JP2008196180A - Coping joint member - Google Patents
Coping joint member Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008196180A JP2008196180A JP2007031523A JP2007031523A JP2008196180A JP 2008196180 A JP2008196180 A JP 2008196180A JP 2007031523 A JP2007031523 A JP 2007031523A JP 2007031523 A JP2007031523 A JP 2007031523A JP 2008196180 A JP2008196180 A JP 2008196180A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface portion
- gap
- headboard
- portions
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
Description
本発明は、階段壁に取り付けられる笠木の連結部材に関し、階段用部材の技術分野に属する。 The present invention relates to a connecting member of a headboard attached to a staircase wall, and belongs to the technical field of staircase members.
従来、廊下側と階段側とを仕切る階段壁の端面に、この端面より幅広の笠木を取り付ける場合、図10に示すように、階段壁Aに固定された一対の笠木B1,B2の対向端面間に隙間Gが生じ、見栄えを損なうことがある。 Conventionally, when a headboard wider than this end face is attached to the end face of the staircase wall that separates the corridor side and the staircase side, as shown in FIG. 10, between the opposing end faces of a pair of headboards B1 and B2 fixed to the staircase wall A In some cases, a gap G is formed in the surface, which may impair the appearance.
この問題に対処可能な取付構造として、例えば特許文献1に開示のものがある。この特許文献1に記載の技術では、図10及び図11に示すように、階段壁A上の一対の笠木B1,B2を連結する連結部材C1を使用し、この連結部材C1を弾性体とし、かつ、笠木B1,B2の対向端面間の隙間Gを、表側から覆い隠す表面部C11と、側方から覆い隠す左右一対の側面部C12,C12と、裏側から覆い隠す左右一対の裏面部C13,C13と、表側から隙間Gに入り込む挿入面部C14とで構成する。そして、弾性を利用して裏面部C13,C13を押し広げながら挿入面部C14を前記隙間Gに差し込むことにより、矢印a(図10(a)において紙面に向かって垂直方向)で示す表側、矢印bで示す側方、及び矢印c(図10(b)において紙面に向かって垂直方向)で示す裏側のいずれの方向から見たときにも隙間Gは覆い隠され、見栄えが改善されるようになる。
As an attachment structure capable of coping with this problem, there is one disclosed in
しかしながら、弾性体でなる連結部材C1であるため、取付状態で下側に位置する裏面部C13,C13は、自重等によって長期の使用中に変形することがあり、その場合には裏側からの見栄えを損なうことになる。そこで、この問題を解消する連結部材として特許文献2に開示のものがある。図12に示すように、この場合の一対の笠木B1,B2を連結する連結部材C2は、前記連結部材C1に類似の形状とされた上で、木質材料や金属材料のような硬質材料も適用可能とされているので、前述した変形問題は効果的に解消され、長期の使用に耐え得るものとなる。
However, since it is the connecting member C1 made of an elastic body, the back surface portions C13 and C13 located on the lower side in the attached state may be deformed during long-term use due to their own weight, and in that case, the appearance from the back side Will be damaged. Therefore, there is a connector disclosed in
ところで、前記連結部材C1,C2は、一体成形されたものであることから、笠木B1,B2の表裏方向の厚みが変動した場合に調整代がなく、例えば図12に示すように、笠木B1,B2の厚みが薄いと、その裏面側と連結部材C2の裏面部C23との間に隙間G′が生じて収まりの悪い連結箇所となり、結局見栄えも悪くなってしまう。 By the way, since the connecting members C1 and C2 are integrally formed, there is no adjustment allowance when the thickness of the headboards B1 and B2 varies. For example, as shown in FIG. If the thickness of B2 is thin, a gap G 'is generated between the back surface side of the connecting member C2 and the back surface portion C23 of the connecting member C2, resulting in a poorly connected connection portion, which eventually deteriorates the appearance.
そこで、本発明は、長期にわたって良好な見栄えが確保される笠木の連結部材の提供を課題とする。 Then, this invention makes it a subject to provide the coupling member of the headboard with which favorable appearance is ensured over a long period of time.
前記課題を解決するため、本発明は次のように構成したことを特徴とする。 In order to solve the above problems, the present invention is configured as follows.
