JP2008233970A - 情報通信システムおよび情報通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】セキュリティを保ちつつその実施に要する費用を抑えることやそれをユーザが簡便に利用すること、つまりセキュリティとコストおよびセキュリティと簡便さを両立すること等ができる情報通信システムおよび情報通信方法を提供することを課題とする。
【解決手段】クライアント端末は、接続要求を発生してサーバ端末へ送信する。サーバ端末は、接続要求を受信すると、予め記憶したワンタイムパスワードを視認および/または聴認可能に出力する。クライアント端末は、ワンタイムパスワードが入力されると、入力されたワンタイムパスワードをサーバ端末へ送信する。サーバ端末は、ワンタイムパスワードを受信すると、受信したワンタイムパスワードを予め記憶したワンタイムパスワードと照合し、その照合結果に基づいて、受信した接続要求を許諾するか否かを決定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、情報通信システムおよび情報通信方法に関するものである。
情報通信分野においてセキュリティを保つ技術としては、多種多様なものが存在するが、例えばパスワードや認証機器などで個人を認証するもの(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)が挙げられる。
ここで、特許文献1には、有資格者判定方式に関する技術が開示されている。これによれば、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)からホストPCへデータ回線を介して接続要求を行う際、クライアントは、事前に、当該接続要求に必要なワンタイムパスワードのもととなる乱数を、当該クライアントの電話機を使って電話回線を通じて、ホスト側に設けられたワンタイムパスワード生成装置から音声で取得する。
また、特許文献2には、認証システム等に関する技術が開示されている。これによれば、利用者PCからネットワークサービスへ接続要求を行う際、利用者は、事前に、当該接続要求に必要なワンタイムパスワードを、当該利用者のPHSを使ってPHS公衆回線を通じて、ネットワークサービス側に設けられた認証装置からメッセージで取得する。
また、特許文献3には、ワンタイムパスワードを発生して一定時間保持するICタグシステムに関する技術が開示されている。これによれば、使用者が、当該ICタグシステムを組み込んだキャッシュカードを端末装置の挿入口に挿入し、当該端末装置に対して必要な情報を入力すると、当該端末装置は入力された情報をICタグシステムへ転送し、ICタグシステムはその情報をもとにワンタイムパスワードを作成し保持する。そして、使用者がキャッシュカードを端末装置から抜き取りリーダライタに入れると、ICタグシステムはワンタイムパスワードをリーダライタへ送信し、リーダライタ等はワンタイムパスワードに基づき当該使用者の認証を行う。
特開平11−306141号公報 特開2000−10927号公報 特開2003−337928号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2で開示されている技術では、PC間で接続要求を行う際に必要な情報を、当該PCとは別の端末や機器を使って、当該接続要求の対象となる通信回線とは別の通信回線を通じてユーザに通知するため、セキュリティを保つことはできるものの、それを実施するのに要する費用が高くなる虞があると共に、それをユーザが簡便に利用し難くなる虞があるという問題があった。
また、特許文献3で開示されている技術では、それを実施するにはICタグシステム以外にも認証装置などが必要となるため、セキュリティを保つことはできるものの、それを実施するのに要する費用が高くなる虞があるという問題があった。
なお、これら問題は、本発明が解決しようとする課題の一例である。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、セキュリティを保ちつつその実施に要する費用を抑えることやそれをユーザが簡便に利用すること、つまりセキュリティとコストおよびセキュリティと簡便さを両立すること等ができる情報通信システムおよび情報通信方法を提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる請求項1に記載の発明は、クライアント端末とサーバ端末とが通信可能に接続された情報通信システムにおいて、前記サーバ端末は、接続要求を許諾するか否かを決定するための決定情報を記憶する記憶手段と、前記クライアント端末から送信された前記接続要求や前記決定情報を受信する受信手段と、前記受信手段で前記接続要求を受信すると、前記記憶手段で記憶した前記決定情報を視認および/または聴認可能に出力する、および/または記憶媒体がユーザにより当該サーバ端末に接続されると、前記記憶手段で記憶した前記決定情報を当該記憶媒体に出力する出力手段と、前記受信手段で受信した前記決定情報を、前記記憶手段で記憶した前記決定情報と照合する照合手段と、前記照合手段での照合結果に基づいて、前記受信手段で受信した前記接続要求を許諾するか否かを決定する決定手段と、を備え、前記クライアント端末は、前記接続要求を発生する発生手段と、前記サーバ端末に接続された際に当該サーバ端末から出力された前記決定情報を格納した前記記憶媒体が前記ユーザにより当該クライアント端末に接続されると、当該記憶媒体から当該決定情報を取得する、および/または前記サーバ端末から視認および/または聴認可能に出力された前記決定情報が前記ユーザにより当該クライアント端末に入力されると、入力された当該決定情報を取得する取得手段と、前記発生手段で発生した前記接続要求や前記取得手段で取得した前記決定情報を前記サーバ端末へ送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる請求項3に記載の発明は、クライアント端末とサーバ端末とが通信可能に接続された情報通信システムで行われる情報通信方法において、前記クライアント端末は、接続要求を発生し、発生した当該接続要求を前記サーバ端末へ送信し、前記サーバ端末は、前記クライアント端末から送信された前記接続要求を受信し、前記接続要求を許諾するか否かを決定するための当該サーバ端末で予め記憶した決定情報を視認および/または聴認可能に出力し、前記クライアント端末は、前記サーバ端末から出力された前記決定情報がユーザにより当該クライアント端末に入力されると、入力された当該決定情報を前記サーバ端末へ送信し、前記サーバ端末は、前記クライアント端末から送信された前記決定情報を受信し、受信した当該決定情報を、当該サーバ端末で予め記憶した前記決定情報と照合し、その照合結果に基づいて、受信した当該接続要求を許諾するか否かを決定すること、を特徴とする。
また、本発明にかかる請求項4に記載の発明は、クライアント端末とサーバ端末とが通信可能に接続された情報通信システムで行われる情報通信方法において、前記サーバ端末は、記憶媒体がユーザにより当該サーバ端末に接続されると、接続要求を許諾するか否かを決定するための当該サーバ端末で予め記憶した決定情報を、接続された当該記憶媒体に出力し、前記クライアント端末は、前記サーバ端末から出力された前記決定情報を格納した前記記憶媒体が前記ユーザにより当該クライアント端末に接続されると、前記接続要求を発生すると共に接続された当該記憶媒体から当該決定情報を取得し、発生した前記接続要求および取得した前記決定情報を前記サーバ端末へ送信し、前記サーバ端末は、前記クライアント端末から送信された前記接続要求および前記決定情報を受信し、受信した当該決定情報を、当該サーバ端末で予め記憶した前記決定情報と照合し、その照合結果に基づいて、受信した当該接続要求を許諾するか否かを決定すること、を特徴とする。
以下に、本発明にかかる情報通信システムおよび情報通信方法の実施形態を詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
本実施形態にかかる情報通信システムは、クライアント端末とサーバ端末とが通信可能に接続されたものである。
そして、サーバ端末は、記憶手段と受信手段と出力手段と照合手段と決定手段とを備えている。ここで、記憶手段は、接続要求を許諾するか否かを決定するための決定情報を記憶する。受信手段は、クライアント端末から送信された接続要求や決定情報を受信する。出力手段は、受信手段で接続要求を受信すると、記憶手段で記憶した決定情報を視認および/または聴認可能に出力する、および/または記憶媒体がユーザによりサーバ端末に接続されると、記憶手段で記憶した決定情報を当該記憶媒体に出力する。照合手段は、受信手段で受信した決定情報を、記憶手段で記憶した決定情報と照合する。決定手段は、照合手段での照合結果に基づいて、受信手段で受信した接続要求を許諾するか否かを決定する。なお、サーバ端末は、記憶手段で記憶した前記決定情報を所定の時点で更新する更新手段をさらに備えてもよい。
また、クライアント端末は、発生手段と取得手段と送信手段とを備えている。ここで、発生手段は、接続要求を発生する。取得手段は、サーバ端末に接続された際に当該サーバ端末から出力された決定情報を格納した記憶媒体がユーザによりクライアント端末に接続されると、当該記憶媒体から当該決定情報を取得する、および/またはサーバ端末から視認および/または聴認可能に出力された決定情報がユーザにより当該クライアント端末に入力されると、入力された当該決定情報を取得する。送信手段は、発生手段で発生した接続要求や取得手段で取得した決定情報をサーバ端末へ送信する。
そして、本実施形態にかかる情報通信方法では、クライアント端末は、接続要求を発生し、発生した当該接続要求をサーバ端末へ送信し、サーバ端末は、クライアント端末から送信された接続要求を受信し、当該サーバ端末で予め記憶した決定情報を視認および/または聴認可能に出力し、クライアント端末は、サーバ端末から出力された決定情報がユーザにより当該クライアント端末に入力されると、入力された当該決定情報をサーバ端末へ送信し、サーバ端末は、クライアント端末から送信された決定情報を受信し、受信した当該決定情報を、当該サーバ端末で予め記憶した決定情報と照合し、その照合結果に基づいて、受信した当該接続要求を許諾するか否かを決定する、という動作を行う。なお、サーバ端末は、当該サーバ端末で予め記憶した決定情報を所定の時点で更新してもよい。
