JP2008225721A - 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理システム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、および画像処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーの個性を反映した画像を、写真画像をもとに簡単に作成して、画像に個性を持たせると共に、プライバシーなどの問題も回避した画像を生成する画像処理装置、画像処理方法および画像処理システムを提供する。
【解決手段】画像を表す画像データを記憶する記録メディア9と、ユーザーが描画した描画線の特徴を表す特徴データを記憶するデータベース9cを備え、画像データから画像の輪郭を現すデータエッジ強調により抽出し(S212、S219)、この抽出された輪郭と円弧の一致度を検出し(S214)、一致した円弧に対応する特徴データを読み出し(S216)、これを特徴データに基づいて修正する(S217)。
【選択図】 図8

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、および画像処理システムに関し、詳しくは、個人の撮影した画像を、ユーザーの描画特徴に応じて修正することのできる画像処理装置、画像処理方法、および画像処理システムに関する。
近年、ネット環境が進化し、従来のインターネット上のホームーページ(HP)に比較して手軽なブログ(WebLog)が人気であり、またこのブログを使いやすくする種々のアイディアが提案されている。このブログでは、ユーザーが日々日記をつける感覚でウエブサーバーに画像やコメントを自由な形式でアップロードすることができる画像日記作成公開システムが提案されており、このための様々なサービスが行われている。
このような画像日記には、デジタル画像が有効利用され、画像だけで、コメントは最小限に抑えた写真集のようなブログも多々ある。しかし、写真を多用すればするほど、人物が撮影されていて、プライバシーの問題が発生する可能性があり、またユーザーの画像との差別化も困難である。
そこで、モザイク処理などが出来る画像処理用のソフトウェアなどが利用されることがある。また、特許文献1に開示されるような、フィルタ画像を合成することにより画像を絵画調にする画像処理ソフトの利用が考えられる。
特開2002−298136号公報
しかしながら、上述のモザイク処理の画像処理では、簡単にユーザーの個性を反映したり、遊び感覚で楽しく作業したりすることができなかった。また、特許文献1に開示されるような絵画調の画像処理でも、ユーザーの個性の反映は困難である。
本願発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、ユーザーの個性を反映した画像を、写真画像をもとに簡単に作成して、画像に個性を持たせると共に、プライバシーなどの問題も回避した画像を生成する画像処理装置、画像処理方法および画像処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わる画像処理装置は、画像を表す画像データを記憶する画像データ記憶部と、ユーザーが描画した描画線の特徴を表す特徴データを記憶する特徴データ記憶部と、上記画像データのうち上記画像の輪郭を現すデータを上記特徴データに基づいて修正する画像修正部を備える。
第2の発明に係わる画像処理装置は、上記第1の発明において、上記画像処理装置は、さらに線画を表示する表示部を備え、上記特徴データ記憶部に記憶された上記特徴データは上記表示部に表示された上記線画を上記ユーザーがなぞった上記描画線、又はその近傍位置の圧力変化である。
また、第3の発明に係わる画像処理装置は、上記第2の発明において、上記特徴データ記憶部に記憶された上記ユーザーの線画の特徴を表す特徴データは、所定の形状の線画に対応する上記ユーザーの描画線であり、上記画像修正部は上記画像の輪郭線のうち上記所定の形状に近似した形状の上記輪郭線の部分を、特徴データ記憶部に記憶された上記描画線に置き換える。
さらに、第4の発明に係わる画像処理装置は、上記第3の発明において、上記特徴データ記憶部に記憶された上記ユーザーの線画の特徴を表す特徴データは、円弧の対応する上記ユーザーの描画線である。
さらに、第5の発明に係わる画像処理装置は、上記第1の発明において、さらに上記画像データから顔部を検出する顔部検出部を有し、上記画像修正部は上記顔部検出部によって検出された顔部について上記修正を行なう。
さらに、第6の発明に係わる画像処理装置は、上記第1の発明において、上記画像を取得する撮像部と、ユーザーが描画した描画線の特徴を表す特徴データを検出する特徴データ検出部と、上記画像修正部によって修正された画像を表示する表示部とを具備する。
さらに、第7の発明に係わる画像処理装置は、上記第1の発明において、上記画像と、この画像に添付された上記特徴データを受信し、それぞれ上記画像データ記憶部と特徴データ記憶部に記憶し、上記画像処理装置は、上記画像修正部によって修正された画像を、アクセス請求に応じて表示する表示制御部を具備する。
