JP2008236155A - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、並びにプログラム Download PDF

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大輔 磯
Hidetoshi Ichioka
秀俊 市岡
Norihiko Sato
徳彦 佐藤
Kazuhide Sasamoto
和秀 笹本
Hisae Hishiki
妃富 菱木
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【課題】ユーザの満足度を向上させるように放送番組の録画を制御することができるようにする。
【解決手段】予約候補番組情報解析部241は、予約候補とされた番組の番組情報から、その番組の特性を解析する。予約候補リスト更新部242は、その解析結果に基づいて、不要とされる予約候補を予約候補リストから除外したり、新たな番組を予約候補としてリストに追加したりして予約候補リストを更新する。本発明は、例えば、コンテンツ記録再生装置に適用することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、ユーザの満足度を向上させるように放送番組の録画を制御することができるようにした情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
従来、テレビジョン放送される番組を、ユーザが指定した予約情報に基づいて録画し、再生する記録再生装置において、ユーザが任意のキーワードを登録するだけで、そのキーワードと番組情報とを比較し、キーワードに関連する番組をユーザの指示無しに(ユーザによる録画予約無しに)録画する、所謂、自動録画という録画方法があった。また、この自動録画において、ユーザ操作に基づいてユーザの嗜好を判断し、その嗜好情報をキーワードへの重み付けに利用し、自動録画の優先度を動的に変化させる方法があった(例えば、特許文献1乃至特許文献3参照)。
しかしながら、これらの方法の場合、ユーザの指定したキーワードに基づいて録画する番組が選択されるため、録画する番組の種類が限定され、ユーザにとって新鮮味のある番組を録画することができない恐れがあった。ユーザの嗜好を判断する場合も、ユーザの嗜好に近い番組を優先的に録画することができるのみであり、基本的な録画の選択はユーザの指定したキーワードに基づいて行われる。
一般的なコンテンツの選択方法として、ユーザが指定したキーワード以外の情報を利用する方法もある(例えば、特許文献4乃至特許文献8参照)。例えば、特許文献4には、放送される番組についてのトレンド情報を自動的に取得し、表示することが記載されている。また、特許文献5には、ニュース文に含まれる単語を抽出し、その単語に関連する内容の番組を検索して自動的に録画する方法が記載されている。さらに、特許文献6には、インターネット上でやり取りされる、また話題になっている情報を、ユーザが番組を選択して視聴する際の目安として活用する方法が記載されている。また、特許文献7には、録画された番組映像データに関連する文字情報から生成したキーワードを用いて番組のダイジェストを生成する方法が記載されている。さらに、特許文献8には、時刻情報を持つ文書の集合から番組に関連する文書を抽出して集計し、注目度の高い番組の語句を利用者に提供する方法が記載されている。
このようなユーザが指定したキーワード以外の語句をキーワードとして用いる方法も考えられる。
特開2006−50662号公報 特開2006−203619号公報 特開2005−160114号公報 特開平10−42236号公報 特開2001−101195号公報 特開2002−279026号公報 特開2005−18925号公報 特開2006−59024号公報
しかしながら、近年においては、安価で大容量の記録媒体が普及しており、大量の番組を録画することができる記録再生装置が普及している。また、放送局や放送チャンネルの数も増大しており、録画の対象となる番組数も増大している。従って、安易に自動録画を行うと録画する番組数が増大し、視聴時におけるユーザによる番組選択が困難になり、ユーザの視聴意欲を低下させてしまう恐れがあった。
特に、例えば流行語のような、ユーザが登録したキーワード以外のキーワードを利用して自動録画を行う場合、ユーザが興味を示す番組を録画する可能性は、ユーザが登録したキーワードを利用する場合よりも低くなる。
そこで、ユーザにとって不要な番組をできるだけ録画しないようにし、さらに、ユーザにとって新鮮味があり、かつ、ユーザが興味を示す可能性の高い番組を、より多く録画するように、録画する番組のより適切な取捨選択が求められている。
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、番組の特性に応じてより適切に録画する番組の取捨選択を行い、ユーザにとってより価値の高い番組をより多く録画するとともに、ユーザにとって不要な番組の録画を抑制することにより、録画した番組に対するユーザの満足度を向上させることができるようにするものである。
本発明の一側面は、所定のタイミングにおいて所定のコンテンツを取得し記録するように、前記コンテンツの取得および記録の実行を予約する情報処理装置であって、前記取得および前記記録を予約するコンテンツの候補を設定する設定手段と、前記設定手段により前記候補として設定されたコンテンツの特性に応じて、前記候補の再設定を行う再設定手段と、前記再設定手段により前記候補として再設定されたコンテンツの取得および記録の実行を予約する予約実行手段とを備える情報処理装置である。
前記再設定手段は、コンテンツに関する説明が記述された関連情報に基づいて、前記候補とされる各コンテンツの特性を解析する解析手段と、前記解析手段の解析結果に基づいて、前記候補の追加、削除、または変更を行う候補更新手段とを備えることができる。
前記解析手段により、前記候補に、ニュースに分類され、かつ、内容が重複する複数のコンテンツが含まれると解析された場合、前記候補更新手段は、いずれか1つのコンテンツを候補として選択し、他のコンテンツを候補より削除することができる。
前記解析手段により、前記候補に、他のコンテンツと内容が連続するコンテンツが含まれると解析された場合、前記候補更新手段は、前記コンテンツと内容が連続する、前記候補とされていない他のコンテンツを前記候補に追加することができる。
前記設定手段は、所定の情報に基づいて、ユーザの指定無しにコンテンツを前記候補として設定することができる。
前記設定手段は、世間で注目されている事象を反映する語句である流行語を取得する流行語取得手段と、コンテンツに関する説明が記述された関連情報を参照し、前記流行語取得手段により取得された前記流行語を含む関連情報に対応するコンテンツを検索し、検索されたコンテンツを前記候補として設定する検索手段とを備えることができる。
前記検索手段は、検索されたコンテンツと検索に用いられた流行語を互いに関連付けることができる。
前記関連情報とともに、前記検索手段により前記関連情報に関連付けられた前記流行語をユーザに提示する提示手段をさらに備えることができる。
前記設定手段は、前記流行語取得手段により取得された複数の前記流行語の内、一部の流行語を所定の情報に基づいて抽出する抽出手段をさらに備え、前記検索手段は、前記抽出手段により抽出された前記流行語を含む関連情報に対応するコンテンツを検索し、検索されたコンテンツを前記候補として設定することができる。
前記所定の情報は、ユーザにより指定された語句であり、前記抽出手段は、前記語句、または前記語句の関連語を含む前記流行語を抽出することができる。
前記所定の情報は、前記情報処理装置内に保存されるコンテンツまたは前記コンテンツの関連情報に含まれる語句であり、前記抽出手段は、前記語句、または前記語句の関連語を含む前記流行語を抽出することができる。
前記予約実行手段により予約された予約情報に従って、前記コンテンツの取得および記録を実行する記録手段をさらに備えることができる。
コンテンツに関する説明が記述された関連情報を取得する関連情報取得手段をさらに備えることができる。
本発明の一側面はまた、所定のタイミングにおいて所定のコンテンツを取得し記録するように、前記コンテンツの取得および記録の実行を予約する情報処理装置の情報処理方法であって、前記取得および前記記録を予約するコンテンツの候補を設定する設定ステップと、前記設定ステップの処理により前記候補として設定されたコンテンツの特性に応じて、前記候補の再設定を行う再設定ステップと、前記再設定ステップの処理により前記候補として再設定されたコンテンツの取得および記録の実行を予約する予約実行ステップとを含む情報処理方法である。
本発明の一側面はさらに、所定のタイミングにおいて所定のコンテンツを取得し記録するように、前記コンテンツの取得および記録の実行を予約する処理を行うプログラムにおいて、前記取得および前記記録を予約するコンテンツの候補を設定する設定ステップと、前記設定ステップの処理により前記候補として設定されたコンテンツの特性に応じて、前記候補の再設定を行う再設定ステップと、前記再設定ステップの処理により前記候補として再設定されたコンテンツの取得および記録の実行を予約する予約実行ステップとを含む処理をコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明の一側面においては、取得および記録を予約するコンテンツの候補が設定され、その候補として設定されたコンテンツの特性に応じて、候補の再設定が行われ、その候補として再設定されたコンテンツの取得および記録の実行が予約される。
本発明によれば、放送番組を録画することができる。特に、録画する番組を、その番組の特性に応じて、ユーザの満足度を向上させるように取捨選択することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書または図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書または図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書または図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面は、所定のタイミングにおいて所定のコンテンツを取得し記録するように、前記コンテンツの取得および記録の実行を予約する情報処理装置(例えば、図1のコンテンツ記録再生装置101)であって、前記取得および前記記録を予約するコンテンツの候補を設定する設定手段(例えば、図3の番組検索部214)と、前記設定手段により前記候補として設定されたコンテンツの特性に応じて、前記候補の再設定を行う再設定手段(例えば、図3の予約方法決定部215)と、前記再設定手段により前記候補として再設定されたコンテンツの取得および記録の実行を予約する予約実行手段(例えば、図3の予約実行部216)とを備える情報処理装置である。
