JP2008219079A - Communication system, radio repeating apparatus, and site survey method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、無線端末及び無線中継装置を備える通信システムにおいてサイトサーベイを行う技術に関する。 The present invention relates to a technique for performing a site survey in a communication system including a wireless terminal and a wireless relay device.
無線端末を使用する領域内で快適に使用するためには、無線端末の使用領域内に無線信号と有線信号とを中継する無線中継装置、すなわち、アクセスポイント(以下、AP)を効率的に配置する必要がある。 In order to use comfortably in the area where the wireless terminal is used, a wireless relay device that relays a wireless signal and a wired signal, that is, an access point (hereinafter referred to as AP), is efficiently arranged in the area where the wireless terminal is used. There is a need to.
そして、APを配置する際には、無線端末の使用領域内でAPからの電波の状態を検査するサイトサーベイが行われている。 When an AP is placed, a site survey is performed to inspect the state of radio waves from the AP within the use area of the wireless terminal.
サイトサーベイでは、無線端末の使用領域内に必要十分な電力の電波が届くか否か、無線端末の使用頻度の高い位置でハンドオーバが生じないか否か、等が検査される。 In the site survey, it is checked whether or not a radio wave having a necessary and sufficient power reaches the usage area of the wireless terminal, whether or not a handover occurs at a location where the wireless terminal is frequently used, and the like.
従来のサイトサーベイは、特許文献1に記載されているように、APから送出される電波の電界強度を検出するようにしている。 As described in Patent Document 1, the conventional site survey detects the electric field strength of the radio wave transmitted from the AP.
従来のサイトサーベイでは、APから送出される電波の電界強度を検出するようにしているが、無線端末における通話品質は、電波の電界強度だけで判断することできるわけではなく、実際に使用する無線端末の仕様や、APと無線端末との間の障害物の状況などにより、無線端末の通話品質は変化する。 In the conventional site survey, the electric field intensity of the radio wave transmitted from the AP is detected. However, the call quality in the radio terminal cannot be determined only by the electric field intensity of the radio wave. The call quality of the wireless terminal varies depending on the specifications of the terminal and the state of an obstacle between the AP and the wireless terminal.
そこで、本発明は、APとの間で実際に通信を行う無線端末を用いて、容易にサイトサーベイを行うことのできる技術を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a technique that can easily perform a site survey using a wireless terminal that actually communicates with an AP.
以上の課題を解決するため、本発明は、APにおいてサイトサーベイ用の音を生成して無線端末に送信する。 In order to solve the above problems, the present invention generates a sound for site survey in an AP and transmits it to a wireless terminal.
例えば、本発明は、無線端末及び無線中継装置を備える通信システムであって、前記無線中継装置は、サイトサーベイ用のサイトサーベイ音を生成して前記無線端末に送信すること、を特徴とする。 For example, the present invention is a communication system including a wireless terminal and a wireless relay device, wherein the wireless relay device generates a site survey sound for site survey and transmits the site survey sound to the wireless terminal.
以上のように、本発明によれば、APにおいてサイトサーベイ用の音を生成して無線端末に送信するため、実際に使用する無線端末を用いて容易にサイトサーベイを行うことができる。 As described above, according to the present invention, the site survey sound is generated and transmitted to the wireless terminal at the AP, so that the site survey can be easily performed using the actually used wireless terminal.
図1は、本発明の第一の実施形態である通信システム100の概略図である。
FIG. 1 is a schematic diagram of a
図示するように、通信システム100は、無線中継装置であるAP110と、無線端末170と、を備える。
As illustrated, the
図2は、AP110の概略図である。
FIG. 2 is a schematic diagram of the
図示するように、AP110は、無線部120と、制御部130と、記憶部150と、有線部160と、を備えている。
As illustrated, the AP 110 includes a
無線部120は、アンテナ121を介して送受信を行う無線信号を処理する。
The
具体的には、アンテナ121を介して送受信を行う無線信号の変調及び復調処理を行うRF(Radio Frequency)処理、ベースバンド信号の変調及び復調を行うベースバンド信号処理、物理層の上位のデータリンク層においてフレームの送受信方法やフレームの形式及び誤り検出方法等を規定するMAC(Media Access Control)プロトコルに従ったMAC処理、を行う。
Specifically, RF (Radio Frequency) processing for performing modulation and demodulation processing of a radio signal transmitted / received via the
制御部130は、通信処理部131と、番号検査部132と、SIP(Session Initiation Protocol)制御部133と、サイトサーベイ用音発生部(以下、SS用音発生部)134と、パケット化部135と、を備える。
The
通信処理部131は、AP110全体の処理を制御する。
The
特に、本実施形態においては、無線端末170から無線部120を介して受信したIP(Internet Protocol)パケットに含まれている識別情報を抽出し、後述する番号検査部132に出力する。
In particular, in this embodiment, identification information included in an IP (Internet Protocol) packet received from the
例えば、通信システム100が、SIPによる呼制御を行っている場合には、通信処理部131は、無線部120を介して受信したIPパケットにSIPのREGISTERメッセージが格納されているときには、そのIPパケットに含まれている識別情報(例えば、宛先IPアドレス、送信元IPアドレス、発呼元電話番号等)を抽出して、番号検査部132に出力する。
For example, when the
また、通信処理部131は、無線部120を介して受信したIPパケットにSIPのINVITEメッセージが格納されている場合には、そのIPパケットに含まれている宛先の電話番号を抽出して、番号検査部132に出力する。
If the SIP INVITE message is stored in the IP packet received via the
番号検査部132は、通信処理部131より入力された識別情報に一致する情報が、後述する記憶部150に記憶されている識別情報記憶領域151に記憶されているか否かを特定し、記憶されている場合には、後述するSIP制御部133での処理を行う。
The
なお、通信処理部131より入力された識別情報に一致する情報が、識別情報記憶領域151に記憶されていない場合には、通信処理部131に通知し、通信処理部131は、公知のアクセスポイントが行う無線LANと、有線LANと、の間の接続処理を行う。
If information that matches the identification information input from the
SIP制御部133は、番号検査部132において、通信処理部131より入力された識別情報に一致する情報が、識別情報記憶領域151に記憶されていると判断された場合には、SIPサーバと同様の呼制御処理(応答処理)を行う。
When the
例えば、無線部120を介して受信したIPパケットがREGISTERメッセージである場合には、リクエスト成功の応答メッセージである200OKをリクエストの送信元である無線端末170に無線部120を介して送信する。
For example, when the IP packet received via the
また、無線部120を介して受信したIPパケットがINVITEメッセージである場合には、リクエスト受信処理中であることを示す100TRYINGメッセージや、180RINGINGメッセージ等をリクエストの送信元である無線端末170に無線部120を介して送信する。
When the IP packet received via the
なお、SIP制御部133は、無線端末170より受信したリクエストにエラーがある場合等にも、400BadRequestメッセージ等のエラーメッセージをリクエストの送信元である無線端末170に無線部120を介して送信する。
Note that the
さらに、SIP制御部133は、無線部120を介して受信したIPパケットがINVITEメッセージであり、かつ、このIPパケットに含まれている識別情報が識別情報記憶領域151に記憶されている場合には、無線端末170への呼び出し音として、後述するSS用音発生部134で生成されたサイトサーベイ用の音(サイトサーベイ音)を無線端末170に無線部120を介して送信する。
Further, when the IP packet received via the
SS用音発生部134は、サイトサーベイ音を生成する。
The
サイトサーベイ音は、可聴帯域の周波数の音であれば任意の音を選択可能であるが、本実施形態においては、無線端末170でAP110からの電波状態を確認するのに好適な一定の周波数の可聴音を生成する。
The site survey sound can be selected as long as it has a frequency in the audible band. However, in this embodiment, the site survey sound has a certain frequency suitable for confirming the radio wave state from the AP 110 by the
なお、SS用音発生部134は、予め記憶されている一定の周波数の可聴音を繰り返し再生することで実現可能である。
The
パケット化部135は、SS用音発生部134で生成したサイトサーベイ音を特定の長さにブロック化し、UDP(User Datagram Protocol)/IPに従ったパケットヘッダや誤り検出用のパリティビットなどを付加して、無線端末170に送信するIPパケットを生成する。
The
記憶部150は、識別情報記憶領域151を有している。
The
識別情報記憶領域151には、AP110から無線端末170にサイトサーベイ音を送信するための識別情報が記憶される。
In the identification
ここで、本実施形態においては、識別情報記憶領域151には、無線端末170から送信されるメッセージに応じて、それぞれ異なる識別情報が記憶されている。
Here, in the present embodiment, different identification information is stored in the identification
例えば、無線端末170から送信されるメッセージが、REGISTERメッセージである場合においては、識別情報として、特定の宛先IPアドレス、送信元IPアドレス、または、送信元の電話番号を予め定めておき、予め定めておいた識別情報を識別情報記憶領域151に記憶しておく。
For example, when the message transmitted from the
また、無線端末170から送信されるメッセージが、INVITEメッセージである場合には、識別情報として、宛先である電話番号が予め定められており、予め定められた特定の電話番号(特番)を識別情報記憶領域151に記憶しておく。
When the message transmitted from the
有線部160は、有線LANを介して情報の送受信を行うためのインターフェースである。
The
図3は、無線端末170の概略図である。
FIG. 3 is a schematic diagram of the
図示するように、無線端末170は、無線部171と、制御部172と、記憶部175と、入力部176と、出力部177と、を備えている。
As illustrated, the
無線部171は、アンテナ178を介して送受信する無線信号の処理を行う。
The
具体的には、アンテナ178を介して送受信を行う無線信号の変調及び復調処理を行うRF処理、ベースバンド信号の変調及び復調を行うベースバンド信号処理、物理層の上位のデータリンク層においてフレームの送受信方法やフレームの形式及び誤り検出方法等を規定するMACプロトコルに従ったMAC処理、を行う。
Specifically, RF processing for modulating and demodulating radio signals transmitted and received via the
制御部172は、通信処理部173と、アプリケーション処理部174と、を備える。
The
通信処理部173は、無線端末170の全体的な処理を制御する。特に、本実施形態においては、アプリケーション処理部174で生成されたデータやアプリケーション処理部174で使用するデータを、無線部171を介して送受信する処理を制御する。
The
アプリケーション処理部174は、無線部171を介して送受信するデータを処理する。特に、本実施形態においては、AP110より受信したサイトサーベイ用の音を出力部177に出力する処理を行う。
The
記憶部175は、無線端末170で必要な情報を記憶する。
The
入力部176は、無線端末170に対して必要な情報の入力を受け付ける。特に、本実施形態においては、電話番号やIPアドレス等の情報の入力を受け付ける。
The
出力部177は、AP110より、または、AP110を介して受信した情報を出力する。
The
例えば、本実施形態においては、AP110より受信したサイトサーベイ用の音を出力するスピーカや、表示装置等である。
For example, in this embodiment, it is a speaker that outputs a sound for site survey received from the
なお、本実施形態では、無線端末170は、無線LANを介して音声信号の送受信を行うことのできる汎用のものを使用すればよい。
In the present embodiment, the
以上のように構成される通信システム100での処理シーケンスを図4に示すシーケンス図を用いて説明する。
A processing sequence in the
まず、無線端末170の通信処理部173が、AP110に対して無線での接続要求を行う(S2000)。
First, the
このような接続要求を受信したAP110では、受信した接続要求を正当なものと判断した場合には、無線接続を許可する(S2001)。
When the
AP110からの無線接続の許可を受信した無線端末170では、アプリケーション処理部174がSIPに従ったREGISTERメッセージを生成して、無線部178を介してAP110に送信する(S2002)。
In the
この際、無線端末170のユーザ(サイトサーベイを行う者)は入力部176を介して予め定められた識別情報(例えば、送出先電話番号、宛先IPアドレス、送信元IPアドレス、発呼元電話番号等)を入力しておくことで、アプリケーション処理部174又は通信処理部173が当該識別情報をREGISTERメッセージのIPパケットに含めて、AP110に送信する。
At this time, the user of the wireless terminal 170 (the person who performs the site survey) is provided with identification information (for example, a transmission destination telephone number, a destination IP address, a transmission source IP address, a calling party telephone number) determined in advance via the
AP110では、通信処理部131が無線端末110から受信したIPパケットより予め定められた識別情報を抽出し、番号検査部132に出力して、番号検査部132が判定を行う(S2003)。
In the
番号検査部132での判定は、通信処理部131より入力された識別情報が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されているか否かで行う。ここで、本シーケンスでは、通信処理部131より入力された識別情報が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されているものとして処理を説明するが、記憶されていない場合には、通信処理部131に通知を行い、通信処理部131は、受信したIPパケットを有線部160を介して転送する。
The determination by the
番号検査部132において、通信処理部131より入力された識別情報が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されているものと判定された場合には、SIP制御部133がリクエスト成功の応答メッセージである200OKのメッセージを無線端末170に無線部120を介して送信する(S2004)。
When the
200OKのメッセージを受信した無線端末170は、無線端末170のユーザが入力部176を介して電話番号を入力することにより、アプリケーション処理部174がSIPのINVITEメッセージを生成して、通信処理部173及び無線部171を介して、AP110に送信する(S2005)。
When the
この際、無線端末170のユーザは、サイトサーベイを行う場合には、予め定められた特番を入力部176を介して入力する。本シーケンスでは、この特番が入力されたものとして説明する。
At this time, when performing a site survey, the user of the
INVITEメッセージを受信したAP110では、通信処理部131がINVITEメッセージから電話番号を取得し、番号検査部132に出力し、番号検査部132で特番判定を行う(S2006)。
In the
特番判定は、通信処理部131より入力された電話番号が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致するか否かで行う。ここで、通信処理部131より入力された電話番号が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致しない場合には、番号検査部132により通信処理部131に通知し、通信処理部131は、有線部160を介して、IPパケットを有線LANに出力する。
The special number determination is performed based on whether or not the telephone number input from the
一方、通信処理部131より入力された電話番号が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致する場合には、SIP制御部133でSIPに従った処理が行われる。なお、本シーケンスでは、通信処理部131より入力された電話番号が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致するものとして説明する。
On the other hand, when the telephone number input from the
通信処理部131より入力された電話番号が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致する場合には、SIP制御部133は、INVITEメッセージの送信元である無線端末170にリクエストの受信応答メッセージである100TRYINGメッセージを送信し(S2007)、また、リクエストの処理中であること示すメッセージである180RINGINGメッセージを送信する(S2008)。
When the telephone number input from the
そして、SIP制御部133は、SS用音発生部134にサイトサーベイ音を生成させて、パケット化部135でIPパケットに格納し、無線部120を介して呼出信号として無線端末170に送信する(S2009)。
Then, the
このような呼出信号を受信した無線端末170では、無線部171及び通信処理部173を介してアプリケーション処理部174がサイトサーベイ用音を再生し、出力部177より出力する。
In the
そして、サイトサーベイが終了した場合等には、無線端末170のユーザが無線端末170の入力部176を介してキャンセルを指示することで、アプリケーション処理部174は、CANCELメッセージを生成し、通信処理部173及び無線部171を介してAP110に送信する(S2010)。CANCELメッセージを受信したAP110は、SIP制御部133よりSS用音発生部134にサイトサーベイ音の生成を停止させ、呼出信号の送出を停止する。
When the site survey is completed, the
以上のように、無線端末170より特番を指定した呼要求に対して、AP110から特定の周波数のサイトサーベイ音を送出することにより、無線端末170において受信したサイトサーベイ音を再生し、サイトサーベイを行う者が聞きながら移動することにより、AP110から電波を正常に受信することができる範囲を特定することができるようになる。
As described above, in response to a call request specifying a special number from the
例えば、図5(サイトサーベイ音の概略図)に示されているように、図5(A)のような一定の周波数の音をサイトサーベイ音として無線端末170に送信することで、AP110からの電波が正常に届く範囲では、図5(A)と同様の波形のサイトサーベイ音を無線端末170のユーザが聞くことができるのに対して、AP110からの距離が遠い場合や障害物がある場合等、通信状況の悪いところでは、パケットのロス、遅延又はゆらぎ等により通信の劣化が生じ、図5(B)に示すように、サイトサーベイ音が切断されてしまう。この場合、通常の無線端末170では、切断された部分の音声については、無音信号に置換される。したがって、サイトサーベイ音のパケットにパケットロス、遅延又はゆらぎ等の通信の劣化が発生すると、それを再生した音には部分的に音切れが発生する。
For example, as shown in FIG. 5 (schematic diagram of site survey sound), by transmitting a sound of a certain frequency as shown in FIG. In the range in which radio waves normally reach, the user of the
このため、無線端末170で再生されたサイトサーベイ音を聴取して音切れの有無を判断することにより、受信電力等を計器等で見ること無しに通信状況を検査することができる。
For this reason, by listening to the site survey sound reproduced by the
以上のように、本実施形態においては、無線LANを介して実際に通信を行う無線端末170を用いて、サイトサーベイを行うことで、より実用的なサイトサーベイを行うことができるようになる。
As described above, in this embodiment, a more practical site survey can be performed by performing a site survey using the
また、AP110をSIPサーバやREGISTERサーバ等に接続しなくてもよいため、容易にサイトサーベイを行うことができるようになる。
In addition, since it is not necessary to connect the
以上に記載した実施形態においては、AP110から無線端末170に対して、呼出信号としてサイトサーベイ音を送信したが、このような態様に限定されず、例えば、AP110から無線端末170に対して、音声信号としてサイトサーベイ音を送信することもできる。このような場合の通信システム100における処理シーケンスを図6に示すシーケンス図で説明する。
In the embodiment described above, the site survey sound is transmitted as a calling signal from the
まず、無線端末170の通信処理部173が、AP110に対して無線での接続要求を行う(S2020)。
First, the
このような接続要求を受信したAP110では、受信した接続要求を正当なものと判断した場合には、無線接続を許可する(S2021)。
When the
AP110からの無線接続の許可を受信した無線端末170では、アプリケーション処理部174がSIPに従ったREGISTERメッセージを生成して、通信処理部173及び無線部178を介してAP110に送信する(S2022)。
In the
この際、無線端末170のユーザ(サイトサーベイを行う者)は入力部176を介して予め定められた識別情報(例えば、送出先電話番号、宛先IPアドレス、送信元IPアドレス、発呼元電話番号等)を入力しておくことで、アプリケーション処理部174又は通信処理部173が当該識別情報をREGISTERメッセージのIPパケットに含めて、AP110に送信する。
At this time, the user of the wireless terminal 170 (the person who performs the site survey) is provided with identification information (for example, a transmission destination telephone number, a destination IP address, a transmission source IP address, a calling party telephone number) determined in advance via the
AP110では、通信処理部131が無線端末110から受信したIPパケットより予め定められた識別情報を抽出し、番号検査部132に出力して、番号検査部132が判定を行う(S2023)。
In the
ここでの判定は、通信処理部131より入力された識別情報が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されているか否かで行う。
This determination is made based on whether or not the identification information input from the
番号検査部132において、通信処理部131より入力された識別情報が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されているものと判定された場合には、SIP制御部133がリクエスト成功の応答メッセージである200OKのメッセージを無線端末170に無線部120を介して送信する(S2024)。
When the
200OKのメッセージを受信した無線端末170は、無線端末170のユーザが入力部176を介して電話番号を入力することにより、アプリケーション処理部174がSIPのINVITEメッセージを生成して、通信処理部173及び無線部171を介して、AP110に送信する(S2025)。
When the
この際、無線端末170のユーザは、サイトサーベイを行う場合には、入力部176を介して、予め定められた特番を入力する。本シーケンスでは、当該特番が入力されたものとして説明する。
At this time, the user of the
INVITEメッセージを受信したAP110では、通信処理部131がINVITEメッセージから電話番号を取得し、番号検査部132に出力し、番号検査部132で特番判定を行う(S2026)。
In the
特番判定は、通信処理部131より入力された電話番号が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致するか否かで行う。
The special number determination is performed based on whether or not the telephone number input from the
通信処理部131より入力された電話番号が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致する場合には、SIP制御部133は、INVITEメッセージの送信元である無線端末170に、リクエストの受信応答メッセージである100TRYINGメッセージを送信し(S2027)、また、リクエストの処理中であること示すメッセージである180RINGINGメッセージを送信する(S2028)。
When the telephone number input from the
さらに、SIP制御部133は、送信元の無線端末170に対して、呼出信号を送信し(S2029)、応答メッセージである200OKのメッセージを送信することにより(S2030)、無線端末170との間に音声信号での通話を開始する(S2031)。
Further, the
ここで、音声信号での通話は、SIP制御部133が、SS用音発生部134にサイトサーベイ音を生成させて、パケット化部135でIPパケットに格納し、音声信号として無線端末170に無線部120を介して送信することで行われる。
Here, for a voice signal call, the
また、音声信号を長期間使用した場合には、SIPセッションの切断を防止するため、無線端末170のアプリケーション処理部174が、RE−INVITEメッセージを生成して、AP110に送信する(S2032)。
When the voice signal is used for a long time, the
この際、アプリケーション処理部174は、ステップS2025で入力された電話番号(ここでは、特番)をRE−INVITEメッセージに格納する。
At this time, the
RE−INVITEメッセージを受信したAP110では、SIP制御部133がRE−INVITEメッセージから電話番号を取得し、番号検査部132に出力し、番号検査部132で特番判定を行う(S2033)。
In the
特番判定は、前述と同様に、SIP制御部133より入力された電話番号が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致するか否かで行う。
As described above, the special number determination is performed based on whether the telephone number input from the
SIP制御部133より入力された電話番号が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致する場合には、SIP制御部133は、INVITEメッセージの送信元である無線端末170に、リクエストの受信応答メッセージである100TRYINGメッセージを送信し(S2034)、また、成功応答メッセージである200OKメッセージを送信する(S2035)。
When the telephone number input from the
これに対して、無線端末170のアプリケーション処理部174は、受信応答のACKメッセージを生成して、AP110に送信する(S2036)。
In response to this, the
これにより、AP110と無線端末170との間の音声通信が維持される(S2037)。
Thereby, the voice communication between the
なお、無線端末170のユーザがサイトサーベイ音の受信を終了する場合には、入力部176を介して終了指示を入力することにより、アプリケーション処理部174がBYEメッセージを生成して、AP110に送信する(S2038)。
When the user of the
これを受けたAP110では、SIP制御部133が、リクエストの成功応答である200OKメッセージを生成して、無線部120を介して無線端末170に送信することで、音声通信を終了する(S2039)。
In the
図7は、第一の実施形態の変形例であるAP210の概略図である。
FIG. 7 is a schematic diagram of an
図示するように、AP210は、無線部120と、制御部230と、記憶部250と、有線部160と、を備えており、第一の実施形態と比較して、制御部230及び記憶部250が異なっているため、以下、これらの異なっている点に関連する事項について説明する。
As illustrated, the
本実施形態における制御部230には、読出制御部236が設けられている。
In the
読出制御部236は、パケット化部135で生成されたIPパケット及び有線部160から受信したIPパケットを後述する記憶部250の送出パケット記憶部252に記憶する。
The
そして、読出制御部236は、通信処理部131による無線端末170への送出指示に応じて、送出パケット記憶領域252から特定のIPパケットを読み出し、無線部120を介して無線端末170に送信する。
Then, the
記憶部250には、送出パケット記憶領域252が設けられている。
The
送出パケット記憶領域252には、読出制御部236の指示に応じて、パケット化部135で生成されたIPパケット及び有線部160から受信したIPパケットを記憶する。
In the transmission
以上のように構成することで、一般の無線端末向けの音声やデータの信号を送受信しながら、サイトサーベイを行っている特定の無線端末向けにサイトサーベイ音を送信することができる。 By configuring as described above, it is possible to transmit a site survey sound to a specific wireless terminal performing a site survey while transmitting and receiving voice and data signals for general wireless terminals.
