JP2008230441A - シフトレバー装置 - Google Patents

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寿治 片桐
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    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

【課題】光源からノブの光放出部への光が遮られることを防止することができるシフトレバー装置を得る。
【解決手段】ノブ90の内部に配置されたバッテリー96から電気エネルギーがランプ102へ供給され、ランプ102が発光する。発行した光は、ライトガイド110へ入射し、ライトガイド110によって光放出部106に均等に当てられ、光放出部106からノブ90の外部へ放出されて、光放出部106が照明される。このように、バッテリー96の電気エネルギーをノブ90の内部に配置されたランプ102へ供給してランプ102を発光させるため、ランプ102からノブ90の光放出部106への光が遮られることを防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の変速機を操作するためのシフトレバー装置に関する。
車両の変速機を車室内側から操作して変速機に設定されたシフトレンジを変更するための操作装置には、棒状のレバーを備え、このレバーを回動させることで変速機を操作するシフトレバー装置が一般的に使用されている。
その一例として、レバーは常に所定の中立位置にバネ力で付勢されており、シフトレンジを変更するときには、レバーの先端部に設けられた把持用のノブを操作し、レバーを中立位置から所望のシフト位置へ回動させ、シフトレンジを変更するシフトレバー装置が提案されている(特許文献1)。
このシフトレバー装置によると、レバーを所望のシフト位置へ回動させてシフトレンジを変更し、ノブから手を離すとレバーは基の中立位置にバネ力で復帰するようになっている。
ここで、中立位置に復帰したレバーの基端部近傍には、ランプが配置されており、このランプはレバーの先端部に取り付けられたノブの下面へ向けて光を照射するようになっている。そして、ノブの下面から入射した光は、ノブの内部を透過してノブの上面に設けられたインジケータプレートを通過することでノブの外部へ放出される。
このインジケータプレートには、シフト操作に対応したシフトパターンが表示されており、光がインジケータプレートを通過してノブの外部へ放出されることでノブの上面が照明されて、夜間等、車内が暗い場合でもノブの上面に表示されたシフトパターンを確認できるようになっている。
特開2005−96743号公報
しかしながら、このシフトレバー装置では、レバーの基端部近傍に配置されたライトによって、ノブの上面を照明するため、ライトとノブの間にライトの光を遮るような物が置かれると、ノブの上面を照明することができなくなってしまう。
本発明は、上記事実を考慮して、光源からノブの光放出部への光が遮られることを防止することが目的である。
本発明の請求項1に係るシフトレバー装置は、回動して任意のシフト位置へ移動されるレバーと、前記レバーに設けられ、電気エネルギーの導通を可能とする配線と、車体に固定され、前記レバーの所定のシフト位置で、前記配線と接触し、前記配線へ電気エネルギーを供給する電力供給部材と、前記レバーの先端に車両乗員による把持が可能なように取り付けられたノブと、前記ノブに設けられ、前記配線に接続されると共に、前記配線から供給された電気エネルギーを充電する蓄電池と、前記ノブの内部に設けられ、前記蓄電池に充電された電気エネルギーが供給されて光を発光する光源と、前記ノブに設けられ、前記光源が発光した光を前記ノブの外部へ放出する光放出部と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、レバーの先端に取り付けられたノブを車両乗員が把持して操作することで、レバーを回動させて任意のシフト位置へ移動させることができる。
また、レバーには、電気エネルギーの導通を可能とする配線が設けられ、さらに、ノブに設けられた蓄電池がこの配線に接続されている。
ここで、車体に固定された電力供給部材が、レバーの所定のシフト位置で、この配線と接触し、配線へ電気エネルギーを供給し、この電気エネルギーは、配線に接続された蓄電池に充電される。
さらに、ノブの内部に設けられた光源が、蓄電池に充電された電気エネルギーを供給され光を発光し、発光した光は、ノブに設けられた光放出部からノブの外部へ放出され、ノブを照明する。
このように、ノブの内部に配置した光源の光を光放出部からノブの外部へ放出させるため、光源からノブの光放出部への光が遮られることを防止することができる。
本発明の請求項2に係るシフトレバー装置は、請求項1記載において、前記配線は、前記レバーの表面に配置されたことを特徴とする。
