JP2008198063A - 座標位置検出装置 - Google Patents

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【課題】結合容量の検出レンジをより広く取ることができるように改良された座標位置検出装置を提供する。
【解決手段】容量結合方式のタッチパネル装置であって、パネルが抵抗成分と容量成分で成り立つとして、その容量を電圧変換手段でリセット、充電、放電しながら、電圧を検出する事で指等の位置を検出する回路に係る。電圧変換手段27,28は第1のコンデンサーC1と第2のコンデンサーC2とオペアンプとを含む。オペアンプの非反転入力(+)は、第1のスイッチ(NMOS2,PMOS2)を介して第1及び第2のコンデンサーの一方端子に接続され、非反転入力(+)は第1の基準電圧(V0+Vref)に接続される。オペアンプの出力は、第1のコンデンサーC1の他方端子に接続される。オペアンプの反転入力(-)は第2のコンデンサーC3の他方端子に接続され、かつ第2のスイッチ(NMOS3,PMOS3)を介して第2の基準電圧に接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に容量結合方式タッチパネルの座標位置検出装置に関するものであり、より特定的には、結合容量の検出レンジをより広く取ることができるように改良された座標位置検出装置に関する。
まず、図3を参照しながら、本発明で採用する容量結合方式による位置検出方法の基本原理を説明する。
図3では、説明を簡単にするため、電極Aおよび電極Bに挟まれた1次元抵抗体が示されている。実際の表示装置では、2次元的な広がりを持つタッチパネルがこの1次元抵抗体と同様の機能を発揮する。
電極Aおよび電極Bのそれぞれには、電流−電圧変換用の抵抗rが接続されている。電極A、Bは、スイッチング回路を介して位置検出回路に接続される。
電極Aとグランドとの間、および、電極Bとグランドとの間には、位置検出モードにおいて同相同電位の電圧(交流e)が印加される。このとき、電極Aと電極Bは常に同電位にあるため、電極Aと電極Bとの間を電流は流れない。
指などで位置Cをタッチするとする。ここで、指による接触位置Cから電極Aまでの抵抗をR1、接触位置Cから電極Bまでの抵抗をR2、R=R1+R2とする。このとき、人の指のインピーダンスをZとし、電極Aを流れる電流をi1、電極Bを流れる電流をi2とした場合、以下の式が成立する。
e=r×i1+R1×i1+(i1+i2)Z (式p−1)
e=r×i2+R2×i2+(i1+i2)Z (式p−2)
誘導は省略するが、上記の式p−1および式p−2から、式(p−3)が得られる。
R1/R=(2r/R+1)i2/(i1+i2)−r/R (式p−3)
rとRは既知であるので、電極Aを流れる電流i1と電極Bを流れる電流i2を測定によって求めれば、式3からR1/Rを決定することができ、ひいては、座標位置を決定することができる。なお、R1/Rは、指で接触した人間を含むインピーダンスZに依存しない。したがって、インピーダンスZがゼロ、無限大でない限り、式3が成立し、人、材料による変化、状態を無視できる。
上記原理を利用した技術として、出願人は図4に示す座標位置検出装置を提案している(例えば特許文献1参照)。以下に、その座標位置検出装置の構成について説明する。
図4を参照して、参照符号36はタッチパネル、37はタッチパネルの抵抗膜、38はタッチパネルにタッチされた指先のインピーダンスである。説明を簡単にするために、ここでは1次元の抵抗膜37が示されているが、実際の表示装置では、2次元的な広がりを持つ抵抗膜がこの1次元抵抗膜と同様の機能を発揮する。
参照符号21、22、23、24、27、28、29、30は座標位置検出装置のセンサー部であり、充電する手段22,24、電圧に変換する手段27,28、サンプリングする手段29,30、寄生容量成分を補償する手段21,23により構成されている。センサー部の出力電圧v21、v22の大きさは、タッチされた指先のインピーダンス38の容量成分Cf(以下、結合容量という)の大きさと、指先のタッチ位置Aにより左右に分割された抵抗膜の抵抗値r1、r2の比により決定される。図2において、31は、センサー部のv21、v22の出力を読み取り、v21、v22の電圧より座標位置を計算し、後段のシステムにタッチされた座標情報を提供する装置である。
