JP2008198184A - 連続的なデータ保護のためにジャーナル領域を調節するための方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バックアップデータのための保持期間に関して特定の必要条件に従ってジャーナル領域の適切なサイズをユーザが判定できる方法および装置を提供する。
【解決手段】データのバックアップおよび復元のためにジャーナル処理を実施する記憶システムで、時間の期間全体にわたって作り出されたジャーナルデータの複数の量の間の関係の情報をユーザに提供。空きスペースからの記憶容量の動的な割り当てもやはり必要ベースでジャーナルボリュームに適用されることが可能であり、或るジャーナル入力がもはや必要ないと判定されるときにジャーナルボリュームのサイズを最小にする。
【選択図】図1
【解決手段】データのバックアップおよび復元のためにジャーナル処理を実施する記憶システムで、時間の期間全体にわたって作り出されたジャーナルデータの複数の量の間の関係の情報をユーザに提供。空きスペースからの記憶容量の動的な割り当てもやはり必要ベースでジャーナルボリュームに適用されることが可能であり、或るジャーナル入力がもはや必要ないと判定されるときにジャーナルボリュームのサイズを最小にする。
【選択図】図1
Description
[0002] 本発明は概して、記憶システムおよびデータのバックアップと回復に関する。
[0004] 記憶システム内のデータのバックアップと回復を達成するための従来式の方法は記憶システムから磁気テープなどのバックアップ媒体へとデータを定期的に(例えば1日1回)バックアップすることである。バックアップデータの作成において、一貫性を備えたデータを得るために記憶領域のスナップショット(ボリュームのポイントインタイムのコピー)がしばしば使用される。すなわち、バックアップされるべきデータがスナップショットボリューム(または一次ボリュームから分割されたミラーイメージボリューム)から読み取られ、バックアップ媒体へとコピーされる。記憶領域のスナップショットを論理的または物理的に供給するいくつかの方法が記憶システムに関して当該技術でよく知られている。データが復元される必要があるとき、バックアップ媒体に保管されたデータがバックアップ媒体から読み取られ、バックアップされたデータへのアクセスを可能にするために同じ記憶システムまたは異なる記憶システム内の新たな記憶領域(例えば新たなボリューム)に書き込まれてもよい。
[0005] しかしながら、上記の方法ではスナップショットがとられた特定のポイントインタイムにおけるデータのイメージを復元することのみが可能である。したがって、定期的にのみとられたバックアップデータからのデータ復元は、保管されたバックアップデータと最新データなどの実際に復元が望まれるデータとの間に違いがあるので、オリジナルデータに対しいくらかの量の更新の損失という結果につながることもあり得る。さらに、例えば最新のバックアップデータが不正確または破損した実際のデータを有する場合、さらに古いバックアップデータを使用する必要があり、これはデータの正確性におけるさらに大きな不一致にさえ結び付く。
[0006] 最近、データの更新が起こるとデータの更新をジャーナルの中にジャーナル処理し、その後、必要なときに、ときには「連続的データ保護」(CDP)と称される技術のジャーナルを使用してデータを復元する能力を備えたいくつかの記憶システムが構成されてきた。この能力を有する記憶システムでは、記憶領域に関するすべての更新がジャーナルとして記録され、時間内の任意の点におけるデータがジャーナルを使用して復元されることが可能である。このジャーナル処理および復元処理の技術では、ポイントインタイムのスナップショットもやはり使用されることが可能である。すなわち、ジャーナルに加えて記憶領域のスナップショットが所定の間隔で保持されることが可能であり、時間内の望ましい任意の点におけるデータの復元が、復元が望まれる時間内の特定の任意の点までジャーナルのデータをスナップショットのうちの1つに適用することによって達成される。この技術は2003年1月26日に提出されたK.Yamagamiの米国特許出願公開第2004/0268067号明細書に詳しく開示されており、この開示は本願明細書に参照で組入れられる。
[0007] 上記で検討されたジャーナル処理能力を備えたシステムでは、ジャーナルを保存するために大量の記憶領域(記憶容量)が要求される可能性がある。ジャーナルの保存に専用の過剰な記憶容量を維持することはシステムの所有の総合コストを増大させると見込まれる。このようにして、最新のCDP技術に伴なう基本的な問題は、ジャーナルデータの保存に専用の大きい記憶領域を維持することがそのような記憶システムの所有の総合コストを増大させることである。したがって、ジャーナルの保存に専用の記憶領域の量を自動的に調節し、かつ最小限にするように試みるための方法および装置に関するニーズがある。2004年2月23日に出願され、その開示が本願明細書に参照で組入れられるKanoらの米国特許出願公開第2004/0162958号明細書は記憶デバイスのための自動化されたオンライン式容量拡張を開示している。しかしながら、この先行技術は上記で検討された課題に対処、または解決策を提供していない。
[0008] 本発明はバックアップデータのための保持期間に関して特定の必要条件に従ってジャーナル領域の適切なサイズをユーザが判定することを可能にする。本発明はまた、ジャーナル領域を管理するための単純化された制御手段をユーザに提供し、ジャーナル領域を管理するコストを下げる。本発明はジャーナルの量(サイズ)とジャーナルの期間との間の関係をユーザが判定するための方法および手段を含む。これらの手段でもって、ユーザはジャーナル領域の適切なサイズを、バックアップデータの保存期間に関するそれらの特定の必要条件に合致するように判定することが可能である。本発明はまた、空き容量から必要に応じた原則でジャーナル記憶領域の動的割り当てを達成するために、シンプロビジョニング能力を有する単純化され、柔軟性があり、かつ自動的なジャーナル領域の調節を実現するための方法も開示する。本発明のこれら、およびその他の特徴と利点は以下の好ましい実施形態の詳細な説明を考慮すると当業者に明らかになるであろう。
[0009] 上記に与えられた概略の説明と併せて、添付の図面および下記で与えられる好ましい実施形態の詳細な説明は、現在意図される本発明の最良の様式の好ましい実施形態の原理を具体的に示し、かつ説明するのに役立つ。
[0035] 以下の本発明の詳細な説明では本開示の一部を形成する添付の図面に参照が為され、ここでは具体的例示であって限定ではない方式で、本発明が実践されることが可能な特定の実施形態が示される。図中で、類似した数字はいくつかの図面全体を通じて実質的に同様の部品を記述する。さらに、図面、前述の検討、および以下の説明は単に実例と説明に過ぎず、どのような方法でも本発明または本出願の範囲を限定するように意図されていない。
[0036] 第1の実施形態では、本システムはホストコンピュータ、管理端末、および上述のようなジャーナル処理能力を有する記憶システムを含む。この記憶システムはジャーナルの量(サイズ)およびジャーナルの時間(期間)についての情報を保持する。管理端末からの問合わせに応答して、記憶システムはジャーナルのサイズと期間についての情報を提供する。このようにして、管理端末は、作成されて記憶システム内に保存されているジャーナルのサイズと期間との間の関係をモニタすることが可能である。管理端末はまた、この関係をユーザに提示する。この情報を使用することによって、ユーザはジャーナル領域の適切なサイズを判定することが可能であり、ジャーナル領域の適切なサイズへの調節のための命令を与えることが可能である。
[0037] 第2の実施形態および第3の実施形態では、記憶システム内の記憶領域は多数の一定サイズの領域(すなわち記憶チャンク)へと分割され、記憶システムはチャンクの動的割り当て(すなわちシンプロビジョニング)を実行する。記憶システムはオンデマンドでジャーナル領域にチャンクを割り当て、ジャーナルの保存期間に関するユーザの方針に基づいてジャーナル領域からチャンクを解放する。
[0038] 第1の実施形態:システム構成
[0039] 図1は本発明の第1の実施形態が実践され得る情報システムの一例のシステムとハードウェアの構成を記述している。記憶システム100はネットワーク901を介して1つまたは複数のホストコンピュータ500からデータアクセス命令を受け取るためのアレイ制御器110を有する。ネットワーク901はファイバチャネルネットワークなどのストレージエリアネットワーク(SAN)、iSCSI(IP)、またはホスト500と記憶システム100との間の通信を可能にする他のネットワークタイプもしくは通信リンクであってもよい。
