JP2008210308A - ログ統合管理装置、及び、ログ統合管理方法、ログ統合管理プログラム - Google Patents

ログ統合管理装置、及び、ログ統合管理方法、ログ統合管理プログラム Download PDF

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乃介 石村
Kazuya Marui
一也 丸井
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Abstract

【課題】ログ情報を追跡する際のキー情報となるログ情報が格納された日付情報や時刻情報等は、ログ情報毎に異なる位置に格納されているが、ログ情報毎にキー情報の位置を考慮してログ情報を統合することができなかった。
【解決手段】本発明のログ統合管理装置11は、複数のログ情報毎に日付情報、時刻情報を記憶するセクションの位置を個別情報として入力部112より入力し、個別情報記憶部114に記憶する個別情報設定部111と、複数のログ情報と、個別情報記憶部114が記憶した個別情報とを入力し、個別情報のセクションの位置に基づいてログ情報が含む日付情報と時刻情報とを取得し、取得した日付情報と時刻情報とが示す日時情報の順にログ情報を並べ替えてログ情報を統合し、統合したログ情報を表示部113に表示するログ情報統合部115とを備えた。
【選択図】図2

Description

この発明は、複数の異なるサービス提供装置毎のログ情報を統合して表示するログ統合管理装置、及び、ログ統合管理方法、ログ統合管理プログラムに関するものである。特に、ログ情報を統合する際に使用するキー情報が、ログ情報毎に異なる位置にある場合、ログ情報毎のキー情報の位置をログ情報毎に設定可能にするログ統合管理装置、及び、ログ統合管理方法、ログ統合管理プログラムに関する。
まず、ログ情報に関して一般的な背景技術を紹介する。
一般的なWEB(ウェブ)システムは、ユーザが構築したアプリケーションソフトである業務アプリケーション単独ではなく、WEBサーバソフト(Apache等(「Apache」とは、NCSA httpd 1.3をベースに、1995年に開発が始まったWEBサーバである))、アプリケーションサーバソフト(Tomcat等(「Tomcat」とは、Jakartaプロジェクトのサブプロジェクトとして開発されているオープンソースのソフトウェアで、Java(登録商標)サーブレット・JSP(登録商標)を処理するアプリケーションサーバ))等のミドルウェアと組み合わされて動作していることが多い。このため、「障害発生時は業務アプリケーション、WEBサーバソフト、アプリケーションサーバソフト等の複数のアプリケーションのログファイルを人間が見比べて解析を行う必要」や、「複数ユーザのシステム利用によるログ情報が混在するため解析が困難」等といった問題があった。
そこで、特開2004−227360号公報と、特開2004−78401号公報と、特開2001−142748号公報と、特開2005−202446号公報との発明が、これらの問題を解決した。
特開2004−227360号公報に記載された発明は、ログを一意に定めるログ情報IDとセッション情報とを対応させて記憶するセッション情報管理テーブルを用いて、指定されたセッション情報に関連するログ情報を収集して、収集したログ情報を日時情報の順に表示するものである。
また、特開2004−78401号公報に記載された発明は、ログの緊急度毎にログ情報の出力条件を格納するログ出力管理設定データベースを用いて、異なる緊急度に応じてログ情報の出力処理を行うものである。
また、特開2001−142748号公報に記載された発明は、WEBサーバのログ情報を時系列に読み出して、読み出したログ情報から外部より与えられるログの記録形式に従い所望の情報を取り出すものである。
また、特開2005−202446号公報に記載された発明は、発生した障害情報に関して、障害の内容や対策情報が登録された障害情報データベースから対策情報等を取得して表示し、ログ情報も合わせて表示するものである。
特開2004−227360号公報 特開2004−78401号公報 特開2001−142748号公報 特開2005−202446号公報
上記した従来の技術は、日付情報(「ログ記録日時情報」とも称する)の順にログ情報を並び替えているが、日付情報や時刻情報がログ情報のどこに記録されているかは、ログを出力するサービス提供プログラム(サービス提供プログラムとは、コンピュータにより実行されるものであり、WEBサーバ用のアプリケーションソフトや業務用のアプリケーションソフトや汎用的な処理を行うアプリケーションサーバソフト等のソフトウェアを指す)毎に異なる場合があるため、統合対象のログ情報の日付情報や時刻情報が、すべて同じ位置にあるとは限らず、上記した従来技術は、これについての対処が行われていないとの問題があった。
また、日付情報や時刻情報の形式が、ログを出力するサービス提供プログラム毎に異なる場合があり、上記した従来技術は、ログ情報毎の日付情報や時刻情報の形式を定義していないため、統合するログ情報が複数の異なる形式である場合に対処していないとの問題があった。
また、日付情報や時刻情報を含まないログ情報があり、これについての対処が行われていないとの問題があった。
この発明は、上記した問題点を解決し、ログ情報が含む日付情報や時刻情報の位置が、ログ情報毎に異なっていても、ログ情報毎の個々の日付情報及び時刻情報の位置に対応して、日付情報と時刻情報を取り出して、日付情報と時刻情報とに従いログ情報を並び替えて表示することを目的とする。
また、取り出した日付情報及び時刻情報の形式が、ログ情報毎に異なっていても、ログ情報毎の個々の日付情報及び時刻情報の形式に対応して、正しく日付情報と時刻情報との順にログ情報を並び替えて表示することを目的とする。
また、日付情報や時刻情報を含まないログ情報が存在した場合の対処を行うことを目的とする。
この発明の複数の異なるサービス提供装置毎のログ情報を統合して出力するログ統合管理装置は、上記ログ情報は、複数の異なるサービス提供装置毎に、1つ以上の区切り情報によって区切られた複数のセクションを有し、処理を実行するセントラル・プロセッシング・ユニット(Central Processing Unit:CPU)と、上記区切り情報と、上記複数のセクションのうち上記ログ情報を統合するキー情報を含むセクションの位置を示す位置情報とを有する個別情報を、複数の異なるサービス提供装置毎に記憶する個別情報記憶部と、上記CPUにより、上記複数の異なるサービス提供装置毎に個別情報を入力させる個別情報設定画面を表示装置に表示して、表示した個別情報設定画面から複数の異なるサービス提供装置毎の個別情報を入力装置を用いて入力し、入力した個別情報を複数の異なるサービス提供装置毎に上記個別情報記憶部にCPUにより記憶する個別情報設定部と、上記CPUにより、上記個別情報記憶部が記憶する複数の異なるサービス提供装置毎の個別情報と、複数の異なるサービス提供装置毎のログ情報を入力して、入力した複数の異なるサービス提供装置毎のログ情報から上記位置情報が示す位置のセクションが含むキー情報を取得して、取得したキー情報に基づいてログ情報を統合して表示装置に表示するログ情報統合部とを備えたことを特徴とする。
この発明のログ統合管理装置は、ログ情報を統合するためのキー情報の位置を、複数の異なるサービス装置毎に指定することが可能である。このため、複数の異なるサービス装置毎のログ情報のキー情報の位置が異なっても、ログ情報毎に正しい位置からキー情報を取り出すことができ、正しいキー情報によって統合されたログ情報をユーザに提供できるという効果を奏する。
実施の形態1.
