JP2008212334A - 空気清浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の容積を抑えたコンパクトな電解槽付き空気清浄装置を提供する。
【解決手段】本装置においては、電解槽20は陽極部27と陰極部28とにより、陽極室X、中間室Y、陰極室Zに区画されている。中間室Yには電解質水溶液を、陽極室X及び陰極室Zには電解処理する水をそれぞれ満たし電気分解することにより、陽極室Xに酸性電解水を、陰極室Zにアルカリ性電解水を生成させる。生成された酸性電解水は、第1サイクロン3における気液接触用霧噴射部13、14から第1サイクロン3内に噴射され、またアルカリ性電解水は第2サイクロン8における気液接触用霧噴射部15、16第2サイクロン8内に噴射されることによって、空気清浄が行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電解槽を備え、この電解槽で生成された酸性電解水及びアルカリ性電解水を利用して空気清浄を行う空気清浄装置に関する。
大気中には、屋外、屋内において工場や焼却炉等から排出される排煙、車から排出される排気ガス、植物の花粉、部屋の中で発生する粉塵(ハウスダスト)、ダニ、ペット動物の排泄物、また、病院内における雑菌等、様々な有害物質が含まれる。また、医薬品や化学品を製造する工場、食品製造工場等から排出される排気には、悪臭防止法に指定されている有害ガスや、それ以外の人体や環境に影響を及ぼすおそれのある有害ガスが含まれている場合がある。このようなガスが含まれる排気を排出する場合には、規制値以下まで濃度を下げる必要がある。そこで、このような有害物質、雑菌、有害ガスをはじめとする空気中の様々な浮遊物質を除去するための空気清浄装置が提案されている。
このような空気清浄装置には、例えばサイクロンを利用したものが知られており、そのようなものの一例として、特許文献1(特開2004−33885号公報)には、少なくとも界面活性剤を含む薬液水溶液を薬液気流として吹付ける薬液吹付け装置と、含塵気流に対して薬液気流を接触させて、薬液気流と含塵気流とが混合した含塵薬液気流としたあと、該含塵薬液気流を凝結させてスラリー廃液とする含塵気流処理装置と、前記スラリー廃液を回収するスラリー廃液回収装置とを備えることを特徴とする集塵機が開示されている。
特開2004−33885号公報
特許文献1に開示されている集塵機は、含塵気流に対して、薬液吹付け装置から導入された薬液気流を接触させるものであり、空気清浄効率の面では非常に優れているものの、特許文献1に開示されている集塵機の薬液吹付け装置では、界面活性剤を含む薬液水溶液を貯蔵しておく噴霧用薬液タンクや泡沫用薬液タンク等の構成が処理チャンバーとは別体として設けられており、これらの噴霧用薬液タンクや泡沫用薬液タンクから、処理チャンバーに薬液水溶液を導入するようになっているために、装置の規模が非常に大きなものとなってしまう、という問題があった。
このような課題を解決するために、請求項1に係る発明は、電解質水溶液を電気分解して酸性電解水及びアルカリ性電解水を生成する電解槽を備えた空気清浄装置において、該電解槽は陽極部と陰極部とにより陽極室、中間室、陰極室に隔てられ、該中間室には電解質水溶液を、該陽極室及び該陰極室には電解処理する水をそれぞれ満たし電気分解することにより、該陽極室に酸性電解水を、該陰極室にアルカリ性電解水を生成し、該陽極室に生成された酸性電解水を利用して空気清浄を行う第1空気清浄手段と、該陰極室に生成されたアルカリ性電解水を利用して空気清浄を行う第2空気清浄手段と、を有し、該電解槽と該第1空気清浄手段と該第2空気清浄手段とを一体的に配置することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の空気清浄装置において、該第1空気清浄手段は第1サイクロンであり、該第2空気清浄手段は第2サイクロンであることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載の空気清浄装置において、該第1サイクロンに空気を導入する第1導入部及び該第2サイクロンに空気を導入する第2導入部とを備え、該第1サイクロン上部及び./又は該第1導入部上部、該第2サイクロン上部及び./又は該第2導入部上部には気液接触用霧噴射部を設けることを。