図8は、本発明の第二の実施形態である通信システムに用いられるAP310の概略図である。
FIG. 8 is a schematic diagram of the
図示するように、AP310は、無線部120と、制御部330と、記憶部150と、有線部160と、を備えており、第一の実施形態と比較して、制御部330が異なっているため、以下、この異なっている点に関連する事項について説明する。なお、本実施形態では、音声信号としてサイトサーベイ音を送信するものとして説明する。
As illustrated, the
本実施形態における制御部330は、通信処理部131と、番号検査部132と、SIP制御部333と、SS用音発生部134と、パケット化部135と、通信状況検査部337と、が設けられており、SIP制御部333での処理と、通信状況検査部337が設けられている点と、が第一の実施形態と異なっているため、以下、これらの異なっている点に関連する事項について説明する。
The
本実施形態におけるSIP制御部333は、第一の実施形態と同様の処理を行うほか、後述する通信状況検査部337において、通信状況の劣化を検出した場合には、予め定められた期間、SS用音発生部134で生成されたサイトサーベイ音を格納したIPパケットの送出を停止する。
In addition to performing the same processing as in the first embodiment, the
通信状況検査部337は、無線端末170との間の通信状況の劣化を検知する。
The communication
例えば、通信状況検査部337は、無線部120で無線端末170より受信するパケットの数をカウントし、予め定められた期間に予め定められた数のパケットを受信しない場合には、通信状況が劣化したものとして、SIP制御部333に通知を行う。このような通知を受けたSIP制御部333では、前述のように、パケット化部135で生成したIPパケットの送信を予め定められた期間停止する。
For example, the communication
以上のように構成される第二の実施形態における通信システムでの処理シーケンスを図9に示すシーケンス図を用いて説明する。 A processing sequence in the communication system according to the second embodiment configured as described above will be described with reference to a sequence diagram shown in FIG.
なお、本シーケンスでは、第一の実施形態における図4のシーケンスにおけるステップS2000〜ステップS2004の登録処理は終了しているものとする。 In this sequence, it is assumed that the registration process in steps S2000 to S2004 in the sequence of FIG. 4 in the first embodiment has been completed.
まず、無線端末170のユーザが入力部176を介して電話番号を入力することにより、アプリケーション処理部174がSIPのINVITEメッセージを生成して、通信処理部173及び無線部171を介して、AP310に送信する(S2040)。
First, when the user of the
この際、無線端末170のユーザが、サイトサーベイを行うために、特番の入力を行ったものとする。
At this time, it is assumed that the user of the
INVITEメッセージを受信したAP310では、通信処理部131がINVITEメッセージから宛先の電話番号を取得し、番号検査部132に出力し、番号検査部132で特番判定を行う(S2041)。
In the
特番判定は、通信処理部131より入力された宛先の電話番号が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致するか否かで行う。
The special number determination is performed based on whether or not the destination telephone number input from the
通信処理部131より入力された宛先の電話番号が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致する場合には、SIP制御部333は、INVITEメッセージの送信元である無線端末170に、リクエストの受信応答メッセージである100TRYINGメッセージを送信し(S2042)、また、リクエストの処理中であること示すメッセージである180RINGINGメッセージを送信する(S2043)。
When the destination telephone number input from the
さらに、SIP制御部333は、送信元の無線端末170に対して、呼出信号を送信し(S2044)、応答メッセージである200OKのメッセージを送信することにより(S2045)、無線端末170との間に音声信号での通話を開始する(S2046)。
Further, the
ここで、音声信号での通話は、SIP制御部333が、SS用音発生部134にサイトサーベイ音を生成させて、パケット化部135でIPパケットに格納し、音声信号として無線端末170に送信することで行われる。
Here, for a voice signal call, the
このとき、通信状況検査部337において、無線端末170から送信されてくるパケットの数を検査しており、予め定められた期間に受信したパケット数が予め定められたパケットの数に満たない場合には、通信状況の劣化を検知し(S2047)、SIP制御部333に通知する。
At this time, the communication
このような通知を受けたSIP制御部333では、SS用音発生部134で生成したサイトサーベイ音の送信を予め定められた期間停止して(S2048)、当該期間の経過後、再び、音声信号の送出を開始する(S2049)。
Upon receiving such notification, the
なお、無線端末170のユーザがサイトサーベイ音の受信を終了する場合には、入力部176を介して終了指示を入力することにより、アプリケーション処理部174がBYEメッセージを生成して、AP110に送信する(S2050)。
When the user of the
これを受けたAP110では、SIP制御部333が、リクエストの成功応答である200OKメッセージを生成して、無線部120を介して無線端末170に送信することで、音声通信を終了する(S2051)。
In the
以上のような処理を行うことにより、本実施形態においては、無線端末170でのサイトサーベイ音を聴取することで、無線端末170からAP310への通信状況と、AP310から無線端末170への通信状況と、の双方の通信状況を確認することができる。
By performing the above processing, in this embodiment, by listening to the site survey sound at the
例えば、図10(サイトサーベイ音の概略図)に示されているように、図10(A)のような一定の周波数の音をサイトサーベイ音として無線端末170に送信することで、AP310からの電波が正常に届く範囲では、図5(A)と同様の波形のサイトサーベイ音を無線端末170のユーザが聴取することができるのに対して、AP310からの距離が遠い場合や障害物がある場合等、通信状況の悪いところでは、AP310から無線端末170への双方向のパケットのロス、遅延又はゆらぎ等を併せた通信の劣化が生じ、図10(B)に示すように、サイトサーベイ音が切断されてしまう。この場合、通常の無線端末170では、切断された部分の音声については、無音信号に置換される。したがって、サイトサーベイ音のパケットにパケットロス、遅延又はゆらぎ等の通信の劣化が発生すると、それを再生した音には双方向の通信の劣化に相当して、部分的に音切れが発生する。
For example, as shown in FIG. 10 (schematic diagram of site survey sound), by transmitting a sound of a certain frequency as shown in FIG. In the range in which the radio waves normally reach, the user of the
図11は、第二の実施形態の第一の変形例であるAP410の概略図である。
FIG. 11 is a schematic diagram of an
上述の第二の実施形態におけるAP310では、通信状況検査部337において通信状況の劣化が検知された場合には、SIP制御部333が、SS用音発生部134で生成されたサイトサーベイ音の送信を停止するようにしている。
In the
これに対して、本変形例では、無音発生部438を設けており、通信状況検査部337において通信状況の劣化が検知された場合には、SIP制御部433は、無音発生部438で生成した無音をパケット化部135でIPパケットに格納して、無線端末170に送信するようにしている。
On the other hand, in this modification, the
なお、無音発生部438で生成する無音は、例えば、音量を無又は人間が聴取することができない程度に小さくした音声データや、音声データを含まないデータ等を用いればよい。
Note that the silence generated by the
図12は、第二の実施形態の第二の変形例であるAP510の概略図である。
FIG. 12 is a schematic diagram of an
上述の第二の実施形態であるAP310では、通信状況検査部337において通信状況の劣化が検知された場合には、SIP制御部533は、SS用音発生部134で生成されたサイトサーベイ音を格納したパケットの送出を停止するようにしている。
In the
これに対して、本変形例では、第一のSS用音発生部539と、第二のSS用音発生部540と、を設けることにより、通信状況検査部337において通信状況の劣化が検知されない場合には、SIP制御部533は、第一のSS用音発生部539で生成した第一のサイトサーベイ音を無線端末170に送信するようにし、通信状況検査部337において通信状況の劣化が検知された場合には、SIP制御部533は、第二のSS用音発生部540で生成した第二のサイトサーベイ音を無線端末170に送信するようにしている。
On the other hand, in this modification, by providing the first SS
ここで、第一のSS用音発生部539で生成する第一のサイトサーベイ音と、第二のSS用音発生部540で生成する第二のサイトサーベイ音と、は、それぞれ異なる周波数の音を用いるものとし、これらの音は無線端末170のユーザが異なる音であると認識することができる程度に異なる周波数を用いる。
Here, the first site survey sound generated by the first SS
なお、第二の実施形態においては、通信状況検査部337は、無線端末170との間の通信状況の劣化を、無線部120で受信するパケットの数をカウントすることにより検知しているが、このような態様に限定されず、例えば、無線部120でエラーと判定されるパケット数をカウントし、エラーとなるパケット数が予め定められた期間において予め定められた数を超える場合には、通信状況が劣化したと判断することも可能である。
In the second embodiment, the communication
また、通信状況検査部337は、無線部120で受信するパケットのシーケンス番号の抜けが、予め定められた期間内に、予め定められた数ある場合に、通信状況が劣化したと判断することも可能である。
In addition, the communication
図13は、本発明の第三の実施形態である通信システムに用いられるAP610の概略図である。
FIG. 13 is a schematic diagram of an
図示するように、AP610は、無線部120と、制御部630と、記憶部150と、有線部160と、を備えており、第一の実施形態と比較して制御部630が異なっているため、以下、この異なっている点に関連する事項について説明する。
As illustrated, the
本実施形態における制御部630は、通信処理部131と、番号検査部132と、SIP制御部633と、パケット化部135と、通信状況検査部637と、第一のSS用音発生部639と、第二のSS用音発生部640と、第三のSS用音発生部641と、第四のSS用音発生部642と、を備えており、第一の実施形態と比較して、SIP制御部633の処理と、通信状況検査部637、第一のSS用音発生部639、第二のSS用音発生部640、第三のSS用音発生部641及び第四のSS用音発生部642が設けられている点と、が異なっているため、以下これらに関連する事項について説明する。
In this embodiment, the
本実施形態におけるSIP制御部633は、後述の通信状況検査部637において、受信状況及び送信状況に劣化が生じていないと判断した場合と、受信状況に劣化が生じ送信状況に劣化が生じていない場合と、受信状況に劣化が生じ送信状況に劣化が生じていない場合と、受信状況及び送信状況に劣化が生じている場合と、で無線端末170に送信する音を異なるようにしている。
