JP2008234471A - 通知システム、通知方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のユーザが同じ空間に集い同じ行動を行うコミュニケーションの機会を、効率よくしかも各ユーザに負担をかけることなく容易に提供できる通知システムを提供する。
【解決手段】コミュニティ内の複数のユーザのうちの第1のユーザの行動種類及び滞在場所が検出手段により検出されたとき、該複数のユーザのうちの該第1のユーザ以外のユーザのなかから、該行動種類、該滞在場所、及び取得手段で取得された第1のユーザが使用している機器の機器関連情報のうちの少なくとも1つが嗜好に適合するユーザを通知先候補として選択し、検出手段で検出された通知先候補の行動種類及び滞在場所と、ユーザ間のメッセージ通知可否を示すユーザ間通知可否情報と、滞在場所及び行動種類別のメッセージ通知可否を示す各通知先候補の個別通知可否情報とを基に、通知先候補のなかから、第1のユーザからのメッセージを通知可能な第2のユーザを選択し、第2のユーザに対し、第1のユーザと同じ行動を促すメッセージを通知する。
【選択図】 図1
【解決手段】コミュニティ内の複数のユーザのうちの第1のユーザの行動種類及び滞在場所が検出手段により検出されたとき、該複数のユーザのうちの該第1のユーザ以外のユーザのなかから、該行動種類、該滞在場所、及び取得手段で取得された第1のユーザが使用している機器の機器関連情報のうちの少なくとも1つが嗜好に適合するユーザを通知先候補として選択し、検出手段で検出された通知先候補の行動種類及び滞在場所と、ユーザ間のメッセージ通知可否を示すユーザ間通知可否情報と、滞在場所及び行動種類別のメッセージ通知可否を示す各通知先候補の個別通知可否情報とを基に、通知先候補のなかから、第1のユーザからのメッセージを通知可能な第2のユーザを選択し、第2のユーザに対し、第1のユーザと同じ行動を促すメッセージを通知する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、コミュニティ内でのコミュニケーションを活性化するための通知システムに関する。
近年、核家族化、共働き夫婦、子供の塾通いの増加などから、家庭でのコミュニケーションが減少している。そして、家庭におけるコミュニケーション不足は引きこもりやいじめといった社会問題との関連も指摘されている。一方、職場においては個室やパーティションで隔離された環境が多く、新たなアイデア造出や人間関係の改善に有用なインフォーマルコミュニケーションの機会が少ないという状況にある。
このような状況の中、従来から家庭や職場内のコミュニケーション活性化を目的とした発明が種々提案されている。
特許文献1は、同一空間内に存在する複数の居住者の関係に着目して、視聴コンテンツがその人間関係の融和に寄与するような効果を生むことができる視聴コンテンツ提供システムおよび視聴コンテンツの提供方法を提供している。
特許文献2は、食卓におけるコミュニケーション活性化を図るために、皿型の出力装置に対し、データベースに記録した画像データを表示する表示制御装置を提供している。
非特許文献1は、職場の共用スペースに設置したコーヒーメーカーの操作に反応して、他の複数の空間に設置した芳香装置からコーヒーの香りを発生させ、居住者に対し共用スペースへの集合を促し、インフォーマルコミュニケーションの機会を提供する情報提供装置を提供している。
特開2006−99195号公報
特開2006−72071号公報
椎尾一郎, 美馬のゆり.Meeting Pot:アンビエント表示によるコミュニケーション支援.インタラクション2001 論文集, 情報処理学会シンポジウムシリーズ,Vol. 2001, No. 5, pp.163-164, 2001.
しかしながら、特許文献1、特許文献2は共に、複数の居住者が既に特定空間に集合していることを前提としており、散在した状況の居住者は考慮されていなかった。非特許文献1は散在した居住者に適用可能であるが、香りの発生対象である居住者の嗜好や発生させる際の状態を考慮する仕組みは備えておらず、また、居住者に対して、装置の継続的な利用を促すためのインセンティブを与える仕組みも備えていなかった。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、散在する複数のユーザからなるコミュニティにおいて、複数のユーザが同じ空間に集い同じ行動を行うコミュニケーションの機会を、効率よくしかも各ユーザに負担をかけることなく容易に提供できる通知システムを提供することを目的とする。
本発明の通知システムは、コミュニティに属する複数のユーザのそれぞれの行動種類及び滞在場所を検出する検出手段と、前記コミュニティ内で前記複数のユーザにより使用される各機器から、該機器の動作状態を含む取得可能な機器関連情報を取得する取得手段と、前記滞在場所、前記行動種類及び前記機器関連情報のうちの少なくとも1つに対する、前記複数のユーザのそれぞれの嗜好を示すユーザ個別の嗜好情報を記憶する第1の記憶手段と、前記コミュニティに属するユーザ間のメッセージ通知可否を示すユーザ間通知可否情報と、前記滞在場所及び前記行動種類別のメッセージ通知可否を示す前記コミュニティに属するユーザ個別の個別通知可否情報とを記憶する第2の記憶手段と、前記検出手段で前記複数のユーザのうちの第1のユーザの前記行動種類及び前記滞在場所が検出されたとき、前記複数のユーザのうちの前記第1のユーザ以外のユーザのなかから、該行動種類、該滞在場所、及び前記取得手段で取得された前記第1のユーザが使用している機器の前記機器関連情報のうちの少なくとも1つが前記嗜好情報に適合するユーザを通知先候補として選択する第1の選択手段と、前記検出手段で検出された前記通知先候補の行動種類及び滞在場所と、前記ユーザ間通知可否情報と、前記通知先候補に対応する前記個別通知可否情報とを基に、前記通知先候補のなかから、前記第1のユーザからのメッセージを通知可能な第2のユーザを選択する第2の選択手段と、前記第2のユーザに対し、前記第1のユーザの前記滞在場所及び前記第1のユーザの前記行動種類を含む、該第1のユーザと同じ行動を促すメッセージを通知する通知手段とを備える。
本発明によれば、散在する複数のユーザからなるコミュニティ内でのコミュニケーションの機会が増大する。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る通知システムの構成例を示す。通知システムは、家庭、会社や学校の寮など1つの建物内に散在して共同生活を営む人の集まり、町内や村内などの所定範囲の地域内に散在する居住者の集団など、1つのコミュニティ内で、該コミュニティに属する人々(ユーザ)を対象とする。図1の通知システムは、コミュニティ内のあるユーザの行動が同じコミュニティ内の他の複数のユーザとともに同時に実施可能な場合、他の複数のユーザに該行動を促す通知を行うことで、該コミュニティ内でのコミュニケーションの機会を提供することものである。
