JP2008195125A - Vehicle body reinforcing member structure formed integrally with duct - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、ダクト一体型車体強度部材構造に関するものである。 The present invention relates to a duct-integrated vehicle body strength member structure.
自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネルが設けられている。 A vehicle such as an automobile is provided with an instrument panel in the front part of the vehicle interior.
このインストルメントパネルの内部には、ほぼ車幅方向へ延びて左右の車体パネル間を連結する金属製の中空の車体強度部材が設けられている。この車体強度部材は、クロスカービームまたはステアリングサポートメンバなどと呼ばれている。 Inside the instrument panel, a hollow metal body strength member made of metal that extends in the vehicle width direction and connects the left and right body panel is provided. The vehicle body strength member is called a cross car beam or a steering support member.
一方、インストルメントパネルの内部には、空調ユニットに接続されて、車室内の各所へ空調用エアを分配可能な空調ダクトが配設されている。このうち、サイドベンチレータダクトやサイドデフロスターダクトは、上記した車体強度部材にほぼ沿って配設されている。 On the other hand, an air conditioning duct that is connected to the air conditioning unit and can distribute the air for air conditioning to various locations in the passenger compartment is disposed inside the instrument panel. Among these, the side ventilator duct and the side defroster duct are disposed substantially along the above-described vehicle body strength member.
図13に示すように、上記した空調ダクト1は、その下部などに、空調用エア(冷風)を通すことによって表面に付着した結露水2の滴下を防止するための、スポンジなどの吸水素材3が貼付けられている。
As shown in FIG. 13, the air-
そして、図14に示すように、車体強度部材4の内部に空調ダクト1(サイドベンチレータダクトまたはサイドデフロスターダクト)を配設して、ダクト一体型車体強度部材5とすることにより、インストルメントパネル内部のスペース効率を向上し得るようにしたものなども開発されている(例えば、特許文献1参照)。
Then, as shown in FIG. 14, an air conditioning duct 1 (side ventilator duct or side defroster duct) is provided inside the vehicle
ここで、車体強度部材4は、その両端部に、対応する車体パネルへ取付けるためのサイドブラケット6を備えている(一端側のみ図示している)。また、車体強度部材4は、その中央部に、ほぼ下方へ延びてフロアパネルに支持させるためのステー7を備えている。このステー7は、通常、左右一対設けられており、その間には、空調ユニット8が配置されている。また、車体強度部材4の各所には、特に図示しないが、各種機器などを固定するための機器固定用ブラケットが多数取付けられている。
Here, the vehicle
そして、空調ユニット8と、空調ダクト1における空調用エアの入側部分との間は、接続用ダクト9によって接続される。そのために、車体強度部材4には、接続用ダクト9を通すなどのための入側開口部10が形成されている。この入側開口部10は、車体強度部材4における、空調ユニット8と対応する部分(ほぼ中央部)に設けられている。
The
また、空調ダクト1における空調用エアの出側部分は、インストルメントパネルに設置されたエア吹出用グリル部材に接続される。そのために、車体強度部材4には、エア吹出用グリル部材を通すなどのための出側開口部11が形成されている。この出側開口部11は、車体強度部材4における両端部近傍の後面部分にそれぞれ設けられている。
In addition, an air-conditioning air outlet side portion of the air-
このダクト一体型車体強度部材5では、図15に示すように、車体強度部材4の下部などに、空調用エア(冷風)を空調ダクト1に通すことによって表面に付着した結露水2の滴下を防止するための、スポンジなどの吸水素材3を貼付けたり、また、車体強度部材4に対して結露防止のための断熱材(図示せず)を設けたりするようにしている。或いは、車体強度部材4に対して防錆塗装を施すなどしている。
しかしながら、上記した単品の空調ダクト1や、ダクト一体型車体強度部材5では、結露水2の滴下防止のためにスポンジなどの吸水素材3を貼付けるようにしていたので、部品コストや貼付工数がかかるという問題があった。
However, in the single
また、特に、ダクト一体型車体強度部材5の場合には、更に断熱材を設けたり防錆塗装を施したりする必要があると共に、断熱材を設ける範囲や防錆塗装を施す範囲が、機器固定用ブラケットにまで及ぶため、広範囲の対応が必要になって、より大変なものとなっていた。
In particular, in the case of the duct-integrated vehicle