上記目的を達成するため第8の発明に係わる画像処理システムは、撮影した画像を表す画像データと、ユーザーが描画した描画線の特徴を表す特徴データを上記画像データと関連付けて送信する送信部と、上記画像データと上記特徴データを受信する受信部と、上記画像データのうち上記画像の輪郭を表すデータを上記特徴データに基づいて修正する画像修正部を備える。
上記目的を達成するため第9の発明に係わる画像処理方法は、ユーザーが描画した描画線の特徴を表す特徴データが記憶された特徴データ記憶部から上記特徴データを読み出すステップと、所定の画像を表す画像データのうち上記画像の輪郭を表すデータを、上記ユーザーの線画を表す特徴データに基づいて修正するステップを備える。
上記目的を達成するため第10の発明に係わるコンピュータプログラムは、ユーザーが描画した描画線の特徴を表す特徴データが記憶された特徴データ記憶部から上記特徴データを読み出すステップと、所定の画像を表す画像データのうち上記画像の輪郭を表すデータを、上記ユーザーの線画を表す特徴データに基づいて修正するステップからなる。
上記目的を達成するため第11の発明に係わる画像処理装置は、画像を表す画像データを記憶する画像データ記憶部と、描画にあたって複数の基本線に対して、それぞれ特徴データを記憶する特徴データ記憶部と、上記画像データから画像の輪郭線を抽出する輪郭線抽出部と、この輪郭線抽出部によって抽出された上記輪郭線と上記基本線との一致度を検出し、上記輪郭線を上記基本線の集合体に置き換え、この基本線を上記特徴データによって修正する画像修正部を具備する。
第12の発明に係わる画像処理装置は、上記第11の発明において、上記基本線は、少なくとも円弧、直線、スパイラルのいずれか一つを含む。
また、第13の発明に係わる画像処理装置は、上記第11の発明において、上記基本線は、少なくとも円弧の半径R、角度θ、太さTのいずれかを含む。
さらに、第14の発明に係わる画像処理装置は、上記第11の発明において、上記画像から顔部を検出する顔部検出部を有し、上記輪郭線抽出部および画像修正部は、検出された顔部について処理する。
さらに、第15の発明に係わる画像処理装置は、上記第11の発明において、上記画像修正部によって上記輪郭線に一致する上記基本線を検出できない輪郭線については、修正せずにぼかす。
本発明によれば、画像データの内、この画像の輪郭を現すデータを特徴データに基づいて修正する画像修正部を設けたので、ユーザーの個性を反映した画像を、写真画像をもとに簡単に作成して、画像に個性を持たせると共に、プライバシーなどの問題も回避した画像を生成する画像処理装置、画像処理方法および画像処理システムを提供することができる。
以下、図面に従って本発明を適用した画像処理装置を用いて好ましい実施形態について説明する。本実施形態によれば、予めユーザーの描画特徴を記録しておき、撮像装置によって取得した画像データから画像の輪郭線を抽出し、この抽出された輪郭線を記録された描画特徴に基づいて修正することにより、ユーザーの個性が表れたイラスト画像を得ることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係わるデジタルカメラのブロック図である。ユーザーが使用するカメラ100には、撮影レンズ2、AF(オートフォーカス)制御部2a、絞り2b、絞り制御部2c、撮像素子3、アナログフロントエンド(以下、AFEと略す)部4が設けられている。撮影レンズ2は、内部にフォーカスレンズを有し、入射した被写体20の像を撮像素子3上に結像させる。
AF制御部2aは、撮影レンズ2の合焦位置を、後述する画像処理部5内において画像処理を行い、いわゆる山登り法により検出し、フォーカスレンズを駆動して、合焦位置に移動させる。なお、山登り法は、撮影画像のコントラスト信号ピークから合焦位置(ピント位置)を検出する方式であるが、山登り法以外にも、例えば位相差法や三角測距法等公知の合焦方法に置き換えてもよい。AFによって合焦位置に達すると、このときの撮影レンズ2を検出することにより、距離判定を行うことができる。この場合、撮影レンズ2がズームレンズのときには、ズーム位置等を加味して距離の判定を行う。
撮影レンズ2内または近傍に、シャッターや絞りの効果を奏する絞り2bが設けられる。絞り2bは、撮影時に所定の口径まで開き、露出が終了すると閉じて露光を終了させるものである。絞り制御部2cは、絞り2bを駆動して絞り径を設定する。この絞りを変えることによって、レンズの被写界深度が変化するので、背景のぼけ具合などを調整して、被写体を浮かび上がらせたり、背景をしっかりと描写したりするなど、表現の切り替えを行うことができる。撮像素子3は、多数の受光面(画素)からなるCCDやCMOSセンサ等であり、撮影レンズ2を介して被写体20からの像を受光しこれを画像信号に変換する。
アナログフロントエンド(AFE)部5は、アナログデジタル変換(AD)手段を含み、撮像素子4からの信号をデジタル信号化する。そして、AFE部5は、撮像素子3から出力される画像信号について各種処理を行う。また、AFE部4には、撮像素子3のいくつかの画素をまとめて、一括して読み出す機能も設けられている。たとえば、4画素(2×2)や9画素(3×3)など、各画素の信号レベルが小さいときには、いくつかの画素信号を加算して、S/Nを向上させることができ、また、感度を上げることも出来る。
