JP2008243501A - 照明装置及び照明器具 - Google Patents

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JP2008243501A JP2007080656A JP2007080656A JP2008243501A JP 2008243501 A JP2008243501 A JP 2008243501A JP 2007080656 A JP2007080656 A JP 2007080656A JP 2007080656 A JP2007080656 A JP 2007080656A JP 2008243501 A JP2008243501 A JP 2008243501A
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篤 大坪
Kenji Matsuda
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Abstract

【課題】放電灯点灯装置として入力電流に休止期間が存在するものを用いながらも、トライアックのパルストリガ制御による放電灯点灯装置への給電のオンオフが可能な照明装置、並びに、該照明装置を用いた照明器具を提供する。
【解決手段】照明装置1は、放電灯を点灯させる放電灯点灯装置2への給電をオンオフするトライアックTRと、放電灯点灯装置2に並列に接続された第二照明負荷3とを備える。放電灯点灯装置2に入力電流が流れるべきタイミングでは第二照明負荷3に電流が流れることによりトライアックTRのオン状態が確保されるから、トライアックTRのパルストリガ制御による給電のオンオフが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置及び該照明装置を用いた照明器具に関するものである。
従来から、図12に示すように、交流電源ACから照明負荷7への給電をオンオフするトライアックTRと、トライアックTRをオンオフ制御するトリガ回路5とを備える照明装置が提供されている。
また、照明負荷7としては、図13に示すように、例えばガラスのような透光性を有する材料からなるバルブ部71と、白熱電球と同様の例えばJIS C 7709に規定されたE26型の口金72aが設けられバルブ部71が連結された本体部72とを有し、バルブ部71に二重らせん形状の放電灯Laを収納されるとともに、本体部72には口金72aを介して電源を供給され放電灯Laに交流電力を供給して点灯させる放電灯点灯装置2が収納されたものが提供されている(例えば、特許文献1参照)。この種の照明負荷7は、光源として放電灯Laを使用することにより白熱電球よりも長寿命としながらも、白熱電球に置換可能となっている。
放電灯点灯装置2は、例えば、図14に示すように、アクロスザラインコンデンサCxとチョークコイルLcとからなるフィルタ回路21と、フィルタ回路21を介して交流電源ACから供給された交流電力を全波整流するダイオードブリッジDBとダイオードブリッジDBの出力を平滑する平滑コンデンサC0とからなる直流電源回路22と、平滑コンデンサC0を電源として放電灯Laに交流電力を供給するインバータ回路23とからなる。
インバータ回路23は、平滑コンデンサC0の両端間に直列に接続された2個のスイッチング素子Qa,Qbと、高電圧側のスイッチング素子Qaの両端間に放電灯Laに直列に接続される直流阻止用のコンデンサCs及び共振用のインダクタLsと、放電灯Laの各フィラメントにおいてスイッチング素子Qaに接続されていない側の一端間に接続された予熱兼共振用のコンデンサCpとを備え、スイッチング素子Qa,Qbが交互にオンオフされることによって放電灯Laに交流電力を供給する周知のハーフブリッジ形の回路である。
各スイッチング素子Qa,Qbはそれぞれ例えば電界効果トランジスタからなる。高電圧側のスイッチング素子QaがNチャネル形であって低電圧側のスイッチング素子QbがPチャネル形となっており、各スイッチング素子Qa,Qbはベース同士が互いに接続されている。そして、インバータ回路23は、各スイッチング素子Qa,Qbのベースの電位を振動させることによりスイッチング素子Qa,Qbを交互にオンオフする駆動回路23aを有する。駆動回路23aは、低電圧側のスイッチング素子Qbの両端間に接続されたコンデンサC7と抵抗R11との並列回路と、各スイッチング素子Qa,Qbのベースと平滑コンデンサC0の高電圧側の端子との間に接続された抵抗R12と、各スイッチング素子Qa,Qbのベースとスイッチング素子Qa,Qbの接続点との間に接続された2個のインダクタL1,L2とコンデンサC8との直列回路と、2個のインダクタL1,L2の直列回路に並列に接続されたコンデンサC9と、互いのカソードを付き合わせる形でコンデンサC9に並列に接続された2個のツェナーダイオードZD1,ZD2と、ツェナーダイオードZD1,ZD2同士の接続点とスイッチング素子Qa,Qb同士の接続点との間に接続された抵抗R13とを備える。
