(放送番組の記録再生システムの実施形態)
以下、本発明の実施形態に係る放送番組の記録再生システムについて説明する。
本発明の放送番組の記録再生システムに係る実施形態は、搬送波に保持される放送番組を受信しつつ再生及び記録のうち少なくとも一方を行うことが可能な第1映像再生記録装置(例えばTelevision)と、前記第1映像再生記録装置と通信可能であると共に、前記再生又は記録が行われた放送番組のうち、前記ユーザの興味の度合いが相対的に高い一の放送番組に関する属性情報に基づいて、前記一の放送番組に対して再生及び記録のうち少なくとも一方を行うことが可能な第2映像再生記録装置(例えばHDDレコーダー)と、を備える。
本発明の放送番組の記録再生システムに係る実施形態によれば、例えばTV(Television)等の第1映像再生記録装置によって、搬送波に保持される放送番組が受信されつつ再生される。ここに、本発明に係る放送番組とは、例えばアナログテレビ放送や、デジタルテレビ放送において搬送波に重畳される被変調信号としての映像信号によって論理的に構成される番組の一部又は全部を意味してよい。
次に、例えば、第1映像再生記録装置によって、再生された放送番組のうち、ユーザの興味の度合いが相対的に高い一の放送番組が特定され、この一の放送番組に関する属性情報が送信される。
ここに、本発明に係る「ユーザの興味の度合いが相対的に高い一の放送番組」とは、例えば笑い声の音圧レベルや頻度等のユーザの興味の度合いを示す定量的な情報又は定性的な情報が相対的に高い放送番組を意味する。具体的には、この一の放送番組は、一定の閾値を超えるか否かによって、特定してよい。この一定の閾値は、実験的、理論的、経験的、又はシミュレーション等によって、ユーザの興味の度合いが相対的に高いと客観的に判断される所望の放送番組が特定できるように規定してよい。
次に、例えばHDDレコーダー等の第2映像再生記録装置は、第1映像再生記録装置と通信可能であると共に、この第1映像再生記録装置によって、送信された属性情報に基づいて、一の放送番組が記録されたり再生されたりする。
仮に、一般的に従来行なわれているように、予め設定されたユーザの嗜好情報に基づいて、放送番組を自動的に録画する手法によれば、旅行や出張先や外出先等などに行った際に視聴した放送地域が限定された放送番組(所謂、地域限定番組)が、後日、全国的な放送ネットワークを介して放送されたり、或いは、ユーザ自身が居住する居住地域で放送されたりした場合、自動的に録画されている可能性はある。
しかしながら、従来行なわれている手法では、第2映像再生記録装置は、ユーザの嗜好情報に基づいて、ユーザの所望する放送番組を学習的に特定して自動的に録画する。このため録画の対象となる放送番組の数やデータ量も膨大になってしまう。よって、ユーザは、録画された放送番組の中から手動で取捨選択する必要が生じてしまう。更に、手動の取捨選択の対象となる放送番組の数やデータ量が顕著に膨大である場合、ユーザの所望する放送番組が自動的に録画されても、未視聴の状態で誤って削除される場合もあり、折角、録画された所望となる放送番組を視聴する機会を逃す可能性が生じてしまう。
これに対して、本発明に係る放送番組の記録再生システムによれば、第1映像再生記録装置は、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある一の放送番組を自動的に特定し、この一の放送番組に関する属性情報が第2映像再生記録装置に送信される。従って、自動的に特定された一の放送番組を、第2映像再生記録装置における録画予約リストに、適切に反映させることが可能である。
この結果、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある一の放送番組が放送された場合、第2映像再生記録装置によって、この一の放送番組を、的確且つ適切に記録又は再生することが可能である。
本発明の放送番組の記録再生システムに係る実施形態の一の態様では、前記第1映像再生記録装置と通信可能であると共に、前記一の放送番組を特定し、前記特定された一の放送番組に関する属性情報を送信可能な通信機器を更に備え、前記第1映像再生記録装置は、第1地点(例えば外出先)において、前記放送番組を受信しつつ再生及び記録のうち少なくとも一方を行い、前記第2映像再生記録装置は、前記第1地点、又は前記第1地点と異なる第2地点(例えば自宅)において、前記通信機器と通信可能であると共に、前記送信された属性情報に基づいて、前記一の放送番組に対して再生及び記録のうち少なくとも一方を行う。
この態様によれば、例えばTV(Television)等の第1映像再生記録装置によって、例えば外出先等の第1地点において、搬送波に保持される放送番組が受信されつつ再生される。
次に、例えば携帯電話等の通信機器は、第1映像再生記録装置と通信可能であると共に、この通信機器によって、再生された放送番組のうち、ユーザの興味の度合いが相対的に高い一の放送番組が特定され、この一の放送番組に関する属性情報が送信される。
次に、上述した外出先等の第1地点、又は、例えば自宅等の第1地点と異なる第2地点に設置された、例えばHDDレコーダー等の第2映像再生記録装置は、通信機器と通信可能であると共に、この第2映像再生記録装置によって、送信された属性情報に基づいて、一の放送番組が記録されたり再生されたりする。