このような操作によって感度を上げることができ、シャッタースピードを速くする等、撮影上の工夫が可能となる。シャッタースピードが速いと、動いている被写体が止まっているように撮影することが可能となる。シャッタースピードをユーザーが切り替え可能とし、適正露出を絞りや感度の制御で行うカメラでは、一般にシャッタースピードを遅くすれば、例えば、川の流れを撮影する際に、水の流れが糸のように伸びた描写が可能となる。シャッタースピードを速くすれば、同じ川の流れを撮影したとしても、その瞬間がとらえられ、水しぶきが上がった瞬間や、さざなみの様子が細かく再現可能となる。また、スポーツ写真でも、シャッタースピードを速くすれば、被写体の動きを止めることが出来、その表情までをはっきり写しこむことが可能となる。
また、AFE部4は、撮像素子3の出力する信号を取捨選択する機能を有し、受光範囲の中から限られた範囲の画像データを抽出することが出来る。一般に撮像素子3の画素から間引いた画素信号を抽出する場合には、高速読出が可能となる。これにより構図確認用の画像信号を、画像処理部5によって高速処理し、表示制御部8aを介して表示パネル8に表示することにより、フレーミングが可能となる。
AFE部4の出力は、画像処理部5に接続されている。画像処理部5は、入力信号の色や階調やシャープネスを補正処理する。また、得られた画像信号を所定のレベルに増幅して、正しい濃淡、正しい灰色レベルに設定する増感機能なども有している。また、画像処理部5は、ライブ画像をリアルタイムに表示部に表示できるように、撮像素子3からの信号を表示パネル8に表示できるようなサイズに加工するリサイズ手段を有する。この働きによって、撮影に先立って撮像素子に入射する像を確認でき、これを見ながら撮影時のタイミングやシャッターチャンスを決定することが出来る。
また、画像処理部5は、撮像素子3からの信号を利用して、被写体20の画像の特徴などを判定する画像判定機能を有している。例えば、画像情報に含まれる色の成分を検出する色判定部、画像の信号レベルのコントラストを判定するコントラスト判定部、また、画像の特徴を調べて、主要被写体の位置を検出する顔検出部5aなどが、このシステムには含まれている。コントラスト判定部は、前述したように、撮影レンズ2のピント合わせ部(AF制御部)2aとの連動で、オートフォーカスの制御を行うが、このピント合わせ時のレンズ位置の情報によって、前述のように、被写体の距離や、背景の距離などが判定できる。さらに、コントラストの高いものがどこにあるかなどを判定することが出来る。
さらに、画像処理部5には、画像の強調処理を行なう強調部5bが接続されており、この強調部5bは、画像のコントラストを強調し、その画像を白黒の描画のように表現するための処理を行なう。画像処理部5内には、画像合成を行なう合成部5cが設けられており、この合成部5cは強調部5bによって強調された輪郭線などをユーザーの特徴に合わせて変更し、画像合成を行うための処理部である。
また、カメラ100には、圧縮部6、記録部9a、記録メディア9、外部通信9b、データベース9c、表示パネル8、表示制御部8a及びタッチ判定部8cが設けられている。圧縮部6は、撮影時に画像処理部5から出力された信号を圧縮する。圧縮部6内には、MPEG(Moving Picture Experts Group)4やH.264などの圧縮用コア部で構成される動画用の圧縮部6a及び JPEG(Joint
Photographic Experts Group)コア部など静止画像用の圧縮部6bが設けられる。記録部9aは、圧縮された画像信号を記録メディア9に記録する。記録メディア9はカメラに着脱可能な保存用の記録媒体である。なお、圧縮部6は記録メディア9に記録されている画像を表示パネル8に再生する際には、画像伸張も行なう。
表示パネル8は、例えば液晶や有機EL等から構成され、撮影時には観察用に被写体画像を表示し、再生時には伸張処理された記録画像を表示する。表示制御部8aは、表示部8への表示を制御する。また、表示パネル8の表面には、タッチパネル8bが設けられており、パネルに表示された基準線に合わせて、ユーザーがこの線をペン等でなぞると、その筆圧が、タッチ判定部8cによって判定される。このタッチ判定部8cにおいて判定された、ユーザーの筆圧の特徴は、前述の記録部9a内のデータベース9cに記録される。なお、データベース9cには、上述の基準線等の情報を記憶しておいてもよい。この内容は、カメラ製造時に記録しても良いが、ネット経由で、ユーザーの好みに合わせて書き換え可能としても良い。
記録メディア9に記録された撮影画像データは、外部通信部9bによって、パーソナルコンピュータ(PC)などを介して、ホームページやブログなどのサービスを行なうブログサイトサーバー51にアップロード可能である。もちろん、送信は、ネット経由に限るものではなく、例えば、メモリーカードやPCなどを介して送信するように構成してもよい。