特開平11−111486号公報
ところで、トライアックTRは所定の保持電流以上の電流が流れている限りはオン状態が維持されるので、照明負荷7が白熱電球であって点灯中に保持電流以上の電流が流れ続ける場合には、トライアックをオンさせるトリガを間欠的なパルス状とする制御(以下、「パルストリガ制御」と呼ぶ。)を行うことができる。トライアックをパルストリガ制御すると、トライアックのオン期間中にトリガを入力し続ける制御(以下、「連続トリガ制御」と呼ぶ。)を行う場合に比べ、消費電力を低減することができ、また、トリガ回路5の回路構成を単純とすることができる。
しかし、図14の放電灯点灯装置2の直流電源回路22はコンデンサインプット型の全波整流平滑回路であって、放電灯点灯装置2に入力電流が流れるのは平滑コンデンサC0に充電される期間のみであるため、図15に示すように、入力電流が流れない期間(以下、「休止期間」と呼ぶ。)が発生する。従って、図12のようにトライアックTRを用いて給電をオンオフした場合であってトライアックTRをパルストリガ制御した場合、パルスとパルスとの間、放電灯点灯装置2に入力電流が流れない上記の休止期間でトライアックがオフしてしまい、放電灯点灯装置2に入力電流が流れるべきタイミングでトライアックのオン状態が確保できない可能性がある。
上記のような場合にトライアックのオン状態を確保する方法として、放電灯点灯装置2に常に入力電流が流れるように放電灯点灯装置2の回路を構成するという方法が考えられるが、この方法では放電灯点灯装置2の回路部品の個数が多くなって照明負荷7が大型化しやすい上に製造コストが増大してしまう。
トライアックのオン状態を確保する別の方法としては、放電灯点灯等装置2の入力電流が立ち上がるタイミングにパルスのタイミングを合わせるという方法が考えられるが、この場合は放電灯点灯装置2に突入電流が発生してしまう。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、放電灯点灯装置として入力電流に休止期間が存在するものを用いながらも、トライアックのパルストリガ制御による放電灯点灯装置への給電のオンオフが可能な照明装置、並びに、該照明装置を用いた照明器具を提供することにある。
請求項1の発明は、放電灯を点灯させている間にも入力電流が流れない休止期間が存在するインバータ式の放電灯点灯装置と、放電灯点灯装置への交流電源からの給電路に挿入されたトライアックと、トライアックのゲートにパルス信号を入力することによりトライアックをオンさせる制御回路と、放電灯点灯装置に並列に接続されて少なくとも制御回路がトライアックのゲートにパルス信号を入力してから放電灯点灯装置の休止期間が終了するまでの期間にはトライアックの保持電流以上の電流が流れる保持用負荷とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、放電灯点灯装置として入力電流に休止期間が存在するものを用いながらも、制御回路がトライアックのゲートにパルス信号を入力してから放電灯点灯装置の休止期間が終了するまでの期間には保持用負荷に流れる電流によりトライアックのオン状態が確保されるから、トライアックのパルストリガ制御による放電灯点灯装置への給電のオンオフが可能である。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、保持用負荷としての白熱灯を備えることを特徴とする。
この発明によれば、保持用負荷によって消費される電力が光に変換されて有効利用される。また、放電灯が点灯するよりも先に、白熱灯による照明を得ることができる。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、保持用負荷として、発光ダイオードと、発光ダイオードを点灯させる直流電源を交流電源から生成する直流電源部とからなる照明負荷を備えることを特徴とする。
この発明によれば、保持用負荷によって消費される電力が光に変換されて有効利用される。また、放電灯が点灯するよりも先に、発光ダイオードによる照明を得ることができる。さらに、請求項2の発明に比べ、消費電力が低減される上に、寿命が長くなって信頼性が向上する。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、直流電源部は、発光ダイオードに直列に接続されたコンデンサを有することを特徴とする。