まず、請求項1に記載の発明は、階段壁の端面に取り付けられる該端面より幅広とされた笠木の連結部材であって、連結される一対の笠木の対向端面間の隙間を表側から覆い隠す表面部と、該表面部の両端部から延びて前記隙間を左右両側方からそれぞれ覆い隠す左右一対の側面部と、該側面部の先端部から延びて前記隙間の階段壁壁面より露出する部分を裏側からそれぞれ覆い隠す左右一対の裏面部と、前記表面部から裏側方向に延設されて笠木の表側から前記隙間に入り込む挿入面部とを有し、かつ、前記各裏面部は、硬質材料により、前記表面部、側面部、及び挿入面部とは別体として形成されていることを特徴とする。
First, the invention according to
次に、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の笠木の連結部材において、前記各裏面部は、表側方向に延設されて笠木の裏側から前記隙間に入り込む挿入面部を有することを特徴とする。
Next, the invention according to
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の笠木の連結部材において、前記各裏面部の挿入面部は、前記隙間の階段壁壁面より露出する部分に入り込む部位と、該部位から反対側の側方に延びる部位とを有することを特徴とする。
Further, the invention according to
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項1に記載の笠木の連結部材において、前記左右一対の裏面部は、前記隙間に入り込む挿入面部を有し、かつ、該挿入面部で結合一体化されていることを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, in the connecting member of the headboard according to the first aspect, the pair of left and right rear surface portions have an insertion surface portion that enters the gap, and the insertion surface portion is coupled integrally. It is characterized by that.
そして、請求項5に記載の発明は、前記請求項1から請求項4のいずれかに記載の笠木の連結部材において、前記表面部の裏面における挿入面部両側の部分のなす角度が、連結される笠木が側面視でなす角度に対応するように設定されていることを特徴とする。
And as for invention of Claim 5, the angle which the part of the insertion surface part both sides in the back surface of the said surface part makes in the connection member of the headboard in any one of the said
階段壁の端面に、これより幅広の笠木が取り付けられている場合に、連結される一対の笠木の対向端面間に隙間が生じると見栄えが悪いが、請求項1に記載の発明によれば、笠木の連結に用いられる連結部材において、挿入面部が笠木の表側から隙間に入り込んで取付状態が安定した上で、表面部と側面部と裏面部とが隙間を覆い隠すので、良好な見栄えの連結箇所が実現する。また、裏面部は表面部、側面部、及び挿入面部とは別体とされているので、配設位置が表裏方向に調節可能となって笠木の連結箇所における収まり具合がよくなる。そして、裏面部は硬質材料で形成されているので、変形し難くなり、もって長期にわたって良好な見栄えが確保される。
When a headboard wider than this is attached to the end face of the staircase wall, it looks bad if a gap is formed between the opposing end faces of the pair of headboards to be connected, but according to the invention of
また、請求項2から請求項4に記載の発明によれば、裏面部は表側方向に延設されて笠木の裏側から前記隙間に入り込む挿入面部を有するので、取付状態のさらなる安定化に寄与する。その場合、請求項3に記載の発明によれば、挿入面部がさらに左右方向に延びているので、前記隙間に入り込む部分が増えて取付状態の安定化が一層助勢され、かつ、階段壁の端面に係合して脱落防止に効果的となる。一方、請求項4に記載の発明によれば、左右一対の裏面部は挿入面部で結合されているので、前記隙間に入り込む部分がさらに増えて取付状態の安定化が増強されると共に、部材点数が少なくて済む。
Moreover, according to invention of Claim 2-4, since a back surface part is extended in the front side direction and has an insertion surface part which penetrates into the said clearance gap from the back side of a headboard, it contributes to the further stabilization of an attachment state. . In this case, according to the invention described in
そして、請求項5に記載の発明によれば、連結部材の表面部の裏面における挿入面部両側の部分のなす角度が、連結される笠木が側面視でなす角度に対応するので、笠木の連結箇所における収まり具合は一層よくなる。 According to the fifth aspect of the present invention, the angle formed by the portions on both sides of the insertion surface portion on the rear surface of the front surface portion of the connecting member corresponds to the angle formed by the connected headboard in side view. The degree of fit in is improved.
以下、本発明の実施の形態について説明する。 Embodiments of the present invention will be described below.
