JP2008243096A - 携帯可能電子装置および携帯可能電子装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 正確にプログラムを実行し、且つ、処理時間を短縮させた携帯可能電子装置および携帯可能電子装置の制御方法を提供する。
【解決手段】 複数のモジュールを含むプログラムを第1のメモリに記憶しておき、処理要求を受信した際、前記プログラムの複数のモジュールを予め定められた順番で実行し、前記プログラムの各モジュール毎の処理結果を第2のメモリに追記記憶する。前記プログラムの各モジュールを実行する際、前段までの全てのモジュールが実行されているか否かを前記第2のメモリの記憶内容に基づいて判定し、前段までの全てのモジュールが実行されていると判定した場合、前記プログラムの次のモジュールの実行を許可する。
【選択図】 図2
【解決手段】 複数のモジュールを含むプログラムを第1のメモリに記憶しておき、処理要求を受信した際、前記プログラムの複数のモジュールを予め定められた順番で実行し、前記プログラムの各モジュール毎の処理結果を第2のメモリに追記記憶する。前記プログラムの各モジュールを実行する際、前段までの全てのモジュールが実行されているか否かを前記第2のメモリの記憶内容に基づいて判定し、前段までの全てのモジュールが実行されていると判定した場合、前記プログラムの次のモジュールの実行を許可する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、例えば、制御素子、通信インターフェース、メモリなどを有するICチップが内蔵され、外部装置からの処理要求に応じて処理を実行するICカードなどの携帯可能電子装置に関する。
一般的に、携帯可能電子装置としてのICカードは、プラスチックなどで形成されたカード状の本体と本体に埋め込まれたICチップとを有している。ICチップは、電源が無い状態でもデータを保持することができるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、あるいはフラッシュROMなどの不揮発性メモリを有している。不揮発性メモリには、種々のプログラムやプログラムで用いられるデータが記録されている。近年、不揮発性メモリの小型化等の技術が進歩し、ICカードに記憶容量の大きい不揮発性メモリを設けることが可能となっている。これにより、ICカードは、大量のデータを扱うことができることから、次世代のカードとして広く注目を集めている。
たとえば、ICカードは、エレクトロニック・パース(電子貨幣、電子マネー)、電子商取引(エレクトロニック・コマース)、及び企業内部のプライベートセキュリティシステム(ドアセキュリティシステム、ネットワーク上のアクセス管理など)に用いられている。これらの用途においては、セキュリティが極めて重要となる。しかし、従来のICカードは、他の電子機器からの電磁波や、熱、振動などの強度が想定値を超えた場合、誤動作を起こす場合があった。悪意のある者が故意にICカードに誤動作を起こさせた場合、ICカードに記憶されている情報が不正に読み出されてしまう可能性がある。そこで、誤動作の種類に応じて適切に処理を継続もしくは停止する情報処理装置が提供されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2002−334317号公報
上記した情報処理装置は、同様の分岐処理を複数回繰り返すことにより、処理を通過してしまう誤動作を検知している。しかし、分岐の多いプログラムを実行する場合、上記した情報処理装置は、処理に余分な時間がかかるという問題がある。また、分岐処理を繰り返す回数を超えて処理を通過してしまった場合、その誤動作を検知することができないという問題もある。この場合、ICカードに記憶されている情報が漏洩してしまう可能性がある。
そこで、本発明の目的は、正確にプログラムを実行し、且つ、処理時間を短縮させた携帯可能電子装置および携帯可能電子装置の制御方法を提供することにある。
本発明の一実施形態としての携帯可能電子装置は、外部装置からの処理要求に応じて処理を実行する携帯可能電子装置において、複数のモジュールを含むプログラムが記憶される第1のメモリと、前記プログラムの各モジュール毎の処理結果が記憶される第2のメモリと、外部装置とデータの送受信を行なう通信手段と、前記通信手段により処理要求を受信した際、前記プログラムの複数のモジュールを予め定められた順番で実行する処理手段と、前記プログラムのモジュールの内、前段までの全てのモジュールが実行されているか否かを前記第2のメモリの記憶内容に基づいて判定する判定手段と、前記判定手段により前段までの全てのモジュールが実行されていると判定した場合、前記処理手段に前記プログラムの次のモジュールの実行を許可する制御手段と、前記処理手段による処理結果を前記第2のメモリに追記記憶する記憶手段とを具備する。
