JP2008226475A - バッテリ冷却装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】温度が高くなった電池セルの分布状態に合わせて、電池ケース内の冷媒の流れる方向を制御することで、温度が高くなった各電池セルを良好に冷却することができるバッテリ冷却装置を提供する。
【解決手段】バッテリ冷却装置は、複数の電池セル31a〜31mが配列する電池モジュール200と、電池モジュール200を収容する電池ケース30と、電池セル31a〜31mの温度を検知可能な検知部36a〜36mと、電池ケース30に接続され、電池セル31a〜31mを冷却可能な冷媒が流通する第1、第2および第3冷媒流通管11〜14と、冷媒を供給可能な供給部と、冷媒を排出可能な排出部と、第1、第2および第3冷媒供給管11〜14と供給部との接続状態および第1、第2および第3冷媒供給管と排気部との接続状態を切替可能な切替機構と、検知部36a〜36mからの情報に基づいて、切替機構を駆動可能な制御部とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】バッテリ冷却装置は、複数の電池セル31a〜31mが配列する電池モジュール200と、電池モジュール200を収容する電池ケース30と、電池セル31a〜31mの温度を検知可能な検知部36a〜36mと、電池ケース30に接続され、電池セル31a〜31mを冷却可能な冷媒が流通する第1、第2および第3冷媒流通管11〜14と、冷媒を供給可能な供給部と、冷媒を排出可能な排出部と、第1、第2および第3冷媒供給管11〜14と供給部との接続状態および第1、第2および第3冷媒供給管と排気部との接続状態を切替可能な切替機構と、検知部36a〜36mからの情報に基づいて、切替機構を駆動可能な制御部とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、バッテリ冷却装置に関し、特に冷媒の流通経路を切り替えることで、温度の高い電池セルを優先的に冷却するバッテリ冷却装置に関する。
近年、電動機を駆動源とした電気自動車や、電動機とガソリンエンジンなど複数種類の駆動源を有する、いわゆるハイブリッドカーが実用化されてきている。このような電気自動車などには、電動機などにエネルギーである電気を供給する電池が搭載されている。この電池としては、繰返し充放電が可能なニッカド電池(Ni−Cd電池)やニッケル−水素電池、リチウムイオン電池などの二次電池が用いられる。
このような二次電池においては、充放電により温度が上昇して、所定の温度以上となると劣化して出力が著しく低下することが知られている。
そこで、従来から二次電池を備えたバッテリを冷却するバッテリ冷却装置について各種提案されている。
たとえば、特開2005−63681号公報に記載された組電池の冷却装置においては、電池ボックス内に冷却風を導入する開口部と、冷却風を排出する開口部とを備えている。そして、冷却風を供給・排出する開口部を切り替えることで、電池ボックス内での冷却風の風向きを変更し、各単位セルの容量のばらつきを抑制している。
特開2005−63681号公報
特開2003−142167号公報
特開2002−343447号公報
しかし、上記特開2005−63681号公報に記載された組電池の冷却装置においては、電池ボックス内の風向きを一方向にしか変更することができない。このため、温度の高い電池セルの位置がばらついた場合に対応することができないようになっている。このため、高い温度となった電池セルの分布状態によっては、充分に冷却できない電池セルが生じるという問題があった。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、温度が高くなった電池セルの分布状態に合わせて、電池ケース内の冷媒の流れる方向を制御することで、温度が高くなった各電池セルを良好に冷却することができるバッテリ冷却装置を提供することができる。
本発明に係るバッテリ冷却装置は、複数の電池セルが配列する電池モジュールと、電池モジュールを収容する電池ケースと、電池セルの温度を検知可能な検知部と、電池ケースに接続され、電池セルを冷却可能な冷媒が流通する第1、第2および第3冷媒流通管とを備える。そして、上記冷媒を供給可能な供給部と、冷媒を排出可能な排出部と、第1、第2および第3冷媒供給管と供給部との接続状態および第1、第2および第3冷媒供給管と排気部との接続状態を切替可能な切替機構と、検知部からの情報に基づいて、切替機構を駆動可能な制御部とを備える。
好ましくは、上記第1冷媒流通管と電池ケースとが接続される第1接続部と、第2冷媒流通管と電池ケースとが接続される第2接続部と、第3冷媒流通管と電池ケースとが接続される第3接続部とをさらに備え、第1、第2および第3接続部は互いに間隔を隔てて設けられる。
好ましくは、上記第1および第2接続部は、電池ケースの長手方向に配列する一方の側面に間隔を隔てて設けられ、第3接続部は、他方の側面に設けられる。
好ましくは、上記電池ケースに接続された第4冷媒流通管をさらに備える。