例えば、コミュニティが家庭である場合には、家族の1人(ユーザA)がリビングでテレビを視聴しているときには、他の家族(ユーザB、Cなど)に対しテレビの視聴を促すメッセージを通知する。このメッセージを受けてユーザB、Cもリビングでテレビの視聴を行うことにより、同じリビングでテレビを視聴しているユーザA、B及びCの間でコミュニケーションも行うことができる。
図1の通知システムは、大きく分けて、通知制御部1、複数(ここでは、n(自然数)個))の計測装置103(複数の計測装置のそれぞれを103−1〜103−nと示す)、1つまたは複数の通知出力装置116、1つまたは複数の影響出力装置117を含む。
通知制御部1は、通知可否情報入力部101、嗜好情報入力部102、嗜好抽出部104、行動検出部105、反応検出部106、影響評価部107、通知可否抽出部108、嗜好情報データベース(嗜好情報DB)109、通知先候補選択部110、影響情報出力部111、影響情報データベース(影響情報DB)112、通知可否情報データベース(通知可否情報DB)113、通知先選択部114、通知出力部115を含む。
なお、ここでは、家庭というコミュニティ内で、家族の1人がリビングでテレビ視聴をしているときに他の人にテレビ視聴を促すメッセージを通知する、という具体例の説明を交えて、図1に示した通信システムの構成及び処理動作について説明を行う。
計測装置103は、コミュニティ内の各ユーザの行動を計測するものである。計測装置は、各ユーザの識別情報や滞在位置、各ユーザの使用中の機器などを検出するためのもので、例えば、各ユーザが身につけて、各ユーザの識別情報や滞在位置を検出するためのRFID(Radio Frequency Identification)タグ、各ユーザの周辺に設置されている各種センサ(焦電センサ、超音波センサ、圧力センサ)などである。
例えば、コミュニティが家庭の場合、住宅内の床、壁、扉などに計測装置103として圧力センサを設置したり、住宅内の物品に計測装置103としてRFIDタグを取り付けたり、さらに、扉の開閉スイッチや蛇口付近の水流量計測機などを計測装置103として用いて、各ユーザの滞在位置を計測する。各ユーザの識別情報は、各ユーザが身につけているRFIDタグにより検出する。
また、家庭内には、LAN経由あるいは外付け電流計によって、動作状態が取得可能な電気機器(例えば、テレビや冷蔵庫、洗濯機、照明器具など)を計測装置103として設置し、これら各種電気機器の動作状態を継続的に取得する。ここで、リビングに設置したテレビについては、動作状態だけではなく、番組情報(番組名、日時、分類、内容などを含む)も取得する。
計測部103で得られたデータ、すなわち計測データは随時、行動検出部105へ送信される。なお、カメラなどを計測装置103として用いて映像情報を取得してもよい。
行動検出部105は、各計測部103から送信された計測データに基づいて、コミュニティ内の各ユーザを識別するとともに、各ユーザが行っている行動の種類を検出する。各ユーザの識別には各ユーザが身につけているRFIDタグからの情報や映像情報などを利用する。各ユーザの行動種類は、該ユーザの滞在位置と、その周囲に設置されているセンサ反応や各種電気機器の動作状態とを組み合わせて検出する。
このように、行動検出部105は、コミュニティ内のあるユーザの行動の種類と該ユーザの滞在場所(存在する場所)を検出するとともに、計測装置103として、コミュニティ内に設置されている各電気機器から、該電気機器の動作状態(電源オン/オフなど)を含む、該電気機器から取得可能な機器関連情報も上記計測データとして取得する。機器関連情報としては、例えば、計測装置103がテレビの場合には番組情報であり、計測装置1がPCであれば、PCで現在アクティブ状態となっているプログラム名などが挙げられる。
行動検出部105は、コミュニティ内のあるユーザの行動の種類を検出すると、該ユーザの識別情報や存在場所、機器関連情報を含む該行動種類の検出情報を通知先候補選択部110へ出力する。また、該ユーザが該行動を終了したとき(例えば、使用中の機器の電源オフ状態が計測装置130から送信されて、該行動の終了を検出したとき、あるいは、新たな行動種類が検出されたときなど)、該ユーザの識別情報や機器関連情報など含む該行動の履歴情報を嗜好抽出部104へ出力する。
例えば、コミュニティが家庭の場合、行動検出部105で検出される行動種類は、「睡眠」、「食事」、「料理」、「入浴」、「トイレ」、「掃除」、「身支度」、「TV視聴」、「PC操作」、「ゲーム」、「くつろぎ」などがある。
例えば、ベッドに計測装置103として設置された感圧センサに反応があり、かつ、部屋の照明が消灯していれば、行動の種類として「睡眠」を検出する。
図2は、コミュニティが家庭の場合に検出される複数の行動種類と、各行動種類を検出する際に用いる計測データ(センサの種類とその値、電気機器の動作状態、ユーザの滞在位置など)を示している。
行動検出部105は、コミュニティ内のあるユーザについて行動種類「テレビ視聴」を検出した場合、計測部103(例えば、この場合テレビ)から受信した番組情報を読み込み、一定時間以上(例えば10分以上)あるいは、該番組の放送開始時から終了時までの時間のうち予め定められた比率(例えば50%)以上の時間、同一番組の視聴が行われたときに、該ユーザの識別情報、該ユーザの存在する場所、行動種類「テレビ視聴」、視聴している番組の番組情報などを含む行動種類「テレビ視聴」の検出情報を通知先候補選択部110へ出力する。
また、行動種類「テレビ視聴」を行っているユーザの視聴番組が変わったときや、行動種類「テレビ視聴」を行っているユーザの視聴終了時には、該ユーザの識別情報や、それまで視聴して番組の番組情報などを含む履歴情報を嗜好抽出部104へ出力する。
コミュニティが家庭の場合、テレビ視聴を行っているユーザ(ユーザA)を通知元ユーザと呼び、通知元ユーザと同じ行動を促すメッセージを家庭内の他のユーザに通知することを「状況通知」と呼び、該メッセージの通知先、すなわち、状況通知を受けるユーザを通知先ユーザと呼ぶ。
嗜好抽出部104は、行動検出部105から出力されたユーザ個別の履歴情報を嗜好情報DB109に記憶する。ユーザ個別の履歴情報は、行動種類別に記憶するようにしてもよい。
例えば、コミュニティが家庭の場合、嗜好情報DB109に記憶されるユーザ個別の履歴情報の一例を図3に示す。図3は、通知元ユーザの履歴情報のうち、行動種類が「テレビ視聴」の履歴情報を示している。
「テレビ視聴」の履歴情報には、日付、視聴した時間、視聴した番組名、該番組の分類(「ドラマ」「バラエティ」「映画」「音楽」「スポーツ」「ニュース」などのカテゴリー)及び番組の内容を含む。視聴時間は、通知元ユーザが「テレビ視聴」を終了した際に、嗜好抽出部105が行動検出部105から出力された履歴情報に含まれる番組情報に基づき計算する。