以下に図4のセンサー部21、22、23、24、27、28、29、30の具体的構成と動作について説明する。
この座標位置検出装置は以下の3つの状態を繰り返して動作する。
「状態1」:結合容量の充電を開始する前のリセット状態。
「状態2」:結合容量を充電している状態。
「状態3」:結合容量の充電が完了し、出力電圧をサンプリングする状態。
それぞれの状態において、図4に記載されているトランジスタPMOS1〜PMOS6、NMOS1〜NMOS5は、図5に示すような制御装置からの信号でON/OFFが制御されている。
充電する手段22、24は、図示を省略するが、それぞれ同じ回路構成であり、PchMOSトランジスタPMOS1とNchMOSトランジスタNMOS1により構成されている。NMOS1のソースには電圧v0(V)が印加されている。
「状態1」において、PMOS1がOFF、NMOS1がONになり、電圧v01、v02はv0(V)になる。
「状態2」において、PMOS1がON、NMOS1がOFFになり、結合容量Cfが充電され、電圧v01、v02は、電圧に変換する手段27、28の端子Dと同電位になる。「状態3」において、電圧に変換する手段27、28の端子Dはv0 + Vref(V)に設定されているため、電圧v01、v02はv0 + Vref(V)になる。結合容量Cfの充電電流i1、i2はPMOS1を介して、電圧に変換する手段27、28に入力される。
結合容量Cfの充電が完了すると「状態3」に移る。
「状態3」においてサンプリングする手段29、30によってサンプリングされる。
その後、再び「状態1」に戻りPMOS1がOFF、NMOS1がONになり、充電開始ができる状態にリセットされる。
電圧に変換する手段27、28はそれぞれ同じ回路構成であり、PchMOSトランジスタPMOS2、PMOS3とNchMOSトランジスタNMOS2、NMOS3と電圧源v0 + Vref(V)と容量C3と、アンプ回路OP1により構成されている。
「状態1」において、PMOS2、PMOS3、NMOS2、NMOS3はONになり、電圧に変換する手段27、28の端子D、端子Eはv0 + Vref(V)に設定される。
容量C3は、アンプ回路OP1の正負入力間のオフセット電圧のずれをキャンセルする。
アンプ回路OP1の負入力は理想的にはバーチャルショートにより、v0 + Vref(V)になるが、実際はオフセット電圧ΔVoffsetの影響で、v0 + Vref + ΔVoffset(V)となる。このオフセット電圧ΔVoffsetは各アンプごとにばらつくが、容量C3を使用することで、「状態1」における、電圧に変換する手段27と28の間で端子Dの電圧が、アンプ回路OP1のオフセットの影響を受けずに、同じ電圧v0 + Vref(V)になる。これにより「状態2」において、安定した電圧が充電可能になる。
「状態2」において、PMOS2、PMOS3、NMOS2、NMOS3がOFFになり、電圧に変換する手段27、28の端子D、端子Eはv0 + Vref(V)に保持される。充電する手段22、24による充電が開始されると、電流i1、i2の電荷が電圧に変換する手段27,28の容量C1に充電され、アンプ回路OP1の出力に変換された電圧v11、v12が出力される。
「状態3」において、サンプリングする手段29、30により電圧v11、v12がサンプリングされる。
その後、再び「状態1」に戻りPMOS2、PMOS3、NMOS2、NMOS3はONになり、端子D、端子Eはv0 + Vref(V)に設定され、充電前の状態にリセットされる。
サンプリングする手段29、30はそれぞれ同じ回路構成であり、PchMOSトランジスタPMOS4とNchMOSトランジスタNMOS4と容量C4により構成されている。
「状態1」、「状態2」においてPMOS4、NMOS4はOFFしており、容量C4は電圧を保持している。
「状態3」において、PMOS4、NMOS4はONし、容量C4に電圧v11、v12が充電され、v21、v22にv11、v12が反映される。