上記構成によれば、配線は、レバーの表面に配置されている。このため、レバーを空洞化させ配線を配索する必要がないため、レバーの径を大きくすることなく、レバーの剛性を確保することができる。
本発明の請求項3に係るシフトレバー装置は、請求項1又は2記載において、前記レバーを中立位置に付勢する付勢部材が設けられ、前記レバーが前記付勢部材によって前記中立位置に付勢されると、前記電力供給部材が、前記配線と接触することを特徴とする。
上記構成によれば、レバーが付勢部材によって中立位置に付勢されると、電力供給部材が配線と接触するため、レバーを操作して電力供給部材と配線を接触させる手間が省ける。つまり、レバーを操作していない時は、レバーは常に中立位置にあるため、効果的に電力供給を行える。
本発明によれば、光源からノブの光放出部への光が遮られることを防止することができる。
本発明の実施形態に係るシフトレバー装置10について、図1から図5に従って説明する。
図5に示されるように、本シフトレバー装置10はハウジング12を構成するロアハウジング14を備えている。ロアハウジング14は、例えば、車両の運転席と助手席との間の前方側の所定位置、その一例としては、コンソールボックスの前方側の下方や、インスツルメントパネルの裏面側等に設けられている。
ロアハウジング14は、略車両左右方向に沿って互いに対向する一対の側壁16と、略車両前後方向に沿って互いに対向する一対の側壁18とを含めて断面略矩形の筒形状に形成されている。図5におけるロアハウジング14の上側の開口端は、アッパハウジング20により閉止されている。
アッパハウジング20の上面は、車室内側に露出しており、アッパハウジング20によってロアハウジング14の開口端を閉止することで、ロアハウジング14の内側の諸々の部材を隠していると共に、異物等の侵入を防止又は抑制している。
また、ロアハウジング14の内側には、シフトレバー22を構成するレバー本体24が設けられている。レバー本体24は、リテーナ26を備えている。リテーナ26は、正面視で下端が頂部となった逆三角形状に形成されている。リテーナ26の上端部には、側壁16の対向方向に沿って貫通した略筒状の筒部28が形成されている。
この筒部28には側壁16の対向方向に沿って軸方向とされたシャフト30が貫通した状態で略一体的に連結されている。シャフト30は、その軸方向両端側で両側壁16を貫通しており、側壁16により支持されている。これにより、リテーナ26及びシャフト30がシャフト30の軸心周りに回動可能に軸支されている。
シャフト30の軸方向一端には、センサアーム32がねじ等により一体的に固定されている。センサアーム32には、シャフト30の回転周方向に沿って厚さ方向とされた一対の押圧片34が形成されている。これらの押圧片34は、センサアーム32が設けられた側のシャフト30の端部を支持している側壁16に一体的に取り付けられたセンサケース35の内側に入り込む。
センサケース35の内部には、位置検出手段(シフト方向位置検出手段)を構成する1乃至複数の磁気センサとしてのホールIC素子と、ホールIC素子と共に位置検出手段を構成する1乃至複数のマグネット(符号無きものに関しては何れも図示省略)が収容されている。センサケース35に収容されているマグネットは、上記の押圧片34に直接又は間接的に係合しており、シャフト30がその軸心周りに回動することで押圧片34がマグネットを押圧すると、押圧片34からの押圧力によりマグネットが移動する。
このマグネットの移動による生じた磁気の変動をセンサケース35内に収容したホールIC素子が検出すると、ホールIC素子からの信号が後述するPCボード62上のECUに入力され、ECUにてシャフト30、ひいてはリテーナ26がシャフト30の軸心周りに回動したことを検出する。
また、レバー本体24はボディ36を備えている。ボディ36はブロック状の基部38を備えている。基部38の下端部からは一対の脚板40が延出されている。両脚板40は、各々が側壁18の対向方向に沿って厚さ方向とされていると共に、側壁18の対向方向に沿って互いに対向する如く形成されている。
これらの脚板40の間隔は、上述したリテーナ26の厚さ寸法よりも僅かに大きく、これらの脚板40の間にリテーナ26が配置される。これらの脚板40の下端部には各々の脚板40の厚さ方向に沿って貫通した透孔42が形成されている。これらの透孔42に対応して上記のリテーナ26の下端部には透孔44が形成されている。透孔42、44には、側壁18の対向方向に沿って軸方向とされたシャフト46が貫通しており、シャフト46の軸心周りにリテーナ26に対してボディ36が相対的に回動可能に軸支されている。
さらに、ロアハウジング14の内側で且つ一方の脚板40の他方とは反対側には、センサケース48が配置されている。センサケース48の上端部にはシャフト50がボディ36側へ突出形成されており、センサリンク52が側壁18の対向方向を軸方向とする軸周りに回動可能に軸支されている。