嗜好抽出部104は、行動検出部104から出力された履歴情報を一定期間記憶した後、嗜好情報DB109から過去一定期間分(例えば過去1ヶ月分)の(ユーザ別行動種類別の)視聴履歴を読み込み、各ユーザの嗜好情報を抽出する。
例えば、図3に示した通知元ユーザの履歴情報から、図4乃至図6に示すような嗜好情報を計算する。
図4は、番組別視聴確率を示している。番組別視聴確率とは、ある番組の過去1ヶ月間の放送回数のうち、通知元ユーザが視聴した回数(視聴回数)の割合である。
図5は、番組の分類別視聴比率を示している。ここで分類別視聴比率とは、通知元ユーザが過去1ヶ月間に視聴した全番組のうち、どの分類に属する番組をどのくらいの比率で視聴したかを示すものである。
図6は、番組の分類毎に該分類に属する番組の内容別の視聴比率を示している。なお、図6は、分類が「映画」の場合の内容別視聴比率を示している。内容別視聴比率とは、通知元ユーザが過去1ヶ月間に視聴した分類が「映画」の全番組のうち、どのような内容(「アクション」「コメディ」「ドキュメンタリー」「ホラー」「サスペンス」「恋愛」など)の映画をどのくらいの比率で視聴したかを示すものである。内容別視聴比率は、1つの分類に対し1つの内容別視聴比率が計算されるため、分類数の数だけ内容別視聴比率が計算される。
嗜好抽出部104は、以上のようにして求めた嗜好情報を嗜好DB109へ記憶する。
上記番組別視聴確率、分類別視聴比率、内容別視聴比率は、行動種類が「テレビ視聴」の場合の嗜好情報であるが、このように、ユーザ別の視聴情報は、行動種類に応じて、様々なものが考えられる。例えば、行動種別が「ゲーム」であれば、履歴情報に、ゲーム機の種別やゲームソフトの種別、プレイした時間などが含まれているから、これらから、ゲーム機の使用頻度やゲームソフトの使用頻度などを計算して、これらを嗜好情報とする。
このように、行動種類別の嗜好情報は、該行動を行っているときに使用される機器や物品などの使用頻度などであってもよい。
なお、行動検出部105で検出される行動種類は、計測装置103から得られる情報の種類やコミュニティの種類などに応じて異なり、また、嗜好抽出部104で抽出される各ユーザの嗜好情報や、後述する各ユーザにより嗜好情報入力部102から入力される各ユーザの嗜好情報も、検出される行動種類や、計測装置103から得られる情報の種類、コミュニティの種類などに応じて異なる。
嗜好抽出部104では、ユーザ個別の履歴情報から(各ユーザの実際の行動から)、各ユーザの嗜好情報を抽出するが、嗜好情報入力部102は、コミュニティ内の各ユーザがそれぞれの嗜好情報を入力するためのものである。
嗜好情報入力部102は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)や携帯電話といった情報端末からコミュニティ内の各ユーザの嗜好情報を受け付けて、嗜好情報DB109に記憶する。各ユーザから入力される嗜好情報は、該ユーザが希望するテレビ番組名、ゲームソフトや映画のタイトル、その他、該ユーザがパーティや宴会、対戦ゲームなどを好む場合には、「パーティ」「宴会」「飲酒」「対戦ゲーム」などであってもよい。いずれにおいても入力される嗜好情報は計測部103から得られる情報であれば何でもよい。例えば、行動種類として、「パーティ」「宴会」「飲酒」「対戦ゲーム」などが検出されうる場合には、これら行動種類を嗜好情報として入力してもよい。また、コミュニティ内の各ユーザの滞在場所を嗜好情報としてもよい。
コミュニティが家庭の場合、家族の一人であるユーザBが入力した嗜好情報の一例を図7に示す。図7の嗜好情報は、ユーザBが視聴を希望する番組(視聴希望番組)に関する情報(例えば、番組名、分類、内容など)を含む視聴希望番組情報である。
聴希望番組の入力方法としては、図7の第1及び、第2行目のように番組名のみを指定して入力する方法、第3行目のように番組の分類を指定して入力する方法、第4行目のように番組の分類と内容を指定して入力する方法などがある。
通知可否情報入力部101は、PCや携帯電話といった情報端末から各ユーザの通知可否設定情報を受け付け、通知可否情報データベース(通知可否情報DB)113に記憶する。
通知可否設定情報には、図8に示すような行動種類別通知可否設定情報と、図9に示すようなユーザ間通知可否設定情報とがある。
ユーザ個別の行動種類別通知可否設定情報は、該ユーザが存在する場所と、そこで行っている行動の種類とに応じて、状況通知を受けるか否かを定めたものである。
図8は、例えば、コミュニティが家庭の場合に、ユーザBが設定した行動種類別通知可否設定情報の一例を示したものである。図8では、例えばユーザBが東側洋室で睡眠を行っている場合には状況通知の受信は拒否することを定めている。
ユーザ別のユーザ間通知可否設定情報は、該ユーザが通知元ユーザの場合に、コミュニティ内の他のユーザに対し状況通知を行うか否か(状況通知の送信可否)、他のユーザが通知元ユーザの場合に、該他のユーザからの状況通知を受けるか否か(状況通知の受信可否)を定めたものである。
図9は、コミュニティが家庭の場合に、ユーザAが設定したユーザ間通知可否設定情報の一例を示したものである。図9では、例えばユーザAが通知元ユーザの場合にはユーザBやDには状況通知を行うが、ユーザCには状況通知を行わないことが定められている。また、ユーザA乃至Cのだれが通知元ユーザであっても、ユーザAは状況通知を受けることが定められている。なお、行動種類別通知可否設定情報、ユーザ間通知可否設定情報は、共に初期標準設定では全て「○(許可)」となっている。
通知可否情報DB113は、コミュニティ内のユーザ別の上記行動種類別通知可否設定情報と、ユーザ間通知可否設定情報とが記憶される。
通知可否抽出部108は、通知可否情報DB113に記憶されているユーザ別の図9に示したような上記設定情報を基に、例えば、図10に示すような、コミュニティ内の全ユーザ間での通知可否設定情報を生成し、通知可否情報DB113に記憶する。
図10のユーザ間通知可否設定情報は、コミュニティ内の各ユーザと該ユーザ以外の他のユーザとの全ての組合せについて、通知可否情報DB113から、各組合せを含む図9に示したユーザ別の複数のユーザ間通知可否設定情報を読み出し、その中に1つでも「×(拒否)」と設定されていた場合は、該組合せに対し「×(拒否)」を設定し、読み出された複数のユーザ間通知可否設定情報の全てに「〇(許可)」と設定されていた場合は、該組合せに対し「〇(許可)」を設定する。
さらに、後述するように、通知可否抽出部108には、図17に示すようなコミュニティ内の各ユーザについての集計結果が記憶され、図8、図10に示した通知可否を示す情報(「〇(許可)」、「×(拒否)」)は、コミュニティ内の各ユーザの状況通知に対する反応の有無に基づき通知可否抽出部108により修正される。