[0039] 図1は本発明の第1の実施形態が実践され得る情報システムの一例のシステムとハードウェアの構成を記述している。記憶システム100はネットワーク901を介して1つまたは複数のホストコンピュータ500からデータアクセス命令を受け取るためのアレイ制御器110を有する。ネットワーク901はファイバチャネルネットワークなどのストレージエリアネットワーク(SAN)、iSCSI(IP)、またはホスト500と記憶システム100との間の通信を可能にする他のネットワークタイプもしくは通信リンクであってもよい。
[0040] アレイ制御器110は主プロセッサ111、スイッチ112、1つまたは複数のホストインターフェース(I/F)制御器113、システムメモリ200、キャッシュメモリ300、および1つまたは複数のディスク制御器400を有してもよい。ディスク制御器400はバックエンド経路601を介してアレイ制御器110を1つまたは複数のハードディスクドライブ(HDD)600に連結する。バックエンド経路601はファイバチャネル、SATA、SAS、iSCSI(IP)、または他の適切な接続タイプであってもよい。
[0041] 主プロセッサ111はHDD600にデータを保存することおよびそこからデータを取り出すことを容易にするためにアレイ制御器100内で様々な処理を実行する。付け加えると、本発明の動作を可能にするためにメモリ200は整合グループ情報201、ボリューム情報202、ジャーナル情報203、および期間−量の情報204を保存するが、これらの各々は下記で詳しく述べられる。
[0042] 管理端末520はSAN901を介したアレイ制御器100のホストインターフェース113との通信のために接続されることが可能である。ホスト500と管理端末520はローカルエリアネットワーク(LAN)903を介した通信のために互いに接続されることもやはり可能である。さらに、管理端末520はモニタリング機能などを可能にするためにSAN901とは別の帯域外ネットワーク902(例えばIP)を介したアレイ制御器110との通信のために接続されることもやはり可能である。
[0043] ホスト500から受け取られたデータの保存のために1つまたは複数の論理ボリューム602(論理ユニット)が記憶システム100によって供給される。ボリューム602はHDD600内の1つまたは複数の物理的記憶領域の連続を使用して供給される。好ましくは、ボリューム602は保存されたデータに関してパリティ符号を保存することによって(すなわちRAID構成などによって)保護され、ボリューム602に保存されたデータについてデータ保護を提供するために多数のHDD600全体にわたって配分された物理的記憶領域を有してもよい。下記で検討されるボリュームは各々、本願明細書に述べられて図1に例示されたタイプのボリューム602であってもよい。さらに、図1は本発明を実践するための一例のシステム配列を例示しているが、開示される本発明を考慮すると他のシステムとハードウェアの配列は当業者に明らかになるであろう。
[0044] ジャーナル処理の基本的処理
[0045] 図2は図1で述べられた構成で実行されるジャーナル処理とスナップショット作成の基本的な処理を記述している。図2では、ホスト500はアプリケーションソフトウェア(APP)などのソフトウェア501、データベース管理システム(DBMS)、およびプロダクションボリューム620に保存されるデータを作り出すオペレーティングシステム(OS)を含む。ソフトウェア501は記憶システム100によって供給されるプロダクションボリューム620に書き込み命令などを通じてデータを保存する。記憶システム100はまた、プロダクションボリューム620と対を構成する(すなわち複製の)ベースボリューム640を含む。データ保護がプロダクションボリューム620に関して開始されるとき、対応する対のプロダクションボリューム620に含まれるデータの複製であるベースボリューム640が作り出される。ベースボリュームは下記で述べられる方式で、プロダクションボリューム620に為されるのと同じデータの更新を受ける。
[0045] 図2は図1で述べられた構成で実行されるジャーナル処理とスナップショット作成の基本的な処理を記述している。図2では、ホスト500はアプリケーションソフトウェア(APP)などのソフトウェア501、データベース管理システム(DBMS)、およびプロダクションボリューム620に保存されるデータを作り出すオペレーティングシステム(OS)を含む。ソフトウェア501は記憶システム100によって供給されるプロダクションボリューム620に書き込み命令などを通じてデータを保存する。記憶システム100はまた、プロダクションボリューム620と対を構成する(すなわち複製の)ベースボリューム640を含む。データ保護がプロダクションボリューム620に関して開始されるとき、対応する対のプロダクションボリューム620に含まれるデータの複製であるベースボリューム640が作り出される。ベースボリュームは下記で述べられる方式で、プロダクションボリューム620に為されるのと同じデータの更新を受ける。
[0046] 1つまたは複数のプロダクションボリューム620が整合グループ610を構成する。各々の整合グループ610は1つまたは複数の割り当てジャーナルボリューム630を有し、ここにジャーナルの入力が記録される。記憶システム100内のジャーナル生成機能(Generate Journal(JNL) Function)810はプロダクションボリューム620に書き込まれる書き込みデータ(更新データ)を入手する。ジャーナル生成機能810は受け取った更新データをジャーナルデータとして複製し、書き込み順(すなわち年代順)で各々のジャーナルに連番(増加番号)を割り当てる。この連番は各々の整合グループ610に関して作り出され、言い換えると整合グループ610内のジャーナルデータはこの整合グループ610のための独自の連番を有する。次いで、ジャーナル生成機能810はこの整合グループ610のために割り当てられるジャーナルボリューム630へのジャーナル入力としてこのジャーナルデータと連番を記録する。この連番は下記で述べられるメタデータ634に記録される。
[0047] 図3は本発明による各々の整合グループ610に関して保持される整合グループ情報201の一例を具体的に示す。整合グループ情報201は整合グループID2011、ジャーナルボリュームID2012、プロダクションボリュームID2013、連番2014、および状態2015に関する入力を含む。したがって、整合グループ情報201は各々の整合グループについての情報を含み、プロダクションボリューム620とジャーナルボリューム630との関係を保持する。整合グループ情報201はまた、各々の整合グループ610の最新の連番も記録する。
[0048] 図4は各々のプロダクションボリューム620に関して保持されるボリューム情報202の一例を具体的に示す。ボリューム情報202はプロダクションボリュームID2021、整合グループID2022、ボリュームのIDと状態を含めたベースボリューム情報2023、およびスナップショットのID、ボリュームのID、スナップショットのポイントインタイム、およびスナップショットに関する連番を含めたスナップショット情報2024に関する入力を含む。したがって、ボリューム情報202はプロダクションボリューム620、ベースボリューム640、およびスナップショットボリューム650の間の関係についての情報を含む。
[0049] 図5はジャーナルボリューム630内にジャーナル入力を保存する方法を具体的に示す。ジャーナルボリューム630は2つの領域すなわちメタデータ領域631とジャーナルデータ領域632に分割される。ジャーナル生成機能810が更新データをジャーナルデータ635としてジャーナルデータ領域632内に保存するための場所を決定する。次いで、ジャーナル生成機能810は各々のジャーナル入力635について一定の長さを備えた情報(メタデータ634)を作り出し、ジャーナルデータ635の場所をメタデータ634に記録し、このメタデータ入力634をメタデータ領域631に保存する。次いで、ジャーナル生成機能810はまた、更新データをジャーナルデータ領域632内の場所にジャーナルデータ635として保存する。通常、ジャーナル入力はデータ更新がホストコンピュータ500から受信されるときに順序に従ってジャーナルボリューム630の中に保存される。
