JP2008228279A - マルチキャリアベース伝送システムにおけるデータ伝送方法及びデータ伝送デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】周波数分割多元接続方式に従って、チャネルが幾つかのデータストリームを転送するために使用される、マルチキャリアベースディジタル通信システムを提供する。
【解決手段】提案される方法は、各物理資源ブロックの少なくとも1つのサブキャリア及び少なくとも1つのシンボル時間上の複数のエレメンタリーストリームからデータを得るために、エレメンタリーストリームのデータが幾つかの物理資源ブロック上に分散され、且つ、各資源ブロック内で分散される伝送システムにおいて、データを物理資源にマッピングすることに関する。これによって、異なるストリームの割り当ての良好なダイバーシティが達成され、特に、特定のサブキャリア又は特定の継続時間に影響を与える不十分な伝送状態が、その影響を或る特定のストリームに集中させないという利点がもたらされる。
【選択図】図10

Description

本発明は、周波数分割多元接続方式(FDMA)に従って、チャネルが幾つかのデータストリームを転送するために使用される、マルチキャリアベースディジタル通信システムに関する。異なるデータストリームは、少なくとも1つの送信元を発信源とし、且つ/又は、少なくとも1つの送信先に宛てられる。一般的な例は、チャネルが数人のユーザ間で共有され、各ユーザが場合によっては幾つかのサービスを受けることができるマルチユーザ移動無線セルラーシステムである。別の用途は、たとえば、幾つかの番組が多くの場合に同じチャネルで伝送されるオーディオ信号又はビデオ信号の放送である。異なるユーザ、サービス、番組等に関連付けられたデータは、結果として、論理ストリームとして記述される。本発明は、より詳細には、伝送に使用される物理資源へデータをマッピングすることに関する。
図1は、時間1.1上の無線資源チャネルのアーキテクチャを示している。チャネルは、周波数の帯域(band)1.5によって構成される。このような伝送方式では、チャネル1.5は、「NPSB」個の物理サブバンド(physical sub-band)PSB1.4に分割される。可変長を有する幾つかのマルチキャリアシンボルのバーストによってデータが伝送されるシステム、又は、伝送時間が、幾つかの特定のスロット(例えば、上りリンク・下りリンクスイッチングポイント)を除いて、一定数のシンボルから作成される複数のタイムスロットに分割されるシステムを特に考えることにする。より一般的には、データは、所与の個数「N」個の連続したマルチキャリアシンボルにマッピングされたパケットとして伝送されることが考えられる。このN個の連続したマルチキャリアシンボルは、結果として、伝送間隔1.3として記述される。この伝送間隔は、バースト、スロット、サブフレーム、フレーム、伝送時間間隔(TTI)長、又は伝送システムに関係した他の任意の継続期間に対応することができる。各伝送間隔1.3にわたってチャネルを物理サブバンド1.4に分解することにより、NPRB=NPSB個の物理資源ブロックの定義が得られる。この物理資源ブロックは、PRBと呼ばれ、1.2で参照される。チャネル内のサブバンドの個数は、場合によっては、各伝送間隔で異なることもある。
このようなシステムでは、物理媒体上への情報の実際の伝送を担当する物理層は、上位層からデータを、ビットから成るパケットとして受け取る。このパケットは通例、プロトコルデータユニットPDUと呼ばれる。PDUのビット数は、関連する符号化の後、結果として生成される変調シンボルの個数が、割り当てられた資源において利用可能なサブキャリアの個数と一致するようにされる。状況に応じて、PDUは、1つ又は幾つかの論理ストリームに割り当てられたデータを運ぶことができる。たとえば、PDUは、セルラー移動無線システムで特定のユーザの1つ又は幾つかのサービスに関連付けられたデータを運ぶことができる。一般化するために、PDUは、物理ストリームに、又はより簡単にストリームに、関連付けられていると言われる。PDUは、多くの場合TTIに関係する所与の継続期間にわたって、幾つかのPRB上に割り当てることができる。提案される発明は、PDUを符号化した結果の変調シンボルの、伝送間隔にわたる1つ又は幾つかのPRBへのマッピングを取り扱う。PDUを符号化した結果のデータは、BDUと表記される複数のブロックデータユニットにセグメント化されると仮定する。ここで、BDUは、PDUに割り当てられた複数のPRBに対応する。提案される発明は、BDUをPRBへマッピングするための解決法として記載される。
各伝送間隔にわたって、各物理ストリームの符号化プロセスの結果であり1.8で参照される変調シンボルは、1つ又は幾つかのPRB1.2にマッピングされる。各シンボルは、シンボル時間1.7の期間中、特定のサブキャリア1.6で伝送される。各PRB1.2は、伝送用に利用可能なR=M×N個の変調シンボル1.8から作成される。ここで、Nは、マルチキャリアシンボルの個数であり、Mは、PRBを構成するサブキャリアの個数である。異なる伝送モードに関連付けられたPRBのサイズは、伝送間隔1.3にわたってBDUを構築するのに必要な、ペイロードサイズとも呼ばれるビット数を定める。
上述したように、本発明の一般的な用途は、媒体へのアクセスが、例えば基地局によって集中化形式で制御されるセルラー移動無線システムである。この種のシステムの重要な問題点の1つは、システムの複雑さを妥当なレベルに維持しながら、全体的なシステム性能(スペクトル効率、BER及びPER、電力消費、干渉レベル、又はシステムに関する他の任意の性能メトリック)を最適化するように、異なるストリームをPRBに割り当てることである。データのPRBへの動的な割り当て又は半静的な割り当てを行うシステムを取り扱うときには、割り当てられたPRBの位置及び宛先を受信機に通知するのに必要なシグナリングの量を、できるだけ多く削減することも重要である。PRB帯域幅が、チャネルコヒーレンス帯域幅よりもはるかに下回っている場合、この割り当ては、チャネル品質が予想性能レベル(たとえば、部分帯域全体にわたって良好な信号対雑音比を有するフラットフェージング)に適合する1つ又は幾つかのPRBに、各ストリームを割り当てることによって行うことができる。この割り当てストラテジーは、ストリームが、連続したサブキャリアのブロック上で伝送されるので、「局所型(localized)」伝送という用語で記述される。逆方向伝送リンク(reverse transmission link)を有するシステムの場合、この割り当ては、受信端末によって評価されて送信側へ返信される或るチャネル品質表示(CQI)を使用して確立することができる。この手法は、CQI情報が、送信側で受信された時にまだ信頼できるものである限り適用される。
端末の速度(terminal velocity)があまりにも高速である場合、送信側が最後のCQI尺度(measure)を受信した時に、チャネルが大きく変化している場合があり、したがって、最も適切な割り当ての選択が妨げられる。その場合、解決法は、周波数領域の或るチャネルダイバーシティから利益を得るように、各ストリームを所与の一組の散在した非連続のサブキャリア上にマッピングすることである。この割り当ては、一般に「分散型」として記述される。分散型モードは、同じ番組を場合によっては多くの異なる受信機によって復号できる放送システムの場合にも適用することができる。
分散型伝送を取り扱う2つの主要な手法を検討することができる。第1の手法は、サブキャリアレベルで動作するものとして記述される。それらの方式では、例えば対応するシンボルをパンクチャ(puncture)することによって、分散型データが局所型データ内に挿入される。本発明は、所与の個数ND−PRB個のPRBが、ブロック的手法で分散型伝送に専用化される第2のクラスの方法に属する。ブロック的解決法では、伝送帯域幅は、局所型伝送又は分散型伝送のいずれかに専用化された部分帯域の組み合わせに構造化される。伝送帯域内における局所型伝送及び分散型伝送の多重化は、周波数分割多重(FDM)によって実現される。局所型トラフィックに充てられるPRBの個数は、NL−PRBと表記され、分散型トラフィックに充てられるPRBの個数は、ND−PRBと表記される。ここで、NL−PRB+ND−PRB=NPRB(チャネル内のPRBの総数)である。本明細書は、分散型伝送のマッピングを達成するための新規の方法を提案する。分散型PRBへのストリームの割り当て、及び分散型PRB内でのストリームの割り当て、に採用されるマッピングの方式は、ストリームごとに達成される異なる性能レベルに影響を与え、したがって、伝送全体に影響を与える。
セルラー移動無線システムのフレームにおいて、幾つかのマッピングがこれまで提案されてきた。第1のマッピングは、≪3GPP-LTE R1-061182,「Distributed FDMA transmission for shared data channel in E-UTRA downlink」, NTT DoCoMo, Ericsson, Fujitsu, Mitsubishi Electric, Motorola, NEC, Nokia, Panasonic, Sharp, Toshiba Corporation, Ericsson≫に記載されたものである。この第1のマッピングは、PRBを、PRBの1つ又は幾つかのサブキャリアによって構成されるスライスに分割することに基づいている。割り当ては、すべてのPRBについて同じである。説明されているように、この提案は、限られた個数のストリームについての解決法を提供する。PRB内でのシグナリングシンボルの局所化に依存して、この提案は、マッピングの選択に従って、異なるストリームにより使用できる利用可能なペイロードに不釣合いをもたらす可能性がある。その上、深いフェージングが幾つかのサブキャリアで発生した場合に、その劣化が、異なるストリームに不規則に影響を与える。