好ましくは、上記第4冷媒流通管と電池ケースとが接続される第4接続部とをさらに備え、第4接続部は、第1、第2および第3接続部から間隔を隔てて設けられる。
好ましくは、上記第4冷媒流通管と電池ケースとが接続される第4接続部とをさらに備え、第4接続部は、第1、第2および第3接続部から間隔を隔てて設けられる。
好ましくは、上記第1および第2接続部は、電池ケースの長手方向に配列する一方の側面に間隔を隔てて設けられ、第3および第4接続部は、他方の側面に間隔を隔てて設けられる。
好ましくは、上記電池セルは、第1接続部と第2接続部と配列方向に間隔を隔てて配列する。好ましくは、上記電池セルは、第1接続部と第3接続部との配列方向に間隔を隔てて配列する。
好ましくは、上記検知部は、各電池セルに設けられる。好ましくは、上記制御部は、検知部から得られる情報に基づき、電池モジュールの温度の高い領域と低い領域とを判別して、温度の高い領域と温度の低い領域との温度差を小さくするように、切替機構を駆動して、冷媒の流通経路を切り替える。
本発明に係るバッテリ冷却装置によれば、温度が高くなった電池セルの分布状態に合わせて、電池ケース内の冷媒の流れを切り替えることができ、温度の高くなった各電池セルを良好に冷却することができる。
本実施の形態に係るバッテリ冷却装置100について、図1から図9を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係るバッテリ冷却装置100の概略構成を示す模式図である。図2は、電池ケース30内部の構成を模式的に示す模式図である。図1に示されるように、バッテリ冷却装置100は、内部に電池モジュールが収容された電池ケース30と、この電池ケース30に接続され、電池モジュールを冷却する冷却風(冷媒)が流通する冷却風流通管150とを備えている。なお、本実施の形態に係る冷媒においては、外気(空気)を用いているがこれに限られない。たとえば、水等の冷却水などもて適用することができる。
電池ケース30内には、図2に示すように、複数の電池セル31a〜31mが配列されて形成された電池モジュール200が収容されている。電池セル31a〜31mは、電池ケース30の長手方向に間隔を隔てて配置されると共に、電池ケース30の幅方向にも間隔を隔てて配置されている。
このため、電池ケース30の長手方向に配列する各電池セル31a〜31m間には、冷却風が流通可能な経路37A1〜37A5が設けられている。さらに、電池ケース30の幅方向に配列する各電池セル31a〜31m間にも、冷却風が流通可能な経路38A1〜38A6が設けられている。
このように電池モジュール200が形成されているので、各電池セル31a〜31mが冷却風と接触する接触面積が大きくなっており、電池ケース30内を冷却風が流通することで、各電池セル31a〜31mを良好に冷却することができる。
バッテリ冷却装置100は、図1において、冷却風を冷却風流通管150内に供給する(冷却風)供給部70と、電池モジュールを冷却した冷却風を排出する排出部60と、冷却風流通管150の接続状態を切り替え可能な切替機構50とを備えている。切替機構50は、供給部70および排出部60と、冷却風流通管150との接続状態を切り替え可能とされている。また、このバッテリ冷却装置100は、冷却風を供給部70に強制的に供給するファン80と、切替機構50の駆動を制御する制御部90とを備えている。
冷却風流通管150は、切替機構50に接続されると共に、接続部(第1接続部)11Aにて電池ケース30に接続された流通管(第1冷媒流通管)11と、接続部(第2接続部)12Aにて電池ケース30に接続された流通管12と、接続部(第3接続部)13Aにて電池ケース30に接続された流通管13と、接続部(第4接続部)14Aにて電池ケース30に接続された流通管14とを含む。
ここで、各電池セル31a〜31mには、各電池セル31a〜31mの温度を検知可能な温度センサ(検知部)36a〜36mが設けられている。各温度センサ36a〜36mによって検知された各電池セル31a〜31mの温度情報は、それぞれ、制御部90に伝達される。
各接続部11A〜14Aは、互いに離れて設けられている。このため、各流通管11〜14を介して、電池ケース30内に冷却風を供給する際に、電池ケース30内に供給される冷却風が流通する供給管として機能するものと、電池ケース30内から外部に排出される冷却風が流通する排出管として機能するものとを各種組み合わせることで、電池ケース30内において、冷却風の流通経路を各種変更することができる。
特に、各電池セル31a〜31m間には、冷却風が流通可能な経路37A1〜37A5、38A1〜38A6が設けられており、冷却風が供給または排出される接続部11A〜14Aを切り替えることにより、各経路37A1〜37A5、38A1〜38A6を通る冷却風の流通経路を各種変更することができる。このように、冷却風の流通経路を各種変更することで、特定の電池セルに優先的に冷却風を供給することができる。