この発明によれば、コンデンサにより発光ダイオードに流れる電流が限流されるから、コンデンサを設けない場合に比べ、消費電力が低減される上に発光ダイオードの寿命が延長される。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の照明装置と、放電灯を点灯させている間にも電流が流れない期間が存在し照明装置の保持用負荷に並列に接続された放電灯点灯装置と、放電灯点灯装置によって点灯される放電灯と、放電灯点灯装置と放電灯と照明装置とをそれぞれ保持する器具本体とを備えることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、照明装置は、白熱電球の口金を電気的かつ機械的に接続可能な形状であってトライアックを介して給電されるソケットを有し、放電灯点灯装置は、照明装置のソケットに電気的かつ機械的に接続される口金に一体化され、該口金を介して給電されることを特徴とする。
この発明によれば、白熱電球と放電灯点灯装置とを置換可能となる。
請求項1の発明は、放電灯点灯装置に並列に接続されて少なくとも制御回路がトライアックのゲートにパルス信号を入力してから放電灯点灯装置の休止期間が終了するまでの期間にはトライアックの保持電流以上の電流が流れる保持用負荷を備えるので、放電灯点灯装置として入力電流に休止期間が存在するものを用いながらも、上記期間には保持用負荷に流れる電流によりトライアックのオン状態が確保されるから、放電灯点灯装置の構成によらず、トライアックのパルストリガ制御による放電灯点灯装置への給電のオンオフが可能である。
請求項2の発明は、保持用負荷によって消費される電力が光に変換されて有効利用される。また、放電灯が点灯するよりも先に、保持用負荷としての白熱灯による照明を得ることができる。
請求項3の発明は、保持用負荷によって消費される電力が光に変換されて有効利用される。また、放電灯が点灯するよりも先に、保持用負荷が有する発光ダイオードによる照明を得ることができる。さらに、請求項2の発明に比べ、消費電力が低減される上に、寿命が長くなって信頼性が向上する。
請求項4の発明は、直流電源部が、発光ダイオードに直列に接続されたコンデンサを有するので、コンデンサにより発光ダイオードに流れる電流が限流されるから、コンデンサを設けない場合に比べ、消費電力が低減される上に発光ダイオードの寿命が延長される。
請求項6の発明は、放電灯点灯装置が、照明装置が有して白熱電球を取付可能なソケットに電気的かつ機械的に接続される口金に一体化され、該口金を介して給電されるので、白熱電球と放電灯点灯装置とを置換可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
本実施形態の照明装置1は、図2に示すように、放電灯Laを点灯させるインバータ式の放電灯点灯装置2と、放電灯点灯装置2に並列に接続された保持用負荷としての第二照明負荷3と、交流電源ACから放電灯点灯装置2への給電をオンオフする負荷駆動部4と、負荷駆動部4を制御する制御部51と、制御部51の電源を生成する制御電源部52と、放電灯Laによって照明される範囲における人体を検知する人体センサ部53と、放電灯Laの周囲の明るさを検出する照度センサ部54とを備える。
放電灯点灯装置2は、図13に示した従来例と同様に、ランプLaに一体化されて電球型の照明負荷7を構成している。放電灯点灯装置2の構成は従来例と共通であるので、詳細な説明及び図示は省略する。
第二照明負荷3は、例えばバルブへの銀の蒸着により配光用の反射膜が形成された比較的小型の白熱電球(いわゆるミニレフ電球)からなる。
人体センサ部53は例えば人体から放射される赤外線を検出する焦電センサ(図示せず)を有し、焦電センサの出力に基づいて人体の存在を検知する。
照度センサ部54は例えばフォトICダイオードからなり、周囲が明るいほど電圧値の高い電圧信号を出力する。
図3を用いて制御部51の動作を説明する。制御部51は、照度センサ部54の出力電圧が所定の閾値Vthを上回っているとき、すなわち周囲がある程度明るいときには、図3に示すタイミングa,bのように、人体センサ部53によって人体の存在が検知されても負荷駆動部4をオフ状態のまま維持して放電灯Laも第二照明負荷3も点灯させない。一方、照度センサ部54の出力電圧が上記の閾値Vthを下回っていて且つ放電灯Laも第二照明負荷3も点灯していないときに人体センサ部53によって人体の存在が検知されると、図3に示すタイミングcのように、負荷駆動部4をオンして放電灯Laと第二照明負荷3とをそれぞれ点灯させる。但し、放電灯Laの始動には所定の時間T1がかかるため、放電灯Laが点灯するタイミングdは第二照明負荷3が点灯するタイミングcよりも上記時間T1だけ遅れる。また、制御部51は、負荷駆動部4をオンした後、人体センサ部53によって人体の存在が検知されなくなってからの無人時間を計時する。この無人時間は、人体センサ部53によって人体の存在が検知される度にリセットされる。そして、無人時間が所定の遅れ時間T2に達したとき、すなわち人体センサ部53によって人体の存在が検知されなくなってから遅れ時間T2が経過したタイミングeで、負荷駆動部4をオフして放電灯Laと第二照明負荷3とをそれぞれ消灯させる。