複数の異なるサービス提供装置から入力するログ情報を、ログ情報の有するキー情報を用いて統合するログ統合管理装置の一例を説明する。
特に、複数の異なるサービス提供装置から入力するログ情報を記憶したログファイルの場所や、複数のログ情報を統合する際に使用するログ情報が含むキー情報の書式(日付情報や時刻情報の書式)、複数のログ情報から特定のログ情報を検出する検出条件等を、ユーザに指定させて入力することで、複数のログファイルの収集と障害検知を効率的に行えるようにするログ統合管理装置の一例を説明する。また、ログ情報を時系列表示することで、複数のログファイルを解析する際の効率を高めることを可能とするログ統合管理装置の一例を説明する。
図1は、ログ統合管理装置を含むログ統合管理システムの構成図である。
図1において、ログ統合管理システム10は、一般的なWEBシステムが備える、WEBサーバ機能を有するウェブサーバ装置12と、アプリケーションサーバ機能を有するアプリケーションサーバ装置14とを備え、さらに、ログ統合管理装置11と、障害データベース20を備える。アプリケーションサーバ装置14、ウェブサーバ装置12はそれぞれ、異なるサービスをサーバ装置の利用者(すなわち、サーバ装置をアクセスするユーザ)に対して提供するものである。ウェブサーバ装置12とアプリケーションサーバ装置14はそれぞれの機能にて、独立したログファイルを出力して、記憶装置に記憶する。ウェブサーバ装置12は、WEBサーバログ記憶装置13を備え、アプリケーションサーバ装置14は、アプリケーションサーバログ記憶装置15と、業務アプリケーションログ記憶装置16とを備える。アプリケーションサーバ装置14は、ユーザが構築した業務アプリケーションソフトを処理する機能と、汎用に使用されているアプリケーションソフトを処理する機能を有して、それぞれのアプリケーションソフト用に2つのログ記憶装置を備えている。
ログ統合管理装置11は、ファイアウォール18、イントラネット17を介してWEBサーバログ記憶装置13よりログ情報102を入力し、イントラネット17を介してアプリケーションサーバログ記憶装置15及び業務アプリケーションログ記憶装置16よりログ情報101,100を入力する。
障害データベース20は、障害の内容や障害の対処方法等を障害サポート情報として、障害を特定するキーワードに対応させて記憶するものである。ログ統合管理装置11は、統合したログ情報を表示した際に、ログ情報に含まれた障害を示すキーワードに対応する障害サポート情報103を、障害データベース20からインターネット19、ファイアウォール18、イントラネット17を介して入力して、ログ情報とともに表示する。なお、障害サポート情報の表示については、他の実施の形態で説明する。
図2は、ログ統合管理装置11のブロック図である。
図2において、個別情報設定部111は、アプリケーションサーバログ記憶装置15、業務アプリケーションログ記憶装置16、WEBサーバログ記憶装置13がそれぞれ記憶したログ情報に関して、個別に、ログ情報の統合に使用するキー情報の位置を示す情報やキー情報の形式を示す情報等を個別情報として、入力部112を介して入力する。その際、個別情報設定部111は、表示部113に、個別情報の入力をユーザが容易に行うための画面情報を表示する。そして、個別情報設定部111は、入力した個別情報を個別情報記憶部114に記憶する。個別情報記憶部114が個別情報を既に記憶している場合には、個別情報設定部111は、個別情報記憶部114から個別情報を入力して、表示部113に表示する。
ログ情報統合部115は、複数のログ情報を統合する際に、統合の対象とするログ情報を指定する等の統合情報を、入力部112を介して入力する。その際、ログ情報統合部115は、表示部113に、統合情報の入力をユーザが容易に行うための画面情報を表示する。そして、ログ情報統合部115は、図示しない記憶部に入力した統合情報を記憶する。さらに、ログ情報統合部115は、ログ情報の入力を指示する入力要求情報をログ情報入力部116に出力して、アプリケーションサーバログ記憶装置15、業務アプリケーションログ記憶装置16、WEBサーバログ記憶装置13がそれぞれ記憶したログ情報をログ情報入力部116を介して入力する。そして、ログ情報統合部115は、入力したログ情報から統合情報に基づいて統合対象のログ情報を収集して、ログ情報を統合し、統合したログ情報を表示部113に表示する。また、ログ統合情報を、統合情報記憶部117に記憶する。ログ統合情報は、ファイル名の指定が可能であり、ログ情報統合部115は、指定されたファイル名でログ統合情報を統合情報記憶部117に記憶する。
図3は、ログ統合管理装置の装置構成の例を示す図である。
図4は、ログ統合管理装置のハードウェアの構成の例を示す図である。
図3において、ログ統合管理装置11は、システムユニット200、CRT(Cathode・Ray・Tube)やLCD(液晶)の表示画面を有する表示装置141、キーボード142(Key・Board:K/B)、マウス143、FDD145(Flexible・Disk・ Drive)、コンパクトディスク装置146(CDD)、プリンタ装置147などのハードウェア資源を備え、これらはケーブルや信号線で接続されている。
システムユニット200は、コンピュータであり、図1のようにイントラネット17に接続され、ファイアウォール18を介してインターネット19に接続されている。
図4において、ログ統合管理装置11は、プログラムを実行するCPU137(Central・Processing・Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU137は、バス138を介してROM139、RAM140、通信ボード144、表示装置141、キーボード142、マウス143、FDD145、CDD146、プリンタ装置147、磁気ディスク装置136と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置136の代わりに、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM140は、揮発性メモリの一例である。ROM139、FDD145、CDD146、磁気ディスク装置136の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
通信ボード144、キーボード142、FDD145などは、入力部、入力装置の一例である。
また、通信ボード144、表示装置141、プリンタ装置147などは、表示部、出力部、出力装置の一例である。
通信ボード144は、イントラネット17等に接続されている。通信ボード144は、LAN、インターネット、ISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)などに接続されていても構わない。
磁気ディスク装置136には、オペレーティングシステム135(OS)、ウィンドウシステム148、プログラム群149、ファイル群150が記憶されている。プログラム群149のプログラムは、CPU137、オペレーティングシステム135、ウィンドウシステム148により実行される。
上記プログラム群149には、実施の形態の説明において「〜部」、として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU137により読み出され実行される。
ファイル群150には、実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の比較結果」、「〜の検索結果」として説明する情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU137によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・比較・処理・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。抽出・検索・比較・処理・出力・印刷・表示などの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、実施の形態の説明において説明するフローチャートやブロック図の矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM140のメモリ、FDD145のフレキシブルディスク、CDD146のコンパクトディスク、磁気ディスク装置136の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD(Digital・Versatile・Disk)等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス138や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、実施の形態の説明において「〜部」、として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「〜手段」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、ROM139に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU137により読み出され、CPU137により実行される。すなわち、プログラムは、「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
次に、ログ情報の生成について説明する。
図5は、ユーザとセッションとログ情報との関係を示す図である。図5において、複数のユーザA,B,Cは、図1に図示していない各クライアント端末装置からログ統合管理システム10を利用するユーザである。複数のユーザA,B,Cは、アプリケーションサーバ装置14が提供している業務アプリケーション機能を利用する。アプリケーションサーバ装置14は、各ユーザからのアクセス(ログイン)が行われた際に、ログインされた業務アプリケーション機能を実行する業務アプリケーションソフトによりユーザ毎の「セッション」を生成し、セッション単位で業務アプリケーション機能の操作を行う。例えば、業務アプリケーションソフトがログ情報を出力する処理を行う際、ユーザ毎のセッションは、1つの業務アプリケーションログファイルをアクセスして、ログ情報を出力する。このため、複数セッション、すなわち、複数のユーザのログ情報が、同じ1つの業務アプリケーションログファイルに混在して出力することになる。WEBサーバログやアプリケーションサーバログにしても、各ユーザのセッションが出力したログ情報が混在する。
