JP2008202365A - 安全標示灯 - Google Patents

安全標示灯 Download PDF

Info

Publication number
JP2008202365A
JP2008202365A JP2007042401A JP2007042401A JP2008202365A JP 2008202365 A JP2008202365 A JP 2008202365A JP 2007042401 A JP2007042401 A JP 2007042401A JP 2007042401 A JP2007042401 A JP 2007042401A JP 2008202365 A JP2008202365 A JP 2008202365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
support plate
light
attached
emitting diode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007042401A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4988376B2 (ja
Inventor
Kenichi Ishiyama
賢一 石山
Katsuhisa Ishiyama
勝久 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankei Co Ltd
Original Assignee
Sankei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankei Co Ltd filed Critical Sankei Co Ltd
Priority to JP2007042401A priority Critical patent/JP4988376B2/ja
Publication of JP2008202365A publication Critical patent/JP2008202365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4988376B2 publication Critical patent/JP4988376B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 メンテナンスや部品の交換等を容易に行える安全標示灯を提供することにある。
【解決手段】 ケーシングが、高さ方向に延びると共に上部が太陽光通過可能で閉塞されたケーシング本体と、このケーシング本体の下端部に着脱可能に取り付けられる底蓋とからなり、この底蓋に、ケーシング本体内を高さ方向にその上方近傍まで延び、底蓋に伴ってケーシング本体に挿脱可能である支持板を設け、この支持板の上部に、太陽電池が取り付けられていると共に、この支持板に、蓄電池、発光ダイオード及び制御部が取り付けられていることにより、前記の課題を解決した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、とくに子供たちの通学路に設置されてその安全を守るための安全標示灯に関する。
近年、とくに子供たち(主として小・中学生)を被害者とする誘拐、暴行、殺人等の刑事事件が多発しており、その防止策として、「子供110番の家」等の標示用語を記載した、表示シートや旗等の安全標示手段を子供たちの通学路にある一般家庭や事業所等の前に設置することが実施に移され、全国的に普及を見ている。
しかるに、この従来のとくに子供たち用の安全標示手段は発光手段を有しないために、夕方薄暗くなると目立たなくなり、或は暗くなると全く目立たなくなってしまうという欠点があった。子供たちは、夕方、或は夕方暗くなってから1〜2時間の間に通学路を通る場合も多く、夕方、或は夕方暗くなっても目立つ安全標示手段が求められている。
最近、地震や火事等の災害時の避難場所や避難経路を示す安全標示灯としては、太陽電池を用いた自己発電型のものが多くなっており、また、光源としては、蛍光灯や水銀灯などからLED等の発光ダイオードを用いたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載されている安全標示灯は、太陽電池を有し、太陽電池によって発電した電力を蓄える蓄電池と、蓄電池からの電力により点灯する複数個の発光ダイオードと、点灯や消灯を制御する制御装置とをケーシングの内部に設置して成るものである。
特開2002−15610号公報
