JP2008241187A - Air conditioner - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は,プーリー・ベルト駆動によるファンを有する空気調和装置に関するものである。 The present invention relates to an air conditioner having a fan driven by a pulley and a belt.
従来、この種の空気調和装置としては図7および図8に示すものが知られている。各図に示した空気調和装置は、吸込口9と吹出口10を有する本体ケーシングAの通風路B内に、冷媒回路の熱交換器8と、ファン6と、ファン6に取り付けられたファン側プーリー3と、ファン6を駆動するモーター1に取り付けられたモーター側プーリー2と、ファン側プーリー3とモーター側プーリー2の間に掛け回された周回ベルト4とを備えている。この空気調和装置において、ファン6の駆動により吸込口9から本体ケーシングA内に吸い込まれた空気は、熱交換器8で熱交換されたのちに、両側の吸込開口25,25からファンケーシング5内に吸い込まれファン6の作用によって吹出口10から吹き出される。この場合、モーター1の回転力はモーター側プーリー2、周回ベルト4、ファン側プーリー3を経てファン6に伝達されるようになっている。
一方で、プーリーカバーを取り付けた構造に関して、下記の特許文献1に記載されたものが知られている。
Conventionally, as this type of air conditioner, those shown in FIGS. 7 and 8 are known. The air conditioner shown in each figure includes a
On the other hand, what was described in the following
ところで、上記した従来の空気調和装置において、電算機室や食品工場などのように高い空気清浄度が必要な室内空間を冷却対象とするものでは、モーター側プーリー2、ファン側プーリー3、および周回ベルト4が通風路B内でファンケーシング5の吸込開口25の上流側に配置されているので、経年劣化により発生した周回ベルト4やプーリー2,3の磨耗粉が吸込開口25からファンケーシング5内に吸い込まれ、空気と共に吹出口10から空調対象室内に飛散するという問題がある。あるいは発生した磨耗粉が基台13の基板部13A上に滞留することにより、見た目に美観を損なったり基板部13Aにもらい錆が発生するという問題点があった。
また、周回ベルト4の磨耗や伸び、プーリー2,3の芯ズレがあると振動が大きくなり、更には周回ベルト4が切れて風量低下または送風停止となり冷房不可(冷房運転時)の状態に至る。この場合、空気調和装置は異常停止をする制御機能を備えているが、現状の制御では上記のような異常が発生してから異常停止するまでにタイムラグがあり、その間に空調対象室内の温度が上昇するという問題もあった。
一方で、特許文献1に記載のプーリーカバーは、プーリーの上方を被うだけでプーリーの周囲全体を被うものでないため、プーリーおよび周回ベルトの磨耗粉はそれらの周囲に飛散してプーリー下方の設置面上に滞留せざるを得なかったのである。
By the way, in the above-described conventional air conditioner, in a computer room, a food factory, or the like that is intended for cooling an indoor space that requires high air cleanliness, the
Further, if the
On the other hand, since the pulley cover described in
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、第1の目的は、周回ベルトやプーリーの磨耗粉が空調対象室内へ飛散することを防止できる空気調和装置を得るものである。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and a first object is to obtain an air conditioner that can prevent abrasion powder of a circulating belt and a pulley from scattering into an air-conditioned room. It is.
また、第2の目的は、プーリーの芯ズレによる異常振動やベルト切れなどをタイムリーに検知することのできる空気調和装置を得るものである。 The second object is to obtain an air conditioner that can detect abnormal vibration or belt breakage due to the misalignment of the pulley in a timely manner.
この発明に係る空気調和装置は、空気の吸込口と吹出口とを有する本体ケーシング内に吸込口と吹出口を連通する通風路が形成され、通風路内に、熱交換器と、ファンと、ファンの回転軸に取り付けられたファン側プーリーと、ファンを駆動するモーターの回転駆動軸に取り付けられたモーター側プーリーと、ファン側プーリーとモーター側プーリーの間に掛け回された周回ベルトとが配備されていて、ファンがファン側プーリーよりも通風方向下流側に配置されている空気調和装置において、モーター側プーリー、ファン側プーリー、および周回ベルトを、カバー部材で被って通風路から隔離する構成にしたものである。 In the air conditioner according to the present invention, an air passage that connects the air inlet and the air outlet is formed in a main body casing having an air inlet and an air outlet, and in the air passage, a heat exchanger, a fan, and A fan-side pulley attached to the rotation shaft of the fan, a motor-side pulley attached to the rotation drive shaft of the motor that drives the fan, and a circulating belt that is wound between the fan-side pulley and the motor-side pulley are provided. In the air conditioner in which the fan is disposed downstream of the fan side pulley in the ventilation direction, the motor side pulley, the fan side pulley, and the circulating belt are covered with a cover member and separated from the ventilation path. It is a thing.
