JP2008199315A - 仮想通信システム、通信端末、中継管理サーバ、及び、仮想通信方法 - Google Patents

仮想通信システム、通信端末、中継管理サーバ、及び、仮想通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】専用回線を用いる必要無く、ローカルエリアネットワークのみで互いに通信できるアプリケーションを作り直すまたは機能拡張する必要がなく、グローバルエリアネットワークで互いに通信できる仮想通信システムを提供する。
【解決手段】第1の通信端末、第2の通信端末および中継管理サーバがネットワークを介して接続され、第1の通信端末が、第1の通信端末の中継管理サーバ上での識別情報である第1の仮想ネットワーク識別情報が記憶されている自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部と、通信アプリケーションが用いるネットワーク識別情報に、第1の仮想ネットワーク識別情報を設定して、通信アプリケーションを起動する通信アプリケーション起動部と、第2の仮想ネットワーク識別情報を含む通信情報を、起動した通信アプリケーションから受信し、中継管理サーバへ送信する通信端末送信部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信端末上で動作するアプリケーション同士がネットワークを介して通信する仮想通信システムに関する。
ローカルエリアネットワークでしか通信出来ない通信アプリケーションがある。このような通信ソフトとして、例えば、企業内ネットワークのみで動作する通信アプリケーションがある。
このような通信アプリケーションを、同じローカルエリアネットワークに接続されている通信端末Aと通信端末Bとで動作させると、この通信端末Aと通信端末Bとは、通信アプリケーションを用いて通信することが可能となる。
ここで、この通信端末Aを、先のローカルエリアネットワークとは異なるローカルエリアネットワークに接続した場合、通信端末Aと通信端末Bとは異なるローカルエリアネットワークに接続されているため、この通信端末Aと通信端末Bとは、ローカルエリアネットワークでしか通信出来ない通信アプリケーションを用いて、互いに通信することが出来ない。
例えば、異なる拠点毎のローカルエリアネットワークに接続される通信端末Aと通信端末Bとは、通信端末Aおよび通信端末Bで動作するローカルエリアネットワークでしか通信出来ない通信アプリケーションを用いては、互いに通信することが出来ない。
このような場合、専用回線を用いて、企業内ネットワークの拠点間接続を行い、上記のようなローカルエリアネットワークのみで通信できるアプリケーションを用いて、異なる拠点毎のローカルエリアネットワークに接続される通信端末Aと通信端末Bとが通信できるようにすることが出来る。このような専用回線として、公衆回線をあたかも専用回線であるかのように利用できるVPN(Virtual Private Network)サービスがある。このような技術の1つとして、非特許文献1が知られている。
特開2006−217275号公報
しかしながら、専用回線を用いる場合には、専用回線の導入と維持のために、新たなコストが発生するという問題がある。
また、同じローカルエリアネットワークでしか通信出来ないアプリケーションを、グローバルエリアネットワークにおいて互いに通信できるようにすることも考えられるが、この場合には、アプリケーションを作り直す、または、機能拡張する必要があった。
また、アプリケーションを作り直す、または、機能拡張するため、アプリケーション開発の、新たな作業や、コストが発生するという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、専用回線を用いる必要が無く、ローカルエリアネットワークのみで通信するアプリケーションの作り直しまたは機能拡張する必要のない、グローバルエリアネットワークを介して互いに通信できる仮想通信システムを提供することにある。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、第1の通信端末、第2の通信端末、および、中継管理サーバがネットワークを介して接続され、前記第1の通信端末、前記第2の通信端末、および、前記中継管理サーバが、それぞれ、前記ネットワーク上の一意の識別情報である実ネットワーク識別情報により識別されて前記ネットワークを介して通信する仮想通信システムであり、前記第1の通信端末が、前記第1の通信端末の前記中継管理サーバ上での識別情報である第1の仮想ネットワーク識別情報が記憶されている自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部と、通信アプリケーションが記憶されているアプリケーション記憶部と、前記通信アプリケーションの起動要求に該当する通信アプリケーションを前記アプリケーション記憶部から読み出し、前記読み出した通信アプリケーションが用いるネットワーク識別情報に、前記自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部から読み出した第1の仮想ネットワーク識別情報を設定して、前記読み出した通信アプリケーションを起動する通信アプリケーション起動部と、前記第2の通信端末の前記中継管理サーバ上での識別情報である第2の仮想ネットワーク識別情報を含む通信情報を、前記起動した通信アプリケーションから受信し、前記中継管理サーバへ送信する通信端末送信部と、を有し、前記中継管理サーバが、通信端末毎の前記実ネットワーク識別情報と前記仮想ネットワーク識別情報とが関連付けて記憶されているネットワーク識別情報対応記憶部と、前記通信情報を前記第1の通信端末から受信する通信情報受信部と、前記通信情報受信部が受信した通信情報に含まれる前記第2の通信端末の仮想ネットワーク識別情報に該当する実ネットワーク識別情報を、前記ネットワーク識別情報対応記憶部から読み出し、前記読み出した実ネットワーク識別情報で識別される前記第2の通信端末へ、前記通信情報を送信する通信情報送信部と、を有することを特徴とする仮想通信システムである。