なお、本実施の形態に係るバッテリ冷却装置100においては、4つの流通管11〜14が設けられているが、これに限られない。すなわち、電池ケース30内での冷却風の流通経路を各種変更するには、少なくとも3つの流通経路が設けられておればよい。これにより、いずれの流通管を排出管または供給管として機能させるか、また、いずれの流通管を閉鎖するかなどを選択することで、電池ケース30内での冷却風の流通経路を各種変更することができる。これにより、温度が高くなった電池セルに優先的に冷却風が供給されるように冷却風の流通経路を変更することができる。
特に、上記3つの流通管と電池ケース30との各接続部が互いに離れることが好ましい。3つの流通管の各接続部を互いに離することで、電池ケース30内に冷却風を供給する流通管と、冷却風を排出する流通管とを各種変更することで、電池ケース30内の冷却風の流通経路を大きく異ならせることができる。
ここで、本実施の形態に係るバッテリ冷却装置100においては、図1に示すように、4つの流通管11〜14が電池ケース30に、それぞれ接続部11A〜14Aを介して、接続されている。このため、上記のように3つの流通管が電池ケース30に接続された場合よりも、電池ケース30内での冷却風の流通経路のバリエーションを増やすことができる。これにより、温度が所定温度より高くなった電池セル31a〜31mに高精度に冷却風を供給することができ、各電池セル31a〜31mを良好に冷却することができる。
そして、電池ケース30の長手方向に配列する一対の側面30A1、30A2の一方の側面30A1には、接続部11A,12Aが接続されている。この接続部11Aと接続部12Aとは、互いに、電池ケース30の幅方向に離間している。
また、他方の側面30A2には、接続部13Aと接続部14Aとが接続されている。この接続部13Aと接続部14Aとも、互いに電池ケース30の幅方向に離間している。このように、各接続部11A〜14Aは、互いに離間した位置で接続されている。
図3は、切替機構50内の構成を示す模式図である。この図3に示されるように、切替機構50は、排出部60に接続された排出側切替機構50Aと、供給部70に接続された供給側切替機構50Bとを備えている。
そして、各流通管11〜14は、切替機構50内において、分岐流通管11C、11D、12C,12D、13C,13D、14C,14Dに分岐している。
各分岐流通管11C〜14Cは、排出側切替機構50Aに接続され、各分岐流通管11D〜14Dは、供給側切替機構50Bに接続されている。
排出側切替機構50Aは、分岐流通管11Cと分岐流通管12Cとが接続された接続管64と、分岐流通管13Cと分岐流通管14Cとが接続された接続管65とを備えており、接続管64と接続管65とは、排出部60に接続されている。
そして、排出部60から接続管64と接続管65とに分岐する分岐部61Aには、開閉弁61が設けられている。この開閉弁61は、接続管64と排出部60とを連通させたり、接続管64を閉鎖したり切り替え可能であると共に、接続管65と排出部60とを連通させたり、接続管65を閉鎖したり切り替え可能とされている。さらに、この開閉弁61は、接続管64と接続管65とのいずれも排出部60に連通させることもできる。
さらに、接続管64から分岐流通管11Cと分岐流通管12Cとに分岐する分岐部62Aには、開閉弁62が設けられている。
この開閉弁62は、接続管64と分岐流通管11Cとを連通させたり、分岐流通管11Cを閉鎖したり、切り替え可能となっている。また、この開閉弁62は、分岐流通管12Cと接続管64とを連通させたり、分岐流通管12Cを閉鎖したり、切り替え可能となっている。さらに、この開閉弁62は、分岐流通管11Cと分岐流通管12Cのいずれも接続管64に連通させることができる。
また、接続管65が、分岐流通管13Cと分岐流通管14Cとに分岐する分岐部63Aには、開閉弁63が設けられている。この開閉弁63は、接続管65と分岐流通管13Cとを連通させたり、分岐流通管13Cを閉鎖したり、切り替え可能となっている。さらに、この開閉弁63は、接続管65と分岐流通管14Cとを連通させたり、分岐流通管14Cを閉鎖可能となっている。さらに、この開閉弁63は、分岐流通管13Cと分岐流通管14Cとのいずれも接続管65に連通させることができる。
このため、排出側切替機構50Aは、流通管11〜14のいずれも選択的に排出部60に接続することができ、また、流通管11〜14を各種組み合わせて排出部60に接続することができる。
図3において、供給側切替機構50Bも、排出側切替機構50Aと同様に構成されている。
そして、供給側切替機構50Bは、分岐流通管11Dと分岐流通管12Dとが接続された接続管74と、分岐流通管13Dと分岐流通管14Dとが接続された接続管75とを備え、接続管74と接続管75とは、供給部70に接続されている。この供給部70の近傍には、供給部70内に強制的に冷却風(外気)を供給するファン80が設けられている。
そして、供給部70が接続管74と接続管75とに分岐する分岐部71Aには、開閉弁71が設けられている。この開閉弁71は、接続管74と供給部70とを連通させたり、接続管74を閉鎖したり切り替え可能とされている。さらに、この開閉弁71は、供給部70と接続管75とを連通させたり、接続管75を閉鎖したり切り替え可能となっている。さらに、この開閉弁71は、接続管74と接続管75のいずれも、供給部70に連通させることができる。