この特許文献1に記載されている安全標示灯は、太陽電池により蓄えた電気エネルギーによって発光ダイオードを発光させるもので、自己発電式でしかも発光ダイオードの寿命が長いので半永久的に使用可能である。しかし、それは災害時の避難場所や避難経路を示すものであるため、子供たちの、とくに通学路での身体・生命の安全を守る面での配慮を欠いており、そのままでは。子供たちの身体・生命の安全を守るための、案内標示灯として用いるには不適当であるという問題があった。
安全標示灯は外に設置されているために、メンテナンスが必要になったり内部の部品等が壊れたとき等は部品等の交換を行わなければならないが、従来公知の、とくに災害発生時の避難場所や避難経路を示す安全標示灯は、分解しないとメンテナンスを行えなかったり、部品の交換等を行えなかったりするという問題もあった。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、子供たちの主として通学路に設置され、子供たちの通行時における身体・生命の安全性を図る上に適した構造と外観を持つ安全標示灯を提供せんとするにある。
この発明の他の目的は、メンテナンスや部品の交換等を容易に行える安全標示灯を提供せんとするにある。
以下に主として子供たちの通学路に設置され、子供たちの身体・生命の安全性を図ることを目的とする、安全標示灯について説明するが、この発明に係る安全標示灯は、例えば、ケーシングの表面に神社や仏閣等の名称を付して、当該神社や仏閣等に至る参道や通路などに設置して、夕方や夜間に神社や仏閣を訪れる参拝客等の訪問者の足元を照らすものとして用いることもできる。
前記の目的を達成するための本発明に係る安全標示灯は、不透明ではあるが光透過性材料で作られたケーシングと、このケーシングに設けられる太陽電池と、前記ケーシング内に設けられた支持板へ取り付けられ前記太陽電池で発電された電力を蓄積する蓄電池と、前記支持板に取り付けられ前記蓄電池からの電力によって発光する発光ダイオードと、前記支持板に設けられ前記発光ダイオードの点灯を制御する制御部とを備えた安全標示灯であって、前記ケーシングが、丸筒状のちょうちんの外観を備えたケーシング本体と、このケーシング本体の後部に取り付けられた取付手段と、前記ケーシング本体の外周に設けられた防犯用の標語とを、少なくとも備えていることを特徴とする。
この発明はまた、ケーシングと、このケーシング内の上方に設けられる太陽電池と、この太陽電池で発電された電力を蓄積する蓄電池と、この蓄電池からの電力によって発光する発光ダイオードと、この発光ダイオードの点灯を制御する制御部とを備えた安全標示灯であって、前記ケーシングが、高さ方向に延びると共に上部が太陽光通過可能で閉塞されたケーシング本体と、このケーシング本体の下端部に着脱可能に取り付けられる底蓋とからなり、この底蓋に、前記ケーシング本体内を高さ方向にその上方近傍まで延び、前記底蓋に伴って前記ケーシング本体に挿脱可能である支持板を設け、この支持板の上部に、前記太陽電池が取り付けられていると共に、この支持板に、前記蓄電池、前記発光ダイオード及び前記制御部が取り付けられていることを特徴とする。
この発明によれば、ケーシングがケーシング本体と底蓋とからなり、この底蓋に設けられた支持板に太陽電池、蓄電池、発光ダイオード及び制御部が取り付けられていることで、太陽電池、蓄電池、発光ダイオード及び制御部は、ケーシング本体の下部の開口部から底蓋と共に抜け出るので、メンテナンスや部品の交換等を容易に行える。
本発明に係る安全標示灯において、前記ケーシング本体の上面が、傾斜面として形成され、この上面には、太陽光を通過させる透明パネルが設けられ、この透明パネルに隣接して前記太陽電池が配置されていることが好ましい。また、本発明に係る安全標示灯において、前記底蓋には、前記ケーシング本体内のスイッチを動作させるスイッチ部が設けられていることが好ましい。また、本発明に係る安全標示灯において、前記底蓋には、空気孔が設けられていることが好ましい。
また、本発明に係る安全標示灯において、前記支持板に、輝度センサを設け、前記制御部が、前記輝度センサからの信号に基づいて一定の暗さになると、前記蓄電池からの電力によって前記発光ダイオードが発光することが好ましい。また、本発明に係る安全標示灯において、前記制御部が、前記発光ダイオードが発光してから一定の時間を経過すると、その発光を停止させるタイマー機能を有することが好ましい。また、本発明に係る安全標示灯において、前記ケーシングを壁や柱等の所望の箇所に取り付ける取付手段を備え、この取付手段は、壁や柱等の所望の箇所に取り付けられるベース取付部材と、前記ケーシング本体の背部に設けられ、前記ベース取付部材に係脱可能に係止される係止部とを有することが好ましい。また、本発明に係る安全標示灯において、前記ベース取付部材の取付が、両面粘着テープ、釘などの固定部材、又はビス、ボルトなどのネジ部材を用いて行われることが好ましい。