仮に、一般的に従来行なわれているように、予め設定されたユーザの嗜好情報に基づいて、放送番組を自動的に録画する手法によれば、旅行や出張先や外出先等などに行った際に視聴した放送地域が限定された放送番組(所謂、地域限定番組)が、後日、全国的な放送ネットワークを介して放送されたり、或いは、ユーザ自身が居住する居住地域で放送されたりした場合、自動的に録画されている可能性はある。
しかしながら、従来行なわれている手法では、第2映像再生記録装置は、ユーザの嗜好情報に基づいて、ユーザの所望する放送番組を学習的に特定して自動的に録画する。このため録画の対象となる放送番組の数やデータ量も膨大になってしまう。よって、ユーザは、録画された放送番組の中から手動で取捨選択する必要が生じてしまう。更に、手動の取捨選択の対象となる放送番組の数やデータ量が顕著に膨大である場合、ユーザの所望する放送番組が自動的に録画されても、未視聴の状態で誤って削除される場合もあり、折角、録画された所望となる放送番組を視聴する機会を逃す可能性が生じてしまう。
これに対して、本発明に係る放送番組の記録再生システムによれば、通信機器は、第1地点で視聴された、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある一の放送番組を自動的に特定し、この一の放送番組に関する属性情報が第2映像再生記録装置に送信される。従って、自動的に特定された一の放送番組を、上述した外出先等の第1地点、又は、例えば自身の居住地域等の第2地点に設置された第2映像再生記録装置における録画予約リストに、適切に反映させることが可能である。
この結果、第2地点で、第1地点で視聴された、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある一の放送番組が放送された場合、第2地点に設置された第2映像再生記録装置によって、この一の放送番組を、的確且つ適切に記録又は再生することが可能である。
或いは、例えば第1地点等の同一の地点で視聴された、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある一の放送番組が放送された場合、第2地点に設置された第2映像再生記録装置によって、この一の放送番組を、的確且つ適切に記録又は再生することが可能である。
本発明の放送番組の記録再生システムに係る実施形態の一の態様では、前記通信機器は、前記ユーザによって携帯可能である。
この態様によれば、通信機器によって、第1地点で視聴された、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある一の放送番組を視聴と同時に特定することが可能である。
本発明の放送番組の記録再生システムに係る実施形態の他の態様では、前記通信機器は、前記ユーザから発生される音声を集音可能な集音手段を備え、前記通信機器は、前記集音された音声の特徴を示す定量的情報又は定性的情報に基づいて、前記一の放送番組を特定する。
この態様によれば、通信機器によって、第1地点で視聴された、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある一の放送番組を高精度に特定することが可能である。
本発明の放送番組の記録再生システムに係る実施形態の他の態様では、前記通信機器は、音声認識(Speech Recognition)に基づいて、前記ユーザを識別可能である。
この態様によれば、例えば統計的音声認識等の音声認識(Speech Recognition)によって、特定のユーザを識別可能である。この結果、通信機器によって、第1地点で視聴された、この特定のユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある一の放送番組を高精度に特定することが可能である。
本発明の放送番組の記録再生システムに係る実施形態の他の態様では、前記属性情報は、前記第1地点、前記一の放送番組の名前、前記ユーザの興味の度合い、前記一の放送番組が放送された時間、及び、前記一の放送番組が放送されたチャンネルのうち少なくとも一つに関する情報を含む。
この態様によれば、第2映像再生記録装置は、上述した各種の情報を含む属性情報によって、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある一の放送番組を明確に把握し、この一の放送番組を的確且つ迅速に記録又は再生することが可能である。
本発明の放送番組の記録再生システムに係る実施形態の他の態様では、前記通信機器は、前記第1地点の位置を特定可能なGPS(Global Positioning System)手段を備え、前記通信機器は、前記特定された第1地点の位置に関する位置情報を前記属性情報に含める。
この態様によれば、GPS手段を利用して算出した緯度や経度に関する情報や地名や県名等の場所に関する情報を含む属性情報によって、第2映像再生記録装置は、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある一の放送番組を明確に把握し、この一の放送番組を的確且つ迅速に記録又は再生することが可能である。
本発明の放送番組の記録再生システムに係る実施形態の他の態様では、前記第1映像再生記録装置と前記通信機器とは、前記第1地点に対応した第1通信規格によって通信可能であることに加えて又は代えて、前記第2映像再生記録装置と前記通信機器とは、前記第2地点に対応した第2通信規格によって通信可能である。