次に、図11に示すフローチャートを参照して、図1のシステムの処理動作(特に、行動検出部105、通知先候補選択部110、通知先選択部114、通知出力部115、反応検出部106、影響評価部107、影響情報出力部111、及び通知可否出力部108の処理動作)について説明する。
まず、ステップS1において、行動検出部105が、計測装置103から送信された計測データから、コミュニティ内のユーザAが現在行っている行動の種類を検出して、検出情報を通知先候補選択部110へ出力する。
例えば、コミュニティが家庭である場合に、ユーザAの行動種類として「テレビ視聴」が検出されたとする。この場合、ユーザAの識別情報や滞在場所、行動種類「テレビ視聴」、ユーザAが視聴している番組の番組情報などの機器関連情報を含む行動種類「テレビ視聴」の検出情報が通知先候補選択部110へ出力される。
次にステップS2へ進み、通知先候補選択部110が、入力された検出情報と、嗜好情報DB109に記憶されているユーザ別の嗜好情報とを比較して、検出情報に含まれている情報に適合する嗜好情報を有するユーザを通知先候補として選択する。
例えば、コミュニティが家庭である場合に、ユーザA(通知元ユーザ)の行動種類「テレビ視聴」の検出情報が入力されたときの通知先候補選択部110の処理動作について、図12に示すフローチャートを参照して説明する。
図12のステップS101では、通知先候補選択部110は、検出情報中のユーザAが現在視聴している番組の番組情報を取得する。図13は、取得した番組情報の一例を示している。図13の番組情報には、番組名、その分類及び内容が含まれている。
ステップS102〜ステップS106では、家庭内の全ユーザのなかから1人ずつ選んで、嗜好のチェックを行う。
ステップS102では、通知元ユーザや通知先候補ユーザとして既に選択されているユーザが判定対象となった場合、判定対象を他のユーザに変更させている。
ステップS103では、嗜好情報DB109から、判定対象のユーザの視聴希望番組情報を読み出し、取得した番組情報と比較する。該番組情報に、該視聴希望番組情報に定められている番組名、分類、内容のいずれかがと一致するものがあれば、判定対象ユーザの嗜好が通信元ユーザの嗜好と適合する判定し、ステップS107へ進む。該番組情報に、該視聴希望番組情報に定められている番組名、分類、内容のいずれもが含まれていなければ、ステップS104へ進む。
例えば、通知元ユーザ(ユーザA)が図13に示したような番組を視聴しており、判定対象のユーザは図7に示したような視聴希望番情報をもつ場合は、該番組情報と該視聴希望番組情報の3行目の分類が一致するので、「適合」と判定する。
ステップS104では、嗜好情報DB109から、判定対象のユーザに対応する図4に示したような番組別視聴確率情報を読み出し、ステップS101で取得した番組情報と比較する。番組情報中の番組名に対応する視聴確率が、予め定められた値(例えば50%)以上であれば、判定対象ユーザと通知元ユーザの嗜好が適合すると判定し、ステップS107へ進む。番組情報中の番組名に対応する視聴確率が、予め定められた値(例えば50%)に満たない場合には、ステップS105へ進む。
例えば、通知元ユーザ(ユーザA)が図13に示したような番組を視聴しており、判定対象のユーザは図4に示したような番組別視聴確率情報をもつ場合には、「映画番組C」の視聴確率は50%を超えているので、「適合」と判定する。
ステップS105では、嗜好情報DB109から、判定対象のユーザに対応する図5に示すような分類別視聴比率情報を読み出し、ステップS101で取得した番組情報と比較する。番組情報中の分類に対応する視聴比率が、予め定められた値(例えば30%)以上であれば、判定対象ユーザと通知元ユーザの嗜好が適合すると判定し、ステップS107へ進む。番組情報中の分類に対応する視聴比率が、予め定められた値(例えば30%)に満たない場合には、ステップS106へ進む。
例えば、通知元ユーザ(ユーザA)が図13に示したような番組を視聴しており、判定対象のユーザは図5に示したような分類別視聴比率情報をもつ場合には、分類「映画」の視聴比率は30%を超えているので、「適合」と判定する。
ステップS106では、嗜好情報DB109から、判定対象のユーザに対応する図6に示すような内容別視聴比率情報を読み出し、ステップS101で取得した番組情報と比較する。番組情報中の内容に対応する視聴比率が、予め定められた値(例えば50%)以上であれば、判定対象ユーザと通知元ユーザの嗜好が適合すると判定し、ステップS107へ進む。番組情報中の内容に対応する視聴比率が、予め定められた値(例えば50%)に満たない場合には、別のユーザを判定対象として、ステップS102〜ステップS106の処理を行う。
例えば、通知元ユーザ(ユーザA)が図13に示したような番組を視聴しており、判定対象のユーザは図6に示したような内容別視聴比率情報をもつ場合には、内容「恋愛」の視聴比率は50%であるので、「適合」と判定する。
ステップS107では、ステップS103〜ステップS106のいずれかの処理において、「適合」と判定された判定対象のユーザの識別情報を通知先候補リストに追加する。
以上の処理を家庭内の通知元ユーザ以外の全てのユーザを判定対象として行うことにより、通知元ユーザの現在の行動と嗜好が適合する通知先候補のユーザの識別情報のリスト、すなわち、通知先候補リストが得られる。得られた通知先候補リスト、及び通知元ユーザが視聴している番組の番組情報を含む機器関連情報を通知先選択部114へ出力する。
なお、図12では嗜好が適合するか否かの判定処理を4回実行しているが、嗜好情報DB109のデータ構造によって、あるいは、図12の処理を行う前に、嗜好情報DB109のデータを組み合わせて前処理を行い、データを統合するなどによって、判定回数は適宜変更してもよい。
次に、図11のステップS3へ進む。通知先選択部114は、通知可否情報DB113に記憶されている図8乃至図10に示すような通知可否情報を基に、通知先候補リスト中のユーザのなかから、実際に状況通知を行うユーザを選択する。
図14は、通知先選択部114の処理動作を説明するためのフローチャートである。
例えば、コミュニティが家庭である場合に、ユーザA(通知元ユーザ)の行動種類「テレビ視聴」が検出された場合に、上述したように、通知先候補リストを生成した後に、
ここで、上述の具体例の場合の通知先選択部114の処理動作について、図14に示すフローチャートを参照して説明する。
ここで、上述の具体例の場合の通知先選択部114の処理動作について、図14に示すフローチャートを参照して説明する。
図14のステップS201〜ステップS202では、通知先候補選択部110から更新された、あるいは新たに作成された通知先候補リストを取得する。