また、図2では図示を省略しているが、図1に示すように、交流電源ACから制御電源部52への給電路には、ヒューズFUとフィルタ用のインダクタLfとがそれぞれ直列に接続されるとともに、サージ吸収素子ZNRとフィルタ用のコンデンサCfとがそれぞれ並列に接続されている。図1では、人体センサ部53及び照度センサ部54の図示を省略している。
制御電源部52は、両端がそれぞれ交流電源ACに接続された突入電流防止用の第1の抵抗R1と例えばフィルムコンデンサからなる第1のコンデンサC1と第1のダイオードD1との直列回路と、第1のダイオードD1に並列に接続された第2のダイオードD2と第2のコンデンサC2との直列回路と、第2のコンデンサC2に並列に接続された第2の抵抗R2とツェナーダイオードZDとの直列回路と、ツェナーダイオードZDに並列に接続された第3のコンデンサC3とを有する。第1のダイオードD1はアノードが第1のコンデンサC1に接続されるとともにカソードが交流電源ACに接続され、第2のダイオードD2はアノードが第2のコンデンサC2に接続されるとともにカソードが第1のダイオードD1と第1のコンデンサC1との接続点に接続され、ツェナーダイオードZDはアノードが第2の抵抗R2に接続されるとともにカソードが交流電源ACに対し第1のダイオードD1と同じ側に接続されている。つまり、ツェナーダイオードZDのツェナー電圧により、直流電圧が生成される。
また、制御電源部52は、交流電源ACのゼロクロス点を検出するゼロクロス検出回路52aを含んでいる。ゼロクロス検出回路52aは、アノードが交流電源ACに接続された整流ダイオードD3と、ベースが抵抗R3を介して整流ダイオードD3のカソードに接続されたNPN形のトランジスタQ1と、トランジスタQ1のベース−エミッタ間に接続された抵抗R4とコンデンサC4との並列回路とを備える。つまり、交流電源ACの出力電圧が整流ダイオードD3で整流されて抵抗R3,R4で分圧されコンデンサC4で平滑されてトランジスタQ1のベースに入力されている。また、トランジスタQ1のコレクタは抵抗R5を介して直流電源に接続され、この抵抗R5とトランジスタQ1との接続点が制御部51に接続されている。すなわち、ゼロクロス検出回路52aは、交流電源ACの出力電圧が所定の電圧を上回っている間はトランジスタQ1がオンされることにより出力がLレベルとなり、入力された電圧が所定の電圧を下回ったときにトランジスタQ1がオフされることにより出力がHレベルとなるのであり、交流電源ACのゼロクロス点付近で出力が反転するものである。図4に示すように、出力がLレベルからHレベルに転じるタイミングfは対応するゼロクロスのタイミングgよりも僅かに前となり、出力がHレベルからLレベルに転じるタイミングmは対応するゼロクロスのタイミングlよりも僅かに後となる。
負荷駆動部4は、交流電源ACから放電灯点灯装置2と第二照明負荷3との並列回路への給電路に挿入されたトライアックTRと、エミッタがトライアックTRのゲートに接続されコレクタが抵抗R6を介してグランドに接続されたPNP形のトランジスタQ2とを備える。トランジスタQ2のベースは、抵抗R7を介して制御部51に接続されるとともに、抵抗R8を介してエミッタに接続されている。また、トライアックTRのカソードとトランジスタQ2のエミッタとの間には、抵抗R9とコンデンサC5との並列回路が接続されている。
以下、図3に示したタイミングcからタイミングeにかけてのようにトライアックTRがオンされる期間における制御部51と負荷駆動部4との動作について、図4を用いて説明する。制御部51は、通常は負荷駆動部4への出力をHレベルとし、ゼロクロス検出回路52aの出力がLレベルからHレベルに反転したタイミングfから、所定の位相時間T3(例えば1ミリ秒)後のタイミングhからパルス時間T4(例えば100マイクロ秒)後のタイミングiにかけて出力をパルス状にLレベルとする。これにより、負荷駆動部4のトランジスタQ2がオンされ、トライアックTRはゲートトリガ電流が流れることによりオンされる。このオン直後には放電灯点灯装置2には電流は流れないが、抵抗性負荷である白熱電球からなる第二照明負荷3には正弦波状の電流が流れ、この電流によって上記パルス時間T4の経過後もトライアックTRはオン状態に維持されるように第二照明負荷3のワット数は選択されている。本実施形態の場合、電源の周波数は60Hzであって、ゼロクロスのタイミングgから制御部51の出力がHレベルに戻るタイミングiまでの時間は略600マイクロ秒であることにより、制御部51の出力がHレベルに戻るときの位相角は略13°となっており、第二照明負荷3を20W以上とすればトライアックTRのオン状態を維持するために必要な略50mAの保持電流が確保されるようになっている。なお、位相時間T3は上記のように1ミリ秒に限られず例えば1.5ミリ秒としてもよく、この場合は、パルスの終了時のタイミングiにおいて位相角は略24°となり第二照明負荷3は10W以上であれば保持電流を確保することができ、消費電力を低減することができる。
