JP2008192518A - Connector pin-extracting tool - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はコネクタピン抜去用治具に関し、特にプリント基板の配線穴に圧入されたコネクタピンを抜去する際に用いるコネクタピン抜去用治具に関するものである。 The present invention relates to a connector pin removal jig, and more particularly to a connector pin removal jig used for removing a connector pin press-fitted into a wiring hole of a printed board.
図12に示すように、近年、プリント基板30の配線穴にコネクタピン31が直接圧入された構造のコネクタが用いられている。このような基板30に圧入されたコネクタピン31を取り外す場合や差し替える場合、基板30を固定しておき、コネクタピン31を、工具40を用いて圧入面側から挟み込んで、基板30の面に対して垂直に人手により引き抜く必要がある。そのために、隣接ピンを曲げてしまったり、スルーホールを傷つけてしまうという問題がある。また、基板30に対して力が加わるので、基板にストレスがかかるという問題もある。
As shown in FIG. 12, a connector having a structure in which a
そこで、特許文献1〜3などに開示されているコネクタピン抜去用の治具を用いることにより、上記問題を解消することが考えられる。
特許文献1や2のコネクタピン抜去用治具では、本体ボディ内の柱状空間部をスライド自在なピストン部材を設け、このピストン部材を、バネによって付勢されたホルダによりスライドさせて、このピストン部材の先端部に設けられているエジェクタピンにより、コネクタピンを基板のスルーホールから抜去するものである。このような特許文献1や2のコネクタピン抜去用治具は、ピストン部材を用いているために、部品点数がそれだけ増大して構造が複雑化するという欠点がある。
In the connector pin removal jigs of
特許文献3のコネクタピン抜去用治具では、ピストン部材を用いない簡単な構造となってはいるが、予めバネ力に抗してバネを圧縮しておいて、コネクタピンに当接する棒状部材を保持しておき、この棒状部材の先端をコネクタピンに当接させた状態で、バネの復帰力で、コネクタピンを基板から抜去するようになっている。この様にバネの復帰力を用いてコネクタピンの抜去を行う構造のために、抜去力を充分得るには、バネの復帰力を強めることが必要である。そうすると、使用前にバネ力に抗してバネを圧縮するための力がかなり強いことが要求されることになって、抜去作業に力を要すると共に、バネ復帰は瞬間的なものであって衝撃が作業者に対して反作用として加わるという問題もある。この点は、特許文献1の治具においても同じである。
Although the connector pin removal jig of
本発明の目的は、極めて簡単な構成でしかもバネの復帰力を用いることなく、コネクタピンの抜去が可能なコネクタピン抜去用治具を提供することである。
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a connector pin removal jig capable of removing a connector pin with a very simple configuration and without using a spring restoring force.
本発明によるコネクタピン抜去用治具は、コネクタピンを抜去するコネクタピン抜去用治具であって、柱状空間部及びこの柱状空間部の先端に連結されたガイド穴を有する柱状本体部と、前記柱状空間部に挿通された取っ手部と、この取っ手部の先端に連結されて前記ガイド穴に挿通されて前記コネクタピンを押圧するためのピン押し部と、前記柱状空間部の先端と前記取っ手部の先端との間に設けらて前記ピン押し部が前記コネクタピンを押圧するように前記取っ手部が押された時に圧縮されるバネと、前記取っ手部が前記柱状空間部を摺動する範囲を規制するための規制手段とを含むことを特徴とする。 A connector pin removal jig according to the present invention is a connector pin removal jig for removing a connector pin, the columnar body having a columnar space and a guide hole connected to the tip of the columnar space, A handle part inserted into the columnar space part, a pin pressing part connected to the tip of the handle part and inserted into the guide hole to press the connector pin, the tip of the columnar space part and the handle part A spring that is provided when the handle is pressed so that the pin pressing portion presses the connector pin, and a range in which the handle slides on the columnar space. And a regulating means for regulating.