ステップS203〜ステップS205では、通知先候補リストから判定対象のユーザを1人ずつ選んで通知可否の判定を行っている。
ステップS203では、通知可否情報DB113から、例えば図10に示したようなユーザ間通知可否設定情報を読み出し、判定対象のユーザへの通知可否をチェックする。すなわち、図10のテーブル上で通知元のユーザAの行と通知先の判定対象のユーザの列との交点にあるセルが通知可及び拒絶のうちのいずれかであるかをチェックし、判定対象のユーザへ通知が可能である場合にはステップS204へ進む。
例えば、通知元がユーザA、判定対象がユーザBであった場合、ユーザBへの通知は「許可」となっているので、通知可と判定する。
ステップS204では、判定対象のユーザが行っている行動の種類や、存在場所を行動検出部105から取得し、ステップS205へ進む。
ステップS205では、通知許可情報DB113から、判定対象のユーザに対応する図8に示したような行動種類別通知可否設定情報を読み出し、判定対象のユーザへの通知可否をチェックする。すなわち、ステップS204で取得した判定対象のユーザが現在存在する場所及び行動の種類との組合せに対し、通知可及び拒絶のうちのどちらが設定されているかをチェックし、判定対象のユーザへ通知が可能である場合にはステップS206へ進む。
例えば、図8が判定対象のユーザの行動種類別通知可否設定情報である場合、行動検出部105で当該判定対象のユーザが東側洋室にて読書中であるという情報を得たとき、この場所及び行動種類の組合せに対し、状況通知が許可されている。
ステップS206では、ステップS203及びステップS205でともに通知が可能であると判定された判定対象のユーザの識別情報及び該ユーザの現在の滞在場所、機器関連情報など、ステップS204で取得された情報を通知先リストへ追加する。
ステップS203あるいはステップS205で、判定対象のユーザへの通知が拒絶されている場合には、通知先候補リストの他のユーザを新たな判定対象として、ステップS203〜ステップS206を繰り返す。
以上のステップS203〜ステップS206の処理を通知先候補リスト内の全てのユーザを判定対象として行うことにより、状況通知可能なユーザのリスト、すなわち、通知先リストが得られる。得られた通知先リストと、通知元ユーザが視聴している番組の番組情報などを含む機器関連情報とを通知出力部115へ出力する。
次に、図11のステップS4へ進む。
ステップS4では、通知出力部115が、通知先選択部114から得た通知先リスト及び通知元ユーザに関する情報を用いて、通知元ユーザの状況通知のためのメッセージを生成し、該メッセー時を通知先リストの各ユーザへ出力するための処理を行う。
例えば、通知出力部115は、通知元ユーザの識別情報や滞在場所、通知元ユーザが現在視聴している番組の番組情報に加え、通知先ユーザに対して視聴を呼びかけるコメントをも含むメッセージを生成する。そして、通知先リストから、各通知先ユーザの識別情報やその滞在場所を読み込み、滞在場所付近に設置されている、あるいは、通知先ユーザ所持している通知出力装置116へ、該通知出力装置116で出力可能な形式(音声、テキストなど)に該メッセージを変換して送信する。
また、通知出力部115は、通知先のユーザの識別情報や滞在場所などを含む上記通知先リストを反応検出部106へ出力する。
通知出力装置116は、通知出力部115から送信されたメッセージを受信して、該メッセージを出力する。通知出力装置116は、テレビやPCなどの予め定められた場所に設置される機器でもよいし、携帯電話やノートPCのような携帯機器でもよい。また、出力形式は「ユーザAさんがリビングで映画番組Cを観ていますよ、一緒に観ませんか?」といったようにメッセージ情報をテキスト出力してもよいし、音声出力してもよい。もしくは、番組情報とテレビ視聴中の通知元ユーザを画像や映像で表現してもよいし、これらの方法を組み合わせてもよい。
次に、図11のステップS5へ進む。
ステップS5では、反応検出部106が通知出力部115から得た通知先リストを基に、上記メッセージを出力した後の通知先ユーザのメッセージ通知に対する反応の有無を検出する。
例えば、反応検出部106は、上記メッセージを出力した後に、行動検出部105で検出された通知先ユーザの行動種類や滞在場所などを含む検出情報や、滞在場所やその周辺の電気機器の動作状態を受信する。この検出情報に含まれる通知先ユーザの行動種類及び滞在場所が、上記メッセージにより促した行動種類及び滞在場所であった場合、該通知先ユーザが通知に反応したことが検出される。なお、本実施形態では、その後さらに、一定時間経過後(例えば15分後)に、再び、行動検出部105で検出された通知先ユーザの行動種類や滞在場所などを含む検出情報や、滞在場所やその周辺の電気機器の動作状態を受信する。この2番目の検出情報に含まれる通知先ユーザの行動種類及び滞在場所が、上記メッセージにより促した行動種類及び滞在場所であった場合に初めて該通知先ユーザが通知に反応したことを検出する。
例えば、上記例の場合、通知先ユーザに対し、リビングでのテレビ視聴を促すメッセージを出力しているので、このメッセージ通知後に該通知先ユーザがリビングでテレビ視聴をしていることが(最初の検出情報あるいは2つの検出情報により)検出された場合には、該通知先ユーザは、この通知に対し反応したことが検出される。
反応検出部106は、通知先リスト上の各通知先ユーザに対し、上記のようにして、通知に対する反応の有無を検出する。そして、各通知先ユーザについて、その識別情報や、通知に対する反応の有無などを含む反応検出情報を通知可否抽出部208へ出力する。
反応検出部106は、上記反応検出情報を通知可否抽出部208へ出力した後も、通知先リスト上の通知先ユーザのうち反応が有った通知先ユーザ(反応有りの通知先ユーザ)については、さらに定期的に(例えば10分毎に)行動検出部105で検出された通知先ユーザの行動種類や滞在場所などを含む検出情報や、滞在場所や、その周辺の電気機器の動作状態を含む機器関連情報を受信する。そして、電気機器の動作状態の変化、滞在場所の変化、行動種類の変化などから、反応有りの通知先ユーザの行動(メッセージにより促した行動であり、例えば上記例の場合には「テレビ視聴」)の終了が検知された場合には、反応有りの通知先ユーザの識別情報と、該ユーザがメッセージにより促した行動を行っていることを最初に検出したときから該行動を終了するまでの時間(行動継続時間)と、メッセージを通知する前に該ユーザが滞在していた場所やその周辺の電気機器について、該ユーザがメッセージ通知に対し反応する前の動作状態と反応した後の動作状態を示す情報(以下、電気機器の通知前後の動作状態情報)を含む反応結果情報を、影響評価部107へ出力する。
さらに、反応検出部106は、メッセージにより促した行動が終了すると、行動終了通知を影響情報出力部111へ出力する。