この発明によれば、モーター側プーリー、ファン側プーリー、および周回ベルトと、ファンとの間に配備されるカバー部材によって、モーター側プーリー、ファン側プーリー、および周回ベルトが被われて通風路から隔離されるので、経年劣化により発生した、モーター側プーリー、ファン側プーリー、または周回ベルトの磨耗粉がファンに吸い込まれて吹出口から空気と共に空調対象室内へ飛散することを防止できる。また、モーター側プーリー、ファン側プーリー、または周回ベルトの下方に位置する本体ケーシングの底面上に前記の磨耗粉が滞留することによる、もらい錆の発生防止、美観の維持、およびメンテンス時の清掃の効率化を図ることができる。 According to the present invention, the motor-side pulley, the fan-side pulley, and the circulating belt are covered with the motor-side pulley, the fan-side pulley, the circulating belt, and the cover member disposed between the fans and are isolated from the ventilation path. Therefore, it is possible to prevent wear powder from the motor-side pulley, the fan-side pulley, or the circulating belt, which is generated due to deterioration over time, from being sucked into the fan and scattered from the air outlet into the air-conditioned room. In addition, the above-mentioned wear powder stays on the bottom surface of the main body casing located below the motor-side pulley, fan-side pulley, or circulating belt, preventing rust generation, maintaining aesthetics, and cleaning during maintenance. Efficiency can be improved.
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるプーリー・ベルト駆動式の空気調和装置の本体ケーシングの前面板を外した本体ケーシング内を正面から見た内部構成図、図2はこの発明の実施の形態1における空気調和装置の要部を示す部分斜視図、図3はこの発明の実施の形態1における空気調和装置で受皿体を引き出した状態を示す部分斜視図である。
図1〜3において、この実施形態の空気調和装置は、箱状に形成された本体ケーシングA内が通風路Bとなっており、この通風路B内に、モーター1、モーター側プーリー2、ファン側プーリー3、周回ベルト4、ファンケーシング5、ファン6、制御機器7、熱交換器8が配備されている。本体ケーシングAの上部にはフィルターで被われる吸込口9が形成され、本体ケーシングAの底部には吹出口10が形成されている。これらの吸込口9と吹出口10は本体ケーシングA内の通風路Bによってつながっている。前記の熱交換器8は通風路B内の上部に設置され、通風路B内の下部にはモータ1、ファン6、プーリー2,3、周回ベルト4などが設置されている。ファン6としては例えばシロッコファンが使用される。また、本体ケーシングAには報知装置18が配備されている。
FIG. 1 is an internal configuration diagram of a main body casing in which a front plate of a main body casing of a pulley / belt drive type air conditioner according to
1 to 3, in the air conditioner of this embodiment, a box-shaped main body casing A is a ventilation path B, and in this ventilation path B, a
前記したモーター側プーリー2はモーター1の回転駆動軸19に取り付けられ、ファン側プーリー3はファン6の回転軸20に取り付けられている。ファン側プーリー3は、ファンケーシング5の一方の吸込開口25の近傍に配置されている。そして、モーター側プーリー2とファン側プーリー3の間には周回ベルト4が掛け回されている。ファン6はファンケーシング5に内蔵されている。回転軸20はファンケーシング5の両側方に配置された軸受部26,26で回動自在に軸支されている。モーター1、ファンケーシング5、軸受部26,26は本体ケーシングAの基台13の基板部13A上に設置されており、基板部13Aに吹出口10が形成されている。
The motor-
前記したモーター側プーリー2、ファン側プーリー3、および周回ベルト4と、ファンケーシング5との間には、鋼板、ステンレス鋼板、または合成樹脂で構成されるカバー部材11が配備される。すなわち、カバー部材11は、モーター側プーリー2、ファン側プーリー3、および周回ベルト4を被ってこれらを通風路Bから隔離している。カバー部材11の底部には、モーター側プーリー2、ファン側プーリー3、または周回ベルト4からの磨耗粉などの異物を収受する受皿体12が前後方向に引出し・格納可能(矢印G方向)に配備される。受皿体12の表面には、磁性シートなどに代表される磁性体21が取り付けられている。カバー部材11の前面下部には、外部から受皿体12内を視認可能な透視部22が設けられている。透視部22は例えば透明ないし半透明の合成樹脂で構成されている。但し、透視部22の材料としては合成樹脂以外にガラスなどを用いても構わない。