前記再設定手段は、コンテンツに関する説明が記述された関連情報に基づいて、前記候補とされる各コンテンツの特性を解析する解析手段(例えば、図3の予約候補番組情報解析部241)と、前記解析手段の解析結果に基づいて、前記候補の追加、削除、または変更を行う候補更新手段(例えば、図3の予約候補リスト更新部242)とを備えることができる。
前記解析手段により、前記候補に、ニュースに分類され、かつ、内容が重複する複数のコンテンツが含まれると解析された場合、前記候補更新手段は、いずれか1つのコンテンツを候補として選択し、他のコンテンツを候補より削除する(例えば、図10のステップS72)ことができる。
前記解析手段により、前記候補に、他のコンテンツと内容が連続するコンテンツが含まれると解析された場合、前記候補更新手段は、前記コンテンツと内容が連続する、前記候補とされていない他のコンテンツを前記候補に追加する(例えば、図10のステップS74)ことができる。
前記設定手段は、所定の情報に基づいて、ユーザの指定無しにコンテンツを前記候補として設定する(例えば、図4の自動録画処理)ことができる。
前記設定手段は、世間で注目されている事象を反映する語句である流行語を取得する流行語取得手段(例えば、図3の流行語取得処理部211)と、コンテンツに関する説明が記述された関連情報を参照し、前記流行語取得手段により取得された前記流行語を含む関連情報に対応するコンテンツを検索し、検索されたコンテンツを前記候補として設定する検索手段(例えば、図3の番組検索部214)とを備えることができる。
前記検索手段は、検索されたコンテンツと検索に用いられた流行語を互いに関連付ける(例えば、図3の紐付け部235)ことができる。
前記関連情報とともに、前記検索手段により前記関連情報に関連付けられた前記流行語をユーザに提示する提示手段(例えば、図3の表示制御部206)をさらに備えることができる。
前記設定手段は、前記流行語取得手段により取得された複数の前記流行語の内、一部の流行語を所定の情報に基づいて抽出する抽出手段(例えば、図3の流行語抽出部224)をさらに備え、前記検索手段は、前記抽出手段により抽出された前記流行語を含む関連情報に対応するコンテンツを検索し、検索されたコンテンツを前記候補として設定することができる。
前記所定の情報は、ユーザにより指定された語句であり(例えば、図3のユーザ指定キーワード管理部222)、前記抽出手段は、前記語句、または前記語句の関連語を含む前記流行語を抽出することができる。
前記所定の情報は、前記情報処理装置内に保存されるコンテンツまたは前記コンテンツの関連情報に含まれる語句であり(例えば、図3の装置内キーワード管理部223)、前記抽出手段は、前記語句、または前記語句の関連語を含む前記流行語を抽出することができる。
前記予約実行手段により予約された予約情報に従って、前記コンテンツの取得および記録を実行する記録手段(例えば、図3の録画制御部205)をさらに備えることができる。
コンテンツに関する説明が記述された関連情報を取得する関連情報取得手段(例えば、図3の番組情報取得処理部212)をさらに備えることができる。
本発明の一側面はまた、所定のタイミングにおいて所定のコンテンツを取得し記録するように、前記コンテンツの取得および記録の実行を予約する情報処理装置(例えば、図1のコンテンツ記録再生装置101)の情報処理方法であって、前記取得および前記記録を予約するコンテンツの候補を設定する設定ステップ(例えば、図4のステップS4)と、前記設定ステップの処理により前記候補として設定されたコンテンツの特性に応じて、前記候補の再設定を行う再設定ステップ(例えば、図4のステップS5)と、前記再設定ステップの処理により前記候補として再設定されたコンテンツの取得および記録の実行を予約する予約実行ステップ(例えば、図4のステップS6)とを含む情報処理方法である。
本発明の一側面はさらに、所定のタイミングにおいて所定のコンテンツを取得し記録するように、前記コンテンツの取得および記録の実行を予約する処理を行うプログラムにおいて、前記取得および前記記録を予約するコンテンツの候補を設定する設定ステップ(例えば、図4のステップS4)と、前記設定ステップの処理により前記候補として設定されたコンテンツの特性に応じて、前記候補の再設定を行う再設定ステップ(例えば、図4のステップS5)と、前記再設定ステップの処理により前記候補として再設定されたコンテンツの取得および記録の実行を予約する予約実行ステップ(例えば、図4のステップS6)とを含む処理をコンピュータに実行させるプログラムである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した予約録画システムの構成例を示すブロック図である。
図1において、予約録画システムは、放送局より放送されるテレビジョン番組を記録したり再生したりするためのシステムであり、主な構成として、コンテンツ記録再生装置101、表示装置102、放送局103、流行語集積サーバ104、および各種のWEBサーバ105等を有する。
コンテンツ記録再生装置101および表示装置102は、一般的にユーザの家110等に配置され、予約録画システムの端末として動作する。コンテンツ記録再生装置101は、例えば、ユーザの家110に設置された、テレビジョン放送信号受信用のアンテナ111に接続され、そのアンテナ111を介して、所定の放送局103より放送されるテレビジョン放送信号を受信し、そのテレビジョン放送信号を復調して得られる映像や音声等のコンテンツ、すなわち、テレビジョン番組を所定の記録媒体に記録する。以下において、この、コンテンツ(テレビジョン番組)の記録を「録画」と称する。
コンテンツ記録再生装置101は、予め設定された予約情報に基づいて録画処理を自動的に実行する、所謂、予約録画機能を有する。例えば、ユーザは、録画処理の開始時刻と終了時刻、並びに、受信する放送チャンネル等を、予約情報として予めこのコンテンツ記録再生装置101に設定することができる。以下において、この予約情報をコンテンツ記録再生装置101に登録すること、すなわち、録画処理を予約することを録画予約と称する。
コンテンツ記録再生装置101は、計時機能を有しており、録画予約が設定されている場合、その予約情報において録画処理開始時刻として設定された時刻になると、指定された放送チャンネルを受信し、そのチャンネルで放送される番組の録画を開始する。そして、予約情報において指定された終了時刻になると、コンテンツ記録再生装置101は、録画を終了する。
また、コンテンツ記録再生装置101は、所定の情報に基づいて、この録画予約をユーザの操作無しに自動的に行い、その予約情報に基づいて録画処理を行う、所謂、自動録画機能を有する。自動録画を行う場合、コンテンツ記録再生装置101は、例えば予めユーザにより指定されたキーワードや後述する流行語等を含む番組情報を検索し、その番組情報に対応する番組を録画する番組として選択し、その予約情報を作成し、登録する(録画予約を行う)。そして、コンテンツ記録再生装置101は、通常の予約録画の場合と同様に、設定されている予約情報に基づいて録画処理を行う。
つまり、コンテンツ記録再生装置101は、ユーザが指定していない番組を録画することができる。これにより、ユーザは、録画予約の作業を省略することができるだけでなく、録画する番組の検索や選択も省略することができる。また、コンテンツ記録再生装置101は、この自動録画により、ユーザがその存在を知らない番組も録画するので、ユーザに対して新たな視聴意欲を喚起することを期待することができる。
さらに、コンテンツ記録再生装置101は、放送局103よりテレビジョン放送信号とともに定期的または不定期に供給される、放送されるテレビジョン番組(コンテンツ)に関する情報が記述された番組情報(EIT(Event Information Table))を取得して保存し、表示装置102を介してユーザに電子番組表(EPG(Electronic Program Guide))として提示したり、上述したような予約録画処理(自動録画等)に利用したりする。EITは、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses)により規定される放送規格のSI(Service Information)に含まれる番組情報であり、例えば、現在放送中、または将来放送予定の番組の名称、放送日時、放送チャンネル、放送内容等の、番組に関する情報が記述されている。
また、コンテンツ記録再生装置101は、ユーザ操作等に基づいて、録画したコンテンツを再生して表示装置102に供給し、その画像を表示させたり音声を出力させたりする。表示装置102は、モニタやスピーカを有しており、コンテンツ記録再生装置101より供給されるコンテンツ(例えば、テレビジョン番組や電子番組表等)の映像や音声を出力することができる。
さらに、コンテンツ記録再生装置101は、ネットワーク120を介して流行語集積サーバ104等と接続される。ネットワーク120は、例えば、インターネット、公衆回線網、LAN(Local Area Network)等に代表される有線、無線、またはその両方による一般的または専用のネットワークであり、ネットワーク120に接続される各機器を互いに接続する伝送媒体である。
コンテンツ記録再生装置101は、このネットワーク120を介して、流行語集積サーバ104より、世間で流行している語句(例えば、単語、熟語、または文章等)である流行語を、定期的または不定期に取得し、その流行語を自動録画の際のキーワードとして利用する。流行語の詳細については後述する。
放送局103は、テレビジョン番組を放送する施設であり、テレビジョン放送信号を無線電波として出力する。また、放送局103は、EITを含むSI等もテレビジョン放送信号に含めて出力する。
流行語集積サーバ104は、ネットワーク120を介して、ニュース配信サイト131、ポータルサイト132、ブログサイト133、および検索サイト134等の各種のサイトを含むWEBサーバ105より、文字情報を収集して蓄積し、その文字情報の中から、世間で注目されている事象を反映する語句である流行語を抽出し、主な流行語を、ネットワーク120を介して、コンテンツ記録再生装置101等のクライアントに供給する。
WEBサーバ105は、ネットワーク120に接続され、ネットワーク120を介してクライアントに対してWEBサービスを提供するサーバである。WEBサーバ105は、例えば、ニュースを配信するニュース配信サイト131、検索エンジンやリンク集を核として、ニュースや株価などの情報提供サービス、ブラウザから利用できるWebメールサービス、電子掲示板、チャットなどの各種機能を総合的に提供するポータルサイト132、ブログサービスを提供するブログサイト133、または検索エンジン等を用いた各種の情報検索機能を提供する検索サイト134等のような各種のWEBサイトを提供する。図1においてはWEBサーバ105が1台のサーバとして示されているが、実際には、複数台のサーバにより構成されることが一般的である。WEBサーバ105は、各種サイトを提供するサーバ全体を示すものであり、WEBサーバ105が実際にどのように構成され、どのようなサービスを提供数かは任意である。
