JP2008207904A - 配達業務支援システム及び当該システムにおいて使用する配達業務用端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】定期的に配達物を配達する業務において、配達担当者の事前の作業負担が軽減され、経験の浅い配達担当者でも効率よく配達作業を遂行することができ、さらに、配達品質を向上させることができる配達業務支援システム及び配達業務用端末を提供する。
【解決手段】配達業務支援システムは、配達管理サーバ10と複数の配達用携帯端末20を主要な構成要素として含む。配達管理サーバ10には配達先に関する詳細な情報がデータベース化されて格納されている。配達管理サーバ10としてはパーソナルコンピュータを利用できる。配達用携帯端末20は配達担当者が配達業務の際に携帯する。配達用携帯端末20は、前述のポートを介して配達管理サーバ10と接続することによってデータの送受信が可能となり、配達管理サーバ10で作成された配達に必要な情報をダウンロードすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、定期的に多数の配達先に配達物を配達する作業を支援する配達業務支援システム及び当該システムにおいて使用する配達業務用端末に関する。
従来から、固定電話の加入者には電話帳が配達されている。電話帳は、固定電話加入者の電話番号を単に羅列するだけでなく、生活やビジネスに有用な広告を掲載したり、職業別電話帳などのように情報をさまざまに加工して利用者にとって利便性の高い情報を提供する手段ともなってきた。このような電話帳は、情報の正確さだけでなく情報の新しさが求められることから、例えば1年おきという一定期間毎に最新版が配達されている。このような電話帳の配達業務は、固定電話の電話会社から委託された業者が行っており、配達と同時に古くなった電話帳の回収も併せて行っている。
電話帳を配達する配達先の情報は、固定電話加入者の加入者情報をベースにして作成され、配達のための専用のコンピュータで管理されている。その件数は、国内では4000万件に上っている。これまでは、電話会社から委託された業者の配達担当者は、このコンピュータから自分が配達しようとする地域の配達先情報をコンピュータから引き出して、担当者が独自に配達計画を立て、それに基づいて配達作業行っていた。
このため、担当者は予め担当地域周辺の地図をコピーしたり、どの加入者がどういう電話帳を希望しているか、あるいは電話帳の配布を希望しない加入者は誰かなどの情報が記載されたサポートリストを用意するなど、実際の配達作業に先立って事前に準備しなければならない作業が多く、非常に手間がかかっていた。また、担当者が自分の担当区域を効率よく配達するためには、その地域の交通事情に詳しくなるなどそれなりの経験が必要とされていた。
さらに、近年、配達業務において電話帳が加入者の要望通りに配達・回収できていないという問題が多発しており、電話帳の配達業務の品質管理をどのように行うかということが大きな問題となっている。
本発明はこのような状況のもとでなされたものであり、定期的に配達物を配達する業務において、配達担当者の事前の作業負担が軽減され、経験の浅い配達担当者でも効率よく配達作業を遂行することができ、さらに、配達品質を向上させることができる配達業務支援システム及び配達業務用端末を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る配達用携帯端末を提供する。当該配達用携帯端末は、後述の配達業務支援システムにおいて使用する配達用携帯端末であって、少なくとも、配達先情報を記憶する配達先情報記憶部と、前記配達先情報を表示する配達先情報表示部と、配達地域の案内地図データを記憶する案内地図データ記憶部と、前記配達先情報と前記案内地図データに基づいて一つ又は複数の配達先の地図上の位置を地図データとともに表示する案内表示部と、ある配達先の配達が完了したときにその旨を入力して記憶する配達実績記憶部とを含んでいる。
前記配達先の地図上の表示は、配達が完了した旨の情報を入力すると、配達が完了した旨を示す表示に変化するものとすることが望ましい。