センサリンク52に対応して一方の脚板40には、係合突起54がセンサケース48側へ向けて突出形成されている。係合突起54はセンサリンク52に機械的に連結されており、ボディ36がシャフト46周りに回動すると、係合突起54がセンサリンク52を押圧してシャフト50周りに回動させる。
センサリンク52を介してセンサケース48とは反対側にはスライダ56が配置されている。スライダ56は、側壁16の対向方向に沿ってスライド可能にセンサケース48に保持されていると共に、スライダ56から突出した図示しない係合ピンが、センサケース48を貫通してセンサリンク52の回動半径方向先端側に形成された長孔58に入り込んだ状態で係合している。
スライダ56は、センサリンク52がシャフト50の軸心周りに回動した際に長孔58の内壁に係合ピンが押圧されることで側壁16の対向方向にスライドする。また、スライダ56には、位置検出手段(セレクト方向位置検出手段)を構成するマグネット(永久磁石)60が固定されている。マグネット60は、例えば、Srフェラト磁石とされており、その周囲に所定の磁界を形成する。また、マグネット60は、スライダ56に固定されていることで、スライダ56と共にマグネット60が一体的にスライドする。したがって、このようにマグネット60がスライドすることで、マグネット60の周囲に形成される磁界もまたスライドする。
さらに、センサケース48には、スライダ56を間に配置した状態で、PCボード62が取り付けられている。PCボード62には図示しないECUに接続された一対のホールIC素子64、66(図5では図示省略、図3参照)が側壁16の対向方向に並んで配置されている。これらのホールIC素子64、66は、マグネット60が形成する磁界の変動(更に詳細に言えば、ホールIC素子64、66を構成するホール素子を通過する磁気の強さの変化)を検出し、この磁界の変動に対応した電気信号を出力する。
一方、ボディ36の基部38の上面には有底の円孔78が形成されており、シフトレバー22を構成する中実棒状のレバー80の基端部が挿入されて一体的に固定されている。レバー80は、その長手方向中間部にてアッパハウジング20に形成されたシフト孔82を貫通している。
図3に示されるように、シフト孔82は所定の方向に長手とされた縦孔82A及び縦孔82Aの長手方向に対して交差(例えば、直交)する方向に長手とされた横孔82Bとにより、全体的に平面視で略「逆h」形状に形成されている。
図5に示されるように、レバー80はシフト孔82を貫通して、その先端側はアッパハウジング20の外側に延出されている。さらに、アッパハウジング20の外側に延出されたレバー80の先端部には、車両乗員による把持が可能なように取り付けられた円柱状のノブ90(図2参照)が接着剤等で固定されている。
図2に示されるように、レバー80の後方を向いた表面には、上下に延びる2本の配線92がプリントされおり、この2本の配線92の上端は、レバー80の先端部に設けられたノブ90の内部へ挿入されている。
図1に示されるように、ノブ90の内部には、配線92の上端が挿入された配線空間94が設けられており、さらに、この配線92の上端には、蓄電池としての矩形状のバッテリー96が接続されている。
バッテリー96は、配線92から供給された電気エネルギーを充電できるようになっており、配線空間94と仕切壁98によって仕切られた光源空間100に配置される光源(電力消費装置)としてのランプ102(例えばLED)に導線104を介して接続されている。
また、ノブ90の上端には、湾曲した板状であって、光を透過する光放出部106が設けられており、図2に示されるように、光放出部106には、シフト孔82の形状に対応したシフトパターン(操作パターン)108が表示されている。
図1に示されるように、光放出部106の下側には、光源空間100側が凹凸状に成形されたライトガイド(レンズ)110が設けられており、ランプ102が発光した光を均等に光放出部106へ当てるようになっている。
一方、アッパハウジング20の裏面側(下記ゲート部材126)であって、シフト孔82の後方には、先端部が断面く字形状に屈曲された銅板である電力供給部材(接点)112が、2個固定されている。この電力供給部材112には、図示せぬ制御部の制御により車両の電気エネルギーが供給されるようになっている。
また、配線92の下端は、アッパハウジング20の内部の所定の位置まで延びおり、レバー80が後述する中立位置であるS位置(図1に示す位置)に付勢された状態で、電力供給部材112と接触し、電力供給部材112は、配線92へ電気エネルギーを供給するようになっている。
なお、アッパハウジング20から上側へ突出した配線92には、図示せぬコーティング(例えば塗装)が施されており、車内の外観品質を損なわないようになっている。