図1に示すように、廊下1側と階段2側とを仕切る階段壁3の端面に、この端面より若干幅広板状の複数の笠木11〜15が取り付けられている。また、図例の階段壁3は、矢印Xで示す勾配コーナー、矢印Yで示す水平コーナー、及び矢印Zで示す垂直コーナーを有している。
As shown in FIG. 1, a plurality of
勾配コーナーXでは、階段壁3の垂直端面上の笠木11と傾斜端面上の笠木12とが、側面視で通常125°〜140°の角度をなした状態で連結部材20で連結されている。水平コーナーYでは、階段壁3の水平端面上の笠木13と同じく水平端面上の笠木14とが、平面視L字状態で別なる連結部材30で連結されている。そして、垂直コーナーZでは、階段壁3の水平端面上の笠木14と垂直端面上の笠木15とが、側面視L字状態で前記連結部材20で連結されている。
At the gradient corner X, the
まず、勾配コーナーXに適用される連結部材20について説明すると、図2〜図4に示すように、硬質合成樹脂製の連結部材20は、1つの第1部材21と2つの第2部材22,22とで構成されている。
First, the connecting
第1部材21は、階段壁3の端面に取り付けられる一対の笠木11,12の対向端面間の隙間Gを矢印a(図2(a)において紙面に向かって垂直方向)で示す表側から覆い隠す表面部23と、この表面部23の両端部から延びて前記隙間Gを矢印bで示す左右両側方からそれぞれ覆い隠す左右一対の側面部24,24と、前記表面部23から裏側方向に延設されて表側から前記隙間Gに入り込む挿入面部25とを有しており、これらが一体に成形されている。
The
その場合、第1部材21の幅寸法w1は、前記隙間Gを覆い隠すことができる寸法に設定されている。また、挿入面部25の表裏方向の寸法は、笠木11,12の端面の同方向の寸法より相当小さく設定されている。また、表面部23及び側面部24,24の外面は、曲面とされており、良好な手触りが得られるようになっている。
In this case, the width dimension w1 of the
そして、第1部材21の表面部23の裏面における挿入面部25両側の部分23a,23aのなす角度αが、連結される笠木11,12が側面視でなす角度βに対応するように設定されている(図4参照)。角度αは角度β以下であり、図例では、角度αは90°、角度βは125°を示しているが、この第1部材21は、角度βが90°〜140°に適用可能とされている。なお、角度βが90°とは、図1に示した垂直コーナーZに対応する。
And the angle α formed by the
一対の第2部材22,22は、第1部材21の裏側で階段壁3を挟むように左右に配設されており、各第2部材22は、第1部材21の側面部24の先端部から延びて前記隙間Gの階段壁3壁面より露出する部分を矢印c(図2(b)において紙面に向かって垂直方向)で示す裏側から覆い隠す裏面部26と、この裏面部26から表側方向に延設されて裏側から前記隙間Gに入り込む挿入面部27とを有している。
The pair of
その場合、第2部材22の幅寸法w2は、前記隙間Gを覆い隠すことができる寸法に設定されており、前記第1部材21の幅寸法w1より若干小さい。また、挿入面部27は、前記隙間Gの階段壁3壁面より露出する部分に入り込む部位27aと、この部位27aから反対側の側方に延びる部位27bとを有しており、かつ、後者部位27bの表裏方向の寸法は、前者部位27aに比較して若干小さく、表側に若干オフセットしており、挿入面部27としては、平面視L字状に形成されている(図3参照)。また、裏面部26の外面は、曲面とされている(図4参照)。
In this case, the width dimension w2 of the
そして、各第2部材22の裏面部26を笠木11,12にあてがった状態で、各第2部材22の挿入面部27は、表面部23を笠木11,12にあてがった状態の第1部材21の挿入面部25と干渉しない寸法関係に設定されている。すなわち、取付状態で、互いに対向する第1部材21の挿入面部25と第2部材22の挿入面部27との間に、若干の隙間が設けられるようになっている。
And the
第2部材22の配設方法例につき、図5を用いて説明する。すなわち、第1部材21は、表面部23が階段壁3上の笠木11,12に表側からあてがわれている。そして、図5(a)に示す場合、第2部材22は、裏面部26が笠木11,12に裏側からきっちりとあてがわれており、黒三角印で示すように、この裏面部26は、第1部材21の側面部24の先端部から裏側方向に突出することはなく、若干入り込んで位置する。一方、図5(b)に示す場合、第2部材22の裏面部26は、笠木11,12にきっちりとあてがわれる代わりに、黒三角印で示すように、第1部材21の側面部24の先端部に位置合わせされている。これは、第2部材22の挿入面部27が、前述した平面視L字状に形成されていることを利用したもので、いずれかの方法を採用することができる。なお、図5(b)の場合、第2部材22の裏面部26は、笠木11,12間の隙間Gに入り込む挿入面部27を備えているので、図12に示したような隙間G′はこの挿入面部27で塞がれることになり、見栄えを損なうことはない。
An example of the arrangement method of the