In the present embodiment, the
例えば、SIP制御部633は、通信状況検査部637において受信状況及び送信状況に劣化が生じていないと判断した場合には、第一のSS用音発生部639で生成した第一のサイトサーベイ音をパケット化部135でIPパケットに格納して無線端末170に送信し、通信状況検査部637において受信状況に劣化が生じ送信状況に劣化が生じていないと判断した場合には、第二のSS用音発生部640で生成した第二のサイトサーベイ音をパケット化部135でIPパケットに格納して無線端末170に送信し、通信状況検査部637において受信状況に劣化が生じておらず送信状況に劣化が生じていると判断した場合には、第三のSS用音発生部641で生成した第三のサイトサーベイ音をパケット化部135でIPパケットに格納して無線端末170に送信し、通信状況検査部637において受信状況及び送信状況に劣化が生じていると判断した場合には、第四のSS用音発生部642で生成した第四のサイトサーベイ音をパケット化部135でIPパケットに格納して無線端末170に送信する。
For example, when the communication
ここで、第一のSS用音発生部639で生成する第一のサイトサーベイ音、第二のSS用音発生部640で生成する第二のサイトサーベイ音、第三のSS用音発生部641で生成する第三のサイトサーベイ音及び第四のSS用音発生部642で生成する第四のサイトサーベイ音は、無線端末170のユーザが聞き分けることのできる程度に相異なる周波数の音を用いる。
Here, the first site survey sound generated by the first SS
通信状況検査部637は、受信状況と送信状況の劣化を検知する。
The communication
ここで、通信状況検査部637は、無線端末170からパケットを受信する際の、受信劣化率を監視することにより、受信状況の劣化を検知する。
Here, the communication
例えば、通常、無線端末170からは特定の時間間隔でパケットが送信されるため、予め定められた時間内において無線端末170より受信すべきパケット数は予め定められた数となる。従って、予め定められた期間内における受信すべきパケット数に対する、受信すべきパケット数から実際に受信したパケット数の差分値、の割合を受信劣化率とする。
For example, since packets are normally transmitted from the
そして、このようにして算出された受信劣化率が予め定められた閾値と比較して、劣化する割合が大きいと判断される場合(閾値よりも大きな場合)には、受信状況に劣化が生じたものと判断する。 When the reception deterioration rate calculated in this way is compared with a predetermined threshold value and the deterioration rate is determined to be large (when larger than the threshold value), the reception state has deteriorated. Judge that.
また、通信状況検査部637は、無線端末170にパケットを送信する際の、送信劣化率を監視することにより、送信状況の劣化を検知する。
Further, the communication
例えば、通常、無線端末170に対して特定の時間間隔でパケットを送信するため、無線端末170からも特定の時間間隔で受信応答(ACK)が返信されるものと考えられる。従って、予め定められた時間内において無線端末170より受信すべき受信応答の数は、予め定められた数となる。従って、予め定められた期間内における受信すべき受信応答の数に対する、受信すべき受信応答の数から実際に受信した受信応答の数の差分値、の割合を送信劣化率とする。
For example, since packets are normally transmitted to the
そして、このようにして算出された送信劣化率が予め定められた閾値と比較して、劣化する割合が大きいと判断される場合(閾値よりも大きな場合)には、送信状況に劣化が生じたものと判断する。 Then, when the transmission deterioration rate calculated in this way is compared with a predetermined threshold value and it is determined that the deterioration rate is large (when larger than the threshold value), the transmission state has deteriorated. Judge that.
第一のSS用音発生部639、第二のSS用音発生部640、第三のSS用音発生部641及び第四のSS用音発生部642は、上述のように、それぞれ異なる特定の周波数のサイトサーベイ音を生成する。なお、周波数の異なる程度は、無線端末170のユーザが聞き分けることのできる範囲で適宜選択すればよい。
As described above, the first
なお、通信状況検査部637は、受信状況の検知と送信状況の検知を同じ周期で行うことで、受信状況及び送信状況の劣化を同時に判断することができる。
Note that the communication
以上のように構成される第三の実施形態である通信システムの処理シーケンスを図14に示すシーケンス図を用いて説明する。 A processing sequence of the communication system according to the third embodiment configured as described above will be described with reference to a sequence diagram shown in FIG.
なお、本シーケンスでは、第一の実施形態における図4のシーケンス図におけるステップS2000〜ステップS2004の登録処理は終了しているものとする。 In this sequence, it is assumed that the registration process in steps S2000 to S2004 in the sequence diagram of FIG. 4 in the first embodiment has been completed.
まず、無線端末170のユーザが入力部176を介して電話番号を入力することにより、アプリケーション処理部174がSIPのINVITEメッセージを生成して、通信処理部173及び無線部171を介して、AP610に送信する(S2060)。
First, when the user of the
この際、無線端末170のユーザは、サイトサーベイを行うために、予め定められた特番を入力するものとする。
At this time, it is assumed that the user of the
INVITEメッセージを受信したAP610では、通信処理部131がINVITEメッセージから宛先の電話番号を取得し、番号検査部132に出力し、番号検査部132で特番判定を行う(S2061)。
In the
特番判定は、通信処理部131より入力された宛先の電話番号が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番と一致するか否かで行う。
The special number determination is performed based on whether or not the destination telephone number input from the
通信処理部131より入力された宛先の電話番号が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致する場合には、SIP制御部633は、INVITEメッセージの送信元である無線端末170にリクエストの受信応答メッセージである100TRYINGメッセージを送信し(S2062)、また、リクエストの処理中であること示すメッセージである180RINGINGメッセージを送信する(S2063)。
When the destination telephone number input from the
さらに、SIP制御部633は、送信元の無線端末170に対して、呼出信号を送信し(S2064)、応答メッセージである200OKのメッセージを送信することにより(S2065)、無線端末170との間に音声信号での通話を開始する(S2066)。
Further, the
音声信号での通話は、まず、SIP制御部633が、第一のSS用音発生部639において第一のサイトサーベイ音を生成させて、パケット化部135でIPパケットに格納し、音声信号として無線端末170に送信することで行われる。
In a call using a voice signal, first, the
このとき、通信状況検査部637において、無線端末170から送信されてくるパケットから受信状況の劣化が検知された場合には(S2067)、受信状況の劣化をSIP制御部633に通知する。
At this time, when the communication
このような通知を受けたSIP制御部633では、第二のSS用音発生部640で生成した第二のサイトサーベイ音をパケット化部135で格納したIPパケットを無線部120を介して無線端末170に送信する(S2068)。
In response to such notification, the
また、通信状況検査部637において、無線端末170から送信されてくる受信応答(ACK)から送信状況の劣化が検知された場合には(S2069)、送信状況の劣化をSIP制御部633に通知する。
Further, when the communication
このような通知を受けたSIP制御部633では、第三のSS用音発生部641で生成した第三のサイトサーベイ音をパケット化部135で格納したIPパケットを無線部120を介して無線端末170に送信する(S2070)。
In response to such notification, the
さらに、通信状況検査部637において、無線端末170から送信されてくるパケット及び受信応答(ACK)から受信状況及び送信状況の劣化が検知された場合には(S2071)、受信状況及び送信状況の劣化をSIP制御部633に通知する。
Further, when the communication
このような通知を受けたSIP制御部633では、第四のSS用音発生部642で生成した第四のサイトサーベイ音をパケット化部135で格納したIPパケットを無線部120を介して無線端末170に送信する(S2072)。
In response to such notification, the
なお、無線端末170のユーザがサイトサーベイ音の受信を終了する場合には、入力部176を介して終了指示を入力することにより、アプリケーション処理部174がBYEメッセージを生成して、AP110に送信する(S2073)。
When the user of the
これを受けたAP110では、SIP制御部633が、リクエストの成功応答である200OKメッセージを生成して、無線部120を介して無線端末170に送信することで、音声通信を終了する(S2074)。
In the
以上のような処理を行うことにより、本実施形態においては、無線端末170でのサイトサーベイ音を聴取することで、無線端末170からAP610への通信状況と、AP310から無線端末170への通信状況と、の双方の通信状況を確認することができる。また、AP610から送信されてくるサイトサーベイ音により障害を生じているのが送信路であるのか受信路であるのかを容易に特定することができる。
By performing the processing as described above, in this embodiment, by listening to the site survey sound at the
なお、以上に記載した第三の実施形態においては、受信状況の劣化を、劣化率を算出することにより、判断しているが、このような態様に限定されず、例えば、特定の期間内における受信パケットの数が予め定められた閾値に満たない場合に、受信状況に劣化が生じたものと判断するようにしてもよい。 In the third embodiment described above, the degradation of the reception status is determined by calculating the degradation rate. However, the present invention is not limited to such a mode, and for example, within a specific period. When the number of received packets is less than a predetermined threshold, it may be determined that the reception status has deteriorated.