また、本発明の一実施形態としての携帯可能電子装置の制御方法は、外部装置からの処理要求に応じて処理を実行する携帯可能電子装置の制御方法において、複数のモジュールを含むプログラムを第1のメモリに記憶し、前記プログラムの各モジュール毎の処理結果を第2のメモリに記憶し、外部装置とデータの送受信を行ない、外部装置より処理要求を受信した際、前記プログラムの複数のモジュールを予め定められた順番で実行し、前記プログラムのモジュールの内、前段までの全てのモジュールが実行されているか否かを前記第2のメモリの記憶内容に基づいて判定し、前段までの全てのモジュールが実行されていると判定した場合、前記プログラムの次のモジュールの実行を許可し、処理結果を前記第2のメモリに追記記憶する。
この発明の形態によれば、正確に処理を実行し、且つ、処理時間を短縮させた携帯可能電子装置および携帯可能電子装置の制御方法を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る携帯可能電子装置および携帯可能電子装置の制御方法について詳細に説明する。
始めに、携帯可能電子装置としてのICカードを処理するICカード処理装置について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るICカード2との通信機能を有する外部装置としてのICカード処理装置1を概略的に示すブロック図である。
ICカード処理装置1は、端末装置11、ディスプレイ12、キーボード13、及び、カードリーダライタ14などを有している。
図1は、本実施形態に係るICカード2との通信機能を有する外部装置としてのICカード処理装置1を概略的に示すブロック図である。
ICカード処理装置1は、端末装置11、ディスプレイ12、キーボード13、及び、カードリーダライタ14などを有している。
端末装置11は、CPU、種々のメモリ及び各種インターフェースなどを有する装置により構成され、ICカード処理装置1全体の動作を制御する。端末装置11は、カードリーダライタ14によりICカード2へ処理コマンドを送信する機能、ICカード2から受信したデータを基に種々の処理を行う機能などを有している。
たとえば、端末装置11は、カードリーダライタ14を介してICカード2にデータの書き込みコマンドを送信することによりICカード2内の不揮発性メモリにデータを書き込む。また、端末装置11は、ICカード2に読み取りコマンドを送信することによりICカード2からデータを読み出す。
たとえば、端末装置11は、カードリーダライタ14を介してICカード2にデータの書き込みコマンドを送信することによりICカード2内の不揮発性メモリにデータを書き込む。また、端末装置11は、ICカード2に読み取りコマンドを送信することによりICカード2からデータを読み出す。
ディスプレイ12は、端末装置11の制御により種々の情報を表示する表示装置である。キーボード13は、ICカード処理装置1の操作者が操作する操作部として機能し、操作者により種々の操作指示やデータなどが入力される。
カードリーダライタ14は、ICカード2との通信を行うためのインターフェース装置である。カードリーダライタ14は、ICカード2に対する電源供給、クロック供給、リセット制御、および、データの送受信を行う。このような機能によってカードリーダライタ14は、端末装置11による制御に基づいてICカード2の活性化(起動)、種々の処理コマンドの送信、及び送信した処理コマンドに対する応答の受信などを行なう。
次に、ICカード2の構成例について説明する。
図2は、図1に示すICカード2の構成例を概略的に示すブロック図である。ICカード2は、カード状の本体21と、本体21内に内蔵されたICモジュール22とを備えている。ICモジュール22は、1つまたは複数のICチップ23と、通信部24とを供え、これらは互いに接続された状態で一体的に形成されている。ICチップ23は、通信部24、制御部25、RAM26、ROM27、および不揮発性メモリ28などを有している。
図2は、図1に示すICカード2の構成例を概略的に示すブロック図である。ICカード2は、カード状の本体21と、本体21内に内蔵されたICモジュール22とを備えている。ICモジュール22は、1つまたは複数のICチップ23と、通信部24とを供え、これらは互いに接続された状態で一体的に形成されている。ICチップ23は、通信部24、制御部25、RAM26、ROM27、および不揮発性メモリ28などを有している。