また、本実施形態にかかる情報通信方法では、サーバ端末は、記憶媒体がユーザにより当該サーバ端末に接続されると、当該サーバ端末で予め記憶した決定情報を、接続された当該記憶媒体に出力し、クライアント端末は、サーバ端末から出力された決定情報を格納した記憶媒体がユーザにより当該クライアント端末に接続されると、接続要求を発生すると共に接続された当該記憶媒体から当該決定情報を取得し、発生した接続要求および取得した決定情報をサーバ端末へ送信し、サーバ端末は、クライアント端末から送信された接続要求および決定情報を受信し、受信した当該決定情報を、当該サーバ端末で予め記憶した決定情報と照合し、その照合結果に基づいて、受信した当該接続要求を許諾するか否かを決定する、という動作を行う。なお、サーバ端末は、当該サーバ端末で予め記憶した決定情報を所定の時点で更新してもよい。
以上、本実施形態の情報通信システムおよび情報通信方法によれば、セキュリティを保ちつつその実施に要する費用を抑えることやそれをユーザが簡便に利用すること、つまりセキュリティとコストおよびセキュリティと簡便さを両立すること等ができるという効果を奏する。
また、本実施形態の情報通信システムおよび情報通信方法によれば、サーバ端末で予め記憶した決定情報を所定の時点で更新してもよいので、セキュリティを保ちつつ、ユーザによる誤操作の防止が可能になるという効果を奏する。
上述した実施形態にかかる情報通信システムおよび情報通信方法の実施例である情報通信システム100(以下、本システムと記す場合がある。)について、図1から図6を参照して詳細に説明する。
〔1.情報通信システム100の構成〕
ここでは、情報通信システム100の構成について、図1を参照して詳細に説明する。図1は、情報通信システム100の構成の一例を示すブロック図である。
情報通信システム100は、クライアント端末102とサーバ端末104とからなる。クライアント端末102とサーバ端末104とは、図示の如く有線で通信可能に接続されている。なお、クライアント端末102の台数は複数でもよい。また、クライアント端末102とサーバ端末104とは、無線で通信可能に接続されてもよく、インターネットやLANなどのネットワークを介して通信可能に接続されてもよい。
サーバ端末104は、上述した実施形態におけるサーバ端末に相当するものであり、処理部104aと通信部104bと出力媒体104cと記憶部104dと接続部104eとを備えている。
処理部104aは、サーバ端末104を統括的に制御するCPU等であり、生成部104a1と出力部104a2と照合部104a3と決定部104a4と更新部104a5とを備えている。
生成部104a1は、サーバ端末104への接続要求を許諾するか否かを決定するための決定情報を生成する。なお、決定情報とは、例えば一時的に有効なフレーズ(文字や記号や数字などの組み合わせ)であるワンタイムパスワードなどである。また、決定情報は、例えば会議といった用途やクライアント端末102ごとに固有のものを設定してもよい。
出力部104a2は、上述した実施形態における出力手段に相当するものであり、以下の動作A1や動作A2を行う。
動作A1:後述する通信部104bで接続要求を受信すると、後述する記憶部104dで記憶した決定情報(例えば、生成部104a1で予め生成した決定情報、後述する更新部104a5で更新した後の決定情報、など)を、後述する出力媒体104cに視認および/または聴認可能に出力する。
動作A2:後述する接続部104eに記憶媒体がユーザにより接続されると、後述する記憶部104dで記憶した決定情報(例えば、生成部104a1で予め生成した決定情報、後述する更新部104a5で更新した後の決定情報、など)を、接続された当該記憶媒体に出力する。なお、記憶媒体とは、例えば、不揮発性のUSBメモリなどである。
照合部104a3は、上述した実施形態における照合手段に相当するものであり、後述する通信部104bで受信した決定情報を、後述する記憶部104dで記憶した決定情報(例えば、生成部104a1で予め生成した決定情報、後述する更新部104a5で更新した後の決定情報、など)と照合する。
決定部104a4は、上述した実施形態における決定手段に相当するものであり、照合部104a3での照合結果に基づいて、後述する通信部104bで受信した接続要求を許諾するか否かを決定する。
更新部104a5は、上述した実施形態における更新手段に相当するものであり、後述する記憶部104dで記憶した決定情報(例えば、生成部104a1で予め生成した決定情報)を、所定の時点(タイミング)で更新する。なお、所定の時点(タイミング)とは、例えば、サーバ端末104の起動時や再起動時、後述する通信部104bで接続要求を受信した時、後述する接続部104eに記憶媒体が接続された時、所定時間が経過した時、などである。
通信部104bは、上述した実施形態における受信手段を含むものであり、クライアント端末102から送信された接続要求や決定情報を受信する等、クライアント端末102との間で各種情報を通信(送受信)する。
出力媒体104cは、決定情報などの各種情報を視認および/または聴認可能に出力するための媒介手段であり、例えば、プラズマディスプレイや液晶プロジェクタのような大画面出力デバイス、一時的に確認可能な小画面液晶、LED、スピーカ、プリンタなどである。
記憶部104dは、上述した実施形態における記憶手段に相当するものであり、生成部104a1で生成した決定情報や更新部104a5で更新した後の決定情報などの各種情報を記憶する。