そして、前記規制手段は、前記取っ手部の外周面に設けられて前記摺動する範囲に相当する長さの凹部と、前記柱状本体部に設けられたネジ穴と、このネジ穴に螺合されて前記凹部に先端が係合するネジとからなることを特徴とする。 The restricting means is screwed into the recessed portion provided on the outer peripheral surface of the handle portion and having a length corresponding to the sliding range, the screw hole provided in the columnar body portion, and the screw hole. And a screw having a tip engaged with the recess.
また、前記規制手段は、前記取っ手部と前記柱状空間部とにそれぞれ設けられた段部からなることを特徴とする。 Further, the restricting means is characterized by comprising step portions respectively provided in the handle portion and the columnar space portion.
本発明によれば、ピストンなどの部材を用いることなく、またバネの復帰力をピンの抜去力として用いることがないので、簡単な構造で、かつ作業者や基板に対してストレスを与えることがないという効果がある。 According to the present invention, since a member such as a piston is not used and the return force of the spring is not used as a pin pulling force, it is possible to apply stress to the operator and the substrate with a simple structure. There is no effect.
以下に図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態の分解図であり、図2はその組立後の断面図である。本例は、基本的に、本体部1と取っ手部12とからなっている。なお、図1においては、本体部1については断面図を示しており、取っ手部12については側面図を示している。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is an exploded view of an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a sectional view after assembly. This example basically includes a
本体部1は柱状空間部5を有する円柱状であり、本体部1の先端部2は本体部1の径より細く、かつピン押し部ガイド穴6が設けられている。このガイド穴6の先端は開放となっており、他端は本体部1の柱状空間部5と連結している。柱状空間部5の他端は開放となっている。取っ手部12は本体部1の柱状空間部5に挿通される円柱状部材であり、その先端はピン押し部10が設けられており、このピン押し部10は本体部1のピン押し部ガイド穴6に挿通されることになる。ピン押し部10と取っ手部12とは、バネ13の動きを規制するバネ押さえ部11により連結されている。
The
本体部1には、ネジ穴部3が設けられており、取っ手部12を本体部1の柱状空間部5へ挿通した後に、ネジ4をこのネジ穴部3に螺合させることにより、取っ手部12が本体部1から抜け落ちることを防止するようになっている。更に、取っ手部12には、摺動範囲規制溝14が、本体部1のネジ穴部3と対応する部分に設けられており、取っ手部12が、図2の断面図に示す如く、本体部1の柱状空間部5に挿通されたときに、ネジ4がこの溝14に係合するようになっている。
The
かかる構成において、バネ13を通したピン押し部10を、本体部1の柱状空間部5及びピン押し部ガイド穴6にこの順に挿通し、ネジ4をネジ穴部3に螺合させて、取っ手部12の摺動範囲規制溝14に突き当てるようにして、組み立てる。図2はこの組み立てた後の断面図であり、図3はその側面図を示す。
In such a configuration, the
そして、図2,3に示す如く、先端部2のピン押し部ガイド穴6を、プリント基板30のコネクタピン31に合わせる。この状態で、作業者が取っ手部12を矢印の方向(基板30の方向)に押圧することにより、図4に示す如く、コネクタピン31の抜去が可能となる。このとき、バネ13は取っ手部12のバネ押さえ部11と本体部1との間において、圧縮されているので、作業者がピン抜き終了後に力を抜くと、バネの復帰力により取っ手部12は図2の元の位置に復帰することになる。摺動範囲規制溝14の長さによって、取っ手部12の本体部1内での摺動範囲が定まることは明らかである。
Then, as shown in FIGS. 2 and 3, the pin pushing
図5は本発明の他の実施の形態の分解図であり、図6はその組み立て手順を示す図であり、図7は組み立て後の断面図である。図5〜図7において、図1と同等部分は同一符号により示している。本例においては、本体部を2つに分離して2つの本体部1a,1bで構成したものであり、両者はネジ部7a,7bにより互いに結合されて一体化されるようになっている。従って、2つの本体部1a,1bの各柱状空間部5a,5bも一体化されて、図1の柱状空間部5が形成されることになる。
FIG. 5 is an exploded view of another embodiment of the present invention, FIG. 6 is a view showing an assembly procedure thereof, and FIG. 7 is a sectional view after the assembly. 5 to 7, the same parts as those in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals. In this example, the main body is divided into two
