JP2008242772A - 情報伝達システム - Google Patents

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Abstract

【課題】保障契約者の思いがメッセージとして保障契約者に関係する者へ伝えられる情報伝達システムを提供する。
【解決手段】情報伝達システム1は、保険契約者が利用する保険契約者端末2と保険会社が利用する保険会社サーバ3からなり、保険契約者端末2は、保険契約者に関する情報、保険会社サーバ3へインターネット8を介して送る保険契約者情報送付手段5と、情報受理者に関する情報を保険会社サーバ3送る情報受理者情報送付手段6と、伝達情報を保険会社サーバ3へ寄託する伝達情報寄託手段7を備え、保険会社サーバ3は、保険契約者に関する情報を記録する保険契約者情報記録手段9と、情報受理者に関する情報を記録する情報受理者情報記録手段10と、情報受理者へ伝達する伝達情報を保管する伝達情報保管手段11と、情報受理者へ伝達情報を所定の条件を満たした場合に送る伝達情報送付手段12を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は情報伝達システムに関する。詳しくは、保障契約においてメッセージを通知する情報伝達システムに係るものである。
現在、多くの種類の保障商品例えば共済商品や保険商品が提供されており、限られた期間だけ死亡や疾病から保証するものもあれば、生涯にわたるものもある。明記された期間だけ保険料の支払いを要求するものもあれば、契約全期間にわたって保険料を支払うものもある。また、保険料固定のものや、保険証券所有者が、支払われなければならない保険料のレベルを一定のガイドラインの下で判断できるものもある。また、一括払いで保険証券の給付金の支払いを約束するものもあれば、固定回数の分割払いで支払いを行なうものもある。
生命保険の給付金のパターンは、「定期生命保険」、「養老保険」及び「終身保険」という3つのクラスのうちの1つまたは2つ以上の組み合わせであった。
定期生命保険は、生涯全体よりも短い、定められた年数(保険契約期間)の間に、被保険者が死亡すると、所定の金額が受取人に支払われる。また、養老保険は、定期保険と同様に、契約期間の間に被保険者が死亡すると、所定の金額が受取人に支払われ、更に、被保険者が契約期間を生き延びた場合にも同じ所定の金額が保険契約者に支払われる。更に、終身生命保険は、死亡が発生する時点に関係なく、被保険者が死亡すると受取人に所定の金額が支払われる。また、定期生命保険は、解約払戻金はないが、養老保険及び終身保険ではその逆である。
また、定期生命保険及び終身生命保険の多くには様々な種類がある。例えば、生涯にわたって保険料を支払うべき終身保険を意味する「普通生命」がある。また、保険証券の額面価格は死亡時に支払うべきであるが、保険料は限られた年数の間請求され、その後に保険証券がその額面価格全額に対し支払い済みとなる「有限支払い終身」保険もある。
しかし、生命保険は契約時に定めた保障内容及びその保障内容から決定される払込保険料を事後的に見直すのが容易ではなく、また転換により新しく生命保険契約を締結することにより見直したとしても、保障の増額に比例して払い込む保険料も高くなってしまい、経済的負担も大きくなる。
また、保険商品においても終身保険、養老保険等は高い貯蓄機能を有していたが、その貯蓄機能を利用して現金を得るためには一部または全部の解約が必要であり、それにより保障を失うという問題があった。
そこで、ライフサイクルに合わせて保障内容や払込保険料の見直しが可能であり、あわせて保障を増額させると同時に保険料負担を軽減することが可能な保険システムとして、図3に示すようなシステムが提案されている。図3は、従来の保険システムの概略構成を示す図であるが、特許文献1には、保険料払込期間中の払込保険料、他の保険契約の保険金、給付金、配当金及び一時投入金を積み立てる積立金集計部101と、積立金集計部101の積立金から特約保険料及び他の保険契約の保険料を支払う保険料支払部102と、特約内容を見直し調製することが可能な保障調整部103と、所定の期間については積立金集計部101による積立金の一部を引き出すことが可能な積立金引出部104と、保険料払込期間満了時に積立金集計部101による積立金を以後の保険の原資として利用する満了時資金利用部105とを備えた保険システムが記載されている。