第2のマッピングは、≪3GPP-LTE R1-060095,「E-UTRADL − Localized and distributed transmission」, Ericsson≫に提案されたものである。この提案は、説明されているように、ストリーム間の不釣合いの問題を克服しているが、一定サイズのスライスへのマッピング及びモジュロ割り当て(modulo allocation)に基づき、依然として、限られた個数のストリームについての解決法を検討している。その上、この解決法は、同様の深いフェージングの影響を示す。
チャネル状態における不釣合いは、異なるストリームにできるだけ均一に影響を与えるほうが有利である。また、単純な実装、並びに分散型モードで伝送されたストリームの割り当て及び宛先を受信端に示すのに必要な限られたシグナリング量を維持すると同時に、システムが伝送品質に関する正確な情報を得る能力に応じて、所与のストリームについて局所型モードと分散型モードとの間の簡単な切り換えを可能にすることも有利である。
これらの問題を克服するために、本発明は、各物理資源ブロックの少なくとも1つのサブキャリア及び少なくとも1つのシンボル時間上の複数のエレメンタリーストリームからデータを得るために、エレメンタリーストリームのデータが幾つかの物理資源ブロック上に分散され、且つ、各資源ブロック内で分散される伝送システムにおいて、データを物理資源にマッピングする方法を提案する。
このようなマッピングは、異なるストリームの割り当ての良好なダイバーシティを達成し、これによって、特に、特定のサブキャリア又は特定の継続時間に影響を与える不十分な伝送状態が、その影響を或る特定のストリームに集中させないという利点がもたらされる。
本発明の幾つかの実施の形態では、局所型トラフィック用のシグナリングと比較してオーバーヘッドが削減され簡単化されたシグナリング手法に適合できるという第2の利点が得られる。
本発明の幾つかの実施の形態では、割り当てから独立し且つストリーム間で等しいペイロードサイズを有するという利点が得られ、したがって、トラフィックスケジューリングが簡単化され、局所型モードと分散型モードとの間のスムーズな切り換えが可能になる。
本発明の幾つかの実施の形態では、分散型PRBにおける個数及び位置の動的な変更に適合できるという利点が得られる。
本発明の幾つかの実施の形態では、局所型伝送をサポートするシステムの実施オーバーヘッドが低くなる利益があるという利点が得られる。
本発明の幾つかの実施の形態では、例えば参照シンボルによる不規則な構造を有するPRBについても、分散型データ間で規則性が維持されるという利点が得られる。
本発明の幾つかの実施の形態では、特定の伝送方式によって必要とされる場合に、シンボルグループのマッピングが可能になるという利点が得られる。
本発明の幾つかの実施の形態では、セルラーシステムにおける分散型ストリーム間のセル間干渉を削減するための簡単な解決法に適合できるという利点が得られる。
本発明は、マルチキャリアベース伝送システムにおけるデータ伝送方法であって、伝送は、周波数分割多元接続方式に従って、複数のデータストリーム間で共有されるチャネルで行われ、異なる送信元からのデータ又は異なる送信先へのデータは、シンボルのストリームによって送信され、物理資源ブロックが、所与の個数の連続したサブキャリア及び所与の個数のシンボル長の伝送時間によって構成されるブロックとして定義され、これらのストリームの幾つかは分散型モードで伝送され、データ伝送方法は、第2の分散型モードにおいて、他の幾つかの分散型ストリームを少なくとも1つの分散型物理資源ブロック上に、分散型で割り当てるステップを含み、分散型で割り当てるステップは、分散型物理資源ブロックの各サブキャリア及び各シンボル時間が、少なくとも2つの異なるストリームからのシンボルに割り当てられる方法により、分散型ストリームのシンボルを、分散型物理資源ブロック上へ、及び分散型物理資源ブロック内で、拡散するステップを含む、データ伝送方法に関する。
本発明の特定の一実施の形態によれば、拡散するステップは、分散型ストリームからシンボルを供給される第1の複数のL個のデータブロックから、物理資源ブロックに割り当てられる第2の複数のL個のデータブロックへ、シンボルを多重化するステップを含む。
本発明の特定の一実施の形態によれば、第1の複数のデータブロック及び第2の複数のデータブロックの各データブロックは、サイズSを有し、0〜S−1にインデックスされ、各複数のデータブロックは、0〜L−1にインデックスされ、第1の複数のデータブロックのランクjのデータブロックのランクiの各シンボルは、第2の複数のデータブロックのランクl=(i+j)mod Lのデータブロックのランクk=iのシンボルに多重化される。
本発明の特定の一実施の形態によれば、第1の複数のデータブロック及び第2の複数のデータブロックの各データブロックは、サイズSを有し、0〜S−1にインデックスされ、各複数のデータブロックは、0〜L−1にインデックスされ、LはSの約数であり、第1の複数のデータブロックのランクjのデータブロックのランクiの各シンボルは、第2の複数のデータブロックのランクl=i mod Lのデータブロックのランクk=(i+j)mod L+[i/L]*Lのシンボルに多重化される。
本発明の特定の一実施の形態によれば、第1の複数のデータブロック及び第2の複数のデータブロックの各データブロックは、サイズSを有し、0〜S−1にインデックスされ、各複数のデータブロックは、0〜L−1にインデックスされ、LはSの約数であり、第1の複数のデータブロックのランクjのデータブロックのランクiの各シンボルは、第2の複数のデータブロックのランクl=i mod Lのデータブロックのランクk=(i+j)mod Sのシンボルに多重化される。
本発明の特定の一実施の形態によれば、第1の複数のデータブロック及び第2の複数のデータブロックの各データブロックは、サイズSを有し、0〜S−1にインデックスされ、各複数のデータブロックは、0〜L−1にインデックスされ、LはSの約数であり、sが、1〜Lの間で選ばれ、第1の複数のデータブロックのランクjのデータブロックのランクiの各シンボルは、第2の複数のデータブロックのランクl=(i+j+s)mod Lのデータブロックのランクk=iのシンボルに多重化される。
本発明の特定の一実施の形態によれば、伝送システムはセルラーであり、パラメータsは、その方法が使用されるセルに依存する。
本発明の特定の一実施の形態によれば、本方法は、第2の複数のデータブロックのシンボルを物理資源ブロックに最終的に割り当てるステップをさらに含む。
本発明の特定の一実施の形態によれば、データブロックのサイズSは、物理資源ブロックのサイズと等しくなるように選ばれ、第2の複数のデータブロックの各データブロックの各シンボルは、対応する物理資源ブロックにおける同じランクのシンボルに割り当てられる。
本発明の特定の一実施の形態によれば、物理資源ブロックの幾つかのシンボルは禁止とされ、これらの禁止シンボルに割り当てられるシンボルはパンクチャされる。
本発明の特定の一実施の形態によれば、物理資源ブロックの幾つかのシンボルは禁止とされ、Sは、資源ブロックの利用可能なシンボルの個数に等しくなるように選ばれ、第2の複数のデータブロックの各データブロックの各シンボルは、対応する物理資源ブロックの利用可能なシンボルによって構成されるサブセットにおける同じランクのシンボルに割り当てられる。
本発明の特定の一実施の形態によれば、物理資源ブロックの幾つかのシンボルは禁止とされ、Sは、資源ブロックの利用可能なシンボルの個数よりも多くなるように、且つ、資源ブロックのシンボルの総数以下となるように選ばれ、第2の複数のデータブロックの各データブロックの各シンボルは、対応する物理資源ブロックにおける同じランクのシンボルに割り当てられ、禁止シンボルに割り当てられるシンボルはパンクチャされる。
本発明の特定の一実施の形態によれば、物理資源ブロックの幾つかのシンボルは禁止とされ、禁止シンボルの個数及び/又は位置は、物理資源ブロック内で可変であり、Sは、資源ブロックの利用可能なシンボルの最小個数よりも多くなるように、且つ、資源ブロックのシンボルの総数以下となるように選ばれ、第2の複数のデータブロックの各データブロックの各シンボルは、対応する物理資源ブロックにおける同じランクのシンボルに一様に割り当てられ、ランクは、物理資源ブロックのシンボルのサブセット上で一様に定義され、禁止シンボルに割り当てられるシンボルはパンクチャされる。
本発明の特定の一実施の形態によれば、物理資源ブロックの幾つかのシンボルは禁止とされ、禁止シンボルの個数及び/又は位置は、物理資源ブロック内で可変であり、Sは、資源ブロックの利用可能なシンボルの最小個数よりも多くなるように、且つ、資源ブロックのシンボルの総数以下となるように選ばれ、第2の複数のデータブロックの各データブロックの各シンボルは、対応する物理資源ブロックにおける同じランクのシンボルに一様に割り当てられ、ランクは、物理資源ブロックのシンボルのサブセット上で一様に定義され、禁止シンボルに割り当てられるシンボルは、利用可能であるが割り当てられていないシンボル(non allocated available symbol)に割り当てられる。
本発明の特定の一実施の形態によれば、本方法は、異なるストリームからのシンボルを第1の複数のデータブロック内で最初に割り当てるステップをさらに含む。
本発明の特定の一実施の形態によれば、異なるストリームからのシンボルは、物理資源ブロック内の、上記で定義された正確な場所に、直接割り当てられる。