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に記載の空気清浄装置において、該気液接触用霧噴射部には、該電解槽で生成された酸性電解水及びアルカリ性電解水が供給されることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項1に記載の空気清浄装置において、該第1空気清浄手段は第1回転湿潤フィルタであり、該第2空気清浄手段は第2回転湿潤フィルタであることを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、請求項5に記載の空気清浄装置において、該第1回転湿潤フィルタ及び該第2回転湿潤フィルタは、ともに2つのローラ間に張架されたエンドレスベルト状の素材より成ることを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、請求項6に記載の空気清浄装置において、該第1回転湿潤フィルタ及び該第2回転湿潤フィルタが張架されているローラのうち、一方は電解槽内にあり、該第1回転湿潤フィルタは陽極室内の酸性電解水に、該第2回転湿潤フィルタは陰極室内のアルカリ性電解水にそれぞれ浸っていることを特徴とする。
本発明は、電解質水溶液を電気分解して酸性電解水及びアルカリ性電解水を生成する電解槽を備えた空気清浄装置において、この電解槽と、電解槽の陽極室に生成された酸性電解水を利用して空気清浄を行う第1空気清浄手段と、電解槽の陰極室に生成されたアルカリ性電解水を利用して空気清浄を行う第2空気清浄手段とが一体的に配置される構成であるので、容積を抑えたコンパクトな空気清浄装置を構成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る空気清浄装置1の要部概念図であり、同図においてAで示された矢印が、空気清浄装置1の第1導入部2における清浄すべき空気の流れを示している。第1導入部2に対しては、不図示のブロア、ファン、ポンプ等の空気送出手段を用いて、清浄する空気を導入する。この第1導入部2の上部には、気液接触用霧噴射部13が設けられている。この気液接触用霧噴射部13には配管26から後述する電解槽20で生成された酸性電解水が供給され、気液接触用霧噴射部13から酸性電解水の霧が噴射される構成となっている。気液接触用霧噴射部13から噴射された霧状の酸性電解水と、空気中の細菌、有害ガス等の浮遊物質とはこの段階で予備的に気液接触する。
3は第1サイクロンの本体部であり、第1サイクロン3本体は、主に外筒4及び内筒5により形成されており、上部には気液接触用霧噴射部14が設けられている。この気液接触用霧噴射部14も、気液接触用霧噴射部13同様配管26から酸性電解水が供給され、気液接触用霧噴射部13からこの液体の霧が噴射される構成となっている。第1導入部2から第1サイクロン内に進入した空気は、矢印Bに示されるような下方に向かうスパイラル状の気流となり、このとき、空気中の浮遊物質と気液接触用霧噴射部13からの霧状の酸性電解水とは気液接触し一体となる。霧状の酸性電解水が付着した浮遊物質は粒度が大きくなることにより重量を増し、スパイラル状の気流に乗って回転することによって、遠心力を受けて外筒4内壁面に付着する。酸性電解水とともに外筒4内壁面に付着した浮遊物質は、外筒4内壁面をつたって、第1サイクロン3下部と連結されている陽極室Xへと流下する。陽極室Xには後述する電解処理する水が満たされており、これに浮遊物質を含んだ酸性電解水が流下するが、不図示のろ過装置により陽極室X内の液体は常に清浄されるように構成されており、電解処理に支障をきたすものではない。また、ろ過装置の作用により陽極部27が汚染されるようなこともない。
6はスパイラル状フィンであり、その内周は内筒5側に固着されている。スパイラル状フィンの外周と外筒4の内壁との間には所定の隙間が設けられている。これは、第1サイクロン3の外筒4の内壁に付着した微粒水滴と浮遊物質を効率よく流下させるためのものである。
このスパイラル状フィン6は、サイクロン内部において、螺旋状降下気流を誘導する目的で設けられている。このようなスパイラル状フィン6が設けられたサイクロンでは、螺旋状降下気流以外のショートカット気流が、スパイラル状フィンがないサイクロンに比べて起こりにくくなっている。スパイラル状フィン6を設けた第1サイクロン3は、ショートカット気流が起こらない分、浮遊物質に酸性電解水が付着して粒度が大きくなり、浮遊物質はサイクロン内壁面に付着するのに十分な遠心力を得る程度の回転をすることができる。また、このスパイラル状フィン6の幅やスパイラルのピッチを調整することで、第1サイクロン3内の螺旋状降下気流を自由にコントロールすることができるようになる。