特開2001−344422号公報
ところで、従来の保険システムでは、保険金の支払いは単に保険金が振り込まれるだけであり、保険契約者の思いが遺族等に伝えられるということは行なわれていない。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、保障契約者の思いがメッセージとして保障契約者に関係する者へ伝えられる情報伝達システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の情報伝達システムは、保障契約者が利用する保障契約者端末と、保障会社が利用する保障会社サーバとによって、情報を伝達する情報伝達システムであって、前記保障契約者端末は、保障契約者に関する情報を前記保障会社サーバへ送る保障契約者情報送付手段と、所定の条件を満たした場合に保障契約者から伝達される伝達情報を受理する情報受理者に関する情報を前記保障会社サーバへ送る情報受理者情報送付手段と、情報受理者へ伝達する伝達情報を前記保障会社サーバへ寄託する伝達情報寄託手段とを備え、前記保障会社サーバは、前記保障契約者情報送付手段によって送られた保障契約者に関する情報を記録する保障契約者情報記録手段と、前記情報受理者情報送付手段によって送られた情報受理者に関する情報を記録する情報受理者情報記録手段と、前記伝達情報寄託手段によって寄託された、情報受理者へ伝達する伝達情報を保管する伝達情報保管手段と、前記情報受理者情報記録手段に記録された情報受理者へ、前記伝達情報保管手段によって保管された、情報受理者へ伝達する伝達情報を、所定の条件を満たした場合に送る伝達情報送付手段とを備えたものである。
ここで、情報受理者情報記録手段に記録された情報受理者へ、伝達情報保管手段によって保管された情報受理者へ伝達する伝達情報を、所定の条件を満たした場合に送る伝達情報送付手段によって、伝達情報を希望のタイミングで希望の情報受理者に送ることができる。なお、ここで言う「所定の条件」とは、保障契約者または保障会社が予め決めておいた条件をいう。
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報伝達システムは、保障契約者が利用する保障契約者端末と、保障会社が利用する保障会社サーバと、伝達情報管理会社が利用する伝達情報保管サーバとによって、情報を伝達する情報伝達システムであって、前記保障契約者端末は、保障契約者に関する情報を前記保障会社サーバへ送る保障契約者情報送付手段と、所定の条件を満たした場合に、保障契約者から伝達される伝達情報を受理する情報受理者に関する情報を前記保障会社サーバへ送る情報受理者情報送付手段と、情報受理者へ伝達する伝達情報を前記保障会社サーバへ寄託する伝達情報寄託手段とを備え、前記保障会社サーバは、前記保障契約者情報送付手段によって送られた保障契約者に関する情報を前記伝達情報保管サーバへ転送する保障契約者情報転送手段と、前記情報受理者情報送付手段によって送られた情報受理者に関する情報を前記伝達情報保管サーバへ転送する情報受理者情報転送手段と、前記伝達情報寄託手段によって寄託された、情報受理者へ伝達する伝達情報を前記伝達情報保管サーバへ転送する伝達情報転送手段とを備え、前記伝達情報保管サーバは、前記保障契約者情報転送手段によって転送された保障契約者に関する情報を記録する保障契約者情報記録手段と、前記情報受理者情報転送手段によって転送された情報受理者に関する情報を記録する情報受理者情報記録手段と、前記伝達情報転送手段によって転送された情報受理者へ伝達する伝達情報を保管する伝達情報保管手段と、前記情報受理者情報記録手段に記録された情報受理者へ、前記伝達情報保管手段によって保管された、情報受理者へ伝達する伝達情報を、所定の条件を満たした場合に送る伝達情報送付手段とを備えたものである。