次に、連結部材の変形例について説明すると、図6に示すように、この場合の硬質合成樹脂製の連結部材20′は、階段壁3の端面に取り付けられる一対の笠木11,12の対向端面間の隙間G(図示せず)を矢印aで示す表側から覆い隠す表面部23と、この表面部23の両端部から延びて前記隙間Gを矢印bで示す左右両側方からそれぞれ覆い隠す左右一対の側面部24,24と、前記表面部23から裏側方向に延設されて表側から前記隙間Gに入り込む挿入面部25とを有する前記第1部材21と、新たな構成の第2部材22′とで構成されている。
Next, a modified example of the connecting member will be described. As shown in FIG. 6, the connecting
この第2部材22′は、前記隙間Gの階段壁3より露出する部分を矢印cで示す裏側から覆い隠す左右一対の裏面部26′,26′と、裏側から前記隙間Gに入り込む挿入面部27′とを有し、この挿入面部27′で両裏面部26′,26′は結合一体化されている。
The
次に、水平コーナーYに適用される連結部材30について説明すると、図7〜図9に示すように、硬質合成樹脂製の連結部材30は、1つの第1部材31と2つの第2部材32,32″とで構成されている。
Next, the connecting
第1部材31は、階段壁3の端面に取り付けられる一対の笠木13,14の対向端面間の隙間Gを矢印aで示す表側から覆い隠す表面部33と、この表面部33の両端部から延びて前記隙間Gを矢印bで示す左右両側方からそれぞれ覆い隠す左右一対の側面部34,34″と、前記表面部33から裏側方向に延設されて表側から前記隙間Gに入り込む挿入面部35とを有している。
The
その場合、第1部材31の幅寸法w1は、前記隙間Gを覆い隠すことができる寸法に設定されている。また、挿入面部35の表裏方向の寸法は、笠木13,14の端面の同方向の寸法より相当小さく設定されている。また、表面部33の外面は、曲面とされており、良好な手触りが得られるようになっている。また、側面部34,34″は、出隅側(図7で左側)と入隅側(同じく右側)とで異なる形状とされており、出隅側の側面部34は、外面が曲面とされると共に内面に凹部が設けられており、入隅側の側面部34″は外面が平面とされると共に内面に凸部が設けられている(図9参照)。
In this case, the width dimension w1 of the
そして、前記勾配コーナーXにおけると同様に、第1部材31の表面部33の裏面における挿入面部35両側の部分33a,33aのなす角度αが、連結される笠木13,14が側面視でなす角度βに対応するようにされている(図8参照)。すなわち、この場合の前記角度αは180°であり、前記角度βも180°である。
As in the case of the gradient corner X, the angle α formed by the
一対の第2部材32,32″は、第1部材31の裏側で階段壁3を挟むように左右に配設されており、各第2部材32,32″は、第1部材31の側面部34,34″の先端部から延びて前記隙間Gの階段壁3壁面より露出する部分を矢印cで示す裏側から覆い隠す裏面部36,36″と、この裏面部36,36″から表側方向に延設されて裏側から前記隙間Gに入り込む挿入面部37,37″とを有している。
The pair of
その場合、第2部材32,32″の幅寸法w2は、前記隙間Gを覆い隠すことができる寸法に設定されており、前記第1部材31の幅寸法w1より若干小さい(図8に一方の第2部材32″について示す)。また、挿入面部37,37″は、前記隙間Gの階段壁3壁面より露出する部分に入り込む部位37a,37a″と、この部位37a,37a″から反対側の側方に延びる部位37b,37b″とを有しており、かつ、後者部位37b,37b″の表裏方向の寸法は、前者部位37a,37a″に比較して若干小さく、表側に若干オフセットしているのは、前記第2部材22と同様である(図7参照)。また、裏面部36,36″の外面は、平面とされており、かつ、外面の両端形状は、階段壁3の形状や第1部材31の両側面部34,34″の内面形状等に概ね対応したものとされている(図9参照)。
In this case, the width dimension w2 of the
そして、各第2部材32,32″の裏面部36,36″を笠木13,14にあてがった状態で、各第2部材32,32″の挿入面部37,37″は、表面部33を笠木13,14にあてがった状態の第1部材31の挿入面部35と干渉しない寸法関係に設定されている。すなわち、取付状態で、第1部材31の挿入面部35と第2部材32,32″の挿入面部37,37″との間に、若干の隙間が設けられるようになっている。
Then, with the
ここで、一例として、勾配コーナーXにおける笠木11,12や連結部材20の取付手順について説明する。なお、各部材11,12,20の固定作業には、接着剤が使用される。
Here, as an example, a procedure for attaching the
まず、図1に示したように、階段壁3の垂直端面に笠木11を固定し、この笠木11の連結端面に連結部材20を構成する第1及び第2部材21,22,22を固定する。その場合、図3、図4、及び図5(a)に示したように、第1部材21の表面部23を笠木11の表側にあてがい、第2部材22,22の裏面部26,26を笠木11の裏側にあてがい、各挿入面部25,27,27を笠木11の連結端面に固定する。