通信部24は、ICカード処理装置1のカードリーダライタ14との通信を行うためのインターフェースであり、通信手段として機能する。ICカード2が接触式のICカードとして実現される場合、通信部24は、ICカード処理装置1のカードリーダライタ14と接触して信号の送受信を行うための通信制御部と外部インターフェースとしてのコンタクト部とにより構成される。また、ICカード2が非接触式のICカードとして実現される場合、通信部24は、ICカード処理装置1のカードリーダライタ14との無線通信を行うための通信制御部と外部インターフェースとしてのアンテナとにより構成される。
ICカード2は、ICカード処理装置1などの上位機器から電力などの供給を受けた際、活性化される(動作可能な状態になる)ようになっている。例えば、ICカード2が接触式通信によりICカード処理装置1と接続される場合、つまり、ICカード2が接触式のICカードで構成される場合、ICカード2は、通信部としてのコンタクト部などを介してICカード処理装置1からの動作電源及び動作クロックの供給を受けて活性化される。
また、ICカード2が非接触式の通信方式によりICカード処理装置1と接続される場合、つまり、ICカード2が非接触式のICカードで構成される場合、ICカード2は、通信部としてのアンテナなどを介してICカード処理装置1からの電波を受信し、その電波から図示しない電源部により動作電源及び動作クロックを生成して活性化するようになっている。
制御部25は、ICカード2全体の制御を司るものである。制御部25は、ROM27あるいは不揮発性メモリ28に記憶されている制御プログラムや制御データに基づいて動作することにより、種々の処理手段として機能する。
RAM26は、ワーキングメモリとして機能する揮発性のメモリである。また、RAM26は、制御部25が処理中のデータなどを一時保管するバッファメモリとしても機能する。例えば、RAM26は、通信部24を介してICカード処理装置1から受信したデータを一時保管する。また、RAM26は、ICカード2が実行しているプログラムの処理状況を示すビットフラグが記憶されるビットフラグ記憶領域26aを含んでいる。
ROM27は、予め制御用のプログラムや制御データなどが記憶されている不揮発性のメモリである。ROM27は、製造段階で制御プログラムや制御データなどが記憶された状態でICカード2内に組み込まれている。つまり、ROM27に記憶されている制御プログラムや制御データは、予めICカード2の仕様に応じて組み込まれる。
不揮発性メモリ28は、例えば、EEPROMあるいはフラッシュROMなどの、データの書き込み及び書換えが可能な不揮発性のメモリにより構成される。不揮発性メモリ28には、ICカード2の運用用途に応じて制御プログラムや種々のデータが書込まれる。たとえば、不揮発性メモリ28では、プログラムファイルやデータファイルなどが定義され、それらのファイルに制御プログラムや種々のデータが書き込まれる。制御部25は、この制御プログラムを実行することにより処理手段として機能する。
ROM27あるいは不揮発性メモリ28には、制御プログラムの他に、ICカード2が行なう処理を実現するためのプログラム(実行プログラム)と、それを監視するためのプログラム(監視プログラム)とが記憶されている。実行プログラムは、処理を実行するための複数のモジュールにより構成されている。制御部25は、実行プログラムを起動すると、目的に応じて複数のモジュールの中から必要なモジュールを選択し、適切な順番に並び替えて処理を実行する。
監視プログラムは、制御部25による実行プログラムの処理状況を監視するためのプログラムにより構成されている。制御部25は、監視プログラムを起動することにより、ビットフラグ記憶領域26aを参照して前段のモジュールが実行されているか否かを判定する判定手段、前段のモジュールが実行されていると判定した場合に次のモジュールの実行を許可する制御手段、および、制御部25による処理結果をビットフラグ記憶領域26aに追記記憶する記憶手段として機能する。また、制御部25は、通信部24によりICカード処理装置1から処理コマンドを受信した場合、ビットフラグ記憶領域26aのビットフラグを初期化する(全て0にする)初期化手段として機能する。