ここで、保障会社が利用する保障会社サーバと、伝達情報管理会社が利用する伝達情報保管サーバとを存在させ、伝達情報保管サーバに保障契約者に関する情報、情報受理者に関する情報及び伝達情報を記録及び保管することによって、保障会社の多数の社員が、伝達情報を寄託した保障契約者の個人情報にアクセスし引き出す行為を抑制できると共に、保障会社とは別の会社が情報を管理しているという心理的な距離が、情報を引き出そうとする行為を抑止することができる。
また、情報受理者情報記録手段に記録された情報受理者へ、伝達情報保管手段によって保管された、情報受理者へ伝達する伝達情報を、所定の条件を満たした場合に送る伝達情報送付手段によって、伝達情報を希望のタイミングで希望の情報受理者に送ることができる。なお、ここで言う「所定の条件」とは、保障契約者または保障会社が予め決めておいた条件をいう。
また、本発明の情報伝達システムにおいて、保障契約者端末は、情報受理者へ伝達する伝達情報を伝達情報保管サーバへ直接寄託する伝達情報直接寄託手段を備え、伝達情報保管手段は、伝達情報直接寄託手段によって直接寄託された情報受理者へ伝達する伝達情報も保管する場合、保障会社を通さずに伝達情報を伝達情報保管サーバに保管できるので、個人情報が引き出される可能性がさらに低下する。
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報伝達システムは、保障会社が利用する保障会社サーバを有し、情報を伝達する情報伝達システムであって、前記保障会社サーバは、保障契約者に関する情報を保障契約者が利用する保障契約者端末から受理する保障契約者情報受理手段と、所定の条件を満たした場合に保障契約者から伝達される伝達情報を受理する情報受理者に関する情報を保障契約者端末から受付ける情報受理者情報受付手段と、情報受理者へ伝達する伝達情報を保障契約者端末から受託する伝達情報受託手段と、前記保障契約者情報受理手段によって受理した保障契約者に関する情報を記録する保障契約者情報記録手段と、前記情報受理者情報受付手段によって受付けた情報受理者に関する情報を記録する情報受理者情報記録手段と、前記伝達情報受託手段によって受託した情報受理者へ伝達する伝達情報を保管する伝達情報保管手段と、前記情報受理者情報記録手段に記録された情報受理者へ、前記伝達情報保管手段によって保管された、情報受理者へ伝達する伝達情報を、所定の条件を満たした場合に送る伝達情報送付手段とを備えたものである。
ここで、情報受理者情報記録手段に記録された情報受理者へ、伝達情報保管手段によって保管された、情報受理者へ伝達する伝達情報を、所定の条件を満たした場合に送る伝達情報送付手段によって、伝達情報を希望のタイミングで希望の情報受理者に送ることができる。なお、ここで言う「所定の条件」とは、保障契約者または保障会社が予め決めておいた条件をいう。
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報伝達システムは、保障会社が利用する保障会社サーバと、伝達情報管理会社が利用する伝達情報保管サーバとを有し、情報を伝達する情報伝達システムであって、前記保障会社サーバは、保障契約者に関する情報を保障契約者が利用する保障契約者端末から受理する保障契約者情報受理手段と、所定の条件を満たした場合に保障契約者から伝達される伝達情報を受理する情報受理者に関する情報を保障契約者端末から受付ける情報受理者情報受付手段と、情報受理者へ伝達する伝達情報を保障契約者端末から受託する伝達情報受託手段と、前記保障契約者情報受理手段によって受理した保障契約者に関する情報を前記伝達情報保管サーバへ転送する保障契約者情報転送手段と、前記情報受理者情報受付手段によって受付けた情報受理者に関する情報を前記伝達情報保管サーバへ転送する情報受理者情報転送手段と、前記伝達情報受託手段によって受託した、情報受理者へ伝達する伝達情報を前記伝達情報保管サーバへ転送する伝達情報転送手段とを備え、前記伝達情報保管サーバは、前記保障契約者情報転送手段によって転送された保障契約者に関する情報を記録する保障契約者情報記録手段と、前記情報受理者情報転送手段によって転送された情報受理者に関する情報を記録する情報受理者情報記録手段と、前記伝達情報転送手段によって転送された情報受理者へ伝達する伝達情報を保管する伝達情報保管手段と、前記情報受理者情報記録手段に記録された情報受理者へ、前記伝達情報保管手段によって保管された、情報受理者へ伝達する伝達情報を、所定の条件を満たした場合に送る伝達情報送付手段とを備えたものである。