上記配達用携帯端末には、さらに、GPS機能を有し、当該GPS機能を使って現在位置を表示する機能を持たせることができる。また、前記GPS機能には、さらに、現在の位置から特定の配達先までの望ましいルートを算出して表示する機能を持たせることができる。
上記配達用携帯端末には、さらに、受取人が表示部上で署名をしたときに、その軌跡を画像データとして表示し、かつ、記憶する署名機能を持たせることができる。
さらに、上記の課題を解決するために、本発明に係る配達業務支援システムを提供する。この配達業務支援システムは、上記の配達用携帯端末と配達管理サーバとを含むものであり、前記配達管理サーバは、少なくとも、配達先の名称及び住所を少なくとも含む配達先情報を入力する配達先情報入力部と、前記配達先情報を記憶する配達先情報記憶部と、配達先の地図データを記憶する地図データ記憶部とを含んでおり、前記配達管理サーバと配達用携帯端末とは互いにデータの送受信が可能であって、前記配達用携帯端末は、配達作業に必要なデータ配達先情報及び地図データを配達管理サーバから受信して記憶し、前記配達管理サーバは、配達作業終了後に前記配達実績記憶部に記憶されたデータを前記配達用携帯端末から受信して記憶することを特徴とする。
上記のような配達業務支援システムにより、配達担当者は予めその日の配達業務に必要なデータを配達管理サーバから配達用携帯端末にダウンロードするだけでよいので、配達担当者の事前の作業負担が軽減される。また、配達担当者は配達用携帯端末を携帯していれば、簡単な操作でそこに表示される指示及びナビゲーションに従って配達先へ移動して配達を完了することができるので、経験の浅い配達担当者でも効率よく配達作業を遂行することができる。さらに、これにより配達誤りなどを防ぐことができるので配達品質が向上する。
以下で、図面を参照しながら本発明の実施の一形態である配達業務支援システムについて説明する。本実施形態に係る配達業務支援システムは、図1に示すように、配達管理サーバ10と複数の配達用携帯端末20を主要な構成要素として含む。配達管理サーバ10には、配達先に関する詳細な情報がデータベース化されて格納されている。
図2は、配達管理サーバ10及び配達用携帯端末20のハードウェア構成を示したブロック図である。同図に示すように、配達管理サーバ10は、CPU12と、メモリやハードディスクからなる記憶部14と、キーボードからなる入力部13と、ディスプレーなどの表示部11と、配達用携帯端末20との間でデータの授受を行うためのポート15を含んで構成されている。配達管理サーバ10としては、一般のパーソナルコンピュータを利用することができる。
配達用携帯端末20は、配達管理サーバ10との間でデータの授受を行うポート21と、主としてメモリからなる記憶部22と、CPU25と、入力部23と、液晶パネルなどからなる表示部24と、端末の位置を知るためにGPS処理部26が含まれている。記憶部22として、ハードディスクを用いることもできる。配達用携帯端末20は、例えば電話帳のように定期的に配達する必要のある配達物の配達を担当する配達担当者が、配達業務の際に携帯するものである。配達用携帯端末20は、前述のポート21を介して配達管理サーバ10と接続することによってデータの送受信が可能となり、配達管理サーバ10で作成された配達に必要な情報をダウンロードすることができる。
上記のように配達用携帯端末20にはCPU25及び記憶部22が含まれており、配達管理サーバ10と同様のソフトウェア、あるいは配達管理サーバ10のソフトウェアを簡易化したソフトウェアを実行させることができる。例えば、配達管理サーバ10上で実行可能なエクセル(マイクロソフト社の登録商標)等の一般的なソフトウェアを、配達用携帯端末20上で実行することができる。なお、配達管理サーバ10と配達用携帯端末20の間のデータの送受信を無線通信で行うようにすることもできる。担当者は、配達用携帯端末20を携帯し、必要に応じてそこに含まれる地図その他の情報を参照しながら配達業務を実行する。