接続部104eは、記憶媒体をサーバ端末104に接続するためのインターフェースであり、記憶媒体が例えばUSBメモリであればUSB端子である。
クライアント端末102は、上述した実施形態におけるクライアント端末に相当するもので、例えば市販のパーソナルコンピュータであり、処理部102aと通信部102bと出力媒体102cと入力デバイス102dと接続部102eとを備えている。
処理部102aは、クライアント端末102を統括的に制御するCPU等であり、発生部102a1と取得部102a2と出力部102a3とを備えている。
発生部102a1は、上述した実施形態における発生手段に相当するものであり、例えば、後述する入力デバイス102dからのアクションを受けたり後述する接続部102eに記憶媒体が接続されたりして、所定の処理を実行するプログラム(例えば、ネットワークアプリケーションやネットワークサービスなどを実施するためのプログラム)が起動すると、サーバ端末104への接続要求を発生する。
取得部102a2は、上述した実施形態における取得手段に相当するものであり、以下の動作B1や動作B2を行う。
動作B1:サーバ端末104に接続された際に当該サーバ端末から出力された決定情報を格納した記憶媒体が、後述する接続部102eにユーザにより接続されると、接続された当該記憶媒体から、当該決定情報を取得する。
動作B2:サーバ端末104から視認および/または聴認可能に出力された決定情報が、後述する入力デバイス102dでユーザにより入力されると、入力された当該決定情報を取得する。
出力部102a3は、取得部102a2で取得した決定情報や後述する入力デバイス102dで入力された情報などの各種情報を、後述する出力媒体102cに視認および/または聴認可能に出力する。
通信部102bは、上述した実施形態における送信手段を含むものであり、発生部102a1で発生した接続要求や取得部102a2で取得した決定情報をサーバ端末104へ送信する等、サーバ端末104との間で各種情報を通信(送受信)する。
出力媒体102cは、取得部102a2で取得した決定情報や後述する入力デバイス102dで入力された情報などの各種情報を視認および/または聴認可能に出力するための媒介手段であり、例えば、モニタ、スピーカ、プリンタなどである。
入力デバイス102dは、サーバ端末104から視認および/または聴認可能に出力された決定情報などの各種情報を、ユーザがクライアント端末102へ入力するためのものである。
接続部102eは、記憶媒体をクライアント端末102に接続するためのインターフェースであり、記憶媒体が例えばUSBメモリであればUSB端子である。
〔2.情報通信システム100の動作〕
ここでは、情報通信システム100の動作(その1、その2)について、図2および図3を参照して詳細に説明する。なお、各動作の説明において、クライアント端末102とサーバ端末104とは、ネットワークを介して通信可能に接続されているものとする。
まずは、情報通信システム100の動作(その1)について、図2を参照して詳細に説明する。図2は、情報通信システム100の動作(その1)の一例を示すフローチャートである。
クライアント端末102は、所定のネットワークアプリケーションやネットワークサービスなどを実施するための実行ファイル(実行プログラム)が起動されると、発生部102a1で、接続要求を発生する(ステップSA−1)。なお、接続要求としては、実施するネットワークアプリケーションやネットワークサービスなどによって、例えば、当該アプリケーションの起動やWebサービスへのアクセスなどがある。
つぎに、クライアント端末102は、通信部102bで、ステップSA−1で発生した接続要求をサーバ端末104へ送信する(ステップSA−2)。
つぎに、サーバ端末104は、通信部104bで、ステップSA−2で送信した接続要求を受信する(ステップSA−3)。
つぎに、サーバ端末104は、ステップSA−3で接続要求を受信すると、出力部104a2で、生成部104a1で予め生成して記憶部104dで記憶したワンタイムパスワードを、出力媒体104cに、ユーザが視認および/または聴認可能に出力する(ステップSA−4)。なお、本動作では、ワンタイムパスワードを出力媒体104cに視認および/または聴認可能に出力するので、ユーザは、サーバ端末104の設置場所(具体的には出力媒体104cの設置場所)に出向いてワンタイムパスワードを視聴する必要がある。これゆえに、本システムは、クライアント端末102とサーバ端末104とが互いに容易に見通せる範囲(例えば同じ部屋)にあるような場面(例えば、サーバ端末104を固定で設置した会議室に、個人がクライアント端末102を持ち寄って会議を開催するような場面など)で有用である。
また、ステップSA−4において、サーバ端末104は、更新部104a5で、記憶部104dで記憶したワンタイムパスワードを、例えばサーバ端末104の起動時/再起動時や指定した任意のタイミングで更新し、更新したワンタイムパスワードを出力してもよい。これにより、例えば以前取得したワンタイムパスワードを別のタイミング(例えばワンタイムパスワードを取得した日の次の日)で使用しても、既にそのワンタイムパスワードは更新されているので、セキュリティを保つことができ、かつ誤操作の防止もできる。
