JP2008191629A - 立体投影アダプター - Google Patents
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Abstract
【課題】パソコンに保存されている動画を、投影機でシルバースクリーンに投影し、立体視するためには、二台のパソコン、パソコン接続ハブ、二台の投影機などが必要で、装置が大掛かりになり、操作も複雑であった。
【解決手段】この発明の立体投影アダプターを、投影機に取付けることで、一台のパソコンと一台の投影機で、簡単に動画を立体視できる。
【選択図】図1
【解決手段】この発明の立体投影アダプターを、投影機に取付けることで、一台のパソコンと一台の投影機で、簡単に動画を立体視できる。
【選択図】図1
Description
この発明は、液晶、またはDLP投影機の鏡筒に取付けることにより、一台の投影機のみで、立体視を可能にする立体投影アダプターに関する。
従来、パソコンに保存されている動画を投影機でシルバースクリーン上に投影し、立体視するためには、図6に示すように、左右の画像を個別に保存している二台のパソコン1,2、パソコン接続用ハブ3、および二台の投影機4,5が必要である。
尚、立体視が可能になる原理は、以下の通りである。
左画像用投影機4と右画像用投影機5の前部に、偏光軸が互いに直交する偏光フィルター6,7を置き、投影する光線を偏光にする。
尚、立体視が可能になる原理は、以下の通りである。
左画像用投影機4と右画像用投影機5の前部に、偏光軸が互いに直交する偏光フィルター6,7を置き、投影する光線を偏光にする。
シルバースクリーン8の上に重ねて投影された左右の画像を、偏光メガネ9で見ると、メガネの左には左画像用投影機の前部に置かれたのと同じ偏光軸をもつ偏光フィルターが使用されているため、左目では左の画像しか見えず、右目でも同様のことが生じ、立体視が可能となる。
ここで使用するシルバースクリーンは、特殊なスクリーンで、このスクリーン上で反射される光線は、偏光の特性を失わない。
尚、従来、フィルムを使用する映写機の鏡筒に取付けることにより、一台の映写機のみで、立体視を可能にする立体投影アダプターは存在した。
尚、従来、フィルムを使用する映写機の鏡筒に取付けることにより、一台の映写機のみで、立体視を可能にする立体投影アダプターは存在した。
しかしながら、以上の技術によれば、左右の動画を個別に保存しているパソコン二台と、投影機二台、パソコン接続用ハブ、および左右の画像を同期させるための専用ソフトが必要で、装置が大掛かりになり、操作も複雑であった。
そこで、この発明は、左右の動画を一台のパソコンに保存し、投影機一台で、簡単に立体視が可能となる立体投影アダプターを提供することを課題とする。
そこで、この発明は、左右の動画を一台のパソコンに保存し、投影機一台で、簡単に立体視が可能となる立体投影アダプターを提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、第一発明は、一個のスプリッター、二枚の表面鏡、および二枚の偏光フィルターを部品とし、一台の投影機のみで簡単に立体視できることを特徴とする立体投影アダプターである。
また、第二発明は、部品として使用されている二枚の表面鏡が、それぞれの表面鏡に付随しているボルトの回転によるボルトの先端の僅かな動きを利用し、左右の表面鏡の角度を左右個別に微調整可能にしたことを特徴とする立体投影アダプターである。
また、第二発明は、部品として使用されている二枚の表面鏡が、それぞれの表面鏡に付随しているボルトの回転によるボルトの先端の僅かな動きを利用し、左右の表面鏡の角度を左右個別に微調整可能にしたことを特徴とする立体投影アダプターである。
また、第三発明は、二枚の偏光フィルターを襖のようにスライド式とし、重なった部分で光が遮断されることを利用する。二枚の偏光フィルターの位置を微調整することで、左右の必要な画像のみを透過させることを特徴とする立体投影アダプターである。
第一発明によって、一台のパソコンと一台の投影機のみで、簡単に立体視が可能になる。
第二発明によって、二枚の表面鏡は、ボルトの回転によって、表面鏡の角度を左右個別に微調整でき、左右の画像の枠を、シルバースクリーン上で正確に重ね合わせられる。
第二発明によって、二枚の表面鏡は、ボルトの回転によって、表面鏡の角度を左右個別に微調整でき、左右の画像の枠を、シルバースクリーン上で正確に重ね合わせられる。
第三発明によって、二まいの偏光フィルターの位置を微調整することで、左右の必要な画像のみを透過させ、シルバースクリーンに投影できる。
この発明の一実施形態を、図1に示す。