図3は、配達管理サーバ10について、その機能を中心に示した機能ブロック図である。同図のように、配達管理サーバ10には、配達先に関するデータベースから配達先情報のデータを受け取って入力するか或いはオペレータがキーボードなどから入力する配達先情報入力部101、入力された配達先情報をデータベースなどに記憶する配達先情報記憶部102、日本全国の地図データを記憶しておく地図データ記憶部103、前記配達先情報記憶部及び地図データ記憶部に記憶されているデータに基づいて、どのような順番で配達先を回るか等の計画を作成する配達計画を作成する配達計画作成部104、配達計画作成部104によって作成された配達計画情報をハードディスクなどに記憶する配達計画記憶部105、配達先のリストを作成する配達先リスト作成部106、そして、実際の配達が終わった後に、配達用端末20から配達実績データを受け取って記憶する配達実績記憶部107から構成されている。前述の配達計画、配達リスト、配達実績の各データは、前述のエクセル等の一般的なソフトウェアで表示できるようにするのが都合がよい。
なお、単純にディスプレーに表示された配達先情報から配達担当者がマウス等で選択した範囲の配達先情報だけを配達用携帯端末20にダウンロードするだけで、配達計画の作成が必要ない場合には、配達計画作成部104は必須のものではない。
図4は、配達用携帯端末20について、その機能を中心に示した機能ブロック図である。同図のように、配達用携帯端末20には、配達管理サーバ10からダウンロードされる配達計画情報を記憶する配達計画記憶部201、配達リストを表示する配達リスト表示部202、同じく配達計画の中に含まれる配達先情報を表示する配達先情報表示部203、配達担当者が配達する地域の案内地図データを記憶する案内地図データ記憶部204、配達地域の案内地図データなどのような配達担当者が参照する各種情報、特に、配達先情報と案内地図データに基づいて配達先の地図上の位置を地図データとともに表示する案内表示部205、配達担当者に音声で操作案内や作業内容を指示する音声案内出力部206、配達担当者が何らかの操作を行うべきときにその旨を案内表示部205に表示させるための操作指示部207、配達担当者が実際に配達作業を完了した旨を入力する配達状況入力部208、不在や配達不要等の理由で配達がなされなかったこととなったときにその旨を入力する未配達状況入力部209、配達状況入力部208又は未配達状況入力部209において入力された情報を配達実績として記憶する配達実績記憶部210、GPSにより配達作業にかかる前に自社の位置を検出する自社位置検出部211から構成されている。
なお、前述のように、単純に配達管理サーバのディスプレーに表示された配達先情報から配達担当者がマウス等で選択した範囲の配達先情報だけを配達用携帯端末20にダウンロードするだけで、配達計画の作成が必要ない場合には、配達計画記憶部201は必須のものではない。また、音声案内出力部206も必須ではない。
図5は、配達管理サーバ10において配達計画を作成する場合の処理を示したフローチャートである。まず、配達先情報が存在するかどうかを判定する(S501)。この配達先情報は、図3に示す配達先情報入力部101によって入力されるものであり、前述のように、配達先に関するデータベースから配達先情報のデータを受け取るか、又は、オペレータがキーボードなどから入力する。配達先情報が存在する場合は、配達先情報と地図データ記憶部103から引き出した地図データとのマッチングを行う(S502)。続いて、配達計画作成部104が配達計画を作成し(S503)、これを配達計画記憶部105に記憶する(S504)。
図6は、配達用携帯端末20において、配達担当者が配達を実行する際に行う操作の流れを示したフローチャートであり、このフローチャートに沿って配達担当者の作業を支援する処理を説明する。
配達用携帯端末20を配達管理サーバ10に接続すると、まず、配達計画の受信(ダウンロード)の指示があるかどうかを確認し(S601)、ある場合には配達計画データを受信する(S602)。この配達計画データには、通常の配達計画の他、配達先リスト、配達地域の地図データが含まれる。配達計画データを受信すると、まず、配達地域の案内地図を表示する(S603)。続いて、配達担当者の操作に基づいて、ルート案内、配達先情報を表示する(S604、S605)。これらの表示は、配達担当者の入力操作によって交互に切り替え、必要に応じて適宜表示させることができる。