請求項2に記載の発明は、前記第1の通信端末が、前記中継管理サーバへ接続するための接続情報が記憶されている接続情報記憶部と、前記接続情報記憶部から読み出した接続情報を中継管理サーバへ送信して、前記中継管理サーバへ接続する接続部と、前記接続に応じて中継管理サーバから受信する前記第1の仮想ネットワーク識別情報を、前記自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部に登録する自通信端末仮想ネットワーク識別情報登録部と、を有し、前記中継管理サーバが、前記第1の通信端末が前記中継管理サーバへ接続する接続情報が記憶されているログイン情報記憶部と、前記第1の通信端末から受信した接続情報と、前記ログイン情報記憶部から読み出した接続情報とが一致するか否かを検出し、該検出の結果が一致する場合には、前記第1の仮想ネットワーク識別情報を生成し、前記生成した第1の仮想ネットワーク識別情報を前記第1の通信端末の実ネットワーク識別情報と関連付けて前記ネットワーク識別情報対応記憶部に登録し、前記生成した第1の仮想ネットワーク識別情報を前記第1の通信端末へ送信するログイン処理部、を有することを特徴とする請求項1に記載の仮想通信システムである。
請求項3に記載の発明は、前記第1の通信端末が、前記第2の通信端末の前記中継管理サーバ上での識別情報である第2の仮想ネットワーク識別情報が記憶されている他通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部と、前記他通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部から読み出した第2の仮想ネットワーク識別情報を、前記起動した通信アプリケーションの通信先となる通信端末のネットワーク識別情報に設定する他通信端末仮想ネットワーク識別情報設定部と、を有することを特徴とする請求項1から2に記載の仮想通信システムである。
請求項4に記載の発明は、前記中継管理サーバが、前記ネットワーク識別情報対応記憶部から読み出した仮想ネットワーク識別情報を、前記第1の通信端末へ送信する仮想ネットワーク識別情報配信部、を有し、前記第1の通信端末が、前記中継管理サーバから受信した仮想ネットワーク識別情報を、前記他通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部に登録する他通信端末仮想ネットワーク識別情報登録部、を有する、ことを特徴とする請求項3に記載の仮想通信システムである。
請求項5に記載の発明は、前記仮想ネットワーク識別情報配信部が、前記ログイン処理部が前記第1の仮想ネットワーク識別情報を前記第1の通信端末へ送信する時に、前記ネットワーク識別情報対応記憶部から読み出した仮想ネットワーク識別情報に変化がある時に、または、一定時間毎に、前記仮想ネットワーク識別情報を送信する、ことを特徴とする請求項4に記載の仮想通信システムである。
請求項6に記載の発明は、前記第2の通信端末が、前記通信情報を前記中継管理サーバから受信し、前記受信した通信情報を該当するアプリケーションに送信する通信端末受信部、を有することを特徴とする請求項1から請求項5に記載の仮想通信システムである。
請求項7に記載の発明は、前記通信端末送信部が、前記第2の仮想ネットワーク識別情報を含む送信情報に、中継管理サーバの実ネットワーク識別情報を追加するカプセル化した通信情報として送信し、前記通信情報受信部が、前記受信した通信情報から中継管理サーバの実ネットワーク識別情報を削除するカプセル化解除する、ことを特徴とする請求項1から請求項6に記載の仮想通信システムである。
請求項8に記載の発明は、第1の通信端末、第2の通信端末、および、中継管理サーバがネットワークを介して接続され、前記第1の通信端末、前記第2の通信端末、および、前記中継管理サーバが、それぞれ、前記ネットワーク上の一意の識別情報である実ネットワーク識別情報により識別されて前記ネットワークを介して通信する仮想通信システムで用いられる通信端末であり、前記第1の通信端末が、前記第1の通信端末の前記中継管理サーバ上での識別情報である第1の仮想ネットワーク識別情報が記憶されている自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部と、通信アプリケーションが記憶されているアプリケーション記憶部と、前記通信アプリケーションの起動要求に該当する通信アプリケーションを前記アプリケーション記憶部から読み出し、前記読み出した通信アプリケーションが用いるネットワーク識別情報に、前記自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部から読み出した第1の仮想ネットワーク識別情報を設定して、前記読み出した通信アプリケーションを起動する通信アプリケーション起動部と、前記第2の通信端末の前記中継管理サーバ上での識別情報である第2の仮想ネットワーク識別情報を含む通信情報を、前記起動した通信アプリケーションから受信し、前記中継管理サーバへ送信する通信端末送信部と、を有することを特徴とする通信端末である。
請求項9に記載の発明は、第1の通信端末、第2の通信端末、および、中継管理サーバがネットワークを介して接続され、前記第1の通信端末、前記第2の通信端末、および、前記中継管理サーバが、それぞれ、前記ネットワーク上の一意の識別情報である実ネットワーク識別情報により識別されて前記ネットワークを介して通信する仮想通信システムで用いられる中継管理サーバであり、前記中継管理サーバが、通信端末毎の前記実ネットワーク識別情報と前記仮想ネットワーク識別情報とが関連付けて記憶されているネットワーク識別情報対応記憶部と、前記通信情報を前記第1の通信端末から受信する通信情報受信部と、前記通信情報受信部が受信した通信情報に含まれる前記第2の通信端末の仮想ネットワーク識別情報に該当する実ネットワーク識別情報を、前記ネットワーク識別情報対応記憶部から読み出し、前記読み出した実ネットワーク識別情報で識別される前記第2の通信端末へ、前記通信情報を送信する通信情報送信部と、を有することを特徴とする中継管理サーバである。