流行語集積サーバ104は、例えば、ニュース配信サイト131が配信するニュース、ポータルサイト132において取得可能な各種テキスト情報、ブログサイト133において公開されているブログ、検索サイトにおいて提供される検索に使用された語句(検索キーワード)や検索結果等のように、これらのサイトからテキスト情報を収集する。そして、流行語集積サーバ104は、収集した情報の中に含まれる語句より、その出現頻度等に応じて、現在世の中で注目されている事象を反映する語句、すなわち、流行語を抽出する。コンテンツ記録再生装置101は、流行語集積サーバ104に定期的または不定期にアクセスし、このように抽出された流行語群を取得する。
なお、流行語集積サーバ104は、WEBサーバ105より収集した流行語だけでなく、例えば、流行語集積サーバ104の管理者により入力された流行語を、クライアントであるコンテンツ記録再生装置101に提供するようにしてもよい。つまり、流行語集積サーバ104は、流行語をコンテンツ記録再生装置101に提供することができればよく、その流行語の集積方法は任意である。
つまり、図1の予約録画システムにおいて、コンテンツ記録再生装置101は、ネットワーク120を介して流行語集積サーバ104にアクセスして流行語を取得し、その流行語をキーワードとして自動録画を行う。コンテンツ記録再生装置101は、放送局103より放送されるテレビジョン放送信号を受信し、番組情報を取得すると、その番組情報の中から流行語を含む番組情報を検索し、その番組情報に対応する番組を録画するように録画予約を行う。そして、コンテンツ記録再生装置101は、その予約情報に従って、放送局103より放送されるテレビジョン放送信号を、アンテナ111を介して受信し、所望のテレビジョン番組を録画する。ユーザはこのように録画されて蓄積されたテレビジョン番組の中から所望の番組を選択して視聴する。コンテンツ記録再生装置101は、ユーザに指定された録画済みのテレビジョン番組を再生し、表示装置102に表示させる。
このような自動録画において、コンテンツ記録再生装置101は、録画予約する番組を選択する際に、単にキーワードに対応する番組を選択するだけでなく、所定のアルゴリズムに従って流行語の絞込みを行ったり、番組の特性に応じて録画対象とする番組の選択を調整(変更)したりする。詳細については後述する。
なお、コンテンツ記録再生装置101は、上述したテレビジョン番組以外にも、例えば、静止画像データ、動画像データ、音楽データ、ゲームのプログラムやデータ、またはテキストデータ等のような、自動録画の対象とはならない他のコンテンツも蓄積することができる。それらのデータは、テレビジョン番組とは異なる方法で入力されて記憶される。詳細については後述する。
また、自動録画するコンテンツはテレビジョン番組以外でもよい。図1においてはコンテンツが地上波放送の番組である場合について説明したが、コンテンツは、記録可能なものであればどのようなものあってもよく、衛星を介して放送される衛星放送の番組でもよいし、有線を介して放送されるケーブル放送の番組であってもよいし、インターネット等を介して配信されるコンテンツであってもよい。放送でなくてもマルチキャスト、ユニキャストでもよい。さらにコンテンツを構成するデータは、音声データや映像データ等、どのようなデータであってもよい。また、コンテンツが複数種類のデータにより構成されるようにしてもよい。
図2は、図1のコンテンツ記録再生装置101の内部の構成例を示すブロック図である。
コンテンツ記録再生装置101において、制御部151、入力部152、出力部153、およびドライブ154がバス150を介して互いに接続されている。
制御部151は、装置全体の動作の制御に関する処理を行う。制御部151は、演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)161、制御処理用のプログラムやデータ等を記憶するROM(Read Only Memory)162、および演算処理用のデータやプログラムを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)163を有する。CPU161は、ROM162に記憶されているプログラム、または後述する記憶部185からRAM163にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM163にはまた、CPU161が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
バス150には、また、入力部152、出力部153、およびドライブ154も接続されている。
入力部152は、キーボードやマウス等のようなユーザ入力を受け付ける入力デバイスや、他の装置より供給されるデータや制御情報を受け付ける入力端子等を有する。例えば、入力部152は、制御部151に制御されて、ユーザ操作を受け付け、その操作に対応する制御情報を、バス150を介してCPU161等の他の処理部に供給する。また、入力部152は、例えば、制御部151に制御されて、入力端子に接続された他の装置より、静止画像データ、動画像データ、音楽データ、ゲームのプログラムやデータ、またはテキストデータ等のような、自動録画の対象とはならない他のコンテンツを取得し、バス150を介して、記憶部185に供給し、蓄積させる。
出力部153は、モニタやスピーカ等の出力デバイス、または他の装置にデータや制御情報を供給する出力端子等を有する。例えば、出力部153は、制御部151に制御されて、バス150を介して供給される制御情報やデータを、出力端子に接続された他の装置に出力する。また、出力部153は、例えば、制御部151に制御されて、バス150を介して供給されるコンテンツ等の映像をモニタに表示したり、音声をスピーカより出力したりする。
ドライブ154には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア171が適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部185にインストールされる。また、ドライブ154は、制御部151に制御されて、バス150を介して供給されるプログラムやデータ(コンテンツも含む)等を、ドライブ154に装着されているリムーバブルメディア171に書き込む。
コンテンツ記録再生装置101は、さらに、チューナ181、ネットワークインタフェース182、番組情報取得モジュール183、エンコーダ184、記憶部185、デコーダ186、およびコンテンツ出力インタフェース187を有する。
チューナ181は、図1の放送局103より放送されるテレビジョン信号を受信する受信機である。チューナ181は、制御部151に制御されて、受信チャンネルを選局し、所望のチャンネルにおいて放送されるテレビジョン信号を、アンテナ111を介して受信する。チューナ181は、受信したテレビジョン信号に含まれる、コンテンツや番組情報等のデータを抽出し、番組情報取得モジュール183やエンコーダ184に供給する。また、チューナ181は、データ(コンテンツ)をコンテンツ出力インタフェース187に供給し、録画中の番組を表示装置102に表示させたり、番組を録画せずに表示装置102に表示させたりすることもできる。
ネットワークインタフェース182は、図1のネットワーク120に接続され、ネットワーク120を介してデータや制御情報等の授受を行うインタフェースである。例えば、ネットワークインタフェース182は、バス150に接続されており、制御部151に制御されて、ネットワーク120を介して流行語蓄積サーバ104より供給される流行語のデータを取得し、その流行語を、バス150を介して制御部151や記憶部185等に供給する。また、ネットワークインタフェース182は、制御部151に制御されて、バス150を介して供給されるデータをパケット化し、ネットワーク120を介して接続される他の装置に供給することもできる。さらに、ネットワークインタフェース182は、ネットワーク120を介して番組情報を取得することもできる。番組情報は、放送局103よりテレビジョン信号に重畳されて供給されるEITだけでなく、所定のWEBサーバ105が、ネットワーク120を介して配信する場合もある。ネットワークインタフェースは、番組情報取得モジュール183の要求に基づいてその番組情報を取得すると、それを番組情報取得モジュール183に供給する。
番組情報取得モジュール183は、制御部151に制御されて番組情報の取得に関する処理を行う。例えば、番組情報取得モジュール183は、チューナ181より供給されるデータより番組情報を抽出し、バス150を介して記憶部185に供給し、保持させる。また、例えば、番組情報取得モジュール183は、ネットワークインタフェース182を介して、番組情報を配信するWEBサーバ105より番組情報を取得し、バス150を介して記憶部185に供給し、保持させる。
エンコーダ184は、制御部151に制御されて、チューナ181より供給されるコンテンツをMPEG(Moving Picture Experts Group)等の所定のフォーマットで符号化し、得られた符号化データを、バス150を介して記憶部185に供給し、記憶させる。なお、放送されるコンテンツがデジタル符号化データの場合、そのコンテンツは、そのまま記憶部185に記憶させることができるので、このエンコーダ184を省略することができる。
記憶部185は、例えばハードディスク等のような、大容量の記憶媒体を有し、バス150を介して供給されるデータやプログラムを記憶したり、記憶しているデータを読み出して他の処理部に供給したりする。記憶部185は、例えば、記憶領域として、各部の制御に関するプログラムやデータ等を含む制御情報を記憶する制御情報記憶領域191、番組情報を記憶する番組情報記憶領域192、録画されたコンテンツ(符号化データ)や、入力部152やネットワークインタフェース182を介して入力された、例えば、静止画像データ、動画像データ、音楽データ、ゲームのプログラムやデータ、またはテキストデータ等のような、自動録画の対象とならない他のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶領域193を有する。