上記構成によれば、放電灯点灯装置2として入力電流に休止期間が存在するものを用いながらも、放電灯点灯装置2の入力電流が立ち上がるタイミングeでのトライアックTRのオン状態が確保されることにより、トライアックTRのパルストリガ制御によるオンオフが可能となっている。また、トライアックTRを連続トリガ制御する場合に比べ、負荷駆動部4を製造コストの低い比較的に単純な構成とすることができる上に、消費電力が低減される可能性がある。
(実施形態2)
本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるので、共通する部分については図示並びに詳細な説明を省略する。
本実施形態は、第二照明負荷3を、図5(a)(b)に示すように、発光ダイオードで構成された発光回路30と、発光回路30に直流電力を供給する直流電源回路31とで構成したものである。
図5(a)(b)のそれぞれにおいて、発光回路30の一端には突入電流防止用の抵抗R10が直列に接続され、発光回路30の他端には例えばフィルムコンデンサからなる限流用のコンデンサC6が直列に接続されている。
図5(a)の例では、発光回路30を構成する全ての発光ダイオードが直列に接続されており、直流電源回路31は、交流電力を全波整流して抵抗R10と発光回路30とコンデンサC6との直列回路に入力するダイオードブリッジDB1を有する。
一方、図5(b)の例では、直流電源回路31にダイオードブリッジDB1が設けられていない代わりに、発光ダイオードの半数ずつの直列回路が互いに逆並列に接続されて発光回路30が構成されている。すなわち、図5(b)の例では、発光回路30を構成する発光ダイオードの半数ずつが交互に点灯する。
また、本実施形態においても、図6(a)(b)に示すように、発光回路30を構成する各発光ダイオードをそれぞれ例えば白熱電球と同様のE17型の口金32aが設けられた器体32に露設するともに、この器体32に直流電源回路31を収納すれば、第二照明負荷3として本実施形態のように発光ダイオードを用いたものと実施形態1のような白熱電球とを相互に置換可能となる。
本実施形態のように発光ダイオードを用いた場合、実施形態1のように第2照明負荷3として白熱電球を用いる場合に比べて第二照明負荷3に流れる電流は少なくなるが、図7に示すように、第二照明負荷3に設けられたコンデンサC6のために入力電流の位相が入力電圧の位相(すなわち交流電源ACの位相)よりも進んでいることにより、図8に示すようにトライアックTRがパルスによってオンされるタイミングhから放電灯点灯装置2の入力電流が立ち上がるタイミングjまでの期間は第二照明負荷3の入力電流のピークを含んでいる。これにより、本実施形態では、第二照明負荷3の入力電流の実効値を比較的に低くして第二照明負荷3の消費電力を抑えながらも、必要な期間にはトライアックTRに流れる電流を確保している。また、放電灯点灯装置2の入力電流が休止期間に入ったタイミングkから再びトライアックTRがパルスによってオンされるタイミングmまではトライアックTRはオフされている。
本実施形態のように発光ダイオードを用いれば、白熱灯を用いる場合に比べ、消費電力が低減される上に、寿命が延びることにより寿命切れによる動作不良が発生しにくいから保持用負荷としての信頼性が向上するという利点がある。さらに、本実施形態では、直流電源回路31にコンデンサC6を設けたことにより、発光回路30への電気的ストレスが低減されて寿命が延長されている。
実施形態1及び本実施形態は、それぞれ図9に示すような照明器具6に用いることができる。この照明器具6は、図10に示すように玄関先等の屋外に設置されるものであって、下端部が地中に埋設される柱状の本体部61と、上方から見た寸法形状が本体部61よりも大きく本体部61の上側に連結されて照明負荷7が収納された光源収納部62とを有する。光源収納部62の前後左右の4面には、それぞれ例えばガラスのような透光性を有する材料が嵌め込まれることにより、放電灯Laの光を通過させる窓部62aが設けられている。負荷駆動部4と、制御部51と、制御電源部52とがそれぞれ実装されたプリント配線板(図示せず)は、本体部61の上端部に収納されている。また、照明負荷7が取り付けられるソケット63は、本体部61の上端に設けられている。さらに、第二照明負荷3が取り付けられるソケット(図示せず)は、本体部61の上端部に保持されて向きが可変な灯具(図示せず)内に設けられている。また、人体センサ部53及び照度センサ部54は、それぞれ、本体部61の上端部において第二照明負荷3が取り付けられる灯具の下側に取り付けられたセンサ収納部64に収納されている。センサ収納部64は透光性を有する材料からなり、人体センサ部53に入射する赤外線や照度センサ部54に入射する可視光が通過するようになっている。