請求項10に記載の発明は、第1の通信端末、第2の通信端末、および、中継管理サーバがネットワークを介して接続され、前記第1の通信端末、前記第2の通信端末、および、前記中継管理サーバが、それぞれ、前記ネットワーク上の一意の識別情報である実ネットワーク識別情報により識別されて前記ネットワークを介して通信する仮想通信システムで用いられる仮想通信方法であり、前記第1の通信端末が、前記第1の通信端末の前記中継管理サーバ上での識別情報である第1の仮想ネットワーク識別情報が記憶されている自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶手順と、通信アプリケーションが記憶されているアプリケーション記憶手順と、前記通信アプリケーションの起動要求に該当する通信アプリケーションを前記アプリケーション記憶手順から読み出し、前記読み出した通信アプリケーションが用いるネットワーク識別情報に、前記自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶手順から読み出した第1の仮想ネットワーク識別情報を設定して、前記読み出した通信アプリケーションを起動する通信アプリケーション起動手順と、前記第2の通信端末の前記中継管理サーバ上での識別情報である第2の仮想ネットワーク識別情報を含む通信情報を、前記起動した通信アプリケーションから受信し、前記中継管理サーバへ送信する通信端末送信手順と、を有し、前記中継管理サーバが、通信端末毎の前記実ネットワーク識別情報と前記仮想ネットワーク識別情報とが関連付けて記憶されているネットワーク識別情報対応記憶手順と、前記通信情報を前記第1の通信端末から受信する通信情報受信手順と、前記通信情報受信手順が受信した通信情報に含まれる前記第2の通信端末の仮想ネットワーク識別情報に該当する実ネットワーク識別情報を、前記ネットワーク識別情報対応記憶手順から読み出し、前記読み出した実ネットワーク識別情報で識別される前記第2の通信端末へ、前記通信情報を送信する通信情報送信手順と、を有することを特徴とする仮想通信方法である。
この発明によれば、専用回線を用いる必要がなく、ローカルエリアネットワークのみで通信するアプリケーションを作り直すまたは機能拡張する必要がなく、ローカルエリアネットワークのみで通信できるアプリケーション同士が、グローバルエリアネットワークを介して互いに通信できる、という効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施形態による仮想通信システムの構成を示す概略ブロック図である。
中継管理サーバ1、通信端末2および通信端末3が、それぞれ、ネットワーク4に接続されている。中継管理サーバ1、通信端末2および通信端末3は、それぞれ、ネットワーク4上で一意の識別情報である実ネットワーク識別情報を有しており、この実ネットワーク識別情報により中継管理サーバ1、通信端末2および通信端末3は、ネットワーク4を介して通信する。
この実ネットワーク識別情報とは、例えば、グローバルIP(Internet Protocol)アドレスである。
ネットワーク4は、例えば、インターネット網であり、ここでは、グローバルエリアネットワークとする。
通信端末2または通信端末3は、パーソナルコンピュータまたはPDAなどの、ユーザが用いる通信端末である。この通信端末2または通信端末3は、実ネットワーク識別情報により、ネットワーク4を介して、通信を実行する。
通信端末2と通信端末3とは、同様の構成を有するため、以降、通信端末2の構成のみについて説明する。
この通信端末2には、周辺機器として入力装置、表示装置等(いずれも図示せず)が接続されるものとする。ここで、入力装置とはキーボード、マウス等の入力デバイスのことをいう。表示装置とはCRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示装置等のことをいう。
通信端末2のユーザは、この通信端末2の入力装置を用いて、通信端末2を操作する。
中継管理サーバ1は、後述するように、通信端末2と通信端末3とを、仮想ネットワーク識別情報で識別し、通信端末2と通信端末3とを接続する。特に、中継管理サーバ1は、通信端末2と通信端末3とで動作するローカルエリアネットワークのみで通信するアプリケーション同士の通信を中継することにより、通信端末2と通信端末3とで動作するローカルエリアネットワークのみで通信するアプリケーション同士が通信可能となる。
この中継管理サーバ1は、ログイン情報記憶部101と、ネットワーク識別情報対応記憶部102と、通信情報受信部110と、通信情報送信部112と、ログイン処理部111と、仮想ネットワーク識別情報配信部113とを有する。
ログイン情報記憶部101には、通信端末2が中継管理サーバ1に接続する接続情報が記憶されている。例えば、ログイン情報記憶部101には、通信端末2を用いるユーザが中継管理サーバ1にログインする時に用いる、アカウント情報と、パスワード情報とが、ユーザ毎に関連付けて接続情報として記憶されている。
ここでは、一例として、ログイン情報記憶部101には、アカウント情報と、パスワード情報と、ユーザ名情報とが、関連付けてユーザ毎に接続情報として記憶されているものとして説明する。
ネットワーク識別情報対応記憶部102には、通信端末毎の実ネットワーク識別情報と仮想ネットワーク識別情報とが関連付けて記憶されている。この仮想ネットワーク識別情報とは、通信端末を中継管理サーバ1上で識別する識別情報である。この、仮想ネットワーク識別情報の生成方法については、後に説明する。
この仮想ネットワーク識別情報は、一例としては、ローカルエリアネットワークにおけるネットワーク識別情報となっている。
図2を用いて、ネットワーク識別情報対応記憶部102に記憶されている情報の一例について説明する。ネットワーク識別情報対応記憶部102には、実ネットワーク識別情報、仮想ネットワーク識別情報およびユーザ名情報が、通信端末毎に記憶されている。
ここでは、通信端末2は、実ネットワーク識別情報が「233.126.222.111」、仮想ネットワーク識別情報が「192.168.30.100」、ユーザ名情報が「太郎」である。また、通信端末3は、実ネットワーク識別情報が「156.122.44.55」、仮想ネットワーク識別情報が「192.168.30.105」、ユーザ名情報が「花子」である。
ここで、ネットワーク識別情報対応記憶部102には、通信端末2と通信端末3との仮想ネットワーク識別情報が、互いに同じローカルエリアネットワークにおけるネットワーク識別情報となるように、登録されている。
図1の説明に戻り、通信情報受信部110は、通信情報を通信端末2から受信し、受信した通信情報の種類に基づいて、受信した通信情報を通信情報送信部112またはログイン処理部111に送信する。