この態様によれば、第1映像再生記録装置と通信機器との第1通信規格の通信によって、第1地点で視聴された、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある一の放送番組を視聴と同時に特定することが可能である。このことに加えて又は代えて、第2映像再生記録装置と通信機器との第2通信規格の通信によって、第2地点に設置された第2映像再生記録装置におけるユーザに嗜好情報に基づいた録画予約リストに、所定のタイミングで自動的に反映させることが可能である。
本発明の放送番組の記録再生システムに係る実施形態の他の態様では、前記第2映像再生記録装置は、前記一の放送番組が記録された旨を通知する一の通知情報を表示する表示手段を備え、前記表示手段は、前記一の通知情報を表示する一の表示手法と、前記属性情報に基づかないで他の放送番組が記録された旨を通知する他の表示手法と、を異ならせる。
この態様によれば、通常の表示手法である他の表示手法によって録画した放送番組と、一の放送番組を表示する一の表示手法とを異ならせる。このため、一の表示手法として、専用の表示文字や専用の表示アイコンを用いて表示し、ユーザの注目や注意を効果的に喚起させ、ユーザの注目や注意を、この一の放送番組に、効果的に向けることが可能である。
本発明の放送番組の記録再生システムに係る実施形態の他の態様では、前記通信機器は、前記第1地点の位置を特定可能なGPS(Global Positioning System)手段を備え、前記通信機器は、前記特定された第1地点に関する付加的な情報である付加情報を前記属性情報に含め、前記第2映像再生記録装置は、前記一の放送番組が記録された旨を通知する通知情報を表示する表示手段を備え、前記表示手段は、前記通知情報に加えて又は代えて前記付加情報を表示する。
この態様によれば、第2映像再生記録装置は、ユーザが所望する放送番組を録画した後に、付加情報に起因される多彩な表示手法によってユーザに表示する。具体的には、専用の表示文字や専用の表示アイコンや、付加情報を示したアイコンを用いて表示することによって、ユーザの注目や注意を効果的に喚起させることが可能である。より具体的には、第2映像再生記録装置によってディスプレイ装置等の表示手段に表示されるメニューにおいて、第1地点でユーザに視聴された、ユーザの興味の度合いが相対的に高い一の放送番組を記録した場合、この一の放送番組に対して、第1地点である「札幌市」や「仙台市」を連想させるアイコン等の通知情報を表示させてよい。従って、ユーザの記憶をより鮮明に呼び覚ますことが可能であるので、ユーザの注目や注意を、一の放送番組に、より効果的に向け、視聴の機会をより多くユーザに与えることが可能である。
(放送番組の記録再生システムの制御方法の実施形態)
以下、本発明の実施形態に係る放送番組の記録再生システムの制御方法について説明する。
本発明の放送番組の記録再生システムの制御方法に係る実施形態は、搬送波に保持される放送番組を受信しつつ再生及び記録のうち少なくとも一方を行うことが可能な第1映像再生記録装置(例えばTelevision)と、前記第1映像再生記録装置と通信可能である第2映像再生記録装置(例えばHDDレコーダー)と、を備える放送番組の記録再生システムを制御する制御方法であって、前記再生された放送番組のうち、前記ユーザの興味の度合いが相対的に高い一の放送番組を特定する特定工程と、前記特定された一の放送番組に関する属性情報に基づいて、前記一の放送番組に対して再生及び記録のうち少なくとも一方を行うように前記第2映像再生記録装置を制御する制御工程と、を備える。
本発明の放送番組の記録再生システムの制御方法に係る実施形態によれば、上述した本発明の放送番組の記録再生システムに係る実施形態が有する各種利益を享受することが可能となる。
尚、上述した本発明の放送番組の記録再生システムに係る実施形態が有する各種態様に対応して、本発明の放送番組の記録再生システムの制御方法に係る実施形態も各種態様を採ることが可能である。
本実施形態のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から明らかにされる。
以上説明したように、本発明の放送番組の記録再生システムに係る実施形態によれば、第1映像再生記録装置と、通信機器と、第2映像再生記録装置と、を備える。また、本発明の放送番組の記録再生システムの制御方法に係る実施形態によれば、第1映像再生記録装置と、通信機器と、第2映像再生記録装置と、特定工程と、制御工程と、を備える。この結果、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある一の放送番組が放送された場合、第2映像再生記録装置によって、この一の放送番組を、的確且つ適切に記録又は再生することが可能である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(放送番組の記録再生システムの実施例)
図1から図4を参照して、本発明に係る放送番組の記録再生システムの実施例について説明する。
(1) 全体構成
先ず、図1を参照して、本実施例に係る放送番組の記録再生システム1の全体的な構成について説明する。ここに、図1は、本実施例に係る放送番組の記録再生システム1の全体的な構成を示したブロック図である。