なお、第1サイクロン3に導入される直前部分の第1導入部2及び第1サイクロン3上部の両方に気液接触用霧噴射部を設ける構成を示したが、これに限らず、第1サイクロン3に導入される直前部分の第1導入部2或いは第1サイクロン3上部のどちらか一方に気液接触用霧噴射部を設ける構成としても良い。
以上のようなプロセスで清浄された空気は、陽極室X内で竜巻状の気流を形成した後、矢印Cに示される気流となり、内筒5の中空部を上昇していき、次に矢印D、矢印Eに示されるように第2導入部7へと進入する。この第2導入部7には、気液接触用霧噴射部15が設けられており、気液接触用霧噴射部15には配管36から後述する電解槽20で生成されたアルカリ性電解水が供給され、気液接触用霧噴射部15からこのアルカリ性電解水の霧が噴射される構成となっている。気液接触用霧噴射部15から噴射された霧状のアルカリ性電解水と、第1サイクロン3では除去しきれなかった空気中の細菌、有害ガス等の浮遊物質とは、第2サイクロン8へと進入する前段のこの段階で予備的に気液接触する。
第2サイクロン8は、第1サイクロン3同様、主に外筒9及び内筒10により構成されており、上部には気液接触用霧噴射部16、下部には液溜が設けられている。気液接触用霧噴射部16も、気液接触用霧噴射部15同様配管36からアルカリ性電解水が供給され、気液接触用霧噴射部16からこのアルカリ性電解水の霧が噴射される構成となっている。第2導入部7から第2サイクロン内に進入した空気は、矢印Fに示されるような下方に向かうスパイラル状の気流となり、このとき、残存している浮遊物質と気液接触用霧噴射部16からの霧状のアルカリ性電解水とは気液接触し一体となる。霧状のアルカリ性電解水が付着した浮遊物質は粒度が大きくなることにより重量を増し、スパイラル状の気流に乗って回転することによって、遠心力を受けて外筒9内壁面に付着する。アルカリ性電解水とともに外筒9内壁面に付着した浮遊物質は、外筒9内壁面をつたって、第2サイクロン8下部と連結されている陰極室Zへと流下する。陰極室Zには後述する電解処理する水が満たされており、これに浮遊物質を含んだアルカリ性電解水が流下するが、不図示のろ過装置により陰極室Z内の液体は常に清浄されるように構成されており、電解処理に支障をきたすものではない。また、ろ過装置の作用により陰極部28が汚染されるようなこともない。
11はスパイラル状フィンであり、その内周は内筒10側に固着されている。スパイラル状フィンの外周と外筒9の内壁との間には所定の隙間が設けられている。これは、第2サイクロンの外筒9の内壁に付着した微粒水滴と浮遊物質を効率よく流下させるためのものである。スパイラル状フィン11の役割は、先にスパイラル状フィン6の箇所で記したものと同様である。
なお、第2サイクロン8に導入される直前部分の第2導入部7及び第2サイクロン8上部の両方に気液接触用霧噴射部を設ける構成を示したが、これに限らず、第2サイクロン8に導入される直前部分の第2導入部7或いは第2サイクロン8上部のどちらか一方に気液接触用霧噴射部を設ける構成としても良い。
以上のような、2つのサイクロンによる2段階のプロセスで清浄された空気は、陰極室Z内で竜巻状の気流を形成した後、矢印Gに示される気流となり、内筒10の中空部を上昇していき、次に矢印Hに示されるような気流となって、最終的に排出部12から矢印Iに示される清浄された空気として排出される。
本実施形態に示すように、第1段目の第1サイクロン3においては酸性電解水での空気清浄が、また、第2段目の第2サイクロン8においてはアルカリ性電解水での空気清浄が、それぞれ行われるので、どのような雰囲気の空気に対しても完全な空気清浄を施すことができる。また、後述するように電解槽20で塩化カリウムや塩化ナトリウムの水溶液を使用した場合、酸性電解水には、塩素イオンが含まれるが、第1段目の第1サイクロン3において空気が塩素臭をおびたとしても、第2段目の第2サイクロン8においてアルカリ性電解水によって、これを中和することができる。
なお、気液接触用霧噴射部13、14で噴射する液体を酸性電解水、気液接触用霧噴射部15、16で噴射する液体をアルカリ性電解水としたが、逆に気液接触用霧噴射部13、14で噴射する液体をアルカリ性電解水、気液接触用霧噴射部15、16で噴射する液体を酸性電解水としてもよい。