このようにしてアップロードされた画像は、他のユーザー31がPC34などで鑑賞可能となっているが、不特定多数の人が見られるようにもなることから、プライベートな写真は、そのまま掲載せず、後述するように、イラスト風処理を行って掲載すればよい。
カメラ10には、補助光発光部11、MPU(Micro Processing Unit)1、レリーズスイッチ1a、モード切替スイッチ1b、他のスイッチ1cが設けられる。補助光発光部11は、白色LEDやXe放電発光管を有し、電流量で光量が制御できるようになっている。状況に応じて被写体20に光を照射して、明るさの不足や不均一な明るさを防止する。
MPU1は、カメラ全体の制御を司る制御手段である。レリーズスイッチ1a、モード切替スイッチ1b、他のスイッチ1cおよびプログラム等を記憶したROM(不図示)が、MPU1に接続される。MPU1内には、時刻を検出するための時計1tが設けられており、写真の撮影日時を検出し、撮影画像と関連付けを行う。各スイッチ1a〜1cは、ユーザーの操作を検出して、その結果をマイクロコントローラからなる演算制御手段であるMPU1に通知する。MPU1が、これらのスイッチの操作に従って動作を切り換える。また、MPU1は撮影時には、AF制御部2aや絞り制御部2c等の制御を行う撮影制御部として機能する。
次に、図2ないし図8を用いて、本実施形態における画像のイラスト化について説明する。イラスト化にあたっては、円弧を用いて画像を単純化し、つまり、画像を単純化した円弧の集合体で表し、この際、予め記憶しておいたユーザーのタッチを用いて円弧の調子を変えることにより、ユーザーの個性が表現される画像となるようにしている。
まず、図2は、画像の円弧への変換を説明する図である。図2(A)に示すような人物画像から、髪の毛の部分を抽出すると、図2(B)に示すようになる。この髪の毛の部分の形状は、図2(C)に示すように、二つの円弧によって代替が可能である。このように、画像をいくつかの単純な線、ここでは円弧に分割する。
イラスト化にあたっては、円弧状部分を、ユーザーのタッチに切り換えるような画像変換を行う。つまり、画像のエッジ部を強調すると、図3の輪郭線101に示すように、画像を構成する各輪郭線の一部は、太い線となる。線が太いと、そこに円弧状の部分102(破線)が含まれやすくなるので、このような輪郭を単純な線に置き換えていくことで、元の画像の特徴を活かしつつ、タッチが単純化され、イラスト化を行なうことができる。
次に、図4を用いて、円弧に分解してからユーザーのタッチを加味してイラスト化を行なう手順について説明する。図4(A)に示されるような、画像から分解抽出された円弧は、図4(B)に示すように、半径Rの円から、異なる角度θで切り出したものとして表わされる。また、イラスト化するにあたって、円弧の線は、図4(C)に示すように、いくつかの太さTで、変化をつけたほうがよい。細かい線が集まっている部分を太い線で表現すると、画像が隙間なく塗りつぶされてしまい、識別不能となってしまうことから、描画線は複数用意した方がよい。
このような円弧を用い、写真画像を単純化しイラスト化するが、このように画一的な変更では、ユーザーの個性を入れ込むことが困難である。そこで、図4(D)に示すように、表示パネル8上に表示された図4(C)のような円弧を、ユーザーにペン110等によってなぞらせる。これをタッチパネル8bで読み取って、ユーザーが円弧を表わすとき、どんな筆遣いをするかを検出し、データベース9cに記録する。
このユーザーの筆跡記録のフローを、図6に示す。まず、デジタルカメラ100の表示パネル8b上に、図4(C)に示すような基準線を表示する(S201)。この基準線に対してユーザーがペン110等を用いて書き込みを行なったかを判定し(S202)、書き込みがなされないと、書き込まれるまで待機する(S205)。基準線に対して書込みが行われたら、基準線に対する筆跡と、そのときの筆圧等のユーザーの描画特徴を検出し、この基準線に関連付けて、データベース9cに記録を行う(S203)。
このとき、基準線は複数、設定できるようにしてもよく、その場合は、パネルに表示する基準線を、ステップS206において変更しながら、ユーザーの描画特徴を記録していく。本実施形態においては、説明の単純化のために、円弧状の線を置き換える例を示しているが、太さの違う直線や、らせん状の線などについても、ユーザーの特徴を記録しておき、画像から置き換えができるようにしてもよい。
このような手順により、例えば、図7(A)に示される線を、ユーザーがペン110でなぞると、図7(B)に示されるようなユーザーの手書きに変換される。なお、図7(B)のデータを基に、異なる半径Rや角度θに、図7(C)(D)に示すように、種々の変換を行なうことができる。このように、本実施形態においては、まず、「写真画像輪郭の単純線への変換」を行い、次いで、「単純線のユーザー線への置き換え」を行って、ユーザーの個性を反映しながら写真画像をイラスト処理している。
次に、図5に示すイラスト化のプロセス図を用いて、画像処理の一例を説明する。まず、図5(A)に示す画像が原画像とする。この原画像では、輪郭などの線があいまいなので、これを強調部5bによって強調させ、図5(B)に示す画像を得る。この時、白黒の処理を行って、輪郭部を黒く浮き出させてもよい。