立体投影アダプター1を投影機2の鏡筒に取付ける。パソコン3に保存されている左右の動画をシルバースクリーン4に投影し、偏光メガネ5をかけて見ると、画像を立体視できる。
立体投影アダプターの平面図を図2に示す。
立体投影アダプター1を投影機2の鏡筒に取付ける。パソコン3に保存されている左右の動画をシルバースクリーン4に投影し、偏光メガネ5をかけて見ると、画像を立体視できる。
立体投影アダプターの平面図を図2に示す。
円筒1を、投影機の鏡筒12に被せることで、立体投影アダプターを投影機本体へ取付けることができる。もし、投影機の機種を変更することがあり、鏡筒の直径が変われば、立体投影アダプターの円筒も、その直径に見合うものを準備し取り替える。立体投影アダプターの円筒部分は左右二個のクリップ2、3で容易に脱着できる。
投影機から出る光線を、スプリッター4で左右に分離し、その光線を左右の表面鏡5、6で反射させ、スクリーン上に左右の画像を投影する。光線は破線7で描き、矢印で進行方向を示す。左右の表面鏡に付随しているボルト8、9で表面鏡の角度を微調整し、シルバースクリーン上に投影された左右の画像の枠を重ね合わせる。
左右の表面鏡5、6で反射した光線は、立体投影アダプターの前面にある左右二枚の偏光フィルター10、11を通過し、偏光になる。
左右の表面鏡5、6で反射した光線は、立体投影アダプターの前面にある左右二枚の偏光フィルター10、11を通過し、偏光になる。
二枚の偏光フィルターは襖のようにスライド式で可動とし、中央で一部分が重なるようにしてある。
立体投影アダプターの斜視図を図3に示す。
次に、図4に左右二枚の偏光フィルターの正面図を示す。
左画像用偏光フィルター1と右画像用偏光フィルター2の偏光軸は互いに直交しているため、重なった部分3では、全ての光線が遮断される。
立体投影アダプターの斜視図を図3に示す。
次に、図4に左右二枚の偏光フィルターの正面図を示す。
左画像用偏光フィルター1と右画像用偏光フィルター2の偏光軸は互いに直交しているため、重なった部分3では、全ての光線が遮断される。
次に、スプリッターで分離された光線、よってこれを左右の表面鏡で反射した光線の中に含まれる画像について、例として、被写体が一個の立方体である場合を図5に示す。
左右の表面鏡で反射された左右それぞれの光線の中には、パソコンに保存されている画像の中央で分割された左右の画像だけでなく、左側には左の画像の全て1と、右の画像の一部2が、また、右側には右の画像の全て3と、左の画像の一部4が含まれている。ここで光線は、図が描かれている面を垂直に、表から裏へ進むものとする。
左右の表面鏡で反射された左右それぞれの光線の中には、パソコンに保存されている画像の中央で分割された左右の画像だけでなく、左側には左の画像の全て1と、右の画像の一部2が、また、右側には右の画像の全て3と、左の画像の一部4が含まれている。ここで光線は、図が描かれている面を垂直に、表から裏へ進むものとする。
よって、二枚の偏光フィルターの位置を調節し、余分な右の画像の一部と、左の画像の一部を、二枚の偏光フィルターの重なった部分で遮断し、必要な左の画像の全てと右の画像の全てをシルバースクリーンに投影する。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、立体投影アダプターを使用することで、一台のパソコンと一台の投影機のみで、簡単に動画を立体視できる。
また、ボルトの回転によって、表面鏡の角度を左右個別に微調整し、左右の画像の枠を、シルバースクリーン上で正確に重ね合わせることができる。
この実施形態によれば、立体投影アダプターを使用することで、一台のパソコンと一台の投影機のみで、簡単に動画を立体視できる。
また、ボルトの回転によって、表面鏡の角度を左右個別に微調整し、左右の画像の枠を、シルバースクリーン上で正確に重ね合わせることができる。
また、二枚の偏光フィルターの位置を微調整することで、左右の不必要な画像を遮断し、必要な画像のみを透過させることができる。
すなわち、二枚の表面鏡の角度と、二枚の偏光フィルターの位置を微調整することで、シルバースクリーン上に最適の画像を投影できる。
すなわち、二枚の表面鏡の角度と、二枚の偏光フィルターの位置を微調整することで、シルバースクリーン上に最適の画像を投影できる。
図1
1 立体投影アダプター
2 投影機
3 パソコン
4 シルバースクリーン
5 偏光メガネ
1 立体投影アダプター
2 投影機
3 パソコン
4 シルバースクリーン
5 偏光メガネ
図2
1 円筒
2 左クリップ
3 右クリップ
4 スプリッター
5 左画像用表面鏡
1 円筒
2 左クリップ
3 右クリップ