[0050] 図6はジャーナルボリューム630内のメタデータ入力634の内容の一例を具体的に示す。例えば、メタデータ634は整合グループの領域6341、連番の領域6342、時間の領域6343、ジャーナルボリューム領域のためのシステムID6344、メタデータ領域のボリュームID6345、メタデータ領域の場所6346、ジャーナルデータ領域のボリュームID6347、ジャーナルデータ領域の場所6348、プロダクションボリューム領域のためのシステムID6349、プロダクションボリュームID領域6350、プロダクションボリューム領域内の場所6351、ベースボリューム領域のためのシステムID6352、ベースボリュームID領域6353、ベースボリューム領域内の場所6354、データ長の領域6355、およびタイプの領域6356を含んでもよい。したがってメタデータ634から、ジャーナル入力の連番と時間を含めたジャーナル入力635についての情報、および同様にデータ長、ジャーナルボリューム630内のジャーナル入力の場所およびプロダクションボリューム620内の対応するデータの場所についての情報が得られることが可能である。
[0051] 図2では、記憶システム100内のベースボリューム更新機能820はメタデータを読み取り、ジャーナルボリューム630からジャーナルデータを入手し、連番に従ってベースボリューム640をジャーナルデータで更新する。付け加えると、記憶システム100内のスナップショット作成機能830は所定のポイントインタイムの間隔で各々のベースボリューム640のスナップショット650を入手し、ボリューム情報202内のスナップショット情報2024を更新する。図4で述べられたように、ボリューム情報202はスナップショットボリューム650についてのスナップショット情報2024を有する。スナップショット作成機能830はボリューム情報202にあるスナップショット650に対応するジャーナル入力の時間と連番を記録する。メタデータ634の時間領域6342に入れられてボリューム情報202内に記録されたタイムスタンプは受信時間を使用して記憶制御器110によって添付されるかまたは書き込み時間を使用してホスト500によって添付される。
[0052] ジャーナルでデータを保存する工程の基本的な処理
[0053] 図7はジャーナルボリューム630とスナップショットボリューム650を使用することによってデータを保存する基本的な処理を具体的に示す。最初に、プロダクションボリューム620を指定することによって、およびデータが復元されるべきポイントインタイムを示すことによってホスト500が復元データ動作を命令する。データとポイントインタイムの指示を含む命令に従って、記憶システム100は指定されたポイントインタイムの前のデータを含むスナップショットを選択するためにジャーナル適用機能840を使用する。
[0053] 図7はジャーナルボリューム630とスナップショットボリューム650を使用することによってデータを保存する基本的な処理を具体的に示す。最初に、プロダクションボリューム620を指定することによって、およびデータが復元されるべきポイントインタイムを示すことによってホスト500が復元データ動作を命令する。データとポイントインタイムの指示を含む命令に従って、記憶システム100は指定されたポイントインタイムの前のデータを含むスナップショットを選択するためにジャーナル適用機能840を使用する。
[0054] 次いで、ジャーナル適用機能840は選択されたスナップショットボリューム650に対応するジャーナルボリューム630からジャーナル入力を当てはめる(書き込む)。このジャーナル入力は、スナップショットのポイントインタイムの直後のジャーナル入力から始まってメタデータ634内の指定されたポイントインタイムと連番まで順序に従ってジャーナル入力を適用することによってスナップショットボリュームを指定されたポイントインタイムに更新するためにスナップショットボリュームに当てはめられる。好ましくは、指定されたポイントインタイムに最も近い時点にとられたスナップショットはスナップショットに当てはめられねばならないジャーナル入力の数を最小限にするようにジャーナル入力を当てはめるために選択されるべきである。ジャーナル適用機能840はボリューム情報202とメタデータ634を参照することによって当てはめられるべきジャーナル入力を見分けることが可能である。選択されたスナップショットボリューム650へのジャーナル入力の適用の完了後に、ジャーナル適用機能840はスナップショットの状態をアクセス可能にする(すなわち読み取り/書き込みが可能にされる)ために変える。その後、図8に例示されるように、ホスト500はデータの再生されたポイントインタイム(PiT)イメージを最新のプロダクションボリューム620として使用することができる。
[0055] ジャーナルを作り出す処理
[0056] 図9はジャーナルを作り出す処理を具体的に示す。この処理は下記で詳しく述べられるように工程1001〜1006を含む。
[0056] 図9はジャーナルを作り出す処理を具体的に示す。この処理は下記で詳しく述べられるように工程1001〜1006を含む。
[0057] 工程1001で、ホスト500は書き込み要求を出し、標的のプロダクションボリューム620への書き込みデータの保存のために書き込みデータをアレイ制御器110に移す。
[0058] 工程1002で、アレイ制御器110は書き込み要求に従って標的のプロダクションボリューム620内に書き込みデータを保存する。
[0059] 工程1003で、アレイ制御器110はまた、適切なジャーナルボリューム630内にジャーナル入力として書き込みデータを保存する。整合グループ610のケースでは、書き込みデータは標的のプロダクションボリューム620を含む対応する整合グループ610に関するジャーナルボリューム630内のジャーナル入力として保存されるであろう。このジャーナル入力に関するメタデータもやはりこの工程で作り出されてジャーナルボリューム630内に保存される。
[0060] 工程1003の中でもやはり、アレイ制御器110はメモリ200内に保持されるジャーナル情報203を更新する。図10はジャーナル情報203の一例を具体的に示す。ジャーナル情報203は整合グループIDのための領域2031、最古のジャーナルの領域2032、および最新のジャーナルの領域2033を含み、各々について連番と時間を含む。整合グループ610の最終の(最も新しい)ジャーナルに関連する情報は、その整合グループについて新たなジャーナル入力が作られるときに連番とタイムスタンプに従って更新される。ジャーナル情報203内の最古の連番と最新の連番との間のジャーナル入力は各々の整合グループ610に関する現在の有効なジャーナルを示す。
[0061] 工程1004で、アレイ制御器110はジャーナルの時間を判定し、判定された時間をメモリ200内に保持された期間−量の情報204に規定された期間の開始時間と比較する。図11は各々の整合グループ610に関してアレイ制御器110によって保持される期間−量の情報204の一例を具体的に示す。期間−量の情報204は期間番号の領域2041、開始時間の領域2042、最古の連番の領域2043、および作り出されたジャーナルの合計サイズ(量)の領域2044を含む。したがって期間−量の情報204ではユーザによって指定された間隔に従って各々の整合グループ610に関して期間が規定される。期間−量の情報204は、ジャーナル入力の連番といった各々の期間の最初のジャーナル入力にある情報に加えて各々の期間内に作り出されるジャーナルの合計サイズを維持する。
[0062] 工程1004で判定されたジャーナル入力の時間が期間−量の情報204内の「未記録」の期間に相当するとき、これは新たな時間期間が始まったことを意味し、これはこの次期期間に関する最初のジャーナル入力である。したがって、このジャーナル入力が期間の最初のジャーナル入力であるとき、処理は工程1005へと進む。しかしながら、ジャーナル入力の時間が次期期間にないとき、処理は工程1006へとスキップする。
[0063] 工程1005で、アレイ制御器110は期間−量の情報204内の相当する期間に関するジャーナル入力についての情報を記録する。言い換えると、例示された実施形態においてジャーナル入力の連番は期間−量の情報204の最古の連番の領域2043の中に入れられる。
[0064] アレイ制御器110はジャーナル入力のサイズを相当する期間のジャーナルの合計サイズの領域2044に追加することによって期間−量の情報204を更新し、処理が終了する。
[0065] ジャーナル領域を削減するための操作と処理
[0066] 図12はジャーナル領域を削減する(最少にする)ための処理を具体的に示す。実行される処理は下記に述べられるような工程1101〜1110を含む。
