JP2008207263A - Robot hand - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ワークを保持することができるロボットハンドに関する。 The present invention relates to a robot hand that can hold a workpiece.
従来から、ワークを保持して組立作業等を行うためのロボットハンドとして、例えば特許文献1に開示されるように、ロボット腕部の先端に吸着パッドを備え、この吸着パッドを押し当ててエア吸引によりワークを吸着させる構成のものが知られている。しかし、このように単に吸着パッドを備えただけの構成であれば、所定形状を有する特定のワークでないと確実に保持することが困難であるという問題がある。
Conventionally, as a robot hand for holding a workpiece and performing assembly work or the like, as disclosed in
これに対して、例えば特許文献2に開示されるように人間の手のような複数本の指部を有し、これら複数本の指部でワークを挟み込むことでワークの保持を行う構成のロボットハンドも知られている。このような構造のロボットハンドを用いれば、多様な形状のワークに対応して確実に把持することができる。しかし、上記ロボットハンドは構造や制御が複雑であり、そのために低コストで提供することが困難であるという問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、多様な形状のワークにも対応して確実に保持することができるロボットハンドを、シンプルな構成により低コストで提供することを課題とするものである。 The present invention has been invented in view of the above-mentioned problems, and it is an object to provide a robot hand capable of reliably holding a workpiece having various shapes with a simple configuration at a low cost. To do.
上記課題を解決するために本発明を、ロボット腕部1の先端から延設される複数の指部2と、各指部2に配される吸盤部3とを具備するとともに、各吸盤部3の姿勢を変更自在に設けて成ることを特徴とするロボットハンドとする。このようにすることで、大きな平坦面を有するような特定形状のワークに限らず多様な形状のワークであっても、この姿勢変更自在な複数の吸盤部3を用いて確実に保持することができる。加えて、構造や制御はシンプルなので低コストで提供可能となる。
In order to solve the above-described problems, the present invention includes a plurality of
また上記構成のロボットハンドにおいては、ロボット腕部1と各指部2を角度変更自在に連結させる関節部5を具備することが好適である。このようにすることで、各指部2がそれぞれ角度変更をしながらワークを保持することができ、更に多様な形状のワークにも対応可能となる。
In the robot hand having the above-described configuration, it is preferable that the
また、指部2を、複数の指節部9a,9b,…と、隣接する指節部9a,9b,…同士を角度変更自在に連結させる関節部10とで形成し、各指節部9a,9b,…に吸盤部3を配することも好適である。このようにすることで、大きさや形状が異なるワークに対しても各指部2が対応して折れ曲がり、多数の吸盤部3によりワークを確実に保持することができる。
Further, the
また、関節部5,10に設置される角度検出器を具備することも好適である。このようにすることで、検出される角度情報を基にして、保持されるワークとロボットハンドとの位置関係を推定することができ、これにより精密な組立作業が可能となる。
It is also preferable to provide an angle detector installed at the
また、関節部5,10に設置される角度変更用のアクチュエータを具備することも好適である。このようにすることで、各関節部5,10の角度を任意に変更することができ、微妙な位置制御が可能となるので、精密な組立作業が可能となる。
It is also preferable to provide an angle changing actuator installed in the
ここで、角度変更用のアクチュエータとしては、超音波モータ11や形状記憶合金12を具備することが好適である。超音波モータ11を用いた場合には、その寸法に対して大きなトルクを発生させることで小型軽量化が実現され、形状記憶合金12を用いた場合には、ワークに対して吸盤部3を弾性的に当てることが可能となる。
Here, it is preferable that the angle changing actuator includes the
更に、上記構成のロボットハンドにおいては、ロボット腕部1の先端中央に配される中央吸盤部13と、中央吸盤部13に着脱自在に装着されるとともに先端にドライバ15bを有するドライバビット15とを具備することも好適である。このようにすることで、組立作業等のワークを保持して行う作業と、ドライバを用いて行う締結作業を、一つのロボットハンドによって実現することができる。
Further, in the robot hand having the above-described configuration, the
そしてドライバビット15を回転させる手段としては、ロボット腕部1側に、先端のドライバ15bが軸中心に回転するようにドライバビット15を一体に回転させる回転モータを具備することや、或いは、ドライバビット15側に、先端のドライバ15bを軸中心に回転させる回転モータ18を具備することが好適である。例えば水平多関節型のロボット腕部1には軸中心に回転可能なものが多いので、このようにロボット腕部1側の回転モータを用いる構成とすれば、特別な構成を付加せずともドライバビット15が回転可能となる。また、ドライバビット15側に回転モータ18を備える構成とすれば、軸中心に回転不能なロボット腕部1であっても適用可能である。
As a means for rotating the
また、ドライバビット15から螺子16が脱落したことを検知する脱落検知手段を具備することも好適である。このようにすることで、磁気吸引力等により先端のドライバ15bに保持させた螺子16が運搬中等に落下した際にも、速やかにこれを検知して対処することが可能となる。
It is also preferable to include a drop detection means for detecting that the
なお、以上述べた各構成は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜組合せ可能である。 Each configuration described above can be appropriately combined without departing from the gist of the present invention.