なお、ビットフラグは、1ビットを1つのフラグと見立てたビットの集合である。ここでは、ビットフラグ記憶領域26aは、モジュールを実行したか否かの情報(処理結果)を1ビットとして記憶している。複数のモジュールが存在する場合、各モジュール毎に1ビットが処理結果を記憶するための領域として対応付けられる。制御部25は、処理コマンドを受信すると実行プログラムを起動し、必要なモジュールを順番に並び替え、実行したモジュールに対応するビットフラグを立てる(ビットを1にする)。ここで、制御部25は、最初に実行するモジュールの処理結果をビットフラグ記憶領域26aの1ビット目、2番目に実行するモジュールの処理結果をビットフラグ記憶領域26aの2ビット目、・・・、に記憶する。つまり、通過されたモジュールに対応するビットフラグは、初期化された状態(0)のままとなる。
即ち、制御部25は、モジュールを実行する際に前段のモジュールに対応するビットフラグを読み、ビットフラグが1である場合、前段のモジュールが実行されていると判断し、モジュールを実行する。
なお、本実施形態では、モジュールを実行したことを示す情報をビットフラグとしてRAM26に記憶するとしたが、如何なる形で記憶してもよい。例えば、ビットフィールドなどを用いてもよい。ビットフィールドはビットフラグに比べて容量性がいい為、記憶領域の使用を抑えることができる。
次に、ICカード2の動作について説明する。
図3は、図2に示すICカード2の動作例を説明するためのフローチャートである。なお、ここでは、実行プログラムのモジュールが3つである場合について説明する。
図3は、図2に示すICカード2の動作例を説明するためのフローチャートである。なお、ここでは、実行プログラムのモジュールが3つである場合について説明する。
まず、ICカード処理装置1からの電源供給、動作クロック信号およびリセット信号等を受けて、ICカード2が活性化された状態であるものとする。すると、ICカード2は、ICカード処理装置1からのコマンドを待つ待機状態となる(ステップS11)。この状態において、ICカード2は、ICカード処理装置1から送信された処理コマンドと処理用のデータとを通信部24により受信する。すると(ステップS11、YES)、ICカード2の制御部25は、受信した処理コマンドに応じた実行プログラムをROM27あるいは不揮発性メモリ28から読み込み、起動する(ステップS12)。制御部25は、実行プログラムを起動すると、RAM26のビットフラグ記憶領域26aのビットを全て0にする(ステップS13)。
次に、制御部25は、ビットフラグ記憶領域26aのビットが「・・・000」であるかどうか判定する(ステップS14)。ビットフラグ記憶領域26aのビットが「・・・000」であると判定した場合(ステップS14、YES)、制御部25は、起動した実行プログラムのモジュールAを実行する(ステップS15)。モジュールAを実行し終わると同時に、制御部25は、ビットフラグ記憶領域26aの最下位のビットを1にする(ステップS16)。
続いて、制御部25は、ビットフラグ記憶領域26aのビットが「・・・001」であるかどうか判定する(ステップS17)。ビットフラグ記憶領域26aのビットが「・・・001」であると判定した場合(ステップS17、YES)、制御部25は、起動した実行プログラムのモジュールBを実行する(ステップS18)。モジュールBを実行し終わると同時に、制御部25は、ビットフラグ記憶領域26aの最下位から2番目のビットを1にする(ステップS19)。
続いて、制御部25は、ビットフラグ記憶領域26aのビットが「・・・011」であるかどうか判定する(ステップS20)。ビットフラグ記憶領域26aのビットが「・・・011」であると判定した場合(ステップS20、YES)、制御部25は、起動した実行プログラムのモジュールCを実行する(ステップS21)。モジュールCを実行し終わると同時に、制御部25は、ビットフラグ記憶領域26aの最下位から3番目のビットを1にする(ステップS22)。
最後に、制御部25は、ビットフラグ記憶領域26aのビットが「・・・111」であるかどうか判定する(ステップS23)。即ち、制御部25は、実行プログラムのモジュールの数だけ、ビットフラグ記憶領域26aの最下位のビットから1が並んでいるか否かを判定する。ビットフラグ記憶領域26aのビットが「・・・111」であると判定した場合(ステップS23、YES)、制御部25は、モジュールA、B、およびCは正常に処理されたと判断し、モジュールA、B、およびCの処理結果をICカード処理装置1に送信する(ステップS24)。
ステップS14、ステップS17、ステップS20、およびステップS23において、NOだった場合、制御部25は、モジュールA、B、およびCのいずれかが正常に処理されなかったと判断し、警告をICカード処理装置1に送信する(ステップS25)。