本発明は、マルチキャリアベース伝送システムにおけるデータ伝送デバイス(13.1)であって、伝送は、周波数分割多元接続方式に従って、複数のデータストリーム間で共有されるチャネルで行われ、異なる送信元からのデータ又は異なる送信先へのデータは、シンボルのストリームによって送信され、物理資源ブロックが、所与の個数の連続したサブキャリア及び所与の個数のシンボル長の伝送時間によって構成されるブロックとして定義され、これらのストリームの幾つかは分散型モードで伝送され、データ伝送デバイスは、第2の分散型モードにおいて、他の幾つかの分散型ストリームを少なくとも1つの分散型物理資源ブロック上に割り当てる分散型割り当て手段を備え、分散型割り当て手段は、分散型物理資源ブロックの各サブキャリア及び各シンボル時間が、少なくとも2つの異なるストリームからのシンボルに割り当てられる方法により、分散型ストリームのシンボルを、分散型物理資源ブロック上へ、及び分散型物理資源ブロック内で、拡散する拡散手段を備える、データ伝送デバイスにも関する。
本発明の特定の一実施の形態によれば、拡散手段は、上述の方法を実施するようになっている。
本発明の特徴は、一例である実施形態の以下の説明を読むことによってより明らかになる。その説明は、添付図面に関連して作成されたものである。
上述したように、分散型伝送は、移動環境において主に必要とされ、典型的には、無線移動システムにおいて必要とされる。より一般的には、分散型伝送は、周波数領域においてチャネルダイバーシティを活用することにより利益を得るシステムにとって有益である。これらのシステムの幾つかは、チャネル劣化に対するローバスト性を得るためのOFDMと、多元接続のためのFDMA接続方式とを組み合わせたものであるOFDMA技法に依拠している。その問題点は、異なるストリームを分散型PRBに割り当てることである。≪3GPP-LTE R1-061182,「Distributed FDMA transmission for shared data channel in E-UTRA downlink」, NTT DoCoMo, Ericsson, Fujitsu, Mitsubishi Electric, Motorola, NEC, Nokia, Panasonic, Sharp, Toshiba Corporation, Ericsson≫に記載されている技法のような既存の技法は、時間領域又は周波数領域のいずれかでPRBをスライスに分割することを提案している。より一般的には、それらのスライスは、複数の連続したサブキャリアとして作成することができる。
基本的な方法は、すべての分散型PRB内の同じスライスを、所与のストリームに割り当てることにある。図2は、この解決法を示している。この解決法では、2.1で参照されるストリームS、2.2で参照されるストリームS、2.3で参照されるストリームSの3つのストリームが、3つの分散型PRBのそれぞれの内の同じ一組のサブキャリアに割り当てられている。もし、分散型PRBが帯域幅全体に拡散されていれば、この方式によって、良好なダイバーシティから利益を得ることが可能になる。しかしながら、(たとえば、3GPP−LTEシステムにおける2.5MHz未満のチャネルについて)削減された個数のPRB内でマッピングする場合には、所与の周波数スライスがPRB内での深いフェードの影響を受けるときに、周波数領域における割り当てによって、性能劣化がもたらされるおそれがある。
ストリーム割り当て用のシグナリングが、マルチユーザセルラーシステムでは重要な問題として現れる。より一般的には、適切な情報の復号を可能にするために、異なるストリームの割り当てを受信機にシグナリングすることが必要とされる。局所型伝送の場合には、少なくとも2つの一般的な手法が構想される。「テーブルベース」として記述される第1の手法では、テーブルの各要素が、PRBが例えば多重化の左側から右側へと記述されるチャネルにおけるPRBに対応するテーブルを伝送するものである。割り当てられたすべてのPRBについて、対応するエントリーは、少なくとも1つのストリーム識別子を含む。この場合、割り当てられたPRBの個数がいくらあろうとも、シグナリングビットの数は同じに維持される。第2の手法では、シグナリングは、現在のシグナリング期間において割り当てられたPRBの個数に等しいエントリーの個数を有するテーブルから作成される。各エントリーは、ストリーム識別子及びバイナリワードを含む。このバイナリワードは、チャネルのPRBの個数と等しい長さを有し、ストリームによって占められている位置は1に、それ以外の位置は0に設定される。分散型伝送の場合、シグナリングは、ストリームが分散型PRB上に割り当てられる方法に依存して急速に増加する場合がある。非常に便利な手法は、分散型PRBの個数ND−PRBと等しい(又はそれ未満の)、分散型モードとして伝送されるK個のストリームを作成することである。分散型ストリーム、例えば分散型PRBを使用して伝送されるストリームの割り当ては、この場合、局所型ストリーム、例えば局所型PRBを使用して伝送されるストリームに対するのと同様に達成することができる。この割り当てにおいては、第1の分散型PRBに割り当てられたストリームは、各分散型PRBの第1のスライスを占め、以下も同様に占められる。このような規則を使用すると、局所型トラフィック用の標準的なシグナリングに加えて、分散型PRBの位置を示すことのみが必要とされる。このような解決法の説明を簡単にするために、VRBと表記される仮想資源ブロックの概念を導入することが一般的である。チャネル内のVRBの個数は、PRBの個数と等しい。各ストリームは、各伝送間隔において、1つ又は幾つかのVRBに割り当てられていく。或るストリームが、局所型PRBの位置に対応するVRB、又は、L−VRBと表記される局所型VRB上に割り当てられると、そのストリームは、局所型モードにより、同じ位置のPRBで伝送される。或るストリームが、分散型PRBの位置に対応するVRB、又は、D−VRBと表記される分散型VRB上に割り当てられると、そのストリームは、分散型モードで伝送され、そのストリームでは、各D−PRBにおいてそのストリームが占める位置は、チャネルのすべてのD−PRB中でのそのD−PRBのランクによって定められる。この手法は、テーブルベースの技法の場合の図3に示されている。この図は、図2に示すマッピングのシグナリングテーブルに対応している。ここで、S、S、及びSは局所型ストリームである。
一方、この手法を、PRBをスライスにセグメント化することと組み合わせることによって、分散型PRBに割り当てることができるストリームの個数は、PRBのサブキャリアの個数Mに制限される。提案される発明については、同じシグナリング手法を維持しながら、D−PRBの個数に等しい任意の個数のストリームのマッピングをサポートするようにこの方法を拡張することができる。しかし、ストリームの個数が、個数Mを超える場合、すべてのストリームは、同じ一組のD−PRB内でマッピングされなくなり、したがって、ストリーム間でダイバーシティ利得が等しくなくなる。加えて、ストリーム間で等しいダイバーシティを得るには、D−PRBの個数は、Mの約数としてしか選択することができない。この場合、すべてのストリームは、各D−PRB内で同じ個数の位置を占める。より細かな粒度を得るには、異なるD−PRB内のスライスのサイズを等しくないように選択しなければならず、したがって、ダイバーシティ利得は等しくなくなる。
PRBは、図4aに示すように、参照パイロット又はシグナリングに占用されたシンボル位置を含むことができる。4.1で参照されるこれらのシンボル位置又はサブキャリア位置を、以降では禁止シンボル(forbidden symbol)と呼ぶ。実際のデータ伝送に自由に使用できるシンボルは、4.2で参照される。禁止シンボルが異なるスライス内で等しく拡散されていない場合、所与のストリーム用に利用可能なシンボルの個数は、割り当てに応じて等しくならないことがある。これにより、システムは、PRBへのストリームの位置に応じて、異なるPDUサイズ及びBDUサイズを取り扱うことが必要になる。これは、常に同じスライスでBDUをマッピングする解決法についての図4b及び図4cによって示されている。これらの図では、4.3で参照されるストリームSが、総数68個のシンボルを得ることが分かる。4.4で参照されるストリームSは、総数74個のシンボルを得る。別の解決法は、一定のサイズを使用し、禁止シンボルの位置上にマッピングされるべきであったシンボルをパンクチャすることである。レートマッチングとしても知られているこの解決法は、柔軟ではあるが、ストリームの割り当てに応じて性能レベルが異なることがある。
≪3GPP-LTE R1-060095,「E-UTRADL − Localized and distributed transmission」, Ericsson≫に提案された方法を、この問題点を克服するように工夫することができる。この解決法では、ND−PRB個のD−PRBのそれぞれが、同じ個数のサブキャリアを有するND−PRB個のスライスに分割される。上述した手法との相違は、ストリームがスライス内でマッピングされる方法である。各ストリームの位置は、各PRB内の同じスライスに割り当てられるのではなく、次のPRBに切り換わる時に1スライスのシフトが行われる。図5に示すように、このシフトは、D−PRB内にすべてのストリームを保持するためにモジュロ演算に従って達成される。この図では、マッピングオペレーション5.4によって3つのPRB5.5、5.6、及び5.7にマッピングされる3つのストリーム5.1、5.2、5.3を見ることができる。第1のストリーム5.1は、第1のPRB5.5の第1のスライス5.8、第2のPRB5.6の第2のスライス5.12、及び第3のPRB5.7の第3のスライス5.16上にマッピングされる。第2のストリーム5.2は、第1のPRB5.5の第2のスライス5.9、第2のPRB5.6の第3のスライス5.13、及び第3のPRB5.7の第1のスライス5.14上にマッピングされる。第3のストリーム5.3は、第1のPRB5.5の第3のスライス5.10、第2のPRB5.6の第1のスライス5.11、及び第3のPRB5.7の第2のスライス5.15上にマッピングされる。