本発明は、多様な形状のワークにも対応して確実に保持することができるロボットハンドを、シンプルな構成により低コストで提供することができるという効果を奏する。 The present invention has an effect that it is possible to provide a robot hand that can reliably hold workpieces having various shapes with a simple configuration at a low cost.
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。図1には、本発明の実施形態における第1例のロボットハンドを示している。図示の如く本例のロボットハンドは、位置及び姿勢が制御自在なロボット腕部1の先端から左右対称に延設される一対の指部2と、各指部2の先端部分に一つずつ配される吸盤部3と、各吸盤部3に接続して該吸盤部3内のエアを吸引するホース4と、各ホース4に接続して吸引力を発生させるポンプ(図示せず)とを具備している。
Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings. FIG. 1 shows a robot hand of a first example in the embodiment of the present invention. As shown in the figure, the robot hand of this example has a pair of
一対の指部2は一直線状に一体形成されており、関節部5を介することで、ロボット腕部1に対して角度変更自在となっている。換言すれば、一対の指部2によって棒状を成す支持部材6を形成し、この支持部材6の中央に関節部5を介してロボット腕部1を回動自在に連結させ、支持部材6の軸方向の両端部分に吸盤部3を設けた構造である。
The pair of
各吸盤部3は、同一方向(図示例では下方)を向くように各指部2に設置されるとともに、ボールジョイント7を介することで、上記同一方向を中心とする所定範囲内にて三次元的に回転自在となっている。なお、吸盤部3の設置箇所は各指部2の先端部分に限定されず、各指部2の先端部分から中央部分にかけての箇所に少なくとも一つずつ設置してあればよい。また指部2の数も二本に限定されず、三本以上備えてあってもよい。
Each
本例にあっては、このようにボールジョイント7を介して各吸盤部3が独立して姿勢変更自在となっているので、図1(b)に示すような平坦面を備えない任意形状のワークWを保持する場合であっても、ロボット腕部1を駆動して吸盤部3をワークWの外表面に近づけるとともにホース4を通じて吸盤部3からエア吸引を行うことで、各指部2の吸盤部3が姿勢変更しながらワークWの外表面に吸着し、ワークWを確実に保持するものである。
In this example, the
次に、本発明の実施形態における第2例のロボットハンドについて図2に基づいて説明するが、上記した第1例と同様の構成については詳しい説明を省略する。本例のロボットハンドにおいては、一対の指部2を一体に形成するのではなく、関節部5を介して、各指部2を独立してロボット腕部1に回転自在に連結させている。また、本例においては一例のようなボールジョイント7を設けてなく、各吸盤部3は同一方向(図示例では下方)を向けて指部2に固定させてある。
Next, the robot hand of the second example in the embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 2, but detailed description of the same configuration as the first example described above will be omitted. In the robot hand of this example, the pair of
各指部2は、一対の指部2が一直線状を成すように逆方向に延設された初期姿勢(図2(a)参照)から、各指部2の吸盤部3を固定してある側を互いに接近させた略ヘ字状の保持姿勢(図2(b)参照)に至るまでの範囲内で、回転可能である。指部2には、両指部2を上記初期姿勢に復帰させるための付勢力を与えるばね部材8が備えてあり、負荷のない状態では吸盤部3同士が最も離間した初期姿勢となるように設けている。本例においても換言すれば、一対の指部2によって、一直線状を成す初期姿勢から略ヘ字状を成す保持姿勢にまで屈折可能な棒状の支持部材6を形成し、支持部材6を初期姿勢に復帰させるばね部材8を備え、更に支持部材6の軸方向の両端部分において屈折時に互いに接近する側の面に吸盤部3を固定した構造である。なお、各指部2と吸盤部3との間に更にボールジョイント7を介在させてあっても構わない。
Each