なお、上記したこの問題は、後述するフィルタ情報に関する機能により解決可能である。
また、一人のユーザに係るセッションが複数のログファイルに散らばって格納されることが発生する。例えば図5のユーザA,B,Cは、WEBサーバ <−> アプリケーションサーバ <−> 業務アプリケーションの流れを何度か行き来してサービスの提供を受ける。この場合、例えばユーザAに係るセッションAがログ情報を書き込む対象は、WEBサーバログとアプリケーションサーバログと業務アプリケーションサーバログの3つのログ記憶装置である。すなわち、ユーザAのセッションAに係るログ情報が、3つのログ記憶装置に散らばって書き込まれる。
なお、上記したこの問題は、後述するログ情報の階層表示により解決可能である。
例えばユーザAの処理の実行中に、障害が発生してログ情報を解析しようとした場合、障害発生時の原因調査として、ログ情報がWEBサーバログ、アプリケーションサーバログ、業務アプリケーションログ等の複数の異なる出力先を解析することと、ログ情報を追跡する際に処理の順序を追跡する場合に使用するログ情報が含む日付情報や時刻情報が、ログ情報毎に異なる形式で記録されていたり、ログ情報が含む情報が、ログ情報毎に異なる内容であるため、ログ情報の解析が従来は容易でなかった。
また、複数のユーザ毎のログ情報が、1つのログファイルに混在しているため、自身のログ情報と他のユーザのログ情報とを確認しながら、ログ情報の解析をしなければならなかった。
図6は、ログ情報の一例を示す図である。図6に示すログ情報を記憶する記憶装置とログ情報を出力した対象アプリケーションは、以下の通りである。
アクセスログ情報131とエラーログ情報132は、WEBサーバログ記憶装置13が記憶し、Apache(1995年に開発が始まったWEBサーバで、オープンソフトとして無償で公開され、世界中のボランティアのプログラマたちの手によって開発された。誰でも修正・再配布することができる)が出力したものである。
ログ情報151は、アプリケーションサーバログ記憶装置15が記憶し、Tomcat(Jakartaプロジェクト(オープンソースのWEBサーバソフトなどを開発しているApacheプロジェクトのサブプロジェクトで、Java(登録商標)技術に関連するソフトウェアを開発するプロジェクト)で開発されているJava(登録商標)サーブレット・JSP(登録商標)を処理するアプリケーションサーバ)が出力したものである。
ログ情報161は、業務アプリケーションログ記憶装置16が記憶し、業務アプリケーションソフトの一例であるlog4j(Jakartaプロジェクトで開発が進められているJava(登録商標)プログラム用ログAPI)にて出力したものである。
図7は、複数のユーザのセッションが発生している場合に、複数のセッションのログ情報が1つのログファイルに混在していることを説明する図である。図7では、ユーザの色と模様が、ログ情報の色と模様に対応する。
図7に示すように、複数のセッションが発生している場合、各セッションが共通のログファイルに対して出力を行うため、それぞれのセッションが書き込んだログ情報が混在している。このため、障害発生時に原因を調べる際は、解析対象とするセッションのログ情報の続きのログ情報を探しながら解析を行うため、解析作業が困難となり、ログ解析作業に時間を要してしまう。
このため、ログ統合管理装置11は、図8に示す処理を行い、解析対象とするセッションのログ情報を処理が行われた順に容易に追跡できるログ統合情報をユーザに提供する。
図8は、ログ統合管理装置11の処理手順を示すフローチャート図である。図8において、ログ統合管理装置11は、はじめに、個別情報設定部111により、個別情報設定処理(S1,個別情報設定工程)と個別情報登録処理(S2,個別情報登録工程)とのログファイル個別設定機能を実行し、ログ情報統合部115により、ログ情報統合設定処理(S3,ログ情報統合設定工程)と、ログ情報統合表示処理(S4,ログ情報統合表示工程)と、ログ情報統合登録処理(S5,ログ情報統合登録工程)とのログファイル統合表示機能を実行する。
図8の各処理内容について、以下に説明する。
図9は、個別情報設定処理で個別情報設定部111が表示部113に表示する個別情報を入力させる個別情報設定画面の一例である。
図10は、個別情報設定部111のブロック図である。図10において、個別情報設定部111は、図9の個別情報設定画面を表示部に表示させるための画面情報を記憶する画面情報記憶部1111を備える。また、画面情報記憶部1111から画面情報を入力して、入力した画面情報に従い表示部113に個別情報設定画面を表示させる個別情報制御部1110を備える。また、個別情報制御部1110は、表示部113(例えば表示装置141のCRT)に表示した個別情報設定画面に対して、ユーザが入力部112(例えばキーボード142やマウス143)を使用して入力した個別情報を入力する。
ここで、個別情報について説明する。個別情報は、複数の異なるサービス提供装置毎に入力する情報であり、図9の例では、以下の情報を個別情報とする。
ホスト名またはIPアドレス情報(ホスト名orIPアドレス)と、ログフォルダパス情報(ログフォルダパス)と、ログファイル名と、区切り情報(区切文字)と、日付情報が記憶されている位置を示す第一の位置情報(日付セクション)と、日付情報の形式(書式)を示す日付形式情報(日付形式)と、時刻情報が記憶されている位置を示す第二の位置情報(時間セクション)と、時刻情報の形式(書式)を示す時刻形式情報(時間形式)と、統合する対象のログ情報をユーザ識別情報により指定する場合にユーザ識別情報が記憶されている位置を示す第三の位置情報(フィルタ情報セクション)と、日付形式情報や時刻形式情報に適合しない場合に、適合しないログ情報を統合の対象から除くか、或いは、適合したログ情報に関連するログ情報であるものとして、統合の対象に含めることを指示する非適合ログ扱い情報(本フォーマットに非適合行の扱い)と、強調して表示することを指定する文字列情報(強調キーワードリスト)と、強調して表示しないことを指定する文字列情報(除外キーワードリスト)である。
個別情報は、複数の異なるサービス提供装置の毎に指定する。図9では、ログファイル1、ログファイル2、・・・、ログファイル5のそれぞれが、複数の異なるサービス提供装置のログファイルに対応する。例えば、ログファイル1は、WEBサーバログ記憶装置13に記憶されているログファイルに対応し、ログファイル2は、アプリケーションサーバログ記憶装置15に記憶されているログファイルに対応し、業務アプリケーションログ記憶装置16に記憶されているログファイルに対応する。ここでは、ログファイルは5つであるが、ログ統合管理システム10のシステムの構成に対応させてログファイルの数は増減可能である。
S1の個別情報設定処理では、個別情報制御部1110が、画面情報記憶部1111から図9の個別情報設定画面用の画面情報を入力して、入力した画面情報に従い表示部113に個別情報設定画面を表示して、ユーザに個別情報の入力を行わせる。
図9に記載した順に、個別情報の個々内容を説明する。
・ホスト名 or IPアドレス,ログフォルダパス,ログファイル名
個別情報設定部111は、入力するログ情報が記憶されているログファイルのホスト名(またはIPアドレス)、格納フォルダとログファイル名の設定をさせる。ログファイル名はワイルドカードが使用可能。ワイルドカードとは、図9のログファイル名に示すように、「?」を使用して、「?」の前後の文字列が対応するログファイル名が該当するファイルとすることである。ワイルドカードの替わりに、正規表現を使用してもよい。ログ情報は、日付毎に異なるファイルに格納する場合がある。このため、同じファイル名のログファイルが複数存在する場合の対処として、個別情報設定部111は、ログファイル名に適合するファイルが複数ある場合は、最新の日付のファイルを選択することを指定させる(図9の例では、「同じ形式の場合は最新日付のファイルを参照」にチェックを行わせる)。
・区切文字
ログファイルには、ログ情報が一行(1レコード)単位で出力される。そして、ログ情報は、あるまとまりのある情報と、他の情報とを区別するために区切り情報を使用する。ログ情報は、区切り情報により区切られた複数のセクションを有する。個別情報設定部111は、ログ情報の中で使用する区切文字を設定させる。区切文字の例としては、図9に示した、スペース、タブ、中括弧([ ])、アットマーク(@)等がある。これら4つ以外の記号情報や文字情報を区切文字として設定したい場合は、個別情報設定部111は、その他にチェックを入力させて、例えば、句読点を示す情報(、)や、コロンを示す情報(:)や、セミコロンを示す情報(;)や、カンマを示す情報(,)や、引用符を示す情報(“)等を枠内に設定させる。区切文字は、記号のほかに文字(例えば、「ア」や「カ」や「サ」等)でもかまわない。
・日付
個別情報設定部111は、日付情報を記憶するセクションの位置を、そのセクションが何番目にあるかを設定させる。例えば、前から何番目のセクションかを設定させたり、或いは後ろから何番目のセクションかを設定させる。また、日付情報の日付形式情報(フォーマット)について設定させる。
・時間
個別情報設定部111は、時刻情報を記憶するセクションの位置を、そのセクションが何番目にあるかを設定させる。また、時刻情報の時刻形式情報(フォーマット)について設定させる。セクションの位置の設定については、「日付」と同様とする。
・フィルタ情報
ログファイルの中に複数ユーザのログ情報が混在している場合があり、個別情報設定部111は、ある特定のユーザのログ情報を他のユーザのログ情報から分離するためのフィルタ情報を設定させる。フィルタ情報は、セッションIDまたはアクセス元IPアドレス等のユーザを識別する情報を記憶するセクションの位置を設定させる。セクションの位置の設定については、「日付」と同様とする。
このフィルタ情報に関する機能により、前述した1つのログファイルに複数のユーザのセッションに係るログ情報が混在することに対処できる。
・本フォーマットに非適合行の扱い(非適合ログ扱い情報)