このように輪郭もくっきりと太くなると、図3に示したように、単純な線に置き換えやすくなる。この置換え可能部分を図5(C)のように、円弧を当てはめて、一致度を確認しながら検出する。このように円弧で代替できる部分は、もとの画像は図5(D)に示すように消し去り、図5(E)に示すように円弧に置き換えを行なう。
各円弧について、ユーザーがどのようなタッチで描くかを、データベース9cに記録してあるので、図5(E)に示すような置き換えられた円弧部を、ユーザーのタッチに変更すると、図5(F)のようになる。ここでは、髪の毛の部分のみを変換する例を示したが、このような操作を残る画像内でも行う。
この場合、抽出された円弧は、先に述べたように、半径R、太さTや角度θで表わされるもので、画像の各部は、図7(B)だけでなく、小さな円弧(Rが小さい図7(C)、θが小さい図7(D))なども利用する。もちろん太さTも、画像に応じて変更する。このような円弧のどれを使うかは、いくつかのユーザー用の円弧の中で、もっとも強調した画像との一致度が高いものを利用すればよい。
このようなイラスト化のプロセスを、図8に示すフローチャートを説明する。まず、イラスト化を顔部のみ行なうか否かの判定を行う(S211)。イラスト化は、画像の全画面について行わなくとも、プライバシー保護のため、顔部だけ行うニーズもあることから、ここでは、顔部のみ修正するモードを用意している。このモード選択は、モード切替スイッチ1b、他のスイッチ1cによって行ない、また、画像データの中から顔部の検出は顔検出部5aによって行なう。
判定の結果、顔部のみのイラスト化であれば、ステップS212に進み、強調部5bによってエッジ強調(図5(B)参照)を行なう。一方、顔部のみが選択されていない場合には、ステップS219に進み、画像全体について、エッジ強調処理を行なう。ステップS212またはS219でのエッジ強調処理が終わると、続いて、エッジ強調された部分から、所定の半径、所定のθの円弧に置き換えられる部分を検索する(S214)。これは、無制限に行うと、膨大な手間がかかるので、R、θ、Tについて、数種類ごとを用意し、それを画面内に当てはめていき、一致度の高い円弧、部分を探す。
ステップS214において、一致度の高い円弧部があれば、ステップS215に進み、このときの太さT、半径R、角度θを検出する。続いて、検出されたT、R、θを用いて、データベース9cから筆跡の読出しを行う(S216)。そして、この読み出された筆跡データを用いて、ユーザーのタッチとなるように置き換えを行なう(S217)。
次いで、太さTについて、円弧部の変更が必要であれば、置き換えを行なう(S218)。図7(B)(C)に示したように、図7(B)のデータから半径Rを変更して図7(C)を得る変更は、縮小表示にて行え、また角度θの変換(図7(A)→図7(D))も画像処理で代替できるので、全ての描画について、ユーザーの特徴を検出して記録する必要はない。ただし、図7(C)のように縮小だけでは、線の太さが一致しなくなる可能性があり、ステップS218では、Tのみは補正するようにしている。
ステップS214において、円弧状部分の判定、置き換えが、対象となる部分に適用完了した場合には、ステップS219に進む。ステップS214からS218において、円弧で置き換えられなかった部分は強調表示を行わず、むしろぼかすような感じにして見えにくく処理し(S219)、イラスト化の処理を終了する。
このような処理を行なうことにより、画像に対してユーザーごとの特徴づけが可能となり、コンテンツに特徴を持たせることができる。また、生の写真画像をイラスト化していることにより、プライバシーに考慮した画像を作成することが可能となる。
次に、顔検出部5aにおける顔検出について、図8および図9を用いて説明する。前述の図8のS212では、顔部のみイラスト化するために、画面内の顔部検出を行っている。この顔部の検出は、図9に示すように、画面内の被写体20の陰影の分布から、予め記憶されている顔パターン20bと類似する部分20aを抽出し、これを顔位置とすることにより行なう。
この顔部の検出について、図10に示すフローチャートを用いて説明する。まず、デジタルカメラ100内に記憶されている基準となる顔パターン20bを読み出し、設定する(S221)。続いて、被写体像20の画像データの各部分と、顔パターン20bの一致度を判定し、マッチングする部分を探す(S222)。
続いて、ステップS222における判定の一致度が所定以上を判定し(S223)、所定以上でマッチングされれば、顔検出されたとして、その大きさと位置を表わす信号を出力する(S224)。本実施形態におけるイラスト化は、この一致度の高い顔部分にもとづいて、イラスト化する部分を決定する。
ステップS223において、マッチングする部分がなかった場合には、画面内で基準パターンと合わせて一致度を判定する場所を変え(S226)、同じ動作を繰り返す。画面内を一巡したら、顔の位置や角度に合わせて、基準パターンの大きさや陰影の分布を切り替え、所定のパターン数で画面内をくまなく検出し終わったら、このフローを終了する。