[0066] 図12はジャーナル領域を削減する(最少にする)ための処理を具体的に示す。実行される処理は下記に述べられるような工程1101〜1110を含む。
[0067] 工程1101で、管理端末520は指定された時間期間などの整合グループ610のジャーナルボリューム630内に保存されたジャーナルについての情報を得るためにアレイ制御器110に要求を送る。
[0068] 工程1102で、アレイ制御器110は指定された期間中に指定された整合グループ610内で作り出されたジャーナルのサイズを入手する。作り出されたジャーナルデータの量を入手するための1つの方法は期間−量の情報204を参照すること、およびジャーナルのサイズを計算することによる。対応するメタデータを検索する処理およびその中に含まれるデータを読み取る処理が指定された時間期間全体にわたるサイズ情報を入手するための別の方法として使用されることが可能である。
[0069] 工程1103で、アレイ制御器110は要求された期間に関するジャーナルのサイズについての情報を管理端末520に通報し、整合グループ610の最新のスナップショット時間を通報することもやはりあり得る。最新のスナップショット時間はボリューム情報202から得られることが可能である。
[0070] 工程1104で、管理端末520は要求された期間と要求された期間全体にわたって作り出されたジャーナルデータの量との間の関係をユーザに提示する。最新のスナップショット時間が提示されることもやはりあり得る。
[0071] 図13は指定された時間期間と指定された時間期間全体にわたって作り出されたジャーナルデータの量との間の関係の一例である。管理端末520はグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を介して、ならびにジャーナルデータの量と時間期間の数値データ(値)を表示することによってこのような図表をユーザに示すことが可能である。
[0072] 工程1105で、ユーザまたは管理端末520にある管理ソフトウェア521が上述の提示された情報を参照することによって整合グループ610に関してジャーナルを保存するための新たな記憶サイズ(すなわちジャーナルボリューム630のための新たなサイズ)を判定する。
[0073] 工程1106で、ユーザまたは管理ソフトウェア521がアレイ制御器110に対して整合グループ610に関するジャーナル領域のサイズを変更するように命令する。ジャーナルボリューム630のサイズを小さくする処理については、これはアレイ制御器110が最新のスナップショットよりも古いジャーナル入力を保存する記憶領域を取り除くことによってジャーナルボリュームのサイズを小さくすることを必要とする。ジャーナルボリュームのサイズを大きくする処理については、追加の物理的記憶スペースが割り当てられてもよい。
[0074] 工程1107で、命令されたジャーナル領域サイズの変更の影響が既に保存されているジャーナルデータに対して有するであろう事象をアレイ制御器110が調べる。変更後の最古のジャーナルが最終の(最も新しい)スナップショットよりも古ければ、提案された変更は受容可能であり、処理は工程1108へと進む。しかしながら変更後の最古のジャーナルが最終のスナップショットよりも新しければ、変更は受容不可能であり、処理は工程1110へと進む。
[0075] 工程1108で、削除されるべきジャーナルデータを無効にするためにアレイ制御器110がジャーナル情報203内の最古のジャーナルについての情報を更新し、それにより、新たな最古のジャーナル入力はサイズ変更後に残る最古のジャーナル入力になる。
[0076] 工程1109で、アレイ制御器110が整合グループ610のジャーナル領域のサイズを変更し、新たな最古のジャーナル入力よりも古いジャーナル入力を含む超過分の記憶領域を解放し、それにより、この超過分の記憶領域は他の用途に利用されることが可能になる。ジャーナル領域のサイズは、いくつかの方法で減少させることができる。これの2つの例は以下の工程、すなわち
(1)有効なジャーナル入力をコピーすること(または移動させること)によってジャーナルボリューム630(ボリューム602)の最後の部分に連続的な空き(未使用)領域を作る工程、または
(2)ボリューム602の構成を(ボリューム602の圧縮によって)変える工程を含む。
(1)有効なジャーナル入力をコピーすること(または移動させること)によってジャーナルボリューム630(ボリューム602)の最後の部分に連続的な空き(未使用)領域を作る工程、または
(2)ボリューム602の構成を(ボリューム602の圧縮によって)変える工程を含む。
[0077] 工程1110で、最古のジャーナル入力よりも古いスナップショットが無ければジャーナル入力をスナップショットに当てはめることによるデータの復元が実行されることは不可能であるので、アレイ制御器110はジャーナル領域のサイズを変えるための命令を拒絶する。場合によっては、記憶制御器110から受け取った最新のスナップショットの時間の評価の結果として、最新のスナップショットの時間に起因する命令の拒絶が管理端末520によって実行されることもあり得る。
[0078] ジャーナルデータの一部を保ちながらのジャーナル領域の動的な変更に加えて、上述されたように、ジャーナル領域のサイズの変更を達成するために初期の状態から再構成が為されることもやはりあり得る。そのような初期の再構成のケースでは、スナップショットの存在に関する調査は不要である。
[0079] 保存されるジャーナルの量と期間との間の関係の連続モニタリング
[0080] 管理端末520は、規則的な継続ベースで各々のジャーナルボリューム内のジャーナルデータの量と期間との間の関係に関連してアレイ制御器110に問い合わせることによって各々の整合グループ610内に保存されるジャーナルデータの量と時間期間との間の関係をモニタすることが可能である。管理端末520はモニタリングデータ522として入手される情報の記録を保存することが可能であり、入手情報をユーザに示すことが可能である。ユーザまたは管理ソフトウェア521は、ジャーナル記憶領域の最適なサイズの判定を含めた様々な決定を行うために入手情報を使用することが可能である。
[0080] 管理端末520は、規則的な継続ベースで各々のジャーナルボリューム内のジャーナルデータの量と期間との間の関係に関連してアレイ制御器110に問い合わせることによって各々の整合グループ610内に保存されるジャーナルデータの量と時間期間との間の関係をモニタすることが可能である。管理端末520はモニタリングデータ522として入手される情報の記録を保存することが可能であり、入手情報をユーザに示すことが可能である。ユーザまたは管理ソフトウェア521は、ジャーナル記憶領域の最適なサイズの判定を含めた様々な決定を行うために入手情報を使用することが可能である。
[0081] 第2の実施形態:システム構成
[0082] 図14は第2の実施形態のシステム構成を具体的に示す。第1の実施形態の構成との違いはメモリ200がチャンクマッピング情報205とチャンク利用情報206を含むことである。この構成では、ディスク600によって供給される記憶領域はいくつかの一定長さの記憶領域(すなわちチャンク690)に分割され、ジャーナルボリューム630を含むボリューム(論理ユニット)がオンデマンドで記憶のチャンクを割り当てることによって供給される。さらに、第2の実施形態では図15に例示されるように、整合グループ情報201は追加的な保存期間領域2016を含み、これは下記でさらに検討されるようにジャーナルデータに関して指定された保存期間にある情報を保有する。
[0082] 図14は第2の実施形態のシステム構成を具体的に示す。第1の実施形態の構成との違いはメモリ200がチャンクマッピング情報205とチャンク利用情報206を含むことである。この構成では、ディスク600によって供給される記憶領域はいくつかの一定長さの記憶領域(すなわちチャンク690)に分割され、ジャーナルボリューム630を含むボリューム(論理ユニット)がオンデマンドで記憶のチャンクを割り当てることによって供給される。さらに、第2の実施形態では図15に例示されるように、整合グループ情報201は追加的な保存期間領域2016を含み、これは下記でさらに検討されるようにジャーナルデータに関して指定された保存期間にある情報を保有する。