次に、ステップS6へ進む。
ステップS6では、通知評価部107が、反応有りの各通知先ユーザの上記反応結果情報を受け取ると、該反応有りの通知先ユーザが、通知に対し反応したことによりコミュニティへ与えた影響度を計算して、影響情報DB112に記憶する。影響度としては、上記例の場合、家庭内での見込み省電力値を算出する。
影響評価部107は、反応有りの各通知先ユーザの反応結果情報から、上記電気機器の通知前後の動作状態情報を取り出す。そして、該情報から、該ユーザがメッセージ通知に対し反応した後に動作が停止した(動作状態が「停止」となった)電気機器を選択する。
影響情報DB112には、各電気機器の消費電力値が記憶されている。そこで、影響評価部107は、選択された(該ユーザがメッセージ通知に対し反応した後に動作が停止した)各電気機器の消費電力値を影響情報DB112から読み出して、得られた消費電力値に、該ユーザの上記反応結果情報中の上記行動継続時間を乗じて、消費電力量を算出する。
1つの電気機器のみが選択されている場合には、当該電気機器の消費電力量を影響度とする。また、複数の電気機器が選択されている場合には、該複数の電気機器のそれぞれに対し上記のようにして算出された消費電力量の総和を求め、この総和を影響度とする。
上述の例のように、テレビ視聴を促すメッセージを通知し、この通知に対し通知先ユーザが反応した場合、上記電気機器の通知前後の動作状態情報に含まれる各電気機器の通知前後(該ユーザが通知に対し反応する前と後)の動作状態の例と、各機器の消費電力の一例を図15に示す。
図15では、該ユーザが通知に対し反応した後に動作が停止した電気機器は、エアコン、PC、照明、ゲーム機である。該ユーザの行動継続時間が2時間であった場合、各電気機器の消費電力値を参照して、影響度は(450W+100W+50W+100W)×2hour=1400Whとなる。
影響情報DB112には、当該家庭での電気料金データが記憶されている。影響評価部107は、その値を読み込み、上記影響度を金額に換算する。例えば、電気料金が1kWh=15円であった場合、先の算出例を利用すると影響度は1.4kWh×15円=21円となる。影響評価部107は、消費電力量及び金額で表された上記影響度を影響情報DB112に記憶する。なお、上記影響度の評価を行う電気機器は、例えばエアコンや照明といった一般的に継続的に使用される機器を利用することが望ましい。
次に、ステップS7へ進む。
ステップS7では、通知影響出力部111が、反応検出部106から出力された行動終了通知を受け取ると、コミュニティ内の各ユーザに対し、通知先ユーザが通知に対し反応したことによりコミュニティに与えた影響度を出力する。すなわち、通知影響出力部111は、影響情報DB112から、通知先ユーザの今回の反応に対する上記影響度を読み出すとともに、影響情報DB112に記録されている過去一定期間内(例えば1ヶ月間)に計算された影響度を全て読み出す。そして、今回と過去一定期間内の影響度の総和を算出することで、累積影響度を算出する。今回の影響度、累積影響度、及び通知先ユーザに促した行動種類を、予め通知出力部115に記憶されているメッセージテンプレート中に所定位置に埋め込むことにより、今回の影響度及び累積影響度をユーザへ通知するためのメッセージを生成する。そして、このメッセージを、各ユーザの滞在場所付近に設置されている、あるいは各ユーザが所持している影響情報出力装置117が出力可能な形式(音声、テキストなど)に変換して、影響情報出力装置117送信する。
影響情報出力装置117は、影響情報出力部111から受信したメッセージを出力する。影響情報出力装置117は、通知出力装置116と同様に、リビングに設置したテレビ、もしくはPCといった設置機器でもよいし、携帯電話やノートPCといった携帯機器でもよい。また、出力形式はテキスト出力してもよいし、同様の内容を音声出力してもよい。もしくは、メッセージ内容を画像や映像で表現してもよいし、これらの方法を組み合わせてもよい。図16はテレビにテキスト形式で出力した例である。
次にステップS7へ進む。
ステップS7では、通知可否抽出部104に、ステップS5で反応検出部106から各通知先ユーザの反応検出情報が入力される度に、通知可否抽出部104が、通知可否情報DB113に記憶されている、例えば図8に示すような該通知先ユーザの行動種類別通知可否設定情報及び図10に示すようなユーザ間通知可否設定情報を更新(修正)する。
図17は、ユーザAが通知元ユーザのときにユーザBが通知先ユーザとして選択された場合に、通知前のユーザBの滞在場所と行動種類の組合せ別に、メッセージを通知した回数(通知回数)と、そのうち該メッセージに対し該ユーザBが反応した回数(反応回数)との集計結果を示したものである。
実際には、コミュニティ内の複数のユーザのうちの1人を通知元、他の1人を送信先とした場合の図17に示すような集計結果をそれぞれ算出するが、ここでは、そのうちの1つ、すなわち、ユーザAを通知元、ユーザBを送信先とした集計結果を例にとり説明する。他の集計結果についてもこれと同様である。
図17に示すように、図8に示したユーザBの行動種類別通知可否設定情報に対し、ユーザAを通知元ユーザとしてユーザBへメッセージ通知を行った回数(通知回数)と、そのうち該メッセージに対しユーザBが反応した回数(反応回数)とを、そのときのユーザBの滞在場所と行動種類との組合せ毎に集計し、滞在場所と行動種類との組合せ毎に、通知回数に対する反抗回数の割合を示す反応率(反応回数/通知回数)を算出する。
通知回数が予め定められた値以上(例えば10回以上)の滞在場所と行動種類との組合せの上記反応率が予め定められた値以下(例えば10%以下)である場合、該組合せの通知可否を示す情報を「拒否」に修正する。
図17では、「和室」における「くつろぎ」に対する通知可否が「許可」から「拒否」に修正されている。
また、ユーザBの滞在場所と行動種類の組合せに関わらず、ユーザAを通知元ユーザとしてユーザBへメッセージ通知した回数(上記組合せ毎の通知回数の総和であり、図17では、20+12+15+10+…=142回)が予め定められた値(例えば100回)を超えた場合、そのうちユーザBが反応した回数(上記組合せ毎の反応回数の総和であり、図17では、5+1+5+…=12回)を計算し、通知回数の総和に対する反応回数の総和の割合(12/142)を算出する。これをユーザAに対するユーザBの反応率(図17では、8%)と呼ぶ。
ユーザAに対するユーザBの反応率が予め定められた値以下(例えば10%以下)であった場合、図10のユーザAが通知元ユーザ、ユーザBが通知先ユーザのときのユーザ間通知可否を示す情報を「拒否」に修正する。例えば、図10では、ユーザAが通知元ユーザ、ユーザBが通知先ユーザのときのユーザ間通知可否を示す情報は「許可」であるが、図17では、ユーザAに対するユーザBの反応率は8%であるので、ユーザAが通知元ユーザ、ユーザBが通知先ユーザのときのユーザ間通知可否を示す情報は「拒否」に修正される。