一方、図5に示されるように、レバー80の側方では、ボディ36の基部38に円筒状のピン収容部120が形成されている。ピン収容部120は、図5の上方側の端部にて開口しており、その内部には、圧縮コイルスプリング122とピン124とが収容されている。また、図4及び図5に示されるように、ロアハウジング14の内側には、ゲート部材126が配置されている。ゲート部材126の裏面には図示しない復帰溝が形成されている。
復帰溝は上底を有する有底の溝で、平面視(裏面視)ではシフト孔82と同じ略「逆h」形状とされている。上記のピン124は、圧縮コイルスプリング122を上方から圧縮した状態で上端が復帰溝に入り込み、圧縮コイルスプリング122の付勢力により復帰溝の上底に圧接されている。また、復帰溝の上底は、適宜に傾斜しており、図3に示されるシフト孔82での復帰位置Sにレバー本体24が位置した状態で、復帰溝における復帰位置と同じ位置が最も復帰溝が深くなっている。
また、図4に示されるように、ゲート部材126には、シフト孔82と略同形状のシフト孔128が形成されており、レバー80が貫通している。さらに、ゲート部材126には一対のゲートプレート130が設けられている。ゲートプレート130は、側壁18の対向方向に沿ったゲート部材126の両端側にそれぞれ設けられており、ゲート部材126の上面との間に所定の隙間が形成される程度にゲート部材126の上面に対して離間した状態でゲート部材126に一体的に形成されている。
また、ゲート部材126の上面上にはカバープレート132が配置されている。カバープレート132は平面視で略矩形に形成されており、側壁18の対向方向に沿ったカバープレート132の両端側がゲート部材126の上面とゲートプレート130との間に入り込んでいる。これにより、カバープレート132は、基本的に側壁16の対向方向に沿った方向のスライド以外の変位が規制されている。
さらに、上述したゲート部材126のシフト孔128に対応して、カバープレート132には長孔134が形成されており、上記のレバー80が貫通している。リテーナ26及びボディ36がシャフト30の軸周りに回動した際には、長孔134の長手方向に沿ってレバー80が長孔134の内側を移動する。
これに対して、ボディ36がシャフト46の軸周りに回動するとレバー80は長孔134の内周部を押圧してカバープレート132を押圧し、カバープレート132を側壁16の対向方向に沿ってスライドさせる。
さらに、カバープレート132の裏面(カバープレート132とゲート部材126の上面との間)には略三角形状又は略扇形状のカバープレート136が配置されている。カバープレート136は、そのコーナ部に形成された透孔138にカバープレート132の裏面から突出された図示しないピンが嵌挿されており、これにより、このピンの軸周り、すなわち、カバープレート132の厚さ方向を軸方向とする軸周りに回動自在にカバープレート136が軸支されている。
また、カバープレート136には円孔140が形成されている。円孔140は、上記の長孔134及びシフト孔128に対応して形成されて、レバー80が貫通している。
次に本第1実施形態の作用並びに効果について説明する。
本シフトレバー装置10では、S位置(中立位置)からD位置やR位置、若しくはB位置にレバー80(シフトレバー22)を移動させた後に、ノブ90に付与する押圧力を解除すると、ゲート部材126の裏面に形成されたガイド溝の上底に、圧縮コイルスプリング122の付勢力で圧接されたピン124が、圧縮コイルスプリング122の付勢力に応じてガイド溝の上底から受ける反力で最もガイド溝が深い部分であるS位置まで移動させられる。これにより、レバー80(シフトレバー22)がS位置に復帰する。
このように、本シフトレバー装置10は、基本的にレバー80(シフトレバー22)はS位置にてシフト孔82を貫通した状態で維持され、シフトレンジを変更する際に所望のシフトレンジに対応したシフト位置(D位置やR位置、若しくはB位置)までレバー80(シフトレバー22)を回動させる。シフトレンジ変更後は、レバー80(シフトレバー22)はS位置に復帰し、他のシフト位置までレバー80(シフトレバー22)を回動させるまでは、それまでのシフトレンジは維持される。
一方、図1に示されるように、レバー80がS位置に復帰することで、配線92と電力供給部材112が接触し、電力供給部材112が配線92を介して電気エネルギーをバッテリー96へ供給する。さらに、バッテリー96は、電気エネルギーを内部に充電する。
また、バッテリー96に充電された電気エネルギーは、導線104を介してランプ102へ供給され、ランプ102は発光する。
ランプ102が発光した光は、ライトガイド110へ入射し、ライトガイド110によって光放出部106に均等に当てられ、光放出部106からノブ90の外部へ放出されて、光放出部106が照明される。