以上説明したように本発明に係る安全標示灯によれば、ケーシング本体に付した防犯用の標語や昔の捕り物を思わせるちょうちんを模した外観が,罪を犯そうとしている者に心理的抑制を与えることが期待でき、暗くなると点灯する目立つ構成により、子供たちにとっては、安心して通行ができるという効果を期待できることにより、犯罪防止に役立てることができるものである。尚、この効果は、成人した婦女子、高齢者等の弱者に対しても期待できよう。
また、ケーシングがケーシング本体と、ケーシング本体の下端部に着脱可能に取り付けられる底蓋とからなり、この底蓋に設けられた支持板に太陽電池、蓄電池、発光ダイオード及び制御部が取り付けられていることから、太陽電池、蓄電池、発光ダイオード及び制御部は、ケーシング本体の下部の開口部から底蓋と共に抜け出るので、メンテナンスや部品の交換等を容易に行える。
以下、本発明に係る安全標示灯を添付図面に基づいて詳述する。
図1〜図3は本発明に係る安全標示灯の一例を示す図である。本発明に係る安全標示灯は、図1〜図3に示すように、ケーシング2とこのケーシング2内の上方に設けられる太陽電池3とこの太陽電池3で発電された電力を蓄積する蓄電池4とこの蓄電池4からの電力によって発光する発光ダイオード5と発光ダイオード5の点灯を制御する制御部とを備えたものである。この本発明に係る安全標示灯1は、ケーシング2が、高さ方向に延びると共に上部が太陽光通過可能で閉塞されたケーシング本体21と、このケーシング本体21の下端部に着脱可能に取り付けられる底蓋22とからなり、この底蓋22に、ケーシング本体21内を高さ方向にその上方近傍まで延び、底蓋22と共にケーシング本体21に挿脱可能である支持板23を設け、この支持板23に、太陽電池3、蓄電池4、発光ダイオード5及び制御部が取り付けられていることに特徴がある。
ケーシング2は、高さ方向に延びると共に上部が太陽光通過可能で閉塞されたケーシング本体21と、このケーシング本体21の下端部に着脱可能に取り付けられる底蓋22とからなる。ケーシング本体21は、図1〜図6に示すように、略丸筒状のちょうちんに似せて形成されている。ケーシング本体21の周面は、発光ダイオード5が発光したときの光を透過すると共に内部構造が目視できない不透明の例えば白色の合成樹脂材で形成されている。そして、ケーシング本体21の周面21dの表面には、とくに図1乃至図4に記載されたように、マスコット人形21eや、「110番の家」或は「こどもたちをまもろう」といった防犯用の標語21f,21g及びちょうちんの骨を表わす横線21h等が表示されている。
尚、周面21dの表面に表示されるものは上記のものに限定されない。
ケーシング本体21の上面は、傾斜面21aとして形成されている。傾斜面21aは、背部側が高く、前部側が低くなるように傾斜されている。傾斜面21aの傾斜角度は、特に限定されないが、例えば、ケーシング本体21の長手方向(高さ方向)に対して略62°であることが好ましい。傾斜面21aには、太陽光を透過させる透明な窓部21bが設けられている。窓部21b以外の傾斜面21a及びケーシング本体21の周面の上方は、内部構造が目視できないと共に光を透過させない例えば黒色の不透過部として形成するようにしてもよい。
また、ケーシング本体21内には、支持板23を案内すると共に支持する支持部が設けられている。支持部は、ケーシング本体21の下部開口部近傍に設けられ、底蓋22を取り付けるためのネジ溝が設けられている取付孔24aを有する第1支持部24と、ケーシング本体21の上方近傍に設けられている第2支持部25とからなる。また、ケーシング本体21の前部側の内周面であって下部開口部近傍には、底蓋22を取り付けるための取付孔21cが設けられている。また、ケーシング本体21の下端部に底蓋22が着脱可能に取り付けられている。
底蓋22は、図1〜図3及び図7〜図9に示すように、底部22aと底部22aの周端部が上方に延出した筒状の壁部22bとからなる。この壁部22bの内周部は、ケーシング本体21の外周部と同じか若干大きな形状に形成されており、ケーシング本体21に底蓋22が嵌合されるようになっている。取付孔21c24aに対向する底蓋22の3箇所には、ビス等を貫通させて底蓋22をケーシング本体21に固定するための貫通孔22cがそれぞれ設けられている。また、底蓋22には、支持板23をビス等により取り付けるためのネジ溝を有する取付孔22eが設けられている。また、底蓋22には、空気孔26が設けられており、ケーシング2内が換気されるようになっている。これにより、ケーシング2内の部品等に熱による影響が及び難くなっている。