[0083] 図16は第2の実施形態の記憶システム100内にボリューム602を供給するための方式を具体的に示す。図16で、ジャーナルボリューム630は事実上多数の区分692で構成され、1つのチャンク690が物理的記憶領域として使用ベースで1つの区分692に割り当てられる。このようにして各々の論理ボリューム602は複数の論理区分692で構成され、ボリュームの各々の区分692は物理的記憶領域のチャンク690のサイズに等しい区分サイズを有する。例えば、図14に例示されるように一実施形態では各々のチャンク690は各々のHDDに512バイトといった4つのHDD600から成る物理的記憶スペースで構成されてもよく、それにより、チャンクのサイズは2048バイトの量の記憶容量になるであろう。そのような構成の区分692のサイズもやはり2048バイトであることが好ましいであろう。区分692は通常では図16に例示されるようにゼロから始まって最大数の区分サイズへと順序に従って番号を付けられ、その一方で記憶のための論理ブロックアドレスを付随する。初期ではジャーナルボリューム630にチャンクは割り当てられないかまたは所定の少数のチャンクが割り当てられてもよい。未だ割り当てられた物理的記憶チャンクを有さないジャーナルボリュームの区分内のアドレスに書き込みが行われるとき、記憶システムがこの標的の区分にチャンクを割り当てる。
[0084] この動的なチャンク割り当て機能を可能にするために、アレイ制御器110は図17に例示されるようなチャンクマッピング情報205および図18に例示されるようなチャンク利用情報206を使用する。図17はチャンクマッピング情報205の一例であって、これはボリュームID領域2051、区分ID領域2052、割り当て/非割り当て領域2053、およびチャンクID領域2054を含むことが可能である。このようにして、チャンクマッピング情報205は各々のボリュームのチャンク690と区分692との間のマッピングを維持する。区分にチャンクが割り当てられなければ領域2053内の割り当ての状態は「No」であり、チャンクが割り当てられているときでは「Yes」である。この情報205はまた、さらに速い検索能力を達成するために各々の要素のリストまたはディレクトリとして構成されてもよい。
[0085] 図18はチャンク利用情報206の一例を具体的に示しており、これはチャンクID領域2061、利用領域2062、ボリュームID領域2063、および区分ID領域2064を含む。チャンク利用情報206はチャンクが使用されるか否かをアレイ制御器110が迅速に決定することを可能にし、チャンクが使用される場合にはボリュームおよびボリュームの区分にそれが割り当てられる。この情報を使用することによって、アレイ制御器110は下記に述べられる処理に従って空き(未使用)チャンクを見つけることが可能である。この情報はまた、さらに速い検索能力を達成するために各々の要素のリストまたはディレクトリとして構成されてもよい。
[0086] ジャーナルを作り出す処理
[0087] 図19は第2の実施形態でジャーナルを作り出す処理を具体的に示す。この処理は下記で詳しく述べられるような工程1301〜1312を含む。
[0087] 図19は第2の実施形態でジャーナルを作り出す処理を具体的に示す。この処理は下記で詳しく述べられるような工程1301〜1312を含む。
[0088] 工程1301で、ホスト500が書き込み要求を出し、書き込みデータをアレイ制御器110に移す。
[0089] 工程1302で、アレイ制御器110がこの書き込み要求に従って標的のプロダクションボリューム620内に書き込みデータを保存する。
[0090] 工程1303で、アレイ制御器110がジャーナルボリューム630内のメタデータおよびジャーナルデータに関して現在のチャンク(または区分)の残りの(未使用の)サイズをチェックする。
[0091] 工程1304で、工程1303の調査の結果として新たなジャーナル入力のメタデータのサイズがメタデータ領域631のための現在のチャンク(または区分)の残りのサイズよりも大きければ、処理は工程1305へと進み、そうでなければ処理は工程1307へと進む。
[0092] 工程1305で、アレイ制御器110はメタデータを保存するための領域として新たなチャンクを区分に割り当てる。この新たなチャンクはチャンク利用情報206を使用して所在確認された空きチャンクから割り当てられ、このチャンクが割り当てられるとチャンクマッピング情報205およびチャンク利用情報206が更新される。
[0093] 工程1306で、アレイ制御器110がこのメタデータを新たなチャンクに保存する。
[0094] 工程1307で、新たなジャーナル入力に関してメタデータを保存するための十分な記憶容量が既に存在することが工程1304で判定されたので、アレイ制御器110はメタデータを現在のチャンク/区分に保存する。
[0095] 工程1308で、工程1303の調査の結果として新たなジャーナル入力に関する書き込みデータ(すなわちジャーナルデータ)のサイズがジャーナルデータ領域632のための現在のチャンク/区分の残りのサイズよりも大きければ処理は工程1309へと進む。他方で、新たなジャーナル入力に関するジャーナルデータを保存するために現在のチャンク/区分に十分な容量があれば処理は工程1311へと進む。
[0096] 工程1309で、アレイ制御器110はこの新たなジャーナル入力に関してジャーナルデータを保存するための領域として新たなチャンクをジャーナルボリューム630の1つの区分に割り当てる。この新たなチャンクはチャンク利用情報206を参照することによって空きチャンクから選択され、チャンクマッピング情報205およびチャンク利用情報206が更新される。新たなチャンクを保存するために選択されるジャーナルボリューム630内の区分692は通常ではジャーナルボリューム630内の次期未使用区分であり、それにより、ジャーナルボリューム内の区分は下位の番号の区分から上位の番号の区分へと順序に従って満たされる。
[0097] 工程1310で、アレイ制御器110は書き込みデータを新たなチャンク/区分にジャーナルデータとして保存する。
[0098] 工程1311で、既にあるチャンク/区分内に十分な容量があったのでアレイ制御器110は書き込みデータを現在のチャンク/区分にジャーナルデータとして保存する。
[0099] 工程1312で、アレイ制御器110はジャーナル情報203内の連番および時間といった最新のジャーナル入力についての情報を更新し、処理が終了する。
[0100] したがって、上記の処理によって一連のジャーナル入力が図20に例示されるように多数のチャンク/区分内に保存されることが分かり得る。この方法を使用すると、チャンクの出発点は常にジャーナル入力(ジャーナルデータかまたはメタデータのどちらか)の出発点である。現在のチャンクの残りの長さ(容量)が保存されるべきジャーナルデータまたはメタデータそれぞれの長さ(サイズ)よりも小さいときに新たなチャンクが割り当てられる。
[0101] ジャーナル領域を削減するための処理
[0102] 図21は第2の実施形態の記憶システム内のジャーナル領域を削減または最少にするための処理を具体的に示す。アレイ制御器110は連番の順序、すなわち年代順でジャーナルボリュームをチェックする処理などによって規則的周期ベースで各々の整合グループに関してジャーナル領域を削減するための処理を実行することが可能である。したがって。工程1401〜1406が記憶システム内の各々のジャーナルボリュームに関して実行されることが可能である。
[0102] 図21は第2の実施形態の記憶システム内のジャーナル領域を削減または最少にするための処理を具体的に示す。アレイ制御器110は連番の順序、すなわち年代順でジャーナルボリュームをチェックする処理などによって規則的周期ベースで各々の整合グループに関してジャーナル領域を削減するための処理を実行することが可能である。したがって。工程1401〜1406が記憶システム内の各々のジャーナルボリュームに関して実行されることが可能である。
[0103] 工程1401で、アレイ制御器110は整合グループ610内の最古のジャーナルデータを保存するチャンク内の最新のジャーナル入力についての情報をチェックする。このようにしてアレイ制御器は最古のジャーナルデータを有するチャンク内の最も最近のジャーナル入力のタイムスタンプをチェックすることでそのジャーナル入力の時間を判定する。
[0104] 工程1402で、工程1401の調査の結果としてこのチャンク内の最新のジャーナルデータの時間が情報201の領域2016に入れられた指定の保存期間の外側にある(これよりも古い)場合、このチャンク/区分内に含まれるデータはもはや不要であり、それゆえに処理はこのチャンクを解放する準備をするために工程1403へと進む。しかしながら、このチャンク内の最新のジャーナルの時間が指定の保存期間よりも古くなければ、ジャーナルデータに関する所定の保存期間が満了するまでジャーナルデータが保持される必要があるので処理は終了する。