個別情報設定部111は、本フォーマットに適合しないログ情報の扱いについて設定させる。本フォーマットに適合しないとは、日付情報や、時刻情報や、セッションID或いはアクセス元IPアドレスを含まないログ情報が存在して、日付形式情報や時刻形式情報やフィルタ情報に設定した内容と、セクションに含まれた情報とが適合しないことを指す。個別情報設定部111は、「無視する」と「最終適合行と同一として扱う」とのいずれかを選択させる。「無視する」を選択された場合、ログ情報統合部115は、非適合行(日適合ログ情報)の表示は行わない。また、「最終適合行と同一として扱う」を選択された場合、ログ情報統合部115は、非適合行(日付情報、時刻情報、フィルタ情報を含まないログ情報)の日付情報、時刻情報、フィルタ情報(ユーザを識別する識別情報)は、直近の適合行と同一であるとしてその非適合ログ情報を扱う。例えば、図6のログ情報(Tomcat)から出力されたログの例であるログ情報151では、2〜5行目がフォーマットに非適合の行であり、1行目が最終適合行である。このログに対して「無視する」を選択された場合、ログ情報統合部115は2〜5行目の表示は行わない。「最終適合行と同一として扱う」を選択された場合、ログ情報統合部115は、2〜5行目の日付情報、時刻情報、フィルタ情報は、1行目と同一であるとして扱う。
・強調キーワードリスト
個別情報設定部111は、ログ情報の表示を行う際の、エラーメッセージ等、強調表現するキーワードの設定をさせる。「設定」ボタンを押下されることで、個別情報設定部111は、キーワード設定を行う子画面を起動する。起動した子画面に強調表示させる文字列情報(強調キーワード)を入力させる。複数の文字列情報の設定を可能とする。
・除外キーワードリスト
個別情報設定部111は、強調キーワードが含まれるログ情報で、強調表示から除外するキーワードの設定を行う。「設定」ボタンを押下されることで、個別情報設定部111は、キーワード設定を行う子画面を起動する。起動した子画面に強調表示から除外する文字列情報(除外キーワード)を入力させる。複数の文字列情報の設定を可能とする。例えば、強調キーワードリストにおいて「error」を設定した場合に、すべての「error」を含む行について強調表示するのではなく、Warningレベルのものは除外したい場合、特定のクライアントに係るものは除外したい場合などが考えられる。図6のエラーログ情報(Apacheから出力されたログの例)132で、強調キーワードとして「error」を設定し、除外キーワードとして「client denied by server configration」を設定した場合、すべての行(1〜5行目)は強調表示されない。また、強調キーワードとして「error」を設定し、除外キーワードとして「client 127.0.0.1」を設定した場合、1〜3行目は強調表示されず、4〜5行目は強調表示される。
個別情報設定部111は、上記のように、個別情報設定画面からユーザに個別情報を設定させる。
登録ボタンが押下されると、個別情報設定部111は、登録ボタンが押下されたログファイルn(n=1〜5)に対応させて、個別情報設定画面に入力されている個別情報を個別情報記憶部114に記憶する(図8のS2、個別情報登録処理)。個別情報が既に個別情報記憶部114に記憶されている場合は、個別情報設定部111は、個別情報記憶部114に記憶されている個別情報を入力して、個別情報の設定がされた個別情報設定画面を表示する。ユーザは、変更のある個別情報を設定すればよい。また、ログ統合管理装置11の記憶装置にログファイルの所在を示すホスト名、IPアドレス、ログフォルダパス、ログファイル名を予め登録しておき、個別情報設定画面のホスト名、IPアドレス、ログフォルダパス、ログファイル名を設定させる際に、個別情報設定部111は、ログ統合管理装置11の記憶装置が予め記憶したホスト名、IPアドレス、ログフォルダパス、ログファイル名を一覧リストに表示して、ユーザに選択させるようにしてもかまわない。
次に、図11を参照して、日付情報と時刻情報との形式の差異について説明する。
図11の上から順に、Apacheアクセスログ(アクセスログ情報131)、Apacheエラーログ(エラーログ情報132)、Tomcatログ(ログ情報151)、業務アプリケーションログ(ログ情報161)それぞれの日付情報と時刻情報との具体例を示した。なお、図11の「記載場所」は、スペースを区切り情報として、ログ情報の先頭からのセクションの番号を記載している。図6のログ情報の例では、アクセスログ情報131のスペースの箇所がわかりづらいが、図6のアクセスログ情報131の1行目のログ情報は、「10.66.100」の後ろの2つの「−」の前後にスペースがあるものとして、図11のApacheアクセスログの記載場所を「4番目」としている。
このように日時情報の記載場所、書式だけでも各ログ情報で大きく異なる場合が多い。このため、障害発生時に解析を行う際の、目視での各ログ情報を見比べながらの解析作業が効率的ではなかった。
次に、図7で説明した複数ユーザのログ情報が混在することについて、図6に示した各ログ情報を例にして、図12にユーザを識別する識別情報の具体例について説明する。
図12の上から順に、Apacheアクセスログ(アクセスログ情報131)、Apacheエラーログ(エラーログ情報132)、業務アプリケーションログ(ログ情報161)それぞれのユーザの識別情報(接続元IPアドレス)の具体例を示した。
Apacheアクセスログは、ログ情報の先頭のセクションにユーザ識別情報として接続元IPアドレスを記憶する。図6のアクセスログ情報131を見ると、「10.66.100.100」と「10.66.50.50」との接続元IPアドレスを記憶している。
Apacheエラーログは、ログ情報の先頭から8番目のセクションにユーザ識別情報として接続元IPアドレスを記憶する。図6のエラーログ情報132を見ると、「127.0.0.1」と「10.66.100.100」との接続元IPアドレスを記憶している。
業務アプリケーションログは、ログ情報の後ろから1番目で、@の区切り情報で区切られたセクションにユーザ識別情報として接続元IPアドレスを記憶する。図6のログ情報161を見ると、「0BA8AB4・・・」のセッションIDを記憶している。
図7を用いて説明したように、1つのログファイルの中には、複数のユーザのログ情報が混在している。ログ統合管理装置11は、このように複数のユーザのログ情報が混在しているログファイルから、フィルタ情報を設定させることにより、設定されたフィルタ情報に基づいて、解析したいユーザのログ情報のみをフィルタリングすることが可能となる。例えば、図6のログ情報の例では、ログ情報161の「業務アプリケーションログ」は、末尾の”@”以降にユーザを識別するセッションIDを記憶するため、「0BA8AB4・・・」のセッションIDを用いてフィルタリングすることが可能となる。
次に、統合情報について説明する。
統合情報は、S3のログ情報統合処理において、ログ情報統合部115がログ情報統合表示画面を表示してユーザに設定させる情報である。
統合情報は、ログ情報統合部115が、表示部113に表示する情報であるが、ログ情報の統合を行う際には、個別情報を使用する。個別情報は、既に説明したように、複数の異なるサービス提供装置のログファイル毎に設定を行う。このため、ログ情報統合部115は、ログ情報統合表示画面を表示させて、統合したいログ情報に対応する個別情報をユーザに設定させる。
図13は、ログ情報統合部115が表示部113に表示するログ情報統合表示画面1150の一例を示す図である。
図14は、ログ情報統合部115のブロック図である。図14において、ログ情報統合部115は、図13のログ情報統合表示画面を表示部113に表示させるための画面情報を記憶する画面情報記憶部1152を備える。また、画面情報記憶部1152から画面情報を入力して、入力した画面情報に従い表示部113にログ情報統合表示画面を表示させるログ統合制御部1151を備える。また、ログ統合制御部1151は、表示部113(例えばCRT等の表示装置141)に表示したログ情報統合表示画面1150に対して、ユーザが入力部112(例えばキーボード142やマウス143)を使用して入力した統合情報を入力する。また、ログ統合制御部1151は、入力した統合情報を統合情報記憶部117に記憶する。統合情報記憶部117に記憶する統合情報は、ユーザがつけたファイル名毎に、例えば統合情報ファイルA(統合情報ファイル117a)、統合情報ファイルB(統合情報ファイル117b)に記憶する。統合情報をユーザに入力させる場合に、統合情報記憶部117が統合情報を記憶していた場合、記憶されている統合情報をログ情報統合表示画面に表示させる。また、ログ統合制御部1151は、統合情報に含まれる個別情報を指定する情報に基づいて、個別情報記憶部114から個別情報を入力して、個別情報に基づいてログ情報入力部116に対してログ情報の入力を要求する入力要求情報を出力して、ログ情報入力部116を介してログ情報を入力する。ログ統合制御部1151は、入力したログ情報を個別情報に従い統合して統合ログ情報を生成して、表示部113に表示する。
次に、ログ情報統合表示画面1150について説明する。ログ情報統合表示画面1150は、図13に示すように、入力領域1154と、出力領域1156と、入力領域1153とを有する。各領域の有する項目について、内容を説明する。
・期間
入力領域1154にあり、ログ統合制御部1151は、出力領域1156(ビュー画面)に表示する対象とするログ情報の範囲(日時)を指定させる。
・検索
入力領域1153にあり、ログ統合制御部1151は、検索キーワードを入力させ、検索ボタンをクリックされることで、ビュー画面に表示された統合ログ情報から検索キーワードの検索を行い、検索できた対象行にカーソルを移動する。
・選択行の移動
入力領域1154にあり、ログ統合制御部1151は、ビュー画面で選択された行を上へ移動させたり、下へ移動させる(ログ位置移動機能と称する)。例えば、ログ情報が含む時刻情報は、時間単位が異なる場合がある。例えば、図11の例では、エラーログ情報132は、時,分,秒により時刻を表しているが、ログ情報161は、時,分,秒,ミリ秒により時刻をあらわしている。このように時間単位が異なる場合、時刻情報の順にログ情報を並べて表示することが、正常に行えていない場合がある。このような状況に対処するため、ユーザが選択した対象行を、ユーザに指示された適正位置に動かすことで、ログの解析をしやすいようにする。
・強調行検索
入力領域1154にあり、ログ統合制御部1151は、個別情報の強調キーワードとして指定された文字列情報を含むログ情報の検索を行う。上ボタンで一つ前の強調行へ、下ボタンで次の強調行へジャンプする。
・ログ表示切替