もちろん、記憶部185がこれら以外のデータを記憶するようにしてもよいし、そのための記憶領域を有するようにしてもよい。また、以上においては説明の便宜上、各種情報が記憶される記憶領域を、その種類によって分けるように説明したが、この限りではなく、例えば、全種類のデータが1つの記憶領域に記憶されるようにしてもよい。
デコーダ186は、コンテンツ再生時において制御部151に制御され、バス150を介して記憶部185より供給されるコンテンツ(符号化データ)を取得すると、それを復号し、得られた復号データをコンテンツ出力インタフェース187に供給する。
コンテンツ出力インタフェース187は、表示装置102等の外部の装置に接続され、制御部151に制御されて、チューナ181またはデコーダ186より供給されるコンテンツをその外部の装置に出力する。
コンテンツ記録再生装置101は、制御部151のCPU161においてプログラムを実行することにより、上述したように、流行語や番組情報の取得、流行語の絞込み、その流行語を用いた録画予約、番組の特性に応じた録画予約の候補の再設定、録画処理、および再生処理等の各種機能を実現する。
図3は、そのコンテンツ記録再生装置101が有する、流行語を用いた自動録画に関する機能を説明する機能ブロック図である。
図3において、コンテンツ記録再生装置101は、機能として、自動録画処理部201、予約候補蓄積部202、予約管理部203、計時部204、録画制御部205、および表示制御部206を有する。
自動録画処理部201は、自動録画機能に関する処理を行う処理部であり、流行語取得処理部211、番組情報取得処理部212、流行語絞込み部213、番組検索部214、予約方法決定部215、および予約実行部216を有する。なお、以下においては、流行語を用いた自動録画についてのみ説明するが、実際には、自動録画処理部201は、例えば、ユーザが指定した語句(ユーザ指定キーワード)に基づいて自動録画を行うこともできる。
流行語取得処理部211は、自動録画における流行語の取得に関する処理を行う。例えば、流行語取得処理部211は、ネットワークインタフェース182を制御して、流行語集積サーバ104にアクセスさせ、流行語を供給させる。また、流行語取得処理部211は、流行語を予め取得して記憶部185等に蓄積させておき、自動録画処理の際には、その記憶部185等に蓄積されている流行語を取得するようにしてもよい。なお、この流行語の数は任意であるが、通常の場合複数である。
番組情報取得処理部212は、自動録画における番組情報の取得に関する処理を行う。番組情報は、通常、EITとしてテレビジョン番組に重畳されて定期的または不定期に送信されており、番組情報取得モジュール183により、その番組情報が取得されて記憶部185(番組情報記憶領域192)等に蓄積されている。番組情報取得処理部212は、その記憶部185等に蓄積された番組情報を、バス150を介して取得する。なお、番組情報取得処理部212は、ネットワーク120を介して取得された番組情報を取得するようにしてもよい。
流行語絞込み部213は、流行語取得処理部211において取得された流行語の集合の中から、実際に予約録画に利用する流行語の絞込みを行う。後述するように、各番組の番組情報に流行語、若しくは流行語に関連する情報が含まれる番組が、録画対象の候補(録画候補)として選択される。従って、一般的に、流行語集積サーバ104より供給される流行語の数が増えるほど、録画候補とされる番組の数は増える。自動録画する番組数が必要以上に増大すると、ユーザは録画された大量の番組群の中から視聴する番組を選択しなければならず、視聴時における作業が煩雑になることにより、ユーザの視聴意欲が低下する恐れがある。そこで、流行語絞込み部213は、実際に自動録画に利用するキーワードとして使用する流行語の絞り込みを行う。
単純に、流行語集積サーバ104より取得する流行語の数を低減させるようにしてもよいが、全ての流行語に対してユーザが興味を示すとは限らない。つまり、流行語集積サーバ104より取得される流行語は、例えば出現頻度等、ユーザの嗜好と無関係に選択される語句なので、その数を低減させると、自動録画される番組数は低減するが、ユーザが興味を示す番組を録画する可能性も低くなってしまう恐れがある。そこで、流行語絞込み部213は、ユーザが指定したキーワードやユーザが保存したコンテンツに付加されたテキスト情報等を参照し、ユーザが興味を示す語句を推定することにより、よりユーザの嗜好に合った流行語を抽出する(ユーザが興味を示さない可能性の高い流行語を破棄する)ように、敢えて必要な数より多めに取得した流行語の中から絞込みを行う。
流行語絞込み部213は、絞込み制御部221、ユーザ指定キーワード管理部222、装置内キーワード管理部223、流行語抽出部224、および予約用キーワード管理部225を有する。
絞込み制御部221は、流行語の絞込みに関する制御処理を行う。ユーザ指定キーワード管理部222は、ユーザが過去に登録した語句であるユーザ指定キーワードを管理する。ユーザ指定キーワードは、例えば、自動録画用にユーザが登録する語句である。詳細については省略するが、コンテンツ記録再生装置101は、ユーザ指定キーワードに基づく自動録画を行う機能も有しており、ユーザは、例えば、ユーザ指定キーワード登録用のGUI(Graphical User Interface)画面等を用いて任意に語句を設定することができる。このように登録されたユーザ指定キーワードは、例えば、記憶部185の制御情報記憶領域191等に格納される。このユーザ指定キーワードは、ユーザ自身が登録した語句であり、当然、そのユーザの嗜好を示す情報である。ユーザ指定キーワード管理部222は、絞込み制御部221に制御されて、このように登録されたユーザ指定キーワードを、そのユーザ指定キーワードが格納されている記憶部185より取得し、流行語抽出部224に供給する。
装置内キーワード管理部223は、コンテンツ記録再生装置101に記録されている語句を装置内キーワードとして管理する。コンテンツ記録再生装置101には、例えば、録画されたテレビジョン番組だけでなく、静止画像データ、動画像データ、音声データ、テキストデータ、またはプログラム等、あらゆる情報が、ユーザによって、コンテンツとして記憶部185のコンテンツ記憶領域193等に記録される。つまり、これらの各種のコンテンツは、ユーザの嗜好を反映するものであり、そのコンテンツそのもの、またはそのコンテンツに付加されているメタデータ等のテキスト情報には、ユーザの嗜好を示す情報が含まれている可能性が高い。装置内キーワード管理部223は、絞込み制御部221に制御されて、このようなコンテンツ記録再生装置101に記録されているコンテンツ、またはその関連情報より語句を装置内キーワードとして抽出し、流行語抽出部224に供給する。
流行語抽出部224は、絞込み制御部221に制御されて、ユーザ指定キーワード管理部222より供給されたユーザ指定キーワード、若しくは、装置内キーワード管理部223より供給された装置内キーワード、またはその両方に基づいて、流行語取得処理部211により取得された流行語群より、ユーザの嗜好に近い流行語を抽出する。例えば、流行語抽出部224は、流行語取得処理部211により取得された流行語群より、ユーザ指定キーワード管理部222より供給されたユーザ指定キーワードを含む若しくは一致する流行語を抽出する。また、例えば、流行語抽出部224が、予め所定の辞書データを有し、その辞書データを用いてユーザ指定キーワードに対応する(関連する)語句を特定し、その語句を含むまたは一致する流行語を抽出するようにしてもよい。なお、装置内キーワードを用いて絞込みを行う場合も同様であるのでその説明は省略する。
予約用キーワード管理部225は、流行語抽出部224により抽出された流行語を、番組の録画予約に利用する予約用キーワードとして管理し、必要に応じてその予約用キーワードを番組検索部214に供給する。
なお、絞込み制御部221は、流行語の絞込みを行わないように制御することもできる。その場合、流行語取得処理部211により取得された流行語の全てがそのまま予約用キーワードとされる。
番組検索部214は、流行語絞込み部213において絞り込まれた流行語を予約用キーワードとし、番組情報取得部212により取得された番組情報群の中から、その予約用キーワードに対応する番組情報を検索し、その番組情報に対応する番組を録画予約するコンテンツの候補として設定する。番組検索部214は、番組検索制御部231、番組タイトル比較部232、番組記述比較部233、拡張記述比較部234、紐付け部235、および予約候補リスト追加部236を有する。
番組検索制御部231は、予約用キーワード管理部225より予約用キーワード(流行語)を取得したり、その中から処理対象の流行語を選択したりする等、録画する番組の検索に関する制御処理を行う。
番組タイトル比較部232は、各番組の番組情報中の番組タイトルと予約用キーワードと比較し、番組タイトルに予約用キーワードを含む番組を検索する。番組記述比較部233は、各番組の番組情報中の番組記述と予約用キーワードと比較し、番組記述に予約用キーワードを含む番組を検索する。拡張記述比較部234は、各番組の番組情報中の拡張記述と予約用キーワードと比較し、拡張記述に予約用キーワードを含む番組を検索する。
番組情報には、その番組に関する各種の情報が記述される。例えば、番組名は、Short Event Descriptor(短形式イベント記述子)のevent_name_charとして記述される。また、その番組に関する簡単な説明(例えば最長80文字、160バイト)である番組記述は、Short Event Descriptor(短形式イベント記述子)のtext_charとして記述される。さらに、その番組に関するより詳細な説明(例えば100文字以下)を含む拡張記述は、Extended Event Descriptor(拡張形式イベント記述子)item_charとして記述される。なお、番組情報は、これら以外にも、例えば放送に関する情報やデータに関する情報等、各種の情報が含まれる。例えば、シリーズ番組をユニークに識別するための識別子(ID)が、Series Descriptor(シリーズ記述子)のseries_idとして記述される。また、例えば、その番組が本放送(初回目の放送)であるか、または何回目の再放送(2回目以降の放送)であるかを示す情報が、Series Descriptor(シリーズ記述子)のrepeat_labelとして記述される。
番組タイトル比較部232、番組記述比較部233、拡張記述比較部234は、それぞれ、予約用キーワードを含む番組情報を検索結果として紐付け部235に供給する。紐付け部235は、それらの番組情報と使用した予約用キーワードを関連付けて対応させる(紐付けする)。予約候補リスト追加部236は、予約用キーワードと紐付けされた番組情報を、録画予約する番組の新たな候補(予約候補)とし、予約候補の一覧である予約候補リストに追加することにより、その番組を予約候補に設定する。