なお、実施形態1及び本実施形態において、保持用負荷としては第二照明負荷3以外の例えば抵抗性負荷であってもトライアックTRのオン状態を確保することはできるが、実施形態1や本実施形態のように照明負荷を用いれば、保持用負荷の消費電力を光として有効に利用することができ、また、放電灯Laよりも先に第二照明負荷3が点灯することにより速やかに照明を得ることができる。特に、人体を検知して放電灯Laや第二照明負荷3を点灯させる実施形態1や本実施形態のような用途では、上記のような応答速度の向上により防犯の効果が高まるから望ましい。
また、実施形態1及び本実施形態のそれぞれにおいて、第二照明負荷3の口金の形状としては、上記のようなねじ込み型に限られず、図11(a)に示すピン型や、図11(b)に示すバヨネット締結型など、他の周知の構造に変更してもよい。また、照明負荷7の口金の形状も同様である。
本発明の実施形態1を示す回路ブロック図である。 同上を示すブロック図である。 同上の動作を示す説明図である。 同上において放電灯がオンされる期間の動作を示す説明図である。 (a)(b)はそれぞれ本発明の実施形態2における第二照明負荷を示す回路図であり、(a)(b)は互いに異なる例を示す。 (a)(b)はそれぞれ同上の第二照明負荷を示し、(a)は平面図、(b)は右側面図である。 同上の第二照明負荷における入力電圧と入力電流との関係を示す説明図である。 同上において放電灯がオンされる期間の動作を示す説明図である。 同上を用いた照明器具の例を示す正面図である。 図9の照明器具の使用形態を示す説明図である。 (a)(b)はそれぞれ第二照明負荷の口金の形状の別の例を示す正面図であり、(a)(b)は互いに異なる例を示す。 照明器具の構成の例を示す回路ブロック図である。 照明負荷の例を示す正面図である。 放電灯点灯装置の例を示す回路図である。 図14の放電灯点灯装置における入力電圧と入力電流との関係を示す説明図である。
符号の説明
1 照明装置
2 放電灯点灯装置
3 第二照明負荷
6 照明器具
7 照明負荷
30 発光回路
31 直流電源回路
51 制御部
C6 コンデンサ
La 放電灯
TR トライアック

Claims (6)

  1. 放電灯を点灯させている間にも入力電流が流れない休止期間が存在するインバータ式の放電灯点灯装置と、放電灯点灯装置への交流電源からの給電路に挿入されたトライアックと、トライアックのゲートにパルス信号を入力することによりトライアックをオンさせる制御回路と、放電灯点灯装置に並列に接続されて少なくとも制御回路がトライアックのゲートにパルス信号を入力してから放電灯点灯装置の休止期間が終了するまでの期間にはトライアックの保持電流以上の電流が流れる保持用負荷とを備えることを特徴とする照明装置。
  2. 保持用負荷としての白熱灯を備えることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 保持用負荷として、発光ダイオードと、発光ダイオードを点灯させる直流電源を交流電源から生成する直流電源部とからなる照明負荷を備えることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  4. 直流電源部は、発光ダイオードに直列に接続されたコンデンサを有することを特徴とする請求項3記載の照明装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の照明装置と、放電灯を点灯させている間にも電流が流れない期間が存在し照明装置の保持用負荷に並列に接続された放電灯点灯装置と、放電灯点灯装置によって点灯される放電灯と、放電灯点灯装置と放電灯と照明装置とをそれぞれ保持する器具本体とを備えることを特徴とする照明器具。
  6. 照明装置は、白熱電球の口金を電気的かつ機械的に接続可能な形状であってトライアックを介して給電されるソケットを有し、
    放電灯点灯装置は、照明装置のソケットに電気的かつ機械的に接続される口金に一体化され、該口金を介して給電されることを特徴とする請求項5記載の照明器具。
JP2007080656A 2007-03-27 2007-03-27 照明装置及び照明器具 Withdrawn JP2008243501A (ja)

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