また、同様に、送信状況の劣化を、劣化率を算出することにより、判断しているが、このような態様に限定されず、例えば、特定の期間内における受信応答(ACK)の数が予め定められた閾値に満たない場合に、送信状況に劣化が生じたものと判断するようにしてもよい。 Similarly, although the deterioration of the transmission status is determined by calculating the deterioration rate, the present invention is not limited to such a mode. For example, the number of reception responses (ACK) within a specific period is determined in advance. When the threshold value is not satisfied, it may be determined that the transmission status has deteriorated.
図15は、本発明の第四の実施形態である通信システムに用いられるAP710の概略図である。
FIG. 15 is a schematic diagram of an
図示するように、AP710は、無線部120と、制御部730と、記憶部150と、有線部160と、を備えており、第一の実施形態と比較して制御部730が異なっているため、以下、この異なっている点に関連する事項について説明する。
As illustrated, the
本実施形態における制御部730は、通信処理部131と、番号検査部132と、SIP制御部133と、パケット化部135と、通信状況検査部737と、合成音声付きSS用音発生部743と、を備えており、第一の実施形態と比較して、通信状況検査部737及び合成音声付きSS用音発生部743が設けられている点と、が異なっているため、以下これらに関連する事項について説明する。
In this embodiment, the
通信状況検査部737は、受信状況と送信状況とを検知する。
The communication
ここで、通信状況検査部737は、無線端末170からパケットを受信する際の、受信劣化率を算出することにより、受信状況を検知する。
Here, the communication
通常、無線端末170からは特定の時間間隔でパケットが送信されるため、予め定められた時間内において無線端末170より受信すべきパケット数は予め定められた数となる。従って、予め定められた期間内における受信すべきパケット数に対する、受信すべきパケット数から実際に受信したパケット数の差分値、の割合を受信劣化率として通信状況検査部737は、算出する。
Usually, since packets are transmitted from the
例えば、予め定められた期間内における受信すべきパケット数をm、実際に受信したパケット数をnとすると、受信劣化率Rは、下記の(1)式のようになる。 For example, if the number of packets to be received within a predetermined period is m and the number of packets actually received is n, the reception deterioration rate R is expressed by the following equation (1).
そして、通信状況検査部737は、このようにして算出された受信劣化率を合成音声付きSS用音発生部743に出力する。
Then, the communication
また、通信状況検査部737は、無線端末170にパケットを送信する際の、送信劣化率を算出することにより、送信状況を検知する。
Further, the communication
通常、無線端末170に対して特定の時間間隔でパケットを送信するため、無線端末170からも特定の時間間隔で受信応答(ACK)が返信されるものと考えられる。従って、予め定められた時間内において無線端末170より受信すべき受信応答の数は、予め定められた数となる。従って、予め定められた期間内における受信すべき受信応答の数に対する、受信すべき受信応答の数から実際に受信した受信応答の数の差分値、の割合を送信劣化率として通信状況検査部737は算出する。
Usually, since packets are transmitted to the
例えば、予め定められた期間内における受信すべき受信応答の数をp、実際に受信した受信応答の数をqとすると、受信劣化率Sは、下記の(2)式のようになる。 For example, when the number of reception responses to be received within a predetermined period is p and the number of reception responses actually received is q, the reception deterioration rate S is expressed by the following equation (2).
そして、通信状況検査部737は、このようにして算出された送信劣化率を合成音声付きSS用音発生部743に出力する。
Then, the communication
合成音声付きSS用音発生部743は、特定の周波数の音(サイトサーベイ音)を生成するとともに、通信状況検査部737から受信劣化率及び送信劣化率が入力されると、これらの受信劣化率及び送信劣化率を出力する合成音声を生成して、特定の周波数の音(サイトサーベイ音)に合成する。このようにして生成された合成音声付きサイトサーベイ音は、パケット化部135でIPパケットに格納されて、無線部120を介して無線端末170に送信される。
The synthesized sound SS
なお、通信状況検査部737は、受信劣化率及び送信劣化率を特定の周期で算出して合成音声付きSS用音発生部743に出力することで、合成音声付きSS用音発生部743は、入力した受信劣化率及び送信劣化率を出力する合成音声を特定の周期でサイトサーベイ音に合成して、無線端末170に送信する。
Note that the communication
以上のように構成される本発明の第四の実施形態である通信システムの処理シーケンスを図16に示すシーケンス図を用いて説明する。 A processing sequence of the communication system according to the fourth embodiment of the present invention configured as described above will be described with reference to a sequence diagram shown in FIG.
なお、本シーケンスでは、第一の実施形態における図4のシーケンス図におけるステップS2000〜ステップS2004と同様の登録処理は終了しているものとする。 In this sequence, it is assumed that the registration process similar to steps S2000 to S2004 in the sequence diagram of FIG. 4 in the first embodiment has been completed.
まず、無線端末170のユーザが入力部176を介して電話番号を入力することにより、アプリケーション処理部174がSIPのINVITEメッセージを生成して、通信処理部173及び無線部171を介して、AP710に送信する(S2080)。
First, when the user of the
この際、無線端末170のユーザは、サイトサーベイを行うために、入力部176を介して、予め定められた特番を入力したものとする。
At this time, it is assumed that the user of the
INVITEメッセージを受信したAP710では、通信処理部131がINVITEメッセージから宛先の電話番号を取得し、番号検査部132に出力し、番号検査部132で特番判定を行う(S2081)。
In the
特番判定は、通信処理部131より入力された宛先の電話番号が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致するか否かで行う。
The special number determination is performed based on whether or not the destination telephone number input from the
通信処理部131より入力された宛先の電話番号が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致する場合には、SIP制御部133は、INVITEメッセージの送信元である無線端末170にリクエストの受信応答メッセージである100TRYINGメッセージを送信し(S2082)、また、リクエストの処理中であること示すメッセージである180RINGINGメッセージを送信する(S2083)。
When the destination telephone number input from the
さらに、SIP制御部133は、送信元の無線端末170に対して、呼出信号を送信し(S2084)、応答メッセージである200OKのメッセージを送信することにより(S2085)、無線端末170との間に音声信号での通話を開始する(S2086)。
Further, the
音声信号での通話は、合成音声付きSS用音発生部743で生成されたサイトサーベイ音を、パケット化部135でIPパケットに格納し、音声信号として無線端末170に送信することで行われる。
The telephone call using the voice signal is performed by storing the site survey sound generated by the SS
そして、特定の周期において、通信状況検査部737が、無線端末170との間の受信劣化率と送信劣化率とを算出し、算出した結果を合成音声付きSS用音発生部743に出力する(S2087)。
Then, in a specific cycle, the communication
このような受信劣化率と送信劣化率とを受信した合成音声付きSS用音発生部743は、受信劣化率と送信劣化率を出力する合成音声を生成してサイトサーベイ音に合成する。このようにして生成された合成音声付きサイトサーベイ音は無線端末170に送信される(S2088)。
The SS sound generation unit with
そして、再び、合成音声付きSS用音発生部743で生成されたサイトサーベイ音が無線端末170に送信される(S2089)。
Then, the site survey sound generated by the SS sound generator with
以上のようにして、受信劣化率と送信劣化率を出力する合成音声が合成されたサイトサーベイ音が特定の周期で無線端末170に送信されるようになる。
As described above, the site survey sound obtained by synthesizing the synthesized speech that outputs the reception deterioration rate and the transmission deterioration rate is transmitted to the
なお、無線端末170のユーザがサイトサーベイ音の受信を終了する場合には、入力部176を介して終了指示を入力することにより、アプリケーション処理部174がBYEメッセージを生成して、AP710に送信する(S2090)。
When the user of the
これを受けたAP710では、SIP制御部133が、リクエストの成功応答である200OKメッセージを生成して、無線部120を介して無線端末170に送信することで、音声通信を停止する(S2091)。
In the
以上のような処理を行うことにより、本実施形態においては、無線端末170での合成音声付きのサイトサーベイ音を聴取することで、無線端末170からAP710への通信状況と、AP710から無線端末170への通信状況と、の双方の通信状況を容易に確認することができる。
By performing the processing as described above, in the present embodiment, by listening to the site survey sound with synthesized speech at the
以上に記載した実施形態においては、通信状況検査部737において、予め定められた期間内における受信すべき受信応答の数に対する、受信すべき受信応答の数から実際に受信した受信応答の数の差分値、の割合を送信劣化率として算出しているが、このような態様に限定されず、例えば、予め定められた期間内において送信したパケットの数に対する、当該送信したパケット数から実際に受信した受信応答の数の差分値、の割合を送信劣化率として算出することも可能である。
In the embodiment described above, in the communication
さらに、予め定められた期間内において送信しようとしたパケットの数に対する、再送打ち切りとなった送信パケットの数、の割合を送信劣化率として算出することも可能である。 Furthermore, it is also possible to calculate the ratio of the number of transmission packets whose retransmission is aborted with respect to the number of packets to be transmitted within a predetermined period as the transmission deterioration rate.