支持板23は、例えば、ケーシング本体21内を略前部側と後部側とに2つに仕切る平板状に形成されている。支持板23の高さは、ケーシング本体21の上方近傍まで延びる寸法で形成されている。支持板23の下端部には、図3及び図10に示すように、前部側に略直交する方向に折り曲げられてなると共に貫通孔(図示せず)を有する第1取付片23aと、後部側に略直交する方向に折り曲げられてなると共に貫通孔(図示せず)を有する第2取付片23bとが設けられている。これら第1取付片23a及び第2取付片23bを底蓋22の底部22aに面接触させて、ビス29等を貫通孔を介して取付孔22eにそれぞれ螺合させることにより、支持板23が底蓋22に立てた状態で取り付けられるようになっている(図3及び図7参照。)。このように、支持板23が底蓋22に立てた状態で取り付けられることで、底蓋22をケーシング本体21から取り外すと、底蓋22の移動に伴ってケーシング本体21の下部の開口部から支持板23が抜け出るようになっている。また、支持板23は、ケーシング本体21に挿入するとき、ケーシング本体21内の第1支持部24及び第2支持部25によって案内されながら挿入された後に第1支持部24及び第2支持部25とケーシング本体21内壁とによって支持されるようになっている。
この支持板23の上部には、太陽電池3が取り付けられている。太陽電池3は、太陽光により発電するものであれば特に限定されず、周知のものを用いることができ、例えば、複数の太陽電池3が並列されて構成されている。この太陽電池3は、支持板23と共に底蓋22をケーシング本体21に取り付けたとき、窓部21bに近接して窓部21bを介した太陽光が照射されるように傾斜して支持板23に取り付けられている。
また、支持板23の後部側の面(後面ということがある。)の高さ方向の中央部より上方側には、太陽電池3で発電された電力を蓄積する蓄電池4が取り付けられている。また、支持板23には、図3、図7及び図10に示すように、蓄電池4からの電力によって発光するLED等の発光ダイオード5が設けられている。発光ダイオード5は、特に限定されず、例えば、汎用されているLED等である。発光ダイオード5の個数は、特に限定されず、例えば、2個である。この2個の発光ダイオード5は、例えば、支持板23の幅方向の略中央部であって高さ方向の上下2箇所に支持板23を貫通させた状態で取り付けられている。すなわち、発光ダイオード5は、発光部が支持板23の残りの面(前面ということがある。)から突出すると共に、配線部が支持板23の後面側に位置されるように取り付けられている。
また、支持板23の後面には、発光ダイオード5の点灯を制御する制御部である基板6が取り付けられている。また、基板6の下部には、スイッチ15が設けられている。スイッチ15は、棒状のスイッチ操作部材15aを備え、このスイッチ操作部材15aを押込み操作するとON状態となると共に、このON状態からスイッチ操作部材15aを押込み操作すると、ON状態よりはスイッチ操作部材15aがスイッチ本体に対して突出したOFF状態となるものである。このスイッチ15のスイッチ操作部材15aの先端部が底蓋22に当接又は近接するように、スイッチ15が基板6に取り付けられている。このスイッチ操作部材15aの先端部が当接又は近接する底蓋22の箇所は、可撓性を有するスイッチ部22dとして形成されている。このスイッチ部22dを介してスイッチ操作部材15aが駆動されてスイッチ15がON状態又はOFF状態に操作されるようになっている。
また、支持板23には、輝度センサ(図示せず)が取り付けられていることが好ましい。輝度センサとしては、特に限定されず、汎用されているものを用いることができる。制御部は、輝度センサからの信号に基づいて一定の暗さになると、蓄電池4からの電力によって発光ダイオード5を発光させる輝度発光機能を有することが好ましい。また、支持板23には、赤外線センサ(図示せず)が取り付けられていてもよい。赤外線センサとしては、特に限定されず、汎用されているものを用いることができる。制御部は、赤外線センサからの検出信号に基づいて一定時間、蓄電池4からの電力によって発光ダイオード5を発光させる赤外線発光機能を有するようにしてもよい。
また、制御部には、発光ダイオード5が発光してから一定の時間を経過すると、その発光を停止させるタイマー機能を有することが好ましい。タイマー機能としては、設定時間を可変させることができるものが好ましく、例えば、ディップスイッチによって設定時間を可変させるようにしてもよい。これにより、例えば、スイッチがON状態で輝度センサからの信号に基づいて一定の暗さになると、蓄電池4からの電力によって発光ダイオード5が発光し、この発光後一定時間を経過すると、その発光が停止されるようになっている。
また、ケーシング2は、取付手段8によって壁や柱等の所望の箇所に取り付けられるようになっていることが好ましい。取付手段8としては、図13に示すように、ケーシング2を壁や柱等の所望の箇所に取り付けることができれば特に限定されないが、例えば、壁や柱等の所望の箇所に取り付けられるベース取付部材81と、ケーシング本体の後部(背部)に設けられ、ベース取付部材81に係脱可能に係止される係止部82とからなることが好ましい。