A
カバー部材11は、図4(a)〜(f)に示すように、複数の板材11a〜11fが基台13の基板部13A上で組み付けられて構成される。まず、縦長の取付板11aをファン側プーリー3後方位置の基板部13A上にビス止めなどで立設する(同図(a))。次に、軸受部26とモーター側プーリー2との間で回転軸20の下方位置に、側板11bを前後方向に沿わせて配置し、側板11bの後端縁を取付板11aの一側縁の下部にビスなどで固定する。その際、側板11bを軸受部26の支柱にビスなどで固定しても構わない(同図(b))。そして、ファンケーシング5側の側面部と上面部を有する側板11cを、側板11bの上縁と、取付板11aの一側縁の上部および上縁とにビスなどで固定する(同図(c))。側板11cの側面部の下縁には回転軸20との干渉を避けるための丸溝部が形成されている。続いて、モーター側プーリー2、ファン側プーリー3、および周回ベルト4と、モーター1との間で回転駆動軸19の上方位置に、側板11dを前後方向に沿わせて配置し、側板11dの後端縁を取付板11aの他側縁にビスなどで固定する。側板11dには回転軸20の先端との干渉を避けるための丸穴が形成されている。次に、側板11bの前縁、側板11cの側面部および上面部の前縁、ならびに側板11dの前縁に、側板11eをビスなどで固定する(同図(d))。更に、側板11bの前縁下部、側板11eの下縁、側板11dの下縁前部に、側板11fをビスなどで固定する(同図(e))。側板11fの側面部の上縁端部には回転駆動軸19との干渉を避けるための丸溝部(図示省略)が形成されている。このようにして、カバー部材11が組み上がる。
As shown in FIGS. 4A to 4F, the
前記のように完成したカバー部材11において、側板11fの前面下方は、受皿体12を装着するための出し入れ開口27となっている。この出し入れ開口27には受皿体12が引出し可能(矢印G方向(前後方向))に装着される(図4(f))。受皿体12は前後に長く上面が開口した角皿状に形成されていて、カバー部材11内の底面全体に行き渡る大きさを有している。
In the
上記した構成による実施形態1の空気調和装置の動作を説明する。吸込口9から吸い込まれた空気は熱交換器8を通って冷媒回路の冷媒と熱交換されたのち、吸込開口25,25からファンケーシング5内に吸い込まれ、ファン6の回転動作により吹出口10から空調対象室内に吹き出される。そのうち、経時劣化により、モーター側プーリー2、ファン側プーリー3、および周回ベルト4から磨耗粉が発生する。これらの磨耗粉はカバー部材11内に留まり通風路Bへは出て行かない。これにより、ファン側プーリー3やモーター側プーリー2の近傍を通ってファンケーシング5の吸込開口25に吸い込まれる空気(矢印F方向)に前記の磨耗粉は同伴しない。従って、吹出口10から空調対象室内へ清浄な空気を送り出すことができる。
Operation | movement of the air conditioning apparatus of
ところで、従来の空気調和装置では空調対象室内への磨耗粉などの飛散防止用にフィルターを設置するケースが散見されるが、フィルターの目詰まりに伴う風路圧損の増加による風量低下、または同一風量を維持する場合にはモーター1の出力増加による入力増加、COP(エネルギー消費効率)の悪化に至るという問題が生じる。しかしながら、この実施形態1の空気調和装置によれば、前記した問題は生じないのである。
By the way, in the conventional air conditioner, there are some cases where a filter is installed to prevent the abrasion powder etc. from scattering into the air-conditioned room. When maintaining the above, there arises a problem that the input increases due to the increase in the output of the
一方、カバー部材11内に留まった磨耗粉は、受皿体12上に堆積するので、基板部13A上に散乱しない。このように、カバー部材11の下部に引出し式で着脱可能な受皿体12を設けたことによって、メンテナンス作業が容易となる。また、磨耗粉を受皿体12に集約させることにより、プーリー交換時期の適正な判断材料とすることもできる。尚、受皿体12の上縁形状に後方向に下がる傾斜を持たせることで、カバー部材11下部への収納性がよくなり、カバー部材11の下縁にも固定しやすくなる。
このように、カバー部材11が組立・分解可能に構成されていること、および受皿体12がカバー部材11に対し引き出し・格納可能に構成されていることにより、空気調和装置が現地で既に据付けられている状態であって、カバー部材11および受皿体12の取り付けや取り外しの要求があった場合、サービスを行なう方向である前側から容易に着脱を行なうことができる。
On the other hand, the wear powder remaining in the
As described above, the
また、カバー部材11を合成樹脂のように鉄粉が滑りやすい材質で構成した場合は、磨耗粉がカバー部材11の内面に付着することを抑制しつつカバー部材11内の磨耗粉を効率よく受皿体12に案内することができる。そして、受皿体12には磁性体21が取り付けられているので、摩耗粉中の磁性分が磁性体21に付着する。これにより、磨耗粉の飛散防止効果を高め得ると同時にメンテナンス時の清掃の効率化を図ることができる。また、カバー部材11前面の側板11fの一部に透視部22が設けられていてスケルトン仕様となっているので、プーリーや周回ベルトの交換時やメンテンス時の清掃において、受皿体12内の異物の堆積量を外部から容易に確認することができる。
Further, when the
実施の形態2.