ストリームをPRB上に割り当てるための簡単化されたシグナリングを維持することは依然として可能である。「テーブルベース」手法の場合には、分散型PRB上へのストリーム識別子の位置は、ストリームの第1のスライスが、どのPRBにおいてD−PRBの第1のスライス上にマッピングされているのかを示す。この手法のおかげで、各ストリームは、PRBのすべての位置を占める。すべての分散型PRBが禁止シンボルの同じパターンを共有する限り、すべてのストリームは、同じ個数のシンボルを占める。したがって、BDUサイズは、第1のD−PRBにおけるストリームの位置に依存しない。BDUサイズは、局所型割り当てでも分散型割り当てでも同じであるので、チャネル状態に応じて2つのモード間で伝送を容易に切り換えることが可能である。
スペクトル効率を最適化するために、チャネル推定に専用化されたパイロットを、すべてのサブキャリア上に挿入できるとは限らず、等間隔のサブキャリアのサブセット上にのみ挿入することができる。この場合、復調に使用されるチャネル推定の精度は、周波数領域におけるサブキャリアの位置に依存する場合がある。上述の手法を使用すると、各ストリームには、PRB内のすべての周波数が「見える」。パイロットがすべてのPRB内に等しく拡散されている場合、すべてのストリームは、全体的に、チャネル推定誤差の点で等しく劣化を受ける。しかしながら、この手法は、すべてのストリームについて同じダイバーシティ利得を有するという制約条件の下で、依然として、一組のPRB内でサポートされるストリームの個数をM個に制限している。加えて、上述の解決法と同様に、PRBが、一組のサブキャリア上で深いフェードを受ける場合、削減された一組のPRB上への分散の場合には、性能が大幅に劣化するおそれがある。
次に、上述した状況において、本発明を説明する。図6は、提案されるマッピングオペレーションの全体的なアーキテクチャを与えている。各伝送間隔にわたって、PDU6.1を符号化した結果である変調シンボルは、セグメント化及び場合によってはパディングによって、ブロックデータユニット(BDU)6.3と呼ばれるD−PRB6.6内でマッピングされるパケットに割り当てられる(6.2)。最初に、PRBが禁止シンボルを含まないものと考える。各BDU6.3は、S(≦R)個のMアレイシンボル(M-ary symbols)から作成される。ここで、R=M×Nは、M個のサブキャリア及びN個のシンボル時間から成るPRBでの伝送において利用可能な位置の最大個数である。分散型PRBの個数ND−PRBは、個数Lに等しくなるように選ばれる。ここで、L≦NPRBである。本発明は、L個の分散型PRB6.6の組内への、K(≦L)個のBDU6.3の分散型マッピングを達成する。一般性を維持するために、L−K個の残りの割り当てには、空値(null)として識別される空値BDUが与えられるものと仮定する。分散されるBDUの組内のL個のBDUには、0〜L−1の番号が付けられる。異なるストリームのL個のBDU上への第1の割り当て6.2は、例えば第1のブロック等において、任意の適切な方法に従って達成される。各BDU内では、0〜S−1の番号がシンボルに付けられる。BDUのマッピングは、2つのステップで達成されるとみなすことができる。最初に、異なるBDUのシンボルが、共に多重化されて(6.4)、分散型BDU6.5と呼ばれる新しいL個のシンボルパケットの組が形成される。この分散型BDUはD−BDUで示される。この多重化の目的は、1つのBDU6.3のデータを、大きなダイバーシティを有する分散型BDU6.5上に拡散することである。次に、各D−BDUは、伝送用に実際のD−PRB上にマッピングされる。D−BDUのD−PRB上への最終的な割り当ては、単に第1のD−BDUを第1のD−PRB(最低の周波数)上にマッピングする等の任意の適した規則に従って達成することができる。2ステップ手順としてのこの方法の説明は、明確にするために利用されるものである。2つの演算は、BDUからのD−PRBへのシンボルの宛先を直接計算することにより、一括して容易に行うことができる。
本発明の3つの実施形態を、多重化ステップで使用される異なる多重化規則にそれぞれ基づいて説明する。BDU内のデータは、そのインデックス(i,j)によって識別される。ここで、0〜S−1のiは、BDU内におけるデータのランクを表し、0〜L−1のjは、BDUのランクを表す。D−BDU内のデータは、そのインデックス(k,l)によって識別される。ここで、0〜S−1のkは、D−BDU内におけるデータのランクを表し、0〜L−1のlは、BDUのランクを表す。
第1の実施形態は、
k=i、及び
l=(i+j)mod L
である場合の、BDUのインデックス(i,j)のデータがD−BDUにおいてインデックス(k,l)に配置される多重化規則に基づく。
第2の実施形態は、LがSの約数である場合において、
k=(i+j)mod L+[i/L]*L、及び
l=i mod L
である場合の、BDUのインデックス(i,j)のデータがD−BDUにおいてインデックス(k,l)に配置される多重化規則に基づく。
第3の実施形態は、LがSの約数である場合において、
k=(i+j)mod S、及び
l=i mod L
である場合の、BDUのインデックス(i,j)のデータがD−BDUにおいてインデックス(k,l)に配置される多重化規則に基づく。
第1の実施形態では、ランクjのBDUの最初のシンボルは、ランクjのD−PDU内でマッピングされる一方、第2の実施形態及び第3の実施形態では、最初のシンボルは、常に第1のD−BDU内でマッピングされる。図7は、L=3及びS=12を有する多重化規則を示している。図7aは第1の実施形態を示し、図7bは第2の実施形態を示し、図7cは第3の実施形態を示している。本発明のこれら実施形態は、直接割り当てを使用する。この直接割り当てでは、第1のD−BDUが第1のD−PRBに割り当てられ、第2のD−BDUが第2のD−PRBに割り当てられ、以下同様に割り当てられる。加えて、各D−BDUのシンボルは、任意の規則に従って、割り当てられたD−PRBの2Dアレイ内でマッピングされる。図8は、典型的な例である時間又は周波数における線形マッピング又はスネークマッピング(snake mapping)を示している。図8aは、時間における線形マッピングに対応し、図8bは、周波数における線形マッピングに対応し、図8cは、時間におけるスネークマッピングに対応し、図8dは、周波数におけるスネークマッピングに対応する。第1の実施形態では、D−PRBの個数を、L≦ND−PRBである任意の値Lに設定することができる。ここで、LはPRB内で利用可能な位置の最大数Rよりもさらに大きい。これによって、柔軟性がさらに提供されるが、この場合、すべてのBDUは、すべてのD−PRBにマッピングされるとは限らず、したがって、ダイバーシティ利得は等しくなくなる。LがRよりも小さい限り、すべてのBDUは、すべてのD−PRB内に幾つかの位置を占めるが、必ずしも同じ個数ではない。これは、LをSの約数になるように選択することによって得ることができる。提案される手法の1つの利点は、Rが多くの場合Mよりも大きいので、D−PRBの個数についてはるかに多くの数の解決法を可能にすることである。もう1つの利点は、変調シンボルレベルで達成されたマッピングに起因するものであり、したがって、ダイバーシティ利得が増加する。
次に、禁止シンボルを含むPRB内でのマッピングをどのように取り扱うかについて提示する。第1の手法では、すべてのD−PRBが、所与の個数NFSの禁止シンボルの同じパターンを共有する場合を検討するものとする。問題点は、この個数が、半静的に変化する場合もあるし、時間間隔ごとに動的に変化する場合もあるということである。この個数は、例えば、基地局の送信アンテナの個数に依存する基準シンボルの個数に対して相対的なものである。これらの状況では、パラメータSを異なる方法で設定することができる。最初に、禁止シンボルの有効な個数を考慮に入れて、PRBで実際に利用可能なシンボルの正確な個数と等しくなるようにパラメータSを選ぶことができる。この手法によって、スペクトル資源の使用が最適化されるが、幾つかのブロックサイズを取り扱うことが必要となる。もう1つの手法は、利用可能なシンボルの有効な個数に依存しない固定値に等しくなるようにSを設定することである。利用可能な有効なシンボルの個数がこの値未満である場合、参照シンボルの位置に対応するデータは、単にパンクチャすることができる。他方、利用可能な有効な位置の個数がSよりも大きい場合、残りの位置は、0に変調することもできるし、他の種類のトラフィックを運ぶのに使用することもできる。これによって、禁止シンボルの有効な個数NFS、禁止シンボルの最大個数NFSmax、及び禁止シンボルの最小個数NFSminに依存する3つの異なる状況が主にもたらされる。
BDUのサイズSが、R−NFSよりも大きくなるように選ばれた場合、D−BDUは、マッピングされるシンボルを、D−PRB内の利用可能な位置よりも多く含む。幾つかのシンボルをパンクチャしなければならない。これは、SがR−NFSminよりも大きくなるように選ばれた場合に常に当てはまる。
BDUのサイズSが、R−NFSよりも小さくなるように選ばれた場合、D−BDUは、マッピングされるシンボルを、D−PRB内の利用可能な位置よりも少なく含み、したがって、未使用の位置が残る。これらの位置は、ボイド値(void value)に設定することもできるし、他の種類のトラフィックを運ぶのに使用することもできる。これは、SがR−NFSmaxよりも小さくなるように選ばれた場合に常に当てはまる。
BDUのサイズSが、R−NFSに等しくなるように選ばれた場合、D−BDUは、マッピングされるシンボルを、D−PRB内の利用可能な位置と正確に同じ個数だけ含む。パンクチャは必要とされず、ボイド位置は生成されない。