予約方法決定部215は、このように検索された予約候補の再設定(更新)を行う。近年、テレビジョン放送を行う放送局や放送チャンネルの数が増大し、それに伴い放送される番組の数も増大し、内容の一部が重複する番組も存在する。例えば、ニュース番組は、各放送局においてそれぞれ様々な時間帯に放送されており、それらの番組において取り扱われるニュースが互いに重複することも珍しくない。このような場合、1つの予約用キーワードで多数のニュース番組が予約候補とされてしまう可能性が高い。特に、世間で注目されている事象を反映する語句である流行語を予約用キーワードとする場合、最新の情報を取り扱うニュース番組が検索される可能性が高くなる。つまり、1つの流行語に基づいて、同内容のニュース番組が多数検索され、録画される可能性が高くなる。
例えば、ニュース番組とバラエティ番組のように、1つの予約キーワードに基づいて録画された複数の番組が互いに異なるジャンルの番組である場合、その予約キーワードに関する内容であっても互いに異なる可能性も高い。しかしながら、同じジャンルのニュース番組が1つの予約キーワードに基づいて複数録画されても、それらの予約用キーワードに関する放送内容は互いに略同一である可能性が高く、ユーザは1つのニュース番組を視聴すれば十分であることも多いと考えられる。このような場合、多数録画されたその他のニュース番組はユーザにとって不要な番組となってしまう。ユーザが興味を示さない不要な番組を多数録画すると、録画される番組数が不要に増大し、ユーザにとって利便性が低下し、ユーザの視聴意欲を低減させてしまう恐れがある。
つまり、このように内容が重複する場合、1つの番組のみを録画し、内容が重複する他の番組の録画を行わないようにすることが望ましい。
また、例えば、所謂連続ドラマのように、複数の番組で互いに関連する内容を放送する番組(所謂シリーズ物の番組)もあるが、上述した予約用キーワードによる検索により、このようなシリーズ物の一連の番組群の内、一部の番組しか検索されないことも考えられる。例えば、自動録画された連続ドラマの一話分の番組を視聴し、その連続ドラマの続きの番組を視聴したいと考えた場合、ユーザは、その続きの番組を別途手動で予約しなければならなかった。
つまり、このようにシリーズ物の番組群に対しては、その一部の番組が予約候補とされた場合、そのシリーズの他の回の番組も予約候補とするのが望ましい。なお、このような番組に対してユーザが興味を持たない場合も考えられるが、その場合は、ユーザが、その不要な同シリーズの他の番組を削除すればよい。同シリーズの番組は、上述したように番組情報にseries_idが割り当てられており、さらに番組名等にも共通部分が多く、判別が容易であるので、ユーザは各番組を視聴せずに容易に削除を行うことができる。なお、さらに操作性を向上させるために、同シリーズの番組を一括して削除することができるようなインタフェースを設けても良い。
このように、単純に予約用キーワードに基づいて検索した番組を録画することが、必ずしもユーザにとって最適な番組選択方法であるとは限らず、ジャンルや放送パターン等の各番組の特性によって、予約候補を再設定(更新)することにより、ユーザにとって不要な番組の録画や、ユーザが興味を示しそうな番組の取りこぼしを低減させることができる。すなわち、この再設定により、コンテンツ記録再生装置101は、ユーザの満足度がより向上するように録画を制御することができる。
予約方法決定部215は、予約候補番組情報解析部241および予約候補リスト更新部242を有する。予約候補番組情報解析部241は、番組検索部214において検索され、予約候補とされた番組の番組情報から、例えば、ジャンルや放送パターン等、その番組の特性を解析する。予約候補リスト更新部242は、その解析結果に基づいて、不要とされる予約候補を予約候補リストから削除したり、新たな番組を予約候補としてリストに追加したり、予約する番組を他の時間帯に放送される番組に変更したりする。つまり、予約候補リスト更新部242は、予約候補の番組情報の解析結果に基づいて、必要に応じて予約候補リストの更新を行う。
予約実行部216は、このように必要に応じて更新された予約候補リストに含まれる各予約候補に対して予約を実行する。つまり、予約実行部216は、予約候補リストを予約候補蓄積部202に蓄積させて、予約管理部203に管理させることにより、各予約候補を、予約情報として登録する。
予約候補蓄積部202は、例えば、RAM163に構築される、予約候補を蓄積するデータベースである。予約管理部203は、この予約候補蓄積部202に蓄積される各予約候補を、計時部204より供給される時刻情報に基づいて管理する。つまり、予約管理部203は、予約録画処理における録画処理の実行の制御を行う。例えば、各予約候補に対して、その予約候補が指定する時刻に録画制御部205を制御して録画処理を開始させたり、終了させたりする。また、予約管理部203は、例えばユーザ指示等に基づいて、表示制御部206を制御し、現在登録されている予約候補に関する情報等を画像情報としてモニタに表示させる。
計時部204は、現在の時刻情報を予約管理部203に通知する。録画制御部205は、予約管理部203に制御され、番組の録画に関する処理を行う。例えば、録画制御部205は、チューナ181、エンコーダ184、記憶部185、およびコンテンツ出力インタフェース187等を制御して、予約管理部203に指定された受信チャンネルのテレビジョン信号を受信させ、そのテレビジョン信号に含まれるコンテンツデータを符号化し、得られた符号化データをコンテンツ記憶領域193に記憶させたり、そのコンテンツデータの画像や音声を表示装置102より出力させたりする。
表示制御部206は、予約管理部203に制御され、録画予約に関する画像表示についての処理を行う。例えば、表示制御部206は、デコーダ186およびコンテンツ出力インタフェース187、または出力部153等を制御し、現在登録されている予約の一覧等、録画予約された番組に関する情報を、画像情報として表示装置102に表示させてユーザに提示する。
なお、これらの処理部はハードウェアにより構成されるようにしてもよいし、ソフトウェアにより構成されるようにしてもよいし、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより実現されるようにしてもよい。
次に、以上のようなコンテンツ記録再生装置101において行われる、流行語を用いた自動録画処理の流れについて説明する。
最初に、この自動録画処理全体の流れの例を図4のフローチャートを参照して説明する。
流行語をキーワードとする自動録画処理が開始されると、流行語取得処理部211(図3)は、ステップS1において、流行語集積サーバ104において集積された流行語群を、例えば記憶部185を介して取得する。各流行語にはその単語とランク(重み)が付与されている。ステップS2において、番組情報取得処理部212は、番組情報記憶領域192より番組情報を取得する。以下においては説明の便宜上、この番組情報がARIBに規定される形式のものとして説明するが、番組情報の形式は任意である。
ステップS3において、流行語絞込み部213は、取得された流行語群の中からキーワードとして使用する語句を絞り込む流行語絞込み処理を実行する。流行語絞込み処理の詳細については後述する。ステップS4において、番組検索部214は、流行語をキーワードとして録画予約する番組の候補を検索する番組検索処理を実行する。この番組検索は、流行語取得時点で番組情報記憶領域192に記憶されている全ての番組情報の番組タイトル、番組記述、または拡張記述部の文字列にキーワード(流行語)が含まれているかどうかを判定することによって行われる。番組検索処理の詳細については後述する。
ステップS5において、予約方法決定部215は、番組の特性に基づいて予約候補リストを更新するための予約方法決定処理を実行する。予約方法決定処理の詳細については後述する。ステップS6において、予約実行部216は、各予約候補に対して、録画可能であれば、録画予約を実行し、予約候補リストを予約候補蓄積部202に蓄積させ、予約管理部203に管理させる。また、例えば予約候補の録画時刻が、既に登録されている他の録画予約と重複する等して録画不可能な場合、予約実行部216は、その予約候補をキャンセルする。
予約管理部203は、その予約候補蓄積部202に蓄積された各予約候補を、手動で予約された録画予約と同様に管理し、それぞれの情報に基づいて録画処理を実行する。ステップS6の処理が終了すると自動録画処理は終了する。
次に、図5のフローチャートを参照して、図4のステップS3において実行される流行語絞込み処理の流れの例を説明する。
流行語絞込み処理が開始されると、ステップS21において絞込み制御部221は、ユーザ指定キーワードによる絞込みを行うか否かを判定する。ユーザ指定キーワードによる絞込みを行わないと判定した場合、処理はステップS22に進む。ステップS22において、絞込み制御部221は、装置内キーワードによる絞込みを行うか否かを判定する。装置内キーワードによる絞込みを行わないと判定した場合、流行語絞込み処理が終了されて図4のステップS3に戻り、ステップS4以降の処理が実行される。
この場合、流行語の絞込みは行われておらず、流行語集積サーバ104において集積された流行語が全てキーワードとして番組の検索に利用される。後述する番組検索においては、番組情報群の中からキーワードを含むものが検索されるが、番組情報群に含まれないキーワードは自動的に破棄されることになる。つまり、この場合、番組検索を行うことにより、同時に流行語の絞込みも行われるとみなすことができる。
図5のステップS21において、絞込み制御部221により、ユーザ指定キーワードによる絞込みを行うと判定された場合、処理は、ステップS23に進む。ステップS23において、流行語抽出部224は、ユーザ指定キーワード管理部222より供給された、例えば自動録画用にユーザが登録したユーザ指定キーワードに対応する流行語を流行語群の中から抽出する。
流行語抽出部224は、予めユーザが登録したユーザ指定キーワードと流行語群とを比較し、ユーザ指定キーワードに一致する流行語を抽出する。なお、流行語抽出部224は、例えば、コンテンツ記録再生装置101内部または流行語蓄積サーバ104等に予め用意された類義語辞書等を用いて、ユーザ指定キーワードの関連語を特定することができるようにし、ユーザ指定キーワードと一致する流行語だけでなく、そのユーザ指定キーワードの関連語と一致する流行語も抽出することができるようにしてもよい。なお、この類義語辞書のデータは、手動または自動により、定期的または不定期に更新可能である。ステップS23の処理が終了すると処理は、ステップS25に進む。
また、ステップS22において、絞込み制御部221により、装置内キーワードによる絞込みを行うと判定された場合、処理は、ステップS24に進む。ステップS24において、流行語抽出部224は、装置内キーワード管理部223より供給された、コンテンツ記録再生装置101内に存在する装置内キーワードに対応する流行語を流行語群の中から抽出する。