入力領域1154にあり、ログ統合制御部1151は、個別情報として設定されたログファイル1〜ログファイル5のログファイル名によって示されたログファイルが記憶するログ情報を、表示する/しないを、ログファイル毎に切り替えることを設定させる。なお、この例ではログ1はWebサーバログ(Apacheから出力されたエラーログ)であり、ログ2はアプリケーションサーバログ(Tomcatから出力されたログ)であり、ログ3は業務アプリケーションから出力されたログである。
・フィルタ(フィルタ情報による)
入力領域1154にあり、ログ統合制御部1151は、複数ユーザのログ情報が混在しているログファイルをフィルタリングする(フィルタリング機能と称する)。
ログ統合制御部1151は、ログファイル毎にプルダウンの表示を行う。各プルダウンには図6の個別情報設定画面のフィルタ情報として設定されたセクションから取り出した文字列情報と「すべて」の文字列とをセットする。この例では、フィルタ情報として設定されたセクションから取り出した文字列情報とは、図12と対応付ければ分かるように、ログ1については接続元IPアドレスであり、ログ2については接続元IPアドレスであり、ログ3についてはセッションIDである。
なお、図13の出力領域1156に表示されたフィルタ情報の文字列部分をユーザにより右クリックで選択させ、「フィルタ」の文字列を含むメニューを表示して、このメニューから「フィルタ」の文字列を選択させることにより、選択されたフィルタ情報の文字列を入力領域1154の「フィルタ」のボックスに表示して、フィルタ情報をセットできるようにさせてもよい。
ユーザのコンボボックス操作により「すべて」がセットされている場合は、ログ統合制御部1151は、すべてのログ情報を表示する。セッションIDを示す文字列情報をプルダウンに表示して、特定のセッションIDが選択されている場合は、ログ統合制御部1151は、セッションIDに適合するログ情報のみを表示する。
・ログ表示画面
出力領域1156にあり、ログ統合制御部1151は、統合した統合ログ情報を表示する。
ログ統合制御部1151は、統合ログ情報を時系列に階層表示する。階層表示とは、ログファイルごとに、ログ情報の表示位置をずらして表示することをいう。図13の例では、ログ情報133は、ログファイル1の個別情報として設定されたログファイル名のログファイルに記憶された情報であり、ログ情報152は、ログファイル2のログファイル、ログ情報162は、ログファイル3のログファイルに記憶された情報である。ログ情報152は、ログ情報133に対して右に何列分かずれるようにインデントがとられている。ログ情報162は、ログ情報152に対して右に何列分かずれるようにインデントがとられている。インデントをいくつにするかは、ログ統合制御部1151が備える記憶部にログファイル1〜5にそれぞれ対応させて予め設定しておく。ログ統合制御部1151は、表示するログ情報がログファイル1〜5のうちどの個別情報に設定されたログファイルに記憶されたログ情報かを判断して、判断したログファイルのインデントに従い階層表示する。
この時系列に階層表示を行う機能により、一人のユーザのセッションに係るログ情報が、複数のログファイルに散らばって書き込まれていても、複数のログファイルのログ情報を統合して、さらに、ファイル別に区別が付くように階層表示することにより、前述した一人のユーザのセッションに係るログ情報が、複数のログファイルに散らばって書き込まれることに対処可能である。
また、ログ統合制御部1151は、統合ログ情報をキーワード表示、強調表示、障害情報へのリンク等を行う機能を有する。
キーワード表示は、ログ統合制御部1151が、個別情報として設定された強調キーワードをログ情報が含むか否かを検索して、含む場合にその文字列を他の文字列と色を変えて表示させたり、点滅させたりする。
図9の個別情報設定画面1112において、「本フォーマットに非適合行の扱い」の設定は「最終適合行と同一として扱う」と設定されていた。このため、図13の出力領域1156には、ログ情報152として、図6のログ情報151の5行分のログ情報が、表示される。ログ情報151の2〜5行目のログ情報は日時情報を含んでいないが、「最終適合行と同一として扱う」と設定されているため、ログ情報151の2〜5行目のログ情報には、1行目のログ情報の日付情報と時間情報とが用いられて表示される。しかし、図13では、階層表示と強調キーワードに関する表示を解りやすくするため、ログ情報152として図6のログ情報151の1行目のログ情報のみ表示し、ログ情報151の2〜5行目のログ情報の表示を省略している。
障害情報へのリンクは、他の実施の形態で説明する。
・読み込みボタン
入力領域1153にあり、ログ統合制御部1151は、保存ボタンが押下されて、統合情報記憶部117に保存した統合ログファイルを読み込む。この時、ログ統合制御部1151は、統合情報記憶部117に保存した統合ログファイル名を一覧リストにしてログ情報統合表示画面に表示させてもかまわない。
・保存ボタン
入力領域1153にあり、ログ統合制御部1151は、出力領域1156(ビュー画面)に表示した統合ログ情報を統合情報記憶部117に保存する(図8のS5のログ情報統合登録処理)。この時、ログ統合制御部1151は、保存するファイルのファイル名を設定させるボックスを表示して、ユーザにファイル名を入力させる。
次に、ログ情報統合表示画面(図13)で「確定」ボタンが押下された際のログ統合制御部1151による「ログ収集フロー」(図8のS4のログ情報統合表示処理の一部)について図15のフローチャートについて説明する。
図15において、ログ統合制御部1151は、確定ボタンが押下されたことを判定して、ログ番号Nを1に設定する(S11)。この時、ログ統合制御部1151は、ログ情報統合表示画面1150の入力領域1154と入力領域1153に入力されている情報を、例えばRAM140に一時的に記憶する。ログ統合制御部1151は、一時的に記憶したログ表示/非表示切替のログNにチェックマークが付されているかいないかを、判定して(S12)、付されていない場合には、S31へ処理を分岐する。付されている場合には、S13へ処理を分岐する。
S13では、個別情報記憶部114からログNに対応するログファイルNが記憶する個別情報を取得し、例えばRAM140に一時的に記憶する。一時的に記憶した個別情報からホスト名(IPアドレス)、ログフォルダパス、ログファイル名からログ情報の記憶場所を特定し、ログファイルの先頭に記憶されたログ情報とログファイルの最後尾に記憶されたログ情報を取得する。そして、先頭のログ情報と最後尾のログ情報から日付情報と時刻情報とを取得する。この時、日付情報は、個別情報の日付に設定されたセクション情報の示す位置から取得し、取得した日付情報を個別情報の日付形式に基づいて編集する。また、時刻情報は、個別情報の時間に設定されたセクション情報の示す位置から取得し、取得した時刻情報を個別情報の時間形式に基づいて編集する。編集した日付情報と時刻情報とが示す日時情報が、入力領域1154に入力された期間に含まれているか否かを比較して(S14)、含まれている場合には、ログファイルからログ情報を1つ取り出す(S15)。S14の比較の結果、含まれていない場合には、S31の処理へ分岐する。
ログ統合制御部1151は、S15で取り出したログ情報から、日付情報と時刻情報とを取得する。この時、日付情報は、個別情報の日付に設定されたセクション情報の示す位置から取得し、取得した日付情報を個別情報の日付形式に基づいて編集する。また、時刻情報は、個別情報の時間に設定されたセクション情報の示す位置から取得し、取得した時刻情報を個別情報の時間形式に基づいて編集する。ログ統合制御部1151は、日付情報が日付形式と統合し、時刻情報が時間形式と統合する場合に、日時情報が取得できたものと判断して(S16の成功)、さらに、編集した日付情報と時刻情報とが示す日時情報が、入力領域1154に入力された期間に含まれているか否かを比較する(S17)。例えば、日付形式が「YYYY−MM−DD」となっており、取り出した日付情報が「08/Dec/2006」であると、日付形式と日付情報とは適合せず、日付情報が「2006−10−11」であると、日付形式と日付情報とは適合する。
比較の結果、含まれている場合には、編集した日付情報と時刻情報とが示す日時情報を、例えばRAM140に保持して(S18)、S19以降の処理を行う。S17の比較の結果、含まれていない場合には、そのログ情報を破棄して(S23)、S30の処理へ分岐する。
S16で、ログ統合制御部1151は、日付情報が日付形式と適合せず、時刻情報が時間形式と適合しない場合は、日時情報が取得できなかったものと判断して(S16の失敗)、個別情報の「本フォーマットに非適合行の扱い」に設定された情報に従い、非適合行の処理を行う。具体的には、ログ統合制御部1151は、S20で、個別情報の「本フォーマットに非適合行の扱い」に設定された情報をRAM140から取得して、取得した情報が「無視する」であるときは、そのログ情報を破棄して(S22)、S15の処理へ戻って、次のログ情報を取得して、取得したログ情報についてS16以降の処理を行う。ログ統合制御部1151は、S20で取得した情報が「最終適合行と同一として扱う」であるときは、RAM140に保持した日時情報を取り出して(S21)、ログ情報へ日時情報を付与する(S19)。日時情報を付与する位置は、ログ情報の先頭に付与する。これは、後に行うのログ情報を統合する処理で日時情報に従いログ情報の並べ替えを行うためである。ログファイルの先頭のログ情報であるときは、すなわち1行目のログ情報であるときは、日付情報と時刻情報とが正しく編集できないとS14の処理でS31へ分岐してしまう。このため、S21の処理は行わないので、直近のログ情報の日時情報が保持されていないことを考えなくてよい。
次に、ログ統合制御部1151は、フィルタ情報についての処理を行う。ログ統合制御部1151は、個別情報の「フィルタ情報」に設定されたセクション情報があれば(「フィルタ情報」に設定されたセクション情報があるかないかの判断は、図15のフローチャートでは省略している)、その情報をRAM140から取得して、S24〜S29の処理を行う。個別情報の「フィルタ情報」に設定されたセクション情報がなければ、S30の処理へ分岐する。
S24では、ログ統合制御部1151は、取得したセクション情報が示すログ情報の位置から情報を取得して、情報が正しく取得できた場合は(S24の成功)、取得した情報をログ情報中のフィルタ情報として、RAM140に保持して、S26以降の処理を行う。情報が正しく取得できたか否かの判定は、例えば、「フィルタ情報」に設定されたセクション情報がIPアドレスである場合、IPアドレスは「.」を含むものなので、セクション情報の示す位置のセクションに含まれる情報が「.」を含むときは、正しく取得できたものと判定する。「.」を含まないときは、正しく取得できなかったものと判定する。