禁止シンボルの個数が、すべてのD−PRBで同じであるが、同じ位置を占めていない場合、少なくとも3つの解決法を検討することができる。第1の解決法は、すべてのD−PRBが禁止シンボルの同じパターンを共有する場合と同様にD−BDUをマッピングし、禁止シンボル上にマッピングされるシンボルを単にパンクチャすることにある。この場合、すべてのD−BDUは、依然として、L−PRBの場合のようにすべての位置を占めているが、幾つかのBDUはパンクチャされ、他のBDUが、性能レベルが異なる事態をもたらすことはない。第2の解決法は、同じPRBマッピング規則を使用して、利用可能な位置上にシンボルをマッピングすることである。この手法の限界は、すべてのD−BDUがもはや同じ位置を占めないということである。第3の解決法は、第1のオプションと同様に動作するが、禁止位置上にマッピングされるべきシンボルを、新しく利用可能な位置上にマッピングする。これら3つの選択肢は、M=N=4、K=L=3、NFS=4、及びS=12の場合として図9に示されている。この図は、3つのD−BDU9.1、9.2、9.3の、3つのD−PRB上へのマッピングを示している。第1の解決法は、3つのD−PRB9.11、9.12、及び9.13のマッピングによって示されている。ここで、第2のD−PRBは、網掛け位置として表された禁止シンボルの位置が異なることが分かる。この第1の解決法では、「P」で参照される第4のシンボルがパンクチャされることになる。この第4のシンボルは、禁止シンボルにマッピングされたものである。一方、「V」としてマーキングされたD−PRBの第2の位置はボイドである。第2の解決法は、D−PRB9.21、9.22、及び9.23によって示されている。D−PRB9.22についてわずかに異なるマッピングを行うという犠牲を払うことによって、利用可能なすべての位置が使用されていることがわかる。第3の解決法は、D−PRB9.31、9.32、及び9.33によって示される。全体的に、第1の解決法と同じマッピングが維持されているが、第4のシンボルは、パンクチャされる代わりにボイド位置にマッピングされている。
禁止位置の個数が、すべてのD−PRBで同じでない場合、或るD−PRBにおける禁止位置の最大個数をNFSmaxとして採用して、同じ手順を適用することができる。この場合、すべてのD−PRBではなく一部のD−PRBにおいて、特定のD−PRBごとの禁止位置の有効な個数に応じて、幾つかの位置がパンクチャされるか又は残される。
提案される方法は、MIMO符号化シンボルの効率的なマッピングをサポートするように容易に変更することができる。ここでは、所与の個数のシンボルについて同じチャネル状態から利益を得ることが必要とされる。たとえば、アラモウチ(Alamouti)方式の場合、D−PRB内で、各ペアの2つの要素を隣接した状態にすることが非常に重要である。これは、偶数値のSを有するBDUの変調シンボルを多重化し、次いで、時間又は周波数のいずれかにおいてスネーク(snake)を適用することにより達成することができる。より一般的には、特定の伝送方式によって必要とされるような任意のサイズのシンボルのグループをマッピングするように、提案される発明を適用することができる。
提案される発明の利点は、たとえPRB構造がそれ自体規則的ではなくても、すべてのD−PRBにおいてマッピングされたシンボル内で規則性が維持されることである。これは、ストリームの多重化がデータのマッピングから独立して行われることによるものである。これによって、各ストリームのシンボルの位置を求める不必要な試験を回避するような実施が大幅に容易になる。
換言すれば、D−PRBが所与の個数の禁止シンボルを必ずしも同じではない位置に有すること、及び幾つかのD−PRBが追加の禁止シンボルを有することを考慮して、利用可能なシンボルの個数Sは、禁止シンボルの共通の個数だけ削減されたD−PRBのシンボルの総数として設定されるか、又はその総数未満に設定される。D−PRBの個数は、場合によってはSの約数であるLに設定される。各D−BDUは、禁止シンボルを除くD−PRBのすべての位置を1度だけカバーする規則に従ったシンボルのアレイとして記述される。この規則は、各D−PRB内で異なる可能性がある。データストリームは、S個のシンボルのパケットであるBDUにセグメント化される。マッピングは、上述した規則に従って、ストリームの多重化と共にD−PRB内で適用され、選択された規則によって記述されたパスに従ってD−PRB内でマッピングされる。追加の禁止シンボルに遭遇すると、対応するデータはパンクチャされる。残った位置は、ボイドのままにされ、他の目的に使用される。
提案される技法の鍵となるものは、すべてのD−BDUが同じ規則に従ってD−PRB内でマッピングされ、且つ、D−PRBが禁止位置の同じパターンを共有する場合には、すべての分散型BDUが、全体的に、D−PRB内において同じ一組の位置を占めるということである。この一組の位置は、同じマッピングによる局所型PRBにおけるものと同じである。局所型PRB及び分散型PRBのサイズは同じであるので、チャネル状態に応じて分散型モードから局所型モードへ切り換えることが可能である。これによって、システムが、割り当てモードに応じて2つの異なるペイロードサイズを取り扱うことも回避される。散在したパイロットによって達成されるチャネル推定における誤差の影響も、異なるストリーム間で等しく拡散される。また、この方式は、たとえばテーブルベース解決法を使用する簡単化されたシグナリング手法と両立することもできる。たとえば、第1の多重化規則では、D−PRBの中で割り当てられたVRBの位置は、割り当てられたストリームが、選択されたマッピングに従って、どのD−PRBにおいて第1の位置を占めるのかを示す。本発明によって、より良好なダイバーシティから利益を得ることが可能になり、また、割り当てられたストリームの個数が増加することによって、同じレベルのダイバーシティから利益を得ることが可能になる。また、本発明によって、ダイバーシティの同じ制約条件下で、分散型トラフィックに専用化されたPRBの個数及び位置を動的に変更することも可能になる。たとえば、第1の多重化法則の場合、PRB内のマッピングされたシンボルの個数の約数をすべて選択することが可能である。等しいダイバーシティという制約条件を少し緩和すると、PRBの個数を、PRB内への位置の総数未満の任意の値に変更することさえも可能である。提案される発明のおかげで、すべてのD−PRBは、特定のストリームに対応するすべてのシンボルが時間及び周波数の双方においてマッピングされることによる固有の周波数ダイバーシティから利益を得る。物理資源ブロック内において、各サブキャリアが異なるストリームからのデータを運び、各シンボル時間中に異なるストリームからのデータを伝送することにより、異なるストリームからのデータを、幾つかの物理資源ブロック上に拡散することが可能になる。D−PRBの位置が動的であり、且つ、マッピング規則が各PRB内で異なるものである場合には、D−PRBの位置を示すことが必要となる。マッピング規則がすべてのD−PRB内で同じであり、且つ、禁止シンボルの位置が同じである場合、すべてのストリームは、パンクチャされるシンボルを除いて、D−PRBのすべての位置を占め、これによって、すべてのストリームのチャネル推定及び簡単化された実施態様による均一な劣化がもたらされる。
本発明の幾つかの実施形態では、物理資源ブロックのサイズ、D−BDUからD−PRBへの多重化規則及びマッピング規則の選択、並びに禁止シンボルの特定の位置が、1つのストリームからのデータがD−PRB内の全部のサブキャリア又は全部のシンボル時間を占める結果につながるような特定の構成は廃棄される。サブキャリア上又はシンボル時間中の深いフェージングの影響が所与のストリームに集中するような状況を禁止するために、パラメータの幾つかの変更が行われる。
提案される発明の1つの利点は、特に局所型伝送をサポートするシステムの実装の点で複雑さが低いことにある。本発明を、OFDMAマルチユーザセルラーシステムへ適用することを考えることにする。上述したように、データは、通常、TTIで伝送されるPDUとして物理層に提供される。ここで、PDUには、所与の個数のVRBが割り当てられる。一般的な一手法は、PDUを符号化して、各伝送間隔にわたり、結果のシンボルをメモリに記憶することである。このメモリは、伝送間隔内でのVRBの個数に対応するより小さなメモリのバンクとして編成されている。この操作は、PDUのBDUへのセグメント化に対応する。OFDMシステムの重要な機能は、各シンボル長にわたって変調されるOFDM多重を構築するフレーミングモジュール(framing module)によって行われる。OFDM多重、したがってPRBは、多くの場合、左から右へ(周波数の昇順又は降順で)サブキャリアを通って、OFDMシンボルごとに且つ各OFDMシンボル内で構築される。1つの問題点は、PRB内でのBDUのマッピングを達成することである。まず、局所型伝送の場合を考えることにする。マッピングは、単純には、たとえばチャネルの或る静止性(stationnarity:定常性)から利益を得るために、PRBのデータについて利用可能なすべての位置をカバーする方法である。これは、ダイバーシティを最大にするために、PRB内でデータを拡散するための解決法とすることもできる。この操作は、1次元(1D)アレイ、すなわちBDUの内容を、2DアレイであるPRB内へマッピングすることにある。実装に際して、マッピングは、異なる方法で適用することができる。第1の方法は、マッピング規則に従って、PRB構造に対応する2DアレイにBDUの内容を記憶することである。この場合、1つの伝送間隔の待ち時間により、新しいOFDMシンボルごとに行単位で2Dアレイにアクセスして、OFDMシンボルを構築することができる。OFDMシンボルが構築されるこの方法によれば、PRBは、PRBを時間領域でスライスすることによって得られる1Dアレイの連結である1Dアレイとみなすことができる。これは、平坦化PRB(flattened PRB)として記述される。その結果、マッピングは、2つの1Dアレイ間のインターリービング規則とみなすことができる。マッピングは、平坦化PRBの位置ごとに、その位置上にマッピングされるBDUサンプルのアドレスを記憶するテーブル(通常はROM)を使用して簡単に達成することができる。この手法によって、実際の伝送前に、まずBDUでPRBを構築する必要なしに、2Dマッピングを適用することが可能になる。インターリービングアレイの原理を使用すると、PRBをOFDMシンボルごとに構築することができ、したがって、待ち時間及びメモリの所要量が削減される。