接続部74が、分岐流通管11Dと分岐流通管12Dとに分岐する分岐部72Bには、開閉弁72が設けられている。この開閉弁72は、接続管74と分岐流通管11Dとを連通させたり、分岐流通管11Dを閉鎖したり、切り替え可能となっている。また、この開閉弁72は、接続管74と分岐流通管12Dとを連通させたり、分岐流通管12Dを閉鎖させたり切り替え可能となっている。さらに、この開閉弁72は、分岐流通管11Dと分岐流通管12Dとのいずれも接続管74に連通させることができる。
接続管75が分岐流通管13Dと分岐流通管14Dとに分岐する分岐部73Aには、開閉弁73が設けられている。
この開閉弁73は、接続管75を分岐流通管13Dに連通させたり、分岐流通管13Dを閉鎖したり、切り替え可能となっている。また、この開閉弁73は、接続管75と、分岐流通管14Dとを連通させたり、分岐流通管14Dを閉鎖したり切り替え可能となっている。さらに、この開閉弁73Aは、分岐流通管13Dと分岐流通管14Dとのいずれも接続管75に連通させることもできる。
このため、この供給側切替機構50Bによれば、各流通管11〜14を選択的に、供給部70接続したり、また、複数の流通管11〜14を供給部70に連通させることができる。
このように構成されたバッテリ冷却装置100の動作について説明する。
図2において、各温度センサ36a〜36mによって検知された各電池セル31a〜31mの温度情報は、図1に示す制御部90に送られる。
図2において、各温度センサ36a〜36mによって検知された各電池セル31a〜31mの温度情報は、図1に示す制御部90に送られる。
そして、制御部90は、送られてきた温度情報に基づいて、各電池セル31a〜31mの温度が所定温度T以下か否かを判断する。
そして、いずれかの電池セル31a〜31mの温度が所定温度以上と判断したときには、当該電池セル31a〜31mの急速冷却運転を開始する。ここで、図4から図7を用いて、上記急速冷却運転について説明する。
まず、図2において、電池モジュール200を構成する各電池セル31a〜31mは、電池ケース30の長手方向に2分割して、接続部11A、12Aとが接続された側面側の領域35Eと、接続部13A、14Aが接続された側面側の領域35Fとのいずれかに分類される。
そして、領域35Eに属する電池セル31a〜31fは、さらに、接続部12A側の分割領域35Aと、接続部11A側の分割領域35Bとのいずれかに分類される。さらに、領域35Fに属する電池セル31g〜31mは、接続部14A側の分割領域35Cと、接続部13A側の分割領域35Dとに分割される。
これにより、電池セル31a〜31cは、領域35Eおよび分割領域35Aに属することになる。電池セル31d〜31fは、領域35Eおよび分割領域35Bに属することになる。電池セル31g〜31iは、領域35Fおよび分割領域35Cに属することになる。さらに、電池セル31j〜31mは、領域35Fおよび分割領域35Dに属することになる。
そして、図4に示すように、制御部90は、所定温度を超えたエラー電池セルが領域35Eに属する電池セルか否かを判断する(STEP1)。
そして、制御部90は、エラー電池セルが領域35Eに属すると判断した場合には、さらに、エラー電池セルが領域35Fに属するかを判断する(STEP2)。
制御部90は、エラー電池セルが領域35Fに属さないと判断すると、図5に示すように、制御部90は、エラー電池セルが分割領域35Aに属するかを判断する(STEP3)。制御部90は、エラー電池セルが分割領域35Aに属さないと判断すると、エラー電池セルは、分割領域35Bのみに属すると判断して、分割領域35Bを優先的に冷却する冷却動作を開始する(STEP4)。
具体的には、図2および図3において、流通管11を供給部70に接続すると共に、流通管12を排出部60に接続する。さらに、他の流通管13、14を閉鎖して、供給部70および排出部60のいずれからも切り離す。
ここで、図3において、開閉弁71は、接続管75を閉塞すると共に、接続管74と供給部70とを連通させる。そして、開閉弁72は、分岐流通管11Cと接続管74とを連通させると共に、分岐流通管12Dを閉鎖する。
そして、開閉弁61は、接続管65を閉鎖すると共に、接続管64と排出部60とを連通させる。開閉弁62は、分岐流通管11Cを閉鎖すると共に、分岐流通管12Cと接続管64とを連通させる。
これにより、電池ケース30内において、接続部11Aから冷却風が供給され、供給された冷却風は、主に、分割領域35Bに属する電池セル31d〜31f間に規定された経路37A1〜37A3間を流通して、接続部12Aから排気される。
このように冷却風が電池ケース30内を流通することで、分割領域35B内に属する電池セル31d〜31fが優先的に冷却され、分割領域35B内に属するエラー電池セルが短時間で冷却されることになる。