ここで、保障会社が利用する保障会社サーバと、伝達情報管理会社が利用する伝達情報保管サーバとを存在させ、伝達情報保管サーバに保障契約者に関する情報、情報受理者に関する情報及び伝達情報を記録及び保管することによって、保障会社の多数の社員が、伝達情報を寄託した保障契約者の個人情報にアクセスし引き出す行為を抑制できると共に、保障会社とは別の会社が情報を管理しているという心理的な距離が、情報を引き出そうとする行為を抑止することができる。
また、情報受理者情報記録手段に記録された情報受理者へ、伝達情報保管手段によって保管された、情報受理者へ伝達する伝達情報を、所定の条件を満たした場合に送る伝達情報送付手段によって、伝達情報を希望のタイミングで希望の情報受理者に送ることができる。なお、ここで言う「所定の条件」とは、保障契約者または保障会社が予め決めておいた条件をいう。
本発明に係る情報伝達システムは、保障契約者の思いをメッセージとして保障契約者に関係する者へ伝えることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、本発明を適用した情報伝達システムの第1の態様を説明する概略図である。図1において、本発明の情報伝達システム1は、保険契約者が利用する保険契約者端末2と、保険会社が利用する保険会社サーバ3からなる。
また、保険契約者端末2は、保険契約者に関する情報例えば保険契約者の住所、氏名、年齢、生年月日、電話番号、契約した保険の内容、電子メールアドレスを、保険会社サーバ3へインターネット8を介して送る保険契約者情報送付手段5と、所定の条件(例えば保険契約者が意識不明になったとき、保険契約者が死亡したとき、保険契約時から10年、20年、30年といった一定期間経過したとき)を満たした場合に保険契約者から伝達される伝達情報を受理する情報受理者に関する情報例えば情報受理者の住所、氏名、電話番号、電子メールアドレスを、保険会社サーバ3へインターネット8を介して送る情報受理者情報送付手段6と、情報受理者へ伝達する伝達情報を保険会社サーバ3へインターネット8を介して寄託する伝達情報寄託手段7とを備える。なお、所定の条件は、契約した保険の内容に含ませることができる。
また、保険会社サーバ3は、保険契約者情報送付手段5によって送られた保険契約者に関する情報を記録する保険契約者情報記録手段9と、情報受理者情報送付手段6によって送られた情報受理者に関する情報を記録する情報受理者情報記録手段10と、伝達情報寄託手段7によって寄託された、情報受理者へ伝達する伝達情報を保管する伝達情報保管手段11と、情報受理者情報記録手段10に記録された情報受理者へ、伝達情報保管手段11によって保管された情報受理者へ伝達する伝達情報を、所定の条件を満たした場合に送る伝達情報送付手段12とを備える。
ここで、保険契約者に関する情報、情報受理者に関する情報及び伝達情報を保険会社サーバへ送ったり寄託したりすることができれば、必ずしもインターネットを介さなくてもよく、例えば郵便、電話、宅配、手渡しでもよい。
また、「情報受理者」には、保険契約者の家族、友人、知人等といった保険契約者と何らかの関わりがある者のみならず、保険契約者本人も含まれるものとする。
また、「伝達情報」としては、例えば情報受理者宛の手紙、情報受理者宛のメッセージが記録された記録媒体例えばビデオテープ、CD、DVDが挙げられる。
また、保障契約の例として保険契約を例に挙げて説明したが、保障契約であれば必ずしも保険契約でなくてもよく共済契約であってもよいことは勿論である。