また、以上に記載した第四の実施形態においては、通信状況検査部737で算出した受信劣化率と送信劣化率を特定する合成音声を、サイトサーベイ音に合成して無線端末170に送信するようにしているが、例えば、図17(第四の実施形態の変形例であるAP810の概略図)に示すAP810のように、ブラウザ画面生成部844を設けて、通信状況検査部737で算出した受信劣化率と送信劣化率を特定する文字列を有するブラウザ画面の画像データを生成して、無線端末170に送信するようにしてもよい。
In the fourth embodiment described above, the synthesized voice specifying the reception degradation rate and the transmission degradation rate calculated by the communication
そして、無線端末170では、予めブラウザを立ち上げておくことで、アプリケーション処理部174が当該ブラウザの画像表示領域に、受信した画像データを表示する。
In the
このような処理を行うことで、無線端末170のユーザは、サイトサーベイ音で通信状況を確認することも、ブラウザ画面で通信状況を確認することも可能であり、容易に通信状況を確認することができる。
By performing such processing, the user of the
図18は、本発明の第五の実施形態である通信システム900の概略図である。
FIG. 18 is a schematic diagram of a
図示するように、通信システム900は、第一のAP910Aと、第二のAP910Bと、無線端末170と、を備え、第一のAP910A及び第二のAP910Bはネットワーク180に接続されている。
As illustrated, the
本実施形態では、第一のAP910A及び第二のAP910Bを用いることで、ハンドオーバし易い位置を検出するためにサイトサーベイ音を送出する通信システムを説明する。
In the present embodiment, a communication system that transmits a site survey sound in order to detect a position that is easily handed over by using the
図19は、第一のAP910Aの概略図である。
FIG. 19 is a schematic diagram of the
図示するように、第一のAP910Aは、無線部120と、制御部930と、記憶部150と、有線部160と、を備え、第一の実施形態と比較して、制御部930が異なっているため、以下、この異なっている点に関連する事項について説明する。
As shown in the figure, the
本実施形態における制御部930は、通信処理部931と、番号検査部932と、SIP制御部133と、SS用音発生部134と、パケット化部135と、を備えており、第一の実施形態と異なり、通信処理部931及び番号検査部932での処理が異なるため、以下、これらの異なる点について説明する。
The
通信処理部931は、第一の実施形態と同様の処理を行うほか、IEEE802.11で定めるハンドオーバ処理を行う際に、無線端末の接続元のAPから通知される無線端末170の宛先の電話番号を抽出して、番号検査部932に出力する。
The
番号検査部932は、第一の実施形態と同様の処理を行うほか、本実施形態においては、ハンドオーバ処理の際に、通信処理部931から通知される電話番号の特番判定を行う。
In addition to performing the same processing as in the first embodiment, the
特番判定は、第一の実施形態と同様に、通信処理部931から通知された電話番号が、記憶部150の識別番号記憶領域151に記憶されている特番と一致するか否かで行う。
Similar to the first embodiment, the special number determination is performed based on whether or not the telephone number notified from the
第二のAP910Bは、第一のAP910Aと同様に構成されているが、第一のAP910Aとは異なる周波数のサイトサーベイ音をSS用音発生部134で生成するようにしている。なお、第一のAP910Aとは異なる周波数のサイトサーベイ音は、無線端末170のユーザがこれらのサイトサーベイ音を異なるものとして識別することのできる範囲で適宜選択すればよい。
The second AP 910 </ b> B is configured in the same manner as the first AP 910 </ b> A, but a site survey sound having a frequency different from that of the first AP 910 </ b> A is generated by the
以上に記載した第五の実施形態である通信システム900における処理シーケンスを図20に示すシーケンス図を用いて説明する。
A processing sequence in the
図20のステップS2100〜ステップS2111は、図6のステップS2020〜ステップS2031と同様であるため、説明を省略する。 Steps S2100 to S2111 in FIG. 20 are the same as steps S2020 to S2031 in FIG.
無線端末170が、ステップS2111において、第一のAP910Aからサイトサーベイ用の音を音声信号として受信している際に、無線端末170のユーザが無線端末170を持って、第一のAP910Aからの位置を移動すること等により、第一のAP910Aからの受信電力等が低下した場合には、無線端末170は、第二のAP910Bに無線の接続要求を行う(S2112)。
When the
このような接続要求を受信した第二のAP910Bでは、受信した接続要求を正当なものと判断することにより、無線接続を許可する(S2113)。
The
次に、第一のAP910Aと第二のAP910Bとの間で、ハンドオーバのための情報を交換する(S2114)。
Next, information for handover is exchanged between the
ここで、ハンドオーバの際には、ハンドオーバ元の第一のAP910Aから第二のAP910Bに無線端末170のIPアドレス、発呼状態(ここでは、話し中)及び宛先電話番号を少なくとも知らせることになっている。
Here, at the time of handover, at least the IP address of the
このような情報を受信した通信処理部931は、宛先電話番号を番号検査部932に出力することで、番号検査部932が特番判定を行う(S2115)。
Receiving such information, the
ここで、無線端末170からかけられた電話番号は、予め定められた特番になっているため、第二のAP910BのSIP制御部133は、SS用音発生部134において生成されたサイトサーベイ音(第一のAP910Aとは異なる周波数のもの)をパケット化部135でIPパケットに格納して、無線部120を介して無線端末170に送信する(S2116)。
Here, since the telephone number dialed from the
なお、無線端末170のユーザがサイトサーベイ音の受信を終了する場合には、入力部176を介して終了指示を入力することにより、アプリケーション処理部174がBYEメッセージを生成して、第二のAP910Bに送信する(S2117)。
When the user of the
これを受けた第二のAP910Bでは、SIP制御部133が、リクエストの成功応答である200OKメッセージを生成して、無線部120を介して無線端末170に送信することで、音声通信を終了する(S2118)。
In the
以上のような処理を行うことにより、本実施形態では、隣接するAPが生成するサイトサーベイ音の周波数を互いに異ならせて、サイトサーベイを行っているユーザがサイトサーベイ音を聞きながら無線端末を持って移動すると、サイトサーベイ音の周波数が変化する位置を聴取して、ハンドオーバが発生した位置を特定することができる。 By performing the processing as described above, in this embodiment, the frequency of the site survey sound generated by the adjacent APs is different from each other, and the user who is conducting the site survey holds the wireless terminal while listening to the site survey sound. The position where the handover occurs can be specified by listening to the position where the frequency of the site survey sound changes.
その結果、ハンドオーバした位置が、通路や部屋の境界などのようにユーザが滞在せず、ハンドオーバしても問題がない場所か、居室の中央のようにユーザが滞在し、ハンドオーバが生ずると問題が生ずる場所か、を容易に判断できる。 As a result, if the user does not stay at the location where the handover has taken place, such as a passage or a room boundary, and there is no problem with the handover, or if the user stays at the center of the room and a handover occurs, there is a problem. It is easy to determine where this occurs.
なお、以上に記載した実施形態においては、第一のAP910A及び第二のAP910BのSS用音発生部134で生成するサイトサーベイ音をはじめから各々異なるものを生成するようにしているが、このような態様に限定されず、例えば、図20のステップS2114でのハンドオーバ処理において、第一のAP910Aから第二のAP910Bに自装置が送信しているサイトサーベイ音の周波数を特定する情報を通知するようにしてもよい、このような情報を第二のAP910Bが取得することにより、SIP制御部133がSS用音発生部134に第一のAP910Aから送信しているものとは異なる周波数のサイトサーベイ用の音を生成するように指示を出し、SS用音発生部134で指示された周波数のサイトサーベイ音を生成するようにしてもよい。
In the embodiment described above, the site survey sounds generated by the
また、通常、隣接するAP同士のチャンネル周波数は異なるものを使用するため、各APが生成するサイトサーベイ音を各APが使用するチャンネル周波数毎に異なるようにしておくことも可能である。 In addition, since the channel frequencies of adjacent APs are usually different, the site survey sound generated by each AP can be made different for each channel frequency used by each AP.
さらに、無線を介して、AP毎にサイトサーベイ音として使用する周波数を特定する情報を通知するようにしてもよい。例えば、APが送信するビーコン信号にサイトサーベイ音として使用する周波数を特定する情報を付加して、他のAPに自装置が使用するサイトサーベイ音の周波数を通知してもよい。このような場合には、先にビーコン信号を送信したAPが通知したサイトサーベイ音の周波数を使用し、他のAPは他の周波数を使用するようにすることができる。また、特番を判定した後に、APから送信するビーコン信号にサイトサーベイ音の周波数を特定する情報を付加するようにしてもよい。このような場合には、ハンドオーバ先のAPは、ハンドオーバ元のAPのビーコン信号に付加されているサイトサーベイ音の周波数以外の周波数でサイトサーベイ音を生成すればよい。 Furthermore, you may make it notify the information which identifies the frequency used as a site survey sound for every AP via a radio | wireless. For example, information specifying the frequency used as the site survey sound may be added to the beacon signal transmitted by the AP, and the frequency of the site survey sound used by the own device may be notified to another AP. In such a case, the frequency of the site survey sound notified by the AP that previously transmitted the beacon signal can be used, and other APs can use other frequencies. Further, after determining the special number, information specifying the frequency of the site survey sound may be added to the beacon signal transmitted from the AP. In such a case, the handover destination AP may generate the site survey sound at a frequency other than the frequency of the site survey sound added to the beacon signal of the handover source AP.
加えて、有線を介して、AP毎にサイトサーベイ音として使用する周波数を特定する情報を通知するような場合には、例えば、無線端末170に接続許可を出したAPが、特番を判定した後に、ブロードキャストでサイトサーベイ音の周波数を特定する情報を通知するようにしてもよい。このような場合には、ハンドオーバ先のAPは、ハンドオーバ元のAPからブロードキャストで通知されたサイトサーベイ音の周波数以外の周波数でサイトサーベイ音を生成すればよい。
In addition, when notifying information specifying the frequency used as the site survey sound for each AP via a wired line, for example, after the AP that has given connection permission to the
図21は、本発明の第六の実施形態である通信システムで用いられる第一のAP1010Aの概略図である。本実施形態における通信システムは、第五の実施形態と同様に、無線端末170と、複数のAP(第一のAP1010A、第二のAP1010B)と、を備えている。
FIG. 21 is a schematic diagram of a
図示するように、第一のAP1010Aは、無線部120と、制御部1030と、記憶部150と、有線部160と、を備え、第一の実施形態と比較して、制御部1030が異なっているため、以下、この異なっている点に関連する事項について説明する。
As illustrated, the
本実施形態における制御部1030は、通信処理部1031と、番号検査部132と、SIP制御部133と、SS用音発生部134と、パケット化部135と、ハンドオーバ停止処理部1045と、を備えており、第一の実施形態と異なり、通信処理部1031での処理、および、ハンドオーバ停止処理部1045が備えられていること、が異なるため、以下、これらの異なる点について説明する。
The
通信処理部1031は、第一の実施形態と同様の処理を行うほか、ハンドオーバ停止処理部1045から、ハンドオーバの停止通知を受けた場合には、IEEE802.11で定めるハンドオーバ処理を停止する。
In addition to performing the same processing as in the first embodiment, the
具体的には、無線端末170からの無線接続要求に対して、接続許可を送信しないようにする。
Specifically, connection permission is not transmitted in response to a wireless connection request from the
ハンドオーバ停止処理部1045は、番号検査部132における特番判定において、特番の検知がなされた場合には、ハンドオーバを停止する旨を特定する情報を、有線部160を介して、他のAP(第二のAP1010B)に通知する。
When a special number is detected in the special number determination in the
他のAPへの通知は、予め通知するAPのアドレス情報を取得しておき、取得しているアドレス情報で特定されるAPに送信してもよく、また、ブロードキャストで送信してもよい。 Notifications to other APs may be acquired in advance by transmitting the address information of the AP to be notified, and may be transmitted to the AP specified by the acquired address information, or may be transmitted by broadcast.
また、ハンドオーバ停止処理部1045は、有線部160を介して他のAPからハンドオーバを停止する旨を特定する情報を受信した場合には、その旨を通信処理部1031に通知する。
In addition, when the handover
以上のように構成される第六の実施形態である通信システムでの処理シーケンスを図22に示すシーケンス図を用いて説明する。 A processing sequence in the communication system according to the sixth embodiment configured as described above will be described with reference to a sequence diagram shown in FIG.