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、ほぼ車幅方向へ延びる金属製の中空の車体強度部材の内部に、空調ユニットに接続された空調ダクトを配設したダクト一体型車体強度部において、前記車体強度部材と空調ダクトとの間に形成された隙間内の空気、または、前記車体強度部材を加熱可能な発熱体を設けたダクト一体型車体強度部材構造を特徴としている。
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention described in
請求項2に記載された発明では、前記車体強度部材に対し、前記隙間と外部との間を連通可能な空気入口部と空気出口部とが設けられ、前記隙間内の空気を加熱可能な発熱体が、前記空気取入用開口部に設けられた請求項1記載のダクト一体型車体強度部材構造を特徴としている。
According to a second aspect of the present invention, the vehicle body strength member is provided with an air inlet portion and an air outlet portion capable of communicating between the gap and the outside, and heat generated to heat the air in the gap. The duct-integrated vehicle body strength member structure according to
請求項3に記載された発明では、前記車体強度部材を加熱可能な発熱体が、前記車体強度部材に対し、伝熱可能に設けられた請求項1記載のダクト一体型車体強度部材構造を特徴としている。
According to a third aspect of the present invention, there is provided the duct-integrated vehicle body strength member structure according to
請求項1の発明によれば、ほぼ車幅方向へ延びる金属製の中空の車体強度部材の内部に、空調ユニットに接続された空調ダクトを配設したダクト一体型車体強度部において、前記車体強度部材と空調ダクトとの間に形成された隙間内の空気、または、前記車体強度部材を加熱可能な発熱体を設けたことにより、発熱体が、隙間内の空気、または、車体強度部材を加熱することで、車体強度部材を露点温度以上に保持することができるようになるので、車体強度部材の結露を防止することが可能となり、以て、スポンジなどの吸水素材を貼付けたり、断熱材を設けたり防錆塗装を施したりする必要をなくすことができる。これにより、部品コストや貼付工数を削減することが可能となる。 According to the first aspect of the present invention, in the duct-integrated vehicle body strength portion in which the air conditioning duct connected to the air conditioning unit is disposed inside the hollow metal vehicle body strength member extending substantially in the vehicle width direction, the vehicle body strength is increased. By providing the air in the gap formed between the member and the air conditioning duct or the heating element capable of heating the vehicle body strength member, the heating element heats the air in the gap or the vehicle body strength member. By doing so, it becomes possible to keep the vehicle body strength member above the dew point temperature, so it is possible to prevent condensation of the vehicle body strength member. It is possible to eliminate the need to provide a rust preventive coating. Thereby, it becomes possible to reduce component cost and the number of sticking steps.
請求項2の発明によれば、前記車体強度部材に対し、前記隙間と外部との間を連通可能な空気入口部と空気出口部とが設けられ、前記隙間内の空気を加熱可能な発熱体が、前記空気取入用開口部に設けられたことにより、空気取入用開口部で空気を加熱して隙間内へと取込ませることが可能となるため、効率良く空気を暖めることができる。また、小型の発熱体を用いることが可能となる。
According to the invention of
請求項3の発明によれば、前記車体強度部材を加熱可能な発熱体が、前記車体強度部材に対し、伝熱可能に設けられたことにより、車体強度部材を発熱体で強制加熱することが可能となる。
According to the invention of
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。 Hereinafter, embodiments embodying the present invention will be described together with illustrated examples.
図1〜図9は、この発明の実施例1を示すものである。
1 to 9
まず、構成について説明する。 First, the configuration will be described.
自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネルが設けられている。 A vehicle such as an automobile is provided with an instrument panel in the front part of the vehicle interior.