上述したように、コンテンツ記録再生装置101内には、例えば、録画済みのテレビジョン番組、テレビジョン番組以外の静止画像データまたは動画像データ、音楽データ、ゲームのプログラムやデータ等、様々なコンテンツを保存することができる。装置内キーワード管理部223は、それらのコンテンツ、またはそれらのコンテンツに付加されたメタデータ等に含まれる語句を装置内キーワードとして管理する。
このようなメタデータとして例えば、録画済みのテレビジョン番組の番組情報、入力部152を介して入力されて記憶部185に記憶された静止画像データである保存済静止画像データ(例えば、写真ファイル)のメタデータ(説明、タグ等)、および、入力部152を介して入力されて記憶部185に記憶された動画像データである保存済動画像データ(例えば、ビデオファイル)のメタデータ(説明、タグ等)等がある。これらのデータは例えばXML(Extensible Markup Language)により記述される。
図6は、録画済番組の番組情報のXMLによる記述例を示す図である。図6に示されるように、録画済番組の番組情報には、例えば、番組名、放送年月日、開始時間、番組の長さ、放送局名、装置内での録画済番組のファイルの位置、および番組説明等の、録画済番組に関する情報が、それぞれ、専用のタグを用いて記述される。もちろん、これら以外の情報が記述されていてもよい。
図7は、保存済静止画像データの関連情報のXMLによる記述例を示す図である。図7に示されるように、保存済静止画像データ(写真ファイル)の関連情報には、例えば、写真タイトル、撮影年月日、撮影時間、装置内での写真ファイルの位置、写真の説明、および、ユーザが入力した任意の数のキーワード(タグ1−1、タグ1−2、タグ1−3等)等の、保存済静止画像データに関する情報が、それぞれ、専用のタグを用いて記述される。もちろん、これら以外の情報が記述されていてもよい。
図8は、保存済動画像データの関連情報のXMLによる記述例を示す図である。図8に示されるように、保存済動画像データ(ビデオファイル)の関連情報には、例えば、動画タイトル、撮影年月日、撮影時間、装置内での写真ファイルの位置、写真の説明、および、ユーザが入力した任意の数のキーワード(タグ1−1、タグ1−2、タグ1−3等)等の、保存済動画像データに関する情報が、それぞれ、専用のタグを用いて記述される。もちろん、これら以外の情報が記述されていてもよい。
装置内キーワード管理部223は、これらのファイルのXML記述に含まれる語句をキーワードとして管理する。
なお、保存済静止画像データ(写真ファイル)は、例えば、コンテンツ記録再生装置101のユーザが撮影した写真や、ユーザが友人より譲り受けた写真のデジタルデータであり、入力部152等を介して入力され、記憶部185に蓄積されたデータを示す。同様に、保存済動画像データ(ビデオファイル)は、例えば、コンテンツ記録再生装置101のユーザが撮影した動画像や、ユーザが友人より譲り受けた動画像のデジタルデータであり、入力部152等を介して入力され、記憶部185に蓄積されたデータを示す。
このような保存済静止画像データや保存済静止画像データは、放送されたコンテンツではなく、ユーザが保存させたコンテンツであるので、その関連情報には、ユーザの嗜好が十分に反映されていると考えることができる。例えば、このように、放送されるテレビジョン番組以外のコンテンツを保存させるユーザは、単にデータを保存させるだけでなく、その保存させたデジタルデータを利用することが考えられ、さらに、そのためにデジタルデータの管理をより積極的に行うことが考えられる。つまり、このようなコンテンツをコンテンツ記録再生装置101に保存させるユーザは、そのデータに対して、そのコンテンツに関する説明等の関連情報を積極的に付与する可能性が高く、このようなコンテンツの関連情報には、ユーザの嗜好が十分に反映されていると考えることができる。
従って、これらの情報に含まれる文字列と流行語とを比較することにより、流行語抽出部224がユーザの好みをより反映した流行語のみを抽出することを期待することができる。なお、装置内キーワードは、上述した情報以外の情報に含まれる語句であってもよく、装置内キーワード管理部223は、コンテンツ記録再生装置101に保存される任意の情報に含まれる語句を、装置内キーワードとして管理することができる。
また、流行語抽出部224は、装置内キーワード管理部223が供給可能な装置内キーワードの全部を流行語と比較するようにしてもよいし、装置内キーワードの一部のみを流行語と比較するようにしてもよい。その場合の、流行語との比較に使用する装置内キーワードの選択方法は任意である。例えば、装置内キーワード管理部223により選択されるようにしてもよいし、ユーザにより選択されるようにしてもよい。
ステップS24の処理が終了すると、処理は、ステップS25に進む。ステップS25において、予約用キーワード管理部225は、ステップS23の処理またはステップS24の処理において抽出された、ユーザの嗜好を反映した流行語を、予約用キーワードに追加し、管理する。ステップS25の処理が終了すると、流行語絞込み処理が終了され、処理は図4のステップS3に戻り、ステップS4以降の処理が実行される。
次に、図9のフローチャートを参照して、図4のステップS4において実行される番組検索処理の詳細な流れの例を説明する。
ステップS41において、番組検索制御部231は、未処理の流行語を選択する。ステップS42において、番組タイトル比較部232は、その選択した流行語と番組タイトルを比較し、ステップS43において、番組タイトルにその流行語が含まれているか否かを判定する。番組タイトルに流行語が含まれていないと判定された場合、処理はステップS44に進む。
番組記述比較部233は、ステップS44において、選択した流行語と番組記述を比較し、ステップS45において番組記述にその流行語が含まれるか否かを判定する。番組記述に流行語が含まれていないと判定された場合、処理は、ステップS46に進む。拡張記述比較部234は、ステップS46において、選択した流行語と拡張記述を比較し、ステップS47において拡張記述にその流行語が含まれるか否かを判定する。拡張記述に流行語が含まれていないと判定された場合、処理はステップS51に進む。
また、ステップS43において、番組タイトルに流行語が含まれると判定された場合、ステップS45において番組記述にその流行語が含まれると判定された場合、または、ステップS47において拡張記述にその流行語が含まれると判定された場合、処理はステップS48に進む。
このように、番組情報内の各記述に予約用キーワードとして選択された流行語が含まれるか否かが確認される。番組情報内に、予約用キーワードとして選択された流行語が含まれる記述がある場合、その番組情報に対応する番組が予約候補とされ、ステップS48において、紐付け部235は、選択された流行語とその流行語を含む番組情報(番組)を紐付けする。
これは録画済番組の説明をユーザに提示する際に、何をキーワードとしてその番組を選択して録画したのかを示すためである。ユーザ指定キーワードに基づいて自動録画を行う場合、使用されるキーワードはユーザ自身が指定したものであるから、ユーザは、録画された番組を視聴すれば、何の情報も無くてもある程度どういう理由で(どのキーワードに基づいて)その番組が選択されて録画されたかを把握することができる。しかしながら、流行語をキーワードとして自動録画を行う場合、使用するキーワードはユーザが指定したものではないので、ユーザは、録画された番組を視聴しても、どういう理由で(どのようなキーワードに基づいて)その番組が選択されて録画されたかを把握することができない。
その録画の理由(キーワード(流行語))を知るためには、ユーザは、その番組を視聴するか、または、録画された番組の番組情報を全て参照し、推測する必要があり、作業が煩雑なだけでなく、不正確な情報しか得られない。従って、ユーザが視聴前にその番組に対して興味を抱く可能性が低減し、その番組に対する視聴意欲が低下してしまう恐れがある。つまり、ユーザが録画された番組に対する価値を全く見出せない、または、より低い価値しか見出せない恐れがあり、録画された番組に対する満足度が低下する恐れがある。
さらに、使用されたキーワード(流行語)が不明であるため、ユーザがその流行語に対する興味を持つ可能性も低下する。
そこで、上述したように、紐付け部235は、流行語とその流行語を含む番組情報(番組)を紐付けするようにし、ユーザ指示等に基づいて、その番組情報を表示させる場合に、番組情報とともに使用した流行語をユーザに提示するようにする。このようにすることにより、ユーザは、視聴する前の時点においても録画された理由(予約用キーワード(流行語))を容易に把握することができ、その番組に対する判断を行うことができる。つまり、ユーザは、録画された番組に対して、その視聴前に興味を抱くこともできるし、興味を持たなければ視聴前にその番組を削除することもできる。従ってユーザの利便性は向上し、録画された番組に対するユーザの満足度の向上を期待することができる。
また、使用した流行語をユーザに提示することにより、ユーザが、コンテンツだけでなく、その流行語、つまり流行の内容に対して興味を抱くことも期待することができる。さらに、ユーザ自身がその流行語に関連するキーワードを指定することも期待することができる。すなわち、ユーザは、使用された流行語から、よりユーザの嗜好に応じた、新たなキーワードを連想し、コンテンツ記録再生装置101に対して、そのキーワードで自動録画を行わせることができる。これにより、コンテンツ記録再生装置101は、よりユーザの嗜好に応じた番組を録画することができ、録画された番組に対するユーザの満足度をより向上させることができる。
予約候補リスト追加部236は、ステップS49において、その番組が予約候補リストに追加済みの番組であるか否かを判定し、予約候補リストに追加済みの番組でないと判定した場合、ステップS50において、番組情報を予約候補リストに追加する。ステップS50の処理が終了すると、処理はステップS51に進む。また、ステップS49において、予約候補リストに追加済みの番組であると判定された場合、ステップS50の処理は省略され、処理はステップS51に進む。
ステップS51において、番組検索制御部231は、全ての流行語を調べたか否かを判定する。全ての流行語が調べられておらず、未処理の流行語が存在すると判定された場合、処理は、ステップS41に戻り、それ以降の処理が繰り返される。また、ステップS51において、全ての流行語が調べられ、未処理の流行語が存在しないと判定された場合、番組検索処理は終了され、処理は、図4のステップS4に戻り、ステップS5以降の処理が実行される。
以上のように、番組情報内に予約用キーワードとして選択された流行語が含まれるか否かによって、予約候補とされる番組が検索される。