まず、無線端末170の通信処理部173が、第一のAP1010Aに対して無線での接続要求を行う(S2120)。
First, the
このような接続要求を受信した第一のAP1010Aでは、受信した接続要求を正当なものと判断した場合には、無線接続を許可する(S2121)。
When the
第一のAP1010Aからの無線接続の許可を受信した無線端末170では、アプリケーション処理部174がSIPに従ったREGISTERメッセージを生成して、無線部178を介して第一のAP1010Aに送信する(S2122)。
In the
この際、無線端末170のユーザ(サイトサーベイを行う者)は入力部176を介して予め定められた識別情報(例えば、送出先電話番号、宛先IPアドレス、送信元IPアドレス、発呼元電話番号等)を入力しておくことで、アプリケーション処理部174又は通信処理部173が当該識別情報をREGISTERメッセージのIPパケットに含めて、第一のAP1010Aに送信する。
At this time, the user of the wireless terminal 170 (the person who performs the site survey) is provided with identification information (for example, a transmission destination telephone number, a destination IP address, a transmission source IP address, a calling party telephone number) determined in advance via the
第一のAP1010Aでは、通信処理部1031が無線端末170から受信したIPパケットより予め定められた識別情報を抽出し、番号検査部132に出力して、番号検査部132が判定を行う(S2123)。
In the
番号検査部132での判定は、通信処理部1031より入力された識別情報が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されているか否かで行う。
The determination by the
番号検査部132において、通信処理部1031より入力された識別情報が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されているものと判定された場合には、SIP制御部133がリクエスト成功の応答メッセージである200OKのメッセージを無線端末170に無線部120を介して送信する(S2124)。
When the
200OKのメッセージを受信した無線端末170は、無線端末170のユーザが入力部176を介して電話番号を入力することにより、アプリケーション処理部174がSIPのINVITEメッセージを生成して、通信処理部173及び無線部171を介して、第一のAP1010Aに送信する(S2125)。
When the
この際、無線端末170のユーザは、サイトサーベイを行うために、予め定められた特番を入力部176を介して入力するものとする。
At this time, it is assumed that the user of the
INVITEメッセージを受信した第一のAP1010Aでは、通信処理部1031がINVITEメッセージから電話番号を取得し、番号検査部132に出力し、番号検査部132で特番判定を行う(S2126)。
In the
特番判定は、通信処理部1031より入力された電話番号が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致するか否かで行う。
The special number determination is performed based on whether or not the telephone number input from the
通信処理部1031より入力された電話番号が、記憶部150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致する場合には、SIP制御部133は、INVITEメッセージの送信元である無線端末170にリクエストの受信応答メッセージである100TRYINGメッセージを送信し(S2127)、また、リクエストの処理中であること示すメッセージである180RINGINGメッセージを送信する(S2128)。
When the telephone number input from the
そして、ハンドオーバ停止処理部1045は、第二のAP1010Bにハンドオーバを停止する旨を特定する情報を送信する(S2129)。ここで、本シーケンスでは、当該情報をブロードキャストで送信するものとする。
Then, the handover
このような情報を受信した第二のAP1010Bでは、ハンドオーバ停止処理部1045から通信処理部1031に通知が行われ、通信処理部1031では、ハンドオーバ処理を停止する(S2130)。
In the
一方、第一のAP1010Aでは、SIP制御部133が、SS用音発生部134において特定の周波数の音(サイトサーベイ用音)を生成させて、パケット化部135でIPパケットに格納し、呼出信号として無線端末170に送信する(S2131)。
On the other hand, in the
ここで、無線端末170のユーザが無線端末170の位置を移動させることで、無線端末170において第一のAP1010Aからの受信電力が弱くなった場合等には、無線端末170から第二のAP1010Bに無線接続要求が送信されるが(S2132)、第二のAP1010Bでは、通信処理部1031においてハンドオーバ処理が停止されているため、無線接続の許可が送信されずに、第一のAP1010Aからの呼出信号(サイトサーベイ音)の送出が継続される(S2133)。
Here, when the user of the
そして、サイトサーベイが終了した場合等には、無線端末170のユーザが入力部176を介してキャンセルを指示することで、アプリケーション処理部174は、CANCELメッセージを生成し、通信処理部173及び無線部171を介して第一のAP1010Aに送信する(S2134)。CANCELメッセージを受信した第一のAP1010Aは、SIP制御部133よりSS用音発生部134にサイトサーベイ音の生成を停止させ、呼出信号の送出を停止する。
When the site survey is completed, the
以上のように、本実施形態によれば、APを用いて実際の通信を開始した後においても、特定の電話番号を指定してサイトサーベイを行うことができ、また、他のAPにハンドオーバすることがないため、一つのAPとの間の通信状況を確認することができる。 As described above, according to the present embodiment, a site survey can be performed by designating a specific telephone number even after actual communication is started using an AP, and handover to another AP is performed. Therefore, it is possible to confirm the communication status with one AP.
図23は、本発明の第七の実施形態である通信システムで用いられる第一のAP1110Aの概略図である。本実施形態における通信システムは、第五の実施形態と同様に、無線端末170と、複数のAP(第一のAP1110A、第二のAP1110B)と、を備えている。
FIG. 23 is a schematic diagram of the
図示するように、第一のAP1110Aは、無線部120と、制御部1130と、記憶部1150と、有線部160と、を備え、第一の実施形態と比較して、制御部1130及び記憶部1150が異なっているため、以下、この異なっている点に関連する事項について説明する。
As illustrated, the
本実施形態における制御部1130は、通信処理部131と、番号検査部132と、SIP制御部1133と、SS用音発生部134と、パケット化部135と、負荷用音発生部1146と、負荷用音送信指示部1147と、を備えており、第一の実施形態と異なり、SIP制御1133での処理、負荷用音発生部1146及び負荷用音送信支持部1147が設けられていること、が異なっているため、以下、これらの異なる点について説明する。
In this embodiment, the
SIP制御部1133は、番号検査部132において、通信処理部131入力された識別情報に一致する情報が、記憶部150に記憶されている識別情報記憶領域151に記憶されていると判定した際に、後述する読出制御部1136を介して、記憶部1150の送出パケット記憶領域1152よりSS用音発生部134で生成したサイトサーベイ音、または、負荷用音発生部1146で生成した負荷用音、を読み出して、無線部120を介して各々の送信先に送信する。
When the
ここで、負荷用音については、架空の無線端末に送信する。例えば、実在しない(実在し得ない)無線端末のアドレスを予め記憶しておき、当該アドレス宛に無線信号を送信する。 Here, the load sound is transmitted to a fictitious wireless terminal. For example, the address of a wireless terminal that does not exist (cannot exist) is stored in advance, and a wireless signal is transmitted to the address.
また、SIP制御部1133は、後述する負荷用音送信指示部1147より他のAPから負荷用の音の送信指示を受けた旨の通知を受けた場合にも、負荷用音発生部1146で生成した負荷用音をパケット化部135でIPパケットに格納して、無線部120を介して架空の無線端末に送信する。
The
読出制御部1136は、SS用音発生部134で生成されたサイトサーベイ音、および、負荷用音発生部1146で生成された負荷用音、のそれぞれをパケット化部135でIPパケットに格納し、それぞれを識別可能に記憶部1150の送出パケット記憶領域1152に記憶する。
The
そして、読出制御部1136は、SIP制御部1133におけるバックオフ制御による送信先への送出指示に応じて、送出パケット記憶領域1152から当該送出先へのIPパケットを読み出し、無線部120を介して送信する。
Then, the
負荷用音発生部1146は、負荷用に使用される特定の音を生成する。この負荷用の特定の音については、可聴帯域の周波数から特定の周波数の音を適宜選択するのが望ましい。
The
負荷用音送信指示部1147は、番号検査部132において、通信処理部131より入力された識別情報に一致する情報が、記憶部150に記憶されている識別情報記憶領域151に記憶されていると判定した際に、負荷用の音を送信する指示を特定する情報を、有線部160を介して、他のAP(第二のAP1110B)に通知する。
In the load sound
他のAPへの通知は、予め通知するAPのアドレス情報を取得しておき、取得しているアドレス情報で特定されるAPに送信してもよく、また、ブロードキャストで送信してもよい。 Notifications to other APs may be acquired in advance by transmitting the address information of the AP to be notified, and may be transmitted to the AP specified by the acquired address information, or may be transmitted by broadcast.
また、負荷用音送信指示部1147は、有線部160を介して他のAPから負荷用の音を送信する指示を特定する情報を受信した場合には、その旨をSIP制御部1133に通知する。
When the load sound
記憶部1150は、識別情報記憶領域151と、送出パケット記憶領域1152と、を備え、第一の実施形態と比較して、送出パケット記憶領域1152が設けられている点で異なっているため、以下、この異なっている点に関連する事項について説明する。
The
送出パケット記憶領域1152には、読出制御部1136の指示に応じて、パケット化部135で生成されたサイトサーベイ音及び負荷用音発生部1146で生成された負荷用音のIPパケットが格納される。
The transmission
以上のように構成される第七の実施形態である通信システムでの処理シーケンスを図24に示すシーケンス図を用いて説明する。 A processing sequence in the communication system according to the seventh embodiment configured as described above will be described with reference to a sequence diagram shown in FIG.