この実施形態2に係る空気調和装置では、図5および図6に示すように、モーター側プーリー2、ファン側プーリー3、または周回ベルト4の振動を検知する振動検知装置14がカバー部材11の上面に設置されている。また、本体ケーシングAに報知装置18が配備されている。報知装置18は制御機器7のマイコン17と通信接続されている。マイコン17は後述する第1異常検知装置23の機能を備えている。また、振動検知装置14はマイコン17と通信接続されている。そこで、振動検知装置14からマイコン17に入力された振動検知信号が、モーター側プーリー2、ファン側プーリー3、または周回ベルト4が異常となる振動レベル(予め試験などにより異常振動レベル値を得ておき、マイコン17のメモリに記憶させておく。)を超えると、マイコン17の第1異常検知装置23は、モーター側プーリー2、ファン側プーリー3、または周回ベルト4の異常に係る異常検知信号を報知装置18へ出力する。これを受けて、報知装置18はアラーム点灯やアラーム音を発したり、あるいはアラーム信号を遠隔出力してその旨を外部に知らせるのである。
In the air conditioner according to the second embodiment, as shown in FIGS. 5 and 6, the
この実施形態2の空気調和装置によれば、振動検知装置14を備えていることにより、正常運転時には検知されない、周回ベルト4の磨耗や伸び、プーリー2,3の芯ズレによる異常振動、または周回ベルト切れ時の振動といった異常をタイムリーに検知することができる。これにより、現状の制御による異常停止のタイムラグを発生させずに知らせることが可能となる。尚、カバー部材11を、一定異常の強度を有するものを製作し、モーター1および軸受部26と同じく基板部13A上に設置することにより、プーリー2,3および周回ベルト4の振動がカバー部材11に伝達される。よって、プーリー2,3および周回ベルト4の振動は振動検知装置14により測定できる。このような観点から、振動検知装置14は安定性のよいカバー部材11の上部に取り付けることが望ましい。
According to the air conditioner of the second embodiment, since the
実施の形態3.
この実施形態3に係る空気調和装置では、図5および図6に示すように、プーリー2,3間で斜めになっている部分の周回ベルト4に向けてレーザー光を発する発光装置15が、カバー部材11内の後下部に配置されている。また、発光装置15からの光が周回ベルト4により遮光されるカバー部材11内の前上部に、受光装置16が配置されている。受光装置16は制御機器7のマイコン17に通信接続されている。マイコン17は後述する第2異常検知装置24の機能を備えている。尚、発光装置15および受光装置16は周回ベルト4自体を直接監視する必要があるため、周回ベルト4においてプーリー2,3間で斜めになっている部分の両側位置に取付けることが望ましい。この空気調和装置では、受光装置16が発光装置15からのレーザー光を検知すると、マイコン17の第2異常検知装置24は周回ベルト4の切断や一部欠損などの異常が発生したものとして、周回ベルト4の異常に係る異常検知信号を報知装置18に出力する。これを受けて、報知装置18はアラーム点灯やアラーム音を発したり、あるいはアラーム信号を遠隔出力してその旨を外部に知らせる。
In the air conditioner according to the third embodiment, as shown in FIGS. 5 and 6, the
この実施形態3の空気調和装置によれば、発光装置15と受光装置16を設けたことにより、正常運転時には検知しない、周回ベルト4の切断や欠損などの異常をタイムリーに検知し、現状の制御による異常停止のタイムラグを発生させずに知らせることができる。そのうえ、発光装置15および受光装置16は周回ベルト4の振れ幅の大小、すなわち振動を検知することができる。この振動は周回ベルト4に起因するもののみならず、周回ベルト4に伝達されるプーリー2,3の異常振動にも起因する。従って、前記した振動検知装置14と同じ作用効果を奏する。つまり、発光装置15および受光装置16を用いることにより、振動検知装置14を省くことも可能となる。
According to the air conditioner of the third embodiment, by providing the
実施の形態4.