係止部82は、図6、図11及び図13に示すように、ケーシング2の後部に設けられている。係止部82は、ケーシング本体21の長手方向(高さ方向)に延びる細長の矩形凹状に形成されている。この係止部82の両側壁上端部には、平板状の第1係止片83がそれぞれ設けられている。第1係止片83は、例えば、係止部の上端部、中央部より若干上方側、下部より若干上方側の3箇所の側壁上端部に設けられている。
ベース取付部材81は、図12及び図13に示すように、細長の略矩形平板状に形成されている。ベース取付部材81の長手方向の長さは、例えば、係止部82の上部の第1係止片83の下端部から係止部82内の下側の壁面までの長さより短く例えば若干短い寸法で形成されている。ベース取付部材81の幅方向の長さは、例えば、第1係止片83間の長さより短く例えば若干短い寸法で形成されている。ベース取付部材81の両側壁の係止部82に挿入される側の端部には、第2係止片84が設けられている。第2係止片84は、ベース取付部材81の両側壁の上下部及び中央部の3箇所であって互いに対向する箇所にそれぞれ設けられている。第2係止片84の厚さは、係止部の底部と第1係止片83との間隔と同じ寸法か若干短い寸法で形成されている。
このベース取付部材81を、第1係止片83の下方に第2係止片84がそれぞれ位置される状態で係止部82に嵌合させてから(図13(a)参照。)、ベース取付部材81の第2係止片84が第1係止片83と係止部82の底部との間に位置されるようにケーシング2をベース取付部材81に対して下方にスライドさせる(図13(b)参照。)。これにより、第1係止片83と第2係止片84とが係合してベース取付部材81にケーシング2が取り付けられるようになっている。
ベース取付部材81の取付は、壁や柱等の所望の箇所に取り付けることができるならば特に限定されず、例えば、両面粘着テープ、釘などの固定部材、又はビス、ボルトなどのネジ部材を用いて行うようにしてもよい。ベース取付部材81の取付は、例えば、ビス、ボルトなどのネジ部材を用いて行うようにしてもよい。この場合、例えば、ベース取付部材81の上部の近傍及び下部の近傍に、ネジ部材を貫通させる取付孔81aが設けられている。この取付孔81aにネジ部材を挿入して締め付けることで、ベース取付部材81を、道路の側部や公園等の暗くて通行に支障がある場所、防犯上不安のある場所などの壁や柱等の所望の箇所に取り付けることができるようになっている。
次に、本発明に係る安全標示灯1の作用を説明する。
ベース取付部材81を例えばネジ部材等を用いて壁や柱等の所望の箇所に取り付ける。このベース取付部材81にケーシング2の係止部82を嵌合させてから、ベース取付部材81の第2係止片84が第1係止片83と係止部82の底部との間に位置されるようにケーシング2をベース取付部材81に対して下方にスライドさせる。これにより、第1係止片83と第2係止片84とが係合してベース取付部材81にケーシング2が取り付けられる。すなわち、安全標示灯1が壁や柱等の所望の箇所に取り付けられる。この取付は、安全標示灯1のケーシング2の傾斜面21aが南側に向くようにすることが望ましい。その結果、太陽光が窓部21bを介して太陽電池3に確実に照射されることになる。太陽光が太陽電池3に照射されると太陽電池3で発電が行われ、この発電された電力が蓄電池4に蓄電される。
取付後、底蓋22のスイッチ部22dを介してスイッチ15を操作してON状態にする。この状態のまま一定の暗さになると、輝度センサからの信号に基づいて蓄電池4からの電力によって発光ダイオード5が自動的にしかも自己発電で発光し、道路や公園等が明るくなる。その結果、通行者の安全を図ることができる。このように発光ダイオード5を用いることにより、寿命が長くしかも照明距離が長いので、道路や公園等をより明るくすることができるので、より一層通行者の安全を図ることができる。
また、ケーシング本体21の周面21dの主に前面側に、例えば、「こどもをまもろう」や「110番の家」等の標語やちょうちんの骨模様等を施すことにより(図1乃至図4参照。)、罪を犯そうとする者に対しては、標語や昔の捕り物を思わせる丸筒状のちょうちんを模した安全標示灯の外観と存在によって、心理的抑制効果が働くことが期待でき、子供たちにとっては暗くなっても安全標示灯の存在を容易に認識でき、身の危険を感じたときには、すぐに安全標示灯を設置した家や事業所に逃げ込めるという安心感を与えることにより、防犯効果を高めることができるものである。また、タイマー機能を有することで、点灯後、タイマー機能により一定時間を経過すると、発光ダイオード5の発光が停止されるために、一晩中点灯させる場合に比して蓄電池4の蓄電量は多い。このため、次の日の暗くなったときに確実に本発明に係る安全標示灯1が点灯するので、特に子供たちの安全を図ることができる。すなわち、暗くなってから子供たちが出歩く時間帯は、暗くなった直後や暗くなってから1・2時間が特に多いために、この時間帯に確実に安全標示灯1が点灯することで、特に子供たちの安全を図ることができる。