ステップS7で修正された、各ユーザの滞在場所と行動種類との組合せに対応する通知可否を示す情報や、ユーザ間の通知可否を示す情報は、上記ステップS3における図14に示す処理において利用される。
すなわち、図14のステップS203において、図10のテーブル上で通知元のユーザAの行と通知先の判定対象のユーザの列との交点にあるセルが通知可及び拒絶のうちのいずれかであるかをチェックし、判定対象のユーザへ通知が可能である場合には、さらに、通知元がユーザAで通知先が上記判定対象のユーザである図17に示した集計結果から、ユーザAから上記判定対象のユーザへの通知可否が修正なれているかどうか調べる。修正されていない場合にはステップS204へ進み、「拒否」に修正されている場合には、該判定対象を別の通知先候補のユーザに変更する。
また、図14のステップS205では、図8に示したような行動種類別通知可否設定情報を参照して、ステップS204で取得した判定対象のユーザが現在存在する場所及び行動の種類との組合せに対し、通知可及び拒絶のうちのどちらが設定されているかをチェックし、判定対象のユーザへ通知が可能である場合には、さらに、通知元がユーザAで通知先が上記判定対象のユーザである図17に示した集計結果から、判定対象のユーザの滞在場所及び行動の種類との組合せに対し通知可否が修正されているかどうか調べる。修正されていない場合にはステップS206へ進み、「拒否」に修正されている場合には、該判定対象を別の通知先候補のユーザに変更する。
なお、上記修正方法では、通知可否を示す情報が「×(拒否)」から「〇(許可)」には修正されることはないが、図17に示す集計結果を一定期間(例えば3ヶ月)ごとに初期化して、図8に示すような初期状態の該通知先ユーザの行動種類別通知可否設定情報及び図10に示すようなユーザ間通知可否設定情報に戻すようにしてもよい。また、別途、通知可否を示す情報を「×(拒否)」から「〇(許可)」へ修正する仕組みを加えてもよい。
以上が、あるユーザの行動種類を検出したときの一連の処理手順である。
ステップS6で、通知先ユーザが通知されたメッセージに反応して、該メッセージにより促された行動を行うことで、コミュニティに与える影響度、特に金額で表した影響度を提示することで、次回に、メッセージ通知を行う場合の通知先ユーザの反応のインセンティブを高めることができる。
また、上記実施形態では、見込み省電力量を影響度としたが、これに限るものではない。例えば、リビングにおける通知元ユーザと、通知に反応した通知先ユーザとの発話回数やうなずき回数から、上記影響度としてコミュニケーション活性度を計算してもよい。
以上説明したように、上記実施形態に係る通知システムは、行動検出部105は、コミュニティに属する複数のユーザのそれぞれの行動種類及び滞在場所を検出するとともに、コミュニティ内で上記複数のユーザにより使用される各機器から、該機器の動作状態を含む該機器から取得可能な機器関連情報を取得する。
嗜好情報DB109には、滞在場所、行動種類及び機器関連情報のうちの少なくとも1つに対する、上記複数のユーザのそれぞれの嗜好を示すユーザ個別の嗜好情報(図4〜図7)を記憶し、通知可否情報DB113には、コミュニティに属するユーザ間のメッセージ通知可否を示すユーザ間通知可否情報(図10)と、滞在場所及び行動種類別のメッセージ通知可否を示すコミュニティに属するユーザ個別の個別通知可否情報(図8)とを記憶する。
行動検出部105で上記複数のユーザのうちの第1のユーザの行動種類及び滞在場所が検出されたとき、通知先候補選択部110は、上記複数のユーザのうちの第1のユーザ以外のユーザのなかから、該行動種類、該滞在場所、及び行動検出部105で取得された第1のユーザが使用している機器の機器関連情報のうちの少なくとも1つが上記嗜好情報に適合するユーザを通知先候補として選択する。続いて、通知先選択部114は、行動検出部105で検出された通知先候補の行動種類及び滞在場所と、ユーザ間通知可否情報と、該通知先候補に対応する個別通知可否情報とを基に、通知先候補のなかから、第1のユーザからのメッセージを通知可能な第2のユーザを選択する。
通知出力部115は、第2のユーザに対し、第1のユーザの滞在場所及び第1のユーザの行動種類を含む、該第1のユーザと同じ行動を促すメッセージを通知する。
上記実施形態によれば、散在する複数のユーザからなるコミュニティにおいて、複数のユーザが同じ空間に集い同じ行動を行うコミュニケーションの機会を、効率よくしかも各ユーザに負担をかけることなく容易に提供できる。この結果、散在する複数のユーザからなるコミュニティ内でのコミュニケーションの機会を容易に増大することができる。
なお、上記実施形態に係る通知システムは、ネットワーク上に散在する複数のユーザからなるコミュニティにも適用可能である。
なお、本発明の実施の形態に記載した本発明の手法(特に図1の通知制御部1の各構成部)は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)、半導体メモリなどの記録媒体に格納して頒布することもできる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…通知制御部、103…計測装置、116…通知出力装置、117…影響出力装置、101…通知可否情報入力部、102…嗜好情報入力部、104…嗜好抽出部、105…行動検出部、106…反応検出部、107…影響評価部、108…通知可否抽出部、109…嗜好情報データベース(嗜好情報DB)、110…通知先候補選択部、111…影響情報出力部、112…影響情報データベース(影響情報DB)、113…通知可否情報データベース(通知可否情報DB)、114…通知先選択部、115…通知出力部。
Claims (8)
- コミュニティに属する複数のユーザのそれぞれの行動種類及び滞在場所を検出する検出手段と、
前記コミュニティ内で前記複数のユーザにより使用される各機器から、該機器の動作状態を含む取得可能な機器関連情報を取得する取得手段と、
前記滞在場所、前記行動種類及び前記機器関連情報のうちの少なくとも1つに対する、前記複数のユーザのそれぞれの嗜好を示すユーザ個別の嗜好情報を記憶する第1の記憶手段と、
前記コミュニティに属するユーザ間のメッセージ通知可否を示すユーザ間通知可否情報と、前記滞在場所及び前記行動種類別のメッセージ通知可否を示す前記コミュニティに属するユーザ個別の個別通知可否情報とを記憶する第2の記憶手段と、