次に、伝達情報としての手紙を例に挙げて、伝達情報の保管の流れを説明する。
先ず、保険契約が成立した後、保険契約者は保険会社の担当者に、情報受理者への手紙を渡し、保管を依頼する。次に、手紙をスキャニングしてPDF等にデータ化し、データとして保存すると共に、保険会社サーバの保険契約者情報記録手段に記録された保険契約者の住所、氏名、年齢、生年月日、電話番号、契約した保険の内容、手紙の保管期間や、保険会社サーバの情報受理者情報記録手段に記録された情報受理者の住所、氏名、電話番号、電子メールアドレスといった手紙の送付先などの情報を、ICチップに暗号化して入力し、手紙保管専用封筒にICチップを取り付けて、手紙の原本をICチップ付き手紙保管専用封筒に入れて封をする。そして、手紙の原本が入れられ封がされたICチップ付き手紙保管専用封筒を倉庫に入れるが、倉庫入り口のICチップ読み取りセンサーにより、ICチップ内の情報が読み取られる。
これにより、保管場所の管理及び取り出し期限の管理ができ、また、手紙保管専用封筒の表面には一切文字を表示しないため、封筒を見ただけでは個人の特定ができず、個人情報管理の面でもメリットがある。
また、必ずしもICチップを使わなくてもよく、例えばICタグや、EANコード及びJANコードといったバーコードを用いてもよい。
図2は、本発明を適用した情報伝達システムの第2の態様を説明する概略図である。図2において、本発明の情報伝達システム1は、保険契約者が利用する保険契約者端末2と、保険会社が利用する保険会社サーバ3と、伝達情報管理会社が利用する伝達情報保管サーバ4からなる。
また、保険契約者端末2は、保険契約者に関する情報を、保険会社サーバ3へインターネット8を介して送る保険契約者情報送付手段5と、所定の条件を満たした場合に保険契約者から伝達される伝達情報を受理する情報受理者に関する情報を、保険会社サーバ3へインターネット8を介して送る情報受理者情報送付手段6と、情報受理者へ伝達する伝達情報を保険会社サーバ3へインターネット8を介して寄託する伝達情報寄託手段7と、情報受理者へ伝達する伝達情報を伝達情報保管サーバ4へインターネット8を介して直接寄託する伝達情報直接寄託手段13とを備える。
また、保険会社サーバ3は、保険契約者情報送付手段5によって送られた保険契約者に関する情報を伝達情報保管サーバ4へインターネット8を介して転送する保険契約者情報転送手段14と、情報受理者情報送付手段6によって送られた情報受理者に関する情報を伝達情報保管サーバ4へインターネット8を介して転送する情報受理者情報転送手段15と、伝達情報寄託手段7によって寄託された、情報受理者へ伝達する伝達情報を伝達情報保管サーバ4へインターネット8を介して転送する伝達情報転送手段16とを備える。
また、伝達情報保管サーバ4は、保険契約者情報転送手段14によって転送された保険契約者に関する情報を記録する保険契約者情報記録手段9と、情報受理者情報転送手段15によって転送された情報受理者に関する情報を記録する情報受理者情報記録手段10と、伝達情報転送手段16によって転送された情報受理者へ伝達する伝達情報を保管する伝達情報保管手段11と、情報受理者情報記録手段10に記録された情報受理者へ、伝達情報保管手段11によって保管された情報受理者へ伝達する伝達情報を、所定の条件を満たした場合に送る伝達情報送付手段12とを備える。
また、伝達情報保管手段11は、伝達情報直接寄託手段13によって直接寄託された、情報受理者へ伝達する伝達情報も保管する。
ここで、保障契約の例として保険契約を例に挙げて説明したが、保障契約であれば必ずしも保険契約でなくてもよく共済契約であってもよいことは勿論である。
このように、本発明の情報伝達システムは、情報受理者情報記録手段に記録された情報受理者へ、伝達情報保管手段によって保管された情報受理者へ伝達する伝達情報を、所定の条件を満たした場合に送る伝達情報送付手段によって、伝達情報を希望のタイミングで希望の情報受理者に送ることができ、保障契約者の思いをメッセージとして保障契約者に関係する者へ伝えることができる。