S24で、取得したセクション情報が示すログ情報の位置から情報が正しく取得できなかった場合は(S24の失敗)、個別情報の「本フォーマットに非適合行の扱い」に設定された情報に従い、非適合行の処理を行う。具体的には、ログ統合制御部1151は、S27で、個別情報の「本フォーマットに非適合行の扱い」に設定された情報をRAM140から取得して、取得した情報が「無視する」であるときは、そのログ情報を破棄して(S29)、S15の処理へ分岐して、次のログ情報を取得して、取得したログ情報についてS16以降の処理を行う。ログ統合制御部1151は、S27で取得した情報が「最終適合行と同一として扱う」であるときは、RAM140にフィルタ情報として保持した情報を取り出して(S28)、ログ情報へ取り出したフィルタ情報を付与する(S26)。情報を付与する位置は、ログ情報の先頭に付与した日時情報の直後の位置に付与する。これは、後に行うログ情報を統合する処理で、指定されたユーザ識別情報を有するログ情報を抽出する際に使用するためである。
S30では、ログ統合制御部1151は、日時情報の付与が終了したログ情報をRAM140に記憶する。そして、ログ情報がログファイルの最後尾の情報であるか判定し、最後尾の情報でなければ、S15から処理を繰り返し、最後尾の情報であれば、S31で、個別情報に設定されたホスト名(IPアドレス)、ログフォルダパス、ログファイル名から、まだ処理をしていない他のログファイルがあるか判定する。まだ処理をしていない他のログファイルがあれば、他のログファイルについて、S13から処理を繰り返す。処理をしていないログファイルがない場合には、ログ統合制御部1151は、S32で、Nの値が5よりも小さい場合は、Nに1を加算して、S12からの処理を繰り返す。Nの値が5以上であれば、ログの収集処理を終了して、ログの表示処理を行う。
例えば、Apacheから出力されたエラーログ情報(図6のエラーログ情報132)をログファイル1としてホスト名(IPアドレス)、ログフォルダパス、ログファイル名に指定を行い、Tomcatから出力されたログ情報(図6のログ情報151)をログファイル2としてホスト名(IPアドレス)、ログフォルダパス、ログファイル名に指定を行い、業務アプリケーションから出力されたログ情報(図6のログ情報161)をログファイル3としてホスト名(IPアドレス)、ログフォルダパス、ログファイル名に指定を行う。このように指定を行うとS13からS32までの処理を、3回繰り返す。なお、Apacheから出力されるログ情報(図6のログ情報131)は通常、ログ情報の量が膨大であり、また、ログ情報の内容的にも障害解析に使用しない場合が多い。このため、ここでは、ログファイルにApacheから出力されるログ情報を指定しない。しかし、Apacheから出力されるログ情報を指定する場合には、ログファイル4として、Apacheから出力されたエラーログ情報を指定すればよい。或いは、Apacheから出力されるログ情報をログファイル1として指定し、Apacheから出力されたエラーログ情報、Tomcatから出力されたログ情報、業務アプリケーションから出力されたログ情報の順にログファイル2、ログファイル3、ログファイル4として指定すればよい。
次に、図16のフローチャートに従い、ログ統合制御部1151のログ表示処理について説明する。ログ表示処理は、図8のS4のログ情報統合表示処理の一部である。
図16は、図15のログ収集フローの処理が終了してから、ログ統合制御部1151により実行される。
図16において、ログ統合制御部1151は、ログ情報統合表示画面1150の入力領域1154にあるログ1〜5のそれぞれのフィルタコンボをセットする(S41)。具体的には、個別情報にフィルタ情報が設定されている場合には、図15のS25でログ情報から取得したフィルタ情報をRAM140に保持しているので、それをフィルタコンボにセットするとともに、「すべて」との文字をセットする。個別情報にフィルタ情報が設定されていない場合には、「すべて」との文字をフィルタコンボにセットする。ログ表示/非表示切替にチェックマークが付されていないログのコンボには、「なし」との文字をセットする。
次に、ログ統合制御部1151は、RAM140に記憶した日時情報を付与した全ログ情報を取り出して、日時情報の順にログ情報の並べ替えを行い、RAM140に記憶する(S42)。そして、RAM140から並べ替えを行ったログ情報を1つ取り出す(S43)。この後、ログ統合制御部1151は、ログファイル1〜5の個別情報の強調キーワードリストに強調キーワードが設定されているか、個別情報を確認して、強調キーワードが設定されていたら、S42で取り出したログ情報の中に、強調キーワードとして設定されている文字列情報が含まれているか含まれていないかを検索する(S44)。含まれていない場合は(S44のNo),S48の処理に分岐する。含まれている場合には(S44のYes)、ログ情報中の強調キーワードを例えば赤色の文字に変更する(S45)。さらに、ログ統合制御部1151は、ログファイル1〜5の個別情報の除外キーワードリストに除外キーワードが設定されているか、個別情報を確認して、除外キーワードが設定されていたら、ログ情報中に除外キーワードとして設定されている文字列情報が含まれているか含まれていないかを検索する(S46)。含まれていない場合は(S46のNo)、ログ情報を表示する際にそのログ情報の行を薄い赤色で表示するように、ログ情報を編集する(S47)。含まれている場合には(S46のYes)、何も行わない。ここでは、除外キーワードの文字列情報を含まないログ情報を強調させるため、そのログ情報の行を薄い赤色で表示するようにしている。別の方法として、強調キーワードと除外キーワードとの両方に同じキーワードの文字列情報が設定されていた場合、赤色に変更した文字列情報を変更する前の色に戻すことも可能である。除外キーワードを含む場合と、含まない場合とで、どのようにログ情報の表示の仕方を変えるか、事前のユーザの設計に従いログ統合制御部1151の動作を変更する。図13の出力領域1156の上から5行目のログ情報の例では、フローチャートの方法とは異なる、強調キーワードと除外キーワードとの両方に同じキーワードの文字列情報が設定されていた場合、赤色に変更した文字列情報を変更する前の色に戻す方法による表示例を示す。また、出力領域1156の上から6行目のログ情報は、強調キーワードを含み、除外キーワードの文字列情報を含まないログ情報の行を薄い赤色で表示する例である。
ログ統合制御部1151は、S43〜S47の処理が終了したログ情報をRAM140に記憶する。そして、RAM140に記憶した日時情報を付与した全ログ情報について、S43〜S47の処理が終了するまで、S43からの処理を繰り返す(S48)。全ログ情報について、S43〜S47の処理が終了したら、RAM140に記憶したS43〜S47の処理が終了したログ情報を、出力領域1156に表示する(S49)。この時、図15のS19でログ情報の先頭に付与した日付情報と時刻情報とを表示するとユーザが追跡を行いやすいが、ログ情報中にあるので表示しなくてもかまわない。
表示の後、フィルタコンボに設定した情報から1つのフィルタ情報をユーザに選択させて、選択が行われた後、確定ボタンの押下がなされると、ログ統合制御部1151は、RAM140の全ログ情報の中から、選択されたフィルタ情報と適合するフィルタ情報を有するログ情報だけを抽出して、抽出したログ情報を出力領域1156に表示する。また、別のフィルタ情報がフィルタコンボから選択されると、新たに選択されたフィルタ情報と適合するフィルタ情報を有するログ情報だけを全ログ情報から抽出して、抽出したログ情報を出力領域1156に表示する。フィルタ情報の選択は何度でも行える。また、出力領域1156に表示したログ情報は、保存ボタンが押下されることによって、ログ統合制御部1151が、ROM139や磁気ディスク装置136やFDD145等の記憶装置に記憶する(図8のS5のログ情報統合登録処理)。
例えば、図13の出力領域1156に表示したログ情報は、図9の個別情報設定画面1112で、ユーザがApacheから出力されたエラーログ情報(図6のエラーログ情報132)をログファイル1として指定を行い、Tomcatから出力されたログ情報(図6のログ情報151)をログファイル2として指定を行い、業務アプリケーションから出力されたログ情報(図6のログ情報161)をログファイル3として指定を行った場合と対応している。すなわち、ログ情報133は、図6のApacheから出力されたエラーログ情報132に対応し、ログ情報152は、図6のTomcatから出力されたログ情報151に対応し、ログ情報162は、図6の業務アプリケーションから出力されたログ情報161に対応する。ただし、出力領域1156に表示したログ情報162の内容は、エラーが発生した場合のログ情報の一例にしたため、ログ情報162の日付情報と時刻情報以外の情報の内容は、ログ情報161の内容とは若干異なっている。
この実施の形態で説明したログ統合管理装置11は、ログ情報中の日付情報及び時刻情報の格納位置を、ログファイル毎に設定できるので、ログファイル毎に日付情報や時刻情報が異なる位置に格納されているログ情報を統合させて、表示させることができる。また、日付情報の形式や時刻情報の形式も設定できるため、いろいろな形式の日付情報や時刻情報が混在していても、日付情報と時刻情報とにより示される日時情報を、正しく比較でき、その結果、正しい日時の順にログ情報を並び替えて、表示できる。
また、ユーザを識別するフィルタ情報のログ情報中の格納位置を設定きるので、ログファイルごとにフィルタ情報が異なる位置に格納されているログ情報を統合させて、表示させることができる。
また、日付情報や時刻情報やフィルタ情報を含まないログ情報が混在していても、そのログ情報を破棄するか、直近の日付情報や時刻情報やフィルタ情報を含むログ情報の日付情報や時刻情報やフィルタ情報を、これらを含まないログ情報の情報として使用することを設定できる。このため、日付情報や時刻情報やフィルタ情報を含まないログ情報を破棄することなく、統合の対象にできる。
また、フィルタ情報に設定したセクションに記憶されている情報を収集して、コンボボックスに表示して、コンボボックスからユーザに任意の情報を選択させることができるので、統合して表示したログ情報から、さらに、ユーザが絞り込みたいログ情報を絞り込んで表示できる。
実施の形態2.