続いて、配達担当者は実際に配達先を訪問し、そこで新しい電話帳を渡す、古い電話帳を回収するなどの作業を行う。そして、訪問先で受領証明のための判取り(署名)を貰える場合には、配達用携帯端末20上の所定の領域に判取りを貰う(S606、S608)。一方、訪問先に判取りを貰える人がいない場合には、担当者が必要な情報を入力するための画面に移行する(S606、S607)。そして、配達が完了した場合には、配達完了情報を記憶する(S609、S610)。一方、配達が完了していない場合は未配達情報を表示し(S611)、未配達情報を記憶する(S612)。
以下では、上記配達用携帯端末20のより詳しい実施例として、電話帳の配達に特化した配達用携帯端末について説明する。図7は、この配達用携帯端末で扱うデータ項目を示している。この配達用携帯端末は電話帳の配達に特化したものであるため、図7の6番に示すように、電話帳に特有のデータ項目を含んでいる。
図8は、配達用携帯端末20の画面ツリー構成を示した図である。最初に電源を投入すると、ログイン画面が現れる。図9は、この配達用携帯端末20のログイン画面を示している。このログイン画面において、配達担当者は予め付与されているユーザID及びパスワードを入力する。文字の入力は、液晶画面に表示されている英数字をポインティングツールでタップ(接触)することによって行う。
入力したユーザID及びパスワードが認証されると、図10に示したメニュー画面が表示される。メニューには、「ナビ」、「住宅地図」、「配達先」、「送受信」、「ヘルプ」、「設定」の6項目が用意されている。配達担当者はこのメニュー画面で所望のメニューをタップして選択する。
図11は、図10のメニュー画面で「ナビ」を選択したときに表示される画面の一例を示している。この画面は、GPSを利用して配達担当者を配達先まで誘導(ナビゲーション)するための画面であり、かかる機能の実行には配達用端末20に組み込まれているGPS機能が利用される。配達担当者は、このGPS機能のナビゲーションに基づいて配達用車両を運転して、配達先の近辺まで無駄なく到着することができる。
図12は、図10のメニュー画面で「住宅地図」を選択したときに表示される画面の一例を示している。図11のナビゲーションの画面は主として配達用車両を運転する場合の道順を教えるものであるが、実際に電話帳を配達する場合にはより詳細な地図が必要となる場合があることから、配達先近辺の住宅地図を表示する機能を持たせたものである。この住宅地図には、配達先の家形を例えば赤色などの目立つ色で点滅表示させる機能を持たせている(図12では、黒く塗りつぶして示している)。これにより、配達担当者は確実に配達先へ到達することができる。
本実施例の配達用携帯端末の特徴の一つは、このような配達先を複数同時に住宅地図上で点滅表示させることができるようにした点である。このようにすることによって、例えばある二つの配達先が距離的には近いにもかかわらず、道路が一方通行になっているなどの事情で他の配達先を経由した方が結果的に効率がよい場合などに、配達担当者がそのことを考慮して独自に配達順序を柔軟に変更できるといった利点がある。住宅地図上に配達先を表示することは、配達先の住所データと地図データの両者を利用し、両者を比較することによって可能となるものである。
図13は、図10のメニュー画面で「配達先」を選択したときに表示される画面の一例を示している。これは、配達先の具体的な住所を文字でどのように表記するかを知りたいときなどに選択する。図14は、図13の「配達先」画面で右下の「マルチ」を選択したときに表示されるマルチ画面の一例を示している。これは、配達用携帯端末20の画面を分割し、左側に図12の住宅地図の一部を、右側に図13の配達先住所をそれぞれ表示させたものである。
図15は、図13又は図14の画面右側の「検索」ボタンをタップして特定の配達先を検索した結果を示す検索結果画面の一例である。検索は、配達先の氏名、住所、電話番号などをキーとして実行することができる。検索を実行した結果、該当するものがあった場合には、その住所、氏名等を単に表示することができるだけでなく、該当する配達先を図12又は図14の住宅地図上にそれと分かる色で点滅させて表示させることもできる。
図16は、配達担当者が配達先に到着し配達作業を行った場合にその配達結果を入力するための画面の一例を示している。すなわち、配達担当者が配達先に受取人に電話帳を直接渡した場合、不在のために隣人に預けた場合、不在のために持ち帰った場合、所定の不在置き場に置いた場合など、配達者が当該配達先で行った行為を入力するための画面である。受取人に直接渡した場合、隣人に預けた場合、不在置き場に置いた場合は配達が完了したことになるが、不在のために持ち帰った場合は、再度配達の対象となる。