分散型トラフィックをサポートする異なる手法を構想することができる。基地局側において、簡単な手法は、2ステップ手順として本発明を適用することである。分散型ストリームに対応するBDUが、まず、共に多重化されて、次に、その結果のD−BDUは、任意のマッピング規則に従ってD−PRBにマッピングすることができる。次に、フレーミングモジュールが、局所型トラフィックの場合と同様に、OFDMシンボルを構築することができる。移動端末側において、基本的な手法は、2重操作(dual operation)を行うことである。しかし、これは、すべてのD−PRBに関連付けられたデータを記憶し、次に、逆多重化操作を行うことを必要とする。実際には、デフレーミングモジュールが、OFDMシンボルごとに、選択されたストリーム(1つ又は2つ以上のBDU)についてのみデータの抽出を行うことができる。まず、局所型PRBの場合を考えることにする。受信機は、PRBのデマッピングを行わなければならない。これは、PRBの各シンボルの対応するBDUのアドレスをROMに単に記憶することによって行うことができる。次に、各部分帯域及び各OFDM期間にわたってシンボルにアクセスする時に、受信機は、それらシンボルを、対応するBDUバンクの正しい位置に直接記憶することができる。同種の手順は、分散型トラフィックについても適用することができる。まず、抽出されるVRBに対応するPRBを考えることにする。第1の多重化手法を有するこのPRBでは、ストリームは、選択されたマッピング規則に従って、PRBの第1の位置を占める。また、ストリームは、選択されたマッピング規則に従い、PRBにおいて、PRB位置を通るND−PRB個離れたすべての位置を占める。局所型トラフィックの場合と同様に、受信機は、各PRBシンボルのBDUにおける位置を知ることができる。分散型トラフィックの場合に必要とされることは、シンボルが、抽出されるストリームに関連付けられているか否かを判断することである。D−PRBの個数を法として、サンプルのD−BDUの位置(マッピングROMの内容)を単に除算することによって、結果が0であるすべてのシンボルは、抽出されるストリームに関連付けられる。その後、デフレーミングによって、対応するサンプルが、対応するBDUの正しい位置に記憶される。この操作は、OFDMシンボル単位でD−PRBのすべてのデータシンボルについて行うことができる。同じ手順は、他のD−PRBにも適用することができる。例えば、第1の多重化規則では、チャネルの第2のD−PRBに対応するVRB上に割り当てられたBDUについて、第1のシンボルは、第2のD−PRBの第1の位置に記憶され、第2のシンボルは、次のD−PRBの第2の位置に記憶され、以下同様に記憶される。各D−PRBでは、ユーザは、選択されたマッピング規則に従い、PRBにおいて、PRB位置を通る、ND−PRB個離れたすべての位置であるが、すべてのD−PRBの中でのD−PRBのランクに応じた特定のオフセットを有する位置を常に占める。これらのD−PRBでは、モジュロ除算の結果がもはや0を与えないが、正しいシンボルの選択は、D−PRBに関連付けられたオフセットの位置を調べてることにより行われる。このようにOFDMシンボルごとに且つサブキャリアごとの各OFDMシンボル内においてすべてのD−PRBを調べると、ストリームに関連付けられたシンボルを抽出することが可能である。その結果、局所型トラフィックと比較したオーバーヘッドは、主として、モジュロ除算演算にある。同様の手順は、BDUからD−PRBを構築する送信側にも適用できることに気付く。
この実施態様は、データが、第1の多重化規則及び周波数における線形マッピングに従って、すべてのD−PRBにおいて同じ方法でマッピングされるときには、さらに簡単になる。まず、局所型マッピングの場合を考えることにする。線形マッピングでは、データは、平坦化PRBにマッピングされるのと同様にしてBDUに記憶される。次に、BDUを含むメモリからD−PRBのフレーミングを直接達成することができる。ここで、メモリは線形に読み出される。分散型トラフィックの場合、例えば第2のD−PRBに対応するVRBに割り当てられたストリームは、D−PRBの個数を法として、このD−PRBでは第1の位置を占め、次のD−PRBでは第2の位置を占め、以下同様にD−PRBでの位置を占めていく。したがって、このマッピングは、局所型PRBの場合と同様に適用することができるが、マッピングされる新しいシンボルごとに次のD−PRBにシフトしていく。ただし、PRBの各スライスにおける利用可能なデータ位置の個数に対してである。この手法では、ストリーム多重化及びマッピングは、一緒に達成される。マッピング及びフレーミングも、D−PRB単位で達成することができる。すなわち、1回のパスにおいて、各D−PRBの各タイムスライスがマッピングされる。これは、多重化されるストリームのBDUを線形にアクセスすることにより行えるが、マッピングされる新しいシンボルごとにBDUを1つだけシフトして行う。同様の手順は、受信側にも適用することができる。例えば、第2のD−PRBに対応するVRBに割り当てられたストリームに対して、受信機は、PRBの第1のスライスにおけるデータの利用可能な位置の個数について、このD−PRBの第1のシンボルを読み出し、次に、局所型トラフィックの場合のように同じPRBではなく、第2のD−PRBの第2のシンボルを読み出し、以下同様にPRBの1番目のスライスの利用可能な位置の個数分、読み出しを行う。その後、同じ手順は、第2のOFDMシステム等についても適用することができる。
本発明によって、セルラーネットワークにおけるセル間干渉を緩和することも可能になる。このようなシステムでは、近傍のセルからの信号が互いに干渉する。分散型伝送のマッピングがすべてのセルで同じ場合、セル間干渉が十分にランダムでない場合があり得る。たとえば、同じPRBがすべてのセルで分散型トラフィックに割り当てられ、これらのPRB上のD−VRBのマッピングが同じ方法で行われる場合、或るD−VRBは、近傍のセルのD−VRBによって干渉を受ける。干渉するD−VRBが割り当てられない場合、干渉はゼロであり、干渉するD−VRBが低電力で受信される場合、干渉は低電力を有し、干渉するD−VRBが高電力で受信される場合、干渉は高電力を有する。ここでダイバーシティは大幅に喪失する。他方、D−VRBが、近傍のセルの多くのD−VRBからのシンボルによる干渉を受ける場合、干渉電力は、多くのD−VRBの受信電力を平均したものとなる。ダイバーシティは増加し、干渉を受けるセルのすべてのD−VRBは、平均干渉電力を受ける。強く干渉を受けるD−VRB、わずかに干渉を受けるD−VRB、及び干渉を受けないD−VRBはもはや存在しない。セル間干渉は、ランダム化され、したがって、D−VRBにわたって平均される。セル間干渉のこの所望のランダム性を得るために、分散型伝送のマッピングをセルごとに好都合に変化させることができる。一般的な方法は、マッピング後に周波数ホッピングを追加することである。すなわち、マッピング後に、セルに特有で且つ例えばセル識別情報(ID又はセルシグネチャ)から求めることができる方法でデータシンボルを並べ替えることである。
第1の多重化規則の場合、パラメータsを導入することによって、提案されるマッピングを変更することができる。このパラメータsはセル特有のものである。D−PRBの個数を法として、2つの連続したPRBで送信される所与のD−VRBの2つの連続したデータを有する代わりに、第1のデータは、第1のPRBで常に送信されるが、第2のデータは、D−PRBの個数を法として2つのPRBのシフトを有する連続したPRBで送信される。これは、マッピング手順を直接的に変更することによって、セル間干渉をランダム化する。本発明のこの実施形態は、
k=i、及び、
l=(i+j+s)mod L
である場合に、BDUのインデックス(i,j)のデータがインデックス(k,l)のD−BDUに配置される多重化規則に基づいている。
ここで、sは、1≦s≦Lとなるようなセル特有の整数である。その結果、このセル特有の固定ステップサイズを使用することによって、L−1個の異なるマッピングが得られる。最良のマッピングは、sがLに対して素である(a prime with L)場合に得られる。後者の場合、sの異なる値を、分散型マッピングに割り当てられたPRBの異なる並べ替えと解釈できることを示すことができる。
3GPPコンソーシアムは、現在、長期的発展型(LTE)検討項目の一部として、3GPP無線アクセス技術の発展型を検討している[www.3gpp.com]。目標は、移動無線セルラーシステムの今後の世代に適した高データレートで低待ち時間のパケット最適化無線アクセス技術を定義することである。OFDMA技法が、下りリンク伝送の候補として選択されている。デュプレックス方式及びフレームフォーマットの点で、幾つかの組み合わせが検討されている。ここで、0.5msの各サブフレームがそれ自体7つのOFDMシンボルから成る20個のサブフレームから作成された10msフレームにわたってデータが伝送される、共存問題を有しないFDDオプションを考える。LTEシステムの特質は、異なるチャネル帯域幅をサポートして、幾つかのエリアで断片化されているように見えるスペクトル資源のより良い使用を可能にすることである。各基地局は、1.25MHz、2.5MHz、5MHz、10MHz、15MHz、又は20MHzのチャネルで動作することができる。各ユーザ機器(UE)は、デフォルトにより20MHzのチャネルで動作することができ、自身が接続される基地局帯域幅に自動的に適合する。FDMA接続方式によれば、OFDM多重は、12個の連続したサブキャリアから作成された複数の部分帯域に分割され、したがって、周波数領域におけるM=12個のサブキャリア及び時間領域におけるN=7個のOFDMシンボルから作成された物理資源ブロックの定義がもたらされる。したがって、PRBにおける利用可能な位置の最大個数は、R=M×N=84に等しい。