さらに、制御部90は、上記STEP3にて、エラー電池セルが分割領域35A内に属すると判断した場合には、エラー電池セルが分割領域35Bに属するかを判断する(STEP5)。そして、制御部90は、分割領域35Aおよ分割領域35Bのいずれにも電池セルが存在すると判断すると、各分割領域35Aのエラー電池セルの温度EAと、分割領域35Bに属するエラー電池セルの温度EBとを比較する(STEP6)。
そして、分割領域35Bに属するエラー電池の温度EBの方が、分割領域35Aに属するエラー電池セルの温度EAよりも高いと判断すると、分割領域35Bから分割領域35Aに向けて冷却風が供給されるように図1に示す切替機構50を制御する(STEP7)。
具体的には、図1および図2において、切替機構50を駆動して、流通管11を供給部70に接続すると共に、流通管12を排出部60に接続する。さらに、他の流通管13,14を閉鎖して、流通管13,14と供給部70および排出部60のいずれからも切断する。このように、各流通管11〜14を接続すると、上記のように電池ケース30内においては、接続部11Aから接続部12Aに向けて冷却風が流れ、分割領域35Bおよび分割領域35Aに属する電池セル31d〜31f、31a〜31cが優先的に冷却される。さらに、上記のように、まず、分割領域35Bに優先的に冷却風が供給されることで、分割領域35Aに属するエラー電池セルよりも温度が高い分割領域35Bに属するエラー電池セルが優先的に供給される。さらに、分割領域35Aが風下に位置するため、分割領域35Aに属するエラー電池セルも良好に冷却される。
特に、流通管13、14は、閉鎖されているため、冷却風は、主に、分割領域35Bと分割領域35Aとにわたって延びる経路37A1〜37A3を流通し、分割領域35Bおよび分割領域35Aに属するエラー電池セルは、良好に冷却される。
なお、所定時間経過後に、流通管11を排出部60に接続し、流通管12を供給部70に接続して、電池ケース30内での流通経路を反転させてもよい。
制御部90は、上記STEP6において、分割領域35Aに属するエラー電池セルの温度の方が、分割領域35Bに属するエラー電池セルの温度のよりも高いと判断した場合には、分割領域35Aから分割領域35Bに向けて冷却風が流れるように切替機構50を駆動する(STEP8)。
具体的には、流通管12を図1に示す供給部70に接続すると共に、流通管11を排出部60に接続する。そして、他の流通管13、14は閉鎖して、流通管13,14のいずれも、供給部70および排出部60との接続を切断する。
このように切替機構50を駆動することにより、電池ケース30内においては、接続部12Aから冷却風が供給され、分割領域35A、分割領域35Bを順に通り、接続部11Aから排気される。このように、温度の高いエラー電池セルが属する分割領域35Aが風上に位置するため、この分割領域35Aに属し、温度の高いエラー電池セルが良好に冷却される。そして、分割領域35Bに属して、分割領域35Aに属する電池セルよりも温度の低いエラー電池セルは、風下に位置するため、良好に冷却風が供給され、良好に冷却される。なお、上記のように、所定時間経過後に、冷却風の流通経路を反転させてもよい。
制御部90は、上記STEP5において、エラー電池セルが分割領域35Bには、属さないと判断した場合には、上記分割領域35Aに優先的に冷却風が供給されるように切替機構50を駆動制御する(STEP9)。
具体的には、制御部90は、流通管12を供給部70に接続すると共に、流通管11を排出部60に接続するよう切替機構50を駆動制御する。さらに、流通管13、14を閉鎖して、流通管13、14と供給部70および排出部60との接続を切断する。これにより、電池ケース30内に供給された冷却風は、まず、接続部12Aから電池ケース30内に供給される。そして、この冷却風は、分割領域35Aから分割領域35Bを通って、接続部11Aから排気される。このため、分割領域35A内に位置するエラー電池セルを良好に冷却することができる。
制御部90は、上記STEP2において、エラー電池セルが、領域35F内に属すると判断した場合には、図6に示すように、エラー電池セルが分割領域35A内に属するかを判断する(STEP10)。
そして、制御部90は、エラー電池セルが分割領域35A内に属さないと判断すると、図7に示すように、分割領域35C内に電池セルが属するかを判断する(STEP11)。そして、制御部90は、分割領域35C内にエラー電池セルがないと判断すると、エラー電池セルは、分割領域35Bと分割領域35Dに属する判断する。
そして、制御部90は、切替機構50を駆動して、流通管11および流通管13を供給部70に接続する。さらに、制御部90は、流通管12および流通管14を排気部に接続するように切替機構50を駆動する(STEP12)。
このように各流通管11〜14が接続されると、電池ケース30内に接続部11A,13Aから冷却風が供給される。そして、電池ケース30の側面30B2側から側面30B1側に流れる。この際、冷却風は、各経路37A1〜37A5を通って流通する。このように、分割領域35B、35Dにまず、冷却風が供給されるため、分割領域35A,35B内にあるエラー電池セルをも良好に冷却することができる。