このインストルメントパネルの内部には、図1、図2に示すように、ほぼ車幅方向21へ延びて左右の車体パネル間を連結する金属製の中空の車体強度部材22が設けられている。この車体強度部材22は、クロスカービームまたはステアリングサポートメンバなどと呼ばれている。
As shown in FIGS. 1 and 2, a metal hollow
ここで、車体強度部材22は、その両端部に、対応する車体パネルへ取付けるためのサイドブラケット23を備えている。また、車体強度部材22は、その中央部に、ほぼ下方へ延びてフロアパネルに支持させるためのステー24を備えている。このステー24は、通常は、左右一対設けられており、左右一対のステー24の間で且つ車体強度部材22の下方には、空調ユニット25が配置されている。なお、ステー24が1本の場合もあり、この場合には、空調ユニット25は、ステー24の近傍で且つ車体強度部材22の下方に配設される。また、車体強度部材22の各所には、各種機器などを固定するための機器固定用ブラケット26が多数取付けられている。機器固定用ブラケット26には、例えば、ステアリングコラムを固定するためのコラムブラケット27や、インストルメントパネルを固定するためのインストルメントパネル固定用ブラケットや、エアバッグモジュールを固定するためのエアバッグ固定用ブラケットや、オーディオ装置を固定するためのオーディオ固定用ブラケットなどがある。
Here, the vehicle
一方、インストルメントパネルの内部には、空調ユニット25に接続されて、車室内の各所へ空調用エア28(図3参照。以下同様)を分配可能な空調ダクト31が多数配設される。
On the other hand, a large number of
ここで、空調ダクト31には、センターベンチレータダクト32や、サイドベンチレータダクト33(図2等参照。以下同様)や、センターデフロスターダクトや、サイドデフロスターダクトや、後部座席用ベンチレータダクトなど、各種のものが存在している。
Here, the
そして、図2、図3に示すように、車体強度部材22の内部に空調ダクト31を配設して、ダクト一体型車体強度部38とすることにより、インストルメントパネル内部のスペース効率を向上し得るようにする。なお、車体強度部材22の内部に配設可能な空調ダクト31には、例えば、サイドベンチレータダクト33やサイドデフロスターダクトなどがあるが、機能的にはサイドベンチレータダクト33とするのが最適であるので、便宜上、サイドベンチレータダクト33の例として説明する。
As shown in FIGS. 2 and 3, the space efficiency inside the instrument panel is improved by disposing an
この際、空調ユニット25と、空調ダクト31(サイドベンチレータダクト33)における空調用エア28の入側部分(空調用エア取入口部43)との間は、接続用ダクト42(空調ダクト31)によって接続される。そのために、車体強度部材22には、接続用ダクト42を通すなどのための入側開口部41が形成されている。この入側開口部41は、車体強度部材22における、空調ユニット25と対応する部分(車幅方向21のほぼ中央部)に設けられている(図2参照)。
At this time, the connection duct 42 (air-conditioning duct 31) connects the air-
また、空調ダクト31(サイドベンチレータダクト33)における空調用エア28の出側部分(空調用エア取出口部45)は、インストルメントパネルに設置されたエア吹出用グリル部材46(この場合には、サイドベンチレータグリル、図3参照。以下、同様)に接続される。そのために、車体強度部材22には、エア吹出用グリル部材46を通すなどのための出側開口部44が形成されている。この出側開口部44は、車体強度部材22における両端部近傍の後面部分にそれぞれ設けられている。これに伴い、空調用エア取出口部45は、出側開口部44と対応する位置に設置されている。そのために、例えば、図2では、空調ダクト31は、(外)端部が、閉口されると共に、(外)端部近傍の後面部分に、空調用エア取出口部45が形成されるようになっている。また、例えば、図3では、空調ダクト31は、(外)端部を空調用エア取出口部45とすると共に、空調ダクト31の(外)端部を屈曲させて、出側開口部44内に配置させるようにしている。これに伴い、車体強度部材22の端部には、端部を閉塞すると共に、出側開口部44へ向かうガイド面47を有する樹脂製の閉塞部材48が取付けられている。
Further, the outlet side portion (air conditioning air outlet 45) of the
この場合、サイドベンチレータダクト33は、左右別々のものとしても、左右一体のものとしても良い。左右別々とした場合には、空調用エア取入口部43は、左右のサイドベンチレータダクト33の内端側に形成され、空調用エア取出口部45は、左右のサイドベンチレータダクト33の外端側に形成されることとなる。また、左右一体とした場合には、空調用エア取入口部43は、サイドベンチレータダクト33における車幅方向21のほぼ中央部に形成され、空調用エア取出口部45は、サイドベンチレータダクト33の左右の両端部に形成されることとなる。
In this case, the
そして、以上のような基本構成に対し、この実施例のものでは、図3、図4に示すように、車体強度部材22と、その内部に配設された空調ダクト31との間に隙間51を形成する。この隙間51は、周方向および長手方向(車幅方向21)に対して、ほぼ均一で連続したものとするのが最も効率的で好ましい。そのために、例えば、空調ダクト31の内径を、車体強度部材22の内径よりも小さなものとして、空調ダクト31と車体強度部材22とをほぼ同心状に配設する。この場合、空調ダクト31と車体強度部材22とは、それぞれ相似形状のほぼ矩形断面とされているが、これに限るものではない。例えば、両者をそれぞれ丸断面としても良い。また、隙間51が周方向に均一ではなくなるが、両者を異なる断面形状としても良い。或いは、所要の隙間51が形成されるのであれば、効率は落ちるが、同心状ではない配置とすることも可能ではある。
And in the thing of this Example with respect to the above basic structures, as shown in FIG. 3, FIG. 4, the
また、隙間51内の空気52、または、車体強度部材22を加熱可能な発熱体53を設けるようにする。これにより、隙間51は、加熱空気溜まりとしての機能を有するものとなる。
Also, a
更に、車体強度部材22に対し、隙間51と外部との間を連通可能な空気入口部54と空気出口部55とが設けられる。これにより、隙間51は、加熱空気通路としての機能を有するものとなる。また、隙間内の空気52を加熱可能な発熱体53が、空気入口部54に設けられる。
Further, an
ここで、空気入口部54と、空気出口部55とは、離間して設けられるようにする。
Here, the
特に、車体強度部材22の空気入口部54が、空調ダクト31の空調用エア取入口部43と対応する側(位置)に設けられ、空気出口部55が、空調ダクト31の空調用エア取出口部45と対応する側(位置)に設けられるようにするのが好ましい。
In particular, the
空気入口部54は、入側開口部41を利用することも可能である。例えば、図3〜図6では、符号を54(41)として例示している。また、空気入口部54は、専用に設けることもできる。この場合には、例えば、図1における、一対のステー24の外側の位置(B−B線の位置)などに専用のものとして設けることができる。
The
また、空気出口部55は、専用に設けることもできるが、出側開口部44を利用することも可能である。そのために、図3に示すように、出側開口部44を空調用エア取出口部45よりも一廻り大きなものとし、出側開口部44にエア吹出用グリル部材46を接続し、空調用エア取出口部45を自由端などとして、出側開口部44と空調用エア取出口部45との間が空気出口部55となるようにし、以て、エア吹出用グリル部材46から空調用エア28が吹出すことによって生じる負圧により、隙間51内の空気52(温風)が吸引されて、エア吹出用グリル部材46から排出されるようにする。なお、ファンやブロワなどの機械的手段を設けて、隙間51内の空気52(温風)を、強制的に流通(吸入・排出など)させることも可能ではある。
In addition, the
そして、隙間内の空気52を加熱可能な発熱体53は、例えば、図4、図5に示すように、空気入口部54を横切るように複数架設された電熱線56などとしても良い。この電熱線56には、例えば、ニクロム線などを用いることができる。
And the
また、隙間内の空気52を加熱可能な発熱体53は、例えば、図6に示すように、空気入口部54の内側などに当接配置された熱源装置58などとしても良い。この熱源装置58には、例えば、PTCヒータなどの熱電素子を用いることができる。なお、図6では、空気入口部54にフランジ部が設けられ、このフランジ部の内壁部分に熱源装置58が接触配置されている。
Further, the
更に、図3に示すように、車体強度部材22の温度を計測可能な温度計測器69を設ける。そして、温度計測器69からの検出温度に基づき、発熱体53をオン・オフ可能に構成する。なお、この構成については、以下の実施例においても共通であるが、ここでまとめて説明する。
Further, as shown in FIG. 3, a
温度計測器69は、車体強度部材22における、入側開口部41の近傍に設けるようにするのが好ましい。
The
そして、温度計測器69の検出温度が、車体強度部材22の露点に近くまで下がった時に発熱体53(の電源、以下同様)がオンになり、反対に、車体強度部材22の露点よりも充分高くなった時に、発熱体53(の電源、以下同様)がオフになるように構成する。
Then, when the temperature detected by the
より具体的には、温度計測器69の検出温度によって、発熱体53を直接作動させるように構成することもできる。
More specifically, the
或いは、図7に示すように、制御装置71を用いて発熱体53を制御させるように構成することもできる。制御装置71は、独自で設けるようにすることもできるが、空調ユニット25をコントロールするための空調制御装置72を利用することもできる。
Alternatively, as shown in FIG. 7, the
図7によれば、空調制御装置72が、空調ユニット25へ制御信号を送って、空調ユニット25を制御し得るようになされた構成に対し、温度計測器69(ダクト部温湿度センサ)からの検出信号(検出温度および検出湿度)が、制御装置71(空調制御装置72)へ入力されると共に、空調制御装置72が、上記検出信号に基づき、発熱体53を制御可能とする構成が追加される。なお、図中、符号73はバッテリ、74はグランドである。
According to FIG. 7, the air
そして、制御装置71を空調制御装置72とした場合、例えば、図8のフローチャートに示すような、内部処理を行うことが可能な、内部構成部75を備えるようにする。
And when the
即ち、この内部構成部75は、少なくとも、処理開始部76と、処理終了部77と、イグニッションスイッチオンオフ判定部78と、空調ユニットオンオフ判定部79と、吹出し温度読み込み部80と、(ダクト部)温湿度センサ読み込み部81(温度センサ読み込み部)と、露点温度算出部82と、作動温度調整部83と、(発熱体)電源オン作動部84と、(発熱体)電源オフ作動部85と、繰返部86とを備えるようにする。
That is, the
なお、空調制御装置72は、内部に、図7に示すような(空調風)吹出し温度センサ88を備えている。また、温度計測器69は、温度のみでなく湿度も計測可能なダクト部温湿度センサとされている。図8で、処理開始部76は、処理を開始するように構成されている。処理終了部77は、処理を終了するように構成されている。イグニッションスイッチオンオフ判定部78は、イグニッションスイッチのオン・オフを判定するように構成されている。空調ユニットオンオフ判定部79は、空調ユニット25のオン・オフを判定するように構成されている。吹出し温度読み込み部80は、吹出し温度センサ88からの検出温度を読み込むように構成されている。(ダクト部)温湿度センサ読み込み部81は、温度計測器69(ダクト部温湿度センサ)からの検出信号(検出温度(および検出湿度))を読み込むように構成されている。露点温度算出部82は、温度計測器69(ダクト部温湿度センサ)からの検出信号に基づき、図9に示すような関係を用いて、露点温度Tを算出するように構成されている。作動温度調整部83は、露点温度T+b(℃)の時にオン判定を行うと共に、露点温度T+a(℃)の時にオフ判定を行うように構成されている。但し、bとaは、b>a>0(℃)となるように設定されている。電源オン作動部84は、オン判定が出された時に、発熱体53をオンし得るように構成されている。反対に、電源オフ作動部85は、空調ユニット25がオフである時やオフ判定が出されたなどの時に、発熱体53をオフし得るように構成されている。繰返部86は、処理開始部76へ処理を戻すように構成されている。
The air-
そして、以上のような構成を採用することにより、これまで設けられていた吸水素材や、断熱材や、防錆塗装などは基本的に廃止する。なお、これらは二重の対策として設けることも可能ではあるが、その場合には、あくまでも予備的なものとなる。 And by employ | adopting the above structures, the water absorption material, heat insulating material, rust prevention coating, etc. which were provided until now are abolished fundamentally. Note that these can be provided as a double measure, but in that case, they are only preliminary.
次に、この実施例の作用について説明する。 Next, the operation of this embodiment will be described.
空調ユニット25を作動すると、空調ダクト31を介して車室内の各所へ空調用エア28を吹出させることが可能となる。なお、乗員は、空調用エア28の吹出モードや温度などを自由に選択することができる。
When the
そして、ダクト一体型車体強度部38では、車体強度部材22の内部に配設された空調ダクト31を通して空調用エア28が送給され、エア吹出用グリル部材46から車室内へ吹出されることになる。
In the duct-integrated vehicle
そのため、空調用エア28を冷風とした場合に、車体強度部材22が冷やされて表面に結露を生じるおそれがあるが、車体強度部材22と空調ダクト31との間の隙間51に空気52(温風)を通して、車体強度部材22を露点以上の温度に暖めるようにすれば、車体強度部材22の結露を防止することができる。
For this reason, when the air-
そこで、車体強度部材22の空気入口部54に設けられた発熱体53によって隙間51内に取込まれる空気52を加熱させるようにする。
Therefore, the
そして、例えば、図3の場合、隙間51内の空気52(温風)は、エア吹出用グリル部材46から空調用エア28が吹出すことによって生じる負圧により吸引され、空気出口部55およびエア吹出用グリル部材46から排出される。
For example, in the case of FIG. 3, the air 52 (warm air) in the
この負圧吸引の作用により、空気52は、空気入口部54を介して隙間51へと取込まれ、空気入口部54で発熱体53によって加熱されることとなる。この空気52(温風)の流れは、少量で且つ緩やかなものとなる。これにより、隙間51へ空気52(温風)を送給するためのファンやブロワなどの機械的手段は、不要とされる。なお、ファンやブロワなどの機械的手段を設けて強制的に空気52を流通させるようにすることも可能である。
As a result of this negative pressure suction, the
そして、車体強度部材22の温度を計測可能な温度計測器69を設け、温度計測器69からの検出温度に基づき、発熱体53をオン・オフ可能に構成することにより、発熱体53のオン・オフ操作を自動化することが可能となる。
Then, a
この際、温度計測器69を、車体強度部材22における、入側開口部41(空調用エア取入口部43)の近傍に設けることにより、車体強度部材22の温度が最も低くなる位置で、温度を計測することができるので、発熱体53を精度良く作動させることが可能となる。
At this time, the
また、温度計測器69の検出温度が、車体強度部材22の露点に近い温度まで下がった時に、発熱体53がオンになり、反対に、車体強度部材22の露点よりも充分高くなった時に、発熱体53がオフになるように構成することにより、空気52(温風)の量を必要最低限に抑えることができるので、空調機能への影響を最小限に抑えることができる。
Also, when the temperature detected by the
そして、温度計測器69の検出温度によって、発熱体53を直接作動させ得るよう構成することにより、最も簡略で安価な構成とすることができる。
And it can be set as the simplest and cheapest structure by comprising so that the
或いは、図7に示すように、制御装置71を用いて発熱体53を制御させるように構成することにより、高精度な制御を行うことが可能となる。特に、空調ユニット25のための空調制御装置72を利用することにより、空調制御装置72を有効活用することができる。また、空調ユニット25の他の機能と連携させるようなことも可能となる。
Alternatively, as shown in FIG. 7, it is possible to perform highly accurate control by configuring the
そして、制御装置71を空調制御装置72として、空調制御装置72が上記した内部構成部75を備えた場合の内部処理は、例えば、図8のフローチャートに示すようなものとなる。
The internal processing when the
即ち、処理開始部76によって、処理が開始されると、イグニッションスイッチオンオフ判定部78が、車両のイグニッションスイッチのオン・オフを判定する。イグニッションスイッチがオフである場合には、処理終了部77が、処理を終了する。
That is, when the processing is started by the
反対に、イグニッションスイッチがオンである場合には、空調ユニットオンオフ判定部79が、空調ユニット25のオン・オフを判定する。空調ユニット25がオフである場合には、電源オフ作動部85が発熱体53の電源をオフとし、その後、繰返部86が、処理開始部76へと処理を戻す。
Conversely, when the ignition switch is on, the air conditioning unit on / off
反対に、空調ユニット25がオンである場合には、吹出し温度読み込み部80が、吹出し温度センサ88からの検出温度を読み込み、(ダクト部)温湿度センサ読み込み部81(温度センサ読み込み部)が、温度計測器69(ダクト部温湿度センサ)からの検出信号(検出温度(および検出湿度))を読み込み、露点温度算出部82が、温度計測器69(ダクト部温湿度センサ)からの検出信号に基づいて露点温度Tを算出する。温度計測器69をダクト部温湿度センサとすることにより、露点温度Tを湿度に基づいて正確に算出することが可能となる。即ち、例えば、図9に示すように、温度が30℃で湿度70%の時に冷房をかけた場合、温度が24℃になると湿度が100%(飽和状態)となるため、車体強度部材22の温度が24℃に下がることによって、車体強度部材22に結露が発生する。よって、露点温度T=24℃が求められる。なお、露点温度算出部82を設けずに、露点温度Tを予め設定された設定温度とすることも可能である。
On the contrary, when the
そして、図8に示すように、作動温度調整部83が、露点温度T+b(℃)の時にオン判定を行うと共に、露点温度T+a(℃)の時にオフ判定を行う。なお、bとaは、b>a>0(℃)となっている。オン判定が出されると、電源オン作動部84が、発熱体53の電源をオンとし、その後、繰返部86が、処理開始部76へと処理を戻す。反対に、オフ判定が出されると、電源オフ作動部85が、発熱体53の電源をオフとし、その後、繰返部86が、処理開始部76へと処理を戻す。この処理は、終了となるまで継続される。なお、このような制御装置71を設けた場合の内部処理については、以下の各実施例についても同様となる。
Then, as shown in FIG. 8, the operating
このように、この実施例によれば、ほぼ車幅方向21へ延びる金属製の中空の車体強度部材22の内部に、空調ユニット25に接続された空調ダクト31を配設したダクト一体型車体強度部38において、車体強度部材22と空調ダクト31との間に形成された隙間51内の空気52を加熱可能な発熱体53を設けたことにより、発熱体53が、隙間51内の空気52を加熱することで、車体強度部材22を露点温度以上に保持することができるようになるので、車体強度部材22の結露を防止することが可能となり、以て、スポンジなどの吸水素材を貼付けたり、断熱材を設けたり防錆塗装を施したりする必要をなくすことができる。これにより、部品コストや貼付工数を削減することが可能となる。これは、以下の各実施例についても共通の作用・効果である。
Thus, according to this embodiment, the duct-integrated vehicle body strength in which the
そして、この実施例では、車体強度部材22に対し、隙間51と外部との間を連通可能な空気入口部54と空気出口部55とが設けられ、隙間51内の空気52を加熱可能な発熱体53が、空気入口部54に設けられたことにより、空気入口部54で空気52を加熱して隙間51内へと取込ませることが可能となるため、効率良く空気52を暖めることができる。また、小型の発熱体53を用いることが可能となる。
In this embodiment, the vehicle
そして、空気入口部54と、空気出口部55とが、離間して設けられることにより、車体強度部材22の広い範囲に対して加熱された空気52を行き渡らせることが可能となる。
The
また、車体強度部材22の空気入口部54が、空調ダクト31の空調用エア取入口部43とほぼ対応する側(位置)に設けられ、空気出口部55が、空調ダクト31の空調用エア取出口部45とほぼ対応する側(位置)に設けられることにより、空調用エア28の流れと、隙間51内の空気52の流れとを関連付けることが可能となるため、これらに対する吸排部分の構造をまとめたり簡略化したりすることが可能となる。
Further, the
そして、隙間51内の空気52を加熱可能な発熱体53が、空気入口部54の断面を横切るように架設された電熱線56であることにより、簡単且つ安価な構成で、空気52を加熱することが可能となる。
And since the
また、隙間51内の空気52を加熱可能な発熱体53が、空気入口部54の内側などに当接配置された熱源装置58であることにより、空気52と車体強度部材22(特に、空気入口部54の周辺)とを同時に加熱することが可能となる。
Further, since the
図11〜図13は、この発明を具体化した実施例2を示すものである。なお、上記実施例にて既に説明した、基本構成、全ての実施例に共通の構成などについては、重複を避けるために説明を省略するものとし、必要な場合には、上記の記載を以て、この実施例の記載とすることができる。また、それ以外であっても、先行する各実施例と同一の符号を付してある構成については、先行する実施例と同一または均等なものとして取り扱うものとし、その説明を以てこの実施例の記載とすることができる。 FIGS. 11-13 shows Example 2 which actualized this invention. Note that the description of the basic configuration already described in the above embodiment, the configuration common to all the embodiments, and the like will be omitted to avoid duplication. It can be described in the examples. In other cases, the components denoted by the same reference numerals as those of the preceding embodiments are treated as the same or equivalent to the preceding embodiments, and the description of the embodiments is described with the description thereof. It can be.
まず、構成を説明すると、この実施例2のものでは、車体強度部材22を加熱可能な発熱体53が、車体強度部材22に対し、(直接または間接的に)伝熱可能に設けられるようにする。
First, the configuration will be described. In the second embodiment, the
この車体強度部材22を加熱可能な発熱体53は、例えば、図10、図11に示すように、車体強度部材22に、直接当接配置されるようにすることができる。
The
この場合に、車体強度部材22を加熱可能な発熱体53は、車体強度部材22の外壁部分に当接配置された熱源装置58とされる。この熱源装置58には、例えば、PTCヒータなどの熱電素子を用いることができる。この熱源装置58は、車体強度部材22に対し広い範囲に亘って取付けることができる。この場合には、車体強度部材22の下面における、空気入口部54と空気出口部55との間の部分に対して取付けられている。
In this case, the
また、車体強度部材22を加熱可能な発熱体53は、例えば、図12に示すように、車体強度部材22に、伝熱部材61を介して間接的に連結されるようにすることができる。
Further, the
この場合に、車体強度部材22を加熱可能な発熱体53は、車体強度部材22の近傍に配設された電子基板62などとされる。この電子基板62は、例えば、車体強度部材22に沿って配設されるハーネスモジュールのものなどを利用することができる。特に、伝熱部材61は、電子基板62における発熱源(例えば、MOS―FETや三端子レギュレータなど)と車体強度部材22との間に、ヒートシンクとして介装させるようにする。
In this case, the
なお、この実施例の場合、車体強度部材22と空調ダクト31との間の隙間51は必須のものではないが、隙間51は断熱空間として利用できるため、有効である。この場合において、車体強度部材22に対し、隙間51と外部との間を連通可能な空気入口部54と空気出口部55とを設けた場合には、加熱された車体強度部材22の熱による空気52の自然な流れが期待できる。
In the case of this embodiment, the
なお、上記以外の構成については、実施例1とほぼ同様なので、共通の部分については、上記実施例1の記載を以てこの実施例2の記載とすることができる。 次に、この実施例2の作用について説明する。 Since the configuration other than the above is substantially the same as that of the first embodiment, the description of the second embodiment can be applied to the common portions by the description of the first embodiment. Next, the operation of the second embodiment will be described.
空調ユニット25を作動すると、空調ダクト31を介して車室内の各所へ空調用エア28を吹出させることが可能となる。なお、乗員は、空調用エア28の吹出モードや温度などを自由に選択することができる。
When the
そして、ダクト一体型車体強度部38では、車体強度部材22の内部に配設された空調ダクト31を通して空調用エア28が送給され、エア吹出用グリル部材46から車室内へ吹出されることになる。
In the duct-integrated vehicle
そのため、空調用エア28を冷風とした場合に、車体強度部材22が冷やされて表面に結露を生じるおそれがあるが、車体強度部材22を露点以上の温度に暖めるようにすれば、車体強度部材22の結露を防止することができる。
Therefore, when the air-
そこで、発熱体53によって車体強度部材22を加熱させるようにする。
Therefore, the vehicle
このように、この実施例によれば、ほぼ車幅方向21へ延びる金属製の中空の車体強度部材22の内部に、空調ユニット25に接続された空調ダクト31を配設したダクト一体型車体強度部38において、車体強度部材22を加熱可能な発熱体53を設けたことにより、発熱体53が、車体強度部材22を加熱することで、車体強度部材22を露点温度以上に保持することができるようになるので、車体強度部材22の結露を防止することが可能となり、以て、スポンジなどの吸水素材を貼付けたり、断熱材を設けたり防錆塗装を施したりする必要をなくすことができる。これにより、部品コストや貼付工数を削減することが可能となる。
Thus, according to this embodiment, the duct-integrated vehicle body strength in which the
そして、この実施例では、車体強度部材22を加熱可能な発熱体53が、車体強度部材22に対し、伝熱可能に設けられたことにより、車体強度部材22を発熱体53で強制加熱することが可能となる。
In this embodiment, the
ここで、図10、図11に示すように、車体強度部材22を加熱可能な発熱体53が、車体強度部材22に、直接当接配置されることにより、車体強度部材22を確実に加熱することが可能となる。
Here, as shown in FIGS. 10 and 11, the
この場合に、車体強度部材22を加熱可能な発熱体53が、車体強度部材22の外壁部分に当接配置された熱源装置58であることにより、車体強度部材22の外壁部分に対して、熱源装置58を自在に設置することが可能となる。
In this case, since the
また、図12に示すように、車体強度部材22を加熱可能な発熱体53が、車体強度部材22に、伝熱部材61を介して間接的に連結されることにより、離れた位置にある発熱体53の熱を伝熱部材61を介し車体強度部材22へ伝えて有効利用することが可能となる。
In addition, as shown in FIG. 12, the
この場合に、車体強度部材22を加熱可能な発熱体53が、車体強度部材22の近傍に配設された電子基板62であることにより、電子基板62の熱を車体強度部材22へ放熱することができるので、電子基板62の熱を有効利用すると共に電子基板62を降温することが可能となる。
In this case, since the
更に、電子基板62として、例えば、車体強度部材22に沿って配設されるハーネスモジュールのものなどを利用することにより、車体強度部材22とハーネスモジュールとを共益的に並設させることができる。
Further, by using, for example, a harness module disposed along the vehicle
特に、伝熱部材61を、電子基板62における発熱源(例えば、MOS―FETや三端子レギュレータなど)と車体強度部材22との間に介装させるようにすることにより、車体強度部材22をヒートシンクとして活用することが可能となる。
In particular, the
上記以外の部分については、上記実施例と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。また、記載を省略した部分についての詳細は、上記実施例の説明を以てこの実施例の説明とすることができる。 About parts other than the above, it has the same composition as the above-mentioned example, and can obtain the same operation and effect. Further, the details of the parts that are omitted from the description can be explained with reference to the above-described embodiment.
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。 Although the embodiments of the present invention have been described in detail with reference to the drawings, the embodiments are only examples of the present invention, and the present invention is not limited to the configurations of the embodiments. Needless to say, design changes and the like within a range not departing from the gist of the invention are included in the present invention. For example, when each embodiment includes a plurality of configurations, it goes without saying that possible combinations of these configurations are included. In addition, when a plurality of embodiments and modifications are shown, it is needless to say that possible combinations of configurations straddling these are included.
21 車幅方向
22 車体強度部材
25 空調ユニット
31 空調ダクト
38 ダクト一体型車体強度部
51 隙間
52 空気
53 発熱体
54 空気入口部
55 空気出口部
21
Claims (3)
前記車体強度部材と空調ダクトとの間に形成された隙間内の空気、または、前記車体強度部材を加熱可能な発熱体を設けたことを特徴とするダクト一体型車体強度部材構造。 In the duct-integrated vehicle body strength portion in which the air conditioning duct connected to the air conditioning unit is disposed inside the metal hollow vehicle body strength member extending substantially in the vehicle width direction,
A duct-integrated vehicle body strength member structure characterized in that air in a gap formed between the vehicle body strength member and an air conditioning duct or a heating element capable of heating the vehicle body strength member is provided.
前記隙間内の空気を加熱可能な発熱体が、前記空気取入用開口部に設けられたことを特徴とする請求項1記載のダクト一体型車体強度部材構造。 An air inlet and an air outlet that can communicate between the gap and the outside are provided for the vehicle body strength member,
2. The duct-integrated vehicle body strength member structure according to claim 1, wherein a heating element capable of heating the air in the gap is provided in the air intake opening.
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