次に、図4のステップS5において実行される予約方法決定処理の詳細な流れの例を、図10のフローチャートを参照して説明する。
ステップS71において、予約候補番組情報解析部241は、予約候補リストの各予約候補の番組情報を解析し、1つのキーワードに対応する予約候補群において、ニュース番組が複数含まれるか否か、すなわち、内容が重複するニュース番組が複数予約候補とされたか否かを判定する。
ARIBにより規定されるEITの場合、その番組のジャンルは、Content Descriptor(コンテント記述子)として記述される。この記述子において、content_nibble_level_1は番組ジャンル大分類を示し、content_nibble_level_2は、番組ジャンル中分類を示す。図11および図12に、ARIBにより規定されている番組ジャンル大分類と番組ジャンル中分類の一覧を示す。予約候補番組情報解析部241は、番組情報の、このような記述子を参照することにより、ニュース番組(例えば、大分類においてニュース・報道に分類される番組(図11))を特定することができる。
以上のようにして、1つのキーワードに対応する予約候補群において、ニュース番組が複数含まれると判定された場合、処理はステップS72に進む。
ステップS72において、予約候補リスト更新部242は、その、内容が重複する複数のニュース番組の内、いずれか1つを抽出し、他を候補より削除する。抽出する番組をいずれにするかは任意であるが、例えば、放送時間が長い番組ほど、キーワードとして使用された流行語に反映される事象についてもより長く詳細に取り扱うであろうと推定し、内容が重複するニュース番組群の内、最も放送時間の長い番組を抽出するようにしてもよい。
図13にその番組選択の例を示す。
例えば、停電が起こった次の日に、流行語が「大停電」となる場合、多くのユーザは停電の起こった事実やその理由を知ることができれば十分である。そしてほとんどのニュース番組では出来事の解説に停電が起こった事実や理由が報道される。つまり、最も詳細に解説するニュース番組を1つだけ視聴すれば、ユーザは、出来事そのものやその理由を知ることが可能であり、満足するものと考えることができる。
図13の例の場合、「大停電」をキーワードとして予約候補とされた「ニュースAAA」、「ニュースBBB」、および「ニュースCCC」の各番組の内、「ニュースAAA」の放送時間が最も長い。従って、予約候補リスト更新部242は、「ニュースAAA」が最も詳細に「大停電」について報道していると判定し、優先させる。ただし、予約のスケジューリングにおいて「ニュースAAA」の録画が不可能であるとされる場合、順位2位の「ニュースBBB」を予約候補とするようにしてもよい。
もちろんこの選択方法は任意であり、例えば、予約候補リスト更新部242は、番組内においてより重要に扱われる情報については、その番組情報により多く記述されると推定し、番組情報内に含まれている流行語の数が最も多い番組を抽出するようにしてもよいし、番組情報内の各項目に重み付けを行い、番組情報内のどの項目に流行語が含まれるかによってその重要度を決定し、重要度の総和等が最も多い番組を抽出するようにしてもよいし、ユーザがより早く番組を視聴することができるように、最も早く放送される番組を選択するようにしてもよい。
ステップS72の処理が終了すると、処理はステップS73に進む。また、ステップS71において、1つのキーワードに対応する予約候補群において、ニュース番組が複数含まれないと判定した場合、処理はステップS73に進む。
ニュース番組に対する処理が終了すると、ステップS73において、予約候補番組情報解析部241は、予約候補リストの各予約候補の番組情報を解析し、予約候補群の中に、例えば連続ドラマのような、他の番組と内容が連続するシリーズ物の番組(シリーズ番組)を含むか否かを判定する。例えば、ARIBで規定されるEITの場合、Series Descriptor(シリーズ記述子)として、シリーズ番組をユニークに識別するseries_idが割り当てられる。予約候補番組情報解析部241は、番組情報の、このような記述子を参照することにより、シリーズ番組を特定することができる。
以上のようにして、予約候補にシリーズ番組が含まれると判定された場合、処理はステップS74に進む。
ステップS74において、予約候補リスト更新部242は、番組情報を参照し、そのシリーズ番組と同シリーズの番組であり、かつ、予約候補とされていない他の番組を検索し、予約候補に追加する。予約候補リスト更新部242は、各番組情報の、上述したSeries Descriptor(シリーズ記述子)を参照し、予約候補番組情報解析部241に検索されたseries_idと同じIDを持つ番組を予約候補に追加する。
ステップS74の処理が終了すると、予約方法決定処理は終了される。また、ステップS73において、シリーズ番組が予約候補に含まれないと判定された場合、予約方法決定処理は終了される。予約方法決定処理が終了されると、処理は、図4のステップS5に戻り、ステップS6以降の処理が実行される。
なお、以上においては、2つの場合について予約候補リストを更新するように説明したが、上述した以外の場合においても、予約候補リストを更新するようにしてもよい。例えば、予約候補に、以前に放送されたことのある番組を再度放送する、所謂再放送の番組が含まれている場合、その番組を削除するようにしてもよい。
例えば、ARIBで規定されるEITの場合、Series Descriptor(シリーズ記述子)として、何回目の放送であるかを示すrepeat_labelが記述されている。予約候補番組情報解析部241は、番組情報の、このような記述子を参照することにより、その番組が再放送されたものであるか否かを識別することができる。この識別に従って、予約候補リスト更新部242が、再放送された番組を予約候補の中から削除するようにしてもよい。
また、例えば、シリーズ番組の途中の回の番組が予約候補とされる場合がある。このようなとき、通常の場合、仮に図10のフローチャートを参照して説明したように予約候補の再設定を行っても、その番組より前の回の番組は録画することができない。しかしながら、例えば、そのシリーズ番組が、ある程度短期間の間に再度放送されるような場合、予約候補の番組より前の回の番組は、内容は全く同じであるので、再放送された番組を録画することにより代替するようにしてもよい。
この予約候補の再設定の方法は任意であり、上述した以外の方法であっても良い。
なお、上述したように、使用された流行語は、番組情報とともにユーザに提示されるようにしてもよい。図14に、その番組情報の表示例を示す。図14に示される番組情報表示画面300は、例えばユーザ指示等に基づいて行われる、図3の表示制御部206の制御により、例えば図1の表示装置102に表示されるGUI画像である。図14に示されるように、この番組情報表示画面300において、この番組の検索に使用された流行語が、「次のキーワードにヒットした番組です」というメッセージとともに、「○○」、「××」、「△△」、および「□□」のように表示される。
以上のように、流行語を予約用キーワードとして用いて自動録画を行うことにより、コンテンツ記録再生装置101は、単にコンテンツを自動的に記録するだけでなく、世の中の動向や、最新の情報を反映したコンテンツをユーザに提示することができる。
また、ユーザ指定キーワードや装置内キーワードを用いて流行語の絞込みを行うことにより、コンテンツ記録再生装置101は、世の中の動向を反映するだけでなく、ユーザの嗜好にも沿った語句をキーワードとして自動録画を行うことができ、ユーザが興味を示す可能性の高いコンテンツを録画し、ユーザに提示することができる。
さらに、コンテンツ記録再生装置101は、予約候補をその番組の特性に応じて再設定することにより、ユーザにとってより有用なコンテンツを録画するように、予約候補を再設定することができる。
なお、以上においては、流行語を用いた自動録画において予約候補の再設定を行う場合について説明したが、この予約候補の再設定は、ユーザ指定キーワードを用いた自動録画の予約候補や、ユーザが手動で指定する録画予約に対しても同様に行うことができる。このような予約候補の再設定を行うことにより、コンテンツ記録再生装置101は、ユーザが録画予約する番組を逐一指定しなくても、ユーザにとってより有用で価値の高い番組を録画することができる。つまり、コンテンツ記録再生装置101は、ユーザが指定した以上にユーザに適したコンテンツを録画し、提供することができる。これにより、録画されたコンテンツに対するユーザの満足度の向上を期待することができる。
図1において、流行語集積サーバ104は、WEBサーバ105等より、語句を収集し、蓄積するように説明したが、流行語は、例えば、流行語集積サーバ104のユーザが手動で入力した語句であってもよい。また、この流行語は、コンテンツ記録再生装置101がWEBサーバ105等より収集するようにしてもよい。また、コンテンツ記録再生装置101において録画されるコンテンツは、放送局103より放送されるテレビジョン番組であるように説明したが、録画(記録)されるコンテンツは、例えばネットワーク120を介して他の装置より供給されるものであってもよい。すなわち、コンテンツ記録再生装置101が、コンテンツを取得して記録する処理を、予め設定された予約情報に基づいて行うことができるのであれば、そのコンテンツ、並びに、コンテンツの伝送媒体は任意である。また、その予約はユーザ指示に基づいて行われるものであってもよいし、コンテンツ記録再生装置101が自動的に行うものであってもよい。
また、図1に示される予約録画システムは、図1に示される以外の構成であってもよく、例えば、コンテンツ記録再生装置101と表示装置102が1つの装置として構成されるようにしてもよい。また、コンテンツ記録再生装置101は、録画予約に関する制御を行う予約制御装置と、その予約制御装置の制御に従って実際にコンテンツを記録したり再生したりするコンテンツ記録再生装置の2つの装置として構成されるようにしてもよい。
さらに、図3に示される機能ブロックの各部を独立した装置として構成するようにしてもよい。例えば、自動録画処理部201を自動録画の予約に関する処理を行う装置として構成するようにしてもよいし、番組検索部214、予約方法決定部215、および予約実行部216を、所定のタイミングにおいて所定のコンテンツを取得し記録するように、前記コンテンツの取得および記録の実行を予約する1つの装置として構成するようにしてもよい。また、流行語絞込み部213、番組検索部214、および予約方法決定部215をそれぞれ互いに異なる装置としても良い。その他の処理部についても同様で有る。また、図3に示される複数の処理部を適宜組み合わせて1つの装置としても良い。