この通信情報の種類には、通信端末2が中継管理サーバ1に接続するためのログイン要求と、通信端末2の上で動作するアプリケーション同士が通信するためのデータである接続要求と、がある。
通信情報受信部110は、受信した通信情報がログイン要求である場合には、受信した通信情報をログイン処理部111に送信し、受信した通信情報が接続要求である場合には、受信した通信情報を通信情報送信部112に送信する。また、通信情報受信部110は、受信した通信情報がログイン要求または接続要求でない場合には、受信した通信情報を破棄する。
通信情報送信部112は、通信情報受信部110が受信した通信情報に含まれる通信端末の仮想ネットワーク識別情報に該当する実ネットワーク識別情報が、ネットワーク識別情報対応記憶部102にあるか否かを検出する。
該当する実ネットワーク識別情報がある場合には、通信情報送信部112は、受信した通信情報に含まれる仮想ネットワーク識別情報に該当する実ネットワーク識別情報をネットワーク識別情報対応記憶部102から読み出し、読み出した実ネットワーク識別情報で識別される通信端末へ、通信情報を送信する。
ログイン処理部111は、通信端末2から受信した接続情報のアカウント情報とパスワード情報と、ログイン情報記憶部101から読み出した接続情報のアカウント情報とパスワード情報とが、それぞれ一致するか否かを検出し、検出した結果がいずれも一致する場合には、仮想ネットワーク識別情報を生成し、生成した仮想ネットワーク識別情報を通信端末2の実ネットワーク識別情報と関連付けてネットワーク識別情報対応記憶部102に登録し、また、生成した仮想ネットワーク識別情報を通信端末2へ送信する。
ここで、ログイン処理部111は、仮想ネットワーク識別情報を生成するとき、ネットワーク識別情報対応記憶部102に記憶されている仮想ネットワーク識別情報において、生成する仮想ネットワーク識別情報が、一意となるように仮想ネットワーク識別情報を生成する。
また、例えば、ログイン処理部111は、ネットワーク識別情報対応記憶部102に記憶されている仮想ネットワーク識別情報と、生成する仮想ネットワーク識別情報とが、同一のローカルエリアネットワークとなるように、仮想ネットワーク識別情報を生成する。
仮想ネットワーク識別情報配信部113は、ネットワーク識別情報対応記憶部102から読み出した仮想ネットワーク識別情報を、ネットワーク4に接続する通信端末2へ送信する
例えば、この仮想ネットワーク識別情報配信部113は、ログイン処理部111が仮想ネットワーク識別情報を通信端末2へ送信する時に、ネットワーク識別情報対応記憶部102から読み出した仮想ネットワーク識別情報を、通信端末2へ送信する。
または、この仮想ネットワーク識別情報配信部113は、ネットワーク識別情報対応記憶部102から読み出した仮想ネットワーク識別情報に変化がある時に、または、一定時間毎に、通信端末2へ、読み出した仮想ネットワーク識別情報を送信する。
なお、この仮想ネットワーク識別情報配信部113は、ネットワーク識別情報対応記憶部102に登録してある全ての通信端末に、読み出した仮想ネットワーク識別情報を送信する。
次に、図3を用いて、通信端末2の構成について説明する。同図において図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。
通信端末2は、接続情報記憶部201と、自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部202と、他通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部203と、アプリケーション記憶部204と、接続部210と、自通信端末仮想ネットワーク識別情報登録部211と、他通信端末仮想ネットワーク識別情報登録部212と、通信アプリケーション起動部213と、アプリケーション実行部214と、他通信端末仮想ネットワーク識別情報設定部217と、通信端末送信部215と、通信端末受信部216と、通信部220と、を有する。
接続情報記憶部201には、中継管理サーバ1へ接続するための接続情報が記憶されている。
例えば、接続情報記憶部201には、通信端末2が中継管理サーバ1に接続するために、中継管理サーバ1の実ネットワーク識別情報と、アカウント情報と、パスワード情報とが、接続情報として記憶されている。
自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部202には、通信端末2の中継管理サーバ1上での識別情報である仮想ネットワーク識別情報が記憶されている。
他通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部203には、通信端末3の中継管理サーバ1上での識別情報である仮想ネットワーク識別情報が記憶されている。なお、他通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部203には、通信端末3だけでなく、通信端末2の中継管理サーバ1上での識別情報である仮想ネットワーク識別情報が記憶されていてもよい。
アプリケーション記憶部204には、通信アプリケーションが記憶されている。ここでは、この通信アプリケーションは、ローカルエリアネットワークのみで通信できるアプリケーションとして説明する。
通信部220は、ネットワーク4と接続する。この通信部220は、実ネットワーク識別情報で、ネットワーク4上で通信処理を実行している。
接続部210、通信端末送信部215、通信端末受信部216、自通信端末仮想ネットワーク識別情報登録部211、および、他通信端末仮想ネットワーク識別情報登録部212は、この通信部220を介して、ネットワーク4との通信を実行する。
また、通信部220は、受信した通信情報の種類に基づいて、受信した通信情報を、通信端末受信部216、自通信端末仮想ネットワーク識別情報登録部211、または、他通信端末仮想ネットワーク識別情報登録部212へ送信する。
接続部210は、接続情報記憶部201から読み出した接続情報を中継管理サーバ1へ送信して、通信端末2を中継管理サーバ1へ接続する。
例えば、接続部210は、通信端末2を用いるユーザによる中継管理サーバ1への接続要求に応じて、接続情報記憶部201から、中継管理サーバ1の実ネットワーク識別情報と、アカウント情報と、パスワード情報とを読み出し、読み出した中継管理サーバ1の実ネットワーク識別情報へ、アカウント情報と、パスワード情報とを送信することにより、通信端末2が中継管理サーバ1へ接続する処理を実行する。