まず、無線端末170の通信処理部173が、第一のAP1110Aに対して無線での接続要求を行う(S2140)。
First, the
このような接続要求を受信した第一のAP1110Aでは、受信した接続要求を正当なものと判断することにより、無線接続を許可する(S2141)。
The
第一のAP1110Aからの無線接続の許可を受信した無線端末170では、アプリケーション処理部174がSIPに従ったREGISTERメッセージを生成して、無線部178を介して第一のAP1110Aに送信する(S2142)。
In the
この際、無線端末170のユーザ(サイトサーベイを行う者)は入力部176を介して予め定められた識別情報(例えば、送出先電話番号、宛先IPアドレス、送信元IPアドレス、発呼元電話番号等)を入力しておくことで、アプリケーション処理部174又は通信処理部173が当該識別情報をREGISTERメッセージのIPパケットに含めて、第一のAP1110Aに送信する。
At this time, the user of the wireless terminal 170 (the person who performs the site survey) is provided with identification information (for example, a transmission destination telephone number, a destination IP address, a transmission source IP address, a calling party telephone number) determined in advance via the
第一のAP1110Aでは、通信処理部131が無線端末170から受信したIPパケットより予め定められた識別情報を抽出し、番号検査部132に出力して、番号検査部132が判定を行う(S2143)。
In the
番号検査部132での判定は、通信処理部131より入力された識別情報が、記憶部1150の識別情報記憶領域151に記憶されているか否かで行う。ここで、本シーケンスでは、通信処理部131より入力された識別情報が、記憶部1150の識別情報記憶領域151に記憶されているものとして処理を説明する。
The determination by the
番号検査部132において、通信処理部131より入力された識別情報が、記憶部1150の識別情報記憶領域151に記憶されているものと判定された場合には、SIP制御部1133がリクエスト成功の応答メッセージである200OKのメッセージを無線端末170に無線部120を介して送信する(S2144)。
When the
200OKのメッセージを受信した無線端末170は、無線端末170のユーザが入力部176を介して電話番号を入力することにより、アプリケーション処理部174がSIPのINVITEメッセージを生成して、通信処理部173及び無線部171を介して、第一のAP1110Aに送信する(S2145)。
When the
この際、無線端末170のユーザは、サイトサーベイを行うために、予め定められた特番を入力部176を介して入力するものとする。
At this time, it is assumed that the user of the
INVITEメッセージを受信した第一のAP1110Aでは、通信処理部131がINVITEメッセージから電話番号を取得し、番号検査部132に出力し、番号検査部132で特番判定を行う(S2146)。
In the
特番判定は、通信処理部131より入力された電話番号が、記憶部1150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致するか否かで行う。
The special number determination is performed based on whether or not the telephone number input from the
通信処理部131より入力された電話番号が、記憶部1150の識別情報記憶領域151に記憶されている特番に一致する場合には、SIP制御部1133は、INVITEメッセージの送信元である無線端末170にリクエストの受信応答メッセージである100TRYINGメッセージを送信し(S2147)、また、リクエストの処理中であること示すメッセージである180RINGINGメッセージを送信する(S2148)。
If the telephone number input from the
そして、負荷用音送信指示部1147は、第二のAP1110Bに負荷用の音の送信を指示する旨を特定する情報を送信する(S2149)。ここで、本シーケンスでは、当該情報をブロードキャストで送信するものとする。
Then, the load sound
このような情報を受信した第二のAP1110Bでは、負荷用音送信指示部1147からSIP制御部1133に通知が行われ、SIP制御部1133では、負荷用音発生部1146で生成した負荷用の音を、パケット化部135でIPパケットに格納して、無線部120を介して架空の無線端末に送信する(S2150)。
In the
一方、第一のAP1110Aでは、SIP制御部1133が、送信元の無線端末170に対して、呼出信号を送信し(S2151)、応答メッセージである200OKのメッセージを送信して(S2152)、無線端末170との間で音声信号の通信を開始する(S2153)。
On the other hand, in the
この際、SIP制御部1133は、SS用音発生部134でサイトサーベイ音を生成させ、また、負荷用音発生部1146で負荷用音を生成させて、それぞれパケット化部135においてIPパケットに格納し、送出パケット記憶領域1152に格納してから、読出制御部1136がこれらのIPパケットを読み出して、無線部120を介して、それぞれの宛先に送信する。
At this time, the
なお、無線端末170のユーザがサイトサーベイ音の受信を終了する場合には、入力部176を介して終了指示を入力することにより、アプリケーション処理部174がBYEメッセージを生成して、第一のAP1110Aに送信する(S2154)。
When the user of the
これを受けた第一のAP1110Aでは、SIP制御部1133が、リクエストの成功応答である200OKメッセージを生成して、無線部120を介して無線端末170に送信することで、音声通信を終了する(S2155)。
In response to this, in the
また、第一のAP1110Aの送信負荷用音送信指示部1147では、負荷用音の送信を停止する旨の指示を特定する情報を、第二のAP1110Bに送信する(S2156)。
In addition, the transmission load sound
このような指示を受けた第二のAP1110Bは、送信負荷用音送信指示部1147から、SIP制御部1133に当該指示を通知して、負荷用音の生成及び送信を停止する。
Receiving such an instruction, the
以上のように、本実施形態によれば、複数のAPで通信を行っている場合(他のAPにより干渉がある場合)における通信の状況を実際に使用する無線端末を使用して確認することができる。 As described above, according to the present embodiment, when communication is performed with a plurality of APs (when there is interference due to other APs), the communication status can be confirmed using a wireless terminal that is actually used. Can do.
また、以上の実施形態において、サイトサーベイ音の周波数を煩雑に切替えるとサイトサーベイ者は判断しにくいので、送信及び受信劣化率としては、例えば1秒程度の周期で算出して、当該受信劣化率に応じた周波数のサイトサーベイ音をAPから無線端末に送信するようにしてもよい。 In the above embodiment, since it is difficult for a site surveyor to judge if the frequency of the site survey sound is changed complicatedly, the transmission and reception deterioration rates are calculated in a cycle of about 1 second, for example, and the reception deterioration rates are calculated. A site survey sound having a frequency corresponding to the frequency may be transmitted from the AP to the wireless terminal.
また、以上の実施形態では、サイトサーベイ音として一定の周波数の音を使用したが、このような態様に限定されず、例えば、音量の大きな音と音量の小さい音とを繰り返して、その大きい音と小さい音の周期の長短でパケットロスの大小を表示しても良い。 In the above embodiment, a sound having a constant frequency is used as the site survey sound. However, the present invention is not limited to such a mode. For example, a sound with a large volume and a sound with a low volume are repeatedly generated. The magnitude of the packet loss may be displayed by the length of the small sound cycle.
以上に記載した実施形態では、制御部における各機能部をソフトウェアにおいて実現することもできるし、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積ロジックICによりハード的に実行されるものであってもよい。 In the embodiment described above, each functional unit in the control unit can be realized by software, or, for example, by hardware using an integrated logic IC such as an application specific integrated circuit (ASIC) or a field programmable gate array (FPGA). It may be executed.
100、900 通信システム
110、210、310、410、510、610、710、810、910、1010、1110 AP
120 無線部
130、230、330、430、530、630、730、830、930、1030、1130 制御部
150、250、1150 記憶部
160 有線部
170 無線端末
121、178 アンテナ
131、931、1031、1131 通信処理部
132、932 番号検査部
133、333、433、533、633 SIP制御部
134、539、540、639、640、641、642 SS用音発生部
135 パケット化部
151 識別情報記憶領域
171 無線部
172 制御部
173 通信処理部
174 アプリケーション処理部
175 記憶部
176 入力部
177 出力部
180 ネットワーク
236、1136 読出し制御部
252 送出パケット記憶領域
337、637、737 通信状況検査部
438 無音発生部
743 合成音声付きSS用音発生部
844 ブラウザ画面生成部
1045 ハンドオーバ停止処理部
1146 負荷用音発生部
1147 負荷用音送信指示部
1152 送出パケット記憶領域
100, 900
120
Claims (9)
前記無線中継装置は、サイトサーベイ用のサイトサーベイ音を生成して前記無線端末に送信すること、
を特徴とする通信システム。 A communication system comprising a wireless terminal and a wireless relay device,
The wireless relay device generates a site survey sound for a site survey and transmits the site survey sound to the wireless terminal;
A communication system characterized by the above.
前記無線中継装置は、前記無線端末から特定の識別情報が送信されてきた場合に、前記無線端末に前記サイトサーベイ音を送信すること、
を特徴とする通信システム。 The communication system according to claim 1,
The wireless relay device transmits the site survey sound to the wireless terminal when specific identification information is transmitted from the wireless terminal;
A communication system characterized by the above.
前記無線中継装置は、サイトサーベイ用のサイトサーベイ音を生成して前記無線端末に送信するものであり、
通信エリアの重なる一の無線中継装置及び他の無線中継装置は、それぞれ異なるサイトサーベイ音を生成して前記無線端末に送信するものであること、
を特徴とする通信システム。 A communication system comprising a wireless terminal and a plurality of wireless relay devices,
The wireless relay device generates a site survey sound for a site survey and transmits it to the wireless terminal,
One wireless relay device and other wireless relay devices with overlapping communication areas generate different site survey sounds and transmit them to the wireless terminal,
A communication system characterized by the above.
サイトサーベイ用のサイトサーベイ音を生成して前記無線端末に送信すること、
を特徴とする無線中継装置。 A wireless relay device that relays communication with a wireless terminal,
Generating a site survey sound for a site survey and transmitting it to the wireless terminal;
A wireless relay device characterized by the above.
前記無線端末から特定の識別情報が送信されてきた場合に、前記無線端末に前記サイトサーベイ音を送信すること、
を特徴とする無線中継装置。 The wireless relay device according to claim 4,
Transmitting the site survey sound to the wireless terminal when specific identification information is transmitted from the wireless terminal;
A wireless relay device characterized by the above.
通信エリアの重なる他の無線中継装置が送信するサイトサーベイ音とは異なるサイトサーベイ音を生成して前記無線端末に送信すること、
を特徴とする無線中継装置。 The wireless relay device according to claim 4,
Generating a site survey sound that is different from the site survey sound transmitted by other wireless relay devices with overlapping communication areas and transmitting to the wireless terminal;
A wireless relay device characterized by the above.
前記無線中継装置が、サイトサーベイ用のサイトサーベイ音を生成して前記無線端末に送信するサイトサーベイ音送信過程と、
前記無線端末が、前記サイトサーベイ音を再生するサイトサーベイ音再生過程と、
を備えることを特徴とするサイトサーベイ方法。 A site survey method in a communication system including a wireless terminal and a wireless relay device,
The wireless relay device generates a site survey sound for a site survey and transmits the site survey sound to the wireless terminal; and
A site survey sound reproduction process in which the wireless terminal reproduces the site survey sound;
A site survey method comprising:
前記サイトサーベイ音送信過程は、前記無線中継装置が、前記無線端末から特定の識別情報が送信されてきた場合に、前記無線端末に前記サイトサーベイ音を送信するものであること、
を特徴とするサイトサーベイ方法。 The site survey method according to claim 7,
The site survey sound transmission process is such that the wireless relay device transmits the site survey sound to the wireless terminal when specific identification information is transmitted from the wireless terminal.
A site survey method characterized by
前記一の無線中継装置が、サイトサーベイ用の第一のサイトサーベイ音を生成して前記無線端末に送信する第一のサイトサーベイ音送信過程と、
前記一の無線中継装置の通信エリアに重なる他の無線中継装置が、前記第一のサイトサーベイ音とは異なる第二のサイトサーベイ音を生成して前記無線端末に送信する第二のサイトサーベイ音送信過程と、
前記無線端末が、前記第一のサイトサーベイ音又は前記第二のサイトサーベイ音を再生する過程と、
を備えることを特徴とするサイトサーベイ方法。 A site survey method in a communication system including a wireless terminal and a plurality of wireless relay devices,
The first wireless relay device generates a first site survey sound for a site survey and transmits the first site survey sound to the wireless terminal; and
The second site survey sound that another radio relay device that overlaps the communication area of the one radio relay device generates a second site survey sound different from the first site survey sound and transmits the second site survey sound to the radio terminal. Sending process,
The wireless terminal playing back the first site survey sound or the second site survey sound;
A site survey method comprising:
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