この実施の形態では、実施の形態1で説明したログ統合管理装置11が、さらに、障害解析サポート機能を備える場合の一例を説明する。
前述の障害解析サポート機能とは、図1に示すようにインターネット上に障害データベース20を構築し、そこから最新の障害情報をログ統合管理装置11が取得できる機能をいう。
図17に、障害サポート機能を有するログ統合管理装置11のログ情報統合部115を示す。ログ統合制御部1151は、障害データベース20をイントラネット17、ファイアウォール18、インターネット19を介して接続する。そして、ログ統合制御部1151は、実施の形態1で説明した動作を行う他に、図13の出力領域1156に表示されたログ情報に含まれるエラー情報に関係する障害サポート情報を障害データベース20をアクセスして検索する障害解析サポート機能を有する。
例えば、Apache、Tomcat等のオープンソースアプリケーションで発生しているエラーに対して、ログ情報に含まれたエラー情報と照合を行い、適合する障害サポート情報があれば表示する。
図18は、障害解析サポート機能を有するログ統合制御部1151による「ログ表示フロー」のフローチャート図である。図18に従い、ログ統合制御部1151の動作を説明する。
図18のS50,S51,S52は、実施の形態1で説明した図16のフローチャートに追加を行った処理である。他の処理ステップは、図16と同様の処理内容であるため、説明を省略する。
S50では、ログ統合制御部1151は、イントラネット17、ファイアウォール18、インターネット19を介して障害データベース20から障害リストを取得する。障害リストとは、図18に示すようにキーワードNに対応させて障害原因を示す障害サポート情報Nを記憶させたデータベースである。キーワードとは、ログ情報に含まれるエラー(障害)情報である。
S51では、ログ統合制御部1151は、ログ情報にS50で取得した障害リストのキーワードが含まれているか否かを検索する。検索した結果、キーワードを含む場合には、S52で、ログ統合制御部1151は、ログ情報に含まれたキーワードと適合する情報に対して、他の情報と色を変えたり点滅表示させる等の編集を行い、S48の処理を行う。キーワードを含まない場合には、S48の処理へ分岐する。図13の例では、出力領域1156の下から2行目に表示したログ情報が障害リストに記憶されているキーワードを含み、「SQLの発行エラー」とのエラー情報が障害リストに記憶されているキーワードと適合する。図13の例では、適合する「SQLの発行エラー」とのエラー情報に下線を引くとともに、文字のフォントを他の文字と比べて太くして、エラー情報を強調している。
ログ統合制御部1151は、「SQLの発行エラー」のエラー情報をユーザにクリックさせ、クリックされた場合に、キーワードに対応する障害サポート情報を障害リストから取得して、「SQLの発行エラー」のエラー情報の近傍に子画面を表示して、対応する障害サポート情報をこの子画面に表示する。
このように、ログ統合制御部1151は、ログ情報中のエラー情報に対応する障害サポート情報が参照可能である場合には、そのことをユーザに知らせる。このため、ユーザは、表示部113に表示されたログ情報を確認するだけで、障害サポート情報を参照できるか否かを知ることができる。また、障害サポート情報を参照できる場合には、ログ情報中のエラー情報をクリックするだけで障害サポート情報を参照できるため、障害発生時のログ解析や、原因分析の効率を向上させることが可能になる。
実施の形態1及び2で説明したログ統合管理装置11は、例えばコンピュータ上で動作するプログラムにより構成される。プログラムは、コンピュータ(端末)にセットアップする「ログファイル統合管理ツール」を構成し、「ログファイル統合管理ツール」をセットアップした端末は、ログ統合管理装置11となる。さらに、ログ統合管理装置11は、インターネット上に公開してツールからのアクセスを可能とする「障害データベース」を接続して、ログ統合管理システム10を構成する。イントラネット内の端末にセットアップされたログファイル統合管理ツールは、個別設定の内容に従ってログの収集と統合表示を行う。
また、収集したログ情報とインターネット上に公開された障害データベースの照会を行い、マッチングした場合は障害データベース上の原因情報等の取得と表示を行う。
ログ統合管理装置を含むログ統合管理システムの構成図である。 ログ統合管理装置11のブロック図である。 ログ統合管理装置の装置構成の例を示す図である。 ログ統合管理装置のハードウェアの構成の例を示す図である。 ユーザとセッションとログ情報との関係を示す図である。 ログ情報の一例を示す図である。 複数のセッションのログ情報が1つのログファイルに混在していることを説明する図である。 ログ統合管理装置11の処理手順を示すフローチャート図である。 個別情報設定画面の一例を示す図である。 個別情報設定部111のブロック図である。 日付情報と時刻情報との形式の違いの具体例を説明する図である。 ユーザを識別する識別情報の具体例について説明する図である。 ログ情報統合表示画面の一例を示す図である。 ログ情報統合部115のブロック図である。 統合制御部1151による「ログ収集フロー」のフローチャート図である。 ログ統合制御部1151による「ログ表示フロー」のフローチャート図である。 障害サポート機能を有するログ統合管理装置11のログ情報統合部115のブロック図である。 ログ統合制御部1151による「ログ表示フロー」のフローチャート図である。
符号の説明
10 ログ統合管理システム、11 ログ統合管理装置、12 ウェブサーバ装置、13 WEBサーバログ記憶装置、14 アプリケーションサーバ装置、15 アプリケーションサーバログ記憶装置、16 業務アプリケーションログ記憶装置、17 イントラネット、18 ファイアウォール、19 インターネット、20 障害データベース、100,101,102 ログ情報、103 障害サポート情報、111 個別情報設定部、112 入力部、113 表示部、114 個別情報記憶部、115 ログ情報統合部、116 ログ情報入力部、117 統合情報記憶部、117a,117b 統合情報ファイル、131 アクセスログ情報、132 エラーログ情報、133 ログ情報、135 OS、136 磁気ディスク装置、137 CPU、138 バス、139 ROM、140 RAM、141 表示装置、142 キーボード、143 マウス、144 通信ボード、145 FDD、146 CDD、147 プリンタ装置、148 ウィンドウシステム、149 プログラム群、150 ファイル群、151 ログ情報、152 ログ情報、161 ログ情報、162 ログ情報、200 システムユニット、1110 個別情報制御部、1111 画面情報記憶部、1112 個別情報設定画面、1150 ログ情報統合表示画面、1151 ログ統合制御部、1152 画面情報記憶部、1153,1154 入力領域、1156 出力領域。

Claims (11)

  1. 複数の異なるサービス提供装置毎のログ情報を統合して出力するログ統合管理装置において、
    上記ログ情報は、複数の異なるサービス提供装置毎に、1つ以上の区切り情報によって区切られた複数のセクションを有し、
    上記ログ統合管理装置は、
    処理を実行するセントラル・プロセッシング・ユニット(Central Processing Unit:CPU)と、
    上記区切り情報と、上記複数のセクションのうち上記ログ情報を統合するキー情報を含むセクションの位置を示す位置情報とを有する個別情報を、複数の異なるサービス提供装置毎に記憶する個別情報記憶部と、
    上記CPUにより、上記複数の異なるサービス提供装置毎に個別情報を入力させる個別情報設定画面を表示装置に表示して、表示した個別情報設定画面から複数の異なるサービス提供装置毎の個別情報を入力装置を用いて入力し、入力した個別情報を複数の異なるサービス提供装置毎に上記個別情報記憶部にCPUにより記憶する個別情報設定部と、
    上記CPUにより、上記個別情報記憶部が記憶する複数の異なるサービス提供装置毎の個別情報と、複数の異なるサービス提供装置毎のログ情報を入力して、入力した複数の異なるサービス提供装置毎のログ情報から上記位置情報が示す位置のセクションが含むキー情報を取得して、取得したキー情報に基づいてログ情報を統合して表示装置に表示するログ情報統合部と
    を備えたことを特徴とするログ統合管理装置。
  2. 上記区切り情報は、所定のまとまりのある情報と、他の情報とを区切るために使用する情報であり、文字を示す情報と記号を示す情報との少なくともいずれかである