First, as shown in FIG. 1, the
そして、図1及び図4に示したように、もう一方の傾斜端面側の笠木12の連結端面を、第1及び第2部材21,22,22の挿入面部25,27,27にあてがって固定する。
Then, as shown in FIGS. 1 and 4, the connecting end face of the
また、別なる取付手順を説明すると、階段壁3の垂直端面に笠木11を、傾斜端面に笠木12を、対向端面間に第1及び第2部材21,22,22の挿入面部25,27,27を挿入可能に隙間Gを空けて固定する。
Further, another mounting procedure will be described. The
そして、図3を参照すれば理解されるように、一対の第2部材22,22を、その挿入面部27,27を矢印bで示す左右両側方から隙間Gに差し込んで固定したのち、第1部材21を、その挿入面部25を矢印aで示す表側から表面部23と笠木11,12とが接触するまで隙間Gに差し込んで固定する。
Then, as can be understood with reference to FIG. 3, the pair of
以上のように構成したことにより、階段壁3の端面に、これより幅広の笠木11〜15が取り付けられている場合に、連結される一対の笠木11〜15の対向端面間に隙間Gが生じると見栄えが悪いが、笠木11〜15の連結に用いられる連結部材20,20′,30において、挿入面部25,35が笠木11〜15の表側から隙間Gに入り込んで取付状態が安定した上で、表面部23,33と側面部24,34,34″と裏面部26,26′,36,36″とが隙間Gを覆い隠すので、良好な見栄えの連結箇所X〜Zが実現する。また、裏面部26,26′,36,36″は表面部23,33、側面部24,34,34″、及び挿入面部25,35とは別体とされているので、配設位置が表裏方向に調節可能となり、笠木11〜15の連結箇所X〜Zにおける収まり具合がよくなる。そして、裏面部26,26′,36,36″は硬質材料で形成されているので、変形し難くなり、もって長期にわたって良好な見栄えが確保される。
By having comprised as mentioned above, when the headboards 11-15 wider than this are attached to the end surface of the
また、図3及び図7に示したように、裏面部26,36,36″は表側方向に延設されて笠木11〜14の裏側から前記隙間Gに入り込む挿入面部27(27a),37(37a),37″(37a″)を有するので、取付状態のさらなる安定化に寄与する。
Further, as shown in FIGS. 3 and 7, the
その場合、挿入面部27,37,37″がさらに左右方向に延びているので、前記隙間Gに入り込む部分27b,37b,37b″が増えて取付状態の安定化が一層助勢され、かつ、階段壁3の端面に係合して脱落防止に効果的となる。
In that case, since the
一方、図6に示したように、左右一対の裏面部26′,26′が挿入面部27′で結合一体化されていると、前記隙間Gに入り込む部分がさらに増えて取付状態の安定化が増強されると共に、部材点数が少なくて済む。なお、この場合、挿入面部27′が階段壁3の端面で確実に係止されるので、取付後の第2部材22′の脱落はない。
On the other hand, as shown in FIG. 6, when the pair of left and right rear surface portions 26 'and 26' are joined and integrated by the insertion surface portion 27 ', the portion entering the gap G is further increased, and the mounting state is stabilized. In addition to being increased, the number of members can be reduced. In this case, since the
そして、図1、図4、及び図8に示したように、連結部材20,30の表面部23,33の裏面における挿入面部25,35両側の部分23a,23a,33a,33aのなす角度αが、連結される笠木11〜15が側面視でなす角度βに対応するので、笠木11〜15の連結箇所X〜Zにおける収まり具合は一層よくなる。
1, 4, and 8, the angle α formed by the
なお、本発明は、具体的に詳述した前記実施の形態に限定されることはなく、本発明の趣旨に沿うものであればよい。 It should be noted that the present invention is not limited to the above-described embodiment that has been specifically described in detail, and may be any that are within the spirit of the present invention.