図1に示されるように、本実施例に係る放送番組の記録再生システム1は、例えば外出先や出張先等の第1地点に配置されたTV(Television)100と、ユーザに携帯され、外出先又は自宅に配置可能な携帯機器200と、例えば自宅等の第2地点に配置された、例えばHDD(Hard Disc Drive)レコーダーやPC(Personal Computer)等の録画装置300とを備えて構成されている。詳細には、第1地点に配置されたTV100において、例えば無線LAN等の第1の所定通信規格に準拠して他の電子機器と通信可能である。また、第2地点に配置された録画装置300において、例えば無線LANや電子メール等の第2の所定通信規格に準拠して他の電子機器と通信可能である。加えて、携帯機器200は、第1地点においては、第1の所定通信規格に準拠してTV100と通信可能であると共に、第2地点においては、第2の所定通信規格に準拠して録画装置300と通信可能である。特に、本実施例に係る携帯機器200の一具体例としては、例えば携帯電話やポータブルナビゲーションシステム用の携帯端末などの携帯可能な電子機器を挙げてよい。尚、本発明に係る「第1映像再生記録装置」の一具体例がTV100によって構成され、本発明に係る「通信機器」の一具体例が携帯機器200によって構成され、本発明に係る「第2映像再生記録装置」の一具体例が録画装置300によって構成されている。
(2) 詳細構成
次に、図2及び図3を参照して、本実施例に係る携帯機器の詳細構成について説明する。ここに、図2は、本実施例に係る携帯機器の詳細構成を示したブロック図である。図3は、本実施例に係る属性情報の一具体例を示したテーブルである。尚、図2は、携帯機器200が、第1地点において、第1の所定通信規格に準拠してTV100と通信している状態を、主に示す。
図2に示されるように、本実施例に係る携帯機器200は、例えばマイク等の集音部201と、話者を特定可能な音声認識部202と、興味度検出部203と、解析部204と、通信部205と、ネットワーク部206と、GPS(Global Positioning System)部207と、リスト生成部208とを備えて構成されている。
特に、携帯機器200が携帯電話である場合、通話の機能を持つため、普段のユーザの会話から、ユーザの声の特徴に関する特徴量を抽出することが可能である。また、携帯機器200がポータブルナビゲーションシステム用の携帯端末である場合、音声認識機能を持たせて、ユーザが普段、指示する声から、ユーザの声の特徴に関する特徴量を抽出することが可能である。尚、携帯機器200において、例えば通話や電源等の携帯電話の機能として一般的に有する部分の説明及び図示については省略する。
携帯機器200には、マイク201が付いており、マイクにより取り込まれた音声は、音声認識部202に送られ、笑い声の識別を行なうと同時に、話者の特定を行なう。笑い声が予め設定されたユーザから発された音声であると判断される場合、例えば音圧レベル等の笑い声のレベルや状態に関する定量的な情報又は定性的な情報が、興味度検出部203に出力される。
興味度検出部203は、笑い声のレベルや頻度や状態に関する定量的な情報又は定性的な情報を監視し、これらの定量的又は定性的な情報が、一定の閾値を超える場合、解析部204に笑い声のレベルや状態が、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルになったことを通知する。
一方、通信部205は、ユーザが視聴しているTV100と通信することにより、現在、選局されているチャンネルで放送されている放送番組に関する番組情報10を取得し、取得された番組情報10を解析部204へ提供する。この番組情報10は、例えばEPG(Electric Program Guide:電子番組ガイド)を介して取得されてよい、或いは、例えばインターネット等のネットワークを経由して、放送局のサーバから取得されてよい。
解析部204では、取得された番組情報10から放送番組のタイトル名に関する情報を抽出し、放送日及び視聴している場所に関する情報を付加することで、ユーザが第1地点で視聴している放送番組に関する属性情報20を作成する。尚、場所に関する情報としては、GPS部207を利用して算出した緯度や経度に関する情報を採用してよい。ここで、作成された属性情報20は、一時的に解析部204で保持され、興味度検出部203からの通知により、リスト生成部208に提供される。
リスト生成部208では、解析部204によって属性情報20の内容が更新されると、自宅の録画装置300に提供するために属性情報20を加工する。加工された属性情報20は、通信部205に提供され、自動的に自宅の録画装置300に提供される。
具体的には、図3に示されるように、ユーザが第1地点で視聴している放送番組のうち、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある放送番組に関する属性情報20は、放送番組のタイトル名、ユーザの興味の度合いのレベル、場所、日付、開始時間、終了時間、及びチャンネルに関する情報を含んでよい。
(3) 動作原理