[0105] 工程1403で、アレイ制御器110は解放されるべきチャンク内のすべてのジャーナルデータを無効にするためにジャーナル情報203内の最古のジャーナルについての情報を更新する。整合グループのジャーナルボリューム630に関する最古のジャーナルの領域2032が工程1401で識別されたジャーナル入力の直後に続くジャーナル入力の連番と時間に更新される。これは解放されるべきチャンクに続く次期チャンク/区分の開始部にある第1のジャーナル入力を判定することによって実行される。
[0106] 工程1404で、アレイ制御器110は解放されるべきチャンクを解放する。これは解放されるべきチャンクを空きチャンクにするためにアレイ制御器110がチャンクマッピング情報205とチャンク利用情報206を更新することによって達成される。
[0107] 工程1405で、アレイ制御器110は工程1404で解放されたチャンクの解放によって無効にされたメタデータをチェックする。メタデータを保存する1つのチャンク/区分内のすべてのメタデータが無効にされていれば、処理は工程1406へと進む。そうでない場合、このチャンク/区分内のメタデータのうちの少なくともいくつかがまだ保存されたジャーナル入力に関連するので処理は終了する。
[0108] 工程1406で、アレイ制御器110はメタデータのためのチャンクを解放する。これはメタデータを保存するチャンクを空きチャンクにするためにアレイ制御器110がチャンクマッピング情報205とチャンク利用情報206を更新することによって達成される。
[0109] 上述の所定の保存期間(保持期間)はユーザまたは方針によって各々の整合グループ610について決定され、管理端末520を介してアレイ制御器110に設定される。第1の実施形態で述べられたように、管理端末520はジャーナルデータの量と期間との間の関係について問合わせとモニタリングを実行することが可能である。ユーザは、第1の実施形態で図13に関連して上記で検討されたように管理端末520によって提示されるモニタリングデータ522に基づいて入手された量−期間の情報を参照することによって所定の保存期間を決定することが可能である。
[0110] 図22はジャーナル領域を削減するための他の方法を具体的に示す。この処理では、図21および図15に述べられた保存期間ではなく、ジャーナルの量がジャーナル入力を消去してジャーナル領域を削減するための条件として使用される。この処理でもって、ユーザはジャーナルデータの量の観点からジャーナル領域を削減することが可能である。
[0111] 工程1501で、アレイ制御器110は整合グループ内のジャーナルデータの量をチェックする。これを達成するための1つの技術はジャーナルボリューム630に割り当てられたチャンクの数をチャンクマッピング情報205を使用して判定し、次いでジャーナルボリュームのために使用されるチャンクの数を個々のチャンクの規定の記憶容量で乗算することによる。
[0112] 工程1502で、工程1501の調査に続いてアレイ制御器110はジャーナルデータの量がユーザによって設定された、または所定の方針に従って設定された所定の量よりも大きいかどうかを判定する。ジャーナルデータの量が所定の量を超えていれば処理は工程1503へと進む。ジャーナルデータの量が所定の量を超えていなければ処理は終了する。
[0113] 工程1503で、アレイ制御器110は最古のジャーナルデータを保存するチャンク内のジャーナルを無効にするためにジャーナル情報を更新する。したがって整合グループのジャーナルボリューム630のための最古のジャーナルの領域2032は最古から2番目のチャンク内の最初のジャーナル入力の連番と時間に更新される。
[0114] 工程1504で、アレイ制御器110は最古のチャンクを空きチャンクにするためにチャンクマッピング情報205とチャンク利用情報206を更新することによって最古のチャンクを解放する。
[0115] 工程1505で、アレイ制御器110は工程1504で解放された最古のチャンクの解放によって無効にされたメタデータをチェックする。メタデータを保存する1つのチャンク/区分内のすべてのメタデータが無効にされていれば処理は工程1506へと進む。そうでなければメタデータを含むそのチャンク/区分内のメタデータのうちの少なくともいくつかが保存されたジャーナル入力に関連するので処理は終了する。
[0116] 工程1506で、アレイ制御器110はメタデータのためのチャンクを解放する。これはアレイ制御器110がメタデータを保存するチャンクを空きチャンクにするためにチャンクマッピング情報205とチャンク利用情報206を更新することによって達成される。
[0117] 以上の工程が各々の整合グループまたは個々のジャーナルボリュームについて定期的に繰り返される。さらに、第1の実施形態で述べられたように、最新のスナップショットの時間をチェックするための工程を上記の処理の両方が含むこともあり得る。ジャーナルデータの消去後の最古のジャーナルよりも古いスナップショットが無ければこの消去は実行されない。このようにして、上述のシステムおよび処理によって、ジャーナル領域の柔軟的で自動的な調節が実行され、ジャーナル領域の管理が単純化される。
[0118] 第3の実施形態:ジャーナルを作り出す処理
[0119] 図23は第3の実施形態でジャーナルを作り出す処理を具体的に示す。第3の実施形態のシステム構成は第2の実施形態に関して上記で述べられたものと同じであってもよい。第3の実施形態ではジャーナル入力は複数のチャンクにまたがって保存されることが可能であり、それにより、ジャーナル入力の一部が第1のチャンクに保存されてこのジャーナル入力の残り部分が第2のチャンクに保存されることが可能であり、それによって無駄な記憶容量を削減する。この処理は下記で述べられるような工程1601〜1609を含む。
[0119] 図23は第3の実施形態でジャーナルを作り出す処理を具体的に示す。第3の実施形態のシステム構成は第2の実施形態に関して上記で述べられたものと同じであってもよい。第3の実施形態ではジャーナル入力は複数のチャンクにまたがって保存されることが可能であり、それにより、ジャーナル入力の一部が第1のチャンクに保存されてこのジャーナル入力の残り部分が第2のチャンクに保存されることが可能であり、それによって無駄な記憶容量を削減する。この処理は下記で述べられるような工程1601〜1609を含む。
[0120] 工程1601で、ホスト500は書き込み要求を出し、書き込みデータをアレイ制御器110に移す。
[0121] 工程1602で、アレイ制御器110はこの書き込み要求に従って書き込みデータをプロダクションボリューム620に保存する。
[0122] 工程1603で、アレイ制御器110はメタデータを含むための現在のチャンクの残っている未使用の容量(長さ)およびジャーナルデータを含むための現在のチャンクの残っている未使用の容量をチェックする。
[0123] 工程1604で、工程1603の調査の結果として新たなジャーナル入力のメタデータのサイスがメタデータ領域のための現在のチャンクの残っているサイズよりも大きければ処理は工程1605へと進む。そうでなければ処理は工程1606へと進む。
[0124] 工程1605で、アレイ制御器110はチャンクマッピング情報205とチャンク利用情報206を更新することによって、メタデータを保存するための領域として新たなチャンクを空きチャンクから割り当てる。
[0125] 工程1606で、工程1603の調査の結果として新たなジャーナル入力のための書き込みデータ(すなわちジャーナルデータ)のサイズが新たなジャーナルデータを保存するために使用される現在のチャンクの残っているサイズよりも大きければ処理は工程1607へと進む。そうでなければ処理は工程1608へと進む。
[0126] 工程1607で、アレイ制御器110はチャンクマッピング情報205とチャンク利用情報206を更新することによって、新たなジャーナルデータを保存するための領域として新たなチャンクを空きチャンクから割り当てる。
[0127] 工程1608で、アレイ制御器110はメタデータを保存するための(複数の)チャンクに新たなジャーナル入力に関する新たなメタデータを隣接させて保存し、ジャーナルデータを保存するための(複数の)チャンクに新たなジャーナル入力に関する書き込みデータを新たなジャーナルデータとして隣接させて保存し、それにより、この入力がチャンクの残っている容量にとって大き過ぎれば入力の一部がこの残っている容量内に保存され、入力の残りは新たに割り当てられるチャンク内に隣接させて保存される。
