JP2008212410A - 実験動物用保定器 - Google Patents

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Abstract

【課題】一人でも安全かつ容易に、実験動物に筋肉注射等の手技を行うことができる実験動物用の保定器を提供する。
【解決手段】本発明は、実験動物を保定する実験動物用保定器1であって、板状の本体2を備え、本体2の中心Cを通る中心線L1から左右いずれかの少なくとも一方に所定の距離離れた位置には、実験動物の後肢が少なくとも膝まで通過可能な径を有する後肢用孔4が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ラット、マウス等の実験動物に注射等を行うための実験動物用保定器に関する。
従来、ラットやマウス等の実験動物に対して注射等の手技を行う際に、筒体に実験動物を入れて保定し、中心に孔を設けたエンドプレートから尾を出して、尾の静脈又は動脈に対して、採血や注射等の手技が行える保定器が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−47502号公報
ところで、実験動物に麻酔をかける場合、特許文献1に記載の保定器では、静脈注射による麻酔が可能であるが、尾静脈への注射は血管が細くて見えにくく失敗することが多い。そこで、ジエチルエーテル等のガスを用いる吸入麻酔法が広く行われている。
しかしながら、このガスは引火性、爆発性があり手技者にとって危険である。さらに、臭いも不快で手技者にとって有害であるという問題がある。
また、上記ガスの濃度調節は困難であり、麻酔の失敗によって、実験動物が実験終了前に死んでしまうこともある。これは、実験動物にはできるだけ苦痛を与えず、使用する数を最小限にすべきであるという生命倫理上の観点からも問題がある。
この他に、腹腔内注射によって麻酔薬を投与する方法も行われているが、注射針によって腹腔内臓器が損傷されることがある。また麻酔薬が腹腔内臓器をコーティングするように分布するため、麻酔薬が臓器に影響を及ぼす懸念もある。従って、腹腔内臓器を材料として用いるような実験には適していない。
筋肉注射によって麻酔を行えば、上記のような問題は発生しないが、特許文献1に記載の保定器は、エンドプレートから尾しか出せない構造であるので、筋肉注射を行うことはできない。保定器を使わずに手技者が一人で筋肉注射を行うことは、実験動物が暴れる等の理由で非常に困難であり、手技者が手を噛まれてしまう等の問題もある。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、一人でも安全かつ容易に、実験動物に筋肉注射等の手技を行うことができる実験動物用の保定器を提供することを目的とする。
本発明は、実験動物を保定する実験動物用保定器であって、板状の本体を備え、前記本体の中心を通る中心線から左右いずれかの少なくとも一方に所定の距離離れた位置には、前記実験動物の後肢が少なくとも膝まで通過可能な径を有する後肢用孔が設けられていることを特徴とする。
なお、「中心」とは、幅方向又は長手方向の少なくともいずれか一方における中心を指す。
本発明の実験動物用保定器によれば、実験動物の後肢を後肢用孔に通すと、後肢を持つ手技者の手は本体によって実験動物から保護される。また、実験動物の後肢が筋肉注射の可能な状態で露出保定される。
前記本体の前記中心線上には、前記実験動物の尾部とほぼ同一の径を有する尾部用孔又は前記実験動物の尾部とほぼ同一の幅を有し、前記本体の周縁まで連続する尾部用溝が設けられてもよい。
前記後肢用孔には、前記後肢を固定するための後肢固定部が設けられてもよい。
本発明の実験動物用保定器は、前記本体の周縁部から前記後肢用孔の設けられた面に対して筒状に延出しており、かつ前記実験動物が反転できない程度の長さの側壁部をさらに備えてもよい。
さらに、本発明の実験動物用保定器は、前記実験動物を内部に収容する筒体をさらに備え、前記本体は前記筒体に着脱可能な形状であってもよい。
本発明の実験動物用保定器によれば、手技者が一人でも、実験動物に対して容易かつ安全に筋肉注射等の手技を行うことができる。
本発明の第1実施形態の実験動物用保定器(以下、単に「保定器」と称する。)について、図1及び図2を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態の保定器1は、樹脂、金属等で形成された直径約10センチメートルの円形かつ板状の本体2を備えている。
本体2は、紙や木等で形成されてもよいが、使用後に消毒し、再利用可能であるという面からは、樹脂や金属で形成されるのが好ましい。本体2の直径は上記の10センチメートルに限定されないが、手技者の手を良好に保護する観点からは8センチメートル以上、取り扱いを容易にする観点からは15センチメートル以下とするのが好ましい。
なお、上記数値はマウス等を対象とした数値であるが、より大きい、例えばラット等を対象とする場合は、本体の直径を30センチメートル程度に設定するのが好ましい。
また、本体2の厚みも特に限定されないが、後述する使用法との関係から、実験動物の尾部及び後肢を通しやすく、かつ尾部や後肢を固定した際に容易に変形しない程度の剛性を有する程度の厚みを有するのが好ましい。本実施形態の保定器1においては、本体2の厚さは1ミリメートルに設定されている。
本体2の中心Cと周縁の1点を通る第1中心線分L1の中点付近には、直径0.5センチメートルから1センチメートル程度の尾部用孔3が、貫通して設けられている。尾部用孔3の径は上記に限定されないが、対象となる実験動物の尾部の最も太い部分とほぼ同一又はそれよりわずかに大きい径に設定されると、尾部をより良好に固定できる。
なお、ラット等を対象とする場合は、直径を1センチメートルから1.5センチメートル程度に設定するのが好ましい。
第1中心線分L1と中心Cにおいて直交する第2中心線L2上の、尾部用孔3に対して中心Cより左側に所定の距離、例えば1センチメートル離れた位置には、実験動物の後肢を通す直径約2センチメートルの後肢用孔4が設けられている。
ラット等の場合は、中心Cより2センチメートル程度離れた位置に直径3センチメートル程度の後肢用孔4を設けるのが好ましい。
後肢用孔4の径は、後肢に対する筋肉注射を可能とするために、少なくとも対象となる実験動物の後肢が膝まで通過可能な大きさの径に設定される。後肢用孔4の径を、実験動物の後肢を付け根まで通せる、すなわち当該後肢の臀部が後肢用孔4から露出できる程度の大きさに設定すると、より筋肉注射を行いやすくなる。
また、多くの実験動物の後肢の断面は楕円形をしているため、後肢用孔4は楕円形に形成されるのが好ましい。この場合は楕円形の長径を上記数値に設定すればよい。
上記のように構成された保定器1の使用時の動作について、図2を参照して以下に説明する。ここでは、保定器1を用いてマウスに手技を行う場合を例にとって説明する。
まず、図2(a)に示すように、手技者がマウス(実験動物)100の尾部101をつまんで略上方に引き上げ、後肢のみを浮かせて、前肢のみが接地した、いわゆる「手押し車」のような状態にする。このようにするとマウスは本能的に前肢で前方に進もうとするため、後を向きにくくなる。
この状態で、つまんだ尾部101を本体2の尾部用孔3に裏側から通し、図2(b)に示すように、尾部用孔3を通したマウス100の尾部101を保持して保定する。この状態で、尾静脈や尾動脈に対して、注射や採血等の手技を行うことができる。
筋肉注射を行う場合は、図2(b)の状態を保持しながら、図2(c)に示すように、マウス100の左後肢102を後肢用穴4に通して保定する。このとき、左後肢102を固定するだけで、尾部101及び左後肢102を本体2に保定することができる。後肢用孔4からはマウス100の臀部が露出するので、手技者は臀部の筋肉に対して筋肉注射等の手技を行うことができる。
左後肢102を後肢用孔4に通す方法は、手技者が右利きの場合に適している。左利きの手技者が手技を行う場合は、本体2を裏返し、後肢用孔4が、手技者から見て尾部用孔3の右側に位置する状態で、マウス100の右後肢103を後肢用孔4に通すことによって円滑に手技を行うことができる。
本実施形態の保定器1によれば、マウス等の実験動物の尾部を尾部用孔3に通して尾部を保定すると、マウスが本能的に前進しようとするため、手技者が手をかまれる危険が少なくなる。万一、マウスが後を向いた際でも、本体2によって手技者の手が覆われているため、手技者はマウスに手を噛まれにくい。従って、手技者は一人でも容易かつ安全に実験動物を保定することができる。
また、実験動物の尾部を保定しながら、後肢を後肢用孔4に通すことによって、後肢を筋肉注射可能な状態に露出させることができるので、実験動物に対して容易かつ安全に筋肉注射を行うことができる。さらに、後肢用孔4の径が、対象であるマウスの後肢が付け根まで通過する、約2センチメートルに設定されているので、筋肉注射に適した臀部を露出させて保定することができる。
次に、本発明の第2実施形態の保定器について、図3を参照して説明する。本実施形態の保定器11と第1実施形態の保定器1との異なるところは、側壁部が設けられている点、尾部用孔に代えて尾部用溝が設けられている点、及び後肢用孔の数及び形状の点である。
図3は本実施形態の保定器11の斜視図である。本実施形態の保定器の本体12は、樹脂等で形成されており、中心Cと本体12の周縁の1点を結ぶ線上には、尾部用孔3の直径と略同一の幅を有する尾部用溝14が、本体12の周縁まで連続して設けられている。