PRBは、局所型モード又は分散型モードのいずれかでストリームに動的に割り当てることができる。したがって、本発明をLTEシステムに適用することができる。提案される発明の柔軟性は、PRBの個数が1.25MHz帯域幅の6から20MHzチャネルにおける100まで変化するLTEシステムに特に好都合である。PRBは、禁止シンボル、参照シンボル、及びシグナリングシンボルのうちの少なくとも2つの種類を運ぶことができる。参照シンボルの個数は、送信アンテナの個数に依存し、1つの送信アンテナについて1つのPRB当たり占有されるシンボルの個数は、最小で4個である。加えて、参照シンボルの位置は、サブフレーム内のすべてのPRBにおいて同じである。その結果、提案される方法の特定の実施形態を適用するとき、すべての分散型UEは、局所型PRBのようにすべての位置を占め、それに対応した利点を有する。本発明は、分散型伝送の実際の実施態様について高い柔軟性を提供する。
図10は、本発明の特定の一実施形態の機能図を表している。まず、分散されるBDU10.2が、選択された規則に従ってモジュール10.3で共に多重化される。そのレベルでは、データは、OFDMサブフレーム上へのデータの実際のマッピングとは何ら関係なく、単なる1次元ストリームとして操作される。このモジュール10.3は、多重化において、L個の分散型PRBに対応するデータから成るL個のBDUを提供する。次に、これらのBDUは、局所型トラフィックと同様に操作することができる。したがって、局所型PRBに対応するストリーム10.1及び分散型PRBに対応するストリームを、モジュール10.4により、任意の適切な規則に従って多重化することができる。次に、モジュール10.5により、これらの異なるBDUを、PRB構造を考慮に入れ、任意のマッピング規則に従って、2次元アレイとして編成することができる。次に、結果として生じるアレイの内容は、フレーミングモジュール10.6が読み出すことができる。フレーミングモジュール10.6は、適切なフレームフォーマットに従って、フレームの各OFDMシンボルに関連付けられたOFDM多重を構築する。
図11は、2.5MHz帯域幅の場合の、したがって12個のPRBをチャネルに有する、提案される方式の適用を示している。このシステムは、1つの送信アンテナしかサポートしないものと仮定する。パラメータSは、1つのPRB当たり4つの参照シンボルを有するものとして、実際に利用可能な位置の個数に設定される。すなわち、S=R−4=80個に設定される。分散型ストリームは、同じフォーマット、すなわち、周波数における線形の2Dマッピングと組み合わされた第1の多重化規則に従って、5つのPRB上にマッピングされる。D−PRBの位置は、テーブルベース手法に従って達成されるシグナリングで、サブフレーム単位で変更することができると仮定する。簡単化するために、シグナリングは、PRBの外部で伝送され、PRBが分散型であるか否かを示す1ビットとUE識別子とに削減されるものと仮定する。局所型伝送の場合、ランクiのシグナリングテーブルのエントリーは、同じランクのPRBに割り当てられるUEの識別情報を提供する。分散型伝送の場合、L個の分散型PRB内のUE識別子のランクは、対応するUEが、どのD−PRB上で、第1の利用可能な位置上にマッピングされるのかを示す。図11aは、シグナリングテーブルの内容の一例を示している。図11aに示すように、PRBの番号0、3、5、9、及び11が分散型トラフィックに充てられ、テーブル上の第1の情報が1に設定されることによりシグナリングされる。残りのPRBは、局所型トラフィックに充てられ、テーブル上の第1の情報が0に設定されることによりシグナリングされる。第2の情報は、PRBに割り当てられるストリームの参照子を与える。図11b、図11c、図11d、図11e、及び図11fは、割り当てられた5つのストリームの分散型PRB内でのマッピングの結果を表している。これらの図において、「P」と表されたシンボルは、禁止パイロットシンボルであり、それ以外のシンボルは、上述したのと同様の規則で表されており、ソースBDU内でのインデックス及びBDUのインデックスを示す。
シグナリングの割り当ては、LTEではまだ明確に定義されていないが、各TTI継続期間(2つの連続したサブフレーム)にわたり、多くとも最初の3つのOFDMシンボル上で、時間においてデータと多重化される。参照シンボルとの主な相違は、シグナリングに専用化されたシンボルの個数が、すべての分散型PRBで同じでない場合があるということである。ここでのケースでは、12個のPRBを有する2.5MHzの帯域幅であって、これら12個のPRBのうち、L=4個が分散型トラフィックに割り当てられる場合を考える。図12は、参照シンボルに加えてシグナリングの伝送を考慮に入れた、提案される方法の適用の一例を示している。その特定の例では、PRBは、2つの連続したサブフレーム、すなわち14個のOFDMシンボル(N=14)から作成されたTTI継続期間に等しい伝送間隔をもつものとして定義される。基地局は、4つの送信アンテナをサポートするものと仮定する。加えて、分散型PRBは、PRBの第1のOFDMシンボルに挿入された、この図で「S」として参照されるシグナリングシンボルを含む。図12は、すべてのPRBが同じ個数のシグナリングシンボルを含まない状況を示している。実際には、PRBは、図12a、図12b、図12c、及び図12dに示す4つのPRBの最初の2つのラインに対応する各TTIの最初の2つのOFDM中にシグナリングを含む。加えて、図12bのPRBは、3つの追加のシグナリングシンボルが、第3のOFDMシンボルの最初の3つのサブキャリア位置に挿入されている。スペクトル資源を最適化するために、パラメータSは、最初の2つのOFDMシンボルにおけるシグナリングシンボル、したがって16個のシンボルのみを考慮して計算され、したがって、S=128となる。このケースでは、12個のPRBを有する2.5MHzの帯域幅であって、これら12個のPRBのうち、L=4個が分散型トラフィックに割り当てられる場合を考えている。3つの追加のシグナリングシンボルの位置に置かれるデータシンボルは、この図では線を引いて取り消され、図12bに示すように単にパンクチャされる。
図13は、説明した方法をセットアップできる伝送デバイス13.1の一実施形態の一般的なアーキテクチャを提示している。ここで、伝送デバイス13.1は、一変形では、以下で開示するようなプロセッサ13.2によって実行される操作と同じ操作を実行する1つ又は幾つかの専用集積回路の形で実施されることに留意しなければならない。このデバイスは、信号の送受信を行う無線モジュール13.3を備える。伝送されるデータは、説明した様々な方法を実施するプログラムを実行できるプロセッサ13.2によって生成される。これらのプログラムは、読み出し専用メモリROM13.5又はランダムアクセスメモリ13.4に記憶することができる。説明した様々な方法を実施するとき、作業空間が、ランダムアクセスメモリ13.4に作成される。この作業空間は、PDU、BDU,D−BDUに対応する異なるバッファをホスティングすることができる。これらのモジュールは、異なるモジュール間での通信を可能にするバス13.6によって接続されている。無線モジュール13.3は、プロセッサ13.2によって制御される。
時間上の無線資源チャネルのアーキテクチャを示す図である。 既知の方法による割り当てを示す図である。 テーブルベースシグナリングの一例を示す図である。 従来技術における禁止シンボルを含むPRBでの或る割り当ての例を示す図である。 従来技術における禁止シンボルを含むPRBでの或る割り当ての例を示す図である。 従来技術における禁止シンボルを含むPRBでの或る割り当ての例を示す図である。 従来技術による割り当て方式を示す図である。 本発明の一実施形態の一般的なアーキテクチャを示す図である。 本発明の異なる実施形態の幾つかの例を示す図である。 本発明の異なる実施形態の幾つかの例を示す図である。 本発明の異なる実施形態の幾つかの例を示す図である。 幾つかの異なるPRBマッピング方式を示す図である。 幾つかの異なるPRBマッピング方式を示す図である。 幾つかの異なるPRBマッピング方式を示す図である。 幾つかの異なるPRBマッピング方式を示す図である。 禁止シンボルが存在する場合のPRBでの最終割り当ての幾つかの異なる変形を示す図である。 本発明の一実施形態の機能図である。 3GPP−LTEシステムの範囲における本発明の異なる実施形態の第1の適用を示す図である。 3GPP−LTEシステムの範囲における本発明の異なる実施形態の第1の適用を示す図である。 3GPP−LTEシステムの範囲における本発明の異なる実施形態の第1の適用を示す図である。 3GPP−LTEシステムの範囲における本発明の異なる実施形態の第1の適用を示す図である。 3GPP−LTEシステムの範囲における本発明の異なる実施形態の第1の適用を示す図である。 3GPP−LTEシステムの範囲における本発明の異なる実施形態の第1の適用を示す図である。 3GPP−LTEシステムの範囲における本発明の異なる実施形態の第2の適用を示す図である。 3GPP−LTEシステムの範囲における本発明の異なる実施形態の第2の適用を示す図である。 3GPP−LTEシステムの範囲における本発明の異なる実施形態の第2の適用を示す図である。 3GPP−LTEシステムの範囲における本発明の異なる実施形態の第2の適用を示す図である。 伝送デバイスの特定の一実施形態の一般的なアーキテクチャを示す図である。