図16において、(a)は通常の画面であり、通常はこの画面上で配達担当者が配達結果を入力する。その場合、もしも、配達先の受取人に直接渡した場合又は隣人に預けた場合には、図16(b)に示した判取り画面で「サイン」欄に受取りの署名をしてもらうことができる。これは、専用のペンで液晶画面の「サイン」と表示されている部分の上をなぞったときに、十分に速いサンプリング周期で液晶画面上におけるペンの座標を認識し、認識した座標上にほぼ瞬間的にスポットを表示し、かつこの座標上を移動する軌跡を画像データとして取り込む公知の機能によって実現される。この機能により受取人はあたかも紙の上に書いている感覚で署名を行うことができる。また、この署名は署名者本人の認証手段としても用いることができるので、紙などによる受領証への署名の代用とすることもできる。
図17は、配達作業が完了した配達先を、未配達と区別できる色で住宅地図上に表示するための画面の一例を示している。このようにグラフィック的に表示することによって、配達担当者は配達作業が全体のどこまで完了したかを直ちに把握することができる。
図18は、図10のメニュー画面において「設定」ボタンを選択した場合に表示される、配達担当者が設定できる機能の一覧を示した画面の一例である。ここで、「経路計算」は、既存のナビ設計の機能を用いて行う経路計算で、標準・距離最短・広い道、曲がりを少なく等の選択肢を選んで経路を計算させることができる。「旅行速度」は、高速道路理由の有無、移動速度などを設定できる機能で、これも既存のナビ設定の機能の一つである。「地図機能」は、表示するレイヤーの変更設定、住宅地図の表示の有無、住宅地図への名字表示の有無、住宅地図への番地表示の有無などを選択できる。「音声・GPS機能」は、音声案内の有無、GPS機能の有無などを設定できる。
続いて、本実施例の配達業務支援システムの一般的な利用態様について説明する。配達担当者は、予めその日に配達を行おうとする地域の配達計画及び配達リストを、配達管理サーバ上で選択し、併せてその地域の地図データ(住宅地図を含む)を配達用携帯端末にダウンロードしておくだけでよい。ダウンロードすると、配達用携帯端末上で、その日の配達先の家形が地図上に例えば赤く点滅するように表示されるので、配達担当者は一目でその日の配達先を把握することができる。そして、各赤い点滅マークをタップすると、そこの住所や、何冊配達するかなど、配達に必要な情報が文字として表示される。配達担当者は、この配達用携帯端末だけを持っていれば、確実に配達先に届けることができるようになる。
地図上における配達先の表示は、その配達先の属性(個人の家か、会社か、商店かといった分類)によって点滅色を変えるようにしてもよい。そして、実際に配達が完了したときに、前述のようにその旨を配達用携帯端末に入力する、地図上でマークの色が、配達完了を示す色に変わる。また、配達先で次年度からの電話帳の配達は不要である旨を告げられたら、配達用携帯端末にはその旨も入力できるようになっている。その日の配達がすべて完了したら、本部に戻って、配達用携帯端末と配達管理サーバとを接続し、その日のデータを配達管理サーバにアップロードする。
このように配達管理サーバも配達用携帯端末も操作が非常に簡単であることから、配達担当者は容易にその操作方法に習熟することができる。しかも、配達のための事前準備に要する時間も大幅に短縮され、配達そのものもナビゲーション機能を利用して確実かつ迅速に行うことができるようになる。
本発明は、電話帳のように定期的に多数の配達先に複数種類の配達物を配達することが必要となる分野において広く利用することが可能である。