図2の説明に戻り、クライアント端末102は、ステップSA−4で出力したワンタイムパスワードをユーザにより入力デバイス102dで入力されると、取得部102a2で、入力されたワンタイムパスワードを取得する(ステップSA−5)。
つぎに、クライアント端末102は、通信部102bで、ステップSA−5で取得したワンタイムパスワードをサーバ端末104へ送信する(ステップSA−6)。
つぎに、サーバ端末104は、通信部104bで、ステップSA−6で送信したワンタイムパスワードを受信する(ステップSA−7)。
つぎに、サーバ端末104は、照合部104a3で、ステップSA−7で受信したワンタイムパスワードを、記憶部104dで記憶したワンタイムパスワードと照合する(ステップSA−8)。具体的には、サーバ端末104は、照合部104a3で、ステップSA−7で受信したワンタイムパスワードと記憶部104dで記憶したワンタイムパスワードとが一致するか否かを判定する。
つぎに、サーバ端末104は、決定部104a4で、ステップSA−8での照合結果に基づいて、ステップSA−3で受信した接続要求を許諾するか否かを決定する(ステップSA−9)。具体的には、サーバ端末104は、決定部104a4で、ステップSA−8で「一致する」という判定結果が得られた場合には、ステップSA−3で受信した接続要求を許諾する。これにより、クライアント端末102とサーバ端末104との接続が確立する。
そして、クライアント端末102とサーバ端末104との接続が確立されると、クライアント端末102とサーバ端末104との間で、起動された実行ファイルで実行するネットワークアプリケーションやネットワークサービスが開始される。換言すると、クライアント端末102とサーバ端末104との間で、実施するネットワークアプリケーションやネットワークサービスなどに応じて、ネットワークアプリケーションの実行やネットワークサービスの処理が開始される。
なお、クライアント端末102とサーバ端末104との接続が確立されなかった場合、サーバ端末104は、実施するネットワークアプリケーションやネットワークサービスなどに応じて、クライアント端末102に、例えば、エラーメッセージを表示したり、ワンタイムパスワードの再入力を指示したり、ワンタイムパスワードを出力媒体104cに再度出力(表示)してからその再入力を指示したりしてもよい。
これにて、情報通信システム100の動作(その1)の説明を終了する。
つぎに、情報通信システム100の動作(その2)について、図3を参照して詳細に説明する。図3は、情報通信システム100の動作(その2)の一例を示すフローチャートである。
所定のネットワークアプリケーションやネットワークサービスを実施するための自動起動する実行ファイル(実行プログラム)を同梱した不揮発性のUSBメモリがユーザにより接続部104eに接続されると、当該USBメモリ内に同梱した実行プログラムが自動起動され、当該実行プログラムで当該USBメモリの接続先がサーバ端末104であることを識別する一方、サーバ端末104は、出力部104a2で、生成部104a1で予め生成して記憶部104dで記憶したワンタイムパスワードを、接続された当該USBメモリに出力する(書き込む)(ステップSB−1)。なお、本動作では、サーバ端末104に接続されたUSBメモリにワンタイムパスワードを出力するので、ユーザは、サーバ端末104の設置場所に出向いてUSBメモリを当該サーバ端末に接続する必要がある。これゆえに、本システムは、クライアント端末102とサーバ端末104とが互いに容易に見通せる範囲(例えば同じ部屋)にあるような場面(例えば、サーバ端末104を固定で設置した会議室に、個人がクライアント端末102を持ち寄って会議を開催するような場面など)で有用である。
ここで、ステップSB−1において、サーバ端末104は、出力部104a2で、ワンタイムパスワードの他に、サーバ端末104を一意に識別するためのサーバ識別情報(例えばIPアドレスのようなユニークな識別情報など)を同時に出力してもよい。これにより、固有のサーバ端末104でしか利用できなかったUSBメモリを汎用化することができ、かつ、セキュリティを保つことができる。
また、ステップSB−1において、サーバ端末104は、更新部104a5で、記憶部104dで記憶したワンタイムパスワードを、例えばサーバ端末104の起動時/再起動時や指定した任意のタイミングで更新し、更新したワンタイムパスワードを出力してもよい。これにより、例えば以前取得したワンタイムパスワードを格納したUSBメモリを別のタイミング(例えばワンタイムパスワードを取得した日の次の日)で使用しても、既にそのワンタイムパスワードは更新されているので、セキュリティを保つことができ、かつ誤操作の防止もできる。
図3の説明に戻り、ユーザによりUSBメモリが接続部104eから取り外されて接続部102eに接続されると、当該USBメモリ内に同梱した実行プログラムが自動起動され、当該実行プログラムで当該USBメモリの接続先がクライアント端末102であること(サーバ端末104でないこと)を識別する一方、クライアント端末102は、発生部102a1で、接続要求を発生する(ステップSB−2)と共に、取得部102a2で、接続された当該USBメモリからワンタイムパスワードを取得する(ステップSB−3)。なお、接続要求としては、例えば、実施するネットワークアプリケーションやネットワークサービスなどによって、当該アプリケーションの起動やWebサービスへのアクセスなどがある。ここで、本動作では、上述した動作(その1)とは異なり、ユーザにワンタイムパスワードを入力させる手間を省くことができ、ユーザにとってより簡便に本システムを利用することができる。