その後、再び「状態1」に戻りv21、v22は「状態3」でサンプリングされた電圧を保持する。
タッチパネルの寄生容量成分を補償する手段21、23は同じ回路構成であり、PchMOSトランジスタPMOS5とNchMOSトランジスタNMOS5と、補償容量C5より構成されている。PMOS5のソースに電圧v0 + Vref×2(V)が印加されている。
なお、タッチパネルの寄生容量Ca、Cbと、補償手段21、23の動作についてさらに詳細に説明しておくと、充電する手段22、24が電圧v01、v02をv01=v02=v0(v)からv01=v02=v0 +Vref(v)に充電する時、電流i1、i2のほかに、寄生容量Ca、Cbへの充電電流i3、i4が流れる。この時、補償手段21、23の端子Cから、電流i3、i4と同じ大きさの電流を出力することで、電圧に変換する手段27、28へ入力される電流はi1、i2のみになり、タッチパネルの寄生容量Ca、Cbによる影響を補償することが可能となる。
「状態1」において、タッチパネルの寄生容量Caの一端の電圧はv0(V)になる。この時、補償する手段21、23のPMOS5はON、NMOS5はOFFしており、補償容量C5の一端は電圧v0 + Vref×2(V)に充電されている。
「状態2」において、充電する手段22、24のPMOS1がOFF、NMOS1がONのとき、寄生容量の一端がv0 + Vref(V)に充電される。この時、補償する手段21、23のPMOS5はOFF、NMOS5はONして、補償容量C5の一端はv0 + Vref(V)に放電される。この時、寄生容量Caの充電電圧と、補償容量の放電電圧は、同じVref(V)であるため、寄生容量Caと補償容量C5を同じ容量値に設定しておくことで、寄生容量Caの充電電流とNMOS5のソース出力からの補償容量C5の放電電流は同じ電流量になり、寄生容量Caによる電流は補償される。
以上の動作より、v11、v12、v21、v22について以下のことが成り立つ。
「状態2」において、V01、V02に同相の電圧が入力されており、抵抗r1、r2には同じ電圧がかかるため、充電電流i1、i2の比はr1、r2の逆数の比と同じになる。
i1:i2=r2:r1 ・・・(1)
電圧に変換する手段27、28はそれぞれ同じ回路構成であり、その容量C1に充電される電荷量Q1、Q2はi1:i2の比と同じであり、出力v11、v12の出力電圧はQ1,Q2に比と同じであるため、出力v11、v12はr1、r2の逆数の比と同じになる。
サンプリングする手段のサンプリング完了後「状態3」の出力v21、v22はv11、v12と同じであるため、以下の式が成り立つ。
v21:v22=v11:v12=Q1:Q2=i1:i2=r2:r1 ・・・(2)
式(2)は、v21、v22の出力電圧の比により、r1、r2の比を検出できることを意味しており、抵抗膜37の全面で抵抗値が一様であればv21、v22の比からタッチされた位置を計算することができる。
また、電圧に変換する手段27、28の容量C1に充電される電荷量Q1、Q2の合計は、結合容量Cfをv0(V)からv0 + Vref(V)に充電するときの電荷量と同じであるため、以下の式が成り立つ。
Cf×Vref=Q1+Q2=C1×(v11+v12) ・・・(3)
式(2)より電圧に変換する手段27、28の出力の合計(v11+v12)は結合容量Cfに比例することが分かる。
特開2005−301974号公報
図4の従来技術において、図6(a)を参照して、アンプ回路OP1の出力電圧v11、v12の出力レンジは、アンプ回路OP1の正負電源をVDD、VSSとした場合、電源VDDと充電前のアンプ回路OP1の出力電圧v0+vrefの範囲VDD−(v0+vref)に制限されてしまう。v11、v12の出力レンジの制限は、式(3)より結合容量Cfの検出可能な容量値の範囲を制限することになる。
本発明に関連する図6(b)を参照して、アンプ回路OP1がレールツーレールのアンプ回路であった場合の出力レンジはVDD−VSSであるため、この範囲までv11、v12を広げることが可能なら、結合容量Cfの容量値をより広範囲で検出可能になると考える。