例えば、本発明に係る連結部材20,20′,30は、図1に示した勾配コーナーX、水平コーナーY、及び垂直コーナーZの他に、直線部分に対しても適用可能である。
For example, the connecting
また、前記実施の形態では、図3及び図7に示したように、第2部材22,32,32″の裏面部26,36,36″に2つの部位27a,27b,37a,37b,37a″,37b″でなる挿入面部27,37,37″を延設したが、部位27b,37b,37b″を省略してもよいし、両方の部位27a,27b,37a,37b,37a″,37b″を省略してもよい。
Moreover, in the said embodiment, as shown in FIG.3 and FIG.7, two site |
そして、前記実施の形態では、連結部材20,20′,30は硬質合成樹脂製であったが、第2部材22,22′,32,32″のみ硬質合成樹脂製であってもよい。さらに、合成樹脂材料に限定されず、硬質であればよく、例えば、合成樹脂材料の他に木質材料、金属材料、及びこれらを組み合わせたものであってもよい。
In the above embodiment, the connecting
以上説明したように、本発明によれば、長期にわたって良好な見栄えが確保される笠木の連結部材が提供される。本発明は、階段用部材の技術分野に広く好適である。 As described above, according to the present invention, there is provided a headboard connecting member that ensures a good appearance over a long period of time. The present invention is widely suitable for the technical field of staircase members.
3 階段壁
11〜15 笠木
20,20′,30 連結部材
23,33 表面部
24,34,34″ 側面部
25,35 挿入面部(表面部に延設された挿入面部)
26,26′,36,36″ 裏面部
27,27′,37,37″ 挿入面部(裏面部に延設された挿入面部)
G 隙間
3
26, 26 ', 36, 36 "back
G gap
Claims (5)
連結される一対の笠木の対向端面間の隙間を表側から覆い隠す表面部と、
該表面部の両端部から延びて前記隙間を左右両側方からそれぞれ覆い隠す左右一対の側面部と、
該側面部の先端部から延びて前記隙間の階段壁壁面より露出する部分を裏側からそれぞれ覆い隠す左右一対の裏面部と、
前記表面部から裏側方向に延設されて笠木の表側から前記隙間に入り込む挿入面部とを有し、かつ、
前記各裏面部は、硬質材料により、前記表面部、側面部、及び挿入面部とは別体として形成されていることを特徴とする笠木の連結部材。 A coupling member of the headboard made wider than the end face attached to the end face of the staircase wall,
A surface portion that covers the gap between the opposing end faces of the pair of headboards to be connected from the front side;
A pair of left and right side portions extending from both ends of the surface portion and covering the gap from both left and right sides;
A pair of left and right rear surface portions that extend from the front end portion of the side surface portion and cover portions exposed from the step wall surface of the gap from the back side,
An insertion surface portion extending from the surface portion toward the back side and entering the gap from the front side of the headboard, and
Each said back surface part is formed as a separate body from the said surface part, a side surface part, and an insertion surface part with the hard material, The connection member of the headboard characterized by the above-mentioned.
前記各裏面部は、表側方向に延設されて笠木の裏側から前記隙間に入り込む挿入面部を有することを特徴とする笠木の連結部材。 In the connecting member of the headboard according to claim 1,
Each said back surface part has the insertion surface part extended in the front side direction, and entering the said clearance gap from the back side of a headboard, The connection member of a headboard characterized by the above-mentioned.