次に、図4から図8を参照して、本実施例に係る放送番組の記録再生システム1の動作原理について説明する。ここに、図4は、本実施例に係る放送番組の記録再生システム1における、通信処理の一連の流れを示したフローチャートである。図5は、本実施例に係る携帯機器とTVとが通信する状態を図式的に示した概念図である。図6は、本実施例に係る携帯機器と録画装置300とが通信する一の状態を図式的に示した概念図である。図7は、本実施例に係る携帯機器と録画装置300とが通信する他の状態を図式的に示した概念図である。図8は、本実施例に係る録画装置300がユーザに通知するためのメニューを図式的に示した模式図である。
図4に示されるように、本実施例に係る放送番組の記録再生システム1においては、先ず、例えば外出先や出張先等の第1地点に配置されたTV100と、ユーザに携帯される携帯機器200とが通信を行なう(ステップS10)。具体的には、図5に示されるように、ユーザに携帯される携帯機器200は、第1地点において、無線LANの通信規格に準拠して、当該無線LANの存在を自動的に検知し、TV100が接続されているローカルネットワークへ接続し、TV100と通信する。
次に、再び図4に示されるように、携帯機器200は、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある放送番組に関する属性情報20を作成する(ステップS20)。具体的には、携帯機器200は、TV100とのネットワーク接続が確立すると、上述の図2で説明したように、TV100からユーザが視聴しているチャンネルで放送される放送番組の番組情報が送信され、携帯機器200に一時的に保存される。この保存の動作は、放送番組が変更される度に行って良い。この保存の動作が行われている状態で、ユーザが視聴している状態が監視され、言い換えると、ユーザの笑い声のレベルや頻度や状態に関する定量的な情報又は定性的な情報が監視され、これらの定量的又は定性的な情報が、一定の閾値を超える場合、番組情報10の保存が行なわれ、タイトル名、例えば県名等の地域名などがリスト化され、属性情報20が作成される。
次に、再び図4に示されるように、携帯機器200は、録画装置300と通信する(ステップS30)。具体的には、図6に示されるように、携帯機器200が電子メールを送受信可能な通信機能を有する場合、この電子メールの通信機能を利用して、自宅等の第2地点に設置されている録画装置300に対して、例えばリスト化された属性情報20が送信される。録画装置300は、更に、この送信された属性情報20を、自動的に録画すべき放送番組のリスト、所謂、録画リストに追加する。他方、図7に示されるように、携帯機器200が電子メールの通信機能を有しない場合、例えば帰宅時点等に、ユーザに携帯される携帯機器200は、第2地点において、無線LANの通信規格に準拠して、当該無線LANの存在を自動的に検知し、録画装置300が接続されているローカルネットワークへ接続し、録画装置300と通信し、属性情報20を、録画リストに追加させてよい。
次に、再び図4に示されるように、録画装置300は、属性情報20が追加された録画リストに基づいて、ユーザが所望する放送番組を録画する(ステップS40)。具体的には、録画装置300は、第2地点において将来的に放送される放送番組のうち、属性情報20に含まれる、例えば放送番組のタイトル名に基づいて、ユーザが所望する放送番組を自動的に録画予約することが可能である。従って、第1地点において、ユーザに視聴された、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある放送番組が、第2地点において放送された場合に、同一の放送番組を確実且つ適切に録画することが可能である。
次に、再び図4に示されるように、録画装置300は、ユーザが所望する放送番組を録画した後に、ユーザに特別な表示手法によって表示する(ステップS50)。具体的には、通常の手法によって録画した放送番組と異ならせて表示するために、専用の表示文字や専用の表示アイコンを用いて表示することによって、ユーザの注目や注意を効果的に喚起させることが可能である。より具体的には、図8に示されるように、録画装置300によってディスプレイ装置等の表示手段に表示されるメニュー301において、第1地点でユーザに視聴された、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある放送番組である「全国の名産」や「全国の祭り」を録画した場合、これらの放送番組に対して、「旅先」のマークや、専用のアイコン(アイコン1やアイコン2を参照)を表示させてよい。従って、ユーザは通常の手法で録画された放送番組である「オリンピック特集」や「桜便り」等に対応して表示されている「新規NEW」マークと区別すること可能であるので、ユーザの注目や注意を、上述の放送番組「全国の名産」や「全国の祭り」に、効果的に向けることが可能である。
(4) 本実施例の作用と効果との検討
次に、図9を参照して、本実施例に係る放送番組の記録再生システム1における作用と効果とについて検討する。ここに、図9は、本実施例に係る放送番組の記録再生システム1における、各種の処理を概念的に示した模式図である。尚、図9中のステップ番号は、上述した図4におけるステップ番号に対応される。
図9に示されるように、本実施例に係る放送番組の記録再生システム1においては、先ず、例えば外出先や出張先等の第1地点に配置されたTV100と、ユーザに携帯される携帯機器200との通信が行なわれる(ステップS10)。