そこで、この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、結合容量の検出レンジをより広く取ることができるように改良された座標位置検出装置を提供することを目的とする。
この発明に従う座標位置検出装置は、タッチパネルに触れた人の指等の位置を容量結合方式で検出する装置であって、パネルが抵抗成分と容量成分で成り立つとして、その容量を電圧変換手段でリセット、充電、放電しながら補償しつつ、その際の電圧を検出する事で前記人の指等の位置を検出する手段と、前記電圧変換手段の、充電前の状態における出力電圧をVSSにレベルシフトさせる手段と、を備える。
本発明によれば、充電前のアンプ回路の出力電圧をVSSにレベルシフトさせることにより、v11、v12の出力レンジをアンプ回路が可能な出力レンジVDD−VSSまで広げることができる。
この発明の他の局面に従う座標位置検出装置は、タッチパネルに触れた人の指等の位置を容量結合方式で検出する装置であって、パネルが抵抗成分と容量成分で成り立つとして、その容量を電圧変換手段でリセット、充電、放電しながら補償しつつ、その際の電圧を検出する事で前記人の指等の位置を検出する回路に係る。前記電圧変換手段は第1のコンデンサーと第2のコンデンサーとオペアンプとを含む。前記オペアンプの非反転入力は、第1のスイッチを介して前記第1及び第2のコンデンサーのそれぞれの一方端子に接続される。前記オペアンプの非反転入力は更に第1の基準電圧に接続される。前記オペアンプの出力は、前記第1のコンデンサーの他方端子に接続される。前記オペアンプの反転入力は前記第2のコンデンサーの他方端子に接続され、かつ第2のスイッチを介して第2の基準電圧に接続されている。
従来技術では、オペアンプでの検出すべき電圧範囲が限られていたのに対して、本発明では、オペアンプの反転及び非反転入力に接続される基準電圧をそれぞれに設定することにより、この検出範囲を広く取ることができるようになる。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記第2の基準電圧は、電源電圧とオペアンプ出力との間に抵抗RA、RBを設け、電源電圧とオペアンプ出力との間で抵抗分割することにより作成されている。
また、前記第1の基準電圧は、VDDとVSSを前記抵抗RA、RBと同じ抵抗値で抵抗分割してなる電圧に設定されているのが好ましい。
本発明によれば、充電前のアンプ回路の出力電圧をVSSにレベルシフトさせることにより、v11、v12の出力レンジをアンプ回路が可能な出力レンジVDD−VSSまで広げることが可能であり、より広い範囲の結合容量Cfの容量値の検出が可能になる。
結合容量の検出レンジをより広く取ることができるように改良された座標位置検出装置を得るという目的を、充電前のアンプ回路の出力電圧をVSSにレベルシフトさせることにより、オペアンプの出力レンジを該オペアンプ回路が可能な出力レンジVDD−VSSまで広げることで実現した。
以下、本発明の実施例を、図を用いて説明する。
図1は実施例に係る座標位置検出装置の構成を示すブロック図である。
図4に示された従来ブロック図における電圧変換手段27、28に、PchMOSトランジスタPMOS6、抵抗RA、抵抗RBを追加したことを特徴とする。ここで、電圧変換手段27,28は第1のコンデンサーC1と第2のコンデンサーC2とオペアンプOP1とを含む。オペアンプOP1の非反転入力(+)は、第1のスイッチ(NMOS2,PMOS2)を介して第1のコンデンサーC1及び第2のコンデンサーC3のそれぞれの一方端子に接続され、オペアンプOP1の非反転入力(+)は更に第1の基準電圧(V0+Vref)に接続される。オペアンプOP1の出力は、第1のコンデンサーC1の他方端子に接続される。オペアンプOP1の反転入力(-)は第2のコンデンサーC3の他方端子に接続され、かつ第2のスイッチ(NMOS3,PMOS3)を介して第2の基準電圧に接続されている。
PMOS6は、図5に示すように、制御装置からの信号でON/OFFが制御されている。「状態1」にてPMOS6がON、「状態2」、「状態3」においてOFFするように制御する。