    ことを特徴とする請求項1記載のログ統合管理装置。
  3. 上記ログ情報は、上記キー情報を含むセクションを少なくとも2つ有し、
    上記2つのセクションのうち、一方の第一のセクションは、キー情報としてログ情報が記録された日付を示す日付情報を有し、他方の第二のセクションは、キー情報としてログ情報が記録された時刻を示す時刻情報を有し、
    上記日付情報と時刻情報とは、複数の異なるサービス提供装置毎に異なる形式を有し、
    上記第一のセクションと、上記第二のセクションとは、複数の異なるサービス提供装置毎に異なる位置にあり、
    上記個別情報設定部は、上記日付情報の形式を示す日付形式情報と、時刻情報の形式を示す時刻形式情報と、上記第一のセクションの位置を示す第一の位置情報と、上記第二のセクションの位置を示す第二の位置情報とを、上記個別情報として、上記複数の異なるサービス提供装置毎に表示した個別情報設定画面から入力し、
    上記ログ情報統合部は、入力した複数の異なるサービス提供装置のログ情報から、上記第一の位置情報が示す位置のセクションの日付情報と、上記第二の位置情報が示す位置のセクションの時刻情報とを取得して、取得した日付情報と時刻情報とを上記日付形式情報と時刻形式情報とに基づいて編集して、編集した日付情報と時刻情報とが示す日時の順にログ情報を並べ替えて表示する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のログ統合管理装置。
  4. 上記ログ情報統合部は、入力した複数の異なるサービス提供装置のログ情報から、上記第一の位置情報が示す位置のセクションが含む第一の情報と、上記第二の位置情報が示す位置のセクションが含む第二の情報とを取得して、取得した第一の情報の形式が上記日付形式情報と適合するとともに、取得した第二の情報の形式が上記時刻形式情報と適合する場合に、上記並べ替えの対象とする
    ことを特徴とする請求項3記載のログ統合管理装置。
  5. 上記複数の異なるサービス提供装置毎のログ情報は、ユーザを識別する識別情報を含むセクションを有し、
    上記個別情報設定部は、上記識別情報を含むセクションの位置を示す第三の位置情報を上記個別情報として、上記複数の異なるサービス提供装置毎に表示した個別情報設定画面から入力し、
    上記ログ情報統合部は、上記並べ替えの対象とするログ情報から、上記第三の位置情報が示す位置のセクションが含む識別情報を取得し、取得した識別情報を表示させて、表示させた識別情報から並べ替えの対象を絞り込む識別情報を選択させ、選択させた識別情報を有するログ情報を表示する
    ことを特徴とする請求項4記載のログ統合管理装置。
  6. 上記ログ情報統合部は、入力した複数の異なるサービス提供装置のログ情報から、上記第一の位置情報が示す位置のセクションが含む第一の情報と、上記第二の位置情報が示す位置のセクションが含む第二の情報とを取得して、取得した第一の情報の形式が上記日付形式情報と適合するとともに、取得した第二の情報の形式が上記時刻形式情報と適合する場合に、上記第一のセクションの日付情報と上記第二のセクションの時刻情報とを保持し、
    上記個別情報設定部は、上記ログ情報統合部が保持した日付情報と時刻情報とを、上記第一の情報が上記日付形式情報と適合しない場合と、上記第二の情報が上記時刻形式情報と適合しない場合とのいずれかであるログ情報の日付情報及び時刻情報とすることと、ログ情報を並べ替えの対象から除くこととのいずれかを指示する非適合ログ扱い情報を、上記複数の異なるサービス提供情報毎に表示した個別情報設定画面から入力し、
    上記ログ情報統合部は、上記第一の情報が上記日付形式情報と適合しない場合と、上記第二の情報が上記時刻形式情報と適合しない場合とのいずれかである場合に、上記非適合ログ扱い情報に基づいて、保持した日付情報と時刻情報とを、上記第一の情報が上記日付形式情報と適合しない場合と、上記第二の情報が上記時刻形式情報と適合しない場合とのいずれかであるログ情報に対して日付情報及び時刻情報とを付加することと、ログ情報を並べ替えの対象から除くこととのいずれかを行う
    ことを特徴とする請求項3記載のログ統合管理装置。
  7. 上記個別情報設定部は、ログ情報の表示を行う場合に、強調して表示する文字列情報を上記個別情報として、上記複数の異なるサービス提供装置毎に表示した個別情報設定画面から入力し、
    上記ログ情報統合部は、上記並べ替えの対象とするログ情報が、上記強調して表示する文字列情報を含んでいる場合、ログ情報が含む強調して表示する文字列情報を強調して表示する
    ことを特徴とする請求項4又は6記載のログ統合管理装置。
  8. 上記個別情報設定部は、ログ情報の表示を行う場合に、通常の表示を行う文字列情報を上記個別情報として、上記複数の異なるサービス提供装置毎に表示した個別情報設定画面から入力し、
    上記ログ情報統合部は、上記並べ替えの対象とするログ情報が、上記強調して表示する文字列情報を含み、上記通常の表示を行う文字列情報を含む場合に、ログ情報が含む強調して表示する文字列情報を強調表示せずに通常表示する
    ことを特徴とする請求項7記載のログ統合管理装置。
  9. 上記ログ情報統合部は、上記並べ替えて表示したログ情報から強調して表示した文字列情報を含むログ情報を検索して、検索したログ情報にカーソルを移動させる強調行検索ボタンを表示して、強調行検索ボタンを操作させ、強調行検索ボタンの操作に基づいて、上記検索したログ情報をカーソルが移動するようにカーソルの動作を制御する
    ことを特徴とする請求項7記載のログ統合管理装置。
  10. 複数の異なるサービス提供装置毎のログ情報を統合して出力する処理を実行するセントラル・プロセッシング・ユニット(Central Processing Unit:CPU)と情報を記憶する記憶部とを備えるログ統合管理装置のログ統合管理方法において、
    上記ログ情報は、複数の異なるサービス提供装置毎に、1つ以上の区切り情報によって区切られた複数のセクションを有し、
    上記ログ統合管理方法は、
    上記CPUにより、上記複数の異なるサービス提供装置毎に個別情報を入力させる個別情報設定画面を表示して、表示した個別情報設定画面から複数の異なるサービス提供装置毎の上記区切り情報と、上記複数のセクションのうち上記ログ情報を統合するキー情報を含むセクションの位置を示す位置情報とを有する個別情報を入力し、入力した個別情報を複数の異なるサービス提供装置毎に記憶部に記憶する個別情報設定工程と、
    上記CPUにより、上記記憶部が記憶する複数の異なるサービス提供装置毎の個別情報と、複数の異なるサービス提供装置毎のログ情報を入力して、入力した複数の異なるサービス提供装置毎のログ情報から上記位置情報が示す位置のセクションが含むキー情報を取得して、取得したキー情報に基づいてログ情報を統合して表示するログ情報統合工程と
    を備えたことを特徴とするログ統合管理方法。
  11. 複数の異なるサービス提供装置毎のログ情報を統合して出力する処理を実行するセントラル・プロセッシング・ユニット(Central Processing Unit:CPU)と情報を記憶する記憶部とを備えるコンピュータにより実行されるログ統合管理プログラムにおいて、
    上記ログ情報は、複数の異なるサービス提供装置毎に、1つ以上の区切り情報によって区切られた複数のセクションを有し、
    上記ログ統合管理プログラムは、
    上記CPUにより、上記複数の異なるサービス提供装置毎に個別情報を入力させる個別情報設定画面を表示して、表示した個別情報設定画面から複数の異なるサービス提供装置毎の上記区切り情報と、上記複数のセクションのうち上記ログ情報を統合するキー情報を含むセクションの位置を示す位置情報とを有する個別情報を入力し、入力した個別情報を複数の異なるサービス提供装置毎に記憶部に記憶する個別情報設定処理と、
    上記CPUにより、上記記憶部が記憶する複数の異なるサービス提供装置毎の個別情報と、複数の異なるサービス提供装置毎のログ情報を入力して、入力した複数の異なるサービス提供装置毎のログ情報から上記位置情報が示す位置のセクションが含むキー情報を取得して、取得したキー情報に基づいてログ情報を統合して表示するログ情報統合処理と
    を備えたことを特徴とするコンピュータにより実行されるログ統合管理プログラム。
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