次に、携帯機器200は、マイク等によって集音されたユーザの笑い声のレベルや頻度や状態の変化に基づいて、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある放送番組を特定する(ステップS20)。具体的には、携帯機器200は、TV100と通信し、TV100からユーザが視聴しているチャンネルで放送される放送番組の番組情報が送信され、携帯機器200に一時的に保存される。
他方、ユーザが視聴している状態が監視され、言い換えると、ユーザの笑い声のレベルや頻度や状態に関する定量的な情報又は定性的な情報が監視され、これらの定量的又は定性的な情報が、一定の閾値を超える場合、番組情報の保存が行なわれ、タイトル名、例えば県名等の地域名などがリスト化され、属性情報20が作成される。
このようにして、第1地点で視聴された、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある放送番組を自動的に特定することが可能である。
次に、携帯機器200は、録画装置と通信し、自動的に特定された放送番組を、例えば自身の居住地域等の第2地点に設置された録画装置における録画予約リストに、適切に反映させることが可能である(ステップS30)。
具体的には、携帯機器200が電子メールを送受信可能な通信機能を有する場合、この電子メールの通信機能を利用して、自宅等の第2地点に設置されている録画装置300に対して、例えばリスト化された属性情報20が送信される。録画装置300は、更に、この送信された属性情報20を、自動的に録画すべき放送番組のリスト、所謂、録画リストに追加する。従って、第1地点で視聴された、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある放送番組を、第2地点に設置された録画装置におけるユーザに嗜好情報に基づいた録画予約リストに、リアルタイムで自動的に反映させることが可能である。
他方、携帯機器200が電子メールの通信機能を有しない場合、例えば帰宅時点等に、ユーザに携帯される携帯機器200は、第2地点において、録画装置300と通信し、属性情報20を、録画リストに追加させる。従って、第1地点で視聴された、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある放送番組を、第2地点に設置された録画装置におけるユーザに嗜好情報に基づいた録画予約リストに、所定のタイミングで自動的に反映させることが可能である。
以上の結果、例えば出張先等の第1地点で視聴された、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある放送番組を自動的に特定し、例えば自身の居住地域等の第2地点で、同一の放送番組が放送された場合、第2地点に設置された録画装置によって、この同一の放送番組を、的確且つ適切に録画することが可能である(ステップS40)。
加えて、録画装置300は、例えばディスプレイ装置等の表示装置を介して、ユーザが所望する放送番組を録画した後に、ユーザに特別な表示手法によって表示する(ステップS50)。具体的には、通常の手法によって録画した放送番組と異ならせて表示するために、専用の表示文字や専用の表示アイコンを用いて表示し、ユーザの注目や注意を効果的に喚起させ、ユーザの注目や注意を、上述した第1地点で視聴された、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある放送番組に、効果的に向けることが可能である。
仮に、一般的に従来行なわれているように、予め設定されたユーザの嗜好情報に基づいて、放送番組を自動的に録画する手法によれば、旅行や出張先や外出先等などに行った際に視聴した放送地域が限定された放送番組(所謂、地域限定番組)が、後日、全国的な放送ネットワークを介して放送されたり、或いは、ユーザ自身が居住する居住地域で放送されたりした場合、自動的に録画されている可能性はある。
しかしながら、従来行なわれている手法では、録画装置は、ユーザの嗜好情報に基づいて、ユーザの所望する放送番組を学習的に特定して自動的に録画する。このため録画の対象となる放送番組の数やデータ量も膨大になってしまう。よって、ユーザは、録画された放送番組の中から手動で取捨選択する必要が生じてしまう。更に、手動の取捨選択の対象となる放送番組の数やデータ量が顕著に膨大である場合、ユーザの所望する放送番組が自動的に録画されても、未視聴の状態で誤って削除される場合もあり、折角、録画された所望となる放送番組を視聴する機会を逃す可能性が生じてしまう。
これに対して、本実施例に係る放送番組の記録再生システム1によれば、第1地点で視聴された、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある放送番組を自動的に特定し、自動的に特定された放送番組を、例えば自身の居住地域等の第2地点に設置された録画装置における録画予約リストに、適切に反映させることが可能である。
この結果、第2地点で、第1地点で視聴された放送番組と同一の放送番組が放送された場合、第2地点に設置された録画装置によって、この同一の放送番組を、的確且つ適切に録画することが可能である。
加えて、本実施例に係る放送番組の記録再生システム1によれば、この同一の放送番組を、ユーザに特別な表示手法によって表示する。具体的には、通常の手法によって録画した放送番組と異ならせて表示するために、専用の表示文字や専用の表示アイコンを用いて表示し、ユーザの注目や注意を効果的に喚起させ、ユーザの注目や注意を、この同一の放送番組に、効果的に向けることが可能である。