このように本例にあっては、関節部5を介して、各指部2延いては各吸盤部3が独立して姿勢変更自在となっている。したがって、図2(b)に示すような平坦面を備えない任意形状のワークWを保持する場合であっても、ロボット腕部1を駆動して吸盤部3をワークWの外表面に近づけるとともにホース4を通じて吸盤部3からエア吸引を行うことで、各指部2及びその先端に固定される各吸盤部3は、各々が姿勢を変更しながらワークWの外表面に吸着し、ワークWを両側から確実に保持するものである。
Thus, in this example, each
次に、本発明の実施形態における第3例のロボットハンドについて図3に基づいて説明するが、上記した第2例と同様の構成については詳しい説明を省略する。本例のロボットハンドの各指部2は、一対の指節部9a,9bを、関節部10を介して角度変更自在に連結させて形成している。各指節部9a,9bには、その先端部分に吸盤部3を固定するとともにエア吸引用のホース4を接続させており、都合4箇所の吸盤部3からエアが吸引される構成となっている。
Next, the robot hand of the third example according to the embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 3, but detailed description of the same configuration as that of the second example described above will be omitted. Each
図3(a)に示すように各指部2は、初期姿勢においては先端側の指節部9aをロボット腕部1側に屈折させて待機させるものであり、通常時は根元側の指節部9bのみを第2例の指部2のように用いてワークWを保持する。そして、根元側の指節部9bのみでは掴み難いような大型のワークWを保持する際に、図3(b)のように根元側の指節部9bと共に先端側の指節部9aを利用する。
As shown in FIG. 3A, in the initial posture, each
指節部9a,9b同士の関節部10には、角度変更用のアクチュエータを成す空圧式の回転シリンダ(図示せず)が内装してあり、先端側の指節部9aを利用する際には、該指節部9aのホース4からエア吸引を行うことで関節部10の回転シリンダーを連動させ、該指節部9aをワークW側に向けて回動させる。そして、都合四箇所の吸盤部3をワークWの外表面に近づけるとともにエア吸引を継続することで、各吸盤部3を適宜の姿勢にてワークWの外表面に吸着させ、ワークWを確実に保持させる。
The
また、各関節部5,10には、ロータリーエンコーダから成る角度検出器(図示せず)が備えてあり、図3(b)に示すようにワークWを掴んだ状態において該角度検出器から検出される角度情報と、予め入力してある各指節部9a,9bの長さやワークWの形状情報を基にして、ロボットハンドの各指部2とワークWとの位置関係が推定される。これによりロボット腕部1とワークWとの位置関係が推定され、ロボットハンドにワークWを保持させて行う組立作業等が精密なものとなる。
Each joint 5, 10 is provided with an angle detector (not shown) composed of a rotary encoder, and is detected from the angle detector in a state where the workpiece W is gripped as shown in FIG. The positional relationship between each
なお、本例にあっては一本の指部2を一対の指節部9a,9bで形成しているが、一本の指部2を三個以上の指節部9a,9b,…で形成してもよい。この場合であっても、各指節部9a,9b,…にそれぞれ吸盤部3及びホース4を接続してエア吸引自在とし、各指節部9a,9b,…を連結させる関節部10に同様のアクチュエータを配することで、ワークWの形状や寸法に柔軟に対応しながら確実に保持させることが可能となる。
In this example, one
次に、本発明の実施形態における第4例のロボットハンドについて図4に基づいて説明するが、上記した第3例と同様の構成については詳しい説明を省略する。本例のロボットハンドの各関節部5,10には、角度変更用のアクチュエータとして超音波モータ11を装備している。各超音波モータ11を駆動させることで、対応する各関節部5,10の角度を自在に変更することができる。超音波モータ11はその寸法に比して大きなトルクを発生させるためギアを備える必要がなく、小型軽量化が実現される。