これにより、シフトパターン108(図2参照)が照明され、ノブ90の上面を視認することで、仮に夜間等、車室内が暗い場合でもシフトパターン108を確認することができる。
このように、バッテリー96に電気エネルギーを充電させ、この電気エネルギーをノブ90の内部に配置されたランプ102へ供給してランプ102を発光させるため、ランプ102からノブ90の光放出部106への光が遮られることを防止することができる。
また、バッテリー96に充電された電気エネルギーを使用するため、レバー80をS位置以外の他のシフト位置へ移動させ、配線92と電力供給部材112が離間してもノブ90を照明することができる。さらに、レバー80のS位置で十分にバッテリー96の充電ができるため、レバー80の操作性、及びレバー80操作の安全性を向上させることができる。
また、配線92を回動するレバー80にのみ固定する構造となっているため、回動しない車体と回動するレバーの双方へ配線を固定するタイプと比較すると、配線92へ大きな負荷をかけることがないため、信頼性を向上させることができる。
また、バッテリー96は、ノブ90の内部に設けられているため、バッテリー96からランプ102までの導線104の配線を容易にすることができる。
また、配線92は、レバー80の表面にプリントされたプリント配線であるため、レバー80を空洞化させ配線92を配索する必要がないため、レバー80の径を大きくすることなく、レバー80の剛性を確保することができる。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、ランプ102を常に発光させる構成としたが、ノブ90にスイッチ等を設け、乗員がスイッチ等を操作して適宜ランプ102を発光させてもよい。
また、上記実施形態では、ランプ102に電気エネルギーを供給して、シフトパターン108を照明して、乗員に快適な運転環境を提供したが、ノブ90の内部に電力消費装置としてのヒーター等を配置して、ヒーター等に電気エネルギーを供給することで、ノブ90を暖めて乗員に快適な運転環境を提供してもよい。
また、上記実施形態では、ランプ102に電気エネルギーを供給して、シフトパターン108を照明して、乗員に快適な運転環境を提供したが、ノブの内部に電力消費装置としての振動装置等を配置して、振動装置等に電気エネルギーを供給することで、シフトレバーが移動したシフト位置毎に振動装置が固有の振動パターンで振動し、乗員にシフト位置を触感(振動)で伝えてもよい。この場合には、レバー80のシフト位置の情報をバイブレーション等へ伝達させる情報伝達手段が必要となる。
本発明の実施形態に係るシフトレバー装置を示し、レバーがS位置(中立位置)にある状態を示した断面図である。 本発明の実施形態に係るシフトレバー装置を示し、レバー、ノブ等を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフトレバー装置のアッパハウジング等を示した平面図である。 本発明の実施形態に係るシフトレバー装置のゲート部材、及びカバープレート等を示した分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフトレバー装置を示した分解斜視図である。
符号の説明
10 シフトレバー装置
20 アッパハウジング
80 レバー
90 ノブ
92 配線
96 バッテリー(蓄電池)
102 ランプ(光源)
106 光放出部
112 電力供給部材
122 圧縮コイルスプリング(付勢部材)

Claims (3)

  1. 回動して任意のシフト位置へ移動されるレバーと、
    前記レバーに設けられ、電気エネルギーの導通を可能とする配線と、
    車体に固定され、前記レバーの所定のシフト位置で、前記配線と接触し、前記配線へ電気エネルギーを供給する電力供給部材と、
    前記レバーの先端に車両乗員による把持が可能なように取り付けられたノブと、
    前記ノブに設けられ、前記配線に接続されると共に、前記配線から供給された電気エネルギーを充電する蓄電池と、
    前記ノブの内部に設けられ、前記蓄電池に充電された電気エネルギーが供給されて光を発光する光源と、
    前記ノブに設けられ、前記光源が発光した光を前記ノブの外部へ放出する光放出部と、
    を備えることを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 前記配線は、前記レバーの表面に配置されたことを特徴とする請求項1記載のシフトレバー装置。
  3. 前記レバーを中立位置に付勢する付勢部材が設けられ、前記レバーが前記付勢部材によって前記中立位置に付勢されると、前記電力供給部材が、前記配線と接触することを特徴とする請求項1又は2記載のシフトレバー装置。
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