[0128] 工程1609で、アレイ制御器110はジャーナル情報203内の最新のジャーナル入力についての情報を更新する。
[0129]以上の処理によって、図24に例示されるように一連のジャーナルが複数のチャンク内に保存される。このようにして、ジャーナルデータまたはメタデータの第1の部分が第1のチャンクの一部分に保存され、ジャーナルデータまたはメタデータの第2の部分が第2のチャンクに保存されるように1つのジャーナルが複数の部分に分割されて複数のチャンクにまたがって保存されることが可能である。
[0130] ジャーナル領域を削減するための処理
[0131] 図25は第3の実施形態でジャーナル領域を削減または最少にするための処理を具体的に示す。アレイ制御器110は連番の順序、すなわち年代順でジャーナルをチェックすることによって各々の整合グループについてこの処理を規則的に実行することが可能である。この処理の工程1701〜1702および1704〜1706は第2の実施形態で図21に述べられた処理の工程1401〜1402および1404〜1406と同様であり、したがって工程1703が異なる。
[0131] 図25は第3の実施形態でジャーナル領域を削減または最少にするための処理を具体的に示す。アレイ制御器110は連番の順序、すなわち年代順でジャーナルをチェックすることによって各々の整合グループについてこの処理を規則的に実行することが可能である。この処理の工程1701〜1702および1704〜1706は第2の実施形態で図21に述べられた処理の工程1401〜1402および1404〜1406と同様であり、したがって工程1703が異なる。
[0132] 工程1701で、アレイ制御器110は整合グループ610内の最古のジャーナルデータを保存するチャンク内の最新のジャーナル入力についての情報をチェックする。このようにして、アレイ制御器は最古のジャーナルデータを有するチャンク内の最も最近のジャーナル入力のタイムスタンプをチェックすることでこのジャーナル入力の時間を判定する。
[0133] 工程1702で、工程1701の調査の結果としてこのチャンク内の最新のジャーナルデータの時間が情報201の領域2016に入れられた指定の保存期間の外側にある(これよりも古い)場合、このチャンク/区分内に含まれるデータはもはや不要であり、それゆえに処理はこのチャンクを解放する準備をするために工程1703へと進む。しかしながら、このチャンク内の最新のジャーナルの時間が指定の保存期間よりも古くなければ、ジャーナルデータに関する所定の保存期間が満了するまでジャーナルデータが保持される必要があるので処理は終了する。
[0134] 工程1703で、アレイ制御器110は解放されるべきチャンク内のすべてのジャーナルデータおよび隣接する(次に続く)チャンク内に置かれることもあり得るチャンクの最終のジャーナル入力に関するいずれの隣接ジャーナルデータも無効にするためにジャーナル情報203内の最古のジャーナルについての情報を更新する。このようにして、次期チャンク内の次期ジャーナルに関する時間と連番が最古のジャーナルの領域2032に入れられる。
[0135] 工程1704で、アレイ制御器110は解放されるべきチャンクを解放する。これは解放されるべきチャンクを空きチャンクにするためにアレイ制御器110がチャンクマッピング情報205とチャンク利用情報206を更新することによって達成される。
[0136] 工程1705で、アレイ制御器110は工程1704で解放されたチャンクの解放によって無効にされたメタデータをチェックする。メタデータを保存する1つのチャンク/区分内のすべてのメタデータが無効にされていれば、処理は工程1706へと進む。そうでない場合、このチャンク/区分内のメタデータのうちの少なくともいくつかがまだ保存されたジャーナル入力に関連するので処理は終了する。
[0137] 工程1706で、アレイ制御器110はメタデータのためのチャンクを解放する。これはメタデータを保存するチャンクを空きチャンクにするためにアレイ制御器110がチャンクマッピング情報205とチャンク利用情報206を更新することによって達成される。
[0138] このようにして、本発明がジャーナル領域の柔軟的で自動的な調節を提供し、ジャーナル領域の管理を単純化することが分かり得る。ジャーナル「後」の状況(すなわちジャーナルが更新後のデータを有する場合)で本発明が述べられてきたが、本発明は例えばその開示が本願明細書に参照で組入れられる2004年9月28日に出願されたTakashi Amanoの米国特許第7062628号明細書に述べられるようなジャーナル「前」の状況(すなわち、更新が実施されたよりも前にあったデータをジャーナルが有する場合)にもやはり実行され得る。したがって、ジャーナル「前」のケースでは、ジャーナル領域が大きくなるにつれてジャーナル領域は上記で検討された3つの実施形態で述べられたように管理されることが可能である。さらに、特定の実施形態が本願明細書に例示されて述べられてきたが、同じ目的を達成するように計算されるいずれの配列も開示されたこの特定の実施形態に置き換えられ得ることを当業者は理解する。この開示は本発明のいずれの、およびすべての脚色および変形例も網羅することを意図されており、以上の記述が具体的例示の様式で為されていて限定ではないことは理解されるべきである。したがって、本発明の範囲は添付の特許請求項、ならびにそのような請求項が権利を与えられる同等事項の全範囲に準拠して適切に決定されるべきである。
Claims (20)
- 記憶のための第1の書き込みデータを記憶システム内の第1のボリュームに受け取るステップと、
前記第1の書き込みデータに関する第1のメタデータであって第1の時間と第1の順序情報を含むメタデータを作り出すステップと、
前記第1のメタデータ、および第1の記憶サイズを有する第1のジャーナルデータとなる前記第1の書き込みデータのコピーをジャーナルボリューム内のジャーナル入力として保存するステップと、
所定の期間全体にわたる各々のジャーナル入力について前記第1の記憶サイズを累積するステップであって、それにより、前記ジャーナルボリュームが更新されるときに複数の所定の期間のうちの各々の所定の期間に関するジャーナルデータの合計量が判定されて保存されるステップと、
前記記憶システムと通信するコンピュータで複数の前記所定の期間についてジャーナルデータの前記合計量を受信するステップと、
指定された時間の期間全体にわたるジャーナルデータの前記合計量と前記複数の期間との間の関係を前記コンピュータのユーザに提示するステップと
を含む、前記記憶システムを操作する方法。 - 前記ジャーナル入力の前記第1の時間を、前記ジャーナルボリューム内のジャーナル入力を管理するために割り当てられた前記所定の期間の開始時間と比較するステップと、
前記第1のジャーナルデータの前記第1の記憶サイズを、前記第1の時間が現在の期間に続く次期期間の開始時間よりも前であるときに前記現在の期間に関するジャーナルデータの前記合計量に追加するステップと、
前記次期期間を新たな現在期間として設定し、前記第1のジャーナルデータの前記第1の記憶サイズを、前記第1の時間が前記次期期間の前記開始時間よりも後であるときに前記次期期間に関するジャーナルデータの新たな現在合計量として設定するステップと、
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 前記ジャーナルボリュームの新たなサイズを判定するために、前記提示された関係を参照するステップと、
前記判定された新たなサイズに基づいて前記ジャーナルボリュームの前記サイズを変えるように前記記憶システムに命令するステップと、
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 前記ジャーナルボリュームの前記サイズの変更を実行する前に、前記ジャーナルボリュームに残っている最古のジャーナル入力が前記第1のボリュームの最新のスナップショットよりも古いかどうかを判定するステップと、
前記ジャーナルボリュームに残っている前記最古のジャーナル入力が前記最新のスナップショットよりも古くないと判定が為されると前記ジャーナルボリュームの前記サイズを変更する命令を拒絶するステップと、
をさらに含む、請求項3に記載の方法。 - 前記ジャーナルボリュームの前記サイズの変更を実行する前に、前記ジャーナルボリュームに残っている最古のジャーナル入力が前記第1のボリュームの最新のスナップショットよりも古いかどうかを判定するステップと、
前記ジャーナルボリュームに残っている前記最古のジャーナル入力が前記最新のスナップショットよりも古いと判定が為されると前記ジャーナルボリュームの前記サイズを変更する命令を実行するステップと、