尚、ケーシング本体へ表示する標語を省略するか、この標語に変えて例えば神社や仏閣の名称とすることにより、当該神社や仏閣への参道や通路に設置して、暗いときに足元を照らす安全標示灯として用いることができる。
また、赤外線センサを備えることで、赤外線センサからの検出信号に基づいて一定時間、蓄電池4からの電力によって発光ダイオード5が発光するので、通行者の安全を一層図ることができる。
底蓋22はビス等によりケーシング本体21に固定されており、このビス等を外すことによりケーシング本体21から底蓋22を取り外すことができる。このとき、底蓋22には支持板23が取り付けられており、この支持板23は底蓋22の移動に伴ってケーシング本体21の下部の開口部から抜け出る。この支持板23に太陽電池3、蓄電池4、発光ダイオード5及び基板6が取り付けられているので、メンテナンスや部品の交換等を容易に行える。また、部品の追加や削除、グレードアップを容易に行える。
また、ケーシング2をベース取付部材81に対して上方にスライドさせて第2係止片84と第1係止片83との係合を解除することにより、ケーシング2を壁や柱等(ベース取付部材81)から取り外すことができるので、メンテナンスや部品の交換等をより一層容易に行える。
以上説明したように本発明に係る安全標示灯は、とくにケーシングを、丸筒状のちょうちんの外観を備えたケーシング本体と、このケーシング本体の後部に取り付けられた取付手段と、前記ケーシング本体の外周に設けられた防犯用の標語とを、少なくとも備えるように構成したので、とくに子供たちの通学路の人家や事業所に設置することにより、子供たちの身体・生命の安全を図ることができるものである。
本発明に係る安全標示灯の一例を示す斜視図である。 本発明に係る安全標示灯の一例を示す側面図である。 本発明に係る安全標示灯の一例を示す一部破断斜視図である。 本発明に係るケーシングの一例を示す斜視図である。 本発明に係るケーシングの一例を示す底面図である。 本発明に係るケーシングの一例を示す断面図である。 本発明に係る底蓋に支持板を取り付けた状態を示す側面図である。 本発明に係る底蓋の一例を示す平面図である。 本発明に係る底蓋の一例を示す底面図である。 本発明に係る支持板の一例を示す図で、(a)は側面図、(b)は背面図、(c)は正面図である。 本発明に係る安全標示灯の係止部の一例を示す背面図である。 本発明に係るベース取付部材の一例を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明に係る安全標示灯の係止部とベース取付部材との関係を示す背面図で、(a)はベース取付部材を係止部に挿入させた状態を示す図、(b)は係止部とベース取付部材とを係合した状態を示す図である。
符号の説明
1 安全標示灯
2 ケーシング
21d 周面
21e マスコット人形
21f 標語
21g 標語
21h 横線
3 太陽電池
4 蓄電池
5 発光ダイオード
6 基板(制御部)
8 取付手段
21 ケーシング本体
22 底蓋
23 支持板
26 空気孔
81 ベース取付部材
82 係止部
83 第1係止片
84 第2係止片

Claims (9)

  1. 不透明ではあるが光透過性材料で作られたケーシングと、このケーシングに設けられる太陽電池と、前記ケーシング内に設けられた支持板へ取り付けられ前記太陽電池で発電された電力を蓄積する蓄電池と、前記支持板に取り付けられ前記蓄電池からの電力によって発光する発光ダイオードと、前記支持板に設けられ前記発光ダイオードの点灯を制御する制御部とを備えた安全標示灯であって、
    前記ケーシングが、丸筒状のちょうちんの外観を備えたケーシング本体と、このケーシング本体の後部に取り付けられた取付手段と、前記ケーシング本体の外周に設けられた防犯用の標語とを、少なくとも備えていることを特徴とする、安全標示灯。
  2. ケーシングと、このケーシング内の上方に設けられる太陽電池と、この太陽電池で発電された電力を蓄積する蓄電池と、この蓄電池からの電力によって発光する発光ダイオードと、この発光ダイオードの点灯を制御する制御部とを備えた安全標示灯であって、前記ケーシングが、高さ方向に延びると共に上部が太陽光通過可能で閉塞されたケーシング本体と、このケーシング本体の下端部に着脱可能に取り付けられる底蓋とからなり、