制御部90は、上記STEP11において、分割領域35C内にエラー電池セルがあると判断すると、分割領域35D内にエラー電池セルが存在するかを判断する(STEP13)。そして、分割領域35D内にエラー電池セルがないと判断すると、制御部90は、結果として、分割領域35Bおよび分割領域35C内にエラー電池セルが位置すると判断して、分割領域35B内に位置するエラー電池セルと、分割領域35C内に位置するエラー電池セルとのいずれの方の温度EB,ECが高いかを判断する(STEP14)。
そして、分割領域35B内に位置するエラー電池セルの温度EBの方が分割領域35C内に位置するエラー電池セルの温度ECよりも高いと判断すると、制御部90は、分割領域35Bから分割領域35Cに向けて冷却風が流れるように、切替機構50を制御する(STEP15)。
具体的には、図1および図2において、流通管11を供給部70に接続すると共に、接続管14を排出部60に接続する。さらに、流通管12および流通管13を閉鎖する。
そして、所定時間経過後に、流通管11を排出部60に接続すると共に、流通管14を供給部70に接続する。なお、他の流通管12,13を閉鎖して、流通管12、13を供給部70および排出部60から切断する。
このように、まず、接続部11Aから冷却風が供給され、接続部14Aから排気するように冷却風が流通することにより、分割領域35Bに属するエラー電池セルが優先的に冷却される。
そして、所定時間経過後に、接続状態を上記のように切り替えることで、冷却風は、分割領域35Cから分割領域35Bに向けて流れる。このため、分割領域35C内に位置するエラー電池セルを良好に冷却することができる。
制御部90は、上記STEP14において、分割領域35C内に位置エラー電池セルの温度ECの方が、分割領域35B内に位置するエラー電池セルの温度EBよりも温度が高いと判断すると、分割領域35Bおよび分割領域35Cに優先的に冷却風を供給すると共に、特に、分割領域35Cに冷却風を供給するように、切替機構50を制御する(STEP16)。具体的には、まず、制御部90は、流通管14を供給部70に接続すると共に、流通管11を排出部60に接続するように切替機構50を制御する。さらに、流通管12および流通管13は閉鎖して、供給部70および排出部60との接続を切断する。
このように各流通管11〜14の接続を切り替えることで、接続部14Aから冷却風が電池ケース30内に供給され、接続部11Aを介して、流通管11を通って排気される。
これにより分割領域35C内に位置するエラー電池セルを、まず、良好に冷却することができる。
そして、所定時間経過後に、流通管11を供給部70に接続すると共に、流通管14を排出部60に接続する。これにより、分割領域35C内のエラー電池セルを良好に冷却することができる。
そして、制御部7は、上記STEP13において、分割領域35D内にエラー電池セルがあると判断すると、分割領域35B,35C,35D内にエラー電池セルがあるとして、これらの冷却運転をする。
具体的には、制御部90は、流通管12を排出部60に接続すると共に、他の流通管11、13、14を供給部70に接続する。これにより、分割領域35B,35C,35D
内のエラー電池セルを短時間で冷却することができる(STEP17)。
内のエラー電池セルを短時間で冷却することができる(STEP17)。
ここで、図6に示すSTEP10において、分割領域35A内にエラー電池セルがないと判断すると、分割領域35B内にエラー電池セルがあるかについて判断する(STEP18)。そして、制御部90が、分割領域35B内にエラー電池セルがないと判断した場合には、図8に示すように、分割領域35C内にエラー電池セルがあるかを判断する(STEP19)。
ここで、制御部90は、分割領域35C内にエラー電池セルがないと判断すると、分割領域35Aおよび分割領域35D内にエラー電池セルがあると判断し、分割領域35A内のエラー電池セルの温度EAと、分割領域35D内のエラー電池セルの温度EDとを比較する(STEP20)。
制御部90は、分割領域35A内のエラー電池セルの温度EAの方が分割領域35D内のエラー電池セルの温度EDよりも高いと判断すると、分割領域35Aおよび分割領域35Dに優先的に冷却風を供給すると共に、分割領域35Dよりも分割領域35Aを優先して、冷却風を供給する(STEP21)。
具体的には、まず、流通管12を供給部70に接続すると共に、流通管13を排出部60に接続するように切替機構50を制御する。なお、流通管11および流通管14については、供給部70および排出部60との接続の接続を切断する。
このように各流通管11〜14を接続することで、電池ケース30内にて、接続部12から冷却風が入り込み、接続管13Aを介して流通管13から排気される。このため、分割領域35A内のエラー電池セルが良好に冷却される。そして、所定時間経過後に、流通管13を供給部70に接続し、流通管12を排出部60に接続するように切替機構50を制御する。これにより、電池ケース30内において、冷却風は、接続部13Aから供給され、接続部12Aを介して、流通管12から排気される。これにより、分割領域35D内に位置するエラー電池セルを良好に冷却することができる。
