JP2008206679A - 水中超音波発生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】浴槽の側壁11aに装着された超音波発生ノズル12の内部に噴射ノズル15を収容する。揚水管17からポンプ18により噴射ノズル15に水を供給する。噴射ノズル15と口金20との間に形成された空間21に空気を供給する空気通路13dの空気吸入管23を開閉弁24を閉じることにより空間21への空気の供給を停止する。噴射ノズル15から水のみを噴射することにより浴槽11内において16kHz以上の高周波数帯域における音圧レベルが噴水流に気泡を混合して噴射する方式と比較して高められることが実験により確認された。
【選択図】図1
Description
請求項6に記載の発明は、請求項1又は2において、前記水槽の壁面には前記超音波発生ノズルとは別に噴射水に空気を混合して噴射するための気泡混合式の超音波発生ノズルが設けられていることを要旨とする。
図5に示すように浴槽11の壁面としての側壁11aには超音波発生ノズル12が装着されている。この超音波発生ノズル12のノズル本体13は図1に示すように前記側壁11aに貫通された取付孔11bと対応して該側壁11aの外面に接合されている。前記ノズル本体13に形成されたネジ穴13aには、ネジ筒部14a及びフランジ部14bを有する締結筒体14の前記ネジ筒部14aが螺合され、側壁11aにノズル本体13と締結筒体14が締め付け固定されている。
図1及び図5に示す超音波治療装置の超音波発生ノズル12から従来と同じように気泡を発生させる場合には、前記開閉弁24を手動により開路する。この状態で、モータ19が起動されてポンプ18が作動されると、浴槽11内の水が揚水管17、ポンプ18及びノズル本体13の通水路13cを経て、噴射ノズル15の噴射孔15aから浴槽11内に噴射される。この水の噴射エネルギーによる霧吹きの原理により空気通路13dから空気が空間21内に吸入され、噴射された水に空気が混入されて口金20の噴出穴20bから浴槽11内に超音波気泡群となって浴槽11内へ放出される。この超音波治療装置は、噴射孔15aの口径d1が4.5mmの噴射ノズル15から圧力98.07〜196.14kPaの水を噴射させたときに、水と空気との体積混合比が5.7〜6.3:4.3〜3.7のもとで、毎秒16〜80kHzの超音波を発生させることができる。
図2に示す超音波発生ノズル12は、前記開閉弁24を省略した従来公知の構成において、締結筒体14のネジ穴14cから前記口金20を取り外すことにより空間21を省略し、前記空気通路13dからの空気の引き込みができないようにしたものである。
音圧レベル(SPL)=20log10(p/p0) dB(デシベル)
これは水中での音響評価であるため、1マイクロパスカル(μPa)を基準値p0として音圧pを比で表したものである。
又、実施例8及び実施例9においては、図7に示すように高周波数帯域の有効音圧レベルが比較例1の有効音圧(119dB)と比べて高く(135dB)なっていることが判った。実施例9も比較例1の有効音圧(119dB)と比べて高く(125dB)なっていることが判った。
(1)上記実施形態では、浴槽11の側壁11aに対し、浴槽11の内部に水を噴射する口径d1が3.5〜7mmの噴射ノズル15を設け、該噴射ノズル15から水を98.07〜196.14kPaの圧力で噴射するように構成した。このため、従来の気泡発生式のものと比較して、16kHz以上の高周波数帯域における音圧レベルを高めることができる。
(5)上記実施形態では、図6に示すように可聴音波域での音圧レベルの高い比較例1と、16kHz以上の超音波域において、音圧レベルが高い実施例1とを併用するようにしたので、音波の全周波数域において、音圧レベルを向上することができる。
この水中超音波治療装置は、浴槽11とは分離された状態で運搬可能に構成されている。装置のユニットケース41には、前記ポンプ18及びモータ19が収容され、ユニットケース41にはフレキシブルな揚水管17a及び圧送管17bを接続するための継手42,43が設けられている。前記揚水管17aは浴槽11の内部に進入されるようになっている。前記圧送管17bの先端部は、図3に示す超音波発生ノズル12と同様の構成の前記超音波発生ノズル12の継手16に接続されている。前記超音波発生ノズル12の継手22には、フレキシブルな通水管25が接続されている。この通水管25には流量制御弁26が設けられている。前記超音波発生ノズル12として、図3の超音波発生ノズル12に代えて、図1、図2及び図4に示す超音波発生ノズル12のいずれか一つを用いてもよい。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 図1に示す開閉弁24を電動式にしてもよい。又、この電動式の開閉弁24をタイマーにより自動切り換えできるようにしてもよい。さらに、タイマーをオフした状態で、手動又は電動により切り換えるようにしてもよい。
・ 実施例8及び実施例9において、比較例1に代えて、単に気泡を噴射する気泡噴射装置を用いてもよい。
・ 植物や魚類を飼育する水槽に超音波発生ノズル12を設けて、超音波発生水槽としてもよい。
Claims (9)
- 水槽内の水をポンプにより汲み上げて水槽内に噴射する超音波発生ノズルを備え、前記超音波発生ノズルの噴射孔の口径を2.5〜20mmに設定し、該超音波発生ノズルから水を90〜200kPaの圧力で噴射するように構成したことを特徴とする水中超音波発生装置。
- 請求項1において、前記超音波発生ノズルの口径は、3.5〜7.0mmに設定され、圧力は110〜120kPaに設定されていることを特徴とする水中超音波発生装置。
- 請求項1又は2において、前記超音波発生ノズルには空気を水の噴射エネルギーを利用して霧吹きの原理により噴射水に気泡として混合させて水槽内に供給するための気泡発生手段が設けられ、該気泡発生手段には、該発生手段を作動状態と停止状態との間で切り換えるための切換機構が設けられていることを特徴とする水中超音波発生装置。
- 請求項1又は2において、前記超音波発生ノズルには、浴槽内の水を該ノズルから噴射される噴射水の噴射エネルギーを利用して吸い込んで混合噴射するための水混合噴射手段が設けられていることを特徴とする水中超音波発生装置。
- 請求項4において、前記水混合噴射手段には、混合される水の流量を制御するための流量制御弁が設けられていることを特徴とする水中超音波発生装置。
- 請求項1又は2において、前記水槽の壁面には前記超音波発生ノズルとは別に噴射水に空気を混合して噴射するための気泡混合式の超音波発生ノズルが設けられていることを特徴とする水中超音波発生装置。
- 請求項1又は2において、前記ポンプは持ち運び可能なユニットケースに収容され、前記ポンプの吸込口及び吐出口には、それぞれフレキシブルな揚水管及び圧送管が接続され、前記圧送管には前記超音波発生ノズルが接続されていることを特徴とする水中超音波発生装置。
- 請求項7において、前記超音波発生ノズルには空気を水の噴射エネルギーを利用して霧吹きの原理により噴射水に気泡として混合させて水槽内に供給するための気泡発生手段が設けられ、該気泡発生手段を構成する空気吸入管はフレキシブルに形成され、この空気吸入管には前記気泡発生手段を作動状態と停止状態との間で切り換えるための切換機構が設けられていることを特徴とする水中超音波発生装置。
- 請求項7において、前記超音波発生ノズルには、浴槽内の水を該ノズルから噴射される噴射水の噴射エネルギーを利用して吸い込んで混合噴射するための水混合噴射手段が設けられていることを特徴とする水中超音波発生装置。
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