Next, a robot hand of a fourth example in the embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 4, but detailed description of the same configuration as that of the third example described above will be omitted. Each joint 5 and 10 of the robot hand of this example is equipped with an
ワークWを掴む際には、まず関節部5の超音波モータ11を駆動させてワークWに合わせた角度に設定したうえで、各指部2の関節部10を駆動させてワークWを掴み易い位置に移動させる。そして各指節部9a,9bの吸盤部3にエア吸引を行わせることで、図4(b)のような多様な形状及び寸法のワークWにも対応して確実に保持させることができる。
When gripping the workpiece W, first, the
また、各超音波モータ11にはロータリーエンコーダから成る角度検出器(図示せず)が備えてある。これにより、ロボットハンドの各指部2とワークWとの位置関係、及びボット腕部1とワークWとの位置関係が推定されることは、第3例と同様である。
Each
なお、超音波モータ11から成るアクチュエータは、指節部9a,9b同士の関節部10にだけ備えてあっても構わない。この場合、根元側の指節部9bとロボット腕部1との関節部5には、第2例及び第3例と同様の復帰用のばね部材8を備えておき、吸盤部3のワークWに対する吸引力でばね部材8の付勢力に抗して回動するように設ければよい。
The actuator composed of the
次に、本発明の実施形態における第5例のロボットハンドについて図5に基づいて説明するが、上記した第3例と同様の構成については詳しい説明を省略する。本例のロボットハンドの各関節部5,10には、角度変更用のアクチュエータとして、つる巻きばね形状に設けた形状記憶合金12を装備している。この形状記憶合金12は電流を流すと発熱により収縮する構造であり、各形状記憶合金12を作動させることで、対応する各関節部5,10の角度を自在に変更することができる。このような形状記憶合金12を用いたアクチュエータに拠れば、構造がシンプルになるとともに、各指部2の吸盤部3をワークWに対して弾力的に押し当てることが可能となる。また、関節部5,10には復帰用のばね部材8を備え、形状記憶合金12を作動させない場合には図5(a)の初期姿勢を維持するように設けている。
Next, the robot hand of the fifth example according to the embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 5, but detailed description of the same configuration as the third example will be omitted. Each
ワークWを掴む際には、まず関節部5の形状記憶合金12に電流を流して適宜量だけ収縮させ、関節部5をワークWに合わせた角度に設定する。次に、各指部2の関節部10の形状記憶合金12に電流を流して関節部10を回転させ、ワークWを掴み易い位置にまで移動させる。そして各指節部9a,9bの吸盤部3にエア吸引を行わせることで、図5(b)のような多様な形状及び寸法のワークWにも対応して確実に保持させることができる。
When gripping the workpiece W, first, an electric current is applied to the
また、各関節部5,10にはロータリーエンコーダから成る角度検出器(図示せず)が備えてある。これにより、ロボットハンドの各指部2とワークWとの位置関係、及びロボット腕部1とワークWとの位置関係が推定されることは、第3例と同様である。
Each joint 5 and 10 is provided with an angle detector (not shown) formed of a rotary encoder. Thereby, the positional relationship between each
なお、形状記憶合金12から成るアクチュエータは、指節部9a,9b同士の関節部10にだけ備えてあっても構わない。この場合、根元側の指節部9bとロボット腕部1との関節部5においては、吸盤部3のワークWに対する吸引力でばね部材8の付勢力に抗して回動するように設ける。
The actuator made of the
次に、本発明の実施形態における第6例のロボットハンドについて図6に基づいて説明するが、上記した第1例と同様の構成については詳しい説明を省略する。図6(a)に示すように、本例のロボットハンドにおいてロボット腕部1の先端中央となる箇所(即ち、ロボット腕部1の中心軸Aが通る箇所)には中央吸盤部13を配しており、ホース14を通じて中央吸盤部13からエアを吸引自在としている。そして本例にあっては、上記の中央吸盤部13に着脱自在に装着するドライバビット15を備えている。このドライバビット15は、吸着用の平坦面を有する平板状の着脱部15aと、この着脱部15aの平坦面と直交する方向に延設されるドライバ15bとで、主体を成している。