後肢用孔15は、中心Cの左右にそれぞれ1個ずつ、計2個設けられている。各後肢用孔15には、ゴム等の弾性材料からなる略二等辺三角形の8枚の舌片(後肢固定部)16が、後肢用孔15を閉じるように裏側から取付けられている。
また、本体12の周縁からは、厚さ方向、すなわち後肢用孔15が設けられた面に対して垂直方向に略筒状に延出する側壁部17が設けられている。側壁部17の長さは、対象の実験動物の体長を考慮して、実験動物が反転できない程度の長さに設定される。本実施形態においては、5センチメートルの長さに設定されている。側壁部17にも尾部用溝14Aが本体12から連続するように端部まで設けられている。
上記のように構成された保定器11の使用時の動作について、図3を参照して説明する。ここでは、保定器11を用いてラットに手技を行う場合を例にとって説明する。
まず手技者がラット(実験動物)200の尾部201をつかみ、側壁部17側から尾部用溝14Aに通して尾部用溝14に保定する。このとき、ラット200は側壁部17によって移動が規制され、反転して手技者側に向くことが困難になる。
尾部201を保定しながら、第1実施形態の保定器1の使用時と同様の操作で、左右いずれかの後肢202を、後肢用孔15を通して露出させる。いずれの後肢用孔15を用いるかは、手技者の利き腕等によって決めればよい。
後肢用孔15から露出したラット200の後肢202は、図3に示すように、後肢用孔15に設けられた舌片16が抵抗となって後肢用孔15に固定され、手技者が手を放しても容易に抜けにくくなる。
本実施形態の保定器11によれば、本体12の周縁と連続した尾部用溝14に実験動物の尾部を通して尾部を固定することができるので、より容易に実験動物の保定を行うことができる。
また、側壁部17が本体12の周縁から実験動物が反転できない程度の長さ延出して設けられているため、手技者が手を噛まれる等の危険がより少なくなる。従って、本体12の面積をより小さくして、保定器全体をコンパクトに構成することができる。
さらに、後肢用孔15が左右に設けられているので、手技者の利き腕にかかわらず、本体12を反転させる必要がなく、より扱いやすく保定器を構成することができる。
加えて、後肢用孔15に設けられた舌片16が、露出した実験動物の後肢を抜けにくく固定するので、実験動物を保定した状態で、注射する薬剤の調製等の準備作業を行うことできる。
次に、本発明の第3実施形態の保定器21について、図4及び図5を参照して説明する。本実施形態の保定器21と上述の第1実施形態の保定器1との異なるところは、筒体を備えている点、及び後肢用孔の形状である。なお、上述した保定器1と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
図4は保定器21を示す斜視図である。保定器21は、本体22と、本体が装着される筒体23とを備えている。
本体22は、第1実施形態の保定器1の本体2と同様に、円形の板状の部材で形成されている。本体22には第2実施形態の本体12とほぼ同様に、尾部用溝25が形成されている。尾部用溝25には、ゴム等の弾性材料で形成された2枚の帯状のパッキン26が取り付けられている。パッキン26は、左右から尾部用溝25を塞ぐように取付けられている。
本実施形態の後肢用孔27は、図4に示すように、本体22の中心Cを挟んで尾部用溝25に対向する位置に設けられている。後肢用孔27は、尾部用溝25及び中心Cを通る中心線L3の左右にまたがる楕円形又は長円形に形成されている。
また、本体22の周縁は、全周にわたって厚さ方向に1センチメートル程度突出しており、装着部28が形成されている。本体22は、装着部28を筒体23にかぶせることによって、筒体23に着脱可能になっている。
筒体23は、紙や金属等を円筒形にまるめて形成されており、本体22が装着される端部23Aは開口している。反対側の端部23Bは開口していても、閉じられていてもよいが、後者の方が、収容された実験動物がおとなしくなるので好ましい。筒体23の直径及び長さは本体22と略同一に設定されるが、後述するように実験動物を内部に収容した際に、隙間が少なく、実験動物が大きく動けなくなる程度の大きさが好ましい。
また、必要に応じて、筒体23を安置するために台等に載せて固定しても良い。
上記のように構成された保定器21の使用時の動作について、ラットを例にとり、図5を参照して、説明する。
まず、第2実施形態と同様に、手技者がラット200の尾部201をつかみ、尾部用溝25に通して保定する。このとき、尾部202は左右のパッキン26の間に挟まれ、尾部用孔24から抜けにくくなる。
次に、ラット200の下半身を後肢用孔27に通し、図5に示すように、左右の後肢202、203及び臀部を露出させる。この状態で、ラット200を筒体23の内部に収容する。そして、本体22の装着部28を、筒体23の端部23Aにかぶせて、本体22と筒体23とを一体にする。このとき、ラット200は、体が筒体23の内壁に接触するため、本能的に安心しておとなしくなる。