自通信端末仮想ネットワーク識別情報登録部211は、通信端末2の中継管理サーバ1への接続に応じて、中継管理サーバ1から受信する仮想ネットワーク識別情報を、自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部202に登録する。
他通信端末仮想ネットワーク識別情報登録部212は、中継管理サーバ1から受信した通信端末3の仮想ネットワーク識別情報を、他通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部203に登録する。
通信アプリケーション起動部213は、通信端末2のユーザから入力された通信アプリケーションの起動要求に該当する通信アプリケーションをアプリケーション記憶部204から読み出し、読み出した通信アプリケーションが用いるネットワーク識別情報に、自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部202から読み出した仮想ネットワーク識別情報を設定して、読み出した通信アプリケーションを起動する。
例えば、通信アプリケーション起動部213は、通信アプリケーションを、通信アプリケーション起動部213の管理下において起動する。または、通信アプリケーション起動部213を1つのプロセスであるとして、通信アプリケーション起動部213は、通信アプリケーションを、通信アプリケーション起動部213の子プロセスとして起動する。
また、この通信アプリケーション起動部213は、通信アプリケーションを起動する時に、通信アプリケーションが通信のために用いる通信アプリケーション自身のネットワーク識別情報として、自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部202から読み出した仮想ネットワーク識別情報を設定する。
これにより、起動した通信アプリケーションは、通信アプリケーションのネットワーク識別情報が、自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部202から読み出した仮想ネットワーク識別情報として、アプリケーション実行部214上で動作する。
アプリケーション実行部214は、その上で、通信アプリケーションを実行させ、ユーザの入力に応じて、通信アプリケーションを制御する。アプリケーション実行部214は、例えば、通信端末2上で動作するOS(Operating Ststem)である。
通信端末送信部215は、仮想ネットワーク識別情報を含む送信情報を、アプリケーション実行部214で動作している通信アプリケーションから受信し、中継管理サーバ1へ送信する。
ここでの仮想ネットワーク識別情報とは、通信端末2のユーザが、通信端末2を操作して入力したものである。または、ここでの仮想ネットワーク識別情報は、後述するように、他通信端末仮想ネットワーク識別情報設定部217により設定された仮想ネットワーク識別情報でもよい。または、他通信端末仮想ネットワーク識別情報設定部217により設定された仮想ネットワーク識別情報の中から、通信端末2のユーザにより選択された仮想ネットワーク識別情報でもよい。
他通信端末仮想ネットワーク識別情報設定部217は、他通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部203から読み出した仮想ネットワーク識別情報を、アプリケーション実行部214上で起動されている通信アプリケーションに、通信先となる通信端末のネットワーク識別情報として設定する。
通信端末受信部216は、通信情報を中継管理サーバ1から受信し、受信した通信情報を、アプリケーション実行部214上で動作している該当するアプリケーションに送信する。
次に図4を用いて、中継管理サーバ1の動作を説明する。
まず、通信情報受信部110が、通信情報の受信を待機している(ステップS401)。通信情報受信部110が、通信情報を受信すると、受信した通信情報に種類に基づいて、受信した通信情報を通信情報送信部112またはログイン処理部111に送信する(ステップS402)。
まず、ステップS401で、通信情報受信部110が受信した通信情報が、ログイン要求である場合について説明する。
ステップS402で、通信情報受信部110が受信した通信情報がログイン要求である場合には、受信した通信情報をログイン処理部111に送信する。
ログイン処理部111は、通信端末2から通信情報受信部110を介して受信した接続情報のユーザ名情報とパスワード情報と、ログイン情報記憶部101から読み出した接続情報のユーザ名情報とパスワード情報とが、それぞれ一致するか否かを検出し(ステップS414)、ステップS414の検出結果がいずれも一致する場合(ログイン成功の場合)には、仮想ネットワーク識別情報を生成し(ステップS415)、生成した仮想ネットワーク識別情報を通信端末2の実ネットワーク識別情報と関連付けてネットワーク識別情報対応記憶部102に登録し、また、生成した仮想ネットワーク識別情報を通信端末2へ送信する(ステップS416)。
一方、ステップS414の検出結果が一致しない場合(ログイン失敗の場合)には、ログイン処理部111は、処理を通信情報の受信待機(ステップS401)に戻す。
次に、ステップS401で、通信情報受信部110が受信した通信情報が、接続要求である場合について説明する。
ステップS402で、通信情報受信部110は、受信した通信情報が接続要求である場合には、受信した通信情報を通信情報送信部112に送信する。
通信情報送信部112は、通信情報受信部110が受信した通信情報に含まれる通信端末の仮想ネットワーク識別情報に該当する実ネットワーク識別情報が、ネットワーク識別情報対応記憶部102にあるか否かを検出する(ステップ423)。ステップ423の検出結果で、該当する実ネットワーク識別情報がある場合には、該当する実ネットワーク識別情報を、ネットワーク識別情報対応記憶部102から読み出し、読み出した実ネットワーク識別情報で識別される通信端末へ、通信情報を送信する(ステップ425)。
一方、ステップ424の判定結果で、該当する実ネットワーク識別情報がない場合には、通信情報送信部112は、処理を通信情報の受信待機(ステップS401)に戻す。