4 スプリッター
5 左画像用表面鏡
6 右画像用表面鏡
7 光線
8 左ボルト
9 右ボルト
10 左画像用偏光フィルター
11 右画像用偏光フィルター
7 光線
8 左ボルト
9 右ボルト
10 左画像用偏光フィルター
11 右画像用偏光フィルター
12 投影機の鏡筒
図3
1 円筒
2 左クリップ
3 左画像用表面鏡
4 左ボルト
図3
1 円筒
2 左クリップ
3 左画像用表面鏡
4 左ボルト
5 左画像用偏光フィルター
6 右画像用偏光フィルター
図4
1 左画像用偏光フィルター
2 右画像用偏光フィルター
3 重なった部分
6 右画像用偏光フィルター
図4
1 左画像用偏光フィルター
2 右画像用偏光フィルター
3 重なった部分
図5
1 左の画像の全て
2 右の画像の一部
3 右の画像の全て
4 左の画像の一部
1 左の画像の全て
2 右の画像の一部
3 右の画像の全て
4 左の画像の一部
図6
1 左画像用パソコン
2 右画像用パソコン
3 パソコン接続用ハブ
4 左画像用投影機
5 右画像用投影機
1 左画像用パソコン
2 右画像用パソコン
3 パソコン接続用ハブ
4 左画像用投影機
5 右画像用投影機
6 左画像用偏光フィルター
7 右画像用偏光フィルター
8 シルバースクリーン
9 偏光メガネ
7 右画像用偏光フィルター
8 シルバースクリーン
9 偏光メガネ
Claims (3)
- 一個のスプリッター、二枚の表面鏡、および二枚の偏光フィルターを部品とし、一台の投影機のみで立体視を可能にしたことを特徴とする立体投影アダプター。
- 前記二枚の表面鏡は、それぞれの表面鏡に付随しているボルトの回転によるボルトの先端の僅かな動きを利用し、左右の表面鏡の角度を左右個別に微調整可能にしたことを特徴とする請求項1記載の立体投影アダプター。
- 前記二枚の偏光フィルターは、左右の表面鏡で反射された光線を透過させ、偏光にする。そして、この偏光フィルターを襖のようにスライド式で可動とし、重なった部分で光が遮断されることを利用する。すなわち、二枚の偏光フィルターの位置を微調整することで、左右の不必要な画像を遮断し、必要な画像のみを透過させることを特徴とする請求項1記載の立体投影アダプター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007056323A JP2008191629A (ja) | 2007-02-05 | 2007-02-05 | 立体投影アダプター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007056323A JP2008191629A (ja) | 2007-02-05 | 2007-02-05 | 立体投影アダプター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008191629A true JP2008191629A (ja) | 2008-08-21 |
Family
ID=39751745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007056323A Pending JP2008191629A (ja) | 2007-02-05 | 2007-02-05 | 立体投影アダプター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008191629A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2485902A (en) * | 2010-11-29 | 2012-05-30 | Hae-Yong Choi | Stereoscopic projection adapter |
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JP2022043662A (ja) * | 2020-09-04 | 2022-03-16 | 株式会社ライトショー・テクノロジー | 投射型表示装置 |
-
2007
- 2007-02-05 JP JP2007056323A patent/JP2008191629A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7086149B2 (ja) | 2020-09-04 | 2022-06-17 | 株式会社ライトショー・テクノロジー | 投射型表示装置 |
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