    この底蓋に、前記ケーシング本体内を高さ方向にその上方近傍まで延び、前記底蓋に伴って前記ケーシング本体に挿脱可能である支持板を設け、この支持板の上部に、前記太陽電池が取り付けられていると共に、この支持板に、前記蓄電池、前記発光ダイオード及び前記制御部が取り付けられていることを特徴とする、安全標示灯。
  3. 前記ケーシング本体の上面が、傾斜面として形成され、この上面には、太陽光を通過させる透明パネルが設けられ、この透明パネルに隣接して前記太陽電池が配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の安全標示灯。
  4. 前記底蓋には、前記ケーシング本体内のスイッチを動作させるスイッチ部が設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の安全標示灯。
  5. 前記底蓋には、空気孔が設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の安全標示灯。
  6. 前記支持板に、輝度センサを設け、前記制御部が、前記輝度センサからの信号に基づいて一定の暗さになると、前記蓄電池からの電力によって前記発光ダイオードが発光することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の安全標示灯。
  7. 前記制御部が、前記発光ダイオードが発光してから一定の時間を経過すると、その発光を停止させるタイマー機能を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の安全標示灯。
  8. 前記ケーシングを壁や柱等の所望の箇所に取り付ける取付手段を備え、この取付手段は、壁や柱等の所望の箇所に取り付けられるベース取付部材と、前記ケーシング本体の背部に設けられ、前記ベース取付部材に係脱可能に係止される係止部とを有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の安全標示灯。
  9. 前記ベース取付部材の取付が、両面粘着テープ、釘などの固定部材、又はビス、ボルトなどのネジ部材を用いて行われることを特徴とする、請求項7に記載の安全標示灯。
JP2007042401A 2007-02-22 2007-02-22 安全標示灯 Expired - Fee Related JP4988376B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007042401A JP4988376B2 (ja) 2007-02-22 2007-02-22 安全標示灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007042401A JP4988376B2 (ja) 2007-02-22 2007-02-22 安全標示灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008202365A true JP2008202365A (ja) 2008-09-04
JP4988376B2 JP4988376B2 (ja) 2012-08-01

Family

ID=39780147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007042401A Expired - Fee Related JP4988376B2 (ja) 2007-02-22 2007-02-22 安全標示灯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4988376B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101023822B1 (ko) 2010-10-22 2011-03-22 주식회사 태운산업 태양전지를 이용한 표시 장치를 포함하는 볼라드
CN102444823A (zh) * 2010-09-09 2012-05-09 三星Led株式会社 照明装置
KR200489216Y1 (ko) * 2017-11-28 2019-05-15 김대호 자가발전수단이 구비된 광고설치물
KR102281733B1 (ko) * 2020-09-07 2021-07-23 중경에프에스(주) 소방용 위치 표시장치

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05112914A (ja) * 1991-10-18 1993-05-07 Toshio Fujii ガードポール
JPH09161516A (ja) * 1995-12-05 1997-06-20 Takeuchi Seisakusho:Kk 太陽電池付き面照明装置