また、保障会社が利用する保障会社サーバと、伝達情報管理会社が利用する伝達情報保管サーバとを存在させ、伝達情報保管サーバに保障契約者に関する情報、情報受理者に関する情報及び伝達情報を記録及び保管することによって、保障会社の多数の社員が、伝達情報を寄託した保障契約者の個人情報にアクセスし引き出す行為を抑制できると共に、保障会社とは別の会社が情報を管理しているという心理的な距離が、情報を引き出そうとする行為を抑止することができる。
また、保障契約者端末は、情報受理者へ伝達する伝達情報を伝達情報保管サーバへ直接寄託する伝達情報直接寄託手段を備え、伝達情報保管手段は、伝達情報直接寄託手段によって直接寄託された情報受理者へ伝達する伝達情報も保管するので、保障会社を通さずに伝達情報を伝達情報保管サーバに保管できるので、個人情報が引き出される可能性がさらに低下する。
本発明を適用した情報伝達システムの第1の態様を説明する概略図である。 本発明を適用した情報伝達システムの第2の態様を説明する概略図である。 従来の保険システムの概略構成を示す図である。
符号の説明
1 情報伝達システム
2 保険契約者端末
3 保険会社サーバ
4 伝達情報保管サーバ
5 保険契約者情報送付手段
6 情報受理者情報送付手段
7 伝達情報寄託手段
8 インターネット
9 保険契約者情報記録手段
10 情報受理者情報記録手段
11 伝達情報保管手段
12 伝達情報送付手段
13 伝達情報直接寄託手段
14 保険契約者情報転送手段
15 情報受理者情報転送手段
16 伝達情報転送手段

Claims (6)

  1. 保障契約者が利用する保障契約者端末と、保障会社が利用する保障会社サーバとによって、情報を伝達する情報伝達システムであって、
    前記保障契約者端末は、保障契約者に関する情報を前記保障会社サーバへ送る保障契約者情報送付手段と、
    所定の条件を満たした場合に保障契約者から伝達される伝達情報を受理する情報受理者に関する情報を前記保障会社サーバへ送る情報受理者情報送付手段と、
    情報受理者へ伝達する伝達情報を前記保障会社サーバへ寄託する伝達情報寄託手段とを備え、
    前記保障会社サーバは、前記保障契約者情報送付手段によって送られた保障契約者に関する情報を記録する保障契約者情報記録手段と、
    前記情報受理者情報送付手段によって送られた情報受理者に関する情報を記録する情報受理者情報記録手段と、
    前記伝達情報寄託手段によって寄託された、情報受理者へ伝達する伝達情報を保管する伝達情報保管手段と、
    前記情報受理者情報記録手段に記録された情報受理者へ、前記伝達情報保管手段によって保管された、情報受理者へ伝達する伝達情報を、所定の条件を満たした場合に送る伝達情報送付手段とを備えた
    情報伝達システム。
  2. 保障契約者が利用する保障契約者端末と、保障会社が利用する保障会社サーバと、伝達情報管理会社が利用する伝達情報保管サーバとによって、情報を伝達する情報伝達システムであって、
    前記保障契約者端末は、保障契約者に関する情報を前記保障会社サーバへ送る保障契約者情報送付手段と、
    所定の条件を満たした場合に、保障契約者から伝達される伝達情報を受理する情報受理者に関する情報を前記保障会社サーバへ送る情報受理者情報送付手段と、
    情報受理者へ伝達する伝達情報を前記保障会社サーバへ寄託する伝達情報寄託手段とを備え、
    前記保障会社サーバは、前記保障契約者情報送付手段によって送られた保障契約者に関する情報を前記伝達情報保管サーバへ転送する保障契約者情報転送手段と、
    前記情報受理者情報送付手段によって送られた情報受理者に関する情報を前記伝達情報保管サーバへ転送する情報受理者情報転送手段と、
    前記伝達情報寄託手段によって寄託された、情報受理者へ伝達する伝達情報を前記伝達情報保管サーバへ転送する伝達情報転送手段とを備え、
    前記伝達情報保管サーバは、前記保障契約者情報転送手段によって転送された保障契約者に関する情報を記録する保障契約者情報記録手段と、