(5) 放送番組の記録再生システムの第2実施例
次に、図10及び図11を参照して、第2実施例に係る放送番組の記録再生システムについて説明する。ここに、図10は、第2実施例に係る録画装置300がユーザに通知するためのメニューを図式的に示した模式図である。図11は、第2実施例に係る携帯機器200が、録画された放送番組の起動をユーザに促すためのメニューを図式的に示した模式図である。尚、第2実施例において、上述した実施例に係る構成要素と概ね同様の構成及び処理には、同様の符号番号を用いて、それらの説明は適宜省略する。
上述した携帯機器200は、GPS(Global Positioning System)機能を搭載してよい。この携帯機器200は、旅行した際の自らの位置情報の変化と、時間の経過と、位置情報に付加される、例えば宿泊先に関する文字情報や観光スポットに関する画像情報等の付加情報とが総括された電子アルバムを自動的に又はユーザによる操作によって作成する。従って、上述した解析部204では、取得された番組情報10から放送番組のタイトル名に関する情報を抽出し、放送日及び視聴している場所に関する情報、及び、宿泊先に関する文字情報や観光スポットに関する画像情報等の付加情報を付加することで、ユーザが第1地点で視聴している放送番組に関する属性情報20を作成することができる。
この結果、録画装置300は、ユーザが所望する放送番組を録画した後に、付加情報に起因される多彩な表示手法によってユーザに表示する。具体的には、専用の表示文字や専用の表示アイコンや、付加情報を示したアイコンを用いて表示することによって、ユーザの注目や注意を効果的に喚起させることが可能である。
より具体的には、図10に示されるように、録画装置300によってディスプレイ装置等の表示手段に表示されるメニュー301において、第1地点でユーザに視聴された、ユーザの興味の度合いが相対的に高いレベルにある放送番組である「全国の名産」や「全国の祭り」を録画した場合、これらの放送番組に対して、「旅先」のマークや、専用のアイコン(アイコン1やアイコン2を参照)に加えて、旅先の場所である「札幌市」や「仙台市」を表示させてよい。従って、ユーザは通常の手法で録画された放送番組である「オリンピック特集」や「桜便り」等に対応して表示されている「新規NEW」マークと明確に区別し、ユーザの記憶をより鮮明に呼び覚ますこと可能であるので、ユーザの注目や注意を、上述の放送番組「全国の名産」や「全国の祭り」に、より効果的に向け、視聴の機会をより多くユーザに与えることが可能である。
或いは、より具体的には、図11に示されるように、携帯機器200が作成した電子アルバムを閲覧するための当該携帯機器200上の表示画面において、録画装置300に対して、録画された放送番組の再生をユーザに促すための起動アイコン(アイコン1やアイコン2を参照)を表示させてよい。従って、ユーザの記憶をより鮮明に呼び覚まし、放送番組の視聴を促すこと可能であるので、ユーザに、放送番組の視聴の機会をより多く与えることが可能である。
本実施例では、TV(Television)、携帯機器、及び録画装置を備えた放送番組の記録再生システムについて説明したが、例えば、映像や音声を記録再生する電子機器、例えばルーターやサーバー等の各種のネットワーク通信機器、家電機器、HDD(Hard Disc Drive)レコーダーや、デジタルカメラや、カーナビゲーションや、TVの録画に対応したPC(Personal Computer)、携帯電話、又は、ゲーム機器などの複数種類の電子機器を備えた放送番組の記録再生システムに適用することが可能である。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う放送番組の記録再生システム及び放送番組の記録再生システムの制御方法もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本実施例に係る放送番組の記録再生システム1の全体的な構成を示したブロック図である。 本実施例に係る携帯機器の詳細構成を示したブロック図である。 本実施例に係る属性情報の一具体例を示したテーブルである。 本実施例に係る放送番組の記録再生システム1における、通信処理の一連の流れを示したフローチャートである。 本実施例に係る携帯機器とTVとが通信する状態を図式的に示した概念図である。 本実施例に係る携帯機器と録画装置300とが通信する一の状態を図式的に示した概念図である。 本実施例に係る携帯機器と録画装置300とが通信する他の状態を図式的に示した概念図である。 本実施例に係る録画装置300がユーザに通知するためのメニューを図式的に示した模式図である。 本実施例に係る放送番組の記録再生システム1における、各種の処理を概念的に示した模式図である。 第2実施例に係る録画装置300がユーザに通知するためのメニューを図式的に示した模式図である。 第2実施例に係る携帯機器200が、録画された放送番組の起動をユーザに促すためのメニューを図式的に示した模式図である。
符号の説明
1 放送番組の記録再生システム
10 番組情報
20 属性情報
100 TV(Television)
200 携帯機器
201 集音部
202 音声認識部