つぎに、クライアント端末102は、通信部102bで、ステップSB−2で発生した接続要求およびステップSB−3で取得したワンタイムパスワードを、サーバ端末104へ送信する(ステップSB−4)。
つぎに、サーバ端末104は、通信部104bで、ステップSB−4で送信した接続要求およびワンタイムパスワードを受信する(ステップSB−5)。
つぎに、サーバ端末104は、照合部104a3で、ステップSB−5で受信したワンタイムパスワードを、記憶部104dで記憶したワンタイムパスワードと照合する(ステップSB−6)。具体的には、サーバ端末104は、照合部104a3で、ステップSB−5で受信したワンタイムパスワードと記憶部104dで記憶したワンタイムパスワードとが一致するか否かを判定する。
つぎに、サーバ端末104は、決定部104a4で、ステップSB−6での照合結果に基づいて、ステップSB−5で受信した接続要求を許諾するか否かを決定する(ステップSB−7)。具体的には、サーバ端末104は、決定部104a4で、ステップSB−6で「一致する」という判定結果が得られた場合には、ステップSB−5で受信した接続要求を許諾する。これにより、クライアント端末102とサーバ端末104との接続が確立する。
そして、クライアント端末102とサーバ端末104との接続が確立されると、クライアント端末102とサーバ端末104との間で、起動された実行ファイルで実行するネットワークアプリケーションやネットワークサービスが開始される。換言すると、クライアント端末102とサーバ端末104との間で、実施するネットワークアプリケーションやネットワークサービスなどに応じて、ネットワークアプリケーションの実行やネットワークサービスの処理が開始される。
なお、クライアント端末102とサーバ端末104との接続が確立されなかった場合、サーバ端末104は、実施するネットワークアプリケーションやネットワークサービスなどに応じて、クライアント端末102に、例えば、エラーメッセージを表示したり、ワンタイムパスワードの再入力を指示したり、ワンタイムパスワードを出力媒体104cに再度出力(表示)してからその再入力を指示したりしてもよい。
これにて、情報通信システム100の動作(その2)の説明を終了する。
〔3.情報通信システム100のまとめ〕
以上、詳細に説明したように、情報通信システム100によれば、所定のネットワークアプリケーションやネットワークサービスが起動されると、クライアント端末102は、接続要求を発生し、発生した当該接続要求をサーバ端末104へ送信する。そして、サーバ端末104は、クライアント端末102から送信された接続要求を受信し、当該サーバ端末で予め記憶したワンタイムパスワードを視認および/または聴認可能に出力する。そして、クライアント端末102は、サーバ端末104から出力されたワンタイムパスワードがユーザにより当該クライアント端末に入力されると、入力された当該ワンタイムパスワードをサーバ端末104へ送信する。そして、サーバ端末104は、クライアント端末102から送信されたワンタイムパスワードを受信し、受信した当該ワンタイムパスワードを、当該サーバ端末で予め記憶したワンタイムパスワードと照合し、その照合結果に基づいて、受信した当該接続要求を許諾するか否かを決定する。そして、その決定結果が接続要求を許諾するというものであった場合には、クライアント端末102とサーバ端末104との接続が確立され、起動された所定のネットワークアプリケーションやネットワークサービスが実行される。
これにより、セキュリティを保ちつつその実施に要する費用を抑えることやそれをユーザが簡便に利用すること、つまりセキュリティとコストおよびセキュリティと簡便さを両立すること等ができる。また、本システムによれば、アプリケーションやサービスを実行するという動作の中に、自動的にワンタイムパスワードを出力(例えば表示など)させるという動作が含まれているので、ユーザにとって簡便性が高く、セキュリティを簡易に保つことができる。また、本システムによれば、ユーザに対して、ワンタイムパスワードを得るために出力媒体104cの目の前に来ることと、そこで得たワンタイムパスワードを入力することを要求するので、セキュアな通信経路、セキュアなネットワークを確立することができる。また、本システムは、セキュリティや誤操作防止が求められる表示媒体システムやアプリケーションやサービスや秘匿性のある会議システムなどで有用である。
また、情報通信システム100によれば、図4や図5に示すように、例えば会議室に持ち込まれたクライアント端末102(ノートパソコン)の出力媒体102cに表示されている画面を、当該クライアント端末と有線または無線のネットワークで接続された例えば同じ会議室にあるサーバ端末104の出力媒体104c(プラズマディスプレイ)に、画像ケーブルの抜き差しを行うことなく、表示することができる。