JPH1153913A (ja) * 1997-08-01 1999-02-26 Iwasaki Electric Co Ltd 鉄道施設用照明装置
JP2002015610A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Ayaha Engineering:Kk ソーラー電源街路灯
JP2002047619A (ja) * 2000-08-04 2002-02-15 Kenichi Nakajima 道路用表示装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05112914A (ja) * 1991-10-18 1993-05-07 Toshio Fujii ガードポール
JPH09161516A (ja) * 1995-12-05 1997-06-20 Takeuchi Seisakusho:Kk 太陽電池付き面照明装置
JPH1153913A (ja) * 1997-08-01 1999-02-26 Iwasaki Electric Co Ltd 鉄道施設用照明装置
JP2002015610A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Ayaha Engineering:Kk ソーラー電源街路灯
JP2002047619A (ja) * 2000-08-04 2002-02-15 Kenichi Nakajima 道路用表示装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102444823A (zh) * 2010-09-09 2012-05-09 三星Led株式会社 照明装置
KR101023822B1 (ko) 2010-10-22 2011-03-22 주식회사 태운산업 태양전지를 이용한 표시 장치를 포함하는 볼라드
KR200489216Y1 (ko) * 2017-11-28 2019-05-15 김대호 자가발전수단이 구비된 광고설치물
KR102281733B1 (ko) * 2020-09-07 2021-07-23 중경에프에스(주) 소방용 위치 표시장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4988376B2 (ja) 2012-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100734475B1 (ko) 안내 스피커 내장형 비상구 유도등
KR100719913B1 (ko) 도로교통 안전 표지판
KR100602371B1 (ko) 비상구 유도등
US20090174542A1 (en) System and method for increasing signage awareness and visibility
JP4988376B2 (ja) 安全標示灯
JP2013221297A (ja) 手摺り
KR200416669Y1 (ko) 비상구 표시등
JP2004143924A (ja) 発光手摺装置
KR20150131793A (ko) 행인들의 시선을 유도하여 광고효과를 향상토록 한 돌출간판
JP5288507B2 (ja) マジックミラーユニット、窓構造及び手摺
KR100982249B1 (ko) 분전함용 광고판
KR101729199B1 (ko) 터널용 집광조명식 피난구 유도표시등
KR102074206B1 (ko) 소형 태양광 구동형 건물정보표시장치
KR200303073Y1 (ko) 비상구 표시등
JP2009098421A (ja) 案内表示板、並びに案内表示灯
KR20120005584A (ko) 전자동 비상조명피난유도 홍보판
JP2007298565A (ja) 照明付表示器
KR100640692B1 (ko) 바닥 조명 광고장치
KR20110000280U (ko) Led를 이용한 소화전함 표시장치
KR20080080711A (ko) 광고판용 엘이디 조명장치
KR200355485Y1 (ko) 비상 유도등 겸용 광고 및 안내 패널
KR20200018048A (ko) 조명 무조명 일체형 실내 광고판
KR100679749B1 (ko) 발광다이오드를 이용한 양면돌출 전자광고판
KR200329862Y1 (ko) 비상 발광표시 디스플레이
KR200314483Y1 (ko) 유도 사인 구조물

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4988376

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees