JP2008195450A - 屋根形液体用パンク容器前駆体及び液体用パック容器 - Google Patents

屋根形液体用パンク容器前駆体及び液体用パック容器 Download PDF

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Abstract

【課題】牛乳パック等の紙パック容器は開封時に、融着封止された部分を剥がし難く、剥がして開口が形成できても紙が破けてしまい、開口部に口を付けて上手く飲んだり、他の容器に移したりすることが円滑にできないことがある。開口部に舌片を付けることなどが提案されているが、製造設備を大きく変更する必要があるなどの欠点がある。
【解決手段】
基体と熱融着性シートを積層して構成された液体用パック容器11の折り曲げ融着部19a及び/又は屋根構成融着部19bの一部を除去する。これにより両融着部の融着力が他の部分より低下して、注ぎ口の形成が容易になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、牛乳、ジュース、お茶などの屋根形液体用紙パック容器とその前駆体に関し、より詳細には開封(注ぎ口形成)を行いやすい屋根形液体用パック容器前駆体と液体用パック容器に関する。
牛乳、ジュース、お茶などの液体飲料は、ペットボトルやガラス瓶に収容されて販売されることもあるが、紙パック容器に封入されて販売されることが多い。これは紙パック容器が、軽く取り扱いが容易であること、安価であること、再生が容易であることなどの理由によると考えられる。
この液体用紙パック容器は、ブリック(レンガ)型、三角パック型及び屋根形に大別される。これらのうち屋根形の液体用紙パック容器は、予め液体を入れた有底角筒状の紙容器の上縁の4面のうち、対向する2面を内向きに折り曲げ、他の2面の内面を、折り曲げた前記2面の内面に接触させ、更に前記折り曲げた2面のそれぞれの外面上部同士を融着又は接着(以下融着という)接触することにより、前記有底角筒状の紙容器の上縁を封止して当該容器内に飲料などを封入している。
図13a〜cは従来の代表的な液体用紙パック容器の開封状況を示す斜視図である。
この液体用紙パック容器1は次のように製造される。
まず上面視が正方形であり牛乳などの液体が満たされた有底角筒状の容器本体2の上縁部の4面のうち、対向する2面(折り曲げ面)4を該当面の上縁7中央部に折り目を付けながら内向きに折り曲げて両面4の折り目同士を接触させる。次いで他の対向する2面(屋根構成面)3を斜めに折り曲げて、その上端縁6同士を熱融着させて密封し屋根形の液体用紙パック容器1とする。このときに前記折り曲げ面4の上縁7外面同士、及び折り曲げ面4の上縁7内面と対応する屋根構成面内面間も融着される。
この状態で牛乳パック等として流通して消費者に購入される。購入した消費者は、この牛乳パックに注ぎ口を形成して牛乳をパックから取り出す必要がある。そのためには前記4面のうちの2枚の内側の屋根構成面3外面と折り曲げ面4の上面(外面)で構成される空間に指を入れて、融着されている折り曲げ面4の上縁7間及び屋根構成面の上部間の融着を解除して図13bに示す状態にする。次いで融着されている折り曲げ面4の上縁7の内面を、屋根構成面3上端縁6から引き剥がすと、図13cに示すように上端縁6と上縁7により注ぎ口が形成される。
特開2002−264937号公報 特開2003−112727号公報 特開2002−326626号公報 実用新案第3075069号公報 特開2006−290455号公報
通常前記した図13bの状態までは容易に到達できるが、折り曲げ面4の上縁7の内面を、屋根構成面3上端縁6から引き剥がすことが円滑に行えないことが多く、時間が掛かり過ぎたり、注ぎ口である折り曲げ面4の上縁7が裂けてしまって紙パック容器内の液体を上手く他の容器に移したり直接飲めなくなるといった欠点が指摘されている。
これらの欠点を解消するために、前記折り曲げ面4の上縁7や前記屋根構成面3の上端縁6に舌片(特許文献2)や指かけ穴付きフック(特許文献3)等を付加成形し、この舌片を指で保持し、開口方向に引くことで注ぎ口形成を容易にしたり、前記折り曲げ面4の上縁7を波形に成形したり、当該上縁7に切り込みを入れたりして(特許文献1及び4)、接着面積を少なくして注ぎ口形成を容易に行うことが提案されている。
しかし紙パック容器に舌片や指かけ穴付きフックを形成すると、舌片等が紙パック容器から上向きに突出して開封を意図しない場合には、邪魔になり、外観上も好ましくない。しかも前記舌片等が牛乳パック等から突出しているため、舌片を2本又は3本の指で挟んで引き開ける必要があり、力が適切に掛からないと舌片が千切れたり、舌片と折り曲げ面の連結部が裂けたりして円滑な開口ができないこともある。更に波形形成により融着面積を少なくしても、単位面積当たりの融着強度は低下せず簡単に融着が解除できるまでには強度が低下しないことが多い。
更に注ぎ口が容易に形成されるように、屋根形容器の前板を折り返した状態で融着することが知られている(特許文献5)。しかしこの方法では、折り返し部に過度の歪みが生じて融着が困難になりやすく、更に折り返し部では紙基体が6重になるのに対し、折り返し部より中央に近い部分では2重であり、段差が大き過ぎて融着が不十分になったり、より以上の歪みが生じたりするという欠点がある。従って前記紙パック容器はいずれも実用化されていない。
本発明は、前記各欠点を解消して製造コストを僅かに上昇させるだけで、容易に開口(注ぎ口)を形成できる屋根形液体用パック容器(前駆体)を提供することを目的とする。
本発明は、基体の内面側に熱融着性シートを積層して構成した有底角筒状の容器本体の上縁開口部を構成する4面のうち、対向する2面の折り曲げ面の上下長が他の対向する屋根構成面の上下長より短くなるようにした液体用パック容器前駆体において、前記第2面の折り曲げ面の少なくとも1面の上縁の熱融着性シートの一部及び/又は前記折り曲げ面の上縁に対応する屋根構成面の熱融着性シートの一部を除去するか変質させた液体用パック容器前駆体であり、更に前記2面の折り曲げ面の少なくとも1面の上縁の基体に上向き指掛片を形成した液体用パック容器前駆体である。更に本発明は、各液体用パック容器前駆体を組立てて得られる液体用パック容器である。なお基体の内面側に積層する熱融着性シートに換えて接着剤を被覆した接着性シートを使用しても良い。
以下、熱融着性シート(接着性シート)の一部を除去する発明を第1発明と、変質させる発明を第2発明と、指掛片を形成する発明を第3発明と称する。
更に本発明は、前記2面の折り曲げ面の少なくとも1面の上縁と対応する前記屋根構成面の間に耐溶着性薄片を設けた液体用パック容器(以下第4発明と称する)である。
以下本発明を詳細に説明する。
第1発明〜第3発明では、牛乳パック等の液体用パック容器が、紙などの基体表面の少なくとも内面側(通常は外面側も)にポリエチレン(PE)フィルムなどの熱融着性シート(接着性シート)を被覆した構造(多層構造)を有していることを利用する。前記図13の牛乳パックにおいて、容易には注ぎ口が形成できないのは、折り曲げ面4の上縁7(第1発明〜第4発明における折り曲げ融着部)の内面が、屋根構成面3上端縁6(第1発明〜第4発明における屋根構成融着部)に強固に融着されているからである。
第1発明〜第4発明で使用する液体用パック容器(又は前駆体)は、基体の少なくとも内面側に熱融着性シート(接着性シート)を積層して構成した有底角筒状の容器本体の上縁開口部を構成する4面のうち、対向する折り曲げ面の上下長が他の対向する屋根構成面の上下長より短くなるようにする。折り曲げ面及び屋根構成面は、それぞれの本体とそれに連設された融着部(接着部)から構成され、本体の上下長は実質的に同じなので、上下長の相違は各融着部の上下長に起因することになる。
基体の材料は通常紙とするが、可撓性で比較的熱に強い樹脂なども使用できる。更に、紙に繊維状に成形した樹脂などの他成分を含ませた基体でも良い。
前記熱融着性シートは通常通りPEフィルムなどを使用でき、接着性シートも前記基体の両面又は片面に接着剤を被覆したシートを使用する。
第1発明では、液体用パック容器の組立て前に、折り曲げ面の少なくとも一方の内面(液体用パック容器に組立てられた際に内側になる面)のうち上縁を含む熱融着性シートの一部及び/又は前記折り曲げ面の上縁に対応する屋根構成面の一部の熱融着性シートを、好ましくは上縁中央を中心に対称になるように除去する。熱融着性シートの除去は、前記多層構造に積層する前の熱融着性シートの折り曲げ面構成部分及び/又は屋根構成面を予め切り欠いておいても、多層構造形成後に内面側の熱融着性シートを除去しても良い。多層構造形成後の除去は、機械的に剥離しても熱を掛けて溶融させて除去しても良い。
接着性シートの場合は、基体の内面側に接着剤を塗布する際に、内面の一部のみ接着剤を被覆しないか被覆量を減少させるようにすることが望ましい。
この熱融着性シートの除去は完全に(熱融着性シートの全厚さ)除去することが望ましいが、表面部分のみの除去でも差し支えない。従来の液体用パック容器でもその開口時に円滑に注ぎ口が形成できることがあるように、融着状況は様々で、部分的な熱融着性シートの除去でも開口はかなり容易になる。
熱融着性シートを折り曲げ面内面と対応する屋根構成面内面の両面で除去すると、除去部分では折り曲げ面と屋根構成面間の融着は起こらなくなる。
接着剤を減少(被覆量を零にする場合も含む)させる場合も、折り曲げ面内面と対応する屋根構成面内面の両面で行うと効果的である。
この熱融着性シート除去により密封性が不完全になることは避けなければならない。
第1発明では、容器本体の上縁開口部を構成する4面のうち、対向する折り曲げ面の上下長が他の対向する屋根構成面の上下長より短くなるようにしている。この液体用パック容器では、折り曲げ融着部が屋根構成面融着部に融着するとともに、この折り曲げ融着部より上に位置する屋根構成面融着部はそれら同士で融着して容器の封止を行う。従って折り曲げ融着部及び/又は屋根構成面融着部に融着されない部分又は低融着部分があっても、前記屋根構成面融着部同士の融着により容器内の液体の漏出を防止できる。
更に前記熱融着性シートの除去を、その折り曲げ面融着で行う場合、その上下全長で行う必要はなく、上縁を含む上部のみで行っても良い。この場合には、折り曲げ融着部の下部と屋根構成面融着部の下部同士が融着しているため、液体の漏洩防止は更に確実になる。接着性シートの場合も同様である。
このような構成から成る液体用パック容器前駆体を、上部が開口する有底角筒状に組立てた後、内部に液体を注入し、次いで2面の折り曲げ面を折り込み、他の対向する屋根構成面を斜め内方に折り曲げて互いに屋根形に成形して液体が封入された液体用パック容器が完成し、これを商品として出荷する。前述した通り、前記液体用パック容器の液体封入はほぼ完全で液体の漏出が生じることなく流通する。この商品を購入した消費者は、従来通りに折り曲げられた折り曲げ面内に指を入れて押し広げる。このとき折り曲げ面上縁と屋根構成面との融着(接着)が全くないか弱くなっているため、折り曲げ面上縁が屋根構成面から離れて両者間に空間が生じているか、かなり弱く融着(接着)されている。いずれの場合でも、押し広げられた折り曲げ面上縁に指を掛けるだけで容易に折り曲げ面全体を屋根構成面から剥離させて注ぎ口を形成できる。
第2発明は、折り曲げ面及び/又は屋根構成面の熱融着性シートを除去しあるいは接着剤を減少させて融着(接着)力をなくすか弱めるのではなく、折り曲げ面及び/又は屋根構成面の熱融着性シートや接着性シートの上縁の一部を変質させてその融着(接着)性を低下させる。当該熱融着性シート(接着性シート上の接着剤)の変質は熱を掛けたり、毒性のない薬品を使用して行うことができ、これにより熱融着性シート(接着剤)は硬化する。その後、折り曲げ面と屋根構成面を加熱して融着すると、硬化した熱融着性シート(接着剤)以外の部分は通常通り融着して強固に接着される。硬化した部分も加熱により融着することがあるが、一旦変質しているため他の部分より融着が弱くなる。
従って第1発明と同じように、商品購入者は、折り曲げられた折り曲げ面内に指を入れて押し広げると、折り曲げ面上縁が屋根構成面から離れて両者間に空間が生じているか、かなり弱く融着(接着)されていて、容易に注ぎ口を形成できる。
なお熱融着性シート(接着剤)の変質は、液体用パック容器の組立て前の前駆体に対して行っても、液体用パック容器の組立て時に行っても良い。
第3発明では、2面の折り曲げ面の少なくとも1面の上縁の基体に上向き指掛片を形成する。この指掛片は、折り曲げ面(折り曲げ融着部又は折り曲げ接着部)と一体的に成形することが望ましいが、指掛片の単体を折り曲げ面に接着しても良い。この指掛片は、好ましくは折り曲げ面(折り曲げ融着部又は折り曲げ接着部)上縁中央を中心に対称になるように形成する。この指掛片は、容器組立て後は、2面の屋根構成面間に保持される。従って屋根構成面間の融着(接着)強度は僅かに低下するが、折り曲げ面と屋根構成面間の融着(接着)強度に変化はなく、液体の漏出は実質的に生じることがない。
第3発明でも、第1発明と同じように、商品購入者は、折り曲げられた折り曲げ面内に指を入れて押し広げると、折り曲げ面上縁が屋根構成面から離れて両者間に空間が生じているため、その空間に指を挿入し容易に注ぎ口を形成できる。
従来の液体用パック容器における舌片は容器全体から上向き突出しているため、開口形成のためには舌片を指でつまみ開口方向に引っ張ることが必要であるが、第3発明では、指掛片と屋根構成面内面間に既に形成されている空間に指を入れることで注ぎ口が形成できるため、指掛片や折り曲げ面などが裂けたりすることなく、円滑に注ぎ口形成を行うことができる。
第4発明では、折り曲げ面(折り曲げ融着部)上縁と対応する屋根構成面(屋根構成融着部)間に、熱融着性シートよりも低融着性の耐融着性薄片を保持した状態で、折り曲げ面と屋根構成面間、及び屋根構成面間同士の熱融着を行う。この耐融着性薄片は折り曲げ面上縁に接し、その下端部は折り曲げ面(折り曲げ融着部)に接することが必要であるが、その上端部は折り曲げ面上縁より上方に位置して屋根構成面にのみ接触していても良い。
接着性シートの場合にも、同様に耐接着性薄片を使用する。
前記耐融着性薄片(耐接着性薄片)の材料としては、金属箔、樹脂シート、木の薄板、紙などがある。
この耐融着性薄片(耐接着性薄片)は、組立て前の前駆体の折り曲げ面又は屋根構成面に接着剤などを使用して予め接着しておいても、組立て時に折り曲げ面及び屋根構成面に保持しながら熱融着(接着)を行って保持しても良い。
第4発明では、通常は耐融着性薄片が位置する折り曲げ面上縁と対応する屋根構成面間では融着が起こらない。又耐融着性薄片が融着する場合でも、融着による接着力が熱融着性シート自身より弱いため、耐融着性薄片が存在しない折り曲げ面と屋根構成面間の接着強度より、耐融着性薄片が存在する折り曲げ面と屋根構成面間の融着強度の方が弱くなる。
又耐接着性薄片の場合にも、両面上の接着剤の接着強度が低下する。
従って第4発明でも第1発明と同じように、商品購入者は、折り曲げられた折り曲げ面内に指を入れて押し広げると、折り曲げ面上縁が屋根構成面から離れて両者間に空間が生じているため、その空間に指を挿入し容易に注ぎ口を形成できる。
第1〜第4発明の液体用パック容器は、牛乳、ジュース、お茶、スープ及び化粧品などの液体の充填及び保存などに使用でき、液体には粘度の高い流体や、粒状の野菜などの固形物を有する前記スープなども含まれる。
第1〜第4発明の液体用パック容器又はその前駆体は、従来の紙パック容器と殆ど同じ形状で、製造や組み立てのための大規模な工程変更や高価な設備投資が不要である。
以上の通り、第1〜第4発明の液体用パック容器やその前駆体では、折り曲げ面上縁における折り曲げ面と、対応する屋根構成面間の融着力(接着力)が、熱融着性シート間の融着力(接着剤間の接着力)より小さくなるよう構成されている。従って開封(注ぎ口形成)時に、折り曲げ面と屋根構成面間に自動的に空間が形成されるか僅かな力で折り曲げ面を屋根構成面から剥離でき、開封が容易になる。
本発明に係る液体用パック容器の実施例(熱融着性シートを使用)を添付図面を参照してより詳細に説明する。
図1は、第1発明の液体用パック容器の前駆体の第1実施例を示す展開図、図2a及び図2bはそれぞれ図1のA−A線横断平面図及びB−B線横断平面図、図3は図1の前駆体を組立てた液体用パック容器を例示する正面図、図4aからcは順に図3のC−C線横断平面図、D−D線横断平面図及びE−E線横縦断平面図、図5は、図4の液体用パック容器の開口時を例示する部分横断平面図である。図中、斜点線は融着される部分を示す。
図1に示す通り、紙パック容器(前駆体)11は、4枚の側壁13のそれぞれの下縁に4枚の底形成面15a、15bを連続形成し、更にそれぞれの上縁に2枚の折り曲げ面本体17aと2枚の屋根構成面本体17bを連続形成して成っている。更に前記折り曲げ面本体17a上縁には、折り曲げ着部19aが、又屋根構成面17bの上縁には、屋根構成面融着部19bがそれぞれ連続形成されている。前記折り曲げ面本体17aと折り曲げ融着部19aにより折り曲げ面が構成され、前記屋根構成面本体17bと屋根構成面融着部19bにより屋根構成面が構成されている。図示の通り、折り曲げ融着部19aの上下長は、屋根構成面融着部19bの上下長より短くなるよう構成されている。
図中の右端の屋根構成面融着部19b、屋根構成面本体17b及び側壁13の右側には糊代21が連続形成されている。
各折り曲げ面は3層構造を有し、図2aに示す通り、折り曲げ融着部19aは、中心の紙製基体19cの両面に、外方熱融着性シート19dと内方熱融着性シート19eを積層して成っている。図1の右側の折り曲げ融着部19aの上縁中央には、当該融着部19aの上下長の約3分の2の内方熱融着性シート19eが除去され剥離部23aが形成されている。
各屋根構成面も3層構造を有し、図2bに示す通り、屋根構成面融着部19bは、中心の紙製基体19fの両面に、外方熱融着性シート19gと内方熱融着性シート19hを積層して成っている。両屋根構成面融着部19bの内方熱融着性シート19hには、組立てられた際に前記折り曲げ融着部19aの剥離部23aと接触する剥離部23bがそれぞれ形成されている。
このような紙パック容器(前駆体)から液体用パック容器を組立てるには、まず図1の展開状態の紙パック容器11の底形成面15a、15bを互いに接着して底面を形成し、次いで前記糊代21を逆側の側壁13の内面に接着して、上縁が開口する有底角筒状の、上面視正方形の紙パック容器前駆体11とし、内部には牛乳などの液体を充填しておく。
この状態で、左右の折り曲げ融着部19aの中央に折り目25を付けながら、折り曲げ面本体17aを内側に向けて折り込むと、同時に屋根構成面本体17bも斜め方向に傾斜する。更に前記折り曲げ本体17aを内方に折り込むと、単一のそれぞれの折り曲げ融着部19a同士が前記折り目25を中心にして接触し、当該折り曲げ融着部19aの内面は屋根構成融着部19bの内面の下半分に接触し、前記屋根構成融着部19bの内面の上半分は他の屋根構成融着部19bの内面の上半分に接触する。この状態で熱融着を行うと、折り曲げ融着部19aと屋根構成融着部19bがシールされて紙パック容器が完成する。
図3は完成品を屋根構成面方向から見た図であり、図の左側に注ぎ口が形成される。
この完成品では、図4a〜c(これらの図では作図の都合上、折り曲げ融着部及び屋根構成融着部ともかなり厚く図示され、実際とは異なっている)に示すように、注ぎ口形成側の折り曲げ融着部19aの内方熱融着性シート19eの一部が除去されて剥離部23aが形成され、かつ両屋根構成融着部19bの内方熱融着性シート19hの一部が除去されて剥離部23bが形成され、対応する剥離部23a、23bが整合するよう組立てられている。従ってこの部分では、折り曲げ融着部19aの紙製基体19cと屋根構成融着部19bの紙製基体19fが接触することになり、前記熱融着性を行っても折り曲げ融着部19aと屋根構成融着部19bは互いに融着していない。
なお図4a〜cに示す通り、屋根構成融着部19b同士の融着面積は減少しておらず、折り曲げ融着部19a下部でも融着面積は減少していない。折り曲げ融着部19aの上部で僅かに融着面積が減少しているのみで内部の液体の漏出が生じることはない。
前記紙パック容器11はそのまま市場を流通して消費者に購入され開封される。内部の液体は開封により形成された注ぎ口から他の容器に移されたり、直接飲まれたりする。
注ぎ口形成のためには、図3の屋根構成融着部19bと折り曲げ面本体17a間に形成される空間27に指を入れて、融着されている折り曲げ融着部19a間及び屋根構成融着部19b間の接着を解除する(図13b参照)。前記剥離部23a、23bが存在して前記両融着部19a、19bが互いに融着していないため、この状態では、折り曲げ融着部19aが屋根構成融着部19bから離れ、非融着空間29が自然に形成される(図5)。この非融着空間29に指を入れ、押し広げることにより容易に注ぎ口を形成できる。
図6は、第1発明の液体用パック容器の前駆体の第2実施例を示す部分展開図であり、図1〜5と同じ部材には、同一符号を付して説明を省略する。
折り曲げ融着部19aに剥離部を形成する場合、第1実施例のように折り曲げ融着部19aの上部のみに形成するのではなく、図6に示すように、折り曲げ融着部19aの上下全長に亘って剥離部23cを形成しても良い。この場合にも、剥離部23cのため、折り曲げ融着部19aと屋根構成融着部19b間の融着力が低下して注ぎ口形成を容易に行える。
更に第1実施例では屋根構成融着部19bにも剥離部を形成したが、図6に示す通り、折り曲げ融着部19aにのみ剥離部を形成しても良い。この場合には両融着部19a、19bが融着されるが、融着力が他の部分の融着力より十分小さく、第1実施例の場合と同じように、容易に注ぎ口を形成できる。
なお図示は省略したが、前記剥離部は、折り曲げ融着部19aには形成せず、屋根構成融着部19bにのみ形成しても良い。
図7は、第2発明の液体用パック容器の前駆体の一実施例を示す部分展開図である。本実施例は、第1発明の第1実施例の改良にかかわるもので、図1〜5と同じ部材には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施例では、第1発明の第1実施例で剥離部を形成したのと同じ箇所の熱融着性シートを剥離せずに、変質させて変質部31としている。この変質は、加熱や毒性のない薬品の塗布などにより行うことができる。変質した熱融着性シートは融着力が低下し又は融着性がなくなり、変質させた折り曲げ融着部19aと屋根構成融着部19bは、変質していない部分より容易に剥離できる。本実施例でも、変質部は、折り曲げ融着部19aと屋根構成融着部19bの両方又は一方に形成する。
図8〜図10は、第3発明の液体用パック容器の前駆体の一実施例を示し、図8はその部分展開図、図9は図8のF−F線横断平面図、図10は組立て後の液体用パック容器の部分横断平面図で、図4aに相当する図である。本実施例は、第1発明の第1実施例の改良にかかわるもので、図1〜5と同じ部材には、同一符号を付して説明を省略する。なお以下の実施例では斜点線による融着される部分の表示は省略する。
本実施例では、2枚の折り曲げ融着部19aの一方の基体19cの上縁中央に、上向き指掛片33を一体成形している。
この前駆体を前述の通り組立てると、前記上向き指掛片33が中央の折り目で折り曲げられ、2枚の屋根構成融着部19bの内方熱融着性シート19hの下部間に位置して外部には露出せず、その上方は2枚の屋根構成融着部19bの内方熱融着性シート19hの上部が融着しシールされている液体用パック容器(図10参照)が得られる。
この液体用パック容器でも、注ぎ口形成のためには、屋根構成融着部19bと折り曲げ面本体17a間に形成される空間に指を入れて、融着されている折り曲げ融着部19a間及び屋根構成融着部19b間の融着を解除する。前記上向き指掛片33と屋根構成融着部19bが互いに融着していないため、この状態で、上向き指掛片33が屋根構成融着部19bから離れ、非融着空間が自然に形成される。この非融着空間に指を入れ、押し広げることにより容易に注ぎ口を形成できる。
図11は第4発明の液体用パック容器前駆体の一実施例の部分展開図を示し、図12は図11の展開図を組立てた状態の部分横断平面図である。本実施例は、第1発明の第1実施例の改良にかかわるもので、図1〜5と同じ部材には、同一符号を付して説明を省略する。なお第1〜第3発明と同様に第4発明でも液体用パック容器は3層構造であることが好ましいが、本実施例では、簡略化のため、折り曲げ面及び屋根構成面をそれぞれ1枚のシートとして図示する。
2面の折り曲げ融着部19aの内の1面の内面側には、アルミ箔などの耐融着性薄片35が、接着剤などを使用して接着されている。この耐融着性薄片35は組立て時に所定箇所に保持されていれば良く、通常の接着強度は不要である。前記耐融着性薄片35は、折り曲げ融着部19aや屋根構成融着部19bを構成する熱融着性シートよりも低融着性であれば任意の材料が使用できる。
この液体用パック容器前駆体を、前記実施例の場合と同様にして組立てると、前記耐融着性薄片35を含む液体用パック容器の横断平面は、図12に示す通りになる。耐融着性薄片35は中心の折り目で対称になるように折り曲げられた状態で、折り曲げ融着部19aと屋根構成融着部19b間に位置し、これらの融着部19a、19b間は耐融着性薄片35が存在するため、熱シールを行っても熱融着されない。
この液体用パック容器に注ぎ口を形成するためには、先行実施例と同じように、屋根構成融着部19bと折り曲げ面本体17a間に形成される空間に指を入れて、融着されている折り曲げ融着部19a間及び屋根構成融着部19b間の融着を解除する。このとき耐融着性薄片35が存在して前記両融着部19a、19bが互いに融着していないため、前記融着解除のみで、折り曲げ融着部19aが屋根構成融着部19bから離れる。前記耐融着性薄片35は強く接着されていないため、簡単に剥すことができ、容易に注ぎ口を形成できる。
第1発明の液体用パック容器の前駆体の第1実施例を示す展開図。 図2a及び図2bはそれぞれ図1のA−A線横断平面図及びB−B線横断平面図。 図1の前駆体を組立てた液体用パック容器を例示する正面図。 図4aから図4cは順に図3のC−C線横断平面図、D−D線横断平面図及びE−E線横断平面図。 図3の液体用パック容器の開口時を例示する部分横断平面図。 第1発明の液体用パック容器の前駆体の第2実施例を示す部分展開図。 第2発明の液体用パック容器の前駆体の一実施例を示す部分展開図。 第3発明の液体用パック容器の前駆体の一実施例の部分展開図。 図8のF−F線横断平面図。 組立て後の液体用パック容器の横断平面図。 第4発明の液体用パック容器前駆体の一実施例の部分展開図。 図11の展開図を組立てた状態の部分横断平面図。 図13a〜図13cは従来の代表的な液体用紙パック容器の開封状況を示す斜視図。
符号の説明
11……紙パック容器(前駆体) 17a……折り曲げ面本体 17b……屋根構成面本体 19a……折り曲げ融着部 19b……屋根構成融着部 21……糊代 19a……折り曲げ面 19b……屋根構成面 19c……紙製基体 19d……外方熱融着性シート 19e……内方熱融着性シート 21……糊代 23a、23b……剥離部 25……折り目 27……空間 29……非融着空間 31……変質部 33……上向き指掛片 35……耐融着性薄片

Claims (15)

  1. 基体の内面側に熱融着性シートを積層して構成した有底角筒状の容器本体の上縁開口部を構成する4面のうち、対向する2面の折り曲げ面の上下長を他の対向する屋根構成面の上下長より短くなるようにした液体用パック容器前駆体において、前記2面の折り曲げ面の少なくとも1面の上縁の熱融着性シートの一部及び/又は前記折り曲げ面の上縁に対応する屋根構成面の熱融着性シートの一部を除去したことを特徴とする屋根形液体用パック容器前駆体。
  2. 基体の内面側に熱融着性シートを積層して構成した有底角筒状の容器本体の上縁開口部を構成する4面のうち、対向する2面の折り曲げ面の上下長を他の対向する屋根構成面の上下長より短くなるようにした液体用パック容器前駆体において、前記折り曲げ面の2面の少なくとも1面の上縁の熱融着性シートの一部及び/又は前記折り曲げ面の上縁に対応する屋根構成面の熱融着性シートの一部を変質させたことを特徴とする屋根形液体用パック容器前駆体。
  3. 熱融着性シートの除去又は変質部分が、折り曲げ面の融着部の上下長の一部である請求項1又は2記載の屋根形液体用パック容器前駆体。
  4. 基体の内面側に熱融着性シートを積層して構成した有底角筒状の容器本体の上縁開口部を構成する4面のうち、対向する2面の折り曲げ面の上下長が他の対向する屋根構成面の上下長より短くなるようにした屋根形液体用パック容器前駆体において、前記2面の折り曲げ面の少なくとも1面の上縁の前記基体に上向き指掛片を形成したことを特徴とする屋根形液体用パック容器前駆体。
  5. 基体の内面側に熱融着性シートを積層して構成した有底角筒状の容器本体の上縁開口部を構成する4面のうち、対向する2面の折り曲げ面の上下長が他の対向する屋根構成面の上下長より短くなるようにし、前記2面の折り曲げ面を折り込み、他の対向する屋根構成面を斜め内方に折り曲げかつ熱融着して屋根形に成形した液体用パック容器において、前記2面の折り曲げ面の少なくとも1面の上縁の熱融着性シートの一部及び/又は前記折り曲げ面の上縁に対応する屋根構成面の熱融着性シートの一部を除去したことを特徴とする屋根形液体用パック容器。
  6. 基体の内面側に熱融着性シートを積層して構成した有底角筒状の容器本体の上縁開口部を構成する4面のうち、対向する2面の折り曲げ面の上下長が他の対向する屋根構成面の上下長より短くなるようにし、前記2面の折り曲げ面を折り込み、他の対向する屋根構成面を斜め内方に折り曲げかつ熱融着して屋根形に成形した液体用パック容器において、前記2面の折り曲げ面の少なくとも1面の上縁の熱融着性シートの一部及び/又は前記折り曲げ面の上縁に対応する屋根構成面の熱融着性シートの一部を変質させたことを特徴とする屋根形液体用パック容器。
  7. 基体の内面側に熱融着性シートを積層して構成した有底角筒状の容器本体の上縁開口部を構成する4面のうち、対向する2面の折り曲げ面の上下長が他の対向する屋根構成面の上下長より短くなるようにし、前記2面の折り曲げ面を折り込み、他の対向する屋根構成面を斜め内方に折り曲げかつ熱融着して屋根形に成形した液体用パック容器において、前記2面の折り曲げ面の少なくとも1面の上縁の前記基体に上向き指掛片を形成したことを特徴とする屋根形液体用パック容器。
  8. 基体の内面側に熱融着性シートを積層して構成した有底角筒状の容器本体の上縁開口部を構成する4面のうち、対向する2面の折り曲げ面の上下長が他の対向する屋根構成面の上下長より短くなるようにし、前記2面の折り曲げ面を折り込み、他の対向する屋根構成面を斜め内方に折り曲げかつ熱融着して屋根形に成形した液体用パック容器において、前記2面の折り曲げ面の少なくとも1面の上縁と対応する前記屋根構成面の間に耐融着性薄片を設けたことを特徴とする屋根形液体用パック容器。
  9. 基体の内面側に接着性シートを積層して構成した有底角筒状の容器本体の上縁開口部を構成する4面のうち、対向する2面の折り曲げ面の上下長を他の対向する屋根構成面の上下長より短くなるようにした液体用パック容器前駆体において、前記2面の折り曲げ面の少なくとも1面の上縁の接着性シート表面及び/又は前記折り曲げ面の上縁に対応する屋根構成面の接着シート表面の接着剤量を減少させたことを特徴とする屋根形液体用パック容器前駆体。
  10. 基体の内面側に接着性シートを積層して構成した有底角筒状の容器本体の上縁開口部を構成する4面のうち、対向する2面の折り曲げ面の上下長を他の対向する屋根構成面の上下長より短くなるようにした液体用パック容器前駆体において、前記2面の折り曲げ面の少なくとも1面の上縁の接着性シートの一部及び/又は前記折り曲げ面の上縁に対応する屋根構成面の接着シートの一部を変質させたことを特徴とする屋根形液体用パック容器前駆体。
  11. 基体の内面側に接着性シートを積層して構成した有底角筒状の容器本体の上縁開口部を構成する4面のうち、対向する2面の折り曲げ面の上下長を他の対向する屋根構成面の上下長より短くなるようにした液体用パック容器前駆体において、前記2面の折り曲げ面の少なくとも1面の上縁の前記基体に上向き指掛片を形成したことを特徴とする屋根形液体用パック容器前駆体。
  12. 基体の内面側に接着性シートを積層して構成した有底角筒状の容器本体の上縁開口部を構成する4面のうち、対向する2面の折り曲げ面の上下長が他の対向する屋根構成面の上下長より短くなるようにし、前記2面の折り曲げ面を折り込み、他の対向する屋根構成面を斜め内方に折り曲げかつ接着して屋根形に成形した液体用パック容器において、前記2面の折り曲げ面の少なくとも1面の上縁の接着性シート表面及び/又は前記折り曲げ面の上縁に対応する屋根構成面の接着シート表面の接着剤量を減少させたことを特徴とする屋根形液体用パック容器。
  13. 基体の内面側に接着性シートを積層して構成した有底角筒状の容器本体の上縁開口部を構成する4面のうち、対向する2面の折り曲げ面の上下長が他の対向する屋根構成面の上下長より短くなるようにし、前記2面の折り曲げ面を折り込み、他の対向する屋根構成面を斜め内方に折り曲げかつ接着して屋根形に成形した液体用パック容器において、前記2面の折り曲げ面の少なくとも1面の上縁の接着性シートの一部及び/又は前記折り曲げ面の上縁に対応する屋根構成面の接着性シートの一部を変質させたことを特徴とする屋根形液体用パック容器。
  14. 基体の内面側に接着性シートを積層して構成した有底角筒状の容器本体の上縁開口部を構成する4面のうち、対向する2面の折り曲げ面の上下長が他の対向する屋根構成面の上下長より短くなるようにし、前記2面の折り曲げ面を折り込み、他の対向する屋根構成面を斜め内方に折り曲げかつ接着して屋根形に成形した液体用パック容器において、前記2面の折り曲げ面の少なくとも1面の上縁の前記基体に上向き指掛片を形成したことを特徴とする屋根形液体用パック容器。
  15. 基体の内面側に接着性シートを積層して構成した有底角筒状の容器本体の上縁開口部を構成する4面のうち、対向する2面の折り曲げ面の上下長が他の対向する屋根構成面の上下長より短くなるようにし、前記2面の折り曲げ面を折り込み、他の対向する屋根構成面を斜め内方に折り曲げかつ接着して屋根形に成形した液体用パック容器において、前記2面の折り曲げ面の少なくとも1面の上縁と対応する前記屋根構成面の間に耐接着性薄片を設けたことを特徴とする屋根形液体用パック容器。
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