203 興味度検出部
204 解析部
205 通信部
206 ネットワーク部
207 GPS(Global Positioning System)部
208 リスト生成部
300 録画装置

Claims (11)

  1. 搬送波に保持される放送番組を受信しつつ再生及び記録のうち少なくとも一方を行うことが可能な第1映像再生記録装置と、
    前記第1映像再生記録装置と通信可能であると共に、前記再生又は記録が行われた放送番組のうち、前記ユーザの興味の度合いが相対的に高い一の放送番組に関する属性情報に基づいて、前記一の放送番組に対して再生及び記録のうち少なくとも一方を行うことが可能な第2映像再生記録装置と、
    を備えることを特徴とする放送番組の記録再生システム。
  2. 前記第1映像再生記録装置と通信可能であると共に、前記一の放送番組を特定し、前記特定された一の放送番組に関する属性情報を送信可能な通信機器を更に備え、
    前記第1映像再生記録装置は、第1地点において、前記放送番組を受信しつつ再生及び記録のうち少なくとも一方を行い、
    前記第2映像再生記録装置は、前記第1地点、又は前記第1地点と異なる第2地点において、前記通信機器と通信可能であると共に、前記送信された属性情報に基づいて、前記一の放送番組に対して再生及び記録のうち少なくとも一方を行うことを特徴とする放送番組の記録再生システム。
  3. 前記通信機器は、前記ユーザによって携帯可能であることを特徴とする請求項2に記載の放送番組の記録再生システム。
  4. 前記通信機器は、前記ユーザから発生される音声を集音可能な集音手段を備え、
    前記通信機器は、前記集音された音声の特徴を示す定量的情報又は定性的情報に基づいて、前記一の放送番組を特定することを特徴とする請求項2又は3に記載の放送番組の記録再生システム。
  5. 前記通信機器は、音声認識(Speech Recognition)に基づいて、前記ユーザを識別可能であることを特徴とする請求項2から4のうちのいずれか一項に記載の放送番組の記録再生システム。
  6. 前記属性情報は、前記第1地点、前記一の放送番組の名前、前記ユーザの興味の度合い、前記一の放送番組が放送された時間、及び、前記一の放送番組が放送されたチャンネルのうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする請求項2から5のうちのいずれか一項に記載の放送番組の記録再生システム。
  7. 前記通信機器は、前記第1地点の位置を特定可能なGPS(Global Positioning System)手段を備え、
    前記通信機器は、前記特定された第1地点の位置に関する位置情報を前記属性情報に含めることを特徴とする請求項2から6のうちのいずれか一項に記載の放送番組の記録再生システム。
  8. 前記第1映像再生記録装置と前記通信機器とは、前記第1地点に対応した第1通信規格によって通信可能であることに加えて又は代えて、
    前記第2映像再生記録装置と前記通信機器とは、前記第2地点に対応した第2通信規格によって通信可能であることを特徴とする請求項2から7のうちのいずれか一項に記載の放送番組の記録再生システム。
  9. 前記第2映像再生記録装置は、前記一の放送番組が記録された旨を通知する一の通知情報を表示する表示手段を備え、
    前記表示手段は、前記一の通知情報を表示する一の表示手法と、前記属性情報に基づかないで他の放送番組が記録された旨を通知する他の表示手法と、を異ならせることを特徴とする請求項2から8のうちのいずれか一項に記載の放送番組の記録再生システム。
  10. 前記通信機器は、前記第1地点の位置を特定可能なGPS(Global Positioning System)手段を備え、
    前記通信機器は、前記特定された第1地点に関する付加的な情報である付加情報を前記属性情報に含め、
    前記第2映像再生記録装置は、前記一の放送番組が記録された旨を通知する通知情報を表示する表示手段を備え、
    前記表示手段は、前記通知情報に加えて又は代えて前記付加情報を表示することを特徴とする請求項2から9のうちのいずれか一項に記載の放送番組の記録再生システム。
  11. 搬送波に保持される放送番組を受信しつつ再生及び記録のうち少なくとも一方を行うことが可能な第1映像再生記録装置と、
    前記第1映像再生記録装置と通信可能である第2映像再生記録装置と、
    を備える放送番組の記録再生システムを制御する制御方法であって、
    前記再生された放送番組のうち、前記ユーザの興味の度合いが相対的に高い一の放送番組を特定する特定工程と、
    前記特定された一の放送番組に関する属性情報に基づいて、前記一の放送番組に対して再生及び記録のうち少なくとも一方を行うように前記第2映像再生記録装置を制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする放送番組の記録再生システムの制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012517767A (ja) * 2009-02-12 2012-08-02 ディジマーク コーポレイション メディア処理方法及びアレンジメント

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