本発明の一実施形態に係る配達業務支援システムの全体イメージを示した図である。 配達管理サーバ及び配達用携帯端末のハードウェア構成を示したブロック図である。 配達管理サーバの機能を中心に示した機能ブロック図である。 配達用携帯端末の機能を中心に示した機能ブロック図である。 配達管理サーバにおいて配達計画を作成する場合の処理を示したフローチャートである。 配達用携帯端末において、配達担当者が配達を実行する際に行う操作の流れを示したフローチャートである。 配達用携帯端末で扱うデータ項目を示した図である。 配達用携帯端末の画面ツリー構成を示した図である。 配達用携帯端末のログイン画面を示した図である。 配達用携帯端末のメニュー画面が示した図である。 図10のメニュー画面で「ナビ」を選択したときに表示される画面の一例を示した図である。 図10のメニュー画面で「住宅地図」を選択したときに表示される画面を一例を示した図である。 図10のメニュー画面で「配達先」を選択したときに表示される画面の一例を示した図である。 図13の「配達先」画面で右下の「マルチ」を選択したときに表示されるマルチ画面の一例を示した図である。 図13又は図14の画面右側の「検索」ボタンをタップして特定の配達先を検索した結果を示す検索結果画面の一例を示した図である。 配達担当者が配達先に到着し配達作業を行った場合にその配達結果を入力するための画面の一例を示した図である。 配達作業が完了した配達先を、未配達と区別できる色で住宅地図上に表示するための画面の一例を示した図である。 図10のメニュー画面において「設定」ボタンを選択した場合の画面の一例を示した図である。
符号の説明
10 配達管理サーバ
11 表示部
12 CPU
13 入力部
14 記憶部
15 ポート
20 配達用携帯端末
21 ポート
22 記憶部
23 入力部
24 表示部
25 CPU
26 GPS処理部
101 配達情報入力部
102 配達先情報記憶部
103 地図データ記憶部
104 配達計画作成部
105 配達計画記憶部
106 配達リスト作成部
107 配達実績記憶部
201 配達計画記憶部
202 配達リスト表示部
203 配達先情報表示部
204 案内地図データ記憶部
205 案内表示部
206 音声案内出力部
207 操作指示部
208 配達状況入力部
209 未配達状況入力部
210 配達実績記憶部
211 自社位置検出部

Claims (6)

  1. 配達業務支援システムにおいて使用する配達用携帯端末であって、少なくとも、
    配達先情報を記憶する配達先情報記憶部と、
    前記配達先情報を表示する配達先情報表示部と、
    配達地域の案内地図データを記憶する案内地図データ記憶部と、
    前記配達先情報と前記案内地図データに基づいて一つ又は複数の配達先の地図上の位置を地図データとともに表示する案内表示部と、
    ある配達先の配達が完了したときにその旨を入力して記憶する配達実績記憶部と、
    を含んでいる配達用携帯端末。
  2. 前記配達先の地図上の表示は、配達が完了した旨の情報を入力すると、配達が完了した旨を示す表示に変化するものである、請求項1に記載の配達用携帯端末。
  3. さらに、GPS機能を有し、当該GPS機能を使って現在位置を表示する機能を有する請求項1又は2に記載の配達用携帯端末。
  4. 前記GPS機能は、さらに、現在の位置から特定の配達先までの望ましいルートを算出して表示する機能を有する請求項3に記載の配達用携帯端末。
  5. さらに、受取人が表示部上で署名をしたときに、その軌跡を画像データとして表示し、かつ、記憶する署名機能を有する請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の配達用携帯端末。
  6. 請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の配達用携帯端末と配達管理サーバとを含む配達業務支援システムであって、前記配達管理サーバは、少なくとも、
    配達先の名称及び住所を少なくとも含む配達先情報を入力する配達先情報入力部と、
    前記配達先情報を記憶する配達先情報記憶部と、
    配達先の地図データを記憶する地図データ記憶部と、
    を含んでおり、
    前記配達管理サーバと配達用携帯端末とは互いにデータの送受信が可能であって、前記配達用携帯端末は、配達作業に必要なデータ配達先情報及び地図データを配達管理サーバから受信して記憶し、前記配達管理サーバは、配達作業終了後に前記配達実績記憶部に記憶されたデータを前記配達用携帯端末から受信して記憶することを特徴とする配達業務支援システム。
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