このように、本実施形態においては、美しい背景はそのままにしながらも、顔の部分のみをイラスト化して、プライバシーに留意した公開しやすい画像を作ることができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図11を用いて説明する。第1実施形態においては、イラスト化処理をデジタルカメラ100内で行なっていたが、第2実施形態においては、ネット上に接続された装置も利用して、第1実施形態と同様なイラスト化処理を行なっている。
図11は、第2実施形態における画像処理システムを示すブロック図であり、カメラ100は、前述したように、撮影レンズや撮像素子などからなる撮像部、この撮像素子から得られた画像の被写体のコントラスト情報などから撮影レンズのピント合わせを行うAF制御部等が設けられている。AF制御部によるピント合わせの結果を用いて、被写体までの距離を判定することが可能である。
撮像素子から得られた画像信号を画像処理部において画像処理し、これを圧縮して記録部に記録する。また、カメラ内に時計部を有し、撮影された写真画像データは撮影時刻情報と関連付けて記録される。また、撮影時刻情報のほかにも、場所情報も合わせて記録できるように、GPS情報用のセンサを搭載してもよい。また、カメラ100には、図1のタッチパネル8bと同様なタッチパネルが設けられており、ペン110等によってユーザーの筆跡等の描画特徴(ユーザータッチ情報)の検出が可能に構成されている。
カメラ100は外部通信端子を通じて、パーソナルコンピュータ(PC)32と接続可能であり、また、PC32はインターネット35を通じて、ブログサイトサーバー51にネット接続が可能となっている。なお、このブログサイトサーバー51との通信は、ここでは、PC32の通信機能を流用しているが、カメラ100内にこの通信機能を内蔵し、直接ネット接続できるようにしてもよい。PC32からブログサイトサーバー51に画像を送信するにあたって、タッチパネルにおいて検出したユーザータッチ情報も添付して送信可能となっている。
ブログサイトサーバー51内には、画像の輪郭強調を行なう輪郭強調部53、ユーザータッチ情報を記録するタッチ記録部54、輪郭抽出された線画を特徴データによって変換する線画変換部56、親密なユーザーのアドレス等を記録するデータベース58を有している。また、ブログサイトサーバー51内には、ユーザーから送信されてきた画像データを記録する記録部52、アクセスしてきたユーザーを特定するためのユーザー特定部57、イラスト化画像等を他のユーザーのPC34に表示制御をおこなうための表示制御部59、ユーザーからアクセスされた際に処理するアクセス反応部55を有している。
ブログサイトサーバー51は、インターネット35を介して、情報閲覧者のパーソナルコンピュータ(PC)34に接続されており、このPC34は、ブログサイトサーバー51に記録されている画像を閲覧することができる。
このように第2実施形態の画像処理システムは構成されており、デジタルカメラ100で撮影された画像33は、インターネット35に接続されたPC32を介して、ブログサイトのサーバー51にアップロードされる。ブログサイトサーバー51は、受信したカメラ100の撮影画像を記録部52に記録する。
ここで、画像33は、ユーザーの描画の特徴を示すユーザータッチ情報33aが添付されている。ユーザータッチ情報33aは、基準線とユーザー手書き線の関係を示す情報であり、この情報に基づいて画像のイラスト化が行われる。この描画の特徴は、図3および図4に示した円弧に限らず、例えば、画像36aに示すような人物の顔をパネル上に表示し、これをユーザーがなぞった結果をタッチセンサで検出し、その検出結果36bを、画像36aの各線と関連付け、これをユーザータッチ情報としてもよい。
ブログサイトサーバー51は、記録部52に記録された画像データとユーザータッチ情報を用い、第1実施形態におけるイラスト化処理と同様にする。すなわち、写真画像の輪郭を輪郭強調部53により強調し、強調された輪郭部を、図5において詳述したような手順でユーザーの描線タッチに置き換え処理を行ない、写真画像をイラスト化する。
このようにして、画像33をユーザータッチでイラスト化された画像を、ブログサイトサーバー51にアクセスしたPC34に送信し、PC34上に再生表示する。このアクセスや表示はアクセス反応部55や表示制御部59の連携によって行う。なお、イラスト化処理をおこなうために、ブログサイトサーバー51は、画像を記録するのみならず、ユーザータッチ情報33aもタッチ記録部54に記録しておく。
ブログサイトサーバー51は、通常イラスト化した画像をPC34に送信するが、プライバシーに留意する必要のない相手であれば、もとの画像をそのまま見てもらってもよい。そこで、親密なユーザーについては、データベース58に記録しておき、もとのままの画像を表示させてもよい。