次に、図5を用いて、通信端末2の動作を説明する。
まず、通信端末2のユーザの操作により、接続部210が、接続情報記憶部201から読み出した接続情報を中継管理サーバ1へ送信して、通信端末2を中継管理サーバ1へ接続する(ステップS501)。
次に、自通信端末仮想ネットワーク識別情報登録部211は、通信端末2の中継管理サーバ1への接続に応じて、仮想ネットワーク識別情報を中継管理サーバ1から受信し(ステップS502)、受信した仮想ネットワーク識別情報を、自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部202に登録する(ステップS503)。
次に、通信端末2のユーザの操作により、通信アプリケーション起動部213は、通信端末2のユーザから入力された通信アプリケーションの起動要求に該当する通信アプリケーションをアプリケーション記憶部204から読み出し、読み出した通信アプリケーションが用いるネットワーク識別情報に、自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部202から読み出した仮想ネットワーク識別情報を設定して、読み出した通信アプリケーションを起動する(ステップ504)。
次に、通信端末送信部215、通信端末受信部216、または、他通信端末仮想ネットワーク識別情報設定部217は、起動した通信アプリケーションまたは中継管理サーバ1からの通信情報の受信を、待機する(ステップS505)。
ステップS505で、起動した通信アプリケーションからの通信情報を通信端末送信部215が受信した場合(ステップS506)には、通信端末送信部215は、仮想ネットワーク識別情報を含む送信情報を、中継管理サーバ1へ送信する(ステップS507)。
その後、通信端末送信部215は、ステップS505に処理を戻す。
一方ステップS505で、中継管理サーバ1からの通信情報を受信した場合には、通信部220が、受信した通信情報を判定する(ステップ508)。
ステップ508の判定結果で、受信した通信情報がアプリケーション間での通信情報(データ情報)である場合には、通信端末受信部216が、受信した通信情報を、アプリケーション実行部214上で動作している該当するアプリケーションに送信する(ステップS509)。
その後、通信端末受信部216は、ステップS505に処理を戻す。
一方、ステップ508の判定結果で、受信した通信情報が仮想ネットワーク識別情報である場合には、他通信端末仮想ネットワーク識別情報登録部212が、中継管理サーバ1から受信した通信端末3の仮想ネットワーク識別情報を、他通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部203に登録し、更新する(ステップS510)。
その後、他通信端末仮想ネットワーク識別情報登録部212は、ステップS505に処理を戻す。
以上説明したように、ローカルエリアネットワークのみで通信できる通信アプリケーションが、通信端末2の通信アプリケーション起動部213により、中継管理サーバ1でのローカルエリアネットワークでのネットワーク識別情報である仮想ネットワーク識別情報が設定されて起動される。これにより、通信アプリケーションは、ローカルエリアネットワークで動作していることと同じになる。
通信アプリケーションはローカルエリアネットワークにおいて通信しているのみであるが、ローカルエリアネットワークにおける仮想ネットワーク識別情報は、中継管理サーバ1により、実ネットワーク識別情報に変換される。
そのため、ローカルエリアネットワークのみで通信できる通信アプリケーションには、作り直しまたは機能拡張する必要がなく、ローカルエリアネットワークのみで通信できる通信アプリケーション同士のグローバルエリアネットワークを介した通信が可能となる。
また、本発明によれば、仮想ネットワーク識別情報を取得していない場合には、アプリケーションが中継管理サーバ1を介して通信することが出来ないため、通信端末のセキュリティが向上するという効果を奏する。
また、本発明によれば、通信端末からの通信情報は、全て管理サーバ1を介して通信されるため、管理サーバ1で通信情報を管理できるという効果を奏する。例えば、不正な情報、または、コンピュータウィルスである情報を、通信管理サーバ1で管理することが可能である。
なお、実施の形態の説明においては、アプリケーション記憶部204に記憶されている通信アプリケーションは、ローカルエリアネットワークのみで通信できるアプリケーションとして説明したが、これに限られるものではんなく、アプリケーション記憶部204に記憶されている通信アプリケーションは、ローカルエリアネットワークでないネットワーク、例えば、グローバルエリアネットワークで通信できるアプリケーションであってもよい。
この場合において、グローバルエリアネットワークで通信できるアプリケーションには、仮想ネットワーク識別情報により起動されるので、アプリケーション自体は、通常の動作と同様に動作して、中継管理サーバ1を介した通信を実行することが可能である。
なお、ログイン情報記憶部101、ネットワーク識別情報対応記憶部102、接続情報記憶部201、自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部202、他通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部203、または、アプリケーション記憶部204の各記憶部は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記憶媒体、RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせにより構成されるものとする。
なお、中継管理サーバ1または通信端末2は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、中継管理サーバ1または通信端末2は、メモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、中継管理サーバ1または通信端末2の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、図1における中継管理サーバ1の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより中継管理サーバ1の機能を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、アプリケーション同士がネットワークを介して通信する仮想通信システムに用いて好適である。