制御部90は、上記STEP20において、分割領域35D内に位置するエラー電池セルの温度EDが、分割領域35A内のエラー電池セルの温度EAよりも高いと判断すると、分割領域35Aおよび分割領域35Dに優先的に冷却風を供給すると共に、分割領域35Aよりも分割領域35Dを優先して、冷却風を供給する(STEP22)。
具体的には、まず、流通管13を供給部70に接続し、流通管12を排出部60に接続するように切替機構50を制御する。そして、所定時間経過後に、流通管12を供給部70に接続すると共に、流通管13を排出部60に接続するように切替機構50を制御する。これにより、まず、分割領域35D内のエラー電池セルが優先的に冷却され、その後、分割領域35A内のエラー電池セルが優先的に冷却される。
制御部90は、上記STEP19において、分割領域35C内にエラー電池セルがあると判断すると、分割領域35D内にエラー電池セルがあるかを判断する(STEP23)。そして、制御部90は、分割領域35Dにエラー電池セルがあると判断すると、分割領域35A,35C,35D内にエラー電池セルがあるとして、分割領域35A,35C,35D内のエラー電池セルを優先的に冷却するようの切替機構50を駆動制御する(STEP24)。
流通管12、13、14を供給部70に接続すると共に、流通管11を排出部60に接続する。これにより、冷却風は、電池ケース30内において、接続部12A,13A,14Aから供給され、接続部11Aを介して、流通管11から排気される。
このため、分割領域35A,35C,35Dに優先的に冷却風が供給され、分割領域35A,35C、35D内のエラー電池セルを良好に冷却することができる。
この際、各分割領域35A,35C、35D内の平均温度や、各分割領域35A,35C,35D内のエラー電池セルの温度を検出して、各流通管12、13、14に供給する冷却風の供給量を調整してもよい。
具体的には、図3に示す開閉弁61〜63、71〜73の回動角度を調整することにより、上記各流通管12、13、14に供給される冷却風の供給量を調整することができる。
制御部90は、上記STEP23において、エラー電池セルが、分割領域35D内に属さないと判断すると、分割領域35A内のえらー電池セルの温度EAと、分割領域35Cに属するエラー電池セルの温度ECとの温度を比較する(STEP25)。そして、分割領域35A内に属するエラー電池セルの温度EAの方が分割領域35Cに属するエラー電池セルECより高いと判断すると、分割領域35Aを優先的に冷却する(STEP22A)。その一方で、分割領域35C内に属するエラー電池セルの温度の方が高いと判断すると、分割領域35Cを優先的に冷却する(STEP21A)。
図6に示すSTEP18において、分割領域35B内にエラー電池セルがあると判断すると、制御部90は、分割領域35C内にエラー電池セルがあるかを判断する(STEP26)。
そして、分割領域35C内にエラー電池セルがないと判断すると、分割領域35A,35B、35Dに優先的に冷却風を供給するように切替機構50を駆動制御する(STEP27)。
具体的には、流通管14を排出部60に接続すると共に、流通管11、12、13を供給部70に接続する。これにより、電池ケース30内において、冷却風は、接続部11A,12A,13Aから供給され、接続部14Aを介して、流通管14から排気する。
このように電池ケース30内を冷却風が流通することにより、分割領域35A,35B,35D内のエラー電池セルを良好に冷却することができる。
制御部90は、上記STEP26において、分割領域35C内にエラー電池セルがあると判断すると、分割領域35D内にエラー電池セルがあるかを判断する(STEP28)。そして、分割領域35D内にエラー電池セルがないと判断すると、制御部90は、分割領域35A,35B,35Cに優先的に冷却風が供給されるように、切替機構50を駆動する(STEP29)。具体的には、流通管13を排出部60に接続すると共に、流通管11、12、14は、供給部70に接続される。
これにより、冷却風は、接続部11A,12A,14Aから電池ケース30内に供給され、接続部13Aを介して流通管13から排気される。このため、分割領域35A,35B,35Cに加熱されていない冷却風が優先的にまず、供給され、分割領域35A,35B、35C内のエラー電池セルを良好に冷却することができる。
制御部90は、上記STEP28において、分割領域35D内にエラー電池セルがあると判断すると、各分割領域35A〜35Dに位置するエラー電池セルのうち、いずれのエラー電池の温度が最も低いが検出する(STEP30)。