手技者は、露出固定されたラット200の尾部や後肢、あるいは臀部に対して、血管や筋肉への注射等の所望の手技を行う。
本実施形態の保定器21によれば、筒体23の内部に実験動物を収納して固定するので、手技者が手を噛まれる危険性を著しく減少することができる。また、尾部及び後肢を露出した状態を比較的長時間保持することができるので、薬剤調製等の準備作業を、余裕をもって行うことができる。
また、後肢用孔27が大きく形成されているので、実験動物の左右の後肢を含む下半身を後肢用孔27から露出させることができる。従って、多数の箇所又は広い範囲に手技を行う場合でも、一回の操作で行うことができる。
さらに、尾部用溝25に設けられたパッキン26によって、保定された実験動物の尾部が抜けにくくなるので、より容易に手技を行うことができる。
以上、本発明について説明したが、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記各実施形態では、本体を円形に形成する例を説明したが、本発明はこれには限定されず、四角形や三角形など、あらゆる形状に形成することができる。この場合、本体の長手方向又は幅方向の中心のいずれか一方を中心Cとして設定して、尾部用穴又は尾部用溝、及び後肢用孔を設ければよい。また、筒体の形状は、本体の形状に適合するように設定すればよい。
また、上記各実施形態では、本体に尾部用孔又は尾部用溝を設けた例を説明したが、本発明はこれには限定されない。実験動物の取り扱いになれた手技者であれば、本体に後肢用孔のみが設けられた本発明の保定器を用いて、実験動物に安全に筋肉注射等の手技を行うことができる。ただし、尾部用孔又は尾部用溝を設けたほうが、手技者の熟練度に関係なくはるかに容易に本発明の保定器を使用できるので、上記いずれかの尾部保定用の構造を、併せて本体に設けるのが好ましい。
また、上記各実施形態では、マウス及びラットに使用する例を説明したが、大きさを変化させればモルモット等、他の実験動物にも適用可能である。
本発明の第1実施形態の実験動物用保定器を示す斜視図である。 (a)から(c)は、それぞれ同実施形態の実験動物用保定器の使用時の動作を説明する斜視図である。 本発明の第2実施形態の実験動物用保定器を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態の実験動物用保定器を示す斜視図である。 同実施形態の実験動物用保定器の使用時の動作を説明する斜視図である。
符号の説明
1、11、21 実験動物用保定器
2、12、22 本体
3 尾部用孔
4、15、27 後肢用孔
14、14A、25 尾部用溝
16 舌片(後肢固定部)
17 側壁部
23 筒体
100 マウス(実験動物)
101、201 尾部
102、202、203 後肢
200 ラット(実験動物)

Claims (6)

  1. 実験動物を保定する実験動物用保定器であって、
    板状の本体を備え、
    前記本体の中心を通る中心線から左右いずれかの少なくとも一方に所定の距離離れた位置に、前記実験動物の後肢が少なくとも膝まで通過可能な径を有する後肢用孔が設けられていることを特徴とする実験動物用保定器。
  2. 前記本体の前記中心線上には、前記実験動物の尾部とほぼ同一の径を有する尾部用孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の実験動物用保定器。
  3. 前記本体の前記中心線上には、前記実験動物の尾部とほぼ同一の幅を有し、前記本体の周縁まで連続する尾部用溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の実験動物用保定器。
  4. 前記後肢用孔には、前記後肢を固定するための後肢固定部が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の実験動物用保定器。
  5. 前記本体の周縁部から前記後肢用孔の設けられた面に対して筒状に延出しており、かつ前記実験動物が反転できない程度の長さの側壁部をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の実験動物用保定器。
  6. 前記実験動物を内部に収容する筒体をさらに備え、前記本体は前記筒体に着脱可能な形状であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の実験動物用保定器。
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