また、図1においては、コンテンツ記録再生装置101と表示装置102が、屋内に設置されるように示されているが、これらの設置場所は任意であり、屋外に設置されるようにしても良い。また、コンテンツ記録再生装置101と表示装置102が互いに異なる空間に設置されるようにしても良い。
さらに、流行語の絞込みは、例えば、流行語集積サーバ104において行われるようにしてもよい。ただし、その場合、クライアントとなるコンテンツ記録再生装置101のユーザの嗜好情報を予め流行語集積サーバ104に登録しておく必要がある。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータ、または、複数の装置よりなる情報処理システムの情報処理装置などに、プログラム記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、例えば、図2に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを配信するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)(登録商標)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア171により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに配信される、プログラムが記録されているROM162や、記憶部185に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数のデバイス(装置)により構成される装置全体を表すものである。
なお、以上において、1つの装置として説明した構成を分割し、複数の装置として構成するようにしてもよい。逆に、以上において複数の装置として説明した構成をまとめて1つの装置として構成されるようにしてもよい。また、各装置の構成に上述した以外の構成を付加するようにしてももちろんよい。さらに、システム全体としての構成や動作が実質的に同じであれば、ある装置の構成の一部を他の装置の構成に含めるようにしてもよい。つまり、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明は、コンテンツ記録再生装置に適用することが可能である。
本発明を適用した予約録画システムの構成例を示すブロック図である。 図1のコンテンツ記録再生装置の内部の構成例を示すブロック図である。 図2のコンテンツ記録再生装置が有する、流行語を用いた自動録画に関する機能を説明する機能ブロック図である。 自動録画処理の流れの例を説明するフローチャートである。 流行語絞込み処理の流れの例を説明するフローチャートである。 録画済番組の番組情報のXMLによる記述例を示す図である。 保存済静止画像データの関連情報のXMLによる記述例を示す図である。 保存済動画像データの関連情報のXMLによる記述例を示す図である。 番組検索処理の詳細な流れの例を説明するフローチャートである。 予約方法決定処理の詳細な流れの例を説明するフローチャートである。 ARIBにより規定されている番組ジャンル大分類と番組ジャンル中分類の一覧を示す図である。 ARIBにより規定されている番組ジャンル大分類と番組ジャンル中分類の一覧を示す、図11に続く図である。 番組選択の様子の例を示す図である。 番組情報の表示例を示す図である。
符号の説明
101 コンテンツ記録再生装置, 102 表示装置, 103 放送局, 104 流行語サーバ, 105 WEBサーバ, 151 制御部, 152 入力部, 153 出力部, 185 記憶部, 201 自動録画処理部, 202 予約候補蓄積部, 203 予約管理部, 205 録画制御部, 206 表示制御部, 211 流行語取得処理部, 212 番組情報取得部, 213 流行語絞込み部, 214 番組検索部, 215 予約方法決定部, 216 予約実行部, 221 絞込み制御部, 222 ユーザ指定キーワード管理部, 223 装置内キーワード管理部, 224 流行語抽出部, 225 予約用キーワード管理部, 231 番組検索制御部, 232 番組タイトル比較部, 233 番組記述比較部, 234 拡張記述比較部, 235 紐付け部, 236 予約候補リスト追加部, 241 予約候補番組情報解析部, 242 予約候補リスト更新部

Claims (15)

  1. 所定のタイミングにおいて所定のコンテンツを取得し記録するように、前記コンテンツの取得および記録の実行を予約する情報処理装置であって、
    前記取得および前記記録を予約するコンテンツの候補を設定する設定手段と、
    前記設定手段により前記候補として設定されたコンテンツの特性に応じて、前記候補の再設定を行う再設定手段と、
    前記再設定手段により前記候補として再設定されたコンテンツの取得および記録の実行を予約する予約実行手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記再設定手段は、
    コンテンツに関する説明が記述された関連情報に基づいて、前記候補とされる各コンテンツの特性を解析する解析手段と、
    前記解析手段の解析結果に基づいて、前記候補の追加、削除、または変更を行う候補更新手段と
    を備える請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記解析手段により、前記候補に、ニュースに分類され、かつ、内容が重複する複数のコンテンツが含まれると解析された場合、前記候補更新手段は、いずれか1つのコンテンツを候補として選択し、他のコンテンツを候補より削除する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記解析手段により、前記候補に、他のコンテンツと内容が連続するコンテンツが含まれると解析された場合、前記候補更新手段は、前記コンテンツと内容が連続する、前記候補とされていない他のコンテンツを前記候補に追加する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記設定手段は、所定の情報に基づいて、ユーザの指定無しにコンテンツを前記候補として設定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記設定手段は、
    世間で注目されている事象を反映する語句である流行語を取得する流行語取得手段と、
    コンテンツに関する説明が記述された関連情報を参照し、前記流行語取得手段により取得された前記流行語を含む関連情報に対応するコンテンツを検索し、検索されたコンテンツを前記候補として設定する検索手段と
    を備える請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記検索手段は、検索されたコンテンツと検索に用いられた流行語を互いに関連付ける
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記関連情報とともに、前記検索手段により前記関連情報に関連付けられた前記流行語をユーザに提示する提示手段をさらに備える
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記設定手段は、前記流行語取得手段により取得された複数の前記流行語の内、一部の流行語を所定の情報に基づいて抽出する抽出手段をさらに備え、
    前記検索手段は、前記抽出手段により抽出された前記流行語を含む関連情報に対応するコンテンツを検索し、検索されたコンテンツを前記候補として設定する
    請求項6に記載の情報処理装置。
  10. 前記所定の情報は、ユーザにより指定された語句であり、
    前記抽出手段は、前記語句、または前記語句の関連語を含む前記流行語を抽出する
    請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記所定の情報は、前記情報処理装置内に保存されるコンテンツまたは前記コンテンツの関連情報に含まれる語句であり、
    前記抽出手段は、前記語句、または前記語句の関連語を含む前記流行語を抽出する
    請求項9に記載の情報処理装置。
  12. 前記予約実行手段により予約された予約情報に従って、前記コンテンツの取得および記録を実行する記録手段をさらに備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  13. コンテンツに関する説明が記述された関連情報を取得する関連情報取得手段をさらに備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 所定のタイミングにおいて所定のコンテンツを取得し記録するように、前記コンテンツの取得および記録の実行を予約する情報処理装置の情報処理方法であって、
    前記取得および前記記録を予約するコンテンツの候補を設定する設定ステップと、
    前記設定ステップの処理により前記候補として設定されたコンテンツの特性に応じて、前記候補の再設定を行う再設定ステップと、
    前記再設定ステップの処理により前記候補として再設定されたコンテンツの取得および記録の実行を予約する予約実行ステップと
    を含む情報処理方法。
  15. 所定のタイミングにおいて所定のコンテンツを取得し記録するように、前記コンテンツの取得および記録の実行を予約する処理を行うプログラムにおいて、
    前記取得および前記記録を予約するコンテンツの候補を設定する設定ステップと、
    前記設定ステップの処理により前記候補として設定されたコンテンツの特性に応じて、前記候補の再設定を行う再設定ステップと、
    前記再設定ステップの処理により前記候補として再設定されたコンテンツの取得および記録の実行を予約する予約実行ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012018615A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 番組検索装置および番組検索プログラム
JP2012065054A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Nippon Television Network Corp 電子番組表生成システム、放送局、テレビ受信機、サーバ及び電子番組表生成方法
US8964011B2 (en) 2011-12-30 2015-02-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Device and method for displaying video

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