この発明の一実施形態による仮想通信システムの構成を示すブロック図である。 ネットワーク識別情報対応記憶部に記憶される一例としての情報を図示する表である。 この発明の一実施形態による通信端末の構成を示すブロック図である。 一例としての中継管理サーバの動作を説明するフローチャートである。 一例としての通信端末の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 中継管理サーバ
2、3 通信端末
4 ネットワーク
101 ログイン情報記憶部
102 ネットワーク識別情報対応記憶部
110 通信情報受信部
111 ログイン処理部
112 通信情報送信部
113 仮想ネットワーク識別情報配信部
201 接続情報記憶部
202 自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部
203 他通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部
204 アプリケーション記憶部
210 接続部
211 自通信端末仮想ネットワーク識別情報登録部
212 他通信端末仮想ネットワーク識別情報登録部
213 通信アプリケーション起動部
214 アプリケーション実行部
215 通信端末送信部
216 通信端末受信部
217 他通信端末仮想ネットワーク識別情報設定部
220 通信部

Claims (10)

  1. 第1の通信端末、第2の通信端末、および、中継管理サーバがネットワークを介して接続され、前記第1の通信端末、前記第2の通信端末、および、前記中継管理サーバが、それぞれ、前記ネットワーク上の一意の識別情報である実ネットワーク識別情報により識別されて前記ネットワークを介して通信する仮想通信システムであり、
    前記第1の通信端末が、
    前記第1の通信端末の前記中継管理サーバ上での識別情報である第1の仮想ネットワーク識別情報が記憶されている自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部と、
    通信アプリケーションが記憶されているアプリケーション記憶部と、
    前記通信アプリケーションの起動要求に該当する通信アプリケーションを前記アプリケーション記憶部から読み出し、前記読み出した通信アプリケーションが用いるネットワーク識別情報に、前記自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部から読み出した第1の仮想ネットワーク識別情報を設定して、前記読み出した通信アプリケーションを起動する通信アプリケーション起動部と、
    前記第2の通信端末の前記中継管理サーバ上での識別情報である第2の仮想ネットワーク識別情報を含む通信情報を、前記起動した通信アプリケーションから受信し、前記中継管理サーバへ送信する通信端末送信部と、
    を有し、
    前記中継管理サーバが、
    通信端末毎の前記実ネットワーク識別情報と前記仮想ネットワーク識別情報とが関連付けて記憶されているネットワーク識別情報対応記憶部と、
    前記通信情報を前記第1の通信端末から受信する通信情報受信部と、
    前記通信情報受信部が受信した通信情報に含まれる前記第2の通信端末の仮想ネットワーク識別情報に該当する実ネットワーク識別情報を、前記ネットワーク識別情報対応記憶部から読み出し、前記読み出した実ネットワーク識別情報で識別される前記第2の通信端末へ、前記通信情報を送信する通信情報送信部と、
    を有することを特徴とする仮想通信システム。
  2. 前記第1の通信端末が、
    前記中継管理サーバへ接続するための接続情報が記憶されている接続情報記憶部と、
    前記接続情報記憶部から読み出した接続情報を中継管理サーバへ送信して、前記中継管理サーバへ接続する接続部と、
    前記接続に応じて中継管理サーバから受信する前記第1の仮想ネットワーク識別情報を、前記自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部に登録する自通信端末仮想ネットワーク識別情報登録部と、
    を有し、
    前記中継管理サーバが、
    前記第1の通信端末が前記中継管理サーバへ接続する接続情報が記憶されているログイン情報記憶部と、
    前記第1の通信端末から受信した接続情報と、前記ログイン情報記憶部から読み出した接続情報とが一致するか否かを検出し、該検出の結果が一致する場合には、前記第1の仮想ネットワーク識別情報を生成し、前記生成した第1の仮想ネットワーク識別情報を前記第1の通信端末の実ネットワーク識別情報と関連付けて前記ネットワーク識別情報対応記憶部に登録し、前記生成した第1の仮想ネットワーク識別情報を前記第1の通信端末へ送信するログイン処理部、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の仮想通信システム。
  3. 前記第1の通信端末が、
    前記第2の通信端末の前記中継管理サーバ上での識別情報である第2の仮想ネットワーク識別情報が記憶されている他通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部と、
    前記他通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部から読み出した第2の仮想ネットワーク識別情報を、前記起動した通信アプリケーションの通信先となる通信端末のネットワーク識別情報に設定する他通信端末仮想ネットワーク識別情報設定部と、
    を有することを特徴とする請求項1から2に記載の仮想通信システム。
  4. 前記中継管理サーバが、
    前記ネットワーク識別情報対応記憶部から読み出した仮想ネットワーク識別情報を、前記第1の通信端末へ送信する仮想ネットワーク識別情報配信部、
    を有し、
    前記第1の通信端末が、