次に、気液接触用霧噴射部13、14で噴射する酸性電解水及び気液接触用霧噴射部15、16で噴射するアルカリ性電解水を生成する電解槽20について説明する。本実施形態の電解槽20は、原水の全量を陽極室及び陰極室に通水して電気分解する方式とは異なり、原水の一部のみを陽極室及び陰極室に通水し、電解用水量当りの直流電流量を著しく多量にして電気分解することによって高濃度の強酸性電解水及び強アルカリ性電解水を生成させ、その後この高濃度の強酸性電解水及び強アルカリ性電解水を原水と混合して希釈し、目的とする濃度の酸性電解水(pH2.0〜3.0)とアルカリ性電解水(pH10.5〜12.0)を得て、これらを気液接触用霧噴射部に供給する仕組みとしてある。
電解槽20は、陽極部27及び陰極部28によって、陽極室X、中間室Y及び陰極室Zに仕切られている。陽極部27及び陰極部28は、多数の孔が形成されている電極板と隔膜とで構成されている。電極板と隔膜は離れていても密着していてもよいが、密着させる場合は各電極板と各隔膜との間に各電極板と同じ孔のあいたシート状の非導電材料を挿入するのが好ましい。なお、陽極部27及び陰極部28における電極板と隔膜との具体的な関係については、特開平8−276184号公報に記載のものを参照するとよい。
陽極側の原水(配管21)は電解処理する水(配管22)と電解処理しない水(配管23)とに分流される(以下、電解処理する水を電解用水ということがある)。電解処理する水(配管22)は陽極室(X)を通水し、電解処理された後電解処理しない水(配管23)と合流し希釈されて所定のpH2.0〜3.0の酸性電解水(配管25)となる。一方、陰極側の原水(配管31)は電解処理する水(配管32)と電解処理しない水(配管33)とに分流される。電解処理する水(配管32)は陰極室Zを通水し、電解処理された後電解処理しない水(配管33)と合流し希釈されて所定のpH10.5〜12.0のアルカリ性電解水(配管35)となる。
41、42、43及び44はそれぞれ水量を調整するためのバルブである。中間室Yには、高濃度の電解質水溶液を充填する。通常は塩化カリウムや塩化ナトリウムの10%以上の水溶液を使用する。中間室Yに電解質水溶液を供給するために、別に設けた電解質水溶液貯槽からポンプ等を使用して送給してもよい。電解質濃度は水溶液の流動性を妨げない限りいくら高くてもよい。電気分解に際しての条件は、例えば、特開2000−246249号に記載されている条件に依る。この条件で電気分解すると、陽極側では、中間室Y内に充填した電解質水溶液に含有している塩素イオン等の陰イオンが各イオンの輸率に基づき陽極室X内に電気泳動により移動し、電極表面において陰イオン及び水が電気分解されてpH値が1.9以下の強酸性電解水及び酸素、塩素等のガスが生成する。この強酸性電解水は、陽極室Xから排出され(配管24)、電解処理されない水(配管23)と合流し、目的のpH値(pH2.0〜3.0)を有する酸性電解水(配管25)が生成される。一方、陰極側では、中間室Y内に充填した電解質水溶液に含有しているナトリウムイオン等の陽イオンが各イオンの輸率に基づき陰極室内に移動し、電極表面において陽イオン及び水が電気分解されてpH値が12.1以上の強アルカリ性電解水及び水素等のガスが生成する。この強アルカリ性電解水は陰極室Zから排出され(配管34)、電解処理されない水(配管33)と合流し、目的のpH値(pH10.5〜12.0)を有するアルカリ性電解水(配管35)が生成される。
酸性電解水(配管25)及びアルカリ性電解水(配管35)は、それぞれポンプ45、46によって、配管26及び配管36へと供給され、前述したようにそれぞれの気液接触用霧噴射部へと導かれる。
本実施形態で使用する電解槽20における電極及び隔膜について説明する。電極板は隔膜と密着させても密着させなくてもよい。電極と隔膜を密着させて使用する場合には、電極板に多数の孔を有する板や網状のものを用いるのが望ましい。電極と隔膜を密着させないで、すなわち間隔をあけて使用する場合には孔を有しても有さなくてもよい。電極板の材料は、例えば銅、鉛、ニッケル、クロム、チタン、タンタル、金、白金、酸化鉄、ステンレス鋼、炭素繊維やグラファイトの板であり、陽極板の材料としてはチタンに白金族の金属をメッキしたり焼き付けしたりしたものが好ましい。また、陰極板の材料としては高クロムステンレス鋼(SUS316L)やニッケルを使用しても良い。