Claims (18)

  1. マルチキャリアベース伝送システムにおけるデータ伝送方法であって、該伝送は、周波数分割多元接続方式に従って、複数のデータストリーム間で共有されるチャネルで行われ、異なる送信元からのデータ又は異なる送信先へのデータは、シンボルのストリームによって送信され、物理資源ブロックが、所与の個数の連続したサブキャリア及び所与の個数のシンボル長の伝送時間によって構成されるブロックとして定義され、これらのストリームの幾つかは分散型モードで伝送され、該データ伝送方法は、以下のステップ、すなわち、
    第2の分散型モードで、他の幾つかの分散型ストリームを少なくとも1つの分散型物理資源ブロック上に分散型で割り当てるステップ
    を含み、
    前記分散型で割り当てるステップは、
    前記分散型物理資源ブロックの各サブキャリア及び各シンボル時間が、少なくとも2つの異なるストリームからのシンボルに割り当てられる方法で、前記分散型ストリームのシンボルを、前記分散型物理資源ブロック上へ、及び該分散型物理資源ブロック内で、拡散するステップ
    を含むことを特徴とする、マルチキャリアベース伝送システムにおけるデータ伝送方法。
  2. 前記拡散するステップは、
    前記分散型ストリームからシンボルを供給される第1の複数のL個のデータブロック(6.3)から、物理資源ブロックに割り当てられる第2の複数のL個のデータブロック(6.5)へ、シンボルを多重化するステップ
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の複数のデータブロック及び前記第2の複数のデータブロックの各データブロックは、サイズSを有し、0〜S−1にインデックスされ、各複数のデータブロックは、0〜L−1にインデックスされ、前記第1の複数のデータブロックのランクjのデータブロックのランクiの各シンボルは、前記第2の複数のデータブロックのランクl=(i+j)mod Lのデータブロックのランクk=iのシンボルに多重化されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の複数のデータブロック及び前記第2の複数のデータブロックの各データブロックは、サイズSを有し、0〜S−1にインデックスされ、各複数のデータブロックは、0〜L−1にインデックスされ、LはSの約数であり、前記第1の複数のデータブロックのランクjのデータブロックのランクiの各シンボルは、前記第2の複数のデータブロックのランクl=i mod Lのデータブロックのランクk=(i+j)mod L+[i/L]*Lのシンボルに多重化されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  5. 前記第1の複数のデータブロック及び前記第2の複数のデータブロックの各データブロックは、サイズSを有し、0〜S−1にインデックスされ、各複数のデータブロックは、0〜L−1にインデックスされ、LはSの約数であり、前記第1の複数のデータブロックのランクjのデータブロックのランクiの各シンボルは、前記第2の複数のデータブロックのランクl=i mod Lのデータブロックのランクk=(i+j)mod Sのシンボルに多重化されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  6. 前記第1の複数のデータブロック及び前記第2の複数のデータブロックの各データブロックは、サイズSを有し、0〜S−1にインデックスされ、各複数のデータブロックは、0〜L−1にインデックスされ、LはSの約数であり、sが、1〜Lの間で選ばれ、
    前記第1の複数のデータブロックのランクjのデータブロックのランクiの各シンボルは、前記第2の複数のデータブロックのランクl=(i+j+s)mod Lのデータブロックのランクk=iのシンボルに多重化されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  7. 前記伝送システムはセルラーであり、前記パラメータsは、前記方法が使用されるセルに依存することを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第2の複数のデータブロックの前記シンボルを前記物理資源ブロックに最終的に割り当てるステップ
    をさらに含むことを特徴とする、請求項2〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記データブロックの前記サイズSは、前記物理資源ブロックのサイズと等しくなるように選ばれ、前記第2の複数のデータブロックの各データブロックの各シンボルは、対応する物理資源ブロックにおける同じランクのシンボルに割り当てられることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 前記物理資源ブロックの幾つかのシンボルは禁止とされ、これらの禁止シンボルに割り当てられるシンボルはパンクチャされることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 前記物理資源ブロックの幾つかのシンボルは禁止とされ、Sは、前記資源ブロックの利用可能なシンボルの個数に等しくなるように選ばれ、前記第2の複数のデータブロックの各データブロックの各シンボルは、対応する物理資源ブロック(9.21、9.22、9.23)の利用可能なシンボルによって構成されるサブセットにおける同じランクのシンボルに割り当てられることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  12. 前記物理資源ブロックの幾つかのシンボルは禁止とされ、Sは、前記資源ブロックの利用可能なシンボルの個数よりも多くなるように、且つ、前記資源ブロックのシンボルの総数以下となるように選ばれ、前記第2の複数のデータブロックの各データブロックの各シンボルは、対応する物理資源ブロックにおける同じランクのシンボルに割り当てられ、禁止シンボルに割り当てられるシンボルはパンクチャされることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  13. 前記物理資源ブロックの幾つかのシンボルは禁止とされ、該禁止シンボルの個数及び/又は位置は、前記物理資源ブロック内で可変であり、Sは、前記資源ブロックの利用可能なシンボルの最小個数よりも多くなるように、且つ、前記資源ブロックのシンボルの総数以下となるように選ばれ、前記第2の複数のデータブロックの各データブロックの各シンボルは、対応する物理資源ブロックにおける同じランクのシンボルに一様に割り当てられ、前記ランクは、前記物理資源ブロックのシンボルのサブセット上で一様に定義され、前記禁止シンボルに割り当てられるシンボルはパンクチャされる(9.11、9.12、9.13)ことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  14. 前記物理資源ブロックの幾つかのシンボルは禁止とされ、該禁止シンボルの個数及び/又は位置は、前記物理資源ブロック内で可変であり、Sは、前記資源ブロックの利用可能なシンボルの最小個数よりも多くなるように、且つ、前記資源ブロックのシンボルの総数以下となるように選ばれ、前記第2の複数のデータブロックの各データブロックの各シンボルは、対応する物理資源ブロックにおける同じランクのシンボルに一様に割り当てられ、前記ランクは、前記物理資源ブロックのシンボルのサブセット上で一様に定義され、前記禁止シンボルに割り当てられるシンボルは、利用可能であるが割り当てられていないシンボルに割り当てられる(9.31、9.32、9.33)ことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  15. 前記異なるストリームからのシンボルを前記第1の複数のデータブロック内で最初に割り当てるステップをさらに含むことを特徴とする、請求項2〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記異なるストリームからのシンボルは、前記物理資源ブロック内の、請求項2〜15のいずれか一項によって定義された正確な場所に直接割り当てられることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  17. マルチキャリアベース伝送システムにおけるデータ伝送デバイス(13.1)であって、伝送は、周波数分割多元接続方式に従って、複数のデータストリーム間で共有されるチャネルで行われ、異なる送信元からのデータ又は異なる送信先へのデータは、シンボルのストリームによって送信され、物理資源ブロックが、所与の個数の連続したサブキャリア及び所与の個数のシンボル長の伝送時間によって構成されるブロックとして定義され、これらのストリームの幾つかは分散型モードで伝送され、該データ伝送デバイスは、以下の手段、すなわち、
    第2の分散型モードで、他の幾つかの分散型ストリームを少なくとも1つの分散型物理資源ブロック上に割り当てる分散型割り当て手段、
    を備え、
    前記分散型割り当て手段は、
    前記分散型物理資源ブロックの各サブキャリア及び各シンボル時間が、少なくとも2つの異なるストリームからのシンボルに割り当てられる方法で、前記分散型ストリームのシンボルを、前記分散型物理資源ブロック上へ、及び該分散型物理資源ブロック内で、拡散する拡散手段
    を備えることを特徴とする、マルチキャリアベース伝送システムにおけるデータ伝送デバイス。
  18. データ伝送デバイス(13.1)であって、前記拡散手段は、請求項2〜14のいずれか一項に記載の方法を実施するようになっている、請求項15に記載のデータ伝送デバイス。
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