前記検出手段で前記複数のユーザのうちの第1のユーザの前記行動種類及び前記滞在場所が検出されたとき、前記複数のユーザのうちの前記第1のユーザ以外のユーザのなかから、該行動種類、該滞在場所、及び前記取得手段で取得された前記第1のユーザが使用している機器の前記機器関連情報のうちの少なくとも1つが前記嗜好情報に適合するユーザを通知先候補として選択する第1の選択手段と、
前記検出手段で検出された前記通知先候補の行動種類及び滞在場所と、前記ユーザ間通知可否情報と、前記通知先候補に対応する前記個別通知可否情報とを基に、前記通知先候補のなかから、前記第1のユーザからのメッセージを通知可能な第2のユーザを選択する第2の選択手段と、
前記第2のユーザに対し、前記第1のユーザの前記滞在場所及び前記第1のユーザの前記行動種類を含む、該第1のユーザと同じ行動を促すメッセージを通知する通知手段と、
を具備したことを特徴とする通知システム。 - 前記第2のユーザへ前記メッセージを通知した後に前記検出手段で検出された前記第2のユーザの行動種類及び滞在場所が、前記第1のユーザの行動種類及び滞在場所と一致するとき、該第2のユーザが該メッセージに対し反応したことにより前記コミュニティに与える影響度を計算する影響度計算手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の通知システム。
- 前記検出手段で検出された各ユーザの行動種類及び滞在場所と、前記取得手段で取得された各ユーザが使用している機器の前記機器関連情報とから、ユーザ個別の前記嗜好情報を抽出する抽出手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の通知システム。
- 前記第1の記憶手段に記憶されるユーザ個別の前記嗜好情報は、前記抽出手段で抽出された嗜好情報と、各ユーザにより入力された嗜好情報とを含むことを特徴とする請求項3記載の通知システム。
- 前記第1のユーザと同じ行動を促す前記メッセージを前記通知手段で前記第2のユーザに通知した回数を示す通知回数と、前記第2のユーザへ前記メッセージを通知した後に前記検出手段で検出された前記第2のユーザの行動種類及び滞在場所が、前記第1のユーザの行動種類及び滞在場所と一致する回数を示す反応回数とを集計して、前記通知回数に対する前記反応回数の割合を計算する第1の計算手段と、
前記割合が予め定められた値以下のとき、前記ユーザ間通知可否情報のうち、第1のユーザから前記第2のユーザへのメッセージ通知可否を示す情報を修正する第1の修正手段と、
をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の通知システム。 - 前記第2のユーザの行動種類及び滞在場所の組合せ毎に、前記第1のユーザと同じ行動を促す前記メッセージを前記通知手段で前記第2のユーザに通知した回数を示す通知回数と、前記第2のユーザへ前記メッセージを通知した後に前記検出手段で検出された前記第2のユーザの行動種類及び滞在場所が、前記第1のユーザの行動種類及び滞在場所と一致する回数を示す反応回数とを集計して、前記第2のユーザの行動種類及び滞在場所の組合せ毎に、前記通知回数に対する前記反応回数の割合を計算する第2の計算手段と、
前記第2のユーザの個別通知可否情報のうち、前記割合が予め定められた値以下の行動種類及び滞在場所の組合せに対応するメッセージ通知可否を示す情報を修正する第2の修正手段と、
をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の通知システム。 - コミュニティに属する複数のユーザのそれぞれの行動種類及び滞在場所を検出する検出手段と、
前記コミュニティ内で前記複数のユーザにより使用される各機器から、該機器の動作状態を含む取得可能な機器関連情報を取得する取得手段と、
前記滞在場所、前記行動種類及び前記機器関連情報のうちの少なくとも1つに対する、前記複数のユーザのそれぞれの嗜好を示すユーザ個別の嗜好情報を記憶する第1の記憶手段と、
前記コミュニティに属するユーザ間のメッセージ通知可否を示すユーザ間通知可否情報と、前記滞在場所及び前記行動種類別のメッセージ通知可否を示す前記コミュニティに属するユーザ個別の個別通知可否情報とを記憶する第2の記憶手段と、
を備えた通知システムにおける通知方法であって、
前記検出手段で前記複数のユーザのうちの第1のユーザの前記行動種類及び前記滞在場所が検出されたとき、前記複数のユーザのうちの前記第1のユーザ以外のユーザのなかから、該行動種類、該滞在場所、及び前記取得手段で取得された前記第1のユーザが使用している機器の前記機器関連情報のうちの少なくとも1つが前記嗜好情報に適合するユーザを通知先候補として選択する第1の選択ステップと、
前記検出手段で検出された前記通知先候補の行動種類及び滞在場所と、前記ユーザ間通知可否情報と、前記通知先候補に対応する前記個別通知可否情報とを基に、前記通知先候補のなかから、前記第1のユーザからのメッセージを通知可能な第2のユーザを選択する第2の選択ステップと、
前記第2のユーザに対し、前記第1のユーザの前記滞在場所及び前記第1のユーザの前記行動種類を含む、該第1のユーザと同じ行動を促すメッセージを通知する通知ステップと、
を含む通知方法。 - コンピュータを、
コミュニティに属する複数のユーザのそれぞれの行動種類及び滞在場所を検出する検出手段、
前記コミュニティ内で前記複数のユーザにより使用される各機器から、該機器の動作状態を含む取得可能な機器関連情報を取得する取得手段、
前記滞在場所、前記行動種類及び前記機器関連情報のうちの少なくとも1つに対する、前記複数のユーザのそれぞれの嗜好を示すユーザ個別の嗜好情報を記憶する第1の記憶手段、
前記コミュニティに属するユーザ間のメッセージ通知可否を示すユーザ間通知可否情報と、滞在場所及び行動種類別のメッセージ通知可否を示す前記コミュニティに属するユーザ個別の個別通知可否情報とを記憶する第2の記憶手段、
前記検出手段で前記複数のユーザのうちの第1のユーザの前記行動種類及び前記滞在場所が検出されたとき、前記複数のユーザのうちの前記第1のユーザ以外のユーザのなかから、該行動種類、該滞在場所、及び前記取得手段で取得された前記第1のユーザが使用している機器の前記機器関連情報のうちの少なくとも1つが前記嗜好情報に適合するユーザを通知先候補として選択する第1の選択手段、
前記検出手段で検出された前記通知先候補の行動種類及び滞在場所と、前記ユーザ間通知可否情報と、前記通知先候補に対応する前記個別通知可否情報とを基に、前記通知先候補のなかから、前記第1のユーザからのメッセージを通知可能な第2のユーザを選択する第2の選択手段、
前記第2のユーザに対し、前記第1のユーザの前記滞在場所及び前記第1のユーザの前記行動種類を含む、該第1のユーザと同じ行動を促すメッセージを通知する通知手段、
として機能させるためのプログラム。
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