上記のように、本実施形態のICカード2では、制御部25は、処理コマンドを受信すると実行プログラムを起動し、RAM26内のビットフラグ記憶領域26aのビットを全て0にする。制御部25は、実行プログラム内のモジュールを実行する前に、前段までの全てのモジュールが実行されているかを判定し、実行されていると判定した場合、モジュールを実行する。制御部25は、モジュールを実行すると、実行したモジュールに対応するビットフラグ記憶領域26aのビットを1にする。上記の処理を繰り返し、最後に、実行プログラム中のモジュール全てが実行されたか否かをビットフラグ記憶領域26aを参照して判断し、全て実行されたと判断された場合、処理結果をICカード処理装置1に送信する。
このようなICカード2によれば、モジュールを実行する毎にモジュールを実行したことを示すフラグを立て、且つ、モジュールを実行する際に前段までのモジュールが実行されているか否かをフラグに基づいて判断し、モジュールが通過された場合、プログラムを中断する。これにより、プログラム中のモジュールを通過してしまうことを防ぐことができる。この結果として、正確にプログラムを実行し、且つ、処理時間を短縮させた携帯可能電子装置および携帯可能電子装置の制御方法を提供することができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
上述した実施形態では携帯可能電子装置はICカードとして説明した。しかし、携帯可能電子装置は、これに限らず、例えばパスポート、クレジットカード、キャッシュカード、IDカード、及び携帯電話など、情報を記憶する為のメモリと、処理装置との通信手段を有するものであれば、本発明は適用され得る。
1…ICカード処理装置、2…ICカード、24…通信部、25…制御部、26…RAM、26a…ビットフラグ記憶領域、27…ROM、28…不揮発性メモリ。
Claims (6)
- 外部装置からの処理要求に応じて処理を実行する携帯可能電子装置において、
複数のモジュールを含むプログラムが記憶される第1のメモリと、
前記プログラムの各モジュール毎の処理結果が記憶される第2のメモリと、
外部装置とデータの送受信を行なう通信手段と、
前記通信手段により処理要求を受信した際、前記プログラムの複数のモジュールを予め定められた順番で実行する処理手段と、
前記プログラムのモジュールの内、前段までの全てのモジュールが実行されているか否かを前記第2のメモリの記憶内容に基づいて判定する判定手段と、
前記判定手段により前段までの全てのモジュールが実行されていると判定した場合、前記処理手段に前記プログラムの次のモジュールの実行を許可する制御手段と、
前記処理手段による処理結果を前記第2のメモリに追記記憶する記憶手段と、
を具備する携帯可能電子装置。 - 前記通信手段により処理要求を受信した際、前記第2のメモリの記憶内容を初期化する初期化手段をさらに具備する請求項1に記載の携帯可能電子装置。
- 上記制御手段は、前記判定手段により前段までの全てのモジュールが実行されていないと判定した場合、前記プログラムを実行する処理の継続を禁止する手段を具備する請求項1に記載の携帯可能電子装置。
- 前記第2のメモリに記憶される前記処理手段による処理結果は、モジュールを実行したか否かの情報を1ビットとしたフラグである請求項1に記載の携帯可能電子装置。
- 前記フラグは、各モジュール毎に異なるビットにより構成される請求項4に記載の携帯可能電子装置。
- 外部装置からの処理要求に応じて処理を実行する携帯可能電子装置の制御方法において、
複数のモジュールを含むプログラムを第1のメモリに記憶し、
前記プログラムの各モジュール毎の処理結果を第2のメモリに記憶し、
外部装置とデータの送受信を行ない、
外部装置より処理要求を受信した際、前記プログラムの複数のモジュールを予め定められた順番で実行し、
前記プログラムのモジュールの内、前段までの全てのモジュールが実行されているか否かを前記第2のメモリの記憶内容に基づいて判定し、
前段までの全てのモジュールが実行されていると判定した場合、前記プログラムの次のモジュールの実行を許可し、
処理結果を前記第2のメモリに追記記憶する、
携帯可能電子装置の制御方法。
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JP2007086136A JP2008243096A (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | 携帯可能電子装置および携帯可能電子装置の制御方法 |
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