図6に示す矢印に従って、各部を組み立てることにより、図7に示す如き、本発明のコネクタピン抜去用治具が構成されることになる。なお、図8は基板30のコネクタピン31を、本治具を用いて抜去する際の断面図を示しており、図4と同一となっている。また、図9は、コネクタピンを抜去した後にバネ13の復元力によって取っ手部12が元の位置に戻った状態を、断面図にて示している。
By assembling the parts according to the arrows shown in FIG. 6, the connector pin removal jig of the present invention is configured as shown in FIG. FIG. 8 shows a cross-sectional view when the
図10は本発明の更に他の実施の形態を示す分解図であり、図5と同等部分は同一符号により示している。本例では、取っ手部12の摺動範囲規制のために、取っ手部12に段部15を設け、かつ本体部1bの柱状空間部5bに段部8を設けたものである。すなわち、取っ手部12の作業者により押される後端部分の径を一段小さくし、それに合わせて柱状空間部5bの後端部分の径を小さくしている。その代りに、図5のネジ4と摺動範囲規制溝14を省いている。本例では、図10に示した矢印の手順で組み立てることにより、先の各実施の形態と同様な治具が完成することになる。
FIG. 10 is an exploded view showing still another embodiment of the present invention, and parts equivalent to those in FIG. 5 are denoted by the same reference numerals. In this example, in order to regulate the sliding range of the
図11は本発明の別の実施の形態を示す分解図であり、図5と同等部分は同一符号により示している。本例では、取っ手部12の先端部分におけるピン押し部10とバネ押さえ部11とが、取っ手部本体とは分離して形成されて、組み立て時に、これらを固定するような構造となっている。
FIG. 11 is an exploded view showing another embodiment of the present invention, and parts equivalent to those in FIG. 5 are denoted by the same reference numerals. In this example, the
なお、上記の各実施の形態においては、ピン押し部10を単一としているが、これをコネクタピン31の複数に合わせて複数とし、本体部1の先端部2におけるピン押し部ガイド穴6を、それに対応して複数設けるような構造とすることにより、複数のコネクタピンを、同時に基板から抜去することができ、作業の効率化が図れる。
In each of the above-described embodiments, the
1,1a,1b 本体部
2 先端部
3 ネジ穴部
4 ネジ
5,5a,5b 柱状空間部
6 ピン押し部ガイド穴
7a,7b ネジ部
8,15 段部
10 ピン押し部
11 バネ押さえ部
12 取っ手部
13 バネ
14 摺動範囲規制溝
30 プリント基板
31 コネクタピン
1,1a, 1b Body
2 Tip
3 Screw hole
4
6 Pin pushing
10 Pin push part
11 Spring holding part
12 Handle part
13 Spring
14 Sliding range restriction groove
30 Printed circuit board
31 Connector pin
Claims (3)
柱状空間部及びこの柱状空間部の先端に連結されたガイド穴を有する柱状本体部と、
前記柱状空間部に挿通された取っ手部と、
この取っ手部の先端に連結されて前記ガイド穴に挿通されて前記コネクタピンを押圧するためのピン押し部と、
前記柱状空間部の先端と前記取っ手部の先端との間に設けらて前記ピン押し部が前記コネクタピンを押圧するように前記取っ手部が押された時に圧縮されるバネと、
前記取っ手部が前記柱状空間部を摺動する範囲を規制するための規制手段とを含むことを特徴とする治具。 A connector pin removal jig for removing a connector pin,
A columnar body having a columnar space and a guide hole connected to the tip of the columnar space;
A handle portion inserted through the columnar space,
A pin pressing portion connected to the tip of the handle portion and inserted through the guide hole to press the connector pin;
A spring provided between the tip of the columnar space portion and the tip of the handle portion and compressed when the handle portion is pressed such that the pin pressing portion presses the connector pin;
And a regulating means for regulating a range in which the handle portion slides on the columnar space.
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JP2013069542A (en) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Yazaki Corp | Connector terminal detaching structure |
JP2015133199A (en) * | 2014-01-10 | 2015-07-23 | 矢崎総業株式会社 | terminal insertion jig |
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