また、上記した多数の孔を有する電極板を隔膜と密着させて使用する場合には、各電極板と隔膜との間に、電極板の孔とほぼ一致する多数の孔を有するシート状非導電性材料、例えばフッソ系樹脂(商標名テフロン)、ABS樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ナイロン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニール樹脂等の合成樹脂や天然ゴム、SBR、クロロプレン、ポリブタジエン等のエラストマー等のシートを配置して積層した電極板、或は隔膜側に電気絶縁性皮膜を形成させ多数の孔のあいた電極板を使用する。
また、隔膜としては、例えば通水性を有するものとして、ポリ弗化ビニル系繊維、アスベスト、グラスウール、ポリ塩化ビニル繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、ポリエステル繊維、芳香属ポリアミド繊維等の織布や不織布である。また、例えば骨材にポリエステル繊維、ナイロン繊維、ポリエチレン繊維の織布や不織布を用い、膜材に塩素化ポリエチレン、ポリ塩化ビニル又はポリ弗化ビニリデンあるいはこれらに酸化チタンを混合した隔膜である。また、通水性が少ない隔膜として、セロファン等の半透膜あるいは陽イオン交換膜、陰イオン交換膜などが使用される。
ここで、陽極板表面で起こる代表的な電極反応式を示すと以下の通りである。
2H2O−4e-→ O2+4H+ ・・・・・・(1)
2Cl-−2e- → Cl2 ・・・・・・・・(2)
また、発生した塩素ガスは更に水と反応して殺菌力の強い次亜塩素酸や次亜塩素酸イオン等を生成する。
Cl2+H2O ⇔ HCl+HClO ・・・・(3)
HClO ⇔ H++ClO- ・・・・・・・・(4)
次に、陰極において行われる主な電気分解反応は以下の通りである。
2H2O+2e- → H2+2OH- ・・・・・・・(5)
Na++e- → Na ・・・・・・・・・・・・(6)
2Na+2H2O → 2Na++2OH-+H2 ・・(7)
上記の反応式のように、陰極では、水酸イオンや水素ガスの発生と共に、ナトリウム等の金属イオンが還元されて一旦金属となり、更に水と反応する現象が起こる。
以上説明したように、本実施形態の空気清浄装置1によれば、電解槽20の直上に、この電解槽20によって生成された酸性電解水を利用する第1サイクロン、及び電解槽20によって生成されたアルカリ性電解水を利用する第2サイクロンが配置された構成となっているので、空気清浄装置を大型にする必要ななく、装置を非常にコンパクトにまとめることができる。
次に、本発明の他の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図2は本発明の他の実施の形態に係る空気清浄装置50の構成を概略的に示す図である。この空気清浄装置50は、清浄する空気を吸気口51から取り入れ、清浄し終えた空気を排気口54から排出する。排気口54には、吸気口51から空気を吸引するための吸引力を付与し、排気口54から空気を排出するための排出力を付与するファン55が設けられている。また、空気清浄装置50の下部は、先の実施の形態と同様の電解槽20となっており、この電解槽20は陽極部27及び陰極部28により、陽極室X、中間室Y及び陰極室Zに仕切られている。なお、陽極室X、陰極室Zに電解水を供給するための具体的構成、及び、中間室Yに電解質水溶液を供給するための具体的構成については図示しないが、適宜方法によって、これらの供給を行うものとする。電解槽20における電気分解の仕組みは、先の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
58はエンドレスベルト状の第1回転湿潤フィルタであり、回動自在なローラ56、57の間に張架されている。この第1回転湿潤フィルタ58の下方は、電解槽20の陽極室Xにおいて生成された酸性電解水に浸っており、ローラ56、57の回転に伴い、この酸性電解水が浸みた第1回転湿潤フィルタ58が上方に向かう仕組みとなっている。
また、61はエンドレスベルト状の第2回転湿潤フィルタであり、回動自在なローラ59、60の間に張架されている。この第2回転湿潤フィルタ61の下方は、電解槽20の陰極室Zにおいて生成されたアルカリ性電解水に浸っており、ローラ59、60の回転に伴い、この酸性電解水が浸みた第2回転湿潤フィルタ61が上方に向かう仕組みとなっている。