またVref+v0の電圧をVref+v0=(RA×VSS+RB×VDD)÷(RA+RB)となるように設定する。この電圧は、図2を参照して、VDDとVSSの間に抵抗RC,RDを設け、抵抗RC,RDを抵抗RA、RBと同じ抵抗値にし、VDD、VSSを抵抗RA、RBと同じ抵抗値で抵抗分割することにより容易に作成することが可能である。
以下に回路の動作について説明する。
「状態1」にて、PMOS2、PMOS3、NMOS2、NMOS3、PMOS6はONになり、RAの上側の電圧はVDD、RAの下側の電圧は(RA×VSS+RB×VDD)÷(RA+RB)となる。
この時、RA、RBの両端の電圧はRA,RBの比と同じになるため、オペアンプOP1の出力電圧をVOUTとすると以下の式が成り立つ。
RA : RB = VDD−(RA×VSS+RB×VDD)÷(RA+RB) :
(RA×VSS+RB×VDD)÷(RA+RB)−VOUT ・・・(4)
式(4)をVOUTについて解くと以下のようになる。
VOUT=VSS ・・・(5)
以上の実施例により図6(b)を参照して、「状態1」においてアンプ回路の出力電圧をVSSにレベルシフトさせることが可能である。ひいては、v11、v12の出力レンジをアンプ回路OP1が可能な出力レンジVDD−VSSまで広げることを可能となる。ひいては、結合容量Cfの容量値をより広範囲で検出可能になる。
今回開示された実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明によれば、より広い範囲の結合容量Cfの容量値の検出が可能になる座標位置検出装置が得られる。
本発明の実施例に係る座標位置検出装置の構成例を示すブロック図である。 電圧Vref+v0を作成する実施例に係る回路図である。 本発明で採用する容量結合方式による位置検出方法の基本原理を説明するための図である。 従来の座標位置検出装置の構成例を示すブロック図である。 状態遷移図である。 (a) 従来の出力レンジを示す図である。 (b) 本発明の出力レンジを示す図である。
符号の説明
21、23 寄生容量成分を補償する手段
22、24 タッチパネルの結合容量を充電する手段
27、28 電圧に変換する手段
29、30 変換された電圧をサンプリングする手段
31 制御装置
36 タッチパネル
37 タッチパネルの抵抗膜
38 タッチパネルにタッチされた指先のインピーダンス

Claims (4)

  1. タッチパネルに触れた人の指等の位置を容量結合方式で検出する装置であって、
    パネルが抵抗成分と容量成分で成り立つとして、その容量を電圧変換手段でリセット、充電、放電しながら補償しつつ、その際の電圧を検出する事で前記人の指等の位置を検出する手段と、
    前記電圧変換手段の、充電前の状態における出力電圧をVSSにレベルシフトさせる手段と、を備えた座標位置検出装置。
  2. タッチパネルに触れた人の指等の位置を容量結合方式で検出する装置であって、パネルが抵抗成分と容量成分で成り立つとして、その容量を電圧変換手段でリセット、充電、放電しながら補償しつつ、その際の電圧を検出する事で前記人の指等の位置を検出する回路において、
    前記電圧変換手段は第1のコンデンサーと第2のコンデンサーとオペアンプとを備え、
    前記オペアンプの非反転入力は、第1のスイッチを介して前記第1及び第2のコンデンサーのそれぞれの一方端子に接続され、
    前記オペアンプの非反転入力は更に第1の基準電圧に接続され、
    前記オペアンプの出力は、前記第1のコンデンサーの他方端子に接続され、
    前記オペアンプの反転入力は前記第2のコンデンサーの他方端子に接続され、かつ第2のスイッチを介して第2の基準電圧に接続されている事を特徴とする座標位置検出装置。
  3. 前記第2の基準電圧は、電源電圧とオペアンプ出力との間に抵抗RA、RBを設け、電源電圧とオペアンプ出力との間で抵抗分割することにより作成されていることを特徴とする請求項2に記載の座標位置検出装置。
  4. 前記第1の基準電圧は、VDDとVSSを前記抵抗RA、RBと同じ抵抗値で抵抗分割
    してなる電圧に設定されている請求項3に記載の座標位置検出装置。
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