    前記情報受理者情報転送手段によって転送された情報受理者に関する情報を記録する情報受理者情報記録手段と、
    前記伝達情報転送手段によって転送された情報受理者へ伝達する伝達情報を保管する伝達情報保管手段と、
    前記情報受理者情報記録手段に記録された情報受理者へ、前記伝達情報保管手段によって保管された、情報受理者へ伝達する伝達情報を、所定の条件を満たした場合に送る伝達情報送付手段とを備えた
    情報伝達システム。
  3. 前記保障契約者端末は、情報受理者へ伝達する伝達情報を前記伝達情報保管サーバへ直接寄託する伝達情報直接寄託手段を備え、
    前記伝達情報保管手段は、該伝達情報直接寄託手段によって直接寄託された情報受理者へ伝達する伝達情報も保管する
    請求項2に記載の情報伝達システム。
  4. 保障会社が利用する保障会社サーバを有し、情報を伝達する情報伝達システムであって、
    前記保障会社サーバは、保障契約者に関する情報を保障契約者が利用する保障契約者端末から受理する保障契約者情報受理手段と、
    所定の条件を満たした場合に保障契約者から伝達される伝達情報を受理する情報受理者に関する情報を保障契約者端末から受付ける情報受理者情報受付手段と、
    情報受理者へ伝達する伝達情報を保障契約者端末から受託する伝達情報受託手段と、
    前記保障契約者情報受理手段によって受理した保障契約者に関する情報を記録する保障契約者情報記録手段と、
    前記情報受理者情報受付手段によって受付けた情報受理者に関する情報を記録する情報受理者情報記録手段と、
    前記伝達情報受託手段によって受託した情報受理者へ伝達する伝達情報を保管する伝達情報保管手段と、
    前記情報受理者情報記録手段に記録された情報受理者へ、前記伝達情報保管手段によって保管された、情報受理者へ伝達する伝達情報を、所定の条件を満たした場合に送る伝達情報送付手段とを備えた
    情報伝達システム。
  5. 保障会社が利用する保障会社サーバと、伝達情報管理会社が利用する伝達情報保管サーバとを有し、情報を伝達する情報伝達システムであって、
    前記保障会社サーバは、保障契約者に関する情報を保障契約者が利用する保障契約者端末から受理する保障契約者情報受理手段と、
    所定の条件を満たした場合に保障契約者から伝達される伝達情報を受理する情報受理者に関する情報を保障契約者端末から受付ける情報受理者情報受付手段と、
    情報受理者へ伝達する伝達情報を保障契約者端末から受託する伝達情報受託手段と、
    前記保障契約者情報受理手段によって受理した保障契約者に関する情報を前記伝達情報保管サーバへ転送する保障契約者情報転送手段と、
    前記情報受理者情報受付手段によって受付けた情報受理者に関する情報を前記伝達情報保管サーバへ転送する情報受理者情報転送手段と、
    前記伝達情報受託手段によって受託した、情報受理者へ伝達する伝達情報を前記伝達情報保管サーバへ転送する伝達情報転送手段とを備え、
    前記伝達情報保管サーバは、前記保障契約者情報転送手段によって転送された保障契約者に関する情報を記録する保障契約者情報記録手段と、
    前記情報受理者情報転送手段によって転送された情報受理者に関する情報を記録する情報受理者情報記録手段と、
    前記伝達情報転送手段によって転送された情報受理者へ伝達する伝達情報を保管する伝達情報保管手段と、
    前記情報受理者情報記録手段に記録された情報受理者へ、前記伝達情報保管手段によって保管された、情報受理者へ伝達する伝達情報を、所定の条件を満たした場合に送る伝達情報送付手段とを備えた
    情報伝達システム。
  6. 前記伝達情報保管サーバは、情報受理者へ伝達する伝達情報を保障契約者端末から直接受託する伝達情報直接受託手段を備え、
    前記伝達情報保管手段は、該伝達情報直接受託手段によって直接受託した情報受理者へ伝達する伝達情報も保管する
    請求項5に記載の情報伝達システム。
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