第1回転湿潤フィルタ58及び第2回転湿潤フィルタ61には、酸性電解水及びアルカリ性電解水が浸ったとしても、通気性を失わないような、目の粗い素材を用いるようにする。
ローラ56のシャフトにはプーリ62が、またローラ59のシャフトにはプーリ63が設けられており、これら2つのプーリ62とプーリ63との間には、ベルト64が張架されている。本実施形態では、このベルト64はモータ65によって回転駆動力を受け、プーリ62及びプーリ63にこの回転を伝達し、ひいてはローラ56及びローラ59を回転させ、第1回転湿潤フィルタ58及び第2回転湿潤フィルタ61を回転させる機構となっているが、第1回転湿潤フィルタ58及び第2回転湿潤フィルタ61を回転させるための機構としては、この形態に限るものではなく、例えば、2つのローラ56及びローラ59をそれぞれ独立の動力源で駆動することによって、第1回転湿潤フィルタ58及び第2回転湿潤フィルタ61を別々に回転させるようにしてもよい。
以上のように構成された空気清浄装置50の動作について説明する。ファン55の駆動によって、吸気口51から吸入された空気は、酸性電解水が浸った第1回転湿潤フィルタ58を通ることにより、まず酸性電解水によって、空気中の細菌などの殺菌効果、有害臭気物質などの消臭効果を上げることができる。さらに、第1回転湿潤フィルタ58を通過した後の空気は、第2回転湿潤フィルタ61を通過することによって、さらにアルカリ性電解水によっても、空気中の細菌などの殺菌、有害臭気物質などの消臭を行うことができる。このようにして2つの湿潤フィルタによって清浄化された空気は、ファン55の駆動によって、排気口54から排出される。
有害臭気物質等が吸着された第1回転湿潤フィルタ58及び第2回転湿潤フィルタ61は、回転に伴って、陽極室X及び陰極室Zに浸り、それぞれに充填されている電解処理する水を汚染することが考えられるので、陽極室X及び陰極室Zには、不図示のろ過装置を設けておき、陽極室X及び陰極室Zは常に清浄されるように構成する。このろ過装置の作用により、有害臭気物質等が電解処理に支障をきたすものではないし、また、有害臭気物質等が陽極部27や陰極部28を汚染することもない。
なお、さらに、空気清浄装置50では、吸入した空気を第1回転湿潤フィルタ58、第2回転湿潤フィルタ61の2つの湿潤フィルタに通すために、空気中の細菌などの殺菌効果、有害臭気物質などの消臭効果等に加え、空気を適度に加湿する効果も期待することができる。また、空気中の塵や埃は第1回転湿潤フィルタ58、第2回転湿潤フィルタ61によって捕捉されるので、この空気清浄装置50は集塵効果も有する。また、前述した(5)の反応式に示すように、アルカリ性電解水の中には、OH-が含まれており、第2回転湿潤フィルタ61を通過した空気は、人体に好影響をもたらすと言われているマイナスイオンを含むものとなる。従って、本実施形態の空気清浄装置50は、排気口54からマイナスイオンを含む空気を排出することができるという効果も有するものである。
なお、本実施形態においては、電解槽20の陽極室X、陰極室ZにそれぞれPhセンサを設けておき、当該センサによる情報に基づいて、電解槽20における電気分解をコントロールするように構成したり、排気口54付近に空気中の浮遊物質量を検出するためのセンサを設けておき、このセンサの検知状況に応じて、第1回転湿潤フィルタ58、第2回転湿潤フィルタ61の回転速度を変更したりするような制御を行うように構成することもできる。
本実施形態の空気清浄装置50では、第1段目の第1空気清浄機構52においては酸性電解水での空気清浄が、また、第2段目の第2空気清浄機構53においてはアルカリ性電解水での空気清浄が、それぞれ行われるので、どのような雰囲気の空気に対しても完全な空気清浄を施すことができる。また、電解槽20で塩化カリウムや塩化ナトリウムの水溶液を使用した場合、酸性電解水には、塩素イオンが含まれるが、第1段目の第1空気清浄機構52において空気が塩素臭をおびたとしても、第2段目の第2空気清浄機構53においてアルカリ性電解水によって、これを中和することができる。