このように、第2実施形態においては、デジタルカメラ100内には複雑な画像処理部を設けなくとも、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。この実施形態においては、イラスト化等の処理は、デジタルカメラ100よりも処理能力の高いブログサイトサーバー100において実行している。このため、より緻密なイラスト化を行なうことができると共に、ユーザーの個性が反映されたイラスト化が可能となる。
なお、第2実施形態の説明において、デジタルカメラ100に設けたタッチパネルを用いて、ユーザーのタッチ情報を取得していたが、これに限らず、送信用のPC32に、基準線を表示し、マウスなどで、それをなぞった結果を、ユーザータッチ情報として送信してもよい。
このように本実施形態においては、ユーザーの描画の特徴や癖などを反映させた画像が作成できる画像処理システムを提供することができる。また、タッチパネル等により、その基準線になぞるだけですむので、めんどうな画像処理を行うのが嫌な人でも、画像をUPすれば、そのユーザーらしい個性的な画像にすることが可能である。また、イラスト化処理等されるので、プライバシー問題を解消することもできる。
なお、本発明の実施形態の説明にあたっては、デジタルカメラやインターネット上のブログサイトを例に挙げて説明したが、これに限らず、携帯カメラ等種々の機器に設けられた撮像装置でもよく、またネットワーク等の通信網を介して接続された画像処理装置でもよい。
本発明の第1実施形態に係わるデジタルカメラの全体を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態において、画像のイラスト化にあたって画像の円弧への変換を説明する図であり、図2(A)は処理対象の人物画像を示し、図2(B)は髪の毛の部分を抽出した図であり、図2(C)は、髪の毛の部分の形状を二つの円弧によって代替した図である。 本発明の第1実施形態において、画像のイラスト化にあたって、輪郭を単純線に置き換えることを示す図である。 本発明の第1実施形態において、円弧に分解してからユーザーのタッチを加味してイラスト化を行なう手順について説明する図であって、図4(A)は、画像から抽出した円弧を示す図であり、図4(B)は円弧の元の円を示す図であり、図4(C)は太さを代えた円弧を示す図であり、図4(D)はユーザーの描画特徴の入力状態を示す図である。 本発明の第1実施形態において、画像のイラスト化のプロセスを示す図であり、図5(A)は原画像であり、図5(B)は原画像を強調処理した図であり、図5(C)は円弧と一致度を確認することを示す図であり、図5(D)は円弧を一致する円に置き換えた図であり、図5(E)は円弧をユーザータッチで置き換えた図であり、図5(F)は円弧をユーザータッチに置き換えた図である。 本発明の第1実施形態において、筆跡記録の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態において、イラスト化にあたって筆跡変換を示す図であり、図7(A)は基準線を示し、図7(B)はユーザーがなぞった状態を示す図であり、図7(C)は角度θをそのままとし半径R1をR2に変換した図であり、図7(D)は半径R1をそのままで角度θをθ2に変換した図である。 本発明の第1実施形態において、イラスト化の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態において、顔検出のプロセスを示す図である。 本発明の第1実施形態において、顔検出の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係わる画像処理システムを示すブロック図である。
符号の説明
1・・・MPU、1a・・・レリーズスイッチ、1b・・・モード切替スイッチ、1c・・・他のスイッチ、1t・・・時計、2・・・撮影レンズ、2a・・・AF(オートフォーカス)制御部、2b・・・絞り、2c・・・絞り制御部、3・・・撮像素子、4・・・アナログフロントエンド(AFE)部、5・・・画像処理部、5a・・・顔検出部、5b・・・強調部、5c・・・合成部、6・・・圧縮部、6a・・・静止画用圧縮部、6b・・・動画用圧縮部、8・・・表示パネル、8a・・・表示制御部、8b・・・タッチパネル、8c・・・タッチ判定部、9・・・記録メディア、9a・・・記録部、9b・・・外部通信部、9c・・・データベース、11・・・補助光発光部、20・・・被写体、20a・・・部分、20b・・・顔パターン、31・・・他のユーザー、32・・・PC、33・・・画像、33a・・・ユーザータッチ情報、34・・・PC、35・・・インターネット、36a・・・画像、36b・・・検出結果、51・・・ブログサイトサーバー、52・・・記録部、53・・・輪郭強調部、54・・・タッチ記録部、55・・・アクセス反応部、56・・・線画変換部、57・・・ユーザー特定部、58・・・データベース、59・・・表示制御部、100・・・デジタルカメラ、101・・・輪郭線、102・・・円弧状の部分、110・・・ペン

Claims (15)

  1. 画像を表す画像データを記憶する画像データ記憶部と、
    ユーザーが描画した描画線の特徴を表す特徴データを記憶する特徴データ記憶部と、