そして、検出された最も温度の低いエラー電池セルに近接する流通管を排出部60に接続して、他の流通管を供給部70に接続する。そして、所定時間経過後に、排気部60に接続していた流通管を供給部60に接続して、他の流通管の1つを排気部70に接続する。そして、この動作を繰り返して、各分割領域35A〜35Dを冷却する。これにより、比較的温度の高いエラー電池セルに冷却風を優先的に供給することができる(STEP31)。なお、上記STEP1において、35Eに属さないと判断した場合には(3)、図4の2以下と同様の制御を行なう。
さらに、図8において、流通管11〜14以外に電池ケースに排気専用の排気管を設置した場合には、各流通管から冷却風を供給すると共に、上記専用冷却管から排気するようにしてもよい。これにより、各分割領域に属するエラー電池セルを良好に冷却することができる。さらに、上述のように、エラー電池セルを冷却する急速冷却運転をする場合には、図2に示すファンの駆動を通常運転時よりも高出力で運転するのも好ましい。以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、バッテリ冷却装置に適用することができ、特に冷媒の流通経路を切り替えることで、温度の高い電池セルを優先的に冷却するバッテリ冷却装置に好適である。
11C〜14C,11D〜14D 分岐流通管、31a〜31m 電池セル、11A,12A,13A,14A 接続部,30 電池ケース,35A〜35D 分割領域,35E,35F 領域、50 切替機構、60 排出部、90 制御部100 バッテリ冷却装置、200 電池モジュール。
Claims (10)
- 複数の電池セルが配列する電池モジュールと、
前記電池モジュールを収容する電池ケースと、
前記電池セルの温度を検知可能な検知部と、
前記電池ケースに接続され、前記電池セルを冷却可能な冷媒が流通する第1、第2および第3冷媒流通管と、
前記冷媒を供給可能な供給部と、
前記冷媒を排出可能な排出部と、
前記第1、第2および第3冷媒供給管と前記供給部との接続状態および前記第1、第2および第3冷媒供給管と前記排気部との接続状態を切替可能な切替機構と、
前記検知部からの情報に基づいて、前記切替機構を駆動可能な制御部と、
を備えた、バッテリ冷却装置。 - 前記第1冷媒流通管と前記電池ケースとが接続される第1接続部と、
前記第2冷媒流通管と前記電池ケースとが接続される第2接続部と、
前記第3冷媒流通管と前記電池ケースとが接続される第3接続部とをさらに備え、
前記第1、第2および第3接続部は互いに間隔を隔てて設けられた、請求項1に記載のバッテリ冷却装置。 - 前記第1および第2接続部は、前記電池ケースの長手方向に配列する一方の側面に間隔を隔てて設けられ、前記第3接続部は、他方の側面に設けられた、請求項2に記載のバッテリ冷却装置。
- 前記電池ケースに接続された第4冷媒流通管をさらに備えた、請求項1から請求項3のいずれかに記載のバッテリ冷却装置。
- 前記第4冷媒流通管と前記電池ケースとが接続される第4接続部とをさらに備え、
前記第4接続部は、前記第1、第2および第3接続部から間隔を隔てて設けられた、請求項4に記載のバッテリ冷却装置。 - 前記第1および第2接続部は、前記電池ケースの長手方向に配列する一方の側面に間隔を隔てて設けられ、前記第3および第4接続部は、他方の側面に間隔を隔てて設けられた、請求項4に記載のバッテリ冷却装置。
- 前記電池セルは、前記第1接続部と前記第2接続部と配列方向に間隔を隔てて配列する、請求項2または請求項3に記載のバッテリ冷却装置。
- 前記電池セルは、前記第1接続部と前記第3接続部との配列方向に間隔を隔てて配列する、請求項2または請求項3に記載のバッテリ冷却装置。
- 前記検知部は、各前記電池セルに設けられた、請求項1から請求項7のいずれかに記載のバッテリ冷却装置。
- 前記制御部は、前記検知部から得られる情報に基づき、前記電池モジュールの温度の高い領域と低い領域とを判別して、前記温度の高い領域と前記温度の低い領域との温度差を小さくするように、前記切替機構を駆動して、前記冷媒の流通経路を切り替える、請求項1から請求項9のいずれかに記載のバッテリ冷却装置。
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JP2010114989A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Denso Corp | 電池冷却装置 |
EP2605328A2 (en) * | 2010-08-09 | 2013-06-19 | LG Chem, Ltd. | Battery pack of novel structure |
JP2020166976A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | 株式会社Subaru | 車載用バッテリ調温装置 |
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2007
- 2007-03-08 JP JP2007058667A patent/JP2008226475A/ja not_active Withdrawn
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