    前記中継管理サーバから受信した仮想ネットワーク識別情報を、前記他通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部に登録する他通信端末仮想ネットワーク識別情報登録部、
    を有する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の仮想通信システム。
  5. 前記仮想ネットワーク識別情報配信部が、
    前記ログイン処理部が前記第1の仮想ネットワーク識別情報を前記第1の通信端末へ送信する時に、前記ネットワーク識別情報対応記憶部から読み出した仮想ネットワーク識別情報に変化がある時に、または、一定時間毎に、前記仮想ネットワーク識別情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の仮想通信システム。
  6. 前記第2の通信端末が、
    前記通信情報を前記中継管理サーバから受信し、前記受信した通信情報を該当するアプリケーションに送信する通信端末受信部、
    を有することを特徴とする請求項1から請求項5に記載の仮想通信システム。
  7. 前記通信端末送信部が、
    前記第2の仮想ネットワーク識別情報を含む送信情報に、中継管理サーバの実ネットワーク識別情報を追加するカプセル化した通信情報として送信し、
    前記通信情報受信部が、
    前記受信した通信情報から中継管理サーバの実ネットワーク識別情報を削除するカプセル化解除する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6に記載の仮想通信システム。
  8. 第1の通信端末、第2の通信端末、および、中継管理サーバがネットワークを介して接続され、前記第1の通信端末、前記第2の通信端末、および、前記中継管理サーバが、それぞれ、前記ネットワーク上の一意の識別情報である実ネットワーク識別情報により識別されて前記ネットワークを介して通信する仮想通信システムで用いられる通信端末であり、
    前記第1の通信端末が、
    前記第1の通信端末の前記中継管理サーバ上での識別情報である第1の仮想ネットワーク識別情報が記憶されている自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部と、
    通信アプリケーションが記憶されているアプリケーション記憶部と、
    前記通信アプリケーションの起動要求に該当する通信アプリケーションを前記アプリケーション記憶部から読み出し、前記読み出した通信アプリケーションが用いるネットワーク識別情報に、前記自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶部から読み出した第1の仮想ネットワーク識別情報を設定して、前記読み出した通信アプリケーションを起動する通信アプリケーション起動部と、
    前記第2の通信端末の前記中継管理サーバ上での識別情報である第2の仮想ネットワーク識別情報を含む通信情報を、前記起動した通信アプリケーションから受信し、前記中継管理サーバへ送信する通信端末送信部と、
    を有することを特徴とする通信端末。
  9. 第1の通信端末、第2の通信端末、および、中継管理サーバがネットワークを介して接続され、前記第1の通信端末、前記第2の通信端末、および、前記中継管理サーバが、それぞれ、前記ネットワーク上の一意の識別情報である実ネットワーク識別情報により識別されて前記ネットワークを介して通信する仮想通信システムで用いられる中継管理サーバであり、
    前記中継管理サーバが、
    通信端末毎の前記実ネットワーク識別情報と前記仮想ネットワーク識別情報とが関連付けて記憶されているネットワーク識別情報対応記憶部と、
    前記通信情報を前記第1の通信端末から受信する通信情報受信部と、
    前記通信情報受信部が受信した通信情報に含まれる前記第2の通信端末の仮想ネットワーク識別情報に該当する実ネットワーク識別情報を、前記ネットワーク識別情報対応記憶部から読み出し、前記読み出した実ネットワーク識別情報で識別される前記第2の通信端末へ、前記通信情報を送信する通信情報送信部と、
    を有することを特徴とする中継管理サーバ。
  10. 第1の通信端末、第2の通信端末、および、中継管理サーバがネットワークを介して接続され、前記第1の通信端末、前記第2の通信端末、および、前記中継管理サーバが、それぞれ、前記ネットワーク上の一意の識別情報である実ネットワーク識別情報により識別されて前記ネットワークを介して通信する仮想通信システムで用いられる仮想通信方法であり、
    前記第1の通信端末が、
    前記第1の通信端末の前記中継管理サーバ上での識別情報である第1の仮想ネットワーク識別情報が記憶されている自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶手順と、
    通信アプリケーションが記憶されているアプリケーション記憶手順と、
    前記通信アプリケーションの起動要求に該当する通信アプリケーションを前記アプリケーション記憶手順から読み出し、前記読み出した通信アプリケーションが用いるネットワーク識別情報に、前記自通信端末仮想ネットワーク識別情報記憶手順から読み出した第1の仮想ネットワーク識別情報を設定して、前記読み出した通信アプリケーションを起動する通信アプリケーション起動手順と、
    前記第2の通信端末の前記中継管理サーバ上での識別情報である第2の仮想ネットワーク識別情報を含む通信情報を、前記起動した通信アプリケーションから受信し、前記中継管理サーバへ送信する通信端末送信手順と、
    を有し、
    前記中継管理サーバが、
    通信端末毎の前記実ネットワーク識別情報と前記仮想ネットワーク識別情報とが関連付けて記憶されているネットワーク識別情報対応記憶手順と、
    前記通信情報を前記第1の通信端末から受信する通信情報受信手順と、
    前記通信情報受信手順が受信した通信情報に含まれる前記第2の通信端末の仮想ネットワーク識別情報に該当する実ネットワーク識別情報を、前記ネットワーク識別情報対応記憶手順から読み出し、前記読み出した実ネットワーク識別情報で識別される前記第2の通信端末へ、前記通信情報を送信する通信情報送信手順と、
    を有することを特徴とする仮想通信方法。
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