をさらに含む、請求項3に記載の方法。 - 前記最新のスナップショットよりも古いジャーナル入力に関してジャーナル情報を消去することによって前記ジャーナルボリュームの前記サイズを変更するステップと、
前記ジャーナルボリュームの超過分の容量を前記記憶システムによって他の用途に解放するステップと、
をさらに含む、請求項5に記載の方法。 - 前記所定の期間にある情報を、各々の所定の期間の開始時間、各々の所定の期間内の最古の順序情報、および各々の所定の期間について作り出されたジャーナルデータの前記合計量を含む表に保持するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 複数のディスクドライブと通信するアレイ制御器を含む記憶システムであって、前記アレイ制御器が複数のボリュームを与えるために構成され、それによって前記ボリュームに保存されるデータが前記ディスクドライブ上の物理的場所に保存され、前記複数のボリュームが第1の書き込みデータを含めた書き込みデータを保存するための第1のボリュームおよびジャーナルボリュームを含む記憶システムと、
ネットワークを介して前記記憶システムと通信し、前記第1の書き込みデータを前記第1のボリュームに書き込むように構成された1つまたは複数のホストコンピュータと
を含む情報システムであって、
前記記憶システムが前記第1の書き込みデータを受け取ると、前記記憶システムが前記第1の書き込みデータに関して第1のメタデータを作成し、前記第1のメタデータが第1の時間と第1の順序情報を含み、
前記記憶システムが前記第1のメタデータ、および第1の記憶サイズを有する第1のジャーナルデータとなる前記第1の書き込みデータのコピーを前記ジャーナルボリューム内のジャーナル入力として保存し、
前記記憶システムが前記ジャーナル入力の前記第1の時間を、ジャーナル入力を管理するために前記ジャーナルボリュームに割り当てられた所定の期間の開始時間と比較し、
前記記憶システムが前記第1のジャーナルデータの前記第1の記憶サイズを、前記第1の時間が現在の期間に続く次期期間の開始時間よりも前であるときに前記現在の期間に関するジャーナルデータの合計量に追加し、
前記記憶システムが前記次期期間を新たな現在期間として設定し、前記第1のジャーナルデータの前記第1の記憶サイズを、前記第1の時間が前記次期期間の前記開始時間よりも後であるときに前記次期期間に関するジャーナルデータの新たな現在合計量として設定し、
前記ジャーナルボリュームが更新されるときに各々の所定の期間に関するジャーナルデータの前記合計量が判定されて保存される情報システム。 - 前記記憶システムと通信する管理コンピュータをさらに含み、
前記管理コンピュータが複数の前記所定の期間に関するジャーナルデータの合計量を受信し、
前記管理コンピュータのユーザが指定された時間の期間全体にわたるジャーナルデータの前記合計量と前記複数の所定期間との間の関係を提示される、
請求項8に記載のシステム。 - 前記提示された関係が前記ジャーナルボリュームの新たなサイズを決定するために参照される過程と、
前記決定された新たなサイズに基づいて前記ジャーナルボリュームの前記サイズを変更するように前記記憶システムが命令される過程と
をさらに含む、請求項9に記載のシステム。 - 前記記憶システムが前記ジャーナルボリュームの前記サイズの変更を実行する前に、前記ジャーナルボリュームに残っている最古のジャーナル入力が前記第1のボリュームの最新のスナップショットよりも古いかどうかを判定する過程と、
前記ジャーナルボリュームに残っている前記最古のジャーナル入力が前記最新のスナップショットよりも古くないと判定が為されると、前記記憶システムが前記ジャーナルボリュームの前記サイズを変更する命令を拒絶する過程と
をさらに含む、請求項10に記載のシステム。 - 前記記憶システムが前記ジャーナルボリュームの前記サイズの変更を実行する前に、前記ジャーナルボリュームに残っている最古のジャーナル入力が前記第1のボリュームの最新のスナップショットよりも古いかどうかを判定する過程と、
前記ジャーナルボリュームに残っている前記最古のジャーナル入力が前記最新のスナップショットよりも古いと判定が為されると、前記記憶システムが前記ジャーナルボリュームの前記サイズを変更する命令を実行する過程と
をさらに含む、請求項10に記載のシステム。 - 前記記憶システムが、前記最新のスナップショットよりも古いジャーナル入力に関してジャーナル情報を消去することによって前記ジャーナルボリュームの前記サイズを変更する過程と、
前記記憶システムが前記ジャーナルボリュームの超過分の容量を前記記憶システムによる他の用途に解放する過程と
をさらに含む、請求項12に記載のシステム。 - 前記記憶システムが前記所定の期間にある情報を、各々の所定の期間の開始時間、各々の所定の期間内の最古の順序情報、および各々の所定の期間について作り出されたジャーナルデータの前記合計量を含む表に保持する過程をさらに含む、請求項8に記載のシステム。
- 記憶のための書き込みデータを記憶システム内の第1のボリュームに受け取る工程と、
前記書き込みデータに関するメタデータであって第1の時間と順序情報を含むメタデータを作り出す工程と、
前記メタデータ、およびジャーナルデータとなる前記書き込みデータのコピーをジャーナルボリュームに保存する工程であって、前記ジャーナルボリュームが複数の論理区分で構成され、前記記憶システムが、現在のチャンクに残っている容量をチェックすることによって物理的記憶領域のチャンクを各々の区分に個々に必要ベースで割り当てることで前記現在のチャンク内の前記容量が前記ジャーナルデータまたは前記メタデータを受け取るのに十分かどうかを判定するように構成され、かつ前記現在のチャンクが十分な容量を有さないと判定されると物理的記憶領域の新たなチャンクを前記ジャーナルボリューム内の次期区分に割り当てる工程と、
最古のジャーナルデータを含む既にあるチャンク内のすべてのジャーナルデータが消去されてもよいかどうかを判定する工程と、
前記既にあるチャンクに含まれるすべての前記ジャーナルデータが消去されてもよいときに前記ジャーナルボリュームから前記既にあるチャンクを解放する工程と
を含む、前記記憶システムを操作する方法。 - 最古のジャーナルデータを含む既にあるチャンク内のすべてのジャーナルデータが消去されてもよいかどうかを判定する工程が、前記既にあるチャンク内の最新のジャーナルデータの時間が所定の時間の期間よりも前であるかどうかを判定することによって実行される工程と、
前記既にあるチャンク内の前記最新のジャーナルデータの前記時間が前記所定の時間の期間よりも前であるときに前記既にあるチャンクに含まれるすべての前記ジャーナルデータが消去されてもよいと決定する工程と
をさらに含む、請求項15に記載の方法。 - 最古のジャーナルデータを含む既にあるチャンク内のすべてのジャーナルデータが消去されてもよいかどうかを判定する工程が、前記ジャーナルボリュームの前記サイズが所定のサイズを超えたかどうかを判定することによって実行される工程と、
前記ジャーナルボリュームの前記サイズが前記所定のサイズを超えたときに前記既にあるチャンクに含まれるすべての前記ジャーナルデータが消去されてもよいと決定する工程と
をさらに含む、請求項15に記載の方法。 - メタデータチャンク内に含まれるすべてのメタデータが前記既にあるチャンクの解放によって無効にされたかどうかを判定する工程と、
前記メタデータチャンク内に含まれるすべてのメタデータが前記既にあるチャンクの解放によって無効にされたときに前記メタデータチャンクを解放する工程と
をさらに含む、請求項15に記載の方法。 - 現在のチャンク内に残っている容量をチェックすることで前記現在のチャンク内の前記容量が前記ジャーナルデータを受け取るのに十分であるかどうかを判定する工程と、
前記現在のチャンクが十分な容量を有さないと判定されると物理的記憶領域の新たなチャンクを前記ジャーナルボリューム内の次期区分に割り当てる工程と、
前記ジャーナルデータの第1の部分を前記現在のチャンクに保存し、前記ジャーナルデータの第2の部分を前記新たなチャンクに保存する工程と
をさらに含む、請求項15に記載の方法。 - 前記ジャーナルボリュームから前記現在のチャンクを解放する前に、前記現在のチャンク内、および前記現在のチャンク内に保存された最新のジャーナルデータの一部を含むいずれのチャンク内のジャーナルデータも無効にするためにジャーナル情報を更新する工程をさらに含む、請求項18に記載の方法。
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