以上説明したように、本実施形態の空気清浄装置50によれば、電解槽20の直上に、この電解槽20によって生成された酸性電解水を利用する第1空気清浄機構52、及び電解槽20によって生成されたアルカリ性電解水を利用する第2空気清浄機構53が配置された構成となっており、電解槽20、第1空気清浄機構52、第2空気清浄機構53の全ての構成が同一筺体内に納められるので、空気清浄装置50を大型にする必要ななく、装置を非常にコンパクトにまとめることができる。
なお、以上の説明においては空気清浄装置が、第1サイクロンと第2サイクロンとの2つのサイクロンからなる構成、及び、第1回転湿潤フィルタと第2回転湿潤フィルタとの2つの回転湿潤フィルタからなる構成について説明したが、本発明の空気清浄装置は、単体のサイクロンや単体の回転湿潤フィルタからも構成できるし、第nサイクロン(nは3以上の自然数)からも構成できるし、また、第n回転湿潤フィルタ(nは3以上の自然数)からも構成できるし、さらに第nサイクロン(nは3以上の自然数)と第n回転湿潤フィルタ(nは3以上の自然数)の任意の組み合わせからも構成することができるものである。
本発明の実施の形態に係る空気清浄装置の構成を概略的に示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る空気清浄装置の構成を概略的に示す図である。
符号の説明
1・・・空気清浄装置、2・・・第1導入部、3・・・第1サイクロン、4・・・外筒、5・・・内筒、6・・・スパイラル状フィン、7・・・第2導入部、8・・・第2サイクロン、9・・・外筒、10・・・内筒、11・・・スパイラル状フィン、12・・・排出部、13、14、15、16・・・・気液接触用霧噴射部、20・・・電解槽、21、22、23、24、25、26・・・配管、27・・・陽極部、28・・・陰極部、31、32、33、34、35、36・・・配管、41、42、43、44・・・バルブ、45、46・・・ポンプ、50・・・空気清浄装置、51・・・吸気口、52・・・第1空気清浄機構、53・・・第2空気清浄機構、54・・・排気口、55・・・ファン、56、57・・・ローラ、58・・・第1回転湿潤フィルタ、59、60・・・ローラ、61・・・第2回転湿潤フィルタ、62、63・・・プーリ、64・・・ベルト、65・・・モータ

Claims (7)

  1. 電解質水溶液を電気分解して酸性電解水及びアルカリ性電解水を生成する電解槽を備えた空気清浄装置において、
    該電解槽は陽極部と陰極部とにより陽極室、中間室、陰極室に隔てられ、該中間室には電解質水溶液を、該陽極室及び該陰極室には電解処理する水をそれぞれ満たし電気分解することにより、該陽極室に酸性電解水を、該陰極室にアルカリ性電解水を生成し、該陽極室に生成された酸性電解水を利用して空気清浄を行う第1空気清浄手段と、該陰極室に生成されたアルカリ性電解水を利用して空気清浄を行う第2空気清浄手段と、を有し、該電解槽と該第1空気清浄手段と該第2空気清浄手段とを一体的に配置することを特徴とする空気清浄装置。
  2. 該第1空気清浄手段は第1サイクロンであり、該第2空気清浄手段は第2サイクロンであることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄装置。
  3. 該第1サイクロンに空気を導入する第1導入部及び該第2サイクロンに空気を導入する第2導入部とを備え、該第1サイクロン上部及び./又は該第1導入部上部、該第2サイクロン上部及び./又は該第2導入部上部には気液接触用霧噴射部を設けることを請求項2に記載の空気清浄装置。
  4. 該気液接触用霧噴射部には、該電解槽で生成された酸性電解水及びアルカリ性電解水が供給されることを特徴とする請求項3に記載の空気清浄装置。
  5. 該第1空気清浄手段は第1回転湿潤フィルタであり、該第2空気清浄手段は第2回転湿潤フィルタであることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄装置。
  6. 該第1回転湿潤フィルタ及び該第2回転湿潤フィルタは、ともに2つのローラ間に張架されたエンドレスベルト状の素材より成ることを特徴とする請求項5に記載の空気清浄装置。
  7. 該第1回転湿潤フィルタ及び該第2回転湿潤フィルタが張架されているローラのうち、一方は電解槽内にあり、該第1回転湿潤フィルタは陽極室内の酸性電解水に、該第2回転湿潤フィルタは陰極室内のアルカリ性電解水にそれぞれ浸っていることを特徴とする請求項6に記載の空気清浄装置。
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