ところで、モーター側プーリー2とファン側プーリー3は、客先要求によって、標準の機外静圧とは異なる静圧に対応させたり、風量範囲を変更したり、またはフィルター仕様を変更させたりすることなどにより、プーリー径(直径)が100mm程度の範囲内で異なるものを取り替え使用される。
そこで、この実施形態4に係る空気調和装置のカバー部材11は、機種によりそれぞれオプション設定されている全てのプーリー2,3の組み合わせに対応できるように、最も大きなプーリー径を持つ、モーター側プーリー2とファン側プーリー3の組み合わせを収容できるカバー内形状およびカバー内容積を有している。また、カバー部材11は複数の板材11a〜11fで構成されていて、例えばビスを外すことにより一部の板材11b〜11fが取り外されるようになっている。これにより、モーター側プーリー2やファン側プーリー3、あるいは周回ベルト4を交換する際の、プーリー抜きに使用できるサービススペースが確保される。
By the way, the motor-
Therefore, the
この実施形態4の空気調和装置によれば、プーリー径(直径)が100mm程度の範囲内で異なるプーリー2,3と交換される場合でも、ひとつのカバー部材11のみで対応することができる。従って、プーリー交換の度にカバー部材を交換する手間が必要でなく、大きさの異なる複数種のカバー部材を別途用意しておかなくて済む。また、モーター側プーリー2、ファン側プーリー3を交換する際、カバー部材11の板材11a〜11fは全て取り外さなくても済む。例えば側板11d,11eを取り外すことで、プーリー2,3の交換が可能となる。更に、側板11eを蝶番(図示せず)により開閉自在に取り付けることで、周回ベルト4の張り具合、プーリー2,3の異常などの確認作業を簡便に行なうことができて有用である。
According to the air conditioner of the fourth embodiment, even when the pulley diameter (diameter) is replaced with
尚、上記した実施形態では、説明を簡便にするために受皿体12の前面に小型の磁性体21を取り付けた例を示したが、本発明は、磁性体をカバー部材に取り付けたものでも構わない。あるいは、本発明は、カバー部材または受皿体の一部に磁性体を設けたものに限らず、カバー部材および/または受皿体の表面全面に磁性体を設けたものも含む。このように、カバー部材および/または受皿体の表面全面に磁性体を設けることで、磨耗粉の一部である砂鉄が四方に発散しても確実に捕獲することができる。
In the above-described embodiment, an example in which the small
また、上記の実施形態では、カバー部材11前面の側板11fに透視部22を設けたが、外部から受皿体内を視認可能な透視部を受皿体に設けてもよい。また、本発明は、カバー部材または受皿体の一部に透視部を設けたものに限らず、カバー部材の全体および/または受皿体の全体を透明ないし半透明の材料で構成したものも含む。
Moreover, in said embodiment, although the see-through |
1 モーター
2 モーター側プーリー
3 ファン側プーリー
4 周回ベルト
6 ファン
8 熱交換器
9 吸込口
10 吹出口
11 カバー部材
12 受皿体
14 振動検知装置
15 発光装置
16 受光装置
17 マイコン
19 回転駆動軸
20 回転軸
21 磁性体
22 透視部
23 第1異常検知装置
24 第2異常検知装置
25 吸込開口
A 本体ケーシング
B 通風路
F 矢印
G 矢印
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記通風路内に、熱交換器と、ファンと、前記ファンの回転軸に取り付けられたファン側プーリーと、前記ファンを駆動するモーターの回転駆動軸に取り付けられたモーター側プーリーと、前記ファン側プーリーと前記モーター側プーリーの間に掛け回された周回ベルトとが配備されていて、
前記ファンが前記ファン側プーリーよりも通風方向下流側に配置されている空気調和装置において、
前記モーター側プーリー、前記ファン側プーリー、および前記周回ベルトを、カバー部材で被って前記通風路から隔離する構成にしたことを特徴とする空気調和装置。 An air passage is formed in the main body casing having an air inlet and an air outlet, and the air inlet and the air outlet are in communication with each other.
In the ventilation path, a heat exchanger, a fan, a fan-side pulley attached to a rotation shaft of the fan, a motor-side pulley attached to a rotation drive shaft of a motor that drives the fan, and the fan side A circulating belt hung between the pulley and the motor-side pulley is provided,
In the air conditioner in which the fan is disposed on the downstream side in the ventilation direction from the fan-side pulley,
An air conditioner characterized in that the motor-side pulley, the fan-side pulley, and the circulating belt are covered with a cover member and isolated from the ventilation path.
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