    上記画像データのうち上記画像の輪郭を現すデータを上記特徴データに基づいて修正する画像修正部と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記画像処理装置は、さらに線画を表示する表示部を備え、上記特徴データ記憶部に記憶された上記特徴データは上記表示部に表示された上記線画を上記ユーザーがなぞった上記描画線、又はその近傍位置の圧力変化であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記特徴データ記憶部に記憶された上記ユーザーの線画の特徴を表す特徴データは、所定の形状の線画に対応する上記ユーザーの描画線であり、上記画像修正部は上記画像の輪郭線のうち上記所定の形状に近似した形状の上記輪郭線の部分を、特徴データ記憶部に記憶された上記描画線に置き換えることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 上記特徴データ記憶部に記憶された上記ユーザーの線画の特徴を表す特徴データは、円弧の対応する上記ユーザーの描画線であることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. さらに上記画像データから顔部を検出する顔部検出部を有し、上記画像修正部は上記顔部検出部によって検出された顔部について上記修正を行なうことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 上記画像を取得する撮像部と、
    ユーザーが描画した描画線の特徴を表す特徴データを検出する特徴データ検出部と、
    上記画像修正部によって修正された画像を表示する表示部と
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 上記画像と、この画像に添付された上記特徴データを受信し、それぞれ上記画像データ記憶部と特徴データ記憶部に記憶し、上記画像処理装置は、上記画像修正部によって修正された画像を、アクセス請求に応じて表示する表示制御部を具備することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 撮影した画像を表す画像データと、
    ユーザーが描画した描画線の特徴を表す特徴データを上記画像データと関連付けて送信する送信部と、
    上記画像データと上記特徴データを受信する受信部と、
    上記画像データのうち上記画像の輪郭を表すデータを上記特徴データに基づいて修正する画像修正部と、
    を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  9. ユーザーが描画した描画線の特徴を表す特徴データが記憶された特徴データ記憶部から上記特徴データを読み出すステップと、
    所定の画像を表す画像データのうち上記画像の輪郭を表すデータを、上記ユーザーの線画を表す特徴データに基づいて修正するステップと、
    を備えたことを特徴とする画像処理方法。
  10. ユーザーが描画した描画線の特徴を表す特徴データが記憶された特徴データ記憶部から上記特徴データを読み出すステップと、
    所定の画像を表す画像データのうち上記画像の輪郭を表すデータを、上記ユーザーの線画を表す特徴データに基づいて修正するステップと、
    をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
  11. 画像を表す画像データを記憶する画像データ記憶部と、
    描画にあたって複数の基本線に対して、それぞれ特徴データを記憶する特徴データ記憶部と、
    上記画像データから画像の輪郭線を抽出する輪郭線抽出部と、
    この輪郭線抽出部によって抽出された上記輪郭線と上記基本線との一致度を検出し、上記輪郭線を上記基本線の集合体に置き換え、この基本線を上記特徴データによって修正する画像修正部と、
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  12. 上記基本線は、少なくとも円弧、直線、スパイラルのいずれか一つを含むことを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 上記基本線は、少なくとも円弧の半径R、角度θ、太さTのいずれかを含むことを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  14. 上記画像から顔部を検出する顔部検出部を有し、上記輪郭線抽出部および画像修正部は、検出された顔部について処理することを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  15. 上記画像修正部によって上記輪郭線に一致する上記基本線を検出できない輪郭線については、修正せずにぼかすことを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
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