前記各裏面部の挿入面部は、前記隙間の階段壁壁面より露出する部分に入り込む部位と、該部位から反対側の側方に延びる部位とを有することを特徴とする笠木の連結部材。 In the connecting member of the headboard according to claim 2,
The insertion member of each said back surface part has the site | part which enters into the part exposed from the step wall surface of the said clearance gap, and the site | part extended to the opposite side side from this site | part, The connecting member of the headboard characterized by the above-mentioned.
前記左右一対の裏面部は、前記隙間に入り込む挿入面部を有し、かつ、該挿入面部で結合一体化されていることを特徴とする。 In the connecting member of the headboard according to claim 1,
The pair of left and right rear surface portions have an insertion surface portion that enters the gap, and are joined and integrated at the insertion surface portion.
前記表面部の裏面における挿入面部両側の部分のなす角度が、連結される笠木が側面視でなす角度に対応するように設定されていることを特徴とする笠木の連結部材。 In the connecting member of the headboard according to any one of claims 1 to 4,
A headboard connecting member, wherein an angle formed by portions on both sides of the insertion surface portion on the back surface of the front surface portion is set to correspond to an angle formed by the headboard to be connected in a side view.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007031523A JP4931216B2 (en) | 2007-02-13 | 2007-02-13 | Coping member of Kasagi |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007031523A JP4931216B2 (en) | 2007-02-13 | 2007-02-13 | Coping member of Kasagi |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010100842A Division JP2010159633A (en) | 2010-04-26 | 2010-04-26 | Coping joint member |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008196180A true JP2008196180A (en) | 2008-08-28 |
JP2008196180A5 JP2008196180A5 (en) | 2010-07-08 |
JP4931216B2 JP4931216B2 (en) | 2012-05-16 |
Family
ID=39755373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007031523A Active JP4931216B2 (en) | 2007-02-13 | 2007-02-13 | Coping member of Kasagi |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4931216B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009235709A (en) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Panasonic Electric Works Co Ltd | Coping connection structure |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09184278A (en) * | 1995-12-29 | 1997-07-15 | Eidai Co Ltd | Joinery member butting structure |
JP2004027771A (en) * | 2002-06-28 | 2004-01-29 | Sekisui House Ltd | Connector for coping |
JP2004300766A (en) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Noda Corp | Coping connecting member |
-
2007
- 2007-02-13 JP JP2007031523A patent/JP4931216B2/en active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09184278A (en) * | 1995-12-29 | 1997-07-15 | Eidai Co Ltd | Joinery member butting structure |
JP2004027771A (en) * | 2002-06-28 | 2004-01-29 | Sekisui House Ltd | Connector for coping |
JP2004300766A (en) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Noda Corp | Coping connecting member |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009235709A (en) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Panasonic Electric Works Co Ltd | Coping connection structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4931216B2 (en) | 2012-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS58167106U (en) | Joint structure for transparent double wall plate | |
JP5395230B2 (en) | Structure including headboard and headboard connecting member | |
JPS5962167U (en) | hinge | |
JP4931216B2 (en) | Coping member of Kasagi | |
JP5395231B2 (en) | Construction method of headboard using connecting member of headboard | |
CN110644721B (en) | Anti-deformation floor | |
JP2008095374A (en) | Connection frame and corner joint member for frame | |
JP2008196180A5 (en) | ||
JP2010159633A (en) | Coping joint member | |
JP2007018803A (en) | Connector structure | |
JPS63142Y2 (en) | ||
JP3798307B2 (en) | Grommet inner | |
JPS623593Y2 (en) | ||
JP5137076B2 (en) | Cover positioning mechanism | |
JP7331173B2 (en) | Fittings | |
JP5992811B2 (en) | Joint structure of filling member for underground water tank | |
JPH11101389A (en) | Long body covering member | |
JP4144527B2 (en) | Siding character | |
KR200490337Y1 (en) | Frame | |
JP7062857B2 (en) | Outer corner member | |
JPH0619155Y2 (en) | connector | |
JPH0119908Y2 (en) | ||
JPS6344840Y2 (en) | ||
JPS6019685U (en) | Fastening device for cross-connecting vertical and horizontal members | |
JPS6219782Y2 (en) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090326 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090330 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091216 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100219 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100426 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20100426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120210 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4931216 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224 Year of fee payment: 3 |