具体的には、クライアント端末102は、当該クライアント端末からアプリケーション(具体的には、出力媒体102cに表示されている画面を出力媒体104cに表示するという処理を実行するアプリケーション)が起動されると、上述した接続要求に相当する表示要求を、ネットワークを経由してサーバ端末104へ送信する。そして、サーバ端末104は、クライアント端末102から送信された表示要求を受信すると、出力媒体104cにワンタイムパスワードを表示する。そして、ユーザがワンタイムパスワードを入力すると、入力されたワンタイムパスワードがクライアント端末102からサーバ端末104へネットワーク経由で送信される。そして、サーバ端末104でワンタイムパスワードの認証が行われ、起動したアプリケーションが開始される。
また、情報通信システム100によれば、ワンタイムパスワードを、クライアント端末102の出力媒体102cに表示するのではなく、アプリケーションやサービスを提供する物理的にユーザの目の前にあるサーバ端末104の出力媒体104cに表示させるので、ユーザによる誤操作を防止できるという安心感と同時にセキュリティを保つことができ、さらにユーザの簡便性を得ることができる。換言すると、情報通信システム100によれば、物理的に出力媒体104cの目の前に居ないとワンタイムパスワードを得ることができず、布いてはクライアント端末102とサーバ端末104との接続を確立することができないので、意図しない出力媒体に対してユーザが誤って情報を送信したり表示したりしてしまうという誤操作を確実に防止できるという安心感や、ネットワークセキュリティや、ユーザの簡便性を得ることができる。
また、具体的には、情報通信システム100によれば、図6に示すように、例えば会議室Aに設置されたサーバ端末104とネットワークを介して通信可能に接続されたクライアント端末102を別室(例えば会議室Bや庶務机など)にてユーザが操作した際に誤って所定のアプリケーション(具体的には、出力媒体102cに表示されている画面を出力媒体104cに表示するという処理を実行するアプリケーション)を起動した場合、ワンタイムパスワードは会議室Aに設置されたサーバ端末104の出力媒体104cのみに表示されるので、別室にいるユーザにはワンタイムパスワードはわからず、その結果、クライアント端末102で起動したアプリケーションは実行されない。これにより、出力媒体102cに表示されている画面が、表示したくない場所(会議室A)にある出力媒体104cに、誤って表示されてしまうことを効果的に防ぐことができる。また、表示される場所をユーザが特定できるという安心感を得ることができる。
また、情報通信システム100によれば、所定のネットワークアプリケーションやネットワークサービスを自動起動するUSBメモリがユーザによりサーバ端末104に接続されると、当該サーバ端末は、当該サーバ端末で予め記憶したワンタイムパスワードを、接続された当該USBメモリに出力する。そして、クライアント端末102は、サーバ端末104から出力されたワンタイムパスワードが格納されたUSBメモリがユーザにより当該クライアント端末に接続されると、所定のネットワークアプリケーションやネットワークサービスが自動起動され、接続要求を発生すると共に接続された当該USBメモリから当該ワンタイムパスワードを取得し、発生した接続要求および取得したワンタイムパスワードをサーバ端末104へ送信する。そして、サーバ端末104は、クライアント端末102から送信された接続要求およびワンタイムパスワードを受信し、受信した当該ワンタイムパスワードを、当該サーバ端末で予め記憶したワンタイムパスワードと照合し、その照合結果に基づいて、受信した当該接続要求を許諾するか否かを決定する。そして、その決定結果が接続要求を許諾するというものであった場合には、クライアント端末102とサーバ端末104との接続が確立され、起動された所定のネットワークアプリケーションやネットワークサービスが実行される。
これにより、セキュリティを保ちつつその実施に要する費用を抑えることやそれをユーザが簡便に利用すること、つまりセキュリティとコストおよびセキュリティと簡便さを両立すること等ができる。また、本システムによれば、ユーザに対して、ワンタイムパスワードを得るためにUSBメモリを持ってサーバ端末104の目の前に来ることと、そこで得たワンタイムパスワードを格納したUSBメモリをクライアント端末102に接続することを要求するので、セキュアな通信経路、セキュアなネットワークを確立することができる。また、本システムは、セキュリティや誤操作防止が求められる表示媒体システムやアプリケーションやサービスや秘匿性のある会議システムなどで有用である。
また、情報通信システム100によれば、記憶部104dで記憶したワンタイムパスワードを更新部104a5で所定のタイミングに更新してもよい。これにより、具体的には、USBメモリでワンタイムパスワードを取得した日の翌日に当該USBメモリを使用しても、記憶部104dで記憶したワンタイムパスワードは既に更新されているので、クライアント端末102とサーバ端末104との接続を確立することができず、故にセキュリティを保ち、誤操作防止も可能である。また、具体的には、ユーザが、USBメモリでワンタイムパスワードを取得した日の翌日に当該USBメモリを、当該取得した日に接続したサーバ端末104と同一のもの(USBメモリに書き込まれているサーバ識別情報が同じもの)に接続した場合において、USBメモリ内のワンタイムパスワードが記憶部104dで記憶したワンタイムパスワードと異なるとサーバ端末104が判定したときは、サーバ端末104は、記憶部104dで記憶したワンタイムパスワードを出力媒体104cに出力し、ワンタイムパスワードをユーザに再度入力させてもよい。