Next, a robot hand of a sixth example according to the embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 6, but detailed description of the same configuration as that of the first example described above will be omitted. As shown in FIG. 6A, in the robot hand of this example, a
ロボット腕部1側には、該ロボット腕部1を中心軸A回りに回転駆動するためのモータ(図示せず)が備えてあり、ロボット腕部1の中央吸盤部13にドライバビット15の着脱部15aの平坦面を吸着し、ロボット腕部1側の上記モータを駆動することで、ロボット腕部1と一体にドライバビット15が回転駆動されるようになっている。上記ドライバビット15は、先端のドライバ15bが軸中心に回転するように、ドライバ15bの中心軸とロボット腕部1の中止に軸Aとが一致する位置で吸着させる。
A motor (not shown) for rotating the
上記の中央吸盤部13やドライバビット15を備えておくことで、螺子16の締結作業を行う場合にはドライバビット15を装着させて作業を行い、ワークWを保持して組立作業等を行う場合にはドライバビット15を取り外したうえで他の吸盤部3を用いて該ワークWを吸着させるといったように、一つのロボットハンドを用いて種々の作業を行うことが可能となる。勿論、同様の構成を第2例〜第5例のロボットハンドに適用しても同様の効果が得られる。
By providing the
加えて、本例のドライバビット15には、先端側のドライバ15bから螺子16が脱落したことを検知する脱落検知手段として、歪ケージ17を備えている。螺子16は磁気吸引力によりドライバ15bに保持されるが、このドライバ15bに張着してある歪ケージ17によって螺子16の重量を検知することで、移動時に螺子16が脱落した場合には重量変化により脱落を知ることができる。上記脱落検知手段としては歪ケージ17に限定されず、例えば金属探知センサや画像処理装置等を用いた他の手段であってもよい。
In addition, the
図6(b)には本例の更に変形例を示しているが、図示のように、ロボット腕部1の先端中央に中央吸盤部13を配しただけのロボットハンドに、本例のドライバビット15を着脱させて用いても構わない。なお図6(b)中の変形例においてはドライバビット15に歪ケージ17は備えていない。
FIG. 6B shows a further modification of this example. As shown in the figure, the driver bit of this example is applied to a robot hand in which the
次に、本発明の実施形態における第7例のロボットハンドについて図7に基づいて説明するが、上記した第6例と同様の構成については詳しい説明を省略する。本例のドライバビット15にあっては、着脱部15aとドライバ15bとの間に、ドライバ15bを着脱部15aに対して軸中心に回転させる回転モータ18を備えている。したがって、ロボット腕部1の中央吸盤部13にドライバビット15の着脱部15aを吸着させ、ドライバビット15の回転モータ18を駆動させることで、先端のドライバ15bが軸中心に回転するようになっている。
Next, a robot hand of a seventh example according to the embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 7, but detailed description of the same configuration as that of the sixth example will be omitted. In the
図7(b)には本例の更に変形例を示しているが、図示のように、ロボット腕部1の先端中央に中央吸盤部13を配しただけのロボットハンドに本例のドライバビット15を着脱させて用いても構わない。
FIG. 7B shows a further modification of this example. As shown in the figure, the
1 ロボット腕部
2 指部
3 吸盤部
5 関節部
9a 指節部
9b 指節部
10 関節部
11 超音波モータ
12 形状記憶合金
13 中央吸盤部
15 ドライバビット
15b ドライバ
16 螺子
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