情報通信システム100の構成の一例を示すブロック図である。 情報通信システム100で行われる動作(その1)の一例を示すフローチャートである。 情報通信システム100で行われる動作(その2)の一例を示すフローチャートである。 情報通信システム100の具体的な実施構成の一例を示す図である。 情報通信システム100の具体的な使用環境の一例を示す図である。 情報通信システム100の具体的な使用場面の一例を示す図である。
符号の説明
100 情報通信システム
102 クライアント端末
102a 処理部
102a1 発生部
102a2 取得部
102a3 出力部
102b 通信部
102c 出力媒体
102d 入力デバイス
102e 接続部
104 サーバ端末
104a 処理部
104a1 生成部
104a2 出力部
104a3 照合部
104a4 決定部
104a5 更新部
104b 通信部
104c 出力媒体
104d 記憶部
104e 接続部

Claims (5)

  1. クライアント端末とサーバ端末とが通信可能に接続された情報通信システムにおいて、
    前記サーバ端末は、
    接続要求を許諾するか否かを決定するための決定情報を記憶する記憶手段と、
    前記クライアント端末から送信された前記接続要求や前記決定情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で前記接続要求を受信すると、前記記憶手段で記憶した前記決定情報を視認および/または聴認可能に出力する、および/または記憶媒体がユーザにより当該サーバ端末に接続されると、前記記憶手段で記憶した前記決定情報を当該記憶媒体に出力する出力手段と、
    前記受信手段で受信した前記決定情報を、前記記憶手段で記憶した前記決定情報と照合する照合手段と、
    前記照合手段での照合結果に基づいて、前記受信手段で受信した前記接続要求を許諾するか否かを決定する決定手段と、
    を備え、
    前記クライアント端末は、
    前記接続要求を発生する発生手段と、
    前記サーバ端末に接続された際に当該サーバ端末から出力された前記決定情報を格納した前記記憶媒体が前記ユーザにより当該クライアント端末に接続されると、当該記憶媒体から当該決定情報を取得する、および/または前記サーバ端末から視認および/または聴認可能に出力された前記決定情報が前記ユーザにより当該クライアント端末に入力されると、入力された当該決定情報を取得する取得手段と、
    前記発生手段で発生した前記接続要求や前記取得手段で取得した前記決定情報を前記サーバ端末へ送信する送信手段と、
    を備えたこと
    を特徴とする情報通信システム。
  2. 前記サーバ端末は、前記記憶手段で記憶した前記決定情報を所定の時点で更新する更新手段をさらに備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の情報通信システム。
  3. クライアント端末とサーバ端末とが通信可能に接続された情報通信システムで行われる情報通信方法において、
    前記クライアント端末は、接続要求を発生し、発生した当該接続要求を前記サーバ端末へ送信し、
    前記サーバ端末は、前記クライアント端末から送信された前記接続要求を受信し、前記接続要求を許諾するか否かを決定するための当該サーバ端末で予め記憶した決定情報を視認および/または聴認可能に出力し、
    前記クライアント端末は、前記サーバ端末から出力された前記決定情報がユーザにより当該クライアント端末に入力されると、入力された当該決定情報を前記サーバ端末へ送信し、
    前記サーバ端末は、前記クライアント端末から送信された前記決定情報を受信し、受信した当該決定情報を、当該サーバ端末で予め記憶した前記決定情報と照合し、その照合結果に基づいて、受信した当該接続要求を許諾するか否かを決定すること、
    を特徴とする情報通信方法。
  4. クライアント端末とサーバ端末とが通信可能に接続された情報通信システムで行われる情報通信方法において、
    前記サーバ端末は、記憶媒体がユーザにより当該サーバ端末に接続されると、接続要求を許諾するか否かを決定するための当該サーバ端末で予め記憶した決定情報を、接続された当該記憶媒体に出力し、
    前記クライアント端末は、前記サーバ端末から出力された前記決定情報を格納した前記記憶媒体が前記ユーザにより当該クライアント端末に接続されると、前記接続要求を発生すると共に接続された当該記憶媒体から当該決定情報を取得し、発生した前記接続要求および取得した前記決定情報を前記サーバ端末へ送信し、
    前記サーバ端末は、前記クライアント端末から送信された前記接続要求および前記決定情報を受信し、受信した当該決定情報を、当該サーバ端末で予め記憶した前記決定情報と照合し、その照合結果に基づいて、受信した当該接続要求を許諾するか否かを決定すること、
    を特徴とする情報通信方法。
  5. 前記サーバ端末は、当該サーバ端末で予め記憶した前記決定情報を所定の時点で更新すること